
潜在意識の話によく登場する「執着を手放す」
今回は「手放す」についてです。
潜在意識の話ではよく、
「執着を手放しましょう」
という言葉が出てきますよね。
何かに対して「こうなはずだ!」といったこだわりがあると、
潜在意識がそのこだわりに囚われてうまく動けなくなる…という理由から、手放すようにとよくすすめられます。
しかしそう聞くと中には、
「手放すって…どうやればできるんだ…?」
と思う方もいらっしゃるかと思いますので、ここについて詳しくお話していきます。
①潜在意識下の前提を壊すと、手放すことができる
手放すためにはどうすればいいか?
これは、
①手段や過程は一つしかないという前提を疑う
②目先の物質的なこと(どうなりたいか)よりも、その先に求めているもの(どうありたいか)に目を向ける
この2つを試してみてください。
たとえば「広い家に住みたいな」という願望があったとします。
広い家に住むための手段というのはいろいろとありますし、いろいろな手段があるということは、潜在意識下ではわかっています。
しかし、顕在意識は潜在意識ほど発想豊かではないため、
「広い家に住むためには…今の会社で出世する!それ以外に手段はない!」
…というふうに、手段がひとつしかないような気がしてしまい、出世にとてもこだわってしまうこともよくあります。
そう思っているときに、
「さぁ、その出世へのこだわりを手放すのです~」
とか言われても、
「願望を叶えるための唯一無二の手段を、手放すだとー!?
手放して捨ててしまったら、願望が叶わなくなるじゃないか!!」
という気になりますので、なかなか手放すのは難しいですね。
しかし先ほども言ったとおり、叶えるための手段というのは実はいろいろあって、潜在意識はちゃんとそれをわかっています。
そもそもの、
「これが叶えるための、唯一無二の手段!」
という前提が間違っていますので、この前提を疑うといいですね。
「もしかして、手段はこの一つではないのかもしれない」
と意識してみてください。
そう意識すると潜在意識のほうも、願いを叶えるためのほかの手段を探しやすくなります。
②「あり方」を意識し、物質的なこだわりを手放す
中には、
「前提を疑いましょう、手段はその一つではないかもしれませんよ~」
と言われても、
「いや、絶対の絶対にこの一つだわ!!!」
という気持ちが強く湧いてきて困っちゃう…という方もいるかもしれません。
そういうときには、
「自分はどうありたいか」
ということも、意識してみてください。
先日、別の記事に書いたこととちょっとかぶっちゃうのですが、
「物質的にどうなりたいか(広い家に住みたいetc.)」
ということは、
「精神的にどうありたいか(幸せになりたいetc.)」
を叶える手段でしかありません。
①人がもっとも大切にし、求めているのは「どうあるか(精神的なもの)」
②その「どうあるか」を叶えるための手段として「どうなるか(物質的なもの)」がいろいろとある。
③その「どうなるか」を叶えるための手段は、さらにいろいろとある。
↑今は、このいろいろあるうちのどれかに特にこだわってしまい、手放すことができない状態ですね。
こだわりというのは、「①どうありたいか」への意識が薄いほど強くなりやすいです。
意識が強く向いている②と③は目先のこと・物質的なことですが、
人間は目先のことや目に見えるものしか見ていないと、どうしても視野が狭くなってしまい、
「これ以外思いつかない、もうこれしかない」
と思いがちです。
しかし「①どうありたいか(幸せになる)」に目を向けると、より視野が広がります。
「広い家に住むためには、絶対に出世しかない…!」
↑これってなんとなく自然に思えて疑いにくいのですが、
「幸せになるためには、絶対に出世しかない…!」
「幸せになるためには、絶対に広い家に住む以外にない!!」
だと、ちょっと違和感を覚えませんか?
「なんかわからんけど、それ以外にもありそうやんけ」
みたいな感じがしますよね。
こうして前提を疑いやすくなり、こだわりを手放すのが容易になります。
そうしてこだわりを手放すことで、「出世→家」というルートよりももっと良いルートがあれば、潜在意識がその別のルートを取ってくれます。
(いろいろな手段を考えたうえで、潜在意識が結局「出世→家がベストやん」と判断し、そうなる場合もあります)
「出世、広い家、幸せ」という3つは、いま私がパッと思いついただけの例ですので、
この3つ以外のどのような場合でも、前提を疑い、あり方に目を向けてみてくださいね(*´ω`*)
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執着を手放すには、
①手段や過程は一つしかないという前提を疑う。
②目先の物質的なこと(どうなりたいか)よりも、その先に求めているもの(どうありたいか)に目を向ける。
これにより潜在意識が、よりスムーズに動きやすくなります。
「どうなりたいか」と「どうありたいか」について、より詳しく書いた記事はこちらです↓
☆潜在意識は「どうありたいか」をはっきりさせると動き出す☆

「ホ・オポノポノ、やってみたけど変わらない…」
今回は、
「ホ・オポノポノをしても変わらない理由3つ」
についてです。
ホ・オポノポノとは、
「ありがとう・ごめんなさい・許してください・愛しています」
の4つの言葉を唱えることにより、自分の潜在意識をクリーニングする(浄化する)というもの。
中には、
「そう聞いてやってみたのに、別に何も変わらないんですが…」
という方もいらっしゃるかと思います。
変わらない理由は大きく分けて3つあると思いますので、その3つとは何か?について詳しくお話していきます。
ホ・オポノポノで変わらない理由①期間が短い
まずひとつめの変わらない理由は、ものすごく単純。
「単に、唱えている期間が短すぎる」
というものです。
中には1、2日だけ唱えて、
「どうだ?何か変わるのか?…変わらないな…」
とがっかりしてやめてしまう方もいらっしゃいますが、もう少し長く続けてみてください。
ホ・オポノポノで浄化しようとしているのは、自分がこれまでに何年・何十年とかけて潜在意識に貯め込んできた不要なものたちです。
中には潜在意識下に頑固に根付いてしまっていて、1,2日といった短期間では浄化できないものもあります。
ホ・オポノポノの4つの言葉は、
「そうして頑固に根付いてしまったものも、唱えればすぐになんとかできますよ!」
というような魔法の言葉なわけではなく、
「少しずつ少しずつ、言葉を使ってなんとかしていきましょうね」
というものです。
焦らず、気長な気持ちで取り組んでみてくださいね(*´ω`*)
ホ・オポノポノで変わらない理由②現実を見ている
中には、
「1,2日でなんとかしようなんて思ってないし、もっと続けたけど何も変わらないよー」
という方もいるかと思います。
ある程度続けているにも関わらず変わらない場合には、
「自分の潜在意識を変えるためではなく、現実を変えるために唱えている」
から変わらないのかもしれません。
ホ・オポノポノは引き寄せと同じく、
「潜在意識を変えれば、その結果として現実も変わりますよ」
というものであって、
「潜在意識を変えなくても、現実だけを変えられますよ」
というものではありません。
ホ・オポノポノの言葉を唱えたあとに、
「さぁ、これで現実はどんなふうに変わるんだ?」
というふうに、現実ばかりに意識が向いてしまっている、ということはありませんか?
この場合、引き寄せでよく言われるのと同じように、外面(現実)ではなく内面(自分の潜在意識、観念や思考、感情など)に目を向け、内面を変えようと意識してみてください。
ホ・オポノポノで変わらない理由③自責がそのまま
そして、
「いや、ホ・オポノポノが外面じゃなくて内面を変えるものだってことくらいわかってやっとるわい。
それでも何も変わらないのはなんでじゃー」
という場合もあるかと思いますが、
「今日こんなことが起こったのは、ホ・オポノポノでの浄化が足りないからかも。
もっとたくさん唱えて、もっと潜在意識をきれいにしないと…」
というふうに思っていたりはしませんか?
特に完璧主義の方がよくこのように考えてしまいがちなのですが、このようにして、
「もっと潜在意識をきれいにせねば、何も変わらないはずだ」
という観念を潜在意識下に持っていれば、その観念が現実化するために何も変わらない、となります。
「今日こんなことが起こったのは、私の浄化が足りないからかも…」
↑これ、何の浄化が足りないのでしょうか?何を浄化したほうがいいのでしょうか?
というと、
「物事が起きたときに『これは私の浄化が足りないせいで起きたことなんだ』と自分を責める観念」
を浄化するといいのではないでしょうか。
そうした「私が未熟なせいなんだ」という自責の観念があるために、その自責が次に、
「だったらもっともっと浄化をしなきゃいけないな、そうじゃないと変わらないんだ」
という観念へと発展してしまい、そしてその「変わらない」という観念が現実化して、変わらなくなっているんですよね。
ならば、浄化したほうがいいのは「自責」ではないか、と思います。
「自分はまだ未熟だ」という前提のまま、やみくもに「もっと浄化を…」とホ・オポノポノをするのではなく、
「自分はまだ未熟だ」という前提そのものを、浄化しようとしてみてください。
そうすればきっと、何かが変わっていきますよ(*´ω`*)
ホ・オポノポノで変わらない理由3つ
①続けている期間が短い
②自分ではなく、現実を変えようとしている
③自責の観念を浄化していない
あと、私がホ・オポノポノをやったときの体験談もあります。
興味があればぜひこちらもご覧になってみてください↓
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「なりきる」じゃないと、潜在意識は働かない?
今回は、
「なりきるのとなったふりをするのって、どこがどう違うの?」
についてです。
潜在意識の力で願いを叶えるメソッドのひとつとして「なる式」と呼ばれるものがあります。
これを実践しても叶わないよーという方へ向けて、
「『なったふり』をしているだけだと叶いません。
なったふりをするのではなく、『なりきる』のです」
と言われることがあります。
しかしこう言われると今度は、
「なりきるのとなったふりはどう違うんじゃー!」
と思う方もいらっしゃると思いますので、この2つの違いについて詳しくお話していきます。
「なりきる」と「なったふり」の違い
たとえるならば、
〇なりきる→俳優が本気でその役を演じる
〇なったふり→素人がただ台本通りにその役を演じる
この違いかな、と思います。
俳優のAさんと、ごくごく普通の会社員のBさんに、
「Cさんの役を演じてくださいな、これ台本ね」
とお願いしたとして、きっと俳優のAさんならばCを演じている最中に、
「俺、本当はCじゃなくてAなんだけどな~」
なんて思いながら演じたりはしないと思います。
本気で自分をCだと思い、Cとして笑い、Cとして泣く。
これが「なりきる」です。
対して、演技の経験などない会社員のBさんは、
「Cの役を演じるとか恥ずかしいなー、俺、本当はただの会社員なのにな~…」
と思いつつ、しどろもどろで台本通りに演じるかもしれません。
これが「なったふり」です。
なんとなく違いはわかるでしょうか?
「なりきる」と、前提が変わるので潜在意識が動く
Aさんは「Cになりきる」をしていますが、これは、
「自分の前提がCになっている」
と言ってよいと思います。
潜在意識は、その人の前提を叶える意識です。
なのでこうしてCになりきっていると(前提をCに変えていると)潜在意識は、
「ではその前提どおりに」
と働き始め、Cに近づこうとしはじめます。
ときに俳優さんがインタビューで、
「演じた役が画家だったから、自分までなんだか絵に興味が出てきた」
「病んでる役を演じているうちに、なんか自分まで病んできた…」
と言っていたりしますが、これは役になりきることで、潜在意識がその役に近づけようとした結果起きることです。
俳優さんの場合は、なりきるのはその仕事の間だけです。
いずれ仕事は終わりますので、役になりきるのもやめます。
前提が「役」ではなく「自分」に戻ったため、潜在意識も役に近づけようとするのをやめます。
しかし、なる式ではこの「なりきる」を延々と続けます。
なので潜在意識も、延々となりきっている役へと近づけようとし続けます。
結果、
「なりきっていたら、本当に現実でもそうなった」
となります。
対してBさんの「Cになったふり」ですが、これは、
「自分の前提は変えないままに、表面的にCの真似だけをしている」
という状態です。
前提が変わっていない以上、潜在意識は何かを変えようとはしません。
そのため、
「なったふりをしていても(潜在意識は何も変えようとしないので)叶いませんよ」
と言われます。
潜在意識を動かすため、「なりきる」ためには?
なる式で、「なりきる」ではなく「なったふり」になってしまう原因のひとつとして、
「そもそも、なりきる役(叶った私)がどのようなものかを自分でわかっていない」
というものがあると思います。
「よし、叶った私になったぞ!」
と思うだけで、具体的にその叶った私というのはどのような人物なのか?が曖昧なままの方が多いのですが、これは、
「はい、Cを演じて!」
とだけ言われて、Cがどんな人物なのかは知らされない俳優さんのようなものかもしれません。
具体的にCがどんな人間なのかがわからないままでは、どんなにCになりきることをしたくても、さすがに難しいですよね。
つまり前提をCに変えられなくなりますし、前提が変わらないのであれば、潜在意識も動き出しません。
俳優さんは、役になりきるために台本を読み込んだり、
「Cならば、こういうときどうするだろうか?」
「Cはここで、何を感じるのだろう?」
と想像したりして、演じる人物像を確立させていきます。
なる式を行う際も同様、叶った私になりきるためにはまず、
「そもそも、叶った私とはどういう人間なのか?」
ということを具体的にしたほうがなりきりやすく(前提が変わりやすく)ひいては潜在意識も動き出しやすくなります。
「叶った私とは?」と考えたとき、「お金持ちの私」とか「彼氏がいる私」くらいしか出てこない…という方もいらっしゃるかと思います。
これだと「Cはお金持ち」とか「Cは彼氏がいる」くらいの情報しかないままに役を演じようとしている状態ですので、もう少し具体的にしてみるとよいと思います。
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〇なりきる→俳優が本気でその役を演じる
〇なったふり→素人がただ台本通りにその役を演じる
「なりきる」ができない原因として、
「そもそも、自分がなりきる役がどのようなものかをわかっていない」
というものがあげられます。
もう少し具体的にするとなりきりやすく、潜在意識も動き出しやすくなります。

アファメーションをすると、違和感があるんですが…
今回は、アファメーションについてです。
引き寄せではアファメーションがとても有名ですから、試したことのある方も多いのではないでしょうか。
そうすると試した方から、
「アファメーションを唱えていると違和感があるのですが…」
とメールをいただくこともあるのですが、
ばっちりです、それで正解です( ´∀`)bグッ!!
むしろアファメーションをして何の違和感もありませんという方がいらっしゃったら、
そちらのほうにこそ私は違和感を抱いちゃいます…(;^ω^)
ではでは、
「なぜ違和感があるほうが正解なのか?」
について詳しくお話していきます。
アファメーションで違和感を覚えるのは、ごく自然なこと
まず、アファメーションって何のためにするのか?というと、
「認識の変更のため」
ですよね。
いまあなたが「私は貧乏だ」という認識を持っているとするならば、その認識が現実のものになってしまいます。
しかし認識を「私はお金持ちだ」に変えれば、今度はその認識が現実化してお金持ちになれます。
なので認識を新しいもの(私はお金持ちだ)に変えるために、アファメーションをします。
アファメーションを開始した時点では、まだ認識は「私は貧乏」のままです。
その状態で自分の認識と違うこと(私はお金持ち)を言えば、違和感を覚えるのがごくごく自然なことです。
仮に、目の前にりんごがある状態(目の前のものをりんごだと認識している状態)で、
「これはメロンです」
と自分の認識とは違うことを言えば、違和感を覚えるのが自然なことですよね。
ここでなんの疑問もなく「そうだ、これはメロンだ」と感じるほうが不自然ですが、それと同じです。
最初はそうして違和感がありますが、アファメーションを続けていくうちに徐々に自分の認識が変わっていきますし、
新しい認識に変わっていけばいくほど、唱えたときの違和感もちゃんと薄れていきますので大丈夫です。
「私、何も間違ってない!
この違和感は、正しいアファメーションをしている証拠なんだ!」
と思って、安心して続けてくださいね(*´ω`)
違和感を避けたアファメーション…?
ときおり、違和感を避けようとしてアファメーションの内容を変える方もいらっしゃいます。
たとえばあなたの月収が30万だとして、
「私の月収は3千万だー!」
だと違和感が強いので、
「3千万は無理でも…300万…いやまだ違和感が強い…。
うーん、月収50万…うん、50万くらいなら違和感が少ないぞ!
よし、これならできる気がする!」
というふうに目標を下げてしまう場合があるのですが、このように目標を下げることはおすすめしません。
なぜなら、違和感がない目標・できる気がする目標というのは、
「いまの認識を変えなくてもいい目標」
だからです。
「これならできる気がする!」
というのは、
「これなら(いまの認識のままでも)できる気がする!」
ということです。
これだと、どんなにアファメーションを唱えても認識がいまと変わることはありません。
いまの認識のままで、努力でその目標を目指すしかなくなります。
もちろん努力をすることが悪いわけではないのですが、単に、
「いまの自分のままで、努力で目標達成します」
というのであれば、引き寄せは関係がなくなってしまいますね(;´・ω・)
もしいま、
「うわ、違和感のないレベルまで目標下げちゃってた…!」
と思った方は、あえて違和感が強いレベル、できそうにないと感じるレベルまで目標を上げてみてください。
先ほども言いましたが、違和感があるのは最初のうちだけですし、そういう違和感があるほうが正解です。
アファメーションを続けて認識が変わってくれば、ちゃーんと違和感は消えていきますので大丈夫ですよ(*´ω`*)
アファメーションは認識を変えることが目的です。
認識を変える必要がある内容(違和感を覚える内容)を唱えてみてください。
違和感のないレベルまで目標を下げた場合には、認識が変わることはありません。
あとは、アファメーションでよくある疑問、
「何回くらいすると効果が出てくるの?」
について解説した記事もありますので、こちらもぜひご覧ください↓
☆アファメーションの回数って、具体的に何回くらいがいいの?☆
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私の観念、ちゃんと書き換えられてるの?
今回は「観念の書き換え」についてのお話です。
引き寄せの法則は、観念が現実になる法則ですよね。
そのためよく、
「現実を変えたいなら、まず自分の観念を書き換えましょう」
と言われます。
こう言われると中には、
「自分の観念がうまく書き換えられているかどうかは、どうやって判断するの?」
と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんので、ここについて詳しくお話していきます。
観念の書き換えが起これば、感情が変わる
観念が書き換えられているかどうかは、
「感情が変わっているかどうか」
でおおよそ判断できます。
人は何らかの観念を持ち、そしてその観念をもとにして感情を感じるようにできています。
たとえば、
「挨拶を無視されてついムカッときた」
という場合ならばまず、
「挨拶を返さないのは失礼なことである」
といった観念があり、その観念をもとにして「ムカッ」という感情を感じています。
挨拶以外のどのような場合でも、
「①まず観念があり②その観念に基づいた感情を抱く」
の順番です。
ちょっと極端な例ですが、仮にこのムカッときた人が自分の観念を、
「挨拶を無視されるのは素晴らしいことであーる!」
に書き換えたとします。
そのような観念を持っているのであれば、無視されたときにムカッとは感じようがありませんね。
新しい観念にそって、感情も「ついウキウキする」などに変わるはずです。
観念を書き換えれば、それに合わせて感情も変わる。
ということはつまり、
「感情が変わっていないということは、観念が書き換わっていない」
とも言えます。
「この出来事は、観念の書き換えが起きている証拠ですか?」
よく、
「現実でこれこれこのようなことが起きました。
これは観念の書き換えができている証拠(またはできていない証拠)ですか?」
というご質問をいただくのですが、
「現実でどのような出来事が起こったのか」
という点よりも、
「その出来事が起こったときの自分の感情は、以前と変わっているのか、いないのか」
という点に注目してみてください。
「前ならば、こういう出来事が起これば『悔しい!』と感じただろう。
でも、今はあんまりそういうふうに感じないな…」
とか、
「同じことが起こったとき、前ならあんなに『怖い』と感じていたのに、
今はなんだか気持ちが安定していてそんなに怖くないぞ」
などの感情の変化があるならば、観念の書き換えが進んでいるということです。
反対に、抱く感情に全く変化がないのであれば、まだあまり観念の書き換えは進んでいない、ということです。
つい、観念の書き換えができているかどうかを「現実で起きた出来事」を頼りに判断したくなるかとは思います。
が、それよりも「自分の感情」を頼りに判断したほうがわかりやすいですよ(*´ω`*)
観念の書き換えの過程で、負の感情が出ることも
ちなみに、観念の書き換えが進んできたときに必ずしも、
「怖さや悔しさが減って、前向きな感情を感じるようになった」
というふうに変化するとは限りません。
「前ならばここで怒りなんて感じなかったはずなのに、今はすごく腹が立つ」
といった変化が起きることもあります。
例えば、
「前ならば理不尽な扱いを受けても、『どうせ私なんかは何をされても仕方がない』と諦めきっていて、怒る気力さえなかった」
という状態だったとして、ここから観念の書き換えが進んでいくと、
「なんでこんなことをされて、甘んじていなきゃいけないんだー!」
と怒りを感じるようになったりします。
これは自尊心が回復してきたからこその、真っ当な怒りです。
怒りはよく「負の感情」などと言われますので、
「負の感情を抱くようになるだなんて、私は観念の書き換えに失敗しているのでは…」
と思うかもしれませんが、むしろ書き換えがうまくいっている証拠な場合もあります。
「本当は怒りたかったところでちゃんと怒れるようになった」
「本当は悲しみたかったところでちゃんと泣けるようになった」
などは良い変化ですから、
「負の感情を抱く=観念の書き換えができていない」
というふうに、イコールでつなげないようにもなさってくださいね(*´ω`*)
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主に「引き寄せでよくある誤解」についてお話しています。
引き寄せって「え!?実はそうだったの!?」ということがよくありますので、ぜひご覧になってみてください。
6本の動画が無料視聴できます、以下からどうぞ↓

人は、持っている観念に基づいた感情を抱くようにできています。
観念の書き換えができているかどうかを判断するときには、起きた出来事そのものではなく、
「起きた出来事に対して自分が抱く感情は、以前と変わっているのかいないのか」
に注目してみてください。
途中でお話に出てきた「怒り」について、より詳しく書いた記事はこちらです↓
☆怒りは、潜在意識が目覚めだしている証拠?☆