潜在意識は、エゴを選択しないかぎり意図を叶える

花

 

潜在意識とエゴの関係とは?

 

今回は「エゴ」についてです。

 

意図…「こうしたい」と望む純粋な気持ちのこと。

願望…「こうしたい」という意図に、「でもそんなの無理じゃん」といった気持ちもくっついている状態のこと。

 

↑意図と願望の違いは、こんな感じです。

図にすると、

↑こうですね。

潜在意識は意図を現実化しようとしますので、意図だけ持っていればいいのですが、

願望のほうには意図に加えて「でも無理」という余計なものがくっついてきているため、潜在意識はその余計なもののほうに惑わされて叶わなくなる…といった感じです。

 

 

エゴさえ選ばなければ、潜在意識は意図を叶える

 

こうなると当然、

「じゃあ潜在意識がちゃんと夢を叶えてくれるように、しっかり意図だけを持っている状態になりたい。どうすればその状態になれるのか?」

という疑問が出ますよね。

どうすればその状態になれるのかというとすごく簡単で、ただエゴを選択しなければいいだけです。

「エゴ…エゴってなんだ?」

という方もいらっしゃるかと思いますので、エゴとは何か?について説明すると…。

↑これが願望ですよね。

そして潜在意識の話の中ではよく、

↑こんなふうに、

「でも無理じゃん、どうせダメじゃん、苦労するじゃん、なんだかんだ」

という、意図を邪魔するような否定的な気持ちのことを「エゴ」と呼ぶことがあります。

 

 

ただ、正確には「エゴ」というのは「自我」という意味ですし、世間一般で、

「でも無理じゃんという気持ちのことをエゴを呼ぶ」

といった解釈はされていませんので、この解釈は潜在意識の話、引き寄せの法則の話の中でだけされる独自の解釈です。

 

 

「意図」と「エゴ」の2つが存在していて、意図ではなくエゴのほうに反応して選んでしまっているときに人は、

「わぁあああ、私なんてどうせ無理だ…」

となってしまいます。

そうすると潜在意識が、

「ほいさっさ、『私なんてどうせ無理な現実』を作ればいいんですな、まかしとき!」

となってしまうわけですから、ではそんなエゴなんて選択しなければいいだけの話ですよね。

 

 

ということで、

「潜在意識がちゃんと夢を叶えてくれるように、しっかり意図だけを持っている状態になりたい。どうすればその状態になれるのか?」

という問いの答えは、

「意図にくっついてくるエゴを選択しなければいいだけ。

エゴのほうを選ばないなら、消去法で意図のほうを選ぶしかなくなるので、潜在意識は意図を実現しようする」

です。

 

 

エゴを選択しない…そんなの難しいんじゃないの?

 

で、おそらくこれを読んでいるみなさんはきっと、

「ええ~…選択しなければいいだけって言われても…。

別に私、

『意図とエゴの2つがあるな、さーてどっちにしよう?よしエゴを選ぶか!』

とか思ってエゴを選んでるわけじゃないし…。

選びたくないのに選んじゃうものはどうしようもなくない…?」

と思ったと思います。

 

 

いやいや、でも、

「意図とエゴの2つがあるな、さーてどっちにしよう?」

と思ってから、自分の意志で好きなほうを選ぶっていうのは、ちょっと練習すれば誰にでもできますよ~。

なぜか「自分の意志で選ぶことなどできるはずがない」と思い込んでいる方の多さがすさまじいのですが、できます。

今までそんなことをしたことがなかったため、

「だからこれからもできるはずがない」

「そんなことをするのはすごく難しいはずだ」

と感じるのかもしれませんが、そんな、やる前からできるはずないとか難しいとか決めつけないで~(´;ω;`)

いざやってみれば、

「なんだ、エゴを選ばないって思ったより全然簡単じゃねーか」

となると思いますので、ぜひやってみてほしいと思います。

 

 

エゴを選択しないとは、ただエゴに気づくということ

 

では、具体的に「エゴを選ばない」というのはどうすればいいのか?についてなのですが、本当に簡単で、

「自分の中からエゴが出てきたら、そのエゴに気づく」

だけです。

 

 

どうして人がついついエゴを選んでしまうのかというと、何かを思考したときに、

「お、これはエゴだな」

という自覚がないからなんですね。

「そんなの無理だ」というエゴがぽんと出てきたとき、

「あ、私の中からいま、そんなのは無理だという考えが出てきたなあ」

とか自覚する方はそんなにいなくて、エゴが出た瞬間それをエゴと自覚する間もなく反射的に、

「そうだ、無理に決まってる!わぁあ…」

となってしまうことが多いのですが、ここで、

「お、エゴが出てきた」

と気づけばいいだけ。

自覚さえあればエゴを選ばずにいられますので、エゴに気づく以外は特になにもしなくていいです。

 

 

「無理に決まってる…というエゴが私の中から出てきたなぁ」

というのは、エゴをただただ観察しているだけのような状態です。

「そういうものがあるんだなぁ」

と客観視しているだけで、「うわああああ」とはなっていません。

うわあああ~無理に決まってる~となってしまうと潜在意識は、

「よっしゃあああ!『無理に決まってる現実』を作るぜ!」

と動き出してしまいますが、観察だけしているぶんには、潜在意識がそういうふうに動き出したりしませんので大丈夫です。

 

 

エゴを観察していれば、潜在意識は自然と意図の実現に向かう

 

「どうせ無理…あ、これってエゴだ」

「でも私なんかが…あ、これもエゴだ」

「ほう、エゴっていっぱいあるんだなあ」

というふうにエゴの観察を続けていくうちに、

「なんだ、今まではついエゴを選んでしまって、エゴを自分自身だと思ってたけど、エゴって私とは別個のものじゃないか。

自分の意志で選ぶことも選ばないこともできるものなんだ~」

ということが感覚でわかると思います。

こうしてわかってしまえばわざわざ、

「よし、意図じゃなくてエゴのほうを選んで苦しむぞ!」

なんて方はそうそういませんから、潜在意識は意図のほうを現実化します。

 

 

ううーん、これは文字で理解しようとするよりもやってみたほうが早いと思いますので、自分が「どうせ…」というふうに思考するたび、

「お、これはエゴだ」

ということを繰り返してみてください。

やっているうちにエゴを選ばないようになれると思いますよ(*^^)v

 

 

エゴが出てきたとき、それを無自覚に選択してしまわないこと。

「あ、これはエゴだ」

と気づくだけで、エゴを選ばずにすむようになります。

あなたがエゴを選ばないなら残るのは意図なので、潜在意識は意図の現実化をします。

 

 

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恨みを持ったままでも、潜在意識は幸せを引き寄せる

コスモス

 

恨みの感情があると、潜在意識にとって良くないの?

 

今回は、恨みの気持ちを持ったままでもいい、というお話です。

引き寄せや潜在意識についてのお話の中では、

「恨みの気持ちを手放しましょう」

「人に恨みを持ったままでは、潜在意識は良いものを引き寄せてくれません」

というふうによく言われますよね。

ただ、実際には人に恨みを持っているからといって、潜在意識が良い引き寄せをしなくなるということはないということについて詳しくお話していきます。

 

 

潜在意識は、恨みの感情そのものには反応しない

 

「恨みを持ったままでは、潜在意識は良い引き寄せをしてくれない」

こう言われると、

「恨みって良くないものなんだな…。

そんな良くないものを持っているから、潜在意識に悪影響が及んで良い引き寄せができなくなるんだな」

と考えがちですが、恨みそのものは持っていてもいなくても、潜在意識に影響はありません。

前に別の記事でも書いたのですが、潜在意識の仕事は「思考」を現実にすることであって、「感情」を現実にすることではないためです。

恨みというのは感情ですので、あなたが恨みを持っていたとしても潜在意識のほうは、

「俺の仕事は思考に従うことやでー、感情に従うことじゃないでー」

という感じで、働くことはありません。

 

 

だったら、恨みを手放せと言われるのはなぜ?

 

ではなぜ、恨みを持つと潜在意識は良い引き寄せをしないと言われるのか?というと、

多くの方は恨みを持ったそのあとに、恨んでいる相手を変えようと思考しだすからです。

「ちくしょう、あいつのせいでこうなった。だからあいつが反省しない限り、私は幸せになれない」

「だからあいつが不幸になってくれない限り、私は幸せになれない」

というふうに、恨んでいる相手が変わることを求めはじめます。

 

 

「相手が変わらない限り、私は幸せになれない」

というのは少し言い方を変えると、

「私が幸せになるためには、『相手が変わる』という条件をクリアする必要がある」

ということですが、ではそう思考したのだから、潜在意識はその思考どおりに相手を変えてくれるのか?というと…。

残念ながら潜在意識は、他人のコントロールまではできないんです。

なので潜在意識のほうは、

「思考を現実化するのが仕事やけど、すまんがさすがに他人を変えることまでは俺できひん。

その条件クリア無理やで、クリアしたあとに幸せにしてくれっていうんなら、残念やけど幸せにしてあげられへん…(´・ω・`)」

となってしまい、良い引き寄せが起きません。

 

 

潜在意識が現実化しようとするのは、恨みのあとの条件付け

 

こうして潜在意識が無理やで~となるので、

「恨みを持っていると潜在意識は良い引き寄せをしない」

と言われるのですが、ただこれは厳密に言えば、

「恨みを持っていると潜在意識は良い引き寄せをしない」

わけではなくて、

「恨みを持ったのち、『私が幸せになるためには、相手が変わるという条件をクリアする必要がある』という条件を設けていると、潜在意識は良い引き寄せをしない」

ですよね。

幸せになれないのは、恨みがあるからではなく条件付けがあるからです。

 

 

なのでその条件さえはずしてしまえばいいんですね、

「あいつが変わろうが変わるまいが、これから私は幸せになれる」

「あいつが変わる前でも、私は幸せになっていい」

「私の幸せは、あいつがどうであるかに左右されない」

というふうに、条件をはずす。

条件がはずれれば潜在意識は、

「お、他人を変えなくていいなら俺に任せろ~(*´▽`*)」

となりますので、ちゃんと働いて良いものを引き寄せます。

 

 

「恨みがあると潜在意識が良い引き寄せをしない」も条件付け

 

「恨みという感情そのものが問題なんだ。恨みがある限り、潜在意識は良い引き寄せをしないんだ」

と思って、恨みそのものを手放そうと四苦八苦する方は多くいらっしゃいますが、

「恨みがある限り、潜在意識は良い引き寄せをしない」

というのもまた、恨みから生まれた条件付けの思考です。

潜在意識はその条件付けに反応し、

「おっ、恨みを持っている間は俺が良い引き寄せをしないと思ってるのか。

ではその思考どおり、あなたが恨みを持っている間は良い引き寄せをしないでいてあげるね!(`・ω・´)」

というふうに仕事をしはじめるので、良い引き寄せが起きなくなります。

 

 

ただこれも厳密に言えば、

「恨みがある限り潜在意識が良い引き寄せをしない」

わけではなく、

「恨みを持ったあと『恨みがある限り潜在意識が良い引き寄せをしないんだ』と思考するから、恨みがあるうちは潜在意識が良い引き寄せをしない」

です。

なので、こちらも条件付けの思考をはずすといいですね。

「恨みを持っていようがいまいが、それとは関係なく潜在意識は良いものを引き寄せる」

「人を恨んだままでも幸せになっていい」

「私の幸せは、恨みの感情があるかどうかに左右されない」

というふうに条件付けをはずせば、恨みがあるままでも潜在意識は良い方向へ働きます。

 

 

まだ恨みたい、という気持ちがあるなら条件だけ手放す

 

「恨みから生まれた条件付けを手放しましょう」

と言われるよりは、単に、

「恨みを手放しましょう」

と言われることが多いため、恨みそのものを手放さなねばならぬのだ…と思う方は本当に多いです。

確かに、恨みそのものを手放せば、ひいてはその恨みから生まれた条件付けも一緒に手放したことになるので、恨みそのものを手放すのでももちろんOKです。

「恨みを手放しましょう」というのも、決して間違ったことを言っているわけではありません。

でも「まだ恨んでいたい」という気持ちがあるときには、無理をして恨みそのものを手放そうとしなくても、恨みから生まれた条件付けのほうだけ手放せばOKです。

それでじゅうぶん潜在意識は働いてくれますよ(*^^)v

 

 

潜在意識は、恨みの影響を受けず人を幸せにできる

 

私自身、

「人に恨みを持ってるから幸せになれないのではなく、『人を恨んでいる限りは幸せになれない』という自分の条件付けのせいで幸せになれないのだ」

ということになかなか気づきませんでした。

内心でこれでもかというほど恨みまくっている人のことを、なんとかかんとか許そうと必死になって試行錯誤を繰り返していたのですが、

心底には「許すものか、まだ許したくない」という気持ちがあるので、どうあがいても恨みは消えませんでした。

 

 

ある日ほとほと疲れ果てた私は、

「もう無理。どうやったって恨みを手放すなんてできない…。

…もう私、恨んでてもいいんじゃないかな…恨んだままじゃいけないのかな…」

と、ふと思ったんですね。

そしてその瞬間、

「え、そうだ…そういえばなんで恨んだままじゃいけないんだっけ…?

恨みを持っていてはいけないって誰が決めたんだ?

……わ、わ、私だ!私がそう決めてた!

私が幸せになれないのはあの人を許せないからじゃない、

『あの人を許してからじゃないと幸せになってはいけない』

という自分で作ったルールがあるからだ!私が原因だ!!」

と気づきました。

このときにやっと、

「幸せになれない原因は他人ではなく、自分にある」

という言葉の意味がわかって、

「あの人をどれだけ恨もうと、私は幸せになる」

というルールに変えました。

そこからは非常に生きるのが楽になりましたし、逆説的ですが、恨んでいいというルールに変えるとかえって恨みは手放しやすくなります。

自分の中にある条件に気づき手放せば、潜在意識は恨みがあろうとなんだろうと幸せを現実化しますよ。

 

 

あなたは何か、恨みたくないのに恨まずにはいられないような辛いを思いをしてきたんですよね。

月並みなこと言うな~と思われそうなのですが、私はあなたがこれまですごく辛い思いをしたのなら、そのぶんこれからは人一倍幸せになったっていいはずだと思います。

「恨みがある。だからこれからも幸せになれない」

ではなくて、

「恨みがある。だからこそこれからは幸せになっていい」

そういう条件だってアリですよ(*´ω`*)

 

 

「恨みを手放さない限り幸せになれない」

という条件付けをはずせば、潜在意識は恨みがあっても幸せを現実化します。

 

 

恨みに関連した記事はこちらです↓

★親を許さないと、事態は好転しないのか?★

 

感情に関連した記事はこちらです↓

★感情が潜在意識の力で現実化することはない★

 

 

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不足は嘘。潜在意識は、嘘に気づけば目覚めだす

花

 

不足は嘘…?いや、現に不足していますけど…?

 

今回は「不足は嘘」ということについてです。

潜在意識の話の中では、

「不足は嘘。充足が本当」

「不足は存在しない、幻にすぎない」

というふうに言われることがあります。

これを聞くと、

「ふ、ふ、不足は嘘?存在しない??

いやいや嘘じゃないよ、現に不足してるし…。

たとえばさ、私はいま100万円ほしいと思ってるけど財布には1万しかないし、これって『99万円不足している』ってことじゃないの?

現実に不足があるじゃんよ…どういうことよ…」

というふうに不思議に思う方も多いのではないかな?と思います。

ではでは、不足は嘘とはどういうことなのか?について詳しく説明していきます。

 

 

99万円の不足は嘘。そのような不足は存在していない

 

あなたは100万円がほしいのに、目の前には1万円しかないとすると…、

「ばっちり99万円の不足が存在してやがるじゃねーか!

不足は嘘なんてのが嘘じゃないのかーー!」

というような気になりますよね。

う~ん、でもでも、私にはその「99万円の不足」というものが見えません。

1万円なら見えるし、形とか色とかもわかるんですけど…、

その99万円の不足ってどんな形なんですか?色は?匂いはします?

不足はあるというあなたには、不足が見えているんですよね?

ちょっとどんなものなのか教えてくださいな。

 

 

…と言われると、

「い、いやいや不足は目に見えてるわけじゃないよ。

そんな、別に現実に『99万円の不足』って名前のついた物体があるわけじゃないんだから…。

『不足という物質がこの世に存在しているの?』という意味なら、現実に不足はないよ」

と思いますよね。

 

 

そう、あなたはさっき、

「現実にばっちり不足があるじゃんよ」

と思ったかもしれませんが、現実には「不足」なるものはない。

確かに、あなたの頭の中に「不足感」ならばあります。

でもあくまでもあなたの頭の中に「不足している感じ」があるだけで、現実に不足というものがあるわけではない。

 

 

目の前にあるのは「99万円の不足」ではなく「1万円」です。

1万円を見て「1万円がある」と思うのではなく「99万円の不足がある」と思ったなら、

現実にちゃんと存在している「ある」ものを見ず、ないはずの「不足」を見た、ということ。

そのあなたが見たと思っている不足は本当は現実にはないよ、あなたの頭の中にしかない幻だよ~、ということで「不足は嘘」です。

 

 

 

不足していると錯覚していると、潜在意識はその錯覚を深める

 

人はつい、

「現実に不足があるから、私は不足感を感じている」

と思うのですが、実際には逆です。

「私が不足感を感じているから、現実に不足があるような錯覚に陥っている」

なんですね。

本当に現実に「不足」というものが存在していると思い込み、

「この不足した現実をどうすればいいのかしら?」

と考えていても、そこで止まってしまいます。

実際には現実に不足というものは存在していないので、さすがの潜在意識も存在しないものをどうこうはできないためです。

 

 

むしろ、

「この人は『現実に不足がある』と錯覚しているんだし、では、

『現実に不足があると錯覚したままでいられる現実』を作ろうっと」

というふうに働きはじめてしまうので、自分の錯覚が深まってしまいます。

そして自分の錯覚が深まればますます、

「この、この不足した現実をどうしようううう!!」

となるのですが、こうなると潜在意識のほうもますます、

「この、この『不足した現実がある』という錯覚をもっと強めるぜぇえええ!!」

と張り切ってしまいますので、ずっと不足が現実に存在していると思い込んだまま…となってしまいかねません。

 

 

不足は嘘だと意識していくと、前提が変わる

 

なのでどこかで、

「おや、よく考えると現実に『不足』なんてなくない?不足は嘘だった」

と気づけるとよいですね。

今日からぜひ、現実を見て不足している!と感じるたびに、

「いや、でも不足は嘘なんだよね。

現実に不足があるわけじゃなくて、私の中に不足感があるだけだ」

というふうに意識なさってみてください。

いまは急に「不足は嘘です!」と言われたばかりなのでピンとこないかもしれませんが、日常で不足は嘘なのだ、と意識しながら生活していると、

「お、おぉ…本当に現実に不足なんてないじゃん。私があると思い込んでただけじゃん。

不足は、私の頭の中にしか存在していない幻想なんだ!」

というふうに腑に落ちてくると思います。

そうして不足は嘘であることが腑に落ちてくると、頭の中の不足感も消えていき、徐々に前提が、

「現実に不足はある、この世にはないものばかりだ」

から、

「現実に不足などない、この世にはすべてある」

へと変わっていきます。

 

 

前提が変われば、潜在意識は働きだす

 

このあたりから、潜在意識が現実化するものも変わってきます。

「100万円がほしい、でも現実に99万円の不足がある。

潜在意識よー、この不足を埋めておくれ~!」

だと潜在意識はその不足をどうすることもできません。

さきほども言ったように、本当は現実に不足というものが存在していないので、潜在意識も存在しないものを埋めることはできないからです。

ないはずの穴を埋めろ、と言われても潜在意識は、

「そもそも穴どこやねん(´・ω・`)」

となっちゃいます。

 

 

けれど、

「100万円がほしい。そしてこの現実に不足はない。すべてある」

という前提ですと、これは現実にないはずの不足をどうこうしよう…ではなくて、

ちゃんと現実にあるものをどうこうしようとしている、ということです。

潜在意識は、現実にあるもののことでしたら大概はどうにでもできますので、

「ほんじゃ現実にあるアレとコレとソレをこれこれこうして、100万作ったるべ~(*´▽`*)」

ということができます。

 

 

「すべてがあり、不足は嘘である」

あなたがそういう前提を持っている以上、潜在意識は、

「ほーらね、やっぱりすべてがあって不足は嘘なんじゃん!」

と言えるような現実を作ってくれますよ(*^^)v

 

 

頭の中に「不足感」があっても、現実に「不足」はない。

あなたが現実の中に不足を見ているのなら、その不足は嘘だと見破ってください。

現実にはすべてがあると気づけば、潜在意識は現実にあるものを利用して、あなたの望むものを作り出します。

 

 

「すべてある」に関して詳しく書いた記事もありますので、よければ以下の記事も参考になさってみてください↓

★すべてあることにしておけば、潜在意識はすべてを生み出す★

 

 

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自分に優しくすると、潜在意識は変わりだす

花

 

自分に優しくすると、潜在意識はどう変わる?

 

今回は「自分に優しくする」ということについてです。

潜在意識のお話の中では、

「自分で自分に優しくしましょう」

「まずは自分自身を満たすことが大切です」

というふうによく言われますよね。

けれど中には、

「自分に優しくすることで、潜在意識の何がどうなるわけ??」

とか、

「自分に優しくしろと言われても、具体的に何をどうすればいいのやら…」

と思っている方もいると思いますので、詳しくお話してゆきます。

 

 

満たされた心を、潜在意識は現実化する

 

引き寄せの法則って、潜在意識の力によって自分の思考が現実になるという法則ですよね。

もしあなたの心の中に、

「ふん、どうせ私なんて…」

というギスギスした思考があるのなら、潜在意識は、

「おっしゃー!その思考通り、ギッスギスの現実作ったるで~!(゚∀゚)」

…となってしまいます。

でもあなたの心が満たされていて、前向きな思考ができているならば潜在意識は、

「その思考通り、満たされた現実作っちゃうぞ!」

となりますよね。

 

 

人はついつい、

「現実が満たされれば、私の心は満ちる」

と考えがちですが、現実は心が作っているのですから実際には、

「私の心が満たされれば、現実は満ちる」

の順です。

先に自分の心を満たす必要がありますので、潜在意識の話の中ではしょっちゅう、

「まずは自分を満たすことが大切」

と言われます。

 

 

自分に優しくすることで、満たされた心を作る

 

では、自分を満たすためにはどうすればいいのか?というと、自分に優しくするのが良いですね。

ごく普通に、他人に優しくされるところと冷たくされるところを想像してみてほしいのですが、これは言うまでもなく、優しくされたほうが嬉しくなりますよね。

尊重され、肯定されれば、自然と元気や余裕が出て思考が前向きになりますので、自分で自分にそうします。

 

 

ここでも人はついつい、自分で自分に優しくするよりも、他人が自分に優しくしてくれることを考えてしまうものです。

確かに他人が自分に優しくしてくれたらとっても嬉しいものなのですが…しかし残念ながら、

「他人が私に優しくしてくれたら私の心は満ちるのだから、他人に優しくされるのを待とう」

と思っていても、なかなか他人は優しくはしてくれないものなんです。

だってあなたがそう考えているということは、あなたの周りのみんなもそう考えているということだから。

みんながみんなして、

「他人が私に優しくしてくれたら私の心は満ちるのだから、他人に優しくされるのを待とう」

と思って、相手のほうから自分に優しくしてくれるのを待っていても…これではお互いに待ちの姿勢のまま膠着状態になってしまいますよね。

 

 

あなたはある日突然、

「ハッ!今日からあの人に優しくすることにしよう!!

別に優しくしてもらったわけでもなんでもないけど、そうしよう!」

とかって心変わりすること、あんまりないと思います。

あなたが急にそう思うことがないのと同じように、他人も急にそう思うことってないですから、他人が急に心変わりをして自分に優しくしてくれるのを待ち続けていても、心が満たされる日は来るか来ないかもわからなくなってしまいます。

 

 

なので、他人に優しくしてもらえる日がくるのを待つのではなくて、自分で自分に優しくして、自分で自分の心を満たす。

他人に肯定してもらえるのを待つのではなく、自分で自分を肯定する。

優しくする側と優しくされる側、両方とも自分でやってしまいます。一人二役ですね。

そうして自分に優しくすることで自分の心が満たされれば、潜在意識は、

「よーし、満たされた現実を作るぞ~」

となるので、現実が満ち足りたほうへと変わっていきます。

 

 

自分に優しくするって、具体的にどういうこと?

 

ではでは、自分に優しくするというのは、具体的に自分に何をするということなのでしょうか?

よく、

「自分に優しくするとは、自分のやりたいことをやること」

と言います。

確かにそれもとっても大切なことなのですが、かといって、なんでもかんでもやりたい放題やって肯定しまくればいいってもんでもないかな~、と私は思います。

たとえばですけど、

「今日は会社で嫌なことがあった!ストレス発散にお菓子をドカ食いしたい!酒を飲みまくりたい!」

というのがやりたいことだったとき、暴飲暴食してがばがばお酒を飲んで、

「やりたいことやりました、これで自分に優しくしたことになります」

…ということになるのか?というと、う、うう~ん…?(;^ω^)

確かにやりたいことをやってはいる…のですが、自分に優しくするというよりは、むしろ自分を痛めつけてしまっていますよね。

暴飲暴食はあくまでもただの例なので、誰もが暴飲暴食するというわけではないのですが、

単に「やりたいことをやる」というだけだと、なんだかうっかり自分を傷つける方向に行ってしまうこともあります。

 

 

なので、ただ「自分のやりたいことをやろう」と考えるよりは、普段の生活で折に触れて、

「私がこの子(自分)の親だったなら、こういうとき、この子にどうしてあげたいだろうか?」

と考えてみてください。

まず、自分を小さな子供だと思ってみる。

そしてその小さな子供が、

「お母さん、今日は幼稚園で嫌なことがあった!ストレス発散にいっぱいお菓子を食べまくってジュースを飲みまくりたいから、お菓子とジュースちょうだい!!」

と言ったときに、

「それがいいわね、そうしましょう」

と言うのか、言わないのか?というふうに考えてみます。

いくら我が子が可愛くても、どんどん食べさせて「私、子供に優しくしてます」という方はあまりいないはず。

こういうときは、

「ご飯を食べたあとにしようね。そのあとのデザートに、一番好きなお菓子とジュースにしようか」

とかになると思いますので、自分自身にそうしてあげてください。

 

 

潜在意識下に、罪悪感を募らせないで

 

確かに、ぶわーっと食べたりお酒を飲んだり…というふうにやりたいことをやると、その時だけは気持ちが紛れます。

けれど、やったことがある方はわかると思うのですが、そのあとの罪悪感がひどくないでしょうか?

自分で自分をないがしろにしてしまったことで、

「どうせ私なんて…」

という思いは、かえって強まってしまうんですね。

その「どうせ私なんて」は潜在意識下にどんどん募っていく。

そして潜在意識は、

「では、『どうせ私なんてと思っていられる現実』を作らないと」

となるので、どんどんどうせ私なんて…と思うような事態ばかり起きていきます。

そうならないために、

「親だったら、この子にどうしてあげたいだろうか?」

と考えてみてください。

その子がしようとしていることがその子のためになることだったり、応援してあげたいと思うことなら、いいねと言ってあげる。

一時のストレス発散とか、とりあえずその場をしのぐことが目的で、それをしてもあとからその子自身が苦しむはめになるようなことをしようとしているなら、もっといい案を出してあげる。

または、

「私が小さな子供だったら、お母さんにどうしてほしいだろうか?」

「お父さんがなんと言ってくれたら、私の心は満たされるだろうか?」

というふうに、逆に小さな子供の立場に立って考えてみるのもよいと思います。

 

 

人間の「どうせ私なんて」という気持ちは、子供時代の満たされなかった思いから生まれていることが多くあります。

お母さんにこうしてほしかった、お父さんにこうしてほしかった、でもそうではなかった…という悲しみや怒りが、まだ潜在意識の奥のほうでくすぶっている状態の方、多くいらっしゃいます。

なので、その潜在意識下の満たされないものを満たすため、親と子供の二役を自分でやってみてください。

私が母親(父親)だったらこういうとき、我が子にこうしてあげたい。

私が子供だったらこういうとき、お母さん(お父さん)にこうしてほしい。

そう思うことを、実際に自分自身にしてあげてくださいね。

 

 

そうして自分に優しく、自分で自分を満たしていくうちに、潜在意識が現実化するものは「満たされた現実」へと変わっていきます。

そして、現実が満たされたものに変わり始めるとそれを受けて、「嬉しいな」とまた心が満たされます。

また心が満たされれば、潜在意識は「さらに満たされた現実」を作るので、その現実を受けてさらに心が満たされ…という良い循環が生まれます。

 

 

現実を変える方法より、自分に優しくすることを考えて

 

さきほども言ったのですが、人ってついつい、

「現実を先に変えよう、現実が変われば私の心は満たされる」

というふうに考えてしまいがちです。

けれど実際には、

「心を先に変えよう、心が変われば私の現実は満たされる」

です。

より良い現実を作るための原動力は満たされた心、自己肯定感、自分を尊重する気持ちです。

その原動力を生み出すため、自分に優しくしてあげてください。

自分に優しくしていればそれを受けて現実は勝手に変わっていきますので、考えるべきは、

「どのように現実を変えようかな?」

ということではなく、

「どのように自分に優しくしてあげようかな?」

ということです。

遠慮なくどしどし自分のことを考えて、尊重してあげてくださいね。

 

 

「現実が満たされれば、私の心は満ちる」

ではなく、

「私の心が満たされれば、現実は満ちる」

です。

自分の心を満たすため、自分に優しくしてあげてください。

自分に優しくすることができれば、あとは潜在意識が勝手に満たされた現実を作りはじめます。

 

 

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潜在意識の力を使うため、悟りを目指す必要は一切ない

バラ

 

潜在意識を使いこなすには、悟りに近づかねばならない?

 

今回は「悟り」についてのお話です。

といっても、

「悟りを開き、潜在意識の力を使いこなせるようになるためにはどうすればいいのか?」

というようなお話なわけではなくて、

「悟りを開こうとしなくとも、潜在意識の力は使えるし願いは叶うよ~」

というお話です。

 

 

潜在意識の力を使うため、悟りの世界を目指す方もいるが…

 

このサイトを読んでくださっている方から潜在意識に関する質問をいただくことがあるのですが、

「執着を捨てないと、潜在意識の力は使えるようにならないですよね?」

「私はこれこれこうで、煩悩が強くて…これでは潜在意識は味方してくれないですよね?」

といった質問が多く、

「うむむ、どうも、

『潜在意識の力で願いを叶えるためには、今より悟りの境地に近づかねばならない』

という固定観念を持っている方が多いのかな?」

と感じることがあります。

なんというか、

 

①今の私はレベルが低い状態だ。

②けれどなんとかして自分のレベルを上げて、もっと悟りの世界に近づくことができれば、

③潜在意識が願いを叶えてくれる。

 

という順序で考えて、自分のレベル上げを頑張ろうとしている方が多いようだぞ?と。

 

 

潜在意識の話を読んでいるうち、なんだか悟りを意識してしまう

 

なぜこう考える方が多いのかというと、潜在意識の話の中でよく、

「執着を捨てるとうまくいく」

と言われることが原因のひとつかなと思います。

そう言われるとついつい、

「そうか、私はまだ執着がひどいから…もっと煩悩から離れた悟りに近い状態にならないとダメなのか…」

という気持ちになってしまうのではないのかな?と。

 

 

あと、ネットには願いを叶えたという方の体験談もたくさん載っているのですが、

そういった方のお話って、まだ叶えていない方が読むとなんだか妙に謎めいて聞こえてしまうんですよね。

読んでいるとなんとなく、

「自分とは違う世界を知った人が、自分には理解できないすごいことを話してる。

この人たちの言うことが理解できるレベルにならないと、潜在意識は使いこなせないのか…」

というような気になってしまい、

「なんとか頑張ってこの人たちのレベルまで到達できれば…!

もっと執着を捨てて…もっと高いレベルの世界に行ければ…!

そうすれば潜在意識の力をうまく使えるようになる!」

と感じてしまうのも無理はないかもしれません。

 

 

そうして、

「より清らかに、より賢く、より高いレベルの境地に…」

と、なんとなく「悟り」のようなものを目指しはじめる方が多いように思います。

さすがに、

「私は、完全なる悟りを開く!お釈迦さまと同じになるんだ!!」

とまで思っている方は少なそうですが、でも漠然と、

「潜在意識の力で願いを叶えるためには、今より悟りの境地に近づかねば…なんだかうまくいかない気がする…」

という固定観念を抱えている方が多い印象です。

ただ、この固定観念はむしろ捨てたほうが、潜在意識は願いを叶えてくれやすくなります。

 

 

悟りに近づくと、むしろ潜在意識は仕事をしなくなる

 

「潜在意識の力で願いを叶えるためには、今より悟りの境地に近づかねばならない」

少し言い方を変えると、

「今より悟りの境地に近づけば、潜在意識が願いを叶える」

ということですが、この言葉はよくよく考えるとちょっとおかしな言葉です。

 

 

「私は、この願いを叶えたい!」

というふうに、ああしたい、こうしたいと思考するのは執着です。

そして、悟りというのはそうした執着を捨てた状態のことですので、悟りに近づけば近づくほど「叶えたい」と思考することがなくなっていく…ということですよね。

つまり、

「今より悟りの境地に近づけば、潜在意識が願いを叶える」

というのは、

「今より願いを叶えたいと思考しなくなれば、潜在意識が願いを叶える」

と言ってることになります。

 

 

ここで、

「いやいや、願いを叶えたいと思わなくなったら叶わないじゃん。

叶えるためには最低限『願いを叶えたい』という思考は持ってないといけないんじゃないの?」

と思いませんか?

そう、叶えるためには最低限「願いを叶えたい」という思考は持っていないといけないです。

潜在意識は思考を現実化するのがお仕事なのですから、叶えたいと思考しなくなってしまったら、

「俺なにを現実化すればええのん、仕事ないで(´・ω・`)」

となっちゃいます。

引き寄せにおいて「叶えたい」という思考は、執着は、なくてはならない必須のものなんですね。

その執着を捨てて悟りを開いてしまっては、潜在意識が願いを現実化しようがなくなりますので、悟りを目指す必要はありません。

 

 

ではなぜ、執着を捨てろと悟りをすすめられるの?

 

「でも…だったらどうしてしょっちゅう『執着を捨てろ』って言われるの?

執着するなって、叶えたいと思考するな、そういう執着を捨てて悟りを目指せってことじゃないの?」

と疑問に思いますよね。

ただ、潜在意識のお話でよく言われる「執着するな」というのは、

「叶えたいと思うな、そういう気持ちを捨てて悟りに近づけ」

という意味ではなくて、

「『どうせ無理だ…あぁ、叶えたい、叶えたいよう…』と思考するな。

そういう思考は捨てて新たに『当然できるに決まっているから叶えたい』と思考しろ」

という意味です。

 

 

多くの方が「叶えたい」と言うとき、

「どうせ私には無理だけど叶えたい」

という意味で言っているんですね。

そうなると潜在意識は、

「おっしゃ、『どうせ私には無理』って思ってるんだから、無理にしてあげないと!」

となり、叶わなくなってしまいます。

なので、

「当然私には叶えられるので叶えたい」

と思う必要があります。

それならば潜在意識は、

「おう、叶うのが当然だと思ってるならその思考どおりに叶えないとね」

となり、叶います。

 

 

悟りをすすめる意味で執着を捨てろと言われているわけではない

 

「どうせ叶えられない」という思考が執着なのと同様、

「叶うのが当然だ」という思考も、もちろん執着です。

ただ、引き寄せではこの「叶うのが当然」という執着はどんどん持て、と推奨しています。

「必ず叶うと確信しなさい」

というふうによく言われますよね。

必ず叶うと確信しなさいというのは、必ず叶うと確固たるレベルで思考しなさい、必ず叶うということに確固たる強さで執着しなさい、ということです。

そういう執着が強ければ強いほどに潜在意識は強く働くのだから、ばんばん「確信しろ、確信しろ」と言って「必ず叶う」に執着するようにすすめています。

 

 

「執着を捨てろ」というのは、

「悟りを開いて叶えたいと思うことそのものをやめてしまったら叶わなくなるから、叶えたいという執着は持っていい。

ただし、『叶うに決まっているから叶えたい』という執着でなければ叶わないのだから、

今持っている『どうせ叶わないけど叶えたい』という執着のほうは捨てろ」

という意味であって、特に悟りをすすめているわけではありません。

 

 

潜在意識の力を使うには、悟り方より執着の仕方が大事

 

潜在意識の力で願いを叶えた方の体験談などを読むと、確かに謎めいて聞こえて、

「なんかの悟りの境地に行くとこうなるのか?」

と思うのも無理はないかと思いますが、彼らは執着を捨てて悟りを開いたからそうなったわけではなく、むしろ強い執着を持てた方たちなのではないかと思います。

「強く強く、叶えたいことは叶えられるという執着を持った」

とか、

「自分の望むものは既にあるという考え方に、ひどく執着した」

というふうに、ね。

「悟りに近づいたから、私などには理解できないすごいことを言っている」

というわけではなく、単に、

「私と執着のしどころが違うから話がかみ合わないんだな~」

程度に考えたほうが良いんじゃないかなと思います。

日常で、自分とこだわりどころが違う人と話してても話がかみ合わないことってありますよね、それと同じだと思います。

 

 

一度、

「潜在意識の力で願いを叶えるためには、今より悟りの境地に近づかねばならない」

という固定観念を捨てて、

「いやむしろ、私の願いが叶わないのは、悟りの境地に近づこうとするからじゃないのか?

いかに悟るかと悟り方を考えるより、いかに執着するかと執着の仕方を考えたほうがうまくいくかも…!」

と考えてみてください(*´ω`*)

 

 

潜在意識の力で願いを叶えるため、悟りの境地に近づこうとする必要はない。

 

 

執着について書いた記事は他にもあります。

ちょっと今回の記事とかぶってる部分もありますが、参考になさっていただければ嬉しいです↓

★執着してもいいのか悪いのか、一体どっちなの?★

 

 

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