「どっちでもいいと思うと叶う」とは?
こんにちは、岡野真です。
今回は新しいnote記事を販売開始しましたというお知らせです。
引き寄せでは、
「願いは、どっちでもいい(どうでもいい)と思うと叶う」
と言われることがありますが、これってなんだか不思議な言葉ですよね。
「どっちでもいいなんて思ったら叶わなくなるのでは?なんで叶うようになるのか?」
と疑問に思う方も多いかと思い、詳しく解説いたしました。
X(旧Twitter)とメルマガにて「どっちでもいいと思うと叶う」についてのご質問を募りましたが、
そのときに頂いたご質問の回答も、記事中で行っております。
定価800円の記事ですが、Xでリポストしていただくと500円で購入できるようになります。
リポストしていただける場合には「拡散で応援して購入:¥500」をクリック、
定価でご購入なさる場合には「定価で購入:¥800」をクリックしてください。
「どっちでもいいと思うと叶う」は、
「叶っても叶わなくてもどっちでもいいと思いなさい、そうすれば叶う」
という意味に捉えがちですが、実はこの言葉にはそういう意味はありません。
では本当の意味とは?
どうすれば本当の意味で「どっちでもいい」と思えるようになるのか?
などについて書いておりますので、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。
あなたの引き寄せが加速しますように。
記事へはこちらからどうぞ↓
頑張っても叶わない原因とは?
今回は、願いが叶わない原因についてです。
叶わない原因というのは色々あるので、今回お話するのはそのうちのひとつに過ぎないのですが、もしかするとそのひとつがあなたに当てはまっているかもしれません。
「自分なりに頑張って引き寄せに取り組んでいるのに、なかなか叶わない…なぜだ!?」
と思っているならば、ぜひ読んでみてください。
願いが叶わないときによくある原因のひとつとして、
「代替品で満足しようとしているから」
というものがあります。
たとえば、Aさんは「自信がほしい」と願っているとします。
しかしAさんにとって、自信を手に入れるというのはとても大変なことのように思えます。
そこでAさんは無意識のうちに、
「そうだ、自信がなくてもお金があれば満足できるんじゃないだろうか?
自信の代わりにお金を手に入れよう!」
と考え、お金がほしいと願い始めました。
でもAさんははっきりと意識してそう考えたわけではなく、無意識のうちにそう考えました。
なので「自分は自信のなさをお金で穴埋めしようとしているのだ」という自覚はなく、
「自分が一番に求めているもの、一番の願いはお金なのだ」
と思っています。
これは、
・一番に求めているもの…自信
・一番に求めているものの代替品…お金
ということですね。
代替品は手に入りにくい(叶いにくい)
こうして代替品を求め始めると、
「自信の代わりにお金を手に入れようとしているのに、お金を手に入れるには自信がないといけない」
というパラドックスにはまってしまい、なかなかお金が手に入らなくなります。
それに加え、心の底では自分が最も求めているものはお金ではなく自信だと知っていますので、
「苦労してお金を手に入れたとて、根本的な問題(自信がないこと)の解決にはならない。
お金を手にしてしまったら『それでも問題は解決しない』という事実と向き合うことになってしまう。
そのような事実と向き合って傷つくくらいなら『お金を手にしようとしているけど手に入らない』という状態を続けていたほうが、まだ傷つかなくてすむぞ」
といった考えも(これまた無意識に)働いて、知らず知らずお金を避けるような行動をしてしまったりもします。
こうしてパラドックスに陥る&無意識に自分でお金を避けるのコンボでお金が手に入らなくなるのですが、しかしそうなっているという自覚がないと、
「こんなに懸命に願いを叶えようとしているのに叶わない、なぜだろうか?」
と自分でも不思議に思えてしまいます。
なかなか願いが叶わないという方は、
「代替品だから叶わないのかもしれない、本当に求めているものは自信かもしれない」
と、一度考えてみてほしいと思います。
(お金は例として挙げているだけで、人によって代替品が何かはさまざまです)
「お金を諦めろ」ということではない
ちなみにこのようなお話をすると、
「では、お金(ではなくても今ほしいと思っているもの)を求めるのをやめなければいけないのか」
と悩む方もいるのですが、そういうわけではありません。
自信があってもなくても、
「お金がほしい。あれば生活が豊かになっていいよなぁ」
と思うのは、人としてごくごく自然なことだと思います。
「自信とお金では、自信のほうが重要度が高い」
というだけであって、
「お金を求めるのをやめないと自信は手に入らない」
「自信がある人間はお金を求めてはいけない」
などという決まりはありませんので、お金を求めること自体には何の問題もありません。
お金を求めることに問題があるのではなくて、
「自信の代わりにお金を、またはお金の代わりに自信を」
というような二択になってしまっていること、お金を「お金」としてではなく「自信の代替品」として見ていることが問題を引き起こしていると思います。
無意識のうちに、
「ほしいものはひとつしか手に入らない/手に入れてはいけない」
というふうに考えてはいませんか?
そのような決まりももちろんありませんので、両方を求めて構いません。
「私は自信がほしい。お金もほしい。だから両方手に入れよう」
としてみてください。
さきほど書いた、
・一番に求めているもの…自信
・一番に求めているものの代替品…お金
↑これは「一番は無理そうだから諦めて他のものにしておこう」ということで、これだと叶いにくいのですが、
・一番に求めているもの…自信
・二番目に求めているもの…お金
↑こちらであれば問題ありません。
こちらは単に、
「私が一番ほしいのはこれ、その次にほしいのはこれ」
というだけ、ほしいものの順位について話しているだけで、何かが無理だとか諦めなきゃとか穴埋めがどうとか…という話ではないので問題は起きません。
正直な気持ちとして、
「自信は無理そうだから代わりにお金を」
というのも、
「自信を目指すならお金は諦めなきゃ」
というのも、どちらも心からは納得がいかないのではないでしょうか。
それよりも、
「私は自信もお金も両方ほしい」
というほうが、きっとあなたの本音に近いのではないかと思います。
こちらのほうがよほどシンプルで自分に嘘がなく、まっすぐで叶いやすい状態です。
ほしいものは2つでも3つでもいくつでも、遠慮せずに求めてください。
ちなみに無料動画講座では、
「願いは遠慮や妥協をするほうが叶いにくくなる」
ということについて、もっと詳しくお話しています。
その他にもいろいろとお話していますので、ぜひご覧になってみてください↓
本当にほしいものは、代替品でごまかそうとせずに素直に求めよう。
ほしいものが複数あるなら、どれかを諦めようとせずにすべてを求めよう。
おすすめ動画のご紹介
山根洋士さんという方の動画で、とてもわかりやすく引き寄せについて解説をなさっています。
先日、動画がすべてリニューアルされてさらに理解しやすくなりました。
初めて見る方はもちろんのこと、以前に一度見たことがあるという方も、一新された内容がお役に立つのではないかと思います。
4話ともすべて無料です。
感情に支配されて辛い方へ
こんにちは、岡野真です。
今回は、新しい商品(動画講座)のご案内です。
詳しくは以下からどうぞ↓
今回の動画講座は「感情」についてです。
引き寄せに取り組んでいる方の中には、自分の感情に振り回されて辛いという方が多くいらっしゃるように思います。
「ポジティブでいましょうと言われるからそうしなきゃいけないと頭ではわかっているのに、ネガティブになってしまう」
「一度ネガティブになるとなかなか抜け出せず、そんな自分を責めてしまう」
というふうに。
無料動画講座でも感情についてはお話したのですが、
「もっともっと詳しく感情について解説した動画も作りたい」
と思い、今回の動画を制作・販売することにいたしました。
・無料動画講座を見たものの、感情についてのお話がどうもよくわからなかった方
・ポジティブでいようとしてもなかなかできない方
・自分がネガティブになることが怖い方
・ポジティブは良いことでネガティブは悪いことだと思っている方
などに見ていただきたい動画です。
あなたの引き寄せのお役に立てば嬉しいです。
※ご注意※
今回ご案内している感情講座は、noteで販売しているこちらの商品と内容は同じです。
両方とも購入すると内容が重複してしまいのでご注意ください。
また、
「今回の動画を見る前に、まずは無料動画講座のほうを見てみたい」
という場合は以下からどうぞ。
全部で6本の動画が無料視聴でき、3本目の動画で感情についてお話しています↓
「行動しなくていい」VS「行動しましょう」
今回は「行動」についてです。
引き寄せではときに「行動しなくていい」と言われることがあります。
こう言われると、
「え、行動せずにどうやって叶えろと…?」
「いや、でも『自分を信じて行動しましょう!』みたいに、行動を促されることだってあるじゃん!
『行動しなくていい』と『行動しましょう』じゃ完全に矛盾してる!」
と悩んでしまう方もいるのではないかと思いますので、今回の記事では、行動したほうがいいときとしなくていいときについて詳しくお話していきます。
大事なのは行動よりも、その動機
私は、
・行動の動機が「愛」の場合は行動したほうがいい
・行動の動機が「怖れ」の場合は行動しなくていい
と思っています。
人間が行動する際は、必ず何かしらの動機があります。
たとえば「食べる」という行動を取る動機は「お腹を満たしたいから」とか、
「寝る」という行動を取る動機は「疲れを取りたいから」…などなどです。
行動の動機が愛というのは、例えば、
・相手に喜んでもらいたいという動機で「プレゼントを贈る」という行動を取る
・もっと賢くなりたいという動機で「勉強をする」という行動を取る
・もっと美しくなりたいという動機で「ダイエットする」という行動を取る
などで、動機が怖れというのは、
・相手に見捨てられたくないという動機で「プレゼントを贈る」という行動を取る
・頭が悪いのを隠さなきゃという動機で「勉強をする」という行動を取る
・可愛くない人を見下したいという動機で「ダイエットする」という行動を取る
などです。
動機が愛の場合は「私はこうしたい」という主体的で前向きな感じがするのに対して、
動機が怖れの場合は、何かから逃げるためにやっていたり、自分と人を比べて気にしている感じがしたり、他人軸で後ろ向きな感じがしますよね。
みなさんきっと、
「取る行動そのものは同じでも、愛を動機に行動したほうが、行動している間も楽しそうだし結果も出やすそうだな」
と、なんとなく感じるのではないでしょうか?
そういえばよく漫画などで、前向きにひたむきに頑張る主人公はみんなに愛されてうまくいくのに、その主人公の足を引っ張ろうと頑張っているライバルのほうは、段々みんなから嫌われてうまくいかなくなる…みたいな物語がありますよね。
愛で動いているのが主人公、怖れで動いているのがライバルだと思うとわかりやすいと思います。
怖れが動機の場合は行動しなくていい
引き寄せに取り組んでいるのになかなかうまくいかない、願いが叶わない…という方は、自分でも気づかずに怖れを動機にして行動していることがよくあります。
「私はこうしたい(愛)」
ではなく、
「世間的にこうせねば嫌われるかもしれない(怖れ)」
という動機だったり、
「私は成長したい(愛)」
ではなく、
「もっと成長しなきゃ人から無価値だと思われてしまう(怖れ)」
という動機だったり…などなど。
「こうしたい」という動機で動いているのであれば、行動している間はやりたいことをやっているので楽しいですし、楽しいことは続きますし、続ければ結果も出やすくなります。
対して「こうせねば…」という動機で動いても、そもそもそれは本当にやりたいことではないので行動している間は苦痛だし、苦痛なことは続かないし、続かなければ結果も出ません。
しかも仮に結果が出ても、
「もっともっと努力して人から認められなければ…」
「次で失敗したら、幻滅されて見捨てられるかもしれない」
といった新たな怖れが出てきて、怖れを動機に動き続ける…という負のループに入ってしまうこともあります。
中には、
「あぁ、私はすでにそのループに入っているな…」
と感じた方もいるかもしれません。
引き寄せの「行動しなくていい」という言葉は、このように怖れを動機に動こうとしている方、すでに負のループに入ってしまっている方に向けての言葉です。
「行動しなくていい」とは真逆に「自分を信じて行動してみましょう」と行動することをすすめられることもありますが、こちらは愛を動機に動こうとしている方へ向けての言葉です。
一見すると、
「『行動しなくていい』と『行動しましょう』じゃ完全に矛盾してる!」
と感じるかもしれませんが、
・怖れを動機に動くのであれば、それは本当にやりたいことではないだろうし、無理をしてやったところで良い結果に繋がらないだろうから行動しなくていい。
・愛を動機に動くのであれば、それは本当にやりたいことだろうし、やればきっと良い結果に繋がるから行動しましょう。
ということなので、実は矛盾はしていません。
普段から行動の動機を意識してみて
あなたが過去に取った行動の中で、
「取っても取っても満たされなかった」
「やればやるほどうまくいかなくなった、プレッシャーが強くなった」
と思うものはありませんか?
そうしたものは、怖れからの行動だったのかもしれません。
そして、これから取ろうとしている行動の中で、「やりたいから」ではなく「やらなければいけないから」とか「やめるのが怖いから」という理由で取ろうとしているものはありませんか?
そうしたものは思い切ってやめて、愛からの行動を取るようにすると、これまでよりうまくいくようになると思います。
「急にそう言われても、自分の行動の動機が愛か怖れかよくわからないな…」
と感じた方は、普段の生活で練習がてら、
「いまやろうとしていることって、愛からなのかな?それとも怖れからなのかな?」
と考えるようにしてみてください。
そうして少し意識しておくだけでも、愛と怖れの区別がつきやすくなると思います。
怖れなどの、自分のネガティブな感情に振り回されてしまう…という方は、ぜひ無料動画講座をご覧ください。
全部で6本の動画が無料視聴できますが、特に3本目の「ネガティブ感情の昇華」という動画がお役に立つのではないかと思います↓
行動の動機が「愛」の場合は行動したほうがいい。
行動の動機が「怖れ」の場合は行動しなくていい。
おすすめ動画のご紹介
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4話ともすべて無料です。
自信は、根拠がないと持てない?
今回は「根拠のない自信」についてです。
引き寄せではよく「自分を信じましょう、自信を持ちましょう」と言われます。
これに対して、
「なんの根拠もなしに自信を持つことなどできない」
と思う方も多いのではないでしょうか?
(実は私も、引き寄せを始めたばかりの頃そのように思いました)
そのような方にぜひ読んでいただきたい記事です。
自信には2つの種類がある
以前にも載せた図なのですが、まずは以下をご覧ください。
前回のおさらいのようになりますが、まずHaveは自分の所有しているもののこと。
お金や車、語学力や身体能力などを持っているかいないか…といったことです。
Beは自分の心の状態のこと。
引き寄せでよく前提、観念、信念、設定、あり方などと呼ばれるもので、Be→Do→Haveの順に現実化していきます。
自信には「Haveの自信」と「Beの自信」があります。
Haveの自信は、
「何かを持っていることを誇りに思う気持ち」
のことです。
お金をたくさん持っているから誇らしい、立派な車を持っているから自分のことを素晴らしいと思える…などなど。
このようなHaveの自信は、所有しているものを失ったときや、より立派なものを所有している人を見たときに揺らいでしまう自信です。
あくまでも、
「何かを所有している間だけの、所有しているぶんだけの、所有物に依存した自信」
という感じです。
対してBeの自信は、
「何を所有していようといまいと、私は素晴らしい」
「私は私であるだけで価値がある」
というような自信です。
こちらはHaveの自信のように「〇〇を持っているから」というような根拠があるわけではありません。
ただ「私がそう思うからそう」というような、根拠のない自信です。
引き寄せで言われているのはBeの自信
「自信を持ちましょう」と言われたとき、
「なんの根拠もないのに自信など持てないのではないか?」
と感じる方は、おそらくHaveの自信のほうを思い描いているのではないかと思います。
確かにHaveの自信は「何かを所有しているから」という根拠がないと持てない自信です。
しかし引き寄せで持ちましょうと言われているのは、HaveではなくBeの自信のほうです。
こちらは根拠を必要としませんので「私がそうしたいからそうする」というだけで持つことができます。
多くの方は「根拠がないものは弱い」と感じるかもしれません。
「これこれこうだから、というちゃんとした理屈があるほうが心強い」
と。
しかし私は、むしろ根拠がないもののほうが強いのではないかと思います。
これこれこうだからという根拠があると人から論破されてしまう心配もありますが、根拠がないものは論破されようがありません。
「私がこう思うから私にとってはこうなんです」
と言われてしまうと、他人が理屈でどうこうすることができなくなりますよね。
このように他人からどうこうされる心配のないもの、理屈で崩したりできないもの、それが引き寄せで持つようにすすめられているBeの自信、根拠なき自信です。
「自信を持つためには根拠が必要だ、根拠がほしい」
そのように思っている方も、本当にほしいものは根拠のある自信ではなく、根拠のない自信のほうではないかと思います。
所有物を失ったときにともに失われてしまう自信ではなく、人からあれこれ言われて崩れてしまう自信ではなく、何をどうしても揺らぐことのない根拠なき自信。
それこそが、本当に求めているものではないでしょうか。
そして、そのような根拠のない自信を持つために必要なのは、「持とう」という意志だけです。
「私は根拠のない自信を持つことにする、だって私がそうしたいから」
ただこれだけで充分です。
Doの自信がHaveの自信につながる
最初のほうで、
「Be→Do→Haveの順に現実化されていく」
とお話したとおり、
①まず根拠のない自信(Beの自信)を持つことにして、持つ
↓
②その自信が行動に反映される(堂々とした態度を取れるようになるなど)
↓
③その行動によって望む所有物を手にできる(Haveの自信も手に入る)
の順にうまくいきます。
まずはBeの自信を持つことを意識してみてください。
なかなかうまくいかない方は(これも前回の記事の繰り返しになりますが)逆の順…つまりHave→Do→Beの順に考えがちです。
①まず何かを所有しよう(Haveの自信を手にしよう)
↓
②そうすればもっと行動できるようになるだろう(堂々とした態度を取れるようになるなど)
↓
③そしたら「私は私でいい」と思えるようになるだろう(Beの自信がつくようになるだろう)
と考えがちですが、しかし「まず何かを所有しよう」と思っても、そもそもそれを所有できるだけのBeの自信がないことには、所有できるようにはなりません。
何を所有するかしないかは、Beがどうであるかによって決まります。
Beが原因、Haveは結果です。
結果よりも原因のほうに注目すると、引き寄せはうまくいきやすいです。
より詳しく引き寄せについてお話している動画もありますので、興味があればぜひ以下からご覧になってみてください↓
前回の記事も読んでみたい方はこちらからどうぞ。
自信には2種類ある。
ひとつはHaveの自信、所有物に依存した自信。
もうひとつはBeの自信、何にも依存しない自信。
おすすめ動画のご紹介
山根洋士さんという方の動画で、とてもわかりやすく引き寄せについて解説をなさっています。
先日、動画がすべてリニューアルされてさらに理解しやすくなりました。
初めて見る方はもちろんのこと、以前に一度見たことがあるという方も、一新された内容がお役に立つのではないかと思います。
4話ともすべて無料です。
叶う人と叶わない人は、何がどう違う?
今回は「叶わない人の特徴」についてです。
引き寄せに取り組んで順調に願いを叶えていく人もいれば、どれだけ頑張ってもなかなか叶わないという人もいます。
「叶う人と叶わない人は一体何がどう違うんだろう?」
と、疑問に思っている人も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、私の思う叶う人の特徴・叶わない人の特徴について詳しくお話していきます。
人の願いのほとんどは「Have」
まずは以下の図をご覧ください。
一番下のBeは「心の状態」のこと。
引き寄せでは「あり方、前提、設定、信念、ビリーフ、マインド」などと呼ばれることが多いです。
真ん中のDoは何をするかしないかといった「行動」のこと。
一番上のHaveは「所有」のこと。
お金や車などの目に見えるものを持っているかどうかというのはHaveですし、英語を話せるか(語学力を所有しているか)とか、スポーツができるか(身体能力を所有しているか)などもHaveです。
人の願いのほとんどは、お金がほしい、恋人がほしい、何かの能力がほしいといったもの…つまり「何かを所有したい」というものなので、一番上のHaveに当たります。
もっとも大切なのは「Be」
引き寄せではよく「信じたことが現実化する」と言われますが、これは言い換えると、
「BeがDoを通じてHaveに反映される」
ということです。
まずは心の状態(Be)を整えることにより、望むものを得るために適切な行動(Do)が取れるようになり、望むものを所有(Have)することができるようになります。
Be(始まり)→Do(過程)→Have(結果)と下から順に物事が展開していきますので、もっとも注目すべきものは一番下のBeです。
なかなか願いが叶わない方を見ていると、引き寄せ本来の「Be→Do→Have」の順ではなく、まったく逆の「Have→Do→Be」の順に考えていることが多いと感じます。
たとえば、
「お金を所有すれば(Have)→自由な行動ができるようになって(Do)→心に余裕ができるだろうなぁ(Be)」
というふうに、上から順に考えています。
実際には下から順に、
「心に余裕を持てば(Be)→自由な行動ができるようになって(Do)→お金を所有できる(Have)」
です。
まずHave(お金を所有する)に意識が向いてしまうのもわからないではないのですが、しかしお金を所有するためには、まずはお金を所有するにふさわしいBe(心に余裕のある状態)になる必要があります。
Beを整えないとHaveに繋がらないのに、Haveばかりに気を取られてBeを整えないので、いつまでもHaveに繋がらない…これは例えるならば、
「土を耕さないと作物は生らないのに、作物ばかりに気を取られていて土を耕さないので、いつまでも作物が生らない」
という感じです。
叶う人は下から順にBe→Do→Haveと考え、土を耕す。
叶わない人は上から順にHave→Do→Beと考え、土を耕さない。
このような違いがありますので、なかなか願いが叶わない(望むものを所有できない)という方は、まずはHave(作物)ではなくBe(土)に注目してみてください。
引き寄せメソッドは「Be」を整えるためのもの
ここまでを聞いて、
「Beが大事なのはわかったけど、どうやってBeを整えるんだ?」
と思った方は、何でもよいので興味のある引き寄せメソッドに取り組んでみることをおすすめします。
巷にある引き寄せメソッドは、どれもBeを整えるためのものです。
非常によくある誤解は、
「引き寄せメソッドはHaveを叶えるためのもの」
というものですが、そのようなものではなく、あくまでもBeを整えるためのものです。
まずは引き寄せメソッドでBeを整える→自然とDoも整う→結果的にHaveが叶うという順です。
とにもかくにも、まずはHaveではなくBeに注目してください。
Beの状態が良くなるほど、Haveを早く叶えられます。
ただいま無料の動画講座も行っておりますので、こちらもBeを整えるための参考にしていただければと思います↓
叶う人はBe→Do→Have
叶わない人Have→Do→Be
おすすめ動画のご紹介
山根洋士さんという方の動画で、とてもわかりやすく引き寄せについて解説をなさっています。
先日、動画がすべてリニューアルされてさらに理解しやすくなりました。
初めて見る方はもちろんのこと、以前に一度見たことがあるという方も、一新された内容がお役に立つのではないかと思います。
4話ともすべて無料です。
初めての合作講座(基礎編)です
こんにちは、岡野真です。
今回は新商品の発売のお知らせです。
今回の商品はなんと、言魂ヒーラー・詢介さんとの合作講座です!
詳細は以下からどうぞ。
今回の商品(合作講座)のポイントは2点あって、
①しっかり基礎に焦点を当てた
②理性と感情のバランスを取った
です。
まずは「①しっかり基礎に焦点を当てた」について。
私は前々から、引き寄せに取り組んでいる方たちを見ていて、
「学習の4段階のうち、1か2の状態の方が多いな」
と感じていました。
学習の4段階とはこのようなものです↓
よく引き寄せでは、
「何もしなくても叶う」
「水を飲むのと同じように叶う」
と言われますが、これは引き寄せに関しての知識を「意識しなくても実践できている」という状態、つまり④の状態になった方に当てはまります。
この状態に行くまでに①②③があるのですが、多くの方は引き寄せが起きない①か②の状態にあり、しかし自分ではその自覚がないために、
「どうして引き寄せに取り組んでいるのに、何も良い変化がないんだろう?どうすればいいんだろう?」
と悩んでいるように思えます。
中には今、
「えっ…私、こんなに頑張ってるのにまだ①か②なの…?」
と思った方もいるかもしれませんが、ガッカリする必要は全然ありません。
むしろ「①か②なのだな」と知ることができたというのは、大きな大きな前進です。
知らなければ改善のしようがないのですから、今ここで改善が可能な状態になれたということはとても素晴らしいことです。
では①②の状態にある方はこの先どうすればいいのかというと、
「③意識すればできる状態(引き寄せが起きはじめる状態)」
へと移る必要があります。
③にさえ移ってしまえば、あとはこっちのもの。
1度でも③ができれば、1度できたことは2度できます。
2度できたことは3度できますし、3度できたことは4度できます。
どんどん慣れて容易になっていき、
「④わざわざ引き寄せをやろうと意識しなくてもできる(何もしなくても叶う)状態」
に移っていきます。
私が思うに、③に移ってしまえばそこから④へと移るのは難しいことではなく、それよりも①②から③へと移ることのほうが難しいように思います。
そこで今回の講座では、①②の状態にある方がしっかりと引き寄せや潜在意識の基礎について学び、それを実践し、③の状態へと(ひいては④の状態へと)移行していくためのものにしました。
「いきなり『水を飲むように叶えるぞ!』と、④の状態の人がしているようなことを目指す必要はなく、まずはしっかりと基礎を固めることが大事。
結局は基礎がしっかりしている人ほど、早く④の状態へと到達できる」
ということで、徹底的に基礎に焦点を当てた内容にしました。
基礎的なお話ですから、難しくて理解できないとか実践できないということはないと思いますが、
もしわからないことがあって困ったときのために、ご質問は無期限・無制限でお受けいたします。
次に「②理性と感情のバランスを取った」についてです。
これも前々から感じていることなのですが、
「理性か感情か、どちらかに偏ってしまう方が多い」
という気がしています。
たとえば自分の感情や直感を大事にしたほうが良い場面で、理屈(理性)で「ああするべきか、こうするべきか」と考えてしまい、自分の感情を蔑ろにしてしまったり。
逆に、冷静に理屈で考えたほうがいい場面で、不安や恐怖などの感情に支配されてしまい、うまく考えられなくなってしまったり…などです。
理性と感情はどっちが良い悪い、どっちのほうがどっちより大事ということはなく、両方とも同じくらい大事なものです。
両方ともをうまく使えるようになり、うまく循環させていく。
この状態が最も引き寄せが起きやすいです。
…とはいえ、そう言っている私自身もつい左脳のほうに偏りがち、理屈ばかりを語りがちな傾向にあります。
ということで、今回は言魂ヒーラー・詢介さんのお力をお借りいたしました!
彼は感情や直感など、右脳に関してのスペシャリスト。私ではお話できないことをたくさん教えてくださいます。
今回の講座では詢介さんが右脳を担当、私が左脳を担当し、どちらにも偏ることなく、両方について学んで身に着けていけます。
①しっかり基礎に焦点を当てた
②理性と感情のバランスを取った
この2点は、今回の講座のものすごい強みだと思っています。
この2点ができれば学習の4段階目、
「④わざわざ引き寄せをやろうと意識しなくてもできる(何もしなくても叶う)状態」
にも、すぐに移行できることと思います。
この4段階目は、まさに水を飲むかのごとく、息を吸うかのごとく、自然に願いを叶えられる状態です。
どうぞたくさんの願いを叶えてください、応援しております!
合同講座「Be Yourself!-基礎編-」の詳細は以下からどうぞ↓
その願望、本物ですか?偽物ですか?
今回は「偽の願望」についてです。
「引き寄せに取り組んでいるのに、なかなか願望が叶わない…」
という方も多いのではないかと思います。
本当にそれを叶えたいけど叶わないという場合もありますが、それとは別に、
「叶えたいと思っていることが、実は叶えたいことではない。
心から望んでいる真の願望ではなく、偽の願望なので叶わない」
という場合もあります。
そのような場合について詳しくお話していきます。
偽の願望は、心が拒否するので叶いにくい
一口に偽の願望といってもいろいろありますが、例えばこのような感じです。
小さい頃から親に「立派な医者になれ」と言われて育った。
本当は漫画家になりたいが、どうせ才能もないし無理かもしれない。
無理に漫画家を目指すより、医者になったほうが周りから自分を認めてもらえそうだし「自分は医者になりたいのだ」ということにして、医者を目指している。
(真の願望は漫画家、偽の願望は医者)
これまでお金がなくて苦労してきたし、どうせ今後も自分などにお金を稼ぐことはできないと思っている。
手に入りもしないのにお金を求めても苦しいだけだ。
だから苦しい思いをしないように「私が叶えたいのはお金のいらない自給自足の清貧な生活」ということにして、自給自足生活を目指している。
(真の願望はお金のある生活、偽の願望はお金のない生活)
昔から自分に自信がなかった。あるとき彼氏ができたが別れることになってしまった。
私のようなダメな人間と付き合ってくれる男性など、この先他に現れることはないだろう。
どうせ他の男性を求めても無駄なのだから、元彼のことがまだ好きだということにして、復縁を目指している。
(真の願望は新しい恋愛、偽の願望は復縁)
という感じです。
人によって偽の願望の内容はさまざまですが、
「どうせ本当に求めているものは手に入らないだろうから、代わりに手に入りそうな○○がほしいということにしておこう。
そういうことにしておけば、本当に求めるものが手に入らない辛さを味わわずにすむのだから」
という心理は共通しているように思います。
しかしそのように代替品を求めても、心の底にある真の願望が消えてなくなるわけではありません。
意識の上では「○○を手に入れるぞ!(偽の願望を叶えるぞ!)」と頑張っても、
人は無意識に心で思っているとおりに…つまり、
「本当はそれを叶えたいわけじゃない、本当はそれは嫌だ」
という思いどおりに動いてしまうものです。
自分でも気づかないうちに偽の願望が叶わないような行動を取ってしまい、けれどそうしているという自覚はないものですから、
「こんなに(偽の)願望を叶えたいと頑張っているのに(心はそれを叶えることを拒否しているので)なかなか叶わない」
となる場合があります。
なかなか叶わないという方は、自分の願望がこのような偽の願望なのではないか?と、心に問いかけてみるとよいと思います。
偽の願望は、自信のなさから生まれる
ここまでを読んで、
「うーん、心に問いかけてみたけど…自分では真の願望に思えるよ。
でも、自分でそう思ってるだけで実は偽の願望かもしれないんだよね?
真か偽かをしっかり確認する方法ってないのかなあ」
と思った方もいるのではないかと思います。
中には、
「そう言われれば偽の願望かもしれない。
…実は、薄々そうじゃないかという気はしている…。
でも、私はこれが偽の願望だなんて認めたくない。
認めてしまったら、この先どうすればいいかわからなくなってしまうじゃないか。
どうすればいいか何もわからなくなってしまうくらいなら、偽だろうと願望を叶えようとしていたい。
偽だとしたって、目的があるほうが安心できるもの」
と思った方もいるかもしれません。
まずは、
「真か偽かをしっかり確認する方法ってないのかなあ」
についてですが、残念ながらこれは心の中のことなので、機械で計測することもできませんし、目に見える形ではっきりと真か偽かを確認する方法はありません。
ただ、
「自分に自信を持つ」
「自分を好きになる」
ということを目指していけば、いずれ今望んでいるものが真か偽かの区別はつくようになると思います。
そもそも人が偽の願望を抱いてしまう原因は、自分に自信がないから、自分のことが嫌いだから、自分で自分を認められないからです。
仮に、
「私は自信があるし、自分のことが好き。
何にだって挑戦してみよう。もしうまくいかなくても、私はそこで挫けたりしない人間だ」
というような自信に溢れた人間だとしたら、そのような人間がわざわざ偽の願望を抱く必要はありませんし、最初から真の願望のほうへと向かうはずです。
偽の願望を抱く根本の原因は、自信のなさ。
であれば、その根本原因を解消していけば(自信をつけていけば)その過程で、
「あれ?これって自信のなさからつい求めてしまっていた偽の願望じゃない?
私のやりたいことって、これじゃないと思うんだけど…」
と気づけるようになるかと思います。
次に、
「これが偽の願望だなんて認めてしまったら、この先どうすればいいかわからなくなってしまうじゃないか」
についてですが、こういう心配は無用です。
この先どうしたいのか、どうすればいいのかは、すでに自分でわかっているはずです。真の願望がすでにあるはず。
偽の願望というのはそもそも、真の願望がなければ出てきません。
真の願望を隠すためのものなのですから、隠すものがないのであれば出てくる必要がありませんよね。
「偽の願望だと認める」というのは、
「これまで隠れていてわからなかった『本当はどうしたいのか、どうすればいいのか』ということが、はっきりとわかるようになる」
ということ、この先が明確になるということです。
真逆に、
「この先が何もわからなくなってしまう」
と思いがちですが、これは偽の願望を抱いているときに非常によくある錯覚です。
「そのような気がする」というだけで、実際にはそのようなことはありませんので、どうぞ安心してください。
人は自信のなさから、偽の願望を生み出してしまうことがある。
真か偽かは、自信がつけば自然とわかる。
偽の願望だと認めることは、目的を失うことではなく、真の目的が明確になるということ。
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引き寄せの「人を許しましょう」について
今回は、
「相手を許しましょう≠相手を好きになりましょう/相手と仲良くしましょう」
についてです。
これも引き寄せで大切なことは「分ける」ことという記事でちらっと触れたことです。
引き寄せでは「人を許しましょう」と言われることがあり、
「じゃあ、嫌いな人ともがんばって仲良くしなきゃ。
相手の良いところを見つけて、なんとか好きにならないと…」
とか、
「許すだって?なんであんな奴のことを思いやってやらなきゃいけないんだ!」
と思う方もいらっしゃるかと思いますが、そういうわけではないよというお話です。
相手のために不幸でいてしまうこともある
「人を許すのと許さないのと、どっちがいいですか?」
と二択で聞かれたとしたならば、まぁ許すほうがいいかなとは思います。
なぜ許すほうがいいと思うかというと、ごくごく単純に、誰かを憎んでいると自分が辛いからです。
憎い相手のことを考えてイライラしたり泣いたりするのは、辛いですよね。
それから、誰かを憎んでいると、自分が幸せになることよりも相手に復讐することが目的になってしまう場合もあります。
私の経験なのですが、
「母が憎い。幸せになったら、母の育て方が正しかったと認めることになってしまう。
母への復讐のため、当てつけのため、私は不幸でいなければならない」
というふうに思っていた時期があります。
意識の上では「幸せになりたい」と願っていても、潜在意識下では「(復讐のために)不幸でいたい」と願っている状態です。
引き寄せで叶うのは潜在意識で思っていることのほうなので、この場合は「不幸でいたい」のほうが叶ってしまい、不幸が現実化してしまいます。
こういうことがあるので、引き寄せでは人を許しましょうと言われているのだろうと思います。
許すとは、それはそれであると認めること
けれど、相手を許すというのは決して、相手を好きになるとか仲良くなるということではありません。
私の感覚では許すというのは、
「ただ、それはそれであると認める」
という感じです。
たとえばりんごを見て、
「メロンのほうが良いのに、なんでりんごなんだ!
ここにあるのはメロンであるべきだ!」
といくらりんごを憎んでも、りんごがメロンに変わるわけではありません。
変えられないものを変えようとするのをやめ、
「いくらこうあるべきだと叫んでも、りんごはりんごだよね」
と認めると楽になります。
同様に、
「いくらこうあるべきだと叫んでも、あの人はあの人だよな」
と認めることが、許すということではないかと思っています。
「諦める」とか「ありのままを認める」と言い換えてもいいかもしれません。
許すとは、相手を見放すこと
では「りんごはりんごだよなぁ」と許したとして、
「許したのだから、りんごを好きになってりんごを食べ続けないといけない。
メロンを食べてはいけない」
かというと、全然そんなことはありませんよね。
「これはりんご。泣いても喚いてもメロンには変わらないや。
…ということがわかったので、私はこの場を離れてメロンを買いに行こうっと。
だって私、りんごよりメロンのほうがいいんだもん」
と、メロンを手にしようとしても全くもって何の問題ありません。
同様に、
「あの人はあの人。泣いても喚いても別の人格には変わらないや。
…ということがわかったので、私はあの人から離れてもっといい人と付き合おうっと。
だって私、あの人より他の人のほうがいいんだもん」
で何の問題もないし、誰に文句を言われる筋合いもありません。
つい、
「相手を許すだって?なんであんな奴のためを思ってやらなきゃいけないんだ!」
と感じるかもしれませんが、相手を許すというのは相手を思いやってあげることではなく、
「自分自身を『こうあるべき』から解放してあげること」
だと思います。自分のためです。
相手に対して「こうあるべき」という思いがあると、相手が変わることを期待して相手から離れられなくなり、自分が苦しい思いをしつづけることになります。
相手を思いやるのではなく、むしろ逆に相手への思い入れは捨てる。
いい意味で相手を見放す。
そうして相手を見放し、自分の望むもののほうへと向かっていけるようになること。
それが許すということではないかと思います。
相手を許すために、相手を憎もう
そして、そのように相手を許せるようになるためには、まずは「相手を憎む」ということも大切です。
人間っていきなり相手を許すことは難しくて、
①まずは「あの人はこうあるべきなのに!なんでそうじゃないの!」と徹底的に相手を憎む
↓
②そのうち「まぁでも、どれだけそう言ってても無理だわ」と諦めがつく(許せる)
の2段階だと思います。
「憎むなんていけないことだ」と憎しみを抑えてしまうと、その抑えられた憎しみはいつまでも昇華されることなくくすぶり続け、ずっと許す段階に入れなくなります。
憎い、許せないと思う相手がいるならば、まずはその相手をしっかりと憎んだり、悲しんだりしてください。
許すことより憎むことを大切にしたほうが、結果的に許す日は早く来ると思います。
相手を許すとは、相手を思いやってあげることではなく、自分を「こうあるべき」から解放してあげること。
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