今今メソッドの効果と、眠くなる原因について。

瞑想

 

今今メソッドは、今この瞬間に焦点を合わせる方法

 

今回は「今今メソッド」についてのお話です。

これはとある掲示板から広がったやり方で、具体的にどのようなものかというと、

 

今この瞬間に焦点を合わせるだけ。

思考や感情を働かせないで、単純に今この瞬間に自分が在ることを感じればいい。

 

…というだけのなんともシンプルなメソッド。

これはむしろ、

「シンプルすぎて何言ってるかわからん」

となる人も多そうなので、

 

①この今今メソッドには効果はあるのか?

②効果がない人はなぜなのか?

③今今メソッドを実践して眠くなるのはなぜ?

 

について解説していこうと思います。

 

 

今今メソッドは本当に効果がある方法なのか?

 

まず、①この今今メソッドには効果はあるのか?について。

これはもちろんあると思います。

私が見た限りではこの今今メソッド、

「いま・ここに集中し、あるがままを受け入れる」

というマインドフルネス瞑想と酷似しているように思えます。

この今今メソッドで効果があったという方の中には、

「今今メソッドをすれば瞑想などをする必要はない」

とお話している方もいるんですが、

「いや、今今メソッドをすると瞑想をしていることになるんじゃないの?」

という感じがしました。

なので、今今メソッドと酷似していると感じるマインドフルネス瞑想とはどのようなものか?についてお話します。

 

 

今今メソッドと似ているマインドフルネス瞑想とは?

 

マインドフルネス瞑想とは、本当にただただ「いま・ここ」に集中するという瞑想法です。

たとえばあなたが料理をするとき、料理をしながら、

「おいしいのができるかな~」

とか考えるのではなく、自分が包丁を握っている感覚、鍋から立ち上がる香り、鍋がコトコトいう音…、

そういう「いま、この瞬間」に起きているものに意識を集中するという方法。

 

 

腹が立った!というときにも、

「あぁー、ムカつく!」

と考えるのではなく、

「私はいま、腹が立っているなぁ~」

「お腹のあたりに、重苦しい感覚があるなぁ~」

と、腹を立てている「いま、この瞬間の自分」に意識を集中する。

 

 

不安になったときにも、

「どうしよう、どうしよう…」

ではなく、

「あぁ、私はいままさに、不安になっているのだなぁ~~」

「これが不安なのだなぁ~」

と、不安そのもの、不安になっているいまここの自分そのものを見る。

 

 

人間が生きているのって、「いま、この瞬間」しかありえないですよね。

でも多くの人はその「いま、ここ」を無視して、過去はこうだったとか、

未来はどうなるだろうとか、あの人はああでけしからんとか、

不安になったどうしようとか、そういういまここ以外のところに思考や意識を使います。

使ってもなにか解決するわけではなく、むしろ心配になったり落ち込んだりするだけなのに、する。

それをやめるためにいまここに意識を集中しましょう、というもの。

 

 

今今メソッドの、

 

いまのあなたの認識がいまの自分の環境を精査して
感覚や感情を自分で作り出し体感していることに気付くことです。

 

今今メソッドは現状に満足するということではありません。
本当に今この瞬間に焦点を合わせるだけです。
そうすると安心感が感じられるはずです。

 

という説明って本当にマインドフルネス瞑想と似ていますし、

こうしていまここに焦点を合わせられると、確かに安心感が得られます。

不安や心配を感じにくくなりますし、感じてもすぐ自分の意志で消せる。

そういう安心・安定した思考や意識の力が、良いものを引き寄せます。

 

 

私はかねてから瞑想は引き寄せに非常に効果的だと言ってますし、

つまりはそれと似ている今今メソッドにも効果はあると思います。

ただ、なんていうか…観念的で言葉で表現しづらいので、

人に伝えようと思うと伝わりづらいのが難点かしら?(;^ω^)

参考までに私の書いた、願望実現に瞑想が効果的な理由という記事も併せて読んでいただければと思います。

 

 

まずひとつめ、①今今メソッドに効果はあるのか?については、

「瞑想は引き寄せに効果的である。

そして今今メソッドは瞑想と非常に似ている。

よって、効果のある瞑想と似ているのだから今今メソッドにも効果がある」

となります。

 

 

今今メソッドの効果が出ない人はなぜ?

 

では次に、②効果がない人はなぜなのか?について。

これは、効果がない理由はただひとつ「いま、ここ」に焦点を合わせていないからです。

 

 

たとえばあなたがなるべく意識をいまここに向けるようにしていて、そのあとに、

「さぁ、意識をいまここに当てたからこれで良いことあるかな?」

とか効果を期待したなら、もうこれでいまここから焦点がはずれてしまっています。

こういうときは、

「あぁ、私の意識はいまここではなく、この先のことに向かったなぁ」

と気づき、また目の前のことに焦点を当てなおしてください。

これって最初は慣れないから何度も意識が外れると思いますが、

しょせんはただの慣れですから、慣れていけば意識がいまここから外れたことにすぐに気づいてもとに戻せます。

 

 

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、

「いまここに意識を集中させていると自然と良い効果が出る」

のであって、

「良い効果がほしいからいまここに意識を集中させる」

というのだとちょっと違うかな?と思います。

目的はあくまでも「いま・ここ」に意識を集中させることです。

「この先の効果」ということを目的にして意識している時点で、

いまここではなくこの先に意識が非常にズレやすくなります。

逆説的ですが、効果がほしいからこそ効果については考えない、という感じですね。

そうすると結果的に「あれ、効果あったぞ」となります。

 

 

うーん、なんというかさっきも言った通り観念的で言葉で説明するのが難しいので、

無理に言葉にしようとすると、

「本当に、ただとにかくいま・ここに集中して。今この瞬間の自分を感じて」

みたいにしかならなくて伝える側の私としても非常にもどかしいですが、

とにかく、意識が今この瞬間から外れたらそれに気づき戻す、外れたらそれに気づき戻す。

外れたことはダメなことだ~とか考えだすのはますます外れていっていることなので、

思考や感情を動かさずにただ、外れたんだから戻す、と繰り返します。

慣れですから、繰り返せば感覚がわかってくると思います。

 

 

おそらく効果がないという方は、慣れるほど繰り返していないだけだと思います。

慣れさえしてくれば、

「ああ、いまここって、このことか」

というのがなんとなく感覚でしっくりくるようになると思いますし、

しっくりきたから効果が出るというよりは、

その「しっくり」そのものが効果であるということにも気づくと思います。

そのようになるまで続けてみてほしいなと思います。

 

 

今今メソッドをやると眠くなるのはどうして?

 

では最後に、③今今メソッドを実践して眠くなるのはなぜ?についてです。

これはですね、なんか元も子もないような答えなんですけど、

単に慣れないことして疲れただけだと思います(;^ω^)

 

 

ふだん読書しない人が急に本を読むと眠くなるし、

ふだん運動しない人が急に運動すれば眠くなるし、

ふだん瞑想しない人が急に瞑想すると眠くなるし、

人間どんなことでも、ふだんやらないことをいきなりすれば、

脳や体が緊張し、疲れて眠くなります。

今今メソッドをやって眠くなるというのもこれと同じで、

ふだんはあちこちにさまよわせている思考や感情を、

急に一点に集めようとしたことで脳みそが、

「うわなんだ急に」

とびっくりして疲れて眠くなる、ってだけだと思います。

 

 

ただこれも単なる慣れの問題ですので、慣れてしまいさえすれば、思考をうろうろさまよわせているときよりも、

「いまここ、ありのままの自分」

というものに集中している状態のときのほうがよっぽど疲れないし、

物事の能率が上がり、良い結果につながるということは身を持って感じられると思います。

 

 

眠くなったときには、

「眠くなるようなメソッドなんてやだ、やめちゃおう」

というよりは、

「眠くなるほど、ふだんはいまここじゃないどこかにいるってことか…」

と解釈して慣れるまで続けてみてほしいと思います。

 

 

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セドナメソッドの効果がない方は「ある思い込み」をしている。

自然

 

セドナメソッドのやり方はとても簡単

 

今回はセドナメソッドについてです。

まずは知らない方に向けてセドナメソッドのやり方をご説明しますね。

セドナメソッドとはヘイル・ドゥオスキン著の、

「人生を変える一番シンプルな方法  -セドナメソッド-」

という本がきっかけで世に広まったもの。

「手放しの法則」とも呼ばれています。

自分の感情や思い込みを手放すという趣旨のもので、やり方は非常にシンプル。

以下の簡単な質問を自分にして、自分で答えるだけ。

 

①今、何を感じていますか?

②その感情を認める事はできますか?(はい/いいえ)

③それを手放せますか?(はい/いいえ)

④本当に手放しますか?(はい/いいえ)

⑤いつ手放しますか?と質問し「いま手放します」と答える。

 

これを「感情を手放せた」と感じるまで繰り返すというやり方です。

②~④の質問には、はいといいえのどちらで答えても構いませんが、

最後の⑤の質問には、いま手放せないと感じても「いま手放す」と答えてみます。

たとえば、

 

①今、何を感じていますか?↓

「親が許せない、強い強い憎しみを感じている」

②その感情を認めることはできますか?

「はい。私は憎しみを感じていると認めることができる」

③それを手放せますか?

「………親を憎むのをやめる…?…私にやめられるだろうか…?

…いいや、嫌だ…私はそれを手放せません」

④本当に手放しますか?

「…いいえ、手放しません、無理です」

⑤いつ手放しますか?と質問し、「いま手放します」と答える。

 

というのでもOK。

(いま、

「え?④で手放さないと答えたのに、⑤でいま手放すって答えるの?矛盾してない?」

と思った方、ここについてはあとからご説明しますね)

これを繰り返すうちに自分に不要な感情や思い込み、抵抗が解放されるというのがセドナメソッドです。

 

 

私はこのやり方、非常に好きです(*´ω`*)

どことなく仏教に通じるものがあるというか、ありのままに気づくやり方ですね。

この質問に素直に答えることで、確かに不要なものを手放せる効果があると思います。

 

 

セドナメソッドの効果がない人は「べき」を手放して

 

ただここまでを読んで、

「もうセドナメソッドならやったけど、効果がない」

という方もいると思います。

次は、そういう方は何が原因で効果がないのかについてお話します。

 

 

セドナメソッドの質問に「はい」と答えるべきである、という思い込み

 

セドナメソッドの効果がない原因として大きなものは、

「質問に『はい』と答えるべきである」

という思い込みです。

 

 

おそらく、

「①私は何を感じているか?」

「②その感情を認めることはできるか?」

あたりまでは素直に答えられる方も多いと思うのですが、

「③それ(例では親への憎しみの感情)を手放せますか?」

あたりで「はい」と言うのに抵抗を覚える方が多くなるのではないでしょうか。

憎しみなんてないに越したことはないし、手放したいのはやまやまだけれど、

しかしいざ「手放しますか?」と聞かれると、

「まだ恨んでいたい、アイツを許すわけにはいかない」

という気持ちが湧いてきて、はいと答えられないこともあります。

 

 

けれど心の中には、

「はいと答えて感情を手放すべきである。

いいえとしか答えられない自分は未熟である」

という気持ちがあり、いいえと答えたときに、

「そんな私はダメだ…まだハイと言えないんだ……」

とズシーンと心が重くなってしまう。

こういう場合、

「セドナメソッドをやったらよけいに辛くなった。効果ないじゃんよ!」

と言いたい気持ちになるかもしれません。

 

 

セドナメソッドの趣旨は「はいと言えるようになること」ではない

 

ただ、セドナメソッドの質問は「いいえ」で答えても全く問題ないというところを忘れないようにしてほしいんですね。

セドナメソッドは、

「質問にはいと答えられる自分に成長しましょう」

といった趣旨のものではありません。

「いいえと言ったときには、

『あぁ、私はまだ手放したくはないのだなぁ』

『そうかぁ、私はまだ、あの人を恨んだままでいたいのだなぁ』

『はいと言うことに抵抗があるんだなぁ。私の中には抵抗があったのかぁ~』

ということに気づきましょう」

というもの。

 

 

さきほど、

「え?④で(親への憎しみを)手放さないと答えたのに、⑤でいま手放すって答えるの?矛盾してない?」

と思った方もいたと思うのですが、

⑤は「親への憎しみの感情」をいま手放すという意味ではなく、

「親への憎しみを手放せないのはいけないことなのだという思い込み」をいま手放すと言ってみるのだ、

という意味だと考えてください。

もちろん、一度や二度「いま手放す」と言っただけで、ものを捨てるみたいにポンと手放せないこともあると思います。

そのためセドナメソッドでは「しっくりくるまで繰り返すように」とも言われています。

 

 

質問に「いいえ」で答えたとき、

「いいえでしか答えられなかった」

と思う必要はまったくありません。

そのように、いいえと答えることに抵抗や罪悪感を覚えた場合、

その抵抗や罪悪感を「いま手放す」と言葉にしてみてください。

逆説的なのですが「(憎しみなどを)持っていてもよい」と、持つことへの抵抗や罪悪感を捨てると、

「持っていてはいけない、早く手放すべきである」

という固定観念があった時よりも早く手放せるようになります。

 

 

効果がないということに対してセドナメソッドをやってみる

 

効果がない!早く効果がほしい!という焦りが出たときには、その焦りの感情に対して質問をするのも良いと思います。

たとえば、

 

①今、何を感じていますか?↓

「セドナメソッドの効果がない、早く効果が出てほしい!という焦りを感じている。

私は、何度も繰り返すのが嫌だと思っている。1度や2度くらいですぐに効果が出てほしいと思っている」

②その感情を認めることはできますか?

「ううーん…自分が1度や2度で効果が出てほしいと思っていると認めるのは、

なんだか楽したいと思っている自分を認めるようで恥ずかしいような気がするけど…。

…でも、実際そうだしなあ…。

そこを『私はそんなこと思ってる人間じゃありません!』とか意地張ってもしょうがないしな…。

よし、もう認めちゃおう。はい、私はそれを認めます」

③それを手放せますか?

「恥ずかしいけど思い切って認めたら、なんか手放せる気がする…。

はい、手放せそうです」

④本当に手放しますか?

「はい、本当に手放します」

⑤いつ手放しますか?と質問し、「いま手放します」と答える。

 

とかね。

 

 

セドナメソッドはあくまでも「手放しの法則」です。

手放すことが目的です。

「こう感じているべきではない」

「はいと言うべきである」

と「べき」に支配されていると、本当の感情や抱えている思い込みに気づくことができず効果が出にくくなってしまいますので、

まずはその「べき」に気づき、手放してください。

 

 

①でどんなにドロドロした醜いことや、人が聞いたら笑うかもというような恥ずかしいことを感じていても構いません。

②③④でいいえと答えたくなったときには、素直にそう答えて構いません。

立派な考えを持っていなくてもいい。

はいと答えられる人間が優れているわけではない。

ということを意識しておくと、セドナメソッドの効果は早く現れますよ(*´ω`*)

 

 

ヘイル・ドゥオスキン著、

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似た者同士が引き寄せあう?…あんな人と私が似てるっていうの?

木

 

「アイツと私が似た者同士のはずがない」?

 

今回は「似た者同士が引き寄せあう」ということについてです。

これって簡単に言うと「類は友を呼ぶ」ってことですよね。

確かに人間って、自分と似た趣味の人と友達になったりなど、

価値観が似ている人に共感して仲良くなりやすいものです。

 

 

だけど、あなたはこんなふうに思っているかもしれません。

「私の近くにはすっごい嫌な奴がいる。

あんなのと私が同じレベルのはずないのに、

それでも引き寄せではあいつと私が似てるから引き寄せあったってことになるの?」

って。

この場合はまさにその通り、その人とあなたが似ているから引き寄せあっているということについてのお話です。

 

 

根本が似た者同士だと引き寄せあってしまう

 

私のことなのですが、私の過去の人間関係にはある特徴がありました。

どういうものかというと、

「私を支配しようとする嫌な奴が常にそばにいる。

思い切ってその人との縁を切っても、またすぐに似たような人が現れる」

というもの。

もちろん私はそんな人を引き寄せたいだなんて思ったことは一度もありませんし、

「こんな嫌な奴と私が似た者同士?そんなはずがない!」

と思っていました。

だけど今となってはやはり、

「私が自分と似た者を自分で引き寄せていたのだな」

と感じます。

 

 

劣等感を抱えた者同士とても似ていた

 

人を支配したいという人の潜在意識下には、劣等感があります。

自分はダメだ、価値がない…。

だけど、人を支配できるような強い人間になれれば、劣等感が解消されるかもしれない。

人の面倒をよく見て「あなたがいないと困るわ」と言われれば、

必要とされているんだと思えて劣等感から逃れられるかもしれない。

そういう人は支配的なタイプ。

人に対して威圧的だったり、妙に面倒見が良かったりします。

これが私の周りに常にいるタイプ。

 

 

その一方で、劣等感が強いと支配をされたがる人もいます。

自分はダメだ、価値がない。

けれど人に構ってもらえれば、人に面倒を見てもらえれば、

そんな私には価値があるんだと思えてこの劣等感は解消されるかもしれない。

そういう人は支配されたいタイプ。

自分で物事を決められなかったり、依存的だったりします。

こちらが私。

 

 

どちらも、心の底に抱えているものは劣等感。

「支配したい」と「支配されたい」で、需要と供給が一致している。

そのため、無意識に互いを必要として引き寄せあってしまいます。

 

 

根幹が似た者同士でも、表面的には正反対に見えることも

 

大事なのは、表面的に似ているかどうかではありません。

表面だけを見ると、

「支配する人」と「支配される人」

「人のことまでちゃんと世話してあげられる人」と「自分のことすら自分で決められない人」

と、むしろ正反対で、全く似た者同士には思えないこともあります。

しかし、その実本質的に持っているものは非常に似ていることも多いです。

 

 

似た者同士という事実を受け入れれば、それは必ず変えられる

 

大切なのは、一度心を落ち着けて、

「私とあの人は何が似ているのだろうか?」

ということをよく考えてみること。

「あんな奴と似ている部分があるなんてことについて、考えるの嫌だな…」

と感じたかもしれないし、私も最初はそう思ったのでお気持ちはわかります。

人は普通、嫌いな人間と自分が似た者同士だなんて認めたくはありませんよね。

ついつい、

「あんな奴と!私の!一体どこが!!!」

「私は○○された側、被害者!加害者と似てなんていない!!」

という怒りが先立ち冷静ではなくなってしまいますが、

本当に現状を変えたいのであれば、何が似ているのかについてじっくり考えてみるとよいと思います。

 

 

自分の心を見つめてみたとき、

「あぁ、私のこの考え方が、私のこの態度が、相手を呼び寄せたのだ」

と気づく点があるはずです。

そんなものはない!と見て見ぬふりをしているときには改善のしようもないけれど、

ここが似ていたのだ…そうだったのだな…ということに気づいたとき、人はおのずとそこから変わり始めます。

「相手に○○させられた」

ではなく、

「私が自らの意思でした」

という自覚が生まれたものは、必ず同じように、自らの意思でやめられます。

 

 

似た者同士が引き寄せあう、それは本当のこと。

似てなどいない!という怒りに支配されず、

「どのあたりが似ているのか?」

「私の何があの人を引き寄せたのか?」

ということ、一度考えてみてください。

相手と似ている部分に気づいたとき、

それに気づくとほぼ同時に、その似た部分を手放せることにも気づくと思います。

そうして互いに似ている部分がなくなれば、もう決して引き寄せあうことはなくなります。

必ず嫌な相手との縁は切れますよ。

 

 

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引き寄せの法則のやり方を調べ、試しつづけても変われない人の特徴

辞書

 

引き寄せの法則のやり方について、2つの留意点

 

今回は、引き寄せの法則を実践するときに知っておいてほしいこと2つについてです。

「引き寄せの法則 やり方」

で検索すればたくさん出てくる引き寄せのやり方。

だけどやり方を調べていくうちに、

「こっちのサイトには『○○してください、■■はだめ!』って書いてあるのに、

別のサイトには『■■がいい、○○はダメ!』って書いてある…。

一体どっちのやり方が正しいの?」

と戸惑うことがあったり、

「書かれたやり方どおり実践してるのに、全然望むものが引き寄せられない…」

ということもあると思います。

なので引き寄せの法則を実践するときには、

 

①なんで人によって言ってるやり方が違うときがあるの?

②なんで書かれているやり方どおりにしてるのに引き寄せられないの?

 

についても心に留めておきながら引き寄せをやってみてほしいなと思います(*´ω`*)

 

 

引き寄せの法則で重要なのは「やり方」ではない

 

ではまず、引き寄せの法則のやり方について調べてると出てくる疑問、

 

①なんで人によって言ってるやり方が違うときがあるの?

 

についてです。

たとえばAさんが、

「引き寄せの効果的なやり方は満月にお祈りすること、新月はNG」

と言い、かたやBさんは、

「引き寄せの効果的なやり方は新月にお祈りすること、満月はNG」

と言ってたりすると、どっちが正しいやり方やねん!と思いますよね(;^ω^)

ただこれ、どっちも引き寄せの正しいやり方なんです。

どっちでもOKなんです。

 

 

引き寄せで重要なのは「できると思考しているか否か」

 

どういうことかというと…Aさんは、

 

①満月にお祈りした

②これで私の夢は叶う!と思考した

③潜在意識は思考したことを現実にするので夢が叶う

 

Bさんは、

 

①新月にお祈りした

②これで私の夢は叶う!と思考した

③潜在意識は思考したことを現実にするので夢が叶う

 

です。

大事なのは①でどのようなやり方をするか?のほうではなく、

①のやり方をしているとき、したあとに、

「私の夢は叶う」と思考できているかどうか?というところ。

そう思考することさえできれば、祈るのが満月でも新月でも流れ星でも石ころでも、

「夢は叶う」というその思考は引き寄せの法則によって現実になります。

 

 

性格が違う以上、引き寄せにやり方の違いは出てくる

 

人の性格はさまざまですので、人によって信じるものは違います。

Aさんの場合は、私はうまくいくと信じられるやり方が満月に祈るという方法だった。

なのでAさんは「満月に祈ると本当に夢が叶った!」と思い、他の人にもそう言う。

 

 

Bさんが自分はうまくいくと思えたやり方は新月に祈ることのほうだった。

なのでBさんは、「新月に祈るのは良いやり方だ!」と思うので、他の人にもそう言う。

どちらもその本人にとっては本当のことです。

 

 

引き寄せの法則はあくまでも「自分の思考が現実になる」という法則ですので、

どれほどAさんが「絶対に効果ある!」と太鼓判を押したところで、

それをやっているあなたが「こんなやり方で変われるの?」と疑っているなら、

その疑う思考が現実になるので効果は出ません。

あなたにとっては満月に祈るやり方は効果がない、というのが正しいこと、となります。

 

 

人によって引き寄せの法則のやり方がバラバラなのは、

「人によって信じているものが違うから」

です。

どれが正しいの?ではなく、どれも正しいですし、

信じる気持ちなしに引き寄せに取り組んでいるのであれば、どのやり方も間違いとも言えます。

 

 

人の言っていることが食い違っているとつい、

「どっちが正しいの?」

と考えてしまいがちですが、

「どっちが正しいか?」

ではなく、

「どっちのやり方のほうが私は好きだろうか?」

「どっちのやり方のほうが私は納得できるだろうか?」

で判断してください。

人は、好きじゃないもの・納得できないものに対しては真剣になれないものです。

嫌々やっても「これで私の夢は叶う!」という前向きな思考は抱けないですから、

正しいかどうかではなく、楽しそうかどうか、納得できるかどうかで選んでください。

そうして自分の好きなほうを選んで楽しんでやって、

それによって「私はできるんだ!」と思えたならば、その思考が必ず現実になります。

それがあなたにとって効果のある、正しい引き寄せの法則のやり方ということです。

 

 

正しいやり方を探してさまよう引き寄せジプシー

 

では次に、

 

②なんで書かれているやり方どおりにしてるのに引き寄せられないの?

 

についてです。

 

 

引き寄せのやり方が正しければうまくいくわけではない

 

さきほど、

「引き寄せの法則で大事なのはやり方そのものではなく、

そのやり方に取り組むことによって『私はできる』と思考できるか否かのほう」

「どれほど効果があると人が言っているやり方でも、

あなた本人が効果を疑っているならあなたにとってはそのやり方は効果がない」

とお話しました。

これは、引き寄せの法則の大原則でありながら多くの方が忘れがちになってしまうことです。

 

 

引き寄せというものは、あくまでもあくまでも「思考が現実になる」という法則です。

自分の思考によって現実が作られるのであって、

作られた現実の影響を自分が受ける、というわけではありません。

つまり、

「事前に作られた『夢が叶う効果的なやり方』というものがあり、それをやると夢が叶う」

わけではなく、

「私は夢を叶える!と思考し取り組んだやり方が、現実に『夢が叶う効果的なやり方』へと変化する」

です。

効果的なやり方をやればうまくいくというわけではなく、

うまくいくと信じたやり方が効果を発揮するんです。

 

 

逆にとらえていると引き寄せの負のループにはまる

 

ここを逆にとらえていると引き寄せの法則に取り組む際、

「どれが引き寄せの法則の正しいやり方なの?」

「効果のあるやり方はAとBどっち?」

「次はCをやってみたけどこのやり方は効果あるの?」

ということばかりが気になりますよね。

つまり、私はできる!という思考ではなく、

「正しいものがわからない」という強い迷いや疑念を抱きながら引き寄せを実践しているということ。

 

 

大概の方はその迷いや疑いのあまり、

「もっと詳しく調べて、信ぴょう性のあるやり方を見つけよう」

というふうに、ますますいろいろ調べ始めて、ますます迷ったり疑念を深めていきます。

なにが本当かわからず、何を試しても(自分はうまくいくと思考しないので)うまくいかず、

ずっとさまざまなやり方を試してはダメ、試してはダメ…を繰り返してしまう。

これが俗に「引き寄せジプシー」と言われる、ずっと引き寄せの法則の効果が出ない方たちです。

 

 

引き寄せジプシーにならないため・あるいはもうなっているならサイクルから抜け出すため、

効果的なやり方をやればうまくいくというわけではなく、うまくいくと信じたやり方が効果を発揮する。

ということは忘れずにいてほしいと思います。

「効果が出たら、このやり方は本物だったと信じよう」

では、断じてないんです。

「このやり方は本物だと信じたものに、効果が出る」

ですよ。

あなたが「私は夢を叶えるんだ、できるんだ!」という思いを持って取り組んだやり方が、あなたにとっての正しい引き寄せの法則のやり方です。

 

 

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潜在意識は先取りによってどのように変化するかの解説。

コーヒー

 

行動の先取りは潜在意識にどのような影響を及ぼすのか?

 

今回は「先取り」についてのお話です。

よく引き寄せでは、

「すでに夢が叶ったかのような行動を先取りでしましょう」

と言います。

こうした先取り行動をすると潜在意識はどのように変化するのか?

なぜ先取りによって本当に望むものが引き寄せられるのか?についてです。

 

 

潜在意識は「不協和」が嫌い

 

まずは行動の先取りについてお話する前に、「認知的不協和」についてお話しますね。

認知的不協和ってなに?というと、

「自分の中で矛盾するものを同時に抱えた状態。また、そのときに覚える不快感」

のことです。

 

 

ちょっとこれだけだとわかりにくいですね(;^ω^)

たとえばですがあなたが、道を歩いていてなんだか困っている様子の人を見つけたとします。

「あの人、困ってるみたいだから手伝おうかな?」

と思ったけど、なんとなくそのまま通り過ぎてしまった…ということがあったとして、

こういうのって、なんか自分が通り過ぎちゃったことにちょっとモヤッとくる感覚がありませんか?

なんでモヤッとくるかというと、このとき、

 

○あなたの抱いている思考→手伝いたい

○あなたが現実で実際に取った行動→手伝わない

 

と、思考と行動が矛盾していますね。

自分の考えていることと取った行動が矛盾したことに不快感を感じ、モヤッ…とくるんです。

 

 

自分の取った行動に思考を合わせて矛盾を解消する

 

そうすると人はモヤモヤを解消したいがために、

「いや、だって私はいまちょっと急いでるし…手伝えないもん…」

というふうに思いはじめたりします。

自分の取った行動「手伝わなかった」に合わせて、

「手伝いたい」という思考を「急いでるので手伝えない」にあとから変更する。

すでに取ってしまった行動「手伝わない」はどうしても取り消すことはできませんよね。

取ってしまった行動をいまさら変えられない以上、「思考」を変えるしかないです。

それによって、

 

あなたの思考→私は急いでいるので手伝えない

あなたの現実での行動→手伝わない

 

これで考えと行動が一致しましたね。

こうして人は、自分の中に矛盾が生まれたときにそれを埋めます。

 

 

こういうことは意識して、

「ハッ、私の中に矛盾が!よし、この矛盾を埋めるぞ!」

とか思ってやっているわけではなく、無意識にやってしまうことです。

無意識にやってしまうこと…つまり、潜在意識があなたも知らないうちにあなたにさせてくること。

潜在意識は、矛盾が嫌いで埋めようとする。

潜在意識の力はすごく強いからあなたはそれに逆らえない、ということ。

 

 

行動の先取りでわざと潜在意識に矛盾を感じさせる

 

「あなたはそれに逆らえない」

なーんて言うとなんだか怖い感じがするかもしれませんが、

これを良い方向に利用しよう!というのが、引き寄せの「行動の先取り」です。

「行動の先取りをすることによって先に自分から矛盾を作ってしまえば、

潜在意識はそれを埋めようとするよね?そうしてもらおうぜ!」

ということ。

 

 

たとえばあなたが彼氏がほしいけどできない…というとき。

 

あなたの思考→彼氏なんてできない…。

あなたの現実→彼氏ができない

 

と、思考と現実は一致していて矛盾がない状態です。

潜在意識は嫌いな矛盾が起きていないので安心している状態。

でもここで、すでに彼氏ができたかのような行動を先取りで取ります。

なんでもいいのですが、「お揃いのマグカップを買う」など、

もう彼氏ができているかのような行動を先取りで取ってみる。

すると、

 

あなたの思考→彼氏なんてできない

あなたの現実→彼氏がいておそろいのマグカップまである

 

と、矛盾が生じますね。

潜在意識は「え、矛盾だ。やだやだ!」と思い始めます。

先ほど言いましたが、取った行動はあとから取り消すことができません。

なので、潜在意識はこの矛盾を埋めたいなら、思考を行動に合わせて変えるしかなくなります。

つまり、「彼氏なんてできない」から「彼氏ができる、いる」という考えに変えるしかない。

そうすることで、

 

あなたの思考→彼氏がいる

あなたの現実→彼氏がいておそろいのマグカップまである

 

これで思考と行動が一致しますね。

 

 

潜在意識はその矛盾を埋めるため思考を変える

 

引き寄せでは思考が現実になります。

 

①彼氏なんてできないと思考している

②潜在意識はその思考を実現しようとする

③彼氏ができない

 

という流れです。

この流れを変えるために、まずそもそも彼氏がいないという現実を作っている思考、

「彼氏なんてできない」を「彼氏がいる」に変更すれば、その思考に合わせて、

 

①私には彼氏がいる

②潜在意識はその思考を実現しようとする

③彼氏ができる

 

という流れに潜在意識が変えてくれますよ!というのが引き寄せですよね。

 

 

ただここで、

「いや、その流れは頭ではわかってるんだよ!

だけど、思考を『彼なんてできない』から『彼がいる』に変えるってのが難しいんだってば!」

となりますよね。

そこで、先取り行動で「彼氏がいない」という思考とは矛盾したことをしてしまう。

通常、潜在意識は変化を嫌うので簡単にこれまでとは違う考え方を受け入れようとはしてくれません。

しかしこういう矛盾が起きると焦って「新しい考え方をしなきゃ!」となるんです。

なのであなたの思考は「彼がいる」へと非常に変化しやすくなります。

 

①私には彼氏がいる…と思おうとしてもできない!

②そこで、先取りでマグカップを買うという行動を取り矛盾を起こしてしまう

③潜在意識が「いやー!矛盾!矛盾を埋めるためには思考を変えないと!」となる

④私には彼氏がいる!と思いやすくなる

⑤しばらく先取り行動を続けることで「彼氏がいる」としっかり思考できるようになる

⑥潜在意識は思考を実現しようとするので「彼がいる」を現実化しようとしだす

⑦本当に彼氏ができる

 

こうして、先取りで取った行動は本当に実現してしまうということです。

引き寄せで、

「結果の先取り!行動の先取り!そうすれば引き寄せの力で、潜在意識の力で叶います!」

とだけ言われても、なんでやねんと思っていた方もいるかもしれませんが、その理由は、

「わざと矛盾を起こすことで潜在意識下の信念(この場合は彼氏ができない)を崩すため」

です。

 

 

先取りのあとに、再び一致してしまっていないか気をつけて

 

ちょっと注意してほしいのが、一回マグカップを買うという先取り行動をしたあとに、

「さぁ、先取りしたぞ!これで彼氏できるんだよね!?」

とピリピリ・イライラしていては効果は薄い、という点です。

ピリピリは「彼氏なんていない」と考えているからすること。

買ったマグカップを見て「彼がいない!いつできるの!?いない!」と思っているようでは、

 

あなたの思考→彼がいない

あなたの現実→彼がいない!とイライラする

 

で、思考と現実が一致しちゃってます。

 

 

大切なのは「思っていることとやっていることを一致させないこと」ですから、

一回先取りしただけでやめずに、どんどん先取りで矛盾を起こしてください。

マグカップを見て、

「わぁ、週末に彼が家に来るからこのカップを使うのが楽しみ~!」

とか言ってみたり、週末に着る服を選んでみたり。

多くの方が、

「彼もいないのにそんなことをするのはバカバカしい、なんの意味があるの…」

とやらないために矛盾が起きません。

最初はバカみたいに思えても、矛盾を起こし続けてください。

いずれ取った行動は本当に現実になりますよ、そしたら本当にそのマグカップ使ってくださいね(*´ω`*)

 

 

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