自分の個性を伸ばすには、個性を調味料だと考えてみる。

夕焼け

 

今回は、いただいた質問の回答です。

 

相手に指摘され、自分で自分の嫌な面に気づいたとき。

自分自身を否定されたのではなく、その自分の考え方や行為を指摘されたと気づくためには、

とことん落ち込んでそれに向き合っていった方が良いのでしょうか。

 

そして、たぶんその自分の「嫌な面」というのは、もしかすると個性だったり、改善しにくいものかもしれないですよね。

それを嫌な面と思わず、個性として伸ばしていく考え方?を身に着けていくには、どうしたらよいのでしょうか。

あまり力まずに向き合っていきましょう。

自分の個性は伸ばすとか改善するとかいうよりも、調味料だと考えてみてはいかがでしょうか?

 

 

自分自身とは向き合ったほうがいい

 

自分自身を否定されたのではなく、その自分の考え方や行為を指摘されたと気づくためには、

とことん落ち込んでそれに向き合っていった方が良いのでしょうか。

 

というのがひとつめの質問ですが、そうですね…私は向き合ったほうがいいと思います。

ただこういうのって、

「さぁ、今から向き合うぞ!」

と思ってパッとできるとは限りませんし、

(パッとできる場合もありますが、それはもう内心で向き合う準備ができていたとき)

あまりやるぞー!と意気込むとできないときに、

「なぜやろうしてもできないんだ!?」

と余計に落ち込んで自分を許せなくなったりします。

それよりも、

「私は向き合うことができるし、できるものをわざわざやるぞ!と力む必要もあるまいさ~」

という気持ちでゆる~くいたほうが、良いタイミングのところでフと向き合えて腑に落ちたりしますから、

あまり自分を追い込まないようになさってくださいね(*´ω`*)

 

 

自分の個性として伸ばすにはどうすればいい?

 

次に、

 

その自分の「嫌な面」というのは、もしかすると個性だったり、改善しにくいものかもしれないですよね。

それを嫌な面と思わず、個性として伸ばしていく考え方?を身に着けていくには、どうしたらよいのでしょうか。

 

こちらについてです。

なんとなくの私の感覚として、

「自分の個性に困っている人は、個性を『いつでもどこでも自分についてまわってくるもの』と思っている」

というふうに感じます。

 

自分の個性は自分の一部分であるという考え

 

たとえば内向的で悩んでる…というとき。

その内向的というのは自分の手足だったり内臓のような、

自分が行くところどこにでもついてくる切り離すことのできないものなのだ…という感じに考えていませんか?

 

 

すると、

「内向的なところを誰かに良くないよーって指摘されたところで…、

そうかもしれないけど、でもそれは私と切り離せない一部なんだし、

そこを無理に消そうとしたら、なんだか自分ではなくなってしまう気もする…。

無理に外交的になったところで、それって本当の私と言えるのか?」

みたいに思えてしまいますよね。

 

 

これは私自身、そのように思っていたことがありました。

で、ちょっと自分語りみたいになっちゃうのですが、

私の場合はそのような状態からどうやってうまくいくようになったのかについてお話してみますね。

 

いろいろな個性は誰もが持っている

 

「無理をしてこの個性を改善したところで…、私は自分の一部を失って私ではなくなるのではないか?」

そんなふうに思っていた私ですが、自分と周りをよーく見てみて気づいたことがあります。

 

 

私はどっちかというと内向的なタイプだと思うんですが、

でも、友達同士で集まったときとかにはめっちゃよくしゃべります。

逆に「俺はすごく社交的なタイプ!」と豪語してすごくよくしゃべるタイプの人でも、

慣れていない場所に行くと何を言えばいいかわからずにモジモジしてることとかもあります。

 

 

それに気づいたときに私はこう思ったんです。

「あぁ、外交的という人でも内向性は持ってるんだよなぁ。

私も自分のことを内向的とか言いながら、めっちゃよくしゃべる外交的なところもある。

どっちがどういうときに出るかの違いなだけで、みんなどっちの個性も持ってるんだ。

じゃあきっと、他のいろいろな個性も、持っていない人なんていなくてみんな全部持ってるんじゃないかな…。

…あれ、もしかして個性って…時と場合に適したものを出せればうまくいくし、

どういうときに何をどのくらい出せばいいのかがわからないとうまくいかないだけなのかな?

うまくいくために必要なのって、『どんな個性を持っているか?』ではない。

どんな個性も誰だってみんな全部持ってるんなら、

あとはその持っているものを『うまく出し入れできるかどうか』じゃないの?」

と。

 

 

個性を「出し入れ可能な道具」としてみる

 

では個性を自分の一部とするのではなくて、自分が出し入れして使える道具…、

たとえば調味料みたいに考えてみるのはどうだろう?と。

 

 

調味料って、いっぱい種類がありますよね。

この料理のときにはお醤油をいっぱい使うとか、いやこの料理のときに必要なのは醤油より酢でしょとか、そのときどきに適したものがあります。

別に醤油が良いならソースが悪いとかいう話でもないし、どれが真の調味料か?とかいう話でもないですよね。

 

 

それと同じく、外交的、内向的、傲慢、謙虚、サバサバ、ネチネチ、几帳面、大雑把、感情的、理性的…、

そのほかいろいろな個性がありますが、どんな個性も私はもともと全部持っていてそれはすべて持っていて良いもので、

あとはそれらをどういうときにどの程度使うか?という良い塩梅を知るだけでいいのではないかしら?と。

 

 

内向的という個性が私を苦しめているわけじゃなくて、

自分がその個性だけしか持っていなくて他のものは持っていないと思いこんだり、

「外交的なのは本物の私じゃない、でも内向的なのは本物の私だ」

「どれか特定のひとつの個性だけが、本物である」

という、本物はひとつであるはずだという固定観念が私を苦しめているのではないか?と。

 

相手のお好みの調味料を多めにする

 

なので、

「あなたのその内気な性格だと、こういうときは損しちゃうよ」

と言われたときには、それまでは、

「いまのままじゃダメな人間って言われたみたいな気になる…。

…でも…私は外交的な個性なんて持ってないし、

内気じゃなくなったらなんだか私じゃなくなっちゃうような…」

みたいに思っていたのを、

「なるほど、こういうときには『外交的』という調味料を多めに使用するといいのか」

みたいに思うようにしてみました。

 

 

自分という人間にない部分を作り出そうとか、ある部分を消そう、変えよう…とかすると辛いんですが、

自分がもともと持っている道具を、自分の都合のいいときに自分の都合のいいぶんだけ取り出して使う、いらないときは引っ込めておく、と考える。

最初は自分に言い聞かせる感じからはじまりました。

残念だけど考え方というのはいきなりパッと完全に変わったりはしないので、

最初はそのように考えるように意識をする、そして、徐々にそう思えるようになっていったという感じです。

 

個性を伸ばすというより、個性の塩梅を知ると考えてみて

 

…ということで、

「私はありとあらゆるすべての個性を全部持ってて、全部持っていていいし、全部持っている状態が私。

それぞれ何をどの程度どこで使うといいのかな?って塩梅を知っていこう」

みたいに考えると、

「この人に、ここが良くないと自分の一部を指摘された!これが私の個性かもしれないのに…」

とかではなく、

「ふぅん、この人はこの調味料は好きじゃないんだな~」

というふうにより冷静に考えられるようになり、

「個性を伸ばそう!」と考えるよりもかえってうまくいくんじゃないかな?と思います。

参考になれば嬉しいです(*´ω`*)

 

 

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カテゴリ:質問コーナー 

願いが叶わない原因は、この矛盾に気づいていないから。

空

 

願いが叶わない原因を知りたい方へ

 

今回は、引き寄せを実践しているのに一向に願いが叶わない、

どうしてなのか原因を知りたいと思っている方へのお話です。

叶わない原因として、

「ある矛盾に気づいていないから」

というものがあると思います。

その矛盾とはなにか?についてです。

 

 

引き寄せは、願いを叶えて「くれる」?

 

引き寄せでは、

「宇宙があなたの願いを叶えてくれる」

という表現が使われることがあります。

これを聞いて、

「わぁ、宇宙が私の代わりに願いを叶えてくれるんだ!」

と興味を持った人は多いと思いますし、私もそのうちの一人でした。

 

 

「自分が原因である」という言葉

 

で、そうして興味を持って引き寄せについて調べてみると、

「すべては自分の思考が原因」

「自分の思考に責任を持ちましょう」

といった言葉が出てきます。

 

 

私は最初、ここでほんの一瞬だけなにかモヤッとする感覚を心の隅に感じました。

ただ、そのモヤッは無視しました。

そんなことより、

「私なんかの願いでも、叶うかもしれないんだ!」

という希望のほうが大きかったので。

 

 

そして、ちゃんと引き寄せで言われているとおりにやろうとしたんです。

「自分の思考にすべての原因があるんだ、ちゃんと責任持とう!

そうすれば願いは宇宙が叶えてくれる!」

って。

でも、一向に願いは叶わない。

そんでもって、最初にチラッと感じた違和感はどんどん大きくなってくる。

なんで?なんで?

願いが叶わない原因はなに?

このモヤモヤの原因はなに!?

…とよくよく考えてみて、私は自分の考えが矛盾していることに気づきました。

 

 

「自立すれば依存できる」という矛盾

 

なにが矛盾しているというと…まず、

「宇宙がなんとかしてくれるんだ!」

この「くれる」というのは、自分以外のものになんとかしてもらいたいという依存心です。

対して、

「自分の思考に責任を持つ」

責任を持つというのは、自立です。

 

 

私は、

「自分の思考にちゃんと責任を持てば、宇宙が私の願いを叶えてくれる!」

って思ってたんですけど、これってつまりは、

「自立すれば、依存できる!」

ということです。

いや成り立たないよね?と。

「あぁ、心の奥底で『それ矛盾してね?』って気づいてたから、なんかモヤッとする感覚があったのかぁ」

と思った覚えがあります。

願いが叶わない原因は、「依存するために自立しよう」という不可能なことを両立させようとしているからだったんだなぁと。

 

 

もしかして、あなたも私と同じ矛盾を抱えてはいないでしょうか?

だとしたら、ちゃんとその矛盾に気づけてよかったです。

叶わない原因がそこにあると気づかない限り改善できませんが、

気づいてしまえば、あとは改善すればいいだけですからね(*´ω`*)

 

 

願いを叶えてくれると信じなさい、の意味

 

引き寄せでは確かに、

「宇宙が見守ってくれていると信じなさい」

というふうに「くれる」という言葉が使われることがありますが、これは、

「くれ、くれ、と依存していていいです」

という意味ではありません。

宇宙が見守っていてくださるという全幅の信頼…信仰心を抱きなさいということ。

篤い信仰を抱いたものは自然と、

「大きなものが見守ってくださっている私にならできるんだ。

だから、誰かがやってくれるのを待たず自分でやってみよう!

と自立の道を行くし、そのように自立すれば願いは叶いますということ。

依存ではなく信仰を、信仰から生まれる自立を促す言葉です。

 

 

依存と自立。

この矛盾するものを抱えたままでいることが願いが叶わない原因であり、

そして、自立を選択する者にしか引き寄せは味方をしません。

思い切って、自立の道を選択してください。

勇気を出してそれさえしてしまえば、願いは叶います。

 

 

願いが叶わない原因は、自立と依存を両立させようとしているから。

 

 

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カテゴリ:引き寄せの法則 

引き寄せがうまくいかないあなた、こう考えちゃってない?

 

森

 

引き寄せの「うまくいかない原因はあなたにある」という意味

 

今回は、引き寄せがなかなかうまくいかない人が誤解しがちな点に関してのお話です。

引き寄せの法則って、

「思考が現実になる」

「うまくいくこともうまくいかないことも、すべて自分の思考が引き寄せた結果」

って言いますよね。

これ自体は本当のことです。

そしてこの言葉を聞いたとき、こう思う人がいます。

「そうか、残念だけど悪いことやうまくいかないことも自分の思考のせいで起きちゃってるんだな…。

人のせいにしちゃいけないな、うまくいかないものは全部自分に原因や責任があると思おう!」

と。

確かに、それ自体は間違っていません。

けれど、ここから何かが違ってきちゃう人がいます。

 

 

「こんなふうにうまくいかないのも私の責任だ」?

 

たとえば、道を歩いていて誰かがどかんとぶつかってきた。

相手は自分からぶつかってきたくせに、てめー気をつけろヴォケ!みたいに暴言を吐いて行っちゃった。

そこでこう思う人がいます、

「嫌だな…。でも、こんな嫌な出来事も私の思考が呼び寄せたことなんだ。

嫌だなんて思わず、自分の責任でこうなったと思おう…」

と。

いやいや、そりゃ違うぞいと私は突っ込みたい。

じゃあなんだ、通り魔に刺されても刺されたこっちが悪いのか、

そんなの刺すほうが悪いに決まってるじゃない(;´Д`)

 

 

引き寄せってなんかすごく万能な、偉大な、神秘の法則!

みたいに思われている節があると思うんですが、別に万能ではないんですね。

自分の思考でどうにもできないことも世の中にはいろいろあって、できないものはできないです。

どこまで必死に念じたところで他人の心を操ったりはできないので、引き寄せでは、

「他人はコントロールできません」

と言われてますし、今回の例がそれに当てはまりますね。

なんだか勝手にイライラしている人がたまたま近くにいて、

よくわかんない悪態つかれた、ということは、自分の思考とは関係なく起こります。

なのでこういう目に遭ったときに、自分のせいでうまくいかないことが起きたんだと思う必要はないです。

引き寄せでは「自分の思考に責任を持て」なんてことも言われますが、それは、

「理不尽な目に遭っても自分が悪いんだと思いなさい、その出来事の責任はあなたにあります」

な~んて意味ではまったくないです。

 

 

「うまくいかないのは私のせい」と思っているとなめられていく

 

「理不尽な目に遭っても自分が悪いんだと思いなさい、その出来事の責任はあなたにあります」

という意味ではないなら、どういう意味なのかというと、

「こんな目に遭うのも自分が悪いからなんだ…と、自分を悪者にする思考の責任はあなたにある」

という意味です。

 

 

嫌な奴が勝手にぶつかってきてぷんすかしてた。

これ自体は引き寄せでどうにかできる範疇のことではないので、

このことに対しての責任はありませんが、しかし、

「その出来事に対してどのように思考するか?」

はその人の選択だし、責任です。

ぷんすかしてる人にヴォケー!と言われたあと、

なんだてめーこそヴォケやんのかコラと思う人もいれば、

あら嫌なことでもあったのかしら大変ねぇウフフと思う人もいれば、

こんな理不尽な目に遭う私世界一可哀相と思う人もいれば、

こんな目に遭っても悪いのは自分なんだと思う人もいる。

こういったさまざまな考え方がある中で、「自分が悪いと思う」という考え方を選んだのは自分ですよね。

誰かに無理やりに、そう思考するように強要されたということはなく、自分で自発的にそうしています。

誰かにそうしなさいと言われたわけでもないのに自分からそうした。

ならばそれは自分の選択だし責任ですよ、ということです。

(大概、思考している時に「私は自分でこのように考えることを選びました」なんて自覚はないですけどね)

 

 

で、実際には自分は全然悪くもないし責任もないのに自分が悪いんだと思うことを選んだ…ってことはつまり、

「悪くなくても、私が責任をかぶります」

という道を選択した…ってことです。

では、「悪くなくても私が責任をかぶる」と思考している人はその後どうなっていくでしょうか?

これね、まず間違いなくなめられてうまくいかない方向に流れていきます。

 

 

無意識によりうまくいかない出来事を引き寄せてしまう

 

まず、そう思っていると無自覚のうちに顔つきとか話し方、態度が弱々しくなってきます。

相手の顔色をうかがうようになったり、悪くもないところで謝ったり、怒っていいようなところでニコニコすることが多くなる。

すると、

「気の弱そうな人だな」

とか、

「この人になら頼み事しても断らないだろうから頼んじゃえ」

とか、

「あの人になら八つ当たりしても怒らないからしちゃえ」

とかとかとか…。

そういうふうに思われることが多くなり、軽く扱われることが多くなります。

そうなるとやはりされた側としてはムカッ…と来たりするものですが、

しかしムカッと来てもこう思いますよね、

「ムカッとしちゃだめだめ、すべて私が呼び寄せたことなんだから」

「こんな八つ当たりされるのも、私が悪いんだから我慢しよう…」

そう思考して、ますます悪くなくても責任を負おうとしだす。

周囲はますます「こいつ使えるぞ」となめていくし、周りになめられればなめられるほどに、

「怒っちゃだめ、悪いのは私」

と強く思考しだす。

強く思考すればするほどに、周りはいよいよつけあがる。

どんどんどんどん、

「悪くもないのに自分が悪いんだと責任を負おうとする機会」

が現実に増えていっていますよね。

このようにして「悪くなくても責任を負います」という思考は現実化していったりします。

 

 

うまくいかない流れに乗っているのにそれに気づかない

 

怖いなーと思うのは、ここまでうまくいかない方向に流れていっても意識の上では気づかない、というところ。

こういうとき、人って顕在意識上ではこう思ってたりします。

「私、ちゃんと自分が悪いんだって認めようとしている。

すべては自分に原因があるっていう引き寄せの教えをちゃんと体現しようとしている。

だから、うまくいくよね?いま、うまくいく方向にいってるはず…」

と。

意識の上だと真逆にうまくいく方向にいってるはずだ、と思ってたりもするんです。

しかしいつまでたってもうまくいかないのでついに、

「ちゃんと引き寄せを実践しているはずなのに、なぜうまくいかないんだ?」

という疑問が出てくる。

ちゃんと「私は悪くなくても私が悪いことにする」という思考を実現できているので、

ある意味うまくいってると言えばうまくいってるんですけど、望む形ではないですね(;´・ω・)

 

 

もしこれを読んで、

「のわあああああ!!私のことだ!当てはまってる!!」

と思った方は、今日からぜひ思考を変えてみてください。

「引き寄せは万能ではない。私に非がないことが起きることもある。

そういうときに無理をしてありもしない責任をかぶったりしない」

と。

 

 

うまくいかないときには「なんだか嫌な気持ち」になる

 

さっき、実際うまくいかない方向に流れてるのに、意識の上ではうまくいってるはずだと思えると言いました。

ただこれ、完全に、まったくもってぜ~んぜんうまくいってないことに気づかないってことはないです。

うまくいかない方向に流れているときには、

「なにかモヤモヤする」

「なんとなくだけど、なにかが違う気がする…」

とか、うーん、なんというんでしょう、なんか違わね?みたいな納得のいかない感じがするはずです。

なにかモヤッとする感覚が起きたときには、

「え?なんか違う?」

と、自分の心をよく見つめてみてください。

どっかで、納得していないものに納得しているふりをしているとか、

違うと思っていることを正しいと思い込もうとしているとか、

正しいと思ってるけど認めたくないから間違っていることにしているとか、

な~んか、自分に嘘をついている部分があるはず。

それがなにかがわかれば、うまくいかないのは解消されますよ(*´ω`*)

 

 

「うまくいかない原因はあなたにある」という言葉を聞いて、

自分が悪くないことまで自分のせいにしていませんか?

 

 

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潜在意識の「現実無視」と「現実を受け入れる」って矛盾してない?

薔薇

 

現実無視をするVS現実を受け入れる?

 

今回は「現実無視」についてのお話です。

潜在意識の力を使って願望を叶えるコツとして、

「現実(現状)を受け入れなさい」

と言われることがあります。

しかしその反面、

「現実は関係ない、現実無視をしなさい」

と言われることもあります。

え?

現実を受け入れるということと、現実無視をするってことは正反対じゃない?

どっちをやったほうが潜在意識にとって良いことなの?

と戸惑っている方もいるんじゃないかなと思いますので、ここについての解説です。

 

 

「現実無視=現実を受け入れる」である

 

これは、

「矛盾してるんだから片方しかできない」

と思うかもしれませんが、2つは同じものだと思うとわかりやすいと思います。

 

 

現実無視とはこういう意味ではない

 

仮にあなたの目標が、

「月収100万だぜ!」

とします。

このとき、「現実無視をしろ」というのをやろうとして、

「私はいま現在、月収100万だ!

実際にはもっと収入が低い現実なんて、無視無視!!」

と無理やりにすでに月収100万だと思い込もうとする方もいますが、そういう必要はありません。

もし仮に本当にそう思い込んじゃったら、

それって妄想にとりつかれていることになりますし、

本気でいま現実の収入が100万だと思っているなら、

今後100万を目指す必要はなくなってしまうからです。

 

 

まずは、

「どうあがいても、どれほど悲しくても、今は100万もない」

という事実(現実)とは向き合ってください。

 

 

現実にまつわる感情を無視しろという意味

 

すると、さまざまな嫌な考えが湧きおこってきますよね。

悲しいとか悔しいとか、これからどうやって100万になるんだ?とか、

もしなれなかったらどうしよう、などなど…。

こういったネガティブ思考にとらわれてしまうと、その思考が潜在意識の力で実現してしまいますので、こういうものは無視したほうがいいですね。

つまり現実無視というのは、

「現実に対するマイナスな思考や解釈を無視」

という意味であって、「現実そのもの」を無視しろという意味ではありません。

 

 

現実を見たとき、普通は人は心が騒ぎます。

「ここがこうだ、足りない、もう最悪どうしよう」

とか。

けれどその心のざわざわ(もう最悪どうしようの部分)を無視したとき、

ただただ純粋に、

「ここがこうだ。足りない」

という純然たる事実だけを見たとき、人は、

「そうだな、ここがこうで足りないな。ではどうする?」

と考え始めます。

これが現実を(余計な思考を加えず無視し)受け入れられたということ。

 

 

現実を受け入れた人は現実無視をした人だし、

現実無視をした人は現実を受け入れた人です。

「現実を受け入れなさい」も、「現実無視をしなさい」も要は、

「純然たる事実と向き合いなさい」

という意味で、表現としては真逆ですが伝えたいことは同じです。

 

 

現実無視(現実の受け入れ)によって潜在意識は働きだす

 

こうして、

「足りないから嫌だよー、足りないのは最悪だよー」

というのではなく、

「そうだな、足りないな。だったら、どうするんだ?」

というところにきたとき、そこから潜在意識は、どうすればいいかを全力で考えて動き出します。

 

 

そして、

「どうするんだ?」

というところまで来たらそれと同時に、どうするかは考えないようにもしてみてください。

ここから先は顕在意識上でどうしよう?ああしようか?と考えるよりも、

潜在意識に任せたほうが手っ取り早いですからね(*´ω`*)

潜在意識に任せたほうが手っ取り早い理由について。

 

 

潜在意識を使うコツ、「現実無視」と「現実の受け入れ」はどちらも同じ。

ともに「純然たる事実を見なさい」という意味。

 

 

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カテゴリ:引き寄せの法則 

自分がダメすぎて嫌になる…その原因や心理はどんなもの?

貝殻

 

自分はダメだと思い、自分を守ろうとする心理

 

今回は、自分がダメすぎて嫌になる…という方へ向けてのお話です。

誰だって自分のことをダメだなんて思いたくはないはずなのに、

どうして人ってそう思っちゃうのでしょうか?

その理由はいくつかありますが、そのうちのひとつに、

「自分をダメだと思うことで、自分を守っている」

というものがありますので、今回はそれについてです。

 

 

「自分はダメでした」というAさんとBさん

 

たとえば、会社でAさんとBさんがミスをしたとします。

AさんBさん、ともにすごく反省している様子で、

「すみません…今回のミスは本当にダメだったと思います…」

としょんぼりしています。

 

 

それを聞いた上司のあなたは、

「そこまで反省しているならまぁ…いやいや、

こんなミスを繰り返されては本当にたまらないぞ、もう一言だけ言っておこう」

と思い2人に、

「そうだね、このミスは本当に良くなかったよ。気をつけて」

と念押しをしました。

 

 

するとAさんは、

「…はい、その通りだと思います。気をつけます」

と言い、Bさんは、

「……確かにダメだったかもしれないけど…。

…私なりに一生懸命やったのにそこまで言わなくてもいいんじゃないですか?」

と言いました。

 

 

どうでしょう、これ、

「あ、Bさんはたいして自分のしたことをダメだと思ってないな」

ということに気づくんじゃないでしょうか。

 

 

ダメだと責められたくないので先取りで自分を責める

 

Bさんのほうも、そりゃあ悪いと思っているんだとは思います。

しかしそれ以上に、

「自分を守りたい、人からダメだと責められたくない」

という気持ちが強いですね。

なので、一見芯から反省しているかのようなふりをしてみせて、

「そこまで反省してるならもういいよ」

と、相手が許してくれることをどこかで期待していた。

ところがさらに釘を刺されたことでカッとなり、

「なんでそこまで言うの?(そこまで言わず私を許してよ)」

という、自分を守りたいという本音が出てしまった。

 

 

これと同じで、

「私は本当に○○なとこがダメなんです…」

というとき、

「そうだね、ダメだと思うよ」

と言われて、カッときたり泣いたりする人は、本当に芯からは自分をダメだとも嫌だとも思っていない、と思うんですね。

ダメだ・嫌だと思っていることは思っているのですが、

しかしそれ以上に、「ダメだ」というその事実を直視したくないという気持ちがあり、

なんとかかんとか自分はダメじゃないんだ…と思おうとしている。

 

 

自分はダメだ、という事実から自分を守りたい…。

ダメだという事実から身を守るためには、どうすればいいだろう?

すると、先取りで自分から「自分はダメだ」と思うことにしようとなる。

 

 

自分をダメと責めてから自分で許す一人二役

 

Bさんは、先取りで自分のことをダメだと言うことによって、

「そこまで反省してるならいいよ」

と相手に言ってもらえることを望んでいましたよね。

人って、相手が「自分」でもそうしてしまうんです。

 

 

自分から自分をダメだと言うことによって、心のどこかでは、

「ここまで自分を責めてるんだからいいだろう」

という、自分を許せるような、慰められるかのような感覚が生まれます。

一人二役をやっている感じです。

自分で自分に「ダメだ」と思うことで、自分で自分に、

「ダメだとわかってるならいいんだよ、わかっていないよりまだマシだよ」

と思える。

 

 

自分をダメだと思いたくないがために、自分をダメだと思い始める。

自分をダメだと責めているうちは、自分をダメだと思わずにすむ。

そんなややこしいことが起きてきます。

 

 

こうなると、

「自分をダメじゃないと思うわけにはいかない」

です。

ダメだ、嫌になる…そう思うことで自分を守っているのだから、

ダメじゃない、嫌じゃないと思ってしまうと、自分を守るすべがなくなってしまいます。

なのでこのような状態にある人は、

「ダメじゃないと思おうとしても(それをすると自分を守れなくなるので)思えません」

となります。

 

 

Bさんは「本当に良くなかったね」とダメ出しされたことで、

自分を守り切れなくなってカッとしてしまいました。

自分をダメだと責めることで自分を守っている、という人も、

なにか自分を守り切れないと感じたときには怒り狂ったり、異様に落ち込んだりします。

怒る、というのはストレートに牙を向き、自分を傷つけた相手を認めまいとする行為。

異様に落ち込む…というのは、

「あなたのせいで私はここまで落ち込みました」

「もうここまで落ち込んでいるんだから、これ以上はやらないでくださいよね?」

とプレッシャーをかける意味があったり、

さらに強く自分をダメだと思考することで、より一層自分の身を守ろうとする行為です。

そうしてさらにガードを固めて、自分はダメだという事実を直視しないようにします。

 

 

心底から自分がダメだと思ったとき、人は必ず変われる

 

本当に自分をダメだと思っている…という人って、Aさんみたいな態度になります。

「確かにダメだった。嫌だけど、それが現実だ」

と受け止めるので、わりと静かに「確かにそうですね」と認めます。

そして、そういう人は変わります。

人間って、誰だって自分をダメだなんて思いたくないものですよね。

自分に価値がないだなんて思いたくはない。

意味がある存在だと思いたい。

これは生まれ持った本能のようなものだと思います。

なので、心底から「私はダメ」と思ったとき、絶対に人はその状態には耐えられない。

「そんなの嫌だ!」という本能が湧き出てくるので、そこから、

「では、どうやってこの嫌な状態から抜け出せばいい?私はどうやって変わろうか?」

と変わろうとしだすんです。

 

 

自分を責めて…泣いて、怒って…というのは、現状を受け入れまいと拒否する行為。

でも、

「私は、ここがダメなんだな」

「どんなに嫌でも、これが現実なんだ」

ということを芯から受け止めたとき、現状を受け入れたとき、人は変わる。

受け入れた瞬間から、

「このままではダメならば、ではこれをどう変えればいいのだろう?」

と、より良くなろうとする本能が出てきて思考が前向きに切り替わるように人はできているから。

 

 

「自分のことを本当にダメだと思う」

なんてこと、しちゃいけないというか、そんなの救いがないように思えるかもしれない。

そんな救いのない状態になりたくなくって、

なんとか自分をダメだと思わずにすまそう…と人はするんだろうけど、

「自分の弱さとかダメな部分を認めるというのは、自分をダメだと認めることではなく、今の自分より強くなること」

なんですね。

本当に自分をダメだと思った人、というのは、自分に絶望した人のことなんかじゃない。

むしろ強い希望を抱けた人です。

「私は、ここがダメなんだな」

ということを直視し、ダメなのはあれのせいだ、これのせいだ、なんて言い訳とかを一切つけない強さを持った人。

自分の責任を、自分で負うことを覚悟した人。

とても強くて前向きな人のこと。

強くて前向きな人は、うまくいって当然、変われて当然です。

 

 

人から「本当にそこがダメだね」と言われたら?

 

いまあなたは、

「自分のこういうところがダメだ…」

というふうに思っていますよね。

一度勇気を出して、

「誰かから、『本当だね。確かに、あなたのそういうところはダメだと思うよ』と言われたらどんな気分になるだろう?」

と想像してみてください。

 

 

想像してみて、

「こっちは落ち込んでるのに、よくもそんなことを言ったな!」

とカッと来たり、

「やっぱり、どうせどうせ、どうせ私はダメな人間なんだ……」

と強い落ち込みを感じるのであれば、先取りで自分をダメだと思うことで、

人や自分自身からダメだと思われることを回避しよう、という思いがあるのだと思います。

その回避ができなくなったので、動揺する。

 

 

でも想像してみて、心にズキン…とは来るものの、

「…そうか…。人から見てもやっぱりダメに見えるのか…。

…これは本格的に、私のなんとかしたほうがいい部分みたいだな…」

と思えるなら、それはあなたが本当に自分のことをダメだと思えている証拠だと思います。

ひいては、それを変える強さも持っているということ。

そう思える人は、ここから自然と変われますから大丈夫ですよ(*´ω`*)

 

 

自分をダメだと思うことで、自分をダメじゃないと思おうとすることもある。

 

 

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管理人:岡野 真

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