
こうなったらいいなor強い確信、潜在意識はどっちを叶える?
今回は「こうなったらいいな」についてです。
潜在意識のお話の中では、
「こうなったらいいな♪と軽~く願うと叶う」
というふうに言われることがあります。
けれどこれを聞いて、
「え、いやいや…。こうなったらいいな~程度の軽い気持ちでいいのか?
もっと本気で望まないと、潜在意識は叶えてくれないんじゃないの?」
とか、
「確かに『こうなったらいいなが叶う』って言うこともあるけど、その反面『必ず叶うと強く確信しなさい』とも言うよね?
こうなったらいいな~と軽く思うことと、必ずこうなるのだという強い確信を持つことって、正反対のことじゃね?
一体どっちをやれば潜在意識が叶えてくれるんだよ…」
というふうに混乱する方もいるかな?と思いますので、ここについて詳しくお話していきます。
こうなったらいいな=強い確信である
「こうなったらいいなと軽く考えるor必ずこうなるという強い確信を持つ」
さぁ、潜在意識が叶えるのはどっちだ!?
…とか思いがちかもしれませんが、こうなったらいいなと思うことと、必ずこうなるという確信を持つことは、同じことです。
「こうなったらいいなと軽く考える=必ずこうなるという強い確信を持つ」
なので、どちらをやっても潜在意識は叶えてくれます。
潜在意識下に強い確信があるほど、人は軽く考えるようになる
たとえばあなたが、
「明日は近くのお店に、買い物に行きたいな~」
とふと思ったとします。
これは、こうなったらいいな~程度の軽い気持ちですよね。
では、
「その程度の軽い気持ち、潜在意識は叶えてくれませんよ!」
ということでその気持ちは実現しないのか?というと…、そんなことはないですよね、ごく普通に買い物に行けるはずです。
ではでは、なぜ軽くしか考えていないのに買い物に行けるのか?というと、
「買い物に行くことなど、できるに決まってるという強い確信」
があるからです。
人は潜在意識下の「できるという確信」が強ければ強いほど、顕在意識上では軽く考えるようになります。
できると分かりきっていることなど、できるようになりたい、なりたい!!と強く願う必要はないですからね。
つまり、
「顕在意識上で、こうなったらいいな程度にしか考えない状態=潜在意識下に、できるに決まっているという強い確信がある状態」
です。
2つは相反しているわけではなく、同じ状態のことを指しています。
「こうなったらいいなと思え=強い確信を持て」である
「こうなったらいいな~と思えば叶います、軽く考えましょう」
というのは、
「叶うという強い確信があるならば、そんなにも叶えたい叶えたい!!と思わないはずですよね?
だからもっと、『強い確信を持っているときのように』軽く考えましょうよ」
ということなので、結局は強い確信を持つように促しています。
ということで、
「こうなったらいいなという軽い気持ちと、必ずこうなるという強い確信、潜在意識はどっちを叶えるの?」
という疑問の答えとしては、
「どちらも同じことなので、どちらとも叶う」
となります。
潜在意識下にできないという確信があるなら、叶わない
もちろん、
「潜在意識下にできるという確信を持っているから、顕在意識上でこうなったらいいなと軽く考えることができている」
ということと、
「どうせできないと諦めたうえで、『あ~ぁ、もしこうなったらどんなにいいかぁ~…』とただ夢想しているだけ」
なのとは違います。
後者の場合は、潜在意識下にどうせできないという確信を持ってしまっていますので、顕在意識上でどれだけこうなったらいいなと考えても、できないままです。
単なる夢想の「こうなったらいいな」が叶いますよ、ということではありませんよ~。
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「こうなったらいいなと軽く思えば叶う」
「必ずこうなると強く確信すれば叶う」
この2つはどちらも同じ意味です。
「こうなったらいいなと思えばいいのか、強く確信すればいいのかどっちやねん」
という疑問のほかに、
「執着したら叶わないのか、執着しても叶うのかどっちやねん」
という疑問を持つ方もよくいらっしゃいます。
これについては以下の記事を参考になさってみてください↓
★執着してもいいのか悪いのか、どっちなの?★
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自分の設定を変えると、潜在意識が現実も変える
今回は「設定を変える」についてです。
潜在意識のお話の中では、
「設定どおりの現実を、潜在意識が作る」
「自分の設定を変更しよう!」
と言われることがあります。
そこで今回は、
①設定を変えるとはなんのことなのか?
②設定を変えるにはどうすればいいのか?
③設定を変える際の注意点
の3つについてお話していきます。
そもそも「設定を変える」ってなんのこと?
まず、
「①設定を変えるとはなんのことなのか?」
についてです。
いますでに、
「それって『認識の変更』と同じことかな?」
「『前提を変える』ってのと同じ意味だよね?」
と思っている方もいるかもしれませんが、まさにそのとおりです(*´ω`*)
引き寄せの法則は、その人の持っている固定観念が、潜在意識の力によって現実化するという法則です。
たとえばあなたに、
「私は誰にも愛されないのだ」
「私は貧乏だ」
という固定観念があるのならば、潜在意識がそのとおり、誰にも愛されることがなく貧乏な現実を作ってしまいます。
このような「私は〇〇だ」という固定観念は、固定観念という言葉のほかに、
「セルフイメージ、認識、前提、属性、設定」
といった言葉で表現されることもありますが、言葉が違うだけでどれも同じ意味です。
なので潜在意識のお話の中で出てくる、
「セルフイメージを変える、認識の変更をする、前提を変える、属性を変更する、設定を変える」
なども全部同じ意味。
どれもすべて、
「自分の持っている『私は〇〇だ』という固定観念を、これまでとは違うものに変える」
ことを意味しています。
あなたが、
「私はみんなから愛されていて、お金持ちだ」
という設定に変えることができれば、潜在意識がその設定どおり、みんなから愛されてお金持ちな現実を作ります。
となれば、こりゃもちろん設定を変えるほうがいいですよね(*´ω`*)
潜在意識下の設定を変えるためには?
では次に、
「②設定を変えるにはどうすればいいのか?」
についてです。
これはまず、
「私はこれからこれこれこのような人間になりたい」
ということを紙に書き出してみることおすすめします。
「私は明るくて誰にでも愛される」
「私はお金持ちで月収は〇円くらいある」
「私の体重は〇kgだ」
「私はファッションセンスがある」
…などなど、なんでもいいので、これからこういう設定に変えたいなと思う内容を書いてみてください。
で、書き終わったらあとは、
「これからは、この設定で生きていく」
と決めるだけです。
それだけで設定を変える作業をしたことになりますから、あとは潜在意識がその設定の内容を現実化してくれます。
設定を変える際にありがちな「うっかり」について
ではでは最後に、
「③設定を変える際の注意点」
についてです。
これは前にもお話したことがあるんですけど、ついうっかりやっちゃう方が多いのでもう一度お話しておきます。
本当にめっちゃくちゃ多いですから、くれぐれも気をつけてくださいね~(;´・ω・)
妥協すると、潜在意識は働かなくなる
何にそこまで気をつけてほしいか?というと、設定を変える際に、妥協しないように気をつけてほしいです。
たとえば、本当は「月収100万」へと設定を変えたいのに、
「だけどそんなの、私には無理だよなぁ…。
でも私なんかでも…頑張ればなんとか50万ならいけるかも…!よし、50万に設定を変えるぞ!」
というふうに、妥協して低い設定をする方がいます。
これは、自分では設定を変える作業をしたつもりでも、実際には変えられていません。
なぜかというと、
「私なんかでも…頑張ればなんとか50万ならいけるかも…!」
というのは、
「今の自分のままでも、なんとかかんとか努力すれば達成できるかも」
ということですよね。
つまり、これからも今の自分のままでいるつもりです。
今の自分の設定のままで、この先もやっていこうとしています。
これだと潜在意識が働くことはありません。
設定を変えるのではなく、これまでの設定を強化している
このように、
「設定を変えることをしなくても(今の自分のままでも)達成できそうなもの」
を目標に書き出して、私は設定を変える作業をしたぞー!と思う方が多いのですが、これは、
「これまでの設定を変えた」
のではなく、
「これまでの設定をこれからも変えないぞ、という設定をした」
ことになってしまっています。
設定を変えるどころか、真逆にこれまでの設定を強固にしてしまっているだけなので、むしろ潜在意識は、
「そっか、これまでどおり変わらなくていいんだね!」
となってしまい、働きづらくなります。
そうして潜在意識がこれまでどおりでいようとしているのに、それに逆らって月収を50万に上げようとすると、かなりの努力を伴います。
設定を変えるとは、今までの自分をやめるということ
設定を変えるというのは、
「これまでどおりの私でいるのは、もうやめた」
と決めるということです。
「私の月収は100万円なのだ。
これまではそれはできなかった、しかしもう、これからは『できない自分』でいることをやめるのだ」
というふうに決めてはじめて、設定を変える作業をしたことになります。
そうすると潜在意識は、
「お、なんか設定が変わった。設定が変わったんなら、それに合わせて現実も変えないと…」
と働きはじめます。
設定を変える際には、妥協しないことを意識してくださいね(*´ω`*)
潜在意識はあなたの設定を現実化します。
設定を変える際、自分では変えたつもりでも変わっていないこともあるので、そうなってしまっていないかに気をつけてみてください。
「妥協しない」ということに関しては以前にも記事に書きました。
よければ以下の記事もご覧ください↓
★潜在意識の力で何も変わらないのは、なぜ?★
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別の領域ってなに?どこにある領域?
今回は「別の領域」についてです。
潜在意識のお話を読んでいると、
「別の領域とつながろう」
「別の領域にはすべてある」
といった言葉が出てくることがあります。
これを読んで、
「ほうほう…その別の領域とやらとつながると願いが叶うのかな?
しかし、別の領域とはどこのことや…どうやって行けばいいねん…」
と困ってしまう方もいるかと思います。
そこで今回は、別の領域とはどこのことなのか?
別の領域に行くためにはどうすればいいのか?について詳しくお話していきます。
別の領域とは、今ここのこと
まず、
「別の領域ってどこのこと?」
についてなのですが、ここです。
今ここ、この瞬間のことです。
今ここに集中している人は、成果を上げる
たとえば、会社で仕事をしているAさんとBさんがいるとしますね。
Aさんは、今ここ、目の前にある仕事に集中して取り組んでいます。
かたやBさんは、
「あー、昨日なんで夜更かししちゃったんだろ、俺ってダメな奴…。
仕事だるいなぁ、早く休みにならないかなぁ~…」
などなど、別のことをいろいろと考えながら目の前の仕事に取り組んでいます。
どちらのほうが仕事がはかどるか?といえば、これは当然Aさんですよね。
仕事ではなく、勉強でもスポーツでも趣味でもなんでもそうですが、
目の前のこと…今ここ、この瞬間にきちんと集中している・夢中になっている人のほうが高い成果を上げるのは当然のことです。
なので、
「今ここに集中しましょう」
と言われれば誰もが、
「まぁ、そりゃそうしたほうがいいわな」
と頷くのではないかと思います。
で、この、
「今ここに集中しましょう」
というのと、
「別の領域に行きましょう」
というのは同じ意味だと思ってください。
「別の領域に行けば、願いは叶う」
なんて言われると、なんだか不可思議なことを言われているような気がしてしまいますが、言いたいことは単に、
「目の前のことに集中しましょうよ。
そうすりゃアレコレ考えて取り組んでるときよりも結果が出やすい(願いが叶いやすい)でしょ」
というだけのことです。
別の領域(今ここ)にいる人の力は、圧倒的
ちなみに、今ここに集中したとき(別の領域とつながったとき)の結果の出やすさは相当なもんです。
今ここに集中している状態というのは、人間の潜在意識がもっとも高いパフォーマンス状態にあるときです。
そういうときには、自分でも信じられないほどの能力を発揮できたり、すごいアイディアが出たり…などなど、
あれこれと心をさまよわせている状態よりも圧倒的に高い成果が出せますので、
「別の領域に行けば(今ここに集中し、潜在意識のパフォーマンスを最高の状態にすれば)願いが叶う」
というのはそのとおりだと思います。
別の領域と聞くと「今ここ以外のどこか」だと思いがち
うーん、ちょっと思うのですが、なんだか「別の領域」って言葉が誤解を招きやすい?のかもしれませんね。
別の領域、と聞くとなんとなくのイメージとして、
「今ここじゃないどこかの領域のことを指している」
という感じがしませんか?
で、
「今ここ以外のどこかに別の領域ってのがあるのか…。でも、そんなのどこにあるんだろう?」
と不思議に思ってしまう方が多いような気がします。
でも、別の領域とは「今ここ以外のどこかのこと」ではありません。
真逆に「今ここのこと」を指しています。
「今ここ以外のどこか」に心がさまよっている状態のことは、潜在意識の話の中ではよく、
「エゴに取り込まれている・エゴと一体化している」
というふうに言ったりします。
あなたがもし、
「別の領域ってどこにあるんだろう?」
と考えて、今ここ、目の前のことに集中できていないなら、別の領域(今ここ)から離れてエゴに取り込まれている状態、ということになります。
別の領域に行くには「今ここ」に集中すればいいだけ
では、別の領域とは今ここのことだ、と分かったところで次は、
「別の領域に行くにはどうすればいいのか?」
についてですが、これは簡単、
「今ここ、目の前のことに集中すればいい」
ですね。
単にそれだけで、別の領域に行った・別の領域とつながったことになります。
なので、今今メソッドとか瞑想とか、自己観察とかがよくすすめられていますよね。
これらは心がさまようのをおさめて、今ここに集中するためのもの(別の領域に行くためのもの)だからです。
別の領域とは、本来の領域のことである
これはあくまでも私の個人的な感覚にすぎないのですが、確かに存在している今ここを無視し、もうないはずの過去・まだないはずの未来に心をさまよわせてしまっている状態こそ、
「今ここから離れて、どっか別のとこに行っちゃってる状態」
という意味で「別の領域に行く」ことをしてしまっているような感じがします。
なので、
「別の領域に行く」
というよりは、
「本来の領域に戻る」
という表現のほうがしっくりくるな~と思います。
表現が違うだけで、意味は同じですけどね。
「別の領域」に対して、
「今ここではない、どこか特別なところに行かなきゃいけないってことだ…」
と考えて苦しくなっていた方は、そうではなくて、
「今ここに戻ればいいんだ」
と考えてみてください。
「今ここに戻ってきたとき=別の領域に行ったとき」
ですよ(*´ω`*)
別の領域とは「今ここ以外のどこか」のことではなく「今ここ」のことです。
個人的には「別の領域に行こう」ではなく「本来の領域に戻ろう」と考えたほうが、わかりやすいのではないかと思います。
(かえってわかりにくいと感じた方は、通常通り「別の領域に行く」と考えてください)
途中でちらっと出てきた「今今メソッド」については、以下の記事をどうぞ↓
★今今メソッドの効果と、眠くなる原因について★
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潜在意識さん、「なんとなく」に従ってもうまくいきません…
今回は「なんとなく」についてです。
潜在意識のお話の中では、
「『なんとなくそう思う』というのは、潜在意識からのメッセージである」
「自分の『なんとなく』という感覚を大事にしましょう」
と言われることがありますよね。
しかし中には、
「だから私はなんとなくって感覚に従うようにしてるはずなのに…全然うまくいかないじゃん」
という方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、なんとなくに従っているのになぜうまくいかないのか?
これからどうすればうまくいくようになるのか?についてのお話です。
「なんとなく」が潜在意識からのメッセージなのは、本当
まず、
「『なんとなく』は潜在意識からのメッセージだから、大切に」
というの自体は本当のことです。
潜在意識というのは、文字通りそのまま潜在している意識のことです。
そのため、この潜在意識がなにかを伝えようとしてきても、
「ハッ!私の潜在意識がいま!これこれこういうことを伝えてきたぜぇ!!」
というふうにはっきりと自覚できることはありません。
「なんとなくだけど、こっちにしたほうがいい気がする」
「理由は自分でもわからないけど、なぜだかこうしたほうがいいと思えてならない」
という、論理的な説明が難しい「なんとなく」という感覚で伝わってきます。
しかし人はときに、この「なんとなく」を顕在意識で抑えこんでしまうことがあります。
「なんとなくこっちのほうがいい気がする。
…でもでも待てよ、論理的に考えてやはりあっちを選んだほうがメリットがあるのではないか…」
というふうに。
せっかく潜在意識が「なんとなく」という感覚であなたを良いほうに導こうとしているのに、
それを理屈で(顕在意識で)おさえこんで、わざわざ自分からうまくいかないほうを選んでしまう。
このようなことがないように、
「なんとなくの感覚を大切にしましょう」
と言われていますし、私もぜひ大切にしてほしいと思います(*´ω`*)
では、なぜ「なんとなく」に従ってもうまくいかないの?
ただ冒頭で言ったように、
「そう言われてなんとなくに従っているはずなのに、良い方向に行かないんですけど…」
という方もいます。
そういう方は、潜在意識下の前提が変わっていないことが原因だと思います。
潜在意識が、なんとなく良いほうを教えるパターン
たとえば、「お金持ちになりたい」と思ってるAさんとBさんがいるとします。
Aさんは、
「っしゃ俺は金持ちになるんじゃ!必ずなれる、俺は金持ちだぜぇ!」
というふうに、自身の前提を「私はお金持ち」に変えました。
すると潜在意識は思います、
「そうか、お金持ちな現実を作ればいいのか。
だったらお金持ちになれそうなほうへと導いてあげよう!」
と。
そうして潜在意識が「こっちを選ぶとお金持ちになれるよ」と教えてくるときに、
「なんとなくこっちを選んだほうがいい気がする」
と感じるんでしたよね。
なので、Aさんは自分のなんとなくという感覚を大事にし、それに従っていればお金持ちになれます。
潜在意識が、なんとなく悪いほうを教えるパターン
対してBさんのほうは、
「お金持ちになりたいけど…でもどうせ無理だろうな…」
というふうに、自身の前提が「お金持ちになるのは無理」のままです。
すると潜在意識はこう思います、
「そうか、お金持ちになるのは無理な現実を作ってほしいんだね。
じゃあ、貧乏なほうへと導いてあげなきゃ!」
と。
そうして潜在意識が「こっちを選ぶと貧乏になれるよ」と教えてくるときにBさんは、
「なんとなくこっちを選んだほうがいい気がする」
と感じます。
Bさんの場合は、自身のなんとなくという感覚を大切にして従えば従うほど、貧乏になるほうを選んでしまっているということですのでお金持ちになることはありません。
こうなるとBさんは、
「なんとなくって感覚に従うと、お金持ちになれるんじゃなかったの…?」
と不思議に感じてしまいますよね。
「なんとなくという感覚を大事にするとうまくいく」
というのは、あくまでもその人の前提が「うまくいく」に変わっている場合の話なんです。
ここに気づかず、前提は変えないままに「なんとなく」に従っても、Bさんのようになってしまいます。
潜在意識からの「なんとなく」にあえて逆らう
では、Bさんはどうすればいいのでしょうか?
答えは簡単、
「なんとなくこっちのほうがいい気がする、と思ったことに、わざと逆らえばいい」
ですね。
Bさんは貧乏になるほうに対して「なんとなく良いな」と感じるわけですから、
そのなんとなくに背けば、貧乏になるほうを選ばずにすんだ、つまりお金持ちになれるほうを選んだことになります。
いま、なんとなくに従っているのにうまくいかない…という方は、
なんとなく良いと感じるほうはあえて選ばず、
「なんだかわからないけど、こっちを選ぶのは嫌な気がする」
と感じるほうをわざと選んでみてください。
あなたの潜在意識はうまくいくほうに対して「なんとなく嫌だから選びたくない」と感じさせ、避けさせることで、あなたをうまくいかないほうへと導いている最中です。
その導きに逆らってみてください。
嫌だと感じるほうをあえて選ぶというのは、最初は抵抗があるとは思います。
ただ、思い切ってやってみると嘘のようにうまくいくこともありますよ。
基本的に、なんとなく嫌だという抵抗が強いものほど、やってみると大きくうまくいきます。
そうしてうまくいく体験を一度でもすると、
「なんだ、絶対に私なんてうまくいかないって思ってたけど…そうでもないんじゃん!!」
というふうに、「どうせうまくいかない」という前提が崩れ始め、「私だってうまくいくんだ!」へと変化していきます。
これも基本的に、大きくうまくいったときほど前提が崩れるのが早いです。
いきなり強い抵抗を感じるものに挑むのが怖いのであれば、
「なんとなく嫌だけど…でも、このくらいならやってみてもいいかな?」
程度の、抵抗の弱いものからやってみてください。
結局、「なんとなく」という感覚は大切である
「前提が『うまくいく』ならば、なんとなく良いと思ったほうを素直に選ぶ」
「前提が『うまくいかない』ならば、なんとなく良いと思ったほうをわざと選ばない」
どちらにしても、潜在意識の伝えてくる「なんとなく」という感覚は、今後を変える大事な指針となります。
自分の「なんとなく」を大切にしてくださいね(*´ω`*)
潜在意識からくる「なんとなく」という感覚は大切なものです。
自分の前提に合わせ、なんとなくに従ったり逆らったりしてみてください。
前提を変えるとうまくいく、ということに関しての記事は他にもありますので、よければ以下の記事もどうぞ。
下の記事では「前提」ではなく「内面」という言葉を使っていますが、どちらも同じ意味です。
★内面を変えることだけが、潜在意識を使いこなすために必要なこと★
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過去が変わった…潜在意識はそこまでできるの?
今回は「過去を変える」についてのお話です。
潜在意識の話を読んでいて、過去が変わったというエピソードを目にした方もいるかもしれません。
過去が変わったというのは、
「あの当時は辛かったけど、今となってはいい思い出だなぁ」
というふうに、過去に対しての「解釈」が変わったというわけではなく、本当に「物理的に」過去が変わったという意味です。
たとえば、
「車の中に置いたはずのないものが、なぜか車の中から出てきた」
「確かに参加したはずのキャンプの集合写真に、私がいなかった」
などです。
私が思うにですが、このように過去が変わったというとき考えられるのは、
①ただの勘違いで、潜在意識は関係がない
②潜在意識が過去の記憶の消去や改ざんを行い、その結果「過去が変わった」と感じている
のどちらかじゃないかなと思いますので、ひとつずつ詳しくお話していきます。
①潜在意識は関係していないパターン
まず①の
「ただの勘違いで、潜在意識は関係がない」
というパターンについてです。
先日、私が用事があって実家に行ったときの話です。
母がいるかと思いましたが、外出中でいなかったので勝手に鍵を開けて入りました。
で、私はフッと、
「そういや仏壇の引き出しの中って何が入ってるんだろ?」
ということが気になって引き出しを開けてみました。
中には数珠が入っていたのでなんとなく取り出して眺めたあと、引き出しに戻さずに帰りました。
その後母から、
「絶対にありえない話なんだけど、家に帰ってきたら仏壇の近くに…あ、あ、あ、あるはずのない数珠が置いてあって…!」
と連絡がありましたが、いや、スミマセン私がやりました…(;^ω^)
ことの顛末を知らなければ「過去が変わった」と信じ続ける
母からするとそれこそ、「数珠を置かなかった過去」から「数珠を置いた過去」へと変わったんじゃないかと思うような不思議な体験に感じたでしょうが、
実際には全然なんてことない話、潜在意識の力は関係ない話ですよね。
が、ことの顛末を知らなければずっと「過去が変わったに違いない」と思って生きることになりますし、
そのように、過去が変わったと思いこんだまま…という方もいるのではと思います。
これが①ただの勘違いで潜在意識は関係がないパターンです。
潜在意識が関係していて「過去が変わった」と感じるパターン
次に②の、
「潜在意識が過去の記憶の消去や改ざんを行い、その結果『過去が変わった』と感じている」
についてです。
まず人間って、しょっちゅう使う記憶と、めったに使わない記憶があります。
たとえば、毎日こなす仕事の内容。
これはしょっちゅう使う大事な記憶ですよね。
なので、いつでも簡単に引き出せる状態で脳内に保存されています。
それに対して、別に生きるのに必要のないどうでもいいような記憶は、なかなか引き出すことのできない状態で保存されています。
「貧乏だ」という認識があると、潜在意識は…?
ではそれを踏まえた上で、仮にAさんが「私は貧乏だ」という認識を持っているとします。
すると潜在意識は、
「そうか、これから貧乏になりたいのか。
だったら、過去に貧乏だったときの記憶が役に立つぞ!いつでも引き出せるようにしておこう」
というふうに判断しますので、過去に貧乏で苦労した…といった記憶はいつでも鮮明に思い出せます。
この状態でまわりのみんなから、
「あなたは5年前、これこれこんなふうに苦労してたことがあったよね」
と言われたとすると、Aさんは瞬時にその記憶を引き出し、
「そうそう、あのときは大変だった…」
となります。
認識を変えると、過去が変わった!?となる
しかしAさんが「私は金持ちだ」という認識に変えたとします。
すると潜在意識は、
「これから金持ちになるの?
じゃあ、過去の貧乏だったときの記憶なんて必要ないじゃん。
思い出す必要ないんだから、なかなか思い出せない場所に記憶を移動させちゃおう」
となります。
こうして潜在意識によって、過去に経験したことの記憶が奥深い場所に埋もれてしまうと、Aさんにとってはその経験がなかったことになります。
経験していてもそれを思い出せないのですから、経験していないのと同じことですよね。
この状態でまわりのみんなから、
「あなたは5年前、これこれこんなふうに苦労してたことがあったよね」
と言われたとしても、Aさんにはそのときの記憶がないため、
「え?みんなしてそう言うけど…そんなこと絶対起きてないよ…?
まさか、か、か…過去が変わった…!?」
となります。
①現在の認識を変える
↓
②現在の認識にそぐわない過去の記憶は、潜在意識によって消去や改ざんをされる
↓
③周りとの話に食い違いが起きたりなどして、「物理的に過去が変わったとしか思えない」と感じる
↑この流れですね。
潜在意識が変えているのは「物理的な過去」ではなく「過去の記憶」です。
ちょっと元も子もないような表現ですが、言っちゃえば「強烈な記憶違い」ですね。
さすがに、たとえに出したAさんほどの豪快な記憶違いとなるとそう多く起きませんが、たまに起きることは起きます。
(もっと些細な記憶の改ざんでしたら、日常的に誰にでも起きています)
人は記憶をもとにしてしか現実を見ることができませんので、本人に記憶違いをしているという自覚がなければ、物理的に現実の過去が変わったと感じるのも無理はないと思います。
過去が変わった!というときは、
①ただの勘違いで、潜在意識は関係がない
②潜在意識が、過去の記憶の消去や改ざんを行い、その結果「過去が変わった」と感じている
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