引き寄せの「好きなことをすればいい」は本当?

花

 

好きなことだけしていていいの?

 

今回は引き寄せでよく言われる、

「あなたの好きなことをすればいい」

「やりたくないことはしなくていい」

ということについてです。

これを聞いて安心する方もいるかもしれませんが、反対に、

「本当に好きなことしかしなくていいのか?なんでそれで引き寄せがうまくいくんだ?」

「世の中それでうまくいくほど、甘くはないんじゃないのか?」

という疑問が浮かぶ方もいるかと思います。

私なりの考えを書いてみますので、参考になれば幸いです(*^人^*)

 

 

本当にやりたくないなら、やらなくていい

 

私は「好きなことをすればいい」については、以下のように解釈しています↓

 

まずは、左の図についての説明です。

仮にあなたが、旅行には全く興味がないor嫌いな場合。

この場合は引き寄せでよく言われているとおり、やりたくないのだからやらなくていいと思います。

旅行ではなくても、何でも同じ。

心から興味がないor嫌いでやりたくないことは、やらなくていいことです。

 

 

しかし人はときに、やりたくないことでもやってしまうことがあります。

潜在意識下に、

「やりたくないことを頑張るのが美徳だ」

「嫌いなことから逃げるのは悪いことだ」

といった観念があると、やりたくないという気持ちより、やらねばならぬという義務感が勝ってやってしまうことがありますよね。

しかし当然、やりたくないことをやっても楽しいはずもありません。

仮にそれで結果を出したところで、

「結果は出せたが、心は満たされない」

となってしまいます。

こうして義務感で取り組んでいるだけのことは、思い切ってやめたほうが楽になれます。

 

 

好きなことの中にも、やりたくないことはある

 

次は右の図について。

今度は、あなたは旅行が大好きだとします。

しかしいくら旅行が好きだとしても、旅行に関わる全てのことが好きとは限りません。

「荷造りをするのはワクワクして好きだけど、移動時間は苦手」

というふうに、好きなことの一部に苦手なこと・やりたくないことが含まれている場合があります。

こうした、

「好きなことの中に含まれているやりたくないこと」

はやったほうがよいです。

移動時間が苦手だ、だから移動しないようにしよう…と避けてしまっては、好きな旅行ができなくなってしまいますよね。

 

 

引き寄せは、

「移動しなくても旅行ができますよ!

一切合切、ほんのわずかな嫌な思いもせずにすみますよ!」

といった魔法の法則ではありません。

「ときには好きなことのために、やりたくないことをする必要もあるのだ」

という理を受け入れられるようになるためのもの。

そして、

「ようし、行きたい場所に行くためなら、思い切って移動もしてみるか!」

「苦手だけど、勇気を持ってやってみよう!」

という勇気や行動力を培うためのものです。

 

 

あなたに今「やりたくない」と思っていることがあるならば、

それが左の図に当てはまると思うならやらない、

右に当てはまると思うならやる、で判断してみてください。

 

 

右に当てはまっているとしても、急に「よし、やるぞ!」という前向きな気持ちにはなれないかもしれませんが、それで構いません。

今の時点では気が進まなくても、ひとまず、

「これは、やることなんだな。やる方向で行こう」

ということだけは意識しておいてください。

そういう意識でいれば、あとは自然とそれをやる流れになっていくはずです。

自分では気づいていなくとも自分の潜在意識が、

「これをやるのか。ではやるにはもう少し、前向きさを出したほうがいいな」

「あと、なるべく楽しく取り組めるようになるための工夫をするといいかも」

といったことを考えはじめますので、その結果、

「最初は気が進まなかったけど、なんだかやってもいいかと思えてきた」

「あっ、こうすれば楽しくやれるんじゃない!?いいこと思いついたわ!」

となったりします。

 

 

目的は「好きなことをすること」

 

「好きなことをすればいいって、なんでそれで引き寄せがうまくいくの?」

「好きなことをしていれば願いが叶うの?どういう理屈で?」

↑このような疑問を持っていた方は、手段と目的が入れ替わっていないかを確認してみてください。

以前に別の記事でも同じようなことを書いたのですが、そもそも引き寄せをうまくいかせたいのも願いを叶えたいのも、

「好きなことをして生きていきたいから」

ではないでしょうか。

 

・目的…願いを叶えること・引き寄せをうまくやること

・目的を叶えるための手段…好きなことをする

 

↑ついこのように考えてしまいがちなのですが、実際には、

 

・目的…好きなことをする

・目的を叶えるための手段…願いを叶えること・引き寄せをうまくやること

 

です。

引き寄せのために好きなことをやるのではなく、好きなことをやるために引き寄せがあります。

引き寄せの「好きなことをすればいい」というのは、なんでどうして?と考えなければいけないような難しいお話ではありません。

ただ単に、

「あなたの目的は好きなことをすることでしょう?だったらすればいいじゃない」

と言っているだけ。

実はごくごく単純なお話なんですよ(*´ω`*)

 

 

手段と目的の入れ替わりについて詳しく書いた記事がありますので、よければこちらも読んでみてください↓

☆引き寄せで、いい気分でいると願いが叶うのはなぜ?☆

 

 

「やりたくないこと」はやらなくていい。

「好きなことの中にあるやりたくないこと」はやったほうがいい。

引き寄せはそれを避けるためものではなく、取り組めるようになるためのもの。

 

 

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引き寄せの「努力はいらない」って、本当?

花

 

普通に考えて、努力はいるのでは…?

 

今回は、引き寄せでよく言われる「努力はいらない」についてです。

引き寄せに取り組んでいる方ならば一度くらい、

「努力をしなくても叶う」

「頑張らないほうがうまくいく」

といった言葉を聞いたことがあるのではないかと思います。

しかしこれを聞くと、

「え…普通に考えて努力はいるでしょ?

頑張らないでうまくいくほど、世の中は甘くないでしょ…」

という疑問が浮かぶ方も多いと思いますので、なぜ引き寄せでは努力をしなくていいと言われるのかについて、詳しくお話していきます。

 

努力する人は「査定する人」

 

まずは、みなさんにぜひ見ていただきたいツイートがあります。

ゆうこさんという方のツイートで、読んだときに「おおっ!」と思ったものです。

 

どうやったら好かれるか一生懸命な人は、他人のことも「こうしたら好いてやる」という目で見てる。

常に査定してくる人の側にいたいかね?

 

この記事を読んでいる方の中にも、誰かに好かれるために一生懸命な方がいるのではないかと思います。

好かれるために、自分の意見を言わないでおこうとか。

好かれるために、嫌なことがあっても笑って許すようにしようとかとか…。

それを心からやりたくてやっているのであればいいのですが、本当はやりたくないけど、好かれるために仕方なくやっていること(努力していること)ですよね。

 

 

こうした努力をすると、人は自然に見返りを求めるようになります。

「私がこれだけ努力しているのだから、相手も同じようにするべきだ」

「私に同じようにしてくれる人のことなら認めてやろう、好いてやろう」

と。

意識の上ではっきりと「そうしてやろう」と思うようになるわけではなく、自分でも無意識のうちに…つまり潜在意識下でそう思うようになってきます。

仮に相手に好かれるために1000個のことを頑張っているとすると、自分でも知らないうちに、

「私のことが好きならば、私がしているのと同じように、私に1000個のことをしてくれるはずだ。

そうしてくれたら私を愛しているのだと認めてやろう」

と思うようになっていきます。

しかし、

「私を愛してくれる人=私と同じように1000個のことをしてくれる人」

↑この定義に則ると、自分を愛してくれる人など誰もいなくなるのではないかと思います。

中には自分のために10個のこと、20個のことをしてくれている人がいるかもしれません。

しかし、

「私は1000の努力をしているんだ。

10や20など、その程度のことは努力ではない・愛ではない」

と無意識に相手を切り捨ててしまい、その結果、

「誰も私のことを認めてくれない、愛してくれない(誰も私に対して私と同じだけの努力をしない、誰のことも私を愛しているとは認められない)

と悩むことになります。

 

 

つまり「誰にも認められない・愛されない」という悩みは、やりたくもない努力をしていることから生まれています。

このことに気づかずに、

「誰にも認めてもらえない・愛してもらえないのは努力が足りないからだろうか?

だったら次は2000個の努力をしなきゃ!」

とますます努力しようとする方もいますが、これではますます周りを査定する目が厳しくなり、ますます誰のことも認められない、誰にも愛してもらえないと悩むことになります。

努力をすればするほど、悩みは深まる。

そのため引き寄せでは「努力しなくていい」とよく言われます。

 

努力をやめれば、自分も周りも楽になる

 

では、思い切ってそのような努力をやめ、自分の好きなことをするとどうなるでしょうか?

まずはやりたくもないことをやらずにすんで、自分が楽になれます。

やっていることは「自分がやりたいから」やっているだけなので、周りに見返りを求めることもありません。

周りの人たちも、もう査定をされずにすんで楽になれます。

努力をやめることで、

「あぁ、あの人は10個のことをしてくれていたのか」

「私のためを思ってくれている人、認めてくれている人は、本当はずっと前から近くにいたのか」

ということにも気づき、これまでよりずっと人間関係が良くなると思います。

これが「頑張らないほうがうまくいく」ということです

 

気づいてー。

「○○してくれる人を探す」んじゃなくて「○○して【あげてる】自分」をやめるんだよー。

 

↑こちらもゆうこさんのツイートです、この違いはとてもとても重要だと思います。

ゆうこさん、素敵なツイートをありがとうございます(#^人^#)

他のツイートもためになるものばかりですので、ぜひみなさんご覧になってみてください↓

ゆうこ|表現者|心理カウンセラー

 

 

「〇〇してくれる人を探す」のではなく「〇〇して【あげてる】自分」をやめる。

 

 

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引き寄せで大切な「否定と肯定」とは?

花

 

引き寄せだと、否定はしちゃいけない?

 

今回は「否定と肯定」についてです。

引き寄せではよく、

「自分を肯定しましょう」

というふうに、肯定することが良しとされます。

そのため、

「否定することはダメなんだ…」

と思いがちですが、一概に否定が悪いというわけでもありません。

では何を肯定し、何を否定すればよいのか?についてのお話です。

 

否定と肯定を逆にしていないか?

 

実はこれについて記事にしようと思ったのは、先日Twitterで山根洋士さんのツイートを見たからです。

 

人生を豊かに幸せに生きるのに必要なのは【自己肯定】と【現状否定】なのに、

人生うまくいってない人はだいたい「現状肯定(まあ人生こんなもんだよね」「自己否定(私ってなにもできないダメなやつ…」って、逆やってる。

 

これを見たときに、

「おぉ、これはなんと素敵なツイート!」

と思い、詳しく書いてみようと思いました。

(※ツイートを見て私が思ったことを書くだけで、山根さんの意見を代弁しているわけではありません

 

 

引き寄せでは自己肯定が良しとされているということ、これはもう既にみなさんご存じかと思います。

最初に書いたとおり、

「自分を肯定しましょう」

とか、

「自分を愛しましょう」

「自分を許しましょう」

などともよく言われますよね。

この点に関してはその通りだと思います。

 

 

しかし「自分」のことは肯定しても「自分の現状」は否定します。

自分の現状を否定するとは決して、

「こんな現実嫌だ~、なんでこうなのー、こんなはずじゃない…」

と落ち込むことではありません。

そうではなく、

「私は価値があるし、この先きっと何だってできる(というふうに自己肯定はする)

この私が、この程度の現状で満足する必要があるだろうか?

もっと良い現実に変えていけるはずだ、まだまだこんなもんじゃないぞ!」

という感じです。

前者の「こんなはずじゃない…」が暗くて重苦しい感じなのに対し、

後者の「こんなもんじゃないぞ!」は前向きで健全な感じがしますよね。

このように「自己肯定」と「現状否定」をしてほしいと思います。

 

 

よくあるのがツイートのように、逆をやってしまうこと。

自分に対しては「どうせ私なんてダメだよね」と否定をし、現状に対しては「まぁこんなものだよね」と肯定をしてしまいます。

「迷ったときには逆をやれ」

という言葉がありますが、まさにその言葉どおり、逆をやることでうまくいくようになると思います。

 

 

それから、私がよく思うのは「自己肯定」と「現状肯定」を同じものだと考えている方も多いようだ、ということです。

「自分を肯定しましょう」

と言われると、

「そんな…それってこの現状を肯定しろ、この現状で満足しておけということ?嫌だよ…」

という意味に取る方が多いように感じます。

このような意味に受け取ると、

「現状で満足したくないから、自分を肯定するわけにはいかない」

と、自己肯定が難しくなります。

しかし「自分肯定」と「現状肯定」は別のものです。

自分を肯定したからといって、自分の現状まで肯定する必要はありません。

先に書いたように、自分のことは肯定し、自分の現状のことは(健全に)否定をしてください。

 

「今に感謝する」は「現状肯定」ではない

 

ここまでを聞いて、

「え、現状を否定していいの…?

でも引き寄せでは『今に感謝しましょう』とか言われることもあるよね?

これって現状を肯定しなさいってことじゃないの?」

と思った方もいるかもしれません。

 

 

確かに「今に感謝しましょう」というふうに、現状の良い点を見るように言われることもありますよね。

しかしこれは、

「ほら、現状にも良い点はあるでしょう?だからこれ以上望むんじゃありませんよ?この現状で満足しておきなさいね?」

という意味で言われてるわけではありません。

「現状には悪い点もありますよね。

でも、同時に良い点もあるはずです。

悪い点を見て不満を抱くと、どんどん元気がなくなって、現状を変える気力が失われてしまいます。

しかし良い点を見て感謝をすると、不満ではなく元気や勇気が湧いてきます。

その元気と勇気があれば、悪い点を変えていけます。

もっと良い現実に変えていくために、今ある良い点を見るようにしましょう」

という意味です。

今に感謝をするのは、現状のまま変わらないためではなく、真逆に現状をより良く変えていくためです。

 

・自分を肯定しましょう→現状で満足しろというの?

・今に感謝しましょう→現状で満足しろというの?

 

↑このような勘違いが起きがちなので、そうなっていないかな?と確認してみてください。

自分を肯定するのも、今に感謝するのも、

「それをすることによって自信や勇気、元気などが湧き、現状をより良く変えやすくなるから」

です。

「今の自分のまま、現状のままでいいでしょ?文句を言わずにこのままでいましょうね」

などという意味合いはありません。

 

 

ちなみにこの記事を書くきっかけとなった山根洋士さんなのですが、現在、無料の動画講座を開催なさっています。

興味のある方はぜひ以下から動画をご覧になってみてください(*´ω`*)

 

 

多くの方が、自己否定(私はダメ)と現状肯定(まぁこんなものだ)を行っています。

自己肯定(私はできる)と現状否定(まだまだこんなもんじゃないぞ)を行ってください。

 

 

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ありのままを認めると、なぜ良い引き寄せが起きるの?

花

 

ありのままの自分を認めたら、変わらなくなるのでは?

 

今回は「ありのまま」についてです。

引き寄せではよく、

「ありのままの自分を認めましょう」

「ありのままを受け入れるとうまくいく」

と言われます。

しかしこれに対して、

「いやいや、ありのままの自分を認めてしまったら、今の自分のまま変わらなくなってしまうんじゃないの?」

「ありのままを受け入れたとして、それでうまくいくようになる理由がわからん…」

と疑問を持つ方もいるかと思いますので、この点について詳しく解説していきます。

 

 

「ありのままを認める=現状を把握する」

 

「ありのままの自分を認める」

私はこの言葉は、

「現在の自分を正しく把握する」

という言葉に言い換えられると思います。

 

 

旅行に例えてみるとわかりやすいかもしれません。

アメリカ在住のAさんは、

「私は東京に行きたい!」

と思い立ちました。

しかしAさん、なぜか自分がアメリカではなくフランスに住んでいると思い込んでいます。

フランスから東京に行くためのルートを念入りに調べ、いざ出発!

…したはいいものの、なぜかどうしても東京にたどり着けません。

「こんなに念入りに調べたのになぜ…!どうして私は東京に行けないの!?」

とAさんは途方にくれています。

しかしこれを読んでいるあなたからすれば、

「いやまずアメリカにいると気づけ。

アメリカから東京に行くルートを調べろよ、そしたらちゃんと東京に着くわ」

と思いますよね。

まさにその通りで、Aさんが東京にたどり着けないのは「自分の現在地を正しく把握していないから」です。

 

 

このように、

「自分の現在地・自分の現状をちゃんと把握していない」

という方はよくいらっしゃいます。

たとえば、自分が持って生まれた素晴らしい才能を、なぜか短所だと思い込んでいるとか。

生まれつき持っていると持っていることが当たり前に感じられるので、それがすごいことだという自覚が持ちにくく、

「この程度のことはできて当然だ、なんでこんなことしかできないんだろう」

というふうに、自分のせっかくの良さを大したことがないものだと思い込んでいる方は多いです。

 

 

また、自分の弱さ未熟さに気づかないふりをしてしまうこともよくあります。

至らないところを認めるというのはあまり気持ちの良いものではありませんので、ついついなにかと理由をつけて正当化し、

「私は別に未熟なんかじゃない!これで良いんだもん!」

と改善点を見て見ぬふりしてしまう、このままで良いということにしてしまう場合も多いです。

 

 

良いものを悪いと思い込み、悪いものを良いと思い込んでいる状態。

この状態で願いを叶えようとしても、なかなか叶わなくなります。

叶えるために活かすべきところを活かさず、直すべきところを直さないのですから、まるで北へ向かうべきところで南に向かい、東に向かうべきところで西に向かうようなもの。

それでは目的地(願望成就)へなかなかたどり着けないのも、致し方のないことではないでしょうか。

 

 

自分の現在地・現在の状態を見誤り、誤った情報をもとに判断・行動しても、誤った方向に行ってしまいます。

向かいたい場所、叶えたいものがあるのならば、まずは自分について正確に把握することが大切です。

自分の良い点は良い点だとちゃんと認める。

未熟な点は未熟な点だととちゃんと認める。

実際よりも過小評価をせず、過大評価もせず、ただ「今の自分はこういう状態なのだな」とまっすぐに理解する。

それが「ありのままの自分を認める」ということだと思います。

 

 

ありのままを認めたら、変わりやすくなる

 

冒頭で、

「いやいや、ありのままの自分を認めてしまったら、今の自分のまま変わらなくなってしまうんじゃないの?」

「なんでありのままを受け入れるとうまくいくの?うまくいくようになる理由がわからん…」

と書きましたが、ここまで読めば、

「ありのままの自分を認めることで、むしろ今の自分から変わりやすくなる」

「自分の何を活かすべきか、何を改善すべきかがきちんとわかるようになるからうまくいくのだな」

ということがわかると思います。

アメリカにいるAさんが、

「ここアメリカやんけ!じゃあ東京に行くルートって本当はこうじゃん!」

と気づけば、ちゃんと東京に行けるようになるのと同じです。

 

 

「ありのままを認めるとうまくいく、良い引き寄せが起きる」

こうした言葉を聞いて、

「ありのままを認めることで、なにか摩訶不思議なパワーが働いて良い引き寄せが起きるようになるのかな?」

というふうに思う方もいるかもしれませんが、私は引き寄せとはそういうものではないと思っています。

人は潜在意識下では、自分の長所は何か、短所は何か、叶えるためにはどういうときに何をするべきか、全てわかっています。

「これは良いはずだ、こっちは悪いはずだ!」

「自分の至らない点など認めたくない!」

そうした思い込みや意地を思い切って捨てたとき(ありのままの自分を認めたとき)そのあと自分がどうすればいいのかは、誰に教えられずとも自然とわかるはずです。

叶えるために必要な行動を取り、不要な行動は取らないようになりますので、ならば「叶う」という結果に行きつくのは当然のこと。

摩訶不思議なことではなく、当然の流れですよ(*^^)v

 

 

「ありのままの自分を認める」とは「現在の自分について正しく把握する」ということ。

 

 

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潜在意識さん、すべては最善って本当ですか?

花

 

こんなに嫌な出来事が…最善?

 

今回は「最善」についてのお話です。

引き寄せや潜在意識のお話では、何か嫌なことが起きた方へ向けて、

「大丈夫、それも最善です。すべての出来事は最善です」

などと言われることがあります。

しかし、

「いままさに目の前で嫌なことが起きているというのに、これを最善だなんて思えない…本当にそうなの?」

という気持ちになる方も多いのではないでしょうか?

そう思っている方は、ぜひこの記事を読んでみてください。

 

 

目の前の出来事は、最善ではなく嫌なこと

 

「最善」という言葉の意味は、

「いま目の前で起こっている出来事は最善だ」

ではなく、

「いま目の前で起こっている嫌な出来事は、最善へと変えられる」

というふうに解釈したほうが良いかなと思います。

 

 

たとえばあなたが職場でパワハラを受けていて、目の前で相手に嫌なことを言われてしまったとします。

これに対して、

「うぅ…でも、こうして嫌なことを言われるのも最善なんだよね?良いことなんだよね?

だったら落ち込まずに喜ばないと…。うんうん、これは最善だ!」

と、無理なポジティブ思考をしようとする必要はありません。

パワハラ自体は悪いこと、嫌な事なのだと認識してください。

 

 

そうして目の前のことをちゃんと「悪い、嫌だ」と認識したうえで、

「しかし私にはこの嫌なことを改善し、最善の状態へと変える力がある」

と信じます。

そう信じることによってあなたの潜在意識は、

「ほう、この出来事は嫌だからもっと良いものに変えたいのね?だったらそうしてあげましょう」

ということで、目の前の嫌なことが改善され、最善の状態へと変化していきます。

 

 

「この出来事は最善なのだ!」

というふうに、目の前の出来事そのものを良しとしてしまうと、潜在意識はどうなるでしょうか?

「そうか~、この出来事はすごく良いことなんだね。じゃあ何も改善する必要はないね!( ´)b」

となってしまい、そのままの状態が続いてしまいます。

 

 

「何が起きても最善なんだと思うようにしているのに、全然良い引き寄せが起きない」

という方は、おそらく目の前の嫌な出来事を最善と思おうとしているのだと思います。

それではただ嫌な出来事に甘んじるだけになってしまうので、嫌なことは嫌だと思ってください。

 

 

引き寄せではさかんに「ポジティブでいましょう」と言われるせいか、

「目の前の出来事を嫌だと思ってはいけない、怒ったり悲しんだりしてはいけない」

と思っている方が多くいらっしゃいますが、怒りや悲しみを抑え込んで見ないふりをすることを「ポジティブ」とは言いません。

嫌なことが起きたときには、ちゃんと怒ったり悲しんだりすることが大切です。

しっかりと怒り、悲しみ、そしてその上で、

「でも、ここから最高で最善の人生に変えてやるんだ。私には絶対にそれができる、必ずそうなる!」

と思う。

そうして自分自身と、自分の明るい未来を信じる。

それこそがポジティブではないでしょうか。

 

 

…ということで冒頭に出てきた、

「大丈夫、それも最善です。すべての出来事は最善です」

という言葉。

これは、

「大丈夫、それも最善(の状態へと変えられるの)です。すべての出来事は最善(につなげることができるの)です」

ということです。

「大丈夫、それも最善です。すべての出来事は最善です(だから目の前の出来事に文句を言うな)

ではありませんよ(*´ω`*)

 

 

すべてを最善へと変えるために

 

ここまでを読んで、

「そんなー!!目の前で起きた嫌な出来事に文句を言うなって意味かと思ってたわ!!」

と思った方はぜひこの機会に、

「潜在意識の力を使って改善したいことは何か?」

を考えてみてください。

紙に書き出すとよりわかりやすいと思います。

今までは最善だと思い込もうとしてきたこと。

でも心の底では嫌だと思っていたこと。

それらを書き出し、はっきりと、

「こういうことはもう嫌だ。私は変えたいし、変えられるのだ」

と意識してください。

それによって潜在意識が、改善へ向けて動きだします。

書き出した嫌なことは、いずれ解消されるはずですよ。

 

 

潜在意識の力を使えば、すべてを最善へと変えられる。

 

 

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管理人:岡野 真

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