自分に自信をつけるにはどうすればいいのか?
本日は、
「自分に自信をつけるためにやってほしいこと」
についてのお話です。
まずは、このような場面を想像してみてください。
あなたにはAさんという友達がいます。
Aさんは、約束を守らない人です。
約束の時間には来ない。
あれをしてね、と頼んだこともしない。
私これをする、と言ってもそれをちゃんとしたところを見たことがない。
口ではいつも「今度こそちゃんとするから~」と言う。
しかし、その次もその次もちゃんとはしない。
当然、あなたはイライラする。
Aさんを信用できなくなる。
そんなAさんが、ある日こんなことを言ってきました。
「私の夢はね、年収1億円になること!
絶対にやろうと思ってるの!今度こそちゃんとやるの、自分と約束したんだ!」
さて、あなたはAさんに対して、
①この人ならできる!応援しよう!と思う
②何言ってんだコイツ、お前にできるわけないだろと思う
どっちか?というと、②じゃないでしょうか。
たぶん、
「くっ、こ、こいつ、私との小さな約束一つも守れんくせにそんな奴が、
『年収1億になるって自分と約束しました~♪』
って、お前にそんなことできるわけねーだろ!信用できんわどうせまた口だけだろ!」
そう感じちゃいますよね、私もそう思うと思う(;^ω^)
あなたは自分との約束を守っているか?
では、考えてみてください。
あなたは自分との小さな約束、守ってますか?
今日はこれしよう、と決めたこと、やらないことありませんか?
「まぁいいや、明日ちゃんとするから」
って明日に延ばし、でも明日になると、
「ま、明日でもいいか…」
とまた伸ばし、何日でも伸ばしまくったりしてませんか?
今度こそ、今度こそと言いつつ、口だけになってなかなかやらないこととかないですか?
こう言われると、
「くっ…認めたくはないがある…。
洗濯ものは取り込んだらすぐたたもうといつも思うけどそのまんまにするし、
掃除をしようと思ってもいつも3日は伸ばしちゃうし、
お菓子食べる量減らそうと思いつつそのままもう半年は経っている…」
とかとか、あるんじゃないでしょうか。
ということは、あなたは自分自身に対してAさんと同じことをしてるってことですよね。
あ、別にそれを責めたいわけじゃないですよ。
「だからアンタにはAさんを責める資格なんてないんだぜ~!」
なんてことが言いたいわけではなく、
「Aさんが大きい夢を語りだしても信用できないのはわかる。
『小さな約束も守れない人にそんなことができるわけない』
と感じるのが当然、自然なこと。
ならば同じ要領で、小さな約束を守れない自分が大きな夢を語っても、そんな自分に対して、
『そんなことできるわけない』
と感じてしまうのも、自信が持てないのも自然なのではないのか?」
ということが言いたいんです。
潜在意識下で自分を信じられなくなっていく
人との約束は守っても、自分との約束ってなんかないがしろになりますよね。
別に破っても誰に迷惑かけるわけでもないし…みたいな気持ちが出ちゃうし、
ついやらないままになるのもわかります。
でも、あなたは「まぁいいや」くらいにしか思っていなくても、あなたの潜在意識のほうは気づいているんです。
自分のしてることがAさんと同じことだ、と。
なので、Aさんを信じられないのと同じように自分のことも信じられなくなる。
自分に自信を持とうと思っても、自信を持てなくなってしまう。
自分のしたことは自分にかえってくるって言いますよね。
こうして、
「自分を信じられるようなこと(自分との約束を守る)をしていない」
というのが、
「自分を信じられない・自信がつかない」
という結果になって返ってきているのではないでしょうか。
潜在意識に「私は約束を守れる」と教えてあげて
じゃ、ここからどうすればいいんだろう?というと、これもAさんに例えてみます。
Aさんが、
「私、本気だよ、なんで信じてくれないの?
いったいどうすれば信じてくれるの?」
と言ってきたとしたら、
「いや、まずは小さい約束から守れるようになろうよ。
ちゃんとそれができるようになれば、こっちだって信じようかって気にもなるけど…」
と思うんじゃないでしょうか。
Aさんがなんにも変わらない状態で、「とにかく信じて!」と言ってきても信用できないですよね。
でもAさんがそこから、
「まずはちゃんとあなたとの約束を守るところから始める」
と、しっかり態度を改めて約束を守るようになったらどうでしょう?
「おお?コイツ本気だな」
と思うんじゃないでしょうか。
だんだん信用も回復されていきますよね。
なので、こっちも同じ要領。
自分にはできると思えない、「できる」と言っている自分のことを自分で信用できないのであれば、
「まずは自分との約束を守るところから始める」
というところからやってみてはいかがでしょうか?
大きなことをやろうとする必要はない
これを言うと、
「確かにそうだ!じゃあ…私は勉強しようと思ってつい先延ばしにしちゃうから…。
明日こそ!朝起きてから!寝るまで!一日中勉強します!!」
みたいなどでかい目標(自分との約束)を打ち立てる人がいるけど、そこまでしなくていいと思います。
こうして大きなことをしようとしちゃう気持ちもわかるんだけど、やってほしいのは「小さな約束」を守るということ。
いきなりどでかい約束を自分としちゃうって人は、
「大きなことをやったら『自分にはこんな大きなこともできたんだ!』と大きく自信がつくだろう。
よーし、手っ取り早くどでかいこと一発やって、一気に自分自身への信用回復だぁ!」
みたいな気持ちがあるからなんじゃないかな?と思います。
一発で自信をつけたい、1回で今までのことをなしにしたい、みたいな心理。
うん、そうできたらいいなって気持ち自体は私もわかるんですけど…、
でも、またまたこれもAさんがそう言ってきたらって考えみてほしいんです。
「私、今まで約束破ってきてごめんね。
じゃ、明日こそ!こんなすごいこと!してみせるから!!
それで私のこと信用するようになってね?今までのことはそれでチャラね!」
…いや、どうせその明日すごいことするってのも嘘じゃね?
やったとしてもそれで今までのことナシにしろって調子いいな、そこまでは無理だわ、と私なら思う。
これもまたまた同じ要領で、
「一発でかいことやって自分自身の名誉挽回だ!」
とか思っても、潜在意識下ではそんな自分に対して、
「どうせ無理だろう、わりと調子いいこと言ってる」
と気づいてしまっている。
で、実際、大概は無理なんです。
だって小さな約束を守れないなら、やっぱり急に大きいなことをするのは無理がある。
仮にやれても、今までをチャラにしようって魂胆でやってるってことに潜在意識下では気づいてるから、
そんな調子のいい自分のことを好きになれないし、チャラにもならないし、自信がつかないままになる。
こうして全部他人に例えてみてください。
Aさんに対しては、
「大きなことをしようとかなんとかしなくていいよ。
普通~にさ、普通に約束を守れるようになればそれが一番信用できるよ」
と思いますよね。
なら、自分にもそうする。
おっきいことはしなくていいです。
小さな約束、守ってみてください。
そうすると、潜在意識下にある自分自身に対しての「信用できない」という気持ちは徐々に消えていき、
自分を信じられるようになる、自信がつくようになりますよ。
約束を守らない人(他人でも自分でも)を信じられないのは自然なこと。
ならば自分との約束を守ってみる。
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本日は、いただいた質問への回答です。
引き寄せの法則は願ったことが現実になるんですよね。
私には嫌いな人がいます、その人が不幸になればいいと願っています。
その人のせいで私は自信がなくて辛いです、あの人に罰が下ればいいと思います。
こういう願いも引き寄せでは叶いますか?
引き寄せで人に罰が下ることはありません。
不幸を願った側が不幸になってしまうため気をつけてください。
不幸になってほしいと願う心理はどのようなものか?
私も過去、ものすごく憎い人がいました。
不幸を願わずにはいられないほど大嫌いでたまりませんでした。
なので、そのように思うお気持ちはなんとなくお察しします。
詳しい事情を知らないのでなんとなく、ですけれど…。
では、詳しく説明していきますね。
潜在意識の力ってものすごいですから、
「まるで奇跡!」
みたいなことを起こすことも可能ではあります。
ただ、まるで奇跡のようというのはあくまでも比喩的な表現ですから、
本当に奇跡をもたらす魔法の法則!というわけではないです。
「あの人が憎い、あぁ、天罰が下りますように」
と思っていても、魔法のパワーで奇跡が起きてその人に罰が下るとか、そういうことはないです。
引き寄せって、悪人を裁いてくれる法則とか、善人に幸せをもたらす法則とかではありません。
ただただ、「自分の思考が現実になる」というだけの法則なんです。
この質問をくださった方の思考も、引き寄せによって現実になりますが、
では質問者さまは今どのような思考をしているのでしょうか。
というと、
「あの人のせいで私は不幸」
と思考していますよね。
では、その思考を実現するのが潜在意識の仕事。
つまり、
「もっと、『あの人のせいで私は不幸』と思えるような現実を作る」
「ずっと、『あの人に罰が当たればいいのに』と思い続けていられそうな現実を作る」
というのが潜在意識の仕事なんです。
そして現にいま、潜在意識はそのように働いてそのような現実を作っています。
なので、ずっとその人を恨むことから抜け出せなくなっている。
「あの人が憎い」
という強い思考を抱いている限り、それが現実化されて、その人を憎まずはいられないように潜在意識がしてくれる。
もう願い(強く思考していること、この場合は憎しみ)は現実化しているということです。
「そんなこと願ってない!」
って言いたくなるだろうけど、潜在意識はそのへん融通きかないから…。
ただその人の持っている「強い思考」を願いとみなして、現実にするのみなのでこうなります。
嫌いな人が不幸になることを願うのではなく、自分の幸せを願うことで幸せになれる
「あの人が憎い」という思考が強くあると、潜在意識はアホですから、
「あ、あの人を憎むのがこの人の願いか、じゃ、もっと憎ませてあげないと」
という解釈をしてそう動きます。
これは、もうそういう仕組みなんでどうにもできないです。
ここはこちらが仕組みに合わせて動くしかありません。
では、どうすればいいのか?
潜在意識は2つの思考があったとき、より強い方に同調して、より強いほうを実現します。
なので、「あの人が憎い」より強く「私は幸せになる」と思考する。
そうすると潜在意識のほうで、
「あ、次の願いは自分が幸せになることね。オッケー、じゃあ幸せにしてあげないと」
と変更されるのでそうなる。
という仕組みなので、自分が幸せになりたいなら「私は幸せになる」と思考するしかないです。
(で、急にそうは思えないから、そう思えるようになるための作業としてアファメーションしなさい、と引き寄せでは言われます)
人の不幸を願うと自分に返ってくるというのは本当のこと
つい人って、
「あの人が不幸になれば、私は幸せになれる」
「あの人が変わってくれれば、私は幸せになれる」
と考えちゃいますよね。
ただ、これだと順序が逆です。
「あの人が不幸になるという現実が起きれば→私は幸せだと思考する」
という順序だと「現実→思考」です。
でも本来は「思考→現実」です。
思考を変えない限り現実は変わらない世界で、現実が変われば私は思考を変えます、と言っても、
種を植えない限り花が咲かない世界で、花が咲けば私は種を植えます、と言っている感じです。
「こっちが先に種を植えるしかないんだなぁ」
という点は受け入れて、先に種を植えないと花は咲かない。
こちらが「幸せになる」という思考の種を先に植えるしか、現実を変えることができない。
花が咲いたら種を植えます、と考えている限り、ここから抜け出せなくなります。
あの人に罰が当たりますようにと思考する
↓
その思考が現実化してあの人に罰が当たる
というふうにお考えになっていると思いますが、そうではなく、
あの人に罰が当たりますようにと相手を恨む思考がある
↓
その思考が現実化して、もっと相手を恨まずにはいられないようなことが起きる
です。
ますます、自分のほうが不幸になってしまう。
これが俗に言う「人の不幸を願うと自分に返ってくる」というものですね。
その人を恨みつづけることが目的ならそれでいいかもしれないけど、本当に幸せになりたいなら、自分で種を植えてください。
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「もういいや」と執着を手放すと必要なものが見えてくる
本日は、「執着を手放した時にうまくいく」についてです。
よく引き寄せだと「もういいや~」ってこだわるのをやめたらうまくいきます!とか言われます。
でも、
「執着を捨てるってどうやって…。
ゴミ捨てるみたいにポンと捨てられるもんでもあるまいに…」
と思ってて実はよくわからない人も多いのではないかと思います。
ここについてお話していきます。
まず昨日の記事を再びなんですが、昨日はこのように書きました。
必死に探し物をしていても見つからないことがある。
しかし、
「あ~、もういいや」
と諦めたとたん、目の前にあることに気づくことがある。
「さっきから何度もそこ見たのに、なんで気づかなかったんだ!?」
というのは経験したことのある方もいるはず。
では、なぜ気づかなかったのか?
これは、
「ない!ない!ない!」
と必死になっていると潜在意識は「ない」にフォーカスし、「ない」を目的に動くため。
目の前にあって明らかに視野に入っていても潜在意識が、
「ないってことにしよう」
と働くので、気づかなくなる。
「もういいや」と諦めると潜在意識は「ない」にフォーカスするのをやめる。
「もうないってことにしなくていいんだ、じゃ、見えるようにしていんだな」
と働くので、急にそこにあることに気づく。
「見つからないと嫌だ!!」って必死に執着していると、
どんなに探しても、目の前にあるものにすら気づかなくなる。
「もういいや、そのうち出てくるだろ…」
と執着をやめると、いきなり気づく。
こういうことが起こるので、
「夢叶わないといや!やだやだやだ!!」
って必死に執着していると、目の前に夢を叶えるチャンスがあっても全然気づかなくなります。
なので引き寄せでは、
「金持ちになりたいよう!!!」
「恋人ができなきゃいやだーーー!!」
のように必死になるな、執着するな、こだわるのをやめるとうまくいくといいます。
それをやめたとたんにチャンスが見えるようになるから。
で、あっという間にうまくいきました、という人も出ます。
じゃ、執着を手放して「金持ちにならなくてもいいや」と思えばいいのか?
で、これを聞くと大概の方が誤解します。
「じゃ、金持ちになりたい!と思わなきゃいいのか」
「別に恋人ができなくてもいいと思っていれば恋人ができるのか」
と。
いや、それじゃできないんじゃないかな?(;^ω^)
別にならなくていいんなら、ならなくていいじゃない。
今のままでいいじゃん、ってことになっちゃいます。
「え~、違うの?
だって探しものをするときは『あ~、もういいわ』って思うと見つけられるんだよ?
同じ要領で『あ~、もう金持ちにならなくてもいいわ』と思うと、なれるためのチャンスが見つかるんじゃないの?」
というと、ちょっと違うんです。
よ~く考えてみてほしいのですが、探しものが見つからなかったときの、
「あ~、もういいや」
って、
「あ~、もうこれから先、二度と見つからなくてもいいや」
っていうんじゃなくって、
「あ~、まぁどっかにあるのはわかってるしそのうち見つかるだろう、もう『今は』いいや」
って意味で「もういいや」って言ってません?
別に見つけることそのものを諦めてるわけじゃなく、
「いま、見つけるために必死になること」
を諦めてるんですよね。
同じように、金持ちになることそのものを諦めるわけじゃなくて、
「いま、金持ちになるためのチャンスを見つけるために必死になること」
のほうを諦めろ、という意味です。
「あ~、まぁ金持ちになるのはわかってるしそのうちなるだろう、もう『今は』いいや」
って感覚になれということですね。
探し物を見つける効果的な方法「あ~、もういいや」
あ、そうだ。
ここで再び昨日の記事が出てくるんですが、
探し物を早く見つける手段として私は、
と書きました。
これサラッと書いたし「バカみたいな方法だな」と思って流したかもしれないけど、
今度なにか探すときはこれやってみてください、本当にこれで早く見つかりますよ。
冗談とかじゃなくて真面目に効果のあるやり方です。
最初に潜在意識に「ある」ということにフォーカスさせてしまう。
すると潜在意識は「あるんだ、見つけるんだな」となるので、早く気づく。
これと同じ要領でうまくやろうということで、
「金持ちになった!と最初に思え」
「アファメーションは『なった』と完了形を使って言え」
というふうに言われることがありますね。
最初に、
「私は金持ちになったんだ」
とか、
「もうそうなることは決まっているんだから、あとは時間の問題だ。今必死にならなくていいや」
と思ってしまう。
そう思えさえすれば、勝手に「執着を捨てた」状態になります。
「でも、急にそう思えないんですけど…」という人はどうやって執着を手放す?
「でも、金持ちになることはもう決まってるなんて思えないんですけど…」
と誰しもが思うはずですが、はい、そりゃ急には思えないですよ~(;´・ω・)
なので、
「そう思えるようになるための作業」
として、引き寄せではしょっちゅうアファメーションしろと言われているわけです。
なので、結論としては「アファメーションやってね」ということです。
よく「執着を手放す方法ってなんですか?」とか聞かれるけど、アファメーションのことです。
アファメーションしてればできると思えるようになる。
できると思えるようになれば勝手に「できないと嫌だぁ!!」という執着は消える。
執着が消えれば勝手に「まぁ、いま必死にならなくてもいいや」と思えて、
それまで見えなかったチャンスに気づけるようになりますよ。
ということで、まとめ。
アファメーションで「私にはできる」という気持ちを育てる。
すると「もう(いま必死にならなくても)いいや」と執着を手放せる。
アファメーションに関しては以下で徹底解説してありますので、
参考にしていただければ嬉しいです↓
アファメーションのことだけじゃなくて他にもたくさん書いてあります。
わからないことがあればメールで回答しますから、遠慮なくお聞きになってくださいね(*´ω`*)
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辛い過去を乗り越える必要はそもそもない
今回は、
「私は過去にこんな辛いことがあって…。
こんな私でも、辛い過去を乗り越えることが…変わることができるのかな…」
と思っている方へのお話です。
こういうと驚くかなと思いますが、そもそも引き寄せでは、
「辛い過去を乗り越える必要はない」
です。
どういうことかご説明していきますね。
辛い過去から出発しているという考え方
人はついつい、
「時間は過去→現在→未来の順へと流れている」
と考えます。
①暗い過去がある
↓
②その過去の影響を受け現在も辛い
↓
③それを乗り越えることをしないと未来も辛いだろう
という考え方です。
現在が良ければ過去は辛いものではなくなる
けれどそうではなくて、
「時間は未来→現在→過去の順へと流れている」
と考えてみてください。
たとえばあなたが、宝くじを100枚買ったとします。
そして、1枚も当たらなかったとします。
そしたら、
「買わなきゃよかった…最悪…」
と後悔しちゃったりしますよね。
過去が辛いもの、嫌なものに思えます。
けれどもし1億円が当たったとしたら?
これはもちろん、
「ヒャッハー!!買ってよかったーーー!!」
となりますよね。
過去は最高のものに思えるはず。
「過去に100枚の宝くじを買った」
という事実自体は、もう誰にも動かしようがないですし絶対に変わりません。
しかし現在がどうであるかによって、その動かせない過去に対する解釈は、
最悪にでも最高にでも変わります。
つまり、現在が良ければ過去が良くなるし、現在が悪ければ過去は悪くなるってことですね。
過去に起きた事実そのものは変えられないんですが、
過去に対する「解釈」は、現在に左右されていくらでも変わるということです。
現在を良くすることができれば過去(の解釈)は良いものに変わるのであれば、
「辛い過去を乗り越えるんだ!」
と考えるのではなくて、
「どうすれば現在を良くすることができるのだろう?」
と考えてみるんです。
それでは、現在を良くするためにはどうすればいいでしょうか?
どうすればいいかというと、未来を良くすればいいです。
未来が良くなれば辛い過去は乗り越える必要すらない
私は昔、
「過去に親から虐待を受けたせいで、私はこうなってしまった。
この辛い過去を乗り越えることができない限り、私は変わらない」
と思っていました。
①辛い過去がある
↓
②その過去の影響を受け現在が辛い
と考えていますから、時間が過去→現在へと流れているという考えですね。
未来を良くすることでまず現在が代わる
私の場合はここから、
「もう私は人生変えるんだ!これからを良くするんだ!!」
と思い、潜在意識の力で本当に人生がうまくいき、自分に自信がつきましたがこれは、
①これから人生良くなるんだ!と先に良い未来を決定する
↓
②その影響を受けて現在の自分に自信がついた
と、未来→現在ですよね。
「未来はこうです」と先に決めてしまうと潜在意識は、
「あ、そうなの?
じゃあそうなるためには今のままじゃだめだわ。さて、今をどう変えようかな?」
と考えます。
そして、
「未来を良くするんなら、今もっと自信もってないとダメじゃない?
じゃ、今のあなたに自信をつけさせましょうぞ」
となるので、私に自信がつきました。
未来にあわせて現在が変わったということです。
現在が変わったので辛い過去も変わる
そのようにして現在が良くなったことで私は、
「まぁ今思うと、虐待受けたせいで自信なくした!と悩んだおかげで、
いま同じように思ってる人の気持ちもわかるわけだしなぁ。
これもいい経験だったかもな~」
みたいに思いはじめました。
①これから人生良くなるんだ!と先に良い未来を決定する
↓
②その未来の影響を受けて現在の自分に自信がついた
↓
③その現在の影響を受けて過去が辛いものではなくなった
ということです。
どうでしょう、これ完全に未来→過去へと流れてますね。
真逆に、
①辛い過去がある
↓
②その過去の影響を受け現在が辛い
↓
③その現在の影響を受け未来も辛いだろう
と過去→未来へと考えている人のほうが多いしそちらのほうが一般的な考え方なのですが、真っ逆さまに未来→過去と考えているのが引き寄せの法則です。
なので、
「辛い過去を乗り越えることができれば未来を良くできる」
ではなく、
「未来を良くしようと思えば辛い過去は消え、乗り越える必要すらなくなる」
と考えてみてはいかがでしょうか?
最初のうちは慣れない考え方に戸惑って「?」と思うかもしれないけれど、慣れてくるとしっくりきますよ。
未来→過去の流れを意識してみてくださいね。
辛い過去を乗り越えると未来が良くなるのではなく、
未来を良くしようとすると辛い過去は消える。
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願望が現実化するまでのタイムラグは、それぞれ
今回は「タイムラグ」についてです。
引き寄せではよく、
「願望の現実化までにはタイムラグがある」
と言われます。
そうなると当然、
「じゃ、そのタイムラグって具体的にどのくらいなのかな?」
と気になると思いますが、残念ながらタイムラグについては「人それぞれ」としか言いようがありません。
この記事では、
①そもそもなぜ、願望の現実化までにタイムラグがあるの?
②なぜ、現実化までのタイムラグは人によって違うの?
③タイムラグがあることを悲観しないで
この3点について詳しくお話していきます。
なぜ、現実化までにタイムラグがあるのか?
ではまず、
「①そもそもなぜ、願望の現実化までにタイムラグがあるの?」
についてですが、これはものすごく単純で、
「そういうものだから」
です。
もし現実化までにタイムラグがないとするならば、
〇「お金がほしい」という願望を抱いた瞬間、目の前にパッとお金が出てくる
〇「あの人に会いたい」という願望を抱いた瞬間、目の前にその人がパッと現れる
とかいうことが起きることになりますが、さすがにこれはないですよね。
なにかしらの願望を抱いてからそれが現実化するまで、時間がかかる(タイムラグがある)のがこの世界です。
この世界はそういうふうにできているので、ここに関しては「そういうものなんだな」と思って受け入れるしかないと思います。
なぜ、現実化までのタイムラグは人によって違うのか?
では次に、
「②なぜ、現実化までのタイムラグは人によって違うの?」
についてですが、この理由もものすごく単純で、
「人それぞれ、置かれている状況などが違うから」
です。
仮にここに、
「私は、ダイヤの指輪がほしい!絶対に手に入れるぞ!」
と、同じ願望を抱いているAさん、Bさん、Cさんがいるとします。
そして3人とも、その願望を現実化するため「宝石店に行って買おう!」と同時に家を飛び出したとします。
Aさんの家から一番近い宝石店までは、100キロあります。
Bさんは宝石店まで10キロです。
Cさんは宝石店まで1メートルです。
この状況で、
「3人がダイヤを買うまでにかかる時間(願望の現実化までのタイムラグ)が全く同じ」
ということはありませんよね、むしろ違わないとおかしいです。
しかも実際には、距離以外のさまざまなことも関係してきますので、ここまで単純ではありません。
Bさんは店に行く途中で知り合いに会い、「ダイヤは明日でいいや」と後回しにするかもしれません。
Cさんは店の前で「やっぱりお金が減るのが怖い…」と家に引き返すかもしれません。
結局、店まで一番遠いAさんが一番短いタイムラグで願望を現実化する可能性だって、じゅうぶんあります。
姿かたちや育った環境、性格や持っている固定観念、抱いている願望や、それを現実化できると信じる信念の強さ、いま置かれている状況などなどなど…。
人はみんなそれぞれ違います、同じ人はいません。
なので、願望の現実化にかかるタイムラグも人それぞれ違ってきます。
現実化までタイムラグがあるから、生きている
最後に、
「③タイムラグがあることを悲観しないで」
です。
中には、
「なんでタイムラグなんてあるんだよー、早く現実化してほしいよー」
と悲しくなっている方もいるかもしれませんが、タイムラグがあるということは一概に悪いことでもありません。
先ほども言ったのですが、もしタイムラグがないとするならば、
〇「お金がほしい」という願望を抱いた瞬間、目の前にパッとお金が出てくる
〇「あの人に会いたい」という願望を抱いた瞬間、目の前にその人がパッと現れる
ことになるので、ここだけを見ると「便利!最高!」と感じるかもしれません。
が、これは同時に、
〇「どうせお金がなくなっちゃうんだ」と思った瞬間、パッとお金が消えてなくなる
〇一時の感情にまかせて「もう死にたい!」と思った瞬間、パッと死んでしまう
といったことも起こる、ということです。
これじゃあ、一瞬たりともネガティブなこと考えられませんよね(;´・ω・)
タイムラグがあるからこそ、現実化する途中で「思いなおす」ことができて、最悪の事態になるのを防ぐことができます。
タイムラグがあるからこそ、あなたはまだここで生きています。
現実化までに時間がかかるというのは、それほど悪いことばかりでもありませんよ。
「願望は叶う(あるいは、願望はすでに叶っている)」
↑この確信さえ持っていれば、潜在意識は遅かれ早かれ必ず現実化してくれます。
どうせ叶うんですから、タイムラグの間はイライラしながら待つよりも、何か楽しいことでもして過ごしていてくださいね。
イライラしながら待っても叶いますけど、どうせなら楽しいほうがいいですからね(*´ω`)
願望の現実化までのタイムラグは、人それぞれ違います。
しかしタイムラグがどれくらいであろうとも、叶うと決めた願望はいずれ必ず現実化します。
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