録音アファメーションは本当に効果があるのか?聞き流すとか、寝ながらでも効果はあるのか?についての解説。

音楽

 

録音したアファメーションでも効果はあるのか?

 

今回はアファメーションについてです。

わりとよく、

「アファメーションって自分でしなくても大丈夫でしょうか?」

というご質問をいただきます。

YouTubeにアファメーション動画とかありますよね、そういうものを聴いたりするのでも効果はあるのか?

ということですが、効果はありますよ(*^^)v

 

 

なぜ効果があるか?についてなんですが、これは単純に、人間の脳は聴覚からでも刺激を受けるからです。

たとえば好きな歌のCDを聴くとします。

聴くと元気が出たりしますよね。

もし効果がないなら、聴いても元気が出るなんてことはなく気持ちは変化しないはずですが、しますよね。

怖いお話の朗読を聴いてゾッとする…とかも、効果がないなら怖くもなんともならないはずですが、怖いです。

人の話を耳から聞いて面白いと感じたり腹が立ったりすることも、当然ある。

…というように、聴覚からの刺激で人の思考や感情が変化するというのは当たり前のことですから、

「効果ないかも…?」

な~んて心配はご無用、安心して聴いてほしいと思います。

 

 

あ、ただ一応言っておきますが効果はあると言ったって、

「人を問答無用で変えてしまうほどの強烈な効果」

とかまではないですからね~、そんなのあったら怖い、誰かに聴かせたら思い通りにできちゃう(;^ω^)

 

 

アファメーションは聞き流すだけでも効果はあるの?

 

では次に、

「腰を据えて『さぁ聴くぞ!!』とかいうのじゃなくて、家事をしながら聞き流すとかでもOKなの?」

についてですが、基本的にはOKです。

聞き流すのでも人は無意識に音の影響を受けています。

 

 

あ、そうそうたとえばお店のBGMありますよね。

あれって別に「さぁ、聴くべ!」と思って聴いてる人はあんまいないと思いますが、

ただ聞き流しているだけでも知らず知らず影響受けてるんですよー。

お昼にはアップテンポのBGMを流すと、知らず影響を受けて人の食べる速度が上がります。

なのでお店の回転率を上げたいお昼時なんかはアップテンポの曲をかけているお店もありますね。

 

 

テレビのCMソングとかも、「覚えるべ!」とか気合い入れて聴く人あんまりいないと思いますが、

なんか何度も聴いているうちに覚えちゃって気づくと口ずさんだりとか。

で、お店で「あ、あのCMソングの商品だ!」と買ったりする。

聞き流していても、こういう感じで無意識に影響を受けていきます。

 

 

言語に関連する作業をしていないときに聴くほうが効果的

 

ただ、聞き流すのであれば「言葉」に関連する作業をしていないときのほうが良いと思います。

人間の脳って、似たような系統の作業を同時にこなすことが苦手です。

たとえば、食べながら音楽を聴くとかは同時に難なくできますけど、

人の話を聞きながら本を読む…となると、どっちかがおろそかになりませんか?

話を聞いている間本を読む手が止まったり、本を読んでたら相手の話がわからなくなったりとか。

前者は「食事」と「音楽を聴く」で関連がないのに対して、

後者は「言葉を聞く」と「言葉を読む」で、どっちも言葉に関連していますね。

こうして同じようなことを同時にしようとすると脳は、

「うわー、同じようなこといっぺんにっていうのはちょっとキツイですわ~」

となるのでうまくいかないんです。

なので、アファメーションの言葉を洗濯しながらとか、食事しながら聴くとかはいいんですが、

パソコンの文字を読みながら、携帯の文字を追いながら…とかだと脳のパフォーマンスが落ちるぶん効きづらいかと思います。

言葉に関連していない作業の時に聴くのがおすすめです。

 

 

寝ている最中に流しっぱなしにするのは避けたほうが良い

 

「それでいくと、寝ながら聴くのは問題ないよね?」

というと、はい、問題ありません(*´▽`*)

でもでもちょっと気をつけてほしいのが、睡眠中ずっと流しっぱなしにしない、ということです。

中には、

「寝ている間も潜在意識は働いているっていうし、だったら寝ている間じゅう流しっぱなしにしておけば睡眠中にアファメーションできるぞ!」

と考える方もいるのですが、寝ている間に音が流れていると、

「わー、この音を処理しないとー!」

という方向に脳がいってずっとその音の処理に追われて疲れてしまいます。

脳がしっかり休まらないし、休まらなければ人は当然、

「眠い、疲れが取れない、やる気ない」

となっていきますので、アファメーションを流しっぱなしにしてしまったせいで疲れが抜けきらずやる気なくなってきた…とかにならないよう、

ベッドに入って20~30分ほどで音が切れるようにタイマーセットしておくほうがよいですね。

 

 

「聴いてるけどアファメーションの効果がない…」という人は?

 

ここまで読んで、

「私、聴いてるけどなんの効果もないんですけど…」

と思った方もいるかもしれませんので、なぜ効果のない人がいるのか?についてです。

 

 

この効果ない、というのなんですが、

「数日聴いても効果がありません」

とかいうのなら問題ありません、れは単に聴く日数がまだ少ないだけなので、継続してみてください。

ではなくて、

「何か月も聴いてるのに効果ない」

という人もたまにいるのですが、そこまで長期間聴いてもなんの効果ない人ってそもそもの、

「効果出すぞ、私は変わるぞ」

という意志が薄弱な気がします。

 

 

最初のほうで「人を問答無用で変えてしまうほどの強烈な効果はない」と書きました。

あくまでも、自分の思考のバックアップ、くらいのものなんです。

「さぁ、元気出そう、今日も頑張るぞ!」と思考して、そこで「元気の出る曲」を聴くとする。

この場合「元気の出る曲」って、自分の「元気出すぞ」という思考のバックアップになりますよね。

なので元気が出ます。

 

 

でもでも、これがもし、

「失恋した…もう死にたい…死ぬことしか考えられない…」

というような、どん底の悲しい状態にいるときに聴いても…まぁ、あんま効果ないですよね。

強制的に曲に「元気にさせてもらえる」なんてことまではないわけです。

同じように、アファメーションの音声が強制的にあなたを変えてくれるということはないし、

そもそも、「変わるぞ」という思考というか、決意というか、目的がないと、変わるための音はバックアップとして機能しないです。

 

 

「変えてもらおう」という依存心があると変われない

 

ずーっと効果が出ない人というのはなんか、

「アファメーション音声に変えてもらえる」

みたいなスタンスに見えるんですね。

バックアップの役割しか持っていないものに過剰に期待・依存している感じ。

「これを聴いてれば私は変わるんだ…頼むから私を変えてくれ…」

「聴いたんだからいいことあるんでしょ?あってくれ…」

みたいな…。

これってね、

「自分ではないものになんとかしてほしい、何か与えてほしい」

という依存心から手を出したものがその音なわけですから、その後、

依存したいという思考→音を聴く、依存したいという思考→音を聴く、

という行動を繰り返すと、脳内で「依存=その音」とつながって学習がなされます。

 

 

「依存=その音」と学習が行われると、

「その音を聴いたことを引き金に、依存心が引っ張り出されてくる」

となります。

これを何度も繰り返していればどんどん依存心が強く定着していき、人生が変わるどころかかえって変わりづらくなります。

でも、

「私は変わるための作業としてちゃんと音を聴くということをやってるぞ!」

というのが意識の上での解釈なので、自身の依存心が膨らんでいっていることに自分でも気づかなかったりもします。

 

 

もしいま、

「もう何か月も毎日聴き続けているのになんの効果もない」

という方がこれを読んでいるとしたら、

「私はこの音を、『変わる』という目的を達成するためのバックアップとして使っていたのか?」

「それとも、『この音に変わらせてもらうこと』が目的だったのか?」

について、考えてみてください。

 

 

あと、

「そうか…録音アファメーションには効果あるのか…。

じゃあよくある『引き寄せ体質になる!』とかいう音楽にも効果あるのかな?」

と思った方は、こちらの記事もどうぞ↓

★幸運を引き寄せる音楽に効果はあるのか?★

 

 

録音アファメーションでも、潜在意識には効果あり。

 

 

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アファメーションのやり方が正しくても引き寄せられない原因とは?

雫

 

 

アファメーションのやり方「願望形ではなく現在進行形」

 

今回は、アファメーションのやり方についてのお話です。

わりと多く、

「アファメーションだと『○○になりたい』という願望形を使ってはいけないんですよね?

だから、ちゃんと『なりつつある』という現在進行形を使ってるのになれないんです」

といったお話を聞くので、ここについて。

 

 

確かにアファメーションではよく、

「お金持ちになりたい」

といった願望ではなく、

「私はお金持ちになりつつある」

「私はお金持ちだ」

というふうに、現在進行形や断言する言い方を使うやり方が良いと言われます。

「なりたい」だと、裏を返すとまだなっていないということを認めたことになるので良くない、というのが理由ですね。

 

 

これに対して、

「ははぁ、なるほど確かにそう言われればそうだ!

そうか、アファメーションでは願望形は良くないんだ!やめよう!」

と思って使わないように気をつけている方もいると思います。

それはそれでOKです、私も通常アファメーションでは、

「なりたい」よりも「なりつつある」のやり方のほうをおすすめしています。

 

 

「なりたいと言うやり方はご法度」というわけではない

 

ただ、ちょっと誤解してほしくないなーと思う点は、

「別になりたいって言葉を使ったからって夢が叶わなくなるわけじゃない」

ということ。

中には、読む本読む本、見るサイト見るサイトにこう書かれているので、

「なりたい、という言葉はご法度!」

「そんなアファメーションのやり方をすると夢は叶わなくなる!!」

みたいに思っている方もいるかもしれないけれど、別にそんなこともないです。

 

 

さっき、

「『なりたい』だと、裏を返すとまだなっていないということを認めたことになるので良くない」

と書きました。

ここだけ読むと、確かに…!みたいな気になります。

でもね、あなたはこういうときなんて言います?

たとえばあなたに近々、旅行に出かける予定があってすっごく楽しみにしている!というとき。

普通は、

「ああ、早く旅行に行きたいなー!」

って願望形で言いますよね。

ここで、

「ああ、私旅行に行きつつある~!」

とか言う人いる?(笑)

いや、まぁ行く日が近づいてるんなら行きつつあることは間違いないんですけど、

だからってこんな言い回しは普通は使わないと思います。

 

 

で、別に「行きたいな~!」と言ったからって、

「行きたいと願望形を使ったせいで予定はダメになります!」

な~んてことはないですよね。

「なりたい」だと、裏を返すとまだなっていないということを認めたことになるので良くないって言ったって、

実際のところまだ旅行に行ってないもんは行ってないですわ、と思いません?

「いや、だって行ってないし。私まだ家にいますけど?」

と認めると旅行に行けなくなるの?というと、別にそんなことないですよね。

 

 

アファメーションで肝心なのは唱えるときの「思考」

 

「言われてみれば『なりたい』って普通に言うじゃん…。

じゃ、なんでアファメーションで『なりたいって言わないのが良いやり方!』なんてこんなにしつこく言われてんの?」

とか不思議になってきたかもしれません。

これどういうことかというと、使ってる言葉は同じでもその言葉を使ってるときの「思考」は全然違うんですね。

 

○金持ちになりたいよう……

○早く旅行に行きたいな~♪

 

どっちも「したい」という願望形ですが、前者のほうは、

「あぁ、どうせ無理だけどなれたらいいのにな、なりたいな…」

みたいな感じ。

そもそも金持ちになんてどうせなれないだろうけど、

でもなれたらいいのになぁ…みたいな、なんか無理だと諦めた上で言ってるような感じですね。

 

 

対して後者のほうは、

「もう行くって決まってて待ちきれないよー、行きたい!!」

みたいな、そもそも行くのが当たり前、行く前提で言ってますよね。

前者のなりたいは「なれない」という諦めから出てる言葉、

後者のなりたいは「なれる」という確信のもと出てる言葉。

言ってる言葉は同じでも、抱いている思考は諦めと確信だと全然真逆です。

 

 

アファメーションでは「今度旅行に行く」なんて小さいレベルじゃなくってもっと大きなことを望む人が多いです。

「どうせ(そんなデカいことは)無理だろうけど…」

という諦めから「なりたい…」という人が多いので、

「そうやって諦めなさんな、その諦める思考が現実になるでー」

「じゃあさ、『なりつつある』と言えば諦める気持ちもやわらぐよね?まだ可能性ある気がしてこない?」

と、諦めをなるべく消そうってんで現在進行形を使うようすすめられてるだけで、これ裏を返せば、

「私は金持ちになれて当然だ」

とさえ確信してれば、

「あぁ、金持ちになりたーい、早くなりたいなりたい!」

どんだけなりたいって言おうがなれます。

 

 

重要なのは言ってるときの思考、気持ちなんですね。

なんたって思考が現実になる法則ですから、

「(どうせ金持ちになるなんて無理だけど本になりつつあるってやり方がいいって書いてあったから)なりつつあります!」

なんて思考で唱えてたら意味ないし、

「(ひゃっはー私にはなれて当然だぜ!いつなるんだろ、めっちゃ待ち遠しいな~早く)なりたーーーーい!」

ならこりゃもうなれる。

ということで、結局ものを言うのは思考です。

 

 

「正しいやり方」を鵜呑みにし逆に効果が出なくなる人も

 

人間って言葉の影響を受けて思考が変わることがあります。

うーん、言葉の影響で思考が変わる例っていうと、たとえば…。

あ、昔どっかで聞いた話だけど、旦那さんが車好きで車種に詳しくて、しょっちゅう「あの車は…」とかいう話をする。

最初は興味ねー!とか思ってたのにいつの間にやら自分まで、街を走ってる車をチェックするようになった、みたいな話がありました。

これもともとは「興味ない」という思考が、車は、車は…という言葉の影響を受けて変わってますね。

 

 

同じようなことっていくらでもあるので、最初は「どうせ無理」という諦める気持ちがあっても、

「なりつつある、なりつつある、なりつつある…」

と繰り返すことによってその言葉の影響を受け、

「そうだよ、もしかしてこれからなれるかも…?なれる可能性だってあるじゃん?」

みたいに思考が変わっていくこともじゅうぶんありえます。

それを狙って「なりつつあると言うやり方がいいよ」と言ってるだけで、

別に「なりつつある」と言いさえすればそれで夢は叶いますとか、

「なりたい」という言葉を使ったら絶対ダメダメ実現不可能!とかそんなんじゃないんです。

 

 

ネット検索するとアファメーションの正しいやり方!といったものがいろいろ出てきますが、それだけを見て、

「言い回しを同じにすればそれでいいんだ!」

とか思っても、言い回しってのは本質じゃないです。

本質は言うことによって「思考を変えよう」という…あくまでも思考がどうか?が大事な部分ですから、

そもそも自分の「どうせ無理だ」って考え方を変える気がないまま唱えてたり、あと、

「さぁ、ちゃんとこれがコツだって言われてるとおりにやったから、これで叶うんだろうな!?」

というような依存心…、私はちゃんと唱えたので、あとは誰かなんとかしてくれ~的な自分以外のものに頼る思考で唱えてても意味がなくなっちゃいます。

ひどいと唱えるたびに依存心が強くなって、

「ちゃんと唱えてたのに、唱える前より状況がひどくなったけどなんで!?」

みたいなことも起こります。

これ潜在意識が「依存、依存、依存…」って思考を感じて、

「へー、この人の望みは依存することか!じゃあ、もっと依存できるような現実にしてあげなくちゃ…」

と勘違いを起こすからですね。

もっと困る状況になれば「誰かなんとかしてー!」という依存心はますます膨らみますよね、なので現実がもっとひどくなったりします。

 

 

「なりつつあります」と言うことで、

「そうだ、私にはなるだけの力があるんだ!」

という「私はできる!」って思考に変えましょうってのがアファメーションの趣旨ですから、

唱えて「私以外のものがなんとかしてくれるかな?」と思ってたら趣旨と真逆にいっちゃってることになります。

本来は自立心を高めるために唱えるものですよー。

 

 

ということで、

「アファメーションでは『なりつつある』というのが良いやり方です!」

というのはあくまでも、

諦めの思考を手放しやすくなるのでそうしてね、という意味で、

そう言いさえすればいいとかそういうものではないのですよーというお話でした。

 

 

アファメーションで大切なのはあくまでも「思考」です。

巷で「これが正しいやり方だ!」と言われていることに、とらわれすぎないのがうまくいくコツです。

 

 

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アファメーションなんて効果ない?それ、逆向きに効いてるだけかも?

花

 

効果がない方は「できますように」と言っていないか?

 

今回はアファメーションの効果がないと思っている方へ向けてのお話です。

アファメーションで唱える言葉は基本的に自由ではあるのですが、

「○○できますように」

「○○してくれますように」

という言葉は、入れないほうがよいと思います。

(よく言われることだから、聞いたことのある方も多いかも?)

なぜかというとこういう言葉って、

「自分にはできないと思っているときに出る言葉」

だからです。

 

 

たとえばあなたは、

「明日の朝起きたら、顔を洗えますように…」

「そのあと、ちゃんと着替えができますように…」

とか考えたことはないと思いますが、これがなぜかというと、

「そんなことは自分の力でできて当然」

と思ってるからですよね。

 

 

対して、自分の力ではできないと思っていること…受験の合格とか、そういうことになると自信がなくなるので、

「合格できますように…」

という言い方になります。

あまりはっきり普段は意識しないかもしれませんが、「できますように」というのは心理下で、

「私にはそれをする自信がない」と認めているときに出る言葉です。

できますように、できますように…と何度も唱えるのは、

「それをする自信がありません、それをする自信がありません」

と唱えているような感じなんですね。

 

 

自信のなさが強化されるので効果が出ない

 

前に「行動が動機を強化する」というお話をしたことがあります。

習い事をさぼると次にますます行きたくなくなってしまうのは、

「習い事をさぼる」という行動を取ることにより、そのさぼるという行動を取る動機となった思考…、

つまり「私は習い事に行きたくない」という思考が強くなってしまうからです。

 

①行きたくないという思考が生まれて、

②さぼるという行動を取ると、

③その行動によって「行きたくない」という思考(動機)が強化され、ますます行きたくないという思考が強まり、

④もっとさぼりたくなってしまう

 

ですね。

これと同じことが「できますように」と唱えたときにも起こります。

 

①できる自信がないという思考があるので、

②「できますように」と口にするという行動を取ると、

③その行動によって自信のなさが強化され、ますますできる自信がなくなり、

④またできますようにと言ってしまう

 

という感じです。

このような感じで、

「できますように、できますように」

と唱えるほどに、その動機となっている思考、

「私は自信がない、私は自信がない」

のほうが強くなってしまいそれが現実化され、

「アファメーションを唱えたら、唱える前よりもやる気がなくなった、物事がうまくいかなくなった」

という方もいます。

 

 

で、ここで、

「アファメーションをちゃんとやったけど効果なかった!」

と思ってしまう方もいるのですが、いやいや、効果はありますよー。

だって、唱えることでうまくいかなくなったり、やる気がなくなったりしたんですよね?

それって「うまくやる自信がない」と唱えることで、ちゃんともっとうまくやる自信がなくなって、

ちゃんともっとうまくやれない現実につながったのですから、しっかり効果があった、ということです。

ただし、本人の望まない方向に効果が出てしまってはいますが…。

 

 

ただこれは、

「あら、うっかり望まないことが強化されるような唱え方しちゃったな」

「えっ、できる自信がない、って唱えてたようなもんだったんだ!しまったなー。

でもこれで効果あるってことはわかったんだし、今度はちゃんと、

『やる!できる!』って唱えればそれも効くってことがわかったぞ!」

と気づいて言い方を変えればいいだけです。

 

 

アファメーションは最初は「そうは思えない」もの

 

アファメーションというのは、誰かなんとしてくださいとか、どうか○○できますようにといった、

「自分以外のものへのお願い作業」

なわけではありません。

そうではなくて、

「自分の思考の強化作業」

です。

なので「自信がない」というような、強化したくないことをうっかり唱えるとそれも強化されてしまいます。

あくまでもアファメーションでは、「これから強くしていきたい思考」を唱えてください。

「私は合格できる。その自信がある!」

などです。

 

 

ここで、

「でも、そうは思えません…」

と言いたくなった方もいると思うのですが、はい、最初はそう思えなくていいんですよ。

そうは思えないってことは「自信がある」というのが弱い思考だからですよね。

弱い思考だからこそ、強化作業で強くするんですから、最初はその思考は弱いのが当たり前。

最初から強いならわざわざアファメーションで強化する必要はないので、最初は「そうは思えない」というのが正解です。

 

 

えーと、体力がないならウォーキングして体力つけましょう、みたいな感じです。

もともと体力あるなら別にウォーキング必要ないので、最初は体力がないからこそそれをしますよね。

「体力づくりのためにウォーキングしましょう」

という提案に、

「でも、体力ないので…」

とウォーキングをしないでいるとずっと体力がないままなのと同じで、

「でも、そうは思えないので…」

と思考の強化作業を行わないと、ずっと自信があるという思考は強くならずじまい…となってしまいます。

「これは、思考を強くするための脳内ウォーキングなんだ!」

というふうに考えてみてください。

体力と同じで、思考も繰り返していくことで必ず強くなりますよ。

 

 

アファメーションは自分の思考の強化作業。

強化したくないことを唱えてしまうと、それも強化されてしまうので気をつけて。

 

 

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不安を消すために、潜在意識下の不安をあぶりだす。

チューリップ

 

潜在意識から不安が出てきたら大正解

 

本日は、アファメーション中に感じる不安についてです。

アファメーションをすると自分の潜在意識から、

「でも、どうせそんなことできない」

「どうせ私なんて…」

という不安や恐怖が出てきますよね。

そうすると当然、嫌だな~って思います。

でもでも実はこれ、

「そうして潜在意識から不安が出るのが大正解!ならないほうが何かが間違ってる」

んです。

 

 

その不安は、アファメーションする以前からあなたの潜在意識に潜んでいたものです。

別にアファメーションによって新たに出現したわけではなく、普段から、

意識はしていないだけであなたの心の底にはずっと、24時間365日潜んでる不安です。

 

 

普段は潜在意識下に潜んでいるから意識せずにすんでいるんだけど、

その潜在している不安って、なにかの折にポンと出てきて悪さするのであなたは困ります。

たとえば、好きな人と仲良くなりたいなと思ったときにポンと、

「でもどうせ相手にされないよ」

とか。

成績あげたいなと思ったときに、

「でも頭悪いし無理じゃん」

とかとか。

こうしてポン、ポン、と意識の上に出てきて邪魔をしてくるので、あなたは困ってしまいます。

 

 

こういう不安って、感じまいとして押し殺す人が多いのですが、

そうしてまた潜在意識下に追いやったところで、不安を消すことができたというわけではありません。

今のところは見えなくなった、というだけで、ずっと潜んで存在しているしまたいずれ出てきます。

こういう不安は根こそぎ退治して消すことができればいいですよね。

 

 

潜在意識下の不安をゴキブリに例えてみる

 

これ思ったんですが、

「意識はしていないだけで、あなたの潜在意識には24時間365日不安が潜んでいる」

を、

「気づいていないだけで、あなたの部屋には24時間365日大量のゴキブリが潜んでいる」

と例えたらどうかと。

そう、普段は隙間に潜んでるから気づかない・意識できないだけで、すっげーいるとする…怖いだろ…。

潜んでるゴッキーってたまにいきなり出てきてぎゃーってなりますよね。

たまに出てきて困ってしまう不安とちょっと似てます。

 

 

そこで一掃するためにバルサンを購入、部屋で焚くとする。

で、焚いたら苦しんだゴッキーがうぎゃーって部屋の隙間とかから大量に出てきてびびったとする。

(いや、普通はバルサン焚いてる間は部屋から出るし、実際焚いたら隠れてたゴッキーが隙間から出てくるかどうかはともかく、単なる例えとして

出てきたらあなたはウッギャアアアアと動揺するかもしんないけど、でもなんで出てきたかというと、

ちゃんと退治しようとしたからであって、こちらのやり方がちゃんと相手に効いてるからこそ、効いている証拠として出てきますよね。

 

 

これと同じで、アファメーションってちゃんと効いているときに、その効いている証拠として不安が出てきます。

逆に、なんか間違ったやり方してると不安にならないです。

潜在意識を変えようとして、「できる」という言葉で刺激してゆさぶりをかけてるっていうのに、

そこで不安が出なかったら、それって潜在意識をうまく刺激できてない、反応させられてないってことです。

むしろ不安にならない場合に、

「なんかやり方違うってことだ、やばい、ちゃんとできてないんだ…」

と不安になったほうがいい。

 

 

なんだかへんな言い方なんだけど、

不安になったら安心してください、「私のやっていることは間違ってない証拠だ!」と。

「嫌だー、不安がでてきたー」と考えるより、

「しめしめ、あぶりだされて出てきやがった。効いてる効いてる♪

と思ってみてください。

こうして出てきてくれるからこそ、それを退治して消すことができます。

 

 

出てきた不安はアファメーションで必ず退治できる

 

①不安が潜在意識の中に潜んで隠れてしまっている

②隠れているので退治しようにもうまいこと手が出せない

③いつまでも自分の意思とは関係なくちょいちょい意識の上に上ってきて困る

 

というのが今の状態なので、

 

①不安が潜在意識の中に潜んで隠れてしまっている

②意識の上まで不安をあぶりだす

②出てきた不安を「できる」という言葉でどんどん退治していく

 

どうでしょう、こういうふうに考えると少しは、

「アファメーションすると不安になるので嫌だ」

という気持ちは和らぐでしょうか?

「不安なのはアファメーションが効いている証拠だ」

「のこのこ出てきてくれたおかげで消せるぜ~♪」

と考えてみてください、きっとそっちのほうが楽だし、続けやすいと思います。

 

 

「潜在意識から不安が出てくるので嫌だ」ではなく「出てきたおかげで消せる!」と考えてみて。

 

 

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潜在意識を書き換える大切な言葉、アファメーションについて。

 

海

 

引き寄せでうまくいくには「自分を変える」ことが絶対の条件

 

本日はアファメーションについてです。

アファメーションって引き寄せですごくよく言われることですが、

引き寄せを実践している方って大きく分けると、

 

①アファメーションを避けてさまようタイプ

②アファメーションにとらわれて動けなくなるタイプ

 

の2種類に分けられるように思います。

今回は①のタイプの方についてお話してきます。

 

 

これは昨日の記事にも書きましたが、引き寄せの法則とは、

「自分の思考を『できる』へと変えれば、できます」

という法則です。

裏を返すと、

「自分の思考を『できない』から変えなければ、できません」

と伝えてきている法則でもあります。

引き寄せってもともと、

「あなたが自分の思考を変えるのであれば」という条件付きで、

うまくいきますよ~と言っている法則です。

 

 

ならば、こちらはその条件をクリアするしかない。

つまり引き寄せにおいては、

「自分を変える」という条件は、どうしても満たさなければならない絶対条件。

ということです。

そしてたいがいの書籍などでは、

「その条件をクリアするために(思考をできるへと変化させるために)この方法を使いなさい」

と、アファメーションが出てきます。

 

 

頻繁に言われすぎてむしろスルーされるようになったアファメーション

 

私は引き寄せについてよく知らなかった頃、

読む本読む本にアファメーションという言葉が出てくることに、

だんだんウンザリする気持ちになってきたのを覚えています。

「またこの本もアファメーションって言ってるわ、他に言うことないのかな…」

みたいな気分になってくるんです。

なんか徐々に、

「はいはい、わかったってば」

みたいな気分になってくる。

もはや最後のほうは、アファメーションについて書かれている章は読み飛ばすことさえありました。

「それについては嫌というほど読んでわかってるから、もういいわ」

と思うからです。

こういう方はほかにもいるかもしれないなと思います。

 

 

では、なんでこうもみんながみんな口をそろえてしつこくアファメーションとうるさいのか?

これは、

「それを言うしかないから」

なんですね。

どういうことかというと、人間の潜在意識って「刷り込み学習」しかしないんです。

何度も繰り返されたことしか覚えない、という特性がもともとある意識です。

なので、その特性を持った意識を変えたいのであれば、これはもう繰り返して刷り込んでいく以外、すべがないんですね。

 

①海に行きたい

②海に行くための手段はバスしかない

③ではバスを使うしかない

 

これと同じで、

 

①潜在意識を変えたい

②潜在意識を変えるための手段は刷り込みしかない

③では刷り込むしかない

 

です。

「海に行きたいのですが…」と言う人がいれば、手段がバスしかない以上、

言われた側は「バスを使って」と答えるしかないですがそれと同じで、

「潜在意識を変えたいのですが…」と言う人がいれば、

言われた側は「変えたい内容を繰り返して」と答えるしかありません。

それを言うしかないため、引き寄せについて教える本などには「アファメーションしなさい」と書かれていますし、私もそう言っています。

 

 

しかしなんだろう、私はここ最近自分がアファメーションと書くたびに、

「健康を大切に」

という言葉が脳内に浮かんできます。

 

①健康でいたい

②健康でいるためには健康を大切にするしか手段はない

③では健康を大切にするしかない

 

なので「健康を大切に!」と世では言われていますが、

もうこの言葉って耳タコ状態というか、そんなこと言われなくてもわかってる、みたいな気になりません?(^^;)

でも実際には、わかってないから暴飲暴食とかするわけです。

そんで病気になって、そこで初めて「体を大切にすればよかった」と気づいたりしますよね。

 

 

これと同じで、なんか引き寄せが流行るほどにアファメーションという言葉も一緒に流行ったので、

健康を大切に、と言われたときと同じような反応になってる方も多いんじゃないかなと思います。

そんなこと言われなくてもわかってる、みたいな感じでスルーする人が(私を含め)増えてる気がします。

でも実際、わかってないからやってないわけです。

そんで死ぬときになって、「願いが叶わなかった」とか気づいても遅いんだぞ~!( ゚Д゚)

 

 

引き寄せでうまくいかない人の流れは大体こんな流れ

 

私はよく「自分を変えるにはどうすればいいですか?」と質問をいただきます。

上に説明したように、変えるためのすべは刷り込み学習しか存在していないため、

「アファメーションを繰り返してください」

と答えます。

すると相手から、

「…やっぱり、それしかないんですかね…?」

と返ってくることがあります。

そう聞き返したくなる心情は、だいたいこんな感じなのかなと思います↓

 

①「できると信じればうまくいく!」と言っている引き寄せの法則、発見!

②「へぇぇ!できると思うだけでいいんだ!楽そうだ、やってみるか!」

と興味を持つ

③しかし、やれと書かれているアファメーションをやってみたら、思っていたより面倒で辛い

④「ちぇ、なんだよ…楽そうだからやってみようと思ったのに…面倒じゃん…。

…なんとか、アファメーションしなくてもうまくいく方法ってないのかなぁ…」

と思い始め、アファメーションをやめてしまう。

⑤しかし実際のところ、残念ながら自分を「できると思考している人間」に変えるにはそれ(刷り込み学習)しか方法がない。

その唯一の方法を使わないため、「できると思考する」という絶対条件を満たすことができず、ずっと変われない。

⑥「変われません、どうすればいいですか?」と私に質問する。

⑦私は「アファメーションしてください」と答える。

⑧言われた側は、

「えー…。…それをするのが嫌だから、暗にそれ以外のことが聞きたいって意味でどうすればいい?って聞いたのに…」

と思う

⑨「やっぱり、アファメーションするしかないんですかね…?」

と、本当に他に何かないのか改めて確認したくなる。

 

という感じだと思います。

正直、その気持ちもわかります。

でもね、これちょっと…もしあなたがこういう立場だったら?と想像してみてほしいんです。

 

①「海に行きたいんですが、どうすればいいですか?」と誰かに声をかけられる

②あなたは海に行くための手段がバスしかないと知っている。

そのため「バスに乗ってください」と答える。

③「えー…。…それをするのが嫌だから、暗に他の方法が知りたいって意味で聞いたんですけど…。…やっぱ、バスしかないんですかねぇ?」

と聞き返される。

 

どうでしょう、こう言われると、

「…素直にバスに乗って…」

という気持ちにならないでしょうか。

私はそのような心境になるわけです、素直にアファメーションして…と…。

 

 

目的は「願いを叶えること」か「願いを叶える方法から逃げること」か

 

こういう方っていつの間にか目的が、

「願いを叶えること」

から、

「アファメーションを避けて通ること」

にすげ変わってしまっていることに自分で気づいていないんじゃないかな、と思います。

本当の本当の目的は、

「自分の願いを叶えるために、アファメーションという手段を用い、自分を変える」

ということですよね。

それがいつの間にか、

「アファメーションが嫌だから、アファメーション以外の方法を探し、自分を変える」

に変わっていないかどうか、確認なさってみてください。

 

 

もしそうなってたとしたならば、私自身もそうだったのでほんっとう~~~にその気持ちはよくわかるんですけども…(;^ω^)

でもね、そうしてアファメーションしないことが目的なら、

いまあなたの目的は達成されて、すでに叶ってるということになるんです。

アファメーションを避けて通りたいと思考し、そしていま実際にやらずに避けているのであれば、

それってちゃんと思ったとおりにできている、ということです。

本当にそれでいいのかな?って、もう一度自分に問いかけてみてください。

 

 

ときにそのものズバリ、

「アファメーション以外の方法で潜在意識を変える方法ってありますか?」

と聞いてくる方もいます。

ある意味、

「まぁそれが本音だろうな、この人素直だな」

とも思うのですがこの質問って、

「潜在意識を変える方法を使わずに、潜在意識を変える方法ってありますか?」

と聞いているということです。

それは、

「海に行くための方法を使わずに、海に行く方法ってありますか?」

と聞いているのと同じで、こう言われると、

「さすがにそんな方法はないな…」

って、気づくかと思います。

 

 

「願望達成」という目的を達成するための手段として「アファメーション」を使います。

いつの間にか目的が「願望達成のための手段を避けること」になっていないか確認してみてください。

願望達成のための手段を避けていたら、残念だけどそりゃ願望達成されないからね…(;´・ω・)

 

 

あなたの目的は「願望達成」のはず。

「アファメーションを避けること」が目的になっていないか確認を。

 

 

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執着を手放した時に叶うって引き寄せでよく言うけど、執着を手放す方法って何?

空

 

「もういいや」と執着を手放すと必要なものが見えてくる

 

本日は、「執着を手放した時にうまくいく」についてです。

よく引き寄せだと「もういいや~」ってこだわるのをやめたらうまくいきます!とか言われます。

でも、

「執着を捨てるってどうやって…。

ゴミ捨てるみたいにポンと捨てられるもんでもあるまいに…」

と思ってて実はよくわからない人も多いのではないかと思います。

ここについてお話していきます。

 

 

まず昨日の記事を再びなんですが、昨日はこのように書きました。

 

必死に探し物をしていても見つからないことがある。

しかし、

「あ~、もういいや」

と諦めたとたん、目の前にあることに気づくことがある。

「さっきから何度もそこ見たのに、なんで気づかなかったんだ!?」

というのは経験したことのある方もいるはず。

では、なぜ気づかなかったのか?

これは、

「ない!ない!ない!」

と必死になっていると潜在意識は「ない」にフォーカスし、「ない」を目的に動くため。

目の前にあって明らかに視野に入っていても潜在意識が、

「ないってことにしよう」

と働くので、気づかなくなる。

「もういいや」と諦めると潜在意識は「ない」にフォーカスするのをやめる。

「もうないってことにしなくていいんだ、じゃ、見えるようにしていんだな」

と働くので、急にそこにあることに気づく。

 

「見つからないと嫌だ!!」って必死に執着していると、

どんなに探しても、目の前にあるものにすら気づかなくなる。

「もういいや、そのうち出てくるだろ…」

と執着をやめると、いきなり気づく。

こういうことが起こるので、

「夢叶わないといや!やだやだやだ!!」

って必死に執着していると、目の前に夢を叶えるチャンスがあっても全然気づかなくなります。

なので引き寄せでは、

「金持ちになりたいよう!!!」

「恋人ができなきゃいやだーーー!!」

のように必死になるな、執着するな、こだわるのをやめるとうまくいくといいます。

それをやめたとたんにチャンスが見えるようになるから。

で、あっという間にうまくいきました、という人も出ます。

 

 

じゃ、執着を手放して「金持ちにならなくてもいいや」と思えばいいのか?

 

で、これを聞くと大概の方が誤解します。

「じゃ、金持ちになりたい!と思わなきゃいいのか」

「別に恋人ができなくてもいいと思っていれば恋人ができるのか」

と。

 

 

いや、それじゃできないんじゃないかな?(;^ω^)

 

 

別にならなくていいんなら、ならなくていいじゃない。

今のままでいいじゃん、ってことになっちゃいます。

「え~、違うの?

だって探しものをするときは『あ~、もういいわ』って思うと見つけられるんだよ?

同じ要領で『あ~、もう金持ちにならなくてもいいわ』と思うと、なれるためのチャンスが見つかるんじゃないの?」

というと、ちょっと違うんです。

 

 

よ~く考えてみてほしいのですが、探しものが見つからなかったときの、

「あ~、もういいや」

って、

「あ~、もうこれから先、二度と見つからなくてもいいや」

っていうんじゃなくって、

「あ~、まぁどっかにあるのはわかってるしそのうち見つかるだろう、もう『今は』いいや」

って意味で「もういいや」って言ってません?

別に見つけることそのものを諦めてるわけじゃなく、

「いま、見つけるために必死になること」

を諦めてるんですよね。

 

 

同じように、金持ちになることそのものを諦めるわけじゃなくて、

「いま、金持ちになるためのチャンスを見つけるために必死になること」

のほうを諦めろ、という意味です。

「あ~、まぁ金持ちになるのはわかってるしそのうちなるだろう、もう『今は』いいや」

って感覚になれということですね。

 

 

探し物を見つける効果的な方法「あ~、もういいや」

 

あ、そうだ。

ここで再び昨日の記事が出てくるんですが、

探し物を早く見つける手段として私は、

 

「あった~!」と言いながら探す

 

と書きました。

これサラッと書いたし「バカみたいな方法だな」と思って流したかもしれないけど、

今度なにか探すときはこれやってみてください、本当にこれで早く見つかりますよ。

冗談とかじゃなくて真面目に効果のあるやり方です。

最初に潜在意識に「ある」ということにフォーカスさせてしまう。

すると潜在意識は「あるんだ、見つけるんだな」となるので、早く気づく。

 

 

これと同じ要領でうまくやろうということで、

「金持ちになった!と最初に思え」

「アファメーションは『なった』と完了形を使って言え」

というふうに言われることがありますね。

最初に、

「私は金持ちになったんだ」

とか、

「もうそうなることは決まっているんだから、あとは時間の問題だ。今必死にならなくていいや」

と思ってしまう。

そう思えさえすれば、勝手に「執着を捨てた」状態になります。

 

 

「でも、急にそう思えないんですけど…」という人はどうやって執着を手放す?

 

「でも、金持ちになることはもう決まってるなんて思えないんですけど…」

と誰しもが思うはずですが、はい、そりゃ急には思えないですよ~(;´・ω・)

なので、

「そう思えるようになるための作業」

として、引き寄せではしょっちゅうアファメーションしろと言われているわけです。

なので、結論としては「アファメーションやってね」ということです。

よく「執着を手放す方法ってなんですか?」とか聞かれるけど、アファメーションのことです。

アファメーションしてればできると思えるようになる。

できると思えるようになれば勝手に「できないと嫌だぁ!!」という執着は消える。

執着が消えれば勝手に「まぁ、いま必死にならなくてもいいや」と思えて、

それまで見えなかったチャンスに気づけるようになりますよ。

ということで、まとめ。

 

 

アファメーションで「私にはできる」という気持ちを育てる。

すると「もう(いま必死にならなくても)いいや」と執着を手放せる。

 

 

アファメーションに関しては以下で徹底解説してありますので、

参考にしていただければ嬉しいです↓

 

アファメーションのことだけじゃなくて他にもたくさん書いてあります。

わからないことがあればメールで回答しますから、遠慮なくお聞きになってくださいね(*´ω`*)

 

 

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ありがとうを1000回言っても何も効果がない原因とは。

花

 

ありがとうを1000回(あるいはそれ以上)言っても効果なし?

 

●潜在意識に新しいことを学ばせたい場合には、学ばせたい内容を「繰り返す」こと
●このような、潜在意識への新たな学習のための繰り返しのことを「アファメーション」と呼ぶ

 

…というのが昨日書いた記事の内容でした。

「ありがとうを1000回言うと事態が好転する」

なんてお話もありますが、これも一種のアファメーションです。

ありがとうを何度も何度も繰り返すことにより、

 

潜在意識が、今までになかった「感謝の気持ち・ありがとうという言葉の重要さ」などを学習する

無意識のうちに、あなたの行動や言動に「感謝」にまつわるものが増える

感謝するような出来事が増えたり、人から感謝されることが増えれば、事態は感謝のなかったときより良くなる

 

…となります。

 

 

でもでも、いまこう思った方もいるはずですよね。

「ありがとうなら1000回どころかもっともっとたくさん言ったけど、なにも効果ない…」

「効果がないどころかむしろ事態が悪化したんですけど…。必死に唱えたのに、なんで…?」

と。

では今日は、なぜこのようにして効果が出ない人・かえって悪化する人がいるのか?についてのお話です。

 

 

あなたの「ありがとう」は、感謝か反動形成か?

 

ありがとうを口にしても効果がなかったあなた。

一度、

「私がしていたのは感謝か?それとも、反動形成か?」

と考えてみてください。

 

 

反動形成って何か?というと、これは人間の心理のひとつで、

「自分の本心を隠すために本心とは逆の行動・言動を取ってしまうこと」

です。

たとえば大好きな女の子がいるのに、ついついその子の前で、

「このブース!!」

と言っちゃうとか。

あるいは、本当は出世して昇給した同僚が羨ましくてたまらないのに、

「ふん、俺は出世になんて興味ないね!」

と言っちゃうとか。

どっちも自分の本心、「大好き」「羨ましい」を自分自身で素直に認めることができないため、

それとは真逆の言葉や行動を取って、自分の本心をごまかそうとする人間の心の働きのことです。

 

 

私が思うにありがとう1000回やってる人の中には、感謝ではなく反動形成をしてる方も多いです。

「日常に不満がある。いろいろなことに文句が言いたい」

それが本心なのに、そう思っている自分を素直に認められない。

そのため、真逆に、

「ありがとう、ありがとう、ありがとう…」

と繰り返すことで、自分の本心をごまかそうとしている。

 

 

認められない理由としては、たとえば、

「引き寄せでは常にポジティブでいましょうと言われるので、不満を抱くのはいけないことだと思っている。

不満を抱くというネガティブな行動をすると、悪い事態が起こるのでは?と思ってるから、

悪いことが起こるのを避けたいがため、自分の中の不満を素直に認められない」

…なんてこと、ないかな?

そうして、本当は感謝なんてしてないのに、でもそれを認められないから無理してありがとうを言ってませんでしたか?

だとしたらあなたの心の中では、以下のようなことが起こったはず。

 

 

「ありがとう」で抑え込んだ不満は2倍に膨らむ

 

素直に「私はこう感じている」と認められず反動形成をしたとき、

そのように「感じないふり」をした感情は、素直に感情を認めたときと比べると、

およそ1,5倍~2倍へと膨れ上がると言われています。

つまりあなたが認めまいとした不満は、ありがとうを言う前より増えたということ。

不満が増えたんだし、そりゃ辛くなるよね(;´・ω・)

 

 

そして、このように「悲しみ・怒り・不満・心配」といったネガティブな感情を抑え込むためには、

人はものすご~~~~~~く脳の力を使います。体も疲れますね。

たとえば苦手な人と接してて「嫌い・嫌い・嫌い…」って感情をグッとこらえて接してたあとなんか、ドッと疲れますよね。

もうグッタリ来てそのあとに何をする気力もなくなることがありますが、

これは「嫌い」という感情を抑え込むことに、脳がものすごい力を使っているためです。

これは「嫌いな人と接してグッタリきたわ~」程度ならまだいいんですが、

あまりに長期間自分の本心を抑え込んでいると、酷い場合には、

「朝、ベッドから起き上がることもできない」

くらいにまでなったりとか、鬱などの精神的な病気につながっていったりすることもあります。

 

 

脳は本心を抑え込むことに力を使い込んでしまっているので、いつもより疲れる。

大概自分では自覚がないのですが、どんどん他のことに気が回らなくなりますし、

普段できることでもできなくなっていく、ミスが増えていく…となっていきます。

こりゃあ、効果ないどころか事態も悪化するよ~(;´Д`)

 

 

あくまでも口では「ありがとう」と1000回言っているんだけれど、本心ではそう思っていない。

結局これは、

「ありがとうと口では言っているけど本当はそう思っていません。

ありがとうと口では言っているけど本当はそう思っていません。

ありがとうと口では言っているけど本当はそう思っていません」

と1000回言っているようなものですから…。

むしろ「ありがとうと思えないようなこと」ばっかり、目についたり経験しちゃうようになっちゃうのは自然なこと。

「ありがとうを唱えていても効果がない・事態が悪化した」

という原因はこれです。

 

 

自分の本心に気づき、認めることで効果は出てくる

 

じゃ、どうすればいいのか?というと、

 

 

思い切って、自分の本心を認めることです。

 

 

だって、本心を無視しちゃってたから辛かったんだもの。

だったら、思い切って無視するのをやめちゃって、

「あぁ、そうか~。私って、本当は感謝はしていなかったんだ。

きっと『ありがとうを言わないと悪いことが起きる』って思って怖かったのかな。

だから必死になっちゃってたんだな~…」

と素直に本心を認めてみてください。

そうすると膨れ上がっていた感情は解消されて、疲れ切ってた脳も体も回復していきます。

自然とやる気は上がるし、素直になるし、物事もうまくいくようになるし、そしたら、

「…よし、次は本当の意味でありがとうって言えるようになりたいな」

ってきっと気持ちが変わりますよ。

そうして本当の感謝のありがとうを言い始めたならば、

 

潜在意識が、今までになかった「感謝の気持ち・ありがとうという言葉の重要さ」などを学習する

無意識のうちに、あなたの行動や言動に「感謝」にまつわるものが増える

感謝するような出来事が増えたり、人から感謝されることが増えれば、事態は感謝のなかったときより良くなる

 

こっちの流れに移ることができるようになります、だいじょうぶ!(*´ω`*)

 

 

ありがとうを1000回言っても効果がない場合、反動形成ではないか?の確認を。

 

 

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管理人:岡野 真

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