
潜在意識さん、迷った時にはどうすれば…?
今回は、
「物事の選択に迷った時には、どうすればいい?」
についてです。
よく、
「迷った時でも、あなたの潜在意識はすでに答えを知っている」
なんて言われますが、
「潜在意識が知っていても、それに顕在意識で気づけなかったら、
結局は迷った時にどうすればいいかわからないままじゃん…」
と感じている方もいるかもしれませんので、ここについて詳しくお話していきます。
迷ったとき、どうすると潜在意識下の答えは出てくる?
ではでは、あなたがAかBか?で迷っているとして…。
こういう時にはまず、
「理想の自分って、どんな自分だろうか?」
と想像してみてください。
こんなふうになりたい、と思っている理想像を思い浮かべてみます。
あるいは、自分が憧れている人を思い浮かべてみても構いません。
芸能人や偉人、会社の先輩…などなど、誰でも構いませんので、
その人のことを思い浮かべてみてください。
そして次に、
「この理想の自分ならば、今の私に向かってどう言うだろうか?」
「この憧れの人ならば、今の自分と同じ状況に置かれた時に、一体どちらを選ぶだろうか?」
と考えてみてください。
その時に、
「きっと、理想の自分なら(憧れの人なら)Aを選べと言うだろうな」
「迷ったときには、思い切ってやってみなさいと言うだろう」
と思ったとします。
ならば、あなたは潜在意識下ではAを選びたいと思っている、
思い切ってやってみたいと思っている、ということですので、そのとおりにしてみてください。
迷った時、人はついつい、
「今の私は、これからどうすればいいのだろう?」
と考えます。
これは「今」に立ち、今よりも先の「未来」のことについて考えていますよね。
しかしそれよりは、すでに理想を達成した未来の視点から今の自分を見たり、
他人の視点から今の自分を見たりすると、潜在意識下で「こうしたい」と望んでいることが浮かんできやすいです。
「今から未来を見るより、未来から今を見る」
「自分の視点で見るより、他人の視点で見る」
迷った時には、ぜひこれを試してみてくださいね。
潜在意識下で望んでいることがわかっても、迷った時は?
ときに、
「うーむ…でも、Aをやる方法が何かわからないんだよな」
「方法ならわかってるんだけど…わかっててもやる勇気がない…どうしよ…」
と思うこともあるかもしれません。
そうしてまたまた迷った時には、ひとまず「Aをしている自分」のことだけ想像しておいてください。
想像することで潜在意識は、ますますAに向かい始めます。
そのうちに、
「あ、こうすればいいのか」
「思い切ってやってみようかな?」
と方法を思いついたり、Aをするのに必要なだけの勇気が出てきたりしますので、大丈夫ですよ(*^^)v
迷った時に何も出てこない…潜在意識はどうなってる?
中には、
「理想の自分ならどうするか…とか想像しても、な~~~~んにも思い浮かばないんですが…。
私の潜在意識ってどうなってんの…」
と焦ってしまった方もいるかもしれませんね。
迷った時になにも思い浮かばないのならば、
潜在意識下では「まだこのままでいたい」と望む気持ちが強いのかもしれません。
この場合、「このままでいたい」という望みを無視して無理にどちらかを選んでも、
無意識のうちに今の状態に戻ってくるような行動(望みを叶える行動)を取ってしまい、今のままになります。
ならば無理をせず、
「私、今はまだ変わりたくないようだな」
と認めて、いったん保留にしてみるのも良いと思います。
そうして、
「そうだよね、変わりたくないと思うことだってあるよね」
と自分の本心を認めると、かえって迷いが晴れるのは早くなります。
あるいは、潜在意識下では「AもBもベストな選択ではない」ということを知っているのかもしれません。
顕在意識上で「AかBだな」と思っていても、実際のところはCを選ぶのが良い、ということもありますが、強く「AかBしかないはずだ!」と思い込んでいると、
Cが出てきづらくなって「何も出てこないけど…」となったりします。
「別に、AかBかの二択とも限らないよね?」
という疑いを持つと、別のことも思いつきやすくなります。
それとも、AかBを選ぶのが良いにしても、選ぶ時期が悪いのかもしれません。
潜在意識下で、
「今はまだ行動に移すときではない、タイミングがベストではない」
とわかっているから、顕在意識上に出てこないという可能性もあります。
いずれにせよ、
「何も思い浮かばないということは、何も思い浮かべる必要がないということなのだな」
「焦って物事を決める時期ではないということだな」
と思い、しばらくそのままにしておいてみてください。
迷った時にはつい「早く決断しないと、行動しないと」と焦りがちになります。
けれど決断や行動は、いついかなるときにも早ければ良いというものでもありません。
「いまはまだ選ばない」
というのも、選択肢のひとつですよ(*´ω`*)
迷った時には、「未来から・他人の視点から」今の自分を見てみると、
潜在意識下で望んでいることが出てきやすくなります。
何も出てこない場合には、焦らず「保留」という選択をすることも大切です。
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潜在意識の話の「自己責任」って…私が悪いってこと?
今回は「自己責任」についてです。
潜在意識のお話ではよく、
「すべて自分で選んでいる」
「自分の人生で起きることは、全部自分が望んで引き寄せたことだ」
というふうに言われます。
つまりは自己責任なんですよ、と。
しかし自己責任…だなんて言われると、なんだか嫌~な気持ちになっちゃう…という方もいるかもしれませんので、ここについて詳しくお話していきます。
潜在意識の「自己責任」とは「あなたが悪い」ではない
自己責任だと言われるとなんとなく暗い気分になる…という方は、おそらく、
「自分の責任だと認める」
ということを、
「自分が悪いと認める」
という意味に受け取ってしまっているのかな?と思います。
そうすると、
「え?でもこうなったのは絶対に私のせいじゃないんですけど!悪いのは〇〇だし!」
と言いたくもなって、なんだか嫌な気持ちになりますよね。
実際、
「自己責任だとすると、では仮に人から何か傷つくようなことを言われたとしたら、
それを言った側よりも言われた側の私の責任だ、言われる私のほうが悪いんだということになるんでしょうか?
私は、言うほうが悪いと思うんですけど…」
という質問をいただくこともあります。
ただ、私は自己責任というのは、
「悪口を言われるあなたのほうが悪いんですよ」
なんて意味ではないんじゃないかなーと思います。
悪口を言うか言わないかは相手が選んでいることなので、相手の選択・責任です。
しかし、
「その悪口を受けたあとに、どのように考え、どんな行動を取るのか?」
という点は、受けたほうの選択・責任だと思います。
泣いてふさぎこむ人、怒って仕返しをする人、まったく気にしない人…などなどいると思いますが、どんな反応をしたにせよ、
「そのような反応をしなければ痛い目に遭わせるぞ」
と誰かに脅されて仕方なくやったわけではありませんよね、自発的にやっているはずです。
自己責任だと認めましょうというのは、自分が悪いんだと認めましょう、ではなくて、
「物事に対して取る反応は、自発的であると気づきましょう」
という意味なのだと思うと、そんなに嫌な気持ちにならないんじゃないかな?と思います。
潜在意識がしていること=自分がしていること=自己責任
もちろん「自発的にやっている」と言っても、
「お、悪口を言われたぞ!
さて、私はこのあと…よっしゃ、泣いてふさぎこむことにしよーっと!」
とか顕在意識で考えてやっているわけではありません。
泣いてふさぎ込むという行動を反射的に取ってしまうように、潜在意識に刷り込まれてしまっているのでそうしてしまいます。
「好き好んで自発的にやっている」
わけではなくて、
「好き嫌い問わず、自発的にやるように潜在意識に操られている」
ような状態ですが、しかし潜在意識とは自分のことですから、自分でやっていることには違いありません。
ここで、
「確かに…別に『ふさぎこむのが好きだからそうしよう!』とか思ってやってるわけじゃないけど、
自分の潜在意識がそうしているんなら、自分が自発的にしているってことになるよなぁ…」
と思えると(自己責任だと認めると)そこから人は自由に幸せになっていける、と思います。
自発的にしていることならば、必ず自発的にやめることもできるからです。
「自己責任ではない」とすると、潜在意識は不幸へ向かう
ついつい、
「私は、あの人の言葉を受けて泣くことを選んだ」
ではなく、
「あの人が私を泣かせた。泣くことを選ばされた」
と考えがちになります。
こうなった責任は私ではなく他人にある、と。
しかしこれは、
「自分の幸不幸を決めているのは私ではなく、他人です」
と言ってしまっているようなもの。
幸せになりたいなら、他人に頼るしかなくなってしまいます。
「自己責任ではない、私が選んだわけではない」
顕在意識上でそう繰り返すのは、
「私は自分が幸せになるかどうかを他人に任せます」
と、潜在意識に繰り返し刷り込んでしまっているようなもの。
そのような刷り込みが行われれば潜在意識は、
「では、その観念どおりの人生を現実化してあげようっと(*´ω`*)」
と働いてしまうため、ずっと他人に左右される人生が作られつづけてしまいます。
自己責任だとすると、潜在意識下のこれまでのパターンは消える
対して、
「私は、あの人の言葉を受けて泣くことを選んだ」
というのは、
「私は、別の反応を選ぶこともできるんだ」
と認めた、ということでもあります。
ここで初めて、他人に頼ることなく自分の幸せを自分で作れるようになっていきます。
「泣く」というのが潜在意識に刷り込まれているため、
最初のうちは反射的に泣くことを選びたくなるかもしれませんが、自己責任だという自覚があればそこで、
「お、でもこれは人に選ばされているわけじゃないな。
私がいままさに、自分で選ぼうとしているんだな」
というストップがかかりますので、意識的に別の行動を選べます。
(これは「泣くのを我慢して別の行動を取らなきゃ…」というのとはまったく違います。
そういう我慢をせずとも、別の行動を取れるようになるということです)
「自己責任だ、私が選んだことだ」
顕在意識上でそう繰り返すのは、
「私は自分が幸せになるかどうかを自分で決めます」
と、潜在意識に繰り返し刷り込むようなもの。
潜在意識は、
「ではでは、その観念どおりの人生にするよ~(*´ω`*)」
となりますので、実際に自分で自分の人生を幸せなものにしていけます。
「自己責任だと認める=自分が悪いと認める」
ではなくて、
「自己責任だと認める=私は自由に幸せになれると認める」
ですよ(*^^)v
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「すべてあなたの自己責任」とは「すべてあなたの自由になる」ということです。
「自己責任」に関する記事は他にもあります↓
☆愛されないことで、自分の責任から逃れたい?☆
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あの変な人…引き寄せないようにしたい!
今回は「引き寄せるために」ではなく「引き寄せないために」についてです。
中には、
「なんか変な人が引き寄せられてくるんですけど…。
私はこんな人を引き寄せたいなんて微塵も思ってないのに、なぜ…」
と思っている方もいるかもしれませんので、それについて詳しくお話していきます。
「引き寄せないために」の前にまず「変な人2種類」について
まず「変な人」についてなのですが、これは大きく分けて2種類あると思います。
①赤の他人の変な人
②赤の他人ではなく、家族・友人・知人・同僚などの変な人
「①赤の他人の変な人」についてですが、これはたとえば、
「たまたま入った飲食店で、わけのわからない理由で店員にいちゃもんをつけて騒いでいる人を見かけた。
見ているこちらの気分まで悪くなった」
など、その変な人のことをこちらが知らない場合が①に当てはまります。
が、こういった変な人はそもそも、あなたが引き寄せたわけではありません。
単なる偶然で出会っているだけなので、引き寄せを実践していようとしていなかろうと、こういう人に出会ってしまうことはあります。
こういった人を引き寄せないためには、「偶然」をコントロールする必要が出てきます。
つまり「確率」を操作する必要がある、ということですが、引き寄せでは確率の操作までは不可能です。
なので、残念ながらこういう変な人を完全に引き寄せないようにすることはできません。
ただし、確率を操作することはできなくても、「自分の観念を変える」ことならばできます。
店でいちゃもんをつけている人を嫌だと感じるのは、
「そのようなことをすべきではない」
という観念が自分にあるからですね。
その観念が強いほどに「なんだこの変な人はーーー!!」と強く思います。
この自分の観念を、
「そういうことをしないほうがいいと思うけど…。
けれどもしかして、さっきものすごくものすごく辛いことがあって、悲しみのやり場がなくてそうせずにはいられないのかな…?
この人も、後からなんてことをしてしまったんだろうと後悔するかもしれない。そういう可能性だってあるよね」
という観念に変えてみる。
そうすると、そこまで「変な人」と感じなくなります。
あなたが「変な人に会うんだよな~」と思っているのが①のパターンの場合には、
「偶然に会っちゃうものはしょうがないんだから、こちらが会っちゃった人に対する観念を変えるしかない」
と受け入れ、確率ではなく自分の観念を変えようと心がけてみてください。
知人などの「変な人」は、引き寄せないようにできる
では次に「②知っている変な人」についてです。
以前、別の記事で私の体験談として、
「なぜかいつも、要求が多くて支配的な人と仲良くなってしまう」
と書いたことがありますが、こういったものが②に当たります。
こちらは偶発的に出会っているわけではなく、自分が引き寄せてしまっていますので、自分で引き寄せないようにすることももちろん可能です。
では、
「どうやればそんな変な人を引き寄せないようにできるのか?」
の前にまず、
「そもそもなぜ、そんな変な人を引き寄せてしまっているのか?」
を考えてみましょう。
なぜかというと、
「自分と相手が心の奥底に抱えている観念が同じだから」
です。
もう一度私の話を例に出すと…。
私は当初、
「なんでこんな変な人ばかり私に寄ってくるの…」
と思っていましたが、なぜかというとそもそもは、
「自分がへこへこと人に媚びる態度を取っているから」
でした。
こういう態度を取ってしまう私の根本にあった観念とは、「私は自分に自信がない」です。
そして、私のように媚びる人のことを好きになるのもまた、「自分に自信がない人」です。
自分に自信がないから、自分より弱そうな人を支配して「自分はすごいんだ!」と思いたい人。
人に媚びるタイプ、人を支配するタイプ、一見正反対に見えても心の奥底の「私はダメ」という思いは共通しています。
根本が同じだから、引き寄せあってしまう(仲良くなってしまう)んですね。
その事に気づいてからは、こういった人は引き寄せないようになりました。
引き寄せないために、変な人との共通点を探す必要はない
これを聞くと、
「うぐぐぎぎ、あんな変な人と私が同じですって…認めたくない…。
で、でももう引き寄せないようにするために、根本にある共通の観念を探してみよう…!」
と思った方もいるかもしれませんが、探すまでもなく、根本にある共通の観念とは「自信がない」だと思います。
その「自信がない」をもとにして別の観念が出てきて、その別の観念のほうが違うと言動や行動も違ってくるため、
「私とあの人は、言ってることもやってることも全然似てないよ!」
と思えたりしますが、根本は「自信がない」です。
(私は「自信がない」をもとにして「だから人に媚びよう」という別の観念を持ち、ヘコヘコした態度を取るようになる。
私と仲良くなるほうは「自信がない」をもとに「だから人を支配しよう」という別の観念を持ち、高圧的な態度を取るようになる…というふうに言動・行動に違いが出てきますが、根本は同じですね)
なので、
「引き寄せないために、あの変な人との共通点を探そう」
というよりは、
「私は、自信をつけるためにはどうすればいいだろう?」
と考えてみてください。
自信がつくということは、変な人だと思っている相手との間に根本的・決定的なズレが生じるということ。
これで引き寄せないようになりますよ(*´ω`*)
ということで、①の場合にも②の場合にも、変な人に悩まされないですむ対処法としては、
「自分の観念を変える」
になります。
変な人ではなく、自分を変えようとしてくださいね(*´ω`*)
変な人を引き寄せるのは、相手と共通の観念を持っているから。
自分の観念を変えれば共通点が失われるため、引き寄せないようになります。
あと、
「自信を持つにはどうすればいいのか考えろと言われても、どうすればいいかわからない…」
という場合は、
「とにかく私はもう絶対に、こういう変な人を引き寄せない!こんなことは繰り返さないぞ!と決意する」
という方法でも構いません。
この「決意する」については以下の記事をどうぞ。
途中で出てきた「なぜか支配的な人と仲良くなる」という体験談についても、より詳しく書いてあります↓
☆潜在意識が、同じことを繰り返すのはなぜ?☆
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潜在意識の作る流れに任せる…それで大丈夫?
今回は「流れに任せる」ことについてです。
引き寄せのお話ではよく、
「すべて潜在意識に任せなさい、そのときの流れに任せるとうまくいく」
と言われますよね。
「そうは言われても…本当にただ流れに任せるだけでいいのかなぁ…?」
と感じている方もいらっしゃるかと思いますので、ここについてのお話です。
潜在意識にどうにもできないなら、流れに任せる
物事はものすごーく大きく分けて、
①潜在意識の力でもどうにもできないとき
②潜在意識の力でどうにかできるとき
の2種類がありますが、どちらにしても流れに任せるほうがいいです。
まず「①潜在意識の力でもどうにもできないとき」とはどういうときか?というと、
「明日までに30キロ痩せたい」
「周りのすべての人間が私を好きになるようにしたい」
などです。
さすがの潜在意識にも、明日までに30キロというようなことは物理的に無理ですね(;^ω^)
このような場合には、時間の流れに任せるしかありません。
また、潜在意識には他人の心のコントロールもできません。
もちろん、
「自分が変わることで他人がその影響を受け、こちらへの印象を良いものに変える」
ということはあります。
これまで意地を張っていたけど素直になるようにしてみたら、相手がそれを受けて「なんだ、実はいい奴じゃん」と好意を抱いてくれるようになった、など。
それでも好意を抱かない人もいますが、その人に対して、
「潜在意識のパワーで無理やり私を好きにさせる」
というようなことまではできません、という意味です。
この場合は相手の好き嫌いの自由を尊重し、
「好いてくれる人は好いてくれる、そうではない人はそうではない」
という事実を受け入れ、相手の心の流れに任せるほうがいいですね。
そういう態度でいればいずれ、
「嫌われてもいいよ、という余裕があるなんて素敵だな。
なんで好きになってくれないの!とか思ってないところが良いわ」
と、こちらを好きになってくれるかもしれませんしね(*´ω`*)
潜在意識にどうにかできても、流れに任せる
次に「②潜在意識の力でどうにかできるとき」についてですが、これは単純に「自分の問題」なとき。
上に書いた「物理的に無理・他人の心の操作は無理」ということがない場合ですね。
この場合、どうにかできるはずなのに、なかなか事がうまく運ばないときもあります。
しかし、こういうときにも焦らずに流れに任せるようにしてみてください。
引き寄せではよく、
「潜在意識がやってくれる」
という表現が使われるため、
「自分とは関係なく、潜在意識が勝手にやってくれるんだな」
という印象を持っている方もいるかもしれませんが、実際には潜在意識とは自分のことですよね。自分でやっていることです。
つまり、
「潜在意識の力をもってしても、事が早く進まない」
というのは、
「自分は潜在意識下では、事が早く進むのを望んでいない」
とも言いかえられます。
何かしらの理由で本心(潜在意識)では、
「もっとゆっくりやりたい」
「そんなに早く進むのは嫌だよー」
と思っている、ということ。
顕在意識上で焦って早く進めようとするのは、その自分の本心を無視すること、自分のやりたいことをやらない、ということでもあります。
やりたいことができていなければ、自分で気づいていなくても潜在意識下には不満が募っていきます。
不満が募れば、その不満が良くないものを現象化させ、
「ほら、やっぱりなかなかうまくいかない」
となりかねません。
「ここで無理をしてもかえって良くないぞ」
と意識して、どっしりのんびり構えていてください。
それは自分で自分の「早く変わりたくない」という本心を認めた・やりたいことをやったことになりますので、自分で気づかなくても潜在意識下で自己肯定感は上がっていきます。
自己肯定感が上がれば、
「私、もっと早く進めるんじゃないか?やってみようかな?」
となり、事が早く進むようになったりもしますよ(*^^)v
激流も潜在意識が望んでいること、やはり流れに任せる
ときには真逆に、怒涛の勢いで現実に変化が起きる場合もあります。
やはりこの場合にも、その急な流れに任せることをおすすめします。
なかなか変化がないのが、
「自分は潜在意識下では、事が早く進むのを望んでいないから」
なのと同様、すごい勢いで現実が変化するということは、
「自分は潜在意識下では、めっちゃ早く事を進めたいから」
「潜在意識下では、それだけの急激な変化を受け入れる準備ができているから」
です。
顕在意識上では、自分は本心では準備ができているということに気づかずに、
「どどどどんだけ急やねん!
いくらなんでももうちょっとゆっくり事を運ぶべきでは…」
と、動きをセーブしたくなることもあります。
しかしこれもやはり、自分が本心でやりたいことを無視してしまった、ということになりますので、のちのち、
「あぁ、あのタイミングで動いておけばもっとうまくいっただろうな」
ということになりかねません。
もちろん、そのタイミングを逃してもまたチャンスなんていくらでも来るので、
「一度チャンスを逃した」なんてことはそれほど悲観することでもないのですが、
せっかく準備ができているのですから、そのまま流れに任せて早く変わっちゃうといいかな?と思います。
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「流れに任せる」ということは「自分の本心に従う」ということです。
ちなみに引き寄せでは、
「『なんとなく』で物事を選べ。その感覚は、潜在意識からのメッセージだ」
と言われることもよくありますね。
「でも、『なんとなく』に従ってもうまくいかないんですが…」
という場合には、こちらをどうぞ↓
☆潜在意識は「なんとなく」あなたを導く?☆
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同じことを繰り返すのは、潜在意識下の観念が原因
今回は、「繰り返し」についてです。
あなたはこれまで人生を生きてきて、
「なんかいつも、同じことを繰り返すんだけどなんでだろう?」
と感じたことはありませんか?
たとえば、
「私はいつも、ここぞという大事な場面で失敗しちゃう」
とか、
「なぜか毎回、浮気性の男と付き合っちゃうんだけど…」
とかとか。
こうして同じことを繰り返すことを、潜在意識のお話では、
「望まない現実が再配達される」
というふうに表現することもあります。
ではなぜ、望んでもいないことを何度も繰り返すのでしょうか?
これは当然、
「観念が変わっていないから」
ですね。
引き寄せは、潜在意識の力によって観念が現実になる法則です。
同じ現実が繰り返されているのであれば、それはその現実を作るもととなっている観念が変わっていないから以外にはありえません。
潜在意識下の「媚びたい」によって、同じことを繰り返す
えーと、これは確か前にもどこかで話したような気もするのですが…。
私も昔は同じことを繰り返していたことがあります。
なぜかいつもいつも、
要求が多く支配的な人と仲良くなってしまう
↓
しばらく我慢するけれど、途中で我慢の限界を迎えて縁を切る
↓
しかしまた同じような人と仲良くなってしまう
…というのをえんえん繰り返すんです。
「潜在意識、お願い!もうこういう人を引き寄せないで!」
みたいに願っていたこともありますが、願っていても観念は変わりませんね(;^ω^)
では、そんな同じことの繰り返しを作り出していた私の観念は何なのか?というと、
「人に媚びれば好かれる」
です。
そういう観念があるので、会った相手についつい無駄なおべっかを使ったり、頼まれたことが嫌でもニコニコしながら引き受けてしまう癖がありました。
「よし、おべっか使うぞ!」
とか意識してやっていたわけではないのですが、潜在意識下に「そうしていれば気に入ってもらえるはず」という思いがあるので、無自覚にやってしまっていました。
へこへことおべっかを使う人がいれば大概の人は、
「うーん…なんか、この人はちょっと…」
と思います。
そう思わないのは、媚びられるのが嬉しい人、人に嫌なことを押し付けてしまおうと企んでいる人、くらいですよね。
なので、そういう人だけは私のことを気に入ってくれました。
そうすると私は、
「私のような無価値な人間を好いてくれるなんて、この人はいい人だ!」
と嬉しくなって仲良くしてしまいました。
(ついでにここで、自分で気づいていなくても「ほらね、人に媚びれば好かれるんだ!」と観念が強まります)
実際には、相手は私を好きなわけではなくて利用したいだけですので、徐々に要求が多くなってきます。
そうすると私のほうも、
「この人、最初はいい人だと思ったのになんて支配的なのかしら…ひどいわ」
と不満がたまってきて、途中でうまくいかなくなって別れる、の繰り返しでした。
当時は本気で、
「私はなんでいつもひどい目に遭っちゃうのかしら?私ってばかわいそう」
と思い込んでいたのですが、そもそもは自分の「媚びよう」という気持ちが原因ですよね。
そう思うのをやめない限り、また同じことの繰り返しになって当然です。
途中でそれに気づいてからは、同じことが繰り返されることはぱたりとなくなりました。
これもまた当然ですね。
上にも書きましたが、
「潜在意識、お願い!もうこういう人(とか状況)を引き寄せないで!」
と潜在意識にお願いしても、潜在意識は「お願い」を聞く意識なわけではなく、「観念の現実化」をする意識でしかありません。
同じことを繰り返すならば、必ずその原因となっている観念があるはずです。
その観念は何かな?と考えてみてください。
何かに気づけば、それで繰り返しは止まりますよ(*´ω`*)
同じことを繰り返す原因(観念)がわからないときは?
中には、
「うーん…。繰り返す原因となっている観念…?
そんなの、考えても何なのかわからないぞ…」
という方もいるかと思います。
そういうときにはいったん考えるのをやめて、
「私はもう絶対に、同じことを繰り返さない」
とだけ決断してください。
このとき、
「でも、どうやれば繰り返すのをやめられるのかしら?」
というふうに、やめられるようになるための方法について考える必要はありません。
本当にただただ「繰り返さないのだ」とだけ決めます。
そうするとまず、潜在意識の中に矛盾が生じます。
同じことを繰り返すような何かしらの観念があなたの中にあり、しかし同時に、
同じことは繰り返さないぞ、という観念もあなたの中にあるのですから、潜在意識は当然、
「えっ、繰り返すのと繰り返さないのは同時にできねーよ、どっちにすればええのん?( ゚д゚)」
となります。
ここでとにかく「もう繰り返さない」とだけ意識しつづけると、潜在意識のほうは徐々に、
「なんか新しいほうの観念のほうが強くなってきた。
じゃあ古いほうはもういいや、新しいほうに従おう」
となります。
そうすると、私が無自覚に媚びを売るという行動を取っていたのと同じようにして、今度は無自覚に繰り返しが止まるような行動を取ってしまいます。
あるいは何かの拍子に、
「あっ、私が媚びていたのが原因だったのか!」
とハッと気づき、意識的にやめようとしだすかもしれません。
自覚があるにせよないにせよ、これで繰り返しは止まりますよ(*´ω`*)
なぜか同じことを繰り返すという場合、観念が変わっていないことが原因です。
①繰り返しのもととなっている、潜在意識下の観念が何かを探って気づく。
②探るのではなく「もう繰り返さない」とだけ決めて、その観念を強くする。
どちらの方法でも構いませんので、自分に合っているほうを選んでやってみてください。
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