
「悪い思考を変える」ことをしないと、潜在意識は…
今回は「思考を変える」ことについてのお話です。
引き寄せは、
「思考を変えると、潜在意識がその思考と同じ現実に変えてくれる」
という法則ですよね。
そうすると「よし、では思考を変えるぞ!」と思った方から、このような質問をいただくことがよくあります。
現実で、いろいろと悪いことが起きます。
これって、私がこんな悪い現実を作ってしまうような「悪い思考」をしているということですよね。
なので、まず自分の悪い思考を変える必要があるということはわかります。
けれど、考えても自分のどの思考がこんな現実を作ってしまっているのかがわかりません。
このままでは、潜在意識が悪い現実を作り続けてしまいます。
どの思考を変えるといいのか、突き止める方法はないでしょうか?
「どの思考を変えるといいのか突き止めよう」という思考を変えるとよいと思います。
ではでは、詳しくお話していきますね。
「思考を変える」とは「潜在意識下の前提を変える」こと
まず、
「潜在意識によって、思考が現実になる」
↑この言葉の「思考」というのは、顕在意識上の思考のことではなく、潜在意識下の前提のことを意味しています。
なので顕在意識上の思考よりも、
「顕在意識上でそう思考しているときには、潜在意識下にどのような前提があるのか?」
ということに注目してみるとよいですね、現実化するのはそれですので。
ではでは顕在意識上で、
「はて、私は自分のどの思考を変えるべきかしら?
それを突き止めて、現実を変えることができるようになりたいわ」
と思考しているそのとき、潜在意識下にはどのような前提があるでしょうか?
…というと、
「私は、必要なこと(どの思考を変えるべきか突き止めること)をまだやっていない。
だから今はまだ、現実を変えることができない」
という前提がありますよね、この前提が叶います。
潜在意識は、
「おっ、今はまだ現実を変えることができない…だって?
オッケー!それならそのとおり、今はまだ現実を変えないでいてあげるね!」
と働きますので、本当に現実が変わることがなくなってしまいます。
「思考を変える」ことに執着するほど、潜在意識は…?
そうして潜在意識が現実を変えなくなると、
「うぐぐ、早く元凶となっている思考を見つけないと…どの思考を変えるといいのだ!?」
と、ますます強く思考するようになります。
しかしそう強く思考すればするほどに、
「私はまだ、まだ現実を変えることはできない!」
という前提を肯定し、強化していることになります。
すると潜在意識のほうはますます張り切って、
「おっしゃー!そんなに言うならまだまだ現実を変えないでおきまっせー!」
となります。
「どの思考を変えるといいのか、突き止めたい!(突き止めていない私には、まだ現実を変えることができない!)」
と思考することによって、変われなくなっている。
ならば、
「どの思考を変えるといいのか突き止めたいという思考を変える」
と良いのではないかな?と思います。
そのように思考を変えると、潜在意識が働きだす
「どの思考を変えるといいか突き止めたい、見つけねば…」
というこの思考を、
「はて?そういやなんで、突き止めなくっちゃいけないんだっけ?
突き止めないままに、うまくいってはなぜいけないの?」
というふうに、変えるように心がけてみてください。
今日急にそのように思えるようにならなくても構いませんので、
「そう思考するようにしよう」
と、顕在意識上で意識してみます。
そうして顕在意識からのアプローチを続ければ、徐々にその影響を受け、潜在意識も変わります。
「私はまだ現実を変えることができない」
という前提が、
「私はもう、現実を変えられる」
に変わっていきます。
そうすると潜在意識は、
「お、もう変えられるの?ほんなら変えるよ~」
となり、現実を変えることができますよ(*^^)v
「どの思考を変えるべきかわからなくても、私はうまくいっていい」
という思考に変えると、潜在意識はうまくやってくれます。
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シンプルに考えると、潜在意識の力を使いやすくなる
今回は、
「潜在意識の力をうまく使うには、どうすればいいんだろう?」
と思っている方へ向けてのお話です。
そう思っている方には、まずはこれをしてほしいと思います。
「物事がシンプルであるはずがない」
という自身の固定観念に気づき、それを手放すこと。
これです。
これをすると、潜在意識の力をうまく使えるようになります。
ではでは、もっと詳しくご説明していきますね。
思考が潜在意識によって現実になるなら、やることはシンプル
まず引き寄せの法則とは、
「自分の思考が、潜在意識の力によって現実になる」
という法則でしたよね。
では、
「現実にしたいことを、思考すればいいだけ」
です、とてもシンプルです。
お金持ちな現実を作りたいならば、「お金持ちになるわ」と思考する。
結婚したいならば、「結婚するわ」と思考する。
友達100人作りたいならば、「友達100人作るわ」と思考する。
あなたがやることはたったひとつ、「そうだと思う」ことのみ。
いやはや~、なんともシンプルですねぇ~(*´▽`*)
しかし潜在意識下に「シンプルなはずがない」という観念があると?
しかしこれ、あまりにもシンプルすぎて逆に誰も受け入れないんですよね…(;´・ω・)
みなさん、
「そんなにシンプルなはずがあるかいな、もっと何かしなければいけないはずだ!」
と考えます。
潜在意識下に、
「物事がシンプルであるはずがない」
という固定観念が強くあるんですね。
この固定観念があると潜在意識は、
「ほう、物事がシンプルであるはずがないと思っているのか…。
ではその観念どおり、『物事はシンプルではない現実』を作らないとなあ。
もしこの人がシンプルな方向に行きそうになったら、ちゃんとそれを止めて、事態を複雑にしてあげよう!」
と働きますので、事態はシンプルではなくなっていきます。
潜在意識下で「シンプルなはずない」と思っていると出る疑問
潜在意識がそのように働いている方から、よくこのような質問を受けることがあります。
私はいまこれこれこのような問題を抱えていて、辛いです。
けれどこの状況を変えるために、「望む現実に変わるんだ!」と思うことにしています。
それで、望む現実に変えるためにはどうすればいいのでしょうか?
という感じの内容です。
一見自然な感じに思えるのですが、これって私からすると、
「のわー、潜在意識にしてやられとるがなー(;´Д`)」
と、思います。
どういうことかというと、さきほど、
「現実にしたいことを、思考すればいいだけ」
です、とてもシンプルです。
あなたがやることはたったひとつ、「そうだと思う」ことのみ。
いやはや~、なんともシンプルですねぇ~(*´▽`*)
と書きましたよね。
これに則るならば、
けれどこの状況を変えるために、「望む現実に変わるんだ!」と思うことにしています。
これだけでOKです。
望む現実に変えたいならば、
「望む現実に変わると思考すればいいだけ」
ですし、ちゃんとそれをやっているのですからもう何の問題もありません。
この時点で、問題解決のために必要なことはしおわっています。
いやはや、やっぱりシンプルですなぁ~(*´ω`*)
潜在意識が「シンプルから離れよう」としはじめる
しかし、
「物事がシンプルであるはずがない」
という観念を持っている場合、ここで潜在意識が働きはじめます。
「いやいや、そんなにシンプルに解決していいわけないがな。
この人は『シンプルであるはずがない』という観念を持ってるんやで?そのとおりにしてあげなアカン。
なんかシンプルな方向に向かっちゃってるから、止めてあげないと…」
と。
すると、
それで、望む現実に変えるためにはどうすればいいのでしょうか?
という疑問が出てきます。
「望む現実に変わると思うことにした」
↑本当はここで問題は解決しているのですが、潜在意識からするとそんなにシンプルに話が終わっては困りますので、すぐさまそのあとに、
「しかしそれだけでいいはずがないし、もっと他に何かしなければいけないはずだ。
うーむ、望む現実に変えるためには他にどうすればいいのだろう?」
という発想をその人にさせて、まだ問題は解決していないことにしてしまいます。
けれどこの状況を変えるために、「望む現実に変わるんだ!」と思うことにしています。
(↑ここですでに解決している)
それで、望む現実に変えるためにはどうすればいいのでしょうか?
(↑しかし次の瞬間、潜在意識にまだ解決していないことにさせられている)
となっているため私は、
「のわー、潜在意識にしてやられとるがなー(;´Д`)」
と、思います。
「ほら、やっぱり私が思った通り、シンプルではない」
「どうすればいいのか?」という発想は、物事を複雑化したい潜在意識が仕掛けてきた罠のようなものです。
しかし顕在意識上では、
「こうしてどうすればいいかを考えることで、解決に近づくはずだ」
と感じますので、罠にはまって「どうすれば?」をこんこんと考え始めてしまう方も多いです。
そうして、
「望む現実に変えるためにはどうすればいいのか?」
を考えれば考えるほど、
「まだ問題は解決していない、まだ望むようにはなっていない」
という前提が強まるので、潜在意識がその前提を叶えようとしてどんどん問題は解決できなくなり、望むようにはならなくなり、事態は複雑化していきます。
そのように事態が複雑になって解決できないと、こう思いますよね、
「ほら、やっぱり私が思ったとおり事態は複雑だ。シンプルなどではない」
と。
こうして「物事はシンプルはなずがない」という観念が、きちんと現実化してしまいます。
潜在意識が、シンプルではない現実を作るのに必要だったのは?
そしてこれは、とてもシンプルであると言えます。
ここまで事態を複雑にするため、自分がやったこととはなにか?
必要だったこととは?
というと…、
「シンプルはなずがないと思うだけ」
たったこれだけですよね。
この一つのこと以外は、特になにもしていないはずです。
やっぱり、シンプルです。
「物事がシンプルであるはずがない」
この自身の観念に気づき、その観念から距離を取り手放していってください。
そうすれば潜在意識が事態を複雑にしようとするのをやめますので、もっとシンプルに解決へと向かっていけますよ(*´ω`*)
物事は、あなたが思っているよりもずっとシンプルです。
「シンプルであるはずがない」
という観念から距離を取り、手放していってください。
あとは潜在意識が、物事をシンプルに動かしてくれるようになっていきます。
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病気になるのは、私の引き寄せ方が悪いせい…?
今日は、健康についての記事を書こうかなと思います。
ときどき、
「病気になるのは、私が自分で引き寄せてしまったからなのでしょうか?
でも、私は『病気になるぞ!』なんて思考はしていないのに、なぜ『病気になる現実』が引き寄せられてしまうのでしょう?」
というご質問をいただきますので、このことについて詳しくお話してゆきます。
引き寄せの力によって、病気になることは実際にある
病気になるとき、引き寄せの力が関係していることは確かにあります。
病気になる…といっても病気にはいろいろとありますが…、そうだな、よくある「風邪」を例に出してみますね。
Aさんが、
「今日は寒いな、でもまぁ薄着でも大丈夫でしょ」
と思って薄着で過ごした結果、風邪を引いたとします。
一見、
「『薄着でも大丈夫だろう』と思考したのだから『薄着でも大丈夫な現実』が引き寄せられてこないとおかしいのでは?」
と思うかもしれませんね。
しかし、そもそもなぜAさんが薄着でも大丈夫だろうと思考したのか?というと、その思考の前に、
「自分の健康は守れなくてもいい」
という観念があるためです。
もしAさんに可愛いわが子がいたとしたら、
「アンタ、どうせ薄着でも大丈夫でしょ?そのままでいなさいよ」
とは言わずに、暖かいものを着せてあげたのではないかと思います。
「病気になると大変。私はこの子の健康を守りたい、守ろう」
というわが子を思う気持ちがそうさせるわけですが、自分にはそうはしなかったということは、自分に対してはそこまでの「健康を守ろう」と思う気持ちはない、ということ。
①自分の健康はそこまで守れなくてもいいわ~という観念があり
↓
②その観念から「どうせ薄着しても大丈夫でしょ」という思考が生まれ
↓
③実際に薄着で過ごすという行動を取り
↓
④風邪を引いた(健康を守れなかった)
という感じで、最初の「別にそこまで健康を守れなくていい」という観念どおりに、「そこまで健康を守れない現実」を引き寄せています。
「観念」が、病気になる現実を引き寄せる
引き寄せでは「思考が現実になる」と言いますが、引き寄せで言う「思考」とは、
「顕在意識上の思考(どうせ薄着でも大丈夫)」
のことではなく、
「潜在意識下の観念(私は別に、自分の健康をそこまで守る気はない)」
のほうです。
上に書いたような場合は、病気になる際に引き寄せが関係している、と言えますね。
基本的に、
「本人の怠慢や不摂生がたたり病気になる場合」
には、その本人の「健康をそこまで大事にする気はない」という観念が、病気になる原因のひとつであると思います。
でもこれは逆に言うならば、「健康でいよう」という観念を持つようにすれば、自然と不摂生もしなくなり、健康を引き寄せられるということでもあります。
自分で引き寄せた病気なのであれば、自分で引き寄せないようにすることだって可能ですよ(*^^)v
病気になるとき、引き寄せが関係ないこともある
ただ、
「病気になるとき、100%引き寄せの力のみによってなる」
ということはなくて、引き寄せ以外のことが関係していることもありますし、引き寄せがまったく関係ない場合もあります。
病気になるときに、必ずしも本人の不摂生だけが原因とも限りませんよね。
生まれつき体が強いか弱いか、という差もあります。
「健康なんて守れなくていいや」という観念を持っていたとしても、
もともと体がとても丈夫ならば病気になることは少ないでしょうし、
逆にどれほど自分をいたわろうという観念があっても、
生まれつき病弱で体にトラブルが起きやすい方もいます。
自分がどんなDNAを持って生まれてくるかは本人にも選べませんので、この部分は引き寄せとは関係のないことです。
とはいえ、生まれつきどこかに問題があったとしても、生まれたあとに改善していくことが可能な場合もたくさんあります。
「生まれつきなんだからどうしようもない」
と諦めず、「健康でいよう」という観念を持つようにしてくださいね(*´ω`*)
病気になるのが「100%引き寄せのせい」ということは、なかなかない
あと、たとえば、
「今日一緒に仕事した人が、実はインフルエンザにかかっていてうつされてしまった」
「古くなっている食べ物だと知らずに食べてしまい、食中毒になった」
というふうに病気になることだってありますよね。
これはもう引き寄せは全然関係がなく、残念ですが運が悪かった、というだけのお話です。
こうして「偶然に」病気になることも、いくらでも考えられます。
私としては病気になる際に、本人のDNAやその時の運が一切絡んでいない、なんてことはなかなかないのではと思いますので、
「病気になるときは、100%引き寄せの力のみによってである」
ということはなくて、
「もともと生まれ持ったDNAと、生まれたあとの自分の観念と、そのときの運が混ざり合って病気になる」
だと思います。
病気になる際、引き寄せの力が関係していることもありますが、引き寄せ以外の要因がからむことも多くあります。
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悪いイメージが、悪いことを引き寄せてしまう…
今回は、
「悪いイメージをしてしまう」
という方へ向けてのお話です。
よく引き寄せでは、
「願いが叶ったときのことをイメージしましょう」
と言われますよね。
しかし、
「叶ったときのことをイメージしようとしても、つい叶わなかったときの悪いイメージをしてしまいます。
でも、悪いイメージをするとそれが潜在意識に伝わってしまって、本当に悪いことを引き寄せてしまうんですよね?
こういう場合にはどうすればいいのでしょうか?」
というご質問をよくいただきますので、どうすればいいのか?について詳しくお話していきます。
悪いことを引き寄せているのは「悪いイメージ」ではない
まず、
「悪いイメージをすると、悪いことを引き寄せてしまう」
こう思っている方はよくいらっしゃるのですが、これは誤解ですよ~。
引き寄せでは、悪いイメージが現実化することはありません。
同様に、良いイメージが現実化するということもありません。
こう言うと、
「ウォォォォそんなあほなーーー!
そんならなんでここまで盛んに『良いイメージをしましょう!』って言われてんねん!!」
と思うかもしれませんが、引き寄せって、
「良いイメージ(または悪いイメージ)を、潜在意識が叶える」
わけではなくて、
「良いイメージ(または悪いイメージ)に対しての観念を、潜在意識が叶える」
です。
悪いことを引き寄せるのは、イメージではなく「観念」
たとえばAさんが、叶ったときのすごく良いイメージをしたとします。
しかしそのイメージをしながら、
「こんなこと、どうせ実現するわけないよなあ…」
という観念を抱いていたとします。
すると潜在意識は、
「ほう、いま思い描いているこのイメージ、実現するわけないと思ってるのかぁ。
ほんならその観念どおり、ちゃんとこのイメージが実現しないようにしてあげなきゃ」
と働きますので、良いイメージをしているにも関わらず、良いことが引き寄せられてくることはなくなります。
ではBさんが、叶わなかったときのめちゃくちゃ悪いイメージをしたとします。
そしてそのイメージをしながら、
「この私にこんなことなんて起きるはずない、こんなの絶対ありえな~い」
という観念を抱いていたとします。
すると潜在意識は、
「そうか、今しているイメージは起こらないと思っているのか。
それならちゃんとその観念どおり、このイメージは実現しないでおこう」
となりますので、悪いイメージをしていても、悪いことが引き寄せられてくることはありません。
ではでは、あなたが何かしらの悪いイメージをし、そしてそのイメージをしながら、
「このイメージが現実化しちゃう…。潜在意識が悪いことを引き寄せてくるんだ…」
という観念を抱いたとしたらば、潜在意識は、
「ほう、俺がこのイメージを現実化すると思っているのか…。
じゃあその観念どおりにしてあげなきゃね、実現してあげよう!」
と働きますので、悪いことが引き寄せられてきて、
「ほら!私の思ったとおり、悪いイメージをしたら悪いことが引き寄せられてきた!」
となります。
これは望まない形とはいえ、ちゃんと思考(観念)が現実になっています。
「私が悪いイメージをすれば、そのイメージは現実化するはずであるという観念」
が、潜在意識によって現実化されていますね。
「悪いイメージが悪い引き寄せをする」という観念が原因
このような感じで潜在意識は、
「悪いイメージそのもの」
を叶えようとしているわけではなくて、悪いイメージをした際の、
「このイメージが実現してしまうのだという観念」
を、叶えようとしています。
引き寄せの話って、
「良いイメージをすると良い引き寄せが起きます」
くらいにしか説明していないことも多いのですが、この言葉は厳密に言うならば、
「良いイメージを(して、そのイメージに対し『このイメージは叶って当然だ』という観念を持ち、潜在意識がその観念を実現しようと)すると良い引き寄せが起きます」
ですね。
しかし、カッコ内の文章を抜かして単に、
「良いイメージをすると良い引き寄せが起きます」
とだけ聞けば、
「そうか、潜在意識はイメージそのものを実現しようとしているのか」
「つまり悪いことをイメージすると、悪いことが実現しちゃうということだ…。
あわわ…それなのに悪いイメージをしちゃうよ、この場合はどうすればいいんだろう…」
と思ってしまうのも無理はないかな、と思います。
悪いイメージをしても、悪い引き寄せは起きない
「悪い引き寄せが起きちゃうから、悪いイメージはしちゃいけない…。
しちゃいけないのに、それでもしてしまう私はダメなんだ…」
と自分を責めてしまう方は多いです。
もしあなたがいまその状態ならば、次回は自分を責めるのではなく、以下のことを試してみてください。
悪いイメージをしてしまったら、無理をしてそのイメージを打ち消そうとせずそのままイメージします。
そして、ひととおりイメージし終わったらこのように言ってください。
「はい、いまのイメージは実現しません」
と。
力強くそう断言してください。
悪いイメージが浮かぶたびに、何度でも繰り返しはっきりと断言してください。
そうすると潜在意識は、
「そうか、このイメージが実現しないと思ってるなら、そのとおり実現しないようにしようっと」
となりますので、悪い引き寄せが起きることはありませんよ(*^^)v
潜在意識は「悪いイメージそのもの」を実現しようとしているのではなく、
「悪いイメージをしている際のあなたの観念」
を実現しようとしています。
悪いイメージをしようともそれに対し、
「これは実現しない」
という観念を持っているのであれば、問題ありません。
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引き寄せをやっているのに、なぜ辛いことが…?
今回は、
「引き寄せをやっていて、辛いことがあったとき」
についてです。
頂くご質問の中で、
「引き寄せをやっていると、良いことが起きるようになるはずですよね?
それなのにこんな辛いことが起きたのですが、なぜでしょうか?」
というものが多いので、この記事では、
①引き寄せ実践中に起きた辛いことが「偶発的なもの」だった場合
②引き寄せ実践中に起きた辛いことが「継続的なもの」だった場合
の二点について、詳しくお話していきます。
引き寄せ中に「偶発的に」辛いことが起きたとき
ではまず、
「①引き寄せ実践中に起きた辛いことが『偶発的なもの』だった場合」
についてです。
偶発的なものとはつまり、
「自分の思考の力とは関係なく、そのときたまたま偶然に起きたこと」
ですね。
ズバリ言いますが、
こりゃさすがにどうしようもない、諦めてください。
「えっ、そ、そ、そんな…!?」
と思うかもしれませんが、ううーむ、しかしさすがにこればっかりは…残念ながらどうしようもないです~…(;´・ω・)
引き寄せでは「偶然の辛いこと」は防げない
引き寄せに「万能」というイメージを持っている方もいるかもしれませんが、実際にはそうでもありません。
「自分の思考の力で、望む現実に変えられる」
というのが引き寄せの法則ですけれども、これって裏を返せば、
「自分の思考の力が及ばない場合には、望む現実に変えられない」
という法則だとも言えます。
「他人」に関しては自分の思考の力が及ばないため、よく引き寄せでは、
「他人のコントロールはできない」
と言われていますよね。
そして他人のコントロールはできないのと同様、
「確率のコントロールもできない」
です。
そのため、
「他人が偶然に、〇〇してきて辛い目に遭った」
といった場合には、引き寄せの力ではどうすることもできなくなります。
どれほど引き寄せが上手な人であろうとも、
「たまたま、嫌な人に会って絡まれて辛い目に遭った」
「偶然、運転を誤った車がこっちにやってきて事故に遭ってしまった」
というように、偶発的に辛い目に遭ってしまうことまでは避けられません。
がっかりしてしまうかもしれないけれど、一切合切に引き寄せの力(自分の思考の力)が働くわけではない以上、
「一切合切の辛いことがなくなる」
ということは、残念ながらないと思ってください。
いただいたご質問を拝見していると、「辛い目に遭った」というその内容が、上に書いたように偶発的なものの場合も多いです。
このような場合には、
「なぜ、引き寄せを実践してるのにこんな辛い目に遭うのかな?」
「どうすれば、これからはこんな辛い目に遭わずにすむのだろうか?」
と考えるよりは、そもそもの、
「引き寄せを実践していれば、『偶発的な辛い目』にさえも遭わなくなるはずである」
という観念のほうを、思い切って捨ててしまったほうがよいのではないかな、と思います。
引き寄せ中「継続的に」辛いことが起きているとき
次に
「②引き寄せ実践中に起きた辛いことが『継続的なもの』だった場合」
です。
たまたま起こった一回こっきりの出来事ではなく、たとえば、
「なぜか引き寄せを実践しはじめたら、前々から付き合いがあったAさんとの仲が悪くなってしまって辛い」
とか、
「なぜか引き寄せを実践しはじめたら、お金が入ってくるどころか出ていくようになって辛い」
など、辛いと感じることが継続する場合です。
これは一見悪いことが起きているかのように思えますが、潜在意識が事態の好転のために必要とみなし、そうなっている可能性が高いです。
もうしばらくすると、
「あのときは辛いなと思ったけど、結果的にこんなふうに良いことにつながるなんて!」
となると思います(*´ω`*)
この場合、
「辛いんですが…でも辛いなんて思うと、その思考がもっと辛いことを引き寄せてしまい、良いことにはつながらなくなってしまうんですよね?
でも、どうしても辛いと思ってしまって…どうしましょう…」
というふうに不安になる方が多いようなのですが、いえいえ、辛いなら辛いと思っていいですよ~。
「辛いと思っちゃいけない」って、辛いと思うよりももっと辛くないですか?(;´・ω・)
この点は誤解なさっている方も多いのですが、
「『辛いと思う気持ち』が、より辛いことを引き寄せる」
わけではなくて、
「『辛いと思う気持ちが、より辛いことを引き寄せるはずであるという観念』が、より辛いことを引き寄せる」
です。
なので、
「私がどれほどまでに辛いと感じようが、より辛いことなど引き寄せられてくるはずがない」
という観念を持っていれば、より辛いことが引き寄せられてくるということはありません。
どうせ結局はうまくいくと決まっているのですから、安心して辛いと感じてほしいと思います。
安心と期待とともに、辛いと感じる
「え、ちょっと…『安心して辛いと感じろ』ってなんやねん!」
って思われそうなのですが、えーと…たとえるなら、
「ハッピーエンドだとわかっている映画の途中で、泣くときのような感じ」
です。
途中で辛いシーンがあったとき「辛いと思っちゃいけない」なんてことはなくて、泣いていいですよね。
けれど、辛いよーと泣いているときでも心の底では、
「まぁ、どうせハッピーに終わるって知ってるけど」
という安心感や、
「はて、ここからどう幸せな結末につながるのかしら?」
という期待感がありますよね。
そんな感じで、
「引き寄せの実践中に辛いと思っちゃいけない」
なんてことはないので、泣いたり落ち込んだりしてももちろんOKなのですが、
「ま、でもどうせうまくいくんだけどね~。
はてさて、ここからどう良い方向につながるのかしら?」
という、安心感と期待感を持っていてほしいなと思います(*´ω`*)
昨日の記事についてのお知らせ
最後にお知らせです。
昨日の記事で木多さんという方のPDFをご紹介し、
「私の作ったPDFもつけます」
と書いたのですが、
「岡野さんのPDFはどういう手続きをすればもらえるのですか?」
というお問い合わせを何件かいただきました。
手続きは必要ありません、木多さんのPDFとセットでダウンロードできるようにしてあります。
最初にこの説明を入れればよかったですね、わかりにくくて申し訳ありませんでした(;´・ω・)
昨日の記事↓
☆潜在意識を書き換えるワークで、自信を手に入れて☆
引き寄せ実践中に辛いことが起きたとき、
①それが偶発的なものである場合には避けられない
②継続的なものである場合、のちに望む現実へとつながる最中である
中には、
「いや、辛いのに安心しろとか…無理そう…。辛いもんは辛いやん…」
と感じた方もいるかと思います。
このような場合には、
「実は、そもそも辛いことや悪いことは起きていない」
というふうに考えることもできます。
詳しくは以下の記事をどうぞ↓
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