引き寄せで現実化するのは「望むもの」ではない

花

 

引き寄せで現実化するのは「信じるもの」である

 

今回は「信じるものが現実化する≠望むものが現実化する」についてです。

これは以前に引き寄せで大切なことは「分ける」ことという記事で書いたことなのですが、

「えっ、信じるものが現実化するのと…望むものが現実化するって違うことなの?どう違うの?」

と戸惑った方もいるかもしれません。

なので今回の記事では、ここについて詳しくお話していきます。

 

 

信念と思考は、まったく別のもの

 

まず人間には「信念」と「思考」があります。

(※他にもいろいろありますが、今回重要なのは信念と思考なので、この2つだけピックアップします)

信念とは、文字通り「その人が信じていること」です。

思考のほうも文字通り「その人が考えていること」です。

 

 

一見、

「その人が信じていることと考えていることって同じじゃないの?」

と思うかもしれませんが、この2つは別のもの。

そして人は必ず、

「①信念を元にして②思考する」

という順で動きます。

たとえば、

「①私は夕飯を食べられるという信念を元にして②今日の夕飯は何にしようかなと思考する」

とか、

「①私は可愛くないという信念を元にして②Aちゃんは可愛くていいなぁと思考する」

「①私は貧乏だという信念を元にして②お金持ちになりたいなぁと思考する」

などです。

 

 

そして、引き寄せで現実化するのは①の信念であって②の思考ではありません。

よくある疑問が、

「引き寄せが本当なら、なんでこんなに『お金持ちになりたい』と望んでいるのになれないの?」

というものですが「お金持ちになりたい」というのは②思考です。

いくらそう思考しても「私は貧乏である」という①信念を持っているのであれば、貧乏が現実化するというのが引き寄せです。

 

 

このような説明は私以外の方もたくさんしていらっしゃいますし、引き寄せの基本と言える部分だと思います。

しかし人は、基本的なことほどついついおろそかにしてしまうもの。

どこかでこうした説明を読み、

「ほう、信念が現実化するのであって、思考(望み)は現実化するわけじゃないのか~」

と一旦は思ったとしても、それがすぐにするりと頭から抜けてしまい、また「お金持ちになりたい」と思考することに夢中になってしまったりします。

しかし本当にお金持ちになりたいのであれば、お金持ちになりたいと思考することに労力を費やすよりも、

「私はお金持ちであるという信念を持つこと」

「お金持ちになれて当然であると信じること」

に注目し、実践していったほうが良いですね。

 

 

引き寄せメソッドは信念を変えるためのもの

 

巷にはたくさんの「引き寄せメソッド」と呼ばれるものがあります。

私はお金持ちですと唱えるアファメーションとか、お金持ちの自分として過ごすなる式など。

他にも「ポジティブでいましょう」とか「あるを見ましょう」とか、これをしましょうと薦められていることってたくさんありますよね。

よくある誤解は、こうしたメソッドなどを「現実」を変えるためのものだと思ってしまうことです。

実際には現実を変えるためのものではなく、自分の信念を変えるためのものです。

 

 

「引き寄せで現実化するのは信念です!

だから『私は貧乏だ』と信じていると貧乏になります、なので『私はお金持ちだ』と信じましょう!

そうしたらその信念が現実化してお金持ちになります!」

↑これ自体はまったくもってその通りなのですが、しかしだからといって、

「あ、じゃあお金持ちだという信念に変えます!ハイ変えました!」

とコロッと変えられる人はそうそういません。

今まで信じてきたことを新しく変えるためには、ある程度のトレーニングが必要です。

そのトレーニング法がアファメーションなどの引き寄せメソッドだったり「ポジティブでいましょう」ということだったりします。

 

 

つい、

「そうか、貧乏な私でも、ポジティブでいればお金持ちになれるのか」

という解釈をしがちですが、そうではありません。

「ポジティブでいれば『貧乏な私』という信念を『お金持ちな私』へと変えやすくなる」

ということです。

「私は貧乏だ」という信念を変える気がないまま、貧乏な自分として「ポジティブでいよう」と努めても、現実化するのは貧乏のほうです。

これだと「貧乏でポジティブな人」になるだけであって「お金持ち」になれるわけではありません。

「引き寄せで言われているとおりポジティブでいようと頑張ってるけど、お金持ちになれないのはなぜ?」

と思っていた方は、この部分を誤解していなかったか確認してみてください。

メソッドをするのもポジティブでいるのも、自分の信念を変えるためであり、現実を変えるためではありません。

まずは現実でも思考でもなく、信念にしっかりと着目してください。

 

 

引き寄せがうまくいかないという方のほとんどは、今回お話した、

「信じるものが現実化する≠望むものが現実化する」

という点で躓いているように思います。

100人いれば98人くらいはここで躓いているんじゃないか?と感じます。

そのくらい多くの人たちが、信念ではなく思考や現実に夢中になってしまっています。

ぜひ、

「現実化するのは思考ではなく信念である」

このことを徹底的に自分の中に落とし込んでほしいと思います。

「1に信念2に信念、3・4がなくて5に信念!!!!」

くらいの気持ちで自分の信念に注目し、信念を変えるのだという意志を持って引き寄せに取り組んでみてください。

そうすると、思考や現実を気にしていたときとは、驚くほどの違いが出てくるはずです。

 

 

現実化するのは、望むもの(思考しているもの)ではなく信じているもの。

まずは、自分の信念を変えることにしっかりと取り組んでみてください。

 

 

関連記事です↓

☆引き寄せで大切なことは「分ける」こと☆

 

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感情を先取りすると、引き寄せが起きるのはなぜ?

花

 

感情の先取りで願いが叶うとは?

 

今回は「感情の先取り」についてです。

引き寄せではよく、

「願いが叶ったときの嬉しい感情を感じましょう。

そうして嬉しい、楽しいなどの感情を先に感じていると(感情を先取りすると)あとから実際に願いが叶います」

と言われます。

なんとなくそうなのかなと思いつつも、

「いや、でもなんで感情を先取りしたからって、そんなことで願いが叶うんだ…?

それって一体どういう理屈なんだろう?」

と、どうもしっくりこない方も多いのではないかと思いますので、詳しく説明していきます。

 

 

人は理屈ではなく感情で動く

 

「感情を先取りすると願いが叶う」

このように言われるとピンと来ないかもしれませんが、

「人は理屈より感情で動く」

と言い換えると、確かにそうだなと思えるかもしれません。

 

 

たとえばお店で商品を選ぶとき。

その商品のスペックなどを理屈で説明されるより、

「これを買ったらこんなに良いことがありますよ!日常が楽しくなりますよ!」

というふうに、嬉しい・楽しいなどの感情に訴えかけた説明をされたほうが、買おうという気持ちになるという方は多いと思います。

中には、

「いや、私は理屈を説明されたほうが買おうという気になるよ」

という方もいるかもしれませんが、そういう方はスペックを重視しているのだと思います。

この場合も「理屈を言われたから買う気になる」というよりも、

「自分が重視していることについて説明を受け、それによって快の感情になったから買う気になる」

わけですので、結局は理屈ではなく感情が買うきっかけになっていると思います。

 

 

他にも、ダイエットしなきゃなぁと思っているとき。

どんなに理屈で、

「痩せるとこれこれこんなメリットがあるぞ。

これを食べないことによって○キロカロリー抑えられるぞ」

とメリットを考えても、それよりも、

「でもこれを食べたら美味しくて幸せだろうなぁ~!」

という、食べたときの嬉しい感情に惹かれてつい食べてしまうなどもよくあることですよね。

こんな感じで、人を動かすのは理屈よりも感情です。

 

 

人は日常でも感情の先取りをしている

 

そして、こうして普段の生活で商品を買ったり、食べ物を食べてしまうというとき。
このとき実は、感情の先取りをしているのにお気づきでしょうか?

 

まだ商品を買う前

買ったあとの嬉しい感情を先に想像する

買う選択をし手に入れる

手に入れたことで、先に想像していた感情を実際に現実で感じる

 

まだ食べる前

食べたあとの嬉しい感情を先に想像する

食べる選択をし食べる

食べたことで、先に想像していた感情を実際に現実で感じる

 

いかがでしょう?

先に感情を感じ、あとから実際にその感情を感じられるような出来事が起きていますよね。

この出来事は自分とは関係のない摩訶不思議な力によって起きたわけではなく、自分の買う・食べるという選択と行動によって起きたこと、自分で引き起こしたこと。

つまり、自分で引き寄せた出来事です。

普段は意識しないかもしれませんが、

「感情を先取りし、その感情を感じられるような出来事を自分で引き寄せる」

というのは、こうして日常生活でよくやっていることなんです。

 

 

願いを叶えるときも同じ要領

 

全く同じ理屈で、

 

まだ願いが叶う前

叶ったあとの嬉しい感情を先に想像する

叶う選択をし叶える

叶えたことで、先に想像していた感情を実際に現実で感じる

 

の順番で、願いが叶います。

何かの商品を買うときに、

「よし、私は今から自身の選択と行動によって、先に感じていた感情を現実のものとするぞ!!」

といったことは意識していないと思います。

感情を感じたあと、なんとなく自然に「そうしてしまう」ものですよね。

願いを叶える際も同様で、感情を感じることでなんとなく自然と、叶うような選択と行動をするようになり、自分で叶う現実を引き起こします。

 

 

まとめると、

 

・感情を先に感じると、自然とその感情が現実になるように選択・行動してしまうので実際にそうなる

・理屈だとそのように「自然と選択・行動してしまう」ということが起きにくいので、感情を感じるように推奨されている

 

ということです。

 

 

人はつい、いかに願いを叶えるかを理屈で考えがちです。

あれがああなれば叶うだろうかとか、それともここをこうしたほうが叶いやすいだろうか、などなど。

しかしそれよりも、普段の生活でやっているときのように、感情を先に感じるようにしてみてください。

あとは自分でも気づかないうちに、叶うような選択と行動をするようになり、願いが叶うはずです。

 

 

人は理屈より感情で動く。

自分が動きやすいように(願いを叶えやすいように)感情を感じるようにしよう。

 

 

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引き寄せで、タイムラグの期間を短くするためには?

時計

 

なるべく早く叶えるためにはどうすればいい?

 

今回は「タイムラグ」についてです。

引き寄せで願いを叶えるとき、願った瞬間に叶うわけではなく、叶うまでに時間がかかる…つまりタイムラグがありますよね。

「やっぱり叶うまでは早いほうがいいよなぁ。

なにかタイムラグを短くするために、できることってないのかな?」

と思っている方もきっと多いことと思います。

そこで今回は、タイムラグを縮めるためにはどうすればいいのかについて詳しく書いていきます。

 

 

そもそも、タイムラグって何?

 

ではタイムラグを縮めるために…の前に、

「そもそもタイムラグとは何なのか?」

についてお話します。

いろいろな解釈があるとは思いますが、私はタイムラグとは主に、

「自分の内面をより良く変えるための期間」

ではないかと思っています。

自分の内面とは、自分の信じていることや、感情や思考のことです。

 

 

引き寄せで願いが叶う過程は、以下の3ステップです。

 

①願いを叶えると決意する

②願いが叶うような内面へと変わっていく

③叶うような内面へと変わっていくと、現実で願いが叶いはじめる

 

引き寄せは「内面が現実になる」という法則です。

内面が変わらないならば、現実も変わることがありません。

現実を変えたいのであれば、その前に必ず内面を変える必要があります。

いま現在叶っていないのであれば、それは内面がまだ「叶わない内面」だからです。

ここから願いを叶えていくためには、まずは自分の内面を「叶う内面」へと変える必要があります。

そうして叶う内面へと変えていく期間が、タイムラグだと思っています。

つまり、

「内面を変える時間が長い=タイムラグが長い」

「内面を変える時間が短い=タイムラグが短い」

です。

なるべくタイムラグを短くしたいと思うのであれば、自分の内面を変えることに集中するのがよいですね。

 

 

現実を気にして内面をおろそかにしていないか?

 

しかし人はついつい、目に見えない内面よりも目に見える現実に囚われがちです。

「①叶えると決意」しても、そのあと「②自分の内面を叶うようなものへと変える」ことは意識せず、

「さぁ、いつ現実が変わるんだ?」

「本当に変わるのか?もし変わらなかったら…?」

と、現実ばかりを意識してしまう方も多いのではないでしょうか。

けれど、そうして現実を気にすることに時間や労力を使っている間、内面は変わらず放っておかれたままになります。

内面が変わらないのであれば現実が変わることもありませんので、現実を早く変えたいのであれば、だからこそ現実ではなく内面に意識を向けることが大切です。

 

 

仮にあなたが、

「もっと速く走れるようになりたい、タイムを縮めたい」

と思っているのであれば、このときにやるべきことは自分のコンディションをより良く整えていくことです。

「さぁ、私はいつ早く走れるようになるんだ?」

「本当に速く走れるのか?もし走れなかったら…?」

と気にしていても、そうしたことを気にしてコンディションを整えることがおろそかになればなるほど、タイムが縮まる日がやってくるのは遅くなってしまいますよね。

気になる気持ちもわかるのですが、その気持ちに呑まれて気にし続けるのではなく、

「いいや、私は必ず速く走ると決めたのだ

という自分の決意を思い出し、コンディションを整えることに意識を向けていくことが大切です。

スポーツに限らず勉強でも仕事でも趣味でも、そして引き寄せでも同じことが言えると思います。

 

 

何度でも、決意を思い出して

 

繰り返しますが、現実が気になる気持ちもわかります。

私も最初はすごく気になりましたから。

いくら「①叶えると決意した」と言っても普通は、

「でも無理かも…?」

「本当に叶うかなぁ…早く叶ってほしいなぁ」

という気持ちが出てきて、決意が揺らいで現実を気にしてしまうのは、人として自然なことだと思います。

 

 

けれど揺らいだとしても、

「いいや、叶うと決めたじゃないか。

いま大切なのは叶うか疑うことではない、信じることなんだ」

ということを思い出し、また決意しなおしてください。

そうして決意をしなおしているうち、徐々に決意は確固たるものに変わっていき、そう頻繁に揺らぐことはなくなっていきます。

決意が固くなり揺らぐことがなくなるほど、あとは自然と、

「私がいますべきことは、現実を気にすることではなくて内面を変えることだよね」

と、内面に意識が向くようになってくると思います。

 

 

いくら「現実を気にしちゃダメ!」と自分に言い聞かせても、決意が弱いうちはどうしたって気になってしまうはずです。

しかし逆に決意が固ければ、わざわざ言い聞かせなくても自然と気にならなくなります。

「現実を気にしちゃダメ」ではなく「自分の決意を育てよう」というふうに考えたほうが効果的だと思います。

 

①決意を思い出し強くしていく

②自然と現実ではなく内面を変えることに意識が向く

③内面が変わったなら現実も変わっていく

 

です。

 

 

タイムラグは、自分の内面をより良く変えるための期間。

タイムラグを短くしたいならば、現実ではなく自分の内面を変えることに集中する。

叶えるという決意が固ければ、自然と内面を変えることに集中できるようになる。

 

 

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当たり前のことをやると、引き寄せはうまくいく

花

 

引き寄せに「特別な何か」は必要ない

 

今回は「当たり前のことをやろう」というお話です。

引き寄せに取り組んでいるとついつい、

「何か特別なすごいことをやれる人がうまくいくんだ」

「まだ知らない何かを知ることができればうまくいくんだ」

と思いがちです。

私自身も、引き寄せを始めた当初はそのように思っていました。

ですが今となっては、

「特別なことではなく、当たり前のことをすることのほうが大事」

と感じます。

これについて詳しくお話していきます。

 

 

引き寄せの教えは、誰もが昔から知っている

 

引き寄せってなんだか難しそうなことを言っているように思えますが、実際には、

 

①誰もが既に知っていることを、改めて伝えている

②知っているができないという方へ向けて、できるようになるコツを伝えている

 

この2点しか言っていないように思います。

 

 

まずは「①誰もが既に知っていることを、改めて伝えている」についてです。

例えば引き寄せではよく「感謝しましょう」と言われますよね。

これは誰もが幼い頃に教えられたことではないでしょうか。

「ちゃんとありがとうを言おうね」

というふうに。

みんな、とっくに知っていることだと思います。

 

 

しかし知ってはいても「やっているか」と言われると、やっていないことも多いのではないでしょうか。

ついつい、

「この程度のことはしてもらって当たり前だ」

という気持ちになって、お礼を言わないですませることはないでしょうか。

(特に相手との関係が近しいほど、甘えが出て感謝を忘れがちです)

「私はすごく辛い思いをしているの、だから別に感謝することなんて何もないわ!」

と、意地を張ってしまうこともあるのではないでしょうか。

または、

「感謝するとは、今の状態で妥協しておくということである」

といった前提があると、

「感謝したら妥協することになってしまう、するわけにはいかない!」

となり、感謝することに抵抗が生まれてしまうこともあるでしょう。

 

 

感謝するだなんて、誰もがとっくに知っている当たり前のこと。

しかしその当たり前のことを実際にやるとなると、案外と難しくもあったりします。

このように当たり前のことができていない状態で、

「何かすごいことを知れれば、特別なことができれば、引き寄せがうまくいくはずだ!」

と考えるのではなく、

「何も特別なことなどしなくていいから、今できていない当たり前のことをできるようになっていこう」

と考えてみてほしいです。

 

 

知っているができないという方へのアドバイス

 

次に「②知っているができないという方へ向けて、できるようになるコツを伝えている」についてです。

例えば引き寄せではよく「前提を疑え」と言われることがあります。

この言葉は、

「感謝するとは、今の状態で妥協しておくということである」

という前提を持っている方にとっては、効果的なアドバイスではないかと思います。

「あれ?よく考えてみれば、感謝することと妥協するって別のことじゃない?」

と気づけば、感謝できるようになります。

感謝ではなくとも、

「そもそもの前提が間違っているせいで苦しい、できない」

となっていることは非常に多いですので、まず前提を疑うことはとても大切なことだと感じます。

 

 

しかしこの「前提を疑え」という言葉もついつい、

「あぁ、もうそれ知ってる。聞いたことある」

と流してしまいがちではないでしょうか。

実際にしっかりと実践したのかと聞かれると「はい」と答えられない方も多いのではないかと思います。

 

 

すごい応用技などを求めず、まずは「もう知ってるよ」というような基礎的なこと・当たり前のことを大切にしてください。

引き寄せに限らず、仕事でもスポーツでも何でも、

「特別なことをするよりも、当たり前のことを愚直に素直にやる。

当たり前のことを当たり前にやっている人ほど、結果的に特別なこともできるようになる」

のだと思います。

 

 

なかなか引き寄せがうまくいかないと、ついつい、

「この状況を打開するようなすごい策がほしい」

と考えがちですが、

「知っていることを『知ってます』で終わらせない。当たり前のことを当たり前にやる」

結局はこれこそが、今の状況を打開するための一番の策なのだろうと思います。

何かひとつだけで構いませんので、

「知っているだけでやってはいかなかったこと」

に取り組んでみてください。

しっかり取り組めば、ちゃんと状況が良くなっていくはずです。

 

 

知っていることを「知ってます」で終わらせない。

当たり前のことを当たり前にやる。

 

 

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引き寄せの「あるものに目を向ける」について

花

 

あるものに目を向けると、願いが叶う?

 

今回は「ある」についてです。

引き寄せではよく、

「ないものよりもあるものに目を向けましょう」

「あるものに意識を向ければ叶う」

と言われることがあります。

こう言われると、

「あるものを見れば願いが叶う…って、なんで?」

という疑問が生まれるかもしれませんので、詳しく解説していきます。

 

 

あるものに目を向ける以外にない

 

「あるものに目を向けると願いが叶う」

この言い方でも間違いではないと思いますが、

「願いを叶えたいのであれば、あるものに目を向けるしかない」

と言ったほうがわかりやすいのではないかと思います。

ないものはないままでいい…というのであればないほうを見ていればいいのですが、普通はないものは満たしたい、さらに多くのものを手に入れたいと思いますよね。

そして、今の時点でないものを手に入れたいというのであれば、ないものを見るのではなく、あるもののほうを見て、あるものを元手にして増やしていくしかないのではないでしょうか。

 

 

本当はお金が100万ほしいけど、10万しかない。

こういうときに、

「あと90万足りない、ない、ない、ない、ない…」

とどれだけ言いつづけてもお金が増えるわけではありません。

しかし、10万円あるということに注目し、

「この10万を元手にしてどうやって増やしていこうか?」

と考えれば増やすことが可能です。

恋人がほしいけど、いない。

これもまた、

「私には恋人がいない、いない、いない…」

とどれだけ嘆いても恋人ができるわけでもありません。

しかし、友達ならいるぞということに注目し、

「そうだ、友達に頼んで誰かを紹介してもらおうかな?」

とすることで、素敵な出会いがあるかもしれません。

他のどんなことでもそうではないでしょうか。

スヌーピーの言葉に、

 

You play with the cards you’re dealt… Whatever that means.

(配られたカードで勝負するしかないのさ…それがどういう意味であれ)

 

というものがありますが、そのとおり、現状を打破したいのであれば今あるカードでどうにかするしかありません。

ということで「あるものに目を向けよう」とよく言われます。

 

 

よくある誤解は、

「あるものに目を向けるって、つまり今あるもので満足しておけ、これ以上を望むなということ?」

というものですが、決してそのような意味ではありません。

今あるもの以上を望めばいいし、手に入れようとすればいいのですが、手に入れるためにはあるものに目を向ける必要があるということです。

他にもよくある誤解として、

「あるものに目を向けることで、何か不思議な力が働いて願いが叶うのかな?」

というものもありますが、これもそういうわけではありません。

あるもので、自分でどうにかしていくことで叶うということです。

 

 

あるもので「どうにかできてしまう」

 

ここまでを聞いて、

「はいはい…結局は自分でどうにかするしかない、苦労するしかないってことね…」

と思ったかもしれませんが、そう思うのはまだないもののほうを見ているからではないかな?と思います。

ないもののほうに目を向けたままの状態で、

「なんとかしなきゃ、どうにしかしなきゃ!」

と焦っていると、あまり良い考えも浮かばず、せっかく行動しても無駄になってしまうことが多いです。

確かにこの状態では苦労するかもしれません。

 

 

しかし「私はあるもののほうに目を向けるのだ」と決めてしっかり実践していくと、自然とそういう「どうにかしなきゃ!」という焦りは消えていきます。

無理やりに解決法をひねり出そうとせずとも、

「あっ、こうしてみたらどうだろう?」

とふと良いアイディアが浮かんだり、うまくいったあとになってから、

「振り返ってみるとあの時私は、あるものをうまく活用できていたなぁ。

当時は、自分があるものでどうにかしているなんて自覚すらなかったな」

となったりします。

自分でどうにかするしかないのは確かですが、苦労なく「どうにかできてしまう」という感じに近いです。

ぜひ、今あるものに目を向けてみてください。

おそらく目を向けていくうちに、

「あれ、私は思ったよりもずっと多くのものを持っていたんだな」

と気づくはずですよ。

 

 

配られたカードで勝負するしかない。今あるカードに目を向けよう。

 

 

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引き寄せで大切なことは「分ける」こと

花

 

大切なのは「それとこれは別」と気づくこと

 

今回は「分ける」についてです。

「分ける…とは?そんなの引き寄せの話で聞いたことないぞ?」

と思った方もいるかもしれません。

実は先日とあるセミナーに参加したのですが、その内容の一部に、

「似て非なるものは分けることが大切、分けると分かる」

というお話がありました。

例えば、成功と成長、自主性と主体性、判断と決断…など、一見すると似ているが違うものを、同じものだと思っていると悩んでしまうことがあります。

漠然と「同じようなものだ」と思うのではなく、しっかりと「違うものなのだ」と分けて考えるほうが良いというお話でした。

それを聞きながら、

「確かに…!これって、引き寄せでも言えることだよね?」

と思いました。

引き寄せでも、異なるものを同じものだと思っているがために悩んでいる方が多いように思います。

そこでこの記事では、引き寄せでよくある混同の例をざーーっと列挙していこうと思います。

 

 

引き寄せでよくある混同パターン

 

・信じるものが現実化する≠望むものが現実化する
・ポジティブでいましょう≠ネガティブになってはいけない
・願望を忘れましょう≠叶えたいと思ってはいけない

・執着を手放しましょう≠叶えたいと思ってはいけない
・相手を許しましょう≠相手を好きになりましょう/相手と仲良くしましょう

・すべてあなたが原因≠すべてあなたが悪い
・ありのままでいい≠今のままでいい

・ありのままでいい≠わがままでいい
・満足しましょう≠不満を抱いてはいけない
・感謝しましょう≠妥協しましょう
・自分を愛する≠自分をちやほやする
・自分を信じる≠自分は万能だと信じる/傲慢になる

・充足を見ましょう≠不足を見てはいけない

・あるを見ましょう≠ないを見てはいけない
・叶わないを叶えている≠叶わないことが好き
・あなたがそれを選んだ≠あなたはそれが好き
・無条件で叶う≠無条件でなければ叶わない

・現実を無視しましょう≠都合の悪いことを見ないふりしましょう

・現実を直視しましょう≠現実は厳しいと思いましょう

・自分軸になりましょう≠わがままになりましょう
・何もしなくていい≠何もしてはいけない

・好きなことをすればいい≠好き勝手をしていい

・嫌なことはしなくていい≠都合の悪いことから逃げていい

・楽しいことをすればいい≠楽をしていればいい

・自分を許す≠自分の問題点を改善しなくていい
・感情を大切にしよう≠感情的になろう
・人に与えましょう≠自分を犠牲にしましょう
・行動しましょう≠苦労しましょう
・謙虚になりましょう≠自己卑下しましょう

 

 

「一緒にしてはいけない」ということではない

 

いかがでしょうか?

「そうか、これとこれを同じだと思っていたから辛かったんだ!なーんだ!」

といった気づきがあれば嬉しいです。

そしてもうひとつ大切なのは、

「別のものだけど、同じだと思ったほうが私は楽しく生きられる」

という場合には、無理やりに別だと思い込もうとする必要はない、同じだと思っていていいということです。

別々にする目的は「楽しく生きるため」ですので、別々にしたことでかえって生きるのが辛くなるようならば本末転倒です。

「別々にすることが大切≠同じだと思ってはいけない」

ということもぜひ覚えておいてほしいと思います(#^人^#)

 

 

似て非なるものを分ける。分けると分かる。

 

 

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引き寄せの「感謝しましょう」ができないときは?

花

 

感謝ができないのは、なぜ?

 

今回は「感謝」についてです。

引き寄せではよく「感謝しましょう」とか「満足しましょう」言われることがありますが、

「しようと思ってもなかなかできない、一体どうすれば…?」

という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そのような方に向けて、感謝ができない原因と対策を書いてみます。

参考になれば嬉しいです(#^人^#)

 

 

感謝の仕方は2種類ある

 

感謝には、

 

①不満を抱いている対象に感謝する

②不満を抱いている対象とは別の対象に感謝する

 

の2種類があります。

 

 

例えばあなたが、Aさんに対して不満を抱いているとします。

このときに、

「でも、Aさんにはこういう良いところもあるよね。

Aさんにしてもらったこともいろいろあるなぁ」

と良い面を見て感謝する。

これが①の「不満を抱いている対象(Aさん)に感謝する」です。

対して、

「Aさんのことは確かに不満だ。

でも、私にはBさんという素敵な友人もいる。Bさんがいて嬉しいなぁ」

というのが②の「不満を抱いている対象(Aさん)とは別の対象(Bさん)に感謝する」です。

 

 

例としてAさんを出しましたが、別のどんなことでも同じです。

お金がないことが不満なとき、

「でも、今日食べられるお金ならあることに感謝だな」

というのが①です。

「お金がないことは確かに不満だ。

でも、打ち込める趣味があるということには感謝だな」

というのが②です。

①と②のどちらが良い悪いということはありません。

どちらも感謝です、感謝に善悪や優劣はありません。

 

 

①だけを感謝だと思っていないか?

 

「感謝できない」という方を見ていると、

「①をするのが良いことである」

と思い込んで、懸命に①ばかりをやろうとしている方が多いように思います。

そして、

「うう、できないよ…一体どうすれば①ができるようになるのだろう…

(嫌いなAさんに感謝できるようになるのだろう…お金がないことに感謝できるようになるのだろう…)」

と悩んでしまっているのですが、このような場合には、

「どうすれば①ができるようになるの?」

ということ以前に、

「そもそも①をしなければいけないなどという決まりはない」

ということに気づいてほしいです。

①ができないなら②をすればいいだけです、ぜひ②を実践してみてください。

 

 

こう言うと、

「えっ。でもそれじゃあずっとAさんのことが嫌いなままだし、お金がないことも不満なままじゃん…?」

と戸惑うかもしれませんが、それで構いません。

「感謝しましょう」というのは決して、

「誰のことも嫌ってはいけない、何にも不満を抱いてはいけない」

ということではないので、嫌いという感情、不満という感情を持っていても構いません。

仮に無理やりに、

「Aさんにも、お金がないことにも感謝!大満足!」

と思い込むことに成功したとしたら、

「ではこれからもAさんと付き合い続けよう、これからもお金のない生活をしていこう。

だってそれで何の文句もないんでしょ?じゃあ今のまま変わらなくていいじゃない」

ということになってしまいます。

これでは今以上の良い人間関係も、豊かな生活も見込めなくなってしまいます。

 

 

感謝できないという方は、自分でも心の底で、

「ここで感謝をして満足してしまったら、今以上の人生が見込めなくなる」

ということをわかっているから、感謝できないのではないでしょうか。

「感謝できない」などというと聞こえが悪いですが、言い方を変えるならば、

「より良い人生を送りたいという向上心を持っている」

ということです。

その向上心を捨ててまで、したくもないものに感謝して、現状に甘んじる必要などありません。

不満な点には、むしろしっかりと不満を抱いてください。

そうした不満があるからこそ「ここで諦めてたまるか」と、その不満をバネにしてより良いほうへと向かっていけるのですから。

 

 

不満をバネにするために②を行ってみて

 

ここまでを聞いて、

「うーん…。確かに不満をバネにして成長する人もいるけどさ…そういう人はそれでいいんだろうけどさぁ…。

中にはそうじゃない人もいるよね?

不満を抱いたときにお先真っ暗な気持ちになって、何もする気になれなくなる人もいるじゃん?

というか、私がそうなんだけど…。

どうやったら不満をバネにして頑張るとか成長するなんてことができるんだろう…」

と思った方もいるかもしれませんが、そういう方にこそぜひ②をやってみてほしいと思います。

 

 

不満をバネにできる人は、

「Aは不満、ここはどうしても不満だ。

でもBに対しては感謝、Cに対しても満足、でもDに対しては不満だな」

というふうに、自分は何が不満なのか、何に満足しているのかということがはっきりしているように思います。

確かに不満もありはしますが、同時に感謝や満足できることもあるので、前向きなエネルギーが枯渇しません。

そのためポジティブに、

「ようし、不満な点を変えてやるぜ!」

と思えます。

 

 

対して不満で何もする気になれなくなるという人は、何かひとつ不満な点があると、

「Aが不満、Aが不満、Aが不満、Aが不満、Aが不満…」

Aのことだけで頭がいっぱいになってしまい、その他の感謝できること、満足できることを全然見なくなってしまうように思います。

こうして不満しか見ていない状態では、前向きに頑張ろうというエネルギーが湧いてこなくなるのも当然です。

 

 

さきほども書きましたが、ただただ感謝するだけでは「じゃあ今のままでいいよね」となり、このまま現状に甘んじることになります。

しかしかといって、ただただ不満に思うだけでは「何もする気にならない」となり、やはり現状に甘んじることになります。

大切なのは、不満と感謝、両方ともをしっかりと持つことです。

どちらか一辺倒になるのではなく、不満と感謝のバランスを取ってください。

特に不満一辺倒になりがちな人が多いため、引き寄せでは「感謝しましょう」と言われるのですが、こう言われると今度は、

「不満を抱いている対象に感謝しなければいけない(①をしなければいけない)」

という意味に解釈し「できない」と悩む方が出てしまいます。

①ではなく、

「②不満を抱いている対象とは別の対象に感謝する」

のほうを実践してみてください。

自分には感謝できるもの、満足できるものもあったのだと気づいたとき、

「よし、なんか元気出てきたぞ。いっちょ不満な点を変えてやるか!」

というエネルギーが湧いてくるはずですよ(*´ω`*)

 

 

・感謝できない原因…不満を抱いている対象に感謝しようとしているから。

・対策…不満を抱いている対象とは別の対象に感謝する。

 

 

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引き寄せの「気づき」って、具体的に何なの?

雫

 

気づくとうまくいくって、なんで?

 

今回は「気づき・気づく」についてです。

引き寄せでは「良い気づき」とか「気づくとうまくいく」というふうに「気づき・気づく」という言葉がよく出てきますが、

「気づきって、つまり何?」

「なんで気づいたからってうまくいくようになるの?」

「なんだか良いものらしいということはわかるけど、気づいたとして、それでそのあとどうすればいいの?」

などなど、疑問に思う方もいるのではないかと思います。

そのような方の参考になれば嬉しいです(*^人^*)

 

 

「気づき」とは「自覚」である

 

まずは「気づきとは何か?」なのですが、これに関しては明確な定義はありません。

「私にとっては」こういうものだ…というあくまで主観的なお話になりますが、私の場合は気づき(気づく)という言葉を、

「自分の望んでいることを自覚する」

というような意味で使うことが多いです。

 

 

引き寄せに取り組んでいる方たちを見ていると、

「自分の望んでいることよりも、善悪や優劣を優先してしまっている方が多い」

と感じます。

心の底ではAを望んでいるのに、

「でも、AよりもBをするのが正しいことだ。Bのほうが優れているんだ。だからBをやるべきだ」

とBを選んでしまう。

意識の上では、

「私はちゃんと正しく優れているほうを選べたぞ、これでうまくいくはずだぞ」

と思うのですが、潜在意識下ではAを望んでいるので、

「Bはちゃんと実現されているのに(それは本当に実現したいことではないので、心が満たされずに)苦しいままだ」

となってしまいます。

 

 

しかし引き寄せに取り組んでいくうち、ふとしたときに、

「あっ、私が本当に望んでいたのはBじゃなくてAだ」

と自覚できる瞬間が訪れることがあります。

こうして自分が望んでいるものが何なのか、意識の上でちゃんと自覚できたときのことを「気づき」と呼びます。

「私がしたいことはAだ」とわかれば、もうBを選んでしまうことはなくなります。

本当に望んでいるもののほうへと向かえるようになるので「気づくとうまくいく」と言われます。

 

 

気づきを得たなら、どうすればいいかはわかる

 

「気づいて、そのあとどうすればいいの?」

というご質問はよく受けるのですが、

「自分が何を望んでいるのか、どうしたいのか、どこへ向かえばいいのかがわかる」

ということが気づきなのですから、気づいたのにどうすればいいのかわからないということはありません。

もし今、

「私は気づいた。でもどうすればいいのかがわからない」

と思っている方がいるならば、本当はまだ気づいていないのではないかと思います。

おそらくですが、

「新しい情報に触れたときの高揚感」

のことを、気づきだと勘違いしている状態ではないでしょうか。

人間、今まで知らなかったことを知ったときって、

「なるほど、そうか!」

と驚いたり、嬉しくなったり、視界が開けるような感じがすることがありますよね。

それはそれで素敵な体験ではありますが、新しいことを知ったからといって、必ずしも自分が心の底で望んでいることを自覚できるかというと、そういうわけでもありません。

自覚ができなかったのであれば、それは単に「知らなかったことを知れて嬉しくなった」というだけであって「気づいた」わけではないと思います。

 

 

こうした「情報を得たときの高揚」を気づきだと思っていると、情報を集めることに夢中になってしまうこともあります。

新しい知識に触れては、

「なるほど、また気づいたぞ!私、最近けっこう気づけてるかも!

引き寄せでは『気づけばうまくいく』と言われるし、そろそろうまくいくよね?いつうまくいくんだろう?……まだかな…?なんでまだうまくいかないの…?」

となってしまっていないでしょうか?

もしこのような状態に陥っているならば、

「新情報を得たときの高揚感と、気づきは別のもの」

としっかり意識しておくと良いと思います。

 

 

「気づき」は「魔法」ではない

 

また、中には気づきというものを「魔法の儀式」のようなものだと思っている方もいるようだな、と感じます。

気づいたらばあら不思議、あっという間になぜかうまくいきました…というような、全てを解決してくれる何かだと思っていないでしょうか?

先にお話したとおり気づきとは、

「自分の望んでいることを自覚する」

ということであり、そう自覚したあとは、自分でAの実現のために行動していく必要があります。

自覚したからといって、何の行動もしていないのにAが実現するというような魔法のようなことは起こりません。

「気づきは魔法ではない」

ということも意識しておいてほしいです。

 

 

ここまでを聞いて、

「なんだぁ…『気づき』って単に『やりたいことを自覚する』というだけのことなの?

魔法でも神秘でもないから、やりたいことを自覚したあとは自分で行動していかなきゃいけないって?

あーあ、結局自分で行動して、努力して、苦労して生きていかなきゃいけないってことか…。

苦労したくないから引き寄せをやってるというのに、引き寄せまでもが私に苦労しろと言うのか…」

と思った方もいるかもしれませんが、それはちょっと違います。

確かに行動は必要ですが、行動する際に「辛い、苦しい、苦労している」と感じるのは、それが本当はやりたくないことだからです。

自分が心からやりたいことをやっているときは、それを苦痛だとは感じないはずです。

 

 

たとえばあなたが、ゲームをするのが大好きだとします。

あなたは「ゲームをする」という行動を取っているときに、

「ああ、辛い、苦しいよ…。でも我慢してやらないと…あぁ、私はいま苦労している…苦痛だ…」

と感じるでしょうか?

好きなことを行動に移しているときに感じるのは喜びや楽しさであって、苦痛ではないはずです。

もちろんときには、

「謎解きが難しくてイライラしてきた~!」

「なかなか敵が倒せなくて疲れてきた…」

ということはあるかもしれませんが、それもまたゲームの醍醐味なのではないでしょうか。

 

 

やりたいことを自覚する…つまり気づくというのは、

「行動の際に苦痛を伴わないものが何かに気づく。

ときにはイライラしたり疲れたりすることもあるかもしれないが、それもまた醍醐味だと思えるようなものが何かに気づく」

ということでもあります。

「行動するということと、苦労するということは同義ではない」

ということもまた、意識しておいてくださいね(*´ω`*)

 

 

気づきとは、自分が望んでいることが何かを自覚すること。

 

 

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「願望は既に叶っている」と思えないあなたへ

花

 

願望、まだ叶ってないんですけど…?

 

今回は「あなたの願望は既に叶っている」という言葉についてです。

引き寄せではこのように言われることもありますが、

「いや、叶ってないんですけど…どういうこと?」

「でも、そう言われているからにはそう思わないと…。

ううう…でもでも、どう頑張ってもそうは思えない。一体どうすればいいの?」

と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

今回の記事は、そのような方たちにぜひ読んでいただきたい記事です(*^人^*)

 

 

そもそも「すでに叶っている」とは?

 

まずは、

「願望は既に叶っているなんて言葉、初めて聞いたぞ?」

と思った方へ向けて、どういう意味かの説明です。

これは、文字通り本当に既に叶っているということではなく、

「願望は、既に叶っているというつもりでいたほうがいいですよ」

ということです。

叶えたい願望があるとき多くの方が、叶わなかったらどうしよう…と不安や恐怖に苛まれます。

しかしそうして不安になっていると、視野が狭くなったり、発想が乏しくなったり、行動的になれなかったりします。

悶々と悪いことばかり考えて行動することはない…その結果、叶わない。

そして、

「ほら、やっぱり叶わなかったじゃないか」

となってしまいがちです。

 

 

願望を叶えたいというときに限らず、どんなことをするにしても、前向きな気持ちを持って、リラックスした状態で取り組んだほうがうまくいきやすいものですよね。

そうした前向きでリラックスした状態になるよう促すために、

「大丈夫、あなたの願望は既に叶っていますよ」

と言われることがあります。

もちろん、実際にはまだ叶っていません。

「この現実世界で、あなたの願望は実際に既に叶っている」

というような意味に受け取ると、

「え?まだ叶ってないですけど…?」

と戸惑ってしまいます。

実際に既に叶っているから叶っていると言っているわけではなく、

「実際にはまだ叶っていないけれど『既に叶っているんだ♪』くらいの気持ちでいたほうがいいですよ」

という、気の持ちようのお話をしているのだと思ってください。

良い気分になるための考え方のひとつ、ということです。

 

 

「既に叶っている」と思わなくても願望は叶う

 

「願望は既に叶っている」とは、良い気分になるための考え方のひとつ。

…とはいえ、ひとつの考え方が絶対確実にすべての人間を良い気分にするかというと、そういうわけでもありませんよね。

たとえば何か落ち込むことがあったとき、

「楽しいことを考えよう。ずっと嫌なことについて考えているより、楽しいことに意識を向けたほうが元気が出る」

という方もいれば、

「無理に楽しいことを考えるより、気がすむまで落ち込んだり泣いたりしたい。そっちのほうが元気が出る」

という方だっていると思います。

「既に叶っている」というのはどちらかというと「楽しいことを考えよう」という前者のやり方に近いですね。

そのやり方が合う方は元気が出るかもしれませんが、合わない方はよけいに辛くなるかもしれません。

そのような場合には、無理に楽しく、既に叶っているんだと思おうとする必要はありません。

 

 

「どうしても、既に叶っていると思えないんです…」

と悩む方もいますが、おそらくこうして悩む方は、

「既に叶っていると思えない限り、願望は叶わないんだ」

というふうに思っているのではないかと思います。

しかし先に説明した通り、既に叶っているというのは、良い気分になるためのひとつの考え方にすぎません。

「そう思えた人間の願望だけが叶います。

なので願望を叶えたい人は、絶対にこう思うようにしてくださいね。

そう思えるようになるまでは叶うことはありませんよ」

といったものでは全然ありません。

なので、

「この考え方で元気になる人もいるんだろうけど、私はそうじゃない。

もっと私に合った、私が元気になれる考え方をしようっと」

でいいと思います。

 

 

かくいう私自身も、普段あまり「私の願望は既に叶っているぞ」と考えることはありません。

「実際にはまだ叶っていないのに既に叶っていると思うのは、なんだか変な感じだなぁ」

という違和感が強いためです。

それよりは、

「実際にはまだ叶っていないけど、きっとできると信じて頑張ろうっと♪」

と考えたほうが良い気分になれますので、そう考えるようにしています。

 

 

目的はあくまで「良い気分でいること」であり、「既に叶っている」と考えるのは、その目的を達成するためのひとつの手段にすぎません。

引き寄せでよく「手段にこだわるな」と言われるとおり、あまり自分に合わない手段にこだわらないほうが良いと思います。

良い気分になれる考え方や手段は、他にもいくらでもあるはずです。

自分に合ったものを選んでいってくださいね。

 

 

「既に叶っている」より自愛が合うかも?

 

「無理に楽しいことを考えるより、気がすむまで落ち込んだり泣いたりしたい。そっちのほうが元気が出る」

というタイプの方は、自愛をするとうまくいくかも?と思います。

自愛は「前向きに考えて元気を出そう」というよりは、

「とことん自分で自分の気持ちに共感していく(その結果自然と元気になる)」

といったものですので、こちらのほうが性に合うかもしれません。

自愛について詳しく解説した記事(有料)もありますので、よければご覧になってみてください(*^人^*)

 

「願望は既に叶っている」とは、良い気分になるための考え方のひとつ。

良い気分になれないなら、無理にそう考える必要はない。

 

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「私がダメな人間だから引き寄せられない」は勘違い

花

 

引き寄せができるのは、選ばれた人だけ?

 

今回は、引き寄せでついつい勘違いしやすい点についてです。

なかなか願いが叶わないという方の中には、

「私がダメな人間だから、引き寄せが味方してくれなくて叶わないんだろうな…」

「叶う人は、私なんかと違って才能があるんだろうなぁ…」

と思っている方も多いのではないでしょうか?

この記事では、自分が良い人間かダメな人間か、才能があるかないかといったことは、引き寄せとは関係がないということについて詳しくお話していきます。

 

 

「仕組み」が人を選ぶことはない

 

引き寄せの法則は、

「その人の信じていることが現実になる法則」

でしたよね。

「良い人間の願いが叶う法則」でも「才能のある人間の願いが叶う法則」でもないです。

ただただ、その人が「こうだ」と信じていることが現実になるという法則です。

 

 

これは引き寄せではなく、重力の法則に例えるとわかりやすいかもしれません。

重力が人を選ぶことってあるでしょうか?

「あいつはダメな人間だから、多めに重力をかけてしんどい思いをさせてやれ」

「あの人は才能があっていいな、重力軽めで飛べるようにしてあげよう♪」

なんてことは決してないですよね、誰だろうと平等に重力がかかります。

 

 

引き寄せの法則も同じで、その人がダメだから邪魔してやろうとか、才能があるから味方してやろうとすることはありません。

誰だろうと平等に、信じていることが現実になります。

そのためもしあなたが、

「ダメな人間の願いは叶わないんだ」

と信じているならば、それが現実になります。

「ダメな人間だから」叶わないのではなくて、

「ダメな人間の願いは叶わないんだという信念が現実になっているから」叶わないんです。

信じていることが現実になる法則…ということは、とても基本的でありながらとても忘れやすいことでもあります。

いま一度、

「そういう法則、そういう仕組みなのだ。仕組みが人を選ぶことなどないのだ」

ということを思い出し、しっかりと意識してほしいと思います。

 

 

引き寄せで叶う人・叶わない人の違い

 

引き寄せで願いが叶う人、叶わないの人の違いは、

「仕組みに合わせているかどうかの違い」

です。

たとえばあなたが重力を利用して何かをしようとするとき、

「重力さん、私の都合に合わせて重力の具合を変えてください」

とは思わないはず。

重力はどうしたって変えられないのだから、自分が重力に合わせて工夫するしかないと思うはずです。

 

 

しかしこれが引き寄せになると、引き寄せが自分に合わせて変わってくれないかな?と考える方が多いように思います。

引き寄せは信じていることが現実になる仕組み。

であれば、現実を変えたいのならば信じていることを変えればいい。

…という、本当はただそれだけのシンプルなお話なのですが、

「でも、なんとか信じているものを変えずに現実だけを変えられないかな?」

と考えはじめてしまう。

これは、

「でも、なんとか重力が弱まって物が浮かんだりしないかな?」

と期待しているのと同じような状態だと思います。

残念ながら、これではいつまで経っても変わることはありません。

 

 

最初のうちは誰でも大なり小なり「引き寄せが私に合わせてくれれば…」という期待があるものだと思いますが、その間はうまくいかない時期が続きます。

その時期を経験し、

「そうか、こういう期待をしていても無理なんだな。

私が変わるしかないんだ。私が仕組みに合わせて、信じているものを変えるしかないのだ」

ということを受け入れられるかどうか。

受け入れた人の願いが叶い、受け入れまいと抵抗する人の願いは叶わない。

そういう違いであって、才能のあるなしといった違いは関係のないことです。

引き寄せでは、

「受け入れるとうまくいく」

「諦めるとうまくいく」

と言われることもありますよね。

そのとおり、仕組みが変わることはないという事実を受け入れ、抵抗するのを諦めることでうまくいくようになると思います。

 

 

どうぞ、あなたが仕組みに合わせにいってください。

これまで信じてきたことを思い切って手放して、より良いものを信じてください。

それに合わせて必ず現実もより良くなります。

「信じるものを変える」というのは、やる前は怖いと感じますが、しかし実際にやってみると、

「な~んだ、こんなに楽になれるならもっと早くこうしておけばよかった」

と思えるはずですよ(*^^)v

 

 

仕組みは人の選り好みをしない。

 

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