
同じことを繰り返すのは、潜在意識下の観念が原因
今回は、「繰り返し」についてです。
あなたはこれまで人生を生きてきて、
「なんかいつも、同じことを繰り返すんだけどなんでだろう?」
と感じたことはありませんか?
たとえば、
「私はいつも、ここぞという大事な場面で失敗しちゃう」
とか、
「なぜか毎回、浮気性の男と付き合っちゃうんだけど…」
とかとか。
こうして同じことを繰り返すことを、潜在意識のお話では、
「望まない現実が再配達される」
というふうに表現することもあります。
ではなぜ、望んでもいないことを何度も繰り返すのでしょうか?
これは当然、
「観念が変わっていないから」
ですね。
引き寄せは、潜在意識の力によって観念が現実になる法則です。
同じ現実が繰り返されているのであれば、それはその現実を作るもととなっている観念が変わっていないから以外にはありえません。
潜在意識下の「媚びたい」によって、同じことを繰り返す
えーと、これは確か前にもどこかで話したような気もするのですが…。
私も昔は同じことを繰り返していたことがあります。
なぜかいつもいつも、
要求が多く支配的な人と仲良くなってしまう
↓
しばらく我慢するけれど、途中で我慢の限界を迎えて縁を切る
↓
しかしまた同じような人と仲良くなってしまう
…というのをえんえん繰り返すんです。
「潜在意識、お願い!もうこういう人を引き寄せないで!」
みたいに願っていたこともありますが、願っていても観念は変わりませんね(;^ω^)
では、そんな同じことの繰り返しを作り出していた私の観念は何なのか?というと、
「人に媚びれば好かれる」
です。
そういう観念があるので、会った相手についつい無駄なおべっかを使ったり、頼まれたことが嫌でもニコニコしながら引き受けてしまう癖がありました。
「よし、おべっか使うぞ!」
とか意識してやっていたわけではないのですが、潜在意識下に「そうしていれば気に入ってもらえるはず」という思いがあるので、無自覚にやってしまっていました。
へこへことおべっかを使う人がいれば大概の人は、
「うーん…なんか、この人はちょっと…」
と思います。
そう思わないのは、媚びられるのが嬉しい人、人に嫌なことを押し付けてしまおうと企んでいる人、くらいですよね。
なので、そういう人だけは私のことを気に入ってくれました。
そうすると私は、
「私のような無価値な人間を好いてくれるなんて、この人はいい人だ!」
と嬉しくなって仲良くしてしまいました。
(ついでにここで、自分で気づいていなくても「ほらね、人に媚びれば好かれるんだ!」と観念が強まります)
実際には、相手は私を好きなわけではなくて利用したいだけですので、徐々に要求が多くなってきます。
そうすると私のほうも、
「この人、最初はいい人だと思ったのになんて支配的なのかしら…ひどいわ」
と不満がたまってきて、途中でうまくいかなくなって別れる、の繰り返しでした。
当時は本気で、
「私はなんでいつもひどい目に遭っちゃうのかしら?私ってばかわいそう」
と思い込んでいたのですが、そもそもは自分の「媚びよう」という気持ちが原因ですよね。
そう思うのをやめない限り、また同じことの繰り返しになって当然です。
途中でそれに気づいてからは、同じことが繰り返されることはぱたりとなくなりました。
これもまた当然ですね。
上にも書きましたが、
「潜在意識、お願い!もうこういう人(とか状況)を引き寄せないで!」
と潜在意識にお願いしても、潜在意識は「お願い」を聞く意識なわけではなく、「観念の現実化」をする意識でしかありません。
同じことを繰り返すならば、必ずその原因となっている観念があるはずです。
その観念は何かな?と考えてみてください。
何かに気づけば、それで繰り返しは止まりますよ(*´ω`*)
同じことを繰り返す原因(観念)がわからないときは?
中には、
「うーん…。繰り返す原因となっている観念…?
そんなの、考えても何なのかわからないぞ…」
という方もいるかと思います。
そういうときにはいったん考えるのをやめて、
「私はもう絶対に、同じことを繰り返さない」
とだけ決断してください。
このとき、
「でも、どうやれば繰り返すのをやめられるのかしら?」
というふうに、やめられるようになるための方法について考える必要はありません。
本当にただただ「繰り返さないのだ」とだけ決めます。
そうするとまず、潜在意識の中に矛盾が生じます。
同じことを繰り返すような何かしらの観念があなたの中にあり、しかし同時に、
同じことは繰り返さないぞ、という観念もあなたの中にあるのですから、潜在意識は当然、
「えっ、繰り返すのと繰り返さないのは同時にできねーよ、どっちにすればええのん?( ゚д゚)」
となります。
ここでとにかく「もう繰り返さない」とだけ意識しつづけると、潜在意識のほうは徐々に、
「なんか新しいほうの観念のほうが強くなってきた。
じゃあ古いほうはもういいや、新しいほうに従おう」
となります。
そうすると、私が無自覚に媚びを売るという行動を取っていたのと同じようにして、今度は無自覚に繰り返しが止まるような行動を取ってしまいます。
あるいは何かの拍子に、
「あっ、私が媚びていたのが原因だったのか!」
とハッと気づき、意識的にやめようとしだすかもしれません。
自覚があるにせよないにせよ、これで繰り返しは止まりますよ(*´ω`*)
なぜか同じことを繰り返すという場合、観念が変わっていないことが原因です。
①繰り返しのもととなっている、潜在意識下の観念が何かを探って気づく。
②探るのではなく「もう繰り返さない」とだけ決めて、その観念を強くする。
どちらの方法でも構いませんので、自分に合っているほうを選んでやってみてください。
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潜在意識の話によく出る「今に満足しましょう」
今回は「今に満足する」についてです。
先日の記事では、
「今に感謝したり満足することができないのは、今あるものをあって当たり前だと思っているから」
と書きました。
これが一番ありがちだと思いますが、今回はもうひとつ、よくありがちな満足できない理由について書いてみますね。
満足したら、潜在意識が働かなくならない…?
今に満足することができないのは、
「今に満足しちゃったら『じゃあ今のままでいいや』となってしまい、潜在意識が夢を叶えようとしなくなるのではないか?」
という不安があるから、ではないでしょうか?
けれど、今に満足することで「じゃあ今のままでいい」となることは、普通はありません。
たとえばあなたがめっちゃくちゃ登山をしたくて、現状、家に登山道具が一式揃っているとします。
ここで、
「よかったー、道具があって嬉しいな♪」
というのが、今に満足するということです。
で、そうして道具があることを嬉しいと感じたときに(今に満足したときに)
「よし!道具も揃っていることだし、じゃあこのあと登山できないままでいいや!」
となるでしょうか?
これだとちょっと変ですよね(;^ω^)
それよりは、
「よし、道具も揃っていることだし、このあと早く山に登りたいなー!」
と、今の登山できていない状況から早く脱しようという気持ちが強くなるのが自然なことですよね。
普通はこのように、今に満足することで「今のままでいい」ではなく「今から脱しよう」としだします。
つまり、潜在意識はより強く夢を叶えようとしだしますので、叶わなくなるのでは?という心配は無用です。
安心して満足してくださいね(*´ω`*)
先に満足すると、潜在意識は隠すのをやめる
…とは言われても、
「いやいやいや、あの…。
そりゃ『既に登山道具一式が揃ってる(既に夢を叶えられる要素が揃ってる)』という状況なら、私だって今に満足するよ?
でも、まだ揃ってないんだもん。それじゃあ満足できないよ」
と感じた方もいるかもしれません。
しかし、実は夢を叶えられる要素ならば既に揃っています。
揃っていないのではなく、揃っていることに気づいていないだけです。
あなたが「揃っていない」と思い込んでいるので、あなたの潜在意識が、
「じゃあ、揃っていないことにしておかないと…」
というふうに働き、既にあるものに気づけなくなっているんですね。
これは難しいお話ではなくて、失くしたものが見つからないときと理屈は同じです。
たとえば、
「あれ?車のキーどこにやった!?ない、ないない!なーい!!」
と必死に探しても見つからず、しかししばらくすると、
「机の上にあったやんけー!何回もそこ見たのに、なんで気づかなかったんだよ!」
みたいなことってありますよね。
これ、最初に「キーがない!」と強く思ったのをきっかけに、潜在意識が「じゃあキーを見えなくしよう」とするため気づかなくなってしまうんです。
夢を叶える要素も、あなたが「ない!」と強く思っているので、潜在意識が「じゃあ要素を見えなくしよう」と働いてしまい、気づけなくなっているだけです。
では、潜在意識が隠しているキーを見つけるには?
冗談みたいに聞こえるかもしれませんが、探し物をするときには、
「わー、キーが見つかった!あったあった、あったぞー!!」
と言いながら探してみてください。
潜在意識が「じゃあキーを見せてあげよう」となりますので、早く見つかりやすくなりますよ。
これと同じ要領で、
「わー、満足。もう満足してるぞ、充足したー!」
と意識すると、潜在意識が今まで見えなくしていた夢を叶える要素(満足する要素)を、早く見せてくれるようになります。
なので引き寄せではさかんに、
「既にあるんです、充足(満足)を見ようとするんです。
まだ見えてなくてもわからなくてもいいから、とりあえずそうするんです」
と言われているんですね。
「まだ不満です。でも夢を叶える要素が見つかったら満足します」
↑ついこう考えがちですがこれだと効率が悪いので、先に「満足しよう」と意識してみてください。
そちらのほうが、要素を見つけやすくなりますよ(*´ω`*)
潜在意識は、既にある「叶える要素」を隠しています。
その隠れた要素を見つけるために、先に満足することを意識してください。
今回と関連している記事はこちらです、よければこちらもご覧ください↓
☆潜在意識の話によく出る「充足を見る」ってどういうこと?☆
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現状に感謝するように、と言われても…
今回は「現状に感謝することができない」という方へのお話です。
引き寄せではよく、
「現状に感謝するように。
そうすれば、もっと感謝したくなることが引き寄せられてきます」
と言いますよね。
しかし、そう聞いて感謝しようと思ってもできない…という方もいると思います。
では、なぜ現状に感謝することができないのか?
その原因について詳しくお話していきます。
現状に感謝することができない原因とは?
現状に感謝することができないという場合、一番ありがちなのが、
「それを当たり前のことだと思っているから」
ではないかな?と思います。
現状に対して、
「そんなのあって当然のものでしょ?」
「そのくらいしてくれて当然でしょ?」
と思う気持ちが強い。
そうするとそこから自然と、
「こんな当たり前のこと、感謝するほどのことでもない」
となり、感謝できなくなります。
要は、ちょっぴり傲慢になってしまっているんですね。
では現状に感謝するには、この傲慢さを改善できればいいわけです。
とはいっても、自分のことを傲慢な人間だなんてなかなか認めたくはないものですよね~(;^ω^)
つい何かしらの理由をつけて、自分は傲慢なんかじゃないということにしたくなります。
たとえば、
「だって、常識的に考えてこのくらい普通だし…世間でもそう言われてるし…。
だから私がそれを当たり前だと思っても傲慢なんかじゃない、普通のことなんだ」
というふうに、ついつい自分を正当化したくなったりしますよね。
しかし、そうして傲慢であることを認めまいとすると改善できなくなり、今後も感謝することができないまま…となってしまいます。
現状に感謝することが「できない」のではなく「しない」
そこで、こういう正当化をやめるために「ひねくれ式アファメーション」を試してみてほしいと思います。
ひねくれ式アファメーションとは、
「私は、〇〇したくない」
と唱える、ちょっと変わったアファメーションです。
なぜそのような変わった唱え方をするのかというと、
「できないのではなく、やらないのだ」
「自分以外の何かや誰かに選ばされているのではなく、自分の意志で選んでいるのだ」
という自覚を持つためです。
アファメーションの文章は自由に作って構いませんが、うーんそうだな…たとえば、
「私は、現状にあるものや、してもらえていることを当たり前だと思っています。
当たり前のことになど感謝したくありませんので、しません」
↑こんな感じで唱えてみてください。
徐々に、
「そうだなー、私は誰かに『当たり前だと思え』と強制されてそう思っているわけではなく、自分でそう思っているよな。
感謝することが『できない』んじゃなくて、自分の意志で『やっていない』んだな」
というふうに、主体性を取り戻し、自分軸になっていけます。
そうして、自分の意志で感謝していないんだな~ということを認めると、
「え、なーんだ。じゃあ自分の意志で感謝することもできるじゃん」
ということにも気づきますので、そこに気づけば感謝できるようになりますよ。
自分の意志で現状に感謝していないのだ、と認めるのは怖い?
「私は、現状にあるもの、現状してもらえていることを当たり前だと思っています。
当たり前のことになど感謝したくありませんので、しません」
↑これに対して、
「うぎぎぎぎぎ、嫌だ嫌だ、私はそんなこと考えてない!
そんなことを考えるような、傲慢な人間だと認めたくなーーーい!!」
という抵抗がものすごく激しい方もいるのですが、そのように激しい抵抗を覚える方は、
「傲慢だと認める=自分の価値が下がる、今より自分を嫌いになってしまう」
という怯えが強いのではないかと思います。
けれど、怖がる必要はありません。
自分を傲慢だと認めたときには、むしろ今より自分を好きになるはずです。
これは、客観的に考えるとわかりやすいかもしれません。
たとえば、
「私、感謝しないなんていう傲慢な人間じゃありませんからー!
そんな、自分の価値を下げるようなことは認めませんからーーーっ!」
というAさんと、
「うーむ、確かに私、
『この程度のこと、感謝するほどのことでもないじゃん』
っていう気持ちがあって、感謝していませんでした」
というBさんがいたとして、ではどちらのほうを傲慢だと感じるか?というと、Aさんだと思います。
Bさんのほうは傲慢どころか、素直で謙虚な感じがしますよね。
「私は傲慢だったな」と認めるということは、Aさんの状態からBさんの状態になれるということです。
これはステップアップですし、ステップアップすれば人は嬉しいものです。
「ちょっと成長できたかも、嬉しいな。前よりも今の自分のほうが好きだな」
という喜びを感じることこそあれ、自分の価値が下がっちゃったなんて感じることはありませんよ(*´ω`*)
現状に感謝することが「できない」のではなく、自らの意思で感謝「していない」のだと気づく。
ひねくれ式アファメーションについてもっと詳しく書いた記事もありますので、よければこちらもどうぞ↓
☆ひねくれ式は、怖がらずにやれば効果は大きい☆
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潜在意識の話によく登場する「執着を手放す」
今回は「手放す」についてです。
潜在意識の話ではよく、
「執着を手放しましょう」
という言葉が出てきますよね。
何かに対して「こうなはずだ!」といったこだわりがあると、
潜在意識がそのこだわりに囚われてうまく動けなくなる…という理由から、手放すようにとよくすすめられます。
しかしそう聞くと中には、
「手放すって…どうやればできるんだ…?」
と思う方もいらっしゃるかと思いますので、ここについて詳しくお話していきます。
①潜在意識下の前提を壊すと、手放すことができる
手放すためにはどうすればいいか?
これは、
①手段や過程は一つしかないという前提を疑う
②目先の物質的なこと(どうなりたいか)よりも、その先に求めているもの(どうありたいか)に目を向ける
この2つを試してみてください。
たとえば「広い家に住みたいな」という願望があったとします。
広い家に住むための手段というのはいろいろとありますし、いろいろな手段があるということは、潜在意識下ではわかっています。
しかし、顕在意識は潜在意識ほど発想豊かではないため、
「広い家に住むためには…今の会社で出世する!それ以外に手段はない!」
…というふうに、手段がひとつしかないような気がしてしまい、出世にとてもこだわってしまうこともよくあります。
そう思っているときに、
「さぁ、その出世へのこだわりを手放すのです~」
とか言われても、
「願望を叶えるための唯一無二の手段を、手放すだとー!?
手放して捨ててしまったら、願望が叶わなくなるじゃないか!!」
という気になりますので、なかなか手放すのは難しいですね。
しかし先ほども言ったとおり、叶えるための手段というのは実はいろいろあって、潜在意識はちゃんとそれをわかっています。
そもそもの、
「これが叶えるための、唯一無二の手段!」
という前提が間違っていますので、この前提を疑うといいですね。
「もしかして、手段はこの一つではないのかもしれない」
と意識してみてください。
そう意識すると潜在意識のほうも、願いを叶えるためのほかの手段を探しやすくなります。
②「あり方」を意識し、物質的なこだわりを手放す
中には、
「前提を疑いましょう、手段はその一つではないかもしれませんよ~」
と言われても、
「いや、絶対の絶対にこの一つだわ!!!」
という気持ちが強く湧いてきて困っちゃう…という方もいるかもしれません。
そういうときには、
「自分はどうありたいか」
ということも、意識してみてください。
先日、別の記事に書いたこととちょっとかぶっちゃうのですが、
「物質的にどうなりたいか(広い家に住みたいetc.)」
ということは、
「精神的にどうありたいか(幸せになりたいetc.)」
を叶える手段でしかありません。
①人がもっとも大切にし、求めているのは「どうあるか(精神的なもの)」
②その「どうあるか」を叶えるための手段として「どうなるか(物質的なもの)」がいろいろとある。
③その「どうなるか」を叶えるための手段は、さらにいろいろとある。
↑今は、このいろいろあるうちのどれかに特にこだわってしまい、手放すことができない状態ですね。
こだわりというのは、「①どうありたいか」への意識が薄いほど強くなりやすいです。
意識が強く向いている②と③は目先のこと・物質的なことですが、
人間は目先のことや目に見えるものしか見ていないと、どうしても視野が狭くなってしまい、
「これ以外思いつかない、もうこれしかない」
と思いがちです。
しかし「①どうありたいか(幸せになる)」に目を向けると、より視野が広がります。
「広い家に住むためには、絶対に出世しかない…!」
↑これってなんとなく自然に思えて疑いにくいのですが、
「幸せになるためには、絶対に出世しかない…!」
「幸せになるためには、絶対に広い家に住む以外にない!!」
だと、ちょっと違和感を覚えませんか?
「なんかわからんけど、それ以外にもありそうやんけ」
みたいな感じがしますよね。
こうして前提を疑いやすくなり、こだわりを手放すのが容易になります。
そうしてこだわりを手放すことで、「出世→家」というルートよりももっと良いルートがあれば、潜在意識がその別のルートを取ってくれます。
(いろいろな手段を考えたうえで、潜在意識が結局「出世→家がベストやん」と判断し、そうなる場合もあります)
「出世、広い家、幸せ」という3つは、いま私がパッと思いついただけの例ですので、
この3つ以外のどのような場合でも、前提を疑い、あり方に目を向けてみてくださいね(*´ω`*)
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執着を手放すには、
①手段や過程は一つしかないという前提を疑う。
②目先の物質的なこと(どうなりたいか)よりも、その先に求めているもの(どうありたいか)に目を向ける。
これにより潜在意識が、よりスムーズに動きやすくなります。
「どうなりたいか」と「どうありたいか」について、より詳しく書いた記事はこちらです↓
☆潜在意識は「どうありたいか」をはっきりさせると動き出す☆
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「ホ・オポノポノ、やってみたけど変わらない…」
今回は、
「ホ・オポノポノをしても変わらない理由3つ」
についてです。
ホ・オポノポノとは、
「ありがとう・ごめんなさい・許してください・愛しています」
の4つの言葉を唱えることにより、自分の潜在意識をクリーニングする(浄化する)というもの。
中には、
「そう聞いてやってみたのに、別に何も変わらないんですが…」
という方もいらっしゃるかと思います。
変わらない理由は大きく分けて3つあると思いますので、その3つとは何か?について詳しくお話していきます。
ホ・オポノポノで変わらない理由①期間が短い
まずひとつめの変わらない理由は、ものすごく単純。
「単に、唱えている期間が短すぎる」
というものです。
中には1、2日だけ唱えて、
「どうだ?何か変わるのか?…変わらないな…」
とがっかりしてやめてしまう方もいらっしゃいますが、もう少し長く続けてみてください。
ホ・オポノポノで浄化しようとしているのは、自分がこれまでに何年・何十年とかけて潜在意識に貯め込んできた不要なものたちです。
中には潜在意識下に頑固に根付いてしまっていて、1,2日といった短期間では浄化できないものもあります。
ホ・オポノポノの4つの言葉は、
「そうして頑固に根付いてしまったものも、唱えればすぐになんとかできますよ!」
というような魔法の言葉なわけではなく、
「少しずつ少しずつ、言葉を使ってなんとかしていきましょうね」
というものです。
焦らず、気長な気持ちで取り組んでみてくださいね(*´ω`*)
ホ・オポノポノで変わらない理由②現実を見ている
中には、
「1,2日でなんとかしようなんて思ってないし、もっと続けたけど何も変わらないよー」
という方もいるかと思います。
ある程度続けているにも関わらず変わらない場合には、
「自分の潜在意識を変えるためではなく、現実を変えるために唱えている」
から変わらないのかもしれません。
ホ・オポノポノは引き寄せと同じく、
「潜在意識を変えれば、その結果として現実も変わりますよ」
というものであって、
「潜在意識を変えなくても、現実だけを変えられますよ」
というものではありません。
ホ・オポノポノの言葉を唱えたあとに、
「さぁ、これで現実はどんなふうに変わるんだ?」
というふうに、現実ばかりに意識が向いてしまっている、ということはありませんか?
この場合、引き寄せでよく言われるのと同じように、外面(現実)ではなく内面(自分の潜在意識、観念や思考、感情など)に目を向け、内面を変えようと意識してみてください。
ホ・オポノポノで変わらない理由③自責がそのまま
そして、
「いや、ホ・オポノポノが外面じゃなくて内面を変えるものだってことくらいわかってやっとるわい。
それでも何も変わらないのはなんでじゃー」
という場合もあるかと思いますが、
「今日こんなことが起こったのは、ホ・オポノポノでの浄化が足りないからかも。
もっとたくさん唱えて、もっと潜在意識をきれいにしないと…」
というふうに思っていたりはしませんか?
特に完璧主義の方がよくこのように考えてしまいがちなのですが、このようにして、
「もっと潜在意識をきれいにせねば、何も変わらないはずだ」
という観念を潜在意識下に持っていれば、その観念が現実化するために何も変わらない、となります。
「今日こんなことが起こったのは、私の浄化が足りないからかも…」
↑これ、何の浄化が足りないのでしょうか?何を浄化したほうがいいのでしょうか?
というと、
「物事が起きたときに『これは私の浄化が足りないせいで起きたことなんだ』と自分を責める観念」
を浄化するといいのではないでしょうか。
そうした「私が未熟なせいなんだ」という自責の観念があるために、その自責が次に、
「だったらもっともっと浄化をしなきゃいけないな、そうじゃないと変わらないんだ」
という観念へと発展してしまい、そしてその「変わらない」という観念が現実化して、変わらなくなっているんですよね。
ならば、浄化したほうがいいのは「自責」ではないか、と思います。
「自分はまだ未熟だ」という前提のまま、やみくもに「もっと浄化を…」とホ・オポノポノをするのではなく、
「自分はまだ未熟だ」という前提そのものを、浄化しようとしてみてください。
そうすればきっと、何かが変わっていきますよ(*´ω`*)
ホ・オポノポノで変わらない理由3つ
①続けている期間が短い
②自分ではなく、現実を変えようとしている
③自責の観念を浄化していない
あと、私がホ・オポノポノをやったときの体験談もあります。
興味があればぜひこちらもご覧になってみてください↓
☆私のホ・オポノポノ体験談☆
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「なりきる」じゃないと、潜在意識は働かない?
今回は、
「なりきるのとなったふりをするのって、どこがどう違うの?」
についてです。
潜在意識の力で願いを叶えるメソッドのひとつとして「なる式」と呼ばれるものがあります。
これを実践しても叶わないよーという方へ向けて、
「『なったふり』をしているだけだと叶いません。
なったふりをするのではなく、『なりきる』のです」
と言われることがあります。
しかしこう言われると今度は、
「なりきるのとなったふりはどう違うんじゃー!」
と思う方もいらっしゃると思いますので、この2つの違いについて詳しくお話していきます。
「なりきる」と「なったふり」の違い
たとえるならば、
〇なりきる→俳優が本気でその役を演じる
〇なったふり→素人がただ台本通りにその役を演じる
この違いかな、と思います。
俳優のAさんと、ごくごく普通の会社員のBさんに、
「Cさんの役を演じてくださいな、これ台本ね」
とお願いしたとして、きっと俳優のAさんならばCを演じている最中に、
「俺、本当はCじゃなくてAなんだけどな~」
なんて思いながら演じたりはしないと思います。
本気で自分をCだと思い、Cとして笑い、Cとして泣く。
これが「なりきる」です。
対して、演技の経験などない会社員のBさんは、
「Cの役を演じるとか恥ずかしいなー、俺、本当はただの会社員なのにな~…」
と思いつつ、しどろもどろで台本通りに演じるかもしれません。
これが「なったふり」です。
なんとなく違いはわかるでしょうか?
「なりきる」と、前提が変わるので潜在意識が動く
Aさんは「Cになりきる」をしていますが、これは、
「自分の前提がCになっている」
と言ってよいと思います。
潜在意識は、その人の前提を叶える意識です。
なのでこうしてCになりきっていると(前提をCに変えていると)潜在意識は、
「ではその前提どおりに」
と働き始め、Cに近づこうとしはじめます。
ときに俳優さんがインタビューで、
「演じた役が画家だったから、自分までなんだか絵に興味が出てきた」
「病んでる役を演じているうちに、なんか自分まで病んできた…」
と言っていたりしますが、これは役になりきることで、潜在意識がその役に近づけようとした結果起きることです。
俳優さんの場合は、なりきるのはその仕事の間だけです。
いずれ仕事は終わりますので、役になりきるのもやめます。
前提が「役」ではなく「自分」に戻ったため、潜在意識も役に近づけようとするのをやめます。
しかし、なる式ではこの「なりきる」を延々と続けます。
なので潜在意識も、延々となりきっている役へと近づけようとし続けます。
結果、
「なりきっていたら、本当に現実でもそうなった」
となります。
対してBさんの「Cになったふり」ですが、これは、
「自分の前提は変えないままに、表面的にCの真似だけをしている」
という状態です。
前提が変わっていない以上、潜在意識は何かを変えようとはしません。
そのため、
「なったふりをしていても(潜在意識は何も変えようとしないので)叶いませんよ」
と言われます。
潜在意識を動かすため、「なりきる」ためには?
なる式で、「なりきる」ではなく「なったふり」になってしまう原因のひとつとして、
「そもそも、なりきる役(叶った私)がどのようなものかを自分でわかっていない」
というものがあると思います。
「よし、叶った私になったぞ!」
と思うだけで、具体的にその叶った私というのはどのような人物なのか?が曖昧なままの方が多いのですが、これは、
「はい、Cを演じて!」
とだけ言われて、Cがどんな人物なのかは知らされない俳優さんのようなものかもしれません。
具体的にCがどんな人間なのかがわからないままでは、どんなにCになりきることをしたくても、さすがに難しいですよね。
つまり前提をCに変えられなくなりますし、前提が変わらないのであれば、潜在意識も動き出しません。
俳優さんは、役になりきるために台本を読み込んだり、
「Cならば、こういうときどうするだろうか?」
「Cはここで、何を感じるのだろう?」
と想像したりして、演じる人物像を確立させていきます。
なる式を行う際も同様、叶った私になりきるためにはまず、
「そもそも、叶った私とはどういう人間なのか?」
ということを具体的にしたほうがなりきりやすく(前提が変わりやすく)ひいては潜在意識も動き出しやすくなります。
「叶った私とは?」と考えたとき、「お金持ちの私」とか「彼氏がいる私」くらいしか出てこない…という方もいらっしゃるかと思います。
これだと「Cはお金持ち」とか「Cは彼氏がいる」くらいの情報しかないままに役を演じようとしている状態ですので、もう少し具体的にしてみるとよいと思います。
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〇なりきる→俳優が本気でその役を演じる
〇なったふり→素人がただ台本通りにその役を演じる
「なりきる」ができない原因として、
「そもそも、自分がなりきる役がどのようなものかをわかっていない」
というものがあげられます。
もう少し具体的にするとなりきりやすく、潜在意識も動き出しやすくなります。
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アファメーションをすると、違和感があるんですが…
今回は、アファメーションについてです。
引き寄せではアファメーションがとても有名ですから、試したことのある方も多いのではないでしょうか。
そうすると試した方から、
「アファメーションを唱えていると違和感があるのですが…」
とメールをいただくこともあるのですが、
ばっちりです、それで正解です( ´∀`)bグッ!!
むしろアファメーションをして何の違和感もありませんという方がいらっしゃったら、
そちらのほうにこそ私は違和感を抱いちゃいます…(;^ω^)
ではでは、
「なぜ違和感があるほうが正解なのか?」
について詳しくお話していきます。
アファメーションで違和感を覚えるのは、ごく自然なこと
まず、アファメーションって何のためにするのか?というと、
「認識の変更のため」
ですよね。
いまあなたが「私は貧乏だ」という認識を持っているとするならば、その認識が現実のものになってしまいます。
しかし認識を「私はお金持ちだ」に変えれば、今度はその認識が現実化してお金持ちになれます。
なので認識を新しいもの(私はお金持ちだ)に変えるために、アファメーションをします。
アファメーションを開始した時点では、まだ認識は「私は貧乏」のままです。
その状態で自分の認識と違うこと(私はお金持ち)を言えば、違和感を覚えるのがごくごく自然なことです。
仮に、目の前にりんごがある状態(目の前のものをりんごだと認識している状態)で、
「これはメロンです」
と自分の認識とは違うことを言えば、違和感を覚えるのが自然なことですよね。
ここでなんの疑問もなく「そうだ、これはメロンだ」と感じるほうが不自然ですが、それと同じです。
最初はそうして違和感がありますが、アファメーションを続けていくうちに徐々に自分の認識が変わっていきますし、
新しい認識に変わっていけばいくほど、唱えたときの違和感もちゃんと薄れていきますので大丈夫です。
「私、何も間違ってない!
この違和感は、正しいアファメーションをしている証拠なんだ!」
と思って、安心して続けてくださいね(*´ω`)
違和感を避けたアファメーション…?
ときおり、違和感を避けようとしてアファメーションの内容を変える方もいらっしゃいます。
たとえばあなたの月収が30万だとして、
「私の月収は3千万だー!」
だと違和感が強いので、
「3千万は無理でも…300万…いやまだ違和感が強い…。
うーん、月収50万…うん、50万くらいなら違和感が少ないぞ!
よし、これならできる気がする!」
というふうに目標を下げてしまう場合があるのですが、このように目標を下げることはおすすめしません。
なぜなら、違和感がない目標・できる気がする目標というのは、
「いまの認識を変えなくてもいい目標」
だからです。
「これならできる気がする!」
というのは、
「これなら(いまの認識のままでも)できる気がする!」
ということです。
これだと、どんなにアファメーションを唱えても認識がいまと変わることはありません。
いまの認識のままで、努力でその目標を目指すしかなくなります。
もちろん努力をすることが悪いわけではないのですが、単に、
「いまの自分のままで、努力で目標達成します」
というのであれば、引き寄せは関係がなくなってしまいますね(;´・ω・)
もしいま、
「うわ、違和感のないレベルまで目標下げちゃってた…!」
と思った方は、あえて違和感が強いレベル、できそうにないと感じるレベルまで目標を上げてみてください。
先ほども言いましたが、違和感があるのは最初のうちだけですし、そういう違和感があるほうが正解です。
アファメーションを続けて認識が変わってくれば、ちゃーんと違和感は消えていきますので大丈夫ですよ(*´ω`*)
アファメーションは認識を変えることが目的です。
認識を変える必要がある内容(違和感を覚える内容)を唱えてみてください。
違和感のないレベルまで目標を下げた場合には、認識が変わることはありません。
あとは、アファメーションでよくある疑問、
「何回くらいすると効果が出てくるの?」
について解説した記事もありますので、こちらもぜひご覧ください↓
☆アファメーションの回数って、具体的に何回くらいがいいの?☆
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私の観念、ちゃんと書き換えられてるの?
今回は「観念の書き換え」についてのお話です。
引き寄せの法則は、観念が現実になる法則ですよね。
そのためよく、
「現実を変えたいなら、まず自分の観念を書き換えましょう」
と言われます。
こう言われると中には、
「自分の観念がうまく書き換えられているかどうかは、どうやって判断するの?」
と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんので、ここについて詳しくお話していきます。
観念の書き換えが起これば、感情が変わる
観念が書き換えられているかどうかは、
「感情が変わっているかどうか」
でおおよそ判断できます。
人は何らかの観念を持ち、そしてその観念をもとにして感情を感じるようにできています。
たとえば、
「挨拶を無視されてついムカッときた」
という場合ならばまず、
「挨拶を返さないのは失礼なことである」
といった観念があり、その観念をもとにして「ムカッ」という感情を感じています。
挨拶以外のどのような場合でも、
「①まず観念があり②その観念に基づいた感情を抱く」
の順番です。
ちょっと極端な例ですが、仮にこのムカッときた人が自分の観念を、
「挨拶を無視されるのは素晴らしいことであーる!」
に書き換えたとします。
そのような観念を持っているのであれば、無視されたときにムカッとは感じようがありませんね。
新しい観念にそって、感情も「ついウキウキする」などに変わるはずです。
観念を書き換えれば、それに合わせて感情も変わる。
ということはつまり、
「感情が変わっていないということは、観念が書き換わっていない」
とも言えます。
「この出来事は、観念の書き換えが起きている証拠ですか?」
よく、
「現実でこれこれこのようなことが起きました。
これは観念の書き換えができている証拠(またはできていない証拠)ですか?」
というご質問をいただくのですが、
「現実でどのような出来事が起こったのか」
という点よりも、
「その出来事が起こったときの自分の感情は、以前と変わっているのか、いないのか」
という点に注目してみてください。
「前ならば、こういう出来事が起これば『悔しい!』と感じただろう。
でも、今はあんまりそういうふうに感じないな…」
とか、
「同じことが起こったとき、前ならあんなに『怖い』と感じていたのに、
今はなんだか気持ちが安定していてそんなに怖くないぞ」
などの感情の変化があるならば、観念の書き換えが進んでいるということです。
反対に、抱く感情に全く変化がないのであれば、まだあまり観念の書き換えは進んでいない、ということです。
つい、観念の書き換えができているかどうかを「現実で起きた出来事」を頼りに判断したくなるかとは思います。
が、それよりも「自分の感情」を頼りに判断したほうがわかりやすいですよ(*´ω`*)
観念の書き換えの過程で、負の感情が出ることも
ちなみに、観念の書き換えが進んできたときに必ずしも、
「怖さや悔しさが減って、前向きな感情を感じるようになった」
というふうに変化するとは限りません。
「前ならばここで怒りなんて感じなかったはずなのに、今はすごく腹が立つ」
といった変化が起きることもあります。
例えば、
「前ならば理不尽な扱いを受けても、『どうせ私なんかは何をされても仕方がない』と諦めきっていて、怒る気力さえなかった」
という状態だったとして、ここから観念の書き換えが進んでいくと、
「なんでこんなことをされて、甘んじていなきゃいけないんだー!」
と怒りを感じるようになったりします。
これは自尊心が回復してきたからこその、真っ当な怒りです。
怒りはよく「負の感情」などと言われますので、
「負の感情を抱くようになるだなんて、私は観念の書き換えに失敗しているのでは…」
と思うかもしれませんが、むしろ書き換えがうまくいっている証拠な場合もあります。
「本当は怒りたかったところでちゃんと怒れるようになった」
「本当は悲しみたかったところでちゃんと泣けるようになった」
などは良い変化ですから、
「負の感情を抱く=観念の書き換えができていない」
というふうに、イコールでつなげないようにもなさってくださいね(*´ω`*)
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引き寄せって「え!?実はそうだったの!?」ということがよくありますので、ぜひご覧になってみてください。
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人は、持っている観念に基づいた感情を抱くようにできています。
観念の書き換えができているかどうかを判断するときには、起きた出来事そのものではなく、
「起きた出来事に対して自分が抱く感情は、以前と変わっているのかいないのか」
に注目してみてください。
途中でお話に出てきた「怒り」について、より詳しく書いた記事はこちらです↓
☆怒りは、潜在意識が目覚めだしている証拠?☆
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潜在意識が働かないのは、どうありたいかが不明確だから?
今回は「どうありたいか」のお話です。
潜在意識の力で現実を変えたいというとき、
「どうなりたいか」
を明確にするのはとても大切なことです。
しかし、それよりももっと大切なのは、
「どうありたいか」
ということではないかな?と思いますので、これについて詳しくお話していきます。
「どうありたいか」の前に「どうなりたいか」について
まずは「どうありたいか」の前に「どうなりたいか」からお話しますね。
引き寄せではよく、
「現実を変えたいときにはどうなりたいかを明確にしましょう」
と言われますが、これがなぜかというと、
「どうなりたいかがわかっていなければ、潜在意識がそこへ向かえないから」
です。
潜在意識はよく車のナビに例えられるので、この例えはすでにどこかで読んだことがあるかもしれませんが、
「自分がどうなりたいかがわかっていない」
というのは、
「ナビに目的地を設定していない」
ようなもの。
これでは車は、目的地に向かおうにも向かえませんよね。
目的地を(どうなりたいかを)知らされないままですと潜在意識は、
「どこに向かえばいいかもわからんし、とりあえず今のままでいるか~(´・ω・`)」
となってしまいます。
なので、
「自分はどうなりたいか?」
ということを、よく考えてみてくださいね。
潜在意識にとっての原動力は「どうありたいか」のほう
中には、
「いや、私はどうなりたいかということは明確にしているつもりなんだけど…。
それなのにずっとそれが叶わないのはなんで?」
と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
このような場合、「どうなりたいか」ということは明確になっていても「どうありたいか」ということがあやふやなままなのかもしれません。
どうなりたいかとどうありたいかの違いは何かというと、
「物理的にどのような状態であるのか?」が「どうなりたいか」で、
「心理的にどのような状態であるのか?」が「どうありたいか」です。
たとえば、
「年収1億円になって、幸せに暮らしたい」
という場合、「年収1億(物理的なこと)」の部分が「どうなりたいか」で、
「幸せ(心理的なこと)」の部分が「どうありたいか」にあたります。
潜在意識に願いを叶えてもらいたいというとき、
「年収1億で、家はこんなふうで、車が2台あって…」
というふうに、物理的なことを(どうなりたいかを)いろいろと細かく思い描く方はわりと多いです。
しかし、
「そうなれば、こんなふうに安らぎが心から湧いてくるだろう」
「喜びで手が震えそうになっちゃうかも」
「誇らしさで、笑顔にならずにはいられないだろうなぁ~」
…というふうに、心理的なことを(どうありたいかを)想像して感じようとする方は、あまりいなかったりします。
これが、
「どうなりたいかははっきりしているが、どうありたいかはあやふや」
という状態で、これはナビに例えるならば、
「ナビに目的地は入力しているが、車のガソリンはからっぽに近い」
ような状態です。
高性能のナビがあっても、さすがにガソリンがなければ車は動かないのと同じく、
潜在意識も動きだすための原動力(どうありたいか)が足りないと、なかなか動き出せなくなります。
なぜ潜在意識は、「どうありたいか」で動くの?
人の潜在意識を動かす原動力となるのは、物理的な状態(どうなりたいか)ではなく心理的な状態(どうありたいか)。
これがどういうことかというと、たとえば、
「年収1億にしてあげるけど、その代わり一家は離散するわ友人をすべて失うわなんやらかんやらでめっちゃ不幸になります。
どうなりたいか(年収1億という物理的な状態)は叶ったんだし、
どうありたいか(幸せという心理的な状態)はどうでもいいですよね?」
とか言われたりしても…どうでもいいわけがないですよね(;^ω^)
幸せでありたいから年収1億になりたいわけで、幸せになれないのならば1億を目指す動機がなくなってしまいます。
つまり、人にとってはどうありたいかということが、どうなりたいかを目指す動機、意味、理由、原動力です。
しかしこの原動力が不明確で弱いため、潜在意識があまり動かなくなってしまい、
「どうなりたいかは明確にしているはずなのに、なぜ叶わないんだ…」
となることがあります。
「そ、そういえば物理的にどうなりたいかは細かく思い描いていたけど、
叶ったときの感情とかを想像したりして、どうありたいかを心で感じようとしたことないや…」
という方は、ぜひそこを明確にしてみてくださいね(*^^)v
☆どうなりたいか…物理的にどのような状態になりたいか。
☆どうありたいか…心理的にどのような状態でありたいか。
人にとってより大切なのは「どうありたいか」のほうです。
どうありたいかを明確にすることで、潜在意識が動きやすくなります。
ちなみに、
「私はどうありたいかじゃなくて、どうなりたいかもわからない…」
という方は、以下の記事も参考になさってみてください↓
☆自分がどうなりたいのかわからないのは、なぜ?☆
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現実を無視すると、なぜ願望が叶うの?
今回は「現実を無視する」についてです。
以前にも現実無視について書いたことはあるのですが、どうもここは疑問に思う方が多いようですので、もう一度詳しく書いてみますね(*´ω`*)
引き寄せではよく、
「現実に振り回されるな、無視しろ」
「現実無視すれば、願望は叶う」
と言われます。
けれどそう言われると、
「①現実を無視するって、具体的にどういうこと?」
「②現実を無視すると、それで本当に願望が叶うようになるの?」
「③無視しろと言われてもできないんだけど、どうすればいい?」
というのが、よくある疑問です。
なので、この3点について詳しくお話していきます。
願望は「現実を見たあとに出てくる観念」を無視すると叶う
ではまず、
「①現実を無視するって、具体的にどういうこと?」
についてです。
実は私は、
「願望を叶えるためには、現実を無視しましょう」
というのだとちょっと言葉足らずじゃないかな、と思っています。
正確には、
「願望を叶えるためには、現実を見たあとに出てくる観念を無視しましょう」
じゃないかな、と。
たとえばあなたの願望が「フェラーリに乗りたい」だとします。
しかし、現実で乗っているのは軽四自動車。
となると軽四を見たあとについつい、
「うぐぐ、現実では軽四かぁ…。
こんなんじゃ、この先もどうせフェラーリになんて乗れっこない…」
と思ったりしちゃいますよね。
このときの、
「この先もどうせフェラーリになんて乗れっこない」
という観念を無視しろ、という意味です。
「現実で見ている軽四自動車を、無視してないことにしろ」
という意味ではありません。
が、単に「現実を無視しろ」とだけ言われると、そのような意味に取れてしまいます。
それで、
「ううう、俺の乗っているのは軽四なんかじゃない、フェラーリだ、目の前にあるのはフェラーリだ…!
…ダメだそうは思えない!!
ってゆーか、こんなふうに目の前にフェラーリがあると思い込もうとして、そんなんで本当に願望が叶ったりするのかよ!」
となってしまう方が多いです。
現実を無視して、本当に願望が叶うの?
次に、
「②現実を無視すると、それで本当に願望が叶うようになるの?」
についてです。
多くの方は、
「ってゆーか、こんなふうに目の前にフェラーリがあると思い込もうとして、そんなんで本当に願望が叶ったりするのかよ!」
という感じで、本当に願望は叶うの?と疑います。
けれど、上に書いたとおり「現実を無視しろ」とは、
「目の前にある軽四を無視して、フェラーリなんだと思い込みましょう。
そうすれば願望は叶いますよ」
という意味ではなく、
「こんなんじゃこの先もどうせフェラーリなんて無理だ、という観念を無視しましょう。
そうすれば願望は叶いますよ」
という意味です。
潜在意識が現実化するのは、観念でしたよね。
「こんなんじゃこの先もどうせフェラーリなんて無理だ」
↑この観念があるのならば、潜在意識はそれを現実化するので、実際にこの先「フェラーリなんてどうせ無理な現実」が作られてしまいます。
しかしそのような観念が浮かんできたときに、それを無視してないことにする。
そうすれば「どうせ無理」という観念がない以上、潜在意識がこの先「どうせ無理な現実」を作ることはありません。
自分に不都合な観念は無視してしまい、
「俺は今後必ず、フェラーリを手にできるのだ」
という観念を持つようにしていれば、潜在意識はその観念を現実化するので願望は叶う、ということです。
願望実現はしたいが、現実を無視できない…
では最後に、
「③無視しろと言われてもできないんだけど、どうすればいい?」
についてです。
まず、
「目の前にある軽四を無視して、フェラーリなんだと思い込みましょう。
そうすれば願望は叶いますよ」
↑このような意味だと解釈して無理に思い込もうとしていた方は、その努力をやめてください。
現実で目の前にあるのが軽四なら、軽四だと思うのが当然です。
それが正常なことなのですから、どうにかしようとする必要はありません。
そして、
「こんなんじゃこの先もどうせフェラーリなんて無理だ、という観念を無視しましょう。
そうすれば願望は叶いますよ」
↑これができない、という方には、瞑想や自己観察(どっちも似ています)がおすすめです。
観念を無視できないのは、その観念に取り込まれているからです。
瞑想や自己観察は、自分の観念を客観視できるようになるためのとても良い方法です。
「どうせ無理」という観念が湧いてきたときに、
「うわああああ…そうだ、どうせ無理なんだ…!!」
となってしまうのではなく、
「あ、私の中からいま『どうせ無理だ』という観念が出てきたな~」
と客観視できるようになります。
これができるようになると、その出てきた観念に構わず無視する、ということもできるようになりますよ(*´ω`)
「現実を無視すると願望が叶う」
というのは、
「現実を見たときに出てきた観念を無視すると、願望が叶う」
という意味です。
現実で目の前にある何か・体験している何かを、別の何かだと思い込め、という意味ではありません。
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