悪いことを引き寄せるのは、なぜ?

紫の花

 

引き寄せをやってるのになぜ悪いことが起こるの?

 

今回は、引き寄せを実践していて悪いことが起きた場合のお話です。

引き寄せを実践してるなら良いことが起きてしかるべきなのに、なんで悪いことが起きるんだ?

と思う方も多いと思いますので、ここについてお話していきます。

 

 

最初の時点では、悪いことを引き寄せてはいない

 

えーと、実は悪いことは起きていません。

ハァ?と思われそうですが、起きていません。

 

 

この例えは前にも出したのですが、たとえばコップを落として割ったとします。

この「コップが割れた」という現象自体には良いも悪いもありません。

コップという名前で呼ばれている物体が落ちた衝撃でさっきと形を変えた、というだけで、現象そのものに善悪や優劣はなく、ニュートラル(中立)なものです。

なので、コップが割れた時点では別に悪いことは起きていないんですね、良いことも起きていない。

 

 

現象を「悪いことだ」と意味づけた瞬間から、悪い引き寄せが始まる

 

でも人はそのニュートラルな現象に、後から良い悪いをつけ足します。

たとえばAさんはその現象を見て、

「このコップはお気に入りだった。お気に入りのものが割れるのは悪いことである」

という意味を後づけするかもしれません。

ここから潜在意識は、

「ではこの現象が『悪いことだと思えそうな現実』を作らなきゃ」

ということで働き始めます。

ここから悪い引き寄せが始まるんですね。

そして潜在意識は、

「ほらほら、このコップは高かったことを思い出しなよー」

とかいろいろやってきます。

そうなるともう、

「ううう、しかも高かった…よりによって高いのが割れた。

間違いなくこの出来事は悪いことだ、私は悪い引き寄せをしてしまったんだ!」

としか思えなくなる。

こうして最初のニュートラルな現象は、「これは悪いことだ」という思考によって、

実際にあとから「悪いこと」へと変化して固定されます。

 

 

対してBさんは、コップが割れたというニュートラルな現象に対してこう思うかもしれません。

「ハッ!こうやってお気に入りのものが壊れるのは、良いことが起きる予兆だってばっちゃが言ってた!」

と。

この場合潜在意識は、

「ではこの現象が『良いことの予兆だったと思えそうな現実』を作らなきゃ」

となります。

ここから良い引き寄せが始まります。

Bさんは自分の潜在意識に動かされて、翌日ふら~っと雑貨屋に入るかもしれません。

そこでものすごいステキなコップを安価で発見し、

「ぎゃー!!こここ、これに出会うために昨日コップが割れてくれたんだよ!

やったね、良いもの引き寄せちゃった~♪」

と思うかもしれません。

こうしてニュートラルな現象が、「これは良いことの予兆だ」という思考によって、

実際にあとから「良いことの予兆」へと変化して固定されます。

 

 

現象そのものに善悪はありません。

あなたが「悪いこと」と思考するからその現象が悪いことへと変化しているだけです。

 

 

悪いことを引き寄せないためには?と考えるのではなく…

 

「なんで悪いことを引き寄せるんだろう…」

↑この思考は、ニュートラルでしかない現象に対して既に「悪いこと」という意味づけをしてしまったあとですね。

そうして意味づけてしまった以上、

「どこからどう見てもそれが悪いことにしか思えない現実」

が引き寄せられてしまいます。

 

 

なので大切なのは、

「悪いことをなぜ引き寄せたのか?」

「悪いことを引き寄せないためにはどうすればいいのか?」

ということについて考えることではなく、

「その現象は悪いことではなくニュートラルなものであることに気づくこと」

「まだ悪いことは起きていないということに気づくこと」

です。

悪いことだと意味づけしたまま「さてどうしようか?」ではなくて、

その意味づけを外すことのほうが大切ではないかなと思います。

 

 

ときどき、

「悪いことなど起きていない、すべては良い方向に向かっていると思いなさい」

なんて言われることがありますが、これは、

「悪いことなど起きていない(だって現象は全部ニュートラルなんだもん)

すべては良い方向に向かっていると(そのように思考すれば、そのニュートラルな現象はすべて良いほうに向かうんだからそう)思いなさい」

ということですね。

 

 

悪いことだと思ったら、ニュートラルな視点で見直してみる

 

「悪いことを引き寄せてしまった…」

と思ったとき、これまでは、

「なんでだろう?なにか私が悪いことを引き寄せるようなことしてたのかな?」

とか、

「悪いことが起きてもネガティブになっちゃいけないんだ!そしたらまた悪いことを引き寄せちゃう…」

とか思っていたかもしれませんが、これからは、

「この現象をニュートラルに見るとどうなるか?」

についてちょっと考えてみてほしいなって思います。

 

 

たとえば、転んで膝をついちゃった、恥ずかしー!というとき、

ついつい「恥ずかしー!」という「感情」のほうに注目して、

だから恥をかくのは悪いことである…とか意味づけしちゃいがちですよね。

だけど「感情」ではなくって、その感情が起きたときの「現象」に注目してみてください。

「地面に膝がぶつかったんだよね。

ヒザという名前のものと、ジメンという名前のものがぶつかった、という現象が起きたねー。

ヒザって良いっけ?悪いっけ?いやどっちでもねーな。

ジメンって優れてるっけ?劣ってるっけ?いやどっちでもねーな。

どっちでもねーもの同士がぶつかると…別にどっちでもねーな」

とか、そういう感じです。

ちょっとしたときにちょこちょこ試してみてください。

激しく感情が揺さぶられたあとだと冷静になるのは難しいかもしれませんから、

普段のなんでもないときとか、ちょっとヤだな~程度のものに対して試してみるといいかなって思います。

 

 

そうして純粋に「現象」のみを見たとき、なにもかもが「どっちでもねーな」ということ、そもそも悪いことなど起きていないということ、

「悪いことを引き寄せた」ということ自体が錯覚だったということに気づくと思います。

 

 

「悪いことを引き寄せるのはなぜ?」と考えるのではなく、

「そもそも悪いことは起きていない」ということに気づく。

 

 

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潜在意識の力で早く叶える方法はないの?

白い花

 

潜在意識に「早く叶えるのは難しい」と伝えていないか?

 

今回は、願いを早く叶えるには?についてのお話です。

潜在意識の力で叶った、ただし別に叶っても叶わなくてもどうでもいいようなものが!

肝心の早く叶ってほしいことは叶わないままだ!

という方も多いですので、その願いを早く叶えるにはどうすればよいのかについてです。

 

 

逆説的だが、早く叶えるには早く叶えようとしないこと

 

早く叶える一つ目の方法は、

「早く叶えたいと思わないこと」

です。

 

 

早く叶えたいと思うのはなぜかというと、「早く叶えるのは難しい」と思っているから、ですよね。

その「早く叶えるのが難しい」という思考が現実化して早く叶わなくなるわけですので、

では早く叶えたいと思うのをやめればいいじゃない、となります。

よく「執着をなくせ」と言われることがありますが、まさにそれです。

叶っても叶わなくてもどっちでもいいと思ってるようなもののほうが叶うのはこの執着がないからです。

なので、執着をなくせというのは本当のこと。

 

 

ただ私は、うう~ん…いきなり執着をなくそうとするのは難しいんじゃないかな?って思います。

「じゃあ今日から、願望を早く叶えるには…とか考えるのやーめた」

とすっぱり切り替えられる方はそれでよいのですが、どっちかっていうと、

「願望に執着しちゃいけないんだ、早く叶えるには?なんて思っちゃいけない…!!

うぐぐぐぐぐ…どどど、どどうしてもできねぇええええ!!」

となる方のほうが多いかと思います。

早く叶えたいのに早く叶えたいと思うなって、すっごい相反してるしね(;^ω^)

この状態ですとどうにもこうにも、

「執着してはならない」

ということに執着してしまいがちになるんじゃないかなって思います。

執着心のある状態で執着を無理に消そうとすると、

執着が消えるのではなく執着の矛先が変わるだけになりやすいです。

なので、書いたはいいけどやりやすい方法ではない気がするかな…。

でも中にはこれでうまくいく方もいるかもしれないし、書いておきます。

 

 

結果的に「早く叶えるには?」と思わなくなる方法もある

 

ただ、ダイレクトに「早く叶えるにはと思うのをやめよう!」としなくても、

結果的にそういう思いを消す方法もあります。

その方法はなにかというと、

「早く叶えられて当然だと思うこと」

です。

 

 

早く叶うのが当然だと思っているのであれば、その思考が現実化するので早く叶いますよね。

これが潜在意識の話になるとよ~く出てくるアファメーションという方法です。

この方法だとガンガン願望について考えます、むしろ一日中でも考えていていいです、願望に執着しまくればいい。

ただし、「叶えたい、叶えたい」と執着するのではなく、

「叶って当然、叶って当然」に執着しましょう、ということです。

さきほど、執着心のある状態で執着を消そうとしても難しく、矛先が変わるだけになりやすいと言いました。

そう、消すよりは矛先を変えるほうが簡単なんです。

ならば消さなくていいから矛先を「できる」へと変えましょうよというのがアファメーションです。

 

 

これも最初のうちは慣れないので、

「ぐぐぐ、どうせ叶えられないんじゃないかと思ってしまう…」

と、うまく矛先の変換ができなくて戸惑うと思いますが、

これってしょせんは慣れなので、やっているうちにだんだんできて当然、と思えてきます。

そうすると、早く叶えるには…とか考えないようになってきます。

早く叶えたいと思うのは叶えるのが難しいと思っているから、でしたよね。

叶えるのは簡単、できて当然と思っているものに対して早く叶えたい!とは思えないので、叶えられる、できる、と思えるようになっていくとの比例して、

早く叶えるにはどうすれば?という思いは消そうと思わなくても消えます。

 

 

そもそも「早く叶えるには?」という思考が生まれる余地のない方法

 

今度は、早く叶えるには?という思考が結果的に消えるというわけではなく、

そもそも生まれないようにする方法です。

どういう方法かというと、

「もう叶っていると思うこと」

です。

 

 

早く叶えたいのは「まだ叶っていないと思っているから」ですよね。

もう叶ったあとなのに、早く叶えるにはどうすれば…なんて考えないですから、

ならばもう叶っていると思うことにすればいいじゃない、という方法です。

この方法を初めて聞いたときに真っ先に思うのは、

「もう叶ってるってどういう意味なの?」

ということかなと思いますが、どういう意味かについては自由に解釈していただいて構わないと思います。

たとえば、

「願った時点で叶う未来は決定しているので、もう叶っていると言っても過言ではないという意味だ」

とか、

「叶っていない世界と叶っている世界は同時に存在している。

願うことで叶っている世界に移動することができたので、もう叶った世界にいるという意味だ」

とか。

 

 

この方法は、

「うぐぐ…もう叶っていると思えない…」

という葛藤が出てきがちにはなるかな、と思います。

ただこれも慣れですので、早く叶えるには…という考えが頭をよぎるたびに、

「あ、もう叶ってるんだった。

早く叶えるには?なんて叶ってるのに考える必要ないな」

と思いなおすようにしていってください。

もう叶っていると思考しているのですから潜在意識は、

「では叶えないと。もう叶ってるはずなのに現実で叶ってないのは変だ」

ということで、現実を思考に追い付かせてくれます。

そもそもの「もう叶っている」という前提が受け入れがたいという方もいるかもしれませんが、

そこさえ受け入れられれば、早く叶えるにはどうすればいい?という疑問が出る余地がハナからないので、わかりやすいとも思います。

 

 

最初に言った通り、願いを早く叶えるには「早く叶えたいと思わないこと」です。

 

①そのものズバリ「早く叶えたい」と思考するのをやめる

②「早く叶って当然」という考えに変えることで、早く叶えたいという思考が消える

③「もう叶っている」という前提に立つことで、そもそも早く叶えたいという思考が出てくる余地をなくす

 

の、どれをとっても「早く叶えたい!」という思いは消えますので、早く叶いやすくなります。

他にもあるけど今回は3つ紹介しました。

どの方法をやるかはお好みですが、私は②→③→①の順にやりやすかったかな、

なので②のアファメーションをおすすめしておきます(*´ω`*)

 

 

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潜在意識の力でも、現実が動かないと感じるときは?

水

 

現実が動かない、潜在意識はちゃんと働いてるの?

 

今回は「現実が動かない」と感じるときについてです。

潜在意識の力で現実は望むものへと変わるはずなのに、

な~~んにも動きがないように見えるときってありますよね。

こうして現実が動かない方は、なぜ動かないのか?についてのお話です。

 

 

現実が動かないと思考するので、潜在意識が動きを止めている

 

現実が動かない理由として一番多いのが、

「現実が動かないと思考しているから」

というものだと思います。

 

 

多くの方が、

「いつ現実は動くの?」

と考えるのですが、いつ動くの?ということは、いまはまだ動いていないと思っている、ということですよね。

現実は動いていないと思考している以上、その思考が現実化するので動かなくなります。

現実が動くのは、

「いま動いている、もう動いている」

と思考しているときのみです。

「動きが見えたら動いていると思おう」

だと順序が逆である、ということを意識なさってみてください。

「動いていると思えば動きが見える」

ですよ~。

ということで、さささ、

「やっぱ動いてるわ!めっちゃ動いてるやん!見えねーけどバリバリ動いてるわ!!」

と思ってください。

そう思っていれば、そのうち動きは見えてきます。

「いつ動くの?」と思う限り動きを見ることはできない、ということを忘れないようにしてください。

動きを見たいなら「いま動いている」と思うしかないです。

 

 

動いていると信じていたのに現実が動かなかったのはなぜ?

 

で、中には、

「私は『いつ動くの?』じゃなくてちゃんと『いま動いている』って思ってたよ!

それなのに現実が動かないままだった…」

という方もいるかもしれませんね。

そのような方は現実が動かなかったわけではなく、動いていることに気づいていなかっただけじゃないかな?と思います。

 

 

条件がついていると、現実が動かないように見えやすい

 

現実を変えたいときって人はついつい、

「このような変化がない限り、現実が動いたとはみなさない」

という条件づけをしてしまうものです。

たとえばAさんと仲良くなりたいというとき、

「Aさんと仲良くなれない限りは現実が動いたことにはならない。

まだAさんと仲良くなれていない、よってまだ現実が動かない状態である」

というふうに考えがちです。

 

 

でも、Aさんと仲良くなれる方法って、いきなりAさんが声をかけてきて仲良くなる!といった直接的なものだけとは限りませんよね。

まずAさんと親しいBさんのほうと仲良くなって、そのBさんが、

「今度Aさんも誘って3人で遊びに行こう」

と言って、そこでAさんと仲良くなるかもしれません。

こういう場合はAさんよりも先にBさんとの関係に変化が起きます。

 

 

これはちゃんと現実が動いているということなんですが、Bさんのほうには無頓着な状態ですから、

「まだ現実が動かない…やっぱりAさんと仲良くなるのは無理なんだ…」

とか思っちゃったりして、そう思った時点で潜在意識は、

「あ、もうAさんと仲良くなる気はないのか、じゃあもう現実動かすのやめよう」

となるので、そこで現実は本当に動かなくなります。

 

 

ルートを限定すると、潜在意識が現実を動かすのに時間がかかる

 

あと、

「現実が動くならこれこれこういうルートで動いてほしい。

まず最初にこの部分が良くなって、そのあとにあっちの部分が良くなるという順番じゃないと嫌」

という条件づけをしてしまうことも多いのですが、これだと現実が動くまでに時間がかかりやすくなってしまいます。

潜在意識のほうは、

「え、これこれこういうルートじゃないとダメなのか…。

そのルートでいくには結構時間かかるけど、でもそうじゃないと嫌だって言われたし、そうしなきゃ」

となり、最短ルートは採用してくれなくなります。

それでもジワジワと現実を変えはしてくれるのですが、変わるまでの間にしびれを切らして、

「全然現実が動かない!」

と思ってしまい、そしてそう思った時点で現実化がストップ、となることも多いです。

 

 

「ま、一部分だけ見て変わってない!って断じることもないよね~、気づいていないだけでどっかは変わってるんだしそれでいいや」

「変わるんならどんなルートでもいいや~」

と、条件づけをはずしてみてください。

潜在意識にとっては、

「どこからどう変えてもいいよ~、好きにしていいよ~」

とOKをもらえたということですから、仕事がしやすくなります。

こちらのほうが現実が動くのは早いですよ(*^^)v

 

 

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潜在意識は、条件付けのとおりに働く

クロッカス

 

潜在意識は、あなたの条件付けのとおりにする

 

今回は「条件付け」に関してのお話です。

たとえば、

「苦労しなければお金は手に入らない」

というのは、

「お金を手に入れるためには『苦労する』という条件を満たす必要がある」

という条件付けですね。

潜在意識はその人の条件付けに従った形でしか働いてくれませんので、

お金を手に入れるためには苦労する必要があるという条件付けがあった場合、

「では、お金を手に入れる前にまず苦労をしよう」

ということで、あなたをお金持ちにさせるより先に苦労をさせようとしてきます。

だけど、本当は苦労なんてしたくないものですよね。

条件付けはしないほうが辛い思いをしなくてすむし、夢も叶いやすいです。

ということで、今日は潜在意識に興味のある方がよくやっちゃう条件付けと、

その条件付けを解除する方法についてお話していきます。

 

 

潜在意識の話を聞いて、うっかりしちゃう条件付けとは?

 

潜在意識に興味のある方がよく思っちゃうことのひとつに、

「ネガティブでいると夢は叶わない」

というものがあります。

これは、

「夢を叶えるためには『ポジティブでいる』という条件を満たす必要がある」

という条件付けですね。

 

 

これを聞くと、

「え?だって潜在意識の話になるとしょっちゅう、

ネガティブでいるとネガティブを引き寄せます!って言うじゃん…。

どうせ私はダメだ~とか思ってるより、いつも笑顔で前向きでいたほうが叶いやすいんじゃないの?」

と思ったかもしれませんが、そう思った方の中には、

「ポジティブとは『いつも笑顔でいること』である」

「『いつも前向きなことを考えている』という条件を満たさない限り、ポジティブになったことにはならない」

という条件付けがあります。

 

 

このような条件付けがあるとうっかり後ろ向きなことが頭をよぎるたびに、

「あぁ、私ってば前向きに考えられなかった…条件をクリアしていない、私はダメだ」

と考えてしまいますよね。

あれ?私はダメだと考えるのは良くないからポジティブでいようと条件付けしたはずなのに、

かえってその条件付けのせいで私はダメだと考えるはめになってませんか?

こうなると、条件付けを行う前よりかえってネガティブ(私はダメだ)を感じてしまい、

「がんばって前向きでいようとしたら逆に(私はダメだと感じる機会が増えて)悪いことが起きた」

となったりしますので、これならばいっそその条件付けはなくしたほうが良いですね。

 

 

「何もしてはいけない」という条件付けもよくある

 

あと、潜在意識の話になると、

「何もしなくてもうまくいく」

と言われることが多いですので、この言葉を聞いて、

「何もしてはいけないのだ」

と誤解する方もいらっしゃいます。

「夢を叶えるためには『何もしない』という条件を満たす必要がある」

という条件付けです。

でも、これは何もしてはいけないという意味ではありません、

何もしなくて「も」いい、ですから、何かして「も」いいんですよー。

 

 

何もしなくてもいいというのは、

「もともとあなたは夢を叶えられる、その能力を持っている。

それなのに、できない、能力がないという前提で、できるようになるために必死に行動する必要はない。

行動すればするほど、

『こんなに頑張らなければならないほど、私はできない人間なのだ』

という認識を強めることになるし、できないという認識が強まれば、

その認識を潜在意識が現実化するから本当にできなくなってしまうよ。

だから、できないという認識を深めるような行動は何もしなくてもいいよ」

ということを伝えたいがための言葉であり、一切の行動をするなというような意味はありません。

 

 

楽しいこと、やりたいことはもちろんやってもいいですし、

家の中に閉じこもっていると不安になるなら、外に散歩に出るなりなんなり、

気持ちが晴れる行動をしたっていいんですよ。

「何もしなくてもいい」という言葉を聞いて、

「何もしてはならない」という条件付けを行わないようにしてみてくださいね。

何もしなくてもいいということに関しては以下の記事にもっと詳しく書いてありますので、こちらも参考になさってみてください↓

★何もしなくても潜在意識は本当に夢を叶えてくれるのか?★

 

 

条件付けを解除するにはどうすればいいのか?

 

人間って、他にもさまざまな条件付けを行っているのですが、

では、自分のしている条件付けを解除したいときにはどうすればいいのでしょうか?

1つや2つくらいなら自分で探っていくことで気づけるかもしれませんが、

人間の持っている条件ってたくさんありますし、

ひとつひとつどういう条件付けがあるかを探していって解除…なんてすっごく時間がかかっちゃいます。

なので、自分がどんな条件付けを持っていてもそれらを丸ごと解除できちゃえば便利ですよね。

私のおすすめの方法は、アファメーション、完璧の採用、自愛…あたりです。

ひとつひとつご説明していきます。

 

 

アファメーションによって上書きし、条件付けを消す

 

アファメーションは引き寄せの話になると必ずと言ってもいいほど出てくる有名なやり方ですね。

とにかく問答無用で、

「できる、夢を叶えられる」

という認識を持つことにしましょう、不要な条件付けなど新しい認識で上書きしちゃいましょうというものです。

どんな条件付けがあろうが関係あるか!全部上から「できる」に書き換えてやるわー!みたいな感じですね。

非常に単純です、上書き上書き上書き…とやっているうちに、勝手にもともと持ってた条件付けは消えちゃいます。

一番シンプルで王道のやり方、という印象を受けますし、個人的にはこれが一番おすすめです。

アファメーションを飛ばして別の方法からやってみます!というよりは、

最初にまずアファメーションを試してみてほしいなーと思います。

★アファメーションについての詳細はこちらから★

 

 

完璧に必要のない条件付けを排除していく

 

完璧を採用する、というのは、

「もうとにかくあらゆることが完璧だという認識を持とうぜ、問答無用で完璧だと決めちゃおうぜ」

という感じのやり方です。

潜在意識は認識を現実にしますので、「私は完璧」と最初に決定してしまうことにより、

「では、完璧だと思えるような現実に変化させよう」

と潜在意識は動きだします。

自分が苦しむような条件付けは、完璧であるためには不要なものですよね、なので不要なものは潜在意識が消してくれます。

「新しい認識を持つことで不要な条件付けを消す」

という点においてはアファメーションと同じかと思います。

★完璧の採用についての詳細はこちらから★

 

 

自分を許すことで、ひいては条件付けを無効にできる

 

自愛は、

「とにかく、自分のすべてを許しましょう」

というやり方です。

自分がどのようなネガティブなことを考えていても、それでいいよと繰り返し許し続けます。

ネガティブというのは、なにかしらの条件通りに自分ができていないときに感じるものですので、

「別にネガティブでもいいよ、そんな自分でもいいよ」

と認めるということは、ひいては、

「私は条件どおりにしなくてもいいよ」

と認めたということですから、その条件は意味のないものになります。

自分を許す過程で勝手にいろいろな条件が無効化されていきますし、

徐々に自分に対する認識が肯定的なものに変わっていきますので、

潜在意識が現実化するものも、その認識に沿った肯定的なものに変わっていきます。

アファメーションと完璧の採用が、

「新しい認識を持つことで不要な条件付けを消す」

というものであるのに対し、自愛のほうは、

「不要な条件付けを消すことで新しい認識を持つ」

という感じがします。

★自愛についての詳細はこちらから★

 

 

どれをやるにしても、最初は意志の力(顕在意識の力)が必要になると思います。

気を抜くとすぐにこれまでの条件付けが頭をもたげ、

「やっぱりだめだ…」

「そうは言っても○○しなきゃ□□になれないよね?」

という思いに取り込まれてしまいそうになると思いますので、

最初のうちは取り込まれないように意識なさってみてください。

そのように意志の力が必要なのは最初のほうだけですから、どの方法もやっているうちに慣れてきますよ、大丈夫です(*´ω`*)

 

 

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現実は内面の投影って、どういうこと?

地球

 

内面が投影されたものが、あなたの見ている現実

 

今回は「現実は内面の投影である」というお話です。

引き寄せや潜在意識の話って、現実は内面の投影であるというのを大原則にして語られていますので、

ここについてはぜひぜひ知っておいてほしいなって思います。

 

 

内面に「花が好き」がある人は現実に花を見る

 

たとえば、あなたがお花が大好きで車には興味がないとします。

この状態で道を歩いていると、道端の花はよく目についても通り過ぎる車に目はいかないですよね。

逆に、一緒に歩いている友達は花に興味はないけど車が大好き!という人ならば、

その友達は花には気づかずに行きかう車ばかりに目がいくはずです。

 

 

あとで、

「道に花がいっぱい咲いててきれいだったね」

「え?花なんてあった?それよりめっちゃかっこいいスポーツカー通ったね」

「スポーツカー??…通った覚えないけど…」

みたいな食い違いが起きることもあると思いますが、これはあなたが、

「道にたくさん花が咲いているがスポーツカーは通らない現実」

を見ていたのに対し、友達のほうは、

「道に花はないが、かっこいいスポーツカーは通る現実」

を見ていたために起こる食い違いです。

 

 

そして、どうして同じ場所にいたのに見える現実が違ったのか?というと、内面が違うからですよね。

あなたの内面には「花が好きで車には興味がない」という意識が存在しているが、友達はそうではない。

その内面に持っている意識の違いが、現実で見るものの違いにつながっています。

 

 

内面に「私はダメ」がある人は現実にむかつく人を見る

 

では今度は、同じ会社にAさんとBさんという人がいるとして…。

Aさんには、

「どうせ私なんてダメな人間、みんな私のことなんて嫌いなはず」

という意識が内面にあるとします。

Bさんは、

「自分はやればできるし、みんなも頑張りは評価してくれるはず」

という意識が内面にあるとします。

 

 

AさんとBさんはある日、ミスをして上司に叱られました。

「しっかりしてくれよ、頼むぞ!」

と。

Aさんはこう思うかもしれません、

「この上司は私を嫌ってるからこんなにキツい物言いをするんだ、くそ、むかつく上司だ…」

しかし、Bさんはこう思うかもしれません、

「私に期待しているからこそこうして激を飛ばしてくれるんだ、よし、やるぞ!」

と。

 

 

Aさんの現実には「自分を否定してくるむかつく上司」がいますが、

Bさんの現実には「自分に期待してくれる上司」がいます。

あらかじめ現実に「むかつく上司」または「期待してくれる上司」が存在しているわけではありませんね、

もともと絶対的な「むかつく上司」なるものが存在しているのならば、

誰が見ても口をそろえてその上司をむかつくと言うはずですが、そうではない。

自分の内面に沿ってその上司を見るから、むかついて見えたり期待してくれているように見えたりしているだけです。

 

 

人間ってこんな感じで、自分の内面にあるものをもとにしてしか物事や人を見ることができない、感じることができない、考えることができないです。

これが「現実は内面の投影である」ということです。

 

 

内面を変えれば現実に見えるものは変わる

 

人はついつい「現実があって内面がある」と思うのですが、

そうすると自分の内面ではなく現実を変えよう、ということになります。

Aさんならば、

「どうやったら上司はもっと優しく変わってくれるのか?」

ということを頑張って考え始めるかもしれませんが、

そもそも現実に「冷たい上司」という存在を生み出したのは誰だったのか?というと、自分ですよね。

自分の内面の、

「どうせ私はダメな人間で人に嫌われる」

という意識がその存在を生み出したのですから、

その意識を変えないかぎり、自分の内面から毎瞬毎瞬「冷たい上司」が現実に生まれ出てきてしまいます。

 

 

これは、もう生まれ出てきてしまった結果(現実)をどうにかしようとするよりは、

生み出しているもと、原因(内面)に目を向けたほうがいいですね。

なので引き寄せだと、

「自分にはできると確信しなさい」

とかいうふうに言われます、内面を自信にあふれたものにすれば、その自信に沿ったものしか現実に見えなくなるためです。

 

 

もしあなたになにか悩みがあるのなら、

「この問題をどうしよう?現実にある問題が解決すれば私の内面は満たされるのに…」

というよりは、

「この現実に問題と思えるものが見えるのは、私の内面にどのような意識があるからだろう?」

と考えてみてください。

 

 

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