潜在意識の「急に叶う」という話は、本当なの?

花

 

潜在意識の力で、願い事が急に叶う?

 

今回は「急に叶う」ということについてです。

潜在意識の話では、

「願いは、急に叶うこともある」

と言われることがありますよね。

けれどこう聞いても、

「うーん、私の願いは大きいし…こんな大きな願いがそんなに急に叶うとは思えないんだけど…本当なのかな?」

と、半信半疑の方もいらっしゃるかもしれません。

そこでこの記事では、

 

①急に叶うことは、本当にある

②かといって、「急に叶う」ということにとらわれないで

 

この2点について、詳しくお話していきます。

 

 

潜在意識によって急に叶うことは、確かにある

 

ではまず、

「①急に叶うことは、本当にある」

についてです。

 

 

これはよく言われることですが、顕在意識と潜在意識だと、潜在意識のほうがずっと視野が広く発想が豊かです。

顕在意識上では、どうやって願いを叶えればいいのかわからない状態だとしても、実はそのとき潜在意識のほうは、

「ほっほー、それを叶えるならここをこうすりゃいいだけじゃん!(*´▽`*)」

と、すでに解決策を見出していることもあります。

で、潜在意識は粛々とその解決策を実施してくれているのですが、自分の顕在意識上ではそのことに気づきません。

そのため叶ったときに、

「うわ、なぜか急に叶ったぞ!?」

と、自分で驚いてしまうこともあります。

 

 

いま顕在意識上でどうすればいいのかわかなくても、潜在意識のほうはもうわかっているかもしれません。

悲観せずに、リラックスしていてくださいね(*^^)v

ついつい、

「急に叶うなんて都合のいいことがあるものか、地道に行動せねば叶わぬはずだ」

と思いがちですが、顕在意識上であまりに強くそう思っていると、潜在意識がそれにつられてしまい、

「ほう、急に叶うなんてあるはずがない…と、そう思っているなら、そうしてあげないと。

よし、『地道に行動せねば叶わぬ現実』を作ったるで!(`・ω・´)」

となってしまう可能性もあります。

 

 

しかし、潜在意識の力で急に叶う、とも限らない

 

では次に、

「かといって、『急に叶う』ということにとらわれないで」

についてです。

 

 

確かに急に叶うこともあるのですが、これはあくまでも、

「願いは急に叶うこと『も』ある」

というだけで、

「願いは必ず、急に叶う」

というわけではありません。

急にではなく徐々に叶っていく、という場合も、もちろんあります。

そのことを忘れてしまわないようにも、ちょっと気をつけてみてほしいなと思います。

 

「急に叶う」という言葉に惑わされてしまうと…?

 

たとえばですが、あなたが漫画家になりたいとします。

そして顕在意識上で、

「この夢を叶えるには…出版社に地道に持ち込みだな!」

と思ったとします。

で、潜在意識もそれに対し、

「そやで、持ち込みがええで。

偶然誰かに見初められてお声がかかるのを待つより、自分から行ったほうが早いで。

よーし、お前さんはすぐに漫画書くのさぼってゲームするけど、これからは俺が、自然とゲームせずに漫画書いちゃうほうに誘導したる!

そんでその漫画を出版社に持っていくがいい、

早く持ち込みできるように応援するで!(`・ω・´)」

と思っているとします。

これは顕在意識の考えていることが正しく、潜在意識もそれをバックアップしようとしている、ということですね。

 

 

しかしあなたは潜在意識の本やサイトに、

「願いは急に叶うこともある」

と頻繁に書かれているのを見ているうち、こう思うようになってきました。

「そうか、願いは急に叶うものなのか…。

…ということは『地道に持ち込みを続ける』なんて方法は間違ってるってことかな?

そうじゃなくて、

『急に思いもよらないところからスカウトされて漫画家デビュー!』

とかじゃないと、急に叶ったって言わないよね…」

と。

そうして持ち込みをするのをやめて、ただただどこかからお声がかかるのを待つようになったとしたら…なかなか叶わなくなってしまいますよね。

こうして「急に叶う」という言葉に惑わされてしまい、かえって叶うのが遅くなってしまう場合もあります。

(漫画家はあくまでもただの例です。漫画家志望者は持ち込みしないと叶わない、という意味ではありません)

 

 

急に叶うにせよ叶わないにせよ、潜在意識に任せる

 

願いを叶える際、必ずしも「地道な行動が必要」とは限りません。

必要ではない場合は潜在意識が、

「わざわざ地道にやらんでも、俺がなんとかできるでー(*´▽`*)」

と働いてくれて、急に叶うことも確かにあります。

なので「地道にやらねばいけないはずだ!!」と強く思う必要はありません。

 

 

しかしその反面、必ずしも「地道な行動が必要ではない」とも限りません。

どうしてもその行動が必要な場合も、ときにはあります。

その場合潜在意識は、

「その地道な行動が、苦にならないようにしてくれる」

(なぜか自然に、ゲームをしなくなって漫画を描くようになってしまうetc.)

ことはあっても、

「地道な行動自体を、せずにすむようにしてくれる」

ということまではできないため、ただただ急に叶うのを待つ…という待ちの一手では、叶うのが遅くなってしまいます。

 

 

「急に叶うはずがない」でも「急に叶うはずだ」でもなく、

「急に叶うこともあれば、急に叶わないこともある」

です。

どちらかに極端に偏らないように、少し意識なさってみてください。

すぐに叶えられそうであれば、潜在意識はすぐに叶えてくれます。

すぐに叶えられそうにないならば、潜在意識は叶うまでの間、苦労を感じないようにしてくれます。

どちらにせよ、あなたの願いが叶うのに苦労は伴いませんよ(*´ω`*)

 

 

急に叶うこともあれば、急に叶わないこともある。

「どちらでもいい」と、潜在意識にお任せして。

 

 

「どちらでもいい」という言葉が出てきたので、それに関しての記事です↓

潜在意識は、どちらでもいいと思うと叶えてくれる?

 

 

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潜在意識の「自分が創造主」という話が、よくわからない方へ

コンドル

 

潜在意識の力で世界を作った、創造主…?

 

今回は「創造主」についてです。

潜在意識のお話だと、

「自分がこの世界の創造主である」

と言われることがありますよね。

しかし、

「そう言われるからそうなのかなってなんとなく思ってるけど…、

でも正直、自分が創造主とか言われても意味がよくわからない…」

と感じている方も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、

「自分が創造主であるとは、どのような意味なのか?」

について詳しくお話していきます。

 

 

「椅子」の創造主も私?潜在意識の力で、椅子を作った?

 

「創造主は自分」と聞いて、

「この世のすべてのものを、自分の潜在意識の力で創造している…ということかな?

で、では私がいま座っているこの椅子も、私の潜在意識が作りあげたもの…だっていうのか…!?」

と思う方もいるかもしれません。

まさにそのとおり!

その椅子は創造主であるあなたが、自らの潜在意識の力で作りあげたもの…!

 

 

 

 

 

なわけがない(;^ω^)

 

 

 

 

 

さすがの潜在意識にも、

「物理的に椅子(などの物体)を作り出す」

なんて力はないので、創造主というのはそういった意味ではありません。

 

 

あなたは潜在意識の力で、物体を椅子に変えられる創造主

 

ではどういう意味なのか?というと、これは、

「椅子を椅子たらしめているのは、あなたの潜在意識である」

という意味です。

 

 

あなたはいま椅子に座っている。

でも、そもそもなぜあなたはその物体を椅子だと思ってその上に座っているのでしょうか?

なぜならあなたの潜在意識下に、

「この物体は椅子である、座って使うものである」

という認識があるから、です。

もしあなたに「椅子」という認識がなければ、その物体を見ても椅子だとは思いようがないはずです。

その場合、

「なんだかよくわからない物体」

にすぎません。

 

 

しかし、あなたはその物体を「椅子だ」という認識を持って見た。

「座って使うものだ」という意味をそれに与えた。

なのでよくわからない物体は「椅子」になり、いまあなたのお尻の下にあります。

「もともとそこに椅子があった、だから私はそれを見て椅子だと思った」

と考えがちですが、そうではなくて、

「私がそれを見て椅子だと思った、だからそれは椅子になった」

です。

 

 

これはある意味、あなたが椅子を作っていますよね。

あなたの潜在意識(にある認識)によって、何でもない物体が「椅子」へと変わったのですから、そういう意味ではあなたは「椅子を作った創造主である」と言えます。

 

 

椅子の創造主であるなら、他のものの創造主でもある

 

その椅子を椅子たらしめているのは、あなたの潜在意識である。

あなたが椅子の創造主である。

…ということは、これって椅子以外のなんにでも当てはまりますよね。

 

 

世界のすべての物体、人物、事象は、潜在意識下になんの認識もない状態で見たとき、すべて何の意味もないものです。

もともと「きれいな花」があるわけではなく、あなたが、

「これは花だ、きれいだな」

という認識を持って見るので、無意味なものが「きれいな花」へと変わる。

美しい花を美しい花たらしめているのは、あなたの潜在意識。

あなたは美しい花の創造主、と言えます。

 

 

もともと「壮大な海」があるわけではなく、あなたが「これは海、なんと壮大だ」と思うので、それは壮大な海へと変化する。

壮大な海を壮大な海たらしめているのも、あなたの潜在意識。

あなたは壮大な海の創造主でもある。

 

 

もともと「嫌な人」が存在するのではなく、あなたが「この人、嫌な人だ」と思うので、それは嫌な人へと変化する。

嫌な人を嫌な人たらしめているのも、あなたの潜在意識。

あなたは嫌な人の創造主でもある。

 

 

…という感じで、世界のどのようなことにでも同じことが言えます。

つまりは、

「この世界をこの世界たらしめているのは、あなたの潜在意識。

あなたはこの世界の創造主である」

ということになります。

 

 

潜在意識で世界を作った創造主なのは、わかったけど…

 

で、いま、

「…まぁ、そのように言うならば、確かに私が自分の潜在意識で世を作った創造主である…と言えるが…。

…だから何だ?それがわかったところで、なんか変わるの?」

と思っている方もいるかもしれません。

いやはやー、仰るとおりで、正直これを「頭で」理解したところで、

「はぁ、そうなんですか」

ってだけだと思います(;^ω^)

 

 

なので「頭で理解する」のではなく「体感」してほしいんですね。

長々話しましたが、結局「あなたが創造主」って何が言いたいのかと言うと、

「世界がそう見えているのは、あなたがそう見えるような認識を持っているからだよ。

全部、あなたの潜在意識にある認識が原因なんですよ」

ということです。

これを理屈で理解するのではなくて、腑に落とすんです。

しばしの間、いろいろな人、もの、ことを見て、

「これがこう見えるのは、私の潜在意識下の認識のせい…」

「もし認識がなかったら、こうは見えてないし、こう見えてないならこう行動することもないよな…」

というふうに意識して過ごしてみてください。

そうしているうちにストンと、

「あぁー!確かに、全部が自分の認識なんだ!

世界って、私がそう思うからそうなってるだけなんだ!(私は世界の創造主なんだ!)」

と納得できるときがくると思います。

 

 

そして、自身がこの世界を創造していたと納得できたということは、つまり、

「だったら、自分(の潜在意識下の認識)が変われば世界が変わるんじゃん」

ということにも納得できた、ということです。

引き寄せをうまく使えないという方は、たいがい自分ではなくて世界(現実)を変えようとするからうまくいきません。

その世界を変えようという状態からスルッと抜け出して、

「私が変わればいいんだ!よし、そうしよう!」

というふうになれると思います。

そうしてあなたが変わるなら、それに合わせて世界も変わりますよ(*^^)v

 

 

世界がそう見えるのは、そう見えるような認識があなたの潜在意識下にあるからです。

あなたがその世界を作っている創造主です。

 

 

「引き寄せがうまくいかない人は、自分ではなく世界を変えようとしている」

と書きましたが、それについてもっと詳しく書いてある記事もありますので、ぜひ読んでみてください。

こちらの記事では「認識」という言葉ではなく「思考」という言葉を使っていますが、同じ意味だと思ってOKです↓

潜在意識の力で、現実(世界)を変える人と変えられない人の違い

 

 

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潜在意識で苦手の克服ができるときと、できないとき

花

 

苦手なこと、潜在意識を使って克服できる?

 

今回は「苦手克服」についてのお話です。

なにか苦手だと思っていることがあって、

「それを潜在意識の力で克服できないかな?」

と思っている方もいるかな、と思います。

克服は、もちろん可能です。

ですが、潜在意識の力を持ってしてもあんまりうまく克服できない場合も、あったりします。

そこでこの記事では、

 

①潜在意識の力を使うと、なぜ苦手を克服できるの?

②潜在意識の力を持ってしても、克服がうまくいかないのはどういうとき?

 

の2つについて、詳しくお話していきます。

 

 

潜在意識の力で、克服できるのはなぜ?

 

ではまず、

「①潜在意識の力を使うと、なぜ苦手を克服できるの?」

についてです。

 

 

仮にあなたが、

「大勢の前で話すのが苦手なのを克服したい」

と思っていて、けれどなかなかそれを克服できない…というとき、なぜなかなか克服できないのかというと、あなたの潜在意識下に、

「どうせ私など、話すことができるようにならない」

「私なんかの話はつまらないし、笑われちゃったらどうしよう…」

などなどの、話せるようになるのを邪魔する観念があるためです。

 

 

こういった邪魔な観念があると潜在意識が、

「ほう、私など話せるようにならない…だと…?

そう思ってるなら、そのとおりの現実にしてあげなくちゃ!」

と働き、うま~いことあなたが人前で話すことができないように誘導してきます。

そのため、なかなか克服できなくなります。

 

 

けれどそれならば、その邪魔な観念を消してしまえばいいですよね。

世にはいろいろな潜在意識メソッドがありますので、そういったものを使ったりして、

「私は人前で堂々と話すことができるぞ」

といった観念に変えていきます。

すると今度は潜在意識は、

「ほう、堂々と話すことができる…と思っているなら、そのとおりにしてあげなくちゃ」

と働きはじめます。

今度はうま~いこと、あなたが上手に話すことができるように誘導してくれるので、苦手克服!となります。

 

克服できないのは、能力がないからではない

 

苦手を克服できない…というとき、人はついつい、

「うぅ、私にはもともと能力がないから克服は無理なんだ…」

と思ってしまいがちです。

しかし、

「もともと人前で話す能力を持っていないから克服できない」

というわけではなくて、

「人前で話す能力は持ってはいるけれど、その能力を発揮するのを邪魔する観念があるので、潜在意識がその観念を叶えようとしてしまい克服できない

です。

能力自体はあるのですから、観念さえ変えれば苦手はちゃんと克服できます。

 

 

「克服すべき」では、潜在意識は動かない

 

ただ私は、

「②潜在意識の力を持ってしても、なかなかうまく克服できない場合もある」

と思っています。

それがどういうときかというと、

「特に克服する必要もないのに、『克服すべき』という義務感だけで克服しようとしている場合」

です。

 

 

たとえばあなたの将来の夢が、

「無人島で一人でのんびり、自給自足して生活すること」

だとします。

これだと誰と話すこともないわけですから、そもそも大勢の前で話すことができるようになる必要がありません。

このように、

「実はそれを克服できなくてもまったく問題ない」

というときもあります。

 

 

が、実際には克服できなくても全然問題はないにも関わらず、

「克服すべきなのだ」

と思い込んでいることも多々あるんですね。

世の中には漠然と、

「苦手を克服できるのは立派だ」

というような風潮がありますので、その風潮の影響を受けてなんとなく、

「そうか、じゃあ苦手を克服できない私は立派じゃないんだ…克服しなきゃ…」

と思ってしまったりもします。

「実際のところ、克服の必要性はあるのか否か?を考えた上で、必要性があると思ったから克服しようとしている」

というわけではなく、

「なんかわからないけど、苦手を克服するのは良いことなんだからとにかくそうしなきゃいけない」

という義務感から、克服しようとしている、ということですね。

 

 

この場合、顕在意識上で「克服したい」と感じていても、潜在意識下では、

「克服する必要はない」

と気づいてますので、潜在意識は克服する方向には向かわず、なかなか克服できない…となります。

(が、別に克服できなくて構わないのでそれでOKです)

 

 

一度、自分が克服したい内容を思い浮かべてみてください。

そしてそれに対して、

「私は、『克服したい』から克服しようとしているのか?

それとも、『克服すべき』だから克服しようとしているのか?」

と考えてみてください。

後者の場合は、無理をしてそれを克服をしようとするよりも、

「それを克服するのは良いことである、しないのは悪いことである」

という観念を手放すことで、生きるのが楽になると思います。

 

本当に自分の意志で克服を望むなら、潜在意識は働く

 

考えた結果、本当に克服の必要があるときももちろんあると思います。

仮にあなたの夢が、

「大企業の社長になる」

とか、

「テレビに出るアイドルになる」

とかでしたら、社員やファンのみんなの前で話ができたほうがいいですよね。

このように、

「克服することで人生はより豊かになるし、本当に自分の意志で克服を望んでいる」

という場合でしたら、潜在意識もちゃんと克服の方向へと向かいます。

 

 

潜在意識の力で苦手を克服することは可能ですが、その前に一度、

「本当に克服の必要はあるのか?」

についても考えてみてください。

 

 

「私は本当に、自分の意志で苦手を克服したいと思っている。

でも、邪魔な観念がなかなか消えてくれない…」

と思った方、観念を書き換えるワークもありますので、それについては以下の記事をどうぞ↓

潜在意識を書き換えるワークについて

 

 

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それ、考えすぎ。潜在意識の話を読んで、こうなっていませんか?

 

潜在意識の話って難しくて、考えすぎてしまう…

 

今回は、

「考えすぎは良くないよ~」

というお話です。

潜在意識の力をうまく使えない、という方のお話を聞いてみると、

「うーん、ちょっと考えすぎじゃないかな?

そうして考えすぎてるせいで、うまくいかないんだと思うけどなぁ…」

と感じることがよくあります。

この記事では、

 

①考えすぎの方が、よくする質問とは?

②考えすぎの方に、伝えたいこととは?

③考えすぎから、脱出するには?

 

の3つについて、詳しくお話していきます。

 

 

潜在意識について考えすぎた方が、よく抱く疑問

 

ではまず、

「①考えすぎの方が、よくする質問とは?」

についてですが、これは、

「潜在意識について、Aさんの言っていることとBさんの言っていることの、この部分が食い違っています。

どちらが正しいのでしょうか?」

というものです。

 

 

世の中には潜在意識についての本やサイトがたくさんありますので、そういうものをたくさん読んで考えているうちに、

「…あれ?この人とこの人の言ってること、ここが矛盾してない?」

となってしまうことがあります。

そして、その疑問を解消すべくまた別の潜在意識サイトを巡ったりするのですが、そうするとますます、

「あぁっ、BさんとCさんの言ってることも、ここが違ってる!」

「う…っ、CさんとDさんの言ってることも…!」

…みたいになっていってしまい、疑問が解消されるどころかますます増えていきます。

そうして「一体どういうことやねん…」と考えて考えて、どんどん深みにはまっていく…というのが、よくある考えすぎのパターンです。

 

 

潜在意識についての矛盾は、考えすぎても答えは出ない

 

次に、

「②考えすぎの方に、伝えたいこととは?」

についてですが、これは、

「潜在意識について話している方たちの言うことが、どこかで矛盾しているのは当然」

ということです。

 

 

うーん、たとえばですが…。

AさんとBさんが、同じ花を育てようと思ったとします。

Aさんは、めっちゃ乾燥している場所に花の種を植えました。

すぐにお水をあげないと、花は水不足で枯れてしまいます。

対してBさんは、ものすごく湿気の多い場所で育てようとしました。

すぐにお水をあげてたら、花は腐って枯れてしまいます。

もし2人に「花をうまく育てるコツは?」と聞けば、Aさんは、

「たっぷりお水をあげること!」

と言うでしょうし、Bさんは、

「あまりお水をあげないこと!」

と言うと思いますが、このときに、

「AさんとBさんの言ってることが矛盾してる!どっちが正しいの?」

と考えても…これは矛盾していて当然ですよね。

別々の場所で育てているのに、育て方が細部までぴったり同じで矛盾してないほうが、なにかがおかしいです。

 

 

あなたが同じ花を育てようとしたときに、AさんとBさん、どっちのやり方をそっくり真似してもうまくはいかないと思います。

あなたがいる場所はAさんともBさんとも違うのですから、適当な水の量はまた違ってきますよね。

あなたにとっての適切な水の量、というのは、実際にあなたが花を育てないとわかりません。

なので、

「AさんとBさんの言っていることを参考にしつつ、どちらがいいのかは実際に自分で確かめてみよう」

というのが正解だと思いますが、そうではなく、

「育てる前にもっとも適切な水の量がどれくらいか見極め、それに従おう」

と思うので、2人の言ってることが矛盾してるように感じられて、どちらが正しいのか?というふうに考えすぎてしまいます。

 

 

潜在意識について考えすぎるのは、事前準備をしたいから

 

いくら「花は同じ」と言っても、まったく同じように育っていくということはありません。

潜在意識のお話も同じです。

いくら「引き寄せをやっているのは同じ」と言っても、まったく同じように引き寄せに成功していく、ということはありません。

引き寄せをやっている方たちが、どのような場所でどうやって、何を考え生きているのか、ということは全然違います。

そのため「あ、これがうまくいくコツなんだ!」と思うことも、それぞれ違います。

伝えたいことが同じだったとしても、伝える際の言い回しなども、それぞれ違います。

それに対して、

「言っていることが違う、どちらが正しいのか?」

と考えても、矛盾しているのがごく自然なことなんですね。

別々の人間が実践して説明をしているのですから、実践や説明の仕方が細部までぴったり同じで、矛盾していないほうが不自然です。

 

 

花にやる水の量は、実際に花に水をやってみないとわからないのと同じく、

あなたにとっての適切な引き寄せ方というのは、実際にあなたが引き寄せをやってみないとわかりません。

なので、

「それぞれの言っていることを参考にしつつ、自分にとってどれが合っているのかは実際に自分で確かめてみよう」

というのが正解かと思いますが、そうではなく、

「引き寄せを実践する前にもっとも適切なやり方が何かを見極め、それに従おう」

と思うので、言っていることに矛盾があることに戸惑ってしまい、何に従うべきか?と考えすぎてしまいます。

 

 

考えすぎるのは、潜在意識下の恐れが原因

 

考えすぎの原因は、

「潜在意識について、事前に答えを知っておこう」

という気持ちが強すぎることですが、では、なぜそのように事前に答えを知っておきたいという気持ちが強くなるのか?というと、

「根本に『恐れ』があるから」

ではないかな?と思います。

 

 

潜在意識下に強く、

「失敗するのは怖い」

という気持ちがあれば、

「では、失敗しないように事前に準備を」

となります。

万全の準備をしておきたい、と思うほどに、細かいところまで気になって調べます。

しかし、細かいところにこそそれぞれの個性が出て、矛盾が多いものです。

調べれば調べるほどに矛盾や疑問点が増えるばかりで、準備が整うどころか考えすぎて深みにはまっていき、いつまでも準備が整わなくなります。

 

 

そして…そうして準備が整わないうちは、実践せずにすみます。

実践しなければ、失敗もせずにすみます。

ある意味、「失敗したくない」という願望は、既に叶っていると言えます。

 

 

潜在意識下の恐れと向き合えば、考えすぎなくなる

 

では最後に、

「③考えすぎから、脱出するには?」

についてです。

 

 

考えすぎの原因が、潜在意識下にある「失敗への恐れ」であるならば、

私はその恐れに気づき向き合うことが、考えすぎからの脱出につながると思います。

考えすぎている方って、

「もっともっと詳しく調べてよく考えて、答えを見つけよう!」

というふうに考えてますます考えすぎていくのですが、そうではなく、

「そもそも、万人共通の整合性の取れた答えなどないのだ。

私があるはずのない答えを求めてしまうのは、怖いからだ」

という事実と向き合ってみてください。

 

 

これはもちろん、

「どうせ私は怖がりですよ!」

とやさぐれろということではなく、

「私って、そんな怖がりだったんだ…やっぱダメだな…」

と自分を責めろということでもありません。

「そうかー、考えすぎの原因は、潜在意識の中の恐れ。そうだったんだな~」

と、ただまっすぐに事実を見てほしいということです。

別に恐れがあるのは悪いことではないのですから、恐れがあることに対して嫌だー、ダメだー、と思ったりせずに、

「へぇ、恐れかぁ~」

と、ただそういうふうに認めてください。

 

 

恐れに限った話ではないのですが、自分で気づいていなかったものって、

気づいて「そうなんだな」と認めると、消えていきます。

私は怖いのだな、と認めていくほどに怖くなくなっていき、

「考えてもしょうがないよね、それは、実践してみればわかることだ」

という気持ちに変化してゆくと思いますよ(*^^)v

 

 

考えすぎの原因は、潜在意識下の恐れ。

その恐れに気づき向き合うと、消えていきます。

恐れが消えれば、自然と考えすぎることもなくなります。

 

 

関連記事はこちらです↓

潜在意識の話が難しいと感じる方へ

 

 

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判断しないほうが、潜在意識の力をうまく使える

小槌

 

なぜ「判断しない」ことが、潜在意識をうまく使うコツなのか?

 

今回は、「判断しない」についてです。

潜在意識のお話では、

「良いとか悪いとか、判断しないことが大事」

と言われることもあります。

確かに「判断しない」ということは、潜在意識を上手に使う上でとっても大切なことだと思いますので、今回はここについて詳しくお話していきます。

 

 

潜在意識は、あなたの判断を現実化する

 

なぜ潜在意識のお話で「良い・悪いと判断しないように」と言われるのか?というと、

「その判断が現実化するから」

です。

 

 

たとえばあなたがテストで20点を取って、

「ぐおー!20点だと!?

こんなんじゃ、来月のテストも良い点を取るのは無理だー!」

と思ったとします。

これは、「テストの点数が20点」という事実に対し、

「これでは来月の点数も悪い」

という判断を下した、ということですね。

すると潜在意識は、

「ほう、来月の点数も悪いのか?

まかせろ、そう思っているならそのとおり、来月の点数も悪くしてあげちゃうぞ!」

ということで、来月の点数も悪くなります。

 

 

「今月の点数が20点だから」来月の点数も悪いのではなく、今月の点数が20点という事実に対し、

「よって来月の点数も悪いのだ、という判断を下すから」

来月の点数も悪くなります。

 

 

判断しないなら、潜在意識は動かない

 

テストに限らず人は何かが起きたとき、大概は瞬時に、

「これは良い、あれは悪い」

「これはこうなる、あっちはああなる」

といった判断を下します。

しかし、考える間もなく「こうだ!」と判断を下してしまうと、潜在意識はそこから即座に、

「では、その判断どおりに!」

と働きはじめてしまいます。

こうして潜在意識がバーッと動き始めてしまうのを防ぐために、「判断しない」ことが大切になってきます。

 

 

急に「次もダメだー!」と判断しないで、まず、

「ほう、20点…。今回のテストの点数は20点なのか、そうか」

というふうに、20点という事実だけを「そうだね」と受け止めます。

この時点では、事実に対して良いとか悪いとか、今後がこうなるああなる、といった判断は何もなされていませんよね。

なので潜在意識は、

「まだ何も指令(判断)が下らないな…。じゃ、まだ動かずにいよう」

というふうに、待機していて動きません。

 

 

そうして潜在意識を一旦待たせておいて、そのあとに、

「さて私はここから、どのような判断をすることにしようか?」

と考えてみます。

上で書いたように「次の点数も悪い現実」を潜在意識に作られちゃうと困りますので、ここは、

「今回が20点だったのは残念だけど、でもそれと来月がどうかは関係ないよね。

よし、次は良い点を取るぞ!私になら取れる!」

というような、ポジティブな判断をしたほうがいいですよね。

そうすると潜在意識はそこから、

「ほう、指令(判断)は『来月は良い点を取ること』か、まかせとき!」

と働きだしますので、来月の点数が良くなります。

 

 

ずっと判断しないままだと、潜在意識は待機したまま

 

中には、

「善悪などを判断しないこと」

と言われて、

「とにかく、物事を判断しないようにしよう…!」

と思っていた方もいるかもしれませんが、そういう意味ではありません。

本当に物事の判断をしないということは、点数20点に対して、

「ほー、20点か…」

と思った以上のことは思考しない、ということですが、これだと潜在意識は、

「おーい、指令は?このあとどうすりゃええのん?」

となってしまいますよね。

物事を判断しない状態がずっと続けば、潜在意識はずっと待機状態のままです。

確かにそれならば悪い現実が作られることはありませんが、代わりに、良い現実が作られることもなくなってしまいます。

 

 

なので「判断しない」と言っても、

「ずーっと判断しないでおく」

「一切合切の判断をやめる」

といった意味ではなくて、

「即座に『ああだ!こうだ!』と判断してしまう癖をやめましょうね」

というような意味です。

一旦は事実だけを受け入れるようにしますが(一旦は判断しないようにしますが)

そのあとは意識的になにかしらの判断を下して、潜在意識を良い方向へと向かわせてくださいね(*´ω`*)

 

 

「判断しない」ことで、潜在意識は待機状態に入り、望まない方向に走り出してしまうことはなくなります。

その後、意識的にどのような判断を下すか(潜在意識をどこに向かわせるか)選択してください。

 

 

関連記事はこちらです↓

潜在意識は「そんなの関係ねぇ!」と思えばそうしてくれる

 

 

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