
お金の引き寄せのコツは、お金に対する感謝?
今回は「お金への感謝」についてです。
お金を上手に引き寄せるコツは、お金に感謝することだ、と言われることがよくあります。
「お金にありがとうを言いましょう」
「感謝するほど、お金はあなたを好きになって寄ってくる」
といったお話もありますし、実践した方もいるかもしれませんね。
ただ実践した方の中には、
「感謝はした…つもりなんだが、お金の引き寄せなんて起きない…。感謝がコツって本当かよ…」
と思っている方もいるかもしれません。
そこで、
①お金の引き寄せのコツは感謝って、本当?
②なぜ、コツを押さえてもお金が引き寄せられてこない人がいるの?
③これからちゃんと、お金を引き寄せられるようになるためには?
の3点について、詳しくお話していきます。
お金の引き寄せのコツが感謝なのは、本当のこと
ではまず、
「①お金の引き寄せのコツは感謝って、本当?」
についてです。
これ自体は、本当です。
「お金があってありがたいな」
と思っていると潜在意識は、
「では『お金があってありがたい現実』を作ろう」
というふうに働きはじめるので、お金が引き寄せられてきます。
お金があったら感謝する、だと引き寄せられない
よく、
「お金が入ってきたら、感謝する」
と考える方がいますが、これは順序が逆になってしまっていますね。
これだと今現在は「お金がない」と思っているということなので、潜在意識は、
「では『お金がない現実』を作ろう」
となり、お金がない状態が引き寄せられてしまいます。
いま、望んでいるほどのお金はなくとも、1円も持っていないということはないと思いますので、いまあるお金に感謝してみてください。
のちのちより多くのお金が引き寄せられてきますよ(*´ω`*)
引き寄せるコツを押さえても、お金が入ってこないのは?
では次に、
「②なぜ、コツを押さえても(お金に感謝しても)お金が引き寄せられてこない人がいるの?」
についてです。
お金に感謝しても引き寄せられてきません…という方って、私の目から見ると、
「お金に感謝しているというよりは、お金に怯えている」
という感じがします。
「お金に感謝している状態」というのは、文字通りそのまま、
「お金があって嬉しいなー、ありがとう!」
と思って感謝している状態のことです。
上で書いたとおり、この状態であればお金の引き寄せは起きます。
対して「お金に怯えている状態」というのは、
「お金があって嬉しいなー、ありがとうー!
…というふうに感謝しているんだから、私はお金に好かれるはずだよね…?
お金に嫌われて来てくれなくなるのは怖いから、ちゃんと大切に扱って、感謝しなきゃ…」
という感じです。
なんというか、お金に気に入ってもらうため、お金に選んでもらえるように感謝しているという印象です。
これだと「お金が思いどおりにならない現実」を引き寄せる
これって、お金よりも自分のほうが立場が下だと思っていますよね。
根本に、
「私よりお金のほうがすごい、お金は私の思いどおりにできない」
という観念があります。
そのような観念があると潜在意識は、
「そうか、では『お金は自分の思い通りにならない現実』を作るね」
というふうに働いてしまいますので、結果、お金を引き寄せられない…となります。
「お金を引き寄せるコツは、感謝だ」というのは、
「お金に対し『感謝の観念』を持つことがコツだ」
という意味です。
お金に対し、「私の思いどおりにはならないという観念」を持った上で感謝をしても、
お金ではなく、お金を思いどおりにできない現実のほうが引き寄せられてしまいます。
お金に感謝はしても、へりくだらないのがコツ
ではでは、
「③これからちゃんと、お金を引き寄せられるようになるためには?」
についてです。
これはもう、
「お金に対し、もっと毅然とすること」
ですね。
「私のほうが、お金よりも偉い」
というふうに唱えてみるのも良いと思います。
おそらく、お金への怯え、お金は思いどおりにならない、お金に気に入られたいという観念が強い方ほど、自分のほうが偉いと唱えることに抵抗を覚えると思います。
しかし抵抗が強い方にほど、その観念(お金への怯え)を消すために唱えてみてほしいです。
決して、「お金を見下せ」という意味ではない
私のほうがお金より偉い、というのは決して、
「お金に対して傲慢になれ、お金をもっと見下せ」
という意味ではありません。
あくまでも、
「あなたはもっと毅然としていていい、威厳を持って堂々としていていい」
という意味です。
たとえるなら…あなたが社長で、お金が社員です。
社長としての威厳は持ちつつ、社員に対し、
「君は本当によくやってくれる、君のような立派な社員がそばにいてくれて嬉しい。
本当に私の誇りだ!ありがとう!」
と、心から尊重や感謝の意を示す感じです。
お金への怯えがある状態というのは、自分が社長なのに社員に向かって、
「あ、あ、ありがとうありがとう…。
感謝しているから、どうか我が社からいなくならないでね、働いてください、感謝するから…嫌わないで…」
というような感じでしょうか。
社員のことはもちろん尊重して感謝すればいいと思いますが、それは必要以上にへりくだったり、媚びたりすることとは違いますよね。
「私はすごい」という自尊心(驕りじゃなくて自尊心です)を、どんどん持ってください。
「お金に感謝はする。だが、媚びはしない」
↑これを意識すると、いまより上手にお金の引き寄せができるようになると思いますよ~(*^^)v
お金をうまく引き寄せるコツは「毅然と、堂々と」感謝することです。
お金に関する記事は他にもあります↓
★お金の観念は、父親から作られている?★
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潜在意識の話に出てくる「気づくだけ」って本当?
今回は「気づくだけ」についてです。
潜在意識のお話になると、ときどき「気づくだけ」という言葉が出てきますよね。
「エゴにはただ気づくだけでいい」
「叶っていない私になっていると気づくだけでいい」
などなど…。
しかしこう言われても、
「気づくだけって具体的になんやねん」
とか、
「私は自分でエゴに気づいてるつもりなのに…何も変わらないじゃん!
ただ気づくだけでいいんじゃなかったのかよ!」
という方もいるかなと思いますので、
①気づくだけって、具体的になに?なんで気づくだけでいいの?
②気づいているのに変化がないのは、なぜ?
の2点について、詳しくお話していきます。
癖は「気づくだけ」で改善していくものである
ではまず、
「①気づくだけって、具体的になに?なんで気づくだけでいいの?」
についてです。
気づくだけとは、「自分の癖を自覚する」ようなものです。
たとえばあなたに爪を噛む癖があり、そのことに自分で気づいていないとします。
(実際にはさすがに気づくと思いますが、単なるたとえとして)
自分で自分が爪を噛んでいると気づかなければ、
「なんで爪が…ガタガタになってるんだ…?みんなはなってないのに、なぜ…」
と思いますよね。
でも、
「あぁ、私には爪を噛む癖があるのだなぁ」
と気づくことができれば、直していくことができますよね。
噛みそうになったら「お」と気づくだけ。
また噛みそうになったらまた「あ」と気づくだけ。
ただ気づくだけで、そこから改善していけます。
エゴも同様に「気づくだけ」で改善していく
潜在意識のお話の「気づくだけ」も同じことです。
多くの方はエゴ(自分にとってよくない思考)に取り込まれたとき、自分が取り込まれていることを自覚していません。
自覚がないので、
「どうしてこんなに苦しいんだろう…(どうして爪がガタガタになるのだろう…)」
と思います。
しかし、
「あ、私にはこんなエゴがあるんだなー(あ、私には爪を噛む癖があるんだなー)」
と気づけば、そこから改善していけます。
エゴが出てきたら、そのたびに「お」と気づくだけ。
これを繰り返すだけで、癖が直るのと同じように、エゴにも取り込まれなくなっていきます。
これが、
「エゴには気づくだけでいい」
ということです。
うーん、気づくだけ、なんて言葉を使われると「??」と思っちゃうかもしれませんが、
「自分の癖を自覚すること。
癖って自覚がなければ改善しようがないけど、自覚があるなら直せるよね?」
と言われれば「そりゃそうだ」と思えるのではないでしょうか。
実はそんなに難しいことは言ってないです。
「気づくだけ」をちゃんとやっているのに変わらない場合は?
では次に、
「②気づいているのに変化がないのは、なぜ?」
についてです。
この理由は大きく分けて、
①単に癖を直そうとしている回数(期間)が短すぎる
②癖を直したくない自分に気づいていない
の2つです。
①潜在意識の習い性がまだ治ってないだけ
まずは、
「①癖を直そうとしている回数(期間)が短すぎる」
についてです。
さきほど気づくだけでいいとは言ったのですが、さすがに、
「気づくと同時に、これまでのことは何もなかったかのように一瞬で改善されました!」
ということは、あまりありません。
「あ、私って爪を噛む癖があるんだ!」
と気づいても、気づいた瞬間にもう二度と噛みたいと思わなくなるのか?一瞬でやめられるのか?というとそんなことはなくて、習い性でつい噛みそうになりますよね。
習い性になっているということは、
「潜在意識に刷り込まれている」
ということです。
潜在意識に刷り込まれていることは、自覚していてもついまたやってしまいますので、
潜在意識下からそのような刷り込みが消えるまでは(習い性がなくなるまでは)
繰り返し「お」と気づいていく必要があります。
潜在意識下の習い性が消えるまで「気づくだけ」を繰り返す
エゴに取り込まれてしまうという場合も全く同じで、
「あ、こういうエゴがあるんだな」
と気づいたからといって、その瞬間にそのエゴが消滅し、もう二度と出てこなくなるというわけではありません。
そのエゴが潜在意識下にあるうちは(そのエゴが出るような習い性を持っているうちは)気づいても再びそのエゴは出てきますので、出るたびに気づく必要があります。
つまり「気づくだけでいい」といっても、
「たった一回気づくだけでいい」
という意味ではなく、
「気づくだけを、繰り返せばいいだけ」
という意味です。
本当にたった一度気づくだけで、ガラッと何かが変わる!と思っていると、
「私は気づいたのに何も変わらない、気づくだけでいいんじゃなかったの?」
となってしまいます。
「えっ、一回気づくだけでいいんだと思ってた!」
という方は、
「潜在意識下からそのエゴが抜けるまでは、繰り返し気づく必要がある」
と覚えておいてくださいね。
こう言うと、
「いつまで『気づくだけ』を繰り返しつづけなきゃいけないの…」
とウンザリしてしまうかもしれませんが、そんなに長い時間はかかりません。
いったん気づいてしまうと案外早く、そのエゴは潜在意識下から消えてしまうものです。
わりとすぐに習い性は消えますので、何週間も何か月も気づき続けなきゃいけないなんてことはありませんから、安心してくださいね(*^^)v
②潜在意識下の「エゴを放したくないエゴ」に気づいていない
では次に、気づいているのに変化がない理由その2の、
「②癖を直したくない自分に気づいていない」
についてです。
「私には爪を噛む癖があると気づいてるのに、やめられない」
というとき、
「こういう癖があるんだな」
ということには気づいていても、
「この癖を直したくないと思っているんだな」
ということには気づいていない可能性があります。
うーん、たとえばですけど、
「爪を噛むと、大好きな人が『爪は大丈夫?』と心配してくれる。
噛むのをやめたら、好きな人がもう心配してくれなくなってしまう」
というふうに潜在意識下で思っているとして…、このように、
「噛むメリット(好きな人に心配してもらえる)を失いたくない」
という潜在意識下の思いが強い場合、その癖をやめることができなくなります。
この場合は、
「あぁ、私は癖を持っていることにメリットがあると思っていて、やめたくないんだな」
ということに気づくだけで、やめていけます。
潜在意識に問いかけると、エゴに気づけることも
エゴの場合も同様で、
「あ、こういうエゴがあるんだな」
というふうにエゴに気づくことはできていても、実はひっそり潜在意識下で、
「そのエゴを消すより、取り込まれているほうがメリットがある」
と思っていると、エゴに取り込まれるのをやめられなくなり、変化しなくなります。
この場合は、
「あぁ、これこれこういう理由で、私はエゴを手放したくないのか」
というふうに、「エゴを手放したがらないエゴ」のほうに気づくだけで、エゴを手放していけます。
「私はたった一度エゴに気づくだけでいいなんて思ってないし、ちゃんと繰り返し気づき続けた。
でも、ずーっと同じエゴに取り込まれて苦しい」
という場合、この②のパターンかもしれません。
こういうときには、
「私はこのエゴを手放したくないのではないか?」
というふうに自分に問いかけてみてください。
そう問いかけると潜在意識から答えが上がってきて、
「あ、そうだ。〇〇だからこのエゴを放したくなかったんだ!」
というふうにハッと気づくことがあります。
そうして一度気づければ、あとはエゴに呑み込まれないようになっていきますよ。
問いかけはやりすぎないほうが、潜在意識は働く
潜在意識への問いかけをする際なのですが、あまりにも頻繁に問いかけつづけないようにしてください。
早く答えがほしいと思うあまりに、ずーっとそのことについて考え、何度も何度も連続で潜在意識に問いかけ続ける方もいるのですが、
それよりも、問いかけてからしばらく間を置いたほうが効果的です。
潜在意識は「問いかけている最中」はさほど働いておらず、
「問いかけが終わってから」強く働きはじめるためです。
頻繁に問いかけ続けていると、さほど潜在意識が働かない状態が続いてしまいますので、かえって答えを得にくくなります。
問いかけたあとは、問いかけたことを忘れる時間(この忘れている時間に潜在意識が強く働く)を作ってください。
そのうち、「エゴを手放したくないエゴ」が何かに気づけると思いますよ(*´ω`*)
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引き寄せの仕組みについてや、叶いやすい願望設定の仕方、ネガティブ感情との向き合い方などについてお話ししています。
詳細は以下からどうぞ↓

気づくだけで、エゴは手放していけます。
「気づいているのに手放せない」という方は、
①気づくだけと聞いて「気づけばすぐさま手放せる」という意味だと思っている
②エゴを手放したくないエゴのほうに気づいていない
のどちらかの可能性が高いです。
エゴに気づき手放していく方法として「自己観察」というものがあります。
詳しくは以下からどうぞ↓
★自己観察について★

妥協しないほうが潜在意識が働くのは、なぜ?
今回は「妥協しない」ことの大切さについてです。
「私はこれからこんな目標を叶えるぞ」
という目標を設定するとき、ついつい妥協しちゃう方が多いのですが、
妥協しないほうが潜在意識の力が働きやすくなる理由ついて、詳しくお話していきます。
妥協した場合、潜在意識はどうなるのか?
たとえば「月収100万になりたいな」と思ったとき、ここで、
「でもなぁ、私なんかに月収100万はきついよなあ…。
でも、まぁ50万くらいなら私でもなんとか…なるかも…」
と考え、目標を100万から50万に引き下げる(妥協する)方が多いです。
たしかに一見、
「100万よりも50万のほうが叶いやすそう」
と感じますよね。
でも実際には妥協しないほうが叶いやすいのがなぜかというと、
「潜在意識が叶えるのは前提だから」
です。
「能力がない」という前提だと、潜在意識が50万を叶える必要がない
「私なんてたいした能力はない→だから100万から50万に目標を下げよう」
というとき、その人は「私に能力はない」という前提を持ってして物事を考えていますよね。
図にすると、

このようになります。
この場合潜在意識は、
「ようし、『私などに能力はないと思える現実』を作るぞー!」
というふうに働いてしまいます。
では、そのような現実を作るためには…月収50万が叶う必要はありませんよね。
叶ってしまうとその人は、
「私にもできた!能力があったんだ!」
と、今よりも自分に自信を持ってしまいます。
しかし潜在意識が作りたいのは、
「自信がないままでいられる現実」
なのですから、自信がつくようなこと、前提と食い違うようなことは(月収50万になれるようなことは)しようとしません。
顕在意識上では「妥協することで叶いやすくなった」と感じますが、
潜在意識のほうは真逆に「叶える必要はない、叶えないでおこう」という方向に動き出してしまうため、目標は叶いやすくなるどころか、むしろ叶いづらくなってしまいます。
そのため、目標設定の際には妥協しないほうが良いです。
妥協しないと、潜在意識はどう働く?
100万になりたいと思った場合には、
「私にはそれができる能力があるのだから、そうしよう」
と、そのまま100万を目標に設定してください。
このように妥協しない場合を図にすると、

こんな感じです。
この場合潜在意識は、
「ようし、『私は能力があると思っていられる現実』を作るぞ!」
と働きます。
では、そのような現実を作るためには…月収100万を叶える必要がありますね。
叶わなかったら、
「私、思っていたより能力がなかったんだ…」
と自信を失ってしまいますが、潜在意識が作りたいのは、
「自信のあるままでいられる現実」
ですので、自信を失ってしまうようなこと、前提と食い違うようなこと(月収100万になれないようなこと)はしません。
潜在意識下で「自分は能力があるぞ」と思い、
顕在意識上で「だからこのくらいできて当然だぞ」と思っている状態というのはつまり、潜在意識と顕在意識の乖離がない状態です。
この状態が俗にいう「意図だけで叶う」状態、もっとも現実化がされやすい状態です。
妥協しないとは、潜在意識下の前提を変えるということ
「顕在意識上の思考・100万になるぞVS潜在意識下の前提・そんな能力はない」
↑このように対立したとき、潜在意識下の「そんな能力はない」という前提に合わせて、顕在意識上の目標レベルを下げようとするのではなく、
顕在意識上の目標レベルに合わせて、潜在意識の前提を「それができて当然だよね」に上げようとしてください。
妥協をするということは、前提を変えないということです。
潜在意識は前提を現実化する意識なのですから、あなたが妥協をした時点で(前提を変えないと決めた時点で)現実化するものはこれまでと変わらなくなってしまいます。
あなたがいま抱いている目標がどんなものにせよ、どんなに無理だと思えても、妥協しないでください。
妥協しないということは、前提を変えるということです。
「できるに決まっている」という信念を持つよう、心がけてください。
そうして妥協しないでいるうちに、潜在意識下の前提が「できるに決まっている」に書き変わります。
前提が変わればあとは、潜在意識が勝手に目標を叶えてくれますよ(*´ω`*)
妥協した時点で(前提を変えない時点で)潜在意識は現実化するものを変えなくなります。
潜在意識の力を使うためには、まずは妥協しないこと(前提を変えること)が大切です。
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ネガティブな感情が悪い事態を引き寄せる?
今回は「ネガティブな感情」についてです。
引き寄せだと、
「ネガティブな感情はネガティブな事態を引き寄せます」
とよく言われますよね。
そのため、ネガティブな感情を感じまいと頑張る方もいるのですが、そのような必要はありません。
この記事では、
①ネガティブな感情を感じまいとすると、どうなる?
②ネガティブな感情がネガティブな事態を引き寄せるわけでは、ない。
③ネガティブな土台をポジティブなものに変えるためには?
この3点について詳しくお話していきます。
ネガティブな感情を押し込めても、メリットはない
まず、
「①ネガティブな感情を感じまいとすると、どうなる?」
についてです。
これは、自分が辛くなるだけ…ですね(;^ω^)
ネガティブな感情を抑え込もうとした経験のある方はわかるかと思いますが、
「抑えよう、抑えよう…」
と思ってしばらくは抑え込めても、ある時どこかで抑えきれなくなり、一気にものすご~~くネガティブになってしまったりしますよね。
中には、なにがなんでもネガティブな感情を抑え込もうと努めているうちに、
だんだん自分が何を感じているのか、何を望んでいるのかが自分でもわからなくなってきて、自分で自分のことが決められなくなっていく…という方もいます。
自分の望むものを引き寄せたいからネガティブな感情を押し込めたのに、
その結果、自分の引き寄せたいもの(望むもの)が何かがわからなくなっちゃったら…本末転倒ですよね(;´・ω・)
ネガティブな感情をあまりにも強く抑え込みすぎると、精神的な病気にもつながりかねません。
抑え込んでも自分が辛くなるだけで、良いことはないと思います。
ネガティブな感情が、悪い現実を引き寄せるわけではない
次に、
「②ネガティブな感情がネガティブな事態を引き寄せるわけではない」
ということについてです。
ものすごくよくこう言われるんですけど、私は、
「ネガティブな感情がネガティブな事態を引き寄せる」
わけではなく、
「ネガティブな前提(心の土台)がネガティブな事態を引き寄せる」
と表現したほうがより適切ではないかな?と思います。
潜在意識は、感情を現実化しているわけではなく、前提を現実化しています。
なので、

このように、自分の土台さえポジティブなものであれば、
その土台の上でどのようなネガティブな感情を感じていても、
潜在意識が引き寄せるのは「私は大丈夫な現実」です。
引き寄せは「土台が叶う法則」であって「土台の上に乗っているなんやらかんやらが叶う法則」というわけではありません。
ネガティブな土台がある場合、ネガティブな引き寄せが起きる
逆に、土台がネガティブなものである場合には、

このようになります。
表面的にネガティブな感情を押し殺し「嬉しい!楽しい!」と無理に感じようとしても、引き寄せられてくるのは「私なんてダメだと思える現実」でしかありません。
ときに、
「懸命にポジティブ思考を保っているのに、悪いことばかり起きます」
という方もいらっしゃいますが、そのような方は土台がネガティブなものであるためです。
「土台の上に乗っているもの」をどうにかしようとしているだけで、
「土台そのもの」をどうにかしようとはしていないため、引き寄せられてくるものが良いものに変わらなくなってしまいます。
ネガティブな感情は受け入れると、引き寄せがうまくなる
では、
「ネガティブな土台をポジティブなものに変えるためには?」
についてです。
今後はネガティブな感情を感じたときに、
「この感情を感じないようにしよう」
と考えるのではなく、
「この感情を感じよう。だって感じても大丈夫なのだから」
と考えるようにしてみてください。
ネガティブな感情を「感じてもなんら支障はないもの」として、受け入れるようにしてください。
無茶なポジティブ思考は、むしろネガティブな行為である
また、実はさして嬉しいとも思っていないのに、
「ありがとう!嬉しい!感謝!」
と、大げさに喜びを表現する必要もありません。
これは無理にポジティブ感情を作り出し、それによってネガティブな感情を抑えつけようとする行動です。
ネガティブな感情は、
「抑えつけてないものにする」
のではなく、
「あると認めて受け入れる」
ことが大事なので、ネガティブを抑えつけるために無理に感謝していた、無理に嬉しいと思い込もうとしていた、という場合にはやめてOKです。
ネガティブな感情を受け入れると、ネガティブを楽しめる
こうしてネガティブな感情を受け入れられるようになっていくと、
受け入れれば受け入れるほどに、気持ちが落ち着き前向きになっていくことに気づくと思います。
それが、土台がポジティブなものへと変化していっている証拠です。
そのうちどんなにネガティブな感情が出てきても、
「でも、まぁしょせん大丈夫だしな」
と、そのネガティブな感情を楽しむことさえできるようになります。
これはなんというか、ホラー映画を見て「恐怖を楽しむ」みたいな感覚に近いです。
ホラーを見ているときってどんなに怖くても、
「でも、まぁ私が実際こういう目に遭ってるわけじゃないし」
というふうに、自分は大丈夫だというポジティブな土台があるので、余裕を持ってその恐怖を楽しむことができますよね、そんな感じです。
土台をしっかり良いものにして、良い引き寄せができるように、ネガティブな感情も楽しめるようになってくださいね~(*´ω`*)
土台がポジティブなものであれば、
土台の上でどれほどネガティブな感情を感じても、
ネガティブな事態が引き寄せられてくることはありません。
ネガティブな感情を感じないようにしようとするよりも、
土台を作り変えること(ネガティブな感情を受け入れること)に着目してください。
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大切な子供の幸せを、引き寄せたい…
今回は、子供の幸せを引き寄せたいと思っている方へのお話です。
親ならやはり、自分の子供には幸せになってほしいものですよね(*´ω`*)
ということで、
①このように子供の幸せを引き寄せることはできない
②しかし、このように子供の幸せを引き寄せることならばできる
③では、②のような引き寄せをするためにどうすればいいのか?
の3点について、詳しくお話していきます。
①このように子供の幸せを引き寄せることはできない
まずは、
「残念ながら、これではうまく子供の幸せを引き寄せることはできないよ」
というのがどのようなやり方なのか?についてです。
たとえばあなたの子供が受験生で、あなたが、
「無事に合格して楽しい生活を送ってほしいな」
と思っているとしますね。
(実際には受験のことではなくてもなんでも結構です)
このときに、
「この子のもとに『合格』が引き寄せられてきますように」
というふうに子供の幸せを願っても、叶うことはありません。
あなた自身がなにかの受験をするので、自分の合格を引き寄せたいとか、
子供自身が自分の合格を引き寄せようとするのであれば、これは自分のことなので可能なのですが、あなたが子供の合格を…となると潜在意識は、
「それアンタさん本人のことじゃないやんけ、俺になんとかできるのアンタさんのことだけやで~(´・ω・`)」
となるので、子供のもとに合格が引き寄せられてくることはありません。
引き寄せの原則は、
「自分の潜在意識の力でどうにかできるのは自分のことのみ、他人のコントロールはできない」
です。
②子供の幸せを、間接的に引き寄せることはできる
しかし、このようなことならばありえます。
仮にあなたが、
「うちの子は大丈夫!絶対に合格する、できる!」
とか、
「仮にダメでもいいじゃない、受験に受かるかどうかだけがこの子のすべてじゃないんだし。
合格すればOK、不合格でもこの子の可能性がついえるわけじゃないので、不合格でもOK。
この子は、どうあってもOKなのだ!」
というふうに思っているとします。
あなたがそう思っていることは、かならず無意識のうちに、些細な表情・行動・言動などに現れます。
そして、子供の潜在意識はその些細な言動・行動などを読み取ります。
すると子供の潜在意識下に、
「信頼してもらえている、愛してもらえている」
「私はどうあっても大丈夫なんだ、安心して勉強しよう!きっとやればできるさ!」
という気持ちが生まれます。
そして、その「大丈夫、できる」という子供の思考が現実化して合格する、という可能性ならばじゅうぶんにあります。
合格を引き寄せたのは、親ではなく子供自身です。
しかし、子供が合格を引き寄せるためのバックアップを親がしていますよね。
直接的に、
「親の潜在意識の力が、子供の幸せを引き寄せる」
ということは不可能でも、このように間接的に、
「子供に良い影響を与え、子供自身が自分の幸せを引き寄せられるようになるのを手伝う」
ことはできます。
③間接的に、子供の幸せを引き寄せるには?
ではでは、子供が自分の幸せを引き寄せるお手伝いができるようになるために、親は何をすればいいのでしょうか?
それは、
「子供をコントロールしようとせずに、ちゃんと信じること!」
…と、思いましたね?
もちろん、それは間違いではありません。
あなたが、
「よし、今日から私は子供を信じる。この子がどうであってもOKだ」
と思えたのであれば、とっても素敵なことです。
それで子供の幸せのお手伝いができるようになりますよ(*´ω`*)
でも、こういうふうに「子供を信じるぞ」と思うのって、難しいことも多いですよね。
子供の幸せを望む気持ちがあるのと同時に、
「子供に『私の思い描く幸せ』を体現してほしい、それを見て自分が幸せになりたい」
という気持ちがある場合も多いものですし、そのように子供に幸せにしてもらいたいと望む気持ちが強いほど、「あなたはどうであってもOKだよ」とは言い難くなってきます。
「では好きにしますね」と好きにされてしまうと、幸せにしてもらえなくなってしまうかもしれないのですから、ついつい子供を信じられなくなる・コントロールしたくなります。
潜在意識下で「信じられない」と思っている状態で「信じているふり」をしても、子供は見破ります。
潜在意識下の本音は必ず微細な表情や行動などに漏れ出てしまい、それを相手の潜在意識が感知してしまうためです。
信じたふり、というのは、引き寄せの力(潜在意識の力)を使う上では通用しません。
子供を信じるなら、心から信じなければいけないんですね。
では、心から子供を信じられるようになるためにはどうすればいいのかというと、
「親が自分自身を好きになること、自分を信じること、幸せになること」
です。
自分で自分を幸せにできる人は、自分を誰かに幸せにしてもらおうと思わなくなりますから。
自分が幸せになれば、おのずと子供を信じることができない(子供に幸せにしてもらいたい)と思うことはなくなります。
子供の幸せを望むからこそ、子供よりも先に、自分の幸せを望んでください。
「自分が誰よりも先に幸せになる」
これが一番大切なことです。
まずは自分のことを考えてくださいね、それが自分のためでもあり、子供のためにもなると思います。
引き寄せでは、子供の幸せを間接的に手伝うことならできます。
そのためにはまず、親が自分自身を幸せにしようとしてください。
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★親を許さないと、引き寄せはうまくできないの?★
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