
全てあるという前提を持てば、全てが作られていく
今回は「全てある」ということについてです。
潜在意識の話になるとたびたび出てくる、
「あなたの望むものは、すでに全てある」
の言葉…これを聞くとついつい、
「ねーーーーーよ!どこにあるんだよ!!」
と言いたくなる方も多いと思いますので、ここについてのお話です。
潜在意識の仕事は「前提」を現実化することである
昨日の記事でもお話したのですが、潜在意識というのはその人の持っている「前提」を現実化するものでしたよね。
「私は貧乏だ」という前提があるなら、潜在意識はそのとおり貧乏な現実を作る。
「私はお金持ちだ」という前提があるなら、やはり潜在意識はそのとおりお金持ちな現実を作る。
これが引き寄せの法則です。
多くの人は、
「お金がほしい・友達がほしい・恋人がほしい」
というふうに、なにかしらを「ほしい」と考えます。
ではこのとき、その人の持っている前提はどのようなものでしょうか?
これ、確実に「ない」という前提を持っていますよね。
お金があればほしいとは思わないはずですので、ほしいと思うということは、
すなわち「ない」という前提を持っているということです。
なので、
「お金がほしい(お金がないという前提を持っている)」
と思ったとき、潜在意識が作るのはその「お金がない」という前提どおりのお金がない現実、ということになります。
よくアファメーションで、
「『お金がほしい』ではなく『私はお金持ちだ』と言いなさい」
というふうに言われるのはこれが理由です。
お金がほしい、だとお金が「ない」が前提ですが、
私はお金持ちだ、だとお金が「ある」が前提です。
あるという前提を持たないことにはある現実が作られないのだから、
とにもかくにもまず、前提を変えるためにあるのだと言いなさい、ということですね。
ここまで読んで、
「あっ、そうか!じゃあ『全てある』という前提を持てば、
潜在意識がその前提を現実にするから、あとあと全てある現実が作られていくということか!」
と気づいた方もいるかもしれません。
そうそう、そのとおりですよ~(*´ω`*)
全てあるってどこにあるの?と思ううちはどこにもない
冒頭にも書いたのですが、全てあるという言葉を聞くとついつい、
「全てあるって、どこにあるの?」
という疑問を抱きがちになりますが、このように考えている間はどこにもありません。
どこにあるか探そうとするということは、今現在「ない」と考えている…、
つまり、ないという前提があるということですので、潜在意識は、
「よっしゃ、ではその『ない』を現実化しましょうぞ」
となり、ない現実が作られます。
ないと思っている状態でどれだけ現実に「ある」を探しても見つからないです、
まだあなたが「ある」を現実に作ろうとしていない(あるという前提を持っていない)のですから。
「現実にあるのが見えたらあると思おう」
ではないですよ。
どこにあるかについては、どこでもいいです。
適当にどっか好きなところに、全てあるということにしちゃいましょう。
(どこにあるかはどこでもいい、適当に決めていいということについてはこちらの記事へどうぞ)
全てあるを正しく理解しようとする必要はない
「全てあるということをちゃんと理解できれば、願いは叶う」
というふうに思って、全てあるについて頑張って調べて調べて、
そして調べるほどわけわからーん!となる方もいるのですが、
全てあるということをちゃんと理解できれば願いは叶う、ということはありません。
そもそも、全てあるということについて「こう解釈するのが正解」というものは存在していないです。
「偉大なる宇宙の中に全てがあるということにしよう」
という解釈でもOKだし、
「うちの犬が可愛くて神がかり的だ、いや、もはや本当に神なのでは…さてはこいつの犬小屋の中に全てあるんじゃね?」
という解釈でもOKだし、自分が全てあるということに納得できるならどんな解釈でもいいんです。
全てあるということに正しい解釈、正解はありません。
なので、
「正しく理解できれば(正解を見つけられれば)願いは叶う」
と言っても、その正解が存在していないのですから、これは、
「存在しないものを見つければ願いが叶う」
と言っているのと同じなんですね。
存在しないものは見つけようがないので願いは叶わない…となってしまいます。
正しく理解しようとする必要はありません、自分が納得できるように、自由に解釈してくださいね(*^^*)
全てあるという前提に立てば、潜在意識が全てを生み出す。
「どこに全てあるの?」とか「どういう理屈で全てあるの?」
などの解釈は自由にして構わないので、正しく理解しようとする必要はない。
無料の動画講座を開催中です
引き寄せについて、さらに詳しく動画で学んでみませんか?
引き寄せで誤解しがちな点の解説や、願いが叶いやすい願望設定の仕方などについてお話しています。
動画の詳細については以下からどうぞ。


潜在意識は、必ずあなたの前提のとおりに働く
みなさん、新年明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします(*^人^*)
さてさて、
「今年は潜在意識の力でこれを叶えるんだ!」
と目標を立てている方も多いと思うのですが、今回はその目標を達成するために、
まず明確にしておいてほしいことについてお話していきます。
とっても基本的な点なのですが、基本だからこそおろそかになってしまう方が多いように思いますので、
年始に基本点を確認しておくというか、初心に帰る、原点に戻るつもりで読んでいただけると嬉しいです。
あなたは潜在意識に対して、どのような前提を持っている?
まず明確してほしいこととはなにか?というと、
「私は、引き寄せの法則のことを本当に信じているのか?」
ということです。
あなたは引き寄せの法則を、潜在意識の力を、本当に信じているでしょうか?
こう言うと、
「え?信じてるよ…。信じてもないのに取り組んだりしてないってば」
と思う方もいるかもしれませんが、私は、実はこの点を信じている人はごくわずかしかいないように感じるんです。
引き寄せの法則は、思考が現実になる法則でしたね。
この「思考」というのは、顕在意識上の思考のことを指しているのではなく、
潜在意識下にある「前提」のことを指しています。
言い方は「前提」ではなくて「認識」でも「信念」でも「固定観念」でもなんでもいいのですが、あなたが何かに対して、
「これはこのようなものである」
と信じているもののことを言います。
その信じているものが現実になるということですね。
ということはあなたの中に、
「どうせ私は夢を叶えられない」
という前提があるのであれば、潜在意識はその前提をもとにしてしか動かないので、夢は叶わない。
でもその前提を、
「私は夢を叶えられる」
に変えれば、潜在意識はやはりその前提をもとにしてしか動かないので夢は叶う、となりますね。
これはいろいろなところで語られているので、そんな引き寄せの基本点ならもうとっくに知ってるよ~と思うかもしれません。
潜在意識を信じないという前提があるなら、夢は叶わない
ではこの要領でいくならば…あなたの中に、
「私は思考が現実になるなんて、心からは信じていない。
本当にそうだったらいいなーと『期待』しているだけで、『信じる』ことはしていない」
という前提があるのならば、潜在意識はその前提をもとにしてしか動かない、となります。
潜在意識は、
「よし、では『思考が現実になるということを信じないでいられる現実』を作ろう!」
というふうに、あなたの前提(引き寄せへの不信感)を現実化しようとします。
夢が叶わなければあなたはきっとずっと、
「やっぱり潜在意識の力とか嘘なんじゃないの、だって夢叶わないし…」
と、引き寄せを信じないままでいられますよね。
よって夢は叶わず、引き寄せを信じられないまま。
そして引き寄せを信じられないので夢は叶わず、夢が叶わないので引き寄せを信じられず、引き寄せを信じられないので夢は叶わず…という、
無限のループに陥っている方がとても多いように感じています。
潜在意識のメソッドは、信じているという前提のもと話されている
「潜在意識の力をうまく使うためにどうすればいいのか?」
と考え、引き寄せのメソッドはどれがいいかしら?という点に注目する方はとても多いです。
しかし、世で語られている引き寄せのメソッドというのは、
「あなたは潜在意識の力によって思考が現実化するということを信じてますよね?
そこは信じているという大前提のもと話をすすめますよ」
というものですので、そもそもその潜在意識の力に対して、
「そんなものは本当はないんじゃないの?」
という疑いを前提にしている場合、そのメソッドをしても意味がなくなってしまいます。
疑いを持ったままでいるためにはメソッドの効果が出る必要はないため、
潜在意識が「メソッドの効果が出ない現実」を作るためです。
そうして、どれだけメソッドを試しても効果がないという引き寄せ難民が生まれてしまいます。
なので、
「私は今年こそ夢を叶えたい!」
と思っている方にまず明確にしてほしいのは、基本中の基本、根本中の根本である、
「私は、潜在意識に対してどのような前提を持っているのか?」
「私は、そもそも引き寄せの法則のことを本当に信じているのか?」
ということです。
そして、今現在それらを「信じていない」という前提があるのであれば、
「これからは信じることにするのか?それとも信じないままでいることにするのか?」
と自分に問いかけ、どちらかを選択してほしいと思います。
潜在意識を信じるという前提さえ持てば、必ず叶う
うむむ…なんだか、せっかくのめでたい正月に厳しい選択を迫っている気もするのですが、
別に厳しいことを言ってめでたい気分をブチ壊したれーとか決してそういうことではないんですぞ…(;´・ω・)
私も以前はずっと夢が叶わなくて、年末になると毎年こう思いました。
「もう今年も終わりかぁ、私は今年一年なにやってたんだっけ?
年始はあんなに『変わるぞ!』という意欲を持ってたのに、あれはなんだったんだろう…。
なんか、特に何も成し遂げずに終わったなぁ。
来年もそうなのかなぁ。
あれ…、こんなのずっと続けてたら、このまま人生終わるじゃん。
一年何してたんだっけ?というのと同じように、死ぬときに、
あれ、私生まれてきて何してたんだっけ?とか思いながら死んでいくのかな…」
とか、怖くなるんです。
で、それが怖いから次の年始に目標立てて意気込むんですけど、また年末には、
「私は一体なにしてたんだっけ?」となる。
そういうことを繰り返してほしくないな、と思うんです。
あなたがどこの誰かはわからないけれど、どこの誰であろうと、
やりたいことをやれずに空しく人生を終えたほうがいい人だなんて、
そんなことは絶対にないですよね、そんな人はどこにもいない。
あなたが引き寄せや潜在意識のことに興味を持ってここを訪れたのであれば、
私のサイトでたったひとつでもいいから、変わるためのなにかを得られればいいなと思いますし、
そして変わるためにたったひとつだけどうしても伝えたいことがあるとするならば、
「引き寄せをやるなら、引き寄せを信じるという前提を持ったうえでやってほしい」
ということです。
そのような前提があれば、必ず潜在意識の力でうまくいきますから。
では改めて、今年一年どうぞよろしくお願いいたします!(*^人^*)
潜在意識の力で夢を叶えるぞ!と思っている方は、
「まずそもそも、私は潜在意識の力を本当に信じているのか?」
という大前提の部分を明確にすることが大切です。
無料の動画講座を開催中です
引き寄せについて、さらに詳しく動画で学んでみませんか?
引き寄せで誤解しがちな点の解説や、願いが叶いやすい願望設定の仕方などについてお話しています。
動画の詳細については以下からどうぞ。


ネガティブをやめるにはどうすればいいの?
さて、今年も今日で終わりですね。
来年に向けて目標を立てている方も多くいると思うのですが、中には、
「来年こそネガティブをやめる!ポジティブな私になるんだ!」
と思っている方もいるのではないでしょうか?
そのような方へ向けて、ネガティブをやめる簡単な方法をひとつご紹介します。
ネガティブをやめるべきと思うとネガティブは続く
ではではネガティブをやめたいそこのあなた、まずは、
「そもそもなぜ、ネガティブになってしまうのか?」
ということについて考えてみましょう。
原因がわかれば対処しやすいですからね(*´ω`*)
私は、ネガティブになってしまう大きな原因のひとつは、
「ネガティブをやめるべきである」
と考えることにあると思っています。
たとえば子供のころ、さてそろそろ勉強しなきゃなぁ…と思っているときに、
親に「勉強しなさい!」と言われて、
「ちゃんとやるつもりだったのに、そう言われたせいでやる気なくなったわー!!」
とやる気を失った経験がありませんか?
あとは、「押さないでください」と書かれた非常ボタンを見ると、つい押すところを想像しちゃったりとか。
「これ、絶対に見ちゃダメだよ」
と言われれば、無性に気になって見たくなったりとかとか…。
やれと言われればやりたくなくなり、やるなと言われればやりたくなる。
こういう経験は誰しも一度はあると思いますが、これは心理的リアクタンスと呼ばれるものです。
人はもともと、
「自分自身の意志で選択したい、自分で決めて行動したい」
という欲求を持って生まれてきます。
そういった欲求が備わっているため、
「やりなさいorやってはいけない」
と命令をされると、
「自分の自由を奪われた」
と感じ、自身の自由意志を回復するためにわざと反対のことをやろうとしてしまいます。
やれと命令されていることが自分にとって良いことであっても、この心理的リアクタンスは働きます。
勉強しなさい!とかはそうですよね、
自分にとって勉強するのが良いことだということは自分でもわかっている。
だけど命令されると、
「あくまでも自分の意志でやりたいんであって、命令されてやりたいんじゃねーよ!」
という反発が生まれて、自分にとって良いことですらもやりたくなくなるのが人間です。
ネガティブをやめるべきと思い、負のスパイラルに陥っていく場合も
不思議なものでこの心理的リアクタンスは、人から命令を受けたときだけではなく、
自分自身に命令を下したときにも起こります。
禁煙したい人が「禁煙!」という張り紙を部屋の壁に貼ると、かえって煙草を吸いたくなるとか、
ダイエットのために「間食禁止!」と冷蔵庫に貼ると、貼る前よりも食べたくなったりとか、ね。
同じように、
「ネガティブをやめるんだ、ネガティブ禁止!やめなければならない!」
と考えると、この心理的リアクタンスが働き、かえってネガティブになってしまいます。
で、ネガティブになるとますます、
「だからネガティブはダメなんだってば、ダメダメ!やめろ!」
とさらに強く禁じようとします。
すると、ますます強く心理的リアクタンスが働きますますネガティブに…という負のスパイラルに陥る方も多いです。
これがネガティブをやめられない原因のひとつです。
逆に「ネガティブをやめるべきではない」としてみる
ということは、この心理的リアクタンスを逆手にとってしまえばいいですよね。
ネガティブをやめたいのであれば逆に、
「ネガティブをやめるのはいけないことだ、絶対にネガティブなままでいるべき」
と自分に命令するんです。
おそらく、いまこの文章を読んだ瞬間に、
「は?そんなのヤだ…」
という気持ちが生まれたのではないでしょうか?
ほらね、反射的にネガティブでいることに対して「嫌だ」と反発が生まれ、もっとポジティブであろうとしたでしょ?
こうして、あえて「ネガティブをやめるべきではない」と考えることでネガティブへの反発心を生み、それによってポジティブになるという方法もあります。
「ネガティブでいてもいい」ではない
この方法をやる際のポイントは、
「ネガティブになってもいいよ」
ではなく、
「ネガティブでいなければならない」
とすることです。
「なってもいいよ」というのは、してもしなくてもどっちでもいいよということですよね。
好きなほうを選んでいいよ、と自分の自由意志を尊重してしまっています。
今回ご紹介しているのは、自由意志を奪われた際の反発心を利用しようという方法ですので、自分の自由を奪うためにあえて、
「ポジティブでいてはいけない、ネガティブであらねばならないのだ」
とポジティブを禁止し、ネガティブを義務化してください。
なにかの拍子にネガティブになった際、これまでは、
「ダメダメ、こういうネガティブをやめるんだ!前向き前向き…!」
と考えていたと思いますが、これからは、
「よーし、これから1時間は絶対にネガティブなことを考え続けるぞ!
1回たりともポジティブなことを考えてはダメだ!!」
として、1時間全力でネガティブでいようとしてください。
おそらく、数分で嫌になると思います。
ネガティブをやめるべきと考えていたときには1時間でも2時間でもネガティブでいられたはずが、
ネガティブを義務にしたとたん、数分しか持たないことに驚くはず。
でも、そこでやめずに1時間はネガティブなことを考えつづけてください。
どんなに嫌でも義務ですので、やってください。
でね、これを何度かやっていくうちに、ほんっっっと~~~~~に心の底からネガティブでいることにウンザリすると思います(;^ω^)
そうして心底から「嫌だ、やりたくない」と感じたことは、
やめなきゃなんて考えなくても人は勝手にやめちゃうものですよ。
ネガティブをやめるべきと考えたまま取り組まないこと
ときどき、
「ネガティブを義務だと考えていても、途中で嫌にならずにずっとネガティブでいられちゃうんですけど…」
という方がいらっしゃるんですが、このような方はネガティブを義務にしているようでしていない場合が多いです。
やる際に、
「これをやって、早くポジティブにならなきゃ」
と思いながら…つまりネガティブをやめるべきだ、と思いながら取り組んでるんですね。
「ネガティブをやめるべきだからネガティブの義務化を試してみよう」
ではなく、
「ネガティブでいるべきだからネガティブを義務にしよう」
という姿勢で取り組んでみてください。
あと、
「途中でネガティブでいることに嫌になったらそこで考えるのをやめればいいや」
と思っている場合もネガティブが長く続きやすいです。
嫌ならやめてもいいんだよ、というのでは自分の自由意志が尊重されてしまっていますので、
「嫌でもやれ、義務なんだから決めた時間内は絶対にやれ、拒否権はないぞ」
というほどの反発が生まれないためです。
さきほども言いましたがポイントは、
「ネガティブでいてもいいよ(嫌になったら途中でやめてもいいよ)」
という「許可」を与えることではなく、
「時間内は何がなんでもネガティブをやめるのはダメ、絶対にネガティブを続けねばならない」
と「命令」を与えること、心理的リアクタンスを生むことです。
許可だと心理的リアクタンスが生まれませんので、命令と許可を混同しないようにしてくださいね。
「なんでネガティブやめたいのに、わざわざやめたいものを義務化せなあかんねん…」
と、あなたの中にネガティブでいることへの嫌悪感が生まれているのであればこれ幸い。
すでにあなたの中で、ポジティブであろうという欲求が強まっているということですので、そのような場合こそあえてこれを試してみてほしいと思います(*´ω`*)
今年1年、本当にありがとうございました。
それではみなさん、良いお年を!
ネガティブが続くのは、
「ネガティブをやめるべき」
と考えることで心理的リアクタンスが働くから。
それを逆手に取ってしまえばネガティブをやめることができる。
無料の動画講座を開催中です
引き寄せについて、さらに詳しく動画で学んでみませんか?
引き寄せで誤解しがちな点の解説や、願いが叶いやすい願望設定の仕方などについてお話しています。
動画の詳細については以下からどうぞ。


世界=自分?世界の中に自分がいるとかじゃなくて?
今回は「世界=自分」についてのお話です。
潜在意識のことについて調べていると、この世界=自分という言葉を目にすることもあるかもしれませんが、
「いやいや、世界と自分は違うだろうが…」
と不思議に思う方も多そうですので、どういう意味なのか?についてです。
世界=自分には、誰しも覚えがあるはず
ではでは私が、あなたと、あなたの友達のAさんを部屋に招いたとします。
あなたは釣りに興味があるので、私の部屋の隅に釣り竿があるのを見て、
「おぉ、この人も釣りするのか、いい釣り竿じゃないの…」
と思いました。
帰り道でAさんに、
「なんかいい釣り竿持ってたなぁ」
と話したところ、Aさんは、
「え?釣り竿なんてあった?
それよりもさ~、飾ってあった写真見た?すごいステキだったね!」
と返してきます。
あなたのほうは、
「は?写真…なんてあったっけ?」
と思い返してみても、どこになんの写真があったか全然わかりません。
こういうことは誰しも一度くらいは経験したことがあると思います。
世界=自分は、当然部屋の中だけに限らない
あなたは釣りに興味はあったが写真には興味がなかった。
そのためあなたにとって私の部屋は、
「釣り竿はあるが写真はない部屋」
だった。
対してAさんは釣りに興味はないが写真には興味があったので、Aさんにとって私の部屋は、
「釣り竿はないが写真はある部屋」
だった。
二人とも物理的には同じ部屋にいますが、しかし二人が見ている部屋は違いますので、
あなたとAさんはそれぞれ別の部屋にいたと表現することもできますね。
私の部屋だけに限らず、道を歩いているときにも、映画館にいるときにも、
職場にいるときにも、レストランで食事をしているときにも、
アメリカにいるときにもブラジルにいるときにも北極にいるときにも、
あなたと同じ光景を目にしている人はいません。
当然ですよね、なにからなにまであなたと全く同じ考え方をしている人なんてどこにもいないのですから。
世界には73億人くらいいますが、この中に全く同じ人間は1人としていませんので、
73億人いれば73億とおりの世界の見え方があります。
つまり、1人につき1つの世界を持っているということ。
誰も他人の世界を生きることはできません、自分の世界の中から出ることはできない。
これが「世界=自分」ということです。
「世界=自分」なら、認識の変更により世界を変えられる
ではあなたが、Aさんに写真の良さを力説されているうちに写真に深く魅了され、
もう釣りなんて興味ねーや!写真のことで頭いっぱい!という状態になったとします。
その状態でもう一度私の部屋に来れば、今度は私の部屋が、
「釣り竿はないが写真はある部屋」
に変化しているはずです。
よく通る道を歩いていて、
「あっ、こんなところにカメラ屋さんがあったのかぁ」
と気づくようになるかもしれません。
「カメラ屋のない道」が「カメラ屋のある道」へと変化しましたね。
道を歩いているときだけではなく、職場でも映画館でもアメリカに行ったときも、
写真に興味がなかったときとはあなたの世界は違っているはずです。
自分が何を思い、何に興味を持ち、何に興味がないのか…つまり、
「自分がどのような認識を持っているのか」で自分の生きる世界は決定されているということです。
あなたが夢を叶えるチャンスは、すでに世界のいたるところにある
あなたが釣りにしか興味がなく、
「釣り竿はあるが写真はない部屋」
にいたときにも、実際のところ、私の部屋に写真は飾ってあったし道にもカメラ屋は既にありました。
しかし、あなたにはその既にあるものを見ることは不可能でしたね、
見ることができる認識を持っていなかったため、それらがない世界しか生きられなかった。
「写真に興味がある」という認識を持つことで初めて、それらがある世界を生きることが可能になります。
同様に、「私は夢を叶えられない」という認識を持っている状態でも、
夢を叶えるためのチャンスや情報などはあなたの周りに既に存在しています。
だけど、それを今の時点で見ることは不可能です。
認識が「できない」から「できる」へと変更されない限り、
既に飾ってある写真に気づけないのと同じく、既にあるチャンスに気づくことはできない。
なので引き寄せではさかんに「認識の変更をしろ」と言われます。
それをしないと自分の世界が変わらないためですね。
自分を取り巻く環境(世界)を変えたいというとき、
人はついつい世界を変えようとしてしまいます。
けれど、世界は自分の認識の反映なのですから、
世界を変えたいのであれば、自分の認識を変えることが大切です。
人は自分の認識に添った世界しか見ることができない。
同じ認識を持っている人はいないので、1人につき1つの世界を見ていることになる。
それぞれが自分だけの、自分の認識が作った世界を生きていることを「世界=自分」と表現している。
無料の動画講座を開催中です
引き寄せについて、さらに詳しく動画で学んでみませんか?
引き寄せで誤解しがちな点の解説や、願いが叶いやすい願望設定の仕方などについてお話しています。
動画の詳細については以下からどうぞ。


なぜ、関連付けの放棄をするとうまくいくのか?
今回は、関連付けの放棄についてのお話です。
関連付けとは何かというと、
「学歴がないからお金持ちになれない」
「美人じゃないから彼氏ができない」
など、AだからB、というふうに何かと何かを関連付けて考えることを言います。
この関連付けを放棄することで、潜在意識は望むものを現実化しはじめるというお話です。
関連付けの放棄をしているか否かで現実化するものが変わる
「学歴がないからお金持ちになれない」
なんとなくもっともらしい感じもする関連付けなのですが、
実際には「学歴がない」ことと「お金持ちになれない」ことに関連はありません。
関連があるのだとすれば、学歴がない人はみんなお金持ちになれていないはずですが、そんなこともありませんよね。
学歴がなくてもお金持ちになる人もいます。
では、なぜなれる人となれない人に分かれるのか?というと、
関連付けを放棄しているかいないかで分かれます。
学歴がないからお金持ちになれないという関連付けを行っているAさんの潜在意識は、
「よし、では『学歴がないからお金持ちになれないと思ったままでいられそうな現実』を作ろう!」
と働きます、その関連付けを維持しようとするということですね。
なのでAさんは何かしら、
「ほら、やっぱり学歴がないとお金持ちになれないんだ!」
と思うことができる体験を現実ですることになります。
対して、学歴がないこととお金持ちになることに関連はない、
と関連付けの放棄をしているBさんがいるとします。
Bさんの潜在意識は、
「よっしゃー、じゃあ『学歴がないこととお金持ちになることに関連はないと思ったままでいられそうな現実』を作るべ!」
と働きます。
Aさんの潜在意識が関連付けの維持をしようとするのと同じ要領で、
Bさんの潜在意識は関連付けの放棄の維持をしようとします。
なのでBさんのほうは、
「ほーらね、やっぱ学歴とお金持ちになるってことは関係ないんじゃん!」
と思うことができる体験…、つまり、学歴がなくてもお金持ちになれるという体験をすることになります。
関連付けの放棄をすることで、今の現実を崩せる
例として学歴とお金を出しましたが、
「美人じゃないから彼氏ができない」
「引っ込み思案だから友達ができない」
などなど…その他のどのようなことでも同じです。
美人じゃないから彼氏ができないのではなく、
美人じゃないから彼氏ができないと関連付けて思考しているから、
その関連付けが潜在意識の力で現実化して実際にそうなります。
引っ込み思案だから友達ができないのではなく、
引っ込み思案だから友達ができないと関連付けて思考しているから、
その関連付けが現在意識の力で現実化して実際にそうなります。
その人が自分の力で、
「美人じゃなければ彼氏ができない現実」
を作り上げているだけです。
でも、そんな現実は作りたくて作っているわけではないですよね。
では作るのをやめるためにはどうすればいいのか?というと、
その関連付けを放棄してしまえばいいですよね。
そうすれば美人じゃなくても彼氏はできるし、引っ込み思案でも友達ができます。
関連付けの放棄のため、逆の情報を探してみて
あなたには今、なにかしらの夢があると思います。
そして、
「でもなぁ、私は○○だからできないかも…」
というふうにも思っていると思います。
それを一度紙に書き出してみてください。
それが今現在あなたがしている関連付け、あなたが作っている現実です。
紙に書いたそれらを見て、
「私は○○なので□□ができない…とかいうこともないんじゃないかな?」
と意識してみてください。
できれば意識するだけではなくて、
「○○じゃなくても□□ができた人」
の情報を探してみると良いと思います。
学歴がないからお金持ちになれない、と思っている人は、
ついつい学歴がなくてお金持ちじゃない人の話を聞きがちです。
「ご近所の山田さん、起業しようとして失敗したらしいよ~。
あの人は中卒だからやっぱり難しかったんだろうね~」
とかとか、そういう話にばかり敏感になります。
そのような話を聞いていれば、
「ほらね、やっぱり学歴がないとお金持ちになれないっていう私の関連付けは正しいのだ」
と思うことができるため、潜在意識が、
そういう話を敏感になって聞くように仕向けているためです。
なので、あえて逆の情報を耳にしようとしてみてください。
学歴がなくてもお金持ちになれた人の話、
美人じゃなくても彼氏がいる人の話、
あるいは美人なのに彼氏がいない人の話でもいいです。
自分が今持っている関連付けの反証となるような話を探してみて、関連付けの放棄を行ってみてください(*´ω`*)
関連付けを行っていると、そのとおりの現実を潜在意識が作る。
作るのを止めたい場合は、その関連付けを放棄してみること。
無料の動画講座を開催中です
引き寄せについて、さらに詳しく動画で学んでみませんか?
引き寄せで誤解しがちな点の解説や、願いが叶いやすい願望設定の仕方などについてお話しています。
動画の詳細については以下からどうぞ。
