根拠なき自信が、望むものを引き寄せる

花

 

自信は、根拠がないと持てない?

 

今回は「根拠のない自信」についてです。

引き寄せではよく「自分を信じましょう、自信を持ちましょう」と言われます。

これに対して、

「なんの根拠もなしに自信を持つことなどできない」

と思う方も多いのではないでしょうか?

(実は私も、引き寄せを始めたばかりの頃そのように思いました)

そのような方にぜひ読んでいただきたい記事です。

 

 

自信には2つの種類がある

 

以前にも載せた図なのですが、まずは以下をご覧ください。

前回のおさらいのようになりますが、まずHaveは自分の所有しているもののこと。

お金や車、語学力や身体能力などを持っているかいないか…といったことです。

Beは自分の心の状態のこと。

引き寄せでよく前提、観念、信念、設定、あり方などと呼ばれるもので、Be→Do→Haveの順に現実化していきます。

 

 

自信には「Haveの自信」と「Beの自信」があります。

Haveの自信は、

「何かを持っていることを誇りに思う気持ち」

のことです。

お金をたくさん持っているから誇らしい、立派な車を持っているから自分のことを素晴らしいと思える…などなど。

このようなHaveの自信は、所有しているものを失ったときや、より立派なものを所有している人を見たときに揺らいでしまう自信です。

あくまでも、

「何かを所有している間だけの、所有しているぶんだけの、所有物に依存した自信」

という感じです。

 

 

対してBeの自信は、

「何を所有していようといまいと、私は素晴らしい」

「私は私であるだけで価値がある」

というような自信です。

こちらはHaveの自信のように「〇〇を持っているから」というような根拠があるわけではありません。

ただ「私がそう思うからそう」というような、根拠のない自信です。

 

 

引き寄せで言われているのはBeの自信

 

「自信を持ちましょう」と言われたとき、

「なんの根拠もないのに自信など持てないのではないか?」

と感じる方は、おそらくHaveの自信のほうを思い描いているのではないかと思います。

確かにHaveの自信は「何かを所有しているから」という根拠がないと持てない自信です。

しかし引き寄せで持ちましょうと言われているのは、HaveではなくBeの自信のほうです。

こちらは根拠を必要としませんので「私がそうしたいからそうする」というだけで持つことができます。

 

 

多くの方は「根拠がないものは弱い」と感じるかもしれません。

「これこれこうだから、というちゃんとした理屈があるほうが心強い」

と。

しかし私は、むしろ根拠がないもののほうが強いのではないかと思います。

これこれこうだからという根拠があると人から論破されてしまう心配もありますが、根拠がないものは論破されようがありません。

「私がこう思うから私にとってはこうなんです」

と言われてしまうと、他人が理屈でどうこうすることができなくなりますよね。

このように他人からどうこうされる心配のないもの、理屈で崩したりできないもの、それが引き寄せで持つようにすすめられているBeの自信、根拠なき自信です。

 

 

「自信を持つためには根拠が必要だ、根拠がほしい」

そのように思っている方も、本当にほしいものは根拠のある自信ではなく、根拠のない自信のほうではないかと思います。

所有物を失ったときにともに失われてしまう自信ではなく、人からあれこれ言われて崩れてしまう自信ではなく、何をどうしても揺らぐことのない根拠なき自信。

それこそが、本当に求めているものではないでしょうか。

そして、そのような根拠のない自信を持つために必要なのは、「持とう」という意志だけです。

「私は根拠のない自信を持つことにする、だって私がそうしたいから」

ただこれだけで充分です。

 

 

Doの自信がHaveの自信につながる

 

最初のほうで、

「Be→Do→Haveの順に現実化されていく」

とお話したとおり、

 

①まず根拠のない自信(Beの自信)を持つことにして、持つ

②その自信が行動に反映される(堂々とした態度を取れるようになるなど)

③その行動によって望む所有物を手にできる(Haveの自信も手に入る)

 

の順にうまくいきます。

まずはBeの自信を持つことを意識してみてください。

なかなかうまくいかない方は(これも前回の記事の繰り返しになりますが)逆の順…つまりHave→Do→Beの順に考えがちです。

 

①まず何かを所有しよう(Haveの自信を手にしよう)

②そうすればもっと行動できるようになるだろう(堂々とした態度を取れるようになるなど)

③そしたら「私は私でいい」と思えるようになるだろう(Beの自信がつくようになるだろう)

 

と考えがちですが、しかし「まず何かを所有しよう」と思っても、そもそもそれを所有できるだけのBeの自信がないことには、所有できるようにはなりません。

何を所有するかしないかは、Beがどうであるかによって決まります。

Beが原因、Haveは結果です。

結果よりも原因のほうに注目すると、引き寄せはうまくいきやすいです。

より詳しく引き寄せについてお話している動画もありますので、興味があればぜひ以下からご覧になってみてください↓

 

前回の記事も読んでみたい方はこちらからどうぞ。

 

自信には2種類ある。

ひとつはHaveの自信、所有物に依存した自信。

もうひとつはBeの自信、何にも依存しない自信。

 

 

タグ:

カテゴリ:引き寄せの法則 

なかなか願いが叶わない人の特徴とは?

花

 

叶う人と叶わない人は、何がどう違う?

 

今回は「叶わない人の特徴」についてです。

引き寄せに取り組んで順調に願いを叶えていく人もいれば、どれだけ頑張ってもなかなか叶わないという人もいます。

「叶う人と叶わない人は一体何がどう違うんだろう?」

と、疑問に思っている人も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、私の思う叶う人の特徴・叶わない人の特徴について詳しくお話していきます。

 

 

人の願いのほとんどは「Have」

 

まずは以下の図をご覧ください。

一番下のBeは「心の状態」のこと。

引き寄せでは「あり方、前提、設定、信念、ビリーフ、マインド」などと呼ばれることが多いです。

真ん中のDoは何をするかしないかといった「行動」のこと。

一番上のHaveは「所有」のこと。

お金や車などの目に見えるものを持っているかどうかというのはHaveですし、英語を話せるか(語学力を所有しているか)とか、スポーツができるか(身体能力を所有しているか)などもHaveです。

人の願いのほとんどは、お金がほしい、恋人がほしい、何かの能力がほしいといったもの…つまり「何かを所有したい」というものなので、一番上のHaveに当たります。

 

 

もっとも大切なのは「Be」

 

引き寄せではよく「信じたことが現実化する」と言われますが、これは言い換えると、

「BeがDoを通じてHaveに反映される」

ということです。

まずは心の状態(Be)を整えることにより、望むものを得るために適切な行動(Do)が取れるようになり、望むものを所有(Have)することができるようになります。

Be(始まり)→Do(過程)→Have(結果)と下から順に物事が展開していきますので、もっとも注目すべきものは一番下のBeです。

 

 

なかなか願いが叶わない方を見ていると、引き寄せ本来の「Be→Do→Have」の順ではなく、まったく逆の「Have→Do→Be」の順に考えていることが多いと感じます。

たとえば、

「お金を所有すれば(Have)→自由な行動ができるようになって(Do)→心に余裕ができるだろうなぁ(Be)」

というふうに、上から順に考えています。

実際には下から順に、

「心に余裕を持てば(Be)→自由な行動ができるようになって(Do)→お金を所有できる(Have)」

です。

まずHave(お金を所有する)に意識が向いてしまうのもわからないではないのですが、しかしお金を所有するためには、まずはお金を所有するにふさわしいBe(心に余裕のある状態)になる必要があります。

Beを整えないとHaveに繋がらないのに、Haveばかりに気を取られてBeを整えないので、いつまでもHaveに繋がらない…これは例えるならば、

「土を耕さないと作物は生らないのに、作物ばかりに気を取られていて土を耕さないので、いつまでも作物が生らない」

という感じです。

 

 

叶う人は下から順にBe→Do→Haveと考え、土を耕す。

叶わない人は上から順にHave→Do→Beと考え、土を耕さない。

このような違いがありますので、なかなか願いが叶わない(望むものを所有できない)という方は、まずはHave(作物)ではなくBe(土)に注目してみてください。

 

 

引き寄せメソッドは「Be」を整えるためのもの

 

ここまでを聞いて、

「Beが大事なのはわかったけど、どうやってBeを整えるんだ?」

と思った方は、何でもよいので興味のある引き寄せメソッドに取り組んでみることをおすすめします。

巷にある引き寄せメソッドは、どれもBeを整えるためのものです。

非常によくある誤解は、

「引き寄せメソッドはHaveを叶えるためのもの」

というものですが、そのようなものではなく、あくまでもBeを整えるためのものです。

まずは引き寄せメソッドでBeを整える→自然とDoも整う→結果的にHaveが叶うという順です。

とにもかくにも、まずはHaveではなくBeに注目してください。

Beの状態が良くなるほど、Haveを早く叶えられます。

ただいま無料の動画講座も行っておりますので、こちらもBeを整えるための参考にしていただければと思います↓

 

 

叶う人はBe→Do→Have

叶わない人Have→Do→Be

 

 

タグ:

カテゴリ:引き寄せの法則 

叶わないのは、それが偽の願望だからかも?

花

 

その願望、本物ですか?偽物ですか?

 

今回は「偽の願望」についてです。

「引き寄せに取り組んでいるのに、なかなか願望が叶わない…」

という方も多いのではないかと思います。

本当にそれを叶えたいけど叶わないという場合もありますが、それとは別に、

「叶えたいと思っていることが、実は叶えたいことではない。

心から望んでいる真の願望ではなく、偽の願望なので叶わない」

という場合もあります。

そのような場合について詳しくお話していきます。

 

 

偽の願望は、心が拒否するので叶いにくい

 

一口に偽の願望といってもいろいろありますが、例えばこのような感じです。

 

小さい頃から親に「立派な医者になれ」と言われて育った。

本当は漫画家になりたいが、どうせ才能もないし無理かもしれない。

無理に漫画家を目指すより、医者になったほうが周りから自分を認めてもらえそうだし「自分は医者になりたいのだ」ということにして、医者を目指している。

(真の願望は漫画家、偽の願望は医者)

 

これまでお金がなくて苦労してきたし、どうせ今後も自分などにお金を稼ぐことはできないと思っている。

手に入りもしないのにお金を求めても苦しいだけだ。

だから苦しい思いをしないように「私が叶えたいのはお金のいらない自給自足の清貧な生活」ということにして、自給自足生活を目指している。

(真の願望はお金のある生活、偽の願望はお金のない生活)

 

昔から自分に自信がなかった。あるとき彼氏ができたが別れることになってしまった。

私のようなダメな人間と付き合ってくれる男性など、この先他に現れることはないだろう。

どうせ他の男性を求めても無駄なのだから、元彼のことがまだ好きだということにして、復縁を目指している。

(真の願望は新しい恋愛、偽の願望は復縁)

 

という感じです。

人によって偽の願望の内容はさまざまですが、

「どうせ本当に求めているものは手に入らないだろうから、代わりに手に入りそうな○○がほしいということにしておこう。

そういうことにしておけば、本当に求めるものが手に入らない辛さを味わわずにすむのだから」

という心理は共通しているように思います。

 

 

しかしそのように代替品を求めても、心の底にある真の願望が消えてなくなるわけではありません。

意識の上では「○○を手に入れるぞ!(偽の願望を叶えるぞ!)」と頑張っても、

人は無意識に心で思っているとおりに…つまり、

「本当はそれを叶えたいわけじゃない、本当はそれは嫌だ」

という思いどおりに動いてしまうものです。

自分でも気づかないうちに偽の願望が叶わないような行動を取ってしまい、けれどそうしているという自覚はないものですから、

「こんなに(偽の)願望を叶えたいと頑張っているのに(心はそれを叶えることを拒否しているので)なかなか叶わない」

となる場合があります。

なかなか叶わないという方は、自分の願望がこのような偽の願望なのではないか?と、心に問いかけてみるとよいと思います。

 

 

偽の願望は、自信のなさから生まれる

 

ここまでを読んで、

「うーん、心に問いかけてみたけど…自分では真の願望に思えるよ。

でも、自分でそう思ってるだけで実は偽の願望かもしれないんだよね?

真か偽かをしっかり確認する方法ってないのかなあ」

と思った方もいるのではないかと思います。

 

 

中には、

「そう言われれば偽の願望かもしれない。

…実は、薄々そうじゃないかという気はしている…。

でも、私はこれが偽の願望だなんて認めたくない。

認めてしまったら、この先どうすればいいかわからなくなってしまうじゃないか。

どうすればいいか何もわからなくなってしまうくらいなら、偽だろうと願望を叶えようとしていたい。

偽だとしたって、目的があるほうが安心できるもの」

と思った方もいるかもしれません。

 

 

まずは、

「真か偽かをしっかり確認する方法ってないのかなあ」

についてですが、残念ながらこれは心の中のことなので、機械で計測することもできませんし、目に見える形ではっきりと真か偽かを確認する方法はありません。

ただ、

「自分に自信を持つ」

「自分を好きになる」

ということを目指していけば、いずれ今望んでいるものが真か偽かの区別はつくようになると思います。

そもそも人が偽の願望を抱いてしまう原因は、自分に自信がないから、自分のことが嫌いだから、自分で自分を認められないからです。

仮に、

「私は自信があるし、自分のことが好き。

何にだって挑戦してみよう。もしうまくいかなくても、私はそこで挫けたりしない人間だ」

というような自信に溢れた人間だとしたら、そのような人間がわざわざ偽の願望を抱く必要はありませんし、最初から真の願望のほうへと向かうはずです。

偽の願望を抱く根本の原因は、自信のなさ。

であれば、その根本原因を解消していけば(自信をつけていけば)その過程で、

「あれ?これって自信のなさからつい求めてしまっていた偽の願望じゃない?

私のやりたいことって、これじゃないと思うんだけど…」

と気づけるようになるかと思います。

 

 

次に、

「これが偽の願望だなんて認めてしまったら、この先どうすればいいかわからなくなってしまうじゃないか」

についてですが、こういう心配は無用です。

この先どうしたいのか、どうすればいいのかは、すでに自分でわかっているはずです。真の願望がすでにあるはず。

偽の願望というのはそもそも、真の願望がなければ出てきません。

真の願望を隠すためのものなのですから、隠すものがないのであれば出てくる必要がありませんよね。

「偽の願望だと認める」というのは、

「これまで隠れていてわからなかった『本当はどうしたいのか、どうすればいいのか』ということが、はっきりとわかるようになる」

ということ、この先が明確になるということです。

真逆に、

「この先が何もわからなくなってしまう」

と思いがちですが、これは偽の願望を抱いているときに非常によくある錯覚です。

「そのような気がする」というだけで、実際にはそのようなことはありませんので、どうぞ安心してください。

 

 

人は自信のなさから、偽の願望を生み出してしまうことがある。

真か偽かは、自信がつけば自然とわかる。

偽の願望だと認めることは、目的を失うことではなく、真の目的が明確になるということ。

 

 

引き寄せの法則・動画講座を始めました。

興味のある方はぜひお申込みください↓

…とは言え、どんな講座なのかよくわからないのにいきなり申し込むのはためらいを感じると思います。

なのでまずは、無料のほうの動画講座を受けてみてください。

有料のほうの講座も似たような雰囲気ですので、無料のほうを体験すれば「なるほどこういう感じなのね」とわかると思います。

無料の動画講座へは以下からどうぞ。

 

 

タグ: 

カテゴリ:引き寄せの法則 

嫌いな人を許すと、引き寄せはうまくいく?

花

 

引き寄せの「人を許しましょう」について

 

今回は、

「相手を許しましょう≠相手を好きになりましょう/相手と仲良くしましょう」

についてです。

これも引き寄せで大切なことは「分ける」ことという記事でちらっと触れたことです。

引き寄せでは「人を許しましょう」と言われることがあり、

「じゃあ、嫌いな人ともがんばって仲良くしなきゃ。

相手の良いところを見つけて、なんとか好きにならないと…」

とか、

「許すだって?なんであんな奴のことを思いやってやらなきゃいけないんだ!」

と思う方もいらっしゃるかと思いますが、そういうわけではないよというお話です。

 

 

相手のために不幸でいてしまうこともある

 

「人を許すのと許さないのと、どっちがいいですか?」

と二択で聞かれたとしたならば、まぁ許すほうがいいかなとは思います。

なぜ許すほうがいいと思うかというと、ごくごく単純に、誰かを憎んでいると自分が辛いからです。

憎い相手のことを考えてイライラしたり泣いたりするのは、辛いですよね。

 

 

それから、誰かを憎んでいると、自分が幸せになることよりも相手に復讐することが目的になってしまう場合もあります。

私の経験なのですが、

「母が憎い。幸せになったら、母の育て方が正しかったと認めることになってしまう。

母への復讐のため、当てつけのため、私は不幸でいなければならない」

というふうに思っていた時期があります。

意識の上では「幸せになりたい」と願っていても、潜在意識下では「(復讐のために)不幸でいたい」と願っている状態です。

引き寄せで叶うのは潜在意識で思っていることのほうなので、この場合は「不幸でいたい」のほうが叶ってしまい、不幸が現実化してしまいます。

こういうことがあるので、引き寄せでは人を許しましょうと言われているのだろうと思います。

 

 

許すとは、それはそれであると認めること

 

けれど、相手を許すというのは決して、相手を好きになるとか仲良くなるということではありません。

私の感覚では許すというのは、

「ただ、それはそれであると認める」

という感じです。

 

 

たとえばりんごを見て、

「メロンのほうが良いのに、なんでりんごなんだ!

ここにあるのはメロンであるべきだ!」

といくらりんごを憎んでも、りんごがメロンに変わるわけではありません。

変えられないものを変えようとするのをやめ、

「いくらこうあるべきだと叫んでも、りんごはりんごだよね」

と認めると楽になります。

 

 

同様に、

「いくらこうあるべきだと叫んでも、あの人はあの人だよな」

と認めることが、許すということではないかと思っています。

「諦める」とか「ありのままを認める」と言い換えてもいいかもしれません。

 

許すとは、相手を見放すこと

 

では「りんごはりんごだよなぁ」と許したとして、

「許したのだから、りんごを好きになってりんごを食べ続けないといけない。

メロンを食べてはいけない」

かというと、全然そんなことはありませんよね。

「これはりんご。泣いても喚いてもメロンには変わらないや。

…ということがわかったので、私はこの場を離れてメロンを買いに行こうっと。

だって私、りんごよりメロンのほうがいいんだもん」

と、メロンを手にしようとしても全くもって何の問題ありません。

 

 

同様に、

「あの人はあの人。泣いても喚いても別の人格には変わらないや。

…ということがわかったので、私はあの人から離れてもっといい人と付き合おうっと。

だって私、あの人より他の人のほうがいいんだもん」

で何の問題もないし、誰に文句を言われる筋合いもありません。

 

 

つい、

「相手を許すだって?なんであんな奴のためを思ってやらなきゃいけないんだ!」

と感じるかもしれませんが、相手を許すというのは相手を思いやってあげることではなく、

「自分自身を『こうあるべき』から解放してあげること」

だと思います。自分のためです。

 

 

相手に対して「こうあるべき」という思いがあると、相手が変わることを期待して相手から離れられなくなり、自分が苦しい思いをしつづけることになります。

相手を思いやるのではなく、むしろ逆に相手への思い入れは捨てる。

いい意味で相手を見放す。

そうして相手を見放し、自分の望むもののほうへと向かっていけるようになること。

それが許すということではないかと思います。

 

 

相手を許すために、相手を憎もう

 

そして、そのように相手を許せるようになるためには、まずは「相手を憎む」ということも大切です。

人間っていきなり相手を許すことは難しくて、

 

①まずは「あの人はこうあるべきなのに!なんでそうじゃないの!」と徹底的に相手を憎む

②そのうち「まぁでも、どれだけそう言ってても無理だわ」と諦めがつく(許せる)

 

の2段階だと思います。

「憎むなんていけないことだ」と憎しみを抑えてしまうと、その抑えられた憎しみはいつまでも昇華されることなくくすぶり続け、ずっと許す段階に入れなくなります。

憎い、許せないと思う相手がいるならば、まずはその相手をしっかりと憎んだり、悲しんだりしてください。

許すことより憎むことを大切にしたほうが、結果的に許す日は早く来ると思います。

 

 

願いを叶える無料動画を配信しています。

引き寄せの仕組みについてや、叶いやすい願望設定の仕方、ネガティブ感情との向き合い方などについてお話ししています。

詳細は以下からどうぞ↓

 

 

相手を許すとは、相手を思いやってあげることではなく、自分を「こうあるべき」から解放してあげること。

 

 

関連記事です↓

☆引き寄せで大切なことは「分ける」こと☆

 

 

タグ:

カテゴリ:引き寄せの法則 

引き寄せの「願望を忘れる」って、どういう意味?

花

 

願望を忘れる≠叶えたいと思ってはいけない

 

今回は、

「願望を忘れましょう≠叶えたいと思ってはいけない」

についてです。

前回から引き続き、引き寄せで大切なことは「分ける」ことという記事で触れたことについて、より詳しく解説していきます。

引き寄せではよく、

「叶えたいなら、その願望を忘れましょう」

と言われます。

それを聞いて、

「つまり、願望を叶えたいと思うなということか…(でもそれって難しくない?)」

と思う方も多いかと思いますが、そういうわけではないよというお話です。

 

 

忘れても、ラーメンは食べられる

 

いきなりですが、あなたは今日のお昼にラーメンが食べたいとします。

このときに、

「ラーメン、ラーメン、ラーメンが食べられますように…」

というふうに、ずっとは意識していないと思います。

他のことをして忘れている時間だってありますよね。

でも、他のことをして忘れているからといって、

「自分がラーメンを食べたいということそのものを忘れた。

ラーメンを食べたいと思っていない」

というわけではありません。

当然、自分がラーメンを食べたいのだということ自体は覚えています。

わざわざずーっとそればかりについて考えはしない、というだけです。

 

 

願望を忘れましょうというのは、このラーメンと同じ感じで、

「自分が願望を叶えたいということ自体は覚えていても、わざわざずーっとそればかりについて考えなくていい」

ということです。

 

 

どんなことでもそうですが、ひとつのことについてずっと考えていると、人は段々と煮詰まってくるものです。

脳が疲れるし、視野が狭くなるし、良いアイディアが浮かばなくなってきます。

こういうときはこんこんと考え続けるより、忘れて他のことをしたほうが効果的。

他のことをしているうちに、

「さて、改めて取り組む元気が出てきたぞ」

「そうだ、こうしてみようかな?」

と、元気やアイディアが出てくることがあります。

叶えたいからといって、それについてずっと考え続けるというのは実は効率が悪いです。

叶えたいのであればだからこそ、願望については考えず、他のことも楽しむ時間を作ってみてくださいね。

 

 

どうしても忘れることができないときは?

 

ここまでを聞いて、

「いや、私は願望についてどうしても四六時中考えてしまう。

願望のことを意識しない・考えないだなんて、どうやればできるんだ?」

と思った方もいるかと思います。

そういう方は「考えちゃダメ!忘れなきゃ!」と思うより、あえて願望についてもっとずっと強く考え続けてみてください。

 

 

ただし、

「叶えたい叶えたい叶えたい…あぁ、叶わなかったらどうしよう…」

という感じではなくて、

「私は絶対にこれを叶えられるんだ!できる!

今は叶う手段についてはわからないけど、それでも絶対にやってやる!」

というふうに意識しながら考えてください。

自分にはできるんだ、という思いを育てる感じです。

そうして自分にはできるという思いが育ってくると、自然と願望については考えなくなってきます。

 

 

そもそも人間には、

「自分にできると思っていることは、わざわざ意識しない」

「自分にできないと思っていることほど、強く意識する」

という性質があります。

ラーメンのことをいちいちずっと意識しないのは、自分にはそれができて当然という思いがあるからです。

できるとわかっていることに対して「できるかな?」なんて心配をする必要はないので、スッと忘れてしまえます。

 

 

対して願望を叶えることを意識してしまうのは、自分にはできないかもという思いが強いからです。

この状態では、忘れろと言われても心配で気になってしまうのは無理もありません。

なのでまずは一旦、願望についてもっと考えて「できる」という思いを育ててください。

できるという思いが育っていけば、それに伴ってラーメンと同じように、願望についてスッと忘れてしまえるようになります。

でも先ほど言ったとおり、忘れるといっても本当に文字通りきれいさっぱり忘れるわけではありません。

意識していないだけで覚えてはいますので、折に触れて、

「あ、叶えたいならこうしてみようかな」

というアイディアがふと浮かんできたりします。

そういうアイディアが浮かんだら、ぜひ実行に移してみてくださいね。

 

 

「願望を忘れる」についてのまとめ

 

ここまでをまとめると、

 

①願望についてあえて考えて「これを叶えられる、自分にはできる」という思いを育てる

②「自分にはできる」という思いが育てば、自然と願望について考えなくなる

③願望について考えなくなると、煮詰まることもなくなる

④煮詰まらなければ、スムーズに願望達成に向かっていける

⑤願望達成に向かっていけば、願望達成される

 

の順です。

引き寄せの「願望は忘れましょう」という言葉、これは上の流れの③の部分だけをピックアップして、

「願望を(ずっと考えていると煮詰まってあまり良いことがないから)忘れましょう」

と言っています。

①②④⑤についての説明がないので、どういうことだ?と悩んでしまう方が出てきてしまうのですが、そのような方は上記の①~⑤の流れを意識するとわかりやすいと思います。

まずは①から取り組んでみてくださいね。

 

 

「願望を忘れましょう」とは、

「自分が願望を叶えたいということ自体は覚えていても、わざわざずーっとそればかりについて考えなくていい」

ということ。

 

 

関連記事です↓

☆引き寄せで大切なことは「分ける」こと☆

 

 

無料の動画講座を開催中です。

引き寄せについて、さらに詳しく動画で学んでみませんか?

引き寄せで誤解しがちな点の解説や、願いが叶いやすい願望設定の仕方などについてお話しています。

動画の詳細については以下からどうぞ。

 

 

タグ:

カテゴリ:引き寄せの法則 

1 4 5 6 7 8 94

管理人:岡野 真

カテゴリー
アーカイブ

ページの先頭へ