潜在意識さん、何も叶わないけれど何がいけないのですか?

ガーベラ

 

潜在意識の力を使っているはずが、何も叶わない?

 

今回は「自分の願いが何も叶わない」と思っている方へ向けてのお話です。

引き寄せの法則は、潜在意識の力で思ったことが現実になるという法則ですよね。

けれど、

「それを聞いて引き寄せを実践しているのに、私の願いは何も叶わない…。

なにか、潜在意識がうまく願いを叶えてくれないようなことしちゃってるのかな?

でも自分じゃなにがいけないのかわからないし、どうしよう…」

と思っている方も中にはいらっしゃると思います。

そこで、何も叶わないのはなぜなのか?についてお話していきます。

 

 

潜在意識は「願いを叶える意識」ではない

 

まず(これは前にも書いたことがあるので重複しちゃうのですが)

「引き寄せは、潜在意識の力で願いが叶う法則だ」

というふうに思っている方もいらっしゃると思いますが、引き寄せは「願いが叶う法則」なわけではありません。

そうではなく、「強く思っていることが叶う法則」です。

(私はこの「強く思っていること」をよく「前提」と呼んでいますので、今回も前提という言葉を使ってお話していきます)

 

 

仮にあなたに「億万長者になりたい!」という願いがあったとして、しかしその願いに対し、

「どうせなれるわけないよなぁ…」

と強く思っているとします。

これは「どうせできないという前提を持っている」ということですよね。

すると潜在意識は、

「おっ『どうせなれるわけがない』というがあなたの前提なのね?

よーし任せろ、俺の仕事はその前提『どうせなれない』を叶えることだから、

ちゃんと『億万長者になんてどうせなれない現実』を作ってあげるね!(`・ω・´)」

というふうに働いてしまい、自分の前提のとおり億万長者にはなれなくなってしまう…となります。

 

 

こんな感じで引き寄せとは、「願いではなく前提が叶う法則」です。

潜在意識はあなたの前提どおりの現実を作るのですから、いまあなたが体験している現実は、あなたの持っている前提と一致しているはずです。

 

 

何も叶わないのは、何も叶わないという前提があるから

 

では、いまあなたが「何も叶わない現実」を体験しているのであればそれは、

「何も叶わないという前提を持っているから」

ということになります。

「現実に何も叶わないから、私は何も叶わないと思っている」

というわけではなく、

「私が何も叶わないと思っているから、現実に何も叶わない」

です。

 

 

これまでを思い返してみると引き寄せを実践しながら、

「でもどうせ何も叶わないんじゃないの?」

「もし何も叶わなかったらどうしよう…」

というふうに思考することが多かったのではないかと思うのですが、そういった思考を頻繁にするため潜在意識が、

「ふむふむ、あなたの前提(強い思考)は『何も叶わない』なんだね。

じゃあ、ちゃんとその前提通りの『何も叶わない現実』を作ってあげるよ!」

…というふうになってしまっていた、ということです。

 

 

前提を変えれば、潜在意識は何も叶わない現実を変える

 

では、この何も叶わない現実を変えるためにはどうすればいいのか?というと、これは当然、

「私の願いは叶うという前提を持てばいい」

ということになりますよね。

そのような前提を持てば潜在意識は、

「叶うって前提を持ってるんだから、そのとおり叶う現実を作ってあげなくちゃ!」

となりますから、願いは叶います。

 

 

何も叶わないという今の状況を打破するため、必要なのはこの「叶う」という前提のみです。

この前提さえ持ってしまえば、あとは潜在意識が前提に見合う現実へと変えてくれます。

 

 

何も叶わない現実を解消するため、矛盾を解消する

 

そこでぜひ、自分にこう問いかけてみてほしいんです。

「私が何も叶わないという前提を持っているから、潜在意識がその前提に見合う現実を作っている。

何も叶わないという現実があるから、何も叶わないという前提が生まれるわけではない。

それが引き寄せの考え方だ。

では私は、これからはその考えを受け入れ、信じて生きていくことにするのか?

それとも、そんな考えは受け入れられないと拒否し、生きていくことにするのか?」

と、そう自分に問いかけて、どちらを選択するのかじっくりと考えてみてほしいと思います。

 

 

潜在意識の力を、引き寄せを、受け入れるという選択を

 

おそらくあなたは今、

「現実があるから前提が生まれるのではなく、前提があるから現実が生まれる」

という引き寄せの考え方を、頭では理解していても心からは受け入れられていない状態だと思います。

 

 

私自身も最初はそうでしたので、お気持ちはわかります。

最初のうちはどうしても、

「違う違う…何も叶わない現実があるから、私は何も叶わないと思っているんだ!

現実の前に思考がある(前提がある)なんて考えには、これまで生きてきて一度も触れたことなどなかった。

周りのみんなだってそんな考え方はしちゃいないぞ。

私はそんな考え、そうそう簡単には受け入れられない…納得できない…」

と感じてしまいますよね。

 

 

ですが、「その考え方には納得できない」というのはつまり、

「潜在意識の力で前提が現実になるという、引き寄せの法則には納得できない」

ということですよね。

そのように、

「引き寄せの法則に納得をしていないのに、引き寄せの法則を実践している」

…という方が、かつての私も含めとても多いです。

 

 

今となってはこれって、

「サッカーはボールを手で持っちゃいけない?そんな考えには納得できないな。

サッカーのルールには納得できないけど、でもサッカーをプレイするよ」

と言いつつ、ボールを手で持ってプレイしているようなものだと感じます。

これでは当然ルール違反でうまくいきませんし、うまくいかせたいならまず、ルールを受け入れる必要がありますよね。

 

 

同様に、

「潜在意識が前提を現実にする?そんな考え、信じきれないな。

どうにもその考えには同意できないんだけど、でも引き寄せを実践するよ」

というふうに引き寄せをやっていても、そもそものルール「前提が現実になるという原則」を守らずにうまくやろうとしている状態です。

「前提が現実になるという法則を拒否しながら、前提が現実になるという法則をうまく使おうとしている」

わけですから…うーん、

「サッカーのルールを守ることを拒否しながら、サッカーをうまくプレイしようとしている」

みたいな…すごく矛盾したことをしているのですが、この矛盾を解消しようとしない方が多いと感じています。

なのでまず、この矛盾を解消してほしいんです。

 

 

矛盾を解消すれば、何も叶わない現実も解消される

 

さきほども書いたのですが、心にこう問いかけてみてください。

「私が何も叶わないという前提を持っているから、潜在意識がその前提に見合う現実を作っている。

何も叶わないという現実があるから、何も叶わないという前提が生まれるわけではない。

私は、この考えを受け入れるのか?それとも拒否するのか?

どちらを選んで生きていくことにするのだ?」

と。

 

 

そう自身に問いかけ、

「よし、私はこれからはその考え方を受け入れ、信じてみよう。

何も叶わない現実を変えようとするのではなく、自分の前提を変えるのだ!」

という答えが出たならばそこで、

「引き寄せの原則に逆らいながら、引き寄せをうまく使おうとしている」

という矛盾は解消されます。

 

 

そうして「願いは叶う」という前提を持つことにし、矛盾を解消できたのであればもう大丈夫。

あとは潜在意識が新しい前提に合わせて「願いが叶う現実」を作ってくれますよ(*^^)v

 

 

「潜在意識の力を信じずに、潜在意識の力を使おうとしている」

という矛盾した行為を行ってしまっていませんか?

何も叶わない現実を解消するためには、まずこの矛盾を解消することが大切です。

 

 

「よーし、決めた!私は前提を変えるぞ!」

と決意なさった方へ向けて、前提を変えるためのメソッドを紹介している記事もございますので、下記の記事を参考になさってみてください。

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潜在意識は「今叶える」と決めれば叶えてくれる

チューリップ

 

今叶えるって言われても、今すぐは無理でしょ?

 

今回は「今叶える」についてです。

潜在意識のお話の中では、

「願いは今叶えていいのです、今すぐ叶えてください」

というふうに語られることがあります。

これを聞くとついつい、

「いやいやいや今叶えるって…。

今叶えることができるならもうやってるってば…無茶なこと言うなよ…」

と思う方もいるのではないかな?と思います。

ただ、今叶えるというのは決して無茶なことではないんだよ~ということについてお話していきます。

 

 

今叶えるというのは、物理的に今叶えるという意味ではない

 

たとえばあなたが月収100万円になりたいとします。

それを今叶えるということは、今月収100万になるという意味だ…ととらえると、

「そんなこと今すぐできるか!今叶えるなんて無茶だ!」

と感じてしまいますよね。

 

 

けれど今叶えるというのは、文字通りそのまま、

「今、月収100万円になってくださいね」

という意味ではありません。

そうではなく、

「今、月収100万円になると決めてくださいね」

という意味です。

ただ心の中でそうなると決めるだけ、なんです。

 

 

今叶えると決めるだけで、潜在意識は叶える方向へ向かう

 

ちょうど昨日の記事で「決めるだけ」について書きました。

簡単にまとめると、

 

潜在意識には「そうなる」と決めた瞬間からそこに向かいだす習性がある。

途中で「そうなるのはやっぱり無理だ」と決め直さない限り、潜在意識はそこに向かいつづける。

願いを叶えるためには「そうなる」と決めるだけでいい。

 

というようなお話でした。

 

 

実際のところ、「そうなると決める」というだけではいきなり現実に変化は訪れません。

「よっしゃ、月収100万円になるべ!今叶えるべ!」

と決めたからといって、アラ不思議、そう決めた瞬間に潜在意識の力で月収100万の私に大変身!ということはありませんよね。

さすがの潜在意識にも、「物理的に今叶える」というのは不可能です。

ただ、物理的に今叶えることはできなくても、今後叶うということは今の時点でもう決まっています。

そうすると決めた時点で、潜在意識が叶うところまで導いてくれることが決まっていますから。

 

 

これはカーナビを想像してみるとわかりやすいかな?と思います。

あなたが今「お寿司を食べるぞ!」と決めて、ナビに目的地(寿司屋)を入力したとします。

入力した瞬間にアラ不思議、お寿司屋さんにワープしちゃいました!ということはありませんが、しかしこのあとナビがお寿司屋さんまで導いてくれることは決まっている。

このあと自分がお寿司を食べられることはもう決まったようなものですよね。

今そうすると決めた時点で、今後そうなることは決まったも同然です。

 

 

この、

「今そうなると決めることによって、今後叶えることができたも同然の状態になる」

ということを、短くまとめて「今叶える」と表現しています。

 

 

多くの方は潜在意識に、今叶えることを禁じられている

 

人って、今叶える(今そうなると決める)ことをなかなか自分に許可しないものです。

「月収100万になるためには、もっと学歴がなければいけない」

「友達をたくさん作るには、もっと前向きな性格でなければならない」

というふうに、叶えるにはまず、なにかしらのハードルを越えなければならないと思っているんですね。

 

 

これは幼いころから親や世間などに、

「努力しなくては成功できない」

「楽して思いとおりになると思うな」

と教え込まれてきた結果かなと思います。

長年そう教えられてきたので、その教えが潜在意識にまでしみ込んでしまっている状態です。

潜在意識がそう学んでしまっていると、何かをする際に、

「ではまず努力しないと、まず苦労しないと、まずハードルを越えてからでないと私は願いを叶えてはいけないのだ」

という発想になります。

決して自分でそう発想しようとしてやっているわけではなく、潜在意識がそのような発想をさせてくるのでそう思ってしまうんですね。

 

 

潜在意識によって「まず○○をしなければならない」と発想させられ、そして、

「今はまだそのハードルを越えていないので、本気で叶えようと思ったところで無駄に決まっている」

「本気で叶えようと望むなんて、おこがましいことだ」

と考えてしまっている。

私には夢を今叶える資格はない、今叶える力はない、今叶える知識はない、今叶える積極性はない。

そうしたものが手に入ればそのときこそは本気で叶えよう。

しかし、今はまだだ…。

だって、まずハードルを越えなければ私は夢を叶えてはいけないのだから…。

そうして、今叶えることを自分に禁じている方が多いと感じています。

 

 

さきほども言ったのですがこれは、「努力したあとではないと成功できない」と学んだ潜在意識が、

「ちゃんとその教えのとおりにしなきゃ!」

と働きその人にさせていることです。

その人本人が、

「ようし、私は今叶えることを自分に禁じるぞ~!」

なんて思ってやっているわけではもちろんないので、

「潜在意識に、今叶えることを禁じられている」

と言ったほうが正しいかもしれませんね。

 

 

今叶えると決めるだけで、潜在意識は変わってくれる

 

とはいえ、そうして今叶えることを潜在意識に禁じられている状態のままでは、

ずっと夢が叶うのが先延ばしになってしまいますよね。

どこかで、

「もう潜在意識の思うままにはさせない。私は、今叶えるのだ」

「今この瞬間に、望むものになりたい、なるのだと思うことの一体何がいけないんだ?」

「そう思うことに資格も力も知識も必要ない。私はそう思っていいのだ、今叶えていいのだ!」

と決めないと、潜在意識のする先延ばしは止められません。

なので先延ばしを止めるよう促すために、

「今叶えるんです、今叶えていいんです」

とよく言われます。

 

 

「今叶えると決めないと、潜在意識が先延ばしするのを止められない」

…というとなんだか怖く聞こえるかもしれませんが、これは言い方を変えれば、

「今叶えると決めさえすれば、ただそれだけで潜在意識は先延ばしをやめる」

ということでもあります。

最初のほうでお伝えしたとおり、潜在意識は「決めるだけ」で決めた方向へと向かいます。

「おい潜在意識マジふざけんな、もう先延ばし勘弁な!私、今叶えるから!」

と決めさえすれば、

「お、わかったー。じゃあ先延ばしする方向じゃなくて、叶える方向に行きま~す!」

となりますよ、潜在意識ってとっても素直ですからね(*^^)v

 

 

「今叶える」も今叶えないよう、潜在意識は働いている

 

ここまで聞いて、

「そうか、今叶えると決めることをしないと、潜在意識は夢を叶えてくれないのか~…。

じゃあぜひ今叶えると決めたいところだけど…。

…でもでもじゃあ、その『今叶えると決める』というのは、どうやればできるようになるんだろう…?」

と思った方もいるかもしれません。

そのような方はうっかり再び、潜在意識のしかけてくる罠にはまっちゃったのかな?と思います。

 

 

「どうやれば今叶えると決めることができるようになるのだろう?」

というのはつまり、

「『今叶えると決める』ということは、今の私にはまだできない。

それができるようになるためには、その前に何かハードルがあるはずだ」

と発想した…ということですよね。

「『今叶える』を今やろうとするのではなく、まずその前にハードルを超えようとするんだぞ」

と仕向けてくる潜在意識についつい乗せられてそう発想してしまったのかなと思うのですが、

本当は「今叶えると決める」ということの前に、越えるべきハードルなんてな~~んにもありません。

 

 

今叶えるということは、誰にだってできる

 

のどが渇いたから水を飲もうとか、靴をはこう、ご飯を食べよう、テレビを見よう…。

そういったことを決めるのに、ハードルはなかったはずです。

「水を飲もうと決めることができるようになるためには、まずどうすればいいだろう?」

とは考えなかったはず。

ただ、そうしたいからそうしようと決めただけですよね。

今叶えるというのも同じです。

ただ、今叶えたいから今叶えようと決めるだけです。

今叶えるというのは無茶なことでもなんでもなく、本来は誰にでも、今この瞬間にできることのはずですよ(*´ω`*)

 

 

「今叶える」とは「望むものになると、今決める」ということ。

そう決めれば、潜在意識は望むほうへと方向転換してくれます。

 

 

ちらっと昨日の記事のお話が出たので、よければ昨日の記事も読んでいただけると嬉しいです↓

★潜在意識は、決めるだけで本当に願いを叶えてくれるの?★

 

 

あと、

「決めるだけでいいとか…ほんとに?叶えるために何も行動しなくてもいいの?」

と思った方は、こちらを参考になさってみてください↓

★本当に行動しないでいても夢は叶うのか?★

 

 

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潜在意識は、決めるだけで本当に願いを叶えてくれるの?

薔薇

 

ただ決めるだけで、潜在意識は働くの?

 

今回は「決めるだけ」についてです。

潜在意識に関してのお話の中で、

「願望があるなら、それが叶うと決めるだけでいい」

というものがあるのですが、これを読んで、

「決めるだけ?本当にただ決めるだけで願いが叶うの?」

と不思議に思う方もいると思います。

はてさて、本当に潜在意識は叶うと決めるだけで叶えてくれるのか?についてお話していきます。

 

 

潜在意識は「決めるだけ」でその方向へと向かう意識

 

結論から言うと、確かに潜在意識は決めるだけで願いを叶えてくれます。

もともと潜在意識は、

「そうだと決めた瞬間、その方向に向かう」

という習性を持っている意識なので、そうなります。

なんでそんな習性を持ってるの?というと…うーん、これは長い進化の過程で自然にそうなったものなので、

「いついつにこのような理由でそうなりました!」

というのは明確には言えないのですが、とにもかくにも人間の潜在意識はそのような習性を身に着けたために、決めるだけでその方向に向かうようになっています。

 

 

「決めるだけ」では願いが叶わない人とは?

 

ただ、この「決めるだけ」の意味をちょっと誤解してしまう方もいるように感じます。

よくありがちなのが、

「よし!私は○○になると決めるぞ!」

と決めて、そしてそのあと、

「決めたよ…決めるだけでいいんならこれで願いは叶うよね…?叶う…んだ…よね?」

とハラハラドキドキしながら過ごしてしまうパターンです。

 

 

「決め直し」をするので、潜在意識が決め直したほうを叶えている

 

最初に、

「よし!私は○○になると決めるぞ!」

と決めた点、これはとっても良いと思います(*´ω`*)

ここから潜在意識は、

「おっ、○○になるの?ほんじゃ〇○目指して頑張るべ!」

という方向に向かい始めます。

 

 

ただそのあとに、

「これで叶うんだよね…?(いや実際のところ決めるだけじゃ叶わないんじゃないの?)」

と疑ってしまっていますので、こうして疑った時点で、

「一旦叶うと決めたけど、でもその後でやっぱり叶わないと決めた」

という状態になってしまっています。

潜在意識は新しく決めたほうに従い、

「もう○○にならなくてよくなったの?じゃあやめるね~」

と、願いを叶えようとするのをやめてしまいます。

これは「新たに叶わないと決め直した」という自覚がない本人にしてみれば、

「決めるだけって言うから決めたのに何も変わらない。

やっぱり決めるだけでいいなんて嘘なんだ…」

と感じてしまいますよね。

 

 

ただこれは、「決めるだけが嘘だから叶わない」というよりは、

「決めるだけが本当だからこそ(叶わないと決め直しただけで潜在意識がそれを叶えてしまい)叶わない」

といったほうが近いかなと思います。

 

 

「決めるだけ」をするのは、至難の業?

 

ここまで聞いて、

「そうか、叶わないと決め直しちゃってたから叶わなかったのか…。

だったら、『ほんとは決めるだけじゃ叶わないんじゃないの?』なんて疑いを持たずに、ずーっと『叶う』と思い続ける必要があるんだな」

と思った方もいるかもしれません。

確かに、そうしてずーっと叶うと思い続けていれば潜在意識は叶う方向から外れないということですので、叶います。

しかし、

「ずーっと『叶う』と思い続ける必要がある」

って…、

 

 

 

「そんな大変なことできるか!! 」

 

 

 

と思いませんか?

だってこれって、叶わないんじゃないの?という疑いや不安を一切抱いちゃダメってことです。

けれど、人間なら誰だってときには疑ったり不安になったりするものですよね。

「一切の疑いを持たず、えんえん叶う叶うと思い続けていなきゃいけない」

なんて至難の業ができる方ならそのやり方で願いを叶えるのもいいとは思いますが、

多くの方には無理なんじゃないでしょうか。

少なくとも私にはちょっと無理そうです(;´・ω・)

 

 

「なんだ…決めるだけでいいとか言うから簡単そうに思えたのに、実際に決めるだけを実行するのは至難の業ですってことか…。

じゃあ潜在意識に願いを叶えてもらうなんて無理じゃん…」

…というと、いえいえ、そんなことはありません。

 

 

不安になろうが叶うと決めるだけで、潜在意識は叶える

 

潜在意識がただ決めるだけで、その決めた内容を叶えてくれるのならば、

「私が今後どれほどまでに不安になろうとも、それでも願いは叶う」

と決めるだけで、今後不安になろうがその願いは潜在意識が叶えてくれる、ということです。

 

 

「『ほんとは決めるだけじゃ叶わないんじゃないの?』なんて疑いを持たずに、ずーっと『叶う』と思い続ける必要があるんだな」

というのは、

「ずっと叶うと思い続けていられないのであれば、願いは叶わない」

という定義づけをしている状態です。

そのような定義づけをした時点で…つまり、そのように決めただけで潜在意識は、

「ほうほう、じゃあ願いは叶うと思い続けていられなくなったら、願いを叶わなくすればいいのね?オッケー!(`・ω・´)」

と働きはじめます。

すると「叶わないんじゃないの?」と不安になった時点で、

「お、叶うと思い続けずに不安になったね。じゃ、ここからは決められたとおりに叶わなくしてあげなきゃ」

となってしまいます。

 

 

対して、

「私が今後どれほどまでに不安になろうとも、それでも願いは叶う」

というのは、

「ずっと叶うと思い続けていられなくても、願いは叶う」

という定義づけをしたということです。

なのでそう決めただけで潜在意識は、

「ほほう、叶うと思い続けているか否かに関わらず、願いを叶える方向に行けってことね?よっしゃ任せろ!(*´▽`*)」

と働きます。

これですとあなたが不安になっても、

「ここからも叶う方向で行くよ~、だって不安になるかどうかは関係なく叶えろって言われたもんね」

ということで、潜在意識はそのまま願いを叶える方向に向かいます。

 

 

自分に都合のよい定義に「決めるだけ」でいい

 

ついつい、

「決めるだけとは、願いは叶うとずっと思考しつづけることである。

ずっと叶うと思い続けていられないのであれば、願いは叶わない」

という定義づけを最初にして、しかしその定義を守るのは至難の業だ…と苦しむ方もいるのですが、

ならばそのような苦しい定義づけ自体、最初からするのをやめてしまえばいいんですね。

もっと自分にとって都合の良い定義に変えてしまえばいいんです。

「不安になろうがなるまいが、私の夢は叶う」

としたならば、潜在意識はそう決めただけでそれを実現しますし、これって今後、

「願いを叶える過程で、不安になっても一向に構わない」

ということなのですから、

「願いを叶える過程で、不安は一切抱いてはいけない」

というのより楽そうじゃありませんか?(*^^)v

 

 

決めるだけの潜在意識メソッド「なる式・完璧認定」

 

この「決めるだけ」というのを利用した潜在意識のメソッドというと、

「なる式」「完璧認定」だと思います。

 

 

なる式は、

「今この瞬間、願いが叶った私になったものとする。そうするだけで潜在意識がその願いを叶える」

というやり方です。

いまここで、「叶った」と決めるだけでよいということですね。

このなる式では、そのように「叶った」と決めたあとに不安になっても、

「それさえも叶った私が抱いている不安なので問題はない、不安になったところで叶うことに変わりはない」

と言われています。

 

 

完璧認定のほうは、

「今この瞬間、自分は完璧であるものとする。そうすれば潜在意識が完璧にしてくれる」

というものです。

こちらもただこの瞬間に「私は完璧である」と決めるだけでよいというやり方で、

「これはいつでも自分を完璧だと思い続けていろという意味ではない。

そう思えなくても、そう思えない自分ですらも完璧なのだから、潜在意識はそのまま完璧へと向かう」

とされています。

 

 

なる式も完璧認定も、

「願いが叶ったとか、私は完璧だという思いを常に抱き続けているように」

とは決して言っていません。

「常に抱き続けていられなくても私の望むとおりになるのだ、と決めれば、そう決めただけでそうなる」

と言っています。

 

 

「ずっと叶うと思い続けていられなくても、願いは叶う」

「私が願いを叶える過程で、不安になっても一切の支障はない」

ぜひそう決めてください。

そう決めるだけで、潜在意識はそうしますよ(*´ω`*)

 

 

潜在意識は、ただ決めるだけで決めた内容を現実にする。

「不安があろうがなかろうが私の願いは叶う」

と決めるだけでそうなる。

わざわざ「不安があっては叶わない」と決めたうえで、願いを叶えようとする必要はない。

 

 

なる式と完璧認定について詳しく知りたい方は、ぜひ下記の記事を参考になさってみてください↓

★「701式(なる式)」についての解説★

★「完璧認定」についての解説★

 

 

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エゴは無視すること、真面目に取り合う必要はない

チューリップ

 

エゴを無視するって、どういうこと?

 

今回は「エゴ」に関してです。

潜在意識について調べていて、

「エゴは無視しろ」

「エゴと同化するな」

といった言葉を目にしたことのある方もいるかと思います。

このエゴを無視する、ということについてお話していきます。

 

 

エゴを無視するとは、思考を無視するということ

 

まず「エゴ」とは何かというと、これは「思考」のことです。

たとえば嬉しい感情を感じ、

「よーし、なんだかやる気が出てきた!明日も頑張るぞ!」

と思考したなら、その「頑張るぞ」というのがエゴです。

悲しい感情を感じ、

「どうせ私なんてこの先もダメに決まっている」

と思考したなら、その「ダメに決まっている」もエゴです。

私はこの文章を「どう書こうかな?」と思考しながら書いているので、エゴを使って書いています。

私の書いた文章を読んであなたが「なるほど」と思考するならそれもエゴ、

「そうは思わない」と思考するならそれもエゴ、

私のプロフィール写真を見て「まぁなんと素敵な人なのでしょう」と思考すればそれもエゴですし、

「なんじゃこのブサイク」と思考すれば、そ、そ、それだってあなたのエゴなんだからねっ!(´;ω;`)

 

 

「なんかそんなこと言ったら、全部エゴじゃない?」

というと、まさにそのとおりです。

人間はほとんどずーっと何かしらを思考して生きていますので、ずーっとエゴを持っている、ずーっとエゴを使っているとも言えます。

 

 

 

エゴは必ずしも、無視すべき悪いものというわけでもない

 

中には「エゴ」と聞くとなんとなくエゴイストを連想し、

「エゴって悪いものだ」

と思う方もいるかもしれませんが、上に書いたように「明日も頑張ろう!」とか、

「私にならできる」

「人生は素晴らしい」

「誰かの役に立ちたい」

というのもエゴ(思考)ですので、エゴが必ずしも悪いものというわけでもありません。

 

 

なので、潜在意識の話によく出てくる「エゴを無視しろ」というのは、いろいろなエゴの中でも、

「自分にとって悪影響を及ぼすようなエゴは無視しろ」

ということです。

私にならできる!といったエゴは、むしろあったほうが自信を持って生きられますよね。

そのように、自分にとって望ましい影響をもたらしてくれるエゴのことまで無視しようとする必要はないかと思います。

 

 

ただ、

「どうせ私はダメな人間だ」

というようなエゴのほうは、あると自分が苦しくなってしまうだけですよね。

そうして自分に悪影響を及ぼすエゴに呑み込まれ、私はダメなんだ…辛い…苦しい…どうしよう…というふうに悩んでしまう状態を、

「エゴと同化している状態」

というふうに表現することもあります。

そのようにエゴと同化したままだと人生が辛いばかりになってしまいますので、こちらのエゴは無視したほうがよさそうですね。

 

 

エゴと戦うと辛いので、あくまで無視をする

 

ここまで聞いて、

「そりゃあ無視できるものなら無視したいけど、でもエゴを無視するってすごく難しくない?

私は『私はダメな人間だ』ってエゴが出てきたとき、そんなことないって思おうとするんだけどなかなかそうは思えないんだよね…」

と思った方もいるかもしれません。

 

 

おそらく、そのような方はエゴを無視しようとしているわけではなくて、エゴと戦おうとしているから大変になっちゃうのかな?と思います。

エゴは「無視する」んです、戦おうとする必要はありません。

ではでは、無視するのと戦うのはどう違うのか?ということについてお話していきます。

 

 

エゴと戦うと、このようになってしまう

 

「私は『私はダメな人間だ』ってエゴが出てきたとき、そんなことないって思おうとするんだけどなかなかそうは思えない」

というとき。

この「私はダメな人間だ」というのはエゴですよね。

そしてそのエゴに対し「そんなことない」というのも、またエゴです。

湧いてきたエゴ(私はダメだ)に、別のエゴ(そんなことない)で対抗しようとしている状態です。

 

 

ここからエゴ対エゴのエゴ合戦がはじまるわけですが、このエゴ合戦、たいがい「私はダメだ」のほうが勝ってしまいます。

「私はダメだ」というエゴは、もう長年その人の中に住みついているエゴの大御所みたいなやつです。

その大御所に向かって、ポッと出の新人エゴ「そんなことない」が対抗しようとしてみても、大御所のほうが強いので負けてしまう。

負けてしまうと、

「そんなことないと思おうとしたのに思えない私はダメなんだ」

という新たなエゴ(これは大御所サイドのエゴ)が出てきて、そのエゴと同化して悩んでしまう。

そうして私はダメだ…というエゴと同化している間、着々と大御所はその人の中で力をつけて強くなっていく。

強くなった大御所にもう一度「そんなことない」で挑んでみるもまた大御所が勝ち、

「そう思えない自分はやっぱりダメなんだ」

と大御所サイドの新たなエゴが生まれ、大御所はさらなる力をつけ…というのがよく陥りがちなパターンかなと思います。

 

 

エゴにエゴで対抗しようとすると、こうして自分が疲れて落ち込むばかりでなかなかうまくいかないことも多いんですね。

こうなってしまっているのが「エゴと戦おう」としている状態です。

 

 

わざわざ対抗しようとするのではなく、無視してしまえばいい

 

では、戦って勝てないならどうすればいいのか?というと、そもそも相手なんてするのをやめて無視しちゃうんです。

お前はダメだ、お前はダメだと言ってくる相手に、そんなことない!そんなことない!と声を上げて必死に対抗しようとすると疲れるので、

「ふーん…( ´_ゝ`)」

と、放置したほうが労力がかからず楽ですよね。

 

 

具体的には、自分の中から「私なんてダメだ…」というエゴが出てきたときに、

「ふぅん…そう…」

とか、

「あ、そう。へぇ~…」

とだけ思い、あとは放っておきます。

私なんてダメ、ダメ、ダメ!!とどんどんエゴが湧き上がってくるかもしれませんが、

「ほっほー。ふぅ~~~ん」

と淡々と流してしまう。

こうして、自分には関係ないわ~という感じでエゴを受け流しておくのが、エゴを無視するやり方です。

 

 

エゴを無視するのは、慣れれば誰でもできる

 

「そんなことできるかなぁ。無視できずにエゴに同化してしまいそう…」

と思うかもしれませんが、これはただの慣れですので、しばらくやってみれば上手にエゴを無視できるようになってきます。

最初はエゴを無視できなかったとき、

「上手に無視できなかった私なんてダメなんだ」

「上手に無視できるようになるためにはどうすればいいの?」

というエゴが出てきやすいですが、そういうものも、ふーん…と全部無視するようにしてみてください。

こうして無視されたエゴは、力を失って弱くなっていきます。

そのうちほとんど出てくることもなくなりますし、たまに出てきても無視すればまたすぐに引っ込みますから、大丈夫。

エゴのことは無視して、戦わない。

やってみてくださいね(*´ω`*)

 

 

エゴとは思考のこと。

自分に悪影響があるようなエゴとは同化せず、戦いもせず、無視すると良いです。

 

 

長々と語りましたが、結局この「エゴを無視する」ということは、ものすっご~~~~~くひらたく言うと、

「あれこれ考えるのやめたほうがいいよ~」

というだけのお話ですので、エゴを無視するということをあまり難しく考えないようにしてみてくださいね。

あと、考えるのをやめるほうがうまくいくということについて書いた記事は他にもありますので、よければ以下の記事も参考になさってみてください↓

★潜在意識は、考えるのをやめると働きだす★

 

 

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カテゴリ:引き寄せの法則 

潜在意識は、証拠探しをやめると現実を変えてくれる

看板

 

潜在意識の力は本当だ、という証拠がほしい?

 

今回は「証拠」についてのお話です。

潜在意識の力を使って夢を叶えたい、現実をより良く変えたい。

そう思って潜在意識のメソッドを試し、

「さぁ、これで現実は変わるかな?

本当に潜在意識の力が働いているなら、その証拠として何か現実に変化があるはずだ」

というふうに、現実の中に証拠を探そうとする方が多くいらっしゃるように思います。

ただ、そうして証拠探しをしている限り現実は変わらないので、やめたほうがいいよーというお話です。

 

 

証拠を探せば探すほど、潜在意識が証拠を隠す

 

「本当に潜在意識の力が働いているなら、その証拠として何か現実に変化があるはずだ」

これは、

「潜在意識の力が実在しているという証拠がほしい。

証拠が出てきたならば、そのときこそは本当だったと信じられる」

ということですね。

つまり、

「今はまだ、潜在意識の力が実在すると信じていない」

ということですよね。

少し言い方を変えると、

「今はまだ、潜在意識の力は実在しないと信じている」

ということです。

本当に実在すると信じているならば、実在するか否かを検証しよう、証拠を探そうとはしないはず。

実在すればいいなという期待はあるものの、心底では疑ってしまっている状態ではないかな?と思います。

 

 

「潜在意識の力はないと信じたままでいさせてあげよう」

 

引き寄せの法則は、その人の信じているものが潜在意識によって現実になるという法則ですので、

「潜在意識の力はないと信じている」

という状態で潜在意識がどう働くかというと、

「え、『潜在意識の力はない』と信じてるの?だったらそれを現実化しなきゃ!

よっしゃー任せろ、ちゃんと『潜在意識の力はないと信じたままでいられる現実』を作ってあげるからね!(`・ω・´)」

…というふうに働きます。

「あんたの力なんてないんじゃないの?」と疑われ失敬なと怒るかと思いきや、

「そっか、俺のこと疑ってるならずっと疑ったままでいられるようにしてあげないと!」

とはりきってお仕事を始めるのですから、潜在意識ってなんだかヘンな意識ですよね~(;^ω^)

 

 

うっかり「潜在意識の力がある」という証拠など見せてしまっては、その人は潜在意識の力を信じるようになってしまうかもしれません。

なので潜在意識は全力で、証拠を隠して見えないようにします。

現状を変えるためのきっかけや、夢を叶える良い方法、問題を解決するための手段…、

そういったものを隠してその人が気づかないようにしてしまう。

そうしておけばその人は、

「現実になにも良いことが見つからない。なにも良い変化がないってことは…やっぱり潜在意識の力なんてないんじゃないの?」

と、潜在意識を疑ったままでいられますよね。

 

 

「今は信じていないが、証拠が出てくれば信じよう」

…というふうについ考えがちなのですが、信じていないなら、証拠は潜在意識が隠しますので出てくることはありません。

熱心に証拠探しをするということは、それだけ熱心に潜在意識を疑ってしまっているということ。

証拠探しをすればするほどに(潜在意識を疑えば疑うほどに)、潜在意識は「そのまま疑っていられるように」と証拠を隠してしまいます。

証拠は、探すかぎり見つけることはできないんです。

 

 

先に潜在意識を信じることでしか、証拠は見られない

 

では、どうすればいいのか?

これは昨日の記事でもお話したように「立ち位置を変える」ことをすればいいですね。

 

 

「私は潜在意識を信じていない」

という立ち位置に立っているから、潜在意識がその立ち位置を守ろうとして証拠が隠されてしまうわけですので、

「私は潜在意識を信じている」

という立ち位置に立ちなおす。

そうすれば潜在意識のほうが、

「えっ、俺のこと信じるの?

だったら今まで隠していた『潜在意識はあるという証拠』をちゃんと見せてあげないと!ほーれ、証拠だぞー!(*´▽`*)」

ということで、今まで見えなかった夢を叶える良い方法、問題を解決するための手段などが見えるようになってきます。

そうして証拠が見えれば、

「やっぱり私の信じていることは間違いじゃなかった!」

と、潜在意識を信じているという立ち位置を守れますよね。

証拠が出るから信じるのではなく、信じるから証拠が出るんです。

 

 

立ち位置を変えれば、潜在意識は必ず証拠を見せてくれる

 

「証拠が出れば信じますが、出ないので信じられません」

という言葉を聞くと、私はなんだか「暗記シート」を思い浮かべちゃいます。

問題集とかについている赤色のシートのことです、あの赤色のシートを答えの上にかぶせると、答えが隠れて見えなくなりますよね。

あの暗記シートで問題の答えを隠し、

「答えが見えればシートをはずしますが、見えないのではずせません」

と言っているみたいだなって思うんです。

 

 

「潜在意識を信じていない」

という立ち位置に立った瞬間から潜在意識は、

「ほんなら、潜在意識の力を信じてしまいそうなものが見えてしまわないように、証拠を消すフィルターかけとくね」

みたいな感じで、フィルターをあなたの目の前にかけてしまうんだ、と想像してみてください。

あなたは証拠を見ることができないフィルターを通してしか現実を見ていないので、現実に証拠を見つけだすことができない。

 

 

証拠が見たいなら、フィルターをはずすしかありません。

つまり、上に書いたように「私は潜在意識を信じる」という立ち位置に変え、潜在意識に、

「あ、じゃあ証拠が見えるようにフィルターはずすね」

としてもらうしかないのですが、立ち位置を変えようとしないままに、

「証拠が見えれば、私は立ち位置を変える(フィルターをはずす)んだ」

と思いつづけている方が多いように思います。

 

 

なんだかその、

「証拠が見えれば、証拠を見えなくしているフィルターをはずします」

というのが、

「答えが見えれば、答えを見えなくしているシートをはずします」

というのと似てるなーって思うんです、それでは順序が完全に逆になってしまっているじゃないか…と。

なので、現実に証拠探しをしてしまうという方は、ここでぜひ!肝に!銘じて!おいて!ほしいと!思います!

(「!」の多さから私の気合いを感じ取って!)

 

 

 

 

 

「暗記シートをはずさないと答えは見えない」

 

 

 

 

 

ですよ!m9(`・ω・´)ビシッ!!

証拠を見ようとする前に、

「私はこれからは、潜在意識の力を信じるのだ」

という決意をするんです。

そう決意すれば、それだけで立ち位置は変わったことになり、フィルターははずれます。

昨日もお話したのですが、立ち位置が変わって見えるものが変わらないということなどありません。

あなたがフィルターをはずしたならば、必ず現実に証拠を見る日が来ますよ(*´ω`*)

 

 

証拠が出るから信じるのではなく、信じるから証拠が出る。

 

 

今回の内容と似ているのですが、以前に、

「あなたの持っている前提(立ち位置のこと)が現実化するのだから、前提が何よりも大事」

という記事を書いたことがあります。

お正月に書いたものなので明けましておめでとうとか書いてありますが、

よければこちらの記事も参考にしていただけると嬉しいです↓

★潜在意識は、あなたの「前提」を必ず叶える★

 

 

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