潜在意識は「恐怖心」があるとうまく働かない?

花

 

恐怖心を抱くと、潜在意識はそれを現実にする?

 

今回は「恐怖心」についてです。

引き寄せのお話ではよく、

「いつでもポジティブでいましょう」

と言われますよね。

そのため、自分が何かに対して恐怖心を抱いてしまったときに、

「あわわ…こ、これじゃあ潜在意識が悪いものを引き寄せちゃう、何か悪いことが起きちゃう…」

「恐怖心を取り除くにはどうすればいいの…?」

と思う方は多いです。

ではでは、一体どうすればいいのかについて詳しくお話していきます。

 

 

潜在意識には、恐怖心を現実化する力はない

 

まず、みなさんに知っておいていただきたいのは、

「取り除くべきは『恐怖心』ではなく、『恐怖心を抱くことへの恐怖心』のほうである」

ということです。

 

 

「恐怖心」とは何か?

 

「恐怖心」とは、「失敗したらどうしよう…」というふうに、何かを怖れる気持ちのことですね。

危険な目に遭う可能性のあるときに、自分の身を守ろうとして自然と働く感情です。

これは人間の本能なため、取り除くことはできません。

また、恐怖心があることが、引き寄せをする上で害になるということもありません。

潜在意識は、恐怖、不安、悲しみ、喜び、楽しさ、安心…などなどといった「感情」を現実化する力は持っていません。

例えどれほどの恐怖心を抱こうと、潜在意識が悪いものを引き寄せることはないので、対処の必要はないかと思います。

 

 

「恐怖心を抱くことへの恐怖心」とは何か?

 

次に「恐怖心を抱くことへの恐怖心」についてですが、これは、

「失敗したらどうしよう…とか怖がったりしちゃいけないのに、怖がっちゃったらどうしよう」

という気持ちのことです。

こちらの恐怖心は、危険から身を守ろうという「本能」から生まれているわけではなく、

「怖がったら潜在意識が願いを叶えてくれなくなる」

といった「固定観念」から生まれているものです。

潜在意識は「感情」を現実化する力はありませんが、「固定観念」を現実化する力は持っています。

あなたが「怖がると願いは叶わない」という固定観念を持っているのであれば、

「では、怖がったときには願いが叶わないようにしてあげなきゃ」

と働きはじめ、あなたが恐怖心を抱くたびに、願いを叶えない方向へと向かいます。

 

 

人はついつい、

「怖いと思っちゃいけない、いけない」

と頑張ってしまいがちです。

しかし、そうして怖いと思ってはダメだダメだと強く思うほどに、

「怖がると願いは叶わない」という固定観念を肯定し、強めてしまっていることになります。

潜在意識はますます、

「ほうほう、もっとちゃんと、怖がったときには願いが叶わないようにしてほしいのか…」

と働きはじめてしまいます。

こうしてなかなか願いが叶わなくなってしまう方もいます。

 

 

恐怖心を抱こうと、潜在意識は願いを叶える

 

では、どう対処すればいいのか?

方法としては、

 

①恐怖心を捨てる

②「怖がると願いは叶わない」という固定観念を捨てる

 

のどちらかかと思いますが、①はできませんね(;^ω^)

さきほど言ったとおり、恐怖心は本能ですので取り除くことはできませんし、

また、潜在意識が恐怖心を現実化するなどということもないため、取り除かなかったからといって問題が起きることもありません。

本能を失おうなどという取り組みよりは、

「怖がると願いは叶わない、という固定観念を捨てよう」

という取り組みのほうが、ずっと現実的で効果的です。

 

 

ということで今日からぜひ、

「私が恐怖心を抱くかどうかと、願いが叶うかどうかは関係がない」

と意識してください。

徐々にその意識が強まり、そのうち潜在意識下に新しい固定観念として定着しだします。

定着していくほどに潜在意識は、

「ほう、怖がっても叶わない方向に動かなくていいんだな」

となり、恐怖心を抱こうが抱くまいが、願いは叶うようになっていきますよ(*^^)v

 

 

あなたが恐怖心を抱くかどうかと、願いが叶うかどうかは関係がない。

 

 

「いや待って、『潜在意識は恐怖心などの感情を現実化することはない』ってどういうこと?

ずっと現実化すると思ってたんですけど…」

と思った方は、以下の記事もどうぞ↓

潜在意識は「感情」を現実化するのか、しないのか?

 

 

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引き寄せでは、ときに思考停止してみる

花

 

引き寄せの「前提」については、思考停止してしまう?

 

今回は、

「もう思考停止しちゃってはどうでしょう?」

というお話です。

引き寄せのお話だと、よく「設定」や「前提」という言葉が出てきます。

たとえば、

「すべては完璧であるという設定にしましょう」

「望むものは既にあるという前提にしましょう」

というふうに。

これに対して、

「いや、全然完璧なんかじゃないよ?なんで完璧だってことになるの?」

「いやいや、望むものはまだないよ!既にあるってどういうこと?」

という疑問が浮かび、もんもんと考えてしまう方に読んでいただきたいです(*´ω`*)

 

 

「だって引き寄せはそういうもの」と、思考停止

 

「引き寄せの『前提』とかって…なんでそうなのか、どんなに考えてもどうしてもわからない」

そういう場合にはつい、

「もっと考えよう、ちゃんと理解しよう!」

と思いがちですが、むしろ正反対に、

「そういうものなんだ」

以外のことを考えないようにしてみてはどうかな?と思います。

「なんでって言われても、だってそう決まってますから~。そうなものはそうですから~」

と、思考停止してしまう。

こう言われると、

「いやいやいや、そうやって思考停止しちゃえれば苦労しないよ、それができないから困ってるのに…!」

と思うかもしれませんが、

「前提について、思考停止してただ『そうなんだ』と受け入れる」

ということは、実は誰しもが既にやったことがあるはずだと思います。

 

 

引き寄せではないことでは、人はわりと思考停止している

 

たとえば、サッカーだとボールを手で持ってはいけないのに、バスケだと持ってもいいというルール(前提)がありますよね。

それに対しては「なんでどうして」ではなく、

「そりゃスポーツが違うんだもん。競技が違えばルールも違うでしょ、そういうものだよ」

と受け入れていると思います。

 

 

たとえば、日本だと箸を使うのに、アメリカでは箸は使わない。

それに対しても「なんでどうして」ではなく、

「そりゃ国が違うんだもん。場所が違えば文化も違うでしょ、そういうものだよ」

と受け入れていると思います。

人はわりと、物事の前提となるような重要な部分については、こうしてただ「そういうものだ」と受け入れ、なぜなぜどうして?とは思考しないものです。

 

 

なので、それと同じような感じで思考は停止させ「引き寄せではそういうもの」と思ってみてはいかがでしょうか。

あなたが今まで生きてきたところは、

「望むものはまだない」

「物事は不完全だ」

といった考え方をするところだったのかもしれません。

しかし、引き寄せでは「既にある」とか「もう完璧」と考える。

それに対しては「なんでどうして」ではなく、

「だって畑が違うんだもん。分野が違えば考え方も違うでしょ、そういうものだよ」

というだけ。

 

 

人は「信念」においても、思考停止している

 

「いや、スポーツやらなんやらと引き寄せは全然別でしょ…。

引き寄せで言われている前提っていうのは、その人の信念みたいなものでしょ?

信念なんていうすごく大事なこと、そんな簡単に思考停止して『そういうもの』と受け入れられないよ」

と思うかもしれませんが、ううーむ、そうでしょうか?

 

 

ではでは、

「望むものはまだない」

「物事は不完全だ」

これが今のあなたの信念だとして、あなたがそう信じている根拠はなんでしょうか?

なんでしょうかと問われれば、なにか根拠らしきものは出てくると思います。

しかしその根拠がどんなものであったとしても、

「でも、そうとは限らないですよね?それなのになんでそう信じているんですか?」

と返せてしまうんですね。

「だって、〇〇だし…」

とまた別の根拠らしきものが出てきますが、それもまた、

「でも〇〇だと限らないですよね、それなのになんでそう信じているんですか?」

と返せてしまう。

 

 

時間があれば実際に、論理で突き詰めていってみてください。

繰り返して突き詰めていくと最終的には、

「だって、そうなものはそうなんだもん!そういうものなの!」

というところに行きつきます。

信念も「そういうもの」なんです。

 

 

であれば、新しい信念(前提)も、これまでと同じように「だってそういうものなんだもん」というだけで良いのではないでしょうか。

できないということはないはずです、これまで色々なところでずっとやってきたことなのですから。

 

 

理屈に効果がないのならば、思考停止してしまうのも手

 

もちろん、なんでもかんでも思考停止して「そういうものなんだ~」と受け入れるのが効果的とは思いません。

しかし同様に、なんでもかんでも「なんで?どうして?」と理屈で考えるのが効果的とも限りません。

時と場合によって、両者を使い分けるものだと思います。

今、どんなに「なぜ?」と考えてもうまくいないということは、理屈で攻めているけれど効果が出ていない状態ということですよね。

それならば、効果のないやり方を今後も続けようとするよりも、

「思考停止してしまう」

「そういうものだとまるまる受け入れてしまう」

という方法を試してみるのも、アリだと思いますよ(*´ω`*)

 

 

引き寄せの「前提」に関しては、「だってそういうものなんだもん」と思考停止してしまうのも手です。

 

 

関連記事です↓

思考を止める効果なんて、本当にあるの?

 

 

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潜在意識に委ねることができないときは?

花

 

潜在意識に委ねる…本当にそれで大丈夫?

 

今回は「潜在意識に委ねる」についてです。

この言葉、引き寄せではよ~く出てきますよね。

「どうやって叶うかは知らなくていい、潜在意識にすべてを委ねるように」

と。

しかしそうは言っても、なかなか委ねることができない…という方も多いのではないでしょうか?

私もそうだったので今回は、

 

①私が潜在意識に委ねることができなかった理由

②委ねることができない原因の解消法

 

について、詳しくお話していきます。

 

 

潜在意識に委ねることができない理由その1「不安」

 

まずは、

「①私が潜在意識に委ねることができなかった理由」

についてですが、これは主に2つあります。

ひとつめの理由は、

「本当に叶うかどうか不安だから」

です。

いくら、

「潜在意識はどうやって叶えるかを知っています。

叶う過程や手段については委ねるようにしましょう」

とか言われても、ほんとかよ?と不安でした。

「潜在意識に委ねるよりも、自分できちんと手段について考えたほうが安心できるじゃないか」

ということで、手段について考えずにはいられず、委ねることができませんでした。

 

 

潜在意識に委ねることができない理由その2「過信」

 

もう一つの理由は、

「自分を過信していたから」

だと思います。

さきほど、

「潜在意識に委ねるよりも、自分できちんと手段について考えたほうが安心できるじゃないか」

と書きましたよね。

では、なぜ自分で考えたほうが安心だと思うのでしょうか?

なぜなら、

「潜在意識のやることよりも自分のやることのほうが優秀だ、信用できるんだ」

と思っているからです。

 

 

仮に、あなたがとても不安でどうすればいいのかわからない状態だとします。

その状態のときに、目の前にAさんとBさんが現れたとします。

この場合、より力が強かったり知識や経験が豊富だったりなど、優れているほうに対して、

「なんとかしてくれそう、安心できそう」

と感じ、信じて頼りますよね。

不安なときに、潜在意識と自分がいる。

そこで潜在意識ではなく自分を頼るということは、自分のほうがより優れていると思っているからです。

当時は自分ではそんなつもりはなかったのですが、それだけ自分の知識や経験を過信していたのですね。

 

 

①叶うかどうか不安

②自分を過信している

この2点が、私が潜在意識に委ねることができない理由でした。

いま、

「あ~…私もその2つかも…」

と思った方もいるかもしれません。

では、ここから先はどうやってその2点を解消するか?についてお話していきます。

 

 

潜在意識に委ねるために「先に安心する」

 

まず一つ目の理由「叶うかどうか不安だから委ねることができない」の解消法についてです。

これに関してはついつい、

「私は、叶える手段がわからないから不安なのだ」

と錯覚し「では叶える手段がわかれば安心できる」と手段を明らかにしようとしがちです。

しかし実際には、叶える手段がわからないから出てくる不安なわけではなく、

「自分なんかダメな人間だ」

という自分への自信のなさ・自己肯定感の低さから出てくる不安です。

自信がない場合、仮に明確な手段を示されたとしても今度は、

「でも、その手段が自分にできるかどうか不安です」

となってしまい、不安は解消されません。

手段ではなく自信の問題ですので、

「いかに手段を明らかにするか?」

ということよりも、

「いかに自分を信じられるようになるか?いかに自分を好きになるか?」

といったことに目を向けてください。

 

 

些細なことで構いませんので、日常で、

「自分に自信がつきそうなほう、自分を好きになれそうなほう」

を選択していってください。

そうしていくうちに、

「自分は自分でいいのだ、自分にもできるのだ」

という自信が育まれていき、そうすると叶う手段がわからずとも、

「まぁ、なんとかなるだろう」

と思えるようになって、潜在意識に委ねることができるようになっていきます。

「叶う手段がわかれば⇒安心できる」

のではなく、

「自信がつけば⇒自然と叶う手段について気にならなくなり安心できる」

のだと考え、自信を持つことに意識を向けてみてください。

 

 

潜在意識に委ねるために「謙虚になる」

 

次に、二つ目の理由「自分を過信しているから委ねることができない」についての解消法についてです。

(上で書いた話と相反するようですが、自分に自信がない反面、同時に自分を過信していることは割とよくあります

私の場合はこういうときには、

「私は、自分で思っているよりも馬鹿だ」

と意識するようにしています。

「本当に自分が賢く経験豊富なら、あのときあんな失敗をしなかったはずでは?」

「あんな失敗をしても、助けてくれた人がいたことを忘れてはいないか?」

というふうに自分に声をかけ、自分が無力であることを思い出していきます。

 

 

気をつけてほしいのは、こういったことを「卑屈」になるためにやるのではなく「謙虚」になるためにやるということです。

「どうせ私は馬鹿なんですよ、馬鹿だから失敗しましたよ、いじいじ…」

というのでは、単なる卑屈です。

あくまでも良い意味で、

「己の知識や経験など、たいしたものではないのだよなぁ。思い上がってはいけないよなぁ」

ということを思い出すために行ってください。

絶対にこの方法でなければいけないというわけではありませんので、

他にも「私は○○をすると謙虚な気持ちになるよ」と思いつくものがあれば、そちらもぜひ試してみてくださいね。

 

 

「私などたいしたものではない」と良い意味で思えるようになると、

「では、たいしたものでもない私が思いつく『叶える手段』など、そんなに信用できるものでもないだろう。

他により良い手段があるかもしれないし、潜在意識が教えてくれるのを待つことにしよう」

と委ねることができるようになると思います(*´ω`*)

 

 

潜在意識に委ねることができない原因は、

①自信のなさから来る不安

②過信

です。

この原因を解消する方法は、

①自信を持つ

②謙虚になる

です。

 

 

「私は自分を過信していた」と書きましたが、過信に気づいたときのお話も記事にしてあります。

興味のある方はこちらもどうぞ↓

なぜか知らないけど、潜在意識はうまくやる

 

 

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潜在意識のお話「現象化を諦める」について

蓮の花

 

現象化を諦めると、潜在意識によって現象化する…?

 

今回は「現象化を諦める」についてです。

潜在意識のお話ではときに、

「願いを叶えようとするのをやめると願いが叶う」

とか、

「願いの現象化を諦めると現象化する」

というふうに言われることがあります。

しかしこう言われると、

「え?普通に考えて諦めたら叶わなくなるでしょ?諦めるわけにはいかないよ!」

というふうに感じる方が多いのではないでしょうか。

一体なぜ、現象化を諦めることで逆に現象化するのか?

これについて詳しくお話していきます。

 

 

一旦は現象化を諦め、潜在意識を変えることに意識を向ける

 

まずは、潜在意識の力で現象化する(願いが叶う)までの過程を簡単に書きますね。

 

①現象化してほしいものがある

②そのためにまず自分の潜在意識を、それが現象化するにふさわしいものに変える

(自分の潜在意識を変える方法が潜在意識メソッド。

潜在意識メソッドを「現象化させるための方法」と誤解する方もいますが「潜在意識を変えるための方法」です)

③潜在意識が変われば、それに伴って現象化する

 

この順です。

この順番は、誰にも変えることができません。

「必ずこの順番で物事が起きる、そういうふうにできているのだよ」

というのが引き寄せの法則です。

 

 

しかし中には、

「いつ現象化するのか、いつ現象化するのか…」

と③の「現象化」が気になってしまい、②の「自分の潜在意識を変える」という部分が手つかずになってしまう方もいます。

これだと順番の②をすっ飛ばしてしまっているため、いつまで経っても現象化しない…となってしまいます。

この場合は、一旦は現象化に意識を向けるのをやめ、潜在意識を変えることに意識を向けたほうが叶うようになりますね。

この、

「一旦は現象化に意識を向けるのをやめ、潜在意識を変えることに意識を向けたほうが叶う」

というのを、

「現象化を諦めると現象化する」

と表現しています。

諦めるといっても、

「願いは叶わないと断念しろ、叶わないままで生きていけ」

などという意味で言われているわけではありません。

 

一旦は点数を気にするのをやめ、勉強することに意識を向ける

 

これは、学校のテストに例えるとわかりやすいかもしれません。

仮にあなたにお子さんがいて、

「今はテストの点が悪いけど、100点を取れるようになりたい(100点を現象化させたい)

と言っているとします。

この場合は、

 

①100点を取りたい

②そのためにまず勉強をする

③勉強すれば100点を取れる

 

この順番で物事が運びますね。

ではもしお子さんが、

「100点取れるかな、取れるかな、取れるかな…」

ということばかりを気にして、一切勉強をしなかったとしたらどうでしょう?

これでは当然100点は取れなくなってしまいますし、きっとあなたは、

「100点を取りたいと思うのはもちろん構わないし、悪い点のまま諦める必要などどこにもない。

けれど100点を取るために今やるべきことは、『100点取れるか取れるかと心配すること』ではなく『勉強すること』でしょう…」

と思うのではないでしょうか。

 

 

これと同じく、

「現象化させたいと思うことはもちろん構わないし、しないままに諦める必要などどこにもない。

けれど現象化のために今やるべきことは、『現象化するかするかと心配すること』ではなく『潜在意識を変えること』でしょう」

ということです。

 

「潜在意識を変えないままに現象化」を諦める

 

こう言われても、

「でも、だって…」

という気持ちが湧いてくることもあるかと思います。

「でもでも…なんとかかんとか、潜在意識を変えないままに現象化だけさせられないものだろうか…」

と。

私自身もそのような期待を抱いていた時期がありました。

そのような時期を通じて、

「現象化だけを望んでも、どうしたって無理なのだ。

どうやらどうあがいても、先に潜在意識を変えるしかないらしい」

と観念したときが「現象化を諦めたとき」と言えるのではないかと思います。

 

 

あるいはとっても素直に、

「へぇ、まず潜在意識を変える必要があるんだな。じゃあ現象化なんて気にしなくていいや!」

と、最初からスンナリ現象化を気にしないでいられる方もいるのかもしれませんが、これは私には無理でした(;^ω^)

 

 

最初から現象化を気にしないか、途中で諦めるかは人によると思いますが、

どちらにせよ「現象化を気にすること」ではなく「自分の潜在意識を変えること」に意識を向けることができれば、それに合わせて現実も変わる…つまり現象化する、となります。

「100点を取れるか心配すること」ではなく「勉強すること」に意識を向けることができれば、それにつれて成績も上がる…というのと同じですね(*´ω`*)

 

 

どうしても現象化を諦めることができない…というときは?

 

では今、

「うぐぐ…私はどうしても現象化が気になるんだよー!」

と感じている方は、どうすればいいのか?

選択肢としては、

 

①「とにかく現象化を諦めるんだ!」と決めて、少しずつでも潜在意識を変えることのほうに目を向けていく。

②「とにかくそんな話には納得できーん!」と思い、意地でも現象化にかじりつく。

 

このどちらかかと思います。

 

 

①を選んだ場合、最初のうちは現象化が気になるかと思います。

しかし気にするたびに、

「いや、もう現象化は気にしないと決めたのだ。潜在意識を変えることに目を向けるのだ」

と思い直していくと、徐々に気にならなくなっていきます。

 

 

②を選んだ場合、どれだけ必死にやってもうまくいかないはずです。

いずれ精根尽き果て「このやり方じゃどうしたって無理なんだ」と現象化を諦めるしかなくなり、潜在意識を変えることのほうに意識を向けるしかなくなります。

①と②のどちらが良いとか悪いとかはありませんので、好きなほうを選んでみてください。

②はなんだか印象が悪く感じるかもしれませんが、個人的には「やるだけやった」という納得感が深くて好きなやり方です。

 

 

おそらく今は、

「現象化を諦めよう…いや、でも諦められない…いやいや、でも諦めなきゃ…いや…でも…」

と①も②も選びきれず、どっちつかずになっているので何の変化も起きないのだと思います。

思い切ってどちらかを選んでみてください。

大丈夫です、どっちを選ぼうがうまくいきますよ(*^^)v

 

 

現象化を諦めるとは、

「願いを叶えるのを諦めろ、叶わないままで生きろ」

という意味ではありません。

 

 

なかなか変われない・変わる決心をつけられない…という場合、

自分でも無意識のうちに「不幸なままでいたい」と望んでしまっているのかもしれません。

このことについて詳しく書いた記事もどうぞ↓

潜在意識下で、不幸を求めてしまっていないか?

 

 

あと、潜在意識のお話では「なぜか知らないけどうまくいく」と言われることもありますよね。

私はこれに、

「なぜだか知らなきゃいけないはずだ!絶対に納得できーん!!」

と意地になってかじりついてみたことがあるのですが、そのときのお話もあります↓

なぜか知らないけど、潜在意識はうまくやる

 

 

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潜在意識下で、不幸を求めてしまっていないか?

花

 

あなたの潜在意識は、不幸でいたいのかも?

 

今回は、

「実はあなたは、不幸を求めているかもしれない」

というお話です。

潜在意識の力をうまく使えるようになりたいのは、なぜか?

もちろん、今よりも幸せになりたいからですよね。

しかし顕在意識上では「幸せになりたい」と望んでいても、

潜在意識下では真逆に「不幸なままでいたい」と望んでいることがあります。

これについて詳しくお話していきます。

 

 

潜在意識下で、幸と不幸を天秤にかけている

 

「不幸でいたい」と言っても、

「私、不幸が大好き!不幸ってた~のし~い!うふふ~ヾ(*´∀`*)ノ」

とかいうふうに不幸を望んでいるわけではなく、

「不幸でいたときと幸福になったとき、どっちがメリットがあるだろう?

うーん…不幸でいるほうがメリットが大きいよなぁ。

じゃあ、不幸でいるほうがいいかぁ~、そうしよっと」

という感じです。

そんな比較をしている自覚はなくとも、潜在意識下で気づかぬうちにしてしまっています。

 

 

たとえば私の場合ですと、

「幸せにはなりたい。

けれど幸せになってしまったら、親の育て方が正しかったと認めてしまうことになる。

自分が不幸でいることで、

『ほら、あんたたちが間違っていたせいで私はこんなふうになっちゃいましたよ~』

と暗に当てつけて非難しているのに、幸せになったらもう非難できなくなる」

という思いがありました。

幸せになったときには「親を非難できなくなる」というデメリットがある。

不幸でいたときには「親を非難できる」というメリットがある。

この2つを天秤にかけ、

「幸せになったときのデメリットのほうが大きいな。

それならば、不幸でいたほうがまだマシだ」

となっていました。

 

 

しかしこれは、時間をかけてじっくり考えて出た答え…というわけではありません。

潜在意識下で、一瞬のうちにはじき出される答えです。

一瞬で判断されてしまうため、自分がそんな答えを出しているということにすら気づかないことも多いです。

潜在意識のほうは、

「よっしゃ不幸のほうがいいって答えが出たで、このままでいるで!(`・ω・´)」

となるので不幸なままですし、ある意味これはちゃんと望み通り(不幸のほうがいい)になっている、引き寄せがうまくいっている、と言えます。

けれど、それに気づいていないと顕在意識上では、

「こんなに幸福を願っているのに、なんで不幸なままなの?ぜんぜんうまくいかないよ…」

と感じてしまいますね。

 

 

潜在意識は、安全(不幸)が好き

 

人によって、不幸でいたい理由はそれぞれ異なります。

私のように親を非難したい人もいるでしょうし、

逆に、私には思いもつかない理由の人もいるかもしれません。

が、どの人にも大なり小なりあるのが、

「幸せって、経験したことがないからなんだか怖い。

でも、不幸はよく知ってるから怖くない。

別に不幸が好きなわけじゃないけど、不幸でいれば『未知の怖さに挑まずにすむ』というメリットがある。

このメリットを取って、不幸なままでいようかな…」

という思いなのではないか、と思います。

 

 

潜在意識は、新しいものはあまり好きではありません。

潜在意識の一番の目的は、幸せとか不幸とか、願いが叶うかとか叶わないとかではなく、

「身の安全を守ること」

だからです。

死んでしまっては終わりですから、安全に生きることは大事ですよね。

では、身の安全を守るためにはどうすればいいかというと、

「安全だとわかっていること(不幸でいること)だけやり続ければいい」

となります。

そのため、ついつい新しいもの(幸せ)を避け、不幸を選んでしまいがちになります。

 

 

とはいえ、何も未開のジャングルに入っていこうというわけでもあるまいし、

実際には幸せになることに危険などありません。

潜在意識は、

「未開のジャングルに入ることも幸せになることも、どっちも未知じゃん。未知なら危険じゃん!」

みたいな判断をしますが、同じ未知でも、ジャングルに入るのと幸せになることは大違いですよね(;^ω^)

ここで、

「そうだ危険だ!幸せは怖い!不幸は安全!」

と不幸を選択しないように意識してみてください。

「幸せになろうとしたときの恐怖は幻想だ。

幻想に怯えて不幸なままでいて、本当にいいのか?」

と、しっかり考えてみてください。

 

 

潜在意識ではなく顕在意識で、選択を

 

「他にも私が、不幸のほうがマシだと思っている理由が何かないだろうか?」

と、一度じっくり考えてみることをおすすめします。

いまは無自覚に不幸を選んでしまっているし、無自覚にやっていることはやめられません。

しかし、

「あー、私はこういう理由で不幸でいたいのかぁ…」

と自覚したときに、

「では、引き続きその理由で不幸でいるのか、いないのか?」

を意識的に、顕在意識上で選択できるようになります。

ここでぜひ、幸せを選んでくださいね。

だいじょうぶ、幸せは安全ですよ(*^^)v

 

 

引き寄せを実践しているがなかなかうまくいかない…という場合は、

潜在意識下で「不幸でいるほうがいい」と思っているのかもしれません。

一度、「不幸でいたい理由は何か?」とよく考えてみましょう。

 

 

「不幸」に関する関連記事です↓

同じような不幸が繰り返されるのはなぜか?

 

 

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傷を認めることで、潜在意識は良いほうへ向かう

蘭

 

潜在意識を上手に使うためには、傷ついてはいけない?

 

今回は、引き寄せでよくある誤解についてのお話です。

よくある誤解とは、

「傷ついてはならない」

というもの。

これについてはすでに多くの方が「それは違うよ~」と指摘してもいますので、

もう知っていることかもしれませんが、いま一度基本点を確認するつもりで読んでみてください(*´ω`*)

 

 

傷つくと、潜在意識が悪いほうへ向かうという誤解

 

潜在意識のお話ではよく、よく、よ~~~~~く、

「ワクワクしていましょう」

「前向きでいましょう」

と言われます。

こう言われることで、

「そうか、ネガティブになってはいけないんだ、傷ついてはいけないんだ」

「傷つくと、潜在意識がうまく働かなくなっちゃうんだ」

と思ってしまい、何か悲しいことが起きても、

「傷ついてはダメ!ポジティブポジティブ!!」

と空元気を出そうとする方もいらっしゃいます。

 

 

ただ、

「前向きでいましょうと言われて、傷ついてはいけないという意味だと解釈した」

というのは、ちょっと解釈が極端かもしれません。

これは前にも使ったことのある例えですが、

「野菜を食べましょうと言われて、肉と魚は一切口にしてはいけないという意味だと解釈した」

みたいな感じです。

そこまでは言っていませんよね(;^ω^)

「健康のため!」と頑なに肉も魚も拒否すると、かえって健康を害することもあります。

同様に、「潜在意識を上手に使うため!」と頑なに傷つくまいすると、かえって潜在意識がうまく働かなくなってしまいます。

 

 

むしろ、傷つくまいとすると潜在意識は悪いほうへ向かう

 

日々の生活の中で、些細なことをいつまでもねちねちグチグチ言わないとか、

人を妬んで足を引っ張ろうとしない、自分のしたことを人のせいにしない、

してもらったことを当たり前だと思わずにちゃんと感謝する…などなど、

そのように心がけるのは、「前向きでいましょう」をやっているし良いことだと思います。

そうしてなるべく、悪いことではなく良いことに意識を向けるようにしていれば、

「意識している方向に向かう」という性質を持っている潜在意識は、自然と「もっと良いことのほうに向かおう」と動き始めます。

そうするとさらに良いことが増え…となっていきますので、これは問題ありませんね。

 

 

しかし、たとえば誰かから明らかに理不尽な仕打ちを受けた…といった場合、ここで、

「傷ついてはいけない!ポジティブ!感謝感謝!」

などと、その理不尽を好意的に受け入れてあげる必要はありません。

ここではちゃんと、傷ついたり怒ったりしたほうがいいです。

理不尽を受け入れれば相手は、

「あ、こいつは傷つけてもいい相手なんだ」

と学習して、さらに酷い態度を取るようになるかもしれません。

また、あなたの潜在意識も、

「なるほど、こういう目に遭ってもいいんだな。

次回同じような目に遭ったときにも受け入れよう」

と学習してしまいます。

 

 

いくら日々の生活の中で良いことに目を向けようとしていても、それと同時に悪いことを受け入れていては、

プラスに向かい始めてもマイナスに戻り、プラスに向かい始めてもマイナスに戻り…を繰り返してしまいます。

そうして、

「ちゃんと前向きでいようとしているのに、現実が良い方向に向かっていかない…なんで?」

となっている方も、いるのではないでしょうか。

 

 

反対に、

「こんな目に遭うのはおかしい、ひどい目に遭って傷ついた。私はこんなことは受け入れない」

とちゃんと認めるとどうなるでしょうか?

潜在意識は、

「そうか、これは受け入れないほうがいいんだな。

受け入れないためにはどうすればいいのかな?」

と、理不尽を受け入れない方向…つまり良い方向へと向かい始めます。

これで潜在意識は、プラスの方向にのみ向かっていけますね(*^^)v

 

 

傷は認めて、潜在意識をより良い方向へ向かわせよう

 

それではひとまず、これまでを思い返してみて、

「傷ついていないふりをしてきたことはないか?」

「前向きでいるべきだからと、無理やり受け入れたことはなかったか?」

と考えてみてください。

思い当たることがあれば、それに対して「私は悲しかった、傷ついた」と認めてください。

 

 

そして、その次が大事なのですが、

「相手が変わってくれますように…相手が変わってくれますように…」

とか、

「私は可哀相だ、あー、私って可哀相可哀相…うじうじうじ…」

とかではなく、

「私は、同じことを受け入れない強さを持つ」

と意識してください。

相手が変わることを期待して自分は何もしない、というのではなく、

相手が変わることへの期待は捨て、自分を変えようとしてください。

潜在意識には他人を変える力はありませんが、自分のことならいくらでも変えてくれます。

「私が変わるんだ」と意識することで、より良い方向へと向かいはじめますよ。

 

 

傷つくまいと悲しみを抑え込むと、潜在意識は良い方向へ行けなくなります。

傷ついたときには傷ついたと認め、

「今後は同じことを受け入れない強さを持つ」

と決心してください。

潜在意識が、同じことを繰り返さない方向へと向かいはじめます。

 

 

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潜在意識の話に出てくる「認定」って、何?

花

 

潜在意識と「認定」について

 

今回は「認定」についてです。

潜在意識のお話を読んでいると、

「すべては完璧なのだと認定しなさい」

「望むものはあるのだと認定しよう」

というふうに、認定という言葉が出てくることがあります。

とはいえ、

「認定しなさい…って、つまり何?何をすればいいの?」

と不思議に思う方もいるかもしれませんので、認定とは何ぞや?について、詳しくお話していきます。

 

 

潜在意識が「認定」どおりにしてくれる

 

「〇〇だと認定する」という言葉は、

「〇〇だと決めつける」

に言いかえると、わかりやすいかもしれません。

こうだと決めつけて、違うと言う人の意見には耳を貸さない。

「誰になんと言われようがそうなものはそうなんですー!」

という感じです。

こう言われると、

「それって…単に意地になってるだけじゃね?」

と思う方もいるかもしれませんが、そうですね、

「意地になる」

という表現でもいいかもしれません。

 

 

まず認定があり、潜在意識がそれをバックアップする

 

人って、

「根拠に基づいて→『こうだ』と決めている(こうだと認定している)

ようでいて、実際には逆です。

「『こうだ』と決めてから→根拠を持ってきている」

です。

 

 

たとえば、

「学歴がなければ人生はうまくいかない」

と決めつけている(認定している)人の潜在意識は、

「ほうほう、あなたがそう思うなら『学歴がなければ人生はうまくいかないと思えそうなもの』を探してきてあげるよー!」

と働くので、学歴がなくて失敗した人の情報などがたくさん耳に入ってきます。

そして、

「ほらね、やっぱり学歴がないとダメじゃん!」

となります。

 

 

反対に、

「学歴がなくとも人生はうまくいく」

と決めつけている人の潜在意識は、

「ほんなら、『学歴がなくても人生はうまくいくと思えそうなもの』を探してきてあげるよ!」

となるので、学歴がなくても成功した人の話などが豊富に入ってきて、

「ほらね、やっぱり学歴がなくてもいいじゃん!」

となります。

まず結論ありき、認定ありき、決めつけありきで、潜在意識がその結論に行きつくようにバックアップしているんですね。

 

 

強く認定するほど、潜在意識も強く働く

 

こういった決めつけが激しいほど…自分の考えが正しいのだと意地になるほどに、

潜在意識も活発に働いて「決めたとおりになるように」と強くバックアップしてくれます。

当然、

「私はダメな人間だ」

などと強く決めつけたときには、潜在意識が全力で「自分をダメな人間だと思えそうなほう」に導いてくれるので、辛い現実となります。

が、同じ要領で、

「私はできる人間だ」

「私の人生は完璧だ」

と強く決めつけたらば?

この場合もやはり潜在意識は全力で、

「自分をできる人間だと思えそうなほう・人生は完璧だと思えそうなほう」

に導いてくれるので、そのとおりの現実となります。

 

 

言葉としては「決めるつける・意地になる」よりも「認定する」のほうが響きがいいですが、それだと分かりにくい場合には、

「できるったらできるんですー!!

私のことをダメだとか、叶えられないとかいう意見は意地でも受け付けませーん!

聞こえませーん!あーあーあーー!!( ゚Д゚)」

みたいな感じ…と思うと、分かりやすくはなるかもしれません。

引き寄せを実践しはじめの頃は「本当に叶うのだろうか」という不安も出てきやすいですし、

こういう状態のときに人から「無理だよ」と言われると、すぐに心が折れてしまう…という方もいるかと思います。

いっそ「めちゃくちゃ頑なになってやる~!」くらいに思ったほうが周りに振り回されずにすみ、

潜在意識も叶う方向へと動きやすくなるかもしれませんよ(*´ω`*)

 

 

潜在意識は、認定どおりになるようにあなたを導きます。

「認定」という言葉がわかりにくい場合には、

「決めつける・意地になる」

などに言いかえてみてください。

 

 

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叶った私になって、叶った世界へ行こう

世界

 

「叶った私」になることで、あなたの願いは叶う

 

みなさんこんにちは、管理人の岡野真です。

いつもご覧いただきありがとうございます。

今回は、新コンテンツ発売のお知らせです!。.:*◝(*ˊᗜˋ*)◜*:.。

こちらです↓

 

以前に私が、

「なる式についてのコンテンツを作りたいので、アンケートにご協力を」

と言っていたのを覚えている方もいるかもしれません。

そのときにアンケートに答えてくださった方、本当にありがとうございます。

みなさんのご協力もあり、ついに完成いたしました、嬉しいです…(´;人;`)

 

 

改めて、コンテンツの内容を簡単にご説明いたしますね。

願いを叶える引き寄せのメソッドのひとつに、

「なる式」

と呼ばれるものがあります。

なる式は、4つのステップからなります。

 

①なりたい自分を決める。

②決めた瞬間に、なりたい自分になれた。

③なりたい自分になったので、目の前のことすべてが「なった世界」の出来事になる。

④あとは普通に生活する。

 

初めて聞いた方は、なんだか意味がよくわからないかもしれません。

あるいは、

「なる式のことは前から知ってはいるんだけど…。

ちゃんと理解したくて調べていくうちに、余計にわからなくなっていくんだよね…」

とか、

「理屈は理解しているつもりなんだけど、なぜかうまくいかない…なんで?」

と困っている方も、多いのではないかなと思います。

 

 

そこで、なる式の4ステップの解説や、行き詰まりやすい箇所の改善方法、

上手に「叶った私」になるためのワーク…などなどを、たくさんご用意いたしました。

アンケートでいただいたご質問の回答集もあります。

もしわからない箇所があれば、メールをいただければ個別に回答いたします。

より詳しい内容については、以下からぜひご覧になってみてください↓

 

これで「なる式」をマスターして、ばっちり願いを叶えてください!

応援しております!(*´ω`*)

 

 

 

潜在意識下にある「2つの我慢」とは?

花

 

潜在意識をうまく使うには、我慢しないほうがいい

 

今回は「我慢」についてのお話です。

なかなか引き寄せがうまくいかないという方は、

「以下の2つの我慢をしてしまっていないか?」

を、ぜひ確認なさってみてください。

ではでは、「2つの我慢」とは一体何か?について、詳しくお話していきます。

 

 

①潜在意識下の「〇〇するべき」という我慢

 

まず1つめの我慢とは、

「◇◇するべきである」

「〇〇するべきではない」

というような我慢です。

 

 

たとえば、「お金持ちになりたい」と望む人は多いですよね。

しかし、そう望んでいるのはあくまで顕在意識上でのことで、潜在意識下では、

「お金がたくさんほしいなどと思うのは卑しいことだ。

そのようなことを望むべきではない、我慢すべきだ」

という観念を持っていることがよくあります。

 

 

潜在意識はこのような場合、

「お金を持つことを我慢しなければならない現実」

を作ろうとします。

そうしてお金を持つことを我慢しなければいけない現実になれば、ますます顕在意識上で、

「お金がほしいよう!お金持ちになりたいよー!!」

と強く思うようになります。

 

 

しかし、顕在意識上で強くそう思えばそれに比例して、

「いやいや、そんなことは我慢すべきだ!」

という潜在意識下の思いも強まります。

そうしてますます、お金を持つことを我慢しなければならない現実になり…という悪循環にはまってしまうことがよくあります。

 

 

「我慢したまま引き寄せよう」ではなく、我慢をやめる

 

ここで、

「お金を我慢しなければいけないという観念を持ったままに、どうやってうまくお金を引き寄せようか?」

というふうに考えても、うまくはいきません。

潜在意識(お金を我慢すべきだ)と顕在意識(お金がほしい)だと、潜在意識のほうが強いため、

「お金を我慢すべきだ」が勝ってしまい、ずっと悪循環から抜け出せなくなります。

なので、

「私はもう、我慢はやめる。これからは堂々とお金を求めるのだ、手にしていいのだ」

と決めてしまいます。

そうすれば今度は、「お金を手にできる現実・我慢しなくていい現実」が作られるようになります(*´ω`)

 

 

②潜在意識下の「私は正しい」という我慢

 

では、2つめの我慢についてです。

2つ目の我慢とは、

「私は正しい」

という思いのことです。

 

 

これは私もつい先日知ったことなのですが、

「我慢」という言葉、これは仏教だと「何かを耐えること」というような意味ではなく、

「私が正しいのだと我を張ること。自分本位になること」

というような意味なんですって。

こうした我慢(私は正しいのだと思うこと)をやめることでも、引き寄せはうまくいくようになります。

 

 

1つ目の我慢のお話では、

「私はもう、我慢はやめる。

これからは堂々とお金を求めるのだ、手にしていいのだと、決めてしまいましょう」

と書きました。

しかし、これがなかなかできない方も多いです。

では、なぜなかなかできないのか?というと、2つめの我慢をしているから…つまり、

「いいや、お金を我慢することは正しいんだ、そう思っている私は正しいんだ!

そう思って生きてきたことは正しいんだ、これまでが間違いだったなんて認めたくない!」

そのように、自分を正しいと思いたい心を持っているから…ということがよくあります。

 

 

「お金をほしいと思ってはならぬ!」

という我慢があり、そのうえさらに、

「お金をほしいと思ってはならぬと思っている私は正しいのよ!」

という我慢もある。

二重に我慢をしているので、なかなかうまくいかなくなってしまいます。

この機会にぜひ、

「この2つの我慢をしていないか?」

ということを確認してみてくださいね。

 

 

「我慢しなくていい」を潜在意識に落とし込んでいく

 

では、

「我慢してるって気づいたあと、私はどうすればいいの?」

というと、さきほど言ったとおり、

「私はもう我慢はやめるのだ」

と決めてください。

「私は我慢しているのだ」ということに気づいていない状態に比べると、

気づいているときのほうが、ずっとそう決めやすくなります。

 

 

そしてそう決めた上で、

「我慢はしない、望むものを手にしていい」

という新たな観念を、アファメーションなどのメソッドを使って潜在意識下に落とし込んでいきます。

落とし込めるほどに、我慢していたときには起こらなかった良いことが起きるようになってきますよ(*´ω`*)

 

 

①「〇〇をするべきではない」という我慢

②「〇〇をするべきではないと思っている私は正しい」という我慢

上記2点の我慢をしていないか、チェックしてみてください。

 

 

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潜在意識に「安心感」をオーダーすれば、間違いはない

植物

 

とりあえず潜在意識に「安心感」をお願いしておく

 

今回は、「安心感」についてです。

引き寄せでは、

「求めるものを、潜在意識が現実化してくれる」

と言いますよね。

こう聞くと、

「お金がほしい」

「人間関係を良くしたい」

「きれいになりたい」

などなど…いろいろと潜在意識に「これを現実化して!」とお願いしたくなることがあると思うのですが、私は、

「とりあえず潜在意識には、『安心感』をオーダーしておくといい」

と思うので、これについて詳しくお話していきます。

 

 

潜在意識には、最初から目的のもの(安心感)を頼むのが早い

 

「お金がほしい」などももちろん、人の願いのうちのひとつですので、それを願ってはならないというわけではありません。

しかし、「そもそもなぜお金がほしいのか?」というと、

「安心したいから」

ではないでしょうか。

「ほしいものが買えないストレスから解放されたい」

「事故や病気、老後の生活の心配などから解放されたい」

というふうに、困ったことから解放されて安心したいからお金がほしいのですよね。

 

 

これはお金に限ったことではなくて、人間関係を良くしたい、きれいになりたい、結婚したい、などなど…どの願いをとっても同じだと思います。

「私は私でいいんだ。人生に困ったことはない、毎日が幸せで安心して生きていける」

というふうに安心感を得たいから、それらの願いを叶えたいと思っているのではないでしょうか。

目的は安心感で、お金などはその安心感を得るための手段なのだと思います。

であれば潜在意識には、「手段(お金)」ではなく「目的(安心感)」をより強くオーダーしておいたほうが、目的のものを得られるのは早いです。

 

 

「潜在意識に、お金だけ頼んでおけばいいのでは?」

 

こう言うと、

「ふむ、確かに安心感はほしいなぁ。

でも、安心感を得るためにはお金を得るしかないのだから、潜在意識にはお金をオーダーしておけばいいんじゃないの?」

と思うかもしれません。

が、実際のところその人が求めている「安心感」が、お金では買えないものだったりすることもあります。

映画なんかでよく、

「お金があれば幸せになれると思って、必死の思いで億万長者になった。

確かにお金は手に入ったが、しかしなにかが空しい…。

そうだ…俺が本当に求めるものはお金ではなく愛だったんだ…。

でも愛はお金では買えない、俺はなんのために金を稼いだのだー、ううっ…」

みたいなシーンがありますよね。

こんな感じで、

「安心感を得たい、そのためにはAするしかないはずだ!」

と思い込んでいても、実際にその人が安心できるのはAしたときではなくBしたとき…ということはよくあります。

 

 

潜在意識は素直ですから、

「Aしかないはずだ!Aになりたい!!」

とオーダーすれば、叶えてくれるとは思います。

でもAを手に入れたあとになってから、

「あれ?安心感ってAだと手に入らないのか。

じゃあもう一度改めて、Bのほうを潜在意識にオーダーして…」

というのだと、効率が悪いですよね。

こういうことにならないためにも、最初から「安心感がほしいです」とオーダーしてしまうのが良いのではないかと思います。

そうすれば潜在意識も、

「一番安心感を得られそうなのは何かな?AじゃなくてBだから、Bを手に入れよう」

と、すぐにBへと向かってくれます。

(実際に本当にAを手に入れるのが一番な場合には、ちゃんとAが手に入ります)

 

 

さっきも言ったのですが、これはもちろん、

「潜在意識には『安心感』以外をオーダーしてはいけない」

などという意味ではありません。

お金なども求めていいのですが、

「お金を手に入れるしかない!絶対にお金が手に入らなきゃ嫌だ!お金お金!」

みたいな感じじゃなくて、

「お金ほしいよー。でももっともーっとほしいのは安心感ね。

一番は安心感なんで、そこんとこ忘れずにあとは適当にお金その他もろもろ、よろしく~♪」

くらいの感じのほうがうまくいきますよー、ということです。

 

 

安心感をオーダーしたら、あとは潜在意識を信じる

 

そして、このようにして潜在意識がBへと向かい始めると、当然「Bに関連すること」が現実で起きてきます。

自分では「Aが良いはずだ」と思い込んでいるため、

「引き寄せを実践しはじめたら、なんかBの方向に行ってる。Aがほしいのに、うまくいかなくなった!」

と感じてしまうこともあるかと思いますが、多少「思っているのと違う」と感じても、だからといって「引き寄せに失敗している」とは限りません。

「安心感をオーダーしているのだから、結果的には必ずそこにたどり着くはずだ」

と、潜在意識を信じていてくださいね(*´ω`*)

 

 

人の目的は「安心感を得ること」

お金や人間関係の改善などは、その目的を果たすための手段です。

潜在意識には、手段よりも目的(安心感)をオーダーしておくと叶いやすいです。

 

 

潜在意識のお話では、

「幸せになりたいなら、安心したいなら、今そうすればいい」

と言われることもあります。

「いや、今そうするって…そんなことできるか!」

と感じる方は、こちらの記事もぜひ読んでみてください↓

引き寄せの「今、幸せになればいい」ができない理由

 

 

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