引き寄せの「手放す」とは何をすればいいのか?

花

 

手放すとは…つまり何なの?

 

今回は、引き寄せの「手放す」についてです。

手放すとうまくいく、願いが叶うと言われたりしますが、

「手放すとは何を?どうやって?何をすれば手放したことになるんだ?

なんで手放すことでうまくいくようになるんだ?

結局何なのかがよくわからん…」

と不思議に思っている方もいるのではないかと思いますので、詳しくお話していきます。

 

 

手放すとは、抵抗をやめること

 

私の場合は何かがうまくいってほしいとき、叶ってほしいときには、

「起きることに抵抗しない」

ということを心がけています。

そしてこの「抵抗しない」というのと「手放す」というのは、同じことなのではないかなと思っています。

 

 

願いが叶ってほしいとき、人はついつい、

「これこれこういうふうに叶ってほしい」

「いついつまでに叶ってほしい」

と、叶う方法や期間にこだわりがちです。

それも無理のないことなのですが、このように方法や期間を限定すると、

「どんな方法で叶ってもいいよ、いつ叶ってもいいよ」

という状態に比べると、制限が多いため叶いづらくなります。

 

 

ここで、

「いやいやいや、逆じゃない?

どんな方法で叶ってもいいなんて思ったら、すごく嫌な方法で叶うかもしれないじゃん。

いつ叶ってもいいなんて思ったせいで、ものすっごく叶うのが遅くなるかもしれないじゃん。

やっぱり良い方法で早めに叶ってほしいし、どんな方法でもいいとか投げ出さないほうがいいんじゃない?」

という気持ちが湧いた方もいるかもしれません。

おっしゃるとおり、誰だって良い方法で早めに叶ってほしいものですよね。

そして元より、願いというのはその人にとって一番良い方法で一番早く叶うようにできています。

自分で気づいていないだけで、自分の潜在意識はいつどうやって叶うのがベストかを知っています。

なので「なんでもいいよ」と自分の潜在意識を信じて任せておけば、それが一番良いようになります。

 

 

…ですが、これはなかなか顕在意識では納得しがたいことです。

「潜在意識が何がベストかを知っている?

そんなの、証拠もないのに信じられない…。

自分でしっかり方法やタイミングを管理したほうが叶いやすいはずよ!」

といった疑いが出てきて、ハラハラドキドキと現実を見張ってしまいます。

そして現実に何か変化があると、

「むっ、こういうふうに現実が動くのは叶わないからじゃないのか!?

悪いほうに動いているっぽい、なんとかしないと!!」

と頑張って現実を変えようとするので、せっかくベストな状態で叶おうとしていた現実が変わってしまって叶わなくなります。

叶えたい身としては良かれと思って、頑張ってできることをしているのですが、かえってそれが仇になってしまうんです。

 

 

あれこれしないことが大切

 

私も昔はこうしてさんざんジッタンバッタンしたのですが、薄々、

「もしかして、私がジタバタするせいで叶わないのかもしれない…。

そうだ、引き寄せではお任せしましょうとか言われるじゃないか。

怖いけどそうしてみよう…」

と思い、そこから思い切って、

「私は何が起きてもジタバタしない。ここから先は抵抗しない」

と決めて過ごしたことがありました。

もちろん最初は怖いし、現実に変化があると「どうなるんだ!?」とヒヤヒヤして身体に力が入ったりします。

そういう時は意識的に力を抜いて、

「抵抗しない、抵抗しない…」

と頭の中で繰り返すようにしていました。

 

 

これをしていると徐々に、

「そうだ、放っておけば良いようになるさ」

と思えてきましたし、実際、ジタバタしているときよりもすんなりと事が運ぶようになり、

「あぁ、『自分の潜在意識はどうすればいいかわかってるから任せればいい』というのは本当なんだろうな」

と思うようになりました。

 

 

引き寄せでは、

「任せる」

「委ねる」

「手放す」

「諦める」

「降参する」

「抵抗しない」

「コントロールしない」

などなどの言葉が出てきますが、これは言葉が違うだけでどれも、

「良かれと思って現実にあれこれ働きかけないように」

という意味だと思います。

私の場合は「手放す」という言葉よりも「抵抗しない」のほうがしっくりくるのですが、まったく逆に、

「手放すというのはわかるが、抵抗しないってのはなんかピンとこないな」

と感じる方もいるでしょうし、

「私は任せるという言葉が一番わかる感じがする!」

など、人によってさまざまだと思います。

人それぞれ自分に合う表現は違うとしても、いずれにせよ、

「現実で起きたことをどうこうしようとしない」

といった意味合いなので、そのように意識してみるといいかなと思います。

 

 

最初のうちは、

「願いは本人にとって一番良い方法で一番早く叶うようにできている」

ということがなかなか信じたがたいかもしれませんが、経験してしまうと、

「あぁ、本当だ。これまで叶わなくしていたのは自分だったんだな」

と腑に落ちるのではないかと思います。

 

 

こんな感じで、人はついつい叶えようと頑張って、かえってそのせいで叶わなくなってしまうことがあるのですが、引き寄せではこれを「叶わないを叶えている」なんて言ったりします。

この「叶わないを叶えている」について詳しく書いたnote記事もありますので、読んでいただけると嬉しいです↓

 

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「手放す」とは、現実で起きることに抵抗しないということ。

願いはあなたにとって、一番良い方法で一番早く叶うようにできている。

 

 

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一旦手放すと、引き寄せられてくるのはなぜ?

風船

 

一旦手放すことで、願いは叶うと言うけれど…

 

今回は「手放す」についてです。

引き寄せではよく、

「一旦手放すと、望むものがやってくる」

というふうに言われますよね。

ではなぜ、一旦手放すことで望みのものがやってくるようになるのか?

手放すとは具体的に何をすればいいのか?について、詳しくお話していきます。

 

 

一旦「仕事で成功したい」を手放すことで、仕事が成功する

 

たとえば、「仕事で成功したい」と思っているAさんがいるとします。

本人は、

「もっと仕事の人脈を増やせば、きっと成功する!」

と思って、人脈作りに懸命になっているとします。

しかし本当は、人脈不足が原因で成功できないわけではないのかもしれません。

実は夫婦の間でしっかりと信頼関係が結べておらず、

そのストレスが仕事にまで響いてきていて成功できないのだ…というふうに、

仕事がうまくいかない原因が、仕事以外のところに潜んでいる場合もあります。

 

 

なので、一旦「成功!人脈!」という気持ちを手放す。

人脈作りに使っていた時間を、思い切って趣味に使ったり、友人と会ったり、夫婦で過ごすことに使ってみる。

すると、

「久々に夫婦で出かけてみたら…なんだろう、このなんともいえない充実感は?

…あぁそうか、問題の本当の原因ってここだったのか…」

といった気づきがあり、そこから夫婦関係の改善がなされ、仕事仕事と必死になっていたときよりも、かえって仕事がうまくいくようになったりします。

あと、

「久々に趣味に没頭したおかげで、思考が前向きになった」

「自分とは違う考え方の友達と話したおかげで、斬新な仕事のアイディアが出た」

なんてこともあるかもしれませんね(*´ω`)

一旦手放すと望むものがやってくる理由は、このように、

「これまで気づかなかったことに気づいたり、改善したりすることができるようになるから」

です。

 

 

人は物事がうまくいかないとき、手放すどころかますます必死になってしまいがちです。

Aさんならばつい、

「なんで仕事がうまくいかないんだ、もっと、もっと人脈を…!」

と家庭をすっぽかして人脈作りに出かけ、かえって根本の問題を根深いものにしてしまうかもしれません。

自分では良かれと思ってやっていることが、まったくの逆効果になってしまうこともあります。

今現在、叶えたいと強く思っていることがあるにも関わらずうまくいかない…という方は、一旦はそれを手放すように心がけてみてください。

 

 

あくまでも「一旦手放す」だけ、叶えたいと思っていい

 

手放しなさいと聞いて、

「手放すなんて…そんなのできないよ。

だって叶えたいと思わなくなったら、叶わなくなってしまうじゃないか」

と思う方も多いのですが、決して、

「もう二度と叶えたいと思うな」

などということが言いたいわけではありません。

願いは叶えたいと思っていて、もちろん構いません。

Aさんが「仕事での成功を諦めて生きていかねばならない」なんてことはありませんよね。

当然、仕事をうまくいかせたいと望んでいいです。

 

 

しかし本当にうまくいかせたいのならば、だからこそ一旦自分のしていることから距離を取り、

「自分の視野が狭くなっていないか?」

「効率の悪いやり方にこだわっていないか?」

「改善点を見逃してはいないか?」

などを知ろうとすることが大切ですし、これは仕事ではなくどのような場合にでも言えることだと思います。

 

 

「手放す」と言われると「諦めろ」と言われてるような気になる…という方は、

「一旦、ちょっと休憩もしてみましょう」

「少し自分のやっていることから離れてみると、気づくことがあるんじゃないですか?」

と言っているだけなのだ、ととらえてみてください。

それなら「確かにそうかも」と思えるかもしれません(*´ω`)

 

 

それで、「一旦手放す」ってどうすればいいの?

 

「そうか、それで…『一旦手放す』って何をすればいいのかな?」

と思った方もいるかもしれませんが、私のおすすめとしては、

 

①「叶えることとは全然関係がない」と思っていることをやってみる。

②「叶えるために、絶対にこれはやめるわけにはいかない」と思っていることをやめてみる。

 

この2つをやってみてはどうかな?と思います。

案外、

「そんなの願いを叶えることと無関係じゃん、わざわざ取り組まなくても…」

というようなところに叶えるチャンスが潜んでいたり、

「これをやめたら絶対に叶わなくなる!」

というものが、実は叶えることを大きく阻害していた…なんてこともあったりします。

そんなことあるはずないと思わず、ぜひ一旦「もしかしてそういうこともあるかも?」と思ってやってみてください(*^^)v

 

 

「手放す」とは「叶えたいと思うな」という意味ではありません。

「叶えたいと思っていいけれど、ときには休憩もしてみましょう」

くらいの意味だと思ってください。

 

 

「手放す、期待しない、執着しない」

「こうなったらいいな~程度に、軽く思っているほうが叶う」

そう言われることが多い引き寄せですが、

「いや、こうなったらいいな~程度の気持ちで叶うの?

叶えたいなら、強く願うほうがいいんじゃないの?」

という疑問がある方は、以下の記事もぜひどうぞ↓

こうなったらいいなor強い確信、潜在意識はどっちを叶える?

 

 

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潜在意識の話の「手放す」って、どうやるの?

手

 

潜在意識の話によく登場する「執着を手放す」

 

今回は「手放す」についてです。

潜在意識の話ではよく、

「執着を手放しましょう」

という言葉が出てきますよね。

何かに対して「こうなはずだ!」といったこだわりがあると、

潜在意識がそのこだわりに囚われてうまく動けなくなる…という理由から、手放すようにとよくすすめられます。

しかしそう聞くと中には、

「手放すって…どうやればできるんだ…?」

と思う方もいらっしゃるかと思いますので、ここについて詳しくお話していきます。

 

 

①潜在意識下の前提を壊すと、手放すことができる

 

手放すためにはどうすればいいか?

これは、

 

①手段や過程は一つしかないという前提を疑う

②目先の物質的なこと(どうなりたいか)よりも、その先に求めているもの(どうありたいか)に目を向ける

 

この2つを試してみてください。

 

 

たとえば「広い家に住みたいな」という願望があったとします。

広い家に住むための手段というのはいろいろとありますし、いろいろな手段があるということは、潜在意識下ではわかっています。

しかし、顕在意識は潜在意識ほど発想豊かではないため、

「広い家に住むためには…今の会社で出世する!それ以外に手段はない!」

…というふうに、手段がひとつしかないような気がしてしまい、出世にとてもこだわってしまうこともよくあります。

そう思っているときに、

「さぁ、その出世へのこだわりを手放すのです~」

とか言われても、

「願望を叶えるための唯一無二の手段を、手放すだとー!?

手放して捨ててしまったら、願望が叶わなくなるじゃないか!!」

という気になりますので、なかなか手放すのは難しいですね。

 

 

しかし先ほども言ったとおり、叶えるための手段というのは実はいろいろあって、潜在意識はちゃんとそれをわかっています。

そもそもの、

「これが叶えるための、唯一無二の手段!」

という前提が間違っていますので、この前提を疑うといいですね。

「もしかして、手段はこの一つではないのかもしれない」

と意識してみてください。

そう意識すると潜在意識のほうも、願いを叶えるためのほかの手段を探しやすくなります。

 

 

②「あり方」を意識し、物質的なこだわりを手放す

 

中には、

「前提を疑いましょう、手段はその一つではないかもしれませんよ~」

と言われても、

「いや、絶対の絶対にこの一つだわ!!!」

という気持ちが強く湧いてきて困っちゃう…という方もいるかもしれません。

そういうときには、

「自分はどうありたいか」

ということも、意識してみてください。

 

 

先日、別の記事に書いたこととちょっとかぶっちゃうのですが、

「物質的にどうなりたいか(広い家に住みたいetc.)」

ということは、

「精神的にどうありたいか(幸せになりたいetc.)」

を叶える手段でしかありません。

 

①人がもっとも大切にし、求めているのは「どうあるか(精神的なもの)」

②その「どうあるか」を叶えるための手段として「どうなるか(物質的なもの)」がいろいろとある。

③その「どうなるか」を叶えるための手段は、さらにいろいろとある。

 

↑今は、このいろいろあるうちのどれかに特にこだわってしまい、手放すことができない状態ですね。

こだわりというのは、「①どうありたいか」への意識が薄いほど強くなりやすいです。

意識が強く向いている②と③は目先のこと・物質的なことですが、

人間は目先のことや目に見えるものしか見ていないと、どうしても視野が狭くなってしまい、

「これ以外思いつかない、もうこれしかない」

と思いがちです。

 

 

しかし「①どうありたいか(幸せになる)」に目を向けると、より視野が広がります。

「広い家に住むためには、絶対に出世しかない…!」

↑これってなんとなく自然に思えて疑いにくいのですが、

「幸せになるためには、絶対に出世しかない…!」

「幸せになるためには、絶対に広い家に住む以外にない!!」

だと、ちょっと違和感を覚えませんか?

「なんかわからんけど、それ以外にもありそうやんけ」

みたいな感じがしますよね。

こうして前提を疑いやすくなり、こだわりを手放すのが容易になります。

そうしてこだわりを手放すことで、「出世→家」というルートよりももっと良いルートがあれば、潜在意識がその別のルートを取ってくれます。

(いろいろな手段を考えたうえで、潜在意識が結局「出世→家がベストやん」と判断し、そうなる場合もあります)

 

 

「出世、広い家、幸せ」という3つは、いま私がパッと思いついただけの例ですので、

この3つ以外のどのような場合でも、前提を疑い、あり方に目を向けてみてくださいね(*´ω`*)

 

 

執着を手放すには、

①手段や過程は一つしかないという前提を疑う。

②目先の物質的なこと(どうなりたいか)よりも、その先に求めているもの(どうありたいか)に目を向ける。

これにより潜在意識が、よりスムーズに動きやすくなります。

 

 

「どうなりたいか」と「どうありたいか」について、より詳しく書いた記事はこちらです↓

潜在意識は「どうありたいか」をはっきりさせると動き出す

 

 

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