潜在意識さん、待つだけでいいって本当ですか?
今回は「待つだけ」についてです。
引き寄せではよく、
「願いは潜在意識が叶えてくれるから、あなたは待つだけでいい」
「通販でほしいものを注文して、あとは待つだけ!という感覚」
というふうに言われますよね。
これを聞いて、
「そうなのか~。
…い、いやいや、でも本当の本当に待つだけでいいの?そんな都合のいい話があるのかなぁ…?」
とか、
「待つだけって言うから待ってるのに、全然叶わない…」
という方もいると思いますので、この「待つだけ」について詳しくお話していきます。
潜在意識の力で願いが叶う流れとは?
昨日の記事にも書いたのでちょっと内容がかぶっちゃうのですが、
まず、潜在意識の力で願いが叶うまでの過程をざっと説明すると、
①願いは叶うという確信を持つ
↓
②潜在意識が「叶うのね~、わかったよ~」と動き出す
↓
③叶えるための行動を、潜在意識によって無自覚に取らされてしまうため、叶う
です。
ポイントは、叶えるための行動を潜在意識によって「無自覚に取らされてしまう」という点。
願いを叶えるための行動を自分でしてはいるのですが、しかしその行動は、潜在意識に突き動かされて自分でも知らぬ間に取ってしまった「無自覚の行動」です。
なので顕在意識上で、
「私がいましているこの行動は!願いを叶えるための行動であーる!」
というような自覚を持つことができません。
結果「待つだけしかしていない」という感覚になる
そのように、叶えるための行動をしたという自覚がなければ、叶った後にどう思うでしょう?
「なんか、自分では何もしてないのに叶った。
…うーん、思い返してみても普通に過ごしてただけだったのに不思議だ…」
という感覚になりますよね。
他の人に「叶えるために何をすればいいの?」と聞かれても、自分が具体的に何をしたかは記憶にないのですから、
「いや、何も…。
なんか勝手に叶うから、叶うまで待ってればいいんじゃないかな、待つだけだよ」
としか言いようがなくなります。
「待つだけ」は「家に閉じこもっていればいい」という意味ではない
私自身も、急にうまくいくためのチャンスがヒントなんかが目の前にくると、
「うっひょー、このチャンスを実は自分の(潜在意識の)力で見つけてるとか信じられないわ~。
そんな自覚ないから、まるで急にプレゼントが届いたかのようだわ~」
と思うことがあります。
そのようなときは確かに、
「通販でほしいものを注文して、待つだけ」
というような感覚に近いです。
ただあくまでも、
「潜在意識のすることは自覚ができないために、まるで待つだけであるかのような錯覚に陥る」
というだけですので、「待つだけ」というのは本当に文字通りそのまんま、
「家の中に閉じこもってじーーーーーーーーーーーーーっと待つだけでいい」
という意味で使われているわけではありません。
待つだけでいいはずなのに、潜在意識が叶えてくれない?
「通販で注文したときのように、待つだけでいい」
という言葉を聞いて、
「私はそのとおり待っているのに、潜在意識は何も叶えてくれない…」
という方もいると思うのですが、叶わない原因として最もよくあるのが、
そもそも注文していない
というものです。
さきほど書いた、潜在意識の力で願いが叶う過程をもう一度書くと…、
①願いは叶うという確信を持つ
↓
②潜在意識が「叶うのね~、わかったよ~」と動き出す
↓
③叶えるための行動を、潜在意識によって無自覚に取らされてしまうため、叶う
でしたよね。
①の「願いは叶うという確信を持つ」というのが、「通販で注文する」という行為に当たります。
つまり、
「叶えたいけど、でも私には叶えられないんじゃないのか、どうせ無理だよね…」
と思っている状態のまま潜在意識が叶えてくれることを待っていても、それは、
「これ買いたいけど、でもやめとこうかな、やめとこう…」
と、注文をしていない状態のまま、宅配業者さんが商品を届けてくれるのを待っているような状態です。
そ、それはさすがにいくら待っても来ないですよ~、まず注文しないと…(;´・ω・)
本物の通販の話になると、
「そりゃ注文もせずにただ待つだけで来るわけあるかい」
と思うと思うんですが、これが潜在意識の話になると、なぜか注文していないのに待つ方がどっと増える印象です。
「待つだけでいい」というのはあくまでも、
「叶うという確信を持っているならば、そのあとは待つだけでいい」
ということです。
商品がほしいなら、やるべきことはただひとつ「商品を注文すること」だけ。
それと同じように、叶えたいのであればやるべきことはただひとつ、「願いは叶うと確信すること」だけですよ。
それさえすれば、
「え、なんか知らないけど叶った…。
うーん、思い返してみても何かした覚えもないし…ただ待つだけだったなぁ、不思議!」
ってなっちゃいますからね(*^^)v
叶うという確信さえあれば、あとは待つだけです。
待っているのに潜在意識の力で願いが叶わないという場合は、
「そもそも私は、叶うと確信していないのではないか?」
という点について考えてみてください。
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この宇宙通販サイトついて(宇宙にオーダーすることについて)書いた記事もありますので、よければこちらも参考にしていただければ嬉しいです↓
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現実で辻褄合わせが起きる、と言うけれど…?
今回は「辻褄合わせ」についてです。
潜在意識のお話の中では、
「願いは叶うと確信していれば、現実で辻褄合わせが勝手に起こって叶う」
「自分から辻褄合わせをしようとしなくていい」
というふうに言われることがあります。
この辻褄合わせとはどういう意味なのか?
どうして自分からは辻褄を合わせようとしなくていいのか?
ということについて、詳しくお話していきます。
潜在意識の辻褄合わせは、誰もが経験していること
辻褄合わせとは、実はとっても簡単なことを言っています。
たとえばあなたに、ものすご~~く嫌いな人がいたとします。
するとその人に接するときに、ついつい顔がひきつってしまったり、口調が厳しくなったりしてしまうと思います。
好きな人にするのと同じようにニッコリ笑顔で、優しく…とは、なかなかいかないものですよね。
このように「笑顔で優しく」ができなくなるのは、潜在意識が辻褄合わせをしているからです。
潜在意識は、観念と行動の辻褄合わせをしたがる
あなたの潜在意識下には「相手が嫌い」という観念があります。
それなのに、その人に向かって好きな人にするように優しく…では、
持っている観念は「嫌い」なのに、現実で取っている行動は「好き」で、辻褄が合わなくなってしまいますよね。
潜在意識はそういう辻褄の合わないことが嫌いなので、
「嫌いという観念があるなら、その観念通りの行動を現実で取らせてあげないとね。
厳しい表情をしたり冷たい態度に出る、というのが、観念と辻褄が合っている行動なのだから、ちゃんとそう行動しなさいね」
というふうに辻褄合わせをしようとします。
顕在意識と潜在意識だと、潜在意識の力のほうが強いので、いくら顕在意識上で、
「この人にも好きな人にするように笑顔で!みんなに平等に優しく接しよう!」
と考えていても、
「いや、それじゃあ考えていることとやっていることが矛盾してるでしょ。
ちゃんと辻褄合わせができている行動を取りなさい」
という潜在意識のほうが勝つため、
「自分ではそんなつもりはないのに(潜在意識の力には逆らえないので)勝手に顔がひきつってしまう、勝手に口調が厳しくなってしまう」
といったことが起きます。
潜在意識の辻褄合わせは、いつでもどこでも起きている
「好きな人を目にすると、思わず笑顔になってしまう」
というのも同じ理由です。
潜在意識が「好き」という観念と辻褄の合う行動「笑顔になる」をあなたに取らせるので、あなたは自分でそんなつもりはなくても「思わず」そうなります。
「急がなきゃと思っていると、つい足取りが早くなる」
というのもそうです。
急ぐという観念があるのに、現実でゆっくりと歩いていては、観念と現実の辻褄が合っていませんよね。
なので潜在意識は、
「急ぐなら、ちゃんと急いでいるときのような行動を現実で取らないとね」
と辻褄合わせをしようとし、その結果あなたの足取りは「ついつい」早くなる、というわけです。
「潜在意識の力で、辻褄合わせが起きる!」
なんて言われると、まるで日常とはかけ離れたものすごいことが起きるかのように思えるかもしれませんが、実は潜在意識の辻褄合わせとは、誰しもの身にごくごく普通に毎日起きていることです。
潜在意識による「どうせ無理だ」の辻褄合わせ
このような感じで潜在意識は、いつでもあなたの観念と現実の辻褄合わせをしようとしています。
なのでもしあなたに、
「私には願いを叶えられない、どうせ無理だ」
という観念があるならば、潜在意識は、
「ではちゃんと、どうせ無理だという観念と辻褄合わせができている行動を取らないとね」
と働いている状態です。
日常生活の中で人はいろいろな行動を取ったりいろいろな選択をしますが、そのありとあらゆる行動・選択のたびに潜在意識はいちいち、
「どうせ無理だという人が取るにふさわしい行動はこれだよ」
「どうせ無理だという人が選ぶのにふさわしい選択肢はこっちだよ」
とあなたを導いている…ということ。
辻褄合わせは自覚できないので、防ぐこともできない
もちろん、自分ではそういう行動を取っている自覚はありません。
辻褄合わせは潜在意識に突き動かされて「つい」してしまうことですので、顕在意識上で、
「あ、私はいま、辻褄合わせのために行動しているんだな~」
とか、
「えーと、AとBなら…Aのほうが辻褄合わせができるな!よしAにしよう!」
なんて思うことはまずありません。
自分の行っている辻褄合わせに自分で気づくことができなければ、防ぎようがありませんよね。
防ぐことができないので、いつの間にやら勝手に「どうせ無理な現実」へとつながってしまい、
「ほらね、やっぱり私の思っているとおり無理なんだ…」
となってしまいます。
同様に「私にはできる」の辻褄合わせも起きる
こうなってしまわないように、引き寄せの法則ではさかんに、
「自分にはできると確信しなさい」
と言われています。
できると確信するというのは、できるという強い観念を持つ、ということです。
そうして「できる」という観念さえ持ってしまえば、上に書いたのとまったく同じ要領で、
「できる人が取るにふさわしい行動はこれだよ」
「できる人が選ぶのにふさわしい選択肢はこっちだよ」
というふうに、潜在意識はあなたを導きます。
この間も、顕在意識上での自覚はありません。
あれよあれよという間に潜在意識にできるほうを選ばされて、辻褄合わせをさせられていくうちに、
「なんか(顕在意識上では自覚できないから)わからないけど、できると信じたら(潜在意識が観念と行動の辻褄合わせをしたので)本当にできるようになった」
となります。
「私は、できるようになるためにこういう行動をしたのだ!」
という自覚がないため、自分ではなにかを頑張ったという感覚もない。
そのため引き寄せでは、
「成功するのに、努力はいらない」
ともよく言われますね。
これが、
「願いは叶うと確信していれば、現実で辻褄合わせが勝手に起こって叶う」
ということです。
自分で辻褄合わせをしようとしても、潜在意識に勝てない
「自分から辻褄合わせをしようとしなくていい」
と言われるのは、そのとおりだと思います。
多くの方が、「できない」という観念を持ったままに「できる現実」へとつなげようとします。
「無理だけど、できるようになりたい。
じゃあできるようになるためには…現実でこのような行動を取るべきだろうか?」
というふうに。
これは、顕在意識の力を使った辻褄合わせですね。
ただ最初のほうで言ったとおり、顕在意識と潜在意識では潜在意識の力のほうが強いです。
仮に顕在意識の力が3、潜在意識の力を97とすると、あなたが日常で取るいろいろな行動100個のうち、
3個は自分の意志で「できる行動」を取れるが、残りの97個では「できない行動」を無自覚に取ってしまうということ。
潜在意識が行う「できない辻褄合わせ」の数のほうが圧倒的に多いため、できないまま…となってしまいます。
なので、顕在意識上で「できるためにはどうすればいいんだろう?」と考える時間と労力を、
「できると信じること」
に使ったほうがよいですね。
できるようになるためにはどうすれば…?と頭をよぎるたびに、
「いやいや、『どうすればいいか?』じゃなくて『できる!』と考えるぞ!」
と意識して、できるということに意識を向ける。
そうしていけば徐々に「できる」という観念が強くなっていきます。
そして「できる」という観念さえ持ってしまえば、あとは潜在意識がその観念と行動との辻褄合わせを勝手にやってくれるので、
「なんかよくわからないけど、できると信じたらできた」
になりますよ(*^^)v
潜在意識の辻褄合わせは、誰もが日常的に行っていること。
「私にはできる」という観念さえ持てば、潜在意識が勝手に辻褄を合わせてできるようにしてくれる。
「潜在意識が現実の辻褄合わせをする」
というのの他に、
「潜在意識が現実の再配達をする」
と言われることもあります。
この再配達とはなんなのか?ということについて書いた記事もありますので、よければ参考になさってみてください↓
★潜在意識が現実の再配達をするって、本当?★
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アファメーションって、効果的な回数とかあるの?
今回は、アファメーションの回数についてです。
引き寄せの本やサイトで必ずと言っていいほど出てくるのが、アファメーションですよね。
私のこのサイトでも何度もアファメーションという言葉が出てきていますので、見てくださっている方からよく、
「アファメーションって、具体的にどのくらいの回数をするのがいいんですか?」
というご質問をいただきます。
疑問に思っている方が多い部分だと思いますので、回数についてお話してゆきますね。
アファメーションとは、自分の潜在意識を変える作業
まず、アファメーションが何かを知らない方のために簡単に説明すると、アファメーションとは、
「潜在意識の中にある観念を、新しいものに変えるための作業」
です。
たとえばあなたが「どうせお金持ちになれない」と思っているとします。
別にそんなことは思いたくもないのにそう思ってしまう…というのは、
その「どうせなれない」という観念が、潜在意識の中にまで刷り込まれてしまっている状態だからです。
潜在意識のお仕事は、観念を現実化することです。
なので「どうせなれない」という観念があると、
「よっしゃ、『どうせお金持ちになれない現実』を作るぞう!」
というふうに潜在意識が働き、お金持ちになれなくなってしまいます。
ならば、この観念を「お金持ちになれる」に変えるといいですよね。
そう変えることができれば潜在意識は、
「よっしゃ、『お金持ちになれる現実』を作るぞー!」
となりますので、お金持ちになれる、というわけです。
アファメーションによって、新しい観念を持つことができる
では、潜在意識に入り込んでしまった「どうせお金持ちになれない」という観念を、
「お金持ちになれる」という新しい観念に変えるためにはどうすればいいのか?
というと、何度も「私はお金持ちだ」と言うのが効果的です。
潜在意識って、偉大だ!万能だ!みたいに言われるのですが、実は万能というわけでもなく、頭がそんなに良くないという弱点も持っています。
決して賢くはないので、
「私はお金持ち、お金持ち、お金持ち、お金持ち…」
というふうに何度も何度も繰り返されると、
「へぇええ~~、そんなに何度もそう言うんならそうなんだろうな~(*´▽`*)」
…みたいに鵜呑みにし、古い観念のほうは捨てて新しい観念に従って動き始めます。
そうして潜在意識に新しい観念を持たせるため、「私は○○だ」と言うことをアファメーションと呼びます。
アファメーションの具体的な回数とは…
このような説明は別のサイトでもされていると思うのですが、これを読むとやはり、
「何度もアファメーションするのがいいのはわかったけど…。
『何度も』というのは、具体的な回数で言うとどのくらいのことを指してるの?」
という疑問がわきますよね。
ではでは、具体的にどのくらいの回数のことを指しているのかといいますと…、
そんな具体的な回数まで決まってないがな(´・ω・`)
「ぐっ…!!こ、こ、こいつ回数を教えてくれるのかと思いきや…!
わざわざフォントサイズを18ptにしてまで決まってないがなってなんやねん!!」
と思われてそうなのですが、で、でもでも、決まってないがな~(´;ω;`)
「漢字を覚えられるようになる具体的な回数は?」
ちょっと想像してみてほしいのですが、あなたが学校の先生で、生徒に漢字を教えているとします。
何度も繰り返し書くうちに人はその漢字を覚えていきます。
すっかり潜在意識下までその漢字が入り込むと、人はわざわざ「どう書くんだったっけ?」と考えなくても自然と書けるようになります。
なのであなたが、
「覚えるために何回も書いてみましょうね」
と言ったところ、生徒からこんな質問が来ました。
「先生、何回もというのは、具体的な回数で言うとどのくらいのことですか?
何回書いたあたりで私はこの漢字を覚えはじめることができるのか、回数を教えてください」
と。
これ、
「い、いや…そんな具体的な回数まで決まってないけど…」
とちょっと困ってしまいませんか?
私が、
「アファメーションを何度もするとは、具体的な回数で言うと何回くらいのことですか?
何回アファメーションをしたあたりで、潜在意識は変わり始めるのですか?」
という質問をいただいたときも、そのように「う、うう~む…」という気持ちになります。
さすがにこういったことは個人差のあることですし、具体的な回数というのははっきりと言いようがないですよね。
もしあなたが生徒さんに回答するならば、
「○回で覚えられます!というふうに決まってるわけじゃないから、覚えるまで回数を重ねてみてね」
と言うのではないかな?と思いますが、私も同様に、アファメーションの回数について質問をいただいたときには、
「○回で変わります!というふうには決まってないので、潜在意識が変わるまでやってみてください」
とお伝えしています。
アファメーションの回数を重ねること自体を目的にしない
…ということで、具体的に「アファメーションはこのくらいの回数が良いです!」ということは言えず、
「潜在意識が変わるまで回数を重ねてください」
としか言えないのですが、アファメーションをしているうちに、
回数を重ねることそのものが目的になってしまわないように気をつけてほしいと思います。
1度や2度のアファメーションだと潜在意識は変わらないので、回数を重ねることは大切です。
けれど、
「アファメーションの回数を重ねることが大切」
と聞くと、
「だったら、とにかく回数をこなさなきゃいけない!」
となってしまう方もいらっしゃいます。
ぶわわわわーーーーーーっと念仏のようにアファメーションを何百回も言って、
「よし、こんなに回数をこなしたんだからこれでアファメーションの効果があるかな…?」
とか、
「1分間に○回もアファメーションが言えたぞ!これで潜在意識が変わったはず!」
という感じになる方もいるのですが、これは潜在意識が変わりにくいです。
本当にただ単に、回数をこなしているだけだからです。
漢字を覚えるために、書き取りの回数を重ねること自体は大切なことではあると思います。
しかしかといって、
「回数を重ねるのが大切なのだから、1分間にできるだけたくさん書こう!」
とバババババーっと殴り書きをして、
「よし、こんなに回数を重ねたから、私はこの漢字を覚えたはずだー!」
…というのは、なんだかちょっと違いますよね。
アファメーションの回数を重ねる目的は「自分を変えるため」
アファメーションの回数を重ねるのが大事なのは、あくまでも「潜在意識を変える」という目的のためです。
なので、
「私は、自分のこれまでの観念を変えてやるんだ!」
という目的意識が希薄ですと、本当にただ回数をこなしただけで終わってしまい観念は変わらない…となりがちです。
「私はこの漢字をしっかりと覚えたい、覚えるんだ!」
という熱意を持って真剣に書くほど、少ない回数で覚えられると思います。
同様に、
「私は、自分のこれまでの考え方を変えたい、変えてやるんだ!」
という熱意を持って真剣にアファメーションを唱えるほど、少ない回数で変わります。
アファメーションをする際には、
「自分の潜在意識を変えるため(漢字を覚えるため)」
にするのであって、
「アファメーションの回数を重ねること(ただ書き取り回数を重ねること)」
が目的なわけではない、ということを意識しておくと、より少ない回数で変わると思います(*^^)v
「私は変わる」という目的意識をしっかりと持ってみてください。
アファメーションの回数をこなすことそのものが目的化してしまうと、潜在意識が変わりづらくなってしまいます。
回数…といえば、
「ありがとうを1000回言うと奇跡が起きる」
というふうに言われることもありますよね。
けれど、
「それを聞いてやってみたけど効果がなかった…。
私は特に、ただ回数を重ねればいいんだ!なんて思ってやってたつもりもないんだけど…何が原因なのかな?」
という方もいらっしゃるかもしれませんので、以下の記事も参考にしていただければと思います↓
★ありがとうのアファメーション、1000回やっても効果がないのはなぜ?★
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すべてはうまくいっているって……どこが?
今回は、「すべてはうまくいっている」についてのお話です。
潜在意識の話の中ではよく、
「大丈夫、すべてはうまくいっているのです」
「すべてはうまくいっていると唱えましょう。そうすれば潜在意識がうまく導いてくれます」
というふうに言われます。
これを聞くと、
「そうそう、すべてはうまくいって…いって…ねーーーよ!!どういうことじゃー!!」
とか、
「いやいやいや、すべてはうまくいっていると唱えると、なんで潜在意識が導いてくれるようになるわけ?どういう理屈じゃー!」
と言いたくなる方もいらっしゃるのではと思いますので、どういうことか?についてのご説明です。
良い側面から見るならば、すべてはうまくいっている
「すべてはうまくいっている」
というこの言葉、これは、
「すべての物事は良い側面を持っている」
と言い換えるとわかりやすいかな?と思います。
どんなことでもそうですが、物事って良い面と悪い面がありますよね。
バラの花の良い面はとってもキレイなところ、でも悪い面は棘があって危ないところとか、
お魚のフグの良い面はすごくおいしいところ、でも悪い面は毒があって危ないところとかとか。
どこの誰がどのような角度から見てどんなふうに解釈しても良い面しかなくて完璧です!ということもないし、
同じように、完全に悪い面しかないのでこれは絶対なる悪です!ということもありません。
どんなことにでも必ず、良いところと悪いところがあります。
潜在意識が悪い面を見ていると「うまくいっていない」と感じる
ということは、
「すべてはうまくいっているだなんて思えない。何もかもすべてが悪いように思える」
という方は、目の前で起きているすべての物事を、全部悪い面のほうからしか見ていないから悪いように思えるだけです。
仮に目の前で起きている物事すべての良い面だけを見ることができたならば、すべてはうまくいっているようにしか思えない、となりますよね。
よくテレビドラマで、
「ももももはや何の希望もない、俺はもうダメだ~…」
と頭を抱えている人のところにさっそうと助っ人が現れ、その事態をすべて良い方向へと変えてしまう、という展開があります。
これって、頭を抱えている人も助っ人さんのほうも、目の前にある事態は同じ事態ですよね。
その事態を悪い面から見ている人にとっては、確かになんの希望もないような事態に思えます。
けれど良い面から見る人にとってはいくらでもやりようのある、すべてうまくいかせられるような事態でしかありません。
頭を抱えている人も、事態の見方を助っ人さんと同じように変えれば、
「目の前では、すべてうまくいくような事態しか起こっていない」
ということに気づけたはず。
つまり、実はすべてはうまくいっているのだ、ということに気づけたはずです。
「すべてはうまくいっている」
というのは、
「あなたが気づいていないだけで、あなたの見ている物事には必ず良い側面がある。
その良い側面から見たならば、すべてはうまくいっている」
ということです。
いまあなたは目の前の事態に頭を抱えているかもしれませんが、助っ人さんみたいな見方ができるようになれば、
その事態をさっそうと解決!できちゃうかもしれませんよ~(*´ω`*)
すべてはうまくいっていると意識すれば、潜在意識は変わりだす
では、そのように物事を良い側面から見られるようになるためにはどうすればいいのか?というと、ここで、
「すべてはうまくいっていると唱えましょう。そうすれば潜在意識がうまく導いてくれます」
が出てきます。
潜在意識には、意識したものを集めるという特性があります。
これは難しい話ではなく単に、
「白い服がほしいな、と白い服を意識すれば、街で白い服を着ている人に自然と目がいくようになる」
というような話です。
誰にでもこういう経験はありますよね。
まず「白い服」と意識をすることで、それに反応して潜在意識のほうが、
「お、白い服に関心があるのね。じゃあ白い服に関する情報を集めてあなたに見せてあげるよ~」
というふうに働きはじめるので自然と白い服が目につくようになります。
「白い服を意識しましょう、そうすれば潜在意識がうまく白い服のほうに導いてくれます」
と言えますね。
これと同じ要領で、あなたがすべてはうまくいっていると意識をすれば、潜在意識はそれに反応し、
「おお、すべてはうまくいっているということに関心があるのね。
ほんならすべてはうまくいっているということに関する情報…、つまり、すべての物事の良い側面のほうの情報を集めてあなたに見せてあげるよ~」
と働きはじめますので、白い服に気づくのと同じようにして物事の良い面に気づくようになります。
こうして良い面に気づくのを促す意味で、
「すべてはうまくいっていると唱えましょう。そうすれば潜在意識がうまく導いてくれます」
と言われています。
潜在意識により強く働いてもらうため、口に出して唱える
わざわざ口に出して唱えるのは、より強く「すべてはうまくいっている」ということを意識するためです。
どんなことでもそうですが、頭の中で漠然と意識しているよりも「こうだ!」と口に出してハッキリ言ったほうが意識は強まりますよね。
しっかりと口に出すことでより強く意識し、より強く意識することで潜在意識がより強く働きだし、
より早く物事の良い面に気づけるようになることを狙って「口に出して唱えましょう」と言われています。
すべてはうまくいっていると思考するのが先
よく、
「すべてがうまくいっている現実になればすべてはうまくいっていると思うけれど、まだうまくいっていないのにうまくいっているとは思えない」
と言う方もいらっしゃるのですが、これでは潜在意識はうまく働いてくれなくなってしまいます。
これは、
「うまくいった後になってからうまくいっていると思考するので、今はまだうまくいっていないと思考します」
ということですよね。
すると潜在意識は今現在している「うまくいっていない」という思考に反応し、
「ほいほい、うまくいっていないということに関する情報を集めればいいのね?
だったら、物事の悪い側面のほうを見せてあげなくちゃ!」
と働くため、うまくいっていない現実を見ることになります。
まず先に、うまくいっていると思考をする必要があります。
①なにかしらの思考をする
↓
②その思考の影響を受け、潜在意識がその思考にそった情報を集める
↓
③現実で見えるものが、思考する前と違って見えるようになる
この順で働いているのが人間の脳ですので、最初に思考をしてくださいね。
「すべてうまくいってからすべてはうまくいってると思おう」
ではなく、
「すべてはうまくいっていると思うからすべてうまくいく」
です。
潜在意識をより早く変えるため、ぜひ日常でも良いこと探しを
唱えはじめのころは、「すべてはうまくいっている!」と意識したあと、
「いやでも、うまくいってないんじゃないの?」
というふうに思い直してしまうことが多いかと思いますが、
「おっと、こうしてうまくいってないんじゃないの?と思考するから、潜在意識がうまくいってないことを探して、うまくいってない面しか見られなくなるんだったな」
と意識して、またすべてはうまくいっていると思い直してください。
日常生活の中で、物事の良い面をいろいろと考えてみるのも良いと思います。
簡単なことでいいですので、たとえば、
「私、りんごは嫌いなんだよね。でも、赤色は好き。りんごにも良い面があるな」
「駅まで歩くの面倒だな…。でも、歩くのってすごく健康にいいって言うし、それは歩くことの良い面だよね」
などです。
そうして意識的に良い面を見るようにすればするほど、潜在意識がそれに反応して強く働きはじめ、すべてがうまくいっている現実を見せてくれるようになりますよ(*^^)v
気づいていなくても、物事には必ず良い側面がある。
本当は既に、すべてはうまくいっている。
潜在意識の話では、「すべてはうまくいっている」のほかに、
「あなたの望むものは、すべてある」
というふうに言われることもありますよね。
この言葉も、
「そうそう、すべてある…って、いやないよ!どういうことだよ!」
と突っ込みたくなる方が多いのではと思いますので、よければ以下の記事も参考になさってみてください↓
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本当に、やりたくないことはやらなくていいの?
今回は「やりたくないことはやらなくていいのか?」についてです。
潜在意識の話の中ではよく、
「やりたくないことはやらなくていい、やりたいことだけやればうまくいく」
と言われますよね。
でもこれを聞くと、
「いやいやいや、やりたくないことだからってやらずにいていいわけ?
そんなの、うまくいくどころかダメになっていきそうなんだけど…」
と、誰しもが思うのではないでしょうか。
なので、今回はここについて詳しくお話していきます。
やりたくないことは「快楽か歓喜か」を基準にしてみる
何かに対してやりたくないと感じたとき、やらないでいたほうがうまくいく場合と、やらないでいるとうまくいかなくなってしまう場合があります。
「じゃあ目の前のやりたくないことが、やらないでいるとうまくいくことなのか、
それともうまくいかなくなってしまうことなのかって、どうやって判断すればいいの?」
というと、
「これをやらないでいると、快楽を得られるだろうか?それとも歓喜が得られるだろうか?」
というふうに考えてみてください。
快楽を得られると思った場合は、やりたくないことをやらないでいるとうまくいかなくなってしまいます。
けれど歓喜を得られると思った場合は、やりたくないことはそのままやらないでください。やらないほうがうまくいきます。
ちょっとこれだけじゃわかりにくいので、もう少し詳しく説明してきますね。
人が潜在意識の底の底から望むのは、歓喜
私はダンスレッスンに通っているのですが、そのダンスの先生が以前に「快楽か歓喜か」というお話をみんなに向けてしたことがありました。
「ダンスに限らないけど、物事は快楽を求める人ではなくて歓喜を求める人のほうがうまくいくよね。
練習はやりたくないことだから、家でテレビを見ているほうが楽だからと目先の楽…快楽を求めてやらないのもアリ。
ただ、快楽を得た代わりに歓喜を失うことになる。
『できないことを練習してできるようになったぞ、嬉しい!自信がついた!』
という歓喜、向上心を持って取り組んでいる人たちと分かり合う歓喜などは手に入らない。
人はつい快楽に手を出してしまうけれど、本当は誰だって快楽ではなく歓喜を手にしたいはずだし、ちゃんと歓喜にフォーカスしている人はうまくいく」
という内容でした。
これを聞いたときに、ほんとにそうだな~と思った覚えがあります。
目の前のことを避けて楽をしたいというふうに快楽を求める気持ちは、誰しも大なり小なり持っているとは思います。
けれど、
「私の本当の本当にやりたいことは、目先の快楽を追い求め続けることです!
目先のことしか考えなかった結果自分が何を失うことになっても、目の前の快楽だけを追って生きていく!
心の底からそんな自分でありたいと望んでいるんです!」
…な~んて方はそうそういないと思うんですね。
それよりも、そうして楽を追い求める心を克服したい、もっと強くありたい、成長したい、誇れる自分でいたい…というふうに、歓喜にあふれた人生を望む方のほうがずっと多いと思います。
快楽を求めるよりももっと強く、歓喜を求めて生きているということですよね。
ならば、
「いま、私はこれをやりたくないと思っている。
ではこれをやらないことで、私が得るのは快楽だろうか?それとも歓喜のほうなのだろうか?」
と自分に問いかけてみると、そのやりたくないことをやったほうがいいのか、やらないほうがいいのかがわかりますよね。
快楽にフォーカスすると、潜在意識に罪悪感が募る
「やりたくないことだと感じる理由が、快楽を得たいからだ」
というのがどういうときかというと、なにかを「面倒くさいな」と思ったときなんかがそうですよね。
「洗濯するの面倒でやりたくないな~、やらなければダラダラできるしな~」
とか、そういうことです。
こういうのって、後回しにしてやらなかったその一瞬だけは確かに楽になりますよね。
ただしそれと引き換えに、罪悪感や後悔を手にすることになった…という方は多いのではないでしょうか。
本当の本当は、
「それをちゃんとできるような人間でありたい」
と望んでいるのに、その本当の望みに背いて一時の快楽を選んでしまったがために、
「私は目の前のことから逃げてしまった、本当に望んでいることができなかった」
という思いが生まれてしまう。
こういう罪悪感は、感じれば感じるほどに潜在意識下に募っていき、自信が失われていきます。
そうすると潜在意識は、
「この人は罪悪感が好きなのか。それなら、もっと罪悪感を感じていられるようにしてあげなきゃ。
ちゃんと自信がないままでいさせてあげよう!」
というふうに働きはじめるので、物事がうまくいかなくなります。
ちょっと面倒だし…という理由でやりたくないなというときには、
「だけど、私が本当にほしいものは歓喜のはずだ」
と意識して、思い切ってやってみてください。
やる前は面倒で嫌だな~と感じますが、けれどやった後には、
「私はちゃんとやろうと思ったことをやったぞ」
という歓喜を得られます。
この歓喜も、感じれば感じるほど潜在意識下に募っていきます。
すると潜在意識は、
「この人は歓喜が好きなのね。じゃあもっと歓喜を感じられるようにしてあげよう」
という方向に向かいますので、物事がうまくいくようになりますよ。
歓喜にフォーカスすると、潜在意識に自信が募る
「やりたくないことだと感じる理由が、歓喜を得たいからだ」
というのがどういうときかというと…。
たとえば、
「私は休日は一人で静かに好きなことをしたい」
と思っているとします。
これは自分の望むようにその日を生きたい、自分らしく過ごす歓喜を得たい、ということですね。
しかし小さなころから親に、
「友達が誘ってくれたんだから外に遊びに行きなさい!一人でいたいなんて、なんという暗い子なの!!」
というふうに言われて育ってきたために、
「人から誘われたら、嫌でも断らずに行くべきである」
という固定観念が潜在意識下にあるとします。
すると人から誘われたときに、
「行きたくないけど…行かなきゃ…行くべきだもの…。でもでも、本当の本当は行きたくないよ…」
と感じますよね。
このように、
「やるべきだとは思うが、でもそれをやると私は私らしくいられなくなってしまう。
自分自身として生きる歓喜を得られなくなるから、やりたくない」
という場合には、思い切ってやらないほうを選んだほうがうまくいきます。
最初は勇気がいるかもしれませんが、思い切ってやらないほうを選択すると、
「自分らしくいるとは、こんなに嬉しいものなのか!」
という歓喜を得られます。
そうしてやりたくないことはやらないようにしているうちに、
潜在意識下にあった「こうするべきである」という固定観念は消えていきます。
そして今度は新たに、
「私は固定観念どおりにしなくていい、自分らしく生きていいんだ」
という自信や歓喜のほうが潜在意識下に募っていきますから、
「では、より自信にあふれ、歓喜に満ちていられるようにしてあげよう」
というふうに潜在意識は働きはじめ、うまくいくようになりますよ。
「やりたくないこと=自分自身でいられないこと」と考えてみて
「やりたくないことはやらなくていい」
というのは決して、一時の快楽だけを追い求めていればそれでいいのですよという意味ではなく、
「人から『ああするべきである、こうするべきである』と言われたことを、無理してやることはないんですよ」
「自分が自分であるために必要のないことは、やらなくていいんですよ」
というような意味だととらえてみてください(*´ω`*)
あなたが今やりたくないことは何ですか?
それをやらないことで手に入るのは、一時の快楽ですか?
それとも、自分が望む自分でいられるという歓喜ですか?
潜在意識の話だと、
「やりたくないことはやらないほうがうまくいく」
というののほかに、
「何もしなくてもうまくいく」
というふうに言われることもありますよね。
これも、
「おいおい、何もしなくてうまくいくなんてことあるの…?」
と感じる方が多いかと思いますので、以下の記事も参考にしていただければ幸いです↓
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