嫌だけど、どうしてもやらないといけないときは?

花

 

どういうマインドでいるのか?

 

今回は、いただいたご質問への回答です。

引き寄せと関係があるかはわからないのですが、

「けっこう嫌だけど、どうしてもやらないといけないんだよな〜」

という事が生きてると何かしらあると思うのですが、真さんの場合ですと「どういうマインドでそれに向かっているか」というのを参考までにお聞きしたいです。

「やらないよりはマシ」と思って渋々やっています。

 

「いや渋々なんかーい!なんかもっと良いマインドでやってないんかい!」

と思われそうなのですが、これについて詳しくお話していきます。

 

 

確かに、生きていると「嫌だけどどうしてもやらないといけないこと」ってありますよね。

「今日は仕事でどうしても○○しないといけない」

とか、もっと簡単なことだと、

「嫌だけど、歯磨きはしなきゃいけないよな~」

とかとか…。

こういうとき私はまずしっかりと、

 

「は~~~~、嫌だな~~~~面倒くせ~~~~~~~。

あー、やりたくないわ~~~~」

 

と思うようにしています。

誰に何と言われようと嫌なものは嫌!!( ゚Д゚)b

 

 

中には、

「え、もっと前向きに考えないの!?

引き寄せだと前向きさって重要じゃん。

ほら、たとえば『歯磨きすると歯が綺麗になるからやろう!』とかさぁ…」

と思った方もいるかもしれません。

もちろん前向きに考えるというのも大切なことなのですが、私はそれ以上に大切なのは、

「自分の素直な感情を否定しない」

ということだと思います。

無理に前向きに考えて自分の「嫌だ」という気持ちを押し込めても、それでやる気が出るのかというと、かえって嫌だという気持ちが強くなってしまいます。

みなさんも、

「もっと前向きに考えなきゃ、ポジティブでいなきゃ!」

と無理に思おうとして、余計に辛くなったという経験があるのではないでしょうか?

なので、まずは嫌なものは嫌だと認める。

そうしてしっかり自分の気持ちを認めると、

「まぁでも、歯磨きすれば歯が綺麗になるしね、やるか~」

と、自然とやろうという気持ちになってくることも多いです。

(※歯磨きはあくまで例なので、他のことでもそうです)

 

 

ときにはそれでもやろうという気持ちにならないこともありますが、そういうときは自分に対して、

「やらないと自分を嫌いになっちゃうけど、それでもいい?」

と問いかけをすることが多いです。

私にとって何よりも嫌なのは「自分を嫌いになること」です。

仕事で○○しなきゃいけない嫌さ、歯磨きしなきゃいけない嫌さなどより、自分を嫌いになってしまうことのほうがもっと嫌です。

なので、

「自分を嫌いになるくらいなら、○○をしたほうがまだマシだ。

やる前の今は確かに嫌だけど、どうせやったあとは『やってよかった』って思うんだし、やるか~」

という感じで取り組みます。

意気揚々と取り組んでいるわけではなくて、

「嫌だけど、やらないよりやるほうがマシだからやる」

くらいの、わりと渋々やるようなスタンスです。

 

 

質問者さまがそうなのかはわからないですが、引き寄せをやっている方の中には、

「物事には前向きなマインドで取り組まねばならない」

「嫌なことも楽しまねばならない、嫌々やってはいけない」

と思っている方も多いように思います。

けれど、そうして無理に前向きでいようとすると、さきほど言ったようにかえって辛くなってしまいます。

「なぜ楽しいと思えないんだろう?」

「楽しめない私はダメな人間だ」

といった悩みにも繋がります。

そもそも嫌なことをやるのだから嫌だと思うのが当然のこと、楽しいと思えないのが人として真っ当な反応なのですから、その自分の真っ当な反応を否定する必要はない、渋々やっていいのだと思っています。

 

 

ふと思い出しましたが、宮崎駿監督のドキュメンタリー番組を見たことのある方はいらっしゃるでしょうか?

彼は仕事中に何度も何度も、

「面倒くさいなぁ。まことに面倒くさいよね。あー面倒くさい」

と口にしていて、見てびっくりした方もいるんじゃないかと思います。

で、今思いついたんですが、私のこの渋々やってるスタンスのことを「宮崎駿マインド」と呼べば急にかっこよくなるんじゃないですかね!?

ということで私はいつも宮崎駿マインドでやっています!

いい感じの締めになった!Σd(°°d)

 

 

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自分を嫌いになるよりはマシだから、やる。

 

 

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「引き寄せたいけどポジティブになれない」というときは?

花

 

ポジティブでいましょう≠ネガティブになってはいけない

 

今回は「ポジティブでいましょう≠ネガティブになってはいけない」についてです。

こちらも以前に引き寄せで大切なことは「分ける」ことという記事で触れたことなのですが、やはり、

「え?ポジティブでいましょうって、ネガティブになっちゃいけない、悲しいとか辛いとか思って落ち込んじゃいけないってことじゃないの?」

と思った方もいるかもしれませんので、詳しくお話していきます。

 

 

ネガティブな感情は悪ではない

 

引き寄せでは確かによく「ポジティブでいましょう」と言われますよね。

こう聞くとつい、

「つまり、嬉しい・楽しい・幸せなどのポジティブな感情だけを感じるようにして、悲しい・悔しい・怖いなどのネガティブな感情は感じないようにしなきゃいけないんだな」

と思うのも無理はないかもしれません。

ただ、私は「ポジティブ」というのは、

「悲しい・悔しい・怖いなどのネガティブな感情を感じない状態」

ということではなく、

「ネガティブな感情を活用できる状態」

のことだと思います。

 

 

多くの方が「ポジティブ感情は善で、ネガティブ感情は悪」という捉え方をしていますが、感情に善悪はありません。

たとえば悲しいという感情、それを感じるからこそ「もう同じことは繰り返すまい」と思えます。

悔しいと感じるからこそ「もっとこうなろう」と思えます。

怖いと感じるからこそ「ではそうならないためにはどうすればいいだろう?」と思えます。

このようにネガティブな感情には、

「これ以上悪くなることを避け、より良い状態に導く」

という大事な役割があり、決して悪いものではありません。

 

 

ネガティブ感情は、認めるとポジティブ感情に転化する

 

ここまでを読んで、

「まぁ、世の中には確かにそうやって、悔しいという感情をバネにして『もっとこうなろう!』と思えるような前向きな人もいるよね。

そういう人はそれでいいかもしれないけど、私はそうじゃない。

そんなふうにうまいこと、ネガティブな感情を活用していくなんてできない」

と思った方もいるかもしれませんが、うまくネガティブな感情を活用できないのは、

「ネガティブな感情をちゃんと感じていないから」

です。

 

 

ネガティブな感情には、

「しっかり感じると消える、感じていないうちは続く」

という性質があります。

悔しいと感じたとき、しっかりと「私は悔しい!」と自分の感情を認めて感じきると、その悔しさは弱まって消えていき、

「ここで終わってたまるか、もっと成長するぞ」

といったポジティブな感情へと転化されます。

 

 

しかし人はつい、別に悔しくなんかないもんと「抑え込むこと」に意識を向けたり、

こうなったのはあいつのせいだと「他責すること」に意識を向けたり、

悔しいと感じる私はダメな人間だと「自責すること」に意識を向けたりしがちです。

そうして悔しさよりも別のことに意識を向けている間、悔しさはずっとくすぶり続け、消えることはありません。

消えないので、引き続きつい別のこと(抑え込むこと等)に意識を向けます。

別のことに意識を向けるので、引き続き悔しさは消えません。

 

↑この図のような悪循環を起こしている方がたくさんいるなと感じます。

私は悔しさや悲しみなどのネガティブな感情よりも、このような悪循環を続けている状態のほうがよほどネガティブだと思います。

引き寄せの「ポジティブでいましょう」とは、単に嬉しい楽しいなどのポジティブな感情を感じていましょうということではなく、

「しっかりとネガティブな感情を感じ、昇華させ、ポジティブな感情へと転化させられる状態になりましょう(ネガティブな感情も活用できる状態になりましょう)」

という意味だと思います。

 

 

誰だろうと、ネガティブな感情は活用できる

 

「ネガティブな感情をバネにできるような人は、もともとそういう人。私はそうじゃない」

と思いがちですが、どのような人間であろうと、

「ネガティブな感情はしっかり感じると消える、感じていないうちは続く」

という点は同じです。

「もともとそういう人か否か」ではなく「ネガティブな感情をちゃんと感じているか否か」の違いです。

しっかり感じるようにすれば、誰でもネガティブな感情をバネとして活用することはできるようになります。

 

 

おそらく引き寄せに取り組んでいて「ポジティブになれない」と悩んでいる方は、

「ポジティブな感情は善、ネガティブな感情は悪だ」

「ポジティブな感情だけを感じようと努力しているのに、ネガティブな感情を感じてしまう」

というふうに悩んでいると思います。

しかし、先にも書きましたがネガティブな感情には、

「これ以上悪くなることを避け、より良い状態に導く」

という大事な役割があります。

悪だから感じてはいけないなどということは決してなく、むしろしっかりと感じるようにしてください。

そうすれば、悪循環を繰り返していたときよりずっとうまくいくようになります。

 

 

ポジティブ感情・ネガティブ感情については、無料動画でさらに詳しくお話しています。

他にもいろいろと引き寄せについて解説していますので、ご覧になっていただけると嬉しいです。

動画へはこちらからどうぞ↓

 

 

ネガティブな感情は悪ではない。

より良い状態へと導いてくれているので、うまく活用する。

 

 

関連記事です↓

☆引き寄せで大切なことは「分ける」こと☆

 

 

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・アファメーションを中心としたもの

・なる式を中心としたもの

メソッドには良い悪いはありませんので、ご自分に合っているほうをお選びください。

個人的には、不安や恐怖に苛まれやすい方にはアファメーションが、ある程度前向きな気持ちが強い方にはなる式が合っていると思います。

参考になれば幸いです。

 

 

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潜在意識の力で人間関係も改善できる。まずは自分の「この思考」に気づいて。

 

薔薇

 

人間関係の改善のため、まずは自分の「思考の癖」に気づく

 

今回は人間関係についてです。

潜在意識の力を使えば人間関係を改善できる!

ポジティブな思考をすればうまくいく!

と、引き寄せではよく言われますよね。

それで、

「職場の人間関係が改善される、されると信じよう…!」

「前向きに思考するんだ、ポジティブに考えるぞー!」

と頑張ってるのに、なぜかうまくいかない…という方もいると思います。

そんな方に、

「ただポジティブポジティブ!って考えようとするんじゃなくって、

こういうふうに考えると人間関係が改善されるんじゃない?」

というお話です。

 

 

突然ですが人間って、ときに錯覚したり思い込んじゃったり、

「こういうときにはついこう思っちゃう」という思考の癖ってありますよね。

で、人間の思考の癖の一つに「行為者-観察者バイアス」というものがあるのですが、これは、

「自分の行動は外的なことに要因があると思うのに、

他人の行動は内的なことに要因があると思うこと」

を言います。

 

 

具体的に言うと…そうだな、あなたがイライラしているとします。

このとき、

「上司の機嫌が悪いせいでこっちまでイライラする!」

「あー、朝っぱらからひどい雨に打たれたせいでイライラする!」

とか思うこと、ありませんか?

これは「上司・天候」という自分以外のもの…外的なものに要因があって、

その影響を受けて私はイライラしているのだ、ということですね。

 

 

でもでも、他人がイライラしているところを見るとどう思うでしょう?

「あの人、雨に打たれちゃったせいでついイライラしちゃってるのかな?」

と思いますか?

それよりはとっさに、

「あの人、なにイライラしてるのかしら、怒りっぽい性格ねえ…」

なんて思ったりしませんか?

これはその人が、天候とかそういう外的なものの影響を受けてイライラしてるんじゃなく、

その人の性格…内的なものが原因でイライラしているんだ、ということですよね。

 

 

「あっ…!」

って思ったのではないでしょうか?

そう、

「自分がイライラするのは自分以外のもののせいだけど、他人がイライラするのはその人本人のせい」

ってことです。

うう~ん、これだとなんだか都合がいい考え方ですよね(;^ω^)

人ってこうして気づかないうちに、自分に優しく他人に厳しくなっちゃいます。

 

 

「悪い人間関係」ではなく「自分の思考の癖」を改善しようとしてみて

 

あなたがAさんを見て、

「もう、あの人すぐ怒る性格で嫌になる…Aさん(外的要因)のせいでイライラする!」

と思っているとき、Aさんもまたあなたを見て、

「あー、あの人なんか怒ってる…見てるとあの人のせいでこっちまでイライラする…」

とか、まーったく同じことを考えているかもしれないです。

うーん、これってどっちのせいで人間関係が悪いんでしょう?

どっちが改善すべきでしょうか?

 

 

…というと、別にどっちが悪いとかいう話でもないですよね。

互いに同じ思考の癖が出ちゃった、というだけです。

どちらかが先に、

「人ってそういうふうにすぐ考えちゃうものなんだな~」

ということに気づけばいいだけの話じゃないでしょうか。

そうわかってさえいればAさんがイライラしているときに、

「もう、嫌な性格……おっと、そうじゃなくって、なにか外的な要因があったせいでイライラしてるのかな?」

と考えることができるようになったり、

「くそう、Aさんのせいで(外的要因で)こんな目に遭った!」

とかいうときにも、

「待て待て、人ってすぐに外的なことが要因だと思っちゃうものだったな。

本当にAさんのせい?内的な要因ってなかったのかな?」

と思えれば、自分以外のもののせいだ!と思っているときよりも腹も立たないし、今後の行動も改善できますよね。

 

 

どうでしょう、

「ポジティブに考えれば潜在意識が人間関係を改善してくれる!」

ってやみくもに前向きに考えようとするよりも、

「人間の潜在意識ってとっさに、

『自分のときは自分以外のもののせい・他人のときはその人本人のせい』

と思考するようにできてるのかあ…。

それ、いままでは気づいてなかったからどうしようもなかったけど、気づいたからには改善していけるぞ!」

って考えたほうが、よっぽど前向きだし、人間関係が改善されるのは早いと思いませんか?

 

 

「悪い人間関係」というものが私の周りにあるせいで、その悪い外的なもののせいで私は悩んでいる…と考えるのではなく、

「自分の考え方の癖という内的なものに要因があるのでは?

それに気づき直せば人間関係が改善されるのでは?」

と考えてみてください。

引き寄せではよく、

「物事の原因は外側にはない」

「現実(自分の外側)を変えようとするのではなく、自分の思考を変えろ」

と言われますがそれはこういう意味であって、無理やりなポジティブ思考をすれば改善されますという意味ではないですよー。

 

 

「自分の場合は自分以外のものに原因があり、他人の場合はその人本人に原因がある」

人はそのように思考する癖があるのだ、と意識して過ごしてみて。

 

 

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現実を変える方法はこれ。現実を変えようとするのではなく、自分の思考を変える。

 

天の川

 

現実を変える方法を知りたいあなたに、まずこの寓話を

 

突然ですが、ひとつ寓話を紹介します。

いきなりなんやねんと思われそうですが、ままま、そう言わずどうぞ~。

 

 

寓話「オアシスの老人」

 

オアシスに、一人の老人が座っていました。

そのオアシスは、大きな二つの街に挟まれた場所にあります。

 

 

街に行くためにオアシスを通った男が老人を見つけ、声をかけました。

「これからむこうの街に行くのですが、この先の街はどんなところなのでしょう?」

そう聞かれた老人は、男の問いには答えずにこう聞き返しました。

「今までお前さんがいた街は、どんなところだった?」

尋ねられた男は顔をしかめてこう答えました。

「ひどい街ですよ。嫌な人間が多いし、汚い場所だし…。

だから向こうの街に行ってみようと思っているんです」

その答えを聞いた老人は、こう言いました。

「お前さんがそう思っているのなら、この向こうの街も、嫌な人間が多くて汚い街だろう」

 

 

しばらくすると、さきほどの男が来た街と同じ街から、別の男がやってきました。

その男は老人に尋ねます。

「これから向こうの街に行くのですが、どんな街なのでしょう?」

老人はさきほどと同じく、その問いには答えず聞き返します。

「お前さんがいた街は、どんなところだった?」

男は笑顔でこう答えました。

「いいところですよ。親切な人が多いし、きれいなところです」

老人はその答えを聞いて、こう言いました。

「そうか。お前さんがそう思うなら、向こうの街もいいところさ。

親切な人が多くて、きれいなところだよ」

 

 

大事なのは現実ではなく、現実を見るときに抱いている思考

 

…というお話ですが、いかがでしょうか?

 

 

同じ風景を見たときに、道端に咲いている花に注目し、

「わあ、きれいな花。良いものが見れて嬉しいな」

と思う人がいます。

同じ風景を見たとき、花の近くにたまたま落ちていたゴミに注目し、

「うわ、汚ねぇな。誰が捨てたんだよ、ムカつく」

と思う人もいます。

2人の生きている場所は同じ。

2人の体験している現実は同じ。

でも、その現実を見るときの心…思考が違う。

普段から不平不満といった思考を抱えていると、

その人の潜在意識は自然と「不満に思えそうなもの」を取り入れて、気づかせてくれる。

これは潜在意識が勝手にやっていることだから、その人は自分でも気づかないうちに、ゴミのほうを見てしまう。

目の前に花があっても気づくことができない。

だから現実が嫌なものに思える。

現実が嫌なものだから不満になっているのではない。

不満という思考を抱いているから、現実の嫌な部分しか見ることができない。

 

 

不満を抱かない人も原理は同じ。

普段抱いている思考が良いものであれば、

潜在意識はその人が「良い気分でいられそうなもの」を見せてくれる。

必死になって「良い気分になれるものはなにか」と探さなくても、

潜在意識は自然と良いものに気づかせてくれる。

こちらの人は、良いものばかりを見て生きることができる。

 

 

人を見るときも同じ。

不満が潜在意識下にある人は、無意識に相手の悪い部分ばかりに注目したり、悪い解釈をしたりする。

そして「あいつは嫌な奴だ」と言う。

不満のない人は、無意識にその人の良い部分ばかりに注目したり、良い解釈をしたりする。

そして「あの人はいい人だ」と言う。

見ている側の思考の問題。

「あいつの性格が悪いから気分が悪くさせられる」のではなく、

「自分の気分が悪いから、あいつの性格が悪く見える」。

 

 

人はつい、

「現実がこうだから、私はこう思考しているのだ」

と考えます。

ゴミが落ちているから私は不快なのだ。

あの人が悪いから私は腹を立てているのだ。

でも、本当にそうでしょうか。

真逆に考えてみてください。

不快な思いを抱えているからゴミしか見ることができないのだ。

怒りを抱えているからその人が悪く見えるのだ、と。

悪い現実の前には、必ずその「悪い現実」を見るはめになるような「思考」が頭の中にある。

その思考を変えることで、現実を変える。

それが引き寄せの法則です。

 

 

現実のあとに思考があるのではなく、思考したものに見あう現実を見ることになる。

それが引き寄せの法則。

 

 

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ワクワクできない、それでOK。引き寄せ本を読んで無理に「ワクワクする方法」を探す必要はない

シャボン玉

 

昨日は、自分のやりたいことをやったほうがうまくいく、というお話でした。

やりたいことをやるってのは好き放題やるってことではなく、自分の本心に従うことなんだよ~と。

なんで本心に従うとうまくいくのかという具体的な流れについては、

この本で全部解説してあるので、もう一回おすすめしときます。

「自分の小さな『箱』から脱出する方法」↓

 


※画像クリックで詳細に飛びます 

 

で、ちょっと今日もこの「本心に従う」について話してみます。

 

 

「常にワクワクしているべきである」という思い込み

 

引き寄せではよく「いつでもワクワクしていましょう」と言いますが、

これ聞くと多くの方が、

「いつでもワクワク、ウキウキ、ハッピーのノリノリでいなきゃならんのか…」

と思います。

でもでも、ほんとのこと言っちゃいましょう。

実はあなたはいま心の底で、

「そんないつでもワクワクでいられるかい」

と思っていませんか?

それがあなたの本心ではないでしょうか?

ならば、その本心に従っていいんです。

 

 

「え、でもワクワクするのをやめていいの…?」

と思うかもしれませんが、こう考えてみてください↓

 

そうか、常にワクワクしていなきゃいけないんだ!

よーし、引き寄せでうまくいくために、どんなに辛くてもワクワクでいよう!

…ううう、でもそんなことしようとしても無理…。

くっ、しかしいつでもワクワクしてなきゃいけないんだ、頑張ろう!!

 

というのと、

 

そうか、常にワクワクしていなきゃいけないんだ!

…でも、待ってよ…そんないつでもワクワクしてられる?

あー、そんなのやだ、辛い。

そんなずーっとワクワクしなきゃ!とか考えてるより、私、今日買ってきた新刊の漫画でも読も~っと♪

 

というのだとどっちがワクワクするでしょうか。

私だったら漫画読んでるほうが絶対楽しいと思う。

これ誰しもが「私だって漫画読んでるほうが楽しいと思う」と思ったんじゃないかな。

それってつまり、

「無理に楽しい!嬉しい!とか思っていたくねーよ」

というのがあなたの本心ならば、その本心に従い、無理をするのをやめたほうが楽しい、ということですよね。

無理してワクワクしようとしないほうを選ぶということが、ワクワクするほうを選ぶということです。

 

 

引き寄せの「いつでもワクワクしていなさい」という言葉、これを、

「常にハイテンション!ハッピー☆キラッキラ~~°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°」

だと解釈せずに、

「いつでも自分の本心に素直でいていいよ」

と解釈したほうが、あーなるほど、となるし、ワクワクできるんじゃないでしょうか?

 

 

ワクワクできないときに無理をしないのがワクワクするということ

 

たぶん、あなたの心の中の流れはこんな感じじゃないでしょうか?

 

①あなたは生きていくうえで「前向きなことは素晴らしい」と教わってきた。

潜在意識はもうがっつりそう学び、あなたはそう思いたくなくてもそう思ってしまうような状態。

「前向きなのはいいことだ」という強い信念(固定観念)を持っている。

②本とかサイトとかでいつでもワクワクしていなさい、という文章を読んで、ほんの一瞬、とても小さく、

「え、いつでもワクワクしていなさいとか…ちょっと無理があるんじゃ…。

人間って辛いときも悲しいときもあるのに、いつでも笑顔でいろってこと?そんなの不自然じゃない?」

という本心がポッと出てきた。

③しかしなんせあなたは「前向きなことは素晴らしい」と植え付けられている。

「前向きでいたくない、無理がある」なんて認めると、植え付けられた固定観念と相反してしまう。

なのでつい固定観念が優先されてしまい、

「…へ、へぇ~!そうなんだ!ワクワクしているとうまくいくんだあ!」

と、自分の本心のほうを無視して「ワクワクしているとうまくいく」という言葉を受け入れた。

④しかし「…でも、本当は私は無理をしてる、こんなことやりたくない…」という本心はいくら押し殺しても消えない。

折に触れて顔を出すので、「いつでもワクワクするって苦しい…なにかがおかしい…」となる。

 

これは、

「どうしよう、どうしてこんなにワクワクしようとしてるのにワクワクできないんだろう…」

なんて自分を責めるより、

「はー、私って『前向きなのがいいことだ!』って思ってて…。

つい『いつでも前向きなんて無理!』って本心が湧いたとき、それを押し込めようとしちゃったよ。

そこから苦しくなっていったんだな~、そうだったか~!」

と思ったほうが、ずっと楽になれると思います。

 

 

必要なのは、

「どうすれば前向きになれるだろう?ワクワクする方法はなんだろう?」

と頑張って考えることではなく、

「そんなの無理じゃね?そんなの私、辛いよ。やだよ」

という、本心を認めること。

前向きなのは素晴らしいなんて「固定観念」より、

いつでも前向きなんて辛いよと思っている「自分」のことを尊重すること。

それがワクワクするほうを選ぶということ。

 

 

もう一回言います。

引き寄せの「いつでもワクワクしていなさい」という言葉を、

「常にハイテンション!ハッピー☆キラッキラ~~°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°」

だと解釈しなくっていいです。

もうこれはやめやめ、やってて楽しくないんですよね?

やってて楽しくないことしながらワクワクなんてできなくて当然。

あなたは何も間違ってないです。

「ワクワクしていなさい」は、

「あなたは周りから植え付けられた固定観念の犠牲にならなくていいんですよ」

「もう無理をして自分に嘘をつかなくてもいいよ、本心に従いなさいな」

って意味なんだ!と解釈してみてください。

絶対、こっちのほうがうまくいきます(*^^)v

ということで、まとめ。

 

 

「ワクワクしていなさい」は「自分の気持ちに素直になりなさい」という意味

 

 

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管理人:岡野 真

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