
立ち位置を変えるって、どういう意味なの?
今回は「立ち位置」についてです。
潜在意識のお話の中でときおり、
「立ち位置を変えればうまくいく」
と言われることもありますが、
「立ち位置を変えるってどういうこと?」
と不思議に思っている方もいるかもしれませんので、
立ち位置を変えるとはなんなのか?立ち位置を変えることでなぜうまくいくのか?
についてお話していきます。
引き寄せは、潜在意識の力で立ち位置が叶う法則
立ち位置とは、私が記事でよく話している「前提」のことを指しています。
記事を見るのが初めての方もいると思いますので、前提についてお話すると…。
まず引き寄せの法則とは、あなたの思考が潜在意識の力によって現実になるという法則です。
そして、矛盾する2つの思考があったとき、より強いほうの思考に従って動くのが潜在意識です。
たとえばあなたがお金持ちになりたいとして、
「私はお金持ちになる、なれるんだ!」
という思考と、
「そんなのどうせ無理、なれるわけない」
という相反する2つの思考があり、「どうせ無理」という思考のほうが強いとします。
すると潜在意識は、
「よっしゃ、ほんじゃ『お金持ちになるのはどうせ無理』ということを前提にして動くぞ」
と働きます。
無理だということを前提にして動く。
つまり、最初から無理だという結論ありきで、その結論を無事に迎えられるように動いている、ということ。
これではお金持ちになることはできませんので、前提を変える必要がありますね。
「私はお金持ちになる、なれるんだ!」
という思考を強く持ち、そちらを前提とする。
これは最初からお金持ちになれるという結論ありきで、その結論を無事に迎えるためにしか潜在意識は動かないということですので、お金持ちになれます。
「立ち位置」も「前提」も同じ意味で使われている
このように「前提を変える」ことを、「立ち位置を変える」と表現することがあります。
前提も立ち位置も、同じ意味だと思ってください。
前提を変える・立ち位置を変える、という表現だけではなく、
「認識の変更をする」
「信念を書き換える」
といった表現が使われることもよくありますが、どれも言いたいことは同じ、
「自分は望むことができるのだ、望むものになれるのだという思考を強く持て」
ということです。
それぞれの言葉が別個のものだと思うと混乱しやすくなりますので、今後このような言葉が出てきたときには、
「言い方が違うだけで、意味はどれも同じ」
と思っておくとわかりやすいかと思います(*´ω`*)
今の立ち位置にいると、潜在意識は望むものを見せてくれない
ネットで引き寄せを実践している方の書き込みを見ていたり、
私のもとに寄せられるメッセージの内容を拝見していると、
「この先の人生に希望が見えません」
「潜在意識の力で夢は叶えたいけれど、叶える方法が見えません」
というふうに書かれていることがよくあります。
ただ、それはあくまでも今の立ち位置(今の前提・今の認識・今の信念)から現実を見ているから見えないだけ。
立ち位置さえ変えてしまえば、必ず見えてくるようになります。
たとえばですが…あなたが友達と遊んでいて、
「見て見て、きれいな夕日!」
と友達に言われたとします。
けれどあなたの立っている場所からは、夕日が高いビルに隠れてしまっていて見えません。
このとき、夕日が見たいならば自分の立っている場所を変える…つまり、立ち位置を変えますよね。
そのままその立ち位置から動かず、自分ではなく夕日を動かそうとする方はいないと思います。
自分が立ち位置を変えれば、「夕日が見えない」という現実は変えることができる。
自分の望むもの(夕日)を見たいならば、自分が動けばいいのだ、ということをみなさんわかっていらっしゃいますよね。
潜在意識の力でうまくいくのは、立ち位置を変えた場合だけ
ただ、これが夕日ではなく「願望を叶える」という話になるととたんに、
自分の立ち位置は変えず、現実のほうを変えようとする方が増えるように思います。
「私には自信がない、できない、無理だ」
という前提に立ったうえで、できないという立ち位置に立ったままで、
「でも、こんな私でも潜在意識の力を使えば現実を変えられるのかしら?
夢を叶えるためのチャンスが、希望が見えるようになるのかしら?」
というふうにお考えになる方が多いように感じるんです。
(私自身も最初はそのように考えましたので、お気持ちはわかりますが…)
けれど残念ながら引き寄せの法則というのは、
「立ち位置を変えなくても大丈夫です。
潜在意識の力ってすごいですから、現実は変わりますよ」
いう法則ではなくて、
「立ち位置を変えさえすれば大丈夫です。
潜在意識の力ってすごいですから、現実は変わりますよ」
という法則です。
裏を返すと、
「立ち位置を変えないならダメですよ。
潜在意識の力ってすごいですから、現実は変わりませんよ」
という法則だ、とも言えるんです。
あなたが「私にはできない」という立ち位置に立っていると、潜在意識は強大な力でその立ち位置を守ろうとします。
日々の生活の中で、
「できないままでいられそうなもの」
には気づかせてくれるけれど、
「できるようになるためのもの」
は見せてくれないし、気づかせてくれません。
「できないという立ち位置にいるなら、ずっとそこに立っていられるように、
ずっとできないままでいられるように、ちゃんとチャンスは隠して見えないようにしてあげるね」
というふうに潜在意識は働いてしまうんですね。
なので立ち位置を変えないでいると、
「この先の人生に希望が見えません」
「潜在意識の力で夢は叶えたいけれど、叶える方法が見えません」
という状態から、変われなくなってしまいます。
立ち位置さえ変えれば、潜在意識が見せてくれるものは必ず変わる
けれど、立ち位置さえ「できる」に変えれば、潜在意識が隠して見えなくするものは変わってきます。
「できるという立ち位置にいるなら、ずっとそこに立っていられるように、
ずっとできるままでいられるように、ちゃんと『できないようなもの』は隠して見えないようにしてあげるね」
と働き始めます。
なので、できないという立ち位置にいるときには潜在意識が隠してしまい見えなかった夢へのチャンスも、問題解決の糸口も見えてきます。
立ち位置が変わったのに見えるものが変わらず、現実が変わらないということはありません。
夕日を見ようと立っている場所を変えているのに、見える風景が変わらないなんてことはありえないですよね。
立っている場所が変われば見えるものが変わるのが当然、変わらないほうがおかしいです。
立ち位置を変えさえすれば大丈夫。
潜在意識の力ってすごいですから、ちゃんと現実は変わりますよ(*^^)v
潜在意識の力で現実を変えるため、何よりも大切なのは自分の立ち位置を変えること。
「前提を変えること・認識を変更すること・信念を書き換えること」
という表現が用いられることもありますが、意味は「立ち位置を変える」と同じです。
今回の記事を読んで、
「うーん…立ち位置を『できる』に変えれば見えるものが変わるのはわかったけど…。
でも、どうやれば『自分はできる』なんて思えるようになるの?
そんなふうに自信持てないよ…」
と思った方もいるかもしれませんので、その場合は以下の記事を参考になさっていただければ嬉しいです↓
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願い事は「○○した」と過去形で唱えると良い?
今回は「過去形」についてのお話です。
引き寄せではよく、願い事は過去形で唱えると叶いやすいと言われます。
お金持ちになりたいという願い事があるならば、
「お金持ちになりたい」
ではなく、
「お金持ちになりました」
というふうに唱えると良いということですね。
ただ、
「そうやって過去形で言うのってなんか違和感があるんだけど…。
だって、まだなってもいないのに『なりました』ってヘンじゃない?」
と、願い事を過去形で唱えることに違和感を覚える方もいらっしゃるのではないかと思いますので、今回の記事でその違和感が解消されればよいなと思います。
過去形ではなく、普通に「○○になりたい」じゃいけないの?
まずは、なぜ願い事があるときにごく普通に「○○になりたい」と唱えないほうが良いのか?についてです。
なぜかというと、「○○になりたい」というのが「まだ○○になっていない」ということを意味してしまうためです。
たとえば、
「友達と映画を見に行きたい」
という言葉、これはまだ映画を見に行っていない状態のときにしか言うことのない言葉ですよね。
映画を見ている最中や、見終わったあとになって「見に行きたい」と言う人はいません。
「○○になりたい、やりたい」というのは「今は○○になっていない、やれていない」ということを大前提として使われる言葉です。
潜在意識は「願い事」ではなく「前提」を叶える
引き寄せの法則とは、その人の持っている「前提」が潜在意識の力で現実化するという法則です。
なので、「今は○○ではない」という前提を持っているのであれば、「今は○○ではない状態」が現実化されます。
「私はお金持ちになりたい、なりたい」
というふうに願い事を唱えるということは、
「私はいまお金持ちではありません、お金持ちではありません」
という前提を唱えているのと同じことで、言えば言うほど自分がお金持ちではないという前提を肯定し、強化していってしまうことになります。
自分はお金持ちではないという前提が強化されるほどに、潜在意識はどんどんお金持ちではない状態のほうを現実化しようと働き始めますので、
かえってお金持ちになりたいという願い事が叶いづらくなってしまう。
そのため、
「願い事を唱える際には『なりたい』という言葉を使わないように」
とよく言われます。
「でも過去形で願い事を唱えるって、違和感が…」
ここまでを聞いて、
「でもなぁ、だからって願い事を過去形で唱えましょう!というのもなぁ…。
なってもいないのに『お金持ちになりました!』って…それ違和感が半端ないんですけど…」
と感じる方も多いかと思いますが、
「私はお金持ちになったあとです」
という意味にとらえるのではなく、
「私はお金持ちになることが約束されたあとです」
という意味だととらえるとそこまで違和感はないのではないかと思います。
いま、
「え、お金持ちになることが約束されたって…私、誰とその約束をしたの?」
と思った方もいるかもしれもしれませんが、願い事を叶えるのはあなたなのですから、あなた自身と約束がなされたということです。
「すでに約束はなされたあとだ」という意味の過去形ととらえる
「友達と映画を見に行きたい」
というときに、
「私は友達と映画を見に行ったあとです」
というふうに過去形を使うと確かにヘンです。
行ってないのに行ったあとです!って、思いっきり嘘になってますから違和感すごいですよね(;^ω^)
ただ、
「私は友達と映画を見に行く約束をしたあとです」
というふうに過去形を使うことはありますよね、こちらは別に何もヘンじゃないです。
「友達と映画を見に行ったあとです」
というのは、「映画を見るということそのもの」をもうやり終えて過去のことになっている、ということですが、
「友達と映画を見に行く約束をしたあとです」
というのは、映画を見ることそのものはまだしておらず、しかしそのような未来がやってくるという「約束」はし終えてもう過去のことになっている、ということ。
同様に、
「お金持ちになること自体やり終えて、もう過去のことだ」
というふうにとらえて過去形で言うのではなくて、
「お金持ちになるという未来が決まったのは、もう過去のことだ」
という意味にとらえて言ってみてください。
そのような意味で「お金持ちになりました」と過去形を使えば、違和感は緩和されるのではと思います。
これでしたら、今現在はまだ願い事が叶っていないと認めつつ、かつ同時に今現在はもう叶っている、とも言っていますよね。
「まぁ確かにまだ映画には行ってないけど、でももう行くって決めたじゃん?
そう決まってるんだから行けるでしょ」
と、もう行くつもり、行く前提で話すのと同じく、
「まぁ確かにまだお金持ちにはなってないけど、でももうなるって決まったじゃん?
そう決まってるんだしなるじゃん」
と、もう叶うつもり、叶う前提になっていますので、潜在意識はその叶うという前提を現実化するため願い事は叶う、となります。
願い事を過去形で、ということにあまりとらわれすぎないで
あと、ここまで長々と願い事を過去形で唱えることについて語っておいてなんなのですが、
別に「願い事は過去形で唱えねばならぬ!」という決まりがあるわけではありません。
どうしても過去形に納得ができないという場合には、無理をして過去形で唱えなくとも良いと思います。
結局、願い事を叶えるうえでもっとも大切なことは何かといえば、
「叶うという前提に立っているか否か」
です。
過去形で唱えると良いと言われるのは、そのほうが叶うという前提に立ちやすくなるためそう言われているだけです。
なので、叶うという前提を持つ気のない人がいくら言葉だけを過去形にしても願い事は叶いませんし、
逆に、ちゃんと叶うという前提を持っているのであれば、過去形ではなく別の表現を使っても願い事は叶います。
何よりも大切なのは、叶うという前提である。
これを忘れないようにして願い事を唱えてみてくださいね(*^^*)
願い事を過去形で唱えるとき、
「本当にいま、願い事が叶ったあとなのだ」
ととらえるよりも、
「厳密にはまだ叶っていないが、叶ったも同然なので叶ったと過去形を使っている」
ととらえるとわかりやすく、違和感も少ないです。
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次から次へと嫌なことが重なる理由とは?
今回は「嫌なことは、なぜ重なって起きるのか?」ついてです。
日々を生きていて、
「なんかわかんないけど、辛いことや嫌なことって重なって起きることが多くない?」
と感じている方は多いのではないでしょうか?
その理由について、詳しくご説明していきます。
嫌なことが重なるのは、あなたが嫌なことを意識しているから
以前に別の記事で、
私があなたに、
「部屋の中にある青色のものを探してください」
と頼んだとすると、あなたは「青色はどこ?」と意識をします。
そうして意識をすると、今までは気づかなかったような小さな青の物体にまで気づいたりします。
これは顕在意識上で「青」を意識したため、潜在意識のほうがそれに反応し、
「お、青…青色に関する情報を集めてあげないと…。
ほらほら、あっちにもそっちにもあるよ~気づいて~」
というふうに働くためです。
と書いたことがあるのですが、人間の潜在意識というものはこのように、
「意識したものをより多く集めようとする」
という習性を持っています。
白い服がほしいなと思ったら、急に街中で白い服を着ている人が目につくようになったとか、
誰かの嫌なところを一つ見つけると、そこからどんどんその人の嫌なところが目につくようになる…といった現象も、潜在意識のこの働きが原因で起きることです。
ここまで聞いて、
「あ、じゃあ嫌なことが重なるのももしかして…!!」
と思った方、まさにそのとおり!
あなたが「嫌なこと」を意識するので、潜在意識がより多くの嫌なことを集めようとしだし、重なっていくんですね。
占いの結果をきっかけに、嫌なことが重なる方も
最初に嫌なことを意識しだすきっかけというのは、人によって本当にさまざまなのですが…そうだな、今回は「朝の占い」を例に出してみます。
朝一番にテレビで、
「今日の星座占い!最下位は…獅子座のあなた!じゃじゃーん!」
と放送されているのを見て、
「うわ私獅子座やん!朝っぱらから最悪やん!!」
とついついショックを受けてしまう方もいらっしゃるかと思いますが、
そうしてショックを受けたときに、「私には今日、嫌なことが起きる」と意識してしまっています。
そうすると潜在意識は、
「ほうほう、今日は嫌なことを集めてくればいいのね?オッケー!(`・ω・´)」
と働きだします。
すると、普段はまったく気にしないような嫌なことにまで気づくようになります。
たとえば道を歩いていて、右側にきれいな花、左側に犬のうんちが落ちていたとすると(お食事中の方すみません)、潜在意識は瞬時に、
「嫌なことはどっちかな?そうだ、犬のうんちのほうだ!
こっちに嫌なことがあるよって教えてあげなきゃ!」
という判断を下します。
そのため普段は花に目がいっていても、そういう日には犬のうんちが視界に飛び込んできて気づいてしまいます。
そしてそれに気づいてしまうと、
「うっわ、最悪!」
というふうに、より強く嫌なことを意識してしまいますよね。
そこから数珠つながりに嫌なことが重なる
そうしてますます強く嫌なことを意識すれば、ますます潜在意識は嫌なことを集めはじめます。
嫌なことなんて起きてほしくない、という気持ちから自然と物事に対して身構えてしまい、何かを行う際に無駄な力みも入るため、
「なんかよくわからないけど何もないところで転んだ」
「普段はこんな簡単な書類作成でミスなんてしないのに…!」
というふうに、リラックスしている状態でならやらかさないことをやらかしてしまったり…。
するとますます緊張が走り、嫌なことを意識し…とどんどん悪循環が起きていく…つまり、嫌なことが重なるというわけです。
「朝の占いで最下位だった日は本当に嫌なことが重なる、本当に占いどおりになる」
と感じている方もいらっしゃるかと思いますが、占いで嫌なことが重なると決まっているから嫌なことが重なる…というよりは、
占いを見ることによって「嫌なこと」に意識が向かってしまうために、本当に占いのとおりになっていってしまいます。
実は、自分で占いの内容を現実のものにしてしまっているんです。
ただこれは裏を返せば、
「どれだけ占いの結果が悪くても、嫌なことを意識さえしなければ嫌なことが重なることはない」
ということでもあります。
意識する人としない人がいますので、占いは当たると言う人と当たらないと言う人に分かれます。
嫌なことが重なるなら、良いことだって重なる
占い以外にも、なにか嫌なことに意識が向いてしまう出来事はいろいろあると思いますが、
なにかをきっかけにして自分の意識が嫌なほうへと向かいはじめたことに気づいたときには、
意識的に良いことのほうに目を向けるようになさってみてください。
嫌なことが起きたときにはついつい「最悪…」と口にしたくなるかもしれませんが、
そうして「最悪」に意識を向けてしまうため、潜在意識が最悪なことを集めて嫌なことが重なる…となってしまっているわけですので、こういうときにはあえて真逆に、
「私ってついてる、ラッキー!」
というふうに言ってみてはいかがでしょうか?
斎藤一人さんのお話で、
「ついてるついてると口にすると、良いことが起きる」
というものがありますが、これはついてると口にすることで、意識を良い方向へと向けられるためです。
最初に「ついてる」と言った時点では別についてはいないのですが、言い始めたところから潜在意識が「ついてること」を集めはじめるので、そこからついてることが重なる好循環が起きていきます。
よく、
「ついてるならついてると言うけど、ついてもないのについてると言えない」
という方がいらっしゃいますが、むしろついていないからこそ、ついてると言ってみてください。
ついてからついていると言う、今はまだ最悪だから最悪だと言う…ですと、最悪のほうに意識が向いたままなので、良いことが起きないままです。
ついてるからついてると言うわけではなく、ついてると言うからついてくる、ですよ(*´ω`*)
嫌なことが重なるのは、あなたが嫌なことに意識を向けているから。
良いことに意識を向ければ、同じようにして良いことが重なります。
ちなみに、
「なんかわからないけど、嫌なことが重なるんだよな…」
というのと同じようにして、
「なんかわからないけど、良いことと嫌なことって交互にくるんだよな…」
というふうに感じている方もいらっしゃるかもしれません。
この「交互に来る」というのも潜在意識の働きです。
よければ以下の記事を参考になさってみてください↓
★良いことと悪いことが交互にくる理由とは?★
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潜在意識は、自分を許すことで良い方向に向かう
今回は「自分を許す方法」についてです。
引き寄せではよく、
「自分を許すことで、潜在意識が良いものを引き寄せてくれるようになる」
と言われます。
これがなぜかというと、たとえばあなたに、
「○○な自分なんてダメだ」
と自分を許せない気持ちがある場合、潜在意識は、
「では、『○○な自分なんてダメだと思ったままでいられる現実』を作ろう」
というふうに働いてしまうためです。
けれど、自分を許すことができたならば?
それは自分を認めている状態に変わったということですから、そこから潜在意識は、
「お、次は『自分を認めたままでいられる現実』を作るのね?おっけー!」
と働きはじめます。
これで現実が良い方向に変わりますよね(*´ω`*)
…とはいっても、
「いや、それはもうわかってる…わかってるんだけど…。
私には自分を許すっていうことがどうしてもできないんだよ…」
と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、私のおすすめの自分を許す方法をご紹介いたします。
自分を許すためにおすすめの「1日メソッド」
ご紹介するのは108さんという方が考えた方法で「1日メソッド」という名前がついています。
この1日メソッド、ものすごく簡単です。
具体的に何をするのかというと…、
これだけです。わー、シンプル~!(*´▽`*)
もはやシンプルすぎて逆によくわからない方も多そうな気がしますので、詳しくご説明していきます。
いま、
「何があっても自分を責めない」
と聞いて、
「自分がなにかミスしたりとかしても、『それでもいいよ』と自分を許すように心がけてみましょう」
という意味にとらえた方もいるかもしれませんが、そうではなく、
「自分がなにかミスしたりとかしても、『それでもいいよ』と自分を許すように心がけるのをやめてみましょう」
という意味だととらえてみてほしいです。
「は?自分を許すよう心がけるのをやめたらダメじゃない?
それじゃあ自分を許せないままになっちゃうじゃん」
とちょっと不思議に思うかもしれませんが、むしろこちらのほうが自分を許せるようになりやすく、潜在意識が現実化するものも良いものに変わりやすいと思います。
自分を許すよう心がけるのをやめると、潜在意識は変わる
自分を許すことができないという方って、
「自分がなにかミスしたりとかしても、『それでもいいよ』と自分を許すように心がけてみましょう」
↑こちらは既にやったことがあるんじゃないかと思います。
でも、それをやっても「それでもいい」とは思えず、そう思えない自分を許せないんだ…という状態なんじゃないかな?と思うんですね。
ではどうして、
「自分に対して『それでもいい』と思おうとしているのに思えない自分を許せない」
という状態になっちゃうのか?というと…。
これはまず潜在意識下に、
「『それでもいいよ』と思えるようになることが良いことである、そう思えないのは悪いこと・未熟なことである」
という前提があり、そしてその前提をもとに、
「なので、『それでもいいよ』と思えた場合には自分を許しますが、そう思えないのであれば私は私を許しません」
というようなルールを作りあげてしまっている状態です。
そのようなルールがあると、自分に対して「それでもいいよ」と思えなかった場合、潜在意識下で瞬時に、
「これはルール上、許すわけにはいかない」
という判断が自分自身に下ります。
そして、
「それでもいいと思えない自分が(ルールを守っていないので)許せない」
となります。
この状態で「それでもいいと思えるようになろう、なろう」とするということは、
「それでもいいと思えないなら、私は自分を許さない」というルールに従おう、従おうとすることです。
従わないかぎり許さないぞ、許せないぞと、自分を許すどころか逆に責め立ててしまっているような状態です。
潜在意識下のルールを手放すため、自分を許すことをやめてみる
「自分に対し『それでもいいよ』と思わない限り、私は私を許しません」
というルールをもとに自分を許そうとすると、許そうとするたびにそのルールを守り、肯定することになってしまうので、潜在意識下でどんどんルールは強固になっていきます。
そして潜在意識下でそのルールが強固になればなるほどに、それでもいいと思えない自分がどんどん許せなくなっていってしまいます。
許そうとすればするほど許せなくなる、ということになっちゃうんですね。
この場合、
「それでもいいと思えないなら私は自分を許さない、というルールをもったままでいかにうまくやるか?」
と考えるのではなく、
「そのルールを手放すにはどうすればいいのか?」
を考えることが大切なのではないかな?と思うんです。
そして、そのルールを手放すために、
「自分がなにかミスしたりとかしても、『それでいいよ』と自分を許すように心がけるのをやめてみましょう」
なんです。
許そう許そうとするのをやめるということは、そのルールに従おう従おうとするのをやめるということですから、ルールは手放しやすくなります。
淡々とやるほうが、潜在意識は変わりやすい
1日メソッドをやっていて、
「なんで私って○○なのかなぁ…。って、あ、いま自分を責めたな」
と気づいたときには、
「ふぅん、責めたね。ふーん」
という感じで、さら~っと流すようになさってみてください。
やってみると自分で思っている以上に、1日の中で自分が自分を責めていたということに気づき驚くかもしれませんが、
「こんなにたくさん自分を責めてるなんてダメなことだ」
なんて自分を責めず、
「あ、責めたんだ。ふうん」
「ほう、ここでも責めたね、へぇ~」
という感じで、ただ責めたという事実だけを淡々と見て、それ以上は何もしないという感じでいるとよいかなと思います。
ただ淡々と…というのは、自愛や自己観察と似ていますね。
冷静な気持ちで、
「へぇ、私ってたくさん自分を責めているものなんだな~」
という事実を眺めつつ、
「自分を責めずにいるとは、楽なものなんだな~」
という心地よさを1日感じてみれば、そこから自然と自分を責めないということがうまくなってくると思います。
自分を責めない楽さを知ると、わざわざ苦しい思いをして責めようという気がなくなってきますからね。
そうして自然に自分を責めず、許すことができるようになっていけば、潜在意識が引き寄せるものも良いものに変わっていきますよ(*´ω`*)
「自分に対して『それでもいいよ』と思えないならば、私は私を許さない」
というルールを持っていないでしょうか?
そのルールを手放すことが、自分を許すことです。
ちなみに、
「ただ責めたという事実だけを淡々と見るというのは、自愛や自己観察と似ている」
と文中に書いたのですが、
「その自愛とか自己観察ってなんのこと?」
と思った方は、以下の記事も参考になさってみてください↓
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「幸せだなぁ」と唱えると、潜在意識はどうなるの?
今回は「幸せだなぁ」についてのお話です。
引き寄せではよく、
「『幸せだなぁ』とたくさん唱えると良いことが起きる」
「私はなんて幸せなんだろう、とアファメーションすれば幸せがやってくる」
というふうに言われます。
でも、
「なんで幸せだなぁって唱えるだけで幸せになれるんじゃい」
と突っ込みたくなる方もいらっしゃるのではないかと思いますので、どうしてそうなるのか?についてお話していきます。
潜在意識は、あなたが意識したものを集めてくれる
人間の潜在意識には「顕在意識上で意識したものを集める」という特徴があります。
たとえば私があなたに、
「部屋の中にある青色のものを探してください」
と頼んだとすると、あなたは「青色はどこかな?」と意識しますよね。
そうして意識すると、今までは気づかなかったような小さな青の物体にまで気づいたりします。
これは顕在意識上で「青」を意識したため、潜在意識のほうがそれに反応し、
「お、青…青色に関する情報を集めてあげないと…。
ほらほら、あっちにもそっちにもあるよ~気づいて~」
というふうに働くためです。
毎日ずーっと青色を意識して過ごしていると、部屋の中だけではなく街中の青にまですごく敏感になったり、
「ずーっと青色を見てるうちになんか青色が好きになってきたわ」
といった現象も起こったりします。
ときに、
「最初は興味なかったんだけど、好きな人が○○が好きって言ってたの聞いてから、
私まで○○が気になり始めて好きになっちゃった」
ということがあったりすると思うのですが、これとかがまさにそうですね。
「これは好きな人が好きなものなんだ!」というふうに、ずっとその○○を意識しているためにこうなります。
「幸せだなぁ」で幸せを意識すれば、潜在意識は幸せを集める
では、この要領で「幸せ」を意識すればいいですよね。
幸せを意識すると、潜在意識はそれに反応して、
「ほう、幸せをお望みか…じゃあ幸せに関する情報を集めてあげないと…」
となります。
なので、幸せを意識していなかったときには道に落ちている500円玉に気づかなくても、幸せを意識しだすと気づいたりするようになります。
潜在意識のほうが、
「お、これ幸せだなぁって思えるようなことじゃね!?見て見て!」
となるので、青色が自然と目につくのと同じ要領で、自然と500円玉に気づきます。
(500円玉はただのたとえなので、幸せを意識すれば必ず道でお金を拾えますよとかいう意味ではありませんが)
こういう感じでこれまで気づかなかったことに気づくようになり、ラッキーなこと、幸せなことが増えていくんです。
なので、幸せになりたいなら幸せに意識を向けておいたほうがいいですね。
…とはいえ、これまで幸せを意識していなかったのに突如、
「さぁこれから幸せを意識するぞ!」
と思っても、最初の数分くらいは意識できてても、ついついいつの間にか忘れちゃうものです。
なのでうっかり忘れないように、意識しつづけていられるように「幸せだなぁ」とたくさん唱えましょう、と言われてます。
「スーパーでマヨネーズ買わなきゃ」
と思いつつ数分すると忘れちゃって買い損ねることとかありますけど、
さすがに「マヨネーズ、マヨネーズ」ってたくさん言っていればマヨネーズ買うの忘れませんよね。
それと同じで、「幸せだなぁ、幸せだなぁ」と唱えるようにしてれば、幸せを意識し忘れることはありません。
そのため、潜在意識がどんどん幸せだと思えるようなものに気づかせてくれるようになります。
このようにして幸せが増えていくので、
「『幸せだなぁ』とたくさん唱えると良いことが起きる」
「私はなんて幸せなんだろう、とアファメーションすれば幸せがやってくる」
とよく言われます。
まだ幸せじゃないのに「幸せだなぁ」って唱えるの?
中には、「幸せだなぁ」というフレーズを唱えるのにちょっと違和感を覚える方もいるかと思います。
「いまはまだ幸せじゃないのに、まるでもう既に幸せみたいに言うのはなんかヘンな感じがする…」
と。
確かに、現在の状態(まだ幸せじゃない)と唱えている内容(いまもう幸せ)に矛盾があるのでちょっとヘンな感じはするのですが、
こうして「もう既にそうなった体」で言ったほうが、潜在意識が幸せなことを見つけてくれやすくなるため、そのように表現しています。
なぜそうなった体のほうが、潜在意識が幸せなことを見つけてくれるのか?というと…。
たとえば、あなたが会社の上司に、
「こないだプレゼンやるって言ったよね。これからその資料を集めてくれる?」
と言われたときと、
「こないだプレゼンやるって言ったよね、もうプレゼンの資料集めてるんだよね?」
と言われたときだと、どちらのほうが資料を集めようという気になるかというと、後者ですよね。
もう既にしてるでしょ?みたいな前提で来られると、
「え?集めてる…もんだったの?じゃあすぐやらないと…」
と、強く資料集めに意識が向くはずです。
人間の潜在意識ってこんな感じで、
「している前提で来られると、その前提に早く合わせようとする」
んですね。
なのでこれを自分で自分にやります。
自分自身にやっても同じように潜在意識は働きますので、
「幸せだなぁ~」
「私、幸せをうまく意識できているなぁー」
「私はいま、幸せになってる最中だぞー」
などなど、もうそうなっている前提で言ってみてください。
そのほうが潜在意識が、幸せを集めやすくなりますよ。
潜在意識は変化すると信じて「幸せだなぁ」と唱え続けてみて
ただ、潜在意識が幸せを集めはじめるスピードは、上司に「もう資料集めてるよね?」という前提でこられて、資料を集めようとするスピードほど早くはありません。
上司にこう言われれば相当ドキッとするでしょうし、
顕在意識上でもかなり強く「早くしなきゃ!!」という緊急性を感じると思いますが、
自分で自分に「いま幸せだなぁ」と言う場合はそこまでの緊急性がないため、潜在意識が動くスピードはもっとゆっくりなものになります。
ゆっくりなので自分では、
「幸せだなぁって唱えてるけど、本当に潜在意識は動いてくれてんの?」
というふうに、動いているという自覚は持てないかもしれませんが、続けていくうちに変化が訪れるはずですよ。
信じて続けてみてくださいね(*´ω`*)
「幸せだなぁ」と唱えて、幸せに意識を向けてみてください。
いま幸せであるという前提で唱えると、潜在意識はその前提どおりにしようとします。
いま幸せであるという前提で唱えると、潜在意識はその前提どおりにしようする…というのと似たような感じで、
「いま完璧だという前提を持つことで、潜在意識がその前提どおりにしようとする」
というやり方もあります。
良ければこちらも参考になさってみてください↓
★完璧だという前提を持てば、潜在意識は現実を完璧にする★
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