潜在意識の力でお金を引き寄せるために、しないほうがいいこと。

お金

 

お金を引き寄せたいなら、お金の悪口は言わない

 

今回は、お金に関してのお話。

潜在意識の力でお金を引き寄せたい!と思う方は多いと思いますが、

それならばぜひ、今日からやめたほうがいいことについてです。

それは、

「お金・お金持ちの悪口を言う」

ということ。

お金持ちなんてどうせあくどいことしてるんでしょ~とか、

金は人の人生狂わせるぞ~とか、そういうことを言ってると、

お金を引き寄せるのが難しくなっちゃうよってお話です。

 

 

悪口を言うと、言われることへの怯えが潜在意識につのる

 

悪口は言わないほうがいい…というのはすごくよく言われることですよね。

言わないほうがいい理由はいろいろありますが、その中のひとつに、

「言ったぶんだけ言われるのが怖くなるから」

というものがあります。

 

 

潜在意識に怯えがあるためチャンスを逃した例

 

「言ったぶんだけ言われるのが怖くなる」

という例として、昔していたバイト先での出来事をあげてみます。

 

 

店長がバイトのシフトを組んでいたのですが、それに対して悪く言うバイトのメンバーも数人いました。

「なんでこんなシフトの組み方するの?店長ってば…もう!」

「もっとこうしてくれたほうが私の都合がいいのに!むかつく!」

って。

そんなある日、店長が、

「シフトを組む仕事をこれからはバイトの誰かに任せたい」

と引き受けてくれる人を探していたのですが、ものの見事に、

多く悪口を言っていた順に引き受けるのを嫌がりました。

言ってない人は、「私にできるかな?」とちょっと不安そうな程度なのですが、

悪口を言っていた人はものすごく嫌そうな顔をして、

「絶対に嫌です、無理です、できません!」

と思いっきり拒否。

きっと、

「引き受けたら、今度は自分が文句を言われる側にまわることになる」

と思うと、怖くて引き受けることができなかったんですね。

 

 

もし引き受ければこれからは、

「もっとこういうシフトならいいのに」

ということを自分で実現できるのですが、いままで自分が言っていた悪口が自分に返ってくることが怖いために、

自分の望みどおりにできるチャンスがきたのにそのチャンスをつかめない、となっていました。

 

 

潜在意識下に「お金を引き寄せる=人に嫌われる」の方程式がある

 

これと同じように、お金の悪口、お金持ちの悪口を言っている人ほど、

「いざ自分がお金を手にしたとき、今まで自分が言っていたのと同じ悪口を、今度は自分が引き受けることになるのだ」

という恐怖が邪魔をして、お金を手にすることができなくなります。

 

人から悪口を言われるのが怖いVSお金がほしい

 

この対立が潜在意識下で起き、そして大概の人は、

「人から嫌われるくらいならば、お金がないほうがまだマシ」

という選択をします。

「人からどんなに悪口を言われても構うものか!俺は金がほしいんだ!」

と言う人ってなかなかいないんですね。

人からつまはじきにされたくないというのは人の本能だし、やはり本能のほうが勝つわけです。

そして、せっかくお金持ちになれるチャンスがあっても怖くて逃してしまう…と…。

 

 

実際のところ、お金持ちで人から好かれることもあれば貧乏で嫌われている人もいるわけで、

「お金持ちになる=人から嫌われる」

とは限らないのですが、しかし悪口を言うほど、お金持ちを自分が嫌うほど、

この方程式がその人の潜在意識下で確固たるものになっていく。

確固たるものになればなるほど、

「人から嫌われたくない以上、お金を手に入れるわけにはいかない」

となっていく。

その潜在意識下の「お金を手に入れるわけにはいかない」という思考が現実になるので、お金を引き寄せることができなくなる。

 

 

これは潜在意識下で起きることなので、自分でも自分が、

「言った悪口が返ってくるのが怖いから、それを避けるためにお金を手にしようとしていないのだ」

ということにはなかなか気づきません。

気づかないので顕在意識上では(意識の上では)

「私は本当にお金がほしいと思っているのに、なんでなれないのだろう?」

「望めば潜在意識の力でお金が引き寄せられてくるんじゃなかったの?」

と感じてしまいます。

 

 

お金を引き寄せるために、その方程式を崩す

 

お金の悪口を言うほどに、

「お金持ち=人から嫌われる」

この潜在意識下の方程式が強固になっていき、お金を引き寄せることが難しくなりますので、まずはこの方程式を崩すことが大切。

つまり、お金の悪口を言わないことが大切となります。

 

 

悪く言うのをやめれば、そのぶん悪く言われるのが怖いという気持ちも減っていきます。

自分がお金・お金持ちを嫌うのをやめるほどに、方程式は崩れていく。

「嫌われる人は金持ちでも貧乏でも嫌われるし、好かれる人は金持ちでも貧乏でも嫌われるよね?」

「なんだ、金持ちと嫌われるってことに関係はなかったわ。じゃ、嫌われることを恐れてお金を避ける必要ないじゃない」

ということに気づいていきます。

 

 

気づく、というのは、

「頭でそう理解している(顕在意識上ではわかっているというレベル)」

ではなく、

「潜在意識がそう思うようになる(潜在意識下までそれを落とし込めているレベル)」

ということです。

頭で理解しています、という程度のレベルだと潜在意識のほうが勝ちますので、

あくまでも潜在意識にまで落とし込むことが大事。

それができれば自然とお金を恐れる気持ちがなくなり、お金の引き寄せがうまくなっていきます。

 

 

こういう長々とした理屈は避けて、

「悪口を言うとお金に嫌われる。お金が聞いているから控えましょう」

と表現する人もいます。

物質に意志が宿っていると思う方はこういう表現のほうが好きで納得がいくかもしれません。

「お金は紙やん、ただのモノが言葉を聞いたり人を嫌ったりするかいな」

と、そういった表現ではどうにもしっくりこない…という方は上で説明したように、

「あぁ、悪口を言うと言った分だけ言われるのが怖くなる心理が働くから、やめとけよってことね」

と解釈していただくとわかりやすいと思います。

 

 

お金を嫌ったぶんだけ、潜在意識に嫌われることへの怯えが募る。

お金を引き寄せたいならお金の悪口を言わないようにしてみて。

 

 

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断捨離で、引き寄せの法則の力を強められる理由。

 

掃除

 

引き寄せの法則だと、断捨離をすると良いというのは本当か?

 

今回は、断捨離についてのお話です。

断捨離すると望むものを上手に引き寄せられるようになるよ!

と言われることもありますが、私もぜひぜひ、

引き寄せの法則を実践しているのならば断捨離をやったほうがいいと思います。

その理由についてご説明していきます。

 

 

貧乏な人ほど断捨離できない(物が多い)のはなぜ?

 

以前、テレビで舞台美術の担当の方が、

「貧乏人の家を作るときは、あちこちにごちゃごちゃ物をたくさん置く。

お金持ちの家を作るときは、余計なものは置かない。

ピンポイントで高級そうなインテリアをひとつ置くとかします。

実際、お金持ちの家ってものが少ないです」

とお話していたことがありました。

 

 

それを聞いたとき、

「たたたたたた、確かに!!(゚Д゚;)」

と思ったのを覚えています。

一見、貧乏なら物を買うお金がなくて物はあまり持っていなさそうなものなのに、

なぜか貧乏な人のほうが持っている…。

これってなぜでしょう?

 

 

損したくないという思考が貧乏にさせる

 

なぜかというとこれ、

「私は貧乏だからお金を損したくない」

という思考が原因だと思います。

 

 

損したくないと思っていれば、当然出費は減らしたいと考えますよね。

無意識に安いものを求める…、つまり、潜在意識が「安さ」にフォーカスしはじめます。

そうなると、「激安!」といった言葉にすごく敏感に反応するようになります。

見つけると、潜在意識が「求めているものを見つけた!」となるのでつい、

「わぁ、安い!」

と飛びついてしまったりする。

 

 

これって、よくよく考えると実はすっごく損をしていると思います。

たとえば1万円の服が2000円で売ってた!というとき。

つい人ってそれを買って、

「わー、8000円も得をした!」

と考えがちなのですが、その服が本当に心から欲しいものではないのならば、

特に必要もないものに2000円使ったので、実質2000円の損ですよね。

でもそれに気づかないと繰り返してしまい、お金がどんどん減っていく。

 

 

自己保有効果が働き断捨離できない

 

で、

「本当は欲しくなかったと気づいたなら、捨てるなり売るなりすればいいじゃない。

そこで断捨離だ!」

となるかというと、これも難しい。

損をしたくないという思考が強い人は、自己保有効果が強く働きます。

 

 

自己保有効果とはなにかというと、

「一度手にしたものを手放したくない。

手放すことで、自分のものがなくなった、損をした」

という気持ちになることを言います。

それでつい、

「そのうち使うかもしれないし…」

ととっておくのですが、実際にはまず使わない。

そしてすでに家にあることを忘れてまた同じものを買っちゃったりとか…。

そしてまた買ったものも「失いたくない!損したくない!」という保有効果で捨てられない。

 

 

こうして、

「私は貧乏だから損をしたくない」

という思考がどんどん物を引き寄せ、しかも引き寄せたものは手放せず…と物が多くなっていく。

これが「貧乏人の家には物が多い」ってことの理由かなと思います。

 

 

断捨離をして、すでに金持ちであるかのようにふるまう

 

よく引き寄せの法則では、

「お金持ちになりたいなら、もうお金持ちになったつもりで振る舞え」

と言いますよね。

そして、お金持ちの家には物が少ないんでしたよね。

ならば断捨離をして、まずお金持ちの家に近づけてみてはいかがでしょうか?

 

 

つい、

「安いものを買ってきりつめよう、損をしないようにしよう」

「そうしたらお金が浮いてお金が増える」

と考えるのですが、実際には上に書いたようにむしろ損をしていくので、

最初に「損したくない」という思考を手放してしまうこと、

そういう思考で抱え込んでしまったものを、手放してしまうことが大切だと思います。

 

 

お金持ちが住むかのような物の少ない家で、お金持ちになったつもりでいると、

徐々にものの考え方や視点が今までとは違って、

「お金持ちが見る目線」

へと変わります。

潜在意識は「激安!」って言葉には反応しなくなっていきます。

だって、お金持ちなら激安じゃなくても変えるのだからそういった情報は不要ですからね。

なので目に入ってこなくなり、余計な出費をしなくなる。

もし買っちゃっても、

「あらいけない。これを置いておいても得にはならないので売ってしまいましょう」

という判断ができるので、売らずに抱え込んで1円にもならない…というよりも得をするようになる。

これの繰り返しで無駄な出費が減り、本当にお金が増えていきます。

 

 

ということで、ぜひいらないものを手放してみてはいかがでしょうか?

家の中の使っていないものを見て、

「私、お金持ちだったとしたらこれを手放すものか!ってこだわるかなぁ?」

と考えてみてください。

そうしていらないものは思い切って処分!

もったいなくはないですよ、そのまま持っているほうが損をしますので、

お金を引き寄せるために、断捨離してみてくださいね(*´ω`*)

 

 

断捨離で、お金持ちの部屋に近づける。

「私は貧乏」という思考で引き寄せたものを、思い切って手放してみて。

 

 

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バカばっかりで疲れる…そうして周りがバカに見える心理とは?

空

 

周りがバカばっかりに見える心理とは?

 

今回は人間関係について。

特に、

「周りの人たちがバカばっかりで疲れる…」

と思っている方にむけてのお話です。

 

 

まず確認してほしいことは、

「自分の劣等感は強くないかな?」

ということです。

自分に自信がなくて、誰かがうまくいっていたり、自分より上手にできることがあると、

「それに比べてどうせ私なんて…」

とつい思ってしまう。

そんなことはないでしょうか?

 

 

あるとしたら、こんなこともあるはずです。

誰かが失敗しているのを見るとホッとしたり、自分のほうが優れていると思える部分があると、

なんだか安心できたり、いい気分になれたり…。

そう、優越感に浸ることがある。

劣等感が強い、自信がない…。

そういう方はその劣等感を紛らわすための優越感も強いです。

つまり、

「人をバカにしたい」

「人に自分よりも劣っていてほしい」

という願望(思考)が強い、ということ。

 

 

バカばっかりで疲れるうちは優越感を抱ける

 

これは潜在意識下で、

「人の嫌な部分・未熟な部分を見たい。

そうすれば『こいつバカだな~』って、相手をバカにして優越感を感じられる」

と思考している状態です。

(潜在意識下で自分がそのように思考していることに気づかない人も多いです)

 

 

なのであなたの目には、相手の劣っている部分が目に留まる。

誰かがAはできてBはできない、というとき、あなたは「Bができない」というところに無意識に注目し、そこしか見ることができなくなったりする。

そうして「バカだなー」と思う。

バカだなー、と思うことができたので、ひっそりと優越感を感じることができる。

相手がバカであることに腹を立てながらも、

「こうして腹を立てられるということは、私が相手よりもバカじゃないってことだよね」

という安心感、優越感、心の底にありませんか?

こうなると、腹を立てるのをやめられなくなります。

 

まわりに腹を立てるのをやめる

まわりをバカにするのをやめるということ

バカにするのをやめたら、自分のほうがマシだという優越感を感じられなくなる

優越感を感じることでごまかしていた劣等感と直接向き合うはめになる

 

↑こういう感じ。

劣等感と向き合いたくない以上は、周りに腹を立て続けるしかなくなってしまうんです。

 

 

潜在意識下でこういうことが起きているのだな、ということに自分で気づいていないと、

「なぜ私のまわりにはバカが多いのかしら?」

「私はぜんぜんそんなこと望んでないのに…」

と思えてしまいます。

まるで現実に、周りの人間に、問題があるかのように思えてしまう。

けれど実は自分の、

「まわりにバカであってほしい(そして私を安心させて)という思考」

が、

「まわりがバカにしか見えないという現実」

を作り上げている。

自分の思考が引き寄せたこと、なんです。

まわりがバカであってくれないと、自分に価値を感じられない…。

バカなまわりを、結局は自分が必要としている…ということ。

 

 

「バカを変えるには?」ではなく「劣等感をどうするか?」

 

こういった状況を変えたいのであれば、

「現実を変えよう、周りからバカを減らすにはどうすればいい?」

と考えるよりも、

「自分の劣等感をなんとかしよう」

と自分の内側に目を向けることのほうが大切になってくると思います。

引き寄せでは思考が現実になりますから、

「私はしっかりと、自分の自信のなさを克服したいのだ!」

「優越感を感じることで劣等感をごまかす、この生き方を変えるのだ!」

と思えばそれは現実になります。

大事なのは、いかに周りを変えるか?ではなく、この決断ができるかどうか?ではないでしょうか。

できるなら必ず、まわりからバカが減っていくはずですよ。

 

 

そして、もしあなたが誰かにバカにされることに苦しんでいるのなら。

真に受けて、

「私はだめなんだろうか…」

なんて思う必要はない、ということも覚えておいてほしいです。

誰かにバカにされたときには、

「この人は、劣等感が強いからそうしているのだな~」

と思ってみてください。

相手の劣等感が強いことは、相手の問題だし、責任です。

あなたには問題も責任もないのですから、自分を責める必要はないです。

 

 

周りがバカばっかりで疲れるのは、

バカばっかりに囲まれて疲れているうちは安心できるから。

 

 

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どうして私は幸せになれないの?と思う方にまずしてほしいこと

デイジー

 

幸せになれないことを求めてはいないか?

 

今回は、

「引き寄せで幸せになりたいと思って実践しはじめたのに何も変わらない…。

どうして私は幸せになれないの?」

と思っている方へのお話です。

 

 

「幸せになるわけにはいかない」という思考

 

どうしてか、幸せになりたいのになれない。

これがなぜかというと、

「本当はそんなに、幸せになりたいと思っていないから」

です。

思考が現実になる法則なので、本当に幸せになるんだ!と思考しているのであれば、なれるはず。

そうはならない…というのは、やっぱりこれは「そうは思考していない」ことが原因。

 

 

「…そうかな…?私、本当に本当に幸せになりたいと思ってるはずだけど…」

と思う方もいるかもしれません。

でも、もしかしてあなたの心の中には、こんな気持ちがありませんか?

「幸せになったら、他者から憐れんでもらえない」

「不幸でいることをやめたら、あの人を許したことになる」

という気持ち。

 

 

これは私にも経験があります。

私は長年、

「母から虐待を受けたせいで私は不幸になった。悪いのは母だ」

と思っていました。

そして、その考えを誰かに肯定してもらいたかったです。

自分が不幸でいる間は、周りは、

「悪いのはあなたの母よ、かわいそうに」

ときっと言ってくれる。

でも不幸でいることをやめたら、私は周りから憐れんでもらえなくなる。

幸せになってしまったら、母のせいでこうなったと母を責められなくなる。

私は母がどれだけ悪い人間かを主張したい、証明したい。

そのためには、不幸でいなければならない…。

 

 

これってつまり根底では、

「(あの人を責めるためには)幸せになるわけにはいかない」

と思考しているということ。

なので幸せになれない。

 

 

どうでしょう?

じーっと自分の心の内側を見つめたとき、

「あぁ…。…確かに、私は人からかわいそうにって言ってもらいたいっていう気持ちがあるなぁ」

というふうに、思い当たることがあるのではないでしょうか。

だとしたら、幸せになれない原因はそこにあると思います。

 

 

幸せになれるために、まずその気持ちを認めて

 

もしあるのならば、

「ああ、私は憐れまれたいと望んでいるのだなあ」

と認めてほしいなと思います。

ここでつい、

「ふん、私、そんなこと思うような未熟な人間じゃないですけど?」

とつい意地を張っちゃう人もいるかもしれないけれど、

私は特に、憐れまれたいと思うのは未熟なことでもなんでもないと思うんです。

 

 

だって、楽しいことでも嫌なことでも、

自分が何かを感じたときって人に共感してほしいものじゃないでしょうか。

こんな楽しいことがあったよ!と言って、

それは良かったねー!と返ってくれば嬉しいから返ってきてほしい。

こんな辛いことがあった…と話して、それは辛かったね…と返ってくれば、

癒されるような気持ちがしますよね、だからそう返ってきてほしい。

そうして、

「自分の感じたことに共感してほしい」

と感じるのは、すっごく人として自然なことで、未熟だなんてことは全然ないと思います。

 

 

なので、心の中に「憐れまれたい」って気持ちがあるなら、

「そうそう、だって、共感ってしてほしいものじゃない。

自然な心理として私だってそう思うよ?」

と胸を張って認めてほしいです。

 

 

人が納得するさまを見て自分が納得したい

 

ただ、

「共感してほしいな、してもらえたら嬉しいな」

というだけならとても自然なんだけど、

「共感してもらわねば気が済まない」

くらい強い思いになっているとしたら…そこまでいくとさっき話した、

「幸せになってしまったら共感してもらえなくなる(憐れんでもらえなくなる)」

になっちゃって、自分が幸せになれないです。

 

 

でも、どうしてそもそも「共感してもらえたら嬉しいな」が、

「共感してもらえないと納得できない」みたいに強くなっちゃうんでしょう?

私、そこまで強く思うのは、

「本当はそこまで自分のことをかわいそうだと思っていないから」

だと思うんです。

 

 

え、どういうこと…?と思ったかもしれないけど、うーん、例えば…。

やたら自分の意見を押し付けてくる人っていますよね?

「そう思っているのはわかったけど、誰もがあなたと同じ考えじゃないから…」

とこっちとしては言いたいけど、向こうはこっちが「そうだね」と自分の意見に納得するまで譲る気はない!みたいな人。

これ、なんでここまで必死に自分の意見を押し通そうとするかというと、

「本当は自分の言っていることが正しいという自信がないから」

なんですね。

本当に心の底から自分の意見に自信を持っているというとき、

人は誰かから「それは違うよ」と言われても、そんなに動じないものなんです。

「いろんな意見の人がいるから、中には違うと思う人もいるだろうけど、私にとってはそうなんだよ」

と自信を持っているので揺るがない。

(これは「ふん、絶対に私の方が正しいもんね!」と意固地になってるのとは違います。

相手にも相手の意見があるのだなと相手を尊重したうえで、「私はそうは思わないな」と自信を持って思える、という意味です)

 

 

けれど自信がないと「私はそうは思わない」と言われたときにひどく動揺してしまう。

ついつい「なんで、どうして?だってこうだし、ああだし…」と相手を説得にかかる。

そうして相手が「そうだね」と言うと、そこでやっと安心する。

自分ひとりでは自分の考え方に自信が持てない、納得ができないので、

他者が納得するさまを通じて、自分を納得させたいという心理が働くため、ついムキになってしまいます。

自分が安心するために他者の同意が必要なので、

「共感してもらわないと気が済まない」

となっちゃうんですね。

 

 

同じように、

「幸せになってしまったら、憐れんでもらえなくなる」

…つまり、憐れんでもらえないと気が済まない、というほどに、

他者から「かわいそうね」という同意を求めているというとき、

そのように他者を通じてしか自分がかわいそうだと納得できない、というとき、

それはあなたが心の底からは「私はかわいそう」という自分の意見に自信を持てていないからじゃないかと思います。

 

 

私はかわいそうだ、という自分の意見に自信を持って

 

私はあの人のせいでこうなった、と思うとき、どこか心の別の部分で、

「でもそうやって人のせいにするの良くないよね」

「でももっと辛い思いしてる人って世の中にいっぱいいるし…」

「人が幸せになるためには誰かを恨んではいけないんだ、私のしていることは悪いことだ」

とか自分の恨みにブレーキをかけたり、

「こうして人のせいにしていることを、他者から非難されたらどうしよう」

「誰もが同情してくれるわけじゃないかもしんない…」

とか心配したり、していないでしょうか。

これは、確固とした「私はかわいそう」という信念がない状態。

 

 

いま、

「え。でも…自分はかわいそうだなんてことに確信を持っていいの?」

と思った方は、自分をかわいそうだと思い切れていない人。

「そう思うのは悪いことだ」

という観念が、私はかわいそうという本心を邪魔している。

なので心の底から自分の感じたいこと「私はかわいそう」を感じ切れない。

自分では感じ切れないから、他者の手を借り感じさせてもらおうとするところから抜け出せない。

 

 

「憐れんでもらいたい」

この思いを手放し、幸せになるためには私は、

「誰に何と言われようが、私はかわいそうなのだ」

と認めることが大事なんじゃないかなと思うんです。

たとえば映画を見てあなたがそれを面白いと感じたなら、

それは誰が「あの映画クソだ」とこき下ろそうが、

「でも、私は面白いと思ったよ」

と思うのはなにも悪いことじゃないのと同じ。

誰があなたをかわいそうじゃないと言っても、

「でも、私はかわいそうだと思うよ」

と、徹底的に自分の意見を尊重してあげてほしいんです。

 

 

おかしな言い方だと思うかもしれないけれど、

あなたにはもっともっと、自分はかわいそうという意見に自信を持ってほしい。

徹底的に、自分で自分に共感してほしい。

心の底から自分を憐れんでほしい。

納得がいくまで私はかわいそうという思いを感じてほしい。

絶対にそうなのだ、と強く確信を持ってほしい。

 

 

するとそこから「幸せになろう」という思考が生まれる

 

昨日の記事で、

「しっかりと『私は自分が嫌いだ』と認めると、

嫌いだという事実を見て見ぬふりしていたときよりも、結果的に自分を好きになる」

というお話をしたのですが、今回も同じ。

しっかりと『私はかわいそうだ』と認めるとそこから、

「もう『私はかわいそう』ということに満足がいった」

と思うときがきます。

 

 

「そう?本当に満足が行く日なんて来るの?」

って思うかもしれないけれど、来ますよ。

大丈夫です、来ます。

これなんでかっていうと…、やっぱり人っていつまでも自分のことをかわいそうとは思っていられないものなんですね。

どうしたって「幸せになりたい」という本能のほうが勝つので、

「もうそろそろ『かわいそう』はいいわ」

となる。

かわいそう、ということに「飽きてくる」っていうかんじでしょうか。

 

 

飽きと感じるのは私の個人的な感覚でそういうふうには感じない人もいるかもしれないけど、

私としては「飽きる」って表現が近いかなと思います。

好きなものが食べられないとずっとそれを食べたい食べたいと思い続けちゃうけど、

毎日それを食べていると、

「もう飽きたわ」

「体のために他のものも食べたいわい」

みたいに絶対なりますよね。

それと似てるというか、もうほとほと「かわいそう」には飽きたので、そろそろ幸せになろうか、となるんです。

 

 

つまり、もう自分がかわいそうということを「他者に肯定してもらいたい」という思いが消える。

「不幸でいることで相手に悪いと認めさせたい」

という思いが消える。

自分ひとりで、

「自分は不幸だ、相手が間違っているのだ」

と感じることができるようになったのだから、もう他者の助けはいらなくなる。

そこから、

「もう満足した。そろそろ幸せになろう」

というところに思考が移る。

それが本当の「幸せになりたい」という思考。

憐れんでほしい、不幸でいたい、そういう思考が混ざっていない純粋な、幸せを望む思考。

この思考は現実になります。

それが引き寄せですから、必ず幸せになれます。

 

 

幸せになるためにまず、「私はかわいそうなのだ」と自分で認めてあげて。

 

 

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カテゴリ:引き寄せの法則 

人の幸せを喜べる人になりたいときは、まず自分の幸せを喜ぶ。

風船

 

本日はいただいた質問への回答です。

 

引き寄せだとネガティブ思考をしているとよくないことが起こるって言います。

だから私はなるべくポジティブでいようと思っているつもりなんですが、なかなかうまくできません。

 

特に自分で嫌だと思うのは、人の幸せを喜べないところです。

誰かがうまくいっていると僻んでしまってダメです。

なにかに挑戦しようとしているところを見ても「失敗すればいいのに…」とか考えてしまいます。

いけないと思ってるのにどうしてもそう思ってしまいます。

どうすればやめられるんでしょうか?

私は人の幸せを喜べる人間になりたいです。

喜ぶなら、まずは遠くの他人より身近のお世話になっている人から。

もっとも身近な「自分」という人の幸せを喜べるように心がけてみては?

 

 

人の幸せを喜べないことがあるのは自然なこと

 

心根の優しい方なのかな、と思います。

でも、なんだかちょっとばかり自分のことを責めすぎじゃないかな~、とも思います。

 

 

人間って、自分よりできる人とか、誰かがうまくいっているのを見るとつい「妬ましい」という気持ちが湧いてしまうものですよね。

でも、これって別に悪いことでもなんでもないと思います。

人にはもともと、

「私はもっとこうなりたい!」

と思う向上心が備わっていて、だからこそ、こうなりたいということを体現している人を見ると妬みが生まれるわけですから、

質問者さまがいまそれだけ僻んでしまうというのは、それだけ向上心があるからだと思います。

これを私は「すごいな」と思いましたし、そんな自分を「ダメ、いけない」なんて思ってほしくないなって感じました。

 

 

次に誰かに対して失敗すればいいのに…と思ったときには、

「そんなことを考えてしまう私はなんてダメなんだろう」

ではなくって、

「そう考えるのは、私にも『挑戦したい!』っていう気持ちがあるからなんだな!」

と思うようにしてみてください。

今日急に完璧にそう思えるようにならなくっても構いません。

ほんのちょっとだけでも、「妬むのは・人の幸せを喜べないのは悪いことだ」ではなく、

「向上心があるからこそ妬みが生まれているんだよね」

と、妬みのほうではなくご自分の向上心のほうを見てあげてくださいね。

 

 

人の幸せを喜べる人は、余裕があるからそれができる

 

でも、中には人の幸せをスッと素直に喜べる人もいます。

喜べる人と喜べない人って、なにが違うんでしょう?

なにが違うかというと私はこれ、

「自分の心に余裕があるかどうか」

だと思います。

 

 

たとえば、自分が大金持ちだったら誰かがお金を手にしても「そうなんだ~」でしょうが、

自分が貧乏だったら羨ましくてしょうがない!ってなりますよね。

自分に余裕がないと、余裕がないぶんだけ相手にくそー!って感じるのもまた自然なことだと思います。

 

 

ここで、

「そうかー。悔しいって感じちゃうのは、私、気持ちに余裕がないからなのかな?」

と、余裕のない自分を認めてあげてほしいです。

「悔しいと感じてはいけない!」だと、自分はいけないことをしているダメな人ってことになるし、

自分はダメだ!なんて思えばますます余裕がなくなっちゃいます。

人の幸せを喜べるようになりたい!ということより、

「自分の気持ちに余裕を持たせよう」

というところに注目してみてはいかがでしょうか?

 

 

余裕を生むためにまず、自分という人の幸せを喜ぶ

 

では、自分の気持ちに余裕を持たせるために何をすればいいのか?

まず最初にぜひ、

「自分の幸せを喜ぶ」

「自分のことを応援する」

ということをやってみてほしいです。

 

 

人の幸せを喜ぶのが良いこと…人を応援するのが良いこと…であれば、

質問者さまだって「人」ですよね?自分のことを応援しても良いはずです。

自分は、自分にもっとも近い人間です。

その人のことを「ダメだ、いけない」なんて責めずに、応援してあげてはいかがでしょうか。

 

 

人は誰だって、親しい人にいつもダメダメってダメ出しされれば、

そりゃあ気分も落ち込むし余裕もなくなってくると思いますし、

私は「人の幸せを喜べない」ってことよりも、「常に自分にダメだししてる」のほうがネガティブ思考じゃないかなーって思うんです。

そのネガティブ思考が、

 

①自分を責めて余裕がなくなる

②人の幸せを喜べなくなる

③もっと自分を責めて余裕がなくなる

④もっと人の幸せを喜べなくなる

 

っていう「良くないこと」を引き寄せています。

なのでまずは「自分へのダメだし」というネガティブを手放す練習をしてみてはいかがでしょうか。

それで「①自分を責めて余裕がなくなる」を崩せますし、

 

①自分を褒めて余裕がちょっとできた

②ちょっと人の幸せを喜べるようになった

③そんな自分に嬉しくなってもっと自分を褒めてみた

④ますます人の幸せを喜べるようになってきた

 

と、引き寄せるものが変わってきます。

 

 

喜ぶ内容は、どんな小さなことでも構わない

 

たとえば、

「人の幸せを喜べるようになるにはどうすればいいかな?って考えて、より良くなるために質問してみた!

現状打破のために行動を起こした自分すげー!」

と、質問した(挑戦した)自分の強さを喜んであげるとか、どうでしょう?

ほかにどんなことでも構いませんが、小さなことのほうが良いかなって思います。

「いまからお皿洗うぞ、私がんばれー」

と自分を応援して、やってみる。

ちゃんとやったら、

「ほんとにできたー。ちゃんと決めたことをやったぞ、すげー!」

と自分で喜んでみる。

 

 

「お皿洗いなんかで自分を褒めて喜ぶなんてバカみたい…」

って思うかもしれませんが、余裕っていきなりドッカーーン!!と大きなものが生まれることはなくて、

小さな小さなことの積み重ねが大きくなるものだと思います。

いきなり100万円手に入れよう!!とすると、100万なんてどうすればいいのかわからないし途方に暮れちゃうけど、

まぁ、1万ずつ貯めてくか~と考えたほうが楽だし早く貯まりますよね。

余裕もそれと同じで、いきなりすごく余裕のある人間になりたいと考えるのは、

ドカンと大金手に入れようとしているようなもの、と思って、

ま、小さなことをコツコツやっていこう、と考えるほうが結果的に楽で早いと思います。

 

 

小さなことなんかに意味はない、なんて思わず、小さなことしかしなくていいんだ~!と考えてみてください。

ひとつひとつ、自分のしようとしていることを応援し、自分のしたことを喜んであげてください。

そうして、自分が何をしても応援してくれて喜んでくれる人(自分自身)がすぐそばにいれば、人はだんだん心に余裕が生まれてきます。

自然と人のことも応援できる自分、人の幸せを喜べる自分に変わってきますから、

今はもっともっともっともっと、自分のことを考えてみてくださいね。

参考になれば嬉しいです(*´ω`*)

 

 

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