当たり前のことをやると、引き寄せはうまくいく

花

 

引き寄せに「特別な何か」は必要ない

 

今回は「当たり前のことをやろう」というお話です。

引き寄せに取り組んでいるとついつい、

「何か特別なすごいことをやれる人がうまくいくんだ」

「まだ知らない何かを知ることができればうまくいくんだ」

と思いがちです。

私自身も、引き寄せを始めた当初はそのように思っていました。

ですが今となっては、

「特別なことではなく、当たり前のことをすることのほうが大事」

と感じます。

これについて詳しくお話していきます。

 

引き寄せの教えは、誰もが昔から知っている

 

引き寄せってなんだか難しそうなことを言っているように思えますが、実際には、

 

①誰もが既に知っていることを、改めて伝えている

②知っているができないという方へ向けて、できるようになるコツを伝えている

 

この2点しか言っていないように思います。

 

 

まずは「①誰もが既に知っていることを、改めて伝えている」についてです。

例えば引き寄せではよく「感謝しましょう」と言われますよね。

これは誰もが幼い頃に教えられたことではないでしょうか。

「ちゃんとありがとうを言おうね」

というふうに。

みんな、とっくに知っていることだと思います。

 

 

しかし知ってはいても「やっているか」と言われると、やっていないことも多いのではないでしょうか。

ついつい、

「この程度のことはしてもらって当たり前だ」

という気持ちになって、お礼を言わないですませることはないでしょうか。

(特に相手との関係が近しいほど、甘えが出て感謝を忘れがちです)

「私はすごく辛い思いをしているの、だから別に感謝することなんて何もないわ!」

と、意地を張ってしまうこともあるのではないでしょうか。

または、

「感謝するとは、今の状態で妥協しておくということである」

といった前提があると、

「感謝したら妥協することになってしまう、するわけにはいかない!」

となり、感謝することに抵抗が生まれてしまうこともあるでしょう。

 

 

感謝するだなんて、誰もがとっくに知っている当たり前のこと。

しかしその当たり前のことを実際にやるとなると、案外と難しくもあったりします。

このように当たり前のことができていない状態で、

「何かすごいことを知れれば、特別なことができれば、引き寄せがうまくいくはずだ!」

と考えるのではなく、

「何も特別なことなどしなくていいから、今できていない当たり前のことをできるようになっていこう」

と考えてみてほしいです。

 

知っているができないという方へのアドバイス

 

次に「②知っているができないという方へ向けて、できるようになるコツを伝えている」についてです。

例えば引き寄せではよく「前提を疑え」と言われることがあります。

この言葉は、

「感謝するとは、今の状態で妥協しておくということである」

という前提を持っている方にとっては、効果的なアドバイスではないかと思います。

「あれ?よく考えてみれば、感謝することと妥協するって別のことじゃない?」

と気づけば、感謝できるようになります。

感謝ではなくとも、

「そもそもの前提が間違っているせいで苦しい、できない」

となっていることは非常に多いですので、まず前提を疑うことはとても大切なことだと感じます。

 

 

しかしこの「前提を疑え」という言葉もついつい、

「あぁ、もうそれ知ってる。聞いたことある」

と流してしまいがちではないでしょうか。

実際にしっかりと実践したのかと聞かれると「はい」と答えられない方も多いのではないかと思います。

 

 

すごい応用技などを求めず、まずは「もう知ってるよ」というような基礎的なこと・当たり前のことを大切にしてください。

引き寄せに限らず、仕事でもスポーツでも何でも、

「特別なことをするよりも、当たり前のことを愚直に素直にやる。

当たり前のことを当たり前にやっている人ほど、結果的に特別なこともできるようになる」

のだと思います。

 

 

なかなか引き寄せがうまくいかないと、ついつい、

「この状況を打開するようなすごい策がほしい」

と考えがちですが、

「知っていることを『知ってます』で終わらせない。当たり前のことを当たり前にやる」

結局はこれこそが、今の状況を打開するための一番の策なのだろうと思います。

何かひとつだけで構いませんので、

「知っているだけでやってはいかなかったこと」

に取り組んでみてください。

しっかり取り組めば、ちゃんと状況が良くなっていくはずです。

 

 

知っていることを「知ってます」で終わらせない。

当たり前のことを当たり前にやる。

 

 

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引き寄せの「感謝しましょう」ができないときは?

花

 

感謝ができないのは、なぜ?

 

今回は「感謝」についてです。

引き寄せではよく「感謝しましょう」とか「満足しましょう」言われることがありますが、

「しようと思ってもなかなかできない、一体どうすれば…?」

という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そのような方に向けて、感謝ができない原因と対策を書いてみます。

参考になれば嬉しいです(#^人^#)

 

 

感謝の仕方は2種類ある

 

感謝には、

 

①不満を抱いている対象に感謝する

②不満を抱いている対象とは別の対象に感謝する

 

の2種類があります。

 

 

例えばあなたが、Aさんに対して不満を抱いているとします。

このときに、

「でも、Aさんにはこういう良いところもあるよね。

Aさんにしてもらったこともいろいろあるなぁ」

と良い面を見て感謝する。

これが①の「不満を抱いている対象(Aさん)に感謝する」です。

対して、

「Aさんのことは確かに不満だ。

でも、私にはBさんという素敵な友人もいる。Bさんがいて嬉しいなぁ」

というのが②の「不満を抱いている対象(Aさん)とは別の対象(Bさん)に感謝する」です。

 

 

例としてAさんを出しましたが、別のどんなことでも同じです。

お金がないことが不満なとき、

「でも、今日食べられるお金ならあることに感謝だな」

というのが①です。

「お金がないことは確かに不満だ。

でも、打ち込める趣味があるということには感謝だな」

というのが②です。

①と②のどちらが良い悪いということはありません。

どちらも感謝です、感謝に善悪や優劣はありません。

 

 

①だけを感謝だと思っていないか?

 

「感謝できない」という方を見ていると、

「①をするのが良いことである」

と思い込んで、懸命に①ばかりをやろうとしている方が多いように思います。

そして、

「うう、できないよ…一体どうすれば①ができるようになるのだろう…

(嫌いなAさんに感謝できるようになるのだろう…お金がないことに感謝できるようになるのだろう…)」

と悩んでしまっているのですが、このような場合には、

「どうすれば①ができるようになるの?」

ということ以前に、

「そもそも①をしなければいけないなどという決まりはない」

ということに気づいてほしいです。

①ができないなら②をすればいいだけです、ぜひ②を実践してみてください。

 

 

こう言うと、

「えっ。でもそれじゃあずっとAさんのことが嫌いなままだし、お金がないことも不満なままじゃん…?」

と戸惑うかもしれませんが、それで構いません。

「感謝しましょう」というのは決して、

「誰のことも嫌ってはいけない、何にも不満を抱いてはいけない」

ということではないので、嫌いという感情、不満という感情を持っていても構いません。

仮に無理やりに、

「Aさんにも、お金がないことにも感謝!大満足!」

と思い込むことに成功したとしたら、

「ではこれからもAさんと付き合い続けよう、これからもお金のない生活をしていこう。

だってそれで何の文句もないんでしょ?じゃあ今のまま変わらなくていいじゃない」

ということになってしまいます。

これでは今以上の良い人間関係も、豊かな生活も見込めなくなってしまいます。

 

 

感謝できないという方は、自分でも心の底で、

「ここで感謝をして満足してしまったら、今以上の人生が見込めなくなる」

ということをわかっているから、感謝できないのではないでしょうか。

「感謝できない」などというと聞こえが悪いですが、言い方を変えるならば、

「より良い人生を送りたいという向上心を持っている」

ということです。

その向上心を捨ててまで、したくもないものに感謝して、現状に甘んじる必要などありません。

不満な点には、むしろしっかりと不満を抱いてください。

そうした不満があるからこそ「ここで諦めてたまるか」と、その不満をバネにしてより良いほうへと向かっていけるのですから。

 

 

不満をバネにするために②を行ってみて

 

ここまでを聞いて、

「うーん…。確かに不満をバネにして成長する人もいるけどさ…そういう人はそれでいいんだろうけどさぁ…。

中にはそうじゃない人もいるよね?

不満を抱いたときにお先真っ暗な気持ちになって、何もする気になれなくなる人もいるじゃん?

というか、私がそうなんだけど…。

どうやったら不満をバネにして頑張るとか成長するなんてことができるんだろう…」

と思った方もいるかもしれませんが、そういう方にこそぜひ②をやってみてほしいと思います。

 

 

不満をバネにできる人は、

「Aは不満、ここはどうしても不満だ。

でもBに対しては感謝、Cに対しても満足、でもDに対しては不満だな」

というふうに、自分は何が不満なのか、何に満足しているのかということがはっきりしているように思います。

確かに不満もありはしますが、同時に感謝や満足できることもあるので、前向きなエネルギーが枯渇しません。

そのためポジティブに、

「ようし、不満な点を変えてやるぜ!」

と思えます。

 

 

対して不満で何もする気になれなくなるという人は、何かひとつ不満な点があると、

「Aが不満、Aが不満、Aが不満、Aが不満、Aが不満…」

Aのことだけで頭がいっぱいになってしまい、その他の感謝できること、満足できることを全然見なくなってしまうように思います。

こうして不満しか見ていない状態では、前向きに頑張ろうというエネルギーが湧いてこなくなるのも当然です。

 

 

さきほども書きましたが、ただただ感謝するだけでは「じゃあ今のままでいいよね」となり、このまま現状に甘んじることになります。

しかしかといって、ただただ不満に思うだけでは「何もする気にならない」となり、やはり現状に甘んじることになります。

大切なのは、不満と感謝、両方ともをしっかりと持つことです。

どちらか一辺倒になるのではなく、不満と感謝のバランスを取ってください。

特に不満一辺倒になりがちな人が多いため、引き寄せでは「感謝しましょう」と言われるのですが、こう言われると今度は、

「不満を抱いている対象に感謝しなければいけない(①をしなければいけない)」

という意味に解釈し「できない」と悩む方が出てしまいます。

①ではなく、

「②不満を抱いている対象とは別の対象に感謝する」

のほうを実践してみてください。

自分には感謝できるもの、満足できるものもあったのだと気づいたとき、

「よし、なんか元気出てきたぞ。いっちょ不満な点を変えてやるか!」

というエネルギーが湧いてくるはずですよ(*´ω`*)

 

 

・感謝できない原因…不満を抱いている対象に感謝しようとしているから。

・対策…不満を抱いている対象とは別の対象に感謝する。

 

 

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現状に感謝することができないのは、なぜ?

薔薇

 

現状に感謝するように、と言われても…

 

今回は「現状に感謝することができない」という方へのお話です。

引き寄せではよく、

「現状に感謝するように。

そうすれば、もっと感謝したくなることが引き寄せられてきます」

と言いますよね。

しかし、そう聞いて感謝しようと思ってもできない…という方もいると思います。

では、なぜ現状に感謝することができないのか?

その原因について詳しくお話していきます。

 

 

現状に感謝することができない原因とは?

 

現状に感謝することができないという場合、一番ありがちなのが、

「それを当たり前のことだと思っているから」

ではないかな?と思います。

現状に対して、

「そんなのあって当然のものでしょ?」

「そのくらいしてくれて当然でしょ?」

と思う気持ちが強い。

そうするとそこから自然と、

「こんな当たり前のこと、感謝するほどのことでもない」

となり、感謝できなくなります。

要は、ちょっぴり傲慢になってしまっているんですね。

 

 

では現状に感謝するには、この傲慢さを改善できればいいわけです。

とはいっても、自分のことを傲慢な人間だなんてなかなか認めたくはないものですよね~(;^ω^)

つい何かしらの理由をつけて、自分は傲慢なんかじゃないということにしたくなります。

たとえば、

「だって、常識的に考えてこのくらい普通だし…世間でもそう言われてるし…。

だから私がそれを当たり前だと思っても傲慢なんかじゃない、普通のことなんだ」

というふうに、ついつい自分を正当化したくなったりしますよね。

しかし、そうして傲慢であることを認めまいとすると改善できなくなり、今後も感謝することができないまま…となってしまいます。

 

 

現状に感謝することが「できない」のではなく「しない」

 

そこで、こういう正当化をやめるために「ひねくれ式アファメーション」を試してみてほしいと思います。

ひねくれ式アファメーションとは、

「私は、〇〇したくない」

と唱える、ちょっと変わったアファメーションです。

なぜそのような変わった唱え方をするのかというと、

「できないのではなく、やらないのだ」

「自分以外の何かや誰かに選ばされているのではなく、自分の意志で選んでいるのだ」

という自覚を持つためです。

 

 

アファメーションの文章は自由に作って構いませんが、うーんそうだな…たとえば、

「私は、現状にあるものや、してもらえていることを当たり前だと思っています。

当たり前のことになど感謝したくありませんので、しません」

↑こんな感じで唱えてみてください。

徐々に、

「そうだなー、私は誰かに『当たり前だと思え』と強制されてそう思っているわけではなく、自分でそう思っているよな。

感謝することが『できない』んじゃなくて、自分の意志で『やっていない』んだな」

というふうに、主体性を取り戻し、自分軸になっていけます。

 

 

そうして、自分の意志で感謝していないんだな~ということを認めると、

「え、なーんだ。じゃあ自分の意志で感謝することもできるじゃん」

ということにも気づきますので、そこに気づけば感謝できるようになりますよ。

 

 

自分の意志で現状に感謝していないのだ、と認めるのは怖い?

 

「私は、現状にあるもの、現状してもらえていることを当たり前だと思っています。

当たり前のことになど感謝したくありませんので、しません」

↑これに対して、

「うぎぎぎぎぎ、嫌だ嫌だ、私はそんなこと考えてない!

そんなことを考えるような、傲慢な人間だと認めたくなーーーい!!」

という抵抗がものすごく激しい方もいるのですが、そのように激しい抵抗を覚える方は、

「傲慢だと認める=自分の価値が下がる、今より自分を嫌いになってしまう」

という怯えが強いのではないかと思います。

けれど、怖がる必要はありません。

自分を傲慢だと認めたときには、むしろ今より自分を好きになるはずです。

 

 

これは、客観的に考えるとわかりやすいかもしれません。

たとえば、

「私、感謝しないなんていう傲慢な人間じゃありませんからー!

そんな、自分の価値を下げるようなことは認めませんからーーーっ!」

というAさんと、

「うーむ、確かに私、

『この程度のこと、感謝するほどのことでもないじゃん』

っていう気持ちがあって、感謝していませんでした」

というBさんがいたとして、ではどちらのほうを傲慢だと感じるか?というと、Aさんだと思います。

Bさんのほうは傲慢どころか、素直で謙虚な感じがしますよね。

「私は傲慢だったな」と認めるということは、Aさんの状態からBさんの状態になれるということです。

これはステップアップですし、ステップアップすれば人は嬉しいものです。

「ちょっと成長できたかも、嬉しいな。前よりも今の自分のほうが好きだな」

という喜びを感じることこそあれ、自分の価値が下がっちゃったなんて感じることはありませんよ(*´ω`*)

 

 

現状に感謝することが「できない」のではなく、自らの意思で感謝「していない」のだと気づく。

 

 

ひねくれ式アファメーションについてもっと詳しく書いた記事もありますので、よければこちらもどうぞ↓

ひねくれ式は、怖がらずにやれば効果は大きい

 

 

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引き寄せで、感謝できない理由とその対処法

雫

 

感謝できないと、良い引き寄せができない?

 

今回は「感謝できない」という方へ向けてのお話です。

引き寄せではよく、

「感謝すると、より感謝したくなる事態を引き寄せる」

と言いますよね。

しかし、

「そうは言われても…さぁ感謝するぞ!とか思っても感謝できないし…。

このままじゃ良い引き寄せができないのかな…どうしよ…」

とお困りの方もいるのではないか?と思います。

そこでこの記事では、

 

①感謝できない理由はなにか?

②感謝できない人は、これからどうすればいい?

 

の2つについて詳しくお話していきます。

 

 

「嫌いな人やものに感謝できないのですが…」

 

まずひとつめの、

「①感謝できない理由はなにか?」

についてです。

 

 

「しようと思っても感謝できないのですが…」

というご相談はときおり頂くのですが、そのような方のお話を聞いていて私が思うのは、

「わざわざ感謝できないようなものを選んで、感謝しようとしている場合が多い」

ということです。

たとえば、

「私を虐待した両親に対して、どうしても感謝できないのですが…」

「私をいじめてくる同僚に対して、感謝できないのですが…」

というふうに、

「いきなり、そんなすごい嫌なことに感謝しようとしなくてもいいんじゃ…」

と思うようなことに感謝しようとしていたりします。

 

 

誰にだって、

「これには感謝できるけど、こっちには感謝できない」

というものがあります。

ならばそこで「私、これになら感謝できるな」と思うものを選んで感謝すればいいのですが、あえて感謝できないような難しいものを、無自覚に選んでしまっているんですね。

 

 

引き寄せには「嫌いなものに感謝せよ」という決まりはない

 

どうも、

「感謝すると良い引き寄せが起きる」

↑この言葉を聞いたときになんとなく、

「嫌いなものに感謝できるようになると、良い引き寄せが起きる」

という意味に解釈なさる方が多いようです。

 

 

おそらくは、

「人を嫌うのは良くないことである、憎んでいる人を許すのは素晴らしいことである」

「嫌いな人への感謝、許しという素晴らしいことができるようになれば、自分のレベルが上がる。

そうしたらすごく良い引き寄せが起きそう、大きく人生が変わりそう」

というふうに考え、わざわざ嫌いな人やものに感謝しようとするのかな?と思いますが、引き寄せには「嫌いな人やものに感謝せねばならぬ」なんて決まりはありませんよ(*^^)v

 

 

感謝できない人は、どうすれば良い引き寄せを起こせる?

 

では次に、

「②感謝できない人は、これからどうすればいい?」

についてです。

 

 

これは上でもう書いちゃったんですが、

「自分の好きなもの、感謝できそうなものにだけ感謝しておけばいい」

です。

虐待した親に感謝できないとしても、

「弁当のから揚げがうまいぜ!ありがたいね~♪」

とか、

「芸能人の〇〇くんマジで素敵、ほんとこの人がいてくれて嬉しい!」

とかいう感謝なら、できるのではないでしょうか?

そういう自分にできる感謝をなさってみてください。

 

 

「そんな小さな感謝や、したいものにだけしておくという姿勢でいいの?」

と思うかもしれませんが、それでじゅうぶんに引き寄せの力は働きますよ。

「そういう姿勢ではダメなはずだ」

という固定観念を、手放してください。

 

 

感謝できないなら、できるものから徐々にで十分

 

さきほど、

「感謝できないという方は『そんなすごい嫌なことにいきなり感謝しようとしなくてもいいんじゃ…』ということに感謝しようとしている」

と書きましたが、これはたとえるなら、冒険に出たばかりの新米勇者が突如ラスボスに挑んでいる感じだと想像してみてください。

それよりも最初は、勝てそうな小さなスライムとかを倒して力をつけていきますよね。

で、だんだん自分が強くなってきたらラスボスも倒せるようになります。

 

 

それと同じで、感謝できそうな小さなものへと感謝していくことで、だんだん「プラスの方向へと目を向ける力」がついてきます。

人や物事の良い面を見られるようになっていく、良い解釈をできるようになっていきます。

自分の前提が、否定的なものから肯定的なものに変わってくるんですね。

そうすると、

「最初はとうてい感謝できないと思った相手への見方が変わり、そこまで嫌だと感じなくなった」

とか、

「ものすごく仲が悪かったのに、なんだかんだで和解できた」

というような良い変化が起こったりします。

そのような良い変化が起きることこそが、「良い引き寄せが起きる」ということです。

 

 

引き寄せる順番を、こう考えてみて

 

順序を、

 

①感謝すると良い引き寄せが起きる

②では、嫌いなものに感謝できるようにならなければいけない

③それをやり遂げられるような人間になれれば、良い引き寄せが起きるはずだ

 

というふうに考えると、感謝できないよーと辛くなってしまいがちです。

それよりは、

 

①感謝すると良い引き寄せが起きる

②嫌いなものに感謝せねばならぬという決まりもないので、好きなものにだけ感謝しておこう

④良い引き寄せが起きる(最初は感謝できなかった人やものにも感謝できるようになる)

 

というふうに考えてみてください。

こちらのほうがうまく引き寄せができるようになると思いますよ~(*´ω`*)

 

 

「どうすれば嫌いなものに感謝できるようになるのか?」

と考えるよりも、

「そもそも、嫌いなものに感謝せねばならないという決まりはない」

という点に気づくと、引き寄せは楽になります。

 

 

感謝に関する記事は他にもございます、よければ以下もどうぞ↓

感謝をしても良い引き寄せが起きないのは、なぜ?

お金に感謝をしても、お金が引き寄せられてこないんですけど…

 

 

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お金を引き寄せるコツは「感謝」と言うけれど…?

お金

 

お金の引き寄せのコツは、お金に対する感謝?

 

今回は「お金への感謝」についてです。

お金を上手に引き寄せるコツは、お金に感謝することだ、と言われることがよくあります。

「お金にありがとうを言いましょう」

「感謝するほど、お金はあなたを好きになって寄ってくる」

といったお話もありますし、実践した方もいるかもしれませんね。

ただ実践した方の中には、

「感謝はした…つもりなんだが、お金の引き寄せなんて起きない…。感謝がコツって本当かよ…」

と思っている方もいるかもしれません。

そこで、

 

①お金の引き寄せのコツは感謝って、本当?

②なぜ、コツを押さえてもお金が引き寄せられてこない人がいるの?

③これからちゃんと、お金を引き寄せられるようになるためには?

 

の3点について、詳しくお話していきます。

 

 

お金の引き寄せのコツが感謝なのは、本当のこと

 

ではまず、

「①お金の引き寄せのコツは感謝って、本当?」

についてです。

 

 

これ自体は、本当です。

「お金があってありがたいな」

と思っていると潜在意識は、

「では『お金があってありがたい現実』を作ろう」

というふうに働きはじめるので、お金が引き寄せられてきます。

 

 

お金があったら感謝する、だと引き寄せられない

 

よく、

「お金が入ってきたら、感謝する」

と考える方がいますが、これは順序が逆になってしまっていますね。

これだと今現在は「お金がない」と思っているということなので、潜在意識は、

「では『お金がない現実』を作ろう」

となり、お金がない状態が引き寄せられてしまいます。

 

 

いま、望んでいるほどのお金はなくとも、1円も持っていないということはないと思いますので、いまあるお金に感謝してみてください。

のちのちより多くのお金が引き寄せられてきますよ(*´ω`*)

 

 

引き寄せるコツを押さえても、お金が入ってこないのは?

 

では次に、

「②なぜ、コツを押さえても(お金に感謝しても)お金が引き寄せられてこない人がいるの?」

についてです。

 

 

お金に感謝しても引き寄せられてきません…という方って、私の目から見ると、

「お金に感謝しているというよりは、お金に怯えている」

という感じがします。

 

 

「お金に感謝している状態」というのは、文字通りそのまま、

「お金があって嬉しいなー、ありがとう!」

と思って感謝している状態のことです。

上で書いたとおり、この状態であればお金の引き寄せは起きます。

 

 

対して「お金に怯えている状態」というのは、

「お金があって嬉しいなー、ありがとうー!

…というふうに感謝しているんだから、私はお金に好かれるはずだよね…?

お金に嫌われて来てくれなくなるのは怖いから、ちゃんと大切に扱って、感謝しなきゃ…」

という感じです。

なんというか、お金に気に入ってもらうため、お金に選んでもらえるように感謝しているという印象です。

 

 

これだと「お金が思いどおりにならない現実」を引き寄せる

 

これって、お金よりも自分のほうが立場が下だと思っていますよね。

根本に、

「私よりお金のほうがすごい、お金は私の思いどおりにできない」

という観念があります。

そのような観念があると潜在意識は、

「そうか、では『お金は自分の思い通りにならない現実』を作るね」

というふうに働いてしまいますので、結果、お金を引き寄せられない…となります。

 

 

「お金を引き寄せるコツは、感謝だ」というのは、

「お金に対し『感謝の観念』を持つことがコツだ」

という意味です。

お金に対し、「私の思いどおりにはならないという観念」を持った上で感謝をしても、

お金ではなく、お金を思いどおりにできない現実のほうが引き寄せられてしまいます。

 

 

お金に感謝はしても、へりくだらないのがコツ

 

ではでは、

「③これからちゃんと、お金を引き寄せられるようになるためには?」

についてです。

 

 

これはもう、

「お金に対し、もっと毅然とすること」

ですね。

「私のほうが、お金よりも偉い」

というふうに唱えてみるのも良いと思います。

おそらく、お金への怯え、お金は思いどおりにならない、お金に気に入られたいという観念が強い方ほど、自分のほうが偉いと唱えることに抵抗を覚えると思います。

しかし抵抗が強い方にほど、その観念(お金への怯え)を消すために唱えてみてほしいです。

 

 

決して、「お金を見下せ」という意味ではない

 

私のほうがお金より偉い、というのは決して、

「お金に対して傲慢になれ、お金をもっと見下せ」

という意味ではありません。

あくまでも、

「あなたはもっと毅然としていていい、威厳を持って堂々としていていい」

という意味です。

 

 

たとえるなら…あなたが社長で、お金が社員です。

社長としての威厳は持ちつつ、社員に対し、

「君は本当によくやってくれる、君のような立派な社員がそばにいてくれて嬉しい。

本当に私の誇りだ!ありがとう!」

と、心から尊重や感謝の意を示す感じです。

 

 

お金への怯えがある状態というのは、自分が社長なのに社員に向かって、

「あ、あ、ありがとうありがとう…。

感謝しているから、どうか我が社からいなくならないでね、働いてください、感謝するから…嫌わないで…」

というような感じでしょうか。

社員のことはもちろん尊重して感謝すればいいと思いますが、それは必要以上にへりくだったり、媚びたりすることとは違いますよね。

 

 

「私はすごい」という自尊心(驕りじゃなくて自尊心です)を、どんどん持ってください。

「お金に感謝はする。だが、媚びはしない」

↑これを意識すると、いまより上手にお金の引き寄せができるようになると思いますよ~(*^^)v

 

 

お金をうまく引き寄せるコツは「毅然と、堂々と」感謝することです。

 

 

お金に関する記事は他にもあります↓

お金の観念は、父親から作られている?

 

 

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願望実現のため、感謝しているのに何も変わらないのはなぜ?

牡丹

 

感謝しているのに、ぜんぜん願望実現しない?

 

今回は「感謝」についてです。

引き寄せのお話の中ではよ~く、

「感謝が大切です」

「感謝をすると、願望実現する!」

というふうに言われますよね。

ありがとうと唱える感謝法に挑戦した方も多くいらっしゃるのではないか?と思います。

しかし、

「感謝法を実践してるのに、なーんも願望実現なんてしない…」

という方もいらっしゃいますので、今回は、

 

①なぜ感謝をすると、願望実現するのか?

②感謝をしているのに、願望実現しないのはなぜなのか?

 

の2つについてお話していきます。

 

 

なぜ感謝をすると、願望実現するのか?

 

まず、

「①なぜ感謝をすると、願望実現するのか?」

についてです。

これはいたるところで言われていることなので、もう説明不要かもしれませんが、

「感謝をすると、潜在意識が『感謝する現実』を作るから」

ですね。

 

 

潜在意識は、その人の内面にあるものを現実化するのがお仕事ですから、

内面が不満で満ちているなら、その内面どおりの「不満に満ちた現実」を作りますし、

内面が感謝で満ちているなら、その内面どおりの「感謝に満ちた現実」を作ろうとします。

で、今より感謝に満ちた現実とはなにかと言えば…もちろん願望実現した現実ですよね(*´ω`*)

 

 

「願望実現すれば感謝する」だと順序が逆

 

よく、

「願望実現すれば感謝する」

と考える方もいますが、これは、

「願望実現していない今現在は感謝していない」

ということで、今の内面には感謝がありませんよね。

潜在意識は内面にないものを現実に作ることはありませんので、これでは願望実現する現実がやってきません。

「願望実現したら感謝するのではなく、感謝するから願望実現する」

ですので、順序を逆に考えてしまわないように気をつけてくださいね。

 

 

感謝をしているのに、願望実現しないのはなぜなのか?

 

では次に、

「②感謝をしているのに、願望実現しないのはなぜなのか?」

についてですが、非常によくある原因が、

「願望実現を目的に感謝しているから」

というものです。

 

 

願望実現を目的にしているということはつまり、現実を変えることを目的としている、ということです。

でも引き寄せって、まず内面が変わらないと現実が変わらないんでしたよね。

順序としては、

 

①感謝法などで感謝するように心がけると

②自分の内面に感謝が増えるので

③内面の影響を受け、願望実現する

 

です。

③願望実現のためには、その前にまず絶対に②自分の内面を変える必要があります。

 

 

「感謝法」に願望実現する力はない

 

感謝法を試したあとに、

「どうだ、これでちょっとは現実が変わるかな?」

と現実を気にする方がいるのですが、感謝法に現実を変える力なんて一切ないですよ~(;´・ω・)

感謝法は、③願望実現をするためのものではなくて②自分の内面を変えるためのものです。

 

 

なので、

「私は、もっと感謝ができる人間に変わるんだ!(②自分の内面を変える、をやるんだ!)」

ということを目的に感謝法をするのであればOKです。

自分の内面が変わった影響を受けて、そのあとに潜在意識が現実も変えてくれます。

 

 

しかし、

「現実を変えるんだ!(②自分の内面を変えることをせずに③願望実現をするんだ!)」

ということを目的に感謝をしても、潜在意識は②内面を変えるをしていない以上、③願望実現へは向かいません。

 

 

内面を変えることなく、願望実現することはない

 

このことは既にこのサイトでも何度かお話したことがありますし、

引き寄せについて語っている他のみなさんもよくお話していることなのですが、

と~~~~~~~~っても大事な大事なことなので、もう一度言います。

絶対に絶対にぜ~~~~~ったいに、

 

①感謝することで

②自分を変えられれば

③願望実現する

 

の順なんです。

②を飛ばすことは決してできないので、まずは自分を変えることを目的にしてください。

感謝法に限らず、その他のどのようなメソッドにも、願望実現をする力などないということは忘れないようになさってくださいね。

メソッドで変えられるのは現実ではなく、自分の内面です。

内面が変わったおまけとして、願望実現するよというだけです。

 

 

なぜ「願望実現のため」感謝をしてしまうのか?

 

内面を変えるためではなく、願望実現のために感謝をしてしまうのがなぜなのか?というと、

「願望実現すれば感謝するのではなく、感謝するから願望実現する」

本当はこのことに納得していないからではないかと思います。

 

 

頻繁にこう言われるので知識としては知っているし、頭では理解しているものの、まだ心(内面)のどこかで、

「いいや、願望実現してからじゃないと感謝できない。

①願望実現してから②感謝するの順番のはずだ、①感謝するから②願望実現するなんておかしい」

と思っているのではないでしょうか。

内面に「①願望実現してから②感謝する」という思いがあるので、どうしてもその順番を守ろうとしてしまい、先に願望実現のほうに目が行き、自分が変わることがあとになってしまうのだと思います。

 

 

感謝しているのに願望実現しないという方はまず、

「私はそもそも、『願望実現すれば感謝するのではなく、感謝するから願望実現する』ということに納得しているのだろうか?」

という、基礎の基礎の部分を確認なさってみてください。

ここに納得がいっていないと、感謝法をはじめあらゆるメソッドを「願望実現のために」使うことをやめられなくなります。

 

 

徹底的に、

「願望実現すれば感謝するのではなく、感謝するから願望実現する」

ということを意識して、腑に落としてください。

そこが腑に落ちれば、「自分を変えるために」感謝法を行うことができるようになるはずですよ(*´ω`*)

 

 

引き寄せの基礎の基礎、

「願望実現すれば感謝するのではなく、感謝するから願望実現する」

を受け入れていますか?

 

 

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カテゴリ:引き寄せの法則 

ありがとうを1000回言っても何も効果がない原因とは。

花

 

ありがとうを1000回(あるいはそれ以上)言っても効果なし?

 

●潜在意識に新しいことを学ばせたい場合には、学ばせたい内容を「繰り返す」こと
●このような、潜在意識への新たな学習のための繰り返しのことを「アファメーション」と呼ぶ

 

…というのが昨日書いた記事の内容でした。

「ありがとうを1000回言うと事態が好転する」

なんてお話もありますが、これも一種のアファメーションです。

ありがとうを何度も何度も繰り返すことにより、

 

潜在意識が、今までになかった「感謝の気持ち・ありがとうという言葉の重要さ」などを学習する

無意識のうちに、あなたの行動や言動に「感謝」にまつわるものが増える

感謝するような出来事が増えたり、人から感謝されることが増えれば、事態は感謝のなかったときより良くなる

 

…となります。

 

 

でもでも、いまこう思った方もいるはずですよね。

「ありがとうなら1000回どころかもっともっとたくさん言ったけど、なにも効果ない…」

「効果がないどころかむしろ事態が悪化したんですけど…。必死に唱えたのに、なんで…?」

と。

では今日は、なぜこのようにして効果が出ない人・かえって悪化する人がいるのか?についてのお話です。

 

 

あなたの「ありがとう」は、感謝か反動形成か?

 

ありがとうを口にしても効果がなかったあなた。

一度、

「私がしていたのは感謝か?それとも、反動形成か?」

と考えてみてください。

 

 

反動形成って何か?というと、これは人間の心理のひとつで、

「自分の本心を隠すために本心とは逆の行動・言動を取ってしまうこと」

です。

たとえば大好きな女の子がいるのに、ついついその子の前で、

「このブース!!」

と言っちゃうとか。

あるいは、本当は出世して昇給した同僚が羨ましくてたまらないのに、

「ふん、俺は出世になんて興味ないね!」

と言っちゃうとか。

どっちも自分の本心、「大好き」「羨ましい」を自分自身で素直に認めることができないため、

それとは真逆の言葉や行動を取って、自分の本心をごまかそうとする人間の心の働きのことです。

 

 

私が思うにありがとう1000回やってる人の中には、感謝ではなく反動形成をしてる方も多いです。

「日常に不満がある。いろいろなことに文句が言いたい」

それが本心なのに、そう思っている自分を素直に認められない。

そのため、真逆に、

「ありがとう、ありがとう、ありがとう…」

と繰り返すことで、自分の本心をごまかそうとしている。

 

 

認められない理由としては、たとえば、

「引き寄せでは常にポジティブでいましょうと言われるので、不満を抱くのはいけないことだと思っている。

不満を抱くというネガティブな行動をすると、悪い事態が起こるのでは?と思ってるから、

悪いことが起こるのを避けたいがため、自分の中の不満を素直に認められない」

…なんてこと、ないかな?

そうして、本当は感謝なんてしてないのに、でもそれを認められないから無理してありがとうを言ってませんでしたか?

だとしたらあなたの心の中では、以下のようなことが起こったはず。

 

 

「ありがとう」で抑え込んだ不満は2倍に膨らむ

 

素直に「私はこう感じている」と認められず反動形成をしたとき、

そのように「感じないふり」をした感情は、素直に感情を認めたときと比べると、

およそ1,5倍~2倍へと膨れ上がると言われています。

つまりあなたが認めまいとした不満は、ありがとうを言う前より増えたということ。

不満が増えたんだし、そりゃ辛くなるよね(;´・ω・)

 

 

そして、このように「悲しみ・怒り・不満・心配」といったネガティブな感情を抑え込むためには、

人はものすご~~~~~~く脳の力を使います。体も疲れますね。

たとえば苦手な人と接してて「嫌い・嫌い・嫌い…」って感情をグッとこらえて接してたあとなんか、ドッと疲れますよね。

もうグッタリ来てそのあとに何をする気力もなくなることがありますが、

これは「嫌い」という感情を抑え込むことに、脳がものすごい力を使っているためです。

これは「嫌いな人と接してグッタリきたわ~」程度ならまだいいんですが、

あまりに長期間自分の本心を抑え込んでいると、酷い場合には、

「朝、ベッドから起き上がることもできない」

くらいにまでなったりとか、鬱などの精神的な病気につながっていったりすることもあります。

 

 

脳は本心を抑え込むことに力を使い込んでしまっているので、いつもより疲れる。

大概自分では自覚がないのですが、どんどん他のことに気が回らなくなりますし、

普段できることでもできなくなっていく、ミスが増えていく…となっていきます。

こりゃあ、効果ないどころか事態も悪化するよ~(;´Д`)

 

 

あくまでも口では「ありがとう」と1000回言っているんだけれど、本心ではそう思っていない。

結局これは、

「ありがとうと口では言っているけど本当はそう思っていません。

ありがとうと口では言っているけど本当はそう思っていません。

ありがとうと口では言っているけど本当はそう思っていません」

と1000回言っているようなものですから…。

むしろ「ありがとうと思えないようなこと」ばっかり、目についたり経験しちゃうようになっちゃうのは自然なこと。

「ありがとうを唱えていても効果がない・事態が悪化した」

という原因はこれです。

 

 

自分の本心に気づき、認めることで効果は出てくる

 

じゃ、どうすればいいのか?というと、

 

 

思い切って、自分の本心を認めることです。

 

 

だって、本心を無視しちゃってたから辛かったんだもの。

だったら、思い切って無視するのをやめちゃって、

「あぁ、そうか~。私って、本当は感謝はしていなかったんだ。

きっと『ありがとうを言わないと悪いことが起きる』って思って怖かったのかな。

だから必死になっちゃってたんだな~…」

と素直に本心を認めてみてください。

そうすると膨れ上がっていた感情は解消されて、疲れ切ってた脳も体も回復していきます。

自然とやる気は上がるし、素直になるし、物事もうまくいくようになるし、そしたら、

「…よし、次は本当の意味でありがとうって言えるようになりたいな」

ってきっと気持ちが変わりますよ。

そうして本当の感謝のありがとうを言い始めたならば、

 

潜在意識が、今までになかった「感謝の気持ち・ありがとうという言葉の重要さ」などを学習する

無意識のうちに、あなたの行動や言動に「感謝」にまつわるものが増える

感謝するような出来事が増えたり、人から感謝されることが増えれば、事態は感謝のなかったときより良くなる

 

こっちの流れに移ることができるようになります、だいじょうぶ!(*´ω`*)

 

 

ありがとうを1000回言っても効果がない場合、反動形成ではないか?の確認を。

 

 

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動画の詳細については以下からどうぞ。

 

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4話ともすべて無料です。

 

 

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