
意味ありげな夢を見た、これは潜在意識が関係してるの?
今回は、潜在意識と夢の関係についてです。
中には、
「今日こんな夢を見たんだけど、これは潜在意識からの何かのお知らせなのだろうか?」
「これって潜在意識からきた良い暗示なの?それとも悪い暗示なの?」
と気になる方もいるかもしれませんので、そこについてです。
夢は潜在意識からのお知らせかもしれないし、そうじゃないかもしれない
えーと、しょっぱなで今回は潜在意識と夢の関係についてです!とか言っておきながらなんなのですが、
夢に関しては、現代の科学でもそこまで詳しくはわかっていません。
「人は寝ている間に記憶や情報を整理していて、その情報整理の過程で出てくるノイズのようなものが夢。
ただのノイズなので、特に深い意味はない」
というお話もありますし、
「寝ている間は論理的思考が弱まる。
つまり常識にとらわれない発想ができるため、夢によって願望実現や問題解決へと導かれることがある」
というお話もあります。
なので、
「この夢は潜在意識からのお知らせなの?」
という疑問に対しては、そうかもしれないしそうではないかもしれない、としか言えません(;´・ω・)
願望実現するかを気にしているなら、夢に意味はない
ただ私としては、
「『これは潜在意識からの知らせなのか?』と気にする方の見た夢は、ただの意味のない夢である可能性が高いのでは?」
という気がしていますので、なんで意味がない夢だと思うのか?についてお話していきますね。
仮にAさんが、
「海に行く夢を見た。
これは潜在意識からの良い知らせ?海に行くと願いが叶うのかな…。
いや、でも行くと願いが叶わないよって知らせるための夢だったのかも…」
と気にしていたとします。
このときのAさんは、
「海に行くか否かで、これから願望が叶うかどうかが分かれる」
と思っていますよね。
つまり、
「いまの時点ではまだ、願望が叶うとは思っていない」
ということですよね。
潜在意識はその人の観念を現実化するのですから、この場合、
「私は願望が叶うとは思っていない」
という観念を現実化するべく、願望を叶えない方向へと動いているはずです。
願望を叶えない方向へと動いているはずの潜在意識が、わざわざ願望を叶えるためのヒントをAさんに与えるか?
というと、それはないんじゃないかなと感じます。
叶うか疑い出した時点で、潜在意識が夢を無意味にする
もしAさんが、前日の夜までは「願望は叶う!」と確信していたとするならば、
「よっしゃ、じゃあ叶えるヒントをあげるよ」
と潜在意識がその夢を見せてくれたのかもしれませんが、
しかしせっかくその夢を見ても、朝起きて夢のとおりにすると叶うか否かを気にしだした時点で、昨日の夜にはあった叶うという確信を揺らがせてしまったことになります。
するとそこから潜在意識は、
「なんだ、叶えるヒントあげたけどやっぱ叶うと信じるのやめたの?
じゃあ、ヒントが無駄になって叶わなくなる方向へと現実を動かさなきゃ!」
となりますので、その夢は意味のないものへと変わります。
寝る前から叶うという確信はなく、もともとただの意味がない夢だったのか、
それとも叶うという確信のもとせっかく意味がある夢を見たのに、
それを翌朝意味のないものに変えてしまったのかはわかりませんが、
どちらにしても意味はないのではないか、と思います。
夢に意味があったとしても、ないことにしておいていい
「この夢にはどんな意味があるの?良い暗示?悪い暗示?
この通りにすれば叶うの?叶わないの?」
というふうに気にすればするほどに、
「いまは叶うと確信していない」
という前提を強めてしまっているのですから、そのような前提が強まれば夢は叶いづらくなってしまいます。
そんなくらいなら、夢には意味はないのだということにして、
気にせずに楽しいことを考えたりしていたほうがまだマシなのではないかな~と思います。
仮にその夢が、本当に潜在意識が何かを知らせてくれていた夢だったとしても、
「意味がないとか無視しやがったー、ほんならもう叶えてやんないもんね!」
とかヘソ曲げて叶えてくれなくなったりしませんので大丈夫です。
あなたが叶うという前提でいるかぎり、潜在意識はただただ愚直にそれを現実化しようとします。
夢以外にもあらゆる手段を使って現実化をすすめてくれるのですから、
たかが夢の一回や二回、無視しようがなんだろうが願望の実現に支障はないですよ。
どどーんと構えていてください(*´ω`*)
その夢が、潜在意識からの知らせかどうかを気にしないほうが叶いやすい。
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潜在意識の抵抗を、早く弱めて消すためには?
今回は、潜在意識からの抵抗をなくすにはどうすればいいのかについてです。
潜在意識は、その人の持っている観念を現実化しますよね。
「私はどうせ友達ができない」
という観念があなたにあるならば、そのとおり友達ができない現実を作ってしまいます。
「では、『私には友達がいっぱい!』という観念を持てばいいじゃないか。
そうすれば友達いっぱいの現実を作ってくれるんだよね?」
というと、それはまさにそのとおりなのですが、とはいえ、
「ほんじゃ今から友達いっぱいという観念に変えようっと!」
と思ったところで、いったん潜在意識に刷り込まれてしまった「友達ができない」という観念は、そこまで急に書き換わったりはしませんよね。
そう、潜在意識は最初のうちは、
「やだもん、ずーっと友達がいないってことでやってきたじゃん。
それで生きてこられたんだし、わざわざ変えなくてもいいじゃん」
という感じで、これまでの観念を守ろうとし、新しく入ってくる観念に抵抗します。
そのため多くの方が、
「友達いっぱいと思いたい…思おうとはしてるんだが(潜在意識が抵抗してくるので)どうしてもそうは思えない…」
というふうに困ってしまいます。
そこで、その抵抗を早く弱める方法についてです。
潜在意識からの抵抗には、抵抗しない
潜在意識からの抵抗を早めになくすためには、
「起きてくる抵抗に、抵抗しようとしないこと」
が大切だと思います。
あまり、
「さぁ、抵抗する潜在意識に言うことを聞かせてやるぞ!早く観念を書き換えるぞ!」
というふうに思わないほうが、かえって抵抗は消えやすいです。
そのように強く「やってやる!勝ってやる!」と力むということは、
そこまで力まないと太刀打ちできないほどに相手(潜在意識)のことを強いと思っているということですよね。
その、
「潜在意識の抵抗はすごく強い」
「すごく力まないと私は勝てない」
という観念が、潜在意識によって現実化します。
「ほう、俺のことをすごく強い、俺には勝てないとお思いか。
ならばお望み通りそうしてやるぜぇー!」
ということで、潜在意識はより強く抵抗してくるようになります。
一見、気合いを入れたほうが相手が屈しやすいと感じるかもしれませんが、それが仇になってしまうんです。
アファメーションを懸命にやり、潜在意識の抵抗を強める方もいる
潜在意識の抵抗を消す方法として有名なのはアファメーションですが、
このアファメーションもリラックスして行ったほうがいいです。
潜在意識の抵抗というものは、緊張するほどに強くなり、リラックスするほど弱くなります。
なのでリラックスして行うほうがいいのですが、逆に、
「さぁ、今から唱えてやるんだ!潜在意識の抵抗に負けないぞ!!」
とものすごく意気込んでしまう方のほうが多いです。
自分から潜在意識の抵抗を強めてしまって、アファメーションがうまくいかなくなってしまうんですね。
しかし、うまくいかないのは自分で抵抗を強めてしまったからだと気づかなければ、
「うう…潜在意識の抵抗ってすっごく強力なものなんだなぁ…」
と思いますよね。
「潜在意識の抵抗は強力なんだ」という自分の観念が、以前よりも強まってしまいます。
そして、抵抗は強力だという観念が強まればそのぶんますます、
「よおおおし今日こそ!気合い入れて潜在意識に勝つぞ!」
みたいに緊張するので、それを受けて潜在意識は、
「ぬおおお俺のことをそこまで強いと思っているのなら!
そのとおり!俺は強くなるぞおおおおおおお!!」
となるので抵抗はますます強くなる。
そうして抵抗がますます強まれば、またさらに力み…という悪循環が生まれますよね。
潜在意識の抵抗を消そう消そうと思う方ほど、こうしてかえって抵抗が強まる無限ループにはまりやすいです。
これまでを思い返してみると、
「練習では問題なくできたのに、本番ではうまくやるぞと力んだあまりにうまくいかなかった」
という経験が、誰にでも一度くらいはあると思います。
力みがあると、本来できることまでできなくなってしまいますよね。
なにかの発表や試合などに限らず、アファメーションをやる際にもそうです。
リラックスして臨んだほうがうまくいきますよ。
潜在意識の抵抗など、しょせん最初のうちだけ
最初のうち、潜在意識が古い観念を守ろうと抵抗してくるというのは本当のことですが、こんな抵抗はしょせん最初のうちだけです。
抵抗をなくしてやると思うと抵抗は強まり長引きますので、
「あ、抵抗してくる?
あっそ、どうせそのうち私が勝つのに、無駄な抵抗ご苦労さーん」
くらいの余裕をかましてればいいです(*^^)v
これだと「私が勝つ」という前提で潜在意識に接してますので、
「え、俺が負けると思ってるの?
そうか、じゃあその思考を現実化しなきゃ。よし負けよう」
となりやすいです。
どうせお前負けるんだろ~と思っても、潜在意識は「失礼な!」とか怒って強くなったりしませんので安心してください。
以前にこちらの記事でも書いたのですが、潜在意識には上から目線で接しておけばいいです。
そのほうが新しい観念に書き換わりやすいですよ(*´ω`*)
潜在意識の抵抗をなくそうと力むと、かえって潜在意識の抵抗を強めることになります。
余裕を持って放っておいてください。
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引き寄せの法則では、不安は現実化しない
今回は「不安は現実化しない」ということについてです。
よくいただく質問に、
「本当に願望が叶うか不安です、こんなふうに不安になっているといけませんよね?」
「アファメーションすると不安になるんですが、この不安が現実化しちゃうんですよね?」
というものがあるのですが、いやいや、不安は現実化しないですよ~。
すこし誤解してしまっている方が多いようなので、詳しく説明していきます。
引き寄せは「思考」が現実化する法則である
引き寄せって、思考が現実化する法則です。
「思考」が現実化するのであって、「感情」が現実化するわけではありません。
みなさんは、感情と思考を混同なさってしまっているのかなーと思います。
では、感情と思考はどう違うのか?というと…。
感情は、喜び・悲しみ・怒り・不安…などのこと。
思考は、なにかしらの感情を感じたあとに自分が思うこと、です。
たとえばあなたがみんなの前でスッ転んでしまったとして、
「うわっ、恥ずかしい!」
ととっさに感じるのは、恥という「感情」を感じたということです。
そしてそのあとに、
「なんでこんなとこで転んじゃったんだろう?みんな内心で笑ってるかも…やだな…」
とかいろいろ考え始めたならば、それは恥という感情をもとにして行っている「思考」です。
①感情が生まれ②その感情をもとに思考する
の順ですね。
引き寄せで現実化するのは①感情ではなく、②その感情をもとにする思考のほうです。
このような場合は不安は現実化する(かのように見える)
では、AさんとBさんがいたとします。
Aさん、Bさんともに引き寄せの実践中に、ふと不安を感じたとします。
その不安を感じたあと、Aさんはこう思考しました。
「不安を感じるとそれが現実化しちゃう…。
どうしよ、いま不安になっちゃったせいで…これから何か悪いことが起こるんだ…」
と。
するとAさんの潜在意識は、
「あ、『不安になるとそれが現実化する』と思考してるの?
だったらその思考を現実化してあげないと。
ちゃんと、『不安になるとそれが現実化すると思考したままでいられる現実』を作るね!」
ということで、なにか悪いことが現実化します。
このような場合は不安は現実化しない
対してBさんは不安を感じたあと、こう思考しました。
「いや、人間に不安って感情があるのなんて当然じゃね?
不安を感じたくらいでいちいち悪いことなんか起きてたらたまったもんじゃねーや。
そんなことあるわけない、私が不安でもその不安は現実化しないもんね」
と。
するとBさんの潜在意識は、
「あ、『不安は現実化しない』と思考してるのね?
ほんなら『不安は現実化しないと思考したままでいられる現実』を作らなきゃね」
ということで、特に悪いことは起こりません。
…という感じで、不安そのものが現実化しているわけではなく、不安のあとの思考が現実化しています。
(Aさんは「不安そのものが現実化していると錯覚したままでいられる現実」を生きることになるので、
Aさんにとっては不安そのものが現実化しているようにしか思えないでしょうが…)
なので、不安を感じようとも「それが現実化する」と思考しなければいいだけです。
不安は現実化しない、するとしたら引き寄せではなくなる
多くの方が、不安のあとの思考が現実化しているのではなく、
不安という感情そのものが現実化していると思っているのですが、感情にはそこまでの力はありません。
感情が現実化してしまうのだとしたら、ちょっと引き寄せ的にヘンになっちゃいます。
Bさんが「不安は現実化しない」と思考しているにもかかわらず、
その思考とは裏腹にBさんの不安が現実化してしまうのであれば、
それって本人の思考とは関係なく勝手に現実が動いているということになりますよね。
しかし引き寄せは、
「本人の思考を無視して勝手に現実が動くことはない」
という法則です。
本人の思考に反して問答無用で感情の現実化なんて起きるとしたら、
もはや引き寄せじゃなくなっちゃってますよ~(;´・ω・)
不安を感じたあとの、
「この不安が現実化するに違いない」
「こうして不安になる私はダメな人間なんだ」
「こんな不安を抱えて夢が叶うはずがない」
という思考が現実化するだけで、不安は現実化しないです。
「不安に限らず、感情が現実化することはない」
ということ、ぜひ覚えておいてほしいです(*^^*)
引き寄せは「思考が現実化する法則」であり「感情が現実化する法則」ではない。
「不安が現実化する」と思考しない限り、不安は現実化しない。
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現実や他人は、自分の思考の投影である
今回は「投影の法則」についてです。
これは引き寄せの法則ととてもよく似ていて、
「自分の思考が、人生で起こる現実や他人に投影されている(映し出されている)」
というものです。
これだけを聞くと、そんなことがあるのだろうか…?と不思議に思う方もいるかもしれませんね。
ではでは、この「現実(他人)は自分の思考の投影」ということについて説明してゆきます。
心理学でいう思考の投影とは?
「現実は自分の思考の投影」なんて言われると、
なんだか摩訶不思議なスピリチュアルなお話をされていると感じるかもしれませんが、
単に心理学のお話だと考えるとわかりやすいと思います。
心理学にも「投影」という言葉があり、どのような意味かというと…、
心理学における投影とは、自己のとある衝動や資質を認めたくないとき、
自分自身を守るために、他の人間にその悪い面を押し付けてしまうような心の働きを言う。
投影は日常生活においてよく起こっている。
なんとなく嫌いだった人物が、実は自分の否定的な、認めたくない面を体現していたなどである。
(Wikipediaより引用)
と、このようなものです。
自分の本心を認められない人ほど、他人に思考の投影をする
たとえばAさんが、すごくおしゃれに興味があって可愛い格好をしたいと思っているとします。
だけど、自分では素直にその本心を認められません。
「どうせ私なんかがおしゃれしたって…笑われるだけだし…」
という気持ちが邪魔をしてしまって、おしゃれをすることができないでいるとします。
こういうときにおしゃれな人を見ると、
「Bさんっていっつも無駄に着飾ってチャラチャラしちゃってさ~…私、ああいう人って大嫌い!」
と、おしゃれな人に対して腹が立ったりしますよね。
「本当は私もそういう格好がしてみたい、羨ましい!」
と素直に認めることができないので、
「私はあんな人と違って、おしゃれしたいなんて思ってませんから!」
というふうに、自分の本心を認めないですむようにBさんに対して怒り始めたりするのですが、このような心の働きを「投影」と言います。
思考の投影先である他人を変えようとしても意味がない
こう聞くと、
「あー、同僚のCさんみたい!
あの人本当は出世したいくせに、素直にそう認められないもんだからいっつも出世してる人の悪口ばっかり言ってる!
そんなふうに人に腹を立ててるくらいなら、どうやったら自分が出世できるかを考えればいいのに…。
そこには気づかないんだよなあ…」
と、身近で誰か思い当たった方もいるかもしれませんね。
そう、こういう思考の投影ってはたから見ていると一目瞭然なのですが、
本人はさっぱり気づかずにすごく怒ってたりしますよね(;´・ω・)
「そんなふうに人に腹を立ててるくらいなら、どうやったら自分が出世できるかを考えればいいのに…」
というのはまさにその通りで、こういう場合は、
「自分の気に入るように他人が変われ、現実が変わるべきだ!」
と怒って周りを変えようとするよりも、自分の考え方を変えたほうがずっと早いですよね。
Aさんの思考の投影がされて、Aさんにだけは悪くもないBさんが悪く見えている、
Cさんの思考の投影がされて、Cさんにだけは悪くもない出世している人が悪く見えている、というだけの話なのですから、
「私、本当はおしゃれがしたいんだ。やってみよう!」
「俺、本当は出世したいんだ。どうすればできるかな?」
というふうに思考を変えるだけで、Bさんは悪い人じゃなくなるし、出世している人も悪い人ではなくなります。
素直に自分がおしゃれをしたいと認めた後は、
「じゃあ…思い切っておしゃれなBさんにアドバイスをもらおうかな…」
となり、それで大嫌いなはずだったBさんと仲良くなる、ということもあります。
そんなにうまくいくか?と思われそうですが、こうして、
「自分の本心を認めたら、許せないと思っていた人と気が合ってものすごく仲良くなった」
ということはわりとよくあります。
Aさんが認めたくなかっただけで、AさんもBさんもおしゃれに興味があるもの同士、
もともと仲良くなりやすい二人だったわけですし、
どちらかが意地を張るのをやめたらあっという間にうまくいった!というのはよく起きることです。
思考の投影を、神秘的な何かだととらえる必要はない
「現実は自分の思考の投影」と言われると、なにか超常的なものだと受け止める方も多く、
「ポジティブ思考をすると、なんらかの未知のすごいパワーによってそれが現実に投影されて、ポジティブな現実になるの?
じゃあ、ポジティブなことを考えていよう!
そうすれば私のポジティブ思考の投影が起こって、
いっつもチャラチャラしているBさんが変わってくれるかもしれない!」
…というふうに考える方もいるのですが、いや、これだと自分の「私は本当はおしゃれがしたい」という思考は無視したまんまですよね。
それじゃあ現実は変わらないですよ~(;´・ω・)
投影の法則・引き寄せの法則は、
「ポジティブでいればアラ不思議、ポジティブ思考の投影が起き、Bさんが改心して地味な服装をするような現実になっちゃいます!」
とかいう法則なわけではありません。
摩訶不思議な話ととらえず、心理学だと考えたほうが理解しやすいんじゃないかなと思います。
なのでいま、他人や現実を変えたいと思っている方は、
「私は、この人に自分の思考の投影をしてはいないだろうか?」
「このように現実が気に入らないと思えるもととなっている、自分の思考とはなんなのだろう?」
ということについて考えてみてはどうかな?と思います(*´ω`*)
現実や他人は思考の投影。
他人を変えようとするのではなく、その人に何を投影しているか?に気づくことで現実は変わる。
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既にあるが腑に落ちない、体感できないというとき
今回は「既にあるということが体感できない」と思っている方へのお話です。
潜在意識の話になるとよく、
「あなたの望むものは既にある(望みは既に叶っている)」
というふうに言われます。
ネットで検索すれば、
「既にあるって、こういうことだったのか~ってわかりました!
もう望んでいるものが手に入らなかったら…という不安はありません。
だって、もう既にある、既に叶っているんですから!」
という、既にあるということを体感した方の書き込みを目にすることもあるかと思います。
こういうのを見ると、
「どうしよう、私には全然どういうことかわからない…。
一体どうやったら、そういう『既にあるってこういうことか!』って体感ができるようになるんだろう…。
私、このままじゃ願望達成できないんじゃ…」
と不安になってしまう方もいると思いますので、そのような方へ向けてのお話です。
既にあるということは、体験しないと体感できない
「既にあるとはこういうことか!と体感できないと願いは叶わないんじゃ…」
と不安になるとそこから自然に、
「私、既にあるってことへの理解がまだ足りないのかな?
もっとよく調べてみれば、『あぁ、こういうことか!』って腑に落ちるかも!」
となり、既にあるについて調べ始める方が多いのですが、そうしてもやはり体感は得られないと思います。
うう~ん、残念ですがそりゃあ…どれほど知識を蓄えても、体験しない以上は体感できないですよ~(;´・ω・)
「体感できれば願いが叶う」では順序が逆
「既にあるとはこういうことかと体感できない限り、願望達成できない。
だから既にあるを体感するため、既にあるについて調べる」
自然とこう発想しがちですが、これってなんだかアメリカに行ったことのない人が、
「アメリカとはこういうところかと体感できない限り、アメリカに行けない。
だからアメリカを体感するため、アメリカについて調べる」
と言っているみたいな感じがします。
いや、これだと逆じゃないでしょうか?
アメリカを体感しようとして、それを実行できたらアメリカに行けるようになるんじゃなくて、
アメリカに行くことにするぞと決めて、それを実行できたらアメリカを体感できるようになるんですよね。
先に体感をしようとしても無理だし、これだとずっとアメリカに行けないままになってしまいます。
同様に、既にあるを体感しようとして、それを実行できたら願いが叶うんじゃなくて、
願いは叶っていることにするぞと決めて、それを実行できたら既にあるを体感できるようになります。
先に体感をしようとしても無理だし、これだとずっと願いは叶わないままになってしまいます。
「まず既にあるということを体感できなければ叶わない」
ではなく、
「まず既にあるということを体感しようとするから叶わない」
です。
体感などなくとも、既にあると決めてしまうことが先
順序としてはこんな感じです。
①とにもかくにも、わけがわからないままでいいので、
「既にあるのだ、私の願いはもう叶っているのだ」
ということにします。
とにかくそう考えることにします。
この時点では既にあるというのがどういうことかという体感はありませんが、
体感がなくて当たり前、ないのが正解なので安心してください。
「とにかく私はアメリカに行くことにしよう」
と決めた時点では、アメリカがどういうものかという体感などないのが当たり前なのと同じです。
漠然と「こんなもんかな」と想像することはできますから、想像だけしておけばOK。
↓
②なんの理解も体感も伴わなくとも、とにかくそのように思っていると潜在意識は、
「え、既にある?願いは既に叶ってるって思ってんの?
よっしゃ、そう思っているんならその思考を現実化しなきゃね!」
と働き始めます。
人によって現実化する過程や方法は違いますが、潜在意識がなんらかの手段を使い、
「わぁ、既にあるんだ!私の思っているとおりだった!」
と思うことができるような現実を作ります。
↓
③そのように現実が変わればその人は、
「既にあるって意味がわからなかったけど、本当だったんだ!
もう叶わなかったらどうしようなんて不安はない、だってもう叶ってるってわかったんだから!」
と体感します。
…という感じで、体感というのは最後にくるものですね、最初に得ようとするものではないです。
誰もに、既にあると自分に言い聞かせる時期がある
ネット上で「既にあるがわかった!」と、どんな体感だったかをお話している方もいますが、そういう方も決して、いきなりそういう体感をできたわけではないと思うんです。
よく読んでみるとチラッと、
「最初のうちは、とにかく既にあるんだって自分に言い聞かせて過ごした」
というふうに、①わけもわからず既にあることにする、をやった旨が書かれていたりします。
ただ、①言い聞かせの段階の話はあまり語られず、③体感をしたときの話のほうが多いため、そういう体感のほうのお話をたくさん読んでいるとどうしてもついつい、
「いいなぁ、私もそういう体感が得られれば願いが叶うのかな…。
だったらそのためには、体感を得た人の話をよく調べて理解しなきゃ!」
というふうに考えがちになりますが、他の方の体験談をどれだけ聞いても、
残念ながらあなたが体感を得られるというわけではないと思います。
アメリカに行ったことがあるという人の話をどれほど詳細に調べて理解しようとしたところで、自分がアメリカに行かない限り、アメリカを体感することはできないですよね。
最初に「私はアメリカに行くのだ」と決意し実行しない限り体感はできないのと同様、
既にあるということを体感したいのであればまず、
「私は、これからは『既にある・既に願いは叶っている』という考え方をするのだ」
と決意して、それを実行することが大切だと思います。
そうして日々を過ごしていれば、いずれ体感はやってきますよ(*´ω`*)
既にあることを体感できないから願いが叶わないのではなく、
願いが叶っているということにしないから既にあるを体感できない。
…とはいえ、
「まったく意味もわからないのにただただ既にあると思え」
と言われてもなかなか難しいだろうなというお気持ちもわかります。
なので、
「まぁとりあえず、こんな感じだと思っておけばいいんじゃない?」
ということについて書いた記事もありますので、こちらも参考にしていただければ嬉しいです↓
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