
よく「決めるとそうなる」と言うけれど…?
今回は「決めるとそうなる」についてです。
これは引き寄せではよく使われる言葉なので、聞いたことのある方も多いのではないでしょうか?
この記事では、
①決めるとそうなるのは、なぜ?
②決めるとそうなるはずが、ならないのはなぜ?
③決めるとそうなる、がピンとこないときには?
の3つについて、詳しくお話していきます。
で、なんで決めるとそうなるの?
まずは、
「決めるとそうなるなんて、初めて聞いたけど…なんでそうなるの?」
という方のために、
「①決めるとそうなるのは、なぜ?」
についてです。
もう知ってるよーという方も、おさらいのつもりで読んでみてください(*´ω`*)
なぜ決めるとそうなるのか?というと、
「決めると、そうなるように無意識に行動してしまうから」
です。
これは全然難しいお話ではなく、たとえばあなたが、
「ラーメンを食べよう」
と決めたとします。
そうすると自然に、キッチンへ行ってカップラーメンを手に取る、お湯を沸かす…など、
「自分がやると決めたことを、実現させるための行動」
を取りますよね、なのでラーメンを食べることができます。
これはラーメンだけではなくて、その他のどのようなことでもそうです。
「どうせ私は人から嫌われる」
と決めるとそうなるように無意識のうちに行動してしまうので、そうなる。
「私はみんなの人気者だぜヘッヘーイ」
と決めるとそうなるように無意識に行動してしまうので、そうなる。
「決めるとそうなる」と聞くと、
「私が〇〇するぞ!と決めると、不思議なパワーが働いて、そのパワーがそうなるようにしてくれるってことかな?」
と思う方もいるかもしれませんが、実際には自分以外の不可思議なパワーがそうしてくれているわけではなくて、自分でやっています。
ただ、自分でやっていると言ってもあくまでも「無意識に」やっている場合が多いので、
「私はこうすると決めて、そしてそれが実現するように行動しています!」
という感覚ではなく、
「私がこうするって決めると、なぜか知らないけどそうなる」
という感覚なことが多いです。
決めるとそうなる…でも、なりませんけど?
では次に、
「②決めるとそうなるはずが、ならないのはなぜ?」
についてですが、原因は主に2つです。
そうならない、と決めるとそうなる
ひとつめの原因は、
「『決めるとそうなるなどということはない』と決めるとそうなるように行動してしまうから」
です。
「決めてもそうなるわけがないじゃない」
と最初に決めているため、その後無自覚のうちに、
「自分の決めたことが実現しないような行動」
を、取ってしまっているんですね。
そして、
「ほら、決めるとそうなるなんて嘘じゃないか」
となるのですが、これはある意味、ちゃんと自分が決めたとおりになっています。
昔どこかで見かけた言葉に、
「思いどおりにならないと思っていて、そして思いどおりにならなかったのなら、それは思いどおりになっている」
というものがあったのですが、まさにそうだなーと思った覚えがあります。
一度、
「私が決めてもそうならなかったことって、どんなことだったっけ?」
と振り返ってみてください。
おそらくそれは、あなたが事前に「決めてもそうなることはないだろう」と思っていたこと、のはずですよ。
決めるとそうなると言えど、さすがにこれは無理
2つめの決めてもそうならない原因は、
「自分の無意識の行動ではどうにもできないことだから」
です。
たとえばあなたが、
「よし、明日の天気は晴れにすると決めた!決めるとそうなるんなら、明日は晴れだよね?」
といっても、さすがにこれは晴れるとは限りません。
天候は、自分の行動によって変えられるものではないためです。
このように、
「さすがに、それは人間の行動でどうこうできるものではないよー」
ということを決めて「そうならない」と言っていなかったか?という点も、確認なさってみてくださいね(*´ω`*)
決めてもそうなるなんて、やっぱり納得がいかない…
最後に、
「③決めるとそうなる、がピンとこないときには?」
についてです。
ピンとこない一番の理由はやはり、
「自分でそうなるようにしているという自覚がないから」
だと思います。
裏を返せば、
「自覚ができればピンとくる・納得がいく」
わけですので、これからは「決めるとそうなる」を意識して過ごしてみてください。
「決めるとそうなるを意識して過ごせって、具体的に何をすればいいの?」
というと、とっても単純です。
「私は、〇〇すると決めている」と意識して行動する。
これだけです。
たとえばカレーを食べたいと思ったなら、食べる前に、
「よし、私はカレーを食べると決める。いま、そう決めているぞ」
と意識します。
そしてそのあとの行動(カレー屋さんに行くなど)も意識します。
「私はいま、自分で決めたことを実現すべく行動しているぞ」
というふうにです。
普段は無意識でやっていることを、こうして意識の上にあげていきます。
(1日中やっていると疲れるでしょうから、気が向いたときにちょこちょことやってみてください)
こうして、
「私は、何を決めているのか?」
「私は、どのように行動しているのか?」
ということを自分でよく見ていくと、
「あぁ、今まで気づかなかったけど、私って本当に自分の決めたとおりになるように行動してるんだな」
という実感が伴ってきて「決めるとそうなる」が腑に落ちるかと思います(*´ω`*)
「決めるとそうなる」のは、そうなるように無意識に行動してしまうから。
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モヤモヤするのは、潜在意識の状態が悪いから?
今回は「モヤモヤするとき」についてのお話です。
引き寄せを実践しはじめると、
「なんか、良いことが起きるようになるどころか、最近妙にモヤモヤするようになってきた…」
というふうに、モヤモヤを感じるようになることがあります。
これに対して、
「潜在意識がちゃんと働いてくれてないの?悪い方向に行っちゃってるの?」
と不安になってしまう方も多いのではないかと思いますが、ご安心ください。
モヤモヤするのは、むしろ良いことですよ(*^^)v
どういうことなのか、詳しくご説明していきますね。
潜在意識が弱いときには、モヤモヤすることはない
モヤモヤするのがどういうときか、というと、
「潜在意識と顕在意識が、もうすぐ一致しそうなとき」
です。
人間には、顕在意識と潜在意識の2つがあります。
この2つの意識は、いつも一致しているとは限りません。
たとえば、
〇顕在意識⇒人間は清貧であるべきだ!お金なんてたくさん持つべきではない!
〇潜在意識⇒お金がたくさんほしいよ、そしたらやりたいことができて楽しいよ。
というふうに、2つの意識の考えていることが、それぞれ別々の場合もあります。
(お金はあくまで例なので、お金以外のことでも2つの意識が分かれることはあります)
こうして顕在意識と潜在意識の考えていることが別々になっていて、かつ、顕在意識の考え(お金を持つべきじゃない)がとても強いときには、人はモヤモヤすることはありません。
仮に誰かに「お金を持つべきじゃないよ」と言われたりしても、
〇顕在意識⇒そのとおりだ!!!
〇潜在意識⇒い、いや、そうは思わない…思ってないのに~…顕在意識強すぎィ!!(;´Д`)
という感じで、本音(潜在意識の考え)が顕在意識にがっつりと抑えられてしまい、自分でも自分の本音に気づかなかったりします。
このように潜在意識が強く抑え込まれ、
「自分が納得できていないということに、自分で気づいていない」
という状態のときには、モヤモヤすることさえありません。
潜在意識が目覚め始めると、モヤモヤする
しかし、もっと幸せになりたいな…と引き寄せを実践していくうちに、潜在意識のほうが力を持ち始めてきます。
徐々に潜在意識が強くなってきたときに、誰かに「お金を持つべきじゃないよ」と言われると…、
〇顕在意識⇒そのとおりだ!!
〇潜在意識⇒そうかなぁ!?(☼ Д ☼)クワッ!!
と、これまで黙っていた潜在意識が出てきます。
自分の本音が出だしている、自分が納得できないということに自分で気づきかけている…という状態で、こういうときに、
「…あれ、なんでだろう…?なぜか、なぜかモヤモヤする…」
となります。
「モヤモヤするのは良くない」と、潜在意識を抑えつけないで
引き寄せではよく「良い気分でいましょう」と言われることがあります。
そのように頻繁に言われているとなんとなく、
「じゃあ、モヤモヤするなんて良い気分とは言えないし、ダメなんだ…」
「私の潜在意識が、なにか間違った方向に行っちゃってるってことなのかも…」
と思ってしまうかもしれません。
けれど実際には、
「潜在意識が間違った方向に行っている」
のではなく、逆に、
「潜在意識が、間違った方向に行くのを止めようとしてくれている」
ので、安心してください(*´ω`*)
一番良くないのは、
「いつも良い気分でいなきゃいけないんだ!
モヤモヤするなんて、ダメなことなんだ!」
と無理にモヤモヤを抑えつけ、感じないようにしてしまうことです。
それは自身の本音(潜在意識)を抑えつけようとしてしまっている、ということですので、そうはせず、むしろそのモヤモヤする感覚と向き合ってみてくださいね。
潜在意識下の本音に気づくと、モヤモヤすることはなくなる
モヤモヤするのを拒否してしまわず、
「私って、何にモヤモヤするのかな?
どういうことに納得がいってないのかしら?」
とちゃんと考えてみると、
「そ、そうだ!私は本当はお金がほしいんだ!」
と、自分の本音にハッと気づくことがあります。
こうして顕在意識上で自分の本音に気づくと、
〇顕在意識⇒お金なんていらない
〇潜在意識⇒お金がほしい
↑このように2つの意識が別々だった状態が、
〇顕在意識⇒お金がほしい
〇潜在意識⇒お金がほしい
と、一致します。
こうして一致すると、モヤモヤする感覚は解消されてスッキリしますよ(*^^)v
「モヤモヤする」のは、潜在意識が正しい方向へ導こうとしてくれているから。
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潜在意識の力で、願い事が急に叶う?
今回は「急に叶う」ということについてです。
潜在意識の話では、
「願いは、急に叶うこともある」
と言われることがありますよね。
けれどこう聞いても、
「うーん、私の願いは大きいし…こんな大きな願いがそんなに急に叶うとは思えないんだけど…本当なのかな?」
と、半信半疑の方もいらっしゃるかもしれません。
そこでこの記事では、
①急に叶うことは、本当にある
②かといって、「急に叶う」ということにとらわれないで
この2点について、詳しくお話していきます。
潜在意識によって急に叶うことは、確かにある
ではまず、
「①急に叶うことは、本当にある」
についてです。
これはよく言われることですが、顕在意識と潜在意識だと、潜在意識のほうがずっと視野が広く発想が豊かです。
顕在意識上では、どうやって願いを叶えればいいのかわからない状態だとしても、実はそのとき潜在意識のほうは、
「ほっほー、それを叶えるならここをこうすりゃいいだけじゃん!(*´▽`*)」
と、すでに解決策を見出していることもあります。
で、潜在意識は粛々とその解決策を実施してくれているのですが、自分の顕在意識上ではそのことに気づきません。
そのため叶ったときに、
「うわ、なぜか急に叶ったぞ!?」
と、自分で驚いてしまうこともあります。
いま顕在意識上でどうすればいいのかわかなくても、潜在意識のほうはもうわかっているかもしれません。
悲観せずに、リラックスしていてくださいね(*^^)v
ついつい、
「急に叶うなんて都合のいいことがあるものか、地道に行動せねば叶わぬはずだ」
と思いがちですが、顕在意識上であまりに強くそう思っていると、潜在意識がそれにつられてしまい、
「ほう、急に叶うなんてあるはずがない…と、そう思っているなら、そうしてあげないと。
よし、『地道に行動せねば叶わぬ現実』を作ったるで!(`・ω・´)」
となってしまう可能性もあります。
しかし、潜在意識の力で急に叶う、とも限らない
では次に、
「かといって、『急に叶う』ということにとらわれないで」
についてです。
確かに急に叶うこともあるのですが、これはあくまでも、
「願いは急に叶うこと『も』ある」
というだけで、
「願いは必ず、急に叶う」
というわけではありません。
急にではなく徐々に叶っていく、という場合も、もちろんあります。
そのことを忘れてしまわないようにも、ちょっと気をつけてみてほしいなと思います。
「急に叶う」という言葉に惑わされてしまうと…?
たとえばですが、あなたが漫画家になりたいとします。
そして顕在意識上で、
「この夢を叶えるには…出版社に地道に持ち込みだな!」
と思ったとします。
で、潜在意識もそれに対し、
「そやで、持ち込みがええで。
偶然誰かに見初められてお声がかかるのを待つより、自分から行ったほうが早いで。
よーし、お前さんはすぐに漫画書くのさぼってゲームするけど、これからは俺が、自然とゲームせずに漫画書いちゃうほうに誘導したる!
そんでその漫画を出版社に持っていくがいい、
早く持ち込みできるように応援するで!(`・ω・´)」
と思っているとします。
これは顕在意識の考えていることが正しく、潜在意識もそれをバックアップしようとしている、ということですね。
しかしあなたは潜在意識の本やサイトに、
「願いは急に叶うこともある」
と頻繁に書かれているのを見ているうち、こう思うようになってきました。
「そうか、願いは急に叶うものなのか…。
…ということは『地道に持ち込みを続ける』なんて方法は間違ってるってことかな?
そうじゃなくて、
『急に思いもよらないところからスカウトされて漫画家デビュー!』
とかじゃないと、急に叶ったって言わないよね…」
と。
そうして持ち込みをするのをやめて、ただただどこかからお声がかかるのを待つようになったとしたら…なかなか叶わなくなってしまいますよね。
こうして「急に叶う」という言葉に惑わされてしまい、かえって叶うのが遅くなってしまう場合もあります。
(漫画家はあくまでもただの例です。漫画家志望者は持ち込みしないと叶わない、という意味ではありません)
急に叶うにせよ叶わないにせよ、潜在意識に任せる
願いを叶える際、必ずしも「地道な行動が必要」とは限りません。
必要ではない場合は潜在意識が、
「わざわざ地道にやらんでも、俺がなんとかできるでー(*´▽`*)」
と働いてくれて、急に叶うことも確かにあります。
なので「地道にやらねばいけないはずだ!!」と強く思う必要はありません。
しかしその反面、必ずしも「地道な行動が必要ではない」とも限りません。
どうしてもその行動が必要な場合も、ときにはあります。
その場合潜在意識は、
「その地道な行動が、苦にならないようにしてくれる」
(なぜか自然に、ゲームをしなくなって漫画を描くようになってしまうetc.)
ことはあっても、
「地道な行動自体を、せずにすむようにしてくれる」
ということまではできないため、ただただ急に叶うのを待つ…という待ちの一手では、叶うのが遅くなってしまいます。
「急に叶うはずがない」でも「急に叶うはずだ」でもなく、
「急に叶うこともあれば、急に叶わないこともある」
です。
どちらかに極端に偏らないように、少し意識なさってみてください。
すぐに叶えられそうであれば、潜在意識はすぐに叶えてくれます。
すぐに叶えられそうにないならば、潜在意識は叶うまでの間、苦労を感じないようにしてくれます。
どちらにせよ、あなたの願いが叶うのに苦労は伴いませんよ(*´ω`*)
急に叶うこともあれば、急に叶わないこともある。
「どちらでもいい」と、潜在意識にお任せして。
「どちらでもいい」という言葉が出てきたので、それに関しての記事です↓
☆潜在意識は、どちらでもいいと思うと叶えてくれる?☆
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潜在意識の力で世界を作った、創造主…?
今回は「創造主」についてです。
潜在意識のお話だと、
「自分がこの世界の創造主である」
と言われることがありますよね。
しかし、
「そう言われるからそうなのかなってなんとなく思ってるけど…、
でも正直、自分が創造主とか言われても意味がよくわからない…」
と感じている方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、
「自分が創造主であるとは、どのような意味なのか?」
について詳しくお話していきます。
「椅子」の創造主も私?潜在意識の力で、椅子を作った?
「創造主は自分」と聞いて、
「この世のすべてのものを、自分の潜在意識の力で創造している…ということかな?
で、では私がいま座っているこの椅子も、私の潜在意識が作りあげたもの…だっていうのか…!?」
と思う方もいるかもしれません。
まさにそのとおり!
その椅子は創造主であるあなたが、自らの潜在意識の力で作りあげたもの…!
なわけがない(;^ω^)
さすがの潜在意識にも、
「物理的に椅子(などの物体)を作り出す」
なんて力はないので、創造主というのはそういった意味ではありません。
あなたは潜在意識の力で、物体を椅子に変えられる創造主
ではどういう意味なのか?というと、これは、
「椅子を椅子たらしめているのは、あなたの潜在意識である」
という意味です。
あなたはいま椅子に座っている。
でも、そもそもなぜあなたはその物体を椅子だと思ってその上に座っているのでしょうか?
なぜならあなたの潜在意識下に、
「この物体は椅子である、座って使うものである」
という認識があるから、です。
もしあなたに「椅子」という認識がなければ、その物体を見ても椅子だとは思いようがないはずです。
その場合、
「なんだかよくわからない物体」
にすぎません。
しかし、あなたはその物体を「椅子だ」という認識を持って見た。
「座って使うものだ」という意味をそれに与えた。
なのでよくわからない物体は「椅子」になり、いまあなたのお尻の下にあります。
「もともとそこに椅子があった、だから私はそれを見て椅子だと思った」
と考えがちですが、そうではなくて、
「私がそれを見て椅子だと思った、だからそれは椅子になった」
です。
これはある意味、あなたが椅子を作っていますよね。
あなたの潜在意識(にある認識)によって、何でもない物体が「椅子」へと変わったのですから、そういう意味ではあなたは「椅子を作った創造主である」と言えます。
椅子の創造主であるなら、他のものの創造主でもある
その椅子を椅子たらしめているのは、あなたの潜在意識である。
あなたが椅子の創造主である。
…ということは、これって椅子以外のなんにでも当てはまりますよね。
世界のすべての物体、人物、事象は、潜在意識下になんの認識もない状態で見たとき、すべて何の意味もないものです。
もともと「きれいな花」があるわけではなく、あなたが、
「これは花だ、きれいだな」
という認識を持って見るので、無意味なものが「きれいな花」へと変わる。
美しい花を美しい花たらしめているのは、あなたの潜在意識。
あなたは美しい花の創造主、と言えます。
もともと「壮大な海」があるわけではなく、あなたが「これは海、なんと壮大だ」と思うので、それは壮大な海へと変化する。
壮大な海を壮大な海たらしめているのも、あなたの潜在意識。
あなたは壮大な海の創造主でもある。
もともと「嫌な人」が存在するのではなく、あなたが「この人、嫌な人だ」と思うので、それは嫌な人へと変化する。
嫌な人を嫌な人たらしめているのも、あなたの潜在意識。
あなたは嫌な人の創造主でもある。
…という感じで、世界のどのようなことにでも同じことが言えます。
つまりは、
「この世界をこの世界たらしめているのは、あなたの潜在意識。
あなたはこの世界の創造主である」
ということになります。
潜在意識で世界を作った創造主なのは、わかったけど…
で、いま、
「…まぁ、そのように言うならば、確かに私が自分の潜在意識で世を作った創造主である…と言えるが…。
…だから何だ?それがわかったところで、なんか変わるの?」
と思っている方もいるかもしれません。
いやはやー、仰るとおりで、正直これを「頭で」理解したところで、
「はぁ、そうなんですか」
ってだけだと思います(;^ω^)
なので「頭で理解する」のではなく「体感」してほしいんですね。
長々話しましたが、結局「あなたが創造主」って何が言いたいのかと言うと、
「世界がそう見えているのは、あなたがそう見えるような認識を持っているからだよ。
全部、あなたの潜在意識にある認識が原因なんですよ」
ということです。
これを理屈で理解するのではなくて、腑に落とすんです。
しばしの間、いろいろな人、もの、ことを見て、
「これがこう見えるのは、私の潜在意識下の認識のせい…」
「もし認識がなかったら、こうは見えてないし、こう見えてないならこう行動することもないよな…」
というふうに意識して過ごしてみてください。
そうしているうちにストンと、
「あぁー!確かに、全部が自分の認識なんだ!
世界って、私がそう思うからそうなってるだけなんだ!(私は世界の創造主なんだ!)」
と納得できるときがくると思います。
そして、自身がこの世界を創造していたと納得できたということは、つまり、
「だったら、自分(の潜在意識下の認識)が変われば世界が変わるんじゃん」
ということにも納得できた、ということです。
引き寄せをうまく使えないという方は、たいがい自分ではなくて世界(現実)を変えようとするからうまくいきません。
その世界を変えようという状態からスルッと抜け出して、
「私が変わればいいんだ!よし、そうしよう!」
というふうになれると思います。
そうしてあなたが変わるなら、それに合わせて世界も変わりますよ(*^^)v
世界がそう見えるのは、そう見えるような認識があなたの潜在意識下にあるからです。
あなたがその世界を作っている創造主です。
「引き寄せがうまくいかない人は、自分ではなく世界を変えようとしている」
と書きましたが、それについてもっと詳しく書いてある記事もありますので、ぜひ読んでみてください。
こちらの記事では「認識」という言葉ではなく「思考」という言葉を使っていますが、同じ意味だと思ってOKです↓
☆潜在意識の力で、現実(世界)を変える人と変えられない人の違い☆
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苦手なこと、潜在意識を使って克服できる?
今回は「苦手克服」についてのお話です。
なにか苦手だと思っていることがあって、
「それを潜在意識の力で克服できないかな?」
と思っている方もいるかな、と思います。
克服は、もちろん可能です。
ですが、潜在意識の力を持ってしてもあんまりうまく克服できない場合も、あったりします。
そこでこの記事では、
①潜在意識の力を使うと、なぜ苦手を克服できるの?
②潜在意識の力を持ってしても、克服がうまくいかないのはどういうとき?
の2つについて、詳しくお話していきます。
潜在意識の力で、克服できるのはなぜ?
ではまず、
「①潜在意識の力を使うと、なぜ苦手を克服できるの?」
についてです。
仮にあなたが、
「大勢の前で話すのが苦手なのを克服したい」
と思っていて、けれどなかなかそれを克服できない…というとき、なぜなかなか克服できないのかというと、あなたの潜在意識下に、
「どうせ私など、話すことができるようにならない」
「私なんかの話はつまらないし、笑われちゃったらどうしよう…」
などなどの、話せるようになるのを邪魔する観念があるためです。
こういった邪魔な観念があると潜在意識が、
「ほう、私など話せるようにならない…だと…?
そう思ってるなら、そのとおりの現実にしてあげなくちゃ!」
と働き、うま~いことあなたが人前で話すことができないように誘導してきます。
そのため、なかなか克服できなくなります。
けれどそれならば、その邪魔な観念を消してしまえばいいですよね。
世にはいろいろな潜在意識メソッドがありますので、そういったものを使ったりして、
「私は人前で堂々と話すことができるぞ」
といった観念に変えていきます。
すると今度は潜在意識は、
「ほう、堂々と話すことができる…と思っているなら、そのとおりにしてあげなくちゃ」
と働きはじめます。
今度はうま~いこと、あなたが上手に話すことができるように誘導してくれるので、苦手克服!となります。
克服できないのは、能力がないからではない
苦手を克服できない…というとき、人はついつい、
「うぅ、私にはもともと能力がないから克服は無理なんだ…」
と思ってしまいがちです。
しかし、
「もともと人前で話す能力を持っていないから克服できない」
というわけではなくて、
「人前で話す能力は持ってはいるけれど、その能力を発揮するのを邪魔する観念があるので、潜在意識がその観念を叶えようとしてしまい克服できない」
です。
能力自体はあるのですから、観念さえ変えれば苦手はちゃんと克服できます。
「克服すべき」では、潜在意識は動かない
ただ私は、
「②潜在意識の力を持ってしても、なかなかうまく克服できない場合もある」
と思っています。
それがどういうときかというと、
「特に克服する必要もないのに、『克服すべき』という義務感だけで克服しようとしている場合」
です。
たとえばあなたの将来の夢が、
「無人島で一人でのんびり、自給自足して生活すること」
だとします。
これだと誰と話すこともないわけですから、そもそも大勢の前で話すことができるようになる必要がありません。
このように、
「実はそれを克服できなくてもまったく問題ない」
というときもあります。
が、実際には克服できなくても全然問題はないにも関わらず、
「克服すべきなのだ」
と思い込んでいることも多々あるんですね。
世の中には漠然と、
「苦手を克服できるのは立派だ」
というような風潮がありますので、その風潮の影響を受けてなんとなく、
「そうか、じゃあ苦手を克服できない私は立派じゃないんだ…克服しなきゃ…」
と思ってしまったりもします。
「実際のところ、克服の必要性はあるのか否か?を考えた上で、必要性があると思ったから克服しようとしている」
というわけではなく、
「なんかわからないけど、苦手を克服するのは良いことなんだからとにかくそうしなきゃいけない」
という義務感から、克服しようとしている、ということですね。
この場合、顕在意識上で「克服したい」と感じていても、潜在意識下では、
「克服する必要はない」
と気づいてますので、潜在意識は克服する方向には向かわず、なかなか克服できない…となります。
(が、別に克服できなくて構わないのでそれでOKです)
一度、自分が克服したい内容を思い浮かべてみてください。
そしてそれに対して、
「私は、『克服したい』から克服しようとしているのか?
それとも、『克服すべき』だから克服しようとしているのか?」
と考えてみてください。
後者の場合は、無理をしてそれを克服をしようとするよりも、
「それを克服するのは良いことである、しないのは悪いことである」
という観念を手放すことで、生きるのが楽になると思います。
本当に自分の意志で克服を望むなら、潜在意識は働く
考えた結果、本当に克服の必要があるときももちろんあると思います。
仮にあなたの夢が、
「大企業の社長になる」
とか、
「テレビに出るアイドルになる」
とかでしたら、社員やファンのみんなの前で話ができたほうがいいですよね。
このように、
「克服することで人生はより豊かになるし、本当に自分の意志で克服を望んでいる」
という場合でしたら、潜在意識もちゃんと克服の方向へと向かいます。
潜在意識の力で苦手を克服することは可能ですが、その前に一度、
「本当に克服の必要はあるのか?」
についても考えてみてください。
「私は本当に、自分の意志で苦手を克服したいと思っている。
でも、邪魔な観念がなかなか消えてくれない…」
と思った方、観念を書き換えるワークもありますので、それについては以下の記事をどうぞ↓
☆潜在意識を書き換えるワークについて☆
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