強く願うと叶わないのは、なぜ?

花

 

普通、強く願うと叶わないんじゃなくて、叶うんじゃないの?

 

今回は「強く願うと叶わない理由」についてです。

引き寄せではよく、

「執着すると叶わない」

「強く願うと、願っていることとは逆のことが起こる」

と言われますよね。

一見、強く願うと叶いやすくなりそうなものですが、なぜ叶わなくなってしまうのか?

これについて詳しくお話していきます。

 

 

強く願うと叶わないのは、叶わない行動に出てしまうから

 

強く願うと叶わなくなってしまう理由は、

「強く願うことで、これまで以上に『叶わなくなるような行動』を取り始めてしまうから」

です。

 

 

仮にAさんが、

「私はみんなから嫌われるに違いない」

という認識を持っていたとします。

Aさんはその認識を元にして、

「だから、好かれるようにみんなに優しくしなきゃ…」

と思い、いろんな人に、心にもないお世辞ばかりを言っていたとします。

Aさんは良かれと思ってやっていることですが、しかし実際には、おべっかを使ってまわる人が好かれることは、あまりありませんよね。

周りはついつい「なんか、やだな…」とAさんを敬遠したくなります。

 

 

周りに敬遠されれば、Aさんはますます強く「好かれたい!」と願うようになります。

そうするとますます、

「もっともっと、気に入られるようにみんなに優しくするぞ!」

となり、周りは「うわー!なんかますます嫌だ!」となります。

Aさんにとっては、

「強く好かれたいと願うほどに、なぜか好かれなくなるよ~…」

ですよね。

 

強く願うほど取ってしまう「叶わない行動」とは?

 

願いが叶わないという方はAさんのように、無意識のうちに何かしらの、

「願いが叶わなくなるような行動(Aさんの場合は「おべっかを使う」)

を取っています。

「願いが叶わなくなるような行動って、具体的にどんな行動なのか?」

というと、それは人によって違うのですが、

「本人は良かれと思ってやっている行動」

「叶えるためには外せないと思ってやっている行動」

なことが多いです。

「これは、叶えるためには外せない大事な行動なんだ!」

そう思っていれば当然、叶えようと強く願ったとき、ますますその行動を取ってしまうようになります。

 

 

強く願うほど叶わないなら、どうすればいいの?

 

…というのが強く願うと叶わない理由で、引き寄せではこのようになってしまうのを防ぐために、または既にそうなっているならそこから抜け出すために、

「叶えたいなら、叶えるために取っている行動をやめろ」

と言われることがあります。

何も知らない状態でいきなり、

「叶えるための行動をやめろ」

とだけ聞くと、

「え!?叶えたいのに、叶えるための行動をやめたら叶わないじゃん!!」

と感じるかと思います。

しかし、本人が「叶えるための行動だ」と思い込んでいるだけで、実際には「叶わなくなってしまう行動」なのですから、その行動をやめれば叶いやすくなるのはごく自然なことですよね。

いま、願いを叶えるために良かれと思って取っている行動があるなら、思い切ってそれをやめてみるのもひとつの方法ですよ(*´ω`*)

 

 

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強く願うと叶わないのは、無意識のうちに「叶わなくなる行動」を多く取ってしまうようになるから。

 

 

「叶えるための行動をやめる」についての関連記事です↓

何も行動しない?それで本当に叶うの?

 

 

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エゴの願望は、実現するのかしないのか、どっち?

葉

 

「エゴの願望は叶いませんVS叶います」本当はどちら?

 

今回は「エゴ」についてです。

引き寄せでは、

「エゴの願望は叶いにくい」

と言われることがありますが、その反面、

「エゴの願望でも叶います」

と言われることもあります。

一体どっちなの?と戸惑う方もいらっしゃるかと思いますので、ここについて詳しくお話していきますね。

 

 

そもそも「エゴの願望」って、なんのこと?

 

ではまず、

「『エゴの願望』なんて言葉、初めて聞いた。それって何?」

という方のために、エゴの願望とは何か?についてです。

…とはいっても、

「エゴの願望とは、これこれこのようなものであると定義する!」

とか事前にはっきり定義づけがされているわけではないので、この言葉は各々が自由に「こういうもの」と解釈している言葉です。

当然、Aさんの言う「エゴの願望」と、Bさんの言う「エゴの願望」が、違うものを指していることもあります。

 

 

一応、私の場合は「エゴの願望」という言葉をどう解釈しているか?というと…。

まずは先日の記事でも書いたのですが、潜在意識によって現実化が起きていく過程をもう一度書いてみますね。

仮に「お金持ちになりたいな」と意図した場合には、このようになります↓

 

①意図

(あ~、お金持ちになりたいな)

②認識

(でもそんなことは、無理に決まっている)

③感情

(不安・恐怖・悲しみ・落ち込み・焦りetc.)

④思考

(でもでも、お金持ちになりたいんだよ!どうしよう…うぐぐ、なりたい、なりたいよう…!)

⑤行動

(どうすればいいかわからず、部屋の中でふさぎこむ)

⑥取った行動にふさわしい現実

(何も変わらない)

 

 

上の流れのうち、赤字で書いた、

 

④思考

(でもでも、お金持ちになりたいんだよ!どうしよう…うぐぐ、なりたい、なりたいよう…!)

 

というところ、この部分を私は「エゴの願望」と呼んでいます。

 

 

この解釈ならば、エゴの願望は叶いにくい

 

では次に、

「なぜ、エゴの願望(お金持ちになりたいよ~!という思考)は叶いにくいと言われるのか?」

についてです。

これまた先日の記事でも書いたことなのでかぶっちゃうのですが、このようなエゴの願望は、

 

「お金持ちになれないに決まっている」

という認識をもとにして、生まれた願望です。

認識(お金持ちになれないに決まってる)と願望(お金持ちになりたいよ~!)ならば、認識のほうが強いです。

そのため、願望を持ってもお金持ちになることはできません。

 

…ということで、エゴの願望が叶いにくいと言われる理由は、

「認識のほうが強い力を持っているので、エゴの願望のほうは負けてしまうから」

です。

「認識のほうが、エゴの願望より強い…?うーむ、なんだかわかりにくい表現だな…」

と感じる方は、

「どうせできないと決めたあとに何をしても、できるようにはなりにくい」

という表現に言いかえると、わかりやすくなるかな?と思います。

 

 

しかし違う解釈ならば、エゴの願望も叶う

 

ここまで聞いて、

「ふむ、確かにどうせ無理だと決めたあとに(どうせ無理だという認識のもとに)何かしても、成果は上がりにくそう(エゴの願望は叶いにくそう)だ。

…でもじゃあ、『エゴの願望でも叶う』と言っている人はなんなの?」

と不思議に感じる方もいるかもしれません。

 

 

おそらくですが、「エゴの願望でも叶う」と言っている方はそもそも私のように、

「なりたい、なりたいよー!!という思考のことをエゴの願望と呼ぶ」

という解釈をしていないんじゃないかな?と思います。

そうではなく、

「自分のことばかり考えている願望のことを、エゴの願望と呼ぶ」

みたいな解釈をなさっているんじゃないでしょうか。

 

 

世の中には、

「お金持ちになりたいだの、自由に遊びたいだの、そんなふうに自分のことばかりを願うのは傲慢で悪いことある」

「そんな自分中心の願望など叶うはずがない、叶えようとしてはならない」

そのように思っている方もいらっしゃいます。

そのように自己犠牲の精神が強すぎる方へ向けて、

「エゴの願望(自分のことを考えている願望)を持ってもいいんですよ、もっと好きなように望んでもいいんですよ」

という意味で、叶うと言っているのではないでしょうか。

私ももし目の前に、

「自分のことを考えるなんて、傲慢ですよね、エゴですよね。

もっと世のため人のためを思った清い願望じゃないと、叶いませんよね」

と言う方がいれば、その場合にはその方に合わせて、

「エゴの願望(自分のための願望)でも叶いますよ」

と言うと思います。

 

 

つまり「エゴの願望」という言葉に対して、

「どうせ無理だという認識のもと、叶えたい、叶えたい!と思考すること」

という解釈をするならば「叶いにくい」となりますし、

「自分のための願望のこと」

という解釈をするならば「叶う」となりますね。

 

 

「エゴの願望」という言葉に限らず、解釈はさまざま

 

「エゴの願望」という言葉に限らず、

「え?Aさんは『〇〇は正しい』って言ってるのに、Bさんは『〇〇は間違いだ』って言ってる!言ってることが違う!」

というふうに混乱した場合には、

「どっちの言っていることが本当なの!?」

と考えるよりも先に、

「そもそもAさんとBさんでは、『〇〇』という言葉についての、解釈の仕方が違うのでは?」

と考えてみてください。

そうすると、混乱することも減るかと思います(*´ω`*)

 

 

「エゴの願望」以外にも、言葉の解釈は人によってさまざまです。

みんなが同じ解釈をしていると思うと、混乱が生じやすくなります。

 

 

昨日の記事です↓

叶うのは「願望」なのか「意図」なのか、どっちなの?

 

 

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願望と意図って、何がどう違うの?

クローバー

 

願望が叶うの?意図が叶うの?どっちなの?

 

今回は「願望と意図の違い」についてです。

引き寄せのお話だと、

「信じれば、願望は叶います!」

と言われることもあれば、

「叶うのは願望ではなく、意図です」

と言われることもあります。

これを聞くと、

「ええい、願望が叶うんか意図が叶うんか、どっちやー!

そもそも願望と意図ってどこがどう違うねん!!(#゚Д゚)ゴルァ!!」

と言いたくなる方もいるかな?と思いますので、この2つの違いについてお話していきます。

 

 

人が一番最初に抱くのは、願望ではなく意図

 

先日、

「潜在意識の力で、現実化が行われるまでの簡単な流れ」

として、このように書きました↓

 

①感情

②思考

③行動

④取った行動にふさわしい現実

 

これをもうちょっと詳しく書くと、以下のようになります↓

 

①意図

②認識

③感情

④思考

⑤行動

⑥取った行動にふさわしい現実

 

「①意図」とは、

「純粋に、ああしたいな、こうしたいなと思う気持ち」

のことだと思ってください。

たとえばあなたが喉が渇いて、

「あー、水が飲みたいな~」

と思ったとすると、それが「①意図」です。

では、あなたがそうして「①水が飲みたいという意図」を持ったとします。

すると、以下のような流れで現実化が起こります↓

 

①意図

(あ~、水が飲みたいな~)

②認識

(水なら飲めるに決まってる)

③感情

(水を飲むなんてことはできるに決まっている、という認識があるので、こういう場合には特に大きく感情は動かない

④思考

(あ、そういえば冷蔵庫にミネラルウォーターがあったな~)

⑤行動

(立ち上がって冷蔵庫まで歩いていき、冷蔵庫を開けてペットボトルを取り出し、口をつける)

⑥取った行動にふさわしい現実

(水を飲める)

 

…という感じで、「①あー、水が飲みたいな~という意図」は実現します。

「水を飲みたい」ということに対しては、大概の方は、

「そのくらいのこと、できるに決まっている」

という認識を持っています。

そういう認識を持っていると、上記のようなスムーズな現実化が起こります。

 

 

純粋だったなずの意図が、切実な思考(願望)に変わる

 

では、

「あー、お金持ちになりたいな~」

という意図を抱いた場合には、どうでしょう?

「お金持ちになりたい」に対しては、

「そんなの、無理に決まっている」

という認識を持っている方も多いです。

すると、今度は以下のような流れになります↓

 

①意図

(あ~、お金持ちになりたいな~)

②認識

(そんなことは、無理に決まっている)

③感情

(不安・恐怖・悲しみ・落ち込み・焦りetc.)

④思考

(でもでも、お金持ちになりたいんだよ!どうしよう…うぐぐ、なりたい、なりたいよう…!)

⑤行動

(どうすればいいかわからず、部屋の中でふさぎこむ)

⑥取った行動にふさわしい現実

(何も変わらない)

 

…といった感じです。

今度は④の思考のところで、「うぐぐ、お金持ちになりたいよう…」と、なんだか切実な感じで考えていますよね。

この「お金持ちになりたいよう…という思考」を「願望」と呼びます。

この願望(お金持ちになりたいよ~という思考)は、

「なれないに決まっている」

という認識をもとにして、生まれた願望です。

認識(なれないに決まってる)と願望(なりたいよ~!)ならば、認識のほうが強いです。

そのため、願望を持ってもお金持ちになることはできません。

 

 

「認識」が、意図のままか願望になるかを分ける

 

最初は純粋で素直な「こうしたいな~」という意図があるだけです。

その意図に対して「できる」という認識がある場合には、意図したことはそのままサラリと叶っていきます。

しかし意図に対して、「できない」という認識がある場合には、その意図は途中で、

「ううう、やりたい、やりたいよう…!」

という願望へと変わってしまい、叶わなくなります。

そのため、

「叶うのは願望ではなく、意図である。

願望を抱くのではなく、純粋な意図を持ちつづけるように」

と言われることがあります。

 

 

純粋な意図を、純粋な意図のままサラリと叶えることができるか?

それとも、純粋な意図が途中で願望に変わってしまい、叶えることができなくなるか?

このどっちになるのかは、

「意図に対して、できるという認識を持っているか、できないという認識を持っているか」

によって決まっています。

水を飲むときと同じように、スルリと叶えられるようになりたいならば、認識を「できない」から「できる」へと変更すればいいですよね。

なので引き寄せでは、

「認識の変更をしましょう」

と言われることもありますね。

 

 

同じものを意図と呼ぶ人もいれば、願望と呼ぶ人もいる

 

ちなみに、

「叶うのは願望ではなく、意図だ」

と言われることもありますが、中には、

「願望は叶います」

と言う方もいらっしゃいますよね。

そのために、

「願望は叶うと言う人もいるし叶わないと言う人もいるし、人によって言っていることが違う…」

と戸惑う方もいるかもしれません。

 

 

が、「願望」が叶うと言っている方のお話を聞いていると、

「うぐぐ、叶えたい、叶えたいんだようう…!という気持ち」

のことを「願望」と呼んでいるわけではなく、

(それは「願望」ではなく「執着」と呼ばれていることが多い印象)

「こうしたいな~♪という純粋な気持ち」

のこと…つまり、私がこの記事で「意図」と呼んでいるもののことを、「願望」と呼んでいるように思います。

 

 

「マクドナルド」を見て、「マック」と呼ぶ人もいれば「マクド」と呼ぶ人もいる…みたいな感じで、

「こうしたいな~という純粋な気持ち」のことを、「意図」と呼ぶ人もいれば「願望」と呼ぶ人もいる、みたいな感じですね。

口にしている言葉は違えど、その言葉が指しているものは同じように思います。

 

 

意図と願望の違いとは?

〇意図…「こうしたいな~♪」と、純粋に何かを望む気持ちのこと

〇願望…「こうしたいな~♪と意図したところで、できるわけがない」という認識を持っている場合に出てくる、「あぁ、やりたい、やりたいよう…」という思考のこと。

 

 

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不安を感じきると、潜在意識が不安な現実を作ってしまう?

ガーベラ

 

感じきるだなんて、潜在意識が悪いことを起こしそう…

 

今回は「感情を感じきる」ことについてです。

よく、

「嫌な感情が出てきたとき、それを押し込めたりせずに感じきるようにしましょう」

と言われますよね。

でも、

「感情を感じきるって言われても…そんなことして大丈夫なんだろうか?

不安とか怖いとか、そんな感情をじっくり感じるようにしていたら、潜在意識が悪い現実を作っちゃわない…?」

「感じきるって、具体的に何をどうすればいいのかわからないし、やりたくてもやれないんですけど…」

と思う方もいるのではないでしょうか?

なので、今回はここについて詳しくお話していきます。

 

 

感じきると、むしろ潜在意識は悪いことを起こさなくなる

 

まず、

「不安などのネガティブな感情を感じきるなんてことをしたら、潜在意識が悪い現実を作るのでは?」

と心配している方へ。

ご安心ください、そんなことはま~~~~~ったくありませんよ(*^^)v

昨日の記事で、このように書きました↓

 

まずは、潜在意識によって現実化が行われるまでの流れを簡単に書きますね。

 

①感情

②思考

③行動

④取った行動にふさわしい現実

 

↑こうです。

(もっと厳密に言えば、感情の前に「認識」がありますが、今回は省きます)

 

普通は人間って、不安を感じたあと即座に、

「どうしよう?こうしたほうがいいかな、ああしたほうがいいかな?」

と思考しはじめてしまう…つまり、即座に現実化のための次のステップへと移ってしまいます。

でも、

「あー、不安だ。うむ、この感情は不安ですなぁ~…」

とただただ不安という感情を感じるだけで、あれこれ思考したりはしなかったとしたら?

それは、

「現実化のための次のステップへと移らずにいる」

ということなのですから、当然現実化することはありません。

感情をじっくり感じきることで、悪い現実を作ってしまうどころか、悪い現実を作らないですむようになるんですよ(*´ω`*)

 

 

でも、感情を感じきるなんてすごく辛いから嫌だ…

 

ここまで聞いて、

「そうか、潜在意識が悪い現実を作ることはないのか…。

…でも、不安とか悲しみとか怒りとか…そういう感情を感じきるだなんて、めちゃくちゃ辛いよね?

そんな辛いことはやりたくないなぁ…」

と思っている方もいるのではないかと思いますが、それは誤解ですよ~。

めちゃくちゃ辛いのは、

「感情を感じているとき」

ではなく、

「感情のあとに湧き出てきた思考に、とらわれているとき」

です。

 

 

さきほども言いましたが、通常であれば人間は感情を感じたあと、即座になにかしらの思考をしはじめてしまいます。

感情を感じた次の瞬間には、思考に呑み込まれて辛くなってしまっているために、

「思考に呑み込まれると辛い」

ではなく、

「感情を感じると辛い」

のだと誤解している方はとても多いのですが、感情そのものは感じても辛いものではありませんから、大丈夫ですよ。

そんなの本当かなぁ…と思うかもしれませんが、一度思い切って「感情を感じきる」を試してみてほしいと思います。

 

 

感情を感じきるのは、とっても簡単

 

では最後に、

「感情を感じきるなんて、具体的にどうすればいいの?」

と思っている方へ向けて、ワークをご紹介します。

すっごく簡単ですよ!

 

 

感じきるワーク・STEP1

 

なにかの出来事がきっかけで、悲しい、むかつく、悔しい…などの感情を感じたとします。

そうしたらゆっくりと呼吸をしながら、身体にどのような反応が起きているかに注目してください。

「胸のあたりがざわざわする」

「胃のあたりが重い」

「頭がしびれるような感じがする」

など、なにかしらの反応が身体に出ているはずです。

ここで、

「うう、胸がざわざわして嫌だー!」

と動揺して身じろぎしたり、呼吸を荒くするのではなく、そのまま落ち着いて身体の反応をじっくりと感じてください。

 

 

感じきるワーク・STEP2

 

しばらくすると、その反応は薄れて消えていきます。

消えたら終了です。

 

 

どうですか、簡単でしょう?(*^^)v

こうして感情を感じきるようにしていくと、

「なーんだ、感情なんて単なる身体反応じゃないか。

悪いことが起こるわけでもなんでもないし、思考にとらわれるよりもずっと楽だ!」

ということが実感できると思います。

何か嫌な感情を感じたときには、思考するのではなく、ぜひこのワークをやってみてください(*´ω`*)

 

 

「感情を感じきると、潜在意識が悪い現実を作ってしまう」

ということはありません。

むしろ、感じきることで悪い現実を作らずにすみます。

 

 

昨日の記事です↓

潜在意識は、感情を現実化するの?しないの?

 

 

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潜在意識は「感情」を現実化するのか、しないのか?

芽

 

潜在意識が、ネガティブな感情を現実にする?

 

今回は、「感情って現実になるの?」についてです。

私は、

「ネガティブな感情が現実化しちゃうよ、どうしよう…」

と思っている方へ向けて、

「潜在意識の力で、感情が現実になることはありませんよ~」

とお話することがあります。

けれど、

「え?でも、だったらなんでいろいろなところで、

『ネガティブな感情を抱くとそれが現実化します』

と言われてるの?

結局、感情って現実化するのかしないのか、どっちなんだろう…?」

と不思議に思う方もいるかな?と思いますので、ここについて詳しくお話します。

 

 

潜在意識によって現実化するのは、感情ではない

 

まずは、潜在意識によって現実化が行われるまでの流れを簡単に書きますね。

 

①感情

②思考

③行動

④取った行動にふさわしい現実

 

↑こうです。

(もっと厳密に言えば、感情の前に「認識」がありますが、今回は省きます)

 

①感情

②現実

 

↑このようにして、感情が現実へと直結することはありません。

たとえば、あなたが「怒り」という感情を感じたとします。

怒りの感情を感じることで、

 

①感情

(今回の例では、怒り)

②思考

(ムカつくなぁ、なんなんだよ…やってられねーよ…etc.)

③行動

(ムカつくあまり、つい仕事がおそろかになってしまう)

④取った行動にふさわしい現実

(仕事をおろそかにしたので、上司に叱られる)

 

↑このように、

「あぁ、叱られた!!ますますムカつく!!」

という「より怒りを感じるような現実」につながったとします。

これは「怒りの感情そのもの」が、直接的に現実を作っているわけではありませんよね。

現実に直接の影響を与えているのは、

「怒りの感情をもとにして、取った行動」

です。

なのであなたが怒りを感じたあと、仮に一切何の行動もしないのであれば、何も現実化することはありません。

そのため私は、

「潜在意識の力によって、感情が現実化することはない」

と言うことがあります。

 

 

ならば、「潜在意識が感情を現実化する」は間違い?

 

では、

「潜在意識の力で感情が現実化すると言っている人は、間違ったことを言っているのか?」

というと、決して間違いを言っているわけでもありません。

なぜなら、

「通常、感情を感じたあとに、一切なんの行動も取らない人はまずいないから」

「感情を感じた時点で、その後何かしらの行動をつい取ってしまい、その行動が『もっと怒りたくなるような現実』につながることが、決まっているも同然だから」

です。

 

 

さきほど言ったとおり、現実に直接的に影響を及ぼせるのは「感情を感じたあとに取った行動」です。

とはいえ、

「別にわざわざ、

『行動が現実化するんです!感情じゃなくて!行動なんですッ!!』

とか、感情と行動を厳密に分けようとしなくても…。

感情を感じた時点で、その行動を取ることが約束されているようなものならば、『感情が現実化する』でもよくない?」

とも言えますよね。

なので、厳密に分けて表現した場合には「感情は現実化しない」ですし、

そこまで厳密に分けずに表現するならば「感情は現実化する」です。

 

 

私はときどき「認識(観念とか前提と表現することもあります)が現実化する」と言ったりしますが、これも、

「認識を持った時点で、そのあと感情→思考→行動→現実へとつながっていくのは、決まったも同然」

という意味での「認識は現実化する」であって、本当の本当に「認識そのもの」が現実化する、という意味ではありません。

 

 

潜在意識が感情を現実化すると聞き、焦っている人は?

 

どちらの表現をするほうが正しいとか間違いとかいうわけではないのですが、もしあなたが、

「ネガティブな感情が現実になっちゃうんだよね。

だったらそんな感情は感じるべきではないのに、感じてしまう…どうしよう…」

というふうに焦っているのならば、「現実化しないぞ」と意識してみたほうがいいかな?と思います。

 

 

「焦り」の感情を感じれば、人はそこから無意識に「焦った行動」を取りはじめます。

焦った行動を取れば、自然と失敗が多くなったりして、

「あぁー、うまくいかなくてますます焦るし、ネガティブになっちゃう…!」

という現実につながっていきます。

意識しないで放っておいた場合には、この流れに乗ってしまいます。

 

 

しかし意識さえすれば、この流れには乗らずにすみます。

「感情がダイレクトに現実化してるわけではないんだぞ」

と意識することで、

「だったら、ネガティブな感情を感じたからって、そんなに焦る必要もないじゃないか」

となりますよね。

これで、流れにうっかり乗ってしまわずにすみますよ(*^^)v

 

 

潜在意識によって「感情そのもの」が現実化することはありませんが、

感情と行動をそれほど厳密に分けず「感情が現実化する」と表現することもあります。

 

 

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潜在意識さん、うまくいかないのはなぜですか?

チューリップ

 

潜在意識の力をもってしても、ここがうまくいかない…

 

今回は、なかなか引き寄せがうまくいかない方…特にその中でも、

「他のことはうまくいくのに、なぜか〇〇に関してだけはうまくいかない」

「うまくいかないときって、毎回同じようなパターンで失敗するんだよな…」

というふうに、一定の決まりがある方に向けてのお話です。

 

 

潜在意識下では、うまくいかないことを望んでいる

 

なぜか、決まったときだけうまくいかない理由。

これは潜在意識下で、

「それがうまくいかないほうが、メリットがあると思っているから」

なことが多いです。

 

 

仮にAさんが、

「私はいつも、ここぞ!という大事なときにうまくいかない。なぜか失敗してしまう」

と思っているとすると、実は潜在意識下では、

肝心なときに失敗したほうが、メリットがあると思っている」

ということです。

過去に何か、肝心なときに失敗してうまくいった経験があるのかもしれません。

たとえばですが、

「小さいころ、ものすごく張り切って臨んだかけっこ競争で、思いっきりスッ転んでビリになった。

すごくショックで落ち込んでいたら、周りのみんながすごく優しく慰めてくれた。

かけっこで1位になった子よりも、私のほうが構ってもらえた」

といった体験をして、そこでAさんは、

「そうか、こういうときには、成功するより失敗するほうがみんなに愛されるんだ」

と学んだのかもしれません。

その学びが潜在意識下に刻まれていると、大人になっても同じことを繰り返そうとしてしまいます。

失敗すれば愛されるということは、成功すれば愛されないということですね。

となると、愛されたいと思えば思うほどに、成功ではなく失敗が多くなります。

 

 

これは今パッと思いついただけの例ですが、このようにして潜在意識下で、

「なんらかのメリットを手放したくない」

と思っていると、同じ場面・同じパターンでうまくいかない…となりがちです。

 

 

潜在意識の「うまくいかないメリット」はなんだろう?

 

となると次は、

「私が潜在意識下で得ようとしているメリットって、なんだろう?」

ということが気になりますよね。

 

 

メリットは、何だろうと考えてすぐに思い当たることもありますが、考えてもわからないこともあります。

潜在意識下の「メリットを手放したくない」という思いが強いほど、顕在意識上ではわかりにくくなります。

この場合には、しばらくわからないまま放っておいてもいいと思います。

ついつい、わかろうわかろう(メリットを手放そう手放そう)としがちになりますが、それよりも、

「ふぅん、わかりたくないんだな~。

なんか知らんが、私の潜在意識はうまくいかないほうが好きらしいね~」

くらいに思ってあとは放っておく。

こちらのほうが、メリットが何かに気づきやすいです。

 

 

「なぜわかろうとするよりも、放っておいたほうが気づきやすいのか?」

というと、

「子供のおもちゃを取り上げようとすると、手放すまいと意地になる。

でも『好きなだけ遊べ』と放っておくと、そのうち自分から飽きて手を放す」

というのと似たようなものです。

顕在意識がメリットを放せと言うほどに、潜在意識のほうは放したくないと意地になります。

「好きなだけうまくいかないままでいれば?」

くらいの気持ちで放っておいたほうが、かえって潜在意識がメリットを手放そうとしだします。

そうするとふと顕在意識上で、

「あ、メリットはこれか」

と気づき、うまくいくようになったりします。

 

 

うまくいかない部分がわかっていれば、解決もしやすい

 

目に見えてはっきりとうまくいかない部分があると、どうしてもそこが気になりますし、

「なぜ、なぜ、なぜここだけがうまくいかないんだー!うぐぐ、もう泣きたい…」

と落ち込んじゃいたくもなりますよね。

 

 

けれど私は、「うまくいかない部分がわかっている」というのは、とっても良いことではないかと思います。

だって、問題がどこにあるのか既にわかっているということなんですから、問題箇所がわかっていないよりも解決しやすいに決まっていますよね?

本当に問題が根深いときには、うまくいかないと自覚することもできなかったりします。

自覚がある時点で、さほど根が深い問題ではないということです。

しかもその問題解決のために必死の努力が必要というわけでもなく、「放っておく」だけでいいのですから、そう落ち込むほどの事態でもありませんよ。

大丈夫!(*´▽`*)

 

 

潜在意識下で、

「うまくいかないときのメリットを手放したくない」

と思っていると、うまくいかない。

 

 

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現実をコントロールできないのは、なぜ?

空

 

潜在意識になら、なんとか現実をコントロールできないの?

 

今回は「現実はコントロールできない」についてです。

潜在意識のお話の中では、これでもか!というほどよく言われることですよね。

「そうは言われても、現実…コントロールしたいがな…。

潜在意識の力ってすごいんじゃないの?なんとかして現実をコントロールできないの?」

と思っている方へ向けて、詳しくお話していきます。

 

 

なぜ現実をコントロールできないか?の前に…

 

まず、現実をコントロールできないのはなぜか?の前に、

潜在意識下の前提が、現実になっていくまでの過程についてお話します。

それがわかっていないと意味がわからなくなっちゃうと思うので、

すでにわかっている方も、おさらいのつもりで読んでみてください(*´ω`*)

現実になるまでの過程は、簡単に書くとこんな感じです↓

 

①潜在意識下に、なんらかの前提がある

(前提ではなく、認識や信念といった表現がされることもよくあります)

②その潜在意識下の前提をもとにして、顕在意識上に思考が生まれる

③その顕在意識上の思考をもとにして、現実でなんらかの行動を取る

④その行動にふさわしい現実になる

 

です。

わかりやすいように、ちょっと極端な例にしてみるとこんな感じです↓

 

①俺は人のことなんてどうでもいい、自分さえよければいいんだ!

(潜在意識下の前提)

②そうだ、人を騙してでも金を稼いでやろう

(潜在意識下の前提をもとにして生まれた、顕在意識上の思考)

③粗悪品を高値で人に売りつける

(顕在意識上の思考をもとにして、現実で行動を取る)

④買った人からクレームの嵐が来る

(取った行動にふさわしい現実になる)

 

現実をコントロールしたい(クレームだけ止めたい)はできない

 

では、もしこの人があなたにこう相談してきたら、どう思うでしょうか?

「最近、『クレームを受けまくる』なんていうひどい現実が起きてるんだ…。

潜在意識の力で、このひどい現実をなんとかコントロールしたいのに…何も変わらないんだ…」

と。

たぶんあなたは、

「いやいやいや、お前が『①人のことなんてどうでもいい②騙してでも金を取ろう』なんて思って③粗悪品売るのやめれば、④クレームこなくなるがな。

それはせずに④クレームだけ来ないようにしたいとか、無理だろーが!」

と思いますよね。

そう、

「①②③を変えずに④だけ変えようとしても、無理だろーが!」

なんです。

ということで、

「現実はコントロールできない(④だけ変えることはできない)」

です。

 

前提を変えれば、現実はコントロールせずとも変わる

 

では、この人があなたの言葉を聞いて、

「人のことも、もっと考えなきゃいけないな…」

と反省したとします。

つまり潜在意識下の前提が、「人のことなどどうでもいい」から「人のことも考えよう」に変化しました。

そうすると、

 

①俺は、自分のことだけじゃなくて人のことも思いやるんだ

(潜在意識下の前提)

②だったら、粗悪品を売るなんてやめなきゃな…

(潜在意識下の前提をもとにして生まれた、顕在意識上の思考)

③売るのをやめるという行動を取る

(顕在意識上の思考をもとにして、現実で行動を取る)

④クレームが来なくなる

(取った行動にふさわしい現実になる)

 

というふうに、④現実が変わりますね。

ちなみに、①潜在意識下の前提を変えてから④クレームが止むという現実に至るまでには、時間がかかりますよね。

①を変えたからといって、次の瞬間に④に行くことは物理的に無理です。

これが「叶うまでは時間差がある」ということです。

 

 

現実ではなく、前提をコントロールする

 

すべては、①潜在意識下の前提から始まります。

ここを変えないかぎり、そのあとの②③④の流れが変わることがない。

そのため、

「①前提を変えろ(認識の変更をしろ、信念を変えろ)」

とよく言われます。

あなたの潜在意識下の前提は、なんですか?

現実をコントロールしようとしないで、前提をコントロールしようとしてください。

前提をコントロールして変えるための潜在意識メソッドなら、たくさんありますからね(*^^)v

 

 

あ、そうそう、メソッドは④現実じゃなくて①前提を変えるものだということも、

つい忘れがちになるので、ぜひぜひ覚えておいてください(*´ω`*)

 

 

現実は、前提の結果。

現実だけ(結果だけ)コントロールして変えることはできない。

 

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感情の波が辛いのは、潜在意識下の「思い込み」が原因

波

 

感情の波が激しいと、潜在意識はうまく働かないの?

 

今回は「感情の波」についてです。

潜在意識のお話だとよく、「いつも良い感情を抱いていましょう」と言われますが、

「そうしようと思っても、私は感情の波が激しくて…、つ、辛い…」

「こんなんじゃ、潜在意識がちゃんと良い現実を作ってくれない。どうしよ…」

と困っている方もいるかと思います。

そうして感情の波が激しい場合には、どうすればいいのか?について、詳しくお話していきます。

 

 

感情の波ではなく、潜在意識下の認識が問題

 

まず、人間に感情の波があること自体は、普通のことです。

何が起ころうと常に感情が一定です、なんて人はいないのではないでしょうか。

そのときどきで嬉しいと感じたり、悲しいと感じたりするのがごく自然なことですよね。

なので、

「さっきは嬉しかったけど今は悲しい」

というのであれば、

「私、さっきは嬉しかったけど今は悲しいな」

でOKです。

だって実際にそうなのですから、ね。

 

 

けれど、

「感情の波などあってはならぬという思い込み」

を、潜在意識下に持っている方もいらっしゃいます。

そうなると感情の波が起きたときに、

「なんでこんなふうに感情が波打つんだ!こうあるべきじゃないのに!」

と苦しくなります。

「こうあるべきではない」という潜在意識下の思い込みが強ければ強いほど、ほんの少しの感情の波にも敏感になり、

「あぁ、また感情が波打った!」

と苦しみも強くなります。

逆に、

「感情の波…?むしろないほうが変じゃね?あって何が悪いの?」

と思っている人は、波が起きても「それが普通」と思うので、動じること・苦しむことがありません。

 

 

ついつい、

「『感情の波』が私を苦しめる」

と考えがちです。

しかし「感情の波」が人を苦しめるというよりは、「感情の波に対する認識」が、人を苦しめているのではないかと思います。

「感情の波をどうしようか?」

ではなくて、

「私が『感情の波』というものに対して持っている認識を、どうしようか?」

です。

つまり、潜在意識のお話でよく出てくる「認識の変更」をすればいいわけです(*^^)v

 

 

「感情の波」に対する、あなたの潜在意識下の認識は?

 

ということでまずは、

「私は『感情の波が起きること』に対して、どのような認識を持っているのだろう?」

と考えてみてください。

なにか否定的な、自分が苦しむはめになるような認識があると思います。

たとえばですが、

「いつも良い感情を抱いていましょうと言われるんだから、悲しいとか苦しいとか、一切感じてはならないのだ」

とか、

「よくできた人間は常に穏やかなはずである、怒りなど感じるのは未熟な証拠だ」

とかとか。

 

 

そうして「これが私の、感情の波に対する認識なんだな」と思うものが出てきたら、次は、

「では、いまからこの認識をどう変えようか?」

と考えてみます。

これは、「このように変えるべき」と決まっているわけではありません。

上に書いたように、

「感情の波…?むしろないほうが変じゃね?あって何が悪いの?」

でもいいですし、他の何かでもいいですし、ここは人によって違いますが、

「感情の波を感じたときに、自分が辛くならないような認識」

であればなんでもOKです。

 

 

あとは、

「私はこれからは、この認識を持って生きることにする」

と決めるだけです。

そこから徐々に、その新たな認識が潜在意識下に落とし込まれて根付いていきます。

潜在意識に根付けば根付くほどに、感情の波に動揺・翻弄されることはなくなりますよ(*´ω`*)

 

 

感情の波があるから、潜在意識が悪い現実を作るということはない

 

「いつも良い気分・良い感情を抱いていましょう」

「ネガティブな感情を抱かないようにしましょう」

とよく言われるので、

「そうか、潜在意識の力で感情が現実化するんだな」

と思っている方も多いです。

しかし、実際には潜在意識が「感情」を現実化することはありませんので、感情の波があること自体は、なんの問題でもありませんよ(*^^)v

 

 

「感情の波をどうしよう?」ではなく、

「感情の波に対して持っている認識をどうしよう?」です。

 

 

「え、感情が現実化しないってどういうこと?

色んなところで感情は現実になるって言われてるじゃん!」

と思った方は、以下の記事をどうぞ↓

感情って現実化するの、しないの?

 

 

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まず自分を満たすと言われても、何をすればいいの?

芽

 

まず自分を満たすことを、考えればいい

 

今回は「まず自分を満たす」についてです。

よく言われる言葉なのですが、これを聞いて、

「まず自分を満たすって…人のことなんてどうでもいいって言ってるみたいで、なんか傲慢に聞こえる…」

「まず何をすれば、自分を満たすことができるのかがわからない」

と思っている方へ向けて、詳しくお話していきます。

 

 

「まず自分を満たす」とは、傲慢になることではない

 

まず「自分を満たすって、なんだか傲慢に思える」いう方へ。

実は私も、昔は同じように思っていました。

「はー?まず自分を満たす?

自分のことを第一に考えて、他人は後回しってか?

私は絶対にそんな傲慢な人間にはならないわ。

まず人のことを考え、役に立とうとすることが正しいに決まってる!」

と思っていたので、どんどん積極的に自分は我慢して、人のために尽くしました。

 

 

でもこれだとやっぱりどうしても、我慢しているストレスが溜まっていきます。

自分が我慢してやっていることをやっていない人を見ると、

「私はこんなに尽くしてやってるのに、お前はなんなんだよ。お前もやれよ」

と思うようになってきます。

そう思っているのなんて、本人が気づいていなくても、表情やちょっとした言動・行動に出るものです。

頼まれてもいないのに「してあげた」

相手の自由を無視して「私と同じ事をしろ」

そんなことを周りに暗に要求してまわっているんですから、これこそ傲慢だし、人の役に立つどころかむしろ迷惑じゃないか、と。

傲慢になどなりたくないならば、人の役に立ちたいならば、だからこそまず自分を満たすことが大切だと、今となっては思います。

それならば自分は満たされていて楽しいし、周りも暗におかしな要求をされずにすんで楽しいし、両方とも楽しいですよね(*´ω`)

 

でも「まず自分を満たす」って、何をするの?

 

「かといって、一体何をすれば『まず自分を満たす』をやったことになるんだろ…」

と思う方もいらっしゃるかと思いますので、その場合は「マズローの五段階欲求」を参考にしてみてほしいです。

 

↑これのことです。

有名なので知っている方も多いかと思いますが、人の欲求は大きく分けると5つあります。

一番下は、食欲・性欲・睡眠欲など、生きるために必要な「生理的欲求」

それが満たされると次は、安心・安全な場所で生きたいという「安全の欲求」が生まれます。

その次は、孤独は嫌だからみんなと生きたいという「所属と愛の欲求」へ。

次は、自尊心を持ちたいとか、役に立つ存在でありたいという「承認の欲求」

次は、より一層自分らしく生きたいという「自己実現の欲求」です。

 

 

この図に従って、下から満たしていくとよいかな?と思います。

つまり、まずはきちんと栄養のあるものを食べる、しっかり寝るなどをします。

それはできている・満たされていると感じるのならば次は、

生活環境で快適ではないと感じている部分を改善する。

(大きなことではなくて、部屋の掃除とかでもOK)

環境は整っていると思うならば次は、一人で家に閉じこもったりするのではなく、人と接してみる。

(もちろん、ときに一人の時間も大事にしてください)

次は、接している人の役に立つことをしてみる。

(先にお話したとおり、自分が我慢してまでやらない)

その次は、

「これをすれば私はもっと成長できそう。でも、先延ばしにしている」

というものに、少しでもいいので取り組んでみる。

(こちらも無理してまで、大きなことをしようしない)

と、ひとまずこんな感じでやってみてはいかがでしょうか?

 

 

「まず自分を満たす」というとき、見落としがちになること

 

意外に見落としがちになるのが、最初の、

「栄養のあるものをちゃんと食べる・しっかり寝る」

です。

ここをおろそかにして一番上の自己実現を目指しても、

「自己実現をするための気力・体力が、栄養不足と睡眠不足のせいでそもそも出てこない」

となったりします。

なので個人的には、

「睡眠を削って『なりたい私になるためには、どうすれば…』と考えるよりは、ひとまず寝たほうがいいんじゃないかな?

『ひとまず寝る』ということが、なりたい私になるための、めちゃくちゃ基本的な第一歩では?」

と思います。

食べる・寝るは基本的すぎてかえっておろそかになりやすいので、まずこの点を見直してみることをおすすめします。

 

 

といってももちろん、

「絶対にこの順序で自分を満たしていかなければならない」

というわけではありませんから、あまりきっちりと順序を守ろうとしすぎず、参考程度にしてみてくださいね。

 

「まず自分を満たす」とは、何かを「する」こととは限らない

 

もうひとつ見落としがちになるのが、

「何かをするのではなく、やめるのでもいい」

ということです。

「まず自分を満たす」と聞いてとっさに、

「まず何を『やろう』か?」

と考えた方が多いのではないでしょうか?

でもこれは、まず何かを「やめる」のでもOKです。

さきほど「一人で閉じこもってないで人に接する」と書きましたが、

いまもし、「人付き合いをたくさんするのが良いことだ」という義務感で、休みも取らずに無理をして人と接しているのであれば、

その場合は無理をするのをやめて、一人でゆっくりするのもいいですよね。

自分なりの、自分の満たし方を見つけていってくださいね(*´ω`*)

 

 

人を満たそうとするよりも先に、まず自分を満たす。

ポイントは、食べる・寝るなど基本的なことをおろそかにしないこと。

何かを「やる」のではなく「やめる」のでもいいということ。

 

 

まず自分を満たすというのとちょっと関連してるかな?と思うので、以下の記事もぜひどうぞ↓

まず幸せになると決めると、潜在意識は願いを叶える

 

 

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いい気分を選択すると、うまくいくんじゃなかったの?

選択

 

いい気分を選択する、それでもうまくいかないのはなぜ?

 

今回は「いい気分を選択する」ことについてです。

引き寄せでは、

「いい気分でいればうまくいく」

「いい気分でいられそうなほうを選択するだけでいい」

とよく言われますが、

「いい気分のほうを選択したのに、うまくいかなったんですけど…」

という方もいらっしゃるかと思いますので、その理由について詳しくお話していきます。

 

 

いい気分を選択すると、確かにいいことが起きる

 

まず、いい気分を選択するとうまくいく、ということ自体は本当です。

先日の記事でも書いたのですが、潜在意識は「在り方」に反応します。

在り方、という表現がしっくりこなければ、「気分」とか「感情」でもOKです。

いい在り方(つまりいい気分)でいることで、潜在意識は、

「ほう、こういう気分をお望みかー。

では同じようにいい気分でいられそうなことを、いろいろ引き寄せるね!」

という感じで働いてくれ、のちにいいことが起きてきます。

 

 

いろいろなサイトで既に言われているとおり、

「いいことがあればいい気分になる」

ではなく、

「いい気分でいるといいことがある」

ですので、日常生活の中で物事を選択する際に、

「私がいい気分でいられそうなほうって、どっちかな?」

と考えてみることは、とっても大切なことだと思います(*´ω`)

 

 

「一時だけの」いい気分を選択するわけではない

 

「私、ちゃんといい気分でいられるほうを選択していたつもりなんだけど、何も変化がなかったのはなんで…?」

という場合には、

「行動をしている『最中だけ』いい気分になれることを選択していた」

のかもしれません。

 

 

たとえば、あなたがダイエット中なのにお菓子が食べたくなったとします。

選択肢としては、

①我慢する

②食べちゃう

のどちらかですね。

前者を選択するなら我慢することになりますが、後者を選択するなら「甘くておいし~♪」といい気分になれます。

では後者を選択することが、いい気分を選択するということなのか?というと、そうでもありません。

 

 

確かにお菓子を食べている「最中だけ」は、いい気分だと思います。

しかし食べた「あと」には、

「食べちゃった…なんて私はダメな奴なのだ…」

と嫌な気分になるかもしれません。

 

 

対して我慢するのであれば、我慢している最中は「うぐぐ」となるかもしれませんが、そのあとに、

「私、ちゃんと我慢できた!また一歩理想の体形に近づいた!」

といい気分になれますね。

それならば我慢するほうを選択するのが、いい気分を選択するということです。

 

 

「その先の」いい気分を選択する

 

ほんの一時だけいい気分になれても、

「うう、私ってこうやって、一時だけのいい気分に飛びついちゃうような人間なんだぁ…」

というふうに後悔や罪悪感が膨らむならば、引き寄せはうまくいきません。

これは「その場のいい気分」と「そのあとの嫌な気分」を比較して、後者が勝ってしまっている状態です。

潜在意識は「より強いほうの感情」に従いますから

「なんかさっき一瞬いい気分になったけど、それよりも罪悪感が強いんだから、罪悪感こそが求めるものなんだね!

よっしゃ、同じように『罪悪感を抱けそうなもの』を引き寄せてこよう!」

となってしまいます。

 

 

今日からはぜひ、「目の前のこと」ではなく「目の前のその先」を見てみてください。

「いままさにやろうとしているこれは、いい気分になれることか?」

ではなくて、

「いままさにやろうとしているこれをすると、そのあとはいい気分になれるか?」

と考えてみるんです。

これで本当の意味で、いい気分を選択することができるようになると思います(*^^)v

 

 

「目の前のことをすると、いい気分になれるかどうか?」

ではなく、

「目の前のことをしたあとは、いい気分になれるかどうか?」

で選択する。

 

 

関連記事です↓

潜在意識は「在り方(気分)」と同じものを引き寄せる

 

 

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