
引き寄せの法則では、不安は現実化しない
今回は「不安は現実化しない」ということについてです。
よくいただく質問に、
「本当に願望が叶うか不安です、こんなふうに不安になっているといけませんよね?」
「アファメーションすると不安になるんですが、この不安が現実化しちゃうんですよね?」
というものがあるのですが、いやいや、不安は現実化しないですよ~。
すこし誤解してしまっている方が多いようなので、詳しく説明していきます。
引き寄せは「思考」が現実化する法則である
引き寄せって、思考が現実化する法則です。
「思考」が現実化するのであって、「感情」が現実化するわけではありません。
みなさんは、感情と思考を混同なさってしまっているのかなーと思います。
では、感情と思考はどう違うのか?というと…。
感情は、喜び・悲しみ・怒り・不安…などのこと。
思考は、なにかしらの感情を感じたあとに自分が思うこと、です。
たとえばあなたがみんなの前でスッ転んでしまったとして、
「うわっ、恥ずかしい!」
ととっさに感じるのは、恥という「感情」を感じたということです。
そしてそのあとに、
「なんでこんなとこで転んじゃったんだろう?みんな内心で笑ってるかも…やだな…」
とかいろいろ考え始めたならば、それは恥という感情をもとにして行っている「思考」です。
①感情が生まれ②その感情をもとに思考する
の順ですね。
引き寄せで現実化するのは①感情ではなく、②その感情をもとにする思考のほうです。
このような場合は不安は現実化する(かのように見える)
では、AさんとBさんがいたとします。
Aさん、Bさんともに引き寄せの実践中に、ふと不安を感じたとします。
その不安を感じたあと、Aさんはこう思考しました。
「不安を感じるとそれが現実化しちゃう…。
どうしよ、いま不安になっちゃったせいで…これから何か悪いことが起こるんだ…」
と。
するとAさんの潜在意識は、
「あ、『不安になるとそれが現実化する』と思考してるの?
だったらその思考を現実化してあげないと。
ちゃんと、『不安になるとそれが現実化すると思考したままでいられる現実』を作るね!」
ということで、なにか悪いことが現実化します。
このような場合は不安は現実化しない
対してBさんは不安を感じたあと、こう思考しました。
「いや、人間に不安って感情があるのなんて当然じゃね?
不安を感じたくらいでいちいち悪いことなんか起きてたらたまったもんじゃねーや。
そんなことあるわけない、私が不安でもその不安は現実化しないもんね」
と。
するとBさんの潜在意識は、
「あ、『不安は現実化しない』と思考してるのね?
ほんなら『不安は現実化しないと思考したままでいられる現実』を作らなきゃね」
ということで、特に悪いことは起こりません。
…という感じで、不安そのものが現実化しているわけではなく、不安のあとの思考が現実化しています。
(Aさんは「不安そのものが現実化していると錯覚したままでいられる現実」を生きることになるので、
Aさんにとっては不安そのものが現実化しているようにしか思えないでしょうが…)
なので、不安を感じようとも「それが現実化する」と思考しなければいいだけです。
不安は現実化しない、するとしたら引き寄せではなくなる
多くの方が、不安のあとの思考が現実化しているのではなく、
不安という感情そのものが現実化していると思っているのですが、感情にはそこまでの力はありません。
感情が現実化してしまうのだとしたら、ちょっと引き寄せ的にヘンになっちゃいます。
Bさんが「不安は現実化しない」と思考しているにもかかわらず、
その思考とは裏腹にBさんの不安が現実化してしまうのであれば、
それって本人の思考とは関係なく勝手に現実が動いているということになりますよね。
しかし引き寄せは、
「本人の思考を無視して勝手に現実が動くことはない」
という法則です。
本人の思考に反して問答無用で感情の現実化なんて起きるとしたら、
もはや引き寄せじゃなくなっちゃってますよ~(;´・ω・)
不安を感じたあとの、
「この不安が現実化するに違いない」
「こうして不安になる私はダメな人間なんだ」
「こんな不安を抱えて夢が叶うはずがない」
という思考が現実化するだけで、不安は現実化しないです。
「不安に限らず、感情が現実化することはない」
ということ、ぜひ覚えておいてほしいです(*^^*)
引き寄せは「思考が現実化する法則」であり「感情が現実化する法則」ではない。
「不安が現実化する」と思考しない限り、不安は現実化しない。
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現実や他人は、自分の思考の投影である
今回は「投影の法則」についてです。
これは引き寄せの法則ととてもよく似ていて、
「自分の思考が、人生で起こる現実や他人に投影されている(映し出されている)」
というものです。
これだけを聞くと、そんなことがあるのだろうか…?と不思議に思う方もいるかもしれませんね。
ではでは、この「現実(他人)は自分の思考の投影」ということについて説明してゆきます。
心理学でいう思考の投影とは?
「現実は自分の思考の投影」なんて言われると、
なんだか摩訶不思議なスピリチュアルなお話をされていると感じるかもしれませんが、
単に心理学のお話だと考えるとわかりやすいと思います。
心理学にも「投影」という言葉があり、どのような意味かというと…、
心理学における投影とは、自己のとある衝動や資質を認めたくないとき、
自分自身を守るために、他の人間にその悪い面を押し付けてしまうような心の働きを言う。
投影は日常生活においてよく起こっている。
なんとなく嫌いだった人物が、実は自分の否定的な、認めたくない面を体現していたなどである。
(Wikipediaより引用)
と、このようなものです。
自分の本心を認められない人ほど、他人に思考の投影をする
たとえばAさんが、すごくおしゃれに興味があって可愛い格好をしたいと思っているとします。
だけど、自分では素直にその本心を認められません。
「どうせ私なんかがおしゃれしたって…笑われるだけだし…」
という気持ちが邪魔をしてしまって、おしゃれをすることができないでいるとします。
こういうときにおしゃれな人を見ると、
「Bさんっていっつも無駄に着飾ってチャラチャラしちゃってさ~…私、ああいう人って大嫌い!」
と、おしゃれな人に対して腹が立ったりしますよね。
「本当は私もそういう格好がしてみたい、羨ましい!」
と素直に認めることができないので、
「私はあんな人と違って、おしゃれしたいなんて思ってませんから!」
というふうに、自分の本心を認めないですむようにBさんに対して怒り始めたりするのですが、このような心の働きを「投影」と言います。
思考の投影先である他人を変えようとしても意味がない
こう聞くと、
「あー、同僚のCさんみたい!
あの人本当は出世したいくせに、素直にそう認められないもんだからいっつも出世してる人の悪口ばっかり言ってる!
そんなふうに人に腹を立ててるくらいなら、どうやったら自分が出世できるかを考えればいいのに…。
そこには気づかないんだよなあ…」
と、身近で誰か思い当たった方もいるかもしれませんね。
そう、こういう思考の投影ってはたから見ていると一目瞭然なのですが、
本人はさっぱり気づかずにすごく怒ってたりしますよね(;´・ω・)
「そんなふうに人に腹を立ててるくらいなら、どうやったら自分が出世できるかを考えればいいのに…」
というのはまさにその通りで、こういう場合は、
「自分の気に入るように他人が変われ、現実が変わるべきだ!」
と怒って周りを変えようとするよりも、自分の考え方を変えたほうがずっと早いですよね。
Aさんの思考の投影がされて、Aさんにだけは悪くもないBさんが悪く見えている、
Cさんの思考の投影がされて、Cさんにだけは悪くもない出世している人が悪く見えている、というだけの話なのですから、
「私、本当はおしゃれがしたいんだ。やってみよう!」
「俺、本当は出世したいんだ。どうすればできるかな?」
というふうに思考を変えるだけで、Bさんは悪い人じゃなくなるし、出世している人も悪い人ではなくなります。
素直に自分がおしゃれをしたいと認めた後は、
「じゃあ…思い切っておしゃれなBさんにアドバイスをもらおうかな…」
となり、それで大嫌いなはずだったBさんと仲良くなる、ということもあります。
そんなにうまくいくか?と思われそうですが、こうして、
「自分の本心を認めたら、許せないと思っていた人と気が合ってものすごく仲良くなった」
ということはわりとよくあります。
Aさんが認めたくなかっただけで、AさんもBさんもおしゃれに興味があるもの同士、
もともと仲良くなりやすい二人だったわけですし、
どちらかが意地を張るのをやめたらあっという間にうまくいった!というのはよく起きることです。
思考の投影を、神秘的な何かだととらえる必要はない
「現実は自分の思考の投影」と言われると、なにか超常的なものだと受け止める方も多く、
「ポジティブ思考をすると、なんらかの未知のすごいパワーによってそれが現実に投影されて、ポジティブな現実になるの?
じゃあ、ポジティブなことを考えていよう!
そうすれば私のポジティブ思考の投影が起こって、
いっつもチャラチャラしているBさんが変わってくれるかもしれない!」
…というふうに考える方もいるのですが、いや、これだと自分の「私は本当はおしゃれがしたい」という思考は無視したまんまですよね。
それじゃあ現実は変わらないですよ~(;´・ω・)
投影の法則・引き寄せの法則は、
「ポジティブでいればアラ不思議、ポジティブ思考の投影が起き、Bさんが改心して地味な服装をするような現実になっちゃいます!」
とかいう法則なわけではありません。
摩訶不思議な話ととらえず、心理学だと考えたほうが理解しやすいんじゃないかなと思います。
なのでいま、他人や現実を変えたいと思っている方は、
「私は、この人に自分の思考の投影をしてはいないだろうか?」
「このように現実が気に入らないと思えるもととなっている、自分の思考とはなんなのだろう?」
ということについて考えてみてはどうかな?と思います(*´ω`*)
現実や他人は思考の投影。
他人を変えようとするのではなく、その人に何を投影しているか?に気づくことで現実は変わる。
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既にあるが腑に落ちない、体感できないというとき
今回は「既にあるということが体感できない」と思っている方へのお話です。
潜在意識の話になるとよく、
「あなたの望むものは既にある(望みは既に叶っている)」
というふうに言われます。
ネットで検索すれば、
「既にあるって、こういうことだったのか~ってわかりました!
もう望んでいるものが手に入らなかったら…という不安はありません。
だって、もう既にある、既に叶っているんですから!」
という、既にあるということを体感した方の書き込みを目にすることもあるかと思います。
こういうのを見ると、
「どうしよう、私には全然どういうことかわからない…。
一体どうやったら、そういう『既にあるってこういうことか!』って体感ができるようになるんだろう…。
私、このままじゃ願望達成できないんじゃ…」
と不安になってしまう方もいると思いますので、そのような方へ向けてのお話です。
既にあるということは、体験しないと体感できない
「既にあるとはこういうことか!と体感できないと願いは叶わないんじゃ…」
と不安になるとそこから自然に、
「私、既にあるってことへの理解がまだ足りないのかな?
もっとよく調べてみれば、『あぁ、こういうことか!』って腑に落ちるかも!」
となり、既にあるについて調べ始める方が多いのですが、そうしてもやはり体感は得られないと思います。
うう~ん、残念ですがそりゃあ…どれほど知識を蓄えても、体験しない以上は体感できないですよ~(;´・ω・)
「体感できれば願いが叶う」では順序が逆
「既にあるとはこういうことかと体感できない限り、願望達成できない。
だから既にあるを体感するため、既にあるについて調べる」
自然とこう発想しがちですが、これってなんだかアメリカに行ったことのない人が、
「アメリカとはこういうところかと体感できない限り、アメリカに行けない。
だからアメリカを体感するため、アメリカについて調べる」
と言っているみたいな感じがします。
いや、これだと逆じゃないでしょうか?
アメリカを体感しようとして、それを実行できたらアメリカに行けるようになるんじゃなくて、
アメリカに行くことにするぞと決めて、それを実行できたらアメリカを体感できるようになるんですよね。
先に体感をしようとしても無理だし、これだとずっとアメリカに行けないままになってしまいます。
同様に、既にあるを体感しようとして、それを実行できたら願いが叶うんじゃなくて、
願いは叶っていることにするぞと決めて、それを実行できたら既にあるを体感できるようになります。
先に体感をしようとしても無理だし、これだとずっと願いは叶わないままになってしまいます。
「まず既にあるということを体感できなければ叶わない」
ではなく、
「まず既にあるということを体感しようとするから叶わない」
です。
体感などなくとも、既にあると決めてしまうことが先
順序としてはこんな感じです。
①とにもかくにも、わけがわからないままでいいので、
「既にあるのだ、私の願いはもう叶っているのだ」
ということにします。
とにかくそう考えることにします。
この時点では既にあるというのがどういうことかという体感はありませんが、
体感がなくて当たり前、ないのが正解なので安心してください。
「とにかく私はアメリカに行くことにしよう」
と決めた時点では、アメリカがどういうものかという体感などないのが当たり前なのと同じです。
漠然と「こんなもんかな」と想像することはできますから、想像だけしておけばOK。
↓
②なんの理解も体感も伴わなくとも、とにかくそのように思っていると潜在意識は、
「え、既にある?願いは既に叶ってるって思ってんの?
よっしゃ、そう思っているんならその思考を現実化しなきゃね!」
と働き始めます。
人によって現実化する過程や方法は違いますが、潜在意識がなんらかの手段を使い、
「わぁ、既にあるんだ!私の思っているとおりだった!」
と思うことができるような現実を作ります。
↓
③そのように現実が変わればその人は、
「既にあるって意味がわからなかったけど、本当だったんだ!
もう叶わなかったらどうしようなんて不安はない、だってもう叶ってるってわかったんだから!」
と体感します。
…という感じで、体感というのは最後にくるものですね、最初に得ようとするものではないです。
誰もに、既にあると自分に言い聞かせる時期がある
ネット上で「既にあるがわかった!」と、どんな体感だったかをお話している方もいますが、そういう方も決して、いきなりそういう体感をできたわけではないと思うんです。
よく読んでみるとチラッと、
「最初のうちは、とにかく既にあるんだって自分に言い聞かせて過ごした」
というふうに、①わけもわからず既にあることにする、をやった旨が書かれていたりします。
ただ、①言い聞かせの段階の話はあまり語られず、③体感をしたときの話のほうが多いため、そういう体感のほうのお話をたくさん読んでいるとどうしてもついつい、
「いいなぁ、私もそういう体感が得られれば願いが叶うのかな…。
だったらそのためには、体感を得た人の話をよく調べて理解しなきゃ!」
というふうに考えがちになりますが、他の方の体験談をどれだけ聞いても、
残念ながらあなたが体感を得られるというわけではないと思います。
アメリカに行ったことがあるという人の話をどれほど詳細に調べて理解しようとしたところで、自分がアメリカに行かない限り、アメリカを体感することはできないですよね。
最初に「私はアメリカに行くのだ」と決意し実行しない限り体感はできないのと同様、
既にあるということを体感したいのであればまず、
「私は、これからは『既にある・既に願いは叶っている』という考え方をするのだ」
と決意して、それを実行することが大切だと思います。
そうして日々を過ごしていれば、いずれ体感はやってきますよ(*´ω`*)
既にあることを体感できないから願いが叶わないのではなく、
願いが叶っているということにしないから既にあるを体感できない。
…とはいえ、
「まったく意味もわからないのにただただ既にあると思え」
と言われてもなかなか難しいだろうなというお気持ちもわかります。
なので、
「まぁとりあえず、こんな感じだと思っておけばいいんじゃない?」
ということについて書いた記事もありますので、こちらも参考にしていただければ嬉しいです↓
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潜在意識の力で簡単に叶う方法ってないの?
今回は、願いを簡単に叶えるにはどうすればいいのか?についてです。
これは単純ですよ!
ただ「簡単に叶う」と思えばいいだけです。
引き寄せは、自分の観念が潜在意識の力によって現実になる法則です。
「私は夢を叶えられない」という観念があれば、そのとおり夢が叶えられない現実が、
「私は夢を叶えられる」という観念があれば、そのとおり夢が叶えられる現実が、自身の潜在意識の力によって作られます。
観念どおりの現実が作られるのですから、夢を簡単に叶えたい場合には、
「私の夢は簡単に叶う」という観念を持てば、そのとおり夢は簡単に叶う現実が作られます。
ただこれだけ、こりゃシンプル!単純明快だね!
しかし「簡単に叶うはずがない」という観念が邪魔をする
…とはいえ、きっといま、
「物事がそんな単純にうまくいくわけあるかい!」
と思っている方のほうが多いんじゃないかなと思います。
そう、多くの方には、
「苦労しない限り、物事は達成できない」
「物事が単純にうまくいくはずがない、まず苦労をせねばならないものだ」
という固定観念があります。
この固定観念があると潜在意識は、
「ほっほー、物事を達成する前には苦労しないとと思ってるんだね!
だったらその思い、叶えてさしあげましょうぞ!」
となりますので、自分でも気づかぬうちに、潜在意識に突き動かされてまず苦労をしようとしはじめてしまいます。
簡単に叶う前に、潜在意識がワンクッションを置かせる
私はよく、
「○○しなければ、引き寄せをうまくできませんよね?
○○をするためにはどうすればいいでしょうか?」
という内容の質問を受けることがあります。
本来は引き寄せに「○○せねばならない」というものはないのですが、
なにかしらをせねばならないと思い、それをこなそうとする方が多いです。
この、
「○○しなければ、引き寄せはうまくできない」
というのは、
「苦労しない限り、物事は達成できない」
という観念に沿った発想ですよね。
持っている観念に沿った発想をするように潜在意識が仕向けてきますので、
そのように発想するのも無理はないことなのですが、これって、
「○○しなければ引き寄せをうまく使えないよなぁ。
(苦労しなければ物事は達成できないよなあ)
じゃあ、この○○をするためにはどうすればいいだろう?
(じゃあ、この苦労をするためにはどうすればいいだろう?)」
というふうに、わざわざ自分から苦労するためにはどうすればいいのかを考え、苦労に取り組んでしまっていますよね(;´・ω・)
人はこうして気づかぬうちに、自分の「達成する前にまず苦労しないと」という観念を現実にしてしまい、簡単に叶うことがなくなってしまいます。
本来、観念とは簡単に叶うものである
で、いま、
「ぎゃ…!まさに私がその状態だ!○○しなきゃ引き寄せできないって思ってた…。
自分から苦労をしにいってたなんて…最悪だ…」
と落ち込んじゃった方もいるかもしれませんが、私が注目してほしいのは、
「苦労しちゃってた、最悪だ」
というところではなくて、
「その苦労をするのに、ひとかけらでも苦労は必要だったか?」
というところです。
一瞬でも、
「さぁ、まず苦労をするぞ!苦労をするためにはどうすればいいのかな?」
と顕在意識上で考えたことがあったでしょうか?
みじんも考えていないですよね。
それなのに、ちゃんと観念は現実化しましたよね。
「『簡単に叶うはずがない、まず苦労が必要だ』という観念を、
息をするかのごとく一切の苦労なしに簡単に叶えた」
わけです。
観念というのは、これほど無意識のうちに簡単に叶うものなんです。
本当は、なにかを叶えるのに苦労しなきゃいけないなんてことはない。
どんな人でも、簡単に叶えているんです。
どんな観念も、潜在意識は同じ要領で簡単に叶える
「簡単に叶うはずがない、まず苦労が必要だ」
という観念を持っているというただそれだけで、
「苦労するためにはなにをすればいいのかな?」
と一切考えなくても簡単に苦労ができるのと同じように、
「夢は簡単に叶う」
という観念を持てばただそれだけで、
「簡単に叶えるためには何をすればいいのかな?」
と一切考えなくても簡単に夢は叶います。
要領はまったく同じです。
どちらの観念を持とうとも、その観念は簡単に叶うようにできています。
あとは、どちらの観念を持つのかという選択をするだけですね。
で、
「そりゃあもちろん…『夢は簡単に叶う』という観念を持ちたいに決まってるけど…。
もう既に『簡単に叶うわけがない』という観念を私は持っちゃってるじゃん。
いまさらそれを変えたいと思って変えることなんてできるの?」
と思ったと思うのですが、もちろんできますよー(*´ω`*)
それを変える方法として代表的なのがアファメーションです。
アファメーションについての記事もありますので、そちらも参考にしていただければ嬉しいです↓
★アファメーションについての解説記事★
本来、人の観念は苦労なく簡単に叶うものです。
「簡単に叶っていいはずがない」という観念を簡単に叶えるのではなく、
「簡単に叶う」という観念を簡単に叶えてください。
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お金を入れて財布を寝かせると、財布がそれを記憶する?
今回は、財布を寝かせる効果についてです。
よく、
「買った財布はすぐには使わず、しばらく寝かせるほうがいい。
たくさんお金を入れて寝かせておくと、財布がその金額を記憶するのでたくさんのお金が入ってくるようになる」
と言われます。
この財布を寝かせる効果、本当にあるのかどうか気になっている方もいるのではないでしょうか?
ということで、財布を寝かせる効果についてお話していきます。
財布を寝かせることに効果がある人とは?
まず、
「入れた金額を財布が記憶する」
ということについてですが、個人的にはそれはないんじゃないかなと思います。
財布って物体ですしね、脳みそがあるわけじゃないから記憶はできませんよね(;´・ω・)
本当に財布に物事を記憶する能力があるから効果があるよ、というわけではなく、
「財布を寝かせる」という行為をしている間に、それをしている本人の認識が変わった場合には効果があるのだと思います。
財布を寝かせる行為を通じ、認識が変化する
たとえば、いつもお金がないよ~と困っているAさんがいたとします。
しかしAさんはある日、財布を寝かせるとお金が入ってくる効果があると聞き、
「わ~、そんなことがあるんだ!だったらやってみよう!」
とウキウキで財布にお金を入れて、しばらく寝かせることにしました。
そうして寝かせている間、Aさんはこう思います。
「これでお金が入ってくるんだ、嬉しいな。楽しみだな~♪」
と。
するとAさんの潜在意識は、
「あ、お金が入ってくるって思ってるんだ!だったらその思いを現実化しないとね」
と、お金が入ってくる現実を作ります。
すると、Aさんはこう思います。
「本当にお金が入ってきた!やっぱり財布を寝かせるのには効果があるんだ!」
と。
これ、実際には「財布そのもの」がなにかしたわけではないですよね。
「財布を寝かせる」という行為を通じてAさんの認識が、
「お金がない」から「お金が入ってくる」へと変更された。
そのため、潜在意識が新たな認識どおりのお金が入ってくる現実を作るようになった、ということですから、
実はAさんは自分(の潜在意識)の力でお金を手に入れています。
ただ、これはAさんの潜在意識が勝手にやっていることですので、Aさん本人にその自覚はありません。
なにも知らない本人にしてみれば、
「私は何もしてないのに、すごい!財布って寝かせると本当に記憶するんだ!!」
と、財布そのものになにかのパワーが宿っていると思いたくなるのも自然なことだと思います。
財布を寝かせることに効果がない人とは?
裏を返せば、どれほど財布に大金を入れて寝かせたとしてもその間、
「財布が記憶するだなんてばかばかしい…。
そんなことどうせあるわけない、どうせ私はお金がないままなんだ」
とか、
「本当にこれで効果あるんだよね?あってくれなきゃ困るんだよ!
だって私はこんなにも貧乏なんだから…私は貧乏なんだから…!」
というふうに、「お金がない・私は貧乏」という認識を持ち続けたのであれば、
認識が変わっていない以上、潜在意識が現実化するものも変わらず効果は出ない、となります。
ということで、
「さぁ、財布を寝かせることに効果はあるか否か!!」
といっても、これは一概には言えません。
「寝かせることでその本人の認識が変われば効果はある、そうでないなら効果はない」
です。
財布を寝かせる際、効果的な方角などは気にしなくていい
財布を寝かせる際に、
「寝かせる間、財布に入れておく金額はいくらくらいがいいのか?」
「財布は何日くらい寝かせるのがいいのか?」
「財布を寝かせるときどの方角に置くといいのか?」
というふうに、金額・日数・方角などを気になさる方もいるのですが、
あまりこういったことは気にしないほうがいいかなと思います。
そういったことを調べていくうちに、かえってよくわからなくなってしまう場合も多いです。
「このサイトには南に寝かせるといいって書いてあるけど本当に南でいいの?
もっと調べてみよう…、あれ、こっちのサイトには北がいいって書いてある…。
えっ、こっちでは東って書いてある!いったいどれが正しいの!?」
…みたいな感じでどんどん何が正しいのかわからなくなってしまい、
財布を寝かせている間、自分のやり方が本当に正しいのか否かが気になるばかりで、
肝心の「これで私のお金は増えるんだ!」という認識は持てずじまいで効果は出なかった…となる方も多いです。
そうなってしまうくらいなら、何も気にせず好きな金額を入れて好きなところに置き、好きな日数寝かせたほうがいいと思います。
財布そのものが、
「一週間は寝たいのに3日で起こしやがってけしからーん!」
「南が好きなのになんで北に寝かせるん!?もうお金増やしてやんね!」
とか思考しているわけではありませんし、財布が怒って効果が出ないかも…なんて心配する必要はありません。
効果がないのは財布が怒るからではなく、
「ここに寝かせると財布が怒るかも…」
ということを気にしているばかりに、「お金は増える」という認識を持てないためです。
重要なのは何日寝かせるか、どこに寝かせるかなどではなく、
「そうして寝かせている際の自分の認識はどうなのか?」
「ちゃんとお金は増えると思考しているのか?」
ということですよ(*´ω`*)
財布を寝かせることで「これでお金は増える」という認識を持てた人は効果が出るし、持てない人は効果が出ない。
お金に関しての記事は他にもありますので、以下も参考にしてみてください↓
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