
今回はいただいた質問の回答です。
岡野さんの引き寄せRevolutionを読み進めて行き、
アファメーションの本当のやり方を知り実践しておりますが、
不安、寂しさが、しょっちゅうではないですが、
起きた時などに急にファーって湧いて来て、押しつぶされそうになります。
回避は、少しするとできるのですが。
アファメーション中は、そういう事はありません。
楽しく、嬉しくできています。
でも、フッとした時に寂しさ、不安に包まれ、少ししたら、また、いい気分でいられます。
これは、なんなのでしょうか?
抑えつけようとはせずに、自然に消えるようには、しています。
ただ、その時、強烈に押しつぶされそうになります。
どうすれば、宜しいですか?
放っておくと消えていく不安ですので大丈夫です。
不安には構わず、そのまま回避を続けてください。
引き寄せを実践して、急に不安な気持ちになるのはなぜ?
私の教材をご購入いただきありがとうございます。
アファメーション中ではなく別のときに急に不安や寂しさがやってくる…ということなのですが、特に心配はないと思います。
質問者さまはもう教材に目を通している状態なので、
「それはもう知ってるよー」
って思うかもしれないのですが、読んでいない方のためにまずざっとアファメーションの説明をしてみますね(*´ω`*)
多くの方は、こんな感じになります↓
顕在意識「私はできる!」
↓
潜在意識「えっ!?いや、できないよ?顕在意識のほうに、それは違うよって教えてあげなきゃ…」
↓
潜在意識はここでブワーッと不安を放出
↓
顕在意識「ぬおお!できるって言ったら不安になった!こんな不安なことはやめよう…」
↓
潜在意識「そうそう、やめてくれてよかった!これでできないままでいられる♪」
…という感じです。
潜在意識のほうは今まで生きてきて「できない」と学んでいて、
その学習したことをこれからも引き続き行おうとしています。
急に別の考えが来たときには「学習したことと違うよ」というサインとして不安や恐怖を出して、これまでどおりの生き方を続けようとします。
しかし、ここで「フッ、そのようなサインは効かぬ」という感じで続けるとこうなります↓
顕在意識「私はできる!」
↓
潜在意識「えっ!?いや、できないよ?顕在意識のほうに、それは違うよって教えてあげなきゃ…」
↓
潜在意識はここでブワーッと不安を放出
↓
顕在意識「(不安ガン無視で)私はできる!」
↓
潜在意識「ええっ!?い、いや、わかってないのかな?」
↓
不安を放出しつづけてみる
↓
顕在意識「(ガン無視で)私はできる!」
↓
潜在意識「えええええ!?なぜに!?…あ、あれ?…もしかして俺のほうが間違ってんの…?」
↓
顕在意識「私はできる!」
↓
潜在意識「ぬ、ぬう…。どうも俺が間違ってたようだぜ…実はできたのかぁ」
↓
顕在意識「私はできる!」
↓
潜在意識「そうだ、顕在意識がここまで言うんならそうに違いない!できるんだ!」
↓
潜在意識と顕在意識の考えが一致する。
という感じ。
最後の潜在意識と顕在意識の考えが一致した状態が、「できるという確信」を持った状態です。
よく引き寄せで「できると確信しなさい」と言いますよね、
この言葉を聞いて「確信するなんて、そんなの急にできないよ…」と思う方もいますが、その通りで急にはできないです。
確信っていうのは、こうして徐々に育てていくものなんです。
潜在意識が生み出す不安を消すためには、不安に構わないことが大切
最初のうちは潜在意識が勝って、ウワアアアア不安だーー!となる方が多いのですが、
質問者さまはアファメーション中にそういうことはない…ということなので、
これってすごくしっかりアファメーションをうまく行えているということだと思います。
顕在意識「私はできる!!!!!!」
↓
潜在意識「ぐっ…!?…そ、そうか……(´・ω・`)」
という、潜在意識がショボーンと黙り込んでる状態かと思います(笑)
なのでアファメーション中は不安にはならない。
しかし、潜在意識のほうはこう思う。
「え?そ、そうか…とちょっと納得しかけたけど、でもできないんじゃないの?
よし、顕在意識が弱いときを狙って不安を出してみよう…」
と。
では、顕在意識が弱いときとはどんなときか?というと、朝起きてまだしっかり覚醒していないときとか、フッと力が抜けた瞬間とかとか…です。
そういうスキをついて、
「あの今ならわかってもらえるかもしれませんが、やっぱできないんじゃないですかね?」
みたいに不安を出してくる。
これが質問者さまの言う、
「起きた時などに急に不安がファーって湧いて来て、押しつぶされそうになります」
という原因です。
アファメーション中に出る場合の多い不安がちょっと別のときにズレてやってきているという感じですね。
でもでも、これって心配することではありません(*^^)v
一旦はぶわーっ!と強烈な不安や寂しさを感じはするものの、そのときに抵抗せずにいて消えていくなら大丈夫です。
しばらくすると消えるのがなぜかというと、
顕在意識がちょっと気を抜いている
↓
潜在意識「今がチャンス!あのさっきは言えなかったんですけどもね!やっぱできないんじゃないですかね!?」と不安を放出
↓
顕在意識「………………」
↓
潜在意識「……無視されちゃった…(´・ω・`)」
と再びショボンと黙り込むからです。
これを繰り返していくと潜在意識のほうは、出しても無駄な不安は出さなくなっていきます。
そのうち、「顕在意識がここまで言うんだからできるんだなぁ」と学習するので、できるが確信となります。
こういう場合、こちらが、
「ギャー!不安になった、やっぱ私にはできないかも!?」
と反応すると潜在意識のほうは、
「お、わかってくれた!?不安を出せばわかってくれるんだ!」
となるので不安が長引きやすくなりますが、
「抑えつけようとはせずに自然に消えるようにはしています」
とのことですし、抑えつけようとしない、ということができているなら大丈夫です。
そのうち潜在意識が、
「出しても無視されるから不安出さないもん(´・ω・`)」
となりますので、不安や寂しさは消えていきます。
なにか悪いことが起きているとか、対処が必要だ!ということはありません、
急に不安がくるとビックリするとは思うのですが、そのままサラ~ッと不安を受け流してみてください。
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今回は、いただいた質問の回答です。
相手に指摘され、自分で自分の嫌な面に気づいたとき。
自分自身を否定されたのではなく、その自分の考え方や行為を指摘されたと気づくためには、
とことん落ち込んでそれに向き合っていった方が良いのでしょうか。
そして、たぶんその自分の「嫌な面」というのは、もしかすると個性だったり、改善しにくいものかもしれないですよね。
それを嫌な面と思わず、個性として伸ばしていく考え方?を身に着けていくには、どうしたらよいのでしょうか。
あまり力まずに向き合っていきましょう。
自分の個性は伸ばすとか改善するとかいうよりも、調味料だと考えてみてはいかがでしょうか?
自分自身とは向き合ったほうがいい
自分自身を否定されたのではなく、その自分の考え方や行為を指摘されたと気づくためには、
とことん落ち込んでそれに向き合っていった方が良いのでしょうか。
というのがひとつめの質問ですが、そうですね…私は向き合ったほうがいいと思います。
ただこういうのって、
「さぁ、今から向き合うぞ!」
と思ってパッとできるとは限りませんし、
(パッとできる場合もありますが、それはもう内心で向き合う準備ができていたとき)
あまりやるぞー!と意気込むとできないときに、
「なぜやろうしてもできないんだ!?」
と余計に落ち込んで自分を許せなくなったりします。
それよりも、
「私は向き合うことができるし、できるものをわざわざやるぞ!と力む必要もあるまいさ~」
という気持ちでゆる~くいたほうが、良いタイミングのところでフと向き合えて腑に落ちたりしますから、
あまり自分を追い込まないようになさってくださいね(*´ω`*)
自分の個性として伸ばすにはどうすればいい?
次に、
その自分の「嫌な面」というのは、もしかすると個性だったり、改善しにくいものかもしれないですよね。
それを嫌な面と思わず、個性として伸ばしていく考え方?を身に着けていくには、どうしたらよいのでしょうか。
こちらについてです。
なんとなくの私の感覚として、
「自分の個性に困っている人は、個性を『いつでもどこでも自分についてまわってくるもの』と思っている」
というふうに感じます。
自分の個性は自分の一部分であるという考え
たとえば内向的で悩んでる…というとき。
その内向的というのは自分の手足だったり内臓のような、
自分が行くところどこにでもついてくる切り離すことのできないものなのだ…という感じに考えていませんか?
すると、
「内向的なところを誰かに良くないよーって指摘されたところで…、
そうかもしれないけど、でもそれは私と切り離せない一部なんだし、
そこを無理に消そうとしたら、なんだか自分ではなくなってしまう気もする…。
無理に外交的になったところで、それって本当の私と言えるのか?」
みたいに思えてしまいますよね。
これは私自身、そのように思っていたことがありました。
で、ちょっと自分語りみたいになっちゃうのですが、
私の場合はそのような状態からどうやってうまくいくようになったのかについてお話してみますね。
いろいろな個性は誰もが持っている
「無理をしてこの個性を改善したところで…、私は自分の一部を失って私ではなくなるのではないか?」
そんなふうに思っていた私ですが、自分と周りをよーく見てみて気づいたことがあります。
私はどっちかというと内向的なタイプだと思うんですが、
でも、友達同士で集まったときとかにはめっちゃよくしゃべります。
逆に「俺はすごく社交的なタイプ!」と豪語してすごくよくしゃべるタイプの人でも、
慣れていない場所に行くと何を言えばいいかわからずにモジモジしてることとかもあります。
それに気づいたときに私はこう思ったんです。
「あぁ、外交的という人でも内向性は持ってるんだよなぁ。
私も自分のことを内向的とか言いながら、めっちゃよくしゃべる外交的なところもある。
どっちがどういうときに出るかの違いなだけで、みんなどっちの個性も持ってるんだ。
じゃあきっと、他のいろいろな個性も、持っていない人なんていなくてみんな全部持ってるんじゃないかな…。
…あれ、もしかして個性って…時と場合に適したものを出せればうまくいくし、
どういうときに何をどのくらい出せばいいのかがわからないとうまくいかないだけなのかな?
うまくいくために必要なのって、『どんな個性を持っているか?』ではない。
どんな個性も誰だってみんな全部持ってるんなら、
あとはその持っているものを『うまく出し入れできるかどうか』じゃないの?」
と。
個性を「出し入れ可能な道具」としてみる
では個性を自分の一部とするのではなくて、自分が出し入れして使える道具…、
たとえば調味料みたいに考えてみるのはどうだろう?と。
調味料って、いっぱい種類がありますよね。
この料理のときにはお醤油をいっぱい使うとか、いやこの料理のときに必要なのは醤油より酢でしょとか、そのときどきに適したものがあります。
別に醤油が良いならソースが悪いとかいう話でもないし、どれが真の調味料か?とかいう話でもないですよね。
それと同じく、外交的、内向的、傲慢、謙虚、サバサバ、ネチネチ、几帳面、大雑把、感情的、理性的…、
そのほかいろいろな個性がありますが、どんな個性も私はもともと全部持っていてそれはすべて持っていて良いもので、
あとはそれらをどういうときにどの程度使うか?という良い塩梅を知るだけでいいのではないかしら?と。
内向的という個性が私を苦しめているわけじゃなくて、
自分がその個性だけしか持っていなくて他のものは持っていないと思いこんだり、
「外交的なのは本物の私じゃない、でも内向的なのは本物の私だ」
「どれか特定のひとつの個性だけが、本物である」
という、本物はひとつであるはずだという固定観念が私を苦しめているのではないか?と。
相手のお好みの調味料を多めにする
なので、
「あなたのその内気な性格だと、こういうときは損しちゃうよ」
と言われたときには、それまでは、
「いまのままじゃダメな人間って言われたみたいな気になる…。
…でも…私は外交的な個性なんて持ってないし、
内気じゃなくなったらなんだか私じゃなくなっちゃうような…」
みたいに思っていたのを、
「なるほど、こういうときには『外交的』という調味料を多めに使用するといいのか」
みたいに思うようにしてみました。
自分という人間にない部分を作り出そうとか、ある部分を消そう、変えよう…とかすると辛いんですが、
自分がもともと持っている道具を、自分の都合のいいときに自分の都合のいいぶんだけ取り出して使う、いらないときは引っ込めておく、と考える。
最初は自分に言い聞かせる感じからはじまりました。
残念だけど考え方というのはいきなりパッと完全に変わったりはしないので、
最初はそのように考えるように意識をする、そして、徐々にそう思えるようになっていったという感じです。
個性を伸ばすというより、個性の塩梅を知ると考えてみて
…ということで、
「私はありとあらゆるすべての個性を全部持ってて、全部持っていていいし、全部持っている状態が私。
それぞれ何をどの程度どこで使うといいのかな?って塩梅を知っていこう」
みたいに考えると、
「この人に、ここが良くないと自分の一部を指摘された!これが私の個性かもしれないのに…」
とかではなく、
「ふぅん、この人はこの調味料は好きじゃないんだな~」
というふうにより冷静に考えられるようになり、
「個性を伸ばそう!」と考えるよりもかえってうまくいくんじゃないかな?と思います。
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願いが叶わない原因を知りたい方へ
今回は、引き寄せを実践しているのに一向に願いが叶わない、
どうしてなのか原因を知りたいと思っている方へのお話です。
叶わない原因として、
「ある矛盾に気づいていないから」
というものがあると思います。
その矛盾とはなにか?についてです。
引き寄せは、願いを叶えて「くれる」?
引き寄せでは、
「宇宙があなたの願いを叶えてくれる」
という表現が使われることがあります。
これを聞いて、
「わぁ、宇宙が私の代わりに願いを叶えてくれるんだ!」
と興味を持った人は多いと思いますし、私もそのうちの一人でした。
「自分が原因である」という言葉
で、そうして興味を持って引き寄せについて調べてみると、
「すべては自分の思考が原因」
「自分の思考に責任を持ちましょう」
といった言葉が出てきます。
私は最初、ここでほんの一瞬だけなにかモヤッとする感覚を心の隅に感じました。
ただ、そのモヤッは無視しました。
そんなことより、
「私なんかの願いでも、叶うかもしれないんだ!」
という希望のほうが大きかったので。
そして、ちゃんと引き寄せで言われているとおりにやろうとしたんです。
「自分の思考にすべての原因があるんだ、ちゃんと責任持とう!
そうすれば願いは宇宙が叶えてくれる!」
って。
でも、一向に願いは叶わない。
そんでもって、最初にチラッと感じた違和感はどんどん大きくなってくる。
なんで?なんで?
願いが叶わない原因はなに?
このモヤモヤの原因はなに!?
…とよくよく考えてみて、私は自分の考えが矛盾していることに気づきました。
「自立すれば依存できる」という矛盾
なにが矛盾しているというと…まず、
「宇宙がなんとかしてくれるんだ!」
この「くれる」というのは、自分以外のものになんとかしてもらいたいという依存心です。
対して、
「自分の思考に責任を持つ」
責任を持つというのは、自立です。
私は、
「自分の思考にちゃんと責任を持てば、宇宙が私の願いを叶えてくれる!」
って思ってたんですけど、これってつまりは、
「自立すれば、依存できる!」
ということです。
いや成り立たないよね?と。
「あぁ、心の奥底で『それ矛盾してね?』って気づいてたから、なんかモヤッとする感覚があったのかぁ」
と思った覚えがあります。
願いが叶わない原因は、「依存するために自立しよう」という不可能なことを両立させようとしているからだったんだなぁと。
もしかして、あなたも私と同じ矛盾を抱えてはいないでしょうか?
だとしたら、ちゃんとその矛盾に気づけてよかったです。
叶わない原因がそこにあると気づかない限り改善できませんが、
気づいてしまえば、あとは改善すればいいだけですからね(*´ω`*)
願いを叶えてくれると信じなさい、の意味
引き寄せでは確かに、
「宇宙が見守ってくれていると信じなさい」
というふうに「くれる」という言葉が使われることがありますが、これは、
「くれ、くれ、と依存していていいです」
という意味ではありません。
宇宙が見守っていてくださるという全幅の信頼…信仰心を抱きなさいということ。
篤い信仰を抱いたものは自然と、
「大きなものが見守ってくださっている私にならできるんだ。
だから、誰かがやってくれるのを待たず自分でやってみよう!」
と自立の道を行くし、そのように自立すれば願いは叶いますということ。
依存ではなく信仰を、信仰から生まれる自立を促す言葉です。
依存と自立。
この矛盾するものを抱えたままでいることが願いが叶わない原因であり、
そして、自立を選択する者にしか引き寄せは味方をしません。
思い切って、自立の道を選択してください。
勇気を出してそれさえしてしまえば、願いは叶います。
願いが叶わない原因は、自立と依存を両立させようとしているから。
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引き寄せの「うまくいかない原因はあなたにある」という意味
今回は、引き寄せがなかなかうまくいかない人が誤解しがちな点に関してのお話です。
引き寄せの法則って、
「思考が現実になる」
「うまくいくこともうまくいかないことも、すべて自分の思考が引き寄せた結果」
って言いますよね。
これ自体は本当のことです。
そしてこの言葉を聞いたとき、こう思う人がいます。
「そうか、残念だけど悪いことやうまくいかないことも自分の思考のせいで起きちゃってるんだな…。
人のせいにしちゃいけないな、うまくいかないものは全部自分に原因や責任があると思おう!」
と。
確かに、それ自体は間違っていません。
けれど、ここから何かが違ってきちゃう人がいます。
「こんなふうにうまくいかないのも私の責任だ」?
たとえば、道を歩いていて誰かがどかんとぶつかってきた。
相手は自分からぶつかってきたくせに、てめー気をつけろヴォケ!みたいに暴言を吐いて行っちゃった。
そこでこう思う人がいます、
「嫌だな…。でも、こんな嫌な出来事も私の思考が呼び寄せたことなんだ。
嫌だなんて思わず、自分の責任でこうなったと思おう…」
と。
いやいや、そりゃ違うぞいと私は突っ込みたい。
じゃあなんだ、通り魔に刺されても刺されたこっちが悪いのか、
そんなの刺すほうが悪いに決まってるじゃない(;´Д`)
引き寄せってなんかすごく万能な、偉大な、神秘の法則!
みたいに思われている節があると思うんですが、別に万能ではないんですね。
自分の思考でどうにもできないことも世の中にはいろいろあって、できないものはできないです。
どこまで必死に念じたところで他人の心を操ったりはできないので、引き寄せでは、
「他人はコントロールできません」
と言われてますし、今回の例がそれに当てはまりますね。
なんだか勝手にイライラしている人がたまたま近くにいて、
よくわかんない悪態つかれた、ということは、自分の思考とは関係なく起こります。
なのでこういう目に遭ったときに、自分のせいでうまくいかないことが起きたんだと思う必要はないです。
引き寄せでは「自分の思考に責任を持て」なんてことも言われますが、それは、
「理不尽な目に遭っても自分が悪いんだと思いなさい、その出来事の責任はあなたにあります」
な~んて意味ではまったくないです。
「うまくいかないのは私のせい」と思っているとなめられていく
「理不尽な目に遭っても自分が悪いんだと思いなさい、その出来事の責任はあなたにあります」
という意味ではないなら、どういう意味なのかというと、
「こんな目に遭うのも自分が悪いからなんだ…と、自分を悪者にする思考の責任はあなたにある」
という意味です。
嫌な奴が勝手にぶつかってきてぷんすかしてた。
これ自体は引き寄せでどうにかできる範疇のことではないので、
このことに対しての責任はありませんが、しかし、
「その出来事に対してどのように思考するか?」
はその人の選択だし、責任です。
ぷんすかしてる人にヴォケー!と言われたあと、
なんだてめーこそヴォケやんのかコラと思う人もいれば、
あら嫌なことでもあったのかしら大変ねぇウフフと思う人もいれば、
こんな理不尽な目に遭う私世界一可哀相と思う人もいれば、
こんな目に遭っても悪いのは自分なんだと思う人もいる。
こういったさまざまな考え方がある中で、「自分が悪いと思う」という考え方を選んだのは自分ですよね。
誰かに無理やりに、そう思考するように強要されたということはなく、自分で自発的にそうしています。
誰かにそうしなさいと言われたわけでもないのに自分からそうした。
ならばそれは自分の選択だし責任ですよ、ということです。
(大概、思考している時に「私は自分でこのように考えることを選びました」なんて自覚はないですけどね)
で、実際には自分は全然悪くもないし責任もないのに自分が悪いんだと思うことを選んだ…ってことはつまり、
「悪くなくても、私が責任をかぶります」
という道を選択した…ってことです。
では、「悪くなくても私が責任をかぶる」と思考している人はその後どうなっていくでしょうか?
これね、まず間違いなくなめられてうまくいかない方向に流れていきます。
無意識によりうまくいかない出来事を引き寄せてしまう
まず、そう思っていると無自覚のうちに顔つきとか話し方、態度が弱々しくなってきます。
相手の顔色をうかがうようになったり、悪くもないところで謝ったり、怒っていいようなところでニコニコすることが多くなる。
すると、
「気の弱そうな人だな」
とか、
「この人になら頼み事しても断らないだろうから頼んじゃえ」
とか、
「あの人になら八つ当たりしても怒らないからしちゃえ」
とかとかとか…。
そういうふうに思われることが多くなり、軽く扱われることが多くなります。
そうなるとやはりされた側としてはムカッ…と来たりするものですが、
しかしムカッと来てもこう思いますよね、
「ムカッとしちゃだめだめ、すべて私が呼び寄せたことなんだから」
「こんな八つ当たりされるのも、私が悪いんだから我慢しよう…」
そう思考して、ますます悪くなくても責任を負おうとしだす。
周囲はますます「こいつ使えるぞ」となめていくし、周りになめられればなめられるほどに、
「怒っちゃだめ、悪いのは私」
と強く思考しだす。
強く思考すればするほどに、周りはいよいよつけあがる。
どんどんどんどん、
「悪くもないのに自分が悪いんだと責任を負おうとする機会」
が現実に増えていっていますよね。
このようにして「悪くなくても責任を負います」という思考は現実化していったりします。
うまくいかない流れに乗っているのにそれに気づかない
怖いなーと思うのは、ここまでうまくいかない方向に流れていっても意識の上では気づかない、というところ。
こういうとき、人って顕在意識上ではこう思ってたりします。
「私、ちゃんと自分が悪いんだって認めようとしている。
すべては自分に原因があるっていう引き寄せの教えをちゃんと体現しようとしている。
だから、うまくいくよね?いま、うまくいく方向にいってるはず…」
と。
意識の上だと真逆にうまくいく方向にいってるはずだ、と思ってたりもするんです。
しかしいつまでたってもうまくいかないのでついに、
「ちゃんと引き寄せを実践しているはずなのに、なぜうまくいかないんだ?」
という疑問が出てくる。
ちゃんと「私は悪くなくても私が悪いことにする」という思考を実現できているので、
ある意味うまくいってると言えばうまくいってるんですけど、望む形ではないですね(;´・ω・)
もしこれを読んで、
「のわあああああ!!私のことだ!当てはまってる!!」
と思った方は、今日からぜひ思考を変えてみてください。
「引き寄せは万能ではない。私に非がないことが起きることもある。
そういうときに無理をしてありもしない責任をかぶったりしない」
と。
うまくいかないときには「なんだか嫌な気持ち」になる
さっき、実際うまくいかない方向に流れてるのに、意識の上ではうまくいってるはずだと思えると言いました。
ただこれ、完全に、まったくもってぜ~んぜんうまくいってないことに気づかないってことはないです。
うまくいかない方向に流れているときには、
「なにかモヤモヤする」
「なんとなくだけど、なにかが違う気がする…」
とか、うーん、なんというんでしょう、なんか違わね?みたいな納得のいかない感じがするはずです。
なにかモヤッとする感覚が起きたときには、
「え?なんか違う?」
と、自分の心をよく見つめてみてください。
どっかで、納得していないものに納得しているふりをしているとか、
違うと思っていることを正しいと思い込もうとしているとか、
正しいと思ってるけど認めたくないから間違っていることにしているとか、
な~んか、自分に嘘をついている部分があるはず。
それがなにかがわかれば、うまくいかないのは解消されますよ(*´ω`*)
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現実無視をするVS現実を受け入れる?
今回は「現実無視」についてのお話です。
潜在意識の力を使って願望を叶えるコツとして、
「現実(現状)を受け入れなさい」
と言われることがあります。
しかしその反面、
「現実は関係ない、現実無視をしなさい」
と言われることもあります。
え?
現実を受け入れるということと、現実無視をするってことは正反対じゃない?
どっちをやったほうが潜在意識にとって良いことなの?
と戸惑っている方もいるんじゃないかなと思いますので、ここについての解説です。
「現実無視=現実を受け入れる」である
これは、
「矛盾してるんだから片方しかできない」
と思うかもしれませんが、2つは同じものだと思うとわかりやすいと思います。
現実無視とはこういう意味ではない
仮にあなたの目標が、
「月収100万だぜ!」
とします。
このとき、「現実無視をしろ」というのをやろうとして、
「私はいま現在、月収100万だ!
実際にはもっと収入が低い現実なんて、無視無視!!」
と無理やりにすでに月収100万だと思い込もうとする方もいますが、そういう必要はありません。
もし仮に本当にそう思い込んじゃったら、
それって妄想にとりつかれていることになりますし、
本気でいま現実の収入が100万だと思っているなら、
今後100万を目指す必要はなくなってしまうからです。
まずは、
「どうあがいても、どれほど悲しくても、今は100万もない」
という事実(現実)とは向き合ってください。
現実にまつわる感情を無視しろという意味
すると、さまざまな嫌な考えが湧きおこってきますよね。
悲しいとか悔しいとか、これからどうやって100万になるんだ?とか、
もしなれなかったらどうしよう、などなど…。
こういったネガティブ思考にとらわれてしまうと、その思考が潜在意識の力で実現してしまいますので、こういうものは無視したほうがいいですね。
つまり現実無視というのは、
「現実に対するマイナスな思考や解釈を無視」
という意味であって、「現実そのもの」を無視しろという意味ではありません。
現実を見たとき、普通は人は心が騒ぎます。
「ここがこうだ、足りない、もう最悪どうしよう」
とか。
けれどその心のざわざわ(もう最悪どうしようの部分)を無視したとき、
ただただ純粋に、
「ここがこうだ。足りない」
という純然たる事実だけを見たとき、人は、
「そうだな、ここがこうで足りないな。ではどうする?」
と考え始めます。
これが現実を(余計な思考を加えず無視し)受け入れられたということ。
現実を受け入れた人は現実無視をした人だし、
現実無視をした人は現実を受け入れた人です。
「現実を受け入れなさい」も、「現実無視をしなさい」も要は、
「純然たる事実と向き合いなさい」
という意味で、表現としては真逆ですが伝えたいことは同じです。
現実無視(現実の受け入れ)によって潜在意識は働きだす
こうして、
「足りないから嫌だよー、足りないのは最悪だよー」
というのではなく、
「そうだな、足りないな。だったら、どうするんだ?」
というところにきたとき、そこから潜在意識は、どうすればいいかを全力で考えて動き出します。
そして、
「どうするんだ?」
というところまで来たらそれと同時に、どうするかは考えないようにもしてみてください。
ここから先は顕在意識上でどうしよう?ああしようか?と考えるよりも、
潜在意識に任せたほうが手っ取り早いですからね(*´ω`*)
潜在意識に任せたほうが手っ取り早い理由について。
潜在意識を使うコツ、「現実無視」と「現実の受け入れ」はどちらも同じ。
ともに「純然たる事実を見なさい」という意味。
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