アファメーションは声に出さなくても効果がある理由

空

 

今回はいただいた質問の回答です。

 

アファメーションについてですが、やはり声に出したほうがいいですか?
小声でつぶやいたり、心で唱えても効果はありますか?

つぶやくのでも、心の中で唱えるのでも効果はあります。

ただ、やはりできれば声に出すのが良いと思います。

 

 

なぜ声に出さないアファメーションでも効果があるのか?

 

小さな声だったり、声に出さないアファメーションでも大丈夫?ということですが、

はい、心の中で唱えるだけでも効果はあります。

 

声に出さないから感情は動かない、ということはない

 

たとえばですが、あなたになにか嫌だなー、むかつくなーという出来事が起きたとします。

これって頭の中で思い返して、

「あぁ、むかつくなぁ…」

と考えていると、ますますムカムカしてきますよね。

「むかつくと声に出していないので、むかつく気持ちは増えていきません」

ということはないですよね、頭の中で思っているだけでもじゅうぶんに思考は増幅していきます。

 

 

潜在意識は知性がないのが特徴の意識です。

知性がないため、現実に起こっていることと空想の出来事の区別ができないです。

そのため、頭の中で過去にあった出来事を思い返しているとき顕在意識上では、

「過ぎたことを思い出しているだけで、いま実際に経験しているわけではない」

と自覚できていますが、潜在意識のほうは「いままさに起きている出来事」と誤認しています。

仮に10回頭の中で思い返せば、それは潜在意識にとっては本当に10回同じ経験をしたのと同じことです。

当たり前ですが、嫌な経験って1回しかしないより10回したほうが嫌な気分になりますよね。

なので、ただ頭の中で考えているだけでも(潜在意識は何度も嫌な経験を繰り返したと錯覚しているため)嫌な気持ちが増えていきます。

 

 

これと全く同じ要領で、できると心の中で唱えているだけ、声に出さない状態でも、

「声に出していないので、できるという気持ちは増えていきません」

などということはなく、徐々にできるという思考は増幅していきます。

なので、心の中で唱えるだけでも効果はありますよ(*^^)v

 

 

出さないのと出すのを天秤にかければ出すほうが良い

 

ただ、うーん…でもでもやっぱり、できれば声に出したほうがいいかな?とは思います。

そして、「小声と大声どっちがいいのですか?」となると、私は大きな声のほうがより望ましいと思います。

さっきの、

「嫌な出来事について頭の中でムカつくなと思っているとますますムカつく」

というのなんですが、これって、

 

○自分ひとりで頭の中で「ムカつくなぁ…」と考えている

○人に「本当にムカつく!」ととつとつと語る

 

という2つがあったとき、後者のほうがよりムカついちゃうもんなんです。

(その人の性格も関係してきますので100%すべての人が絶対にそうだとは断言しませんが、基本的には声に出したときのほうがムカついちゃう人が多いです)

 

 

なんでか?というと、「ムカつく」と声に出すことによって、脳はその出した声を聞きますよね。

外部から「ムカつく」という情報が入ってくることになりますので、入ってこないよりそう思いやすいです。

「好きな芸能人について友達と話してたら、ますますその芸能人のことが好きになった」

とか、

「この人、話しているうちにだんだん持論に酔ってきちゃってんな…」

という感じの人を見たといった経験があるかもしれませんが、

これは声に出すことでますますそう思いやすくなり、自らを説得することに成功しているのでそうなります。

 

 

アファメーションは、自らを新しい考えに染めるため、説得・納得させるために行う行為なので、

説得させたいというときには声に出したほうがより効果的だと思います。

で、自信なさげに小声で言うより、胸を張って堂々と大きな声で言うほうが人って説得されやすいですよね。

なので、自身を説得するときにも声は大きいほうが、単純に考えると効果は高いと思います。

 

 

ただ、いつでもどこでも大声で元気よく「俺は金持ちだぜヒャッハー!!」とか言ってたらだいぶアヤシイ人ですからね~(;´∀`)

人目があるときにはアイツどうしちまったんだとなりそうなので、声に出さないでやってください。

 

 

 

アファメーションを続けても効果がない人はなぜ?

 

質問への回答はここまでなのですが、中にはここまでを読んで、

「声には出してないけど、私は真剣に唱えた。でも効果なかった」

「私はしっかりと声に出して続けたのに、なにも変わらない…」

と思った方もいるかもしれないので、ここからはなんで変われない人がいるのか?についてです。

 

 

私が思うにこういう方ってそもそもの、

「私は考え方を変えてやるのだ」

「私は自分の力で人生を変えてみせる」

という決意が希薄なように思います。

「アファメーションが私を変えてくれる

「引き寄せが人生を変えてくれる

みたいに考えてるように見えるんですね。

うーんと、たとえばですけど…、

 

○「絶対にもっと早く走れるようになってやる!」と思って、真剣にコーチの指導を受けて実行する人

○「このコーチが私を早く走らせてくれるんだぁ」と思って、とりあえずコーチの言うことに従っている人

 

だと、どっちが早く走れるようになるか?というと前者ですよね。

後者のほうは、従って素直にやってるといえばやってるんですけど、そもそもの、

「コーチが私を変えてくれる

という考え方が依存的なので、そこまで伸びない。

 

 

同じように、アファメーションは思考を変えるためのトレーニングとしてとても素晴らしい方法ではありますが、

「素晴らしい方法が、私を変えてくれる

という考えのもとやってても変化しないんですね。

「私は変わるため、素晴らしい方法を利用する」

が正解。

そもそもの「私は変わるのだ」という決意が弱い場合、

声に出しても出さなくても効果が得られなくなってしまいます。

まずは、

「私は、アファメーションが変えてくれるというふうに考えていなかっただろうか?」

という点について確認なさってみてください。

 

 

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お金を引き寄せるのがもっとも簡単な理由について。

一万円札

 

今回はいただいた質問への回答です。

 

別の記事で、

「お金はもっとも引き寄せやすい」

と書いてあったのを見て驚いてしまい質問させていただきます。

お金が一番引き寄せやすいのはどうしてでしょうか?

私はいろいろ引き寄せを実践していて、叶ったと思うこともありますけどどれもお金以外のものです。

自分では「お金が一番引き寄せにくい」と感じています。

お金を引き寄せるのが簡単だとしたら、私に引き寄せられないのはなぜでしょうか?

思い当たる理由としては小さい頃から両親が、

「お金はもともと恵まれた人間が持つもの」

「貧乏に生まれればどうせ一生貧乏。そういう運命」

とかよく言っていてずっとそれを聞いて育ったので、

それが潜在意識にインプットされているせいかな?と思いましたが、これが理由でしょうか?

お金を引き寄せるのが簡単なのは物質だからです。

ご両親の言葉はお金を引き寄せられない原因のひとつだと思います。

 

 

お金の引き寄せが簡単なのは「ただのモノ」だから

 

えーと、たぶんこの記事をご覧になってくださったのかな?

最後の最後のほうでチラッと「お金はもっとも引き寄せやすい」と書きましたね。

なぜお金を引き寄せるのが簡単なのか?ですが、これはお金がただの物質で感情などがないからです。

 

 

例えば、あなたがお店で素敵なコップを見つけて買おうとしたとします。

このとき、お金さえ払えば手に入りますよね。

コップのほうが、

「あなた私の好みのタイプじゃないから傍にいるの嫌やで」

とか思考して勝手にどっか行ったりしないですよね(笑)

相手に感情があればそうやってどっか行ったり、逆に素敵だと思われれば相手のほうから勝手に近づいてきたりますが、物に関してはそういうことはないです。

 

 

お金も同じで、こちらが、

「お金が入ってくるような行為」

さえすれば、絶対に誰でも手に入れることのできるものです。

1000円ほしかったら「時給1000円のバイトという行為」をすれば、

誰でも平等に、確実に1時間で1000円手に入れられますよね。

あれ?私だけお金に嫌われて200円しかこなかった~とか、そういうことはありません。

 

 

これが人間だと、

「モテるような行為」

をすれば絶対確実にモテるのか?というとそうでもないです。

自分と相手との思考や感情のやりとりになってくるからです。

ぼけーっとしてても10人にモテる人もいれば必死こいて誰にもモテない人もいるし、

お金のように単純に「こうすればこうなります」というものでもないです。

自発的に思考したり行動したりしないんですから、お金のほうがずっと扱いやすい。

というのが、私がお金を引き寄せるのは簡単と言う理由です。

 

 

お金の負の信念があるため引き寄せられない

 

さてさて、ではお金を引き寄せるのがそんなに簡単なら、

どうして質問者さまはお金を引き寄せられないのでしょうか?

これはもう、質問者さまはすでに答えがわかっていますね。

 

小さい頃から両親が、

「お金はもともと恵まれた人間が持つもの」

「貧乏に生まれればどうせ一生貧乏。そういう運命」

とかよく言っていたので、それが潜在意識にインプットされているせいかな?と思いましたが、これが理由でしょうか?

 

これが理由のひとつだと思います。

親からの影響で「お金は入ってこないものだ」という負の信念が潜在意識に作られた。

あと、そういうことを言う人は親以外にも世間にたくさんいますので、

親以外のところからもお金の信念は作られていると思います。

 

 

ただ、あまり心配したり悲観することはないですよ~、

だってもう原因がわかっているんですから。

どうしてお金を引き寄せられないのかさっぱり理由がわかりません!

というなら困るかもしれませんが、ちゃんと、

「お金の負の信念があるからだな、主に親からの影響でそうなったんだな」

ということがはっきりわかっている。

原因がわかっているなら、対策を打つのも簡単です(*^^)v

ただこのお金の負の信念を崩せばいいだけ。

 

 

ここからはアファメーションをして、新しく「お金は入ってくる」という思考をインプットしてください。

アファメーションを繰り返せば必ず今持っている信念は崩れます。

それができれば質問者さまは無意識に「お金が入ってくるような行動」を取るようになりますし、

そうした行動を取った以上、お金は確実に手に入ります。

 

 

「お金を手に入れる=親に愛されなくなる」という信念がないか

 

あと、もしかすると質問者さま、

「お金を手にしたら親(または世間)に愛されなくなる」

みたいな信念を持ってたりしませんか?

持ってないなら良いんですけど、もし心の奥のほうで、

「貧乏でいる=親の言っていたことをちゃんと守っている=言いつけを守る良い子は愛される」

みたいに思っている場合、これ、

「お金持ちになる=親の言いつけに背く=悪い子は愛されない」

ということですから、

「親に愛されたい以上、お金持ちになってはいけない」

「世間から批判されたくない以上、お金持ちになってはいけない」

という信念があるかもしれません。

 

 

ちょっと深呼吸でもして、

「私は、お金を手にしたら親から愛されなくなるという恐怖を持っていないだろうか?」

ということも考えてみてください。

「あ、そう言われればそういう気持ちがある…」

という場合には…。

良かったですね!

またひとついらない信念を発見できたおかげで、

発見できないままでいるよりもますますその信念は崩れやすく、

ますますお金を引き寄せるのが簡単になりましたよ~(*´ω`*)

 

 

親のぼやきを聞いてあげる必要はない

 

ええと、ちょっと失礼かもしれませんが、

 

「お金はもともと恵まれた人間が持つもの」

「貧乏に生まれればどうせ一生貧乏。そういう運命」

 

↑これぶっちゃけ、お金がほしいのに手に入れる自信がない人のただのボヤキですよね…?(;^ω^)

ご両親はお金ほしいけどないってことをぼやいてただけです。

ただお金持ちが羨ましかっただけ、自分もそうなりたかっただけ。

でも素直に「お金持ちっていいなぁ~」って言う勇気がなかったから、

「ふん、どうせどうせ…どうせ私は貧乏な運命なんだ!」

と卑屈になってしまったんだと思います。

「お金はもともと恵まれた人間が持つもの」

言葉では確かにそう言っていますが、正確に言い換えるならばこれ、

「お金がほしいよ~、でも素直にそう認められないよ~」

です。ご両親はそう言っていたんです。

 

 

まだ幼かった質問者さまは、

「あら、素直にお金がほしいと言えないのね。まぁまぁ、素直じゃないわねぇ」

とは思わず、

「お金持ちになったら見捨てられるってことか…」

という解釈をしてしまい、お金への負の信念ができあがったのかもしれません。

でも、その解釈はいまからいくらでも変えられますよ。

「なーんだ。まだ子供だったし妙な解釈しちゃったぜー」

「でも私もう大人よ、もうこの解釈は私には必要ないわ」

というふうに意識してみてください。

 

 

自覚・意識している負の信念は、解消されるのがとても早いです。

自分の中にあるお金の負の信念が親からのものだ、という自覚をもってして改善しようとしているのですから、

変わるのは早く、質問者さまがお金を引き寄せられるようになるのもそう遠くない話だと思いますよ(*´ω`*)

「お金を引き寄せるのは簡単だ!」

って、意識して過ごしてくださいね。

 

 

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引き寄せの法則で身長を伸ばすことは可能なのか?について。

蓮

 

今回はいただいた質問の回答です。

 

僕には「身長を伸ばす」という目標があります。

成長期は過ぎていて、一般的にはいまから身長は伸びないとされている年齢ですが、絶対に理想の体型を手に入れたいです。

「骨の歪みを治して身長を稼ぐ」

などではなくて、実際に、

「両腕両足の骨を伸ばす・胴の骨を縮める」

ということをして、モデル体型に近づき、今より7cm高くしたいです。

 

一年間のアファメーションやイメージングで「出来て当然」といえるくらいまで確信できるようになってきました。
しかし、現実化はまだ来ません。
朝起きた後やイメージングをした後に伸びた感覚がする時はありますが、鏡を見るとやはり変わっていません。

「どうして確信しているのに叶わないんだ」

という思いでいっぱいで、かなりストレスが溜まっていて暴飲暴食などをしてしまっている状態です。

これは願いが叶うまでにそれなりに時間がかかるからなのか、

それとも自分で気づいていないまま確信できていないのか、どちらだと思われますでしょうか。

 

「本当に伸びるのか」
とも思いますがそれ以上に、
「伸びてしまっていいのか」
「願いを叶えてしまっていいのか」
「幸せになっていいのか」
という思いが、身長だけでなく人生の全てにおいて理想の現実化をブロックしている気がします。

「身長は伸びる」という確信の前に「私は幸せになる」という確信が必要なのではないでしょうか?

 

 

叶うまでの時間差が長いパターンであり、確信もあいまいな状態

 

これは願いが叶うまでにそれなりに時間がかかるからなのか、

それとも自分で気づいていないまま確信できていないのか、どちらだと思われますでしょうか。

 

との文章がありましたが、私はどちらにも当てはまると思います。

身長を伸ばす…しかも歪みの矯正などではなくて骨格から変えようとなると、

これはだいぶん時間がかかるのはいたしかたない部類の願いかな…と。

なので、どれほどまでに強い「私の身長は伸びる」という確信があろうとも、

時間がかかることは受け入れたほうが良いと思いますし、

本当に必ず願いを叶えるという強い確信があるなら、願望実現に必要なこと(長い時間差)は受け入れられるはずです。

実現が待てないイライラで暴飲暴食を…ということはないと思うんです。

 

 

そもそもいま必要なのは「身長が伸びるという確信」ではない

 

では、

「どうして1年間もアファメーションやイメージングをしたのに、いまだ『身長が伸びる』という確信を持てないのか?」

について考えていきましょう。

なぜなのかというと、

 

「伸びてしまっていいのか」
「願いを叶えてしまっていいのか」
「幸せになっていいのか」
という思いが、身長だけでなく人生の全てにおいて理想の現実化をブロックしている気がします。

 

と、この「幸せになっていいのか?」というブロックを崩していないからだと思います。

 

 

身長を気にしていれば幸せになれずにすむ

 

いま質問者さまは、

「いまは身長が低いから不幸だ(でも身長が伸びれば幸せになれる)」

というふうに思っている状態ですよね。

でも、よ~~く考えてみてほしいのですがこれだと、

「低身長だ(←これは現実)から、不幸(←これは思考)だ」

ということですから、これだと現実→思考になっちゃってます。

これはないです、正確には思考→現実です。

なので実際には、

「不幸だ(という思考がある)から、低身長(という現実)が気になる」

です。

「幸せになってはいけない(不幸でいるべき)」という思考のほうが「低身長」という現実より先にあるんです。

 

 

まず質問者さまの中には、「幸せになってはいけない」という強い思考…信念があります。

すると潜在意識は、その「幸せになってはいけない」という信念を現実のものにしようとします。

潜在意識は考えます、

「さて、この人が幸せにならないためには、なにが必要だろう?」

と。

なにが必要か?

そうですね…、幸せにならないためには、悩みが必要ですよね。

明日解決できるような簡単な悩み…「ラーメンが食べたいけど食べられない」なんてことに悩んでも、

明日ラーメン食べて解決できちゃえば明日すぐに幸せになれてしまいますから、

できればもっともっと難しくて解決困難なこと…、たとえば、

「身長を伸ばしたいけど伸ばせない」とかなら、そうそう簡単には解決できない。

つまり、身長のことを気にしている間は、ずっと「幸せになってはいけない」という信念を叶えることができます。

質問者さまの潜在意識は、

「幸せにならないためには、解決困難なこと(低身長)を気にして悩めばいい」

と判断している。

なので、質問者さまは身長が気になるんだと思うんですね。

いままさに質問者さまの「幸せになってはいけない、私は不幸でいるべき」という信念(思考)は、

「顕在意識上で低身長を気にし、なんとかしようと悩む」

という手段を用いることにより、達成されているということになります。

引き寄せの法則的には、いま質問者さまの願い(信念)は叶っている状態なんです。

 

 

質問者さまは「悩みの原因は低身長だ」とお考えかと思いますが、

本当の悩みの原因は「私は幸せになってはいけないという信念を持っていること」です。

低身長を気にする、というのは、潜在意識が幸せにならないでいるために、質問者さまに取らせている「手段」です。

身長を気にすれば気にするほどに、潜在意識からすると、

「幸せにならないための手段にしっかり取り組んでくれている」

ということになるんです。

 

 

質問者さまが「身長を伸ばせる!」という断固とした決意ができないのも、

この「幸せになってはいけない」という信念のせいかと思います。

仮に断固決意して身長を伸ばせたとしたら、もう悩みの種がなくなってしまう。

幸せになるわけにはいかないのですから、そんな確信を持たれて身長を伸ばされてしまっては、潜在意識としては困るわけです。

「絶対に伸ばしてやるという決意ができず『伸ばしたいよー』と悩み続ける」

この状態が、潜在意識にとって必要なこと。

その必要なことを質問者さまは潜在意識にさせられている状態…それが今の状態かと思います。

 

 

なので私は、いま質問者さまに必要なものは、

「身長を伸ばせるという確信」

ではなく、

「私は幸せになるのだという決意」

だと思います。

潜在意識が「幸せになれない」を信念としている限り、

「身長を伸ばせるという確信」は必要のないものですから、潜在意識に排除されてしまう。

なのでまずは、

「私は幸せになるのだ、これから幸せになっていいのだ」

と自分に許可を与えること。

なにが原因で自分を不幸であるべき存在と思うようになったかは私にはわかりませんが、

まずはその「幸せになってはいけない」という信念を解除すること。

それが先だと思います。

暴飲暴食をしてしまうとのことですが、原因は身長が伸びないストレスというよりも、

幸せになれないという思いからくるストレスなのではないでしょうか。

信念の解除によって、ストレスから過度に食べてしまうということもなくなるのでは?と思います。

 

 

「幸せになってはいけない」がある限り悩みが別に移るだけ

 

「幸せになってはいけない」

この信念を解除しない限りは、仮に身長が伸びたところで、今度は別のことが気になるはずです。

身長が伸びれば、潜在意識は「新しい悩みの種を何にしようかな?」と探し始めます。

気になることが身長から別のことに移るだけで、おそらくは、

「身長が伸びたのに幸せにはなれない」

となるかと思います。

 

 

まずは、自分は幸せになっていいのだという決意をし、それを信念化してください。

それができたとき質問者さまはおそらく、それほど身長が気にならなくなるかと思います。

幸せになっていいなら、幸せになるためには「解決困難なことを気にする」ということは必要のないことですから、

必要のないことは意識できなくなる、気にならなくなっていきます。

「なんで俺、別に身長低くないのにそこまで気にしてたんだ?」

とかになりそう。

そもそも質問者さま、身長低くないですからね~(;^ω^)

(公開しませんでしたがもとの文章には現在の身長が記載されていました。

私の感覚からすると「どっちかっていうと高いほうじゃない?」という数字)

 

 

引き寄せのコツは「過程にこだわるな・手段にこだわるな」

 

ただ、私に急にこう言われても納得できるかなあ…とも思います。

「へぇ、なるほどそうだったんだ!じゃあ『幸せになっていい!』というアファメーションに変ーえようっと♪」

とかいう簡単なものではなくて、

「その話が本当なら、今まで必死に身長を伸ばそうとしてきたのはなんだったんだ!」

「そんなはずない!!絶対に身長のせいで不幸なんだ、身長さえ、それさえなんとかすれば…!!」

という気持ちが湧いてきているかもしれません。

文章を拝見する限り、身長を伸ばしたいという執着はそうとうお強いようにお見受けいたしましたし、

(つまりは幸せになってはいけないという信念がそうとう強いということですから、私としてはこっちをなんとかすればいいのではと思いますが)

人に言われてハイそうですかと納得できるようなものでもないかとも感じます。

 

 

なので質問者さまが今後も、絶対に身長を伸ばすというところにフォーカスしてやっていくつもりです!

というときのためにひとつ書いておくのですが、

「自然に伸ばそうとするより、骨延長手術を受けたほうが早いのでは?」

と思います。

(まだそれを試みていない前提でお話するんですが、「それはもう医者と相談したけど、どうしても受けられない事情があった」というのであればすみません)

 

 

潜在意識の力で癌を克服したとか、身長が伸びた、縮んだ、顔が変わった…というお話もちらほらありますよね。

こういうお話を聞いてのことなのか、ときおり私のもとに、

「風邪を引いたけど、治ると信じて潜在意識の力で治してみます」

というようなメールが届くこともあるのですが、私はこういう内容を拝見するたびに、

「普通に風邪薬を飲んだほうが早いんでは…」

と感じます。

潜在意識の力で病を治すといったことは不可能ではないとは思いますが、相当の強い信念が必要になってきます。

そのような強い信念を今から作りはじめるよりも、薬飲んだほうが早いで…と思うんです。

 

 

普段の意識していないような行いも引き寄せである

 

潜在意識の力とか、引き寄せの法則と言うとなにか不可思議なことを連想してしまうのかもしれないですが、

風邪を治すときには、

 

○潜在意識で「治る」と信じることにより治る

 

という手段のほかに、

 

○医者に行く

○市販の薬を飲む

○暖かくしてゆっくり寝る

○栄養のあるものを食べる

 

などもありますね。

あまり意識する人はいないでしょうが、こうした普段当たり前にやっている「薬を飲んで治す」とかも引き寄せなんです。

 

①治したい、治すのだという思考

②それを実現するための手段(薬を飲むという行動)

③治る(治したいという思考の実現)

 

で思考が現実化してますよね。

引き寄せで「過程にこだわるな・手段にこだわるな」とよく言いますが、これは、

「さまざまな方法があるのだから、そのうちのどれかひとつに固執するな」

ということです。

風邪を引いたときに、

「絶対に『ゆっくり寝る』という手段しか使わない!」

とか、

「『治るという思考を使って治す』という手段しか使わない!」

というのは手段にこだわっている状態です。

そうしてこだわったぶん、

「治るならどんな方法でもいいよ~♪

そうだ、医者に行って薬ももらって栄養あるもの食べて暖かくしてゆっくり寝てぜ~んぶやっちゃえ♪」

と執着がない人よりも治るのが遅くなりますよね。

風邪じゃなくてどんなことでもそうです、

「こんなふうに叶わないと嫌だ」

「叶えるための手段は○○だ!」

というふうにこだわりがあると、それは裏を返すと、それ以外の方法、可能性をすべて捨てたことを意味します。

可能性を限定させたぶん現実化が遅くなるので「過程にこだわるな」と言われます。

 

 

質問者さまの場合も、

「アファメーションとイメージングで自然に身長を伸ばす」

という方法にこだわる必要があるのかな?と思うんです。

(潜在意識が質問者さまに「より困難な方法にこだわらせている」からそうなっているんだと思いますが)

自然に身長を伸ばすのが絶対に不可能とは言わないのですが、相当に強い信念が必要になります。

その信念を作っているよりも、整形外科手術を受けるという方法を選んだほうが実現は早く確実なんじゃないかな?と、個人的に思います。

なので、引き続き身長に焦点を当て伸ばしたい場合には、潜在意識の力を、

「身長を伸ばすことそのもの」に集中させるのではなくて、

「手術に必要なお金を引き寄せること」に集中させたほうが、より実現は早いかもしれません。

お金はもっとも引き寄せやすいですから、まだこちらのほうが実現へのハードルが低くなるかと思います。

参考になれば幸いです。

 

 

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アファメーションのやり方が正しくても引き寄せられない原因とは?

雫

 

 

アファメーションのやり方「願望形ではなく現在進行形」

 

今回は、アファメーションのやり方についてのお話です。

わりと多く、

「アファメーションだと『○○になりたい』という願望形を使ってはいけないんですよね?

だから、ちゃんと『なりつつある』という現在進行形を使ってるのになれないんです」

といったお話を聞くので、ここについて。

 

 

確かにアファメーションではよく、

「お金持ちになりたい」

といった願望ではなく、

「私はお金持ちになりつつある」

「私はお金持ちだ」

というふうに、現在進行形や断言する言い方を使うやり方が良いと言われます。

「なりたい」だと、裏を返すとまだなっていないということを認めたことになるので良くない、というのが理由ですね。

 

 

これに対して、

「ははぁ、なるほど確かにそう言われればそうだ!

そうか、アファメーションでは願望形は良くないんだ!やめよう!」

と思って使わないように気をつけている方もいると思います。

それはそれでOKです、私も通常アファメーションでは、

「なりたい」よりも「なりつつある」のやり方のほうをおすすめしています。

 

 

「なりたいと言うやり方はご法度」というわけではない

 

ただ、ちょっと誤解してほしくないなーと思う点は、

「別になりたいって言葉を使ったからって夢が叶わなくなるわけじゃない」

ということ。

中には、読む本読む本、見るサイト見るサイトにこう書かれているので、

「なりたい、という言葉はご法度!」

「そんなアファメーションのやり方をすると夢は叶わなくなる!!」

みたいに思っている方もいるかもしれないけれど、別にそんなこともないです。

 

 

さっき、

「『なりたい』だと、裏を返すとまだなっていないということを認めたことになるので良くない」

と書きました。

ここだけ読むと、確かに…!みたいな気になります。

でもね、あなたはこういうときなんて言います?

たとえばあなたに近々、旅行に出かける予定があってすっごく楽しみにしている!というとき。

普通は、

「ああ、早く旅行に行きたいなー!」

って願望形で言いますよね。

ここで、

「ああ、私旅行に行きつつある~!」

とか言う人いる?(笑)

いや、まぁ行く日が近づいてるんなら行きつつあることは間違いないんですけど、

だからってこんな言い回しは普通は使わないと思います。

 

 

で、別に「行きたいな~!」と言ったからって、

「行きたいと願望形を使ったせいで予定はダメになります!」

な~んてことはないですよね。

「なりたい」だと、裏を返すとまだなっていないということを認めたことになるので良くないって言ったって、

実際のところまだ旅行に行ってないもんは行ってないですわ、と思いません?

「いや、だって行ってないし。私まだ家にいますけど?」

と認めると旅行に行けなくなるの?というと、別にそんなことないですよね。

 

 

アファメーションで肝心なのは唱えるときの「思考」

 

「言われてみれば『なりたい』って普通に言うじゃん…。

じゃ、なんでアファメーションで『なりたいって言わないのが良いやり方!』なんてこんなにしつこく言われてんの?」

とか不思議になってきたかもしれません。

これどういうことかというと、使ってる言葉は同じでもその言葉を使ってるときの「思考」は全然違うんですね。

 

○金持ちになりたいよう……

○早く旅行に行きたいな~♪

 

どっちも「したい」という願望形ですが、前者のほうは、

「あぁ、どうせ無理だけどなれたらいいのにな、なりたいな…」

みたいな感じ。

そもそも金持ちになんてどうせなれないだろうけど、

でもなれたらいいのになぁ…みたいな、なんか無理だと諦めた上で言ってるような感じですね。

 

 

対して後者のほうは、

「もう行くって決まってて待ちきれないよー、行きたい!!」

みたいな、そもそも行くのが当たり前、行く前提で言ってますよね。

前者のなりたいは「なれない」という諦めから出てる言葉、

後者のなりたいは「なれる」という確信のもと出てる言葉。

言ってる言葉は同じでも、抱いている思考は諦めと確信だと全然真逆です。

 

 

アファメーションでは「今度旅行に行く」なんて小さいレベルじゃなくってもっと大きなことを望む人が多いです。

「どうせ(そんなデカいことは)無理だろうけど…」

という諦めから「なりたい…」という人が多いので、

「そうやって諦めなさんな、その諦める思考が現実になるでー」

「じゃあさ、『なりつつある』と言えば諦める気持ちもやわらぐよね?まだ可能性ある気がしてこない?」

と、諦めをなるべく消そうってんで現在進行形を使うようすすめられてるだけで、これ裏を返せば、

「私は金持ちになれて当然だ」

とさえ確信してれば、

「あぁ、金持ちになりたーい、早くなりたいなりたい!」

どんだけなりたいって言おうがなれます。

 

 

重要なのは言ってるときの思考、気持ちなんですね。

なんたって思考が現実になる法則ですから、

「(どうせ金持ちになるなんて無理だけど本になりつつあるってやり方がいいって書いてあったから)なりつつあります!」

なんて思考で唱えてたら意味ないし、

「(ひゃっはー私にはなれて当然だぜ!いつなるんだろ、めっちゃ待ち遠しいな~早く)なりたーーーーい!」

ならこりゃもうなれる。

ということで、結局ものを言うのは思考です。

 

 

「正しいやり方」を鵜呑みにし逆に効果が出なくなる人も

 

人間って言葉の影響を受けて思考が変わることがあります。

うーん、言葉の影響で思考が変わる例っていうと、たとえば…。

あ、昔どっかで聞いた話だけど、旦那さんが車好きで車種に詳しくて、しょっちゅう「あの車は…」とかいう話をする。

最初は興味ねー!とか思ってたのにいつの間にやら自分まで、街を走ってる車をチェックするようになった、みたいな話がありました。

これもともとは「興味ない」という思考が、車は、車は…という言葉の影響を受けて変わってますね。

 

 

同じようなことっていくらでもあるので、最初は「どうせ無理」という諦める気持ちがあっても、

「なりつつある、なりつつある、なりつつある…」

と繰り返すことによってその言葉の影響を受け、

「そうだよ、もしかしてこれからなれるかも…?なれる可能性だってあるじゃん?」

みたいに思考が変わっていくこともじゅうぶんありえます。

それを狙って「なりつつあると言うやり方がいいよ」と言ってるだけで、

別に「なりつつある」と言いさえすればそれで夢は叶いますとか、

「なりたい」という言葉を使ったら絶対ダメダメ実現不可能!とかそんなんじゃないんです。

 

 

ネット検索するとアファメーションの正しいやり方!といったものがいろいろ出てきますが、それだけを見て、

「言い回しを同じにすればそれでいいんだ!」

とか思っても、言い回しってのは本質じゃないです。

本質は言うことによって「思考を変えよう」という…あくまでも思考がどうか?が大事な部分ですから、

そもそも自分の「どうせ無理だ」って考え方を変える気がないまま唱えてたり、あと、

「さぁ、ちゃんとこれがコツだって言われてるとおりにやったから、これで叶うんだろうな!?」

というような依存心…、私はちゃんと唱えたので、あとは誰かなんとかしてくれ~的な自分以外のものに頼る思考で唱えてても意味がなくなっちゃいます。

ひどいと唱えるたびに依存心が強くなって、

「ちゃんと唱えてたのに、唱える前より状況がひどくなったけどなんで!?」

みたいなことも起こります。

これ潜在意識が「依存、依存、依存…」って思考を感じて、

「へー、この人の望みは依存することか!じゃあ、もっと依存できるような現実にしてあげなくちゃ…」

と勘違いを起こすからですね。

もっと困る状況になれば「誰かなんとかしてー!」という依存心はますます膨らみますよね、なので現実がもっとひどくなったりします。

 

 

「なりつつあります」と言うことで、

「そうだ、私にはなるだけの力があるんだ!」

という「私はできる!」って思考に変えましょうってのがアファメーションの趣旨ですから、

唱えて「私以外のものがなんとかしてくれるかな?」と思ってたら趣旨と真逆にいっちゃってることになります。

本来は自立心を高めるために唱えるものですよー。

 

 

ということで、

「アファメーションでは『なりつつある』というのが良いやり方です!」

というのはあくまでも、

諦めの思考を手放しやすくなるのでそうしてね、という意味で、

そう言いさえすればいいとかそういうものではないのですよーというお話でした。

 

 

アファメーションで大切なのはあくまでも「思考」です。

巷で「これが正しいやり方だ!」と言われていることに、とらわれすぎないのがうまくいくコツです。

 

 

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その後の連絡こないのって、私の潜在意識が原因なの?

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今回はいただいた質問の回答です。

 

私は彼氏とうまくいきたいと思って引き寄せ実践中です!

別にいま仲が悪いとかではなくって、もっと仲良くなりたいので実践してます。

 

この間デートだったのでそれをうまくいかせたいと思って、

一週間くらい前からデートがうまくいくようにアファメーションしたりとかして、

着ていく服とかもすごく一生懸命選んだりしてました。

いつもは直前になに着ようか迷ってバタバタするけど今回はちゃんと選びました。

 

でもデートの直前に彼から「ごめん、急に大事な仕事が入った」とLINEが来てデートはダメになりました。

いままではそんなことは一度もなかったです。

すごく悲しくて、私との約束のほうが先だったでしょって言いそうになったんですけど、

あんまりネガティブなことを言わないほうがいいと思って

「残念だけど大丈夫!お仕事頑張って!」

と返事しました。

それなのにそのあと返事も来ないです。普段はこまめに連絡をくれるのに………。

 

連絡もよこさない彼にすごく怒りを感じます。

一週間も頑張ったのになんの効果もなかったって無気力な感じもします…。

 

ちゃんとアファメーションとかしたと自分では思ってるんですけど、

なんでうまくいかなかったのか、考えてもよくわかりません。

なにが原因でこうなったのか教えていただけるとすごく嬉しいです。

デートがキャンセルになったのは、あなたの思考とは無関係です。
キャンセル後の思考に気をつければ、このあと素敵なデートは現実化します。

 

 

連絡のくる・こないは潜在意識でコントロールできない

 

わあああああ、これはショックですね…。

せっかく一週間も前からはりきっていたのにそれが直前で台無し…。

しかもそのあとぷっつり連絡がこないだなんて、すごく悲しいですよね。

 

 

質問者さまはいま、

「私の何がいけなかったのかな?

ちゃんとアファメーションしたり、洋服選んだり、

いろいろと自分にできることはしてポジティブでいたし、

そのポジティブ思考が潜在意識の力で現実になって、

『楽しいデート』が現実化するはずだったのでは?」

と思っているんですね。

私は、質問者さまにいけないところなんてな~~~~~~~~んにもなかったと思います。

「なにが原因でこうなったのか?」

とのことなのですが、デートのキャンセルの原因は質問者さまにはありません。

 

 

なにが原因で彼に急な仕事が入ったのか?は私にもわかりませんが、

ここを疑問に思うのでしたら、

「どうして急な仕事が入ったの?」

って後日、本人に直接聞くのが一番早くてハッキリすると思います。

(聞くときには、「なんで急に仕事なんか入るのよっ!?」とか責めるような口調で聞かないように気をつけてみてくださいね)

 

 

潜在意識でコントロール不可なものは割り切ることも大切

 

デートの約束をすれば相手が来るのを期待するのが自然な感情だし、

来なかったときにガッカリするのも普通のことですから、

「がっかりするな」

なんてことは言わないです。

そんなこと言われたって感情があればがっかりしますよね(;´Д`)

 

 

ただ、がっかりだな~なにさ~!とは思うのは全然いいんだけれど、

引き寄せって、残念だけど自分以外のもののコントロールまではできないんです。

潜在意識はとっても強い力を持ってはいます。

けれど、

「彼氏の会社での仕事内容を操作する」

なんてことまではさすがの潜在意識にもできないです。

なので、なーんにも自分にいけない点なんてなくっても、

潜在意識がすごくポジティブであろうとも、こういうことは起こるときは起こります。

引き寄せは原則、自分のことしか変えられない法則ですから、

他人(彼)に何かが起こって自分にその影響が及んだとき、

「それは私にはどうにもできないこと」

「ひゃー、残念!がっかり!でもしょうがないことなんだよな~」

と割り切ることもある程度は大事かなと思います。

 

 

質問者さまの心のどこかには、

「仕事より私を優先してほしかったな~」

とか、

「これだけ頑張ったぶん、私は報われてしかるべきだった」

みたいな気持ちがあって、

「これはしょうがないことなのだ」

という割り切りができずにモヤモヤしているのかな?と思います。

その「優先してほしい・報われたい」という思いが満たされなかった悲しみが、

怒りと無気力に姿を変えているのではと感じます。

いまの怒りや無気力の原因は、彼のキャンセル・その後の連絡がこないということよりも、

「彼に私を満足させてほしかった、そうあってしかるべきだった、連絡をするべきである」

という思考が原因ではないでしょうか。

デートのキャンセルの原因は質問者さまにはないですが、

キャンセル後の怒りや無気力は質問者さまの思考(報われてしかるべきだったetc.)が原因だと思います。

なので、目を向けたほうがいいのは、

「なにが原因でキャンセルになったの?」

ということより、

「キャンセル後の私のこの怒りや無気力をどうしよう?」

というところかな?って思います。

 

 

ではでは、どうするか?というと、まずは、

「これは残念ながら私にどうこうできることではないのだよな~」

「ははぁ、この怒りは『私は報われたい!』という思考から来ているのだな~」

ということを明らかに見て、受け入れる。

それで怒りは消えていくと思います。

あとはもうひとつどうすればいいか?というと、

「私はもう報われている」

「すでに報われつつある」

とも考えるようになさってみてはいかがでしょうか?

 

 

彼との楽しいデートは、いままさに現実化しつつある

 

「えー!?一週間も頑張ってキャンセルだったのに、どこが報われてるの?」

って思うかもしれないけど、たとえば、デートのときに着る服を念入りに選んでたんですよね。

次はその服を着ていけばいいし、先日懸命に選んだおかげで、

次のデートのとき「なななな何着ていこう!?」とか困ることはないわけです。

次は直前になってバタバタする焦りからすでに解放されてるってことですよね。

今回の頑張りは次に向けてすでに報われていると言ってもいいんじゃないかな?と思います。

 

 

あと、いままではこまめに連絡をくれて、デートのキャンセルも一度もなかったのですよね。

その彼が直前にキャンセル、連絡がこない。

…となると、これは会社でよほど大きなトラブルが起こったり、すごく重要な案件が飛び込んできたり…とか、

本当によほど重要なことが起きているんじゃないかと思います。

そんな重要なことが起きて大変なときにもし質問者さまが、

「キャンセルってなんでよ!私との約束のほうが先だったじゃない!!」

なんて言ってたとしたら、彼のほうもむかーっときて次のデートしたくないと思ったかもしれないけど、質問者さまは、

「残念だけど大丈夫!お仕事頑張って!」

って言いましたよね。

こう言えたのって、事前に一週間ポジティブに考えるように心掛けていたおかげじゃないでしょうか?

 

 

もしずーっと、

「もしキャンセルになったらどうしよう…どうしよう…どうせそうなる…」

なんて考えてたら、それが現実になったとき質問者さまは、「ほら!やっぱり!」ってカッときて、

「なんでよ!?どうせ私のことなんてどうでもいいんでしょ!」

なんて言っちゃって、彼をむかーっとさせちゃったかもしれません。

でも事前にポジティブを心掛けていたからこそそう言うまえに、

「あんまりネガティブなことを言わないほうがいい」

というポジティブ思考ができて、大丈夫!頑張って!と言えた。

そして、その質問者さまの優しい発言を受けてきっと彼のほうには、

「キャンセルしたのに全然怒らず、頑張ってって言ってくれた!素敵な女性だな。」

な~んて気持ちが生まれているかもしれませんよ~(*´艸`*)

少なくとも、責められたときのような不快な気持ちになってるわけはないですよね。

いつもはこまめに連絡をくれる彼から連絡がこないというのって、私は別に悪いことではなくて、

 

○本当にすごいトラブルが起きてて、時間的にも精神的にも余裕がなく連絡できない

○本当は「参ったよー」とか言いたいけど、好きな人(質問者さま)に愚痴を聞かせたくないから言わないでいる

○「頑張って!」と応援してもらえたことでやる気が湧いて、仕事に専念できている

 

とかじゃないかな?と思います。

真面目で誠実そうな彼ですし、いま仕事を頑張りつつ、

「今回は申し訳なかったなぁ。次のデートでは張り切って埋め合わせだー!」

なんて考えてくれてるかもしれないですよ。

 

 

それにいま、

「あー、こういうことって起きてもしょうがないことなんだなー」

と思うことで、次に会ったあときに、

「こないだキャンセルしたわね?」

って不満が顔や態度、言葉に出ることもないですよね。

もし質問者さまがそういう怒りや不満を抱えたままだったら、

そういうものってなんらかの形で彼氏にも伝わりますので、彼氏のほうも、

「なんだよ…俺だってキャンセルしたくてしたんじゃないのに…」

と怒ってしまって、関係がぎくしゃくしてしまったかも。

それをいま未然に防げたんだから、これも質問者さまの行動が報われていると言っていいんじゃないかと思います。

 

 

「楽しいデートをしたい、するのだ!」

という思考って、今回に限って言えば、自分にはコントロールできない要素がうっかり入ってきたので実現しなかった、

というだけで、次のデートではちゃんと実現するんじゃないでしょうか?

ちゃんと質問者さまの思考は現実化に向かっているように私には思えるのですが、

ここで今回の結果のみを見て、

「なんの効果もなかった」

と断じて怒りや無気力といった思考を抱くと、その怒りや無気力な思いが現実になるので次のデートが楽しくなくなっちゃうんじゃないかなって思います。

 

 

今回のことで今後を改善できたと考えてみて

 

今回何事もなくデートできたなら、

「よかった、楽しかった♪やっぱりポジティブ思考って現実になるんだ!」

と、表面上…顕在意識上では満足するとは思います。

でもそうして満足してしまうと、自分の潜在意識下に、

「私は(自分以外のものから)報われてしかるべき」

という、自分以外のものをコントロールしたいという気持ちがあることに自分で気づかないままだったのではないでしょうか?

今後もデートがキャンセルにならずに続けば続くほど、

その気持ちはひっそりと潜在意識下で強くなっていったと思います。

そしていずれ、

「彼は私を満足させてくれて当然」

といった信念につながって…そこまでいっちゃってからキャンセルとなったら、

そのときの質問者さまの不満は、今回の比ではなかったかもしれません。

 

 

自分の意志とは関係なく相手の都合でこちらが影響を受ける、ということ、

これは今後も付き合い続けていくならいつか必ず起きることだと思います。

「いま運よく早めにキャンセルになったおかげで、自分の中に『しかるべき』という思考があることに気づけたのだ」

「早いうちに不満の芽(べき思考)を摘み取れた、今後の大きなトラブルを回避することができた」

とも言えます。

不満の芽を育てながらのデートと、摘み取ってからのデート。

私は後者のほうこそ本当の「楽しいデート」だと思います。

その本当の楽しいデート、ちゃんと実現に向かってるんじゃないでしょうか?

次のデート、楽しんでくださいね~(*´ω`*)

 

 

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