潜在意識が怒ってる?謝るほうがいい?
今回は、読者の方からいただいたご質問への回答です。
潜在意識が、怒って主人の願いを却下することはありますか?
以前に、
「潜在意識は、主人が有言不実行(三日坊主や中途半端な諦めetc.)を繰り返すと、
主人に不信感と抵抗、怒りを持ち、願いの実現の邪魔をするようになる。
このような場合は潜在意識が許してくれるまで、
時間をかけて謝るワークをし続ける必要がある」
と聞いたことがあります。
なんだか怖く感じるのですが、本当にこのようなことがあるのでしょうか?
「願いを却下する・謝る必要がある」などは、
「潜在意識を変化させないと願いは叶わない」
ということを、少し違う言い方で表現しているだけかと思います。
実際に潜在意識が意思を持っているわけではありません。
ではでは、詳しくお話していきますね(*´ω`*)
実際に潜在意識が「謝るまで許さない」と思うことはない
まず、潜在意識には知性は備わっていません。
そのため、
「こいつは許せーん、謝るまでは願いを叶えてやらん!」
などと考えることはありません。
よく引き寄せでは、
「潜在意識が願いを叶えてくれる・叶えてくれない」
というふうに、まるで潜在意識が独立してものを考え動いているかのような表現が使われますが、これは単なる擬人化(人間以外のものを人間に例える比喩の方法)です。
ただの「ものの例え」だと思ってください。
「潜在意識が怒る・謝る」を言いかえると?
「潜在意識は、主人が有言不実行を繰り返すと、
主人に不信感と抵抗、怒りを持ち、願いの実現の邪魔をするようになる」
これを私なりの別の言葉に言いかえると、
「有言不実行を繰り返すうち、
『私はダメだ、私に願いなんて叶えられるわけがない』
といった、自分に対する否定的な観念が潜在意識下に刷り込まれていく。
その『自分はダメだ』という観念が現実になるように、無意識のうちに自分で行動してしまい、願いの実現ができなくなる」
でしょうか。
どちらも言っていることは同じですし、どちらの表現が好きかは人によります。
質問者さまの場合、
「潜在意識が怒って邪魔をする」
といった表現がなんだか怖く感じる…とのことなので、このような表現はあまり適していないのかもしれませんね。
次に、
「潜在意識が許してくれるまで、時間をかけて謝るワークをし続ける必要がある」
こちらも私なりの言葉に置きかえてみると、
「潜在意識下の『私はダメだ』という観念を消すために、
時間をかけて潜在意識メソッドをする必要がある」
となります。
表現は違えど言いたいことは、
「ワークやメソッドを通じ、今の潜在意識の状態を変えましょうね」
ということです。
「謝る」は潜在意識を変化させるのに有効
ご質問に出てくる「謝るワーク」が具体的にどのようなものかはわかりませんが、
自分に「ごめんね」と声をかけるようなワークでしょうか?
だとすると、そのように自分に謝るというのは、たしかに効果があるかもしれません。
人は、ついつい自分に厳しくなってしまうもの。
「なんてダメな人間なんだ」
「どうせ何もできやしない」
こういう言葉を自分にかけてしまいがちですよね。
人にこうした言葉をかけられると自信を失ってしまうのと同じく、
自分で自分にこのような言葉をかけても、自信は失われてしまいます。
もしこのようなことを言われていた相手に、
「ごめんね、本当はそんなことないよ」
と真摯に謝りつづけられたら、徐々に心がほぐれていくと思います。
同様に、自分で自分に「ひどいことを言ってごめんね」と謝ることで、心がほぐれていきます。
そうして自分に謝ることで、潜在意識下の「私はダメな人間」という観念が消えていけば、それに伴って願いも現実化していきます。
これを、
「潜在意識が怒っているから、許してもらうために謝る」
と表現してもいいですし、
「潜在意識下の良くない観念を消すために、自分に謝るという方法を使う」
と表現してもいいですね。
不要な観念を消すための方法は、謝る以外にもいろいろとありますが、
「ほう、謝るというのはやったことがなかったなぁ」
と興味が湧いたのであれば、やってみるのも良いと思います(*´ω`*)
自分(の潜在意識)にどのくらい謝るといいの?
それと、
「時間をかけて謝るワークをし続ける必要がある」
という部分を読んで、
「じ、時間をかけるって…どのくらい謝る必要があるの?あんまり長期間は嫌だなぁ…」
と思った方もいるかもしれません。
かかる時間は人それぞれなので「万人共通で〇時間です!」とは言えないのですが、
本気で謝るほどに、時間は短くてすむと思います。
これは謝る以外の方法でもそうなのですが、
「こんなことやって意味あるの?」という疑いを持っていたり、
自分を変える決心がついていないままにやると、効果が出るのは遅くなります。
反対に、
「絶対に自分を変えてやる、必ず効果はあるんだ!」
と強く心に決めてやるほどに、効果は早く出ます。
謝るのであれば、
「ごめんね…とか言って、ほんとにこんなんで潜在意識が変わるのかよ~」
と思いながらやるのではなく、
「これまでひどい言葉をかけてきた相手(自分)に対して、心の底から非礼を詫びよう」
くらいの気持ちを持ってやるといいかな、と思います。
そのくらい真剣に行えば、それほど時間はかからず効果が出てくると思います。
それと、謝る端から有言不実行(自信を失うような行為)を繰り返さないことも大切かと思います。
これだと謝ってはそれを打ち消し、謝ってはそれを打ち消し…の繰り返しになりますので、
「日々の中で、やると決めたことはきちんとやるようにしよう」
という意識も持っていると良いですね。
完璧にできなくても全然かまいません。
少しずつでいい・簡単なことでいいですから、
やると言ったことはやるように心がけてみてください(*´ω`*)
「潜在意識が怒る、謝る必要がある」
というのは、潜在意識を擬人化した表現です。
謝るというのは、潜在意識を変えるための効果が見込めるものですので、興味があれば試してみてください。
「謝る」以外の潜在意識を変える方法について知りたい方は、以下の記事をどうぞ↓
✶アファメーションについて✶
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潜在意識さん、イライラさせてくるのはなんでですか?
今回は「イライラ」に関してのお話です。
以前に、
「モヤモヤするのは、潜在意識が良い方向に変わってきている証拠」
という記事を書いたことがあるのですが、イライラの場合も同じです。
あなたがもし、
「引き寄せを実践しはじめて、なぜか人や物事に対してイライラするようになってきた」
「終わったはずのことを今さら思い出して、イライラすることが増えてきた」
というのであれば、潜在意識が良い方向に変わってきているサイン。
ではでは、どういうことか詳しく説明してゆきますね(*´ω`*)
潜在意識は、過去のイライラを貯蔵している
引き寄せを実践しはじめてイライラしてくる…というのは、
物事を我慢して生きてきた、という方に多いように思います。
たとえば、小さい頃から自分の意見を言うと怒られて、ただただ我慢するように育てられてきた…という場合、
「我慢せねばならない」
「怒ってはならない」
といった観念を強く持つようになるので、自分の本音を言いたいという気持ちや、言えないイライラを自分で押し込めるようになってきます。
それを続けていくと、
「本当は自分の生きたいように生きられなくてイライラしているのに、
そのイライラが潜在意識下の深いところにまで押し込められてしまっているので、
自分がイライラしていることにすら気づかなくなる」
ということが起きます。
顕在意識上では気づかなくなりますが、潜在意識下のイライラが消えたわけではありません。
潜在意識はなんでもかんでも貯蔵しておく意識なので、
「イライラ、普段はあんまり使わないから奥のほうに保存しとくでー」
みたいな感じで、意識はできなくてもしっかり保存はされている状態です。
潜在意識がイライラさせてくるのは、あなたを守るため
その状態で、
「私はもっと楽しく生きたい、自由に生きたい」
と引き寄せを実践しはじめると、潜在意識が、
「ほう、自由に生きるのか…よしきた。
ほんなら、もっと怒れるようになったほうがええでー。
過去の悔しかった出来事とか、ちゃんと保存しといてあるで。
そのときのイライラ、奥から出してこよっと」
となり、なんだかイライラしだしてきます。
なぜ、自由に生きるために怒りが必要なのか?
これはもちろん、
「自分が理不尽な目に遭ったときなどに、ちゃんと『それはおかしいじゃないか』と拒否できるようになるため」
ですね。
そうじゃないと、その理不尽・不自由を、これからも受け入れて生きることになってしまいますから。
ときに、
「もうずいぶん昔の終わったこと、納得していたはずのことを、なぜ今さら思い出してこんなにイライラしているんだろう…」
と、自分のイライラに戸惑ってしまうこともあるかもしれません。
が、納得していないことに対してはちゃんと、
「私は納得していないのだ」
と自覚し、
「では、どうすれば納得できるようになるのか?」
ということを知っておかないと、これから同じようなことが起きたときにまた、
「本当の本当は納得していないけど、我慢すればいいんだから…」
と、これまでと同じことを繰り返してしまいます。
潜在意識は、これまでと違う流れに変えるためには怒りが必要であると判断して、あなたをイライラさせています。
それを無理に、
「イライラするのは良くないことだ!」
と押し込めると、潜在意識は、
「なんだ、やっぱり使わないならまた奥のほうに保存しとこ…」
となり、元に戻ってしまいます。
潜在意識から出たイライラは、向き合えば昇華される
確かに、イライラして相手に八つ当たりしたり、怒鳴ったり殴ったり…などというのは良くないとは思いますが、
ときにイライラは、不当なものから自分の身を守るために必要なもの、人生をより良くしていくために必要なものでもあります。
一概に悪いもの、というわけでもないのですから、感じたイライラを再び封じ込めてしまわないようにしてくださいね。
きちんとそのイライラと向き合い対処できれば、昇華されて消えていきますよ。
怒りというのは強い感情なので、持っている間は苦しいのですが、
そのぶん、手放せたときに嘘のように楽になれたり、人生がぐんと飛躍したり、ということもあります。
イライラは、潜在意識が人生をより良くしようとしてくれている証拠。
これからが楽しみですね(*´ω`*)
イライラするのは、潜在意識が現実を良くしようとしているサイン。
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怒りを浄化しないと、潜在意識がさらなる怒りを引き寄せる?
今回は「怒りの浄化」についてです。
よく引き寄せでは、
「怒りなどのネガティブな感情を抱くと潜在意識が、
『さらに怒りを抱くような事態』
を引き寄せてしまいます」
と言われますよね。
それで、
「そうか、じゃあ自分が持っている怒りの浄化をしよう…」
と浄化に取り組む方もいると思います。
しかし、怒りの浄化に取り組んでいる方の中には、
「ずっと浄化をしているわりに、何も変わらないんだけど…」
「まだ浄化が足りないってことなの?だから潜在意識が良いことを引き寄せてくれないのかな…?」
というふうに思っている方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、
①怒りの浄化自体は、しないよりはしたほうがいい
②かといって、怒りを浄化することにこだわりすぎると、かえって潜在意識は働かない
③なかなか怒りの浄化ができないのは、なぜ?
の3つについて、詳しくお話していきます。
怒りの浄化をしたほうが、確かに潜在意識は働きやすい
ではまず、
「①怒りの浄化自体は、しないよりはしたほうがいい」
についてです。
これはなぜかというと、よく言われているとおり、
「潜在意識が、より怒りを抱くような事態を引き寄せてしまう場合があるから」
です。
(いついかなるときにも例外なく引き寄せてしまう、というわけではありません)
たとえば誰かに対して怒りを感じ、そこから、
「くそー、あいつなんて消えてしまえばいい!」
と悶々と考えだしたとします。
すると潜在意識は、
「お、あいつなんて消えればいい?じゃあ、消してあげる!」
というふうに働くかというと、そういうわけではなく、
「お、あいつなんて消えればいい?OK!
では『より、あいつなんて消えればいいと思わずにはいられない現実』を作るね!」
というふうに働きます。
なんでそうなるんだよ!という感じですが、潜在意識は基本的に頭は悪いですから、こういう変な解釈をします(;^ω^)
なのでのちのち、
「くっそー!!あいつなんて本当に本当に消えればいいんだー!!」
と、さらに怒り心頭するようなことが起こったりします。
けれど怒りを浄化すれば、潜在意識がそのように「さらに怒りを感じずにはいられない状況」を引き寄せることはなくなるわけですので、
「浄化をしたほうがいいですか?しないほうがいいですか?」
と言われれば、しないよりはしたほうがいいのではないかな、と思います。
怒りの浄化に熱心になりすぎると、潜在意識は「待機」しだす
では次に、
「②かといって、怒りを浄化することにこだわりすぎると、かえって潜在意識は働かない」
についてです。
最初は、
「そっか、潜在意識が嫌な事態を引き寄せちゃうと困るし、怒りの浄化をしてみよう!」
くらいの気持ちで浄化に取り組み始めても、取り組んでいるうちにだんだん、自分でも気づかないうちに強迫的になってくることがあります。
「あ、怒りだ。浄化してみよう」
「ああ、さっきとは別の怒りだ、これも浄化だ…」
「ああぁ、またまた別の怒りが!…も、もっと浄化しなきゃ…しなきゃいけない…!!
そうしないと、潜在意識が良いことを引き寄せてくれるようにならない…!!」
みたいになっていき、自分でも気づかぬうちに、
「怒りの浄化をしっかりと終えるまでは、潜在意識はうまく働かない、まだまだダメだ!」
という観念にとらわれるようになってしまう方もいらっしゃいます。
そのような観念を抱くと、潜在意識はこう働きます。
「ほう、しっかり浄化をし終えるまでは、俺がうまく働かない、まだダメだと思ってるのか…。
よーし、ではそのとおりにしよう!
本当はもう良い引き寄せができる状態なんだけど、あなたが『しっかり浄化し終わったぞ!』と納得するまでは、引き寄せしないで待っててあげるね!」
と。
しかし、
「しっかり怒りの浄化をし終わったと納得する」
って、どうなるとそのように納得できるのでしょうか?
まったく怒りを感じないようになれたならば、納得できる?
でも、怒りは人間が生まれ持った感情、もともと兼ね備えているものです。
それを感じなくなる日など来ませんし、ではずっと納得できる日が来ず、潜在意識が良い引き寄せをしようと動き始める日もずっと来ない、となってしまいます。
こうして、怒りの浄化に熱心になるあまり、かえって引き寄せがうまくいかなくなる方もいます。
怒りの浄化は、しないよりはしたほうがいいとは思いますが、しかし、
「一切合切の怒りを浄化したほうがいい」
かというと、さすがにそこまですることはないかな?と思います。
怒りの浄化ができないのは、潜在意識下の「観念」の放置
中には、
「別に私はあらゆる怒りを浄化しようだなんて、そこまで思ってないよー。
ある程度でいいと思ってるんだけど、でも、そのある程度の浄化すらもなかなかできないんだよ…なぜだー…」
と苦しんでいる方もいると思います。
このようになかなか浄化ができない場合、
「湧いてきた怒り」
には対処(浄化)しようとしているのですが、
「そもそも、なぜその怒りが湧くのか?」
ということには無頓着になっているのかもしれません。
その怒りが湧くのは、潜在意識下に、
「その怒りが湧いてしまうような観念」
があるから、です。
なので、
「その観念って何かな?」
と考えてみて、
「あぁ、この観念が怒りのもとか」
と気づくと、気づくと同時に勝手に浄化が始まりますので、その後同じことで怒りは感じなくなります。
怒りを抱いていると、潜在意識が良くないものを引き寄せてしまう場合もあります。
かといって、
「あらゆる怒りを浄化しない限り、潜在意識が良い引き寄せをしてくれることはない」
という条件付けまで行わないようにしてください。
今度は潜在意識が、その条件付けのとおりに働いてしまいます。
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今回はいただいた質問の回答です。
以前に、
「収入アップのアファメーションをするようになり前向きになってきたが、
ときおり『何も思いつかない』という思考が湧いてくる」
という質問をいただいたのと同じ方からの質問です。
(以前の質問への回答記事へはこちらから)
それを踏まえて読んでいただくとわかりやすいと思います(*´ω`*)
何も思いつかないって思いがなくなってから不安そのものを感じる事が大分減りました。
けど、今度は激しい怒りの感情が出てくるようになっちゃって…。
潜在意識に対して、
「なんで分かってくれないの!!」
とか、
「私がこうしたいって思うんだからそうしてよ!!」
とか、もう反抗抵抗してくる潜在意識にブチ切れてしまう事が増えてきました。
多分これって(怒りに)構ってますよね?
「なんでそんなに抵抗ばっかりしてくるんだよ!!」
「ちゃんとアファメーションやってるのになんで分かってくれないの!!」
ってつい思ってしまってひどいと通勤中ずっと考えてしまってたり、ふとした時など何度も出てきます(泣)
あと特に朝起きた時に激しい怒りの感情が溢れてきます。
ちゃんとやってるのになんで?
なんで抵抗反抗ばっかりしてくるの?
そんな思いでいっぱいです。
何で分かってくれないのとかどうしても思ってしまって、怒りの感情に構わず無視するってのが難しいです。
これも練習でしょうか?
この場合は怒りの感情を無視する必要はありません。
むしろどんどん怒ってください。
怒りの感情を受け流さないほうがいいパターン
よく引き寄せでは、
「常にポジティブな感情を抱いていましょう」
と言われますよね。
そのため自分が怒りの感情を抱いたとき、
「こんなネガティブな感情は良くない!怒りなんて…だめだめ!」
と怒りを押し殺そうとする方も多くいますが、
そうではなく、その怒りの感情はさら~っと受け流すほうがいいです。
「ほぉー、怒りですなぁ~、へぇ~私は怒っているのね~」
みたいな感じで、怒りには構わず「ふぅん」と受け流すと感情が消えやすいです。
それを知っている質問者さま、自分の怒りの感情に構わずに受け流そうとは思うけれど、
なんだか難しくてどうにもこうにも怒っちゃう…どうしよ?ということですね。
これなんですが、こういう場合にはガンガン怒っちゃってください!
今回は、湧いてくる怒りの感情に構いまくったほうがいいパターンです(*^^)v
怒りの感情が湧くのは前向きになったからこそ
たとえば、いじめられて何も言えずに我慢している子がいるとします。
どうせ自分なんて…って思って、もう相手に反抗することも、怒ることすらも諦めている。
でも、そういう子が変わりたい!と思って自信がついてくると、
いじめっ子に対して怒りの感情を持つことができるようになることがあります。
「今までは黙ってたけど…もう我慢できない!許せん!」
みたいに。
これって、怒りの感情を抱くことすらもできない無気力状態から脱したということ。
こういう場合は、むしろ怒りの感情を抱くのは良い変化です。
質問者さまの怒りも、これと同じじゃないかな?と思います。
いままでは「できない」という気持ちが潜在意識下に強くあり、
「うん、まぁそうだよね…。どうせ私には無理だよね…」
と納得していた。
本当の本当は納得したくはないし、できないというのは悲しいことなんだけれど、
泣いても怒ってもできないものはできないんだから仕方がない…。
そんな感じで、潜在意識に強く諦めの気持ちがあったのかな?と思います。
でもその潜在意識が変化して、自信がついてきた。
となると今度は自分の「できないという観念」に対して怒りの感情が湧いてくる。
「今までは納得してたけど、よく考えたらなんでじゃーー!!」
「いつまで私にできないって言うんだ?もういい加減にしろ!!」
という感じで。
これは潜在意識にある諦めが消えてきたからこその変化。
自信がついてきたからこその怒りです。
この怒りの感情をなんとか無視しようとしたり消そうとすると、
「うまく怒りを無視できない私はダメだ…」
なんて自分を責めてしまい、せっかくついてきた自信を消すことにもなってしまいかねません。
ここはもう、
「そうだそうだ、あー腹が立つうううう!ほんといい加減にしろおおおおおおお!!」
と声に出して怒りまくってしまったほうが良いと思います。
どんどん怒りの感情を解放する!
そうして、できないという観念のほうはガンガン怒りで攻撃してしまってください、
そうしたほうが「できない」は消えやすく、
「できない」が消えれば怒る必要もないので、怒りは湧いてこなくなります。
こういう怒りの感情が湧いてくるということは、
もう質問者さまの潜在意識はほぼほぼ「できる」に書き換わっています。
もう大丈夫だと思います、安心してどしどし怒ってください(*^-^*)
怒りの感情を受け流したほうがいい場合って?
「そうか、そういう場合は怒っていいのかー。
でもじゃあ、受け流したほうがいい怒りってのはどんなの?」
と思った方もいるかもしれませんのでそれについてもご説明。
今回の質問者さまの怒りの感情は、なんというか…自分の外側に向くような感じですね。
「できない」に対して、怒鳴ったりしたくなるような攻撃的な怒りです。
こんな観念はあっても邪魔になるだけなので、怒って消しちゃえばOK。
でも、そうではなくって怒りの感情が自分の内側に向く場合があります。
できないという気持ちが浮かんできたときに、
「あぁ、どうして私はできないなんて考えてしまうんだろう?
そんなことを考える自分なんてダメだ、こんなダメな私なんて許せない…」
みたいに、怒りで自分自身を攻撃してしまう。
これは「できないという観念」を攻撃したいのではなく、
「できないという観念を抱いている自分そのもの」
を攻撃しようとしています。
こういう場合にどんどん自分自身を怒りで攻撃すると、どんどん自信が失われていってしまいます。
こういうときには、
「わぁ、私はいま怒りの感情を抱いているぞ~。
ほうほう、これが怒りというものかぁ」
という感じで、怒りと自分自身を切り離し受け流すほうが効果的です。
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