現実からの挑戦状とはなんなのか?
今回は「現実からの挑戦状」についてです。
現実からの挑戦状とは具体的にどのようなものかと言うと、
願望実現の前には、望まない嫌なことが現実に起きてくる。
現実のほうが、
「これでもまだ、叶った私になったと思えるのか?
(これでもまだ、願望実現を諦めずにいられるか?)」
という感じで挑んでくる。
これを現実からの挑戦状と呼ぶ。
ここで、
「こんな嫌なことが起きるなんてもうダメ…」
とくじけず、どんと構えていること。
そうすれば現実は望む方向へと動き出していく。
現実からの挑戦状が来ちゃったよ~…と落ち込むよりは、
「叶う前の招待状が来た!」
という感じに受け止めて喜んでおけばいい。
というものです。
本来、現実からの挑戦状が来ることはない
これなんですが、私はこのような現実からの挑戦状はやってこないと思います。
ただ、このような考え方で対処することもひとつの方法だと思います。
現実からの挑戦状がこない理由
まず、なぜ現実からの挑戦状がこないと思うかというと、
現実のほうが、
「これでもまだ、叶った私になったと思えるのか?
(これでもまだ、願望実現を諦めずにいられるか?)」
という感じで挑んでくる。
という、この部分が引き寄せの原則からはずれてしまっていると感じるためです。
「さて挑戦状を送るべか、本人は挑戦状ほしいって思ってないけど、こっち(現実)はあなたを試したいから送るよー」
というような、その人の思考を無視して現実が勝手に動くかのような感じなのですが、
「思考が主で、現実は従。本人の思考と関係なく現実が勝手に動くことはない」
というのが引き寄せの原則ですので、この原則にのっとるならばそのようなことは起こりえない、となります。
現実からの挑戦状がくると考えてはいけないわけでもない
ただ、この現実からの挑戦状というのは別に、
「自分の思考とは関係なく、現実のほうが勝手にこちらに挑んでくるんだよ!」
ということを言いたいわけではないんじゃないかな?とも思います。
「本来は、自分の思考とは関係なく現実が勝手に動くなんてことはない。
もちろんそれはわかってるんだけど、でも嫌なことが起きたときってついつい、
『現実が勝手に嫌な方向に動いた』というふうに感じちゃうものだよね。
そんなときには、
『いやいや、引き寄せ的には現実が勝手に動くはずないんだから、そう感じる私は間違ってるんだ!』
とか、
『引き寄せ的に言えば私がこの現実を引き寄せたはず、私の何が悪かったんだろう…』
とか思ったりせず、
『ほほ~、現実からの挑戦状が来たのだな~。ま、これは叶う前兆みたいなもんさ!』
と思って、どんと構えて動じずにいようよ」
ということを言いたいだけじゃないのかな?とも思うし、それはアリだと思います。
引き寄せの実践の際に、これこれこのように考えてはいけない、などという決まりはないですから、自分が前向きに取り組める考え方をすればいいと思います。
仮に本当に、
「自分の思考とは関係なく、現実のほうが勝手にこちらに挑んでくるんだよ!」
という意味合いで言われていることだとしても、そう考えている本人がちゃんと願望を実現して幸せでいられるのならば、
引き寄せの原則からはずれてるから考えなおすべきだ!とか他人が口出しすることでもないんじゃないかなあと思います。
なによりも大切なのは本人が幸せであることですから、そこを満たしているならそれでいいんじゃないかなと。
現実からの挑戦状とは、意味づけをはずさないまま行う引き寄せ
たとえばあなたが、お金持ちになりたいと思ったとします。
当然、ここから何かしらの方法でお金が入ってくることを期待すると思うのですが、
なぜか入ってくるどころか、財布を落とすという嫌な経験をしてしまったとします。
このようなときの対処法は、大きく分けて2つです。
①財布を落とすというのは、本当は嫌な出来事ではないと気づく
②財布を落としたことを嫌な出来事としたまま、それを乗り越える
①については以前にこちらの記事でもお話したことがあるのですが、
本来、どのような現象が起きようともその現象に善悪や優劣はありません。
ただの現象に人があとから良い悪いという意味づけをしているだけです。
「これは悪い出来事だ」
という意味づけをしたところから悪い引き寄せが始まってしまうわけですから、
ならばその意味づけをしなければいい、となります。
いったんは、うわ財布落として最悪だ~!という意味づけをしてしまったとしても、
「あ、いやいやでも、本来は財布を落とすという現象に良いも悪いもないんだった」
「私がお金持ちになりたいことと、財布という物体が落下したという現象にはなんら関連はないんだったわ」
ということに気づいて悪い意味づけをはずせば、今後は悪いものを引き寄せずにすみます。
これが、①財布を落とすというのは、本当は嫌な出来事ではないと気づく、というやり方です。
②のやり方に該当するのが「現実からの挑戦状」
現実からの挑戦状というのは、
②財布を落としたことを嫌な出来事としたまま、それを乗り越える
のほうに当てはまると思います。
①のように、
「本来、現象はニュートラルなもので善悪はない」
という点に着目するわけではなく、財布を落としたことに「悪いこと」という意味づけをしたまま、それを上手に乗り越えようとするやり方です。
悪い意味づけをしてしまうと人はそこからついつい、
「なんでこんな悪いことを引き寄せちゃったんだろう…」
「もっと悪いことが起きたらどうしよう…」
というふうにネガティブになっていきがちですが、そうではなく、
「これは叶う前の招待状だ、叶う前兆なのだ」
という解釈をして、それには動じずにいよう、という感じですね。
これはどっちのやり方が良い悪いということはなくて、
自分の性格に合ってるか合っていないかで選べばいいと思います。
「本来、悪いことなんて何もないのだと考えるとなんだか気持ちが楽になるな~」
という方は①のやり方を、
「悪いことではないなんて思おうとしても無理…。
そんなくらいなら、悪いことだとしたままにそれを前向きに乗り越えよう!というほうが性に合っている」
という方は②のやり方を選べばいいですね(*´ω`*)
本来、現実が勝手に動いて挑戦状を送ってくることはないが、
そのように考えることで前向きに引き寄せに取り組めるのであればそれもアリ。
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自愛がいいと言われても、うまくできない…という方は?
今回は自愛についてです。
自愛とは、
「ただひたすら、自分を許していく」
というもので、この自愛をすることによって人生がうまくいく、潜在意識が書き換わる、というふうによく言われます。
が、中には自愛をやってみてもどうしてもうまくできないという方もいらっしゃいますので、自愛ができない方は何が原因でできないのか?についてお話していきます。
自愛とはこのようなものである、という固定観念はないか?
自愛(許す)ができない原因のひとつとして、
「愛や許しとはこれこれこのようなものである、という固定観念が強い」
というものがあげられると思います。
たとえばAさんが、
「自分を許したときには、きっと心から温かさがあふれ出てくるはずだ」
と思っているとします。
なんとなくそういうイメージを抱くのもわからないではないのですが、
「自分を許した場合、心から温かさが出てくるものである」
というふうに定義づけているということは、裏を返すと、
「心から温かさがあふれてこなかった場合には、それを許しだとは認めない」
と定義づけているということです。
で、そのような定義を持ってして自愛を行うと、
「ぜんぜん心が温かくなんてならない、よってこれは許すということができていないということである」
となり、自愛ができないけどどうしよう…となりますよね。
自愛は実は、わりと淡々とした作業である
ただ、実際のところ自愛って、最初のうちは別に心が温かくなんてならないことのほうが多いと思います。
以前に自愛について一度記事にしたことがあって、その記事にも書いたことなのですが(その記事へはこちらから)
自愛ってわりと淡々とした作業なので、やってるときに温かみやら感動やら喜びやらはな~んにもないこともよ~くあります。
そんなもんですので、
「どうすれば許せる(温かみを感じられる)のだろう?」
と考えるよりも、
「そもそもその、『許し=心から温かさが…』という定義づけ、いるかな?」
と一度考えてみてほしいなと思います。
心から温かさが…というのはいまパッと思いついた一例にすぎませんが、
自愛ができないという方ってなにかしら、愛や許しというものを特別なものだと定義している場合が多いように感じますので、
その定義づけがなくなれば自愛はずっとやりやすくなると思います。
許しは誰もが必ずやったことがある、できないはずはない
これは私の個人的な解釈なんですが、許すっていうのは特別なものではなく、
かなりありふれた、誰でも日常的にやっている行為だと思うんです。
ちょっと周りを見渡してみてください。
家の中にいるなら、本棚とか時計とか机とか椅子とかいろいろと目に入ると思います。
それってあなたが「そこにあっていい」と許しているからそこにありますよね。
しかも「さぁ、許すぞ」なんて意識することもなく、当然そこにあるものだ、あっていいに決まっている、とその存在を自然に許しているはず。
家の中だけじゃなくて、外を歩いているとき、友達と会ったとき、映画を見てるとき…などなどなんでもいいですが、どこにいて何をするにしても、あなたは膨大な数の許しをしているはずです。
生まれてから今までに、一体どれだけの数のもの・こと・人を許してきたことか。
とてもじゃないけど数えきれない、無限と思えるほどの許しをしてきたはずです。
実はあなたは許すことなど、とっくの昔から当たり前にできる人間だったということ。
許すことができないんじゃなくて、許すなんてあんまりにも簡単に無意識にできちゃうことだから、自分が許しを行えていることに気づかなかっただけです。
こう考えると、許すということへのハードルが下がるのではないかと思います。
「許すなんてしたことがない、でもできるようにならなきゃ、すれば心に温かさがあふれてくるはずだ」
そのような前提でやっていると苦しくなりますが、
「なんだ、許すって今までめっちゃたくさんやってきたことだったわ~、わりと簡単なことなんだ」
というふうに思って、改めて自愛に取り組んでみてはいかがでしょうか?
愛するということが淡々としたものであってはならない、ということはありません。
許しが壮大で偉大なものでなければならない、ということもありません。
本当は誰にでもできる、息をするほど簡単なこと。
そのような前提を持ってして自愛をやったならば、前ほどの苦しさはなくなると思いますよ(*´ω`*)
愛や許しをとても偉大な、神々しいものとしていませんか?
実は誰にでもできる、当たり前のことかもしれませんよ。
自愛について、より詳しく解説したnote記事の販売も行っております。
☆そもそも、いま現実がうまくいっていない理由
☆自分を許す・愛するとはどういうことなのか
☆自愛に関する誤解や、うまくいかないときに気づかずにしてしまっていること8点
☆自愛のやり方2種類と、それをやるときのポイント
☆自愛に関するQ&A
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既にあるのに見えない、どこにあるって言うの?
今回は、
「既にあるって、どこにあるの?」
についてです。
よく、あなたの望むものは既にあるのだ、というふうに言われますがこれを聞くと、
「既にあるって言われても…どこにあるんや…見えん…」
と思う方も多いと思いますので、ここについてのお話です。
どこに既にあるかはあなたが決めること
これなんですけど、別にどこでもいいです。
どこにあるのか?ということについては、各々が自由に解釈して構わないところです。
たとえばお金がほしいというとき。
既にあるという理屈で言えば、あなたには既にお金があるということになりますよね。
ここでどうしても、
「いや、ないんですけど…。お金があるってどこに??」
と不思議に思いがちなんですが、お金が「どこに」あるかは重要ではないです。
お金は既にあるという思考が「あなたに」あるかが重要です。
仮にあなたがお金どこにあんねん…と思ったならば、
それって今、「お金はない」と思っているということですよね。
潜在意識はその思いを実現すべく、
「じゃ、『お金はない』と思ったままでいられそうな現実を作らないと」
となりますので、お金がない現実が作られます。
仮にあなたが、なんか知らんがお金は既にあるんやな~と思ったならば、
いま「お金がある」と思っているということなので、潜在意識はその思いを実現すべく、
「じゃ、『お金がある』と思ったままでいられそうな現実を作らないと」
となりますので、お金のある現実が作られます。
ないと思えばないが作られ、あると思えばあるが作られるわけですから、
あるを作りたいのであれば先に、あると思考する必要がありますね。
ほんじゃ既にあると思うことにしましょうや、ということです。
この際「どこに」既にあるのかは、どこでも構いません。
その人が「ここに既にあるのだ」と思えばその通りになる
たとえばAさんは既にあるという言葉を聞いて、
「どこにあるかな?
そうだきっと、宇宙がもう用意してくれてるから、宇宙にあるんだろうな~」
と思うかもしれません。
そうして「宇宙に既にあるんだ~」と思いながら過ごしたとします。
するとAさんの潜在意識は、
「よっしゃ、じゃあ『宇宙に既にあったんだな~と思うことができそうな現実』を作ろう」
となりますので、Aさんは実際に、宇宙に既にあったのだと思うことができそうな経験を現実ですることになります。
Bさんは、
「どこにあるかな?
そうだ、きっと未来にあるってことだ。
未来に既に用意されてるってことをもう既にあるって言ってるんだな」
と思い、「未来に既にあるんだ~」と思いながら過ごしたとします。
するとBさんの潜在意識は、
「ほんなら、『未来に既にあったのだと思うことができそうな現実』を作るべかー」
となりますので、Bさんは、わぁ本当に未来に既にあったのだ!と思うことができる現実を体験します。
Cさんは、
「どこにあるだろ?そうだそうだ、きっと目の前だ。
この世界はパラレルワールドだから、私が既にあると思考した時点で既にある世界にいった。
だから今この瞬間、目の前にお金があるはずだ。
あるのに見えないのは、ない世界の名残でもあるからかしら?
その名残が取れれば見えてくるはず!」
と「目の前に既にある」と思いながら過ごしたとします。
するとCさんの潜在意識は、
「ではでは『目の前に既にあったのだ~と思うことができそうな現実』を作らないとね」
となりますから、Cさんはのちに、本当に目の前にあったのが見えなかっただけなんだ!と思うことができる現実を迎えることになります。
同様にDさんが、
「大事に持ってる水晶の中に既にある」
と思えば、Dさんの潜在意識はそのような現実を作るし、Eさんが、
「いつも通ってる神社の神様のところに既にある」
と思えば、Eさんの潜在意識はそのような現実を作ります。
A、B、C、D、Eさん、それぞれ「どこに」あると考えているかはバラバラですよね。
でもどこにせよ「既にある」と思考しているという点は共通している。
そこが共通していればそれでいいんです。
既にあると思っているならば、どこにあるかは重要ではない
既にあるというのは、
「とにかく既にあると思えばそうなるんだから、既にあることにしようよ」
ということ。
認識を「ない」から「ある」へと変更するように促す意味で「既にある」と言われているのであって、
「既にどこにあるのか場所を突き止めれば、突き止めた者にのみ願望実現できる」
とかそういう話ではないです。
どこかはあなたが決めればいい。
既にあると納得できるなら、どこにあることにしてもいいんです。
(…というふうに、私は「どこでもいい」と思考していますので、私の潜在意識は、
「ではどこでもいいと思っていられそうな現実を作ろう」
と働いています。そのため私は今後そのような現実を迎えるでしょうね、ふふふ)
あなたが「ここにある」と決めたとおりになります。
あなたが「ここにある」と決めない限り、どこにもないままです。
どこにもないものを探しても見つかりませんから、
「もう、適当にこの辺にあるってことにしようっと」
ってのでいいんじゃないかなと思います、そういうことにしておけば、そうなりますので。
この考え方で「どこにあるの?」という疑問が解消できそうでしたら、
この考えを採用していただけると嬉しいです(*´ω`*)
既に「どこに」あるかは重要ではない。
「既にある」と思考できるのであれば、どこにあることにしてもいい。
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特定の相手を潜在意識で引き寄せられるか?
今回は、
「潜在意識の力で特定の相手との恋愛成就をすることは可能か?」
ということについてです。
これは可能か不可能かで言えば可能です。
特定の相手との恋愛をうまくいかせるために、ぜひぜひ覚えておいてほしい点についてお話していきます。
潜在意識の力を使っても、他人の操作はできない
まず忘れてはならないのは、
「引き寄せで他人の操作はできない」
という点です。
これは、他人の心を操るようなことはできませんよ~ということです。
たとえば部屋の中とかで、
「あの人が私を好きになってくれますように…」
と祈ったとしても、これはその特定の相手の心を操作しようとしているということですので効果はありません。
引き寄せで変えられるのは原則、自分のみです。
なので特定の相手との恋愛をうまくいかせたいというときには、
その人ではなくて自分のことを変えようとする必要があります。
特定の相手の心ではなく、自分の観念を変える
相手と付き合いたいけどうまくいきそうにないというとき、心の中に、
「どうせ私なんかが相手にされるはずはない」
といった観念がある場合が多いです。
このような観念があると潜在意識はそれを現実化しようとしますので、
実際にその人に相手にされない現実を引き寄せます。
なので、この自分の観念を変える必要がありますね。
「私はあの人にふさわしい人間だ」
という観念に変えることができたとしたら、そこからさまざまな変化が起きてきます。
たとえば、どうせ相手にされるはずがないと思っていたときには、
「挨拶してもどうせ無視されるかもしれないし…」
と話しかける勇気が持てなかったとします。
これは潜在意識が、
「相手にされないという現実を作るためには、その人に挨拶ができるようになる必要はない」
と判断し、あなたに話しかける勇気を持たせようとしないためです。
でも、私はこの人にふさわしいんだ!という観念に変えればそこから潜在意識は、
「え、うまくいくのか。じゃあ挨拶くらいできるようにならないとね」
ということで、自然とその人に挨拶することができるようになったりします。
挨拶はただの一例ですが、こうしてなにかしら自分に良い変化が起きてきます。
相手と釣り合うような行動を潜在意識が取らせてくれますので、
その相手との恋愛がうまくいく可能性が高まり、恋愛の成就へとつながる…ということです。
あくまでも、自分の思考、表情、行動、言動が変わった結果として相手との関係が変わる、ということですので、
直接的に相手をコントロールすることはできないのが、恋愛の引き寄せです。
「特定の相手と結ばれれば私は幸せ」だと順序が逆
誰かに片思いをしているときは、ついこう考えがちかもしれません。
①あの人との恋愛が成就すれば
②私は自分に自信が持てる、私は幸せになれる
と。
けれどこれだと、あんまりうまくいかなくなっちゃいます。
「恋愛が成就すれば自信が持てる」
ということは、
「恋愛が成就していない今は自信がない」
ということですよね。
今現在している思考は「自信がない」ですから、潜在意識は、
「じゃあ、自信がないと思っていられるような現実を作ろう」
となります。
では、自信がないと思っていられるような現実を作るためにはどうすればいいでしょうか?
今のまま、挨拶もできないままならば、ずっと自信がないと思ったままでいられますよね。
なので、いつまでたっても挨拶をするすら勇気が持てない(潜在意識が持たせてくれない)…となったりします。
「恋愛成就すれば幸せになれる」
という考え方は、かえってその特定の相手と付き合うことができない現実を作りやすくなってしまうんです。
よく、
「アファメーションでは、あの人が私と付き合ってくれますように…という唱え方はしないほうがいい」
と言いますが、これが理由です。
あの人が私と付き合ってくれますように(そうなれば私は幸せです)というスタンスだと、唱えれば唱えるほどに、
「付き合ってもらえていない今の私は不幸です」
という観念が強まってしまい、逆効果になる危険性が高いということで、そのような唱え方はしないほうがいいと言われています。
恋愛成就は、あくまでも自分を変えた結果である
さきほどお話したように引き寄せとは、まず自分の思考が変わった結果として相手との関係が変わる、というものですので、順番としては、
①私は自分に自信がある、私は幸せになるのだと思うことができれば
②あの人との恋愛が成就する
です。
まず自分は自信がある、魅力的だと思えるようになることのほうが先ですから、
そのような自信のある考え方に変えるために、
「私はあの人にふさわしい、私はとても魅力的だというふうに唱えましょう」
とよく言われます。
逆説的ですが、特定の相手とうまくいきたいというときは、
むしろその相手のことを考えず、自分のことを考えていたほうがかえってその相手とうまくいきやすいですよ(*´ω`*)
「あの人とうまくいけば私は自信が持てる」ではなく、
「私が自信を持てばあの人とうまくいく」です。
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引き寄せをやってるのになぜ悪いことが起こるの?
今回は、引き寄せを実践していて悪いことが起きた場合のお話です。
引き寄せを実践してるなら良いことが起きてしかるべきなのに、なんで悪いことが起きるんだ?
と思う方も多いと思いますので、ここについてお話していきます。
最初の時点では、悪いことを引き寄せてはいない
えーと、実は悪いことは起きていません。
ハァ?と思われそうですが、起きていません。
この例えは前にも出したのですが、たとえばコップを落として割ったとします。
この「コップが割れた」という現象自体には良いも悪いもありません。
コップという名前で呼ばれている物体が落ちた衝撃でさっきと形を変えた、というだけで、現象そのものに善悪や優劣はなく、ニュートラル(中立)なものです。
なので、コップが割れた時点では別に悪いことは起きていないんですね、良いことも起きていない。
現象を「悪いことだ」と意味づけた瞬間から、悪い引き寄せが始まる
でも人はそのニュートラルな現象に、後から良い悪いをつけ足します。
たとえばAさんはその現象を見て、
「このコップはお気に入りだった。お気に入りのものが割れるのは悪いことである」
という意味を後づけするかもしれません。
ここから潜在意識は、
「ではこの現象が『悪いことだと思えそうな現実』を作らなきゃ」
ということで働き始めます。
ここから悪い引き寄せが始まるんですね。
そして潜在意識は、
「ほらほら、このコップは高かったことを思い出しなよー」
とかいろいろやってきます。
そうなるともう、
「ううう、しかも高かった…よりによって高いのが割れた。
間違いなくこの出来事は悪いことだ、私は悪い引き寄せをしてしまったんだ!」
としか思えなくなる。
こうして最初のニュートラルな現象は、「これは悪いことだ」という思考によって、
実際にあとから「悪いこと」へと変化して固定されます。
対してBさんは、コップが割れたというニュートラルな現象に対してこう思うかもしれません。
「ハッ!こうやってお気に入りのものが壊れるのは、良いことが起きる予兆だってばっちゃが言ってた!」
と。
この場合潜在意識は、
「ではこの現象が『良いことの予兆だったと思えそうな現実』を作らなきゃ」
となります。
ここから良い引き寄せが始まります。
Bさんは自分の潜在意識に動かされて、翌日ふら~っと雑貨屋に入るかもしれません。
そこでものすごいステキなコップを安価で発見し、
「ぎゃー!!こここ、これに出会うために昨日コップが割れてくれたんだよ!
やったね、良いもの引き寄せちゃった~♪」
と思うかもしれません。
こうしてニュートラルな現象が、「これは良いことの予兆だ」という思考によって、
実際にあとから「良いことの予兆」へと変化して固定されます。
現象そのものに善悪はありません。
あなたが「悪いこと」と思考するからその現象が悪いことへと変化しているだけです。
悪いことを引き寄せないためには?と考えるのではなく…
「なんで悪いことを引き寄せるんだろう…」
↑この思考は、ニュートラルでしかない現象に対して既に「悪いこと」という意味づけをしてしまったあとですね。
そうして意味づけてしまった以上、
「どこからどう見てもそれが悪いことにしか思えない現実」
が引き寄せられてしまいます。
なので大切なのは、
「悪いことをなぜ引き寄せたのか?」
「悪いことを引き寄せないためにはどうすればいいのか?」
ということについて考えることではなく、
「その現象は悪いことではなくニュートラルなものであることに気づくこと」
「まだ悪いことは起きていないということに気づくこと」
です。
悪いことだと意味づけしたまま「さてどうしようか?」ではなくて、
その意味づけを外すことのほうが大切ではないかなと思います。
ときどき、
「悪いことなど起きていない、すべては良い方向に向かっていると思いなさい」
なんて言われることがありますが、これは、
「悪いことなど起きていない(だって現象は全部ニュートラルなんだもん)
すべては良い方向に向かっていると(そのように思考すれば、そのニュートラルな現象はすべて良いほうに向かうんだからそう)思いなさい」
ということですね。
悪いことだと思ったら、ニュートラルな視点で見直してみる
「悪いことを引き寄せてしまった…」
と思ったとき、これまでは、
「なんでだろう?なにか私が悪いことを引き寄せるようなことしてたのかな?」
とか、
「悪いことが起きてもネガティブになっちゃいけないんだ!そしたらまた悪いことを引き寄せちゃう…」
とか思っていたかもしれませんが、これからは、
「この現象をニュートラルに見るとどうなるか?」
についてちょっと考えてみてほしいなって思います。
たとえば、転んで膝をついちゃった、恥ずかしー!というとき、
ついつい「恥ずかしー!」という「感情」のほうに注目して、
だから恥をかくのは悪いことである…とか意味づけしちゃいがちですよね。
だけど「感情」ではなくって、その感情が起きたときの「現象」に注目してみてください。
「地面に膝がぶつかったんだよね。
ヒザという名前のものと、ジメンという名前のものがぶつかった、という現象が起きたねー。
ヒザって良いっけ?悪いっけ?いやどっちでもねーな。
ジメンって優れてるっけ?劣ってるっけ?いやどっちでもねーな。
どっちでもねーもの同士がぶつかると…別にどっちでもねーな」
とか、そういう感じです。
ちょっとしたときにちょこちょこ試してみてください。
激しく感情が揺さぶられたあとだと冷静になるのは難しいかもしれませんから、
普段のなんでもないときとか、ちょっとヤだな~程度のものに対して試してみるといいかなって思います。
そうして純粋に「現象」のみを見たとき、なにもかもが「どっちでもねーな」ということ、そもそも悪いことなど起きていないということ、
「悪いことを引き寄せた」ということ自体が錯覚だったということに気づくと思います。
「悪いことを引き寄せるのはなぜ?」と考えるのではなく、
「そもそも悪いことは起きていない」ということに気づく。
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