
潜在意識は、内面を変えるだけでうまく働く
今回は「内面を変える」ということについてです。
これは潜在意識をうまく使ううえでもっとも基本的なことなので、すでに何度もお話したことがあるのですが、
もっとも基本的なことであると同時に、もっともおろそかにしてしまうことでもあると思います。
「私、わかってるつもりでついおそろかにしてなかったかな?」
と確認しつつ、読んでみてくださいね(*´ω`*)
潜在意識の力で外面を変えたいなら、内面を変えるしかない
まず引き寄せの法則とは、潜在意識の力によって認識が現実化するという法則のこと。
自分の内面にある認識が、自分をとりまく環境…つまり自分の外面へと反映されていく法則のことですよね。
自分の内面がどうであるかで外面がどうなるかが決まるのですから、
外面を変えたいのであれば、まず自分の内面を変える必要があります。
内面さえ変われば、外面のほうは変えようと思わずとも、勝手に潜在意識の力によって変わっていきます。
そのため、外面を変えようとする必要はありません。
外面がどうかは、潜在意識を使ううえであまり問題ではない
ときに、
「私の状況はこれこれこうでこうなのですが、こんなひどい状況でも潜在意識の力で変えられますか?」
というご質問をいただくこともありますが、もちろん変えられますよ(*^^)v
いまの状況(いまの外面)がどうであるかということは、さしたる問題ではありません。
たとえば、
Aさんは友達を15人に増やしたい、現在の友達の数は14人。
Bさんも友達を15人に増やしたい、現在の友達の数は0人。
だとして、一見するとBさんのほうがひどい状況に思えるし、友達を作ることは難しそうに思えますよね。
でも、実際には特にそんなことはないんです。
Aさんが「友達をあと1人増やせる」というふうに内面を変えることができないままなら、潜在意識は絶対に友達を増やそうとしませんので、たった1人増やすだけでもすごく難しいです。
逆にBさんが「友達をあと15人増やせる」というふうに内面を変えることができたなら、潜在意識が何が何でもそのとおりにしてくれますので、15人増やすのもたいして難しい話ではありません。
決して、
「現在の状況がマシなほう(Aさん)が、潜在意識の力で外面を変えやすい」
というわけではなく、
「内面を変えることができたほう(Bさん)が、潜在意識の力で外面を変えやすい」
ですから、大事なのはいまの外面がどうであるかではなくて、いまの内面を変えることができるかどうかということです。
「外面がひどいと改善しにくい」と思っている内面を変える
「こんなひどい状況でも潜在意識の力で変えられるのだろうか?」
と考える場合、なぜそう考えるのかというと、
「現在の状況がマシなほうが外面を変えやすいはずである」
「私の状況は人に比べてなかなか改善されないはずである」
という認識を内面に持ってるから、ですよね。
しかし、そのような認識を内面に持っていれば潜在意識は、
「ではその認識どおり『なかなか改善されない現実』を作らないと」
と働くため、外面はなかなか改善されなくなってしまいます。
改善されづらいのは外面がひどいからではなく、
「外面がひどいと改善されづらいという認識が内面にあるから」
です。
外面ではなく内面の問題です。
いまの外面が人よりひどいと感じるのであればなおのこと、内面を変えることに人より強く注意を向け、集中なさったほうがよいです。
外面がひどいから、内面を変えることができない?
中には、
「外面がひどいから、それが気になって内面を変えることに集中できない」
と感じる方もいるかもしれませんが、残念ながらそのような考え方(認識)が内面にあるかぎり、外面が変わることはありません。
外面がひどいから内面を変えることに集中できない、というのはつまり、
「外面がもっと改善されれば内面を変えることに集中できる」
ということですが、外面を改善するためには、まず内面を変えるしかないのでしたよね。
内面を変えることに集中しないと外面が変わらないのに、外面が変われば内面を変えることに集中します、ですと、外面が変わる日がこなくなってしまいます。
種を植えないと花が咲かないのに、花が咲けば種を植えます、と言っても、これでは花が咲く日がくることがないのと同じです。
さすがの潜在意識も、種を植えていないのに(内面を変えていないのに)花を咲かせる(外面を変える)という芸当まではできません(;´・ω・)
潜在意識を使うためには「まず内面ありき」ということを忘れないで
「外面が改善されれば内面に集中しよう」というのは、まず外面ありきの認識です。
まず内面ありき、と説く引き寄せとは真っ向から対立する認識ですので、
このように引き寄せと相反する認識を持ったままで引き寄せをうまくやろうとしても、難しくなってしまいます。
まずは内面から、「外面ありきの認識」を消そうと意識してください。
「外面がひどいから内面を変えることに集中できないのではなく、
内面を変えることに集中しないから外面がひどくなるのだ。
先に、内面を変えることに目を向けるしかないのだ」
と強く意識し忘れないようにして、忘れても何度でも思い出し、内面に集中しなおしてください。
内面を変えることに集中するのは、誰にでもできる
外面がすごく気になって内面に集中できない…という方も、決して集中力がないわけではありません。
「外面がすごく気になる」というのは、外面に向けて高い集中力を向けている状態です。
高い集中力自体はちゃんとあるのですから、あとはその集中力を、内面を変えるほうへと向けるだけ。
ない集中力を無理やりにひねり出せと言っているわけではなく、
すでに持っている集中力の矛先を変えるだけなのですから、
「矛先を変えるのだ」と意識さえすれば、誰にでもできますよ(*´ω`*)
そうして内面を変えることができれば必ず、潜在意識が外面も変えてくれます。
潜在意識の力をうまく使いたいのであれば、自分の内面を変えることが最優先事項です。
それよりも優先してやるべきことは何もありませんので、外面ではなく内面に集中してください。
内面を変えることが大事だよ~と書いた記事は他にもありますので、よければ以下も参考になさってみてください↓
★潜在意識の力で現実が変わる人と変わらない人の、決定的な違い★
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完璧認定をやっているが、完璧だと思えない…
今回は「完璧認定」についてです。
完璧認定については以前にも一度記事にしたことがあるのですが、
「完璧認定をやっているけれどうまくいかない」
というメールをいただくことが多いので、もう一度記事にしてみますね。
完璧認定とは、潜在意識が完璧を現実化する方法
まず「完璧認定ってなに?」という方のために簡単に説明すると、
「私は完璧、すべては完璧」
と決めることで(認定することで)潜在意識がその認定どおりの現実を作ろうとし、実際にすべてが完璧の現実に変わる、という方法です。
完璧認定でひとつ気をつけてほしいのは、
「完璧だと思うことでうまくいく方法」
なわけではなくて、
「完璧だと思えなくても完璧だ、と決めることでうまくいく方法」
だという点です。
ときおり、
「自分や周りのこと、すべてに対して完璧だと思わなきゃ…!う、うぐぐ、完璧だなんて思えない…!」
と頑張る方もいるのですが、このように完璧だと思おうとする必要はありません。
そうではなく、
「う、うぐぐ、完璧だなんて思えない…!と思っている私は完璧である」
と決定してしまうやり方です。
完璧じゃなくても完璧、と思えるまではゴリ押しでいく
この完璧認定をしている方から、うまくできないけどどうすれば…というお声を頂くこともあるのですが、どうすればいいのかというと…、
ゴリ押しじゃああああああ!!
ごりごりごりごり「だが完璧だ」と続けるのだァアアア!!( ✧Д✧) カッ!!
「完璧認定がうまくいかないけれど、どうすれば…」
ではなくて、
「完璧認定がうまくいかないけれど、どうすれば…と思っている私って完璧。
いや、どうすればいいのかわからないのに完璧ってなんやねんだがそう思った私も完璧だ。
っていうかなんだこれ、なんか意味あんのかこの方法だがそう思った私も完璧だ。
ああぁ、こんなんで本当に何か変わるのかなぁだがそう思った私も完璧だ」
です。
延々延々、自分が何を思おうが語尾に「だが完璧だ」とつけてゴリ押ししまくってください。
潜在意識が「何がどうなろうが完璧なのだな」と学習するまでは、とにかくゴリ押しです。
ゴリ押しなんて方法しかないの?
「ぐっ…ゴリ押しとか…!なんかほかに方法ないんかい!!」
と思った方もいるかなと思うのですが、残念ながら潜在意識は、ゴリ押しでしか変わらない意識です。
自分の考え方を変えようとしたとき、潜在意識はまず抵抗します。
「なんで急に考え方変えるのん?別にこれまでとおりでええがな(´・ω・`)」
という感じで変わりたがりません。
ただ、潜在意識は同じことの繰り返しには弱いです。
繰り返されると、
「こんなに繰り返されるって、なんかよっぽど大事なことだからじゃない?
大事なことなら学んでおかないと、今後に支障が出るかもしれない!よっしゃ学ぼう!!」
となり新しい考えを受け入れていきますので、延々繰り返します。
完璧認定だけではなくて、他の潜在意識のメソッドもほとんどがゴリ押しでいくやり方ですよね。
アファメーションは「できる」とひたすら繰り返す方法、つまり「できる」のゴリ押し。
自愛はひたすら自分を許しつづける方法、「許し」のゴリ押し。
なる式はひたすらなりつづける方法、「なる」のゴリ押し…というふうに、
どれも潜在意識の抵抗に負けないようにひたすら繰り返す、ひらすら続ける、ひたすらゴリ押し、です。
潜在意識が抵抗しなくなればあとは楽なのですが、抵抗している間は、
「ゴリ押しでいくしかない。それしか方法がない以上は仕方がない」
と割り切って続けてほしいと思います。
しっかり身を入れて続ければ、数日後くらいから変化するはずです。
潜在意識ってわりと早く変わりますから、何か月も何年もゴリ押しし続けなきゃいけない…なんてことはないですよ。
むしろ「ゴリ押しなんて方法でいいんだ~」と考えてみて
「ゴリ押ししかないなんて、そんな…」
って考えちゃう方が多いかもしれませんが、ある意味、ゴリ押ししかしなくていいなんて楽だとも言えます。
なにか難しいテクニックを使わなきゃ潜在意識を変えられません、とかいうのだとテクニックを習得しなきゃいけなくて大変ですけど、ただ同じことを繰り返すだけでいいのですから、テクニックの習得など一切不要、なんの工夫もする必要はありません。
「ゴリ押しなんて単純なことしかしなくていいんだ~!」
というふうに、前向きにとらえてみてほしいと思います。
ゴリ押しといっても、力んで押すわけではない
上でフォントサイズ変えてまで「ゴリ押しじゃああああ!!」と書いといてなんなんですが、実際にはそんなに威勢よく、
「ゴリゴリ押してやるんじゃ、完璧じゃ!潜在意識に負けるものか完璧じゃああああ!」
と頑張る必要はありません。それよりは、
「腹をくくって、静かに粛々とやる」
という感じで、冷静に「だが完璧だ、だが完璧だ…」と繰り返していくほうが効果は出やすいと思います。
一見、気合いを入れて挑んだほうが潜在意識に勝てそうな感じがするかもしれませんが、潜在意識の抵抗は興奮したときに強くなり、リラックスしているときに弱まります。
静かに行ったほうが抵抗が少なく変わりやすいですから、ムキになって押しまくるようなイメージではなく、粛然と押し進めていくイメージで続けてみてくださいね(*´ω`*)
ひたすら完璧のゴリ押しをしてください。
ゴリ押ししているうちに、潜在意識は必ず変わってきます。
あまり気合いを入れすぎず、粛々とやるのがポイントです。
完璧認定について、以前に書いたほうの記事もよければ読んでみてください↓
★完璧を採用すれば、潜在意識は現実を完璧にしてくれるのか?★
潜在意識の抵抗は、力まないほうが弱まるということについてです↓
★潜在意識からの抵抗をなくすには、どうすればいい?★
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潜在意識の力は、期待しないほうが働く?
今回は「期待しない」についてです。
潜在意識のお話の中ではよく、
「期待しないほうがうまくいく、願いは叶いやすい」
と言われますよね、これについてお話していきます。
「ワクワクする」のであれば、潜在意識は良い方向に働く
期待するって、
「ワクワクする、希望に胸をふくらませる」
という意味で使われることもあれば、
「予測する、アテにする」
という意味で使われることもありますが、潜在意識の話で「期待しないように」と言われるときには後者の意味ですよね。
前者の「ワクワクする」という意味で期待という言葉を使うならば、もちろん大いに期待してOKです。
ワクワクしていれば潜在意識は、
「そんならもっとワクワクすることを」
という方向に働きますので、現実に良いことが増えていきますからね(*´ω`*)
「予測する」のであれば、潜在意識はうまく働かない
でも後者の「予測する・アテにする」という意味で期待という言葉を使うなら、
これはやはりよく言われているとおり、期待しないほうがうまくいくと思います。
願いが叶うまでの過程は無数にあって、通常は潜在意識がその中から、
「この過程でいくのがベスト」
と思ったものを選んで叶えてくれます。
けれど顕在意識上で、
「きっとこれこれこうふうに叶うはずだ」
みたいに期待していると(予測していると)、これって潜在意識に対して、
「これこれこう叶えてよね、別の過程は踏まないでよ」
と言ってしまっているようなものなので、潜在意識がベストの過程を踏めなくなってしまい叶いづらくなります。
期待しないということは、
「叶うまでの過程はなんでもいいよ」
ということですので、潜在意識がベストの過程を選べてうまくいく、ということですね。
期待しないほうがいいと言われても、してしまう…
ただここまでを聞いて、
「えぇい、期待しないほうがいい、過程にこだわらないほうがいいなんて話はもう知っとるわい!
でも期待しないでおこうと思ってもどうしてもしてまうんじゃー!どうすればええねん!」
と思った方もいるかな?と思います。
では、なぜどうしても期待してしまうのか?というと、前提が「叶わない」だからです。
叶わないという前提のままに期待しないでおこうと思ってもそれは無理、どうしてもしてしまうものだと思います。
たとえば通販でなにかを注文したとき、
「届くかどうかわかりません、たぶん届きません(届かない前提)」
とか言われたら誰でも当然、
「ちゃんと届くかな、いつ届くかな?」
と予測して(期待して)気にしてしまいますよね。
ここでまったく気にしないでいられるツワモノはそうそういないと思いますし、気になってしまうのはしょうがないです。
叶う前提なら、期待しないようにしようと思うまでもなく期待しない
でも、注文したものが絶対届くという確信があるときは(届くという前提のときは)届くまでの間、ごく自然に待っていられますよね。
「ちゃんと届くかな?って予測したりしないぞ!期待しないでおくんだ!!」
とか考えることすらなく、期待しないでいるものです。
届かないという前提(叶わないという前提)な以上、どうしても人は期待はしてしまうもの。
でも届くという前提(叶うという前提)なとき、人は期待などごく自然にしないもの。
期待をするかしないかは、前提が決めています。
「期待しないこと」ではなく「前提を変えること」にフォーカスする
期待しないほうがいい、と聞くと、
「ようし、期待しないでおこう、期待しないでおこう…!」
というふうに「期待」にフォーカスする方が多いのですが、そうではなく、期待を生むか生まないかを決定している「前提」のほうにフォーカスしてみてください。
「叶わないという前提は変えず、期待しないようになろう」
というのはなかなかに難しいです、それよりも前提を変えるほうが簡単です。
前提が変われば、期待しないでおこう!なんて意識しなくても自然と期待しないようになるのですから、
「期待しないようにするぞ!」
ではなく、
「叶うという前提に変えるぞ!」
と考えてみてください。
注目すべきは、期待ではなく前提です。
前提が叶うへと変われば、「予測する」ほうの期待はしないようになり「ワクワクする」ほうの期待をするようになります。
そして潜在意識が、叶えるためのベストな過程を導き出し、叶えてくれますよ(*´ω`*)
期待しないようにしてもしてしまうのは、前提が「叶わない」だから。
前提が「叶う」へと変われば、自然と期待しないようになります。
「期待しないほうがうまくいく」と似た感じで「諦めるとうまくいく」と言われることもありますよね。
よければこちらの記事もご覧になってみてください↓
★諦めると…なんでうまくいくの?★
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私の潜在意識は、ちゃんと変わってきているの?
今回は、
「自分の潜在意識がちゃんと変わってるかどうか、確認したい」
と思っている方へのお話です。
サイトを見てくださっている方からもよく、
「これは潜在意識が変わってきている証拠なのでしょうか?」
という質問をいただくことがありますし、潜在意識の変化を確認したい方は多いようですね。
ではでは、確認する方法があるのかないのか?についてお話していきます。
潜在意識の変化を明確に確認する方法はない
結論から言うと、潜在意識の変化を「はっきりと」確認する方法は残念ながらありません。
そんな~って思うかもしれませんが、潜在意識って確認できないところに潜在している意識だからこそ潜在意識と呼ばれているわけでありまして…、
しっかり確認できるようならそもそも潜在意識とは呼ばれませんよね。
なので「いまこのくらい変わってます!」とはっきりと知ることはできないのですが、漠然とした目安みたいなものはあります。
目安として、
「心境に変化があれば、潜在意識が変わってきている」
と思ってください。
最初は潜在意識下に「私なんてどうせできない」みたいな観念がある状態です。
潜在意識が変化してその観念が消えてきているのであれば、日常の中で「どうせ」と考える頻度は少なくなってきているはず。
なので、
「最近私、なんだかよくわからないけれど自分にもできるんじゃないかって気がしてきた」
とか、
「なんとなく落ち込むことが減って、前向きに物事をとらえるようになってきたぞ」
という変化を感じている方は、潜在意識が変わってきていると思ってよいと思います。
逆に、そういった前向きな心境の変化がなく、
「潜在意識はいつ変わるの?もう変わってるの?あぁ、確認したい、確認したいよう…」
という気持ちなのであれば、そんなに潜在意識は変わっていないと思ってください。
潜在意識の変化を確認したい方は2タイプに分かれる
さきほど、
「潜在意識が変わってきている証拠なのでしょうか?という質問をいただくことがあります」
と書いたのですが、この質問をする方は大きく2つのタイプに分かれます。
実際に潜在意識が変わってきているタイプと、あまり変わっていないタイプなのですが、両者は質問の仕方が違うな、と感じます。
内面(潜在意識)が変化したので→確認したいタイプ
潜在意識が変わってきている方は、自分の内面について語る場合が多いです。
(多い、というだけで100%必ずそうだというわけではありません)
自分の考え方にこれこれこのような良い変化がありました、というふうに自分自身の変化について語り、
「こうやって気持ちが変化するって、潜在意識が変わったってことなんでしょうか?」
と確認をしようとします。
①自身の内面に以前より良い変化が起きたので
↓
②潜在意識が変わったってこと?と確認したくなる
の順です。
これは上に書いたとおり、心境の変化があるということは潜在意識が変わったということです。
外面(現実)を確認することで→安心したいタイプ
潜在意識がまだあまり変わっていない方は、自分の内面で起きたことではなくて、現実で起きたことについて語ることが多いです。
(こちらも「そのような場合が多い」というだけで、100%必ずそうとは限りません)
「混んでいる電車でたまたま席に座れたのですが、これは潜在意識が変化したということですか?」
「ひどい雨に打たれたのですが、こういう目に遭うのは潜在意識がまだ変化していないからですか?」
という感じで確認をしようとします。
それは潜在意識は関係ないのでは?というような些細な出来事に対して、
「こ、これは潜在意識が変わった証拠?違うかな?でもそうかも?どうなの?」
とすごく気になって確認をしたくなっている、という印象です。
これは、
①潜在意識が変わったってこと?と確認して
↓
②そうならば以前より安心できる(自身の内面に以前より良い変化が起きる)
という順で考えていますね。
「自分は前向きに変わったから、潜在意識が変わったかの確認を現実で取りたくなった(内面が外面へ反映されている)」
というわけではなく、
「現実で潜在意識が変わったかの確認が取れれば、自分は前向きに変われる(外面が内面へ反映される)」
というふうに、まず外面(現実)を見ています。
このように、まず外面を見て確認を取りたい、と思っているときの内面はどうなっているのか?というと、
「潜在意識が変わらず、私はこのまま変われないのではないか?」
という疑いが強い状態です。
変われるのだ、と思っているなら変われるかどうかを心配して確認を取ろうとはしないはずですので、
まず心配のあまり確認を取ろうとする、ということは、まず内面に「変われない」という前提があるということです。
つまり、潜在意識下にはまだ「変われない」という前提が強くあるということ、潜在意識は変わっていない、ということです。
潜在意識の変化を確認したい場合、内面の確認を
「潜在意識の変化=内面の変化」です。
もちろん、内面が変化すればそのうち外面も変化しますが、内面より先に外面が変化することはありませんから、まず先に外面を見ようとする必要はありません。
潜在意識が変化したかどうかの確認をしたいのであれば、自分の内面に変化がないかどうかを確認してみてくださいね。
(ただ、最初に言ったとおり潜在意識の変化ははっきりわかるものではありませんから、顕在意識上で「私の内面のここが変わった」という自覚がなくても変わってきている可能性もあります。
「顕在意識上の自覚がない=潜在意識が変化していない」ではありません)
最後に、あなたがいまどれだけ外面を気にしていたとしても、それは悪いことでも悲観することでもなんでもない、ということも覚えておいてくださいね。
中には、
「がーん!外面ばっかり見て確認しようとしてた!私の潜在意識は変わってないんだ!」
と落ち込みたくなった方もいるかもしれませんが、いま変わってないというのはさしたる問題ではありません。
いま変わってないからこれからも変わらない、なんてことは絶対にありません。
これから変えていけばいいだけのことですよ(*´ω`*)
本来、潜在意識が変化したかどうかの確認は必要ありません。
変わると信じているなら変わるかどうかを確認する必要はないし、
確認しても顕在意識上ではっきりわかるとも限らないためです。
ただ、どうしても変化を確認してみたいのであれば、内面が変化しているかどうかを確認してみてください。
潜在意識の変化は、外面より先に内面に現れるからです。
「外面を見て、潜在意識が変わってる証拠がないかな?って確認しようとしていたよ~」
という方は、以下の記事も参考になるかもしれませんのでご覧になってみてください↓
★潜在意識の力が働いている証拠は、現実の中を探しても見つからない★
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引き寄せは「そう思えばそうなる法則」
今回は「そう思えばそうなる」についてです。
引き寄せは、潜在意識の力によって思ったことが現実になるという法則です。
つまり「そう思えばそうなる法則」ということですよね。
このそう思えばそうなる、というのは、引き寄せにおいて基本中の基本、もっとも根幹のところです。
でも、基本的なことってついつい忘れがちになっちゃったりもするものですよね。
なので今回は、基本点を思い出すつもりで読んでほしいな~と思います(*´ω`*)
「潜在意識の話は、どれが正しいのですか?」
サイトやメルマガを読んでくださっている方から質問をいただくのですが、その中でも多いのが、
「Aさんは〇〇だと言っていますが、Bさんは□□だと言っています。
いったいどちらが正しいのでしょうか?」
という質問です。
確かに潜在意識の話って、人によって言っていることが違うぞ?と思うこともありますよね。
執着すると叶いません!と言う人がいたと思えば、執着していても叶いますと言う人がいたりとか…。
こうして言っていることが違うとどっちが正しいねんと混乱するお気持ちもわかるのですが、
「そう思えばそうなる」ということをしっかりと忘れずにいれば、どっちが正しいの?という疑問は出てこなくなると思います。
「こっちが正しい」とそう思えばそうなる
どっちが正しいの?というのは、
「AさんとBさん、どっちかの言っていることが正しくてどっちかは間違い。
私は正しいほうに従いたい、間違ったほうの言うことを聞くと潜在意識がちゃんと働かないかもしれないし…」
と思っている、ということですよね。
でもこれ、AさんもBさんも間違っていないんです。どちらも正しいです。
そう思えばそうなるんですから、Aさんが「執着していると叶わない」と思っているならAさんの潜在意識は、
「ようし、じゃあ執着すると叶わないというその思考のとおり『執着すると叶わない現実』を作ってあげる!」
というふうに働き、現実化します。
するとAさんは、
「ほら、やっぱり執着すると叶わないっていうのが正しいんだ!」
と思います。
そう思えばそうなるんですから、Bさんが「執着していても叶う」と思っているならBさんの潜在意識は、
「ほんなら、執着しても叶うというその思考のとおり『執着しても叶う現実』を作るよ!」
と働き、現実化します。
するとBさんは、
「ほら、やっぱり執着しても叶うというのが正しいんだ!」
と思います。
このとき、AさんとBさんのどちらが間違ったことを言ってるのか?というと、どちらも間違ったことは言っていませんよね。
Aさんの言うことはAさんにとっては確かに正しいし、Bさんの言うことはBさんにとっては確かに正しい。
どちらとも(その本人にとっては)正しいです。
潜在意識は、信じたことを正しくする意識
どちらが正しいの?という疑問は、
「事前に正しいものが決められていて、正しいものに従えば潜在意識の力がちゃんと働く」
という考え方をしているときに出るものですが、潜在意識は、
「あらかじめ用意されている『正しさ』に従った場合にのみ働いてくれる意識」
というわけでは、ありません。
そうではなくて、
「あなたが思ったことを現実化して、正しいことにしてくれる意識」
です。
「正しいことを信じる」のではなくて「信じたことが正しくなる」です。
この「信じたことが正しくなる(そう思えばそうなる)」という引き寄せの基本とは逆に「正しいことを信じよう」としてしまうと、
「でも、いったいどちらが正しいのだろう?」
という疑問が出て混乱してしまいます。
潜在意識に現実化してほしいほうを信じる
そう思えばそうなるのですから、「どちらが正しいの?」ではなくて、
「私は、どちらを現実化したいの?」
と考えてみてください。
執着していると叶わない現実を作りたいなら、Aさんの言うことを正しいこととして信じればいいですし、
執着していても叶う現実を作りたいなら、Bさんの言うことを正しいこととして信じればいいです。
あなたが、
「私は執着していても叶う現実のほうがいい、だからBさんの言うことが正しいと信じよう」
と、そう思えばそうなるんです。
あなたの潜在意識が、
「よし、じゃあ『Bさんの言うことが正しかったのだと思える現実』を作ろう」
と働くため、のちにあなたは、
「ほら、やっぱりBさんの言うことが正しかった!」
という現実を迎えることになります。
別の誰かはAさんのほうを信じるかもしれませんが、「Aさんが正しい」とそう思えばそうなるので、その別の誰かにとってはAさんの言うことのほうが正しい、となります。
そう思えばそうなるという基本点を思い出して
引き寄せについて話している人の話がバラバラなことがあるのは、それぞれの信じているものがバラバラなためです。
「バラバラの中から正しいものを見つけよう、そうすればうまくいくのだ」
ではなく、
「バラバラのものはすべてが(話している本人にとっては)正しいのだ、
その中から私が好きなものを選ぶのだ」
という基本点を、いま一度思い出して意識してみてください。
そう思えばそうなるのだ、ということさえわかっていれば、
「ふーん、AさんもBさんもそれぞれ、自分の潜在意識の力で『そう思えばそうなる』をやってるんだな~」
と思うだけで、
「なんで言ってることが違うの!?どっちが正しいか調べてみよう。
あ、あぁぁあ…CさんはAさんともBさんとも違うこと言ってる…ますますわからなくなった!」
というふうになることはありませんよ(*´ω`*)
正しいことに従った人間が潜在意識の力を使えるわけではなく、
信じたことが潜在意識の力によって正しいことになるのが、引き寄せの法則です。
あともういっちょ、忘れてほしくないよ~と思う基本点について書いた記事がありますので、よければそちらもご覧になってみてください。
★潜在意識は、望むものを探すのをやめたときに目覚める★
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