「直結メソッド」と「先取りメソッド」って、どう違うの?

デイジー

 

潜在意識の「先取りメソッド」と「直結メソッド」とは?

 

今回は、先取りメソッドと直結メソッドについてです。

潜在意識の力(引き寄せの力)を活用するためのメソッドはたくさんありますが、

その中に先取りメソッドというものと、直結メソッドというものがあります。

そして、

「この2つは似ているけれど違う」

というふうに言われることもあります。

そこで今回は、先取りメソッドと直結メソッドとは、それぞれどのようなものなのか?

似ているけれど違うというのは、具体的にどこがどう違うのか?

についてお話してゆきます。

 

 

先取りメソッドとは、どんなもの?

 

ではまず、先取りメソッドとはどのようなものなのか?についての説明です。

先取りメソッドのやり方は、

 

今この瞬間、自分の願いが叶ったかのように喜びを感じる。

仮に「お金持ちになりたい」という願望があるなら、今、ここで、実際に大金を手にしているかのように、

「やったぁああ!!俺は金持ちだぁヒャッホーーー!!」

と喜ぶ。

 

というものです。

このように、願いが叶ったときの喜びを「今」体感することによって潜在意識は、

「ふぁーーー!!俺って金持ちなのかヒャッハァ!!!(゚∀゚)」

と勘違いを起こします。

潜在意識って頭はあんまり良くはありませんので、こういう勘違いをわりと簡単に起こしちゃうんですね。

 

 

…とはいえ、実際にはまだお金持ちではありませんよね。

すると潜在意識はこう思います。

「あれ、俺がお金持ちだと思ってんのに現実ではお金持ちじゃなくない?

これって矛盾してて変じゃない?

こりゃ大変だ、ちゃんと『お金持ちな現実』を作ってこの矛盾を埋めなきゃ」

と。

そうして潜在意識が矛盾を埋めるべく現実を変え始めるので、実際に本当にお金持ちになれますよ~というのが先取りメソッドです。

 

 

直結メソッドとは、どのようなもの?

 

では次に、直結メソッドとはどのようなものなのか?についての説明です。

直結メソッドのやり方は、

 

今この瞬間、自分の願いが叶ったかのように喜びを感じる。

仮に「お金持ちになりたい」という願望があるなら、今、ここで、実際に大金を手にしているかのように、

「やったぁああ!!俺は金持ちだぁヒャッホーーー!!」

と喜ぶ。

 

というものです。

「…ん?え?いやこの説明、先取りメソッドの説明と同じじゃね?」

と思った方、そのとおりです。

先取りメソッドと直結メソッドは同じものです。

「え、じゃあなんで『先取りメソッドと直結メソッドは違う』と言われてるの?」

と疑問に感じたと思いますので、次はなぜそのように言われるのか?について説明していきますね。

 

 

先取りメソッドと直結メソッドは、違う?

 

先取りメソッドは、

『今この瞬間に』願いが叶った喜びを感じることで、願いが叶う」

というものでしたよね。

しかしこの先取りメソッド、多くの方が、

「今この瞬間はまだ叶ってないのだから、喜べるわけがないだろう。

願いというのは、叶ってから喜ぶものなんだ」

というふうに考えます。

 

 

実際には「叶ってから喜ぶ」のではなく「喜んでから叶う」です。

まず最初に叶ったという認識を持ち喜んでおかないと、潜在意識が「俺、金持ちなんだ!」という勘違いをしてくれません。

その勘違いを起こすことができなければ、

「あれ、俺って今金持ちのはずなのに現実には金持ちじゃない、おかしいな。

よし、この矛盾を埋めるために金持ちな現実に作り変えようっと」

というふうに潜在意識が現実を作り変えようとすることもありませんので、叶うよりも先に喜んでおく必要があります。

 

 

けれどこの「先に喜ぶから後で叶う」という順序がどうにも受け入れがたく、

「叶ってから喜ぶのが正しいんだから、今はまだ喜べないよ。

でもまぁ…今喜べと言われているし、とりあえず願いが叶ったときのことをイメージしたりして嬉しいな~と思うようにしてみるか…。

それでもし本当に願いが叶ったなら、そのときこそは本気で喜ぼう!」

というふうに、先取りメソッドのことを、

「今この瞬間に本当に喜ぶメソッド」

ではなく、

「今はなんとなく喜んだふりをしておき、叶ったときには本当に喜ぼうメソッド」

という感じに解釈している方が多いように感じます。

 

 

本来の先取りメソッドは「今この瞬間に喜ぶ」メソッドなので、「今この瞬間には喜ばない」とした時点で、先取りメソッドをしているわけではなくなってしまいます。

そのため、

「先取りメソッドをやっているけど(本人がやっているつもりになっているだけで実際にはやっていないため)願いが叶わない」

という方が出てしまいます。

 

 

先取りを「あとで喜ぼうメソッド」ととるなら、直結メソッドとは違う

 

そうして先取りメソッドが、

「今はなんとなく喜んでおいて、叶ったあとになってから本気で喜びましょうメソッド」

として認識されることが多くなってきた中、世に出たのが直結メソッドです。

 

 

直結メソッドでは、

「願いが叶ってから出そうと思っている幸せを、今ここで出してしまえばいい。

『今の時点では無理だけど、もっと時間が経過して叶うときが来たならば喜ぼう』

というのは、ちょっと時間の概念にとらわれすぎてはいないか?

『時間がもっと経ったなら…』という時間の概念などとっぱらい、今実現したことにして、今本当に喜べばいいのではないか」

と言われています。

 

 

ただ、先取りメソッドも本来は「今喜ぶメソッド」ですので、「直結メソッドをやる」というのは、「本来の意味での先取りメソッドをやる」のと同じことかと思います。

なのでさきほど、

「先取りメソッドと直結メソッドは同じ」

と書きました。

けれど、先取りメソッドを本来の「今喜ぶメソッド」という意味ではなく「あとで喜ぼうメソッド」だと解釈するならば、

「先取りメソッドと直結メソッドは違う」

ということになります。

 

 

直結メソッドは、時間の概念にとらわれないことが大切

 

直結メソッドでは、

「時間の概念にとらわれないように、時間は関係なく今本当に喜ぶように」

と言われますので、

「時間の概念にとらわれないなんて無理!」

と思う方も多いと思いますが、いえいえ、そんなことはありませんよ~。

 

 

たとえばあなたが今日のお昼に仕事でミスをして、夜に家に帰ってきてからそのことを思い出し、

「あぁ、なんて最悪なんだ…」

と思ったとしたならば、このときあなたは、時間の概念にとらわれることなく今本当に悲しんでいる、ということです。

「ミスは過去のこと。時間が過ぎて終わってしまったことを今悲しむなんて、そんなことできない」

なんて思いませんよね、ちゃんと過去に起きたことを今と直結することができています。

 

 

あるいは明日大好きな人とのデートなら、今ドキドキワクワクできるはずです。

「デートは未来のこと。時間が経ってなくてまだ起きていないことを今喜ぶなんて、そんなこと不可能だ」

なんてこともないですよね。

こちらも時間の概念にとらわれることなく、未来の起きていないことを今と直結することができているということ。

 

 

話が「願望」のことになると急に時間の概念が強くなり、

「未来のことを今喜ぶことなどできるはずがない」

「今できるのは、叶っていない不幸を感じながら、叶ったイメージをするくらいだ」

と思う方が多いのですが、時間の概念にとらわれずに今喜ぶことは、本来誰にだってできることのはずですよ

 

 

直結メソッドで、本気で時間の概念を消そうとする必要はない

 

ときに、

「直結メソッドでは時間の概念にとらわれるなと言うから、時間という概念を消さないといけない…!」

と思い頑張る方もいらっしゃいますが、本気で時間という概念を消すことに成功などしてしまったら、今が何時かも理解できなくなっちゃうということですので、これからの生活が大変ですよ~(;´・ω・)

文字通りそのまんまの意味で「時間の概念を消せ」と言っているわけではなくて、

「時間に関係なく、過去のことを今悲しんだり、未来のことを今楽しんだりってみんなしたことあるはずだよね?

それなのになぜ願望の話になると、

『叶ってから喜ぶものなんだ』

というふうに、『叶ったあとになってから→喜ぶ』という時間の経過にこだわるの?

それをやめてみて、いつもしているように直結してみてはどうかな?」

という意味だと考えてみてください(*´ω`*)

 

 

時間の概念にこだわらず、今この瞬間に喜ぶということは誰もがしたことがあるはず。

直結メソッドは、誰にでもできるメソッドです。

 

 

今回は先取りメソッドについてお話しましたが、内容は「感情の」先取りについてでした。

でも、感情だけではなく「行動の」先取りをするのも良いと思いますので、行動の先取りについて書いた記事もぜひ参考にしていただければと思います↓

★行動の先取りで、潜在意識を変化させる★

 

 

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現実を疑うと、潜在意識は現実を変えはじめる

ダリア

 

潜在意識の力で叶わないときは、現実を疑う

 

今回は「現実を疑う」ということについてです。

潜在意識の力で願いを叶えたいけどうまくいかないよ~という方に対し、ときに、

「その現実を疑うといい」

と言われることがあります。

この現実を疑うとは、どういう意味なのか?

現実を疑うことでどうなるのか?についてお話していきます。

 

 

現実を疑うって、具体的にどういうこと?

 

たとえばあなたが「お金持ちになりたい」と思っているとして、

しかし通帳の預金残高には、10万円としか記されていないとします。

このような場合に、

「え、え、え、こんなの…こんなのきっと嘘だよね?1億くらいあってほしいのに!

そそそそ、そうだきっと別の通帳に1億あるのかも!

1億円あるはずだぁ!これはきっと何かの間違いだー!」

というふうに思うことが現実を疑うということ…ではありません。

これですと単に、認めたくない現実から目をそらしている…という感じですね(;^ω^)

 

 

「それが根拠になるのか?」と考えるのが、現実を疑うこと

 

そうではなく、

「確かに預金残高は10万円だ、それは間違いない。

だが、現在の残高が10万円であるということは、これから私がお金持ちになれないということの証拠にはならないんじゃないのか?」

…というふうに思うのが、現実を疑うということです。

 

 

この状況ですと多くの方がついつい、

「貯金が10万しかないぞ!こんなんじゃお金持ちになんてなれっこないよー、うわーん!」

と考えます。

この、

「貯金が10万しかないぞ!こんなんじゃお金持ちになんてなれっこないよー、うわーん!」

というのは少し表現を変えると、

「今後私が多くのお金を手にすることは不可能である。なぜなら、現在私は10万円を所有しているからである」

ということですが、こう言われるとちょっと「あれ?」と思いませんか?

なぜいま10万円を所有していると、今後お金を増やすことが不可能ということになるのか?と。

よくよく考えると、現在の貯金額はこれからお金が増えないという根拠にはなっていないのですが、しかし、

「現在の貯金額!これがお金持ちになれないということの紛うことなき根拠だ!」

と思いこみ、うわーん!となってしまう方が多いです。

 

 

潜在意識は、持った観念を現実化する

 

そして、

「貯金額が少ないならばお金を増やすことは不可能だ」

という観念を持ってしまうと、潜在意識はその観念を現実のものにしようとしはじめます。

「っしゃー任せろ!こーの俺様が!

『貯金額が少ないならばお金を増やすことは不可能だと思ったままでいられる現実』

を作ったるから見とけぇえええ!!(☼ Д ☼) クワッッ!!! 」

…というふうに潜在意識が働くため、自分の観念どおりの現実が作られてしまいます。

 

 

現実を疑うとは、自身の観念を疑うということ

 

このようになってしまわないために、

「私はいま目の前の現実に対し『貯金額が少ないならばお金を増やすことは不可能だ』という観念を持っている。

しかし果たして、その観念は本当に正しいものなのだろうか?」

というふうに、自分が現実に対して持っている観念を疑ってみてほしいんですね。

この「自分が現実に対して持っている観念を疑う」ということを、「現実を疑う」と言います。

 

 

そのように現実を疑う(自分の観念を疑う)ことをしてみると、

「あれ?…論理的に考えてこの観念、なんかおかしくね?

現在の貯金額がいくらでも、今後お金を増やすことって可能じゃないの?」

ということに気づき、

「貯金額がいくらでも、今後お金を増やすことはできる」

という新しい観念を持つことができます。

すると潜在意識は、その観念を現実にしようとしはじめます。

今度は、

「おぅ、ほんじゃその観念どおり、貯金額に関係なくお金を増やせるようにするぜ!」

というふうに働きますので、「貯金額に関係なくお金を増やせる現実」が作られます。

例としてお金を出していますが、お金に関する観念ではなくとも要領は同じです。

 

 

新たな観念を持てば、潜在意識がそれを現実化する

 

引き寄せは、潜在意識の力によって観念が現実になる法則です。

いまの現実が納得のいかないものならば、

「納得のいかない現実が作られるような観念を、自分が持ってしまっているから」

ですし、現実を変えたいのであれば、まず自分の観念を変える必要があります。

なので、

「私はいま目の前の現実に対し『○○だ』という観念を持っている。

しかし果たして、その観念は本当に正しいものなのだろうか?」

というふうに、現実に対する自分の観念を疑うことで、今まで持っていた観念を揺らがせ、壊し、新しい観念に作り変えましょうというのが、現実を疑うことの趣旨です。

 

 

現実を疑うとは「論理的に考える」ということ

 

うーん、「現実を疑う」なんて表現を使うとなんだか謎めいて聞こえて「どういう意味だ?」と戸惑ってしまうかもしれませんが、これって一般によ~く使われている言葉で言うと、

「論理的に考える」

「理屈で考える」

ということだと思います。

人間の持っている観念って、論理が飛躍していたり破綻していることがよくあります。

大概、冷静に理屈で考えてみると「それおかしくない?」という部分が出てきますので、そうしてこれまでの観念にヒビを入れて壊していってください。

 

 

何もかもに対して理屈っぽく考える必要はもちろんないと思いますし、ときには、

「これが好きなものは好き!好きなのに理屈なんてないよ♪」

というふうに、理屈抜きで考えたほうが楽しい場合もありますが、

「私なんてダメなものはダメなんだもん!私がダメなのに理屈なんてないもの!」

というふうに、理屈を抜いているせいで自分が苦しむはめになっているときは、あえて冷静に、論理的になることも大切だと思います。

ということでそこのアナタ、いますぐその現実を疑うのだ!!m9(`・ω・´)

 

 

現実を疑うとは、現実に対する自分の観念を疑うということ。

新しい観念を持つことができれば、潜在意識は新しい現実を作る。

 

 

潜在意識の話では「現実を疑うといい」のほかに、

「現実を無視するといい」

「現実を受け入れるといい」

というふうに言われることもあります。

ただ、

「現実を無視するのと受け入れるのって正反対じゃない?どっちがいいの?」

と思う方もいると思いますので、以下の記事も参考になさっていただければ嬉しいです↓

★潜在意識の「現実無視」と「現実を受け入れる」って矛盾してない?★

 

 

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潜在意識は「叶えたくない」を叶えている?

ダリア

 

潜在意識下に「叶えたくない」という思いはないか?

 

今回は、

「あなたの潜在意識は『叶えたくない』という思いを叶えているのではないか?」

というお話です。

引き寄せを実践しているのに願いが叶わないというとき、

「こんなにも叶えたいと思っているのに、どうして…」

と思いますよね。

けれど、実は心の奥底ではその願いを叶えたくないと思っている場合もありますので、そこについて詳しくお話していきます。

 

 

苦労を回避したいから、叶えたくない

 

たとえばあなたが「○○に旅行に行きたい!」と思ったとします。

けれど調べてみたところ、そこに行くにはとっても高い旅費がかかるということがわかりました。

そういうときに、

「う、うーん…別にそこまでして行きたくはないや…」

と思うことって、ありますよね。

 

 

誰しも一度くらいは何かに対して、

「やりたいけど、でもそこまでしなきゃいけないくらいならやりたくない」

と感じたことはあるかと思いますが、願いを叶える際にもこうなることがあります。

「願いを叶えたいと思ってはいる。

けれどこの願いを叶えるにはこんな犠牲を払わなきゃいけないかもしれないし、

あんな苦労もしなきゃいけないかもしれないし…。

そんな思いをしなきゃいけないくらいなら、叶えたくないや…」

というふうに、願いを叶えたいという思考よりも、叶えたくない(苦労を回避したい)という思考が勝っている状態です。

 

 

潜在意識はその「叶えたくない」を実現してしまう

 

潜在意識は2つの思考があったとき、より強いほうの思考に従って働きます。

なので叶えたくないという気持ちのほうが強い場合、

「ほっほー、この人は願いを叶えたくないのかー。

任せるのだ、ちゃんとその思考どおり叶わないようにしてあげるぞ!」

というふうに潜在意識が働いてしまい、願いは叶わなくなってしまいます。

 

 

これはある意味、願いが叶っているとも言えます。

その人の本当の願いは「願いを叶えること」ではなく「願いを叶えるうえでの苦労を回避すること」なのですから、潜在意識がその苦労を回避してくれたのであれば、

「願いを叶えたくない(苦労したくない)という願いを、叶えることができた」

と言えますね。

 

 

願いを叶えたくない方は、理屈重視になりがち

 

すべての方がそうだとは言わないのですが、私は、

「願いを叶えたくないという方は、ついつい頭でっかちになってしまう傾向があるようだなぁ」

というふうに感じています。

 

 

たとえば車を運転したいというとき、運転する前に、

「これがアクセルで、これがブレーキで…」

という知識を仕入れておくことは大切なことですし、そういう知識を得ようとすることは何も悪いことではないと思います。

しかし、ある程度の知識を仕入れたあとは、実際に車に乗って運転してみる必要がありますよね。

そうすることで、

「ほー、車ってこういうふうに動くのか~」

「なるほど、もっとこうしたほうがうまく運転できるんだな」

ということが体感できて、運転への理解がさらに深まります。

 

 

ここで、

「車をうまく運転するすべを、事前に完璧に学ぶまでは運転しない」

と言っていても、うまく運転するすべは運転してみないかぎりわかりませんので、

「わかってから運転する」では永遠に運転できる日がこなくなってしまいます。

そしてこれは別の表現をするならば、

「実際に運転をするのが怖くて運転したくない場合、『わかってから運転する』と言って理屈のみを学ぼうとしつづけていれば、ずっと運転することを回避することができる」

とも言えます。

 

 

「叶えたくない」を叶えるため、潜在意識に頭でっかちにさせられる

 

潜在意識についても同じです。

まったくなにも知らずに「さぁ叶えるぞ!」と思っても、なにをどうすればいいのか全然わからなくて叶えられない…ということもありえますので、

事前にある程度潜在意識について知ろうとすることは大切ですし、それは何も悪いことではないと思います。

しかし、ある程度の知識を仕入れたあとは、実際に願いを叶えようとしてみてほしいです。

そうすることで、

「あれ、ここがおかしいぞ、なんでかな?」

「なるほど、こうすればいいのか!」

ということが体感できて、そこからさらに潜在意識への理解が深まります。

 

 

ここで、

「願いをうまく叶えるすべを、事前に完璧に学ぶまでは引き寄せを実践しない」

と言っていても、うまく叶えるすべは実践してみないかぎりわかりませんので、

「わかってから実践する」では永遠に実践できる日がこなくなってしまいます。

そしてこれも別の表現をするならば、

「実際に願いを叶えるのが怖くて叶えたくない場合、『わかってから実践する』と言って理屈のみを学ぼうとしつづけていれば、ずっと願いを叶えることを回避することができる」

とも言えます。

 

 

顕在意識上では、

「私は願いを叶えたいからこそ、こうして熱心に潜在意識について学んでいるのだ」

と感じます。

しかし実は潜在意識下で、

「理屈を学んでいる間は、『本当は願いを叶えたくない』という願いを叶えつづけていられる」

という判断がなされているため、非常に理屈を重要視してしまう…つまり頭でっかちになってしまう、となります。

 

 

潜在意識下の「叶えたくないことに気づきたくない」という思い

 

厄介なのは、そうして理屈を学ぼうとすればするほどに顕在意識上では、

「私はここまで勉強するほどに、ちゃんと夢を叶えようとしているんだ!」

というふうに、自分が願いを叶えたいと思っているという錯覚が深まってゆく場合もあるということです。

「私は本当に願いを叶えたいと思っている」

という錯覚が深まるほど、潜在意識下にある、

「私は、本当は願いを叶えたくない」

という自分の本心には気づきづらくなっていってしまいます。

 

 

いえ…「錯覚するから気づかなくなる」というよりは「気づきたくないから錯覚している」と言ったほうが適切かもしれません。

「私は本当は願いを叶えたくない。叶えようとするのが怖い。

そして、自分が本当は願いを叶えたくないと思っていること、叶えることを怖がっているということに気づきたくない。

では、本当は叶えたくないということに気づかないためにはどうすればいいのだろう?

そうだ、『私は本当に願いを叶えたいと思っている』という錯覚に陥ればいいのだ。

では、そのような錯覚に陥るためにはどうすればいいのだろう?

そうだ、熱心に潜在意識について学ぶのがいいぞ。

そうすれば、『こんなに熱心に学ぶのは、叶えたいというやる気があるからだ』と錯覚していられるじゃないか」

…というふうに潜在意識下で判断がなされているんですね。

 

 

気づきたくないと、潜在意識が気づかなくさせてくれる

 

もちろん、これは本人が、

「よーし、これこれこういう理由で今から錯覚するぞう!」

などと自覚をして行っているわけではなく、その方の潜在意識が勝手にやってしまっていることです。

「叶えたくない、叶えたくないということに気づきたくない」

という思考を受け取った潜在意識のほうが、

「ほうほう、じゃあ叶えたくないし気づきたくないってことを叶えてあげるためには…これこれこういうふうにすればいいな!」

というふうに働くため、潜在意識についつい理屈を重視させられてしまう、そういう錯覚に陥らされてしまうんですね。

 

 

もちろん途中で、

「おや、なんだか私は頭でっかちになっちゃってないか?」

と顕在意識上で気づき、

「よし、理屈を学ぶだけではなくて思い切って実践してみよう!」

となる方もたくさんいらっしゃいます。

しかし中には、気づかずにずっと引き寄せの理屈を学ぶところから抜けられなくなる方もいます。

そのような方は、

「私は、本当は叶えたくないのではないのか?」

「そして、叶えたくないと思っているということに、気づきたくないのではないだろうか?」

というふうに自分に問いかけてみてほしいと思います。

叶えたくないと思っていることに気づきたくない、ということに気づくんです。

顕在意識上でそう気づいてしまいさえすれば、それからはついつい自分が理屈を重視しようとしたときに、

「あら、これは潜在意識の罠だわ。いけないいけない」

と気づけますので、潜在意識に流されるまま…ということはありませんよ。

 

 

叶えたくないのは苦労をしたくないからだが…?

 

ところで、どうして人は自分の願いを叶えたくないのかというと…、

「叶えるために苦労をしたくないから」

でしたよね。

けれど、

「私は願いを叶えるんだ、必ずできる!」

と信じたならば、叶えるのにそのような苦労をするということはありません。

 

 

「叶えたくない」と思っただけで、上に書いたように潜在意識が働いてしまい、叶えたくないということを叶えることに成功してしまうのですが、ではその際に苦労を伴ったのか?というと、伴わないですよね。

「叶えたくないということを叶えるために!頑張るぞー!!」

なんて、顕在意識上では一瞬たりとも思わずに無自覚で叶えたはずです。

 

 

同じ要領で、

「叶えたいし、叶えられるのだ!」

と思った際には、潜在意識が勝手にいろいろとしてくれちゃいます。

顕在意識上で、

「よし、これから叶えるために!苦労を乗り越えるぞー!!」

なんて思わずとも、なんだかんだで潜在意識が勝手に叶えてくれますので、大丈夫ですよ(*^^)v

 

 

「叶えたくない」

「叶えたくないということに気づきたくない」

という思いはありませんか?

潜在意識はその思いを叶えてしまいます。

しかし、

「私は叶えたくない・気づきたくないと思っているのだ」

という自覚さえあれば、潜在意識のすることにストップをかけられます。

 

 

そうそう、アファメーションって普通は肯定的なことを言うものですよね。

でも中には、

「私は願いを叶えたくない」

と唱えるちょっと変わったアファメーションもあります。

「叶えたくないなんて言っていいの!?」

と思うかもしれませんが、かえってこれが叶えるのに効く!という方もいらっしゃいますので、よければ以下の記事も参考になさってみてください↓

★叶えたくないと唱える「ひねくれ式アファメーション」について★

 

 

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潜在意識の力で、嫌な人を消すことはできるの?

花

 

潜在意識さん、あの嫌な人を消すこともできますか?

 

今回は、

「潜在意識の力を使って嫌な人を消すことはできるのか?」

についてです。

周りに嫌な人がいると、ついついイライラしてしまうものですよね。

「そういうイライラさせてくる嫌な人も潜在意識の力でなんとかできるのかな?」

と思っている方もいらっしゃるのではないかと思いますので、それについてお話していきます。

 

 

嫌な人に対して「嫌な人」と感じなくすることはできる

 

結論から言うと、嫌な人を消すことはできます。

ただこの「消す」というのは、

「潜在意識の力を使えばアラ不思議、翌日嫌な人が引っ越して消えちゃいました!」

というような意味ではありません。

そうではなく、

「その人に対して『嫌な人だな』と感じなくなるようにすることはできる。

その人の存在そのものを消すことができるというわけではないが、

『嫌な人』ではなくなるのだから『嫌な人を消すことができた』という表現もできる」

という意味で、嫌な人を消すことは可能です。

 

 

嫌な人と感じるのは、潜在意識下の固定観念が原因の場合も

 

では嫌な人を消す(嫌な人だと感じなくなるようにする)ために、まずそもそも、

「人はどうして、人に対して嫌だなと感じるのか?」

についてお話していきます。

 

 

相手を嫌な人だなと感じる理由はいろいろとあるのですが、その中のひとつとして、

「相手が自分のやりたいことをやっているから」

というものがあげられます。

たとえばAさんは、お金持ちになりたいと思っているとします。

しかし幼いころから、

「金を求めるなど強欲なことだ、清貧なのが素晴らしい」

と親や世間から教わってきたため、Aさんの潜在意識下には「お金を求めてはいけない」という固定観念があるとします。

これは「本当はお金持ちになりたい」という本心を「そう思うべきではない」という固定観念で抑えつけ、蓋をしている状態です。

 

 

この状態でお金持ちを見ると、その人がとても嫌な人に思えます。

潜在意識下で、

「なんだあいつは、私だって本当はお金持ちになりたいと思っているのを我慢しているのに、なんであいつは我慢せずにお金持ちになっているんだ。

なぜ、私がやりたくてもやれないでいることを平気な顔でやっているのだ?」

というふうに思い、腹が立ってしまうんですね。

 

 

嫌な人を消すための方法は、2つ

 

この場合、解決方法は2つあります。

 

①お金持ちの人に「お金を持つのは強欲だ」という固定観念を持たせる

②自分が「お金を持つのは強欲だ」という固定観念を捨てる

 

①のほうは、現実的に厳しそうですね。

相手にいかにお金を持つのが汚らわしいことかを説いてみせ、自分と同じ固定観念を相手の潜在意識に刷り込ませ、貧乏にさせることに成功したとしても、世の中にはまだまだたくさんお金持ちの人は存在しています。

そのため、別のお金持ちを見るたびに嫌な人だなと思うことになりますし、そうして嫌な人だなと思うたびに、

「ようし、こいつの潜在意識にも私と同じ固定観念を刷り込ませて、私と同じことを我慢させてやるぞ!」

と奮闘しつつ生き続ける…というのは、なんだかとても大変そうですね(;´・ω・)

 

 

自分の潜在意識から固定観念を消すほうが早い

 

②のほうは、相手を変えようとするのではなく自分が変わる方法です。

「そうか、私の潜在意識には『お金を手にするのは汚らわしい』という固定観念があって、

本当はお金がほしいという本心を抑え込んでいるから、素直にお金を求める人のことが嫌な人に見えてしまうのだなぁ…」

ということを認め、

「よし、この固定観念があるから相手が嫌な人に見えるのならば、この固定観念を消すことにしよう」

というふうに、自分の固定観念を消すやり方です。

 

 

「固定観念を消すなんて、どうやればいいの?」

と思うかもしれませんが、固定観念というものは、

「ああ、私はこれこれこのような固定観念を持っているのだなぁ」

と自覚した時点から消えてゆきますので、消すのはそれほど難しいことではありません。

ただ、

「私にはこれこれこのような固定観念があるが、これからは消すことにする。

もうこの固定観念には、従わないのだ」

と意識をするだけです。

それだけで、潜在意識に刷り込まれた固定観念は弱まっていき、消すことができます。

 

 

固定観念を消すことができるほどに、素直に自分のしたいことをできるようになりますので、

「私はしたいことを我慢しているのに、あの人はしている」

という理由で誰かを嫌な人だと思わずにすむようになります。

 

 

今回は例として「お金持ち」をあげていますが、お金のことではない固定観念が潜在意識下にあることももちろんあります。

一度、嫌な人だなと思う人に対し、

「この人のことを嫌な人だと思うのは、私の潜在意識にどのような固定観念があるからなのだろう?」

と考えてみてください。

どのような固定観念があるかに気づけた時点から、それは弱まりはじめますよ。

 

 

嫌な人を消すどころか、自分から仲良くしてしまうことも

 

また、

「自分の本心を押し殺し、やりたいことを我慢しているから相手が嫌な人に思えるのでは?」

ということを考えるとともに、

「嫌な人に、自分から近づいてしまってはいないだろうか?」

ということも、考えてみてほしいと思います。

 

 

嫌な人に自分から近づいてしまう、というのがどういうことかというと…。

たとえばAさんには「お金を求めるのは汚らわしい」という固定観念のほかに、

「私はいつもみんなからバカにされる人間だ」

という固定観念もあるとします。

そうすると潜在意識は、

「え、この人は自分がいつもバカにされると思ってるのかー。

だったらそのとおり、いつもバカにされるような現実を作ってあげないと!

よーし、誰かバカにしてくるような人を探すぞ~!(`・ω・´)」

というふうに働きはじめます。

そして潜在意識がそのように働くと、

「なぜか私の周りは、私をバカにしてくるような嫌な人ばかりだ」

ということが起きます。

 

 

これはAさん本人が、

「よーし、私はこれから、私をバカにするような嫌な人と仲良くするぞ!」

なんて自覚してやっているわけでは毛頭ないのですが、Aさんの潜在意識のほうが、

「そういう嫌な人をたくさん周りに集めないとね。

だって、そういう人たちと付き合っていないと『私はいつもバカにされる』と思ったままでいられなくなるもの。

ずっとそう思っていられるように、ちゃんとその人たちと仲良くするんだよ」

というふうに、嫌な人と関係を結ぶように導いてしまっている状態です。

自覚はないけれど、自分の潜在意識に促されて自分から仲良くしてしまうんですね。

これが「嫌な人に自分から近づいてしまう」ということです。

 

 

こちらも潜在意識下の固定観念を消すことで、嫌な人を消せる

 

ただこれも、

「あぁ、私には『私はいつもバカにされる』という固定観念があって、だから気づかずに嫌な人と親しくなってしまうのか」

ということを自覚し、

「では、その『いつもバカにされる』という固定観念を消すんだ」

と意識することで、嫌な人と知らず仲良くなってしまう…ということは防げます。

もう既に仲良くなってしまっているなら、固定観念が消えるとともにその嫌な人とは縁遠くなるはずです。

 

 

「この人のことを嫌な人だと思うのは、私の潜在意識にどのような固定観念があるからなのだろう?

自分の本心に固定観念で蓋をして、やりたいことを我慢しているから相手が嫌な人に思えるのでは?」

ということと共に、

「私は、私自身のことをどのように思っているのだろうか?

私はいつもバカにされるとか、私はいつも貧乏くじを引く、といった固定観念はないだろうか?」

ということも考えてみてください。

こちらも、どうかな?と考えると何か気づくものがあるはずですし、

そうして気づいた時点から、その固定観念は弱まっていきますよ(*^^)v

 

 

あなたの潜在意識下には、どのような固定観念がありますか?

その固定観念に気づき消すことができると、それに伴い嫌な人も消えてゆきます。

 

 

実は私も昔、「嫌な人に自分から近づいてしまう」というのをやっていたことがあります。

よければそのときのお話も読んでみてください、参考になれば幸いです↓

★似た者同士が引き寄せあう?…あんな人と私が似てるっていうの?★

 

 

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潜在意識の力は、遠慮しないほうが強く働く

 

遠慮しないほうが、うまくいく

 

今回は、「遠慮しない」ということについてです。

なにか叶えたい願いがあるというときは、潜在意識になるべく強く働いてもらって、その願いを早く叶えたいものですよね。

では潜在意識に強く働いてもらうにはどうすればいいのか?というと、

自分の夢に対して遠慮しないことが大切だと思いますので、そこについて詳しくお話していきます。

 

 

遠慮すると潜在意識は「遠慮したままでいられるように」働く

 

私はメルマガに登録してくださった方へ向けて、

「よければ、あなたの叶えたい夢を私に教えてください」

とお話しています。

(私のメルマガに登録すると自分の夢を教えなきゃいけない、というわけではありません。

「私はこれからこうなるんだ!」という決意表明をなさりたい場合には、聞かせてくださいねという意味です)

 

 

そのため、ご自分の夢を書いたメールをいただくことがよくあるのですが、

「叶えたい夢は○○です。こんなことを望むのは傲慢だとわかってはいるのですが…」

お恥ずかしい話なのですが、○○をしたいという夢があります」

というふうに、自分がその夢を持つことは傲慢である、恥である、と思っている方もいらっしゃいます。

私はそのたびに、

「うむむ、そんなふうに遠慮しないでいいのにな~。

遠慮していると、潜在意識がその夢を叶えづらくなっちゃうよー(´・ω・`)」

と思います。

 

 

「夢を叶えるに値しない人間」という思いを、潜在意識が叶える

 

遠慮をするということは心の中で、

「私はその夢を叶えるに値しない人間だ」

と思っている、ということですから、この場合潜在意識は、

「ふむふむ、この人は自分のことを夢を叶えるに値しないと思っているのだな。

ではその思考を現実にしよう!

ちゃんと『夢を叶えるに値しない人間だと思い続けていられる現実』を作ってあげるね!

しっかりと、遠慮したままでいられる現実にするから任せとき!(`・ω・´)」

というふうに働いてしまうため、夢が叶いづらくなってしまいます。

 

 

そしてそのようにして夢が叶わなくなると、

「やっぱり、私なんかがこんなことを望むのは傲慢だから無理だったんだ…」

という思いが強くなりますよね。

私は傲慢だ、恥ずべきだ、という遠慮する思考がますます強化されてしまうため、そうすると潜在意識は、

「もっともっと張り切って、遠慮したままでいられるようにしてあげなきゃ!」

と働きはじめる…という悪循環が起こることもありえます。

そうなってしまわないためにも、ぜ~~んぜん遠慮しないでガンガン好きなことを望んでいいんですよ(*^^)v

 

 

多くの方は幼少期に「遠慮しないといけない」と学ぶ

 

そもそもなぜ、

「こんなことを望むのは傲慢だとわかってはいるのですが…」

と思うのか?というと、小さなころから、

「わがまま言うんじゃありません」

と教えられて生きてきたため…というのが理由のひとつではないかと思います。

 

 

まだ幼い子供は自分の望むものに素直ですので、

「あれ買ってー!これ買ってー!

あれしたいこれしたいできなきゃイヤうわ~~~~ん!!」

と騒いだりすることもありますし、親からするとアワワワと困ってしまってついつい、

「もう、わがまま言うんじゃありません!」

という言葉が出てしまったりもしますが、そう言われた子供のほうは、

「私はわがままなんだ」

「ほしいものをほしいと言うことは、良くないことなんだ」

というふうに受け止めてしまうことも多いです。

そうして育っていくうちに、

「ほしいと望んではいけない、遠慮しないといけない」

という思いがどんどん潜在意識に刷り込まれていき、何かを望むと反射的に、

「でも、そんなの傲慢だよね。ほんとは遠慮しないといけないのに」

という気持ちが出てきてしまったりします。

 

 

遠慮しないといけないのは「適切ではない表現」

 

ただ、大人になった今よくよく冷静に考えてみると、そもそもの、

「ほしいものをほしいと言う=わがままで良くないこと」

というのが間違いであったことに気づくのではないかな?と思います。

子供のころはそのように解釈し、

「だからとにかく遠慮しないとダメなんだ」

と思ったかもしれませんが、親のほうは、

「ほしいと望むことをやめろ、とにかくいついかなる場面でも遠慮しているのが正しいことだ」

と言いたかったわけではありませんよね。

「ほしいと望むことそのものはいい。

ただ、公共の場で大きな声を上げて買ってー!と主張されたりすると周りにもご迷惑がかかるし…ほしいという気持ちの主張の仕方を、それではなくしてほしい」

と思っていただけではないでしょうか。

ほしいと望むことそのものが問題だ、というわけではありませんよね。

望んでいることの主張の仕方が適切ではない場合は改めてほしい、ということです。

 

 

望むことそのものは、遠慮しないといけないということはない

 

そして大人になった今、それはもう改まっているのではないでしょうか。

今はもう、

「フェラーリがほしい!豪邸に住みたい!だから誰か買ってー買ってくれなきゃイヤうわーん!」

なんて主張の仕方をしているわけではないですよね。

もしそんなふうに書かれたメールが来たならば私も少しは遠慮しておくれと感じますが、そんなことを書いている方は一人もいらっしゃいません。

みなさん、

「私はこれから、自分の力でこうなりたいんです」

と書いています。

ほしいから自分で手に入れられるようになりたい、

やりたいから自分の力でできるようになりたい…それってつまりは、

「私は今よりももっと成長したいし、強くなりたい」

ということですし、

「そのように自身の成長を望むことの、何がわがままなのか、恥なのか?

成長を望むことを遠慮しないといけないだなんて、絶対そんなことないぞ~」

と、私はそう思っています。

 

 

これを読んでいるあなたの心の中に、

「こんなことを望むのは傲慢なことだ」

と思う気持ちがあるならば、一度、

「え?でも私、自分のほしいものを誰かにねだってるわけでもなんでもないじゃん。

きちんと自分の力で手にできるようになりたいって向上心を持つことの何がいけないの?

傲慢どころか、むしろ立派なことじゃない?私ってカッコイイ!!」

と、遠慮しないで胸を張ってほしいです。

 

 

繰り返し意識すれば、潜在意識は必ず変わる

 

最初のうちは潜在意識下に、

「望むのは傲慢、遠慮しないといけない」

という過去の学びがある状態ですので、

「なんだか、すんなり私ってカッコイイ!だなんて思えないなあ…」

と感じるかもしれませんが、潜在意識は同じことを何度も繰り返し意識していれば、徐々に変わってきます。

傲慢なのではないか、という思いが浮かぶたびに、

「なにも遠慮しないでいい、私はこの夢を叶えるに値する人間だ!」

と意識してみてください。

そうして繰り返していくうちに潜在意識は、

「ほうほう、この人は自分のこと夢を叶えるに値するって思ってるのか…。

だったらちゃんとその思考を現実にしてあげよう!」

となり、夢は実現に近づいていきますよ(*´ω`*)

 

 

望みを持つことは傲慢でも恥でもありません。

遠慮しないで、多くを望んでください。

 

 

「遠慮しないでいい」というふうに、自分に許可を出すことはとても大切なことだと思います。

自分に許可をするということについて書いた記事は他にもありますので、よければこちらも読んでいただければ嬉しいです↓

★潜在意識に許可を与えれば、現実は変わりだす★

 

 

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