
引き寄せの「前提」については、思考停止してしまう?
今回は、
「もう思考停止しちゃってはどうでしょう?」
というお話です。
引き寄せのお話だと、よく「設定」や「前提」という言葉が出てきます。
たとえば、
「すべては完璧であるという設定にしましょう」
「望むものは既にあるという前提にしましょう」
というふうに。
これに対して、
「いや、全然完璧なんかじゃないよ?なんで完璧だってことになるの?」
「いやいや、望むものはまだないよ!既にあるってどういうこと?」
という疑問が浮かび、もんもんと考えてしまう方に読んでいただきたいです(*´ω`*)
「だって引き寄せはそういうもの」と、思考停止
「引き寄せの『前提』とかって…なんでそうなのか、どんなに考えてもどうしてもわからない」
そういう場合にはつい、
「もっと考えよう、ちゃんと理解しよう!」
と思いがちですが、むしろ正反対に、
「そういうものなんだ」
以外のことを考えないようにしてみてはどうかな?と思います。
「なんでって言われても、だってそう決まってますから~。そうなものはそうですから~」
と、思考停止してしまう。
こう言われると、
「いやいやいや、そうやって思考停止しちゃえれば苦労しないよ、それができないから困ってるのに…!」
と思うかもしれませんが、
「前提について、思考停止してただ『そうなんだ』と受け入れる」
ということは、実は誰しもが既にやったことがあるはずだと思います。
引き寄せではないことでは、人はわりと思考停止している
たとえば、サッカーだとボールを手で持ってはいけないのに、バスケだと持ってもいいというルール(前提)がありますよね。
それに対しては「なんでどうして」ではなく、
「そりゃスポーツが違うんだもん。競技が違えばルールも違うでしょ、そういうものだよ」
と受け入れていると思います。
たとえば、日本だと箸を使うのに、アメリカでは箸は使わない。
それに対しても「なんでどうして」ではなく、
「そりゃ国が違うんだもん。場所が違えば文化も違うでしょ、そういうものだよ」
と受け入れていると思います。
人はわりと、物事の前提となるような重要な部分については、こうしてただ「そういうものだ」と受け入れ、なぜなぜどうして?とは思考しないものです。
なので、それと同じような感じで思考は停止させ「引き寄せではそういうもの」と思ってみてはいかがでしょうか。
あなたが今まで生きてきたところは、
「望むものはまだない」
「物事は不完全だ」
といった考え方をするところだったのかもしれません。
しかし、引き寄せでは「既にある」とか「もう完璧」と考える。
それに対しては「なんでどうして」ではなく、
「だって畑が違うんだもん。分野が違えば考え方も違うでしょ、そういうものだよ」
というだけ。
人は「信念」においても、思考停止している
「いや、スポーツやらなんやらと引き寄せは全然別でしょ…。
引き寄せで言われている前提っていうのは、その人の信念みたいなものでしょ?
信念なんていうすごく大事なこと、そんな簡単に思考停止して『そういうもの』と受け入れられないよ」
と思うかもしれませんが、ううーむ、そうでしょうか?
ではでは、
「望むものはまだない」
「物事は不完全だ」
これが今のあなたの信念だとして、あなたがそう信じている根拠はなんでしょうか?
なんでしょうかと問われれば、なにか根拠らしきものは出てくると思います。
しかしその根拠がどんなものであったとしても、
「でも、そうとは限らないですよね?それなのになんでそう信じているんですか?」
と返せてしまうんですね。
「だって、〇〇だし…」
とまた別の根拠らしきものが出てきますが、それもまた、
「でも〇〇だと限らないですよね、それなのになんでそう信じているんですか?」
と返せてしまう。
時間があれば実際に、論理で突き詰めていってみてください。
繰り返して突き詰めていくと最終的には、
「だって、そうなものはそうなんだもん!そういうものなの!」
というところに行きつきます。
信念も「そういうもの」なんです。
であれば、新しい信念(前提)も、これまでと同じように「だってそういうものなんだもん」というだけで良いのではないでしょうか。
できないということはないはずです、これまで色々なところでずっとやってきたことなのですから。
理屈に効果がないのならば、思考停止してしまうのも手
もちろん、なんでもかんでも思考停止して「そういうものなんだ~」と受け入れるのが効果的とは思いません。
しかし同様に、なんでもかんでも「なんで?どうして?」と理屈で考えるのが効果的とも限りません。
時と場合によって、両者を使い分けるものだと思います。
今、どんなに「なぜ?」と考えてもうまくいないということは、理屈で攻めているけれど効果が出ていない状態ということですよね。
それならば、効果のないやり方を今後も続けようとするよりも、
「思考停止してしまう」
「そういうものだとまるまる受け入れてしまう」
という方法を試してみるのも、アリだと思いますよ(*´ω`*)
引き寄せの「前提」に関しては、「だってそういうものなんだもん」と思考停止してしまうのも手です。
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潜在意識に委ねる…本当にそれで大丈夫?
今回は「潜在意識に委ねる」についてです。
この言葉、引き寄せではよ~く出てきますよね。
「どうやって叶うかは知らなくていい、潜在意識にすべてを委ねるように」
と。
しかしそうは言っても、なかなか委ねることができない…という方も多いのではないでしょうか?
私もそうだったので今回は、
①私が潜在意識に委ねることができなかった理由
②委ねることができない原因の解消法
について、詳しくお話していきます。
潜在意識に委ねることができない理由その1「不安」
まずは、
「①私が潜在意識に委ねることができなかった理由」
についてですが、これは主に2つあります。
ひとつめの理由は、
「本当に叶うかどうか不安だから」
です。
いくら、
「潜在意識はどうやって叶えるかを知っています。
叶う過程や手段については委ねるようにしましょう」
とか言われても、ほんとかよ?と不安でした。
「潜在意識に委ねるよりも、自分できちんと手段について考えたほうが安心できるじゃないか」
ということで、手段について考えずにはいられず、委ねることができませんでした。
潜在意識に委ねることができない理由その2「過信」
もう一つの理由は、
「自分を過信していたから」
だと思います。
さきほど、
「潜在意識に委ねるよりも、自分できちんと手段について考えたほうが安心できるじゃないか」
と書きましたよね。
では、なぜ自分で考えたほうが安心だと思うのでしょうか?
なぜなら、
「潜在意識のやることよりも自分のやることのほうが優秀だ、信用できるんだ」
と思っているからです。
仮に、あなたがとても不安でどうすればいいのかわからない状態だとします。
その状態のときに、目の前にAさんとBさんが現れたとします。
この場合、より力が強かったり知識や経験が豊富だったりなど、優れているほうに対して、
「なんとかしてくれそう、安心できそう」
と感じ、信じて頼りますよね。
不安なときに、潜在意識と自分がいる。
そこで潜在意識ではなく自分を頼るということは、自分のほうがより優れていると思っているからです。
当時は自分ではそんなつもりはなかったのですが、それだけ自分の知識や経験を過信していたのですね。
①叶うかどうか不安
②自分を過信している
この2点が、私が潜在意識に委ねることができない理由でした。
いま、
「あ~…私もその2つかも…」
と思った方もいるかもしれません。
では、ここから先はどうやってその2点を解消するか?についてお話していきます。
潜在意識に委ねるために「先に安心する」
まず一つ目の理由「叶うかどうか不安だから委ねることができない」の解消法についてです。
これに関してはついつい、
「私は、叶える手段がわからないから不安なのだ」
と錯覚し「では叶える手段がわかれば安心できる」と手段を明らかにしようとしがちです。
しかし実際には、叶える手段がわからないから出てくる不安なわけではなく、
「自分なんかダメな人間だ」
という自分への自信のなさ・自己肯定感の低さから出てくる不安です。
自信がない場合、仮に明確な手段を示されたとしても今度は、
「でも、その手段が自分にできるかどうか不安です」
となってしまい、不安は解消されません。
手段ではなく自信の問題ですので、
「いかに手段を明らかにするか?」
ということよりも、
「いかに自分を信じられるようになるか?いかに自分を好きになるか?」
といったことに目を向けてください。
些細なことで構いませんので、日常で、
「自分に自信がつきそうなほう、自分を好きになれそうなほう」
を選択していってください。
そうしていくうちに、
「自分は自分でいいのだ、自分にもできるのだ」
という自信が育まれていき、そうすると叶う手段がわからずとも、
「まぁ、なんとかなるだろう」
と思えるようになって、潜在意識に委ねることができるようになっていきます。
「叶う手段がわかれば⇒安心できる」
のではなく、
「自信がつけば⇒自然と叶う手段について気にならなくなり安心できる」
のだと考え、自信を持つことに意識を向けてみてください。
潜在意識に委ねるために「謙虚になる」
次に、二つ目の理由「自分を過信しているから委ねることができない」についての解消法についてです。
(上で書いた話と相反するようですが、自分に自信がない反面、同時に自分を過信していることは割とよくあります)
私の場合はこういうときには、
「私は、自分で思っているよりも馬鹿だ」
と意識するようにしています。
「本当に自分が賢く経験豊富なら、あのときあんな失敗をしなかったはずでは?」
「あんな失敗をしても、助けてくれた人がいたことを忘れてはいないか?」
というふうに自分に声をかけ、自分が無力であることを思い出していきます。
気をつけてほしいのは、こういったことを「卑屈」になるためにやるのではなく「謙虚」になるためにやるということです。
「どうせ私は馬鹿なんですよ、馬鹿だから失敗しましたよ、いじいじ…」
というのでは、単なる卑屈です。
あくまでも良い意味で、
「己の知識や経験など、たいしたものではないのだよなぁ。思い上がってはいけないよなぁ」
ということを思い出すために行ってください。
絶対にこの方法でなければいけないというわけではありませんので、
他にも「私は○○をすると謙虚な気持ちになるよ」と思いつくものがあれば、そちらもぜひ試してみてくださいね。
「私などたいしたものではない」と良い意味で思えるようになると、
「では、たいしたものでもない私が思いつく『叶える手段』など、そんなに信用できるものでもないだろう。
他により良い手段があるかもしれないし、潜在意識が教えてくれるのを待つことにしよう」
と委ねることができるようになると思います(*´ω`*)
潜在意識に委ねることができない原因は、
①自信のなさから来る不安
②過信
です。
この原因を解消する方法は、
①自信を持つ
②謙虚になる
です。
「私は自分を過信していた」と書きましたが、過信に気づいたときのお話も記事にしてあります。
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現象化を諦めると、潜在意識によって現象化する…?
今回は「現象化を諦める」についてです。
潜在意識のお話ではときに、
「願いを叶えようとするのをやめると願いが叶う」
とか、
「願いの現象化を諦めると現象化する」
というふうに言われることがあります。
しかしこう言われると、
「え?普通に考えて諦めたら叶わなくなるでしょ?諦めるわけにはいかないよ!」
というふうに感じる方が多いのではないでしょうか。
一体なぜ、現象化を諦めることで逆に現象化するのか?
これについて詳しくお話していきます。
一旦は現象化を諦め、潜在意識を変えることに意識を向ける
まずは、潜在意識の力で現象化する(願いが叶う)までの過程を簡単に書きますね。
①現象化してほしいものがある
↓
②そのためにまず自分の潜在意識を、それが現象化するにふさわしいものに変える
(自分の潜在意識を変える方法が潜在意識メソッド。
潜在意識メソッドを「現象化させるための方法」と誤解する方もいますが「潜在意識を変えるための方法」です)
↓
③潜在意識が変われば、それに伴って現象化する
この順です。
この順番は、誰にも変えることができません。
「必ずこの順番で物事が起きる、そういうふうにできているのだよ」
というのが引き寄せの法則です。
しかし中には、
「いつ現象化するのか、いつ現象化するのか…」
と③の「現象化」が気になってしまい、②の「自分の潜在意識を変える」という部分が手つかずになってしまう方もいます。
これだと順番の②をすっ飛ばしてしまっているため、いつまで経っても現象化しない…となってしまいます。
この場合は、一旦は現象化に意識を向けるのをやめ、潜在意識を変えることに意識を向けたほうが叶うようになりますね。
この、
「一旦は現象化に意識を向けるのをやめ、潜在意識を変えることに意識を向けたほうが叶う」
というのを、
「現象化を諦めると現象化する」
と表現しています。
諦めるといっても、
「願いは叶わないと断念しろ、叶わないままで生きていけ」
などという意味で言われているわけではありません。
一旦は点数を気にするのをやめ、勉強することに意識を向ける
これは、学校のテストに例えるとわかりやすいかもしれません。
仮にあなたにお子さんがいて、
「今はテストの点が悪いけど、100点を取れるようになりたい(100点を現象化させたい)」
と言っているとします。
この場合は、
①100点を取りたい
↓
②そのためにまず勉強をする
↓
③勉強すれば100点を取れる
この順番で物事が運びますね。
ではもしお子さんが、
「100点取れるかな、取れるかな、取れるかな…」
ということばかりを気にして、一切勉強をしなかったとしたらどうでしょう?
これでは当然100点は取れなくなってしまいますし、きっとあなたは、
「100点を取りたいと思うのはもちろん構わないし、悪い点のまま諦める必要などどこにもない。
けれど100点を取るために今やるべきことは、『100点取れるか取れるかと心配すること』ではなく『勉強すること』でしょう…」
と思うのではないでしょうか。
これと同じく、
「現象化させたいと思うことはもちろん構わないし、しないままに諦める必要などどこにもない。
けれど現象化のために今やるべきことは、『現象化するかするかと心配すること』ではなく『潜在意識を変えること』でしょう」
ということです。
「潜在意識を変えないままに現象化」を諦める
こう言われても、
「でも、だって…」
という気持ちが湧いてくることもあるかと思います。
「でもでも…なんとかかんとか、潜在意識を変えないままに現象化だけさせられないものだろうか…」
と。
私自身もそのような期待を抱いていた時期がありました。
そのような時期を通じて、
「現象化だけを望んでも、どうしたって無理なのだ。
どうやらどうあがいても、先に潜在意識を変えるしかないらしい」
と観念したときが「現象化を諦めたとき」と言えるのではないかと思います。
あるいはとっても素直に、
「へぇ、まず潜在意識を変える必要があるんだな。じゃあ現象化なんて気にしなくていいや!」
と、最初からスンナリ現象化を気にしないでいられる方もいるのかもしれませんが、これは私には無理でした(;^ω^)
最初から現象化を気にしないか、途中で諦めるかは人によると思いますが、
どちらにせよ「現象化を気にすること」ではなく「自分の潜在意識を変えること」に意識を向けることができれば、それに合わせて現実も変わる…つまり現象化する、となります。
「100点を取れるか心配すること」ではなく「勉強すること」に意識を向けることができれば、それにつれて成績も上がる…というのと同じですね(*´ω`*)
どうしても現象化を諦めることができない…というときは?
では今、
「うぐぐ…私はどうしても現象化が気になるんだよー!」
と感じている方は、どうすればいいのか?
選択肢としては、
①「とにかく現象化を諦めるんだ!」と決めて、少しずつでも潜在意識を変えることのほうに目を向けていく。
②「とにかくそんな話には納得できーん!」と思い、意地でも現象化にかじりつく。
このどちらかかと思います。
①を選んだ場合、最初のうちは現象化が気になるかと思います。
しかし気にするたびに、
「いや、もう現象化は気にしないと決めたのだ。潜在意識を変えることに目を向けるのだ」
と思い直していくと、徐々に気にならなくなっていきます。
②を選んだ場合、どれだけ必死にやってもうまくいかないはずです。
いずれ精根尽き果て「このやり方じゃどうしたって無理なんだ」と現象化を諦めるしかなくなり、潜在意識を変えることのほうに意識を向けるしかなくなります。
①と②のどちらが良いとか悪いとかはありませんので、好きなほうを選んでみてください。
②はなんだか印象が悪く感じるかもしれませんが、個人的には「やるだけやった」という納得感が深くて好きなやり方です。
おそらく今は、
「現象化を諦めよう…いや、でも諦められない…いやいや、でも諦めなきゃ…いや…でも…」
と①も②も選びきれず、どっちつかずになっているので何の変化も起きないのだと思います。
思い切ってどちらかを選んでみてください。
大丈夫です、どっちを選ぼうがうまくいきますよ(*^^)v
現象化を諦めるとは、
「願いを叶えるのを諦めろ、叶わないままで生きろ」
という意味ではありません。
なかなか変われない・変わる決心をつけられない…という場合、
自分でも無意識のうちに「不幸なままでいたい」と望んでしまっているのかもしれません。
このことについて詳しく書いた記事もどうぞ↓
★潜在意識下で、不幸を求めてしまっていないか?★
あと、潜在意識のお話では「なぜか知らないけどうまくいく」と言われることもありますよね。
私はこれに、
「なぜだか知らなきゃいけないはずだ!絶対に納得できーん!!」
と意地になってかじりついてみたことがあるのですが、そのときのお話もあります↓
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あなたの潜在意識は、不幸でいたいのかも?
今回は、
「実はあなたは、不幸を求めているかもしれない」
というお話です。
潜在意識の力をうまく使えるようになりたいのは、なぜか?
もちろん、今よりも幸せになりたいからですよね。
しかし顕在意識上では「幸せになりたい」と望んでいても、
潜在意識下では真逆に「不幸なままでいたい」と望んでいることがあります。
これについて詳しくお話していきます。
潜在意識下で、幸と不幸を天秤にかけている
「不幸でいたい」と言っても、
「私、不幸が大好き!不幸ってた~のし~い!うふふ~ヾ(*´∀`*)ノ」
とかいうふうに不幸を望んでいるわけではなく、
「不幸でいたときと幸福になったとき、どっちがメリットがあるだろう?
うーん…不幸でいるほうがメリットが大きいよなぁ。
じゃあ、不幸でいるほうがいいかぁ~、そうしよっと」
という感じです。
そんな比較をしている自覚はなくとも、潜在意識下で気づかぬうちにしてしまっています。
たとえば私の場合ですと、
「幸せにはなりたい。
けれど幸せになってしまったら、親の育て方が正しかったと認めてしまうことになる。
自分が不幸でいることで、
『ほら、あんたたちが間違っていたせいで私はこんなふうになっちゃいましたよ~』
と暗に当てつけて非難しているのに、幸せになったらもう非難できなくなる」
という思いがありました。
幸せになったときには「親を非難できなくなる」というデメリットがある。
不幸でいたときには「親を非難できる」というメリットがある。
この2つを天秤にかけ、
「幸せになったときのデメリットのほうが大きいな。
それならば、不幸でいたほうがまだマシだ」
となっていました。
しかしこれは、時間をかけてじっくり考えて出た答え…というわけではありません。
潜在意識下で、一瞬のうちにはじき出される答えです。
一瞬で判断されてしまうため、自分がそんな答えを出しているということにすら気づかないことも多いです。
潜在意識のほうは、
「よっしゃ不幸のほうがいいって答えが出たで、このままでいるで!(`・ω・´)」
となるので不幸なままですし、ある意味これはちゃんと望み通り(不幸のほうがいい)になっている、引き寄せがうまくいっている、と言えます。
けれど、それに気づいていないと顕在意識上では、
「こんなに幸福を願っているのに、なんで不幸なままなの?ぜんぜんうまくいかないよ…」
と感じてしまいますね。
潜在意識は、安全(不幸)が好き
人によって、不幸でいたい理由はそれぞれ異なります。
私のように親を非難したい人もいるでしょうし、
逆に、私には思いもつかない理由の人もいるかもしれません。
が、どの人にも大なり小なりあるのが、
「幸せって、経験したことがないからなんだか怖い。
でも、不幸はよく知ってるから怖くない。
別に不幸が好きなわけじゃないけど、不幸でいれば『未知の怖さに挑まずにすむ』というメリットがある。
このメリットを取って、不幸なままでいようかな…」
という思いなのではないか、と思います。
潜在意識は、新しいものはあまり好きではありません。
潜在意識の一番の目的は、幸せとか不幸とか、願いが叶うかとか叶わないとかではなく、
「身の安全を守ること」
だからです。
死んでしまっては終わりですから、安全に生きることは大事ですよね。
では、身の安全を守るためにはどうすればいいかというと、
「安全だとわかっていること(不幸でいること)だけやり続ければいい」
となります。
そのため、ついつい新しいもの(幸せ)を避け、不幸を選んでしまいがちになります。
とはいえ、何も未開のジャングルに入っていこうというわけでもあるまいし、
実際には幸せになることに危険などありません。
潜在意識は、
「未開のジャングルに入ることも幸せになることも、どっちも未知じゃん。未知なら危険じゃん!」
みたいな判断をしますが、同じ未知でも、ジャングルに入るのと幸せになることは大違いですよね(;^ω^)
ここで、
「そうだ危険だ!幸せは怖い!不幸は安全!」
と不幸を選択しないように意識してみてください。
「幸せになろうとしたときの恐怖は幻想だ。
幻想に怯えて不幸なままでいて、本当にいいのか?」
と、しっかり考えてみてください。
潜在意識ではなく顕在意識で、選択を
「他にも私が、不幸のほうがマシだと思っている理由が何かないだろうか?」
と、一度じっくり考えてみることをおすすめします。
いまは無自覚に不幸を選んでしまっているし、無自覚にやっていることはやめられません。
しかし、
「あー、私はこういう理由で不幸でいたいのかぁ…」
と自覚したときに、
「では、引き続きその理由で不幸でいるのか、いないのか?」
を意識的に、顕在意識上で選択できるようになります。
ここでぜひ、幸せを選んでくださいね。
だいじょうぶ、幸せは安全ですよ(*^^)v
引き寄せを実践しているがなかなかうまくいかない…という場合は、
潜在意識下で「不幸でいるほうがいい」と思っているのかもしれません。
一度、「不幸でいたい理由は何か?」とよく考えてみましょう。
「不幸」に関する関連記事です↓
✶同じような不幸が繰り返されるのはなぜか?✶
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潜在意識を上手に使うためには、傷ついてはいけない?
今回は、引き寄せでよくある誤解についてのお話です。
よくある誤解とは、
「傷ついてはならない」
というもの。
これについてはすでに多くの方が「それは違うよ~」と指摘してもいますので、
もう知っていることかもしれませんが、いま一度基本点を確認するつもりで読んでみてください(*´ω`*)
傷つくと、潜在意識が悪いほうへ向かうという誤解
潜在意識のお話ではよく、よく、よ~~~~~く、
「ワクワクしていましょう」
「前向きでいましょう」
と言われます。
こう言われることで、
「そうか、ネガティブになってはいけないんだ、傷ついてはいけないんだ」
「傷つくと、潜在意識がうまく働かなくなっちゃうんだ」
と思ってしまい、何か悲しいことが起きても、
「傷ついてはダメ!ポジティブポジティブ!!」
と空元気を出そうとする方もいらっしゃいます。
ただ、
「前向きでいましょうと言われて、傷ついてはいけないという意味だと解釈した」
というのは、ちょっと解釈が極端かもしれません。
これは前にも使ったことのある例えですが、
「野菜を食べましょうと言われて、肉と魚は一切口にしてはいけないという意味だと解釈した」
みたいな感じです。
そこまでは言っていませんよね(;^ω^)
「健康のため!」と頑なに肉も魚も拒否すると、かえって健康を害することもあります。
同様に、「潜在意識を上手に使うため!」と頑なに傷つくまいすると、かえって潜在意識がうまく働かなくなってしまいます。
むしろ、傷つくまいとすると潜在意識は悪いほうへ向かう
日々の生活の中で、些細なことをいつまでもねちねちグチグチ言わないとか、
人を妬んで足を引っ張ろうとしない、自分のしたことを人のせいにしない、
してもらったことを当たり前だと思わずにちゃんと感謝する…などなど、
そのように心がけるのは、「前向きでいましょう」をやっているし良いことだと思います。
そうしてなるべく、悪いことではなく良いことに意識を向けるようにしていれば、
「意識している方向に向かう」という性質を持っている潜在意識は、自然と「もっと良いことのほうに向かおう」と動き始めます。
そうするとさらに良いことが増え…となっていきますので、これは問題ありませんね。
しかし、たとえば誰かから明らかに理不尽な仕打ちを受けた…といった場合、ここで、
「傷ついてはいけない!ポジティブ!感謝感謝!」
などと、その理不尽を好意的に受け入れてあげる必要はありません。
ここではちゃんと、傷ついたり怒ったりしたほうがいいです。
理不尽を受け入れれば相手は、
「あ、こいつは傷つけてもいい相手なんだ」
と学習して、さらに酷い態度を取るようになるかもしれません。
また、あなたの潜在意識も、
「なるほど、こういう目に遭ってもいいんだな。
次回同じような目に遭ったときにも受け入れよう」
と学習してしまいます。
いくら日々の生活の中で良いことに目を向けようとしていても、それと同時に悪いことを受け入れていては、
プラスに向かい始めてもマイナスに戻り、プラスに向かい始めてもマイナスに戻り…を繰り返してしまいます。
そうして、
「ちゃんと前向きでいようとしているのに、現実が良い方向に向かっていかない…なんで?」
となっている方も、いるのではないでしょうか。
反対に、
「こんな目に遭うのはおかしい、ひどい目に遭って傷ついた。私はこんなことは受け入れない」
とちゃんと認めるとどうなるでしょうか?
潜在意識は、
「そうか、これは受け入れないほうがいいんだな。
受け入れないためにはどうすればいいのかな?」
と、理不尽を受け入れない方向…つまり良い方向へと向かい始めます。
これで潜在意識は、プラスの方向にのみ向かっていけますね(*^^)v
傷は認めて、潜在意識をより良い方向へ向かわせよう
それではひとまず、これまでを思い返してみて、
「傷ついていないふりをしてきたことはないか?」
「前向きでいるべきだからと、無理やり受け入れたことはなかったか?」
と考えてみてください。
思い当たることがあれば、それに対して「私は悲しかった、傷ついた」と認めてください。
そして、その次が大事なのですが、
「相手が変わってくれますように…相手が変わってくれますように…」
とか、
「私は可哀相だ、あー、私って可哀相可哀相…うじうじうじ…」
とかではなく、
「私は、同じことを受け入れない強さを持つ」
と意識してください。
相手が変わることを期待して自分は何もしない、というのではなく、
相手が変わることへの期待は捨て、自分を変えようとしてください。
潜在意識には他人を変える力はありませんが、自分のことならいくらでも変えてくれます。
「私が変わるんだ」と意識することで、より良い方向へと向かいはじめますよ。
傷つくまいと悲しみを抑え込むと、潜在意識は良い方向へ行けなくなります。
傷ついたときには傷ついたと認め、
「今後は同じことを受け入れない強さを持つ」
と決心してください。
潜在意識が、同じことを繰り返さない方向へと向かいはじめます。
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