未来を決めると、潜在意識が実現する
今回は「未来を決める」についてです。
よく潜在意識のお話では、
「私はこうなるのだ、と未来を決めてしまいましょう」
「そうすると、潜在意識がその未来を実現しようとします」
と言われます。
これを聞いて、
「いや…でも、私はその『未来を決める』というのができないんだよ…。
どうすればできるようになるの?」
とか、
「先に未来を決めるなんて、なんだか変なの。
普通は現在があって、そのあとに未来じゃないの?」
と思う方へ向けて、詳しくお話していきます。
「未来を決める」ができない人はいない
まず、
「どうすれば、未来を決めることができるようになるの?」
という疑問についてですが、今もうすでにできているはずです。
仮に本当に、あなたが未来を決めることができない人間だとしたならば、
あなたには「予定を入れる」という行為ができないはずですが、そんなことはありませんよね。
「明日は7時に起きよう」
「週末に映画に行こう」
「来月は旅行に行こう」
これらすべて、未来のことについて「こうする」と決めていますし、
こうして先の予定を入れることができているのであれば、
あなたは未来を決めることができている、ということです。
あなたの潜在意識は、勝手に働いてくれている
ではあなたが、
「週末はデートだー!
よーし、デートのために今から、可愛い服を買いに行こうっと♪」
と洋服を買いに出かけたとします。
これは、
「決めた未来(デートをする)から逆算して、現在で取る行動(デート用の服を買う)を決めた」
ということですので、順序としては未来が先、現在が後ですね。
「普通は現在が先で、未来は後じゃないの?」
という方も、実は日常生活でごくごく自然に、未来を先に、現在を後にして考え行動しています。
もちろん行動しているときに、
「私は今ッ!!未来を先に決め、そこから逆算した行動を現在で取っているのだァッ!!」
とか意識したりはしないと思います。
自然に、無意識にやっていることですよね。
それはつまり、あなたの潜在意識が勝手にやっているということです。
いつもどおりに未来を決める、いつもどおりに潜在意識を使う
…という感じで、
「先に未来を決める。未来が先で現在は後なんだ」
ということを、人はごくごく自然に理解し、すでに実行しているはずです。
願いを叶えるときでも、いつもと要領は全く同じです。
先に「こうなる」と未来を決め、その未来から逆算して、現在何をするかを決める。
そのときに「やるぞォォオ!!」と意識せずとも、無意識(潜在意識)のほうが勝手にやる。
ただそれだけのこと、誰でもできるはずのことです。
誰にでもできるはずのことができなくなるのは、
「デートをするのと願いを叶えるということが、同じ要領なはずがない」
「願いを叶えるには、何か特別なことをしなければならないはずだ」
という思い込みがあるためだと思います。
あまりにも「願いを叶える」ということを、特別視してしまっているんですね。
ただいつもどおりにやればいいだけなのに、「何か特別なことをしなければいけない」と強く身構えて、
いつもどおりにやらなくなってしまうために、叶わなくなります。
「特別なことをできるようになる」
ことが大切なのではなくて、
「特別なことなどする必要はないと気づく」
ことが、大切ですよ(*´ω`*)
「先に未来を決める」ができない人はいません。
願いを叶えるということを特別視せず、いつもと同じ要領だと思ってください。
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潜在意識の話によく登場する「今しかない」
今回は「今しかない」についてです。
潜在意識のお話だとよく、今しかない…という言葉が出てくるのですが、これを聞いて、
「いや、今以外にも過去と未来があるやんけ」
「実際、私はこんなにも強く過去にとらわれているのに…その過去がないですって??」
というふうに思う方もいるのではないでしょうか?
果たして今しかないとはどういう意味なのか、詳しくお話していきます。
①潜在意識にとっては、今しかない
「今しかない」は、
①潜在意識にとっては今しかないという意味
②変えられるのは今しかないという意味
この2つの意味でよく使われている言葉です。
まずひとつめ、
「潜在意識にとっては今しかない」
とは、
「潜在意識は、過去や未来のこと、架空の出来事なども『今』起きていると認識する」
という意味です。
たとえばあなたが、感動する映画を見て思わず泣いちゃった…とします。
あなたは顕在意識上では、
「これは自分の身に今起きている出来事ではない。ただの作り話だ」
と理解していますよね。
しかし潜在意識のほうは映画を見て、
「今ここで、自分に起きていることだ」
と認識しています。
そして顕在意識と潜在意識では、潜在意識の力のほうが強いです。
なので、
「顕在意識で『これは作り話だ』とわかっていても、
潜在意識が『今、感動的な体験をしている!』と思っている力のほうが勝って、思わず涙が出てしまう」
となります。
過去や未来の場合も同様です。
何か過去にあった出来事を思い浮かべたとき、顕在意識ではもちろん、それが今起きていることではないとわかっています。
が、潜在意識は「今起きている」と認識しているため、「今」嬉しくなったり悲しくなったりします。
今しかない、などと言われるとなんだか謎めいて聞こえるかもしれませんが、
過去にあった良いことを思い出して「今」嬉しくなるとか、
未来の心配事を思い描いて「今」不安になるとかは、誰だって経験したことのある当たり前のことですよね。
実はごくごく当たり前のことしか言っていませんので、あまり難しく考える必要はないと思います(*´ω`*)
②変えられるのは、今しかない
では2つめの意味、
「変えられるのは今しかない」
についてです。
人はついつい、
「過去にこんなに辛いことがあって…その過去にとらわれてしまう」
「未来はこうなってしまうのではと思うと心配で…その未来にとらわれてしまう」
と考えます。
そして、
「この過去(または未来)を一体どうしようかしら?」
と悩んでしまいます。
しかし、過去にとらわれてしまうよーと悲しくなっているのは、いつでしょうか?
今ですよね。
今のあなたに、「過去は辛かった」という認識があるので、辛くなっています。
未来をどうしようかしら…と不安になっているのも、今ですよね。
今のあなたに、「未来は悪くなる」という認識があるので、心配になっています。
つまり、人は「過去や未来」にとらわれて苦しんでいるのではなく、
「過去や未来に対して持っている、自分の『今』の認識」
にとらわれて苦しんでいるのだ、ということです。
ならば、今の認識を変えれば苦しむこともなくなりますよね。
そのため潜在意識のお話ではよく、
「自分の認識を変えろ、認識の変更がすべてだ」
と言われます。
認識が変われば、潜在意識は必ず現実を変える
「『これまで』辛かったよ…。『これから』どうすればいいのかな…?」
↑ついこのように考えてしまいがちになるのですが、そうではなく、
「『今』持っている、これまで辛かったよ…という認識を、『今』どうすればいいのかな?」
と考えてみてください。
どれほど過去や未来をどうしようかと考えても、どちらも目の前にはないのですから、残念ながらどうすることもできません。
変えられるのは、今しかないです。
今ならば、今自分が持っている認識ならば、いくらでも変える方法があります。
アファメーション、自己観察、瞑想、なる式、完璧認定、自愛…などなど、
潜在意識のお話でよく出てくるこれらすべて、今の自分の認識を変えるのための方法ですよね。
どれかひとつだけで構いませんので、ぜひ今から取り組んでほしいと思います。
とってもとーーっても大切なことなので、どうか忘れないでくださいね。
あなたがとらわれているのは過去ではなく、未来でもなく、「今持っている認識」だということを。
そして、認識などいくらでも変えようがある、ということを。
潜在意識は、あなたの持っている認識を現実化するのがお仕事です。
あなたが今の認識を変えたならば、潜在意識が必ず現実を変えてくれますよ(*^^)v
「今しかない」の意味とは、
①潜在意識にとっては、今しかない。
②変えられるのは、今しかない。
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