潜在意識は、なぜ望まないことを現実化してしまうの?

蘭

 

望まないことが起きるのは、潜在意識が働いていないから?

 

今回は、引き寄せの法則を実践していて望まないことが起きたときのお話です。

ときに、自分が望んでいることとは逆のことが起きてしまい、

「なんでこんな望まないことが起きるんだ、潜在意識は何やってんねん!」

と言いたくなることもあるかもしれません。

そうして望まないことが起きたー!と思ったときに悩まずにすむように、

以下の3つの点をふまえておいてほしいと思います。

 

 

顕在意識上で望まないことでも、潜在意識は現実化する

 

ではでは、ふまえておいてほしい1つ目の点についてです。

「なぜ望まないことが起きてしまうの?」

と思う方は多いのですが、そもそも引き寄せは、望むものを現実化する法則ではありません。

引き寄せではよく「思考が現実になる」と言いますが、この「思考」というのは顕在意識上で何かを望む思考のことではなく、潜在意識下にある観念のことです。

 

顕在意識上の思考→お金持ちになりたい!

潜在意識下の観念→どうせ私は貧乏だ

 

という場合ならば、潜在意識が現実化するのは貧乏のほうです。

潜在意識に望むものを叶えてもらいたいのならば、

まずは自分の観念「私は貧乏だ」を「私は金持ちだ」に変える必要がありますね。

そのように観念を変更すれば、確かに望みは現実化します。

 

 

けれど、私は貧乏だという観念を持ったままに、

「私は(顕在意識上で)金持ちになりたいと思考してるのに、なんで貧乏なんて望まないことが現実化してんの!

潜在意識はちゃんと仕事してんのかー!」

と思っても潜在意識としては、

「いや俺の仕事は顕在意識上の思考に従うこととちゃうねん、観念の現実化やねん。

俺ちゃんと『私は貧乏』って観念を現実化してるし…。

まじめに働いとるがな…(´・ω・`)」

ってなっちゃいますね。

 

 

望まないことが起きたと感じている方はまずは、

「引き寄せのことを、顕在意識上で望んでいることが現実化する法則だと誤解してしまっていなかったか?」

という点について確認なさってみてください。

顕在意識上の思考が現実になるわけではないということに関して、もう少し詳しく書いてある記事はこちらです↓

★潜在意識と顕在意識では、潜在意識が勝つのが引き寄せである★

 

 

願望実現していく過程で、望まないことが起きることもある

 

次に2つ目の点です。

もしあなたが「私はお金持ち」という観念に変えたならば、潜在意識はそれを現実化しようとしはじめます。

この際に、なぜか出費が続くようになったり…といったことは実際にありえます。

これはさすがに、

「収入が増えるんじゃなくて出費が増えるって真逆もいいところだろ!

なんでこんな望まないことが起きるんじゃ!」

と言いたくもなると思いますが、でもでもよーく考えてみてください、

お金は普通、出さないと増えませんよね。

なのでお金を得るために潜在意識が、

「ほんならまずはリターンを得るための投資をしましょ」

となり、出費が増えることがあります。

 

 

これは、顕在意識上では望まないことが起きているかのように感じますが、

実際には望むとおりの方向へと向かっているからこそ起きていることです。

こういうことが起きたときには、つい肩を落としがちになるお気持ちもわかりますが、

「この出費は必ず増えて返ってくる」

という強い気持ち(観念)を持ち続けてください。

 

 

望む方向に行く保証は?と考えると、潜在意識は望まないことを起こす

 

ここで、

「でも、増えて返ってくるという保証は?」

と言いたくなった方もいるかもしれませんが、そのような疑問が出るということは…、

「このままお金は減り続けるのでは?」

という観念が強いから、ですよね。

 

 

潜在意識は観念を現実化するのですから、「私はお金持ちだ」という観念を、

そのように「このままお金は減る」という観念へと切り替えたら、その瞬間に潜在意識は、

「お、お金持ちを現実化するんじゃなくて、お金が減ることを現実化することになったの?

オッケー!じゃあこれまでお金持ちになるためにした投資が無駄になって、リターンが来なくなるようにしなきゃ」

というふうに方向転換するため、実際にお金は減り続けてしまいます。

 

 

「お金は増えて返ってくるという保証があるからそう信じよう(そういう観念を持とう)」

ではなく、

「お金は増えて返ってくると信じるから(そういう観念を持つから)そう保証されるのだ」

ということを強く意識し、自分はお金持ちだという観念を持ち続けることに注力してください。

 

 

こちらの、

「潜在意識が願望実現する過程で、いったん望まないことが起きるようになる」

ということに関しては、こちらの記事により詳しく書いてあります↓

★状況が悪化した…潜在意識は何やってんの?と思ったときは★

 

 

些細な望まないことは、どんな観念の持ち主にでも起こり得る

 

最後に3つ目です。

「望まないことを現実化させてしまっているみたいなのですが…」

という質問をいただいたとき、

「その望まないことって具体的にどんなことでしょう?」

と聞いてみると、

 

○どしゃぶりの雨に降られてしまった

○お釣りの金額が444円という不吉な数字だった

○家に置いてあった小銭がどっかにいっちゃった

 

…などなどの場合があるのですが、えーと、これは…、

そりゃあ生きてれば、どんな観念を持ってる人にだってたまにはそういうこともあるんじゃないですかね…?(;^ω^)

こういうことに対して、

「望まないことが起きた、私の潜在意識はなんでこんなことを起こすのかしら?」

とか真面目に考える必要はないです、特に夢の実現とか、観念がどうとかは関係なく誰にでも起こる出来事です。

ここで、

「こんなことが起きるのはうまくいってない証拠!?私の夢は叶わないのかも…!」

というような観念を持つと、潜在意識がその観念を現実化して夢が叶わなくなってしまいます。

こういう場合は気にしないのが一番ですよ(*´ω`*)

 

 

「でも、私はそういうことが起こるとついつい、私の何が悪くてそんな望まないことを引き寄せたのかな?とかいろいろ考えてしまう…」

という方は、以下の記事を参考になさってみてください↓

★望まないことを引き寄せるのはなぜなのか?★

 

 

①潜在意識は望むものを現実化するわけではなく、観念を現実化する

②夢の実現の過程で、一時的に事態が望まない方向にいっているように感じることもある

③夢の実現と関係のない些細な出来事は気にしないほうがいい

 

 

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潜在意識に、複数の願いを叶えてもらうにはどうすればいい?

クロッカス

 

複数の願いがあるけれど、潜在意識は叶えてくれる?

 

今回は、潜在意識の力を使って叶えたい願いが複数ある場合についてです。

「潜在意識に複数の願いを叶えてもらうにはどうすればいいですか?」

「あまり多くのことを望むと、潜在意識の力が分散して叶いづらくなりますか?」

という質問をいただくこともありますので、この点についてお話していきます。

 

 

もともと潜在意識は、複数の願いを叶える力を持っている

 

「潜在意識に複数の願いを叶えてもらうためにはどうすればいいのだろう?」

…というふうに考える方もいらっしゃいますが、潜在意識というものはもともと複数の願いを叶えられるようにできていますので、本当はどうにかしようとする必要はありません。

「どれだけ願おうが、全部叶う!」

と余裕をかましていればいいだけです(*^^)v

 

 

「複数の願いを叶えてもらうためには…」

と考えている方って、自覚はないかもしれませんが、

「本来は、願いは複数は叶わないもの(あるいは叶いにくいもの)」

という前提を持っていらっしゃいますよね。

複数の願いが叶って当然だという前提を持っているならば、

そもそも複数の願いを叶えるにはどうすれば?という発想は出ないはずです。

 

 

潜在意識はその方の持っている「前提」を現実化するのがお仕事なのですから、

「複数の願いは叶わない」

というその前提が現実化し、複数の願いは叶わない現実が作られてしまいます。

大切なのは、

「複数の願いを叶えるにはどうすれば?」

と考えることではなく、

「潜在意識なら、いくつでも願いを叶えられて当然である」

という前提を持つことです。

 

 

複数の願いを持っても、潜在意識の力は分散しない

 

「あまり多くのことを望むと、潜在意識の力が分散して叶いづらくなりますか?」

…という質問はわりと多くいただくのですが、分散はしません。

 

 

たとえばですが、あなたにお子さんがいてもうすぐ5教科のテストがあるとします。

そこでお子さんが、

「同時に5つも良い点数を取ろうとしたら力が分散して良い点を取りにくくなる。

だから私は国語しか勉強しない、一点集中のほうが良い点数が取れる」

と言い出したら、

「一点集中ってそういう意味と違うがな」

と思いませんか?

国語を勉強するときは国語に一点集中、算数を勉強するときには算数に一点集中と、

そのときどきで自分のやっていることに集中すれば、5教科全部の成績を上げることは可能です。

国語をやりながら算数のことを考えて上の空、算数をやりながら理科のことを考えて上の空、とならなければいいだけですよね。

 

 

複数の願いがあったとき潜在意識が、Aの願いを叶えようとしながらBの願いのことに気を取られて上の空になる…なんてことはありません。

AならA、BならBとちゃんとそのときどきで一点集中しますから、大丈夫ですよ。

 

 

むしろ、複数の願いを持つほうがひとつしか持たないより良い

 

どうにも、

「一点集中のほうがいいのでは?」

「複数の願いを持つのは…多くを望むのは傲慢では?」

といった思いから願いをひとつに絞ろうとしてしまいがちですが、

人生をより良くしたいのであれば、むしろ複数の願いを持っていたほうがいいです。

 

 

たとえば、

「多くを望むのは傲慢だ、だから私はお金のみに一点集中する!

大金を手にするという願いを叶えられるなら、他には何も望まない!」

と金銭面にのみ一点集中しているAさんと、

「お金がほしいな~。でも家族関係も良くしたいし、恋愛関係も良くしたいし、新しい趣味もはじめたいな~♪」

と複数の願いを持っているBさんがいたとします。

一見、あれもこれもと思っているBさんよりも、強く強く一点集中しているAさんのほうがお金が入ってきやすいように思うかもしれません。

 

 

ただAさんの場合、

「お金が入ってくるなら他は何も望まない(金銭面以外はどうなってもいい)」

という前提がありますので、潜在意識は本当にその前提どおり、他がどうなってでも金銭面のみを充実させようとします。

それで、

「潜在意識の力で見事お金持ちになりました!

ただしその過程で一家は離散、友達もいなくなりました!」

とかになったとして、本当にAさんはそれで幸せだと思えるのかというと…どうでしょう?

 

 

対してBさんは、

「お金がほしいな~。でも家族関係も良くしたいし、恋愛関係も良くしたいし、新しい趣味もはじめたいな~♪」

と思っていますが、これは言い方を変えれば、

「お金がほしい。だが、家族面、恋愛面、趣味を犠牲にはしない」

と思っているということですので、潜在意識はその思い通り、家族・恋愛・趣味の面を犠牲にはせずにBさんをお金持ちへと導きます。

どうでしょう、複数の願いを持ったBさんのほうが幸せそうじゃありませんか?

 

 

実際のところ人間って、

「たったひとつだけ願いが叶えば、それで心から幸せ」

ということはなかなかありません。

そのひとつ以外にも大切にしたいものはあるはずですし、ひとつを叶えるために他の何かを犠牲にせねばならないということもありません。

堂々と、複数の願いを持ってくださいね(*´ω`*)

 

 

潜在意識はもともと、複数の願いでも叶えられるようにできています。

「一点集中すべき」

「多くを望むのは傲慢だから謙虚でいるべき」

と思わず、遠慮なく複数の願いを持ってください。

 

 

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この夢は、潜在意識が何かを知らせてくれてるの?

ベッド

 

意味ありげな夢を見た、これは潜在意識が関係してるの?

 

今回は、潜在意識と夢の関係についてです。

中には、

「今日こんな夢を見たんだけど、これは潜在意識からの何かのお知らせなのだろうか?」

「これって潜在意識からきた良い暗示なの?それとも悪い暗示なの?」

と気になる方もいるかもしれませんので、そこについてです。

 

 

夢は潜在意識からのお知らせかもしれないし、そうじゃないかもしれない

 

えーと、しょっぱなで今回は潜在意識と夢の関係についてです!とか言っておきながらなんなのですが、

夢に関しては、現代の科学でもそこまで詳しくはわかっていません。

「人は寝ている間に記憶や情報を整理していて、その情報整理の過程で出てくるノイズのようなものが夢。

ただのノイズなので、特に深い意味はない」

というお話もありますし、

「寝ている間は論理的思考が弱まる。

つまり常識にとらわれない発想ができるため、夢によって願望実現や問題解決へと導かれることがある」

というお話もあります。

なので、

「この夢は潜在意識からのお知らせなの?」

という疑問に対しては、そうかもしれないしそうではないかもしれない、としか言えません(;´・ω・)

 

 

 

願望実現するかを気にしているなら、夢に意味はない

 

ただ私としては、

「『これは潜在意識からの知らせなのか?』と気にする方の見た夢は、ただの意味のない夢である可能性が高いのでは?」

という気がしていますので、なんで意味がない夢だと思うのか?についてお話していきますね。

 

 

仮にAさんが、

「海に行く夢を見た。

これは潜在意識からの良い知らせ?海に行くと願いが叶うのかな…。

いや、でも行くと願いが叶わないよって知らせるための夢だったのかも…」

と気にしていたとします。

 

 

このときのAさんは、

「海に行くか否かで、これから願望が叶うかどうかが分かれる」

と思っていますよね。

つまり、

「いまの時点ではまだ、願望が叶うとは思っていない」

ということですよね。

 

 

潜在意識はその人の観念を現実化するのですから、この場合、

「私は願望が叶うとは思っていない」

という観念を現実化するべく、願望を叶えない方向へと動いているはずです。

願望を叶えない方向へと動いているはずの潜在意識が、わざわざ願望を叶えるためのヒントをAさんに与えるか?

というと、それはないんじゃないかなと感じます。

 

 

叶うか疑い出した時点で、潜在意識が夢を無意味にする

 

もしAさんが、前日の夜までは「願望は叶う!」と確信していたとするならば、

「よっしゃ、じゃあ叶えるヒントをあげるよ」

と潜在意識がその夢を見せてくれたのかもしれませんが、

しかしせっかくその夢を見ても、朝起きて夢のとおりにすると叶うか否かを気にしだした時点で、昨日の夜にはあった叶うという確信を揺らがせてしまったことになります。

 

 

するとそこから潜在意識は、

「なんだ、叶えるヒントあげたけどやっぱ叶うと信じるのやめたの?

じゃあ、ヒントが無駄になって叶わなくなる方向へと現実を動かさなきゃ!」

となりますので、その夢は意味のないものへと変わります。

 

 

寝る前から叶うという確信はなく、もともとただの意味がない夢だったのか、

それとも叶うという確信のもとせっかく意味がある夢を見たのに、

それを翌朝意味のないものに変えてしまったのかはわかりませんが、

どちらにしても意味はないのではないか、と思います。

 

 

夢に意味があったとしても、ないことにしておいていい

 

「この夢にはどんな意味があるの?良い暗示?悪い暗示?

この通りにすれば叶うの?叶わないの?」

というふうに気にすればするほどに、

「いまは叶うと確信していない」

という前提を強めてしまっているのですから、そのような前提が強まれば夢は叶いづらくなってしまいます。

そんなくらいなら、夢には意味はないのだということにして、

気にせずに楽しいことを考えたりしていたほうがまだマシなのではないかな~と思います。

 

 

仮にその夢が、本当に潜在意識が何かを知らせてくれていた夢だったとしても、

「意味がないとか無視しやがったー、ほんならもう叶えてやんないもんね!」

とかヘソ曲げて叶えてくれなくなったりしませんので大丈夫です。

あなたが叶うという前提でいるかぎり、潜在意識はただただ愚直にそれを現実化しようとします。

夢以外にもあらゆる手段を使って現実化をすすめてくれるのですから、

たかが夢の一回や二回、無視しようがなんだろうが願望の実現に支障はないですよ。

どどーんと構えていてください(*´ω`*)

 

 

その夢が、潜在意識からの知らせかどうかを気にしないほうが叶いやすい。

 

 

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潜在意識からの抵抗をなくすには、どうすればいい?

羽

 

潜在意識の抵抗を、早く弱めて消すためには?

 

今回は、潜在意識からの抵抗をなくすにはどうすればいいのかについてです。

潜在意識は、その人の持っている観念を現実化しますよね。

「私はどうせ友達ができない」

という観念があなたにあるならば、そのとおり友達ができない現実を作ってしまいます。

 

 

「では、『私には友達がいっぱい!』という観念を持てばいいじゃないか。

そうすれば友達いっぱいの現実を作ってくれるんだよね?」

というと、それはまさにそのとおりなのですが、とはいえ、

「ほんじゃ今から友達いっぱいという観念に変えようっと!」

と思ったところで、いったん潜在意識に刷り込まれてしまった「友達ができない」という観念は、そこまで急に書き換わったりはしませんよね。

 

 

そう、潜在意識は最初のうちは、

「やだもん、ずーっと友達がいないってことでやってきたじゃん。

それで生きてこられたんだし、わざわざ変えなくてもいいじゃん」

という感じで、これまでの観念を守ろうとし、新しく入ってくる観念に抵抗します。

そのため多くの方が、

「友達いっぱいと思いたい…思おうとはしてるんだが(潜在意識が抵抗してくるので)どうしてもそうは思えない…」

というふうに困ってしまいます。

そこで、その抵抗を早く弱める方法についてです。

 

 

潜在意識からの抵抗には、抵抗しない

 

潜在意識からの抵抗を早めになくすためには、

「起きてくる抵抗に、抵抗しようとしないこと」

が大切だと思います。

あまり、

「さぁ、抵抗する潜在意識に言うことを聞かせてやるぞ!早く観念を書き換えるぞ!」

というふうに思わないほうが、かえって抵抗は消えやすいです。

 

 

そのように強く「やってやる!勝ってやる!」と力むということは、

そこまで力まないと太刀打ちできないほどに相手(潜在意識)のことを強いと思っているということですよね。

その、

「潜在意識の抵抗はすごく強い」

「すごく力まないと私は勝てない」

という観念が、潜在意識によって現実化します。

「ほう、俺のことをすごく強い、俺には勝てないとお思いか。

ならばお望み通りそうしてやるぜぇー!」

ということで、潜在意識はより強く抵抗してくるようになります。

一見、気合いを入れたほうが相手が屈しやすいと感じるかもしれませんが、それが仇になってしまうんです。

 

 

アファメーションを懸命にやり、潜在意識の抵抗を強める方もいる

 

潜在意識の抵抗を消す方法として有名なのはアファメーションですが、

このアファメーションもリラックスして行ったほうがいいです。

潜在意識の抵抗というものは、緊張するほどに強くなり、リラックスするほど弱くなります。

なのでリラックスして行うほうがいいのですが、逆に、

「さぁ、今から唱えてやるんだ!潜在意識の抵抗に負けないぞ!!」

とものすごく意気込んでしまう方のほうが多いです。

自分から潜在意識の抵抗を強めてしまって、アファメーションがうまくいかなくなってしまうんですね。

 

 

しかし、うまくいかないのは自分で抵抗を強めてしまったからだと気づかなければ、

「うう…潜在意識の抵抗ってすっごく強力なものなんだなぁ…」

と思いますよね。

「潜在意識の抵抗は強力なんだ」という自分の観念が、以前よりも強まってしまいます。

そして、抵抗は強力だという観念が強まればそのぶんますます、

「よおおおし今日こそ!気合い入れて潜在意識に勝つぞ!」

みたいに緊張するので、それを受けて潜在意識は、

「ぬおおお俺のことをそこまで強いと思っているのなら!

そのとおり!俺は強くなるぞおおおおおおお!!」

となるので抵抗はますます強くなる。

 

 

そうして抵抗がますます強まれば、またさらに力み…という悪循環が生まれますよね。

潜在意識の抵抗を消そう消そうと思う方ほど、こうしてかえって抵抗が強まる無限ループにはまりやすいです。

 

 

これまでを思い返してみると、

「練習では問題なくできたのに、本番ではうまくやるぞと力んだあまりにうまくいかなかった」

という経験が、誰にでも一度くらいはあると思います。

力みがあると、本来できることまでできなくなってしまいますよね。

なにかの発表や試合などに限らず、アファメーションをやる際にもそうです。

リラックスして臨んだほうがうまくいきますよ。

 

 

潜在意識の抵抗など、しょせん最初のうちだけ

 

最初のうち、潜在意識が古い観念を守ろうと抵抗してくるというのは本当のことですが、こんな抵抗はしょせん最初のうちだけです。

抵抗をなくしてやると思うと抵抗は強まり長引きますので、

「あ、抵抗してくる?

あっそ、どうせそのうち私が勝つのに、無駄な抵抗ご苦労さーん」

くらいの余裕をかましてればいいです(*^^)v

これだと「私が勝つ」という前提で潜在意識に接してますので、

「え、俺が負けると思ってるの?

そうか、じゃあその思考を現実化しなきゃ。よし負けよう」

となりやすいです。

どうせお前負けるんだろ~と思っても、潜在意識は「失礼な!」とか怒って強くなったりしませんので安心してください。

以前にこちらの記事でも書いたのですが、潜在意識には上から目線で接しておけばいいです。

そのほうが新しい観念に書き換わりやすいですよ(*´ω`*)

 

 

潜在意識の抵抗をなくそうと力むと、かえって潜在意識の抵抗を強めることになります。

余裕を持って放っておいてください。

 

 

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不安は現実化しない、怯える必要は一切ない。

ラナンキュラス

 

引き寄せの法則では、不安は現実化しない

 

今回は「不安は現実化しない」ということについてです。

よくいただく質問に、

「本当に願望が叶うか不安です、こんなふうに不安になっているといけませんよね?」

「アファメーションすると不安になるんですが、この不安が現実化しちゃうんですよね?」

というものがあるのですが、いやいや、不安は現実化しないですよ~。

すこし誤解してしまっている方が多いようなので、詳しく説明していきます。

 

 

引き寄せは「思考」が現実化する法則である

 

引き寄せって、思考が現実化する法則です。

「思考」が現実化するのであって、「感情」が現実化するわけではありません。

みなさんは、感情と思考を混同なさってしまっているのかなーと思います。

 

 

では、感情と思考はどう違うのか?というと…。

感情は、喜び・悲しみ・怒り・不安…などのこと。

思考は、なにかしらの感情を感じたあとに自分が思うこと、です。

 

 

たとえばあなたがみんなの前でスッ転んでしまったとして、

「うわっ、恥ずかしい!」

ととっさに感じるのは、恥という「感情」を感じたということです。

そしてそのあとに、

「なんでこんなとこで転んじゃったんだろう?みんな内心で笑ってるかも…やだな…」

とかいろいろ考え始めたならば、それは恥という感情をもとにして行っている「思考」です。

①感情が生まれ②その感情をもとに思考する

の順ですね。

引き寄せで現実化するのは①感情ではなく、②その感情をもとにする思考のほうです。

 

 

このような場合は不安は現実化する(かのように見える)

 

では、AさんとBさんがいたとします。

Aさん、Bさんともに引き寄せの実践中に、ふと不安を感じたとします。

 

 

その不安を感じたあと、Aさんはこう思考しました。

「不安を感じるとそれが現実化しちゃう…。

どうしよ、いま不安になっちゃったせいで…これから何か悪いことが起こるんだ…」

と。

 

 

するとAさんの潜在意識は、

「あ、『不安になるとそれが現実化する』と思考してるの?

だったらその思考を現実化してあげないと。

ちゃんと、『不安になるとそれが現実化すると思考したままでいられる現実』を作るね!」

ということで、なにか悪いことが現実化します。

 

 

このような場合は不安は現実化しない

 

対してBさんは不安を感じたあと、こう思考しました。

「いや、人間に不安って感情があるのなんて当然じゃね?

不安を感じたくらいでいちいち悪いことなんか起きてたらたまったもんじゃねーや。

そんなことあるわけない、私が不安でもその不安は現実化しないもんね」

と。

 

 

するとBさんの潜在意識は、

「あ、『不安は現実化しない』と思考してるのね?

ほんなら『不安は現実化しないと思考したままでいられる現実』を作らなきゃね」

ということで、特に悪いことは起こりません。

 

 

…という感じで、不安そのものが現実化しているわけではなく、不安のあとの思考が現実化しています。

(Aさんは「不安そのものが現実化していると錯覚したままでいられる現実」を生きることになるので、

Aさんにとっては不安そのものが現実化しているようにしか思えないでしょうが…)

なので、不安を感じようとも「それが現実化する」と思考しなければいいだけです。

 

 

不安は現実化しない、するとしたら引き寄せではなくなる

 

多くの方が、不安のあとの思考が現実化しているのではなく、

不安という感情そのものが現実化していると思っているのですが、感情にはそこまでの力はありません。

感情が現実化してしまうのだとしたら、ちょっと引き寄せ的にヘンになっちゃいます。

 

 

Bさんが「不安は現実化しない」と思考しているにもかかわらず、

その思考とは裏腹にBさんの不安が現実化してしまうのであれば、

それって本人の思考とは関係なく勝手に現実が動いているということになりますよね。

しかし引き寄せは、

「本人の思考を無視して勝手に現実が動くことはない」

という法則です。

本人の思考に反して問答無用で感情の現実化なんて起きるとしたら、

もはや引き寄せじゃなくなっちゃってますよ~(;´・ω・)

 

 

不安を感じたあとの、

「この不安が現実化するに違いない」

「こうして不安になる私はダメな人間なんだ」

「こんな不安を抱えて夢が叶うはずがない」

という思考が現実化するだけで、不安は現実化しないです。

「不安に限らず、感情が現実化することはない」

ということ、ぜひ覚えておいてほしいです(*^^*)

 

 

引き寄せは「思考が現実化する法則」であり「感情が現実化する法則」ではない。

「不安が現実化する」と思考しない限り、不安は現実化しない。

 

 

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管理人:岡野 真

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