引き寄せメソッドをすれば願いが叶うんじゃないの?
今回は、引き寄せメソッドをしても効果がないという方へのお話です。
引き寄せの法則の本やサイトでは、アファメーションやなる式、自愛…などなど、さまざまな引き寄せメソッドが紹介されています。
しかし、
「願いが叶うはずの引き寄せメソッドをいくら試しても叶わない、なんで?」
と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこでこの記事では、引き寄せメソッドで効果が出ない原因を2つお話していきます。
引き寄せメソッドに効果がない原因①
効果が出ない原因その1は、
「引き寄せメソッドを『現実』を変えるための方法だと思っている」
というものです。
まず、引き寄せの法則とは「信じていることが現実になる」という法則です。
そのため、「私はお金持ちにはなれない」と信じている状態では「お金持ちになれない現実」しか訪れることはありません。
逆に「私はお金持ちになれる」と信じていれば、自然と「お金持ちになれる現実」が訪れます。
(例として「お金持ち」を挙げましたが、お金以外でも同様です)
そして引き寄せメソッドとは、
「望むものになれない・望むことはできないという信念を、なれる・できるという信念へと変える方法」
のことです。
そうして信念をより良いものに変えれば、ひいては現実もより良く変わりますというもの。
決して、
「信念を変えないままで、現実だけをより良く変える方法」
ではありません。
後者のように誤解をしていると、メソッドをしてもしても、
「どうだ?これでお金がやってくるのか?いつ現実は変わるんだ?」
ということばかりに意識が行ってしまい、肝心の、
「自分の信念を変える」
という点がおろそかになったまま…ひいては現実も変わらないままとなります。
この誤解は非常に多くの方がしているように思いますので、まずは、
「私は、引き寄せメソッドで『自分の信念』ではなく『現実』を変えようとしていなかったか?」
について確認なさってみてください。
引き寄せメソッドに効果がない原因②
効果が出ない原因その2は、
「叶えたい願いが他人軸である」
というものです。
引き寄せメソッドとは「なれない・できない」という信念を、「なれる・できる」という信念と変えるためのものでしたよね。
言い換えるならば、
「これまでよりも自信を持つためもの」
「自分軸になるためのもの」
です。
しかし人はときに、
「これまでどおり自信がないままでいたい」
「他人軸のままでいたい」
という願いを持っていることもあります。
たとえば、
「自分の代わりに、誰かに自分のことを決めてもらいたい」
「素敵な人と出会って、その人に私の面倒を見てもらいたい」
などの願いがそうですが、引き寄せメソッドの目的は「自分軸になること」なのですから、そのメソッドに「他人軸でいたい」という目的で取り組んでも「自分軸VS他人軸」の対立が起きてうまくいきません。
引き寄せとは、
「自分軸になればうまくいきます」
という法則であり、
「他人軸のままでもうまくいきます」
という法則ではないため「他人軸のままでいたい、自分軸になりたくない」が願いの場合には、引き寄せに取り組む必要はありません。
たとえば「山に登りたくない」と思っている人が「登山をしよう!」というコミュニティに入る必要はありませんし、入っても自分の目的と相反していてうまくいかなくなってしまいますよね。
それと同じようなものだと思います。
原因その②に当てはまった場合は?
叶えたい願いが他人軸のものであるため、引き寄せメソッドの効果が出ない。
この場合の対処法は2つです。
ひとつめは、
「願いを自分軸のものに変える」
ということ。
「自分の代わりに、誰かに自分のことを決めてもらいたい」
「素敵な人と出会って、その人に私の面倒を見てもらいたい」
この願いを、
「自分のことは自分で決められるようになろう(これは「人に頼らない」ということではありません)」
「素敵な人と出会って、その人と共に協力し合って生きていきたい」
などに変更します。
こういった願いならば、引き寄せで叶えることができます。
そしてもうひとつの対処法は、
「うまく他人軸のままでいられる方法を見つける」
というものですが、この場合は自分軸を推奨している引き寄せからは離れたほうが、その方法を見つけやすくなるのではないかと思います。
どちらの対処法を選ぶのが良い・悪いというものではありませんので、どちらを選んでも構いません。
一度、
「私の願いは自分軸のものだっただろうか?それとも他人軸のものだっただろうか?」
ということ、そして他人軸のものであった場合、
「今後も他人軸を目指して生きていきたいだろうか?それともやめたいだろうか?」
ということについて、よく考えてみることをおすすめします。
その答えがどちらであろうと、少なくとも、
「引き寄せメソッドをやっているのに効果がない」
という停滞した状況からは抜けられると思います(*^^)v
引き寄せメソッドの効果が出ない原因
①引き寄せメソッドを「現実」を変えるためのものだと思っている
②叶えたい願いが「他人軸」である
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潜在意識の話で「メソッド不要」と言われることもあるが…?
今回は、
「潜在意識のメソッドは、不要なのか?」
についてです。
世の中にはたくさんの潜在意識メソッドがありますが、ときに「そういったメソッドは不要だ」と言われることもあります。
ここで、
「うーん、結局メソッドって必要なのか不要なのか、どっちなの…?」
と戸惑う方もいるのではないかな?と思いますので、ここについて詳しくお話していきます。
メソッド不要という観念が潜在意識下にあるならば、不要
私個人は、大概の場合には潜在意識メソッドは必要だと思います。
たしかに、
「意図だけすれば叶うので、メソッドは不要」
と言われることもありますし、仮にもしこれを聞いた誰かが、
「そっか、メソッドって不要なんだ!」
と素直に信じるのであれば、その人にとってはメソッドは不要です。
その人の中に「メソッドは不要」という観念がある以上、潜在意識は、
「ほんなら、『メソッドが不要な現実』を作るで~」
と働きますので、メソッドが不要になります。
多くの方の潜在意識下にあるのは「メソッド不要なわけがない」
しかし実際のところ、「メソッド不要」という言葉を聞くと多くの方は、
「それ本当?そんなことある?」
と思います。
つまり、多くの方の潜在意識下には既に、
「メソッドが不要なはずがない」
という観念があり、そのような観念を持っている以上潜在意識は、
「ほんなら『メソッドが不要なはずがない現実』を作るで~」
と働きますので、メソッドが必要になります。
「でも、潜在意識下の観念を『メソッドなど不要だ!』というものに変えれば、メソッドは不要になるんじゃない!?」
というと、まさにその通りです(*^^)v
とはいえ、「今この瞬間、そうだと信じる」というのは「なる式」と呼ばれるメソッドですので、やっぱりメソッドをすることになるのではないかなーと思います。
潜在意識メソッド「なる式」で、一瞬でメソッド不要に
ここまで聞くと、
「ちくしょう、メソッド不要で叶ったら…いいなと思ったのに…」
とガッカリする方もいるかもしれませんが、いえいえ、ガッカリしないでぜひなる式をやってみてくださいな~(;´・ω・)
アファメーションや自己観察などのメソッドは、
「これから徐々に、潜在意識下にある観念を変えていきましょうね」
というやり方なので、しばらくやり続ける必要があります。
しかしなる式は、
「最初にガツンと一気に観念を変えてしまおう」
というやり方ですので、本当に一瞬で完了します。
「メソッド不要!私はもう叶った自分になった!」
と決めるだけ、これで終了。
ここでもう観念は変わっているのですから、これ以降に「観念を変えるため、叶えるために…」と何かのメソッドをするなんてことは一切不要です。
ほんの一瞬だけしかやらなくていいメソッドですから、
「メソッドになるべく時間をかけたくないよー」
というお気持ちがあるときには、なる式がいいんじゃないかな?と思います。
代表的な潜在意識メソッド、「アファメーション」もおすすめ
あ、あと、なる式のほかにはアファメーションもおすすめしておきます。
なる式をやっている方を拝見していると、
「それ、なる式じゃなくてアファメーションだよね?」
というふうになっている方が多いです。
最初に「こうだ!」とガツンと観念を変えきることができず、
「こうだ、こうだ…」と繰り返し自身に言い聞かせて過ごしている方が多いのですが、
そのように「繰り返し自分に言い聞かせる」というのは、なる式ではなくアファメーションですね。
なる式をやるつもりで、なんだかいつの間にかアファメーションになっちゃってる…ということは、
なる式よりもアファメーションのほうが向いているということだと思いますので、
この場合には無理になる式にこだわらずに、アファメーションをやってもよいと思います。
もちろん、その他の潜在意識メソッドをやるなという意味ではありませんから、別のものに興味があればそれでもOKなのですが、個人的には、
①もっとも早くメソッド不要になれるのが、なる式。
②なる式をやろうとしてアファメーションになる方が多いので、それなら最初からアファメーションをやってもいいのでは?
という感じです。
「メソッドが不要なはずがない」という観念が潜在意識下にあると、メソッドが必要になります。
しかし、なる式を行えば一瞬でメソッド不要の状態に変わることができます。
アファメーションについては以下で詳しく解説をいたしました↓
アファメーション以外のこともたくさん書いてありますので、参考になさってみてください(*´ω`)
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潜在意識は、淡々としている人に弱い?
今回は、「淡々とやる」ということについてです。
潜在意識を書き換えるためのメソッドって世の中にいろいろとありますけど、
効果の出やすい方もいれば、なかなか効果が出ない方もいます。
どうせやるなら早く効果を得たいものですよね。
では、なるべく早く効果を得るためにはどうすればいいのか?というと、淡々とやり続けるのが一番です。
潜在意識はまず、本当に変わっていいのかどうか警戒する
中には、
「早く潜在意識を書き換えたい、早くメソッドの効果がほしい」
と思うあまり、次から次へといろいろなメソッドを試す方もいらっしゃいます。
「いろいろな潜在意識メソッドを試しているけど、どれも効果がなくて…」
という方に、
「ひとつのメソッドに取り組んだ期間はどのくらいですか?」
と聞くと、1、2日しか続けてない…なんてこともよくあるのですが、
残念ながら、潜在意識がそこまでの短時間で劇的に変わることはまずないですよ~(;´・ω・)
なぜ潜在意識は短期間では劇的に変わらないのか?というと、頭が悪いからです。
よく、
「潜在意識は善悪の区別がつかない」
と言われますがこれはそのとおりで、たとえば、
「私はどうせお金持ちになれない」
という観念と、
「私ならばお金持ちになれて当然だ」
という観念の、どちらが良いか悪いか?なんてことはわからないんですね。
顕在意識のほうは潜在意識と違って賢いですから、
「どうせお金持ちになれないなんて観念を持っているより、お金持ちになれるという観念のほうが自分の役に立つし、人生が楽しくなる。
後者のほうが自分にとって良い観念だ」
とか区別できますが、潜在意識にしてみればどちらもただの観念です。
なので、メソッドを使い自分の観念を新しいものに変えようとしても潜在意識は最初のうち、
「なんか新しい観念がやってきたで、でもこの観念が良いか悪いかも俺にはわからん。
もしかしたらなんかすっごぉ~く危険なものかもしれん。
でも古いほうの観念は今までずっと持ってたもので、危険じゃないのは知ってるで。
安全のために古いほうを守ったほうがええんちゃう?
ほんとに新しいほうを受けいれていいのか、俺ちょっと様子見るべ!(`・ω・´)」
みたいな感じで、一気に新しい観念を受けいれてくれることはありません。
潜在意識が警戒をとくまで、淡々とやること
まずは警戒して危険がないかどうか様子を見るのですが、こうして潜在意識が様子見のためにあまり動かずにいる間に、
「メソッド試しても効果なかった!」
と諦めてしまうと、潜在意識は変わらないままです。
「なんか新しい観念が来たけど、様子見てたらどっか行ったってことは今までどおりでいいってことか~(*´ω`*)」
となります。
次に別の新たなメソッドを試すと潜在意識は、
「む、またなんか違う方法で新しい観念がやってきたで。
よっしゃ、もっかい警戒するで(`・ω・´)」
となり、その警戒期間中に再び「効果なかった!」とやめてしまい、また別のメソッドを試し、また潜在意識が警戒中に「効果なかった!」とやめてしまい…を繰り返している方もいますが、これは効果が出にくいですね。
このような方は効果が出なかったことに対して、
「取り組んだメソッドが悪いから潜在意識が変わってくれないんだ。
もっと良いメソッドを見つけることができれば、きっと変わってくれる」
というふうに、メソッドが悪いものだったから潜在意識が変わらないと考えることも多いのですが、メソッドが悪いから変わらなかったわけではなく、
「そのメソッドを、潜在意識が警戒をとくまで続けなかったから」
変わらないわけですので、潜在意識が警戒するのをやめるまでは淡々と続けることが大切です。
メソッドを始めた直後は警戒する潜在意識ですが、それでも淡々とやっているとだんだん、
「どうも危険な観念ではないらしい」
と判断し、警戒を緩めます。
潜在意識が警戒を緩めて新しい観念を受け入れるとともに、自分の考え方が変わってきます。
淡々とやるというのは「一喜一憂しない」ということ
あ、ちょっと誤解してしまう方もいるかもしれないので説明しておくと、
「淡々とやる」
というのは、
「決められたとおりやっていればいい、ルーティンワークをやる感じでやれ」
という意味ではありません。
メソッドをやっている最中には、
「私は観念を変えるのだ」
という目的意識をはっきりと持ち、真剣に行ってください。
別のことを考えたりテレビを見ながらやったりして、
「決められたとおりにやってるんだからこれでいいでしょ?」
というので潜在意識が変わるわけではありませんし、淡々とというのは決して、ただ事務的な作業をする感じでやれということではないです。
そうではなくて、
「いちいち動揺するな、物事に一喜一憂せず粛々と行え」
という意味です。
メソッドを試して1日や2日で変化がなくても、動揺せずに淡々とやる。
メソッドをやったあとに「嫌だな」と思うことが起きても、
「メソッドが悪かったからこんなことが起きたのでは?やめたほうがいいのか?」
と動揺せず、淡々とやる。
メソッドの効果がありました!という方の書き込みをネットとかで見て、
「私も早く、早く変わりたいよなんで私はまだなの…」
と動揺せず、淡々とやる。
落ち込む日があっても、
「ネガティブになっちゃったからメソッドの効果が出にくくなるかな?どうしよう…」
と動揺せず、淡々とやる。
逆に嬉しいことがあった日に、
「メソッドの効果かも!もうこれからはメソッドやらなくていいやー!」
と有頂天になって投げ出してしまわず、淡々とやる。
そういった意味での「淡々と」です。
そうして心をブレさせずに淡々と行っていれば、潜在意識は必ず警戒を緩めていきますよ。
とはいえ、今日からいきなり「一切ブレないぞ!」なんて意気込む必要まではないと思います。
そうしてあまり意気込みすぎると、少しブレてしまっただけで自分を責めてしまい、自分を責める気持ちのせいでかえって動揺しやすく、ブレやすくなってしまいます。
そこまで力を入れなくて構いませんので、メソッドを試していて心が揺らぎそうになったときにだけ、
「淡々と、粛々とやる。
焦っていろいろなメソッドを試すよりも、そのほうが結果的に効果が出るのは早い」
ということを思い出してくださいね。
物事に一喜一憂せず、淡々と行う。
そうして淡々としている方の潜在意識は変わりやすい。
さっき、
「メソッドをやったあとに『嫌だな』と思うことが起きても動揺せずに淡々とやる」
と書いたのですが、
「いや、嫌なこと起きたら動揺するだろ!」
と思った方もいると思います。
その場合は以下の記事が参考になるかと思いますので、読んでみてください。
★実は、悪いことは起きていない★
あと、潜在意識のメソッドを「現実」を変えるためのものだと思ってる方も効果は出にくいですので、こちらの記事も参考になさってみてください。
★潜在意識メソッドで現実を変えようとする人の現実は、変わらない★
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潜在意識の「先取りメソッド」と「直結メソッド」とは?
今回は、先取りメソッドと直結メソッドについてです。
潜在意識の力(引き寄せの力)を活用するためのメソッドはたくさんありますが、
その中に先取りメソッドというものと、直結メソッドというものがあります。
そして、
「この2つは似ているけれど違う」
というふうに言われることもあります。
そこで今回は、先取りメソッドと直結メソッドとは、それぞれどのようなものなのか?
似ているけれど違うというのは、具体的にどこがどう違うのか?
についてお話してゆきます。
先取りメソッドとは、どんなもの?
ではまず、先取りメソッドとはどのようなものなのか?についての説明です。
先取りメソッドのやり方は、
今この瞬間、自分の願いが叶ったかのように喜びを感じる。
仮に「お金持ちになりたい」という願望があるなら、今、ここで、実際に大金を手にしているかのように、
「やったぁああ!!俺は金持ちだぁヒャッホーーー!!」
と喜ぶ。
というものです。
このように、願いが叶ったときの喜びを「今」体感することによって潜在意識は、
「ふぁーーー!!俺って金持ちなのかヒャッハァ!!!(゚∀゚)」
と勘違いを起こします。
潜在意識って頭はあんまり良くはありませんので、こういう勘違いをわりと簡単に起こしちゃうんですね。
…とはいえ、実際にはまだお金持ちではありませんよね。
すると潜在意識はこう思います。
「あれ、俺がお金持ちだと思ってんのに現実ではお金持ちじゃなくない?
これって矛盾してて変じゃない?
こりゃ大変だ、ちゃんと『お金持ちな現実』を作ってこの矛盾を埋めなきゃ」
と。
そうして潜在意識が矛盾を埋めるべく現実を変え始めるので、実際に本当にお金持ちになれますよ~というのが先取りメソッドです。
直結メソッドとは、どのようなもの?
では次に、直結メソッドとはどのようなものなのか?についての説明です。
直結メソッドのやり方は、
今この瞬間、自分の願いが叶ったかのように喜びを感じる。
仮に「お金持ちになりたい」という願望があるなら、今、ここで、実際に大金を手にしているかのように、
「やったぁああ!!俺は金持ちだぁヒャッホーーー!!」
と喜ぶ。
というものです。
「…ん?え?いやこの説明、先取りメソッドの説明と同じじゃね?」
と思った方、そのとおりです。
先取りメソッドと直結メソッドは同じものです。
「え、じゃあなんで『先取りメソッドと直結メソッドは違う』と言われてるの?」
と疑問に感じたと思いますので、次はなぜそのように言われるのか?について説明していきますね。
先取りメソッドと直結メソッドは、違う?
先取りメソッドは、
「『今この瞬間に』願いが叶った喜びを感じることで、願いが叶う」
というものでしたよね。
しかしこの先取りメソッド、多くの方が、
「今この瞬間はまだ叶ってないのだから、喜べるわけがないだろう。
願いというのは、叶ってから喜ぶものなんだ」
というふうに考えます。
実際には「叶ってから喜ぶ」のではなく「喜んでから叶う」です。
まず最初に叶ったという認識を持ち喜んでおかないと、潜在意識が「俺、金持ちなんだ!」という勘違いをしてくれません。
その勘違いを起こすことができなければ、
「あれ、俺って今金持ちのはずなのに現実には金持ちじゃない、おかしいな。
よし、この矛盾を埋めるために金持ちな現実に作り変えようっと」
というふうに潜在意識が現実を作り変えようとすることもありませんので、叶うよりも先に喜んでおく必要があります。
けれどこの「先に喜ぶから後で叶う」という順序がどうにも受け入れがたく、
「叶ってから喜ぶのが正しいんだから、今はまだ喜べないよ。
でもまぁ…今喜べと言われているし、とりあえず願いが叶ったときのことをイメージしたりして嬉しいな~と思うようにしてみるか…。
それでもし本当に願いが叶ったなら、そのときこそは本気で喜ぼう!」
というふうに、先取りメソッドのことを、
「今この瞬間に本当に喜ぶメソッド」
ではなく、
「今はなんとなく喜んだふりをしておき、叶ったときには本当に喜ぼうメソッド」
という感じに解釈している方が多いように感じます。
本来の先取りメソッドは「今この瞬間に喜ぶ」メソッドなので、「今この瞬間には喜ばない」とした時点で、先取りメソッドをしているわけではなくなってしまいます。
そのため、
「先取りメソッドをやっているけど(本人がやっているつもりになっているだけで実際にはやっていないため)願いが叶わない」
という方が出てしまいます。
先取りを「あとで喜ぼうメソッド」ととるなら、直結メソッドとは違う
そうして先取りメソッドが、
「今はなんとなく喜んでおいて、叶ったあとになってから本気で喜びましょうメソッド」
として認識されることが多くなってきた中、世に出たのが直結メソッドです。
直結メソッドでは、
「願いが叶ってから出そうと思っている幸せを、今ここで出してしまえばいい。
『今の時点では無理だけど、もっと時間が経過して叶うときが来たならば喜ぼう』
というのは、ちょっと時間の概念にとらわれすぎてはいないか?
『時間がもっと経ったなら…』という時間の概念などとっぱらい、今実現したことにして、今本当に喜べばいいのではないか」
と言われています。
ただ、先取りメソッドも本来は「今喜ぶメソッド」ですので、「直結メソッドをやる」というのは、「本来の意味での先取りメソッドをやる」のと同じことかと思います。
なのでさきほど、
「先取りメソッドと直結メソッドは同じ」
と書きました。
けれど、先取りメソッドを本来の「今喜ぶメソッド」という意味ではなく「あとで喜ぼうメソッド」だと解釈するならば、
「先取りメソッドと直結メソッドは違う」
ということになります。
直結メソッドは、時間の概念にとらわれないことが大切
直結メソッドでは、
「時間の概念にとらわれないように、時間は関係なく今本当に喜ぶように」
と言われますので、
「時間の概念にとらわれないなんて無理!」
と思う方も多いと思いますが、いえいえ、そんなことはありませんよ~。
たとえばあなたが今日のお昼に仕事でミスをして、夜に家に帰ってきてからそのことを思い出し、
「あぁ、なんて最悪なんだ…」
と思ったとしたならば、このときあなたは、時間の概念にとらわれることなく今本当に悲しんでいる、ということです。
「ミスは過去のこと。時間が過ぎて終わってしまったことを今悲しむなんて、そんなことできない」
なんて思いませんよね、ちゃんと過去に起きたことを今と直結することができています。
あるいは明日大好きな人とのデートなら、今ドキドキワクワクできるはずです。
「デートは未来のこと。時間が経ってなくてまだ起きていないことを今喜ぶなんて、そんなこと不可能だ」
なんてこともないですよね。
こちらも時間の概念にとらわれることなく、未来の起きていないことを今と直結することができているということ。
話が「願望」のことになると急に時間の概念が強くなり、
「未来のことを今喜ぶことなどできるはずがない」
「今できるのは、叶っていない不幸を感じながら、叶ったイメージをするくらいだ」
と思う方が多いのですが、時間の概念にとらわれずに今喜ぶことは、本来誰にだってできることのはずですよ。
直結メソッドで、本気で時間の概念を消そうとする必要はない
ときに、
「直結メソッドでは時間の概念にとらわれるなと言うから、時間という概念を消さないといけない…!」
と思い頑張る方もいらっしゃいますが、本気で時間という概念を消すことに成功などしてしまったら、今が何時かも理解できなくなっちゃうということですので、これからの生活が大変ですよ~(;´・ω・)
文字通りそのまんまの意味で「時間の概念を消せ」と言っているわけではなくて、
「時間に関係なく、過去のことを今悲しんだり、未来のことを今楽しんだりってみんなしたことあるはずだよね?
それなのになぜ願望の話になると、
『叶ってから喜ぶものなんだ』
というふうに、『叶ったあとになってから→喜ぶ』という時間の経過にこだわるの?
それをやめてみて、いつもしているように直結してみてはどうかな?」
という意味だと考えてみてください(*´ω`*)
時間の概念にこだわらず、今この瞬間に喜ぶということは誰もがしたことがあるはず。
直結メソッドは、誰にでもできるメソッドです。
今回は先取りメソッドについてお話しましたが、内容は「感情の」先取りについてでした。
でも、感情だけではなく「行動の」先取りをするのも良いと思いますので、行動の先取りについて書いた記事もぜひ参考にしていただければと思います↓
★行動の先取りで、潜在意識を変化させる★
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4話ともすべて無料です。
○○だから□□できない?でもそんなの関係ねぇ!
本日は、夢を叶えるためにぜひ試していただきたいメソッドのご紹介です。
潜在意識の力で願望実現をするためのメソッドってたくさんありますが、
中でもこれは私のお気に入りのものです(*´ω`*)
どんなメソッドなの?というと、その名も「よしおちゃんメソッド」
具体的な手順はこうです。
①まずは、お笑い芸人・小島よしおさんの「そんなの関係ねぇ!」を頭に叩きこみます。
②次に、日常生活を過ごしていて、
「あ~、○○のせいでうまくいかない…」
「私は□□だからダメなんだよな…」
と思ったときには全力で、
「でもそんなの関係ねぇ!そんなの関係ねぇ!そんなの関係ねぇ!はい、おっぱっぴー!!」
をやります。
本気でこれをやりだしたら周りにアイツどうしたと思われますので、
頭の中でイメージするだけ、このフレーズを口にするだけでOKです。
という、めっちゃふざけた感じのメソッドなんですが、これについて詳しく説明していきます。
潜在意識は、関係あると思っていると本当にそうする
潜在意識の力で夢を叶えるんだ!というとき、
不必要な関連付けがあるとその夢は叶いにくくなってしまいます。
これは以前にこちらの記事でも書いたのですが、簡単に説明すると、
「美人じゃないから彼氏ができない」
これは美人じゃないから彼氏ができないのではなく、
美人じゃないから彼氏ができないと関連付けて思考しているから、
その関連付けが潜在意識の力で現実化して実際にそうなってしまうだけのこと。
その人が自分の力で、
「美人じゃなければ彼氏ができない現実」
を作り上げてしまっている。
実際には顔の造形と彼氏の有無に関連はないので、そこに気づき、
「美人かどうかと彼氏がいるいないに関連はない」
と思っていれば、潜在意識は美人か否かを問わず彼氏のいる現実を作る。
ということです。
潜在意識は、そんなの関係ねぇと思っていると本当にそうする
人って、実際には関連のない事柄をついつい関連があると思ってしまうものです。
でもそうして、
「○○だから□□できない」
と2つを関連付けてしまうために、潜在意識が本当にその2つが関連付いた現実を作ってうまくいかなくなってしまうのだから、関連づけをやめてみてほしいなと思います。
頭の中に「○○だし□□だ…」という思考が浮かんだら、
「ハッ!○○と□□は関係あるか!?いやいや、そんなの関係ねぇ!」
と、その2つの関連を切ってください。
「引っ込み思案だから友達ができない?そんなの関係ねぇ!」
と思っていれば、潜在意識はその思考を現実化するので、
そんなの関係ねぇ現実(引っ込み思案でも友達ができる現実)が作られます。
「私は学歴がないから成功できない?そんなの関係ねぇ!」
と思っていれば、潜在意識はやはりその思考を現実化するので、
そんなの関係ねぇ現実(学歴がなくても成功できる現実)が作られます。
そのほか、どんなことでも同じです。
そんなの関係ねぇと思っていれば、潜在意識が本当にそうしてくれます。
「そんなの関係ねぇ!」は「そんなの気にしねぇ!」ではない
ちょっと意識してほしいのが、このよしおちゃんメソッドは、
潜在意識の話でよく言われる「関連付けの放棄をするため」のものであって、
「ダメだと思ってるけどそれを気にしないようにするため」
にやるものではない、ということです。
小島よしおさんの「そんなの関係ねぇ」は「ダメなのを気にしねぇ」という意味合いが強いかなと思います。
たとえば、
「いまだに仕送りもらってる、でもそんなの関係ねぇ!」
だと、多くの方は、
「いまだに仕送りもらってる、それってダメなことだけど、でもそんなの気にしねぇ!」
みたいな意味に取りますよね。
ただこれって、
「仕送りをもらっているから自分はダメである」
と、仕送りと自分の評価という2つを関連付けて考え、そしてその2つを関連付けたままに、
「でもそんなの気にしないもんね~♪」
という感じです。
関連付けをやめているわけではなく、関連付けたまま気にしないようにしています。
げ、芸人さんのネタをこんなふうに解説するもんじゃないかもしれませんが…(;^ω^)
仕送りと自分の価値?そんなの関係ねぇ!
よしおちゃんメソッドは、
「関連付けたまま気にしないようにしようね」
というものではなくて、
「そもそもこの場合、仕送りをもらっていることと自分の価値とは関連がないよね?」
というふうに、関連付けをやめるためのものです。
「いまだに仕送りもらってる、それってダメなことだけど、でもそんなの気にしねぇ!」
ではなくて、
「いまだに仕送りもらってる、それってダメなこと…とかみんな思うだろ?
でも『仕送り』と『ダメ』の2つは関係ねぇ!」
ということです。
ここを混同して、
「仕事でミスしたから私はダメだ…。
ぐぐぐ、でも落ち込むな!そんなの関係ねぇ!(私はダメなのを気にしねぇ!)」
というふうにする方もいるのですが、これは、
「仕事でのミスと自分の価値?その2つ関係ある?そんなの関係ねぇ!」
ということには気づいておらず、よしおちゃんメソッドの目的である関連付けの放棄をしていることにはなっていないですので、この違いは意識してほしいなーと思います。
(あ、でも「ダメなのを気にしねぇ」という意味で使って、それでちゃんと気にならなくなって元気が出るのでしたらそれでも良いと思います)
バカみたいなところが、むしろ潜在意識にとっては良い
なんかバカみたいな方法だな~と感じるかもしれませんが、
このメソッドの良いところはその「バカみたい」なところだと思います。
悩んでいるときって、人は無意識に下を向いて猫背になったり、ため息ついたりしちゃいますよね。
すると、自分のそうした行動(猫背・ため息)の影響を受けて、ますます気持ちが落ち込む…というふうになっていきます。
落ち込んでなくても、わざとため息ついたりという行動を取ると、
その行動を受けて本当にだんだん気持ちが落ち込んできたりします。
逆に、多少落ち込んでいても、胸を張って大きな声で話したりすると気持ちが回復してきたりもします。
なので、「○○だから□□できない」という関連付けを行ってしまったときに、
「ううう、なんでこういうこと考えちゃうんだろう…」
と頭を抱える…なんて行動をするよりは、リズミカルに「そんなの関係ねぇ♪」と繰り返すほうが、気持ちの落ち込みにストップもかけられるしいいですよ。
誰も見ていないのなら、本気でおっぱっぴー!って叫んでポーズを取るのも良いと思います、
もうバカバカしくて笑っちゃうかもしれませんが、そうして笑えるようになるっていうのは素敵なことですからね(*´ω`*)
不要な関連付けをすると願望を達成しにくくなる。
「○○だから□□できない」という関連付けが頭に浮かんだときは、
「そんなの関係ねぇ!」で明るくその関連付けを断ち切ってください。
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山根洋士さんという方の動画で、とてもわかりやすく引き寄せについて解説をなさっています。
先日、動画がすべてリニューアルされてさらに理解しやすくなりました。
初めて見る方はもちろんのこと、以前に一度見たことがあるという方も、一新された内容がお役に立つのではないかと思います。
4話ともすべて無料です。