
なぜ「判断しない」ことが、潜在意識をうまく使うコツなのか?
今回は、「判断しない」についてです。
潜在意識のお話では、
「良いとか悪いとか、判断しないことが大事」
と言われることもあります。
確かに「判断しない」ということは、潜在意識を上手に使う上でとっても大切なことだと思いますので、今回はここについて詳しくお話していきます。
潜在意識は、あなたの判断を現実化する
なぜ潜在意識のお話で「良い・悪いと判断しないように」と言われるのか?というと、
「その判断が現実化するから」
です。
たとえばあなたがテストで20点を取って、
「ぐおー!20点だと!?
こんなんじゃ、来月のテストも良い点を取るのは無理だー!」
と思ったとします。
これは、「テストの点数が20点」という事実に対し、
「これでは来月の点数も悪い」
という判断を下した、ということですね。
すると潜在意識は、
「ほう、来月の点数も悪いのか?
まかせろ、そう思っているならそのとおり、来月の点数も悪くしてあげちゃうぞ!」
ということで、来月の点数も悪くなります。
「今月の点数が20点だから」来月の点数も悪いのではなく、今月の点数が20点という事実に対し、
「よって来月の点数も悪いのだ、という判断を下すから」
来月の点数も悪くなります。
判断しないなら、潜在意識は動かない
テストに限らず人は何かが起きたとき、大概は瞬時に、
「これは良い、あれは悪い」
「これはこうなる、あっちはああなる」
といった判断を下します。
しかし、考える間もなく「こうだ!」と判断を下してしまうと、潜在意識はそこから即座に、
「では、その判断どおりに!」
と働きはじめてしまいます。
こうして潜在意識がバーッと動き始めてしまうのを防ぐために、「判断しない」ことが大切になってきます。
急に「次もダメだー!」と判断しないで、まず、
「ほう、20点…。今回のテストの点数は20点なのか、そうか」
というふうに、20点という事実だけを「そうだね」と受け止めます。
この時点では、事実に対して良いとか悪いとか、今後がこうなるああなる、といった判断は何もなされていませんよね。
なので潜在意識は、
「まだ何も指令(判断)が下らないな…。じゃ、まだ動かずにいよう」
というふうに、待機していて動きません。
そうして潜在意識を一旦待たせておいて、そのあとに、
「さて私はここから、どのような判断をすることにしようか?」
と考えてみます。
上で書いたように「次の点数も悪い現実」を潜在意識に作られちゃうと困りますので、ここは、
「今回が20点だったのは残念だけど、でもそれと来月がどうかは関係ないよね。
よし、次は良い点を取るぞ!私になら取れる!」
というような、ポジティブな判断をしたほうがいいですよね。
そうすると潜在意識はそこから、
「ほう、指令(判断)は『来月は良い点を取ること』か、まかせとき!」
と働きだしますので、来月の点数が良くなります。
ずっと判断しないままだと、潜在意識は待機したまま
中には、
「善悪などを判断しないこと」
と言われて、
「とにかく、物事を判断しないようにしよう…!」
と思っていた方もいるかもしれませんが、そういう意味ではありません。
本当に物事の判断をしないということは、点数20点に対して、
「ほー、20点か…」
と思った以上のことは思考しない、ということですが、これだと潜在意識は、
「おーい、指令は?このあとどうすりゃええのん?」
となってしまいますよね。
物事を判断しない状態がずっと続けば、潜在意識はずっと待機状態のままです。
確かにそれならば悪い現実が作られることはありませんが、代わりに、良い現実が作られることもなくなってしまいます。
なので「判断しない」と言っても、
「ずーっと判断しないでおく」
「一切合切の判断をやめる」
といった意味ではなくて、
「即座に『ああだ!こうだ!』と判断してしまう癖をやめましょうね」
というような意味です。
一旦は事実だけを受け入れるようにしますが(一旦は判断しないようにしますが)
そのあとは意識的になにかしらの判断を下して、潜在意識を良い方向へと向かわせてくださいね(*´ω`*)
「判断しない」ことで、潜在意識は待機状態に入り、望まない方向に走り出してしまうことはなくなります。
その後、意識的にどのような判断を下すか(潜在意識をどこに向かわせるか)選択してください。
関連記事はこちらです↓
☆潜在意識は「そんなの関係ねぇ!」と思えばそうしてくれる☆
無料の動画講座を開催中です
引き寄せについて、さらに詳しく動画で学んでみませんか?
引き寄せで誤解しがちな点の解説や、願いが叶いやすい願望設定の仕方などについてお話しています。
動画の詳細については以下からどうぞ。

おすすめ動画のご紹介
山根洋士さんという方の動画で、とてもわかりやすく引き寄せについて解説をなさっています。
先日、動画がすべてリニューアルされてさらに理解しやすくなりました。
初めて見る方はもちろんのこと、以前に一度見たことがあるという方も、一新された内容がお役に立つのではないかと思います。
4話ともすべて無料です。


自分に許可を与えるって、つまり…なに?
今回は「自分に許可を与える」ことについてです。
引き寄せではよく、
「自分が自分に許しているものしか、引き寄せることはできない」
「望むものを受け取っていいのだよ、と自分に許可を与えるようにしましょう」
と言われますよね。
しかし、
「自分に許可を与えるって…なんかピンとこない。
具体的には何をどうすればいいんだ…?」
と戸惑う方も多いかと思いますので、ここについて詳しくお話していきます。
自分に許可を与える方法、3つ
自分に許可を与える方法というと、私がパッと思いつくのは、
の3つです。
自分に許可を与える方法①自愛
まずはひとつめの「自愛」ですが、これは引き寄せでは有名なので知っている方も多いかもしれませんね。
具体的にどのような方法かというと、
「とにかくただひたすら、自分を許していく」
というものです。
たとえば、
「私なんてダメな人間だー」
という考えが頭をよぎったのならば、
「でも、そう考えている自分のことを許すよ」
と自分に許可を与える。
「いやいや、私は自分のことを許すなんてできないもん!」
という考えが新たに出てきたならば、
「そうか、でもそう思ってる自分も許すよ」
とまた新たに自分に許可を与える。
このような感じで、自分の頭からどのような考えがどれほど湧いて出てこようとも、
ただただひたすらに「それでも許すよ」と許可を与えていくという方法です。
自分に許可を与える方法②パーミッション
ふたつめは「パーミッション」です。
これは言葉で、
「私は、〇〇をしてもいい」
「私は、私が□□することを自分に許可します」
などなど、自分に許可を与える言葉をえんえんと繰り返していく方法です。
細かい言い回しなどは決まっていませんので、許可を与える内容であればどんな表現を使っても構いません。
自分に許可を与えるのは、最初はピンとこないもの
中には、
「どっちも知ってるし、やったことある。
でも、やっても全然ピンとこなかったっていうか…『自分を許せた!』って感じがしないんだよなぁ…」
と感じた方もいるかもしれません。
でも、それが普通です。
やってすぐに「私は私を許せた!」とスカッとすることのほうが稀なので、「ピンとこない」というのがごくごく正常な反応です。
これは以前に別の記事でも書いたことなのですが、基本的に、潜在意識を変えるためには反復作業が必要です。
そうだな、こういうイメージをしてみてください↓

あなたの心のまわりは、「〇〇してはいけない」という固定観念で覆われています。
岩に覆われているような状態なのですが、この状態で、
「〇〇してもいいよ」
「それでも許すよ」
と自分に許可を与える言葉をかけても、最初は岩(固定観念)の表面をコツコツ…とちょっと叩いた程度の影響しか及ぼすことができません。
岩に阻まれて、心にまでその言葉が響いてこないので、
「なんか、全然ピンとこないんですが…」
となります。
けれど、「許すよ、許すよ」と延々延々、コツコツコツコツ叩き続けていくとどうなるでしょうか?
さすがの岩も段々とひび割れてきて、もろくなってはがれていきますよね。
そうしていくうちに、
「そうだ、私は本当にこれでいいんだ…!」
というふうに実感が伴ってくる…となります。
自愛もパーミッションも、最初のうちは、
「こんなことして、なんか意味あるのか…?」
と思いたくなるかもしれませんが、そういう気持ちになるのがごくごく普通のことですので、ほんの少しやっただけで「効果がない」と早急に判断せず、継続してみてくださいね。
自分に許可を与える方法③実際に行動する
中には、
「そうか、一気に岩をパッカーンと割る方法はないのか…」
と残念に思った方もいるかもしれませんが、そういう方法がないわけではありません。
早く岩を割りたい(「してはならない」という固定観念を崩したい)のであれば、「やってはいけない」と思っていることを、
「③実際に行動に移す」
といいです。
これは当然勇気がいりますが、やってみると、
「なんだ、やってはいけないいけないと思ってきたけど、やってもどうってことないじゃん!」
という大きな気づきを得ることができて、一気に「私は、これでいいんだー!」と、自分に許可を与えることができるようになると思います。
やはり言葉よりも行動のほうが強力ですので、手っ取り早いほうがいいという場合には、行動することをおすすめします。
「いや、そうして行動に移せないから悩んでるんじゃん…」
と思った場合には、コツコツと言葉で固定観念を崩していくしかないと思います。
固定観念が崩れてくるとだんだんと、
「ちょっと勇気を出して、行動にも移してみようかな?」
という気持ちに変わってきます。
そういう気持ちになってから行動しても遅くはありませんので、
まずは言葉で自分に許可を与えるようにしてみてくださいね(*´ω`*)
自分に許可を与える方法
①自愛
②パーミッション
③実際に行動する
関連記事です、パーミッションについて書いてあります↓
☆潜在意識下で、受け取り拒否をしていませんか?☆
無料の動画講座を開催中です
引き寄せについて、さらに詳しく動画で学んでみませんか?
引き寄せで誤解しがちな点の解説や、願いが叶いやすい願望設定の仕方などについてお話しています。
動画の詳細については以下からどうぞ。

おすすめ動画のご紹介
山根洋士さんという方の動画で、とてもわかりやすく引き寄せについて解説をなさっています。
先日、動画がすべてリニューアルされてさらに理解しやすくなりました。
初めて見る方はもちろんのこと、以前に一度見たことがあるという方も、一新された内容がお役に立つのではないかと思います。
4話ともすべて無料です。


エゴと向き合うことができず、拒否してしまう…
今回は「エゴと向き合う」ことについてです。
引き寄せの話だとよく、
「エゴに支配されると願いは叶わない」
「エゴに取り込まれないようにするためには、そのエゴと向き合うこと」
というふうに言われますよね。
けれど、
「エゴと向き合うって難しい、どうしても『こんなエゴがあるのは嫌だ!』と否定してしまう。どうすればいいの?」
とか、
「私はちゃんと、エゴに向き合うようにしているはずなのに…。
それなのになにも変わらないよ?なんでなの?」
と思っている方もいるかと思います。
そこでこの記事では、
①エゴと向き合うことができず、否定してしまうのはなぜ?
②エゴと向き合うようにしているはずなのに、何も変わらないのはなぜ?
の2つについて詳しくお話していきます。
エゴと向き合うことができないときに、強いエゴとは?
まず、
「①エゴと向き合うことができず、否定してしまうのはなぜ?」
についてですが、これは、
「エゴを持っていない人間でありたいというエゴが強いから」
ではないかな?と思います。
心の中に、
「エゴは、持っているよりも持っていない人間のほうが成熟している・優れている」
というような前提はないでしょうか?
その前提があるとそこから、
「私、劣っているより優れているほうがいいよー。
自分のことを、エゴがある未成熟な人間だなんて認めたくないよーというエゴ」
が生まれがちです。
すると、なにかしらのエゴが湧いてきたときに、
「湧いてきたエゴVSエゴなんて湧かない人間でありたいよーというエゴ」
の対立が起き、後者のエゴが勝った場合に、前者のエゴと向き合うことができなくなります。
この場合、後者のエゴと向き合うことができるといいですね。
「私は、エゴを持っている人間でありたくないというエゴが強いんじゃないかな?
そのエゴと向き合うことができず、取り込まれちゃってるんじゃないかな?」
と、一度考えてみてください。
エゴと向き合うようにしているときに、強いエゴとは?
次に、
「②エゴと向き合うようにしているはずなのに、何も変わらないのはなぜ?」
についてですが、こちらは、
「エゴと向き合うことができる人間でありたいというエゴが強いから」
かもしれません。
エゴを否定してしまうという方もいますが、中には逆に、積極的にエゴを受け入れようとする方もいます。
なにかのエゴが湧いてきたときに、
「こういうエゴが湧いてきたんだね、それでもいいよ。そんな私も私だって認めよう!」
というふうに、どんどん肯定して認めようとします。
一見、
「積極的にエゴと向き合う作業をしようとしているのだし、それの何がいけないの?」
と感じるかもしれませんね。
けれど私は、積極的にエゴを受け入れようとしている方を見ていて、ある種の不自然さを感じることもあります。
なんというか…、本当にエゴと向き合っているというよりは、
「エゴを拒否する人間より、向き合える人間のほうが成熟している・寛容である」
という前提があり、そこから、
「私、狭量より寛容なほうがいいよー。
自分のことを、エゴを受け入れられない未成熟な人間だなんて認めたくないよー、というエゴ」
が生まれてきていて、そのため何かのエゴが湧いてきたときに、
「湧いてきたエゴVSこのエゴを受け入れられる人間でありたいというエゴ」
の対立が起き、後者のエゴのほうが強いので、
「エゴを拒否するような人間でありたくないというエゴに呑み込まれ、拒否せず受け入れたふりをしているだけ」
になっているようだぞ?と感じる方も、いらっしゃいます。
何も変わらないという場合には、一度、
「私は、エゴと向き合うことができる人間でありたいというエゴが強いのかもな?
そのエゴと向き合うことができず、取り込まれちゃっているのかも??」
と考えてみるといいかなと思います。
自分をすごいと思いたいというエゴと向き合う
私は、エゴと向き合うことができない理由って大概は、
「自分を実際よりもたいした人間だと思いたいというエゴ」
が強いからじゃないか、と思うんです。
なので、そちらのほうのエゴに気づいて向き合うようにすると、
その他のエゴと向き合うことは容易になると思います。
もちろんこれは、
「どうせ私なんて、実際にはたいしたことない人間なんだー!」
と卑屈になれ、という意味ではありません。
そうではなくただただまっすぐに、
「そうか、私は思っているほどではないんだな、そうなんだな」
と、事実をまっすぐに見て受け入れてほしいという意味です。
その事実と向き合う前って怖いものですが、向き合ってしまうと、
とても楽になれることに気づくと思いますよ(*´ω`*)
エゴと向き合うことができない理由は、だいたいの場合、
「自分を実際よりもすごいと思いたいエゴ」
が強いから。
エゴと向き合うためには、個人的には自己観察がおすすめです。
自己観察については以下の記事をどうぞ↓
☆自己観察について☆
無料の動画講座を開催中です
引き寄せについて、さらに詳しく動画で学んでみませんか?
引き寄せで誤解しがちな点の解説や、願いが叶いやすい願望設定の仕方などについてお話しています。
動画の詳細については以下からどうぞ。

おすすめ動画のご紹介
山根洋士さんという方の動画で、とてもわかりやすく引き寄せについて解説をなさっています。
先日、動画がすべてリニューアルされてさらに理解しやすくなりました。
初めて見る方はもちろんのこと、以前に一度見たことがあるという方も、一新された内容がお役に立つのではないかと思います。
4話ともすべて無料です。


観念を変えると、うまくいくと言われても…
今回は「観念を変える」についてです。
引き寄せだと「観念を変えるとうまくいく」と言われますよね。
私自身もよく、
「こういう観念があるとうまくいかないから、その観念から距離を取ってね」
というふうに言うことがあります。
しかし、
「か、か、観念を変えるだとか距離を取るだとか…そんなの具体的にどうやればいいんだ?」
と思っている方もいるかもしれませんね。
そこでこの記事では、観念を変えるにはどうすればいいのか?について詳しくお話していきます。
「お、なんかすごいことが聞けそう!」
と思った方もいるかもしれませんが、いや、スミマセン別にすごいことは言いません(;^ω^)
どっちかっていうと、基礎中の基礎みたいなお話です。
が、基礎ってつい忘れておろそかになるので、基礎をおさらいするつもりで読んでみてくださいね(*´ω`*)
反復して思考の修正をし、徐々に観念を変える
観念を変える方法は、主に3種類あります。
①反復して思考の修正をし、徐々に観念を変える方法
②古い観念から距離を取り、徐々に観念を変える方法
③反復作業を飛ばし、今この瞬間に観念を変える方法
です。
ではまず、
「①反復して思考の修正をし、徐々に観念を変える方法」
についてです。
この方法で代表的なのはアファメーションですね。
人間は、
①潜在意識下の観念をもとにして
②顕在意識上で思考する
という順番です。たとえば、
①潜在意識下に「私は貧乏だ」という観念があり、それをもとにして
②顕在意識上で「お金持ちになりたいな~」と思考する
という感じです。
①「私は貧乏だ」という観念を変えるとうまくいくのですが、
そうは言っても、今日いきなり「私は金持ち!」という観念に変わる…ということはなかなかありませんよね。
なので、顕在意識上で何度も「私は金持ち、金持ち…」と思考するようにする、これを反復して行います。
そうすると、
①顕在意識上の「私は金持ち」という反復作業の影響を受け、
②潜在意識下の「私は貧乏」という観念も徐々に「私は金持ち」へと変化していく
となり、観念を変えることができます。
自愛も、観念を変えるアファメーションの一種
よく引き寄せの話に「自愛」が出てきますよね。
ひたすらに自分を許す作業をするというものですが、これはアファメーションの一種のように思います。
①顕在意識上で「許す、許す」という反復作業を続けることで、その影響を受け、
②潜在意識下の「私はダメだ」という観念が徐々に「私はこれでいいんだ」へと変化していく
という流れなので、アファメーションと同じく「反復作業を行うことで観念を変える」という方法です。
でも通常のアファメーションに比べると、自愛は淡々としていて静かな印象ですね、個人的に。
古い観念から距離を取り、徐々に観念を変える
次に、
「②古い観念から距離を取り、徐々に観念を変える方法」
についてです。
瞑想や自己観察がこれに当たるかなーと思います。
アファメーションで「金持ちだー」と思おうとしても、
「ぐわー、そんなわけない無理無理」
という思考が湧いてくることがありますよね。
こういう思考は、湧いてきても気にせずガン無視でOKなのですが、無視しきれずに、
「そうだ、私になんて無理なんだ…!」
と深く落ち込んでしまう方もいます。
そういう方は、瞑想や自己観察を一度試してみても良いと思います。
続けていくと、
「そうだ、無理なんだうわーん」
という状態から、
「ふーん、無理という思考が湧いてきてるんだ…」
という感じに変わり、その思考に取り合わずにいられるようになります。
こうなると、
「無理って思考に構ってるより、楽しいことを考えよう」
というふうに、自身の思考をコントロールできるようになります。
前向きな思考の反復が容易になりますので、徐々に観念が変わっていきます。
古い観念を捨てれば、自然と新しい観念に変わる
アファメーションは、
「さあ、今から観念を変えるんだ!」
みたいなわりと積極的な感じがしますが、瞑想や自己観察は、
「新しい観念に変えるぞ!というよりも、まず古い観念(から湧き上がってくる思考)と距離を取れるようになりましょう。
それができればあとは自然と、新しい観念に変わるんで」
という感じですね。
反復作業を飛ばし、今この瞬間に観念を変える
最後に、
「②反復作業を飛ばし、今この瞬間に観念を変える方法」
についてです。
これは「なる式」や「完璧認定」がそうですね。
完璧認定は完璧に「なる」やり方なので、なる式の一種かな。
「私は金持ち、金持ち…」
というふうに思考を反復させることで徐々に観念を変えるのではなく、
「はい、金持ちになった!!!!」
と、今この瞬間に決めてしまう、この場でガツンと一気に観念を変える方法です。
もう観念は変えおわったのですから、今後は観念を変えるための反復作業は必要ありません。
これはちょっと「??」となる方が多いようです。
確かに、
「観念を変える方法は?」
と聞いて、
「今この瞬間、観念を変えるんです!」
とか返事がきても、
「えっ、いやだから…その観念を変える方法はなんだって聞いてんだよ!(゚Д゚;)」
みたいになりますよね(;^ω^)
うーん、私もなる式に関してはどう説明すればうまく伝わるのかちょっと迷うのですが…。
えーと、まず、観念を変えるには「基本的には」反復する必要があります。
ただ、
「いついかなるときにも、反復しないと観念を変えることができないのか?」
というと、そういうわけでもありません、ガッと一気に変わることもあります。
たとえば、「この人すごく優しくて、好き」と思っている相手がいたとします。
でもある日、その相手が子猫をいじめて楽しんでいるところを見たとすると、見た瞬間、
「こんな人だと思わなかった!ひどい!!」
というふうに、一気に見る目が変わったりするのではないかと思います。
これは「相手は素敵」という観念が、一瞬で「相手はひどい」へと変わった、ということです。
このように、反復せずとも一気に観念が変わる場合もあります。
自発的に自分の意志で、一気に観念を変える
こうして一気に観念が変わる現象は通常、
「なにか衝撃的な出来事を体験したとき」
にしか起きません。
「そうだよな、なにか大きな出来事でもあれば別だけど、自発的にやろうと思ってもなかなか難しそうだよなぁ…」
と思った方もいるかもしれませんね。
が、しかし、
「いや、やろうと思えばやれるだろ?
なにか衝撃的な出来事が起きるのを待つんじゃなくて、今この瞬間、自発的にやると決めてやるんだよ!」
というのがなる式だ…と考えると、わかりやすいかな?と思います。
観念を変える方法は、使い分けていい
中には、
「ぐぐぐ…私にはそんな一気に、観念を変えるなんてできない…」
と思った方もいるかと思いますが、Aという観念を変える際になる式ができなくても、Bという観念を変える際にはなる式のほうがうまくいく、というふうに、時と場合によって違ってくることもあります。
ひとつの観念を変えようとしてなる式でうまくいかなかったからといって、
「私にはなる式はできないんだ…」
とは思わず、別の機会に試してみるのも良いと思います。
観念を変える方法はひとつしか使っちゃいけない、なんてことはないですから、
Aの観念を変えるときにはアファメーション、
Bの観念を変えるときには自己観察、
Cの観念を変えるときにはなる式…というふうに使い分けてもOKですし、何かと何かを組み合わせてもいいですよ(*^^)v
①反復して思考の修正をし、徐々に観念を変える方法(アファメーション、自愛)
②古い観念から距離を取り、徐々に観念を変える方法(瞑想、自己観察)
②反復作業を飛ばし、今この瞬間に観念を変える方法(なる式、完璧認定)
それぞれについてより詳しく説明した記事もありますので、興味があればご覧になってみてください↓
無料の動画講座を開催中です
引き寄せについて、さらに詳しく動画で学んでみませんか?
引き寄せで誤解しがちな点の解説や、願いが叶いやすい願望設定の仕方などについてお話しています。
動画の詳細については以下からどうぞ。

おすすめ動画のご紹介
山根洋士さんという方の動画で、とてもわかりやすく引き寄せについて解説をなさっています。
先日、動画がすべてリニューアルされてさらに理解しやすくなりました。
初めて見る方はもちろんのこと、以前に一度見たことがあるという方も、一新された内容がお役に立つのではないかと思います。
4話ともすべて無料です。


潜在意識のお話が、腑に落ちない理由とは?
今回は、「腑に落ちない」ときのお話です。
潜在意識のお話を読んでいて、
「ぬぬぬ、わかるようなわからんような…。
なーんか腑に落ちないんだよなぁ…」
と感じている方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、
①腑に落ちないのは、なぜ?
②「順序が逆」という話も、腑に落ちないままでいい
③腑に落ちないまま、3日以上は続けてみて
この3つについて、詳しくお話していきます。
腑に落ちないのは「潜在意識の話を実践していないから」
ではまず、
「①腑に落ちないのは、なぜ?」
についてですが、これは、
「実際にやってないから」
という場合がほとんどではないかな?と思います。
私はよく、
「潜在意識の話の、この部分がどうも腑に落ちないのですが…」
というご質問をいただきますが、このご質問をしてくる方は、
①実際に引き寄せを実践していて、その上で話に腑に落ちない点があると思っている方
②話の内容が腑に落ちたら、実際に引き寄せを実践してみようと思っている方
の2種類に分かれます。
前者のタイプの方は遅かれ早かれ、
「あぁ、そういうことか、わかった!」
となるのですが、後者のタイプの方は、ずーっと腑に落ちない状態が続きます。
腑に落ちるというのは実践しないかぎり起きないことですから、
腑に落ちたら実践しよう、というのでは、順序が逆になってしまっているので腑に落ちないままなんですね。
種を植えないと芽は出ないのに、芽が出たら種を植えよう、と思っているので芽が出ないまま、という感じです。
潜在意識の話に限らず、やってみないうちは腑に落ちないもの
これは潜在意識のお話に限ったことではないのですが、
物事っていきなり腑に落ちることは、あまりないです。
仕事や勉強、部活や習い事…なんでもいいのですが、上手な人に「うまくできるコツ」とか聞いても、聞いた瞬間に、
「ファー!!そうか、そうだったのかー!!」
とか腑に落ちて突如上手になることって、まずないですよね。
最初は、
「そうするとうまくいくと言うなら、やってみようかな…」
という腑に落ちない状態のままとりあえず試してみて、それを続けていくと突然に、
「あっ、こういうことか!!」
とスコーンと腑に落ちる瞬間がきて、そこからうまくいったりします。
潜在意識の話も同じで、やる前に、話だけを聞いて腑に落ちるということはそうそうありません。
最初は腑に落ちないままでいいので、とりあえずやってみる。
そうするとふと「あ、そうか」とわかる瞬間がきたりします。
ずーっと腑に落ちない状態が続いているという方は、
「私は、『腑に落ちたら実践しよう』と考えていなかったかな?」
と振り返ってみてください、それだと逆ですぞ~(`・ω・´)
「順序が逆」という話も、腑に落ちないままでいい
次に、
「②『順序が逆』という話も、腑に落ちないままでいい」
についてです。
腑に落ちないという方はおそらく、
「実践するから腑に落ちるのであって、腑に落ちたら実践しようというのでは逆だ」
というこの言葉も、いまは腑に落ちない状態ではないかと思います。
「言ってることはわかるけど…」
みたいな感じじゃないかと思いますが、それで合っていますよ。
その腑に落ちない状態のまま、実践してくださいね。
ここでスコンと腑に落ちないからといって、
「なにか他に、自分を納得させてくれるものはないかな?」
と探し始めてしまっては、また「腑に落ちたら実践しよう」をやってしまっていることになります。
先ほども言いましたが、ひとまずやってみる。
とりあえずやっていくうちにいずれ、
「あぁ、腑に落ちたら実践しようだなんて、順序が逆じゃん!!」
ということが腑に落ちる時がくると思います(*^^)v
③腑に落ちないままで、潜在意識メソッドを3日以上
実践する内容は、何でも構いません。
潜在意識メソッドのうちのどれかひとつを選び、最低でも3日は続けてみてください。
(「3日は続けろ」というのは「4日からしなくていい」という意味ではなくて「4日目からするのが楽になってくる」という意味です)
潜在意識は変化を嫌う意識で、特に最初の3日ほどは抵抗が激しい期間です。
この3日の間に潜在意識に負けてしまって、取り組み始めたことをやめてしまう方が多いので、世には「3日坊主」なんて言葉もありますね。
続かなかったことに対して、
「このメソッド、私には合わなかったんだな」
と思い、では別のメソッドを…と試し、それも続かないのでまた別のものを…と、ずるずると引き寄せジプシーになっていく方も多いです。
が、メソッドが合う合わないに関わらず、潜在意識の抵抗は最初は激しいものです。
3日を超えずに「合わない、腑に落ちない」と結論を出すのは性急ですので、
ひとまずは「3日の峠を越えよう」と思い、続けてみてください(*´ω`*)
腑に落ちない原因は、たいていは「実際にやっていないから」
潜在意識メソッドを、少なくとも3日以上続けてみてください。
「腑に落ちない」関連の記事はこちらです↓
☆「既にある」を、体感しようとする必要はない☆
無料の動画講座を開催中です
引き寄せについて、さらに詳しく動画で学んでみませんか?
引き寄せで誤解しがちな点の解説や、願いが叶いやすい願望設定の仕方などについてお話しています。
動画の詳細については以下からどうぞ。

おすすめ動画のご紹介
山根洋士さんという方の動画で、とてもわかりやすく引き寄せについて解説をなさっています。
先日、動画がすべてリニューアルされてさらに理解しやすくなりました。
初めて見る方はもちろんのこと、以前に一度見たことがあるという方も、一新された内容がお役に立つのではないかと思います。
4話ともすべて無料です。
