
潜在意識に明確なビジョンを伝えるビジョンボード
本日はビジョンボードについてのお話です。
ビジョンボードとは、自分の叶えたい夢に関する写真やイラストをボードに貼ったもののこと。
これを作るとその夢が叶う!とよく言われますが、これは本当に効果あるのか?というと、確かに効果あるだろうなと思います。
ボードに写真やイラストを張り付けるということは、
「夢を視覚化する」
ということですね。
頭の中で漠然と思い描いているよりも明確に、具体的にビジョンをイメージできるようになりますし、
人間の潜在意識は、ビジョン(イメージ)が明確であるほどにその影響を受けて書き換わりやすいです。
なので引き寄せではよく、
「願望が叶ったところをありありとイメージしましょう」
と言われます。
でも、ただ「イメージしてね!」だとイメージが苦手な方も多いもの。
そういうときにうんうん唸って頑張ってイメージしようとするよりも、
ビジョンボードに自分の夢に近い写真やイラストを貼ってしまう。
こっちのほうが手っ取り早くて簡単にイメージしやすくなると思います(*´ω`*)
ビジョンボードに「正しい作り方」はあるの?
ではではその、潜在意識を変えるためのビジョンボード…、
「作り方とか決まってるのかな?」
と気になった方もいるかもしれませんが、特にこうしなさいといった決まりはありません。
ビジョンボードを作っている間、わくわくしているか?
ただ強いて言うならば、
「ワクワクする作り方をするのが正しい作り方」
でしょうか。
ビジョンボードって、作ったものを眺めることだけが大事なわけじゃなくて、作っている間の気持ちも大切です。
作りながら、
「私の夢が叶ったあとのイメージはこの写真に近いかな~?いやそれともこっちかな~♪」
とワクワクしているなら、そのワクワクも潜在意識に影響を与えています。
なるべく楽しく夢について思考したりイメージしながら作るということが、潜在意識にとって大切なこと。
「早く仕上げよう!」
と気が急いて適当にバーッと作っちゃって、
「さぁできた!これで潜在意識が夢を叶えてくれるのね!?」
なんてのよりは、じっくり時間をかけながら、
「こっちの写真もいいけどこっちもいいよね迷っちゃうなウフフ~(*´艸`*)」
とかムフムフしながら作ったほうが、潜在意識に良い影響を与えている時間は長く、
潜在意識が書き換わりやすくなります。
ビジョンボードって、この「完成までにいろいろと思考・イメージする時間」もかなり重要だと思います。
ついつい「仕上げること」に注意が向いちゃうかもしれませんが、(いや仕上げてもほしいのですが)
あまり急がず、むしろのんびり時間をかけて作るほうが潜在意識にとっては良いんじゃないかなって思います。
ボードを上手に作ることが目的ではないので気にしない
人によっては、
「人に見られても恥ずかしくないようなものを…」
と「上手に作ること」に注意が向く方もいると思うのですが、
ビジョンボードの趣旨は誰かに見せることとか上手なデザイン配置をすることではなく、あくまでも「自分の潜在意識に影響を与えること」です。
作りながら、
「あぁ、上手に写真が切れなかった…」
「この配置だと来た友達にセンス悪いって思われるかしら…」
とか気にして、肝心の夢について思考したりイメージしたりするっていうのをしていないなら、潜在意識に与える効果は薄れてしまいます。
「どんなふうに貼ろうかな?こう?それともこうかしらむふふ~❤」
と楽しくデザインについて迷えるならいいんですが、
あまり「上手にカッコよく」というのを気にしすぎて迷う必要はありません、
ごっちゃごちゃでも自分が楽しけりゃOK!です(*^^)v
(ごちゃごちゃじゃないとダメ、という意味ではないので、
「整然ときれいに写真が並んでるほうが好き!そっちのほうが見てて気分がいい♪」
というのであれば綺麗にキッチリ並べてもOKです)
ビジョンボードの大きさは大きいほうが望ましい
作り方と同じくボードの大きさについても、
明確にこのサイズにしなさいといった決まりはないのですが、
大きい方が潜在意識にとって良い影響があるように思えますね。
なんで大きいほうがいいの?というと、まずひとつめの理由として、
単純に小さいと見にくいからです。
当たり前のことなんですが、小さい写真がちまっ…とあるよりは、
デカデカと貼ってあったほうが目につきやすいですよね。
視覚から情報を入れることで潜在意識に影響を与えることが目的でやるのですから、
これは単純に大きなもののほうが、
視覚情報を得られやすくなる
↓
潜在意識に影響を与えやすくなる
となると思います。
あと、さきほど「完成させるまでのワクワクしている間も重要」と言いました。
ビジョンボードが小さければ完成までの時間が短い
↓
夢について思考やイメージをしている時間が少ない
↓
潜在意識に影響を与える時間が少ない
ということですので、大きいものに時間をかけてワクワクしながら作ったほうが、
「潜在意識に影響を与えて書き変える」という目的を達成しやすくなります。
完成したらそのビジョンボードは、なるべく自分の目に触れやすいところにおいてください。
作るまでも大事とは言いましたが作ってからも大事です、
「はー、完成したー!」
と完成したことに満足してあとは意識しないで放っておくというよりは、
一日に何度か眺めて「これが私の夢、もうすぐ実現する」と意識してみてくださいね。
ビジョンボードは楽しく作るのが良い作り方。
なるべくワクワクしながら作って潜在意識に良い影響を与えてください。
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イメージングは潜在意識を変える効果的な手段
今回は、イメージングが苦手でできないという方へ向けてのお話です。
「潜在意識を変えるために、願望が達成されたときのイメージをしましょう!」
ってよく言われますよね。
確かにこれは効果的なやり方です。
潜在意識は知能を持っていないため、理想と現実の区別がつかないという特徴を持っています。
そのため、頭の中でなにかをイメージした際に潜在意識は、
「これはいま実際に起こっていることだ」
と勘違いしてしまいます。
顕在意識では「ただのイメージにすぎない」という自覚がありますし、
「私、こんなのただの想像だってわかってるもん」
と思いたくなるかもしれませんが、それはあくまで顕在意識の上での解釈。
意識の上ではただの想像でしかなくとも潜在意識にとっては、
何度も成功しているイメージをする、というのは「本当に何度も成功してる」ということ。
そうして成功体験を(脳内で)重ねることで自信につながり、実際に成功できるということです。
潜在意識を変えるために、確かにイメージングは重要です。
でも…。
「そもそもその、達成できたときのイメージができないんですけど…」
とイメージングが苦手な方も多いと思います。
そこで、
「でもこういうイメージならできるんじゃない?」
というやり方をご紹介します。
そうだな、じゃあ月収100万になるという目標を叶えたい、というのを例にしてみますね。
(実際にはお金に関する目標じゃなくてもなんでもいいです)
苦手な方へ向けたイメージングのやり方
ステップ1:とりあえずリラックスする
まずはとにかく、体の力を抜いてください。
イメージングが苦手な方はやる前から既に、
「やるぞ!イメージするぞう!」
力が入っている方も多いのですが、リラックスしていたほうがイメージはしやすいです。
ステップ2:脳内を光で満たす
次に「私の月収は100万円です」といったアファメーションをします。
通常ならばここで月収100万の生活をしているイメージをする…のですが、
それができないのですから、ここはもう苦手なことを無理をしてやろうとするのではなく、「自分の脳が光るイメージ」をしてください。
なんかこんな感じです↓

光り方は細かく決まってるわけじゃないので、どんなものでも構いません。
画像みたいにシナプスが光るイメージでもいいし、
一筋の光が脳内をくるくる駆け巡るイメージでもいいし、
脳全体がぶわーっと発光するイメージでもいいし、
脳の中に電球があってぴっかーん!と光が灯るみたいなのでも(古い漫画のようだな)いいです。
なんでもいいのでとにかく「脳が目覚めて活性化!」みたいなイメージを思い描きます。
ステップ3:それを繰り返す
あとはそれを繰り返します。
「私は月収100万です」と言ったときに脳がぴかーん!
「私は月収100万です」と言うとまた脳が反応してぴかーん!
のイメージを繰り返してみてください。
月収100万の生活をしているイメージはしなくていいです。
ひたすら、言葉に反応して頭がぴかーん!を繰り返します。
途中、体に力が入っているのに気づいたら深呼吸して力を抜きつつ繰り返してください。
繰り返す数や時間は決まっていませんので、お好みでOKです。
はい、これで終了です。
「これに何の意味が?」
と思ったかもしれないのですが、これはそのまんま、
「潜在意識が目標(の言葉)の影響を受け変化するイメージ」
です。
そもそも月収100万生活のイメージをする目的は潜在意識に影響を与えたいから、ですよね。
でもそのイメージが苦手でうまくできないならもう、
「潜在意識に影響を与えるイメージ」をそのまんまやって影響を与えましょうぞ、ということです。
頭の中が光ってなんだか活性化している感じ、というイメージなら、
具体的に夢が叶ったあとのことをイメージするよりもやりやすいと思います。
苦手な方でもこのやり方ならできるのではないでしょうか?
ぜひ試してみてください。
これに慣れてくると、夢が叶ったあとのイメージもうまくなっていきますよ。
ダイレクトに「潜在意識が変わるところ」をイメージする。
夢が叶ったあとのイメージをすることによって潜在意識を変えようとするよりも簡単。
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潜在意識に願いが届いたらどうなるか?
今回は、
「願いが潜在意識に届いたかどうかってわかるの?」
についてです。
「潜在意識が書き換われば願いは叶います!」
というのは、引き寄せについて知っている方ならばもはや耳タコになってるんじゃないかというような言葉かと思います。
でもそうなると次に気になるのは、
「そんで、その書き換わるのはいつなのよ?」
ってことですよね。
「なんか書き換わりましたよ~ってサインでもあれば便利なのに…。
いつ潜在意識が書き換わるのかわかりもしないままアファメーションしつづけるとか辛い…」
と思っている方も多いかと思います。
なので、今回はその潜在意識が書き換わったとき(潜在意識に願いが届いたとき)に訪れるサインについてです。
基本的に、明確なサインは得られないものである
基本的には、
「ただいま潜在意識が書き換わりましたー!これで願いは叶いまっせ!」
というような、ハッキリとしたサインというのはありません。
アラームでも鳴ってお知らせしてくれればめっちゃ便利なんですけどね~、
なんせ潜在意識は潜在している(意識できない)から潜在意識なんで、
ハッキリ意識できたらもう潜在意識じゃないしね(;^ω^)
なので「そうか!」と目に見えてわかるような顕著なサインというものはないのですが、
もっと漠然とした感じのやつでしたら、
「願望のことがどうでもよくなる」
という感じになってくる場合が多いと思います。
「どうでもよくなる」は決して「投げやりになる」ではない
この場合の「どうでもよくなる」というのは決して、投げやりになってくるという意味ではありません。
うーんと、たとえばお金持ちになりたいとします。
このときに、
「もう私なんて…別に金持ちになれてもなれなくてもどうでもいいや…」
という感じでどうでもよくなるのでは決してない。
そうではなく、
「どうせなれるのに、そこまで必死に私は金持ちだ!とか思おうとする必要ある?」
みたいにどうでもよくなってきます。
最初のうちは、
「私は金持ちだ!私は金持ちだ!」
と懸命にアファメーションする感じのことが多いと思います。
している際には「でも本当にそうなれるのだろうか…」といった不安も感じます。
(この不安に負けてアファメーションを中止する方も多いですが、
アファメーション開始直後にそういった不安があるのは当たり前のことなので、気にせず継続してくださいね~)
が、潜在意識が書き換わってくると、このアファメーションに対して「良い意味で」やる気が出てこなくなります。
「やりたくないよう…辛いし面倒だしやる気ないよう…」
とかいうやる気のなさじゃなくて、わざわざそんな気負ってする必要ないよね?と肩の力が抜けてくる、みたいな感覚です。
「無駄な気負いをしなくなってくる」
と言ったほうがいいかも。
やるぞ!!みたいに思わなくなってきます。
どんなことでもそうですが、できないうちは力を込めたり意識して上手にやろうとするもの。
でもできるようになってきたらわざわざ「上手にやるぜぇ!」なんて思わないですよね。
潜在意識が「私は金持ちになれる」と学んでくると、
できるとわかっていることにいちいち力む必要性がなくなるため、
無駄な力みが消えて良い意味でどうでもよくなってきます。
言葉で説明するのがちょっと難しいのですが、体験すると、
「あぁ、どうでもよくなる感覚ってこれのことか」
とわかると思います。
一度体感してみればそのあと別の願いを潜在意識に届けるときにも、
「あぁ、この感覚が来るってことはもうだいぶん潜在意識は変わってきてるな」
とわかりますよ(*^^)v
サインにばかり気を取られないことも大切
ただ、この潜在意識に願いが届いたサインについては、
気をつけておいてほしいこともあります。
サインのやってきかたは人それぞれ
まずひとつめ。
最初に書いたとおりサインはハッキリわかるような明確なものではなく、
言葉で伝えるのが難しいような感覚的なものです。
で、感覚なんて人によって違いますよね。
強い怒りを感じたときに、
「はらわたが煮えくり返る感じ」
という感覚を味わう人もいれば、
「手足がバラバラになる感じ」
という感覚を味わう人もいます。
その他どんなことでもそうですが、感覚なんて個人差があるもの。
「願いが届いたサインは、どうでもよくなる感じ」
とは言いましたが、それはあくまでも、
「強いて言葉にするなら、そんな感じになる人が多いよ」
というだけで、いざやってきた感覚は、この話を聞いて想像しているものとは違う感覚かもしれません。
どうでもよくなる感覚っていうのも、いきなりバッ!!とやってくる人もいれば、
何日もかけて徐々に徐々にそういう感覚が強くなるという人もいるし、
あとから思い返してみてもサインと思えるようなものは何もなかったです、
という人だっていますし、さまざまです。
なので、
「サインというのは『どうでもよくなる感覚』で来るはずだぁ!」
「どうでもよくなる感覚というのは、こんな感じに違いない!」
とか強い固定観念を持って、
「さぁ、そのサインはいつ来るんだ!?今日か?明日か!?」
とか待ち構えてほしくないなと思うんですね。
待ち構える、というのは、
「まだ潜在意識は変わらないのか?変わらないのか?」
と意識しているということですから、変わらないということを意識するほど変わりづらくなります。
なのでこの話は、
「へぇ~、そういうサインがくる場合が多いのね~」
程度にサラッと受け止めて、あとはあまり意識せず過ごしてください。
そもそもサインは確認せねばならない、なんてものでもないですから、
一応、サインが気になってる方がずっと気にしてハラハラしつづけないためにと思いこの記事を書いておりますが、
がっつり覚えて意識しておいてほしいこと、とかではないです。
気は楽にしてほしいが、気は抜かないで
ふたつめ。
潜在意識の書き換えというのは、徐々に行われます。
上に書いたようなサインめいたものが来たからといって、
その時点では「完璧に潜在意識が書き換わりました!!」という状態ではなく、
「結構強く書き換わってきてますぜ~」
みたいな状態です。
ここであんまり気を抜いて、
「もう私はな~んにもしなくても大丈夫なんだ!」
とか思ってアファメーションをやめるのではなく、もうしばらくはそのまま続けてください。
中には、サインかな?と思えるものが来たときに、
「あ~、もうあとは勝手に潜在意識が何とかしてくれる~。
だから私はもう、どれだけ怠惰に適当なことしていてもいいんだ~」
と安心しきってしまい、今までしなかったような自堕落な行動に出る方もいます。
いくらなんでもそういうあからさまに願望とは真逆な行動に出ちゃうと、
その行動に合わせて潜在意識も元に戻っていってしまいます。
サインまで来ておきながらもとに戻ったらもったいないですし、
「ヘンな力みはないほうがいい・気を楽にはしてほしい」
んだけれど、それは決して、
「気を抜いていい・油断してもいい」
という意味でもない、ということを覚えておいてほしいです。
気は楽に、しかし気は抜かず、ですよ(*´ω`*)
潜在意識に願いが届いたサインは「どうでもよくなる感覚」として訪れることが多い。
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1000回アファメーションで効果が出ない人はなぜ?
昨日の記事にて、1000回アファメーションは効果的なやり方だという話をしました。
ただ中には、
「むぎーー!!私はちゃんと1000回やったのに!
それなのに全然なんの効果もないのはなんでじゃー!」
と思っている方もいるかもしれないので、
今回は1000回アファメーションの効果が出ない理由についてのお話です。
「数をこなすこと」が目的になってしまっている
効果が出ない理由として典型的なもののひとつが、
「手段と目的をはき違えている」
というものです。
1000回アファメーションをする目的って、
「自分の潜在意識を書き換えること」
ですよね。つまり、
目的:潜在意識の書き換えをすること
手段:アファメーションを1000回すること
です。
「アファメーションを1000回することそのもの」
が達成したい目的なわけではないですよね、
それは潜在意識を書き換えられるようになるために使う手段にすぎない。
でもここで、1000という回数を達成することを目的であるかのように思いはじめる人がいます。
で、よーし頑張って1000回するぞー!と数取器を買ってきてカウントしたりとか。
これだと、
目的:アファメーションを1000回すること
手段:数取器を使う
ですよね。
そういうことじゃない(・∀・)
これだと、肝心の「潜在意識の書き換え」どこいった!?ってなります、
本来の目的がどっかすっとんでる状態です。
でもそれに自分で気づかないと「なんで効果ないの?」となったりします。
「1000」という数字にとらわれてはいないか?
昨日の記事でもお話したのですが、「1000回」という数そのものに意味はないです。
「とにかくそのくらいたくさんやってね、数回で諦めないでね」
「1000回やるくらいの本気度で臨んでね」
ということを言いたいがための例えとして出ているのが1000という数字なだけであって、数自体にはそれほどこだわる必要はありません。
数取器を使ってはいけない、とかそんな意味ではないですよ。
ただ漫然とやるより、
「一回一回、確実にしっかり唱えよう!」
という気持ちで唱えるごとにカウントし、そしてその数字を見て、
「これだけやったんだ、私は自分の力でしっかりとやったぞ!」
「自分の力で積み重ねたこの1000回、決して無駄にはならない!」
という自信や勇気が湧くなら数取器にも意味はあると思います。
でも、
「えーといま何回?820回か~、あと180回もあるのかぁ…」
「やった~今日はもう1020回いった、今日のノルマ達成できた、ほっ」
みたいに、数を気にしてるようなら趣旨からズレてると思うよって話です。
自立性のない人に効果は望めない
このお話は前にも数回したことがあるので、前から読んでくださっている方だと、
またその話かーって思っちゃうかもしれないのですが…。
アファメーションで効果を出す人と出さない人の決定的な違いとして、
効果のある人は、
「潜在意識を変えるため、私はアファメーションを1000回します」
というスタンスなのに対し、効果の出ない人は、
「1000回のアファメーションが潜在意識を変えてくれる」
というスタンスです。
私は以前道場に通ってて、その道場ではまず最初に100本の突きの練習をしました。
ここで、
「上手になりたい、強くなりたい、だから100本突きの練習だ!」
と、真剣にやる人は必ず練習の効果があって上達します。
対して、
「100本やるって決められてるんで決められたとおりやります」
という感じでやってる人はまぁ見事なほどにいつまでも上達しないです。
それで、
「100回の突きの練習が私を強くさせてくれるんじゃなかったんですか?
100回の練習に効果なんてなかったです」
とか言われても、そういうことじゃないよ…ってなりますよね。
似たようなことはどこでもあると思います、
勉強でも、スポーツでも、仕事でも、ダイエットでもなんでもそうだと思いますが結局は、
「私はやるんだ、私は伸びたいんだ、私は変わるんだ!」
という意志がない人は伸びない。
アファメーションも同じで、
「私はやるのだ」という自主性・積極性・自立性があるかないか、
ということが、効果が出るか出ないかを分ける決定的な要因に思えます。
目的はあくまで「潜在意識の書き換え」である
1000回アファメーションに対して、
「頑張って1000回やるぞ!」
というのは本来の目的からズレてしまっています。
目的はあくまでも数をこなすことにより潜在意識を書き換えることであり、
数をこなすことそのものではありません。
額面通りに、
「1000回やれば変われるんだぁ」
と受け止めるのではなく、
「ひたすらに、潜在意識が変わるまで諦めず続けて」
という意味で言われていることなのだ、よし、私は諦めないぞ!と受け止めてください。
そのうえで真剣に、
「さぁ、私は1000回やるぞ!」
と臨むなら、それは必ず効果はあります。
効果が出ないという方は今一度、
「アファメーションが私を変えてくれる」
と思っていたり、
「1000という数をこなすことが目的にすり替わっていなかったか?」
ということを確認してみてください。
1000回アファメーションの目的は「1000回すること」ではない。
手段を目的にしてしまっては効果は得られない。
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199式アファメーション(199式メソッド)とは何か?
今回は「199式アファメーション」についてのお話です。
とある掲示板で投稿ナンバー199の方がお話したアファメーションのやり方で、
投稿ナンバーをとって199式と呼ばれています。
具体的にどのようなものかというとすごく簡単で、
とにかく1日に1000回でも2000回でもアファメーションの言葉を唱えよう、
というものです。
暇さえあれば唱えろ、もうとにかく唱えろ、めっちゃ唱えろ、と。
では、本当にこれに効果があるのか?についてお話していきます。
非常に効果的な方法、ぜひ実践してみてほしいやり方
結論から言うとめっちゃ試してほしい方法です。
私も普段かな~りしつこく、アファメーションをして、アファメーションをして!
と言ってますので、もうほんとこの方法はみなさんに試してほしいです。
これ、効果がないわけがないんです。
なんでかというと、潜在意識にはとにかく繰り返しに弱いという特性があるからです。
潜在意識は繰り返されたことを鵜呑みにする
潜在意識は偉大、潜在意識は万能!宇宙の無限のパワーとつながっている!
…などなど、まるで欠点のないすごいものみたいに語られることの多い潜在意識ですが、
「知性がない」
というのが唯一の弱点。
「何度も繰り返せば、繰り返されたことを鵜呑みにして信じる」
という特徴があります。
顕在意識みたいに、
「その繰り返されている内容は本当なのかどうか検証してみよう」
なんて考えるオツムはないため、
「へぇぇ、繰り返しそう言うんだからそうなんだな~」
と信じてしまう。
なので、鵜呑みにさせたいことを繰り返せばそれでOK、というわりと単純な手法です。
人間の脳ってすごく優秀で複雑な面もありますが、
こうしてわりと単純な面もあるんですね、この単純さを利用したものがアファメーションです。
繰り返さない限りは鵜呑みにしてくれない
ここで、
「でも、なんで何回も言わなきゃいけないの?
1回言っただけで鵜呑みにしてくれればいいのに…。
そしたら1000回も言わなくてすむのになぁ」
と思った方もいるかもしれませんが、こればかりは残念ながら仕方ない点です。
1回言っただけで鵜呑みにしてくれれば楽なのに…と一見思えますが、
これってよく考えると楽どころかものすごく危険なんです。
だって、
「火に飛び込んでも熱くない!」
「私は空を飛べる!」
とか一回言っただけで自分がそれを信じちゃったらどうでしょう?
それ以降、焚火にダイブすることもビルから飛び降りることも「怖い」と思うことができなくなる、ということです。
1度や2度で潜在意識が書き換わってしまっては生命の存続に関わるんですね。
なので、数回程度では潜在意識は動いてくれない。
何度も何度も繰り返すことで、
「わ~。こーんなに繰り返されるってことは、きっとよほど重要なことなんだ~。大事なことなら覚えなきゃ~」
とのっそり動いて鵜呑みにしだす、という感じです。
1000回アファメーションで起こる変化は以下の①~⑤
簡単にまとめると、
①「私は毎日、あらゆる点でよくなっています」などのアファメーションをする。
(つまり、今までにない新たな情報を自分の脳に入れようとする)
↓
②潜在意識は、
「そんな情報、1度や2度じゃ信じないもんね!
信じたら命が危ないかもしんないもん!(`・ω・´)」
と思ってまだ動かない。
↓
③めっちゃしつこく1000回くらい同じことを言い続ける
↓
④潜在意識が、
「わ~、すっごく大事なことじゃないとここまで繰り返されないよね?
そんなに大事なことなら覚えておかないとさすがにヤバイかも~。
よっしゃ!あらゆる点で良くなるのね!?そう言うんならそうするぜ!!(`・ω・´)」
と思って学習する
↓
⑤本当にあらゆる点で良くなる
…という感じ。
「アホか!」と突っ込みたくなるような単純な図式なんですけど、
本当に潜在意識ってこうして動いています。
潜在意識は力は強いが頭が悪いゴーレムのようなもの
なんか私は潜在意識という言葉を聞くと、よくゴーレムを思い浮かべてしまいます↓

※イラストの著作権者様:studio ROBIN様
力は強いけど知能が低いため、自分であれこれ考えて動かないですよね。
出された命令にただ従って動きます。
そして、怪力だから動き出すと止めるのが難しい。
なんでもかんでもなぎ倒してでも言われた通りにやるみたいな生き物ですけど、
潜在意識ってこれと似ているなと思うんです。
根気強く覚えてほしいことを教える、そして覚えたが最後、
覚えたとおりにものすごい力で動き出すので止められない、みたいなのが潜在意識。
多くの方は、
「人間の脳がそれほど単純なはずがない、もっと優秀で複雑なはず」
「何度も繰り返すなんて面倒でやってられない」
といった理由で潜在意識が学習する前に繰り返すのをやめてしまいます。
この「途中でやめる」ということさえしなけば潜在意識は変わります。
1000という数字自体には特別な意味はない
199式アファメーションでは1000回唱えろ、と言ってますよね。
私はこの「1000」という数字自体にはそこまで深い意味はないんじゃないかなと思います。
1000という数に不思議なパワーがあるから、とかそういう意味ではなくて、
あくまでも伝えたいのは、
「途中でやめるな、たくさん唱えろ、潜在意識が変わるまで負けるな」
ということだと思いますが、でもただただ、
「すごくたくさん唱えろ」
と言ってもこれは聞いた側からすると、
「すごくたくさんって、具体的に何回くらいのことですか?」
って疑問が当然出ますよね。
なので、そういった疑問を解消する意味で一応の数を1000回とするようになったのかな?と思います。
同様に、
「天国言葉を1000回言う」
「ありがとうを1000回言う」(1000ではなく5000や1万回と言われることもある)
というのも、その数「そのもの」に意味があるわけではなく、あくまでも、
「すごくたくさん」ということを言いたいがための比喩として出た数だと思います。
1000回アファメーションは王道をゆくやり方
199式のやり方はなんというか、非常に王道というか、正攻法という感じがします。
潜在意識を書き換えるためには繰り返ししかない、ならば繰り返しましょう。
という、非常にシンプルなやり方ですね。
あまりにもシンプルすぎて、
「いや、ただ繰り返すだけだなんて、そんな簡単でいいはずがない…。
潜在意識を変えるのはもっと大変なはずだ!」
と、他にもいろいろとやりたがる方も多いのですが…。
うーん、私はあれもこれもと手を出していろいろなことが中途半端になってしまうくらいなら、これ一本に絞ってやったほうが、結果的に効果が出るのは早いと思います。
結局は、地道が近道。
基礎をしっかり固めることが最も確実で大切で、それができた人間が一番強いです。
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