自己観察で、意図できる自分になる。

観察

 

意図をしつづけていられない…という方は?

 

今回は、自己観察についてです。

先日の記事で、願いは意図で叶うというお話をしました。

ただこれを聞いても、

「ほほー、じゃあ意図してようっと♪」

とスンナリ意図しつづけていられる方はそうそういないんじゃないかと思います。

ほとんどの方は、

「よし、じゃあ叶えると意図するぞ!」

といったんは意図したあと、

「でもなぁ、そんなの本当かなぁ…」

「現実を見るととても叶えられそうにない…やっぱ無理じゃないの…」

と思うはず。

叶うという意図を持ち続けられなくなってしまいますよね。

ではどうすれば意図を持ったままでいられるの?というと、自己観察するのがおすすめですよーというお話です。

 

 

自己観察すると、思考の影響を受けず意図できる

 

これ、とある掲示板でそのものズバリ「自己観察」というお名前の方がお話してることなんですけど、

 

「感情」=意識の下にストックしてる観念や記憶のデータの中から、
状況に応じて自動反応で浮上してくるもの。一時的なもの。

 

「思考」=一時的な感情を分析、定義してそれにリアリティを持たせようとしてるもの。
現実をありのままに見るのを妨げてるもの。
だけど、それらは意思と関係なく無意識のうちに自動的に起きてくるものなので、
意識的に、主体性を持って生きることを選択したとき(その感情や思考をいらないと取り下げたとき)
その一切が無効になるので、その一時的感情や、感情を分析、定義してる思考に飲み込まれない限り、自分の「意図」に影響を与えられるものではない。

 

この、

「思考に飲み込まれない限り、自分の意図に影響はない」

というの、とっても大切だと思います。

人って、思考を自分のものだと思ってるんですけど、大概は自分のものではありません。

自己観察によってここに気づくと、意図を持ち続けていられるようになると思います。

 

 

感情や思考は、自分のものではない?

 

「は?自分の思考が自分のものじゃないってなに…。

自分で考えてるんだから、自分のものでしょ?」

と思った方も多いと思いますが、どういうことかというと…。

 

 

たとえば、あなたがAさんに挨拶したのにAさんは返事をしなかったとします。

ここでつい「なんだよ、嫌な奴だな!」と思考したとします。

この思考も、あなたの意志ではありません。

だって、

「よし、私はいまからAさんを嫌な奴だと考えるぞ~」

とか考えてやったわけじゃないですよね。

そうしようなんて意志はないのに、反射的にそう思考したはずです。

 

 

では、なぜ反射的にそう思考したのか?というと、もうこれは長年、そうするように仕組まれてきたからですね。

幼いころから徹底的に、

「挨拶をしないのは失礼なことである」

といった観念を埋め込まれているし、そのような観念があるとそこから自動的に、

 

挨拶されなかった

じゃあ失礼なことをされたってことじゃん

じゃあそんなことをするのは嫌な奴じゃん

 

とムカッと来て相手を嫌な奴だと思考するようになります。

人ってたいがいはこうして、他者から埋め込まれた観念をもとにして反射で怒ったり笑ったりしています。

幼少期から長年かけてそう反応するようにプログラムされたから、

自分の意志で考える間もなく反射的にそうしてしまう、という感じです。

 

 

自己観察で「これは反射だ」と気づけば意図どおりにできる

 

けれど、ムカッときて「ヤな奴」と思ったとき、

「これは反射的にムカッときたあとヤな奴だと思うようにプログラミングされているからそうしてしまうのであって、今の私の意志ではない」

と気づく方は少なく、逆に、

「この私の思考は本物だ」

「私のこの考えに間違いはない」

と、なぜかプログラムで操られて怒らされている自分こそが自分なのだ、

これぞアイデンティティだ、みたいに、なんか操られている自分のことを非常に大切にしちゃいます。

 

 

でも、自己観察することで本当は自動操縦させられている自分に気づきましょう、と。

ムカッ…ときたときに、

「あぁ、私はムカッときているのね~」

「ほー、そう反応するんだ~」

「ヤな奴!!…と私は思っているのね~」

と客観的に自己を観察できたならば、その自己観察をしているほうの自分って、反射で起きる思考に飲み込まれていませんよね。

その観察している側の自分が本当の自分です。

その本当の自分のほうは、意図を邪魔されることはありません。

だってプログラムの外にいるしね。

 

 

意図してもそれができない、というのは、なんらかの自分ではない思考に支配されていて、

かつ自分が支配されているということに気づいていないとき、

支配されている自分が本当の自分だと思い込んでいるとき、なんですね。

その思い込みから抜けるために、自己観察は効果的だと思います。

 

 

自己観察はエゴの思考に有効である

 

自己観察を提案しているのは、「何かをしないではいられない」エゴに対して有効だから。
本当は「何もしなくていい」んですが、そこで手放しに「何もしない」ことが出来ない人も多いと思います。
そういう人は、まず自分が普段どれくらい「自分のものではない」エゴの思考にふり回されてるか気づければそれを却下すればいいし、

そうやって慣れてくればいつのまにか本来の立ち位置(「何もしないでいい」立ち位置)に立っていることに気づくと思います。

 

自己観察さん、本来は(意図以外)何もしなくていいとしつつも、

「でもそうは言ってもそれって難しいよね」

ということで上で書いたように、自分ではない思考に振り回されていることに気づくため自己観察してみてはどうか?

いかに自分が振り回されているかに気づいたら、振り回してくるものを却下すればいい(捨てればいい)し、

それに慣れれば、「何もしなくていい」という本来の立ち位置に立てるよと。

 

 

実際、自己観察していると自分がいかに自分ではないものに支配されているか、

支配されていることに全然気づいていなかったか、

支配された自分こそが自分だと思い込んで生きていたかに気づくと思います。

それに気づけるようになると、

「なんだ、叶わないと思考してるのは私じゃないじゃん」

ということにも気づくと思います。

過去に埋め込まれた、

「夢を叶えるためには努力すべき、なにかすべき」

といった固定観念と違うから反射的に不安になっているだけじゃないか、

そうして不安になったあとこれまた反射的に、

「どうしよう、なにすればいいかわからない、無理だ」

と思考してしまっているだけじゃないか、

過去にできたプログラムに意図を捨てさせられていただけじゃないか…、

ということに気づけば、気づいた側の自分…プログラムの支配を受けていない自分になら「叶う」という意図は持ち続けていられます。

それが本来の立ち位置、何もしないでいい立ち位置です。

 

 

まずは日常の小さなことから自己観察を

 

なんだか難しそうって感じを受けたかもしれないけれど、

とりあえず日常でなにかに怒ったりしたときに、

「ムカつく!」

だけじゃなくって(これは反射プログラムに「ムカつく!」と思うように支配されてやっている状態なので)

「ほー。ムカつくのか…そう感じているのね…ふぅん…」

と自己観察するようにしてみてください。

自己観察する際の注意点として自己観察さんが言ってるけど(なんかややこしいな)

 

「観察しよう」と力を入れないで、淡々と客観的に眺めてるほうがいい。

 

です。

最初のうちは「淡々と自分のや思考を観察する」というのに慣れないかもしれないけれど、慣れてくると、

「あぁ、本当に思考というのは自動で出てきてる、私の意志じゃないんだ」

と実感が伴ってきて、出てくる思考に対して「ふーん」って感じになってくると思います。

 

 

これが上手にできるようになってくると、

「どうせ叶わないんじゃないか」

「なにか努力すべきじゃないのか」

「叶うと意図すればいいと言われても信じられない」

というのに対しても、「ふーん…」という感じで見られるようになります。

そう思っているのは私じゃない、と知っていますので、わざわざ、

「そう思うのをやめてちゃんと意図しなきゃ!」

とか思わなくても意図できるようになってると思います。

 

 

自己観察で思考が自分のものではないと気づくと、意図を持ち続けていられる。

 

 

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潜在意識は、意図するだけで願いを叶えてくれるのか?

花

 

意図するだけ?他にはなにもいらないの?

 

今回は「意図するだけ」についてのお話です。

潜在意識についてのお話の中で、

「願いは『叶う』と意図するだけで叶う」

と言われることがあります。

さて、では本当に潜在意識は意図するだけで願いを叶えてくれるのか?についてお話していきます。

 

 

こういう意味にとらえるなら「意図するだけ」は嘘

 

うーん、これなんですが…個人的には、

「意図するだけでいいというのは、本当とも言えるし嘘だとも言える。物は言いよう」

みたいな感じがします。

 

 

まず、「意図するだけでいい」というのは、

「そうしようと決めれば勝手にそうなるんだから、それ以上何もしなくていい」

ということですよね。

しかし、こう言われたときって絶対みなさんこう思うと思うんです。

「そうなるって意図するだけでなぜにそうなる!?」

「いやいやいや、そうなるためには過程や行動が必要なはずでしょ?

それをしないでどうやってなるんだ?」

と。

 

 

おっしゃるとおりで、何かを叶えたいならそれを叶えるための過程は必要です。

だって、「金持ちになる!」と意図するだけで目の前に札束が降ってきたりとか絶対しませんよね?(;^ω^)

金持ちになりたいならば、金持ちになるための行動や過程はそりゃあ欠かせません。

「じゃあ、意図するだけで叶うってのは嘘なんだね?」

というと、たしかに嘘と言えます。

 

 

しかし、こうとらえるなら「意図するだけ」は本当

 

だけど、これは前にも何度かお話したとおり、

そのような過程・行動というものは自分で意識してやるわけではなくて、

潜在意識が勝手に自分にやらせてくれるものです。

 

 

水を飲もうと意図したあと、

「ようし、水を飲むためにはまず…、

ここから立ち上がる必要があるからまず足を動かして…、よし立ったぞ!

そのあとえーと、キッチンに行くから…ここから歩く必要があるな!」

とか意識して水を飲みに行く人はいませんよね。

「飲もう」と意図するだけで、そのあとはスッと立ち上がって飲みに行って飲んじゃうはず。

水を飲むために必要な過程・行動は潜在意識がやらせてくれるから、いちいち頭で意識して考えなくてすみます。

「水を飲もう」という意図のあと、過程・行動は確かにあるにはあるんですけど、

わざわざその過程・行動が「ある」なんて自分で気づかずに自然とやってますよね。

自分の取っている過程に気づいていないし、気づいていなくてもできるんだから、わざわざ気づこうとする必要もない。

つまり過程や行動は必要はない、と表現することもできます。

こう表現するのであれば「意図するだけ」は本当と言えます。

 

 

…という感じで、意図するだけではいけない!と言おうと思えば言えるし、意図するだけでいいんだ!と言おうと思えば言えるんですよね。

なので最初に、

「意図するだけでいいというのは、本当とも言えるし嘘だとも言える。物は言いよう」

と書きました。

 

 

意図するだけ、という表現をする理由

 

私自身も「意図するだけでいい」という表現を使うことがありますが、

これは多くの場合、過程や行動にとらわれすぎている方に向けて使います。

 

 

中には、

「私になら願いを叶えられる、叶えよう!」

という意図があやふやなままに、

「叶えるためにはどんな過程を踏めばいい?どんな行動を取ればいいんだ?うぐぐ…」

と、すごく頑張って考える方もいます。

しかし、いくら顕在意識上でああじゃないか、こうじゃないかと考えていても、

そもそもの「叶えよう」という意図が希薄なのであれば、潜在意識は叶えようとはしてくれません。

顕在意識上で頑張るよりも先に、まずはしっかりと意図をしたほうがいいです。

そうすればあとは、必要な過程は潜在意識が勝手に取らせてくれるようになるので、わざわざどうすればいいかを顕在意識上で考える必要はなくなります。

 

 

なので、

「叶うという意図さえあれば、必要な過程や行動なんて後から勝手についてくるんだし、まず最初に大事なのは意図することだよ。

とにかく、まずは意図するということだけに集中してみよう!」

と伝えたくて、「意図するだけでいい」と言うことがあります。

 

 

意図するだけではいけない、という表現をする理由

 

しかし、ときには「意図するだけではいけない」と言うこともあります。

これは多くの場合、「意図するだけでいい」と聞いて、

「家でぼーっと寝ていればそれで願いは叶うということか」

という解釈をしてしまっている方へ向けて使います。

 

 

意図するだけでいいというのは、決して寝ていればいいという意味ではありません。

水を飲むときに「水を飲むための過程は…」とか考える必要はないけれど、

「意図するだけで、寝転がっていれば水がやってくるんだ!さぁ、寝て待つぞ!」

と思って床に寝てても、それだとさすがに…ねぇ…(;´・ω・)

これって、水を飲むと意図しているというより「水を飲むために何もしない」と意図していますよね。

何もしないと意図したら、そりゃ潜在意識は「何もしないんだな~」と何もしないですから、水は飲めないです。

そのようになっている方へ向けては、

「意図するだけでは叶わない、もうちょっと行動が必要ですよ」

と言います。

 

 

意図するだけでいいとは本当か?ということよりも…

 

…ということで私としては、

「意図するだけでいいというのは、本当なのか否か!?」

と考えるよりも、

「自分は、過程や行動にとらわれて顕在意識上で考えすぎてやしなかったか?」

または、

「自分は、意図するだけでいいという言葉を、家で寝ていればいいという意味だと思っていなかったか?」

というふうに考えてみてほしいです。

そして前者に当てはまっている場合には、

「意図するだけでいい(意図したあとはなんか勝手に潜在意識がやってくれるから、あんまり気にしなくていい)

と意識してほしいですし、後者に当てはまっている場合には、

「意図するだけでは足りない(潜在意識が勝手にやってくれると言っても、さすがに寝てるだけじゃ叶わないぞ)

と意識してほしいな、と思います。

 

 

「意図するだけでいい」は、本当でもあるし嘘でもある。

 

 

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潜在意識は本当に「現実の再配達」をしてくるのか?

ポスト

 

潜在意識は望まない現実を再配達する?

 

今回は再配達についてのお話です。

潜在意識について調べてて、

「現実を拒否する限り、その現実は再配達される」

という言葉を目にしたことのある方もいるかもしれません。

望まない現実が来たからといって、

「こんなの嫌だ!受け入れられない、望んでない!」

と拒否すると、受け入れるまで何度でも同じような現実がやってきますよ~、

なのでちゃんと現実を受け入れましょう、自分と向き合いましょう、嫌だという感情を感じきりましょうと言われます。

これに関してのお話です。

 

 

思考を変えない限り、再配達が続くのは自然なこと

 

まず、現実を拒否する限り現実は再配達されるというのはその通りです。

なにか望まない現実が起きたとき、なぜそれが起きたのか?というと、

「それが起きるような思考をしていたから」

以外にはありえません。

で、その思考を変えていないのであれば、潜在意識が現実にしようとするものも変わらないので、

延々と同じようなことが起こる…つまり同じ現実が潜在意識によって再配達されてくるのはごく自然なことです。

 

 

なので、再配達されてくる現実と向き合う。

自分自身と向き合ってみる。

(現実と向き合うってのと自分自身と向き合うってのは同じです、自分自身が投影されているのが現実なので)

自分自身と向き合うってのは嫌だなって感じることもありますが、

嫌だから考えないようにしよう、とかではなく、ちゃんと、

「あぁ、私はこう考えてるんだな、これが嫌なんだな~」

と、自分の考えていること・感じていることも受け止める。

 

 

そうして自分と向き合って心の底から、

「あぁ、私のこの思考が、望まないものを呼び寄せていたのか」

と気づいたとき、それと同時に、

「じゃあそう考えるのやめればいいじゃん」

ということで、思考は変わります。

これは「そう考えるのやめればいいじゃん」とか頭で考える間もなくやめられると思います。

心の底の底から、必要がないと知った思考は知ったと同時に捨てられる、という感じです。

望まない現実を呼んでいる思考を捨てた以上、思考してもいないのにその現実がやってくるなんてことはありえないので、ここで再配達はストップします。

 

 

現実を受け入れようとしても再配達が続く方は?

 

でも、

「そうか、じゃあ現実を受け入れてみよう、自分と向き合ってみよう」

とやってみても、再配達が止まる方と止まらない方にわかれてしまいます。

この両者の違いはなにか?というと、止まる方が、

「自分と向き合ってみよう」

とするのに対し、止まらない方は、

「再配達を止めよう」

としている、という感じです。

 

 

再配達を止めようと思考する限り再配達は止まらない

 

ちょっと言葉で説明するとわかりにくいかもしれませんが、

「現実と向き合った結果、再配達が止まる」

「感情を感じきった結果、再配達が止まる」

のであって、

「再配達を止めたいから現実と向き合おう」

「再配達を止めたいから感情を感じきろう」

ではないです。

後者をやってると再配達は止まらないです。

 

 

再配達を避けたい…ということは、望まない現実がやってくるのを拒否したい、ということですよね。

「現実を拒否したいから現実と向き合おう」

としているということですが、これって矛盾してて成り立たないですよね。

「りんごを食べたくないからりんごを食べよう」

みたいな感じで、食べないのと食べるのは同時にはできないです。

同様に、現実を拒否しながらかつ同時に現実を受け入れる、なんてことはできないです。

 

 

「拒否するのをやめないかぎり、再配達はくる」

これを聞いてすんなり、

「では、拒否するのをやめよう」

と思えるといいのですが、なんだか無意識のうちに、

「そうか、拒否できるようになるためには拒否をやめればいいのか!」

みたいに受けとる方のほうが多いように思います。

言葉にするとすごく矛盾してるんですけど、自分だと矛盾って気づきにくいですよね(;´・ω・)

 

 

現実と向き合うのは思考を変えるため、現実を変えるためではない

 

現実と向き合おうと言われるのは、現実と向き合うことで思考が変わるから、です。

変えるのは思考です。

「現実と向き合うことで現実を(望むものに)変えられるんだから、そうしよう」

というのだと、これって変えようとしているのは思考ではなくて現実ですよね。

これは現実を受け入れようとしているようで、むしろ拒否しています。

ここに気づいて、自分が現実を拒否しているという現実を受け入れると良いかなって思います。

自分が現実を拒否しているという現実を受け入れるまで、今の状態が再配達されてしまいますので。

 

 

では、自分が現実を拒否しているという現実を受け入れるにはどうすればいいのか?というと、

「なぜ私はそこまで、自分の思考ではなく現実を変えたいのか?」

「なぜ私はそこまで、自分と向き合うことを恐れているのか?」

ということ、考えてみてください。

たぶん、そこについては考えたくないですよね。

考えようとするだけで、なんだか嫌~な感じがしますよね。

でも、その嫌さから逃げずに、ちゃんと感じて、ちゃんと考えてみてください。

それが現実を向き合い受け入れるということ、もう拒否をやめたということ、

もう再配達はない、ということです。

 

 

「拒否するために拒否をやめよう」という矛盾が起きていないかチェックしてみてください。

 

 

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宇宙にオーダーして、効果がある人とない人の違いについて

宇宙

 

宇宙にオーダーするって本当に効果があるの?

 

今回は「願いを宇宙にオーダーする」についてのお話です。

引き寄せだとよくこの言葉が使われますよね。

で、宇宙にオーダーしたらあとは待つだけ、

通販で頼んだ商品が手元に届くのと同じ感覚で、

願いが叶うのを待てばOK,というふうに言われることが多いです。

これをもとにこんなサイトも作られてます、面白いからちょっと見てみて~(*´ω`*)

 

★宇宙通販サイト★

 

さてさてでは、この宇宙にオーダーすることの効果についてお話していきます。

 

 

「宇宙にオーダー」は「なる式」のひとつ

 

宇宙にオーダーする…これは701式マカロン式のような、

いわゆる「なる式」のひとつだと考えれば効果はあると言えます。

 

 

なる式というのは、最初に「私はこうなる」と決定してしまうというもの。

人間の潜在意識というのは、最初に「こうだ」と決めてしまったことに合わせて行動しはじめます。

1時にAさんと会うのだと決めれば、その未来に合わせて現在で「着替える」などの行動をしはじめますよね。

同様に、半年後に月収を倍にするのだと決めれば、その未来に合わせて人は現在で行動をしはじめます。

 

 

行動をしはじめるといっても自分で意識してやるわけではなく、潜在意識があなたにやらせてくることなので、やっている最中に「やってるぞ!」とかいう自覚は持てないことがほとんどです。

つまり、なると決めたあとは潜在意識が勝手にそうなるための行動を自分に取らせてくれるのだから、

自分でやることは「なると決めること」だけだ、というのがなる式です。

 

 

通販サイトの利用も、意識しないが実はなる式

 

宇宙通販ではなくて普通の通販サイトを利用するところを思い浮かべてほしいのですが、

たとえばあなたがどこかの通販サイトで洋服を一枚注文した(オーダーした)とすると、

これは「洋服が手元に届く未来を決定した」ということですよね。

あとはその未来に合わせて現在で行動することになります。

この場合、その未来を迎えるために現在で必要な行動はなにかというと「待つ」ということですよね。

待つという行動を取っていればその未来は迎えられる、と人は無意識に理解してるのでごく普通に待ちます。

通販サイトでものを買うなんていうのは当たり前のありふれた行動なので普段意識はしないと思いますが、

やっていることは引き寄せのメソッド・なる式にあたります。

 

 

ではまったく同じ要領で、仮に願いをオーダーすれば届けてくれるという宇宙通販サイトがあるとして、

あなたがそこに「月収を倍にする」と注文すれば、

それは「月収を倍にする未来を決定した」ということですよね。

あとはその未来を迎えるために必要な行動をすることになります。

先ほど言ったとおり必要な行動というのは潜在意識が判断してあなたに「ごく普通に」させてきますので、頭で一生懸命考えてなにかをしようとする必要はありません。

潜在意識に任せておけば、実際に月収が倍になります。

 

 

でも、やってるのはあくまで潜在意識ですから、自分ではなにかやったという自覚はない。

となると意識の上では、

「宇宙にオーダーしただけであとはなにもしてないのに願いが叶った」

という感覚になりますね。

「なると決めただけであとはなにもしなくても願いが叶う」

というなる式ですよね。

 

 

「宇宙にオーダー」の表現で、身近に感じられて効果が出る方も

 

なる式の難しいところは、

「なればいいだけなのでなってください」

と言われても感覚が伴わず、なるってなに?どうすればいいの?となるところだと思います。

でも、なるというのは実はごくごくありふれた行為。

みなさんが普段普通にやっている通販サイトでの商品オーダーだって実はなる式なんですから、

「叶った私になる!とか言われても…わからない…」

とか考えるより、

「通販サイトに願いをオーダーする」

と表現されたほうが身近に感じられてわかりやすくなり、自然になる式を実践できて効果が出る方もいると思います。

 

 

さきほど上で紹介した宇宙通販サイトを私も利用してみたのですが、

注文送信ボタンを押して、

 

この画面が出たら反射的に、

「注文完了した、もうすぐ届く」

という、通販サイトで注文完了後に感じるのと同じ感覚がブワッ!と生まれて驚きました。

私はよく通販を利用するので、多分この注文完了画面を見ると「届く!」って反射的に思うようになってるんでしょうね。

これは通販をよく利用する方ほど効果ありそうだな~と思いました。

ぜひやってみてください、注文完了後に湧いたその感覚が、なる式の「なった感覚」です。

 

 

引き寄せの法則とかなる式とかいうと、なにか不可思議なものと考える方も多いのですが、

人間の脳が「こうだ」と決めたことに沿った行動を取り始めるなんてことは、

もうとっくに脳や心理の研究の結果明らかになっていることでいまさら疑うことでもないと思うし、私はなる式の効果については疑ってません。

なので、宇宙にオーダーするというのをなる式の一つだととらえるなら、

宇宙にオーダーすることにも効果はあると思います。

 

 

宇宙にオーダーの効果が出るか否かの分かれ目はここ

 

そうそう、詭弁さんという方の言葉にこのようなものがあります。

 

メソッドは「自分の現実に対する認識」を変えるためのものであって、
「現実」を変えるものではないわけだ。

メソッドで「現実」を変えようとするなら、
「自分の現実に対する認識」からの逃避、すなわち現実逃避に他ならない。

 

めっちゃうまいこと的確に表現してあるな…。

宇宙にオーダーで効果が出るかどうか…いや宇宙にオーダーに限らず、

引き寄せの法則で言われているやり方すべて、効果が出るか出ないかはここの違いだと思います。

 

 

さきほど紹介した宇宙通販のサイト、これは、まだ自分の願いが叶うのだという確信が持てない方が、

「私の願いは叶うのだ。そう決めたのだ」

という思考を強めるために利用するのであればいいと思うんですね。

それはつまり現実に対する認識「どうせ叶えられないんじゃないの」を、

「叶うのだ!」へと変えるために利用しているということですから、ばんばん利用すればいいと思います。

 

 

けれど利用して、

「これで現実が変わるんでしょ?宇宙さんなんとかして、変えて、この現実を変えて!」

というふうに、自分の認識ではなく現実を変えようとする方は、

やればやるほど逆効果になっていって現実は変わりづらくなってしまいます。

現実を変えることに夢中になるほどに、現実に対する認識を変えることはおろそかになるわけですから…。

 

 

引き寄せは、現実に対する認識(思考)を変えることで現実を変えようという法則です。

「メソッドで現実を変えようとする限り現実は変わらない」

この点は忘れてはならないとっても大切なことだと思います。

 

 

宇宙にオーダーすることで、自分の認識を変えられた人は叶う

自分の認識ではなく現実を変えようとした人は、叶わない。

 

 

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潜在意識のメソッド、701式「なる」について解説。

花

 

潜在意識活用メソッド「701式」とは何か?

 

昨日の記事でちょっと701さんの言葉をご紹介したので、

今回は詳しく「701式」についてお話してみようと思います。

潜在意識で願いを叶えるためのメソッドのひとつに701式というものがあり、

具体的にどのようなものかというと、

 

①なりたい自分を決める。

②決めた瞬間に、なりたい自分になれた。

③なりたい自分になったので、目の前のことすべてが「なった世界」の出来事になる。

④あとは普通に生活する。

 

というもの。

これだけじゃよくわからーん!という方に向けて私なりに解説していきます。

 

 

「叶っている自分」になるのが701式

 

たとえば、明日Aさんと会うと決めるということは、

「明日、Aさんと会う自分になる」

と今決めた、ということです。

701式に表現するならば、

 

①なりたい自分を決める(Aさんと会う自分になる!と決める)

②決めた瞬間に、なりたい自分になれた(決めた瞬間にAさんと会う自分になれた)

 

です。

そしてAさんに会う自分になることができた瞬間に、

 

③なりたい自分になったので、目の前のことすべてが「なった世界」の出来事になる。

(Aさんに会う自分になったので、目の前のことすべてが「Aさんに会える世界」の出来事になる)

 

わけですが、Aさんに会える世界になったからといって、その瞬間に目に見えて何かが変わるわけではありません。

目の前に脱ぎっぱなしの洋服がほったらかしてあるとしたら、

Aさんと会う自分になる前も後も、その洋服はあるまんまで変わりませんよね。

ただ、少しすると世界は違ってきます。

 

 

潜在意識は少しすると働きだす

 

Aさんに会う自分になるとその洋服を見て、

「そうだ、明日この服着ていこう!洗濯しないと…」

と洗濯し始めるかもしれませんね。

でもAさんに会わないことにする…つまりAさんに会わない自分になるとしたらここで、

「あー、脱ぎっぱなしだけど…めんどくさ、後で片付けよ」

とそのまま放っておくかもしれません。

Aさんに会う自分と会わない自分だと、自然と取る行動は変わってきます。

特に何かを意識しなくても、

 

④あとは普通に生活する。

 

だけで、自然と潜在意識がAさんに会うにふさわしい行動(あるいは会わないにふさわしい行動)をあなたに取らせてくれます。

 

 

私たちがすることは「叶った自分になる」と決めることだけ。

叶った自分になると決めちゃえばそれと同時に叶った世界に行けるんだし、

叶った世界に行けばあとは潜在意識が勝手に、ふさわしい行動を自分に取らせてくれるんだからOK!ってのが701式です。

 

 

701式では多くの方が、なるとならないを行き来する

 

けれどこの701式、そうかやるぞ!叶った私になるぞ!と思ってもほとんどの方は、

「叶った私になる!…いや無理かも…いや叶った私になるんだ!い、いやいやでもなあ…」

となっちゃうと思います。

 

 

これは、

「Aさんに会おう!いやでもなぁ…いや会おう!い、いやいやでもなぁ…」

と、脱ぎっぱなしの洋服を拾っては戻し、拾っては戻しをしているような…、

会う自分と会わない自分に交互に変身!

会う世界と会わない世界を交互に行き来!

みたいな状態ですね。

こうして叶った自分になるのとならないのを交互に繰り返しまくってると潜在意識も困っちゃいますので、

「叶っている私になるんだ!!」

ってしっかり決めて叶った世界に行きたいところですよね。

 

 

701式でちゃんと「叶った私」になるにはどうすればいい?

 

ではどうすれば叶っている私になることができるのか?というと、

701式ではこのように言われています。

 

<自分が望んで「叶っていない私」を維持していた>ことに気付く。

これだけです。

 

これだけです!

…と言われてもこれだけじゃわかりにくいのでもう少し詳しく説明すると、

 

「叶っていない私」を実現せしめた【叶えている私】に気付くということです。
私達の真の姿は【叶っている私】です。

目の前に広がる世界が「叶っていない」と思えるということは、
「叶っていない」世界を【叶えている私】が創りだしている訳です。

「叶っていない私」を【叶えた】ことで「叶っていない」世界になっている。
ここに気付いた時点で「叶っていない私」はストップします。
【叶っている私】の存在に気付いたからです。

 

とのこと。

 

 

あなたの潜在意識は「叶わない」を叶えられる

 

そもそも、なぜあなたが「叶っていない私」になってしまうのかというと、

叶っていない私になる力があるからなんです。

 

 

「Aさんに会わない自分」になるためには、

Aさんに会わないことができるだけの能力がないとできないですよね。

その能力がないなら問答無用で会う一択、どんなに嫌でもAさんに会いに行くしかなくなります。

会わないという選択は「会わない」ということを叶えるだけの力がある人にしかできません。

 

 

同じように、「叶わない自分」になるということは、

叶わない自分になるだけの力が自分にあるからです。

叶わない自分になるだけの力がないならば、

問答無用で叶う一択、その願いは絶対に叶うしかないはずなので、

そもそもあなたの願いはもう叶っているはず、いま叶えられないよ~って悩んではいないはずです。

 

 

で、

「あぁ、なんだ私は叶えられるんだ。

叶える力があるから叶わないことを叶えているのか」

と自覚が持てれば、

「じゃあ、この力はわざわざ叶わないなんてことに使うんじゃなくて、叶うことに使おう」

とすることができ、叶っている自分になることができる、というふうに表現するとわかりやすいかなと思います。

 

 

701式で大切なのは「真の姿は叶っている私だ」と気づくこと

 

多くの方が、

「叶える力がないから叶わないんだ」

と考えてしまうのですが、そうではなくて、

「叶わないということを叶える力があるから、叶わないことを選んで叶えている」

んですね。

ここを、頭ではなく心で理解できるかどうかっていうところが701式のネックかしら…?と思います。

 

 

中には、

「違うよ、私は叶わないことを選んでなんかないよ。

あの人のせいで自信を失ったんだし、あの人に『叶わない自分』にさせられたんだよ!」

と思う方もいると思うんです。

ただ、

「違うよ、私は叶わないことを選んでなんかないよ。

あの人のせいで自信を失ったんだし、あの人に『叶わない自分』にさせられたんだよ!

…と考えるように今その人に強制されているのか?」

というと、それは自分でやっていると思います。

 

 

「いや、違う、違う、私は…!」

と思ったなら、

「いや、違う、違う、私は…!と発想するように誰かに強制されて今そのように発想したのか?」

というと、やはり違うんですね。

 

 

「で、でもでも…」

という思考が心に浮かんだとしても、

「で、でもでも…という思考を心に浮かばせるように脅されて仕方なく今その思考を心に浮かばせたのか?」

というと、これもやはり違う。

 

 

こうして突き詰めていくと、

「思考は自分の自由だ」

ということに気づくと思います。

そして、自由な自分が不自由を選んでいたのだということに気づくということは、

叶っている私になるための方法、

 

<自分が望んで「叶っていない私」を維持していた>ことに気付く。

 

をやったのと同じことだと思いますので、これで叶った私になることができます。

 

 

こうして、自分は自由だったんだな、自分は望んで叶っていない私を維持していたのだと気づいたとき、

きっと爽快感?解放感?安堵感?みたいな、嬉しい感じがあるんじゃないかなと思います。

だって、

「私は全部自分の意志で選べるのだ」

「この人生で、望まないことを選ばされることなどないのだ」

と気づいたのですから、それってとても嬉しいことですよね(*´ω`*)

 

 

701式では、叶っていない私に「望んで」なっていると気づくことが大切。

「叶っている私」こそが人の本当の姿です。

 

 

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