現実をコントロールできないのは、なぜ?

空

 

潜在意識になら、なんとか現実をコントロールできないの?

 

今回は「現実はコントロールできない」についてです。

潜在意識のお話の中では、これでもか!というほどよく言われることですよね。

「そうは言われても、現実…コントロールしたいがな…。

潜在意識の力ってすごいんじゃないの?なんとかして現実をコントロールできないの?」

と思っている方へ向けて、詳しくお話していきます。

 

 

なぜ現実をコントロールできないか?の前に…

 

まず、現実をコントロールできないのはなぜか?の前に、

潜在意識下の前提が、現実になっていくまでの過程についてお話します。

それがわかっていないと意味がわからなくなっちゃうと思うので、

すでにわかっている方も、おさらいのつもりで読んでみてください(*´ω`*)

現実になるまでの過程は、簡単に書くとこんな感じです↓

 

①潜在意識下に、なんらかの前提がある

(前提ではなく、認識や信念といった表現がされることもよくあります)

②その潜在意識下の前提をもとにして、顕在意識上に思考が生まれる

③その顕在意識上の思考をもとにして、現実でなんらかの行動を取る

④その行動にふさわしい現実になる

 

です。

わかりやすいように、ちょっと極端な例にしてみるとこんな感じです↓

 

①俺は人のことなんてどうでもいい、自分さえよければいいんだ!

(潜在意識下の前提)

②そうだ、人を騙してでも金を稼いでやろう

(潜在意識下の前提をもとにして生まれた、顕在意識上の思考)

③粗悪品を高値で人に売りつける

(顕在意識上の思考をもとにして、現実で行動を取る)

④買った人からクレームの嵐が来る

(取った行動にふさわしい現実になる)

 

現実をコントロールしたい(クレームだけ止めたい)はできない

 

では、もしこの人があなたにこう相談してきたら、どう思うでしょうか?

「最近、『クレームを受けまくる』なんていうひどい現実が起きてるんだ…。

潜在意識の力で、このひどい現実をなんとかコントロールしたいのに…何も変わらないんだ…」

と。

たぶんあなたは、

「いやいやいや、お前が『①人のことなんてどうでもいい②騙してでも金を取ろう』なんて思って③粗悪品売るのやめれば、④クレームこなくなるがな。

それはせずに④クレームだけ来ないようにしたいとか、無理だろーが!」

と思いますよね。

そう、

「①②③を変えずに④だけ変えようとしても、無理だろーが!」

なんです。

ということで、

「現実はコントロールできない(④だけ変えることはできない)」

です。

 

 

前提を変えれば、現実はコントロールせずとも変わる

 

では、この人があなたの言葉を聞いて、

「人のことも、もっと考えなきゃいけないな…」

と反省したとします。

つまり潜在意識下の前提が、「人のことなどどうでもいい」から「人のことも考えよう」に変化しました。

そうすると、

 

①俺は、自分のことだけじゃなくて人のことも思いやるんだ

(潜在意識下の前提)

②だったら、粗悪品を売るなんてやめなきゃな…

(潜在意識下の前提をもとにして生まれた、顕在意識上の思考)

③売るのをやめるという行動を取る

(顕在意識上の思考をもとにして、現実で行動を取る)

④クレームが来なくなる

(取った行動にふさわしい現実になる)

 

というふうに、④現実が変わりますね。

ちなみに、①潜在意識下の前提を変えてから④クレームが止むという現実に至るまでには、時間がかかりますよね。

①を変えたからといって、次の瞬間に④に行くことは物理的に無理です。

これが「叶うまでは時間差がある」ということです。

 

 

現実ではなく、前提をコントロールする

 

すべては、①潜在意識下の前提から始まります。

ここを変えないかぎり、そのあとの②③④の流れが変わることがない。

そのため、

「①前提を変えろ(認識の変更をしろ、信念を変えろ)」

とよく言われます。

あなたの潜在意識下の前提は、なんですか?

現実をコントロールしようとしないで、前提をコントロールしようとしてください。

前提をコントロールして変えるための潜在意識メソッドなら、たくさんありますから。

 

 

あ、そうそう、メソッドは④現実じゃなくて①前提を変えるものだということも、

つい忘れがちになるので、ぜひぜひ覚えておいてください。

 

 

この記事を読んで「なるほど」と思った方は、ぜひ無料動画もご覧ください。

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現実は、前提の結果。

現実だけ(結果だけ)コントロールして変えることはできない。

 

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感情の波が辛いのは、潜在意識下の「思い込み」が原因

波

 

感情の波が激しいと、潜在意識はうまく働かないの?

 

今回は「感情の波」についてです。

潜在意識のお話だとよく、「いつも良い感情を抱いていましょう」と言われますが、

「そうしようと思っても、私は感情の波が激しくて…、つ、辛い…」

「こんなんじゃ、潜在意識がちゃんと良い現実を作ってくれない。どうしよ…」

と困っている方もいるかと思います。

そうして感情の波が激しい場合には、どうすればいいのか?について、詳しくお話していきます。

 

 

感情の波ではなく、潜在意識下の認識が問題

 

まず、人間に感情の波があること自体は、普通のことです。

何が起ころうと常に感情が一定です、なんて人はいないのではないでしょうか。

そのときどきで嬉しいと感じたり、悲しいと感じたりするのがごく自然なことですよね。

なので、

「さっきは嬉しかったけど今は悲しい」

というのであれば、

「私、さっきは嬉しかったけど今は悲しいな」

でOKです。

だって実際にそうなのですから、ね。

 

 

けれど、

「感情の波などあってはならぬという思い込み」

を、潜在意識下に持っている方もいらっしゃいます。

そうなると感情の波が起きたときに、

「なんでこんなふうに感情が波打つんだ!こうあるべきじゃないのに!」

と苦しくなります。

「こうあるべきではない」という潜在意識下の思い込みが強ければ強いほど、ほんの少しの感情の波にも敏感になり、

「あぁ、また感情が波打った!」

と苦しみも強くなります。

逆に、

「感情の波…?むしろないほうが変じゃね?あって何が悪いの?」

と思っている人は、波が起きても「それが普通」と思うので、動じること・苦しむことがありません。

 

 

ついつい、

「『感情の波』が私を苦しめる」

と考えがちです。

しかし「感情の波」が人を苦しめるというよりは、「感情の波に対する認識」が、人を苦しめているのではないかと思います。

「感情の波をどうしようか?」

ではなくて、

「私が『感情の波』というものに対して持っている認識を、どうしようか?」

です。

つまり、潜在意識のお話でよく出てくる「認識の変更」をすればいいわけです(*^^)v

 

 

「感情の波」に対する、あなたの潜在意識下の認識は?

 

ということでまずは、

「私は『感情の波が起きること』に対して、どのような認識を持っているのだろう?」

と考えてみてください。

なにか否定的な、自分が苦しむはめになるような認識があると思います。

たとえばですが、

「いつも良い感情を抱いていましょうと言われるんだから、悲しいとか苦しいとか、一切感じてはならないのだ」

とか、

「よくできた人間は常に穏やかなはずである、怒りなど感じるのは未熟な証拠だ」

とかとか。

 

 

そうして「これが私の、感情の波に対する認識なんだな」と思うものが出てきたら、次は、

「では、いまからこの認識をどう変えようか?」

と考えてみます。

これは、「このように変えるべき」と決まっているわけではありません。

上に書いたように、

「感情の波…?むしろないほうが変じゃね?あって何が悪いの?」

でもいいですし、他の何かでもいいですし、ここは人によって違いますが、

「感情の波を感じたときに、自分が辛くならないような認識」

であればなんでもOKです。

 

 

あとは、

「私はこれからは、この認識を持って生きることにする」

と決めるだけです。

そこから徐々に、その新たな認識が潜在意識下に落とし込まれて根付いていきます。

潜在意識に根付けば根付くほどに、感情の波に動揺・翻弄されることはなくなりますよ(*´ω`*)

 

 

感情の波があるから、潜在意識が悪い現実を作るということはない

 

「いつも良い気分・良い感情を抱いていましょう」

「ネガティブな感情を抱かないようにしましょう」

とよく言われるので、

「そうか、潜在意識の力で感情が現実化するんだな」

と思っている方も多いです。

しかし、実際には潜在意識が「感情」を現実化することはありませんので、感情の波があること自体は、なんの問題でもありませんよ(*^^)v

 

 

「感情の波をどうしよう?」ではなく、

「感情の波に対して持っている認識をどうしよう?」です。

 

 

「え、感情が現実化しないってどういうこと?

色んなところで感情は現実になるって言われてるじゃん!」

と思った方は、以下の記事をどうぞ↓

感情って現実化するの、しないの?

 

 

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まず自分を満たすと言われても、何をすればいいの?

芽

 

まず自分を満たすことを、考えればいい

 

今回は「まず自分を満たす」についてです。

よく言われる言葉なのですが、これを聞いて、

「まず自分を満たすって…人のことなんてどうでもいいって言ってるみたいで、なんか傲慢に聞こえる…」

「まず何をすれば、自分を満たすことができるのかがわからない」

と思っている方へ向けて、詳しくお話していきます。

 

 

「まず自分を満たす」とは、傲慢になることではない

 

まず「自分を満たすって、なんだか傲慢に思える」いう方へ。

実は私も、昔は同じように思っていました。

「はー?まず自分を満たす?

自分のことを第一に考えて、他人は後回しってか?

私は絶対にそんな傲慢な人間にはならないわ。

まず人のことを考え、役に立とうとすることが正しいに決まってる!」

と思っていたので、どんどん積極的に自分は我慢して、人のために尽くしました。

 

 

でもこれだとやっぱりどうしても、我慢しているストレスが溜まっていきます。

自分が我慢してやっていることをやっていない人を見ると、

「私はこんなに尽くしてやってるのに、お前はなんなんだよ。お前もやれよ」

と思うようになってきます。

そう思っているのなんて、本人が気づいていなくても、表情やちょっとした言動・行動に出るものです。

頼まれてもいないのに「してあげた」

相手の自由を無視して「私と同じ事をしろ」

そんなことを周りに暗に要求してまわっているんですから、これこそ傲慢だし、人の役に立つどころかむしろ迷惑じゃないか、と。

傲慢になどなりたくないならば、人の役に立ちたいならば、だからこそまず自分を満たすことが大切だと、今となっては思います。

それならば自分は満たされていて楽しいし、周りも暗におかしな要求をされずにすんで楽しいし、両方とも楽しいですよね(*´ω`)

 

でも「まず自分を満たす」って、何をするの?

 

「かといって、一体何をすれば『まず自分を満たす』をやったことになるんだろ…」

と思う方もいらっしゃるかと思いますので、その場合は「マズローの五段階欲求」を参考にしてみてほしいです。

 

↑これのことです。

有名なので知っている方も多いかと思いますが、人の欲求は大きく分けると5つあります。

一番下は、食欲・性欲・睡眠欲など、生きるために必要な「生理的欲求」

それが満たされると次は、安心・安全な場所で生きたいという「安全の欲求」が生まれます。

その次は、孤独は嫌だからみんなと生きたいという「所属と愛の欲求」へ。

次は、自尊心を持ちたいとか、役に立つ存在でありたいという「承認の欲求」

次は、より一層自分らしく生きたいという「自己実現の欲求」です。

 

 

この図に従って、下から満たしていくとよいかな?と思います。

つまり、まずはきちんと栄養のあるものを食べる、しっかり寝るなどをします。

それはできている・満たされていると感じるのならば次は、

生活環境で快適ではないと感じている部分を改善する。

(大きなことではなくて、部屋の掃除とかでもOK)

環境は整っていると思うならば次は、一人で家に閉じこもったりするのではなく、人と接してみる。

(もちろん、ときに一人の時間も大事にしてください)

次は、接している人の役に立つことをしてみる。

(先にお話したとおり、自分が我慢してまでやらない)

その次は、

「これをすれば私はもっと成長できそう。でも、先延ばしにしている」

というものに、少しでもいいので取り組んでみる。

(こちらも無理してまで、大きなことをしようしない)

と、ひとまずこんな感じでやってみてはいかがでしょうか?

 

 

「まず自分を満たす」というとき、見落としがちになること

 

意外に見落としがちになるのが、最初の、

「栄養のあるものをちゃんと食べる・しっかり寝る」

です。

ここをおろそかにして一番上の自己実現を目指しても、

「自己実現をするための気力・体力が、栄養不足と睡眠不足のせいでそもそも出てこない」

となったりします。

なので個人的には、

「睡眠を削って『なりたい私になるためには、どうすれば…』と考えるよりは、ひとまず寝たほうがいいんじゃないかな?

『ひとまず寝る』ということが、なりたい私になるための、めちゃくちゃ基本的な第一歩では?」

と思います。

食べる・寝るは基本的すぎてかえっておろそかになりやすいので、まずこの点を見直してみることをおすすめします。

 

 

といってももちろん、

「絶対にこの順序で自分を満たしていかなければならない」

というわけではありませんから、あまりきっちりと順序を守ろうとしすぎず、参考程度にしてみてくださいね。

 

「まず自分を満たす」とは、何かを「する」こととは限らない

 

もうひとつ見落としがちになるのが、

「何かをするのではなく、やめるのでもいい」

ということです。

「まず自分を満たす」と聞いてとっさに、

「まず何を『やろう』か?」

と考えた方が多いのではないでしょうか?

でもこれは、まず何かを「やめる」のでもOKです。

さきほど「一人で閉じこもってないで人に接する」と書きましたが、

いまもし、「人付き合いをたくさんするのが良いことだ」という義務感で、休みも取らずに無理をして人と接しているのであれば、

その場合は無理をするのをやめて、一人でゆっくりするのもいいですよね。

自分なりの、自分の満たし方を見つけていってくださいね(*´ω`*)

 

 

人を満たそうとするよりも先に、まず自分を満たす。

ポイントは、食べる・寝るなど基本的なことをおろそかにしないこと。

何かを「やる」のではなく「やめる」のでもいいということ。

 

 

まず自分を満たすというのとちょっと関連してるかな?と思うので、以下の記事もぜひどうぞ↓

まず幸せになると決めると、潜在意識は願いを叶える

 

 

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いい気分を選択すると、うまくいくんじゃなかったの?

選択

 

いい気分を選択する、それでもうまくいかないのはなぜ?

 

今回は「いい気分を選択する」ことについてです。

引き寄せでは、

「いい気分でいればうまくいく」

「いい気分でいられそうなほうを選択するだけでいい」

とよく言われますが、

「いい気分のほうを選択したのに、うまくいかなったんですけど…」

という方もいらっしゃるかと思いますので、その理由について詳しくお話していきます。

 

 

いい気分を選択すると、確かにいいことが起きる

 

まず、いい気分を選択するとうまくいく、ということ自体は本当です。

先日の記事でも書いたのですが、潜在意識は「在り方」に反応します。

在り方、という表現がしっくりこなければ、「気分」とか「感情」でもOKです。

いい在り方(つまりいい気分)でいることで、潜在意識は、

「ほう、こういう気分をお望みかー。

では同じようにいい気分でいられそうなことを、いろいろ引き寄せるね!」

という感じで働いてくれ、のちにいいことが起きてきます。

 

 

いろいろなサイトで既に言われているとおり、

「いいことがあればいい気分になる」

ではなく、

「いい気分でいるといいことがある」

ですので、日常生活の中で物事を選択する際に、

「私がいい気分でいられそうなほうって、どっちかな?」

と考えてみることは、とっても大切なことだと思います(*´ω`)

 

 

「一時だけの」いい気分を選択するわけではない

 

「私、ちゃんといい気分でいられるほうを選択していたつもりなんだけど、何も変化がなかったのはなんで…?」

という場合には、

「行動をしている『最中だけ』いい気分になれることを選択していた」

のかもしれません。

 

 

たとえば、あなたがダイエット中なのにお菓子が食べたくなったとします。

選択肢としては、

①我慢する

②食べちゃう

のどちらかですね。

前者を選択するなら我慢することになりますが、後者を選択するなら「甘くておいし~♪」といい気分になれます。

では後者を選択することが、いい気分を選択するということなのか?というと、そうでもありません。

 

 

確かにお菓子を食べている「最中だけ」は、いい気分だと思います。

しかし食べた「あと」には、

「食べちゃった…なんて私はダメな奴なのだ…」

と嫌な気分になるかもしれません。

 

 

対して我慢するのであれば、我慢している最中は「うぐぐ」となるかもしれませんが、そのあとに、

「私、ちゃんと我慢できた!また一歩理想の体形に近づいた!」

といい気分になれますね。

それならば我慢するほうを選択するのが、いい気分を選択するということです。

 

 

「その先の」いい気分を選択する

 

ほんの一時だけいい気分になれても、

「うう、私ってこうやって、一時だけのいい気分に飛びついちゃうような人間なんだぁ…」

というふうに後悔や罪悪感が膨らむならば、引き寄せはうまくいきません。

これは「その場のいい気分」と「そのあとの嫌な気分」を比較して、後者が勝ってしまっている状態です。

潜在意識は「より強いほうの感情」に従いますから

「なんかさっき一瞬いい気分になったけど、それよりも罪悪感が強いんだから、罪悪感こそが求めるものなんだね!

よっしゃ、同じように『罪悪感を抱けそうなもの』を引き寄せてこよう!」

となってしまいます。

 

 

今日からはぜひ、「目の前のこと」ではなく「目の前のその先」を見てみてください。

「いままさにやろうとしているこれは、いい気分になれることか?」

ではなくて、

「いままさにやろうとしているこれをすると、そのあとはいい気分になれるか?」

と考えてみるんです。

これで本当の意味で、いい気分を選択することができるようになると思います(*^^)v

 

 

「目の前のことをすると、いい気分になれるかどうか?」

ではなく、

「目の前のことをしたあとは、いい気分になれるかどうか?」

で選択する。

 

 

関連記事です↓

潜在意識は「在り方(気分)」と同じものを引き寄せる

 

 

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潜在意識は「在り方」と同じものを引き寄せる

道

 

潜在意識を使ううえで、忘れずにいてほしいこと

 

昨日は、

「潜在意識を使って目標を達成していくために」

について記事にしました。

自分では一通り書いたつもりだったのですが、大事な基本点を書き忘れていてあとから「ぬわぁ!」と思ったので、今回はそれについてです。

私は普段、

「基本点ほどおろそかになりがちだから、気をつけてね」

とか人に言っているくせに、自分もおろそかにしてしまいましたね、これは反省点です…気をつけます(;´・ω・)

では私自身も含めて、

「潜在意識を使う上で、おろそかにしないほうがよい基本点とは何か?」

についてお話していきます。

 

 

潜在意識をうまく使うなら、まずは「在り方」

 

前にも一度書いたことがあるのですが、大事な基本点とは、

「物理的なことよりも、『在り方』を大事にすること」

です。

 

 

人は目標や夢をあげるときに、

「お金がほしい」

「立派な家がほしい」

「友達や恋人がほしい」

というふうに言うことが多いです。

これらは「物理的にどうなりたいか」ということですね。

 

 

対して「在り方」というのは、

「それら物理的なことを満たしたときに、自分はどんな感情を抱いていたいのか?」

という、精神的な在り方のことです。

「お金を手にすることで、喜びを感じたい」

というのであれば、物理的には「お金」を求め、在り方としては「喜び」を求めているということになりますね。

この在り方のほうを、忘れないでいてほしいと思います。

 

 

もちろん、お金を求めることも悪いことではありません。

しかし、人がなぜお金を求めるのかというと、

「お金を手にすれば、求める在り方(喜び)を実現できそうだから」

ですよね。

お金は、求めている在り方を実現するための手段にすぎません。

人が真に求めるものは、物質ではなく在り方のほうです。

 

潜在意識は、その人の在り方に反応する

 

潜在意識は、その人の在り方に反応します。

お金を求める際に、

「お金を手にしていない私はまだ不幸だ、不幸だ」

と思っているのであれば、そのときその人の在り方は「不幸」です。

 

 

潜在意識はそれほど賢くはありませんので、そうして不幸な在り方でいると、

「ほう、そういう在り方でいたいということか…。

もっとこういう在り方でいるためには、どうすればいいかな?

そうだ!このままお金が入らなければ、不幸でいられるよね!(*´▽`*)」

というふうに解釈して、お金が入ってこなくなります。

 

 

なので、自分はどうありたいのかという在り方を明確にして、先になるべく喜びや幸せを感じるようにしてください。

求める在り方に、今のうちになってしまうんです。

そうすると潜在意識は、

「ほう、それがあなたの在り方ですか…。

そうだ、お金が手に入ればもっとこの在り方でいられるよね!」

ということで、お金が手に入ります。

 

 

人はつい、

「まず物質的なものを手に入れれば→そのあとに求める在り方も手に入る」

の順番に考えます。

しかし実際には、

「まず求める在り方を手に入れれば→そのあとに求める物質が手に入る」

の順です。

 

 

潜在意識は、大雑把にしか在り方を判別していない

 

こう言うと、

「お金を手にしたときの在り方(喜び)を、先に手に入れろ?

いや、お金を手にしたときの喜びは、お金を手にしたあとじゃないと手に入れようがないじゃんか…」

と思う方もいるかもしれません。

 

 

けれど、感じよう・手に入れようとする喜びは、「お金を手にしたとき」に限定する必要はありません。

喜びというのは、お金を手にしたとき以外にもあるはずですよね。

お腹いっぱい食べて満足~♪とか、お風呂に入って気持ちいい~♪とかも喜びです。

そういう喜びを、

「その程度の喜びなどあって当然」

と無下にするのではなく、積極的に「これも喜びだよね」と認めて感じるようにしてください。

それで「先に求める在り方(喜び)を手に入れた」ことになります。

 

「在り方が違うじゃん」と思っているのは、潜在意識ではなく顕在意識

 

「お風呂に入ったときの喜びと、お金を手にしたときの喜びは違うじゃん」

というのは、顕在意識上の考えです。

さきほども言いましたが、潜在意識はそこまで賢くはありません。

もっとぼんやりと、

「どっちにしても喜びなことには変わりないじゃん」

くらいの大雑把な判別しかしていません。

 

 

潜在意識がもっと賢ければ、

「む、これはお風呂に入ったときの喜びだ。

お風呂に入ったときの喜びと同じものを引き寄せるには…明日もお風呂に入れるようにしてあげよう」

となるかもしれませんが、もっとおバカさんなので、

「わー、喜びだー。喜びって他になにがあるっけ?

えーと、お金を手にしたときもそうだしー、友達が増えたときもそうだよね~、彼氏ができたときもそうだよね~。

喜びっていろいろあるから、いろいろ引き寄せちゃえ~(*´▽`*)」

みたいになります。

なので、

「日常の小さな喜び(在り方)を大切にしていたら、お金とか人間関係とか、いろいろな面が良くなっていった」

ということが起こります。

 

 

潜在意識が反応するのは、あくまでも今現在の「精神的な在り方」です。

その在り方でいるときの「状況(お風呂に入っているかお金を手にしているかの違い)」のほうは特に気にしませんので、

どのような状況下の喜びでも大切にし、感じるようにしてください。

 

 

目的(在り方)を忘れると、潜在意識はうまく働かない

 

こちらも先ほど言ったことなのですが、お金は、求めている在り方を実現するための手段にすぎません。

人が真に求めるものは、物質ではなく在り方のほうです。

自分がどのようにありたいかということを忘れ、

「お金!お金!」

とお金に集中するのは、自分の本当の目的を見失っている状態、手段にこだわっている状態です。

潜在意識のお話ではよく言われますよね、

「手段にこだわるな、執着するな」

と。

ぜひ、目的(在り方)を忘れて手段(お金)にこだわらないようになさってくださいね(*^^)v

(今回は例として「お金」を出しましたが、家がほしい、車がほしい、友達がほしい、恋人がほしいなどなど、どのような場合でも同じことが言えます)

 

 

潜在意識は「在り方」に反応して動きます。

物質的なもの(手段)よりも、在り方(目的)を大切にしてください。

 

 

関連記事です↓

潜在意識の力で、目標達成するために(昨日の記事)

潜在意識は「どうありたいか」をはっきりさせると動き出す

 

 

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