
何も変わらない…なぜ引き寄せが起きないの?
今回は、
「引き寄せを実践してるのに、何も変わらない」
と思っている方へ向けてのお話です。
自分ではちゃんと引き寄せに取り組んでいるつもりでも、
うっかりやらないほうがいいことをやってしまっていて、それが原因で何も変わらないよ~…となってしまうことがあります。
そこで今回は、多くの方がついうっかりやってしまうことについてお話していきます。
何も変わらない方が、うっかりしがちなこととは?
引き寄せで何も変わらない原因としてありがちなのが、
「目標を低く設定してしまっている」
というものです。
たとえばあなたが、起業して大きな会社の社長になりたい!と思っているとします。
でもそう思ったとき、
「そそそそ、そんなの無理に決まってるや…どうやればいいのか全然わかんないし…」
みたいな気持ちが湧いてきちゃいますよね。
そこで、
「大企業を作って社長になるのは無理でも、いまの会社で昇進して課長になることくらいなら…頑張ればできるかも…。
ようし、夢は課長になることだー!それを目指して引き寄せに取り組むぞ!」
というふうに、目標を「いまの会社の課長」へと低く変更したとします。
このような場合は引き寄せの力が働きにくく、あれ?何も変わらないんですけど…となりやすいです。
「ちゃんと方法がわかってるのに、何も変わらないの?」
いま、
「え、なんで?課長になるほうが簡単そうじゃん…」
と思った方もいるかと思いますが、なぜそう思ったかというとおそらく、
「課長になる方法ならわかるから」
ではないでしょうか?
確かに、大企業の社長になる方法なんて皆目見当がつかないのに対し、課長のほうは、
「①今の仕事で成果を上げる→②昇進する」
という手順を踏めばいいのだとわかっていますよね。
そうしてちゃんとどうすればいいのかがわかっているのに、何も変わらないなんてことはないだろう…と思いがちなのですが、実際には逆。
「手順がわかっているからこそ、引き寄せの力が働かず何も変わらない」
んです。
引き寄せの力を使う必要がないため、何も変わらない
引き寄せの法則って、
「叶えるための方法が顕在意識上でわからなくても、潜在意識が方法を見つけてくれるから大丈夫!」
というものですよね。
しかし課長になる、というのは、顕在意識上ですでに方法がわかっています。
すると潜在意識は、
「じゃあ、わざわざ俺が働く必要ないじゃん」
ということで、働かなくなってしまいます。
最初に、
「課長なら、頑張ればなれそうだからそうしよう」
と思ったわけですが、これって最初に、
「私はこれから、顕在意識の力を使って努力していきます」
と決めてしまったようなものなんです。
そう決めた時点から顕在意識の力で努力するしかなくなり、引き寄せの力(潜在意識の力)によって何かが変わることはなくなります。
人は、やりたくないことを頑張り続けられない
もちろん、努力をして昇進するのだって一つの方法ではありますし、悪いことではありません。
顕在意識の力で、努力でやっていくと決めて頑張り続ければ、課長になれる可能性は確かにあります。
けれど、課長になるっていうのはそもそも本当にやりたいことではありませんでしたよね。
人は本当にやりたいわけではないことを、そこまで頑張れないものです。
課長になるための努力はそう長くは続けられず、その結果、何も変わらない。
すると、
「あれ?ちゃんと課長になるって夢を設定したのに、なんで何も変わらないの…?
引き寄せってなんでも叶うんじゃなかったの…?」
と感じてしまいます。
このように、
「努力すればなんとかなりそうなレベルまで目標を下げる」
という行為をしてしまう方は多いです。
そのほうが叶いやすいだろうと思ってやるのですが、それがかえって仇になってしまい、何も変わらない…となってしまいます。
何も変わらない事態を変えるため、大胆になって
世間では、
「努力することが大事」
「どうやればいいのか方法もわかってないくせに、やりたいなんて言うのは無謀だ」
という価値観が強いですし、ついついその価値観に従ってしまいがちになります。
けれどその価値観に従って、
「では方法のわかっている目標に、努力で取り組もう」
というのであれば、そもそも引き寄せを実践する必要がなくなってしまいます。
せっかく引き寄せを実践してみようというのであれば、大前提として、
「引き寄せの力が必要となる目標」
を設定したほうがよいですね。
つまり、
「どうやればいいのか皆目見当もつかないような目標」
「今の自分では到底叶えられそうにないような夢」
を設定してください。
そうすればそこから潜在意識が働きはじめて、どうやればいいのかを見つけてくれますよ(*^^)v
顕在意識上の努力でなんとかなるものを目標に設定した場合、
わざわざ引き寄せの力を使う必要性がなくなるため、何も変わらない…となりがちです。
大胆に、「どう叶えればいいのか全然わからない」というものを目標にしてください。
ちなみに、
「でもでも、でもなぁ…。やっぱ努力って必要じゃないの…?」
と思った方は、こちらの記事もどうぞ↓
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お金だけ引き寄せられない…なぜお金だけ?
今回は、お金の引き寄せについてです。
引き寄せを実践している方からときに、
「実践していて、望みのものが引き寄せられるようになってきました!
ただ、なぜかお金だけ引き寄せられないのですが…どうしてでしょうか?」
というお声をいただくことがあります。
このように、お金だけが手に入らないという方はなにが原因なのか?ということと、その改善方法についてお話していきます。
お金だけ引き寄せられない理由①「否定的な観念」
お金だけ引き寄せられない理由は、主に2つあります。
1つめの理由は、
「お金に関して、特に強く否定的な観念を持っているから」
です。
たとえば自分を育てた親が、
「金持ちは強欲だ、人は清貧であるべきだ!」
としょっちゅう言っていた…という場合などは、それを聞いて育った子供には、
「お金を手にしてはいけない(強欲になってはいけない)」
という観念が生まれやすくなります。
すると潜在意識は、
「わかったよ、お金を手にしてはいけないと思っているならそのとおり、お金を手に入れずにすむ現実にしてあげるね」
というふうに働きますので、こうなるとお金だけ引き寄せられないよ~…となったりします。
お金だけ引き寄せられないという方もいれば、
「なぜか家族面だけがうまくいかない」
「なぜか恋愛面だけがうまくいかない」
というふうに、どこか別の一面のみがうまくいかない方もいるのですが、この場合も、その一面に関して特に強く否定的な観念を持っていることが原因です。
お金だけ引き寄せられない理由②「実はほしくない」
そして、お金だけ引き寄せられない2つめの理由は、
「実はそんなに、お金がほしいと思っていない」
というものです。
たとえば、
「ほしいものを買って行きたいところに行くために、年収1億円になりたい!」
と思っている方がいるとします。
けれど、
「自分がほしいものを買い、行きたいところに行って生活するために、実際に必要なお金は年にどのくらいなのか?」
ということをよくよく計算してみると、
「あれ?年収1000万円あれば十分じゃん、1億もいらないじゃん」
ということもよくあります。
このような場合には年収1億になることはありません、心の底では(潜在意識下では)そもそもなりたいと望んでいないためです。
しかし、実は自分はそれほどお金を求めていないのだ、ということに気づいていないと、
「なんでこんなに求めているのに、お金だけ引き寄せられないんだろう…?」
と感じますよね。
ということで、お金だけ引き寄せられない主な理由は、
①本当にお金がほしいと思ってるが、
「お金を手に入れてはいけない・お金など手にできるわけがない」
などの観念が強いため
②顕在意識上ではお金がほしいと思い込んでいるが、本心ではほしくないため
です。
あるいは、この両方かもしれません。
お金だけ引き寄せられない状態の対処法
では次に、①と②それぞれの改善法についてです。
「自分がお金だけ引き寄せられない原因が、①なのか②なのかわからない」
という方は、両方の方法を試してみてください。
対処法①「お金だけ引き寄せられない」と言わない
お金だけ引き寄せられない理由その①
本当にお金がほしいと思ってるが、
「お金を手に入れてはいけない・お金など手にできるわけがない」
などの観念が強い
↑こちらへの一番簡単な、今日からすぐにできる対処法として、
「これからは一切、『お金だけ引き寄せられない』という言葉を使わない」
ということをしてみてください。
お金だけ引き寄せられない…となると多くの方がそのまま、
「私、お金だけは引き寄せられないんだよね」
と口にしてしまいます。
しかしこのような言葉を口にするたびに、潜在意識はこう思います。
「そうか、お金だけ引き寄せられないと思っているなら、そのとおりお金だけ引き寄せられない現実を作ってあげなきゃ。
それってつまり、これまでどおり変わらなくていいってことだね?まかせんしゃい!」
と。
そうしてお金だけ引き寄せられない現実が維持されてしまいかねませんので、
変えたいはずの現状を維持してしまう言葉は、口にしないように気をつけてみてくださいね。
対処②具体的にいくら求めているのかを明らかにする
次に、お金だけ引き寄せられない理由その②の、
②顕在意識上ではお金がほしいと思い込んでいるが、本心ではほしくない
これへの対処法として、以下のことをやってみてください。
こちらも今日からすぐにできることですよ(*´ω`*)
①まず、あなたがほしいもの、やりたいことなどを思いつく限りすべて書き出します。
このとき、
「〇〇がほしいけど、とうてい無理そうだから書くのをやめておこう」
というふうに諦めず、大きなものでも遠慮せずに書いてください。
↓
②ほしいものを手にし、やりたいことをやって生きていくためには、年にいくら必要なのかを計算します。
「どっかに別荘がほしい!たぶん1億あればすっごく豪華な別荘が変えるはずだから1億必要だ!」
といった曖昧な感じではなく、
「日本の〇〇あたりに、このくらいの大きさの別荘がほしい」
と具体的にし、実際にその場所にその大きさの別荘を買うのにいくらほど必要なのか?ということや、
その別荘をこれから維持していくためには年にいくら必要か?なども調べてみてください。
別荘に限らずほかのどのようなことも、できるだけ具体的にすることをおすすめします。
↓
③②で計算して出た額があなたが望んでいる年収です。その額を目標に設定してください。
仮にいまあなたが年収1億を目標にしていて、②で出た額が年収600万だったとします。
このとき、
「600万なんて、なんかスゴイって感じしないよなぁ…」
という抵抗があるかもしれませんが、それでも目標を600万に引き下げることをおすすめします。
単に「なんとなくスゴイ感じがするから」という動機で1億を目指しても、
上で書いたように本心でそれを求めていない場合、いまのお金だけ引き寄せられない現実が続くことになります。
実際に600万に近づいていく過程で、「やはりもっとお金がほしい」と思えば、そのときに目標を引き上げればOKです。
逆に、
「計算してみたら年間1億じゃ足りなかった、2億必要だった」
という場合には2億に引き上げてください。
ほしいものを全部書いたり、必要額を計算するのがちょっと面倒かもしれませんが、このままずっとお金だけ引き寄せられないよ~という状態が続くよりは、
ちょっと時間を取ってやってみたほうが良いと思いますので、ぜひやってみてください(*´ω`*)
お金だけ引き寄せられない主な理由は、
①本当にお金がほしいと思ってるが「お金を手に入れてはいけない・お金など手にできるわけがない」などの観念が強い
②顕在意識上ではお金がほしいと思い込んでいるが、本心ではほしくない
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潜在意識が勝手に、受け取り拒否をしている?
今回は「受け取り拒否」についてです。
潜在意識の力でああなりたい、こうなりたいという願いはあるのに、なぜかずっとその願いが叶わない…。
それはあなたが自分でも気づかないうちに、願いが叶うこと(望むものを受け取ること)を拒否してしまっているからかもしれません。
そこで、受け取り拒否はどうしてしてしまうのか?ということと、
受け取り拒否をやめるにはどうすればいいのか?についてお話していきます。
つい受け取り拒否をしてしまう理由は、罪悪感
たとえば、あなたが100万円ほしいとします。
そこにもし、
「じゃあ、あなたに100万あげる。見返りとかいらないから、本当に善意であげる」
という優しい人が現れたとして、素直にありがとう!ともらう気になるか?というと…、
「そそそ、そんなの申し訳ない」
とか、
「それをもらうのにふさわしいことなんて、私は何もしていないのに受け取るわけには…!」
というふうに思って断ろうとするのではないかと思います。
受け取りたいという気持ちよりも、受け取るのは申し訳がないという罪悪感が勝って受け取り拒否をしてしまう。
受け取り拒否は、潜在意識が勝手にやってしまうこと
願いを叶えたいというときもこれと同様です。
顕在意識上では、
「あれがほしいな、こうなってほしいな」
と確かに思ってはいるのですが、潜在意識下ではその思いよりもずっと強く、
「私はあれを受け取るに値しない、そうなるのはふさわしくない」
という、願いを叶えることへの罪悪感を抱えていることがあります。
すると潜在意識は、
「あれを受け取るに値しない?だったら、受け取らないですむような現実にしてあげるね」
というふうに働くので、願いが叶わなくなります。
これは決して意識の上で(顕在意識上で)
「ようし、私は受け取り拒否するぜぇ!」
なんて思ってやっていることではなく、潜在意識が勝手にやってしまうこと。
そのため、自分が受け取り拒否をしてしまっていることに気づかず、
「なんでこんなにもほしいと思ってるのに、手に入らないのだろう?」
と不思議に思う方もいます。
潜在意識下の罪悪感を手放すには?
このように知らず知らず受け取り拒否をしてしまわないように、
「罪悪感を手放しましょう」
というふうに言われることもあります。
潜在意識下に罪悪感があることが原因で受け取り拒否をしてしまうのであれば、その罪悪感を手放せばいいじゃない、と。
では罪悪感を手放すにはどうすればいいのか?というと、私のおすすめはパーミッションです。
パーミッションとは、
「私は〇〇であってもいい」
「私は〇〇を受け取ってもいい」
というふうに、許可する言葉を自分にかける方法です。
そうして自分自身に許可を与えていくことで、
「私はダメだ、望むものを受け取るに値しない」
という罪悪感が少しずつ溶けていき、潜在意識が受け取り拒否してしまうことがなくなっていきます。
潜在意識下に「罪悪感は悪」という前提がないか?
中には、
「それ、私はもうやったことある。でも罪悪感が消えたりしないんだよ…」
と思った方もいるかもしれません。
このようなときにはついつい、
「わぁあ、早く消さないと潜在意識が受け取り拒否を続けてしまう…。
でもでも、罪悪感を消すにはどうすればいいのだろう?」
というふうに考えて焦ってしまいますよね。
けれど、
「罪悪感を消すにはどうすればいいの?」
「消さないと潜在意識が受け取り拒否を続けてしまう!」
と考えるよりも、
「私は、罪悪感を消さなくてもいい」
「私は、罪悪感が消えないままでも良いものを受け取っていい」
というパーミッションを行ってみてください。
「罪悪感を消すにはどうすればいいの?」
「罪悪感を消すにはどうすればいいの?」
と考えるとき、前提として潜在意識下に、
「罪悪感は消すべきものである、悪いものである」
という思いがあります。
すると罪悪感を感じるたびに、
「感じるべきではない悪いものを感じた私はダメだ」
という罪悪感までもを感じることになります。
罪悪感を悪として排除しようとすると、かえって罪悪感を感じやすくなり、なかなか消えないよ~となります。
「消さないと潜在意識が受け取り拒否を続けてしまう!」
また、
「早く罪悪感を消さないと、潜在意識が受け取り拒否を続けてしまう…!」
と考えるときには、前提として潜在意識下に、
「罪悪感を消せないかぎり、私がうまくいくことはない」
という思いがあります。
こうなると潜在意識は、
「ではその思いどおり、罪悪感が消えないうちはうまくいかないようにしてあげる」
というふうに受け取り拒否を続けてしまいます。
なのでまずは、
「私は、罪悪感を消さなくてもいい」
「私は、罪悪感が消えないままでも良いものを受け取っていい」
というふうに許可し、罪悪感を排除しようとするのをやめてみてください。
すると、潜在意識が受け取り拒否をやめる
これを続けているうちにきっと、罪悪感を消さなくてもいいと思うほどに罪悪感が消えていくことに気づくと思います。
「罪悪感は悪。悪を消せた場合にはうまくいくが、消せないならうまくいかない」
というのは、消せた場合のみ自分がうまくいくことを自分に許可する、という条件つきの許しです。
対して、
「罪悪感はあってもなくてもいい。それを消そうとしてもしなくてもいい、どっちでもうまくいく」
というのは、無条件での許し、全肯定です。
自分を全肯定することと自分を否定すること(罪悪感)は相反していて両立できないため、罪悪感のほうは消えるしかなくなり、消えていきます。
そうして罪悪感が消えていけば、潜在意識の受け取り拒否はおさまりますよ(*´ω`*)
「罪悪感はあってもいい、あるままでもうまくいっていい」
という前提に変えるほど罪悪感は消えていき、潜在意識が受け取り拒否を起こすことがなくなります。
今回の記事とちょっと関連していますので、よければ以下の記事もどうぞ↓
★潜在意識の力は、遠慮しないほうが強く働く★
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天国言葉と潜在意識の関係って?
今回は「天国言葉」についてのお話です。
斎藤一人さんの提唱する天国言葉、これは有名なのでご存知の方も多いかもしれませんね。
天国言葉は全部で8つあり、
〇愛してます
〇ついてる
〇うれしい
〇たのしい
〇感謝してます
〇しあわせ
〇ありがとう
〇ゆるします
↑これらを唱えることで良いことが起きるようになる、と言われています。
ではでは、この天国言葉には本当に効果があるのか?についてお話していきます。
天国言葉は、自身の内面を変えるための言葉
結論から言うと、もちろん効果はあります(*´ω`*)
天国言葉は、自分の心の在り方(内面)を変えるためのアファメーションの一種ですね。
多くの方が、
「現実に良くないことが起きるから、私は不満なのだ」
と考えますが、実際には逆で、
「私が不満だから、現実に良くないことが起きる」
の順です。
潜在意識はその人の内面にあるものを現実にするのがお仕事ですから、内面に不満を抱えていると、
「では、不満な内面どおりの不満な現実を作らなきゃ」
ということで、現実に嫌なことが起きてきます。
現実で良いことを起こしたいのであれば、まず自分の内面を良いものに変える必要があります。
内面に嬉しい、楽しい、感謝、幸せ…といったものがあれば、潜在意識は、
「ではその幸せな内面どおりの、幸せな現実を作ろう」
となります。
では自分の内面を変えるためにはどうすればいいのか?というと、天国言葉を言うといいですよね。
何度も嬉しい、楽しいといった天国言葉を唱えているうちに、自分の内面が変わり始めていき、それに伴って潜在意識が現実を変えてゆきます。
現実を変えているのは、天国言葉ではなく潜在意識
よく、
「天国言葉を唱えると現実が良くなる」
と言われますので、天国言葉そのものに現実を変える力があるのだと思っている方もいるかもしれませんが、そういうわけではありません。
①天国言葉を唱えることで
↓
②天国言葉の力によって現実が良くなる
というわけではなくて、
①天国言葉を唱えることで
↓
②内面に良い変化が起きると
↓
③内面どおりの現実を作ろうとする潜在意識の力によって、現実が良くなる
ですので、現実を良くする力を持っているのは潜在意識のほうです。
天国言葉を唱えるのはあくまでも「自分の内面を変えるため」であって「現実を変えるため」ではありません。
天国言葉を唱えても、潜在意識が良い現実を作らないことも
裏を返すと、天国言葉を唱えても自分の内面が良いほうに変わらないのであれば、潜在意識が現実を良いほうに変えることもないということです。
「天国言葉をたくさん唱えたのに効果がないのはなぜだろう?」
という方もいるのですが、理由はただひとつ、内面が変わっていないからです。
もし唱えたあとに、
「さぁ、これで現実は変わるか?早く変われよ…イライライライラ…」
というふうに苛立ちを感じたとすると、天国言葉を唱えたことによって内面に苛立ちを培ってしまった、ということです。
これでは潜在意識は、
「内面の苛立ちどおり、苛立つような現実を作ろう」
というふうにしか働きませんので、現実は良くなりません。
さきほども言ったのですが、天国言葉そのものに現実を変える力はありません。
現実を変えるためのものではなく、内面を変えるためのひとつのツールです。
「もっと感謝できるようになりたい」
「喜びや楽しみを見過ごさない人間に変わりたい」
というふうに、自分の内面を変えようという目的意識を持って唱えてみてくださいね。
天国言葉は、他人の内面にも影響を与える
あ、あと、わりと盲点になってやってない方が多いかもしれませんが、
天国言葉を人に言うこともぜひなさってみてください。
部屋の中で1人で唱えているだけで、人には言ってない…って方もいるのではないかな?と思うのですが、これではもったいないですよ~。
さきほど、
「天国言葉は一種のアファメーション」
と言いましたが、天国言葉の良いところは、通常のアファメーションとは違って他人の内面を変える力もある、というところです。
普通のアファメーション…たとえば「私は月収100万です!」とかを人に言ったって、ハァ?と思われるだけですよね(;^ω^)
でも、嬉しい・楽しい・ありがとう・愛している…そういう言葉を言うと言われた側は、
「肯定してもらえている、自分には価値がある」
という喜びを内面に感じます。
すると、
「自分のことを肯定してくれる人のことは、私も肯定しよう」
という心理が働きはじめ、それが行動(現実)に反映されていきますので、自然と人間関係が今より良くなります。
一人で天国言葉を唱えているだけのときよりもさらに効果が上がりますから、人にもたくさん言ってあげてくださいね(*´ω`*)
天国言葉は、内面を変えるための方法です。
内面がより良く変われば、潜在意識がより良い現実に変えてくれます。
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どうせ無理…などのエゴを手放すには?
今回は、エゴについてです。
潜在意識の力で願いを叶えたい、より良くなりたい。
そう思ったとき、
「でも、そんなことができるはずがない」
「一体どうやってそんなことをやり遂げるつもりなんだ?」
といった、たくさんの思考が湧いてきたりしますよね。
引き寄せでは、このような否定的な思考のことを「エゴ」と呼ぶことがあります。
きっと誰もが、
「このエゴを手放すにはどうすればいいのだろう?」
と思うでしょうから、今回は、エゴを手放すにはどうすればいいのか?について詳しくお話していきます。
エゴを手放すべきである、というエゴ
エゴを手放したいと思っている方に、まず最初に気づいてほしいことが何かというと、
「エゴを手放したいという思考もエゴである」
ということです。
「エゴを手放すべきであるというエゴを手放す」
ことさえできれば、のちのちその他のエゴも手放すことができると思います。
エゴは無限とも言えるほどたくさんある
まず、ひとくちに「エゴを手放す」といっても、エゴってめっちゃくちゃたくさんありますよね。
どうせできるわけがないというエゴ、
どうやってやるっていうんだ?というエゴ、
だって私は〇〇だしというエゴ、
それに比べてあの人は□□だしというエゴ、
うんぬん、かんぬん、ああだこうだ…と、エゴは無限に湧いてきます。
こういった無数に湧いてくるエゴに対して、
「わぁあ、まだ出てくるまだ出てくる。エゴしつこい!どうやって消すの!?」
と焦ったり苦しくなる方は多いと思うのですが、そもそもなぜエゴが出てきたときに、
「まだ出てくるの!?やだー!」
と思って嫌な気持ちになるかというと、
「こういったエゴは悪いものだから、出てこないようにすべきである」
というエゴがあるから、ですよね。
このエゴが一番悪さをしているんじゃないかなーと思うんです。
「泉から水が湧くべきではない」というエゴを手放す
たとえばですけど、泉からこんこんと水が湧いているのを見たときに何を思うか?というと…普通は特に何も思わないですよね。
「泉からは水が湧いて当然じゃん」
と思っているので、湧いているのを見てもそういうもんだと思って気にならないと思います。
でも、
「泉から水が湧くのは悪である、湧くのを止めるべきである」
という観念を持っている人だと、どうでしょう?
水が湧くたびに、
「わああああ、なんでなんで!どうやって止めよう!?」
と動揺して嫌な気持ちになりますよね。
この場合、その人が嫌な気持ちから解放される方法は2つです。
①泉を消す
②「泉から水が湧くべきではない」という観念を消す
①泉を埋め立てて消し去ろう、というのも確かにひとつの手ですが、
②泉から水が湧くべきではない、という観念を消すほうが手っ取り早いですね。
その観念さえ手放すことができれば、水が湧いているのを見ても気にならなくなります。
「脳からエゴが湧くべきではない」というエゴを手放す
同様に、
「わぁあ、なんでエゴなんか出るんだろう?どうやって止めよう!?」
というときも、そうして苦しくなっている方が苦しみから解放される方法は2つ。
①脳を消す
②「脳からエゴが湧くべきではない」という観念を消す
のどちらか。
本物の泉なら埋め立てて消すこともできますが、エゴの源泉である脳は消すわけにもいきませんよね、死んじゃいます。
となると①脳を消すという手段は使えないのだから、
②「脳からエゴが湧くべきではない」という観念を消すしかないですよね。
その観念を手放すことができれば、エゴが湧くたびに動揺してしまう…ということもなくなります。
無限のエゴを手放すより、ひとつだけ手放すほうが楽
多くの方が、
「脳から湧いてくる、ありとあらゆるエゴ(否定的な思い)を消してしまいたい」
というふうに考えるのですが、エゴというのはそもそも湧くようにできているもの、なんです。
泉から水が湧くのは当然なのと同じく、脳からエゴが湧くのは当然で、それを止めることはなかなか難しいです。
しかし、脳から無限に出てくるさまざまなエゴに対処しよう、というのは難しくても、
「脳から無限に出てくるさまざまなエゴに対処せねばならないというエゴ」
↑このたったひとつのエゴに対処するのであれば、さほど難しくもありません。
当たり前ですが、無限よりひとつのほうが数が少ないですからね(*^^)
その上で自己観察すると、他のエゴも手放すことができる
それを踏まえたうえで、自己観察をやってみると効果があるんじゃないかな?と思います。
自己観察というのは、
「自己から湧いてくるエゴをただただ淡々と観察する」
という方法です。
「どうせダメだ」というエゴが湧いたとき、
「こんなエゴは消さなきゃ!消さなきゃ!」
と思うのではなく、
「ふぅん、どうせダメだというエゴが出てきたなあ」
というふうに、ただ観察だけするやり方です。
この自己観察をしている途中で、
「えんえん湧いてくるたくさんのエゴに耐えられない!」
となる方も多いのですが、これって、
「たくさんのエゴに耐えられなくなっている」
というよりは、
「『たくさんのエゴを消さなきゃ!』というひとつのエゴに取り込まれている」
ので、このひとつのエゴにさえ気を配れば耐えがたくなることはないと思います。
気を配りながらやってみると、たくさんのエゴが湧いてきたときにも、
「ふーん、エゴがいっぱい出てきてるな。たくさんあるものなんだなあー」
くらいにしか思わず、うわああああ~と苦しくなることはない、ということに気づくと思います。
そして、たくさんエゴがあっても苦しくならないと、だんだんエゴのことが気にならなくなってきます。
気にならなくなるということは、意識できなくなるということ。
意識することができないものなど、ないも同然です。
エゴを消せたと言ってよいですね。
こうしてたくさんのエゴも手放すことができた、となりますよ(*´ω`*)
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主に「引き寄せでよくある誤解」についてお話しています。
引き寄せって「え!?実はそうだったの!?」ということがよくありますので、ぜひご覧になってみてください。
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「エゴを手放すべきであるというエゴ」を手放すと、
その他のエゴも気にならなくなってきて手放すことができる。