
潜在意識が、ネガティブな感情を現実にする?
今回は、「感情って現実になるの?」についてです。
私は、
「ネガティブな感情が現実化しちゃうよ、どうしよう…」
と思っている方へ向けて、
「潜在意識の力で、感情が現実になることはありませんよ~」
とお話することがあります。
けれど、
「え?でも、だったらなんでいろいろなところで、
『ネガティブな感情を抱くとそれが現実化します』
と言われてるの?
結局、感情って現実化するのかしないのか、どっちなんだろう…?」
と不思議に思う方もいるかな?と思いますので、ここについて詳しくお話します。
潜在意識によって現実化するのは、感情ではない
まずは、潜在意識によって現実化が行われるまでの流れを簡単に書きますね。
①感情
↓
②思考
↓
③行動
↓
④取った行動にふさわしい現実
↑こうです。
(もっと厳密に言えば、感情の前に「認識」がありますが、今回は省きます)
↑このようにして、感情が現実へと直結することはありません。
たとえば、あなたが「怒り」という感情を感じたとします。
怒りの感情を感じることで、
①感情
(今回の例では、怒り)
↓
②思考
(ムカつくなぁ、なんなんだよ…やってられねーよ…etc.)
↓
③行動
(ムカつくあまり、つい仕事がおそろかになってしまう)
↓
④取った行動にふさわしい現実
(仕事をおろそかにしたので、上司に叱られる)
↑このように、
「あぁ、叱られた!!ますますムカつく!!」
という「より怒りを感じるような現実」につながったとします。
これは「怒りの感情そのもの」が、直接的に現実を作っているわけではありませんよね。
現実に直接の影響を与えているのは、
「怒りの感情をもとにして、取った行動」
です。
なのであなたが怒りを感じたあと、仮に一切何の行動もしないのであれば、何も現実化することはありません。
そのため私は、
「潜在意識の力によって、感情が現実化することはない」
と言うことがあります。
ならば、「潜在意識が感情を現実化する」は間違い?
では、
「潜在意識の力で感情が現実化すると言っている人は、間違ったことを言っているのか?」
というと、決して間違いを言っているわけでもありません。
なぜなら、
「通常、感情を感じたあとに、一切なんの行動も取らない人はまずいないから」
「感情を感じた時点で、その後何かしらの行動をつい取ってしまい、その行動が『もっと怒りたくなるような現実』につながることが、決まっているも同然だから」
です。
さきほど言ったとおり、現実に直接的に影響を及ぼせるのは「感情を感じたあとに取った行動」です。
とはいえ、
「別にわざわざ、
『行動が現実化するんです!感情じゃなくて!行動なんですッ!!』
とか、感情と行動を厳密に分けようとしなくても…。
感情を感じた時点で、その行動を取ることが約束されているようなものならば、『感情が現実化する』でもよくない?」
とも言えますよね。
なので、厳密に分けて表現した場合には「感情は現実化しない」ですし、
そこまで厳密に分けずに表現するならば「感情は現実化する」です。
私はときどき「認識(観念とか前提と表現することもあります)が現実化する」と言ったりしますが、これも、
「認識を持った時点で、そのあと感情→思考→行動→現実へとつながっていくのは、決まったも同然」
という意味での「認識は現実化する」であって、本当の本当に「認識そのもの」が現実化する、という意味ではありません。
潜在意識が感情を現実化すると聞き、焦っている人は?
どちらの表現をするほうが正しいとか間違いとかいうわけではないのですが、もしあなたが、
「ネガティブな感情が現実になっちゃうんだよね。
だったらそんな感情は感じるべきではないのに、感じてしまう…どうしよう…」
というふうに焦っているのならば、「現実化しないぞ」と意識してみたほうがいいかな?と思います。
「焦り」の感情を感じれば、人はそこから無意識に「焦った行動」を取りはじめます。
焦った行動を取れば、自然と失敗が多くなったりして、
「あぁー、うまくいかなくてますます焦るし、ネガティブになっちゃう…!」
という現実につながっていきます。
意識しないで放っておいた場合には、この流れに乗ってしまいます。
しかし意識さえすれば、この流れには乗らずにすみます。
「感情がダイレクトに現実化してるわけではないんだぞ」
と意識することで、
「だったら、ネガティブな感情を感じたからって、そんなに焦る必要もないじゃないか」
となりますよね。
これで、流れにうっかり乗ってしまわずにすみますよ(*^^)v
潜在意識によって「感情そのもの」が現実化することはありませんが、
感情と行動をそれほど厳密に分けず「感情が現実化する」と表現することもあります。
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潜在意識の力をもってしても、ここがうまくいかない…
今回は、なかなか引き寄せがうまくいかない方…特にその中でも、
「他のことはうまくいくのに、なぜか〇〇に関してだけはうまくいかない」
「うまくいかないときって、毎回同じようなパターンで失敗するんだよな…」
というふうに、一定の決まりがある方に向けてのお話です。
潜在意識下では、うまくいかないことを望んでいる
なぜか、決まったときだけうまくいかない理由。
これは潜在意識下で、
「それがうまくいかないほうが、メリットがあると思っているから」
なことが多いです。
仮にAさんが、
「私はいつも、ここぞ!という大事なときにうまくいかない。なぜか失敗してしまう」
と思っているとすると、実は潜在意識下では、
「肝心なときに失敗したほうが、メリットがあると思っている」
ということです。
過去に何か、肝心なときに失敗してうまくいった経験があるのかもしれません。
たとえばですが、
「小さいころ、ものすごく張り切って臨んだかけっこ競争で、思いっきりスッ転んでビリになった。
すごくショックで落ち込んでいたら、周りのみんながすごく優しく慰めてくれた。
かけっこで1位になった子よりも、私のほうが構ってもらえた」
といった体験をして、そこでAさんは、
「そうか、こういうときには、成功するより失敗するほうがみんなに愛されるんだ」
と学んだのかもしれません。
その学びが潜在意識下に刻まれていると、大人になっても同じことを繰り返そうとしてしまいます。
失敗すれば愛されるということは、成功すれば愛されないということですね。
となると、愛されたいと思えば思うほどに、成功ではなく失敗が多くなります。
これは今パッと思いついただけの例ですが、このようにして潜在意識下で、
「なんらかのメリットを手放したくない」
と思っていると、同じ場面・同じパターンでうまくいかない…となりがちです。
潜在意識の「うまくいかないメリット」はなんだろう?
となると次は、
「私が潜在意識下で得ようとしているメリットって、なんだろう?」
ということが気になりますよね。
メリットは、何だろうと考えてすぐに思い当たることもありますが、考えてもわからないこともあります。
潜在意識下の「メリットを手放したくない」という思いが強いほど、顕在意識上ではわかりにくくなります。
この場合には、しばらくわからないまま放っておいてもいいと思います。
ついつい、わかろうわかろう(メリットを手放そう手放そう)としがちになりますが、それよりも、
「ふぅん、わかりたくないんだな~。
なんか知らんが、私の潜在意識はうまくいかないほうが好きらしいね~」
くらいに思ってあとは放っておく。
こちらのほうが、メリットが何かに気づきやすいです。
「なぜわかろうとするよりも、放っておいたほうが気づきやすいのか?」
というと、
「子供のおもちゃを取り上げようとすると、手放すまいと意地になる。
でも『好きなだけ遊べ』と放っておくと、そのうち自分から飽きて手を放す」
というのと似たようなものです。
顕在意識がメリットを放せと言うほどに、潜在意識のほうは放したくないと意地になります。
「好きなだけうまくいかないままでいれば?」
くらいの気持ちで放っておいたほうが、かえって潜在意識がメリットを手放そうとしだします。
そうするとふと顕在意識上で、
「あ、メリットはこれか」
と気づき、うまくいくようになったりします。
うまくいかない部分がわかっていれば、解決もしやすい
目に見えてはっきりとうまくいかない部分があると、どうしてもそこが気になりますし、
「なぜ、なぜ、なぜここだけがうまくいかないんだー!うぐぐ、もう泣きたい…」
と落ち込んじゃいたくもなりますよね。
けれど私は、「うまくいかない部分がわかっている」というのは、とっても良いことではないかと思います。
だって、問題がどこにあるのか既にわかっているということなんですから、問題箇所がわかっていないよりも解決しやすいに決まっていますよね?
本当に問題が根深いときには、うまくいかないと自覚することもできなかったりします。
自覚がある時点で、さほど根が深い問題ではないということです。
しかもその問題解決のために必死の努力が必要というわけでもなく、「放っておく」だけでいいのですから、そう落ち込むほどの事態でもありませんよ。
大丈夫!(*´▽`*)
潜在意識下で、
「うまくいかないときのメリットを手放したくない」
と思っていると、うまくいかない。
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潜在意識になら、なんとか現実をコントロールできないの?
今回は「現実はコントロールできない」についてです。
潜在意識のお話の中では、これでもか!というほどよく言われることですよね。
「そうは言われても、現実…コントロールしたいがな…。
潜在意識の力ってすごいんじゃないの?なんとかして現実をコントロールできないの?」
と思っている方へ向けて、詳しくお話していきます。
なぜ現実をコントロールできないか?の前に…
まず、現実をコントロールできないのはなぜか?の前に、
潜在意識下の前提が、現実になっていくまでの過程についてお話します。
それがわかっていないと意味がわからなくなっちゃうと思うので、
すでにわかっている方も、おさらいのつもりで読んでみてください(*´ω`*)
現実になるまでの過程は、簡単に書くとこんな感じです↓
①潜在意識下に、なんらかの前提がある
(前提ではなく、認識や信念といった表現がされることもよくあります)
↓
②その潜在意識下の前提をもとにして、顕在意識上に思考が生まれる
↓
③その顕在意識上の思考をもとにして、現実でなんらかの行動を取る
↓
④その行動にふさわしい現実になる
です。
わかりやすいように、ちょっと極端な例にしてみるとこんな感じです↓
①俺は人のことなんてどうでもいい、自分さえよければいいんだ!
(潜在意識下の前提)
↓
②そうだ、人を騙してでも金を稼いでやろう
(潜在意識下の前提をもとにして生まれた、顕在意識上の思考)
↓
③粗悪品を高値で人に売りつける
(顕在意識上の思考をもとにして、現実で行動を取る)
↓
④買った人からクレームの嵐が来る
(取った行動にふさわしい現実になる)
現実をコントロールしたい(クレームだけ止めたい)はできない
では、もしこの人があなたにこう相談してきたら、どう思うでしょうか?
「最近、『クレームを受けまくる』なんていうひどい現実が起きてるんだ…。
潜在意識の力で、このひどい現実をなんとかコントロールしたいのに…何も変わらないんだ…」
と。
たぶんあなたは、
「いやいやいや、お前が『①人のことなんてどうでもいい②騙してでも金を取ろう』なんて思って③粗悪品売るのやめれば、④クレームこなくなるがな。
それはせずに④クレームだけ来ないようにしたいとか、無理だろーが!」
と思いますよね。
そう、
「①②③を変えずに④だけ変えようとしても、無理だろーが!」
なんです。
ということで、
「現実はコントロールできない(④だけ変えることはできない)」
です。
前提を変えれば、現実はコントロールせずとも変わる
では、この人があなたの言葉を聞いて、
「人のことも、もっと考えなきゃいけないな…」
と反省したとします。
つまり潜在意識下の前提が、「人のことなどどうでもいい」から「人のことも考えよう」に変化しました。
そうすると、
①俺は、自分のことだけじゃなくて人のことも思いやるんだ
(潜在意識下の前提)
↓
②だったら、粗悪品を売るなんてやめなきゃな…
(潜在意識下の前提をもとにして生まれた、顕在意識上の思考)
↓
③売るのをやめるという行動を取る
(顕在意識上の思考をもとにして、現実で行動を取る)
↓
④クレームが来なくなる
(取った行動にふさわしい現実になる)
というふうに、④現実が変わりますね。
ちなみに、①潜在意識下の前提を変えてから④クレームが止むという現実に至るまでには、時間がかかりますよね。
①を変えたからといって、次の瞬間に④に行くことは物理的に無理です。
これが「叶うまでは時間差がある」ということです。
現実ではなく、前提をコントロールする
すべては、①潜在意識下の前提から始まります。
ここを変えないかぎり、そのあとの②③④の流れが変わることがない。
そのため、
「①前提を変えろ(認識の変更をしろ、信念を変えろ)」
とよく言われます。
あなたの潜在意識下の前提は、なんですか?
現実をコントロールしようとしないで、前提をコントロールしようとしてください。
前提をコントロールして変えるための潜在意識メソッドなら、たくさんありますから。
あ、そうそう、メソッドは④現実じゃなくて①前提を変えるものだということも、
つい忘れがちになるので、ぜひぜひ覚えておいてください。
この記事を読んで「なるほど」と思った方は、ぜひ無料動画もご覧ください。
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現実は、前提の結果。
現実だけ(結果だけ)コントロールして変えることはできない。
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感情の波が激しいと、潜在意識はうまく働かないの?
今回は「感情の波」についてです。
潜在意識のお話だとよく、「いつも良い感情を抱いていましょう」と言われますが、
「そうしようと思っても、私は感情の波が激しくて…、つ、辛い…」
「こんなんじゃ、潜在意識がちゃんと良い現実を作ってくれない。どうしよ…」
と困っている方もいるかと思います。
そうして感情の波が激しい場合には、どうすればいいのか?について、詳しくお話していきます。
感情の波ではなく、潜在意識下の認識が問題
まず、人間に感情の波があること自体は、普通のことです。
何が起ころうと常に感情が一定です、なんて人はいないのではないでしょうか。
そのときどきで嬉しいと感じたり、悲しいと感じたりするのがごく自然なことですよね。
なので、
「さっきは嬉しかったけど今は悲しい」
というのであれば、
「私、さっきは嬉しかったけど今は悲しいな」
でOKです。
だって実際にそうなのですから、ね。
けれど、
「感情の波などあってはならぬという思い込み」
を、潜在意識下に持っている方もいらっしゃいます。
そうなると感情の波が起きたときに、
「なんでこんなふうに感情が波打つんだ!こうあるべきじゃないのに!」
と苦しくなります。
「こうあるべきではない」という潜在意識下の思い込みが強ければ強いほど、ほんの少しの感情の波にも敏感になり、
「あぁ、また感情が波打った!」
と苦しみも強くなります。
逆に、
「感情の波…?むしろないほうが変じゃね?あって何が悪いの?」
と思っている人は、波が起きても「それが普通」と思うので、動じること・苦しむことがありません。
ついつい、
「『感情の波』が私を苦しめる」
と考えがちです。
しかし「感情の波」が人を苦しめるというよりは、「感情の波に対する認識」が、人を苦しめているのではないかと思います。
「感情の波をどうしようか?」
ではなくて、
「私が『感情の波』というものに対して持っている認識を、どうしようか?」
です。
つまり、潜在意識のお話でよく出てくる「認識の変更」をすればいいわけです(*^^)v
「感情の波」に対する、あなたの潜在意識下の認識は?
ということでまずは、
「私は『感情の波が起きること』に対して、どのような認識を持っているのだろう?」
と考えてみてください。
なにか否定的な、自分が苦しむはめになるような認識があると思います。
たとえばですが、
「いつも良い感情を抱いていましょうと言われるんだから、悲しいとか苦しいとか、一切感じてはならないのだ」
とか、
「よくできた人間は常に穏やかなはずである、怒りなど感じるのは未熟な証拠だ」
とかとか。
そうして「これが私の、感情の波に対する認識なんだな」と思うものが出てきたら、次は、
「では、いまからこの認識をどう変えようか?」
と考えてみます。
これは、「このように変えるべき」と決まっているわけではありません。
上に書いたように、
「感情の波…?むしろないほうが変じゃね?あって何が悪いの?」
でもいいですし、他の何かでもいいですし、ここは人によって違いますが、
「感情の波を感じたときに、自分が辛くならないような認識」
であればなんでもOKです。
あとは、
「私はこれからは、この認識を持って生きることにする」
と決めるだけです。
そこから徐々に、その新たな認識が潜在意識下に落とし込まれて根付いていきます。
潜在意識に根付けば根付くほどに、感情の波に動揺・翻弄されることはなくなりますよ(*´ω`*)
感情の波があるから、潜在意識が悪い現実を作るということはない
「いつも良い気分・良い感情を抱いていましょう」
「ネガティブな感情を抱かないようにしましょう」
とよく言われるので、
「そうか、潜在意識の力で感情が現実化するんだな」
と思っている方も多いです。
しかし、実際には潜在意識が「感情」を現実化することはありませんので、感情の波があること自体は、なんの問題でもありませんよ(*^^)v
「感情の波をどうしよう?」ではなく、
「感情の波に対して持っている認識をどうしよう?」です。
「え、感情が現実化しないってどういうこと?
色んなところで感情は現実になるって言われてるじゃん!」
と思った方は、以下の記事をどうぞ↓
☆感情って現実化するの、しないの?☆
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まず自分を満たすことを、考えればいい
今回は「まず自分を満たす」についてです。
よく言われる言葉なのですが、これを聞いて、
「まず自分を満たすって…人のことなんてどうでもいいって言ってるみたいで、なんか傲慢に聞こえる…」
「まず何をすれば、自分を満たすことができるのかがわからない」
と思っている方へ向けて、詳しくお話していきます。
「まず自分を満たす」とは、傲慢になることではない
まず「自分を満たすって、なんだか傲慢に思える」という方へ。
実は私も、昔は同じように思っていました。
「はー?まず自分を満たす?
自分のことを第一に考えて、他人は後回しってか?
私は絶対にそんな傲慢な人間にはならないわ。
まず人のことを考え、役に立とうとすることが正しいに決まってる!」
と思っていたので、どんどん積極的に自分は我慢して、人のために尽くしました。
でもこれだとやっぱりどうしても、我慢しているストレスが溜まっていきます。
自分が我慢してやっていることをやっていない人を見ると、
「私はこんなに尽くしてやってるのに、お前はなんなんだよ。お前もやれよ」
と思うようになってきます。
そう思っているのなんて、本人が気づいていなくても、表情やちょっとした言動・行動に出るものです。
頼まれてもいないのに「してあげた」
相手の自由を無視して「私と同じ事をしろ」
そんなことを周りに暗に要求してまわっているんですから、これこそ傲慢だし、人の役に立つどころかむしろ迷惑じゃないか、と。
傲慢になどなりたくないならば、人の役に立ちたいならば、だからこそまず自分を満たすことが大切だと、今となっては思います。
それならば自分は満たされていて楽しいし、周りも暗におかしな要求をされずにすんで楽しいし、両方とも楽しいですよね(*´ω`)
でも「まず自分を満たす」って、何をするの?
「かといって、一体何をすれば『まず自分を満たす』をやったことになるんだろ…」
と思う方もいらっしゃるかと思いますので、その場合は「マズローの五段階欲求」を参考にしてみてほしいです。

↑これのことです。
有名なので知っている方も多いかと思いますが、人の欲求は大きく分けると5つあります。
一番下は、食欲・性欲・睡眠欲など、生きるために必要な「生理的欲求」
それが満たされると次は、安心・安全な場所で生きたいという「安全の欲求」が生まれます。
その次は、孤独は嫌だからみんなと生きたいという「所属と愛の欲求」へ。
次は、自尊心を持ちたいとか、役に立つ存在でありたいという「承認の欲求」
次は、より一層自分らしく生きたいという「自己実現の欲求」です。
この図に従って、下から満たしていくとよいかな?と思います。
つまり、まずはきちんと栄養のあるものを食べる、しっかり寝るなどをします。
それはできている・満たされていると感じるのならば次は、
生活環境で快適ではないと感じている部分を改善する。
(大きなことではなくて、部屋の掃除とかでもOK)
環境は整っていると思うならば次は、一人で家に閉じこもったりするのではなく、人と接してみる。
(もちろん、ときに一人の時間も大事にしてください)
次は、接している人の役に立つことをしてみる。
(先にお話したとおり、自分が我慢してまでやらない)
その次は、
「これをすれば私はもっと成長できそう。でも、先延ばしにしている」
というものに、少しでもいいので取り組んでみる。
(こちらも無理してまで、大きなことをしようしない)
と、ひとまずこんな感じでやってみてはいかがでしょうか?
「まず自分を満たす」というとき、見落としがちになること
意外に見落としがちになるのが、最初の、
「栄養のあるものをちゃんと食べる・しっかり寝る」
です。
ここをおろそかにして一番上の自己実現を目指しても、
「自己実現をするための気力・体力が、栄養不足と睡眠不足のせいでそもそも出てこない」
となったりします。
なので個人的には、
「睡眠を削って『なりたい私になるためには、どうすれば…』と考えるよりは、ひとまず寝たほうがいいんじゃないかな?
『ひとまず寝る』ということが、なりたい私になるための、めちゃくちゃ基本的な第一歩では?」
と思います。
食べる・寝るは基本的すぎてかえっておろそかになりやすいので、まずこの点を見直してみることをおすすめします。
といってももちろん、
「絶対にこの順序で自分を満たしていかなければならない」
というわけではありませんから、あまりきっちりと順序を守ろうとしすぎず、参考程度にしてみてくださいね。
「まず自分を満たす」とは、何かを「する」こととは限らない
もうひとつ見落としがちになるのが、
「何かをするのではなく、やめるのでもいい」
ということです。
「まず自分を満たす」と聞いてとっさに、
「まず何を『やろう』か?」
と考えた方が多いのではないでしょうか?
でもこれは、まず何かを「やめる」のでもOKです。
さきほど「一人で閉じこもってないで人に接する」と書きましたが、
いまもし、「人付き合いをたくさんするのが良いことだ」という義務感で、休みも取らずに無理をして人と接しているのであれば、
その場合は無理をするのをやめて、一人でゆっくりするのもいいですよね。
自分なりの、自分の満たし方を見つけていってくださいね(*´ω`*)
人を満たそうとするよりも先に、まず自分を満たす。
ポイントは、食べる・寝るなど基本的なことをおろそかにしないこと。
何かを「やる」のではなく「やめる」のでもいいということ。
まず自分を満たすというのとちょっと関連してるかな?と思うので、以下の記事もぜひどうぞ↓
★まず幸せになると決めると、潜在意識は願いを叶える★
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