怒りの感情は、潜在意識が前向きに書き換わっている証拠

コスモス

 

今回はいただいた質問の回答です。

以前に、

「収入アップのアファメーションをするようになり前向きになってきたが、

ときおり『何も思いつかない』という思考が湧いてくる」

という質問をいただいたのと同じ方からの質問です。

(以前の質問への回答記事へはこちらから)

それを踏まえて読んでいただくとわかりやすいと思います(*´ω`*)

 

何も思いつかないって思いがなくなってから不安そのものを感じる事が大分減りました。

けど、今度は激しい怒りの感情が出てくるようになっちゃって…。

潜在意識に対して、

「なんで分かってくれないの!!」

とか、

「私がこうしたいって思うんだからそうしてよ!!」

とか、もう反抗抵抗してくる潜在意識にブチ切れてしまう事が増えてきました。

多分これって(怒りに)構ってますよね?

「なんでそんなに抵抗ばっかりしてくるんだよ!!」

「ちゃんとアファメーションやってるのになんで分かってくれないの!!」

ってつい思ってしまってひどいと通勤中ずっと考えてしまってたり、ふとした時など何度も出てきます(泣)

あと特に朝起きた時に激しい怒りの感情が溢れてきます。

ちゃんとやってるのになんで?

なんで抵抗反抗ばっかりしてくるの?

そんな思いでいっぱいです。

何で分かってくれないのとかどうしても思ってしまって、怒りの感情に構わず無視するってのが難しいです。

これも練習でしょうか?

この場合は怒りの感情を無視する必要はありません。

むしろどんどん怒ってください。

 

 

怒りの感情を受け流さないほうがいいパターン

 

よく引き寄せでは、

「常にポジティブな感情を抱いていましょう」

と言われますよね。

そのため自分が怒りの感情を抱いたとき、

「こんなネガティブな感情は良くない!怒りなんて…だめだめ!」

と怒りを押し殺そうとする方も多くいますが、

そうではなく、その怒りの感情はさら~っと受け流すほうがいいです。

「ほぉー、怒りですなぁ~、へぇ~私は怒っているのね~」

みたいな感じで、怒りには構わず「ふぅん」と受け流すと感情が消えやすいです。

 

 

それを知っている質問者さま、自分の怒りの感情に構わずに受け流そうとは思うけれど、

なんだか難しくてどうにもこうにも怒っちゃう…どうしよ?ということですね。

これなんですが、こういう場合にはガンガン怒っちゃってください!

今回は、湧いてくる怒りの感情に構いまくったほうがいいパターンです(*^^)v

 

 

怒りの感情が湧くのは前向きになったからこそ

 

たとえば、いじめられて何も言えずに我慢している子がいるとします。

どうせ自分なんて…って思って、もう相手に反抗することも、怒ることすらも諦めている。

でも、そういう子が変わりたい!と思って自信がついてくると、

いじめっ子に対して怒りの感情を持つことができるようになることがあります。

「今までは黙ってたけど…もう我慢できない!許せん!」

みたいに。

これって、怒りの感情を抱くことすらもできない無気力状態から脱したということ。

こういう場合は、むしろ怒りの感情を抱くのは良い変化です。

 

 

質問者さまの怒りも、これと同じじゃないかな?と思います。

いままでは「できない」という気持ちが潜在意識下に強くあり、

「うん、まぁそうだよね…。どうせ私には無理だよね…」

と納得していた。

本当の本当は納得したくはないし、できないというのは悲しいことなんだけれど、

泣いても怒ってもできないものはできないんだから仕方がない…。

そんな感じで、潜在意識に強く諦めの気持ちがあったのかな?と思います。

 

 

でもその潜在意識が変化して、自信がついてきた。

となると今度は自分の「できないという観念」に対して怒りの感情が湧いてくる。

「今までは納得してたけど、よく考えたらなんでじゃーー!!」

「いつまで私にできないって言うんだ?もういい加減にしろ!!」

という感じで。

これは潜在意識にある諦めが消えてきたからこその変化。

自信がついてきたからこその怒りです。

 

 

この怒りの感情をなんとか無視しようとしたり消そうとすると、

「うまく怒りを無視できない私はダメだ…」

なんて自分を責めてしまい、せっかくついてきた自信を消すことにもなってしまいかねません。

ここはもう、

「そうだそうだ、あー腹が立つうううう!ほんといい加減にしろおおおおおおお!!」

と声に出して怒りまくってしまったほうが良いと思います。

どんどん怒りの感情を解放する!

そうして、できないという観念のほうはガンガン怒りで攻撃してしまってください、

そうしたほうが「できない」は消えやすく、

「できない」が消えれば怒る必要もないので、怒りは湧いてこなくなります。

 

 

こういう怒りの感情が湧いてくるということは、

もう質問者さまの潜在意識はほぼほぼ「できる」に書き換わっています。

もう大丈夫だと思います、安心してどしどし怒ってください(*^-^*)

 

 

怒りの感情を受け流したほうがいい場合って?

 

「そうか、そういう場合は怒っていいのかー。

でもじゃあ、受け流したほうがいい怒りってのはどんなの?」

と思った方もいるかもしれませんのでそれについてもご説明。

 

 

今回の質問者さまの怒りの感情は、なんというか…自分の外側に向くような感じですね。

「できない」に対して、怒鳴ったりしたくなるような攻撃的な怒りです。

こんな観念はあっても邪魔になるだけなので、怒って消しちゃえばOK。

 

 

でも、そうではなくって怒りの感情が自分の内側に向く場合があります。

できないという気持ちが浮かんできたときに、

「あぁ、どうして私はできないなんて考えてしまうんだろう?

そんなことを考える自分なんてダメだ、こんなダメな私なんて許せない…」

みたいに、怒りで自分自身を攻撃してしまう。

これは「できないという観念」を攻撃したいのではなく、

「できないという観念を抱いている自分そのもの」

を攻撃しようとしています。

こういう場合にどんどん自分自身を怒りで攻撃すると、どんどん自信が失われていってしまいます。

こういうときには、

「わぁ、私はいま怒りの感情を抱いているぞ~。

ほうほう、これが怒りというものかぁ」

という感じで、怒りと自分自身を切り離し受け流すほうが効果的です。

 

 

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カテゴリ:質問コーナー 

潜在意識の力で人間関係も改善できる。まずは自分の「この思考」に気づいて。

 

薔薇

 

人間関係の改善のため、まずは自分の「思考の癖」に気づく

 

今回は人間関係についてです。

潜在意識の力を使えば人間関係を改善できる!

ポジティブな思考をすればうまくいく!

と、引き寄せではよく言われますよね。

それで、

「職場の人間関係が改善される、されると信じよう…!」

「前向きに思考するんだ、ポジティブに考えるぞー!」

と頑張ってるのに、なぜかうまくいかない…という方もいると思います。

そんな方に、

「ただポジティブポジティブ!って考えようとするんじゃなくって、

こういうふうに考えると人間関係が改善されるんじゃない?」

というお話です。

 

 

突然ですが人間って、ときに錯覚したり思い込んじゃったり、

「こういうときにはついこう思っちゃう」という思考の癖ってありますよね。

で、人間の思考の癖の一つに「行為者-観察者バイアス」というものがあるのですが、これは、

「自分の行動は外的なことに要因があると思うのに、

他人の行動は内的なことに要因があると思うこと」

を言います。

 

 

具体的に言うと…そうだな、あなたがイライラしているとします。

このとき、

「上司の機嫌が悪いせいでこっちまでイライラする!」

「あー、朝っぱらからひどい雨に打たれたせいでイライラする!」

とか思うこと、ありませんか?

これは「上司・天候」という自分以外のもの…外的なものに要因があって、

その影響を受けて私はイライラしているのだ、ということですね。

 

 

でもでも、他人がイライラしているところを見るとどう思うでしょう?

「あの人、雨に打たれちゃったせいでついイライラしちゃってるのかな?」

と思いますか?

それよりはとっさに、

「あの人、なにイライラしてるのかしら、怒りっぽい性格ねえ…」

なんて思ったりしませんか?

これはその人が、天候とかそういう外的なものの影響を受けてイライラしてるんじゃなく、

その人の性格…内的なものが原因でイライラしているんだ、ということですよね。

 

 

「あっ…!」

って思ったのではないでしょうか?

そう、

「自分がイライラするのは自分以外のもののせいだけど、他人がイライラするのはその人本人のせい」

ってことです。

うう~ん、これだとなんだか都合がいい考え方ですよね(;^ω^)

人ってこうして気づかないうちに、自分に優しく他人に厳しくなっちゃいます。

 

 

「悪い人間関係」ではなく「自分の思考の癖」を改善しようとしてみて

 

あなたがAさんを見て、

「もう、あの人すぐ怒る性格で嫌になる…Aさん(外的要因)のせいでイライラする!」

と思っているとき、Aさんもまたあなたを見て、

「あー、あの人なんか怒ってる…見てるとあの人のせいでこっちまでイライラする…」

とか、まーったく同じことを考えているかもしれないです。

うーん、これってどっちのせいで人間関係が悪いんでしょう?

どっちが改善すべきでしょうか?

 

 

…というと、別にどっちが悪いとかいう話でもないですよね。

互いに同じ思考の癖が出ちゃった、というだけです。

どちらかが先に、

「人ってそういうふうにすぐ考えちゃうものなんだな~」

ということに気づけばいいだけの話じゃないでしょうか。

そうわかってさえいればAさんがイライラしているときに、

「もう、嫌な性格……おっと、そうじゃなくって、なにか外的な要因があったせいでイライラしてるのかな?」

と考えることができるようになったり、

「くそう、Aさんのせいで(外的要因で)こんな目に遭った!」

とかいうときにも、

「待て待て、人ってすぐに外的なことが要因だと思っちゃうものだったな。

本当にAさんのせい?内的な要因ってなかったのかな?」

と思えれば、自分以外のもののせいだ!と思っているときよりも腹も立たないし、今後の行動も改善できますよね。

 

 

どうでしょう、

「ポジティブに考えれば潜在意識が人間関係を改善してくれる!」

ってやみくもに前向きに考えようとするよりも、

「人間の潜在意識ってとっさに、

『自分のときは自分以外のもののせい・他人のときはその人本人のせい』

と思考するようにできてるのかあ…。

それ、いままでは気づいてなかったからどうしようもなかったけど、気づいたからには改善していけるぞ!」

って考えたほうが、よっぽど前向きだし、人間関係が改善されるのは早いと思いませんか?

 

 

「悪い人間関係」というものが私の周りにあるせいで、その悪い外的なもののせいで私は悩んでいる…と考えるのではなく、

「自分の考え方の癖という内的なものに要因があるのでは?

それに気づき直せば人間関係が改善されるのでは?」

と考えてみてください。

引き寄せではよく、

「物事の原因は外側にはない」

「現実(自分の外側)を変えようとするのではなく、自分の思考を変えろ」

と言われますがそれはこういう意味であって、無理やりなポジティブ思考をすれば改善されますという意味ではないですよー。

 

 

「自分の場合は自分以外のものに原因があり、他人の場合はその人本人に原因がある」

人はそのように思考する癖があるのだ、と意識して過ごしてみて。

 

 

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自分を愛せない人は、人を愛せない…?いや、逆じゃないの?

 

アネモネ

 

自分を愛せない人は、人を愛せないというのは本当?

 

今回は、

「自分を愛せない人は、人を愛せない」

ということに関してのお話です。

 

 

この言葉…私は昔、

「は?なんで?どう考えても逆じゃないの?なんで自分が先?」

と思ってたんです。

確かになんか、良いこと言ってるっぽい感じはする…。

でもそれってつまりは、

「人のことより自分のことを優先しなさい」

ってことでしょ?

そんな自分のことを優先するような勝手な人に、

人のことを思いやったり愛するなんてことできるの?

まずは人を思いやること、許せるようになること、愛せるようになることのほうが重要でしょ。

…と思っていました。

なので、頑張って人を好きになろうとか許そうとかしていました。

 

 

先に人を愛そうとするのは、自分を愛したいから

 

でもでも、どんなに相手を愛そうと頑張っても愛せないし、許すこともできない。

なんでやー!!と悩んで考えてみて、あるときふと気づきました。

「あ、私べつに、本当は人のこと愛そうとか許そうとか思ってないんだ」

と。

 

 

本当はなぜ私が、

「先に人を愛するのが大事だ」

と思って人を優先したかというと…。

人のことを「愛します、許します」と言えるとっても寛容で立派な人間になれれば、

人は私のことを素晴らしいと賞賛してくれるだろうし、受け入れてくれるだろうし、

そうして人に受け入れてもらえたならば私は自分のことを、

「私って立派で高尚で素敵な人間!」

と思うことができるようになって、そして、

そこまで立派な自分のことならば許せるし愛せるようになるだろう…と思っていました。

 

 

先に人を愛したい理由は、

「自分を愛せるようになりたいから」

なんですね。

人を思いやって愛そうとしているようでいて、

実は考えていることは自分のこと、愛そうとしているのは自分のこと。

あれ、

「私は自分を愛することを先に考えるような傲慢な人とは違って、人のことを優先して大切に考えますから!」

とか思ってたけど、思いっきり自分のことを優先して考えてるじゃないの、と。

 

 

だけどその当時やってたのは、

「○○さんの良いところをノートに書き出してみよう、そのあとありがとうと唱えてみよう」

とか、人の良い点を見つけて感謝しようとする行為。

そういう行為をやっているので、自分が本当に人を愛そうと頑張ってるかのような錯覚に陥っていました。

 

 

人を愛したいのは優越感を抱きたいから

 

劣等感が強い人は、人よりも優れようとしたがります。

私のほうがすごいんだと優越感を抱くことで安心しようとしますが、

私の場合は「人格的に優れる」という方法で優越感を感じたかったんですね。

 

 

たぶん、それしかないと思ったんだと思います。

たとえば人より高学歴だったりすっごいスポーツができたりとか、

他になんでもいいんだけど、なんかめっちゃ才能あってここが秀でてます!

とかいうものがあるならそこで、

「ふふん、私のほうが素晴らしいわよ」

と優越感を抱くことができるんでしょうが、私の場合は学歴もないし運動音痴だし、

特別他に秀でているところもないし、どこでも秀でられず、優越感なんて感じようにも感じられない。

となるともう、人間性というところに行こうと。

いつも優しくて、穏やかで、慈愛に満ちて、寛容で…という点において人よりも優れよう、

だってもう、優越感を抱けそうな場所ってそこくらいしかないじゃない…みたいな感じ。

 

 

なんだ、私は人を愛そうとしているようでいて全然愛そうなんて思ってないのか。

本当は全然やろうなんて気がなかったから、いつまでもできなかったのかぁ、と気づいたとき、

「もうやめよう…。もう無理して人を愛そうとするのやめよう」

と思いました。

それまでは、人を愛するのは素晴らしい!って躍起になってたんですけど、

もういいよ、辛いし、もう無理しなくていいだろう…と思ったんですね。

これって自分に対して、

「もう無理をしなくていいよ」

と自分を許せたってことなのかなと思います。

 

 

自分を愛せると、本当に人も愛せるようになる

 

で、不思議なもんですが、

「私は劣等感のあまり、必死なのだなあ~」

ということを自覚してからは、それを自覚していないときよりも余裕が生まれて、

自然と自分の人を見る目が変わったのを覚えています。

それまではなにかにつけ相手にすぐ腹を立てたりしてたんですが、

「でも、この人もこの人でなにか必死なのかな?」

とか思うと、腹を立てずに許してあげなくちゃ、なんて思わなくても腹が立たなくて、

「ひええええ、自分を許すと人を許せるって本当なのかあ~」

と思ったのを覚えています。

 

 

いま、

「自分を愛せないと人を愛せないって、逆じゃないの?

まず人を愛することのほうが大事じゃないの?」

「でも、そう思って人を愛そうとか許そうとしてもできない…」

と思っている方は、そうして人を先に愛したい理由が、

「人を愛せるような立派な人間になれれば、自分のことを愛せそうだから」

ではないかな?って考えみてください。

 

 

そしてそうだったときには、

「人を愛せるようになる方法は何かな?」

ってのを考えるのをやめてみてください。

「やめて、それでどうするの?」

と思うかもしれないですけど、ただやめるだけです。

そのあとはどうもしなくってもいいです。

 

 

やめるというのは、もう自分に無理強いをするのをやめること。

それがもう、自分を前より尊重して愛せている証拠です。

そのあとはなにかをどうにかしようとしなくたって、

今より楽に、今より自分を好きに、ひいては今より人のことも好きになれると思います(*´ω`*)

 

 

自分を愛せない人は、人を愛せない。

人を許したり愛したりしたいならば、だからこそ、先に堂々と自分を許して愛して。

 

 

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何もかもうまくいかない人生だ…という方は「ある錯覚」が激しい

 

花

 

何もかもうまくいかないというけれど…?

 

今回は、

「人生がいつもうまくいかない、何もかもうまくいかない」

と思っている方へのお話です。

何もかもうまくいかないと感じる原因っていろいろあるとは思うのですが、

私はたくさんある原因の中のわりと大きなひとつとして、

「何もかもうまくいかないわけじゃないということに自分で気づいていない」

というものがあるんじゃないかと思います。

 

 

「みんな」から嫌われているという思い込み

 

たとえば、カウンセリングの場ではこういうことがよくあります。

「私はクラスのみんなから嫌われている」

と相談をしにきた子に向かって、

「みんなっていうのは誰かな?」

と具体的な名前を挙げてもらうと、

「Aちゃんと、Bちゃんです…」

「ほかには?みんなって言ったけど、まだ2人しか名前が出てないけど?」

「…え?あれ、本当だ、2人しかいない!( ゚д゚)」

と、その時に初めて自分はたった2人にしか嫌われていないということに気づく。

あとは、

「AちゃんとBちゃんに嫌われているのだから、その2人と仲の良いCちゃんも嫌っているに違いない」

「Dさんは声をかけてこなかったから、声をかけないのは私を嫌いだからに違いない」

というふうに、根拠なくそう思い込んでいる状態なのですが、

自分がそう思い込んでいるということに気づいていないので、

まるで自分がクラス中から嫌われているかのような錯覚に陥ってしまう。

ここに気づいて意識して過ごすようにすると、

「思い切ってCちゃんに話しかけてみたら仲良くなれました」

「私、思っているほど嫌われてなんかないってわかりました!」

となることも多いそうです。

 

 

このように、2人か3人のやったこと・言ったこととか、

偶然似たようなことが2,3度起こったときとかに、

「みんなそうに違いない」

「いつもそうに違いない」

「何もかもそうに違いない」

と思い込んでしまう人間の心理を「一般化のしすぎ(過度の一般化)」と呼びます。

 

 

「何もかもそうだ」という錯覚にはいとも簡単に陥る

 

「そんなこと本当にあるか…?」

と思うかもしれませんが、はい、これってめっっっっちゃくちゃよく人間はやってます。

ためしに、今日から周りを意識して人の話を聞いてみてください、テレビの芸能人とかの話でもOKです。

注意深く聞いていると、大概の人は2,3人が同じことを言っただけで、

やっぱりみんなそうなんだ」

いつもそうなんだ」

絶対そうだよね」

と過度の一般化をしはじめます。

 

 

そして同時に、自分が「いつもそうなんだ・何もかもそうなんだ」と感じたとき、

「そうだと言った人は何人いた?」

「そうだと言える出来事は何度起きた?」

と数えてみてください、これまた2,3人(2,3度)くらいしかいないはずです。

 

 

否定的な出来事ほど「いつも」と錯覚しやすい

 

こういう過度の一般化は、

 

○相手が自分に対して否定的な意見を言ったとき

○自分にとって都合の悪い出来事が起きたとき

 

に強く起こしやすく、そして、自分が錯覚を起こしているということにも気づきにくくなります。

さらに、そういう錯覚を起こすとそこから実際に何もかもうまくいかない人生へと傾き始めます。

 

 

いつもうまくいかないと思考すると実際にそうなっていく

 

あなたがもし、

「挑戦しても、どうせ何もかも失敗する」

「人生っていつもうまくいかない」

という錯覚を起こしている状態だと、やっても無駄なことは避けようと、

挑戦する機会を意識的・無意識的問わず避け始めます。

「どうせいつも…何もかも…」

という思いが強いほどに強く挑戦を避けようとしはじめるのですが、それは、

「やればうまくいくこともある」と気づく機会を避けている、

ということでもありますので、なかなか、

「あれ、やってみたらできた!何もかもうまくいかないってことはないんだな」

というふうに錯覚から抜け出すことができなくなります。

 

 

そしてその反面、たまたま何かがうまくいかないときには敏感に気づきますので、

「ほら、やっぱり人生ってなにもかもうまくいかないんだ」

と錯覚が強まり、するとまた挑戦を避け…という悪循環が起きます。

 

 

こうしてずっと、

「私はみんなに嫌われる」

「人生は何もかもうまくいかない」

という錯覚の中を生きている人は多いです。

 

 

「いつもうまくいかない」という事実などないことに気づく

 

私の人生はいつも、何もかもうまくいかない…。

それ、本当ですか?

そもそも、あなたの思い込みではありませんか?

 

 

私は今日からぜひあなたには、周りの人の話を注意して聞いてみてほしいなって思います。

人がいかに簡単に過度の一般化を起こし、ずっとそのままでいるのかということ、見ているうちに気づくと思います。

本当に、面白いくらいに人って簡単に、

「いつも・絶対・みんな・何もかも」

と言うことに驚くと思いますよ~。

 

 

あとは、

「私はいつもこうだ」

「何もかもどうせ…」

と思うことを書き出してみて、本当にいついかなるときもそうであるのか?ということ、検証するつもりで日常を過ごしてみてください。

すると、

「え?よく日常を見てみたら…そもそも私が何もかもうまくいかないって事実自体、存在していなかった!」

と、思い込みから解放されるかもしれませんよ(*´ω`*)

 

 

「私の人生は何もかもうまくいかない」

…それってそもそも、本当ですか?

 

 

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カテゴリ:引き寄せの法則 

自分を受け入れられない原因ってなんだろう?ダメな自分を受け入れるとうまくいくと言われてもできない…というとき。

 

蝶

 

できない自分を受け入れるのが大事、弱いことは悪いことではないと言うけれど…。

 

今回は、弱い自分・ダメな自分を受け入れるということについて。

よく、

「弱い自分を受け入れると楽になる」

なんて言いますよね。

でも、受け入れようと思ってもできない…というときもある。

 

 

じゃあ、できないのってなんでだろう?というと、

「弱いのは悪いことである」

と思っている人ほど、弱いことや自分のダメな部分を受け入れられなくなると思います。

だから、

「弱いのは悪いことだなんて思わないで。それは悪いことじゃありません」

ともよく言われますよね。

でも、そう言われて弱いのはダメなことじゃないんだ!と思おうとしてみても、

そうは思えないしやっぱり受け入れられない…。

なんで、そう思おうとしても思えないんだろう?

となったりします。

 

 

では、なんで弱いのはダメなんかじゃないと思おうとしてるのに、

どうしても受け入れられないのかなぁ?というと…。

弱いことはダメなんかじゃないって思おうとしているとき、心の底に、

「弱いことをダメだと思っている人よりも、弱いことをダメなことじゃないと思っている人のほうが強くて優れている」

と思う気持ちがないでしょうか?

今の状態は劣っている状態だから、優れた状態へと変わりたいという気持ちがある。

なんだか、

「弱さを受け入れようとする行為」が「優れようとする行為」になってしまっている。

…ということはないでしょうか?

 

 

表面的には、

「優れようなんて思って必死になってると辛いし、もうそういうことをやめたい」

「やめるためには、弱いのはダメなんかじゃないと思おう」

と感じます。

でも心の底では、

「そうして弱いのはダメなんかじゃないと思えれば、ダメだと思っている今の自分より(あるいは他人より)優れられるぞ」

と、結局は優れようと考えたままでいたりする。

優れようとするのをやめれれば、優れられるぞ…。

という、なんだかややこしいことを考えている。

やっている行為は優れるための行為なんだけど、その行為を自分では、

「優れるのをやめようとする行為(弱さを受け入れようとする行為)」

だと感じるので、自分が弱さを悪だと思って受け入れようとしていないままなことに気づかない。

こうなると、

「こんなに弱さを受け入れようと思っているはずなのに(実は受け入れようとしていないという自覚がないために)できない」

となります。

 

 

自分を受け入れるコツは、フラットに見ること。

 

心の中に、

「弱いのは悪いことなんかじゃないと穏やかに言える人間って、人間ができててスゴイ感じがする。

自分がそう言えるような器の広いスゴイ人間になれれば、

『そう言うことができない人間よりも自分のほうが素晴らしいんだ!』

と優越感を感じられて、この劣等感から解放されるだろう…」

みたいな気持ちがないでしょうか?

 

 

弱さを受け入れるというのは、

「弱さを受け入れられるようなデキた人間になることで、

弱さを受け入れられない今の状態より優れた!強くなった!

と安心できるので楽になりますよ」

という意味ではないのですが、なんとなくそういう意味にとらえて優れようとしていたな…という感じはないでしょうか?

 

 

あるとしたら、あって良いです、OK、OK♪

「へぇぇ、私って、そのように思って優れようとしているのかぁ~」

と、フラットに受け入れてみてください。

優れようとしていたなんて悪いことなんじゃないか、未熟なことなんじゃないか、と思わず、

「ふーん、そうして優れようとしていたのだな~」

と受け止めてみてください、それが自分を受け入れるということだと思います。

 

 

で、ここで、

「そんな…そんなフラットに受け入れられません!

私はどうしても、自分が優れようとしていたなんてこと、

悪いことだとか恥だと思ってしまって受け入れられないです…」

という方もいますが、それでも良いです、それもまたOKです。

なんだか、フラットに受け入れられないということがまるでダメなことであるかのように悩む方も出るのですが、それって、

「フラットに受け入れられないのは、受け入れることができるよりも劣っている」

という気持ちがあるから、自分は劣っていると思えて悩んでしまうんだと思うんですね。

ここで、どうやればフラットに受け入れられるだろう?というのは、

どうやれば優れられるだろう?とすることだと思うんです。

なので、別に無理をしてそこをフラットに受け止めよう(優れよう)とする必要はなくて、

「ほう~、私はいまフラットに受け入れられない自分を、

受け入れられる場合よりも劣っていてダメだと思っているのだな~」

というところをフラットに見てほしいです。

 

 

ええと、なんていうか…物事をまっすぐに見て受け入れるって大切なことだとは思うし、

これは悪だ!恥だ!とか思ったりしないでほしいなとは思うのですが、それって、

「何かに対して悪だと感じるなよ、受け入れられないと思うなよ」

とかいう意味ではなくって、

「何かに対して悪だとか受け入れられないと感じたときには、そう感じたことを悪だと思わず受けいれたほうがいいよ」

ということです。

なので、なんだかへんな言い方になりますが、フラットに見られないということをフラットに見る、という感じでやってみてくださいね。

 

 

「ダメさを受け入れられれば、私は今よりも優れた人間になれる」

という気持ちがありませんか?

受け入れる目的は受け入れることそのもので、優れることではありません。

 

 

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落ち込みやすい性格を直すには、自身の過大評価をやめること。

花

 

落ち込みやすい性格を直すために、まずは原因を知る

 

今回は、落ち込みやすい性格を直したいと思っている方へ向けてのお話です。

直すためには、そもそもどうして落ち込みやすいのか?という原因がわかるといいですよね。

 

 

ではここで、いきなりですが明石家さんまさんのお話をします。

けっこう前の話なのですが、YouTubeでいろいろな動画を見てたとき、そのひとつに明石家さんまさんが出ていたことがあります。

で、別の出演者の方がさんまさんに、

「いつも明るいイメージですけど、落ち込むことってあるんですか?」

みたいに質問していました。

そしたらさんまさんが、

「ない。落ち込む人ってのは、自分のことを過大評価してるから落ち込むねん。

自分がもっとできると思うから落ち込む。
俺は何があってもこんなもんやと思っているから落ち込まへん」

みたいに答えてたんですね。

それ聞いて、確かにそうだわ~と思いました。

 

 

「もっとできるはず」という傲慢さが落ち込みやすい性格を作る

 

私はもともと非常に落ち込みやすい性格だったんですが、

なんで私はこんなにすぐなんでもかんでもに落ち込んじゃうんだろ~?

…ということを考えたとき、

「あ、それは私が傲慢だからだわ」

と思ったことがあります。

なにかがうまくできなかったときに、

「私には、これが上手にできる能力がないんだな~」

とは思わず、

「私はほんとはもっとできるはずなのに、そうであるべきなのに!」

と思ってて、もっとできる自分、というものを本物の正しい自分だと思っている。

それが本物の正しい自分であるべきなんだ、そうであってほしい…という強烈な願望がある。

 

 

なのでうまくいかなかったときは、

「なぜ(私はもっとできる人間であるべきなのに)できなかったの?」

「人に(もっと好かれるべき存在のはずの私が)嫌われたらどうしよう?」

という落ち込みや心配が生まれたり、

「あのとき(私には本当はできる能力があったんだから)ああしていれば…」

と後悔してしまう。

落ち込みやすさの原因は、自身を実際よりも過大評価する心…傲慢さです。

 

 

落ち込んでいれば傲慢なままでいられる

 

でね、

「本当の私はもっとすごいのよ!という思いが心の底にあるから、落ち込んでしまう」

…というのは言い方を変えると、

「落ち込むという行為をしている間は、本当は私はもっとすごいんだと思っていられる」

ということでもあります。

 

 

「なぜこんなことになるの・あのときああしていれば」

と考えるのってとっても嫌だし辛いことなんだけれど、これは、

「こうはならない能力があるのに・あのときああできる能力があったのに」

というふうに、私には高い能力があるのだということについて考えているということなので、

「落ち込む時間=自分は本当はもっとすごいんだぞと思っていられる時間」

なんですね。

その間は「望んでいるほどの能力がない本当の自分」というものと向き合わずにすむわけです。

なので、向き合いたくないという思考が強い人ほど、落ち込みが長く激しい。

 

 

私、

「これって、ちゃんと願望が実現してるってことだなあ~」

と思うんです。

自分をすごいと思いたいと願う思考があり、落ち込むという行為をすることにより、

自分のことをすごいと思い続けていられる現実を生きられているわけですので、

自分のことをすごいと思いたいという願いはちゃんと現実になっているということだと。

 

 

落ち込む性格を直したいVS傲慢なままでいたい

 

落ち込みやすい性格を直そう、というのは、自分の能力を過大評価するのをやめよう、ということです。

けれど、

「自分を過大評価するのをやめよう!」VS「自分を過大評価したい!」

という2つがぶつかりあって、後者の思考が勝つと人はどうしても落ち込んでしまいます。

ここで、

「なぜ、なぜ落ち込むのをやめようと思ってもやめられないの~」

と考えるより、

「ここまで落ち込むのをやめられないほど、私は自分のことをすごいと思いたいんだなぁ~」

ということに気づくのが大切かなって思います。

「そうかぁ~、だから私は落ち込んで苦しかったのかぁ~」

ということに気づくと、

「じゃあ、この苦しいのをこれからも続ける?それとも、やめようか?」

と、はじめてここで意識的に自分で選択できるようになります。

 

 

「自分を過大評価するのをやめよう!」VS「自分を過大評価したい!」

という2つがぶつかりあって、後者の思考が勝つと人はどうしても落ち込むとさっき書いたのですが、

ここで後者が勝つのって、

そういう対立が自分の中で起きているということを、自分で意識できていないから、

なんです。

あぁそういうことが起きているのねと自覚したうえでどちらを選ぶかと問われれば、人はたいがい前者を選ぶものです。

 

 

すると、

「あぁ、私は実際のとこ、たいしたことないなぁ~」

ということを卑屈にならずに受け入れられるようになります。

「でもそれがわかったおかげで、すごいと思いたいよう!という状態じゃなくて、ここから実際にすごくなっていけるんだなー」

と思えるようになっていき、落ち込みやすい性格は直っていきますよ(*´ω`*)

 

 

俺は、絶対落ち込まないのよ。

落ち込む人っていうのは、自分のこと過大評価しすぎやねん。

過大評価しているから、うまくいかなくて落ち込むのよ。

人間なんて、今日できたこと、やったことがすべてやねん。

(明石家さんま)

 

 

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急に不安に襲われる…潜在意識下で何が起きてるの?

 

石

 

今回はいただいた質問の回答です。

 

岡野さんの引き寄せRevolutionを読み進めて行き、

アファメーションの本当のやり方を知り実践しておりますが、

不安、寂しさが、しょっちゅうではないですが、

起きた時などに急にファーって湧いて来て、押しつぶされそうになります。
回避は、少しするとできるのですが。
アファメーション中は、そういう事はありません。

楽しく、嬉しくできています。
でも、フッとした時に寂しさ、不安に包まれ、少ししたら、また、いい気分でいられます。
これは、なんなのでしょうか?
抑えつけようとはせずに、自然に消えるようには、しています。
ただ、その時、強烈に押しつぶされそうになります。
どうすれば、宜しいですか?

放っておくと消えていく不安ですので大丈夫です。

不安には構わず、そのまま回避を続けてください。

 

 

引き寄せを実践して、急に不安な気持ちになるのはなぜ?

 

私の教材をご購入いただきありがとうございます。

アファメーション中ではなく別のときに急に不安や寂しさがやってくる…ということなのですが、特に心配はないと思います。

質問者さまはもう教材に目を通している状態なので、

「それはもう知ってるよー」

って思うかもしれないのですが、読んでいない方のためにまずざっとアファメーションの説明をしてみますね(*´ω`*)

 

 

多くの方は、こんな感じになります↓

 

顕在意識「私はできる!」

潜在意識「えっ!?いや、できないよ?顕在意識のほうに、それは違うよって教えてあげなきゃ…」

潜在意識はここでブワーッと不安を放出

顕在意識「ぬおお!できるって言ったら不安になった!こんな不安なことはやめよう…」

潜在意識「そうそう、やめてくれてよかった!これでできないままでいられる♪」

 

…という感じです。

潜在意識のほうは今まで生きてきて「できない」と学んでいて、

その学習したことをこれからも引き続き行おうとしています。

急に別の考えが来たときには「学習したことと違うよ」というサインとして不安や恐怖を出して、これまでどおりの生き方を続けようとします。

しかし、ここで「フッ、そのようなサインは効かぬ」という感じで続けるとこうなります↓

 

顕在意識「私はできる!」

潜在意識「えっ!?いや、できないよ?顕在意識のほうに、それは違うよって教えてあげなきゃ…」

潜在意識はここでブワーッと不安を放出

顕在意識「(不安ガン無視で)私はできる!」

潜在意識「ええっ!?い、いや、わかってないのかな?」

不安を放出しつづけてみる

顕在意識「(ガン無視で)私はできる!」

潜在意識「えええええ!?なぜに!?…あ、あれ?…もしかして俺のほうが間違ってんの…?」

顕在意識「私はできる!」

潜在意識「ぬ、ぬう…。どうも俺が間違ってたようだぜ…実はできたのかぁ」

顕在意識「私はできる!」

潜在意識「そうだ、顕在意識がここまで言うんならそうに違いない!できるんだ!」

潜在意識と顕在意識の考えが一致する。

 

という感じ。

最後の潜在意識と顕在意識の考えが一致した状態が、「できるという確信」を持った状態です。

よく引き寄せで「できると確信しなさい」と言いますよね、

この言葉を聞いて「確信するなんて、そんなの急にできないよ…」と思う方もいますが、その通りで急にはできないです。

確信っていうのは、こうして徐々に育てていくものなんです。

 

 

潜在意識が生み出す不安を消すためには、不安に構わないことが大切

 

最初のうちは潜在意識が勝って、ウワアアアア不安だーー!となる方が多いのですが、

質問者さまはアファメーション中にそういうことはない…ということなので、

これってすごくしっかりアファメーションをうまく行えているということだと思います。

 

顕在意識「私はできる!!!!!!」

潜在意識「ぐっ…!?…そ、そうか……(´・ω・`)」

 

という、潜在意識がショボーンと黙り込んでる状態かと思います(笑)

なのでアファメーション中は不安にはならない。

 

 

しかし、潜在意識のほうはこう思う。

「え?そ、そうか…とちょっと納得しかけたけど、でもできないんじゃないの?

よし、顕在意識が弱いときを狙って不安を出してみよう…」

と。

では、顕在意識が弱いときとはどんなときか?というと、朝起きてまだしっかり覚醒していないときとか、フッと力が抜けた瞬間とかとか…です。

そういうスキをついて、

「あの今ならわかってもらえるかもしれませんが、やっぱできないんじゃないですかね?」

みたいに不安を出してくる。

これが質問者さまの言う、

「起きた時などに急に不安がファーって湧いて来て、押しつぶされそうになります」

という原因です。

アファメーション中に出る場合の多い不安がちょっと別のときにズレてやってきているという感じですね。

 

 

でもでも、これって心配することではありません(*^^)v

一旦はぶわーっ!と強烈な不安や寂しさを感じはするものの、そのときに抵抗せずにいて消えていくなら大丈夫です。

しばらくすると消えるのがなぜかというと、

 

顕在意識がちょっと気を抜いている

潜在意識「今がチャンス!あのさっきは言えなかったんですけどもね!やっぱできないんじゃないですかね!?」と不安を放出

顕在意識「………………」

潜在意識「……無視されちゃった…(´・ω・`)」

 

と再びショボンと黙り込むからです。

これを繰り返していくと潜在意識のほうは、出しても無駄な不安は出さなくなっていきます。

そのうち、「顕在意識がここまで言うんだからできるんだなぁ」と学習するので、できるが確信となります。

 

 

こういう場合、こちらが、

「ギャー!不安になった、やっぱ私にはできないかも!?」

と反応すると潜在意識のほうは、

「お、わかってくれた!?不安を出せばわかってくれるんだ!」

となるので不安が長引きやすくなりますが、

「抑えつけようとはせずに自然に消えるようにはしています」

とのことですし、抑えつけようとしない、ということができているなら大丈夫です。

そのうち潜在意識が、

「出しても無視されるから不安出さないもん(´・ω・`)」

となりますので、不安や寂しさは消えていきます。

なにか悪いことが起きているとか、対処が必要だ!ということはありません、

急に不安がくるとビックリするとは思うのですが、そのままサラ~ッと不安を受け流してみてください。

参考になれば嬉しいです(*´ω`*)

 

 

ちなみに質問者さまが買ってくださった「引き寄せRevolution」はこちらです、

興味のある方は詳細をご覧になってみてください↓

 

 

 

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自分の個性を伸ばすには、個性を調味料だと考えてみる。

夕焼け

 

今回は、いただいた質問の回答です。

 

相手に指摘され、自分で自分の嫌な面に気づいたとき。

自分自身を否定されたのではなく、その自分の考え方や行為を指摘されたと気づくためには、

とことん落ち込んでそれに向き合っていった方が良いのでしょうか。

 

そして、たぶんその自分の「嫌な面」というのは、もしかすると個性だったり、改善しにくいものかもしれないですよね。

それを嫌な面と思わず、個性として伸ばしていく考え方?を身に着けていくには、どうしたらよいのでしょうか。

あまり力まずに向き合っていきましょう。

自分の個性は伸ばすとか改善するとかいうよりも、調味料だと考えてみてはいかがでしょうか?

 

 

自分自身とは向き合ったほうがいい

 

自分自身を否定されたのではなく、その自分の考え方や行為を指摘されたと気づくためには、

とことん落ち込んでそれに向き合っていった方が良いのでしょうか。

 

というのがひとつめの質問ですが、そうですね…私は向き合ったほうがいいと思います。

ただこういうのって、

「さぁ、今から向き合うぞ!」

と思ってパッとできるとは限りませんし、

(パッとできる場合もありますが、それはもう内心で向き合う準備ができていたとき)

あまりやるぞー!と意気込むとできないときに、

「なぜやろうしてもできないんだ!?」

と余計に落ち込んで自分を許せなくなったりします。

それよりも、

「私は向き合うことができるし、できるものをわざわざやるぞ!と力む必要もあるまいさ~」

という気持ちでゆる~くいたほうが、良いタイミングのところでフと向き合えて腑に落ちたりしますから、

あまり自分を追い込まないようになさってくださいね(*´ω`*)

 

 

自分の個性として伸ばすにはどうすればいい?

 

次に、

 

その自分の「嫌な面」というのは、もしかすると個性だったり、改善しにくいものかもしれないですよね。

それを嫌な面と思わず、個性として伸ばしていく考え方?を身に着けていくには、どうしたらよいのでしょうか。

 

こちらについてです。

なんとなくの私の感覚として、

「自分の個性に困っている人は、個性を『いつでもどこでも自分についてまわってくるもの』と思っている」

というふうに感じます。

 

自分の個性は自分の一部分であるという考え

 

たとえば内向的で悩んでる…というとき。

その内向的というのは自分の手足だったり内臓のような、

自分が行くところどこにでもついてくる切り離すことのできないものなのだ…という感じに考えていませんか?

 

 

すると、

「内向的なところを誰かに良くないよーって指摘されたところで…、

そうかもしれないけど、でもそれは私と切り離せない一部なんだし、

そこを無理に消そうとしたら、なんだか自分ではなくなってしまう気もする…。

無理に外交的になったところで、それって本当の私と言えるのか?」

みたいに思えてしまいますよね。

 

 

これは私自身、そのように思っていたことがありました。

で、ちょっと自分語りみたいになっちゃうのですが、

私の場合はそのような状態からどうやってうまくいくようになったのかについてお話してみますね。

 

いろいろな個性は誰もが持っている

 

「無理をしてこの個性を改善したところで…、私は自分の一部を失って私ではなくなるのではないか?」

そんなふうに思っていた私ですが、自分と周りをよーく見てみて気づいたことがあります。

 

 

私はどっちかというと内向的なタイプだと思うんですが、

でも、友達同士で集まったときとかにはめっちゃよくしゃべります。

逆に「俺はすごく社交的なタイプ!」と豪語してすごくよくしゃべるタイプの人でも、

慣れていない場所に行くと何を言えばいいかわからずにモジモジしてることとかもあります。

 

 

それに気づいたときに私はこう思ったんです。

「あぁ、外交的という人でも内向性は持ってるんだよなぁ。

私も自分のことを内向的とか言いながら、めっちゃよくしゃべる外交的なところもある。

どっちがどういうときに出るかの違いなだけで、みんなどっちの個性も持ってるんだ。

じゃあきっと、他のいろいろな個性も、持っていない人なんていなくてみんな全部持ってるんじゃないかな…。

…あれ、もしかして個性って…時と場合に適したものを出せればうまくいくし、

どういうときに何をどのくらい出せばいいのかがわからないとうまくいかないだけなのかな?

うまくいくために必要なのって、『どんな個性を持っているか?』ではない。

どんな個性も誰だってみんな全部持ってるんなら、

あとはその持っているものを『うまく出し入れできるかどうか』じゃないの?」

と。

 

 

個性を「出し入れ可能な道具」としてみる

 

では個性を自分の一部とするのではなくて、自分が出し入れして使える道具…、

たとえば調味料みたいに考えてみるのはどうだろう?と。

 

 

調味料って、いっぱい種類がありますよね。

この料理のときにはお醤油をいっぱい使うとか、いやこの料理のときに必要なのは醤油より酢でしょとか、そのときどきに適したものがあります。

別に醤油が良いならソースが悪いとかいう話でもないし、どれが真の調味料か?とかいう話でもないですよね。

 

 

それと同じく、外交的、内向的、傲慢、謙虚、サバサバ、ネチネチ、几帳面、大雑把、感情的、理性的…、

そのほかいろいろな個性がありますが、どんな個性も私はもともと全部持っていてそれはすべて持っていて良いもので、

あとはそれらをどういうときにどの程度使うか?という良い塩梅を知るだけでいいのではないかしら?と。

 

 

内向的という個性が私を苦しめているわけじゃなくて、

自分がその個性だけしか持っていなくて他のものは持っていないと思いこんだり、

「外交的なのは本物の私じゃない、でも内向的なのは本物の私だ」

「どれか特定のひとつの個性だけが、本物である」

という、本物はひとつであるはずだという固定観念が私を苦しめているのではないか?と。

 

相手のお好みの調味料を多めにする

 

なので、

「あなたのその内気な性格だと、こういうときは損しちゃうよ」

と言われたときには、それまでは、

「いまのままじゃダメな人間って言われたみたいな気になる…。

…でも…私は外交的な個性なんて持ってないし、

内気じゃなくなったらなんだか私じゃなくなっちゃうような…」

みたいに思っていたのを、

「なるほど、こういうときには『外交的』という調味料を多めに使用するといいのか」

みたいに思うようにしてみました。

 

 

自分という人間にない部分を作り出そうとか、ある部分を消そう、変えよう…とかすると辛いんですが、

自分がもともと持っている道具を、自分の都合のいいときに自分の都合のいいぶんだけ取り出して使う、いらないときは引っ込めておく、と考える。

最初は自分に言い聞かせる感じからはじまりました。

残念だけど考え方というのはいきなりパッと完全に変わったりはしないので、

最初はそのように考えるように意識をする、そして、徐々にそう思えるようになっていったという感じです。

 

個性を伸ばすというより、個性の塩梅を知ると考えてみて

 

…ということで、

「私はありとあらゆるすべての個性を全部持ってて、全部持っていていいし、全部持っている状態が私。

それぞれ何をどの程度どこで使うといいのかな?って塩梅を知っていこう」

みたいに考えると、

「この人に、ここが良くないと自分の一部を指摘された!これが私の個性かもしれないのに…」

とかではなく、

「ふぅん、この人はこの調味料は好きじゃないんだな~」

というふうにより冷静に考えられるようになり、

「個性を伸ばそう!」と考えるよりもかえってうまくいくんじゃないかな?と思います。

参考になれば嬉しいです(*´ω`*)

 

 

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