引き寄せの「既にある」って何?

花

 

既にあるって…どこを見てもないんですけど?

 

今回は「既にある」についてです。

引き寄せではよく、

「あなたの望むものは既にある」

というふうに言われることがあります。

これに対して、

「いや、既にあるってどこに…?どこをどう見てもないんですけど…」

と不思議に思う方も多いのではないかと思いますので、詳しく解説していきます。

 

 

目に見えるものではなく、リソースの話

 

まず、この「既にある」という言葉は正確な定義があるわけではないので、基本的にはどのように解釈しても自由です。

「こう解釈するのが正しい/間違い」というような正解不正解はありません。

なので例えば「お金を引き寄せたい」というとき、

「私の望むだけの現金は、既に私の手元にある」

と解釈してもOKです。これも間違いではありません。

ただこの解釈だと、

「間違いではないと言われても、どうにもしっくり来ないなぁ。

だって望むだけの現金、実際には手元にないんだもん。

実際はないのにあると言われても…」

と感じる方が多いのではないでしょうか。

そのような場合は別の解釈でも構いません。

 

 

例えば、

「現金はまだ手元にはないが、これから現金を手に入れるためのリソース(素質、知識、経験など)は既にある」

というのはどうでしょうか?

「あぁ、そっちのほうがまだ納得できるかも…」

と思うのであれば、この解釈を採用してみてください。

無理をして「現金が私のところに既にあるんだ!!」と思い込もうとする必要はありません。

「こう解釈するのが正しいぞ」という正解はない以上、大事なのは「正解に従うこと」よりも(そもそも正解がない以上正解に従うことは不可能)

「自分が納得できるかどうか」

「その解釈で前向きになれるかどうか」

のほうです。

自分が納得できる・前向きになれる解釈を選んでください。

 

 

リソースが既にあるというのも、いまいち?

 

ここまでを聞いて、

「うーん、現金が既にあるというよりはマシだけど、リソースが既にあるというのもなんだかいまいちだな…。

心から『そうだ、その通りだ!』と思えるかというと、そこまでではない。

私にお金を手にするリソース…素質や知識や経験なんて、あるっけ?」

と思う方もいるかと思います。

そこで、先日いただいたご報告を載せてみます。赤字部分に注目してみてください。

 

昔から営業職をしており、営業研修などを受けてもなかなか契約が取れないことが悩みでした。

この講座を受けたことで、親への未昇華の想いが今の現実に繋がっていると気づき「本当に自分の内面が現実になるんだ…」と驚きました。

これに気づいたとたん、嘘のようにスムーズに契約が取れ始めました。

受けた当時は無意味だと思った研修の内容が、ここに来て一気に活かされているのを感じ、必要な知識はすでに持っていたことにも気づきました。

引き寄せで「あっさり叶う」とか「あなたは必要なものをすでに持っている」と言われるのは本当のことだったと痛感しています。

 

こちらは私の講座を受けてくださった方からのお声です。

「リソースは既にある」というのはこの方の場合は、

「過去に受けた研修で得ていた知識」

のことです。

お金を手に入れるために必要なリソースを、実は既に持っていましたね。

ご報告内容に書かれてはいませんが、私はおそらく研修以外で得た経験や、持って生まれた素質なども活きているのではないかと思います。

 

 

こちらのご報告内容はあくまで一例で、既にあるリソースが何かは、もちろん人によって違います。

そして多くの方は、最初のうちはそれが自分のリソースであるということに気づいていません。

そのリソースが活きていない時点だと、どうしても「持っていても意味がない」と思いがちです。

意味がないどころか、時には「持っているのは悪だ」とすら思えることもあります。

たとえば、

「物事を深く追究する姿勢を持っている、思慮深い」

というのが自分のリソースだとしても、その本人は、

「悶々と長々と考えてしまうのは悪いことだ、これは私の欠点だ」

と思い込んで、自分のリソースを嫌っている場合もあります。

そのようにリソースを無意味だ、悪だと思っている時点では、

「あなたには、叶えるために必要なリソースが既にある」

と言われても「そうかなぁ…」としか思えないかもしれません。

 

 

しかし、私自身の経験や、受講して下さった方からのご報告を見てみても、

「持って生まれた素質や、生きてきた過程で得た知識・経験が、叶える際になって一気に活き出す」

ということは、ものすごくよくあることです。

今の時点でリソースに思い当たるものがないからといって「そんなものはない」と断じずに「あるけど気づいていないだけだ」と思うようにしてほしいなと思います。

「そんなものはない」と断じてしまうと、潜在意識は、

「あ、このリソースは活かさなくていいのね。リソースなどないと思える現実を作ればいいのね」

と判断するため、いつまで経っても活きることがない、活きることがないので願いも叶わない…となります。

対して「リソースは既にある」というつもりでいると潜在意識が、

「ほう、このリソースを活かしていいのね。既にあったんだ!と思える現実を作ればいいのね」

という判断をしますので、自分のリソースが活きやすくなる、ひいては願いも叶いやすくなります。

 

 

「私にリソースなどない」という判断は、顕在意識上で行っている判断…つまり、脳のほんの3%~5%にも満たない部分を使っての判断にすぎません。

残りの潜在意識の部分は、あなたのリソースが何かをちゃんとわかっています。

どういうときにどう活かせばいいのかもわかっています。

それを信じて「私には、必要なリソースは既にある」と思って過ごしてみてください。

「そんなものはない」と断じているときよりも、良い変化が訪れるはずです。

 

 

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あなたは、叶えるために必要なリソースを既に持っている。

 

 

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叶える方法は、あとから引き寄せられてくる

花

 

方法がわからないから、決められない?

 

今回は、

「叶えると決めるのが先、叶える方法はあとからついてくる」

というお話です。

引き寄せではよくこのように言われますよね、「まずは叶えると決めろ」と。

これに対して、

「でも、叶える方法がわからないのに叶えると決めることなんてできない。

『こういうふうに叶いそうだな』というふうに、ある程度目処が立っているのであれば『よし、じゃあ叶えよう』と思えるんだけど…」

と思うこともあるかもしれませんが、これだと順序が逆だということについて、詳しくお話していきます。

 

 

「叶えると決める」は誰もが普段やっている

 

「方法がわからないのに、叶えると決めることなんてできない」

一見もっともなようにも思えますが、実際にはみなさん日常生活で、

「方法がわからないのに、叶えると決める」

ということを自然にやっているはずです。

 

 

たとえば映画を見に行くとき。

まず「映画を見に行こう」と決めてから、

「近くの映画館どこだっけ、上映時間って何時だっけ」

と調べ始めると思います。

やりたいことを「やる、叶える、実現する」という決意が先にあり、

そのあとにそれを実現するために必要な情報、方法を探して取り入れていますね。

映画ではなく「旅行に行こう」でも同じです。

まず「旅行に行こう」という決意があり、そのあとに「どうやってそこに行こうか」と方法について調べます。

もっと身近なことで言うなら、

「今日の夕飯はカレーにしよう」

という決意が先にあり「おいしいカレーの作り方ってどんなかな?」というふうに方法について調べたりなど。

 

 

こういう感じで、

「まず叶えると決め、そのあとに方法がついてくる」

「決意が先、方法は後」

というのは、実は日常生活で誰もが当たり前のようにやっています。

 

 

大事なのはスケールではなく「順序」

 

このように言われると、

「カレー作りと願いを叶えることを一緒にしないでほしい…スケールが違うでしょ…」

と思うかもしれません。

けれど、違うのは「スケール」であって「順序」ではありません。

 

①叶えると決める

②叶えるための方法を探して見つける

 

この順序は、映画でも旅行でもカレーでも願いを叶えるのでもその他の何であっても変わることはありません。

スケールが変わっても順序が変わることはないのですが、

「願いを叶えることだけは別だ」

とそれだけを特別視し、それだけを順序を逆にして考えはじめるので、なかなかうまくいかなくなります。

 

 

叶わないのは「スケールが大きいから」ではなく「順序を逆にするから」です。

スケールの大小に惑わされることなく、順序に注目してください。

 

 

叶えると決めることによって、あなたの潜在意識は、

「それを叶えるための方法は何か?情報はどこか?」

と探し始めてくれます。

そのため決めたあとになってから、

「あ、この方法で叶うかも…!」

「お、これは叶えるために重要な情報だぞ!」

というものに出会います。

方法というのは、決めた後に引き寄せられてくるものです。

まずは方法がわからなくとも、情報はなくとも、叶えるのだと決意してください。

しつこいようですが、スケールは違っても順序は同じです。

スケールの大きさに動揺したり特別視したりせず、

「いつもの順序でやる」

ということを意識してみてください。

特別なことをする必要はありません、むしろいつも通りでいることのほうが大切です。

 

 

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スケールの違いに惑わされず、順序を守る。

 

 

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新しい動画講座のご案内

 

難しいことは、しなくていい。

 

こんにちは、岡野真です。
このたび、新しい動画講座を始めました。

講座名は「引き寄せの法則 動画講座-Basic Course-」です。

この講座は「Basic Course」の名のとおり、とてもわかりやすく取り組みやすい内容になっています。
この講座に向いている方は、以下のような方です。

 

・まだ引き寄せのことを知ったばかりで、難しいことを理解できるか不安な方

・ずっと前から引き寄せを知っているのに、ずっと変化がないままの方

・「波動」などの言葉に対し「目に見えないものなので、どうも心からは信じきれない。それよりも頭で理解できるような論理的な説明をしてほしい」と感じている方。

・引き寄せの情報を目にするたびに「どれが正しいのか?」と気になり、何かに取り組んでも「本当にこれで合っているのか?」と不安になって、取り組んでいる内容に集中できない方

・自己否定感が強く、すぐに「どうせ私なんかには願いは叶えられない」と考えてしまい、それをやめたいのにやめる方法がわからない方。

・日常生活でネガティブな感情に支配されることが多く「ポジティブでいよう」と思っても、どうしてもネガティブ感情のほうが勝ってしまう方。

・引き寄せで自分に自信を持ちたいし、望む現実へと変えたいが、正直なところ難しいことはしたくないと思っている方。

 

「難しいことはしたくない」

そう感じるのであれば、そのとおり難しいことはしなくていいと思います。
私は常々、
「みんなあれこれと難しいことを考えすぎている。
楽して叶えたいと思っているわりには、難しいことばかりに取り組んで苦しんでいる。
引き寄せは本当はまったく難しくなんかない。
もっとシンプルに考えて簡単なことに取り組んだほうが現実が変わるのは早い」

と感じています。
大事なのは難しいことをやれるようになることより、

「そもそも難しいことなどする必要はないと気づくこと」

です。
この動画講座の内容を見れば、
「なんだ、引き寄せって意外と単純なんだな」

とわかるのではないかと思います。

 

講座の内容について

 

動画の本数は19本、視聴時間は合計6時間30分です。

 

①引き寄せの法則についての基本的な説明

②「叶った私」に移行するために

③移行の際に意識してほしい4つのこと

④願いが現実化するまでの4つのステップ

⑤~⑱「叶った私」への移行を早めるために

⑲忘れないでいてほしい重要点3つについて

☆3ヶ月のメールサポートつき

 

座学だけではなくワークもあります。
私が話しているのを聞くだけ(座学だけ)だと「なるほど、そうなのか」で終わってしまうかもしれないので、

その話をもとにして日常で取り組んでほしいワーク、なるべく早く「叶った自分」に移行するためのワークをたくさんご用意しました。
もちろんワークはシンプルなものばかりですので、難しくて取り組めないということはないと思いますのでご安心ください。

もしわからない点があった場合にも3か月間は何度でもメールでご質問をお受けします。

意味がわかりにくい部分があったりとか、

「ワークをやってみたけど、本当にこのやり方で合ってるのかな?」

と不安になったなど、何か確認したいことがあるときには遠慮なくメールを送ってください。

 

PDFをご購入なさった方にこそ受けていただきたい講座

 

以前に「引き寄せRevolution」「わずか4STEP!理想のあなたになる方法」というPDFを販売しておりましたが、
「この2つを融合させたような、わかりやすくて効果が高くて、かつワークは簡単な動画講座を作りたい」
と思い制作したのが今回の講座です。

PDFをすでにご購入済みの方だと、

「今回の講座と、PDFが同じような内容でしかなかったら嫌だな…」

と心配になるかもしれませんが、1からブラッシュアップし、PDFには書かなかった内容も盛りだくさんに入っていますので、
「PDFとはまるで別物だ、新しい発見がたくさんあるぞ!」
と思っていただけるような講座に仕上がっています。

決してPDFの二番煎じではないので、その点はご安心ください。

PDFをご購入なさっていない方はもちろんのこと、すでにご購入済みの方にこそ、どれだけ違うものに生まれ変わったのかをぜひ見ていただきたいと思っています。
「そういえば以前にPDFを購入したけど、途中で取り組むのをやめてしまったな」
という方は、この機会に気持ちも新たにまた取り組みなおしていただけると嬉しいです。

以下からさらに詳しい内容をご確認&お申し込みができます。
あなたの引き寄せが加速しますように!

 

 

noteからもお申込みが可能です。

その場合はこちらからどうぞ↓

動画講座-Basic Course-のご案内|岡野 真 (note.com)

 

 

 

 

 

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願いって「あっさり」叶うんじゃなかったの?

 

「全然あっさり叶わない」と感じていませんか?

 

今回は「あっさり叶う」についてです。

引き寄せではときに、

「願いはあっさり叶う/奇跡は簡単に起きる」

などと言われることがあります。

しかし中には、

「そういう言葉を聞いて『あっさり叶うんだ、そういう奇跡だって簡単に起きるんだ』と思おうとしているのに、全然あっさり叶わないよ!奇跡起きないじゃん、なんで?」

と思っている方もいらっしゃるかもしれません。

今回の記事は、そのような方にぜひ読んでいただきたい記事です。

 

 

この言葉が伝えたいのは、自分の可能性

 

「願いはあっさり叶う/奇跡はあっさり起きる」

私はこうした言葉は、言葉そのまんまの意味で「奇跡ってあっさり起きるんですよ」と伝えたいわけではないと思います。

そうではなく、

「奇跡があっさりと起きてもいいほどに、自分は素晴らしい存在なのだと思いましょう」

ということを伝えたいんじゃないかなと思います。

多くの方は、

「自分なんかにそんなに良いことが起きるはずがない」

と思い込んでいます。

そうして「自分なんか」と自分を否定し、自分の可能性を限定するのをやめましょうということ。

大事なのは「奇跡があっさり起きるかどうか」よりも「自分の可能性を信じるかどうか」のほうです。

けれど「奇跡はあっさり起きる」とだけ言われると、

「そうか、そう思えば私なんかの願いでもあっさり叶うようになるのかも…じゃあそう思わないと!」

と解釈する方もいるのではないかと思います。

 

 

「私は奇跡があっさり起きてもいいほどの素晴らしい存在だ」

と思っているのと、

「ダメな私でも奇跡を起こせるかも…!奇跡よ、あっさり起きて!」

と思っているのではだいぶん違いますよね。

前者は自分を肯定して奇跡を受け入れていますが、後者は自分を否定して奇跡に縋っています。

引き寄せは、その人の「前提」が叶う法則です。

前者のほうは前提に自分への肯定がありますので、

「私は素晴らしいのだ、私には価値や可能性があるのだと思えるようなこと」

が引き寄せられてきます。

対して後者の、

「ダメな私でもあっさり奇跡を起こせるかも…!」

というのは、前提に自分への否定がありますので、この場合に現実化するのは「自分への否定」です。

つまり「自分はダメだと思えそうなこと」を引き寄せるのであって、奇跡を引き寄せるわけではありません。

 

 

このような違いがありますので、後者のほうになっていなかったかな?と自分の気持ちを確認してみてください。

そうなっていた場合には、

「願いがあっさり叶う/奇跡があっさり起きる」

ということではなく、

「自分の素晴らしさ、価値や可能性を信じよう」

というふうに意識してみるとよいかと思います。

奇跡というのは、自分を信じた「結果」として起きるものであって、最初から「目的」にして起こそうと思うものではありません。

目的は「自分を信じる」ということのほうですので、そちらに目を向けるようにしてみてください。

 

 

あっさり叶わなくていいやと思うとあっさり叶う

 

自分を信じることができるようになっていくと、かえって、

「別にあっさり叶わなくてもいいや、奇跡が起きないなら起きないでいいや。

起きないなら起きないで、まぁ自分でなんとかできるだろう」

と思えるようになってきます。

「奇跡が起きないと困る」と他力に縋るのではなく、自力でも何かしてみようか、できるはずだと思えるようになります。

そうして自力で何かしようという前向きな気持ちがある人のことは、周りも応援しようという気になります。

他力が応援してくれると、自分一人で何かをするよりもずっと叶う速度は早まるので、それこそ、

「まるで奇跡のようにあっさり願っていたことが実現した」

となるのも珍しいことではないと思います。

 

 

奇跡を拠り所にするのではなく、自分自身を拠り所にできるよう、自分の可能性のほうに目を向けてみてください。

そうすることで結果的に、奇跡は起きやすくなるはずです。

 

 

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あっさり叶うかどうかは結果であって目的ではない。

目的は「自分を信じる」ということ。

 

 

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引き寄せをやっているのに、嫌なことが起きるときは?

花

 

嫌なことを引き寄せてしまう原因とは?

 

今回は、

「引き寄せをやっているのに、願いが叶うどころか嫌なことが起きてしまう」

と思っている方にぜひ読んでいただきたい記事です。

こういうときってついつい、

「なんでなんだぁ~、やっぱり私はダメな人間なのかぁ…」

と嘆きたい気持ちになってしまうかと思いますが、ここはしっかりと、

・なぜそうなってしまうのか

・うまくいく人とどこがどのように違うのか

について考えていきましょう。

 

 

引き寄せに成功しているので、嫌なことが起きる

 

あくまで一例なのですが、引き寄せに取り組みはじめると急に身の回りで、

「こんなの間違ってる!」

「この人は一体なんでこうなわけ?」

と言いたくなるような事態が増えることがあります。

これは自分の心の中に、

「私は人より優れたい。自分は正しいのだと思いたい」

という思いがあるときによく起きる現象です。

 

 

なぜこういうことが起きるかというと、優れているかどうか、正しいかどうかというのは、何か比較する対象がないと判断できないことだからです。

何かがひとつしかない状態だと、それが良いのか悪いのかは何とも言えないですよね。

何か別のものが存在して初めて、

「比べてみるとこっちのほうが優れているわね」

と判断できます。

 

 

つまり、自分が優れている・正しいのだと判断するためには、自分よりも劣ったもの・間違ったものの存在が不可欠です。

そのため、身の回りに間違っていると思えるものが引き寄せられてやってきます。

間違ったものを目にすれば、当然腹が立ったり悲しくなったりなど、気分は良くないですよね。

でも腹を立てつつ、そのとき心の中では、

「こんな間違ったものと比べて、私のほうが優れているし正しいわ」

と思えているはず。

「私は人より優れたい。自分は正しいのだと思いたい」

その思いは叶っていると言えます。

実は引き寄せにちゃんと成功しているんです。

 

 

ただ、さきほど言ったように、このときの気分は決して良くはありません。

そのため自分の思いが叶っていることに気づかずに、

「なんで引き寄せをやってるのに、こんなに気分の悪くなるようなことが起きるんだろう?」

と不思議に思えてしまうことがあります。

こういうときはつい、

「引き寄せがうまくいっていないから嫌なことが起きるんだ」

と思いがちですが、むしろ逆で、ちゃんと引き寄せがうまくいっているからこそ嫌なことが起きています。

引き寄せではときにこのようにして、

「本人の納得できない形で叶う」

ということも起きます。

必ずしも、良い気分で叶うわけではないということを覚えておいてください。

 

 

でもやっぱり、気分良く叶えたい

 

とはいえ、どうせ叶うのであればやっぱり気分よく、納得できる形で叶えたいものですよね。

そのためにはどうすればいいのかというと、

「人より優れたい。自分は正しいのだと思いたいという思いよりも、さらに奥深くにある願いは何だろうか?」

「そもそも私は、なぜ人よりも優れたいと思っているのだろうか?」

と、そのように考えてみてください。

 

 

おそらくは、

「自分が劣っているのではないか、間違っているのではないかと思うと不安で怖い。

無価値感に怯えずにもっと安心して生きたい」

「自分は優れているのだと思うことができれば、もっと自分に自信が持てそう。

私はもっと胸を張って生きたい」

そういう理由があるのではないかと思います。

つまり本当に望んでいることは、

「安心したい」

「自信を持ちたい」

のほうです。

その本当に望むもののほう、安心や自信に目を向けてください。

「人より優れたい、自分は正しいと思いたい」

という願いを、

「私は安心し、自信を持とう」

という決意に変えます。

こうすることで、今度は安心できる・自信を持てるようなことが引き寄せられてきます。

こうしたものが引き寄せられてくれば、今度こそ嫌な思いをせずに、納得してそれを受け取れますね。

 

 

嫌なことが起きる人・起きない人の違い

 

引き寄せで嫌なことが起きてしまうという人と、良いことが起きるという人の違いを見てみると、

 

・嫌なことが起きる人は、表面的なことを願っている。

・良いことが起きる人は、本質的なことを選んでいる。

 

という違いがあるように思います。

「表面的なことを願っている」というのは、

「私は優れたいよ、自分を正しいと思いたいよ…」

と考えている状態です。

これは上で書いたように間違ったものを引き寄せるので、嫌な気分になります。

対して「本質的なことを選んでいる」というのは、本当に望むこと…つまり安心や自信を得るのだと決意している状態です。

「安心したいよ~、自信がほしいよ~」

ではなく、

「私は安心するのだ、自信を持つのだ」

というふうに、これから自分がすることを自分で選択しています。

「本当に望むものを選択する」

このことを意識することで、もっと気持ちのよい引き寄せができるようになっていくと思います。

 

 

いま嫌なことが起きてしまっているという場合は、

「引き寄せがうまくいっているからこそ、こうなっているのではないか?」

「私がいま望んでいることは、表面的なことではないのか。

もっと奥深くに本当に望むことがあるのではないのか?」

と考えてみてください。

何か気づくことがあるかもしれません。

 

 

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表面的なことを願うのではなく、本質的なことを選ぶ。

 

 

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本当の願いに目を向けると、引き寄せはうまくいく

花

 

「優れたい、完璧でありたい」は本当の願いか?

 

今回は「本当の願い」についてです。

引き寄せで何かを叶えたいのになかなか叶わないというときは、

「私は完璧を目指して、願いを叶えようと頑張っているのではないだろうか?」

「でも、完璧になることは私の本当の願いなのだろうか?」

と疑ってみてほしい、というお話です。

 

 

人はときに、

「もっと正しくて優れた人間になりたい」

という理由で何かを叶えようとすることがあります。

叶えることで今よりも立派な自分へと、より完璧な存在へと近づけそうだからそれを叶えたい…と。

けれど私は、人が本当に望んでいることって、

「完璧になりたい」

ということではなくて、

「完璧じゃなくても受け入れてほしい」

ということではないのかな、と思います。

 

 

過去の何かの経験から、

「私は優れていなければ認めてもらえない」

「私は完璧でなければ受け入れてもらえない」

という学びをした場合、

 

①完璧でなければ受け入れてもらえないんだな

②じゃあどうすれば完璧に近づけるだろう?

③そうだ、これを叶えれば完璧に近づけそうだ

④よし、ではそれを叶えよう

 

この順で何かを叶えようとしだすことがありますが、しかしこれだと仮に叶ったとしても、

「でもまだまだ完璧ではない、もっとすごい人がいる、もっと頑張らないと受け入れてもらえない」

となって、終わりなく何かを叶えるために努力しなければならない生活が続いてしまいます。

それが本当に心から望んでいる生活ならばいいのですが、たぶんそうした生活を望んでいる方よりは、

「本当は、完璧じゃなくても受け入れてほしい」

「完璧を目指して頑張るなんて辛くて嫌だ」

と思っている方のほうが多いのではないかと思います。

 

 

いくら頭(顕在意識)で、

「完璧を目指そう、そのために〇〇を叶えよう」

と思っていても、心(潜在意識)のほうは、

「そんなの辛くて嫌だ、それでは叶えても苦しい生活が続くままだ」

と反発する。

そのため願いがなかなか叶わなくなる…ということはよくあります。

 

 

本当の願いは、自分で叶える

 

ではどうすればいいのかについてですが、まずは、

「私は、完璧ではない自分のことを自分で受け入れていこう」

という気持ちを持ってほしいと思います。

「完璧ではなくても受け入れてほしい」

という自分の願いを、自分で叶えようとしてみてください。

 

 

こう言われると、

「いや、自分で叶えるんじゃなくて人に叶えてほしい、人に受け入れてほしい」

と感じるかもしれませんが、人は自分で「私は完璧でなくてもいいのだ」ということを受け入れていない場合、仮にどれだけ人から認められたり褒められたりしても素直に受け取ることができません。

ほんの束の間嬉しくなるだけでその嬉しさはすぐに消えてしまったり、ときには嬉しいどころか「なんの魂胆があって私などを褒めるのか」と不快に感じることさえあるかもしれません。

自分を受け入れているぶんだけしか人からの承認を受け入れることができませんので、まずは「自分で自分を受け入れる」ということに意識を向けてみてください。

何をどうすればいいのかがわからなくても、まずはとにもかくにも、

「私は私を受け入れるんだ、とにかくそうするんだ」

ということだけを意識して過ごしてみると、徐々に何をどうすればいいのかということはわかるようになってくると思います。

たとえば日常の中でふと、

「あ、別にここで無理してこういうふうに振る舞う必要ないよね?」

と気づいたりとか。

以前ほど「相手に嫌われるかも…」ということを気にしなくなってくるとか。

そういう何かしらの変化が起きて、自分で自分で受け入れることができるようになっていきます。

「自分を受け入れる方法がわかったらやってみよう」

ではなく、

「方法などわからないがとにかくやるんだ」

と思うと、あとから方法はついてきます。

 

 

「完璧でなければ」と思っている状態だと、視野が狭くなって見当違いなことをしてしまったり、間違えるのが怖くて行動できなかったり、人に頼れなかったりします。

けれど「完璧じゃなくてもいい」と思えると、視野が広まり柔軟性も出ます。

間違えてもいいと思えるので行動力も出ますし、人に頼ることもできるようになりますし、そういう変化のおかげで、これまで叶わなかった願いがあっさりと叶ってしまうこともよくありますよ。

 

 

あなたの本当の願いは、

「完璧じゃなくても受け入れてほしい」

ではありませんか?

その本当の願いを、自分で叶えてあげましょう。

 

 

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引き寄せで誤解しがちな点の解説や、願いが叶いやすい願望設定の仕方などについてお話しています。

動画の詳細については以下からどうぞ。

 

 

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「不安は幻想」ならば、私はなぜこんなにも苦しいの?

花

 

どう考えても、不安なんですけど…?

 

今回は「幻想」についてです。

引き寄せでは、

「不安は幻想/恐怖は幻想/エゴは幻想」

というふうに、何かを幻想だと言うことがあります。

これに対して、

「なんだかわかるようなわからないような…?」

「いや、どう考えても不安なんですけど?これが幻想ってどういうこと?」

などなど、どうもしっくりこない方へ向けて詳しくお話していきます。

 

幻想なのは不安ではなく「不都合」

 

「不安は幻想である」

この表現も間違いではないと思うのですが、

「不都合は幻想である」

と表現すると、もうちょっとわかりやすくなるかな?と思います。

 

 

人は誰でも願いを叶えたいものですが、しかし叶えたいという気持ちと同時に、

「でも叶えようとすると悪いことが起きるのでは?」

という不安を感じることもあります。

たとえば、

「お金持ちになりたいけど、なったせいで友達を失ったらどうしよう?」

とか、

「変わりたいけど、変わったら今までが間違いだったと認めることになってしまう」

「チャンスが来てほしいけど、来たところでそれを活かせなくて打ちのめされてしまうかもしれない」

というふうに、友達を失う、間違いを認めることになる、打ちのめされる…などなど、

「何かしらの不都合なこと」

が起きるような気がして、不安になることはないでしょうか?

 

 

私は、このような不都合は実際には起こらないと思います。

友達を失うこともないし、間違いを認めることにもならないし、打ちのめされるということもないし、その他「こういう不都合が起きるかも」と思っていることは、実際には起きないこと。

起きるような気がしているだけ。錯覚。幻想。

なのでさきほど、

「不都合は幻想である」

と言いました。

 

 

けれど、不都合が起きるかもと思えて不安になっているとき、その感じている不安は本物です。

実際にいま自分がここで、確かに感じている感情です。

そしてこうした不安は「不安になるな!」と抑え込むよりも「私は今、不安なんだな」と肯定したほうが解消されていきやすいです。

なので、

「不都合は幻想だが、不安は本物」

として、不都合のほうに対しては、

「あたかも本当に起きるかのように思えて起きないんだ~幻想だ~」

と思う。

そして自分の感じている不安のほうに対しては、

「でも、いくら幻想だろうと不安なものは不安だよね。

お化け屋敷に出てくるお化けって、本物じゃなくてスタッフさんだけど、それを頭でわかっていたって怖いと感じるのと同じ。

不都合が幻想だと頭でわかっていたって、心で不安に感じるのは自然なことだ。

いま、ここで、この私は、確かに不安を感じているんだ。

この不安のことは肯定しよう。

自分の感情までもを否定する必要はないよね」

と思うと、気持ちが楽になるのではないかな?と思います。

 

不都合を肯定し感情を否定していないか?

 

「幻想だと思おうとしているのに辛いままだ」

という方を見ていると、逆をやっているようだなと思うことがあります。

不都合なことが起きるに違いないと思い、湧き上がってくる不安に対して、

「幻想だ、こんな不安は幻想なんだ!」

と自分に言い聞かせて、その不安を押し込めようとしている方もいるな、と。

さきほどの、

「不都合は幻想だが、不安は本物」

とは逆に、

「不都合は本物だが、不安は幻想」

として、不都合のほうは肯定し、自分の不安のほうを否定しています。

これだと不都合が脅威的に感じますし、その上その脅威的な不都合に対して不安を抱いてもいけないという、ものすごく苦しい状態になります。

辛いままなのも無理はないだろうと思います。

 

 

「あ、そう言われれば、私は自分の不安のほうを幻想だと思おうとしていたな…」

と思った方は、その不安はどうぞ認めてあげてください。

不安に限らず、感情というのは認めることで和らいで消えていくものです。

抑え込むと倍増するという性質がありますので、消したい感情は認めるほうが効果的です。

 

「不安は幻想」も間違っていない

 

とはいえ「不安は幻想である」という表現も、決して間違いではありません。

今回の記事のように「不安」と「不都合」を細かく分けていないだけで、言いたいことはやはり、

「怖れているようなことは起こらないよ」

ということだと思います。

 

 

人の性格はさまざまですので「不安は幻想」と聞くことで、

「そっか、だったらこの不安に惑わされなくていいよね。うんうん、この不安は幻想だと思うと楽になった♪」

と心が楽になるという性格の方もいるのではないかと思います。

そういう方は「不安は幻想」という表現が自分に合っているのだと思いますから、それでOKです。

 

 

対して、

「どうも自分には合わないみたい。不安は幻想だと思おうとすると、不安をただ押し込めるようになってしまって苦しい…」

と感じる方もいるかと思いますので、そのような方は、

「不都合は幻想でも、自分の不安は本物なので肯定しよう」

ということを意識してみると、その苦しさが和らぐかもしれませんので試してみてください。

 

 

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引き寄せの仕組みについてや、叶いやすい願望設定の仕方、ネガティブ感情との向き合い方などについてお話ししています。

詳細は以下からどうぞ↓

 

 

不都合は幻想。不安は本物。

 

 

引き寄せの「手放す」とは何をすればいいのか?

花

 

手放すとは…つまり何なの?

 

今回は、引き寄せの「手放す」についてです。

手放すとうまくいく、願いが叶うと言われたりしますが、

「手放すとは何を?どうやって?何をすれば手放したことになるんだ?

なんで手放すことでうまくいくようになるんだ?

結局何なのかがよくわからん…」

と不思議に思っている方もいるのではないかと思いますので、詳しくお話していきます。

 

 

手放すとは、抵抗をやめること

 

私の場合は何かがうまくいってほしいとき、叶ってほしいときには、

「起きることに抵抗しない」

ということを心がけています。

そしてこの「抵抗しない」というのと「手放す」というのは、同じことなのではないかなと思っています。

 

 

願いが叶ってほしいとき、人はついつい、

「これこれこういうふうに叶ってほしい」

「いついつまでに叶ってほしい」

と、叶う方法や期間にこだわりがちです。

それも無理のないことなのですが、このように方法や期間を限定すると、

「どんな方法で叶ってもいいよ、いつ叶ってもいいよ」

という状態に比べると、制限が多いため叶いづらくなります。

 

 

ここで、

「いやいやいや、逆じゃない?

どんな方法で叶ってもいいなんて思ったら、すごく嫌な方法で叶うかもしれないじゃん。

いつ叶ってもいいなんて思ったせいで、ものすっごく叶うのが遅くなるかもしれないじゃん。

やっぱり良い方法で早めに叶ってほしいし、どんな方法でもいいとか投げ出さないほうがいいんじゃない?」

という気持ちが湧いた方もいるかもしれません。

おっしゃるとおり、誰だって良い方法で早めに叶ってほしいものですよね。

そして元より、願いというのはその人にとって一番良い方法で一番早く叶うようにできています。

自分で気づいていないだけで、自分の潜在意識はいつどうやって叶うのがベストかを知っています。

なので「なんでもいいよ」と自分の潜在意識を信じて任せておけば、それが一番良いようになります。

 

 

…ですが、これはなかなか顕在意識では納得しがたいことです。

「潜在意識が何がベストかを知っている?

そんなの、証拠もないのに信じられない…。

自分でしっかり方法やタイミングを管理したほうが叶いやすいはずよ!」

といった疑いが出てきて、ハラハラドキドキと現実を見張ってしまいます。

そして現実に何か変化があると、

「むっ、こういうふうに現実が動くのは叶わないからじゃないのか!?

悪いほうに動いているっぽい、なんとかしないと!!」

と頑張って現実を変えようとするので、せっかくベストな状態で叶おうとしていた現実が変わってしまって叶わなくなります。

叶えたい身としては良かれと思って、頑張ってできることをしているのですが、かえってそれが仇になってしまうんです。

 

 

あれこれしないことが大切

 

私も昔はこうしてさんざんジッタンバッタンしたのですが、薄々、

「もしかして、私がジタバタするせいで叶わないのかもしれない…。

そうだ、引き寄せではお任せしましょうとか言われるじゃないか。

怖いけどそうしてみよう…」

と思い、そこから思い切って、

「私は何が起きてもジタバタしない。ここから先は抵抗しない」

と決めて過ごしたことがありました。

もちろん最初は怖いし、現実に変化があると「どうなるんだ!?」とヒヤヒヤして身体に力が入ったりします。

そういう時は意識的に力を抜いて、

「抵抗しない、抵抗しない…」

と頭の中で繰り返すようにしていました。

 

 

これをしていると徐々に、

「そうだ、放っておけば良いようになるさ」

と思えてきましたし、実際、ジタバタしているときよりもすんなりと事が運ぶようになり、

「あぁ、『自分の潜在意識はどうすればいいかわかってるから任せればいい』というのは本当なんだろうな」

と思うようになりました。

 

 

引き寄せでは、

「任せる」

「委ねる」

「手放す」

「諦める」

「降参する」

「抵抗しない」

「コントロールしない」

などなどの言葉が出てきますが、これは言葉が違うだけでどれも、

「良かれと思って現実にあれこれ働きかけないように」

という意味だと思います。

私の場合は「手放す」という言葉よりも「抵抗しない」のほうがしっくりくるのですが、まったく逆に、

「手放すというのはわかるが、抵抗しないってのはなんかピンとこないな」

と感じる方もいるでしょうし、

「私は任せるという言葉が一番わかる感じがする!」

など、人によってさまざまだと思います。

人それぞれ自分に合う表現は違うとしても、いずれにせよ、

「現実で起きたことをどうこうしようとしない」

といった意味合いなので、そのように意識してみるといいかなと思います。

 

 

最初のうちは、

「願いは本人にとって一番良い方法で一番早く叶うようにできている」

ということがなかなか信じたがたいかもしれませんが、経験してしまうと、

「あぁ、本当だ。これまで叶わなくしていたのは自分だったんだな」

と腑に落ちるのではないかと思います。

 

 

こんな感じで、人はついつい叶えようと頑張って、かえってそのせいで叶わなくなってしまうことがあるのですが、引き寄せではこれを「叶わないを叶えている」なんて言ったりします。

この「叶わないを叶えている」について詳しく書いたnote記事もありますので、読んでいただけると嬉しいです↓

 

引き寄せについて学べる無料動画講座も行っています。

動画は全部で6本、すべて無料で見られます。

あなたの引き寄せのお役に立てば幸いです↓

 

 

「手放す」とは、現実で起きることに抵抗しないということ。

願いはあなたにとって、一番良い方法で一番早く叶うようにできている。

 

 

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カテゴリ:引き寄せの法則 

既に叶っているからこそ、喜ばなくていい

花

 

既に叶っているから嫌なことが起きる?

 

今回は「既に叶っている」についてです。

引き寄せでは、

「願った瞬間に叶っている」

「嫌なことが起きても、それは叶っているからこそ起きたこと」

と言われることがあるので、これについて詳しくお話していきます。

 

そもそも既に叶っているって本当?

 

まず、

「そもそも、願った瞬間に叶っているって本当なのかなぁ?」

と思う方もいらっしゃるのではないかと思います。

これに関しては私は、

「これを叶えたい!そうなったら嬉しい、だからそうしよう!」

というような主体的な感じ、「決めた」に近い感じで願ったのであれば、そう願った時点で叶うことはほぼ決定したようなもの、その瞬間に叶っていると言ってもいいのではないかと思います。

 

 

ただ、

「あ~、こうなればいいのに…まぁどうせ無理だろうけど、でもこうなればいいのに~…はぁ…こうなりますようにぃぃ…」

↑これも一応「願った」と言えますが、こういう「縋った」に近い感じで願ったとしても、その瞬間に叶うことが決定するということはないと思います。

 

 

そして、ちゃんと(決める寄りの意味で)願ったのであれば確かにその後、叶えるために必要なことが起きてくるなと感じます。

叶えるためには今より成長しなきゃいけないので、何かしら自分が成長できるようなことが起きます。

それが嬉しい出来事なときもあるのですが、ときには嫌だなと思うことが起きる場合もあります。

たとえば、一緒にいても成長できない人との縁が切れるとか。

成長のために必要な何かを買ってお金が出ていくとか。

こういうのは、

「人との縁が切れた/お金が出ていった」

というところだけを見ると嫌に思えますが、結局はそのおかげで成長できて叶うわけですから、あとから思い返すと「あれは必要なことだったな」と思えるはずです。

 

「必要」と「喜ぶ」は関係がない

 

しかし、

「嫌なことは既に叶っているからこそ起きたこと、必要なことだ」

というのと、

「だからそれを喜ばなければいけない」

というのは全然別のことである、ということも意識してほしいと思います。

 

 

引き寄せに取り組んでいる方の中には、何か嫌なことが起きたとき、

「これも叶っているからこそだ!だから嫌だと思っちゃいけない、感謝感謝!」

と、無理に喜ぼうとする方もいらっしゃいます。

もし、

「これから喜べた人の願いだけが叶います」

とかいう決まりなら喜ばなきゃいけないかもしれませんが、そんな決まりはなくて、もう叶っているんです。

ならば、喜ぼうが落ち込もうが構わないんじゃない?と思います。

「既に叶っているなら喜ばなきゃ」

ではなく、

「既に叶っているなら喜ばなくても問題ない」

です。

 

 

たとえばネットで商品を注文したとき。

まだ手元にほしい商品はありませんが、今後届くことは決まったも同然という状態ですよね。

(これが「既に叶っている」の状態です)

で、注文したあとに「無理して喜ばなきゃ!」とやるかというと、やらないんじゃないかと思います。

喜ぼうが喜ぶまいがそれとは関係なく届くのですから、泣きたいなら泣けばいいし、怒りたいなら怒ればいいです。

願いが叶うときも同じです。

喜ぼうが喜ぶまいがそれとは関係なく叶うのですから、泣きたいなら泣けばいいし、怒りたいなら怒ればいいです。

嫌なことがあったときには、

「嫌だな~、やってらんねーぜ、しんどいわ~」

でいいんです。

そうして素直に辛いと言えるほうがまだ楽なのではないかと思います。

 

引き寄せは観念が現実化する

 

「無理に喜ばないと!嫌だと思っちゃダメ!」

と思う方は、頭では「既に叶っている」と思いつつも、心の中には、

「喜ばないと、感謝しないと、ポジティブでいないと叶わなくなる」

「ネガティブになると叶わなくなる」

といった観念があるのではないかと思います。

こうした観念に囚われないように気をつけてください。

 

 

引き寄せは、

「ポジティブでいると願いが叶う法則」

「ネガティブになると願いが叶わなくなる法則」

ではなく、

「その人の観念が現実になる法則」

です。

なので「ネガティブになると叶わない」という観念がある場合、その観念が現実化してネガティブになると叶わない現実になります。

本人からすると、

「ほら、やっぱりネガティブになると叶わないんだ」

と思えますが、

「ネガティブになると叶わない」

ということと、

「ネガティブになると叶わないという観念が現実化する」

というのは違うことなので、この違いを意識してみてください。

 

 

観念が現実化するのであれば当然、

「ネガティブでも叶う、無理に喜ばなくても叶う」

としたならば、今度はその観念が現実化するのでネガティブでも叶う現実、無理に喜ばなくても叶う現実になります。

「喜ばないと叶わない」という観念をもってしていかに喜ぼうかと頑張るのではなく、

「そもそも喜ばなくていい」

ということに気づくと、楽になれるのではないかと思います。

願いを叶えるというのは、本当は今あなたが思っているより楽なものです。

 

 

ただいま、無料動画講座を行っています。

今回の記事に出てきた「ネガティブは現実化しない」ということとか、良かれと思ってやってしまいがちな「叶わなくなるような願望設定」がどんなものか…などなどについてお話しています。

動画は全部で6本あって、全部無料で見られますので参考になさってください。

 

 

「既に叶っているなら喜ばなきゃいけない」

ではなく、

「既に叶っているなら喜ばなくていい」

 

 

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先日、動画がすべてリニューアルされてさらに理解しやすくなりました

初めて見る方はもちろんのこと、以前に一度見たことがあるという方も、一新された内容がお役に立つのではないかと思います。

4話ともすべて無料です。

 

 

引き寄せられないのは「不自由な二択」のせい?

選択

 

あなたの選択肢、本当に二つですか?

 

今回は、なかなか引き寄せられないときに確認してみてほしいことについてです。

引き寄せがうまくいかないよ~という方を見ていると、

「思考がAかBかの不自由な二択になっていることがあるな」

と感じますので、この記事ではそのことについて詳しくお話していきます。

 

 

なぜか除外される選択肢C

 

日常生活でときどき、

「好きなことをして薄給or嫌いなことをして高給、どっちがいい?」

みたいな、二択のお話が出てくることがあると思います。

前者を取れば薄給だし、後者を取れば嫌いなことをしなきゃいけないし…。

どっちを取ってもデメリットがあるので、なかなか選び辛いですよね。

このとき実は「好きなことをして高給」という選択肢もあるのですが、それはなぜか出てきません。

 

 

引き寄せでも、こういう不自由な二択で考えている場合があります。

たとえば引き寄せでは、

「今、幸せになればいい」

と言われることがありますが、この言葉を聞いて、

「それって、未来で願いを叶えるのを諦めろってこと?

いやだよ、私は未来で幸せになりたい!だから今を幸せとするわけにはいかない!」

と感じる方、いらっしゃいませんか?

これって、

「今が幸せな代わりに未来は不幸or今は不幸な代わりに未来は幸せ」

という、どっちを取っても満足できないような二択思考になっています。

実は「今は幸せで未来も幸せ」という選択肢もありますし、一番望んでいるのはそれのはず。

でも、一番良い選択肢が端から除外されてしまっています。

 

 

こういう感じで、

「潜在意識下ではCを望んでいるのに、顕在意識上にはAかBしか出てこない」

ということがあり、そしてこうなると、

「今幸せになるわけにはいかないぞ!」

と、不幸でいることを選択して辛いを思いをすることになったり、

「Aを叶えようとしているけど、本当の本当はCがいいのでなかなかAが叶わない」

みたいなことが起こったりします。

 

 

引き寄せられないどころか、ちゃんとできている?

 

本当に望んでいるはずの選択肢Cが最初から除外されてしまう。

これがなぜなのかというとその人の中に、

「そんな都合の良いことなどあるはずがない」

「私などがそんな良い思いをしていいはずがない」

「人は良い思いだけではなく苦労もするべきだ」

「人は謙虚なのが良いことだ、多くを求めるのは傲慢だ」

「人生というのは厳しいものなんだ」

というような観念があるからだと思います。

こういう観念があるので、自分でも気づかないうちに望むものを除外して考え、望まない二択で考えてしまうのだと思います。

 

 

そしてこのとき実は、あなたは引き寄せられないどころか、うまく引き寄せができてしまっていることにお気づきでしょうか?

順序としてはこうです↓

 

①人生は厳しいという観念がある

②そのような観念があると、無意識に楽しい選択肢は除外される

③厳しい選択肢しか意識の上に出てこなくなる

④そして「辛い、叶わない…人生って厳しい…」と思っている

 

これ、①観念と④現実が一致していますよね。

「観念が現実化する」というのが引き寄せですから、ちゃんと引き寄せができているということになります。

「いやいやそんな…そんなふうに引き寄せたいんじゃないんですけど…」

と思っちゃいますけど、引き寄せってこういうものなので、自分の観念に注意してみてくださいね。

 

 

でも「自分の観念に注意」と言ったって四六時中見張ってるなんて無理ですから、次に何かに悩んだときにでも、

「あれ?もしかして私いま、人生は厳しいとか、自分が良い思いをするべきではないみたいなこと思ってないかな?」

「ひょっとして他にも選択肢があるんじゃない?」

ということを確認してみてください。

そういう確認をしてみると、何か悩みの突破口が見つかるかもしれません。

 

 

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引き寄せについての6本の動画を視聴できます、詳しくは以下からどうぞ↓

 

あなたが望んでいるのはAかB?

それとも、本当はC?

 

 

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管理人:岡野 真

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