既にあるとは、既に所有することが決まっているということ

薔薇

 

既にあるとは、既に所有は約束されているという意味

 

今回は「既にある」についてのお話です。

既にあるについては以前にもお話したことがあるのですが、どうもここは理解しがたいと感じる方が多いようなので、もう一度ご説明していきますね。

 

 

引き寄せでは、

「あなたの望むものは既にある」

というふうによく言われます。

たとえばお金がほしいのであれば、お金は既にあるのだ、と。

こう言われると、

「いやお金ないよ、ないからほしいと思ってるのに…」

と思っちゃいがちですよね。

 

 

ただ、既にあるということを、

「あなたはこの現実で、既にお金を所有している」

という意味にとらえるのではなくて、

「あなたがいずれ現実でお金を所有することは、既に約束されている」

という意味だととらえればわかりやすいかな?と思います。

 

 

まだ所有していないという認識は正しい

 

「私はいまお金がほしいと思っている、しかし、実際にはお金を所有してはいない」

というあなたの認識は正しいです。

ときに「既にある」という言葉を聞き、

「この現実世界で私が既にお金を所有している…だと…?

し、信じられないがそう言うなら…そう思わねばァァッ!!」

というふうに、いま自分が実際にお金を所有していると無理やり思いこもうとする方もいらっしゃるのですが、そんな必要はありません。

実際のところ所有していないものはしていないのですから、していないと思うのがまっとうな反応です。

 

 

ただ、現実で所有していなくても、内面で所有をすることは可能です。

たとえば札束をいっぱい持っているところをイメージするとか、

そのお金で好きなものを買うところをイメージするとか、そういうことはできますよね。

これは、あなたは内面では(頭の中では)お金を所有しているということですよね。

 

 

で、引き寄せは内面にあるものが現実に反映されるという法則ですので、

内面でお金を所有できているのであれば、それはいずれ現実へと反映され、現実でもお金を所有することになります。

内面で所有した時点で、そのうち現実でも所有することになるのは約束されたようなもの。

この、

「現実での所有は既に約束されている」

というのを、「既にある」と言っているのであって、

「いま、この現実であなたは既にお金を所有しているのですよ」

という意味ではないのだ…と考えれば、少しはわかりやすいのではないでしょうか?

 

 

大事なのは、

「この現実で、いまお金を既に所有していると思いこむにはどうすればいいのか?」

といったことでは全くなく、

「内面でお金を所有し続けること」

です。

途中で「どうせお金なんて入ってくるわけがない…」と思ってしまっては、

内面でもお金を所有するのをやめたということですし、それでは現実にお金を所有することができなくなってしまいますからね。

現実に反映されるまで、お金は既にある(お金の所有は約束されている)と思い続けることが大切です。

 

 

現実に所有していないのに、既にあると言われても…

 

こう聞くと今度は、

「いやいやでも…現実にお金を所有していない状態では、どうしても『お金が既にある(お金の所有は約束されている)』とは思えない…どうすればいいの?」

と思う方も多いかと思います。

どうすればいいかというと…えーと、これはですね…。

 

 

 

 

 

既にあると思うしかないんだから、四の五の言わずそう思ってください。

 

 

 

 

 

…としか言いようがないです(;^ω^)

「えっ、冷たッ!!そんなあ…」

と思うかもしれませんが、うーん…けれどこればっかりは本当に、

そうするしかないからそうしてほしいとしか言いようがないんです。

 

 

内面で所有し続けるためには、本人がそうすると決意するしかない

 

私の言っている、

「内面で所有すれば現実でも所有できる。だから内面で所有して現実になるのを待ちましょう」

というのは、

「種を植えれば花が咲く。だから種を植えて花が咲くのを待ちましょう」

というのと似ていると思うんですが、ではではあなたが誰かに、

「種を植えると花が咲くんだよ。だから先に種をまいて、それで花が咲くのを待とうよ!」

と言ったとして、その相手から、

「でも、現実に花が咲いてないんだから私はどうしても種を植えようと思えません。どうすればいいですか?」

と聞かれたら…どうでしょう?

「いや、でも花を咲かせたいなら先に種を植えるしかないんだし…。

そうするしかないんだからそうしてほしいんだけど…」

としか、言いようがなくなってしまいますよね。

 

 

誰にも、その人の脳内を無理やりに操作して「種を植えようと思わせてあげる」ということはできないですし、その本人が、

「よし、それを信じて先に種を植えよう!」

と決意し、実行するしかありません。

同様に、

「お金が既にあると思えないのですがどうすれば…?」

と言われた場合、私が脳内を操作して「そう思わせてあげる」ということはどうしてもできない以上、

「とにかく、ご自身でそう思うのだと決意し、そうしてください」

としかお伝えすることはできないです。

ここから先は、あなたが決意をするかしないかですよ!

それにかかっています、応援しておりますよー!(っ`・ω・´)っフレーフレー!!!

 

 

「既にある」を「現実に既に所有しています」という意味ではなく、

「内面に所有しているならば、現実に所有することは既に約束されています」

という意味だととらえてみてください。

 

 

あ、ちなみに他の「既にある」についての記事はこちらです、

よければこちらも参考になさってみてください↓

 

 

 

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引き寄せは、他人の幸せを願うとうまくいく?

アネモネ

 

他人の幸せを喜ぶと、なぜ自分に良い引き寄せが起きるの?

 

今回は、引き寄せと他人の幸せとの関係です。

引き寄せだとよく、

「他人の幸せを喜ぶと自分に良いことが引き寄せられてくる」

と言われますが、はてさて、これは本当なのか?についてです。

 

 

良い引き寄せが起きるのは、潜在意識が自他を区別しないから

 

他人の幸せを願ったり喜んだりすることで、自分に良い引き寄せが起きるというのは本当です。

では、なぜそんなことが起きるの?というと、これは潜在意識に自分と他人の区別がつかないという特徴があるためです。

こう言うと、

「なるほど~!…って、いや待て待て、私は自分と他人の区別くらいついとるわい!

どういうこと?」

と思う方もいるかもしれませんが、どういうことかというと…。

 

 

たとえば、映画の主人公が殺人鬼に追いかけられて必死に逃げまどっているシーンなんかを見ると、なんだかこちらまで心臓がドキドキしたり、手に汗を握ったりしますよね。

実際には自分にはまったく危険など迫っていないのだから悠然としていればいいものの、一緒になって怖くなってしまうのはなぜなのかというと、潜在意識が自分の身に起きていることと勘違いしているからです。

 

 

ただ、顕在意識のほうは潜在意識と違って賢いですから、そんな勘違いは起こしません。

あくまでも映画の中の話だということは理解しています。

つまり、

 

○顕在意識→こんなの作りもんやで~、自分は安全やで~(´ω`)

○潜在意識→ッギャーーーー俺アブナイ今まさに危ねぇええええ!!((;゚Д゚;))

 

…という2つの意識が同時に存在しているため、

「(顕在意識上では)作り物だとわかっているのに(潜在意識のほうはわかっていないので)怖くなる」

ということが起きます。

意識の上で、自分と他人の区別がつかなくなるなんてことはないですよ、ちゃんと顕在意識が働いていますからね。

同様に、心温まる映画を見て主人公の幸せ(他人の幸せ)を喜び涙しているときなんかも、

 

顕在意識→こんなの作りもんやで~、自分と関係ないで~(´ω`)

潜在意識→ううぅっ…俺、俺…幸せだぁあああ!!。゚(゚´Д`゚)゚。

 

となっています。

 

 

他人の幸せを願うのは、自分の幸せを願うのと同じこと

 

これでいくと、他人の幸せは願ったほうがいいですよね。

人に対して幸せになってね、応援するよと思うのは、

 

顕在意識→願ってるのは他人の幸せで自分じゃないで~(´ω`)

潜在意識→俺、幸せになってね!応援してるよ!(*´∀`*)

 

ということだし、自分に幸せになってねと声をかけたのと同じこと、

自分自身を応援しているということです。

徐々に潜在意識下に「私は私を認めている」という自己肯定感が根付いていきますし、

そうして自分を肯定する気持ちが強くなれば、そのぶん良いものが引き寄せられてきますよね。

なので、どんどん他人の幸せを願い、その人に良いことがあったときには喜んでみてください。

すべて自分のこととして、潜在意識に蓄積されていきます。

 

 

あくまでも顕在意識のほうは、

「私が喜んでいるのは他人の幸せであって自分ではない」

というふうに自分と他人を区別していますので、最初のうちは潜在意識下で変化が起きていくのは自分でもわかりません。

なので、

「本当にこんなことで良いものが引き寄せられるようになるのかなあ…?」

と思いがちになるかもしれませんが、大丈夫です、そのまま続けてみてください。

しばらくすると、なんだかわからないけれど気持ちが前向きになってきたとか、

なぜか最近良いことが多いな、ということが起きてくると思いますよ(*´ω`*)

 

 

引き寄せるために、嫌いな他人の幸せまで願わなくていい

 

で、ここまでを聞いて、

「そっか、そうして良い引き寄せが起きるんならそうしたいところだけど…。

でもなぁ~…私はすごく嫉妬深い性格だし…他人の幸せを喜ぶなんてとてもできそうにないよ…」

と思った方もいるかもしれませんが、そうして心配になった方って、

身近な誰かの幸せを願ったり、嫌いな人の幸せまで喜ばねばならない、と考えてませんか?

いやいやいや、そんなことはないですよ。

だって、さきほどお話したように潜在意識は映画の主人公と自分との区別もつかないんですから、

身近にいる他人の幸せを喜べそうにないなら、映画の主人公とか、好きな漫画のキャラクターとか、好きな芸能人とかの幸せを喜んだらどうでしょう?

「大好きな芸能人がテレビで『素晴らしい映画に出演させていただけて本当に光栄です』って言ってた!

私、この人が良い仕事ができていることが嬉しい!」

とかならできるのではないでしょうか?

 

 

わざわざ、

「大嫌いなAさんの幸せまでをも願わなきゃいけないんだ」

とか、そんな縛りを設けて苦しむ必要はまったくありません。

自分が応援したい、幸せになってほしいと感じる他人の幸せを願えばそれでいいんですよ。

そうしてどんどん良いものを引き寄せてくださいね(*^^*)

 

 

他人の幸せを願えば自分に良い引き寄せが起きるのは本当。

ただし、だからといって嫌いな人の幸せまで無理に願おうとする必要はない。

 

 

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潜在意識は、なぜ望まないことを現実化してしまうの?

蘭

 

望まないことが起きるのは、潜在意識が働いていないから?

 

今回は、引き寄せの法則を実践していて望まないことが起きたときのお話です。

ときに、自分が望んでいることとは逆のことが起きてしまい、

「なんでこんな望まないことが起きるんだ、潜在意識は何やってんねん!」

と言いたくなることもあるかもしれません。

そうして望まないことが起きたー!と思ったときに悩まずにすむように、

以下の3つの点をふまえておいてほしいと思います。

 

 

顕在意識上で望まないことでも、潜在意識は現実化する

 

ではでは、ふまえておいてほしい1つ目の点についてです。

「なぜ望まないことが起きてしまうの?」

と思う方は多いのですが、そもそも引き寄せは、望むものを現実化する法則ではありません。

引き寄せではよく「思考が現実になる」と言いますが、この「思考」というのは顕在意識上で何かを望む思考のことではなく、潜在意識下にある観念のことです。

 

顕在意識上の思考→お金持ちになりたい!

潜在意識下の観念→どうせ私は貧乏だ

 

という場合ならば、潜在意識が現実化するのは貧乏のほうです。

潜在意識に望むものを叶えてもらいたいのならば、

まずは自分の観念「私は貧乏だ」を「私は金持ちだ」に変える必要がありますね。

そのように観念を変更すれば、確かに望みは現実化します。

 

 

けれど、私は貧乏だという観念を持ったままに、

「私は(顕在意識上で)金持ちになりたいと思考してるのに、なんで貧乏なんて望まないことが現実化してんの!

潜在意識はちゃんと仕事してんのかー!」

と思っても潜在意識としては、

「いや俺の仕事は顕在意識上の思考に従うこととちゃうねん、観念の現実化やねん。

俺ちゃんと『私は貧乏』って観念を現実化してるし…。

まじめに働いとるがな…(´・ω・`)」

ってなっちゃいますね。

 

 

望まないことが起きたと感じている方はまずは、

「引き寄せのことを、顕在意識上で望んでいることが現実化する法則だと誤解してしまっていなかったか?」

という点について確認なさってみてください。

顕在意識上の思考が現実になるわけではないということに関して、もう少し詳しく書いてある記事はこちらです↓

★潜在意識と顕在意識では、潜在意識が勝つのが引き寄せである★

 

 

願望実現していく過程で、望まないことが起きることもある

 

次に2つ目の点です。

もしあなたが「私はお金持ち」という観念に変えたならば、潜在意識はそれを現実化しようとしはじめます。

この際に、なぜか出費が続くようになったり…といったことは実際にありえます。

これはさすがに、

「収入が増えるんじゃなくて出費が増えるって真逆もいいところだろ!

なんでこんな望まないことが起きるんじゃ!」

と言いたくもなると思いますが、でもでもよーく考えてみてください、

お金は普通、出さないと増えませんよね。

なのでお金を得るために潜在意識が、

「ほんならまずはリターンを得るための投資をしましょ」

となり、出費が増えることがあります。

 

 

これは、顕在意識上では望まないことが起きているかのように感じますが、

実際には望むとおりの方向へと向かっているからこそ起きていることです。

こういうことが起きたときには、つい肩を落としがちになるお気持ちもわかりますが、

「この出費は必ず増えて返ってくる」

という強い気持ち(観念)を持ち続けてください。

 

 

望む方向に行く保証は?と考えると、潜在意識は望まないことを起こす

 

ここで、

「でも、増えて返ってくるという保証は?」

と言いたくなった方もいるかもしれませんが、そのような疑問が出るということは…、

「このままお金は減り続けるのでは?」

という観念が強いから、ですよね。

 

 

潜在意識は観念を現実化するのですから、「私はお金持ちだ」という観念を、

そのように「このままお金は減る」という観念へと切り替えたら、その瞬間に潜在意識は、

「お、お金持ちを現実化するんじゃなくて、お金が減ることを現実化することになったの?

オッケー!じゃあこれまでお金持ちになるためにした投資が無駄になって、リターンが来なくなるようにしなきゃ」

というふうに方向転換するため、実際にお金は減り続けてしまいます。

 

 

「お金は増えて返ってくるという保証があるからそう信じよう(そういう観念を持とう)」

ではなく、

「お金は増えて返ってくると信じるから(そういう観念を持つから)そう保証されるのだ」

ということを強く意識し、自分はお金持ちだという観念を持ち続けることに注力してください。

 

 

こちらの、

「潜在意識が願望実現する過程で、いったん望まないことが起きるようになる」

ということに関しては、こちらの記事により詳しく書いてあります↓

★状況が悪化した…潜在意識は何やってんの?と思ったときは★

 

 

些細な望まないことは、どんな観念の持ち主にでも起こり得る

 

最後に3つ目です。

「望まないことを現実化させてしまっているみたいなのですが…」

という質問をいただいたとき、

「その望まないことって具体的にどんなことでしょう?」

と聞いてみると、

 

○どしゃぶりの雨に降られてしまった

○お釣りの金額が444円という不吉な数字だった

○家に置いてあった小銭がどっかにいっちゃった

 

…などなどの場合があるのですが、えーと、これは…、

そりゃあ生きてれば、どんな観念を持ってる人にだってたまにはそういうこともあるんじゃないですかね…?(;^ω^)

こういうことに対して、

「望まないことが起きた、私の潜在意識はなんでこんなことを起こすのかしら?」

とか真面目に考える必要はないです、特に夢の実現とか、観念がどうとかは関係なく誰にでも起こる出来事です。

ここで、

「こんなことが起きるのはうまくいってない証拠!?私の夢は叶わないのかも…!」

というような観念を持つと、潜在意識がその観念を現実化して夢が叶わなくなってしまいます。

こういう場合は気にしないのが一番ですよ(*´ω`*)

 

 

「でも、私はそういうことが起こるとついつい、私の何が悪くてそんな望まないことを引き寄せたのかな?とかいろいろ考えてしまう…」

という方は、以下の記事を参考になさってみてください↓

★望まないことを引き寄せるのはなぜなのか?★

 

 

①潜在意識は望むものを現実化するわけではなく、観念を現実化する

②夢の実現の過程で、一時的に事態が望まない方向にいっているように感じることもある

③夢の実現と関係のない些細な出来事は気にしないほうがいい

 

 

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潜在意識に、複数の願いを叶えてもらうにはどうすればいい?

クロッカス

 

複数の願いがあるけれど、潜在意識は叶えてくれる?

 

今回は、潜在意識の力を使って叶えたい願いが複数ある場合についてです。

「潜在意識に複数の願いを叶えてもらうにはどうすればいいですか?」

「あまり多くのことを望むと、潜在意識の力が分散して叶いづらくなりますか?」

という質問をいただくこともありますので、この点についてお話していきます。

 

 

もともと潜在意識は、複数の願いを叶える力を持っている

 

「潜在意識に複数の願いを叶えてもらうためにはどうすればいいのだろう?」

…というふうに考える方もいらっしゃいますが、潜在意識というものはもともと複数の願いを叶えられるようにできていますので、本当はどうにかしようとする必要はありません。

「どれだけ願おうが、全部叶う!」

と余裕をかましていればいいだけです(*^^)v

 

 

「複数の願いを叶えてもらうためには…」

と考えている方って、自覚はないかもしれませんが、

「本来は、願いは複数は叶わないもの(あるいは叶いにくいもの)」

という前提を持っていらっしゃいますよね。

複数の願いが叶って当然だという前提を持っているならば、

そもそも複数の願いを叶えるにはどうすれば?という発想は出ないはずです。

 

 

潜在意識はその方の持っている「前提」を現実化するのがお仕事なのですから、

「複数の願いは叶わない」

というその前提が現実化し、複数の願いは叶わない現実が作られてしまいます。

大切なのは、

「複数の願いを叶えるにはどうすれば?」

と考えることではなく、

「潜在意識なら、いくつでも願いを叶えられて当然である」

という前提を持つことです。

 

 

複数の願いを持っても、潜在意識の力は分散しない

 

「あまり多くのことを望むと、潜在意識の力が分散して叶いづらくなりますか?」

…という質問はわりと多くいただくのですが、分散はしません。

 

 

たとえばですが、あなたにお子さんがいてもうすぐ5教科のテストがあるとします。

そこでお子さんが、

「同時に5つも良い点数を取ろうとしたら力が分散して良い点を取りにくくなる。

だから私は国語しか勉強しない、一点集中のほうが良い点数が取れる」

と言い出したら、

「一点集中ってそういう意味と違うがな」

と思いませんか?

国語を勉強するときは国語に一点集中、算数を勉強するときには算数に一点集中と、

そのときどきで自分のやっていることに集中すれば、5教科全部の成績を上げることは可能です。

国語をやりながら算数のことを考えて上の空、算数をやりながら理科のことを考えて上の空、とならなければいいだけですよね。

 

 

複数の願いがあったとき潜在意識が、Aの願いを叶えようとしながらBの願いのことに気を取られて上の空になる…なんてことはありません。

AならA、BならBとちゃんとそのときどきで一点集中しますから、大丈夫ですよ。

 

 

むしろ、複数の願いを持つほうがひとつしか持たないより良い

 

どうにも、

「一点集中のほうがいいのでは?」

「複数の願いを持つのは…多くを望むのは傲慢では?」

といった思いから願いをひとつに絞ろうとしてしまいがちですが、

人生をより良くしたいのであれば、むしろ複数の願いを持っていたほうがいいです。

 

 

たとえば、

「多くを望むのは傲慢だ、だから私はお金のみに一点集中する!

大金を手にするという願いを叶えられるなら、他には何も望まない!」

と金銭面にのみ一点集中しているAさんと、

「お金がほしいな~。でも家族関係も良くしたいし、恋愛関係も良くしたいし、新しい趣味もはじめたいな~♪」

と複数の願いを持っているBさんがいたとします。

一見、あれもこれもと思っているBさんよりも、強く強く一点集中しているAさんのほうがお金が入ってきやすいように思うかもしれません。

 

 

ただAさんの場合、

「お金が入ってくるなら他は何も望まない(金銭面以外はどうなってもいい)」

という前提がありますので、潜在意識は本当にその前提どおり、他がどうなってでも金銭面のみを充実させようとします。

それで、

「潜在意識の力で見事お金持ちになりました!

ただしその過程で一家は離散、友達もいなくなりました!」

とかになったとして、本当にAさんはそれで幸せだと思えるのかというと…どうでしょう?

 

 

対してBさんは、

「お金がほしいな~。でも家族関係も良くしたいし、恋愛関係も良くしたいし、新しい趣味もはじめたいな~♪」

と思っていますが、これは言い方を変えれば、

「お金がほしい。だが、家族面、恋愛面、趣味を犠牲にはしない」

と思っているということですので、潜在意識はその思い通り、家族・恋愛・趣味の面を犠牲にはせずにBさんをお金持ちへと導きます。

どうでしょう、複数の願いを持ったBさんのほうが幸せそうじゃありませんか?

 

 

実際のところ人間って、

「たったひとつだけ願いが叶えば、それで心から幸せ」

ということはなかなかありません。

そのひとつ以外にも大切にしたいものはあるはずですし、ひとつを叶えるために他の何かを犠牲にせねばならないということもありません。

堂々と、複数の願いを持ってくださいね(*´ω`*)

 

 

潜在意識はもともと、複数の願いでも叶えられるようにできています。

「一点集中すべき」

「多くを望むのは傲慢だから謙虚でいるべき」

と思わず、遠慮なく複数の願いを持ってください。

 

 

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この夢は、潜在意識が何かを知らせてくれてるの?

ベッド

 

意味ありげな夢を見た、これは潜在意識が関係してるの?

 

今回は、潜在意識と夢の関係についてです。

中には、

「今日こんな夢を見たんだけど、これは潜在意識からの何かのお知らせなのだろうか?」

「これって潜在意識からきた良い暗示なの?それとも悪い暗示なの?」

と気になる方もいるかもしれませんので、そこについてです。

 

 

夢は潜在意識からのお知らせかもしれないし、そうじゃないかもしれない

 

えーと、しょっぱなで今回は潜在意識と夢の関係についてです!とか言っておきながらなんなのですが、

夢に関しては、現代の科学でもそこまで詳しくはわかっていません。

「人は寝ている間に記憶や情報を整理していて、その情報整理の過程で出てくるノイズのようなものが夢。

ただのノイズなので、特に深い意味はない」

というお話もありますし、

「寝ている間は論理的思考が弱まる。

つまり常識にとらわれない発想ができるため、夢によって願望実現や問題解決へと導かれることがある」

というお話もあります。

なので、

「この夢は潜在意識からのお知らせなの?」

という疑問に対しては、そうかもしれないしそうではないかもしれない、としか言えません(;´・ω・)

 

 

 

願望実現するかを気にしているなら、夢に意味はない

 

ただ私としては、

「『これは潜在意識からの知らせなのか?』と気にする方の見た夢は、ただの意味のない夢である可能性が高いのでは?」

という気がしていますので、なんで意味がない夢だと思うのか?についてお話していきますね。

 

 

仮にAさんが、

「海に行く夢を見た。

これは潜在意識からの良い知らせ?海に行くと願いが叶うのかな…。

いや、でも行くと願いが叶わないよって知らせるための夢だったのかも…」

と気にしていたとします。

 

 

このときのAさんは、

「海に行くか否かで、これから願望が叶うかどうかが分かれる」

と思っていますよね。

つまり、

「いまの時点ではまだ、願望が叶うとは思っていない」

ということですよね。

 

 

潜在意識はその人の観念を現実化するのですから、この場合、

「私は願望が叶うとは思っていない」

という観念を現実化するべく、願望を叶えない方向へと動いているはずです。

願望を叶えない方向へと動いているはずの潜在意識が、わざわざ願望を叶えるためのヒントをAさんに与えるか?

というと、それはないんじゃないかなと感じます。

 

 

叶うか疑い出した時点で、潜在意識が夢を無意味にする

 

もしAさんが、前日の夜までは「願望は叶う!」と確信していたとするならば、

「よっしゃ、じゃあ叶えるヒントをあげるよ」

と潜在意識がその夢を見せてくれたのかもしれませんが、

しかしせっかくその夢を見ても、朝起きて夢のとおりにすると叶うか否かを気にしだした時点で、昨日の夜にはあった叶うという確信を揺らがせてしまったことになります。

 

 

するとそこから潜在意識は、

「なんだ、叶えるヒントあげたけどやっぱ叶うと信じるのやめたの?

じゃあ、ヒントが無駄になって叶わなくなる方向へと現実を動かさなきゃ!」

となりますので、その夢は意味のないものへと変わります。

 

 

寝る前から叶うという確信はなく、もともとただの意味がない夢だったのか、

それとも叶うという確信のもとせっかく意味がある夢を見たのに、

それを翌朝意味のないものに変えてしまったのかはわかりませんが、

どちらにしても意味はないのではないか、と思います。

 

 

夢に意味があったとしても、ないことにしておいていい

 

「この夢にはどんな意味があるの?良い暗示?悪い暗示?

この通りにすれば叶うの?叶わないの?」

というふうに気にすればするほどに、

「いまは叶うと確信していない」

という前提を強めてしまっているのですから、そのような前提が強まれば夢は叶いづらくなってしまいます。

そんなくらいなら、夢には意味はないのだということにして、

気にせずに楽しいことを考えたりしていたほうがまだマシなのではないかな~と思います。

 

 

仮にその夢が、本当に潜在意識が何かを知らせてくれていた夢だったとしても、

「意味がないとか無視しやがったー、ほんならもう叶えてやんないもんね!」

とかヘソ曲げて叶えてくれなくなったりしませんので大丈夫です。

あなたが叶うという前提でいるかぎり、潜在意識はただただ愚直にそれを現実化しようとします。

夢以外にもあらゆる手段を使って現実化をすすめてくれるのですから、

たかが夢の一回や二回、無視しようがなんだろうが願望の実現に支障はないですよ。

どどーんと構えていてください(*´ω`*)

 

 

その夢が、潜在意識からの知らせかどうかを気にしないほうが叶いやすい。

 

 

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