現状に感謝するように、と言われても…
今回は「現状に感謝することができない」という方へのお話です。
引き寄せではよく、
「現状に感謝するように。
そうすれば、もっと感謝したくなることが引き寄せられてきます」
と言いますよね。
しかし、そう聞いて感謝しようと思ってもできない…という方もいると思います。
では、なぜ現状に感謝することができないのか?
その原因について詳しくお話していきます。
現状に感謝することができない原因とは?
現状に感謝することができないという場合、一番ありがちなのが、
「それを当たり前のことだと思っているから」
ではないかな?と思います。
現状に対して、
「そんなのあって当然のものでしょ?」
「そのくらいしてくれて当然でしょ?」
と思う気持ちが強い。
そうするとそこから自然と、
「こんな当たり前のこと、感謝するほどのことでもない」
となり、感謝できなくなります。
要は、ちょっぴり傲慢になってしまっているんですね。
では現状に感謝するには、この傲慢さを改善できればいいわけです。
とはいっても、自分のことを傲慢な人間だなんてなかなか認めたくはないものですよね~(;^ω^)
つい何かしらの理由をつけて、自分は傲慢なんかじゃないということにしたくなります。
たとえば、
「だって、常識的に考えてこのくらい普通だし…世間でもそう言われてるし…。
だから私がそれを当たり前だと思っても傲慢なんかじゃない、普通のことなんだ」
というふうに、ついつい自分を正当化したくなったりしますよね。
しかし、そうして傲慢であることを認めまいとすると改善できなくなり、今後も感謝することができないまま…となってしまいます。
現状に感謝することが「できない」のではなく「しない」
そこで、こういう正当化をやめるために「ひねくれ式アファメーション」を試してみてほしいと思います。
ひねくれ式アファメーションとは、
「私は、〇〇したくない」
と唱える、ちょっと変わったアファメーションです。
なぜそのような変わった唱え方をするのかというと、
「できないのではなく、やらないのだ」
「自分以外の何かや誰かに選ばされているのではなく、自分の意志で選んでいるのだ」
という自覚を持つためです。
アファメーションの文章は自由に作って構いませんが、うーんそうだな…たとえば、
「私は、現状にあるものや、してもらえていることを当たり前だと思っています。
当たり前のことになど感謝したくありませんので、しません」
↑こんな感じで唱えてみてください。
徐々に、
「そうだなー、私は誰かに『当たり前だと思え』と強制されてそう思っているわけではなく、自分でそう思っているよな。
感謝することが『できない』んじゃなくて、自分の意志で『やっていない』んだな」
というふうに、主体性を取り戻し、自分軸になっていけます。
そうして、自分の意志で感謝していないんだな~ということを認めると、
「え、なーんだ。じゃあ自分の意志で感謝することもできるじゃん」
ということにも気づきますので、そこに気づけば感謝できるようになりますよ。
自分の意志で現状に感謝していないのだ、と認めるのは怖い?
「私は、現状にあるもの、現状してもらえていることを当たり前だと思っています。
当たり前のことになど感謝したくありませんので、しません」
↑これに対して、
「うぎぎぎぎぎ、嫌だ嫌だ、私はそんなこと考えてない!
そんなことを考えるような、傲慢な人間だと認めたくなーーーい!!」
という抵抗がものすごく激しい方もいるのですが、そのように激しい抵抗を覚える方は、
「傲慢だと認める=自分の価値が下がる、今より自分を嫌いになってしまう」
という怯えが強いのではないかと思います。
けれど、怖がる必要はありません。
自分を傲慢だと認めたときには、むしろ今より自分を好きになるはずです。
これは、客観的に考えるとわかりやすいかもしれません。
たとえば、
「私、感謝しないなんていう傲慢な人間じゃありませんからー!
そんな、自分の価値を下げるようなことは認めませんからーーーっ!」
というAさんと、
「うーむ、確かに私、
『この程度のこと、感謝するほどのことでもないじゃん』
っていう気持ちがあって、感謝していませんでした」
というBさんがいたとして、ではどちらのほうを傲慢だと感じるか?というと、Aさんだと思います。
Bさんのほうは傲慢どころか、素直で謙虚な感じがしますよね。
「私は傲慢だったな」と認めるということは、Aさんの状態からBさんの状態になれるということです。
これはステップアップですし、ステップアップすれば人は嬉しいものです。
「ちょっと成長できたかも、嬉しいな。前よりも今の自分のほうが好きだな」
という喜びを感じることこそあれ、自分の価値が下がっちゃったなんて感じることはありませんよ(*´ω`*)
現状に感謝することが「できない」のではなく、自らの意思で感謝「していない」のだと気づく。
ひねくれ式アファメーションについてもっと詳しく書いた記事もありますので、よければこちらもどうぞ↓
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潜在意識の話によく登場する「執着を手放す」
今回は「手放す」についてです。
潜在意識の話ではよく、
「執着を手放しましょう」
という言葉が出てきますよね。
何かに対して「こうなはずだ!」といったこだわりがあると、
潜在意識がそのこだわりに囚われてうまく動けなくなる…という理由から、手放すようにとよくすすめられます。
しかしそう聞くと中には、
「手放すって…どうやればできるんだ…?」
と思う方もいらっしゃるかと思いますので、ここについて詳しくお話していきます。
①潜在意識下の前提を壊すと、手放すことができる
手放すためにはどうすればいいか?
これは、
①手段や過程は一つしかないという前提を疑う
②目先の物質的なこと(どうなりたいか)よりも、その先に求めているもの(どうありたいか)に目を向ける
この2つを試してみてください。
たとえば「広い家に住みたいな」という願望があったとします。
広い家に住むための手段というのはいろいろとありますし、いろいろな手段があるということは、潜在意識下ではわかっています。
しかし、顕在意識は潜在意識ほど発想豊かではないため、
「広い家に住むためには…今の会社で出世する!それ以外に手段はない!」
…というふうに、手段がひとつしかないような気がしてしまい、出世にとてもこだわってしまうこともよくあります。
そう思っているときに、
「さぁ、その出世へのこだわりを手放すのです~」
とか言われても、
「願望を叶えるための唯一無二の手段を、手放すだとー!?
手放して捨ててしまったら、願望が叶わなくなるじゃないか!!」
という気になりますので、なかなか手放すのは難しいですね。
しかし先ほども言ったとおり、叶えるための手段というのは実はいろいろあって、潜在意識はちゃんとそれをわかっています。
そもそもの、
「これが叶えるための、唯一無二の手段!」
という前提が間違っていますので、この前提を疑うといいですね。
「もしかして、手段はこの一つではないのかもしれない」
と意識してみてください。
そう意識すると潜在意識のほうも、願いを叶えるためのほかの手段を探しやすくなります。
②「あり方」を意識し、物質的なこだわりを手放す
中には、
「前提を疑いましょう、手段はその一つではないかもしれませんよ~」
と言われても、
「いや、絶対の絶対にこの一つだわ!!!」
という気持ちが強く湧いてきて困っちゃう…という方もいるかもしれません。
そういうときには、
「自分はどうありたいか」
ということも、意識してみてください。
先日、別の記事に書いたこととちょっとかぶっちゃうのですが、
「物質的にどうなりたいか(広い家に住みたいetc.)」
ということは、
「精神的にどうありたいか(幸せになりたいetc.)」
を叶える手段でしかありません。
①人がもっとも大切にし、求めているのは「どうあるか(精神的なもの)」
②その「どうあるか」を叶えるための手段として「どうなるか(物質的なもの)」がいろいろとある。
③その「どうなるか」を叶えるための手段は、さらにいろいろとある。
↑今は、このいろいろあるうちのどれかに特にこだわってしまい、手放すことができない状態ですね。
こだわりというのは、「①どうありたいか」への意識が薄いほど強くなりやすいです。
意識が強く向いている②と③は目先のこと・物質的なことですが、
人間は目先のことや目に見えるものしか見ていないと、どうしても視野が狭くなってしまい、
「これ以外思いつかない、もうこれしかない」
と思いがちです。
しかし「①どうありたいか(幸せになる)」に目を向けると、より視野が広がります。
「広い家に住むためには、絶対に出世しかない…!」
↑これってなんとなく自然に思えて疑いにくいのですが、
「幸せになるためには、絶対に出世しかない…!」
「幸せになるためには、絶対に広い家に住む以外にない!!」
だと、ちょっと違和感を覚えませんか?
「なんかわからんけど、それ以外にもありそうやんけ」
みたいな感じがしますよね。
こうして前提を疑いやすくなり、こだわりを手放すのが容易になります。
そうしてこだわりを手放すことで、「出世→家」というルートよりももっと良いルートがあれば、潜在意識がその別のルートを取ってくれます。
(いろいろな手段を考えたうえで、潜在意識が結局「出世→家がベストやん」と判断し、そうなる場合もあります)
「出世、広い家、幸せ」という3つは、いま私がパッと思いついただけの例ですので、
この3つ以外のどのような場合でも、前提を疑い、あり方に目を向けてみてくださいね(*´ω`*)
執着を手放すには、
①手段や過程は一つしかないという前提を疑う。
②目先の物質的なこと(どうなりたいか)よりも、その先に求めているもの(どうありたいか)に目を向ける。
これにより潜在意識が、よりスムーズに動きやすくなります。
「どうなりたいか」と「どうありたいか」について、より詳しく書いた記事はこちらです↓
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「ホ・オポノポノ、やってみたけど変わらない…」
今回は、
「ホ・オポノポノをしても変わらない理由3つ」
についてです。
ホ・オポノポノとは、
「ありがとう・ごめんなさい・許してください・愛しています」
の4つの言葉を唱えることにより、自分の潜在意識をクリーニングする(浄化する)というもの。
中には、
「そう聞いてやってみたのに、別に何も変わらないんですが…」
という方もいらっしゃるかと思います。
変わらない理由は大きく分けて3つあると思いますので、その3つとは何か?について詳しくお話していきます。
ホ・オポノポノで変わらない理由①期間が短い
まずひとつめの変わらない理由は、ものすごく単純。
「単に、唱えている期間が短すぎる」
というものです。
中には1、2日だけ唱えて、
「どうだ?何か変わるのか?…変わらないな…」
とがっかりしてやめてしまう方もいらっしゃいますが、もう少し長く続けてみてください。
ホ・オポノポノで浄化しようとしているのは、自分がこれまでに何年・何十年とかけて潜在意識に貯め込んできた不要なものたちです。
中には潜在意識下に頑固に根付いてしまっていて、1,2日といった短期間では浄化できないものもあります。
ホ・オポノポノの4つの言葉は、
「そうして頑固に根付いてしまったものも、唱えればすぐになんとかできますよ!」
というような魔法の言葉なわけではなく、
「少しずつ少しずつ、言葉を使ってなんとかしていきましょうね」
というものです。
焦らず、気長な気持ちで取り組んでみてくださいね(*´ω`*)
ホ・オポノポノで変わらない理由②現実を見ている
中には、
「1,2日でなんとかしようなんて思ってないし、もっと続けたけど何も変わらないよー」
という方もいるかと思います。
ある程度続けているにも関わらず変わらない場合には、
「自分の潜在意識を変えるためではなく、現実を変えるために唱えている」
から変わらないのかもしれません。
ホ・オポノポノは引き寄せと同じく、
「潜在意識を変えれば、その結果として現実も変わりますよ」
というものであって、
「潜在意識を変えなくても、現実だけを変えられますよ」
というものではありません。
ホ・オポノポノの言葉を唱えたあとに、
「さぁ、これで現実はどんなふうに変わるんだ?」
というふうに、現実ばかりに意識が向いてしまっている、ということはありませんか?
この場合、引き寄せでよく言われるのと同じように、外面(現実)ではなく内面(自分の潜在意識、観念や思考、感情など)に目を向け、内面を変えようと意識してみてください。
ホ・オポノポノで変わらない理由③自責がそのまま
そして、
「いや、ホ・オポノポノが外面じゃなくて内面を変えるものだってことくらいわかってやっとるわい。
それでも何も変わらないのはなんでじゃー」
という場合もあるかと思いますが、
「今日こんなことが起こったのは、ホ・オポノポノでの浄化が足りないからかも。
もっとたくさん唱えて、もっと潜在意識をきれいにしないと…」
というふうに思っていたりはしませんか?
特に完璧主義の方がよくこのように考えてしまいがちなのですが、このようにして、
「もっと潜在意識をきれいにせねば、何も変わらないはずだ」
という観念を潜在意識下に持っていれば、その観念が現実化するために何も変わらない、となります。
「今日こんなことが起こったのは、私の浄化が足りないからかも…」
↑これ、何の浄化が足りないのでしょうか?何を浄化したほうがいいのでしょうか?
というと、
「物事が起きたときに『これは私の浄化が足りないせいで起きたことなんだ』と自分を責める観念」
を浄化するといいのではないでしょうか。
そうした「私が未熟なせいなんだ」という自責の観念があるために、その自責が次に、
「だったらもっともっと浄化をしなきゃいけないな、そうじゃないと変わらないんだ」
という観念へと発展してしまい、そしてその「変わらない」という観念が現実化して、変わらなくなっているんですよね。
ならば、浄化したほうがいいのは「自責」ではないか、と思います。
「自分はまだ未熟だ」という前提のまま、やみくもに「もっと浄化を…」とホ・オポノポノをするのではなく、
「自分はまだ未熟だ」という前提そのものを、浄化しようとしてみてください。
そうすればきっと、何かが変わっていきますよ(*´ω`*)
ホ・オポノポノで変わらない理由3つ
①続けている期間が短い
②自分ではなく、現実を変えようとしている
③自責の観念を浄化していない
あと、私がホ・オポノポノをやったときの体験談もあります。
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「なりきる」じゃないと、潜在意識は働かない?
今回は、
「なりきるのとなったふりをするのって、どこがどう違うの?」
についてです。
潜在意識の力で願いを叶えるメソッドのひとつとして「なる式」と呼ばれるものがあります。
これを実践しても叶わないよーという方へ向けて、
「『なったふり』をしているだけだと叶いません。
なったふりをするのではなく、『なりきる』のです」
と言われることがあります。
しかしこう言われると今度は、
「なりきるのとなったふりはどう違うんじゃー!」
と思う方もいらっしゃると思いますので、この2つの違いについて詳しくお話していきます。
「なりきる」と「なったふり」の違い
たとえるならば、
〇なりきる→俳優が本気でその役を演じる
〇なったふり→素人がただ台本通りにその役を演じる
この違いかな、と思います。
俳優のAさんと、ごくごく普通の会社員のBさんに、
「Cさんの役を演じてくださいな、これ台本ね」
とお願いしたとして、きっと俳優のAさんならばCを演じている最中に、
「俺、本当はCじゃなくてAなんだけどな~」
なんて思いながら演じたりはしないと思います。
本気で自分をCだと思い、Cとして笑い、Cとして泣く。
これが「なりきる」です。
対して、演技の経験などない会社員のBさんは、
「Cの役を演じるとか恥ずかしいなー、俺、本当はただの会社員なのにな~…」
と思いつつ、しどろもどろで台本通りに演じるかもしれません。
これが「なったふり」です。
なんとなく違いはわかるでしょうか?
「なりきる」と、前提が変わるので潜在意識が動く
Aさんは「Cになりきる」をしていますが、これは、
「自分の前提がCになっている」
と言ってよいと思います。
潜在意識は、その人の前提を叶える意識です。
なのでこうしてCになりきっていると(前提をCに変えていると)潜在意識は、
「ではその前提どおりに」
と働き始め、Cに近づこうとしはじめます。
ときに俳優さんがインタビューで、
「演じた役が画家だったから、自分までなんだか絵に興味が出てきた」
「病んでる役を演じているうちに、なんか自分まで病んできた…」
と言っていたりしますが、これは役になりきることで、潜在意識がその役に近づけようとした結果起きることです。
俳優さんの場合は、なりきるのはその仕事の間だけです。
いずれ仕事は終わりますので、役になりきるのもやめます。
前提が「役」ではなく「自分」に戻ったため、潜在意識も役に近づけようとするのをやめます。
しかし、なる式ではこの「なりきる」を延々と続けます。
なので潜在意識も、延々となりきっている役へと近づけようとし続けます。
結果、
「なりきっていたら、本当に現実でもそうなった」
となります。
対してBさんの「Cになったふり」ですが、これは、
「自分の前提は変えないままに、表面的にCの真似だけをしている」
という状態です。
前提が変わっていない以上、潜在意識は何かを変えようとはしません。
そのため、
「なったふりをしていても(潜在意識は何も変えようとしないので)叶いませんよ」
と言われます。
潜在意識を動かすため、「なりきる」ためには?
なる式で、「なりきる」ではなく「なったふり」になってしまう原因のひとつとして、
「そもそも、なりきる役(叶った私)がどのようなものかを自分でわかっていない」
というものがあると思います。
「よし、叶った私になったぞ!」
と思うだけで、具体的にその叶った私というのはどのような人物なのか?が曖昧なままの方が多いのですが、これは、
「はい、Cを演じて!」
とだけ言われて、Cがどんな人物なのかは知らされない俳優さんのようなものかもしれません。
具体的にCがどんな人間なのかがわからないままでは、どんなにCになりきることをしたくても、さすがに難しいですよね。
つまり前提をCに変えられなくなりますし、前提が変わらないのであれば、潜在意識も動き出しません。
俳優さんは、役になりきるために台本を読み込んだり、
「Cならば、こういうときどうするだろうか?」
「Cはここで、何を感じるのだろう?」
と想像したりして、演じる人物像を確立させていきます。
なる式を行う際も同様、叶った私になりきるためにはまず、
「そもそも、叶った私とはどういう人間なのか?」
ということを具体的にしたほうがなりきりやすく(前提が変わりやすく)ひいては潜在意識も動き出しやすくなります。
「叶った私とは?」と考えたとき、「お金持ちの私」とか「彼氏がいる私」くらいしか出てこない…という方もいらっしゃるかと思います。
これだと「Cはお金持ち」とか「Cは彼氏がいる」くらいの情報しかないままに役を演じようとしている状態ですので、もう少し具体的にしてみるとよいと思いますよ(*^^)
〇なりきる→俳優が本気でその役を演じる
〇なったふり→素人がただ台本通りにその役を演じる
「なりきる」ができない原因として、
「そもそも、自分がなりきる役がどのようなものかをわかっていない」
というものがあげられます。
もう少し具体的にするとなりきりやすく、潜在意識も動き出しやすくなります。
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アファメーションをすると、違和感があるんですが…
今回は、アファメーションについてです。
引き寄せではアファメーションがとても有名ですから、試したことのある方も多いのではないでしょうか。
そうすると試した方から、
「アファメーションを唱えていると違和感があるのですが…」
とメールをいただくこともあるのですが、
ばっちりです、それで正解です( ´∀`)bグッ!!
むしろアファメーションをして何の違和感もありませんという方がいらっしゃったら、
そちらのほうにこそ私は違和感を抱いちゃいます…(;^ω^)
ではでは、
「なぜ違和感があるほうが正解なのか?」
について詳しくお話していきます。
アファメーションで違和感を覚えるのは、ごく自然なこと
まず、アファメーションって何のためにするのか?というと、
「認識の変更のため」
ですよね。
いまあなたが「私は貧乏だ」という認識を持っているとするならば、その認識が現実のものになってしまいます。
しかし認識を「私はお金持ちだ」に変えれば、今度はその認識が現実化してお金持ちになれます。
なので認識を新しいもの(私はお金持ちだ)に変えるために、アファメーションをします。
アファメーションを開始した時点では、まだ認識は「私は貧乏」のままです。
その状態で自分の認識と違うこと(私はお金持ち)を言えば、違和感を覚えるのがごくごく自然なことです。
仮に、目の前にりんごがある状態(目の前のものをりんごだと認識している状態)で、
「これはメロンです」
と自分の認識とは違うことを言えば、違和感を覚えるのが自然なことですよね。
ここでなんの疑問もなく「そうだ、これはメロンだ」と感じるほうが不自然ですが、それと同じです。
最初はそうして違和感がありますが、アファメーションを続けていくうちに徐々に自分の認識が変わっていきますし、
新しい認識に変わっていけばいくほど、唱えたときの違和感もちゃんと薄れていきますので大丈夫です。
「私、何も間違ってない!
この違和感は、正しいアファメーションをしている証拠なんだ!」
と思って、安心して続けてくださいね(*´ω`)
違和感を避けたアファメーション…?
ときおり、違和感を避けようとしてアファメーションの内容を変える方もいらっしゃいます。
たとえばあなたの月収が30万だとして、
「私の月収は3千万だー!」
だと違和感が強いので、
「3千万は無理でも…300万…いやまだ違和感が強い…。
うーん、月収50万…うん、50万くらいなら違和感が少ないぞ!
よし、これならできる気がする!」
というふうに目標を下げてしまう場合があるのですが、このように目標を下げることはおすすめしません。
なぜなら、違和感がない目標・できる気がする目標というのは、
「いまの認識を変えなくてもいい目標」
だからです。
「これならできる気がする!」
というのは、
「これなら(いまの認識のままでも)できる気がする!」
ということです。
これだと、どんなにアファメーションを唱えても認識がいまと変わることはありません。
いまの認識のままで、努力でその目標を目指すしかなくなります。
もちろん努力をすることが悪いわけではないのですが、単に、
「いまの自分のままで、努力で目標達成します」
というのであれば、引き寄せは関係がなくなってしまいますね(;´・ω・)
もしいま、
「うわ、違和感のないレベルまで目標下げちゃってた…!」
と思った方は、あえて違和感が強いレベル、できそうにないと感じるレベルまで目標を上げてみてください。
先ほども言いましたが、違和感があるのは最初のうちだけですし、そういう違和感があるほうが正解です。
アファメーションを続けて認識が変わってくれば、ちゃーんと違和感は消えていきますので大丈夫ですよ(*´ω`*)
アファメーションは認識を変えることが目的です。
認識を変える必要がある内容(違和感を覚える内容)を唱えてみてください。
違和感のないレベルまで目標を下げた場合には、認識が変わることはありません。
あとは、アファメーションでよくある疑問、
「何回くらいすると効果が出てくるの?」
について解説した記事もありますので、こちらもぜひご覧ください↓
☆アファメーションの回数って、具体的に何回くらいがいいの?☆
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私の観念、ちゃんと書き換えられてるの?
今回は「観念の書き換え」についてのお話です。
引き寄せの法則は、観念が現実になる法則ですよね。
そのためよく、
「現実を変えたいなら、まず自分の観念を書き換えましょう」
と言われます。
こう言われると中には、
「自分の観念がうまく書き換えられているかどうかは、どうやって判断するの?」
と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんので、ここについて詳しくお話していきます。
観念の書き換えが起これば、感情が変わる
観念が書き換えられているかどうかは、
「感情が変わっているかどうか」
でおおよそ判断できます。
人は何らかの観念を持ち、そしてその観念をもとにして感情を感じるようにできています。
たとえば、
「挨拶を無視されてついムカッときた」
という場合ならばまず、
「挨拶を返さないのは失礼なことである」
といった観念があり、その観念をもとにして「ムカッ」という感情を感じています。
挨拶以外のどのような場合でも、
「①まず観念があり②その観念に基づいた感情を抱く」
の順番です。
ちょっと極端な例ですが、仮にこのムカッときた人が自分の観念を、
「挨拶を無視されるのは素晴らしいことであーる!」
に書き換えたとします。
そのような観念を持っているのであれば、無視されたときにムカッとは感じようがありませんね。
新しい観念にそって、感情も「ついウキウキする」などに変わるはずです。
観念を書き換えれば、それに合わせて感情も変わる。
ということはつまり、
「感情が変わっていないということは、観念が書き換わっていない」
とも言えます。
「この出来事は、観念の書き換えが起きている証拠ですか?」
よく、
「現実でこれこれこのようなことが起きました。
これは観念の書き換えができている証拠(またはできていない証拠)ですか?」
というご質問をいただくのですが、
「現実でどのような出来事が起こったのか」
という点よりも、
「その出来事が起こったときの自分の感情は、以前と変わっているのか、いないのか」
という点に注目してみてください。
「前ならば、こういう出来事が起これば『悔しい!』と感じただろう。
でも、今はあんまりそういうふうに感じないな…」
とか、
「同じことが起こったとき、前ならあんなに『怖い』と感じていたのに、
今はなんだか気持ちが安定していてそんなに怖くないぞ」
などの感情の変化があるならば、観念の書き換えが進んでいるということです。
反対に、抱く感情に全く変化がないのであれば、まだあまり観念の書き換えは進んでいない、ということです。
つい、観念の書き換えができているかどうかを「現実で起きた出来事」を頼りに判断したくなるかとは思います。
が、それよりも「自分の感情」を頼りに判断したほうがわかりやすいですよ(*´ω`*)
観念の書き換えの過程で、負の感情が出ることも
ちなみに、観念の書き換えが進んできたときに必ずしも、
「怖さや悔しさが減って、前向きな感情を感じるようになった」
というふうに変化するとは限りません。
「前ならばここで怒りなんて感じなかったはずなのに、今はすごく腹が立つ」
といった変化が起きることもあります。
例えば、
「前ならば理不尽な扱いを受けても、『どうせ私なんかは何をされても仕方がない』と諦めきっていて、怒る気力さえなかった」
という状態だったとして、ここから観念の書き換えが進んでいくと、
「なんでこんなことをされて、甘んじていなきゃいけないんだー!」
と怒りを感じるようになったりします。
これは自尊心が回復してきたからこその、真っ当な怒りです。
怒りはよく「負の感情」などと言われますので、
「負の感情を抱くようになるだなんて、私は観念の書き換えに失敗しているのでは…」
と思うかもしれませんが、むしろ書き換えがうまくいっている証拠な場合もあります。
「本当は怒りたかったところでちゃんと怒れるようになった」
「本当は悲しみたかったところでちゃんと泣けるようになった」
などは良い変化ですから、
「負の感情を抱く=観念の書き換えができていない」
というふうに、イコールでつなげないようにもなさってくださいね(*´ω`*)
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主に「引き寄せでよくある誤解」についてお話しています。
引き寄せって「え!?実はそうだったの!?」ということがよくありますので、ぜひご覧になってみてください。
6本の動画が無料視聴できます、以下からどうぞ↓
人は、持っている観念に基づいた感情を抱くようにできています。
観念の書き換えができているかどうかを判断するときには、起きた出来事そのものではなく、
「起きた出来事に対して自分が抱く感情は、以前と変わっているのかいないのか」
に注目してみてください。
途中でお話に出てきた「怒り」について、より詳しく書いた記事はこちらです↓
☆怒りは、潜在意識が目覚めだしている証拠?☆
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潜在意識が働かないのは、どうありたいかが不明確だから?
今回は「どうありたいか」のお話です。
潜在意識の力で現実を変えたいというとき、
「どうなりたいか」
を明確にするのはとても大切なことです。
しかし、それよりももっと大切なのは、
「どうありたいか」
ということではないかな?と思いますので、これについて詳しくお話していきます。
「どうありたいか」の前に「どうなりたいか」について
まずは「どうありたいか」の前に「どうなりたいか」からお話しますね。
引き寄せではよく、
「現実を変えたいときにはどうなりたいかを明確にしましょう」
と言われますが、これがなぜかというと、
「どうなりたいかがわかっていなければ、潜在意識がそこへ向かえないから」
です。
潜在意識はよく車のナビに例えられるので、この例えはすでにどこかで読んだことがあるかもしれませんが、
「自分がどうなりたいかがわかっていない」
というのは、
「ナビに目的地を設定していない」
ようなもの。
これでは車は、目的地に向かおうにも向かえませんよね。
目的地を(どうなりたいかを)知らされないままですと潜在意識は、
「どこに向かえばいいかもわからんし、とりあえず今のままでいるか~(´・ω・`)」
となってしまいます。
なので、
「自分はどうなりたいか?」
ということを、よく考えてみてくださいね。
潜在意識にとっての原動力は「どうありたいか」のほう
中には、
「いや、私はどうなりたいかということは明確にしているつもりなんだけど…。
それなのにずっとそれが叶わないのはなんで?」
と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
このような場合、「どうなりたいか」ということは明確になっていても「どうありたいか」ということがあやふやなままなのかもしれません。
どうなりたいかとどうありたいかの違いは何かというと、
「物理的にどのような状態であるのか?」が「どうなりたいか」で、
「心理的にどのような状態であるのか?」が「どうありたいか」です。
たとえば、
「年収1億円になって、幸せに暮らしたい」
という場合、「年収1億(物理的なこと)」の部分が「どうなりたいか」で、
「幸せ(心理的なこと)」の部分が「どうありたいか」にあたります。
潜在意識に願いを叶えてもらいたいというとき、
「年収1億で、家はこんなふうで、車が2台あって…」
というふうに、物理的なことを(どうなりたいかを)いろいろと細かく思い描く方はわりと多いです。
しかし、
「そうなれば、こんなふうに安らぎが心から湧いてくるだろう」
「喜びで手が震えそうになっちゃうかも」
「誇らしさで、笑顔にならずにはいられないだろうなぁ~」
…というふうに、心理的なことを(どうありたいかを)想像して感じようとする方は、あまりいなかったりします。
これが、
「どうなりたいかははっきりしているが、どうありたいかはあやふや」
という状態で、これはナビに例えるならば、
「ナビに目的地は入力しているが、車のガソリンはからっぽに近い」
ような状態です。
高性能のナビがあっても、さすがにガソリンがなければ車は動かないのと同じく、
潜在意識も動きだすための原動力(どうありたいか)が足りないと、なかなか動き出せなくなります。
なぜ潜在意識は、「どうありたいか」で動くの?
人の潜在意識を動かす原動力となるのは、物理的な状態(どうなりたいか)ではなく心理的な状態(どうありたいか)。
これがどういうことかというと、たとえば、
「年収1億にしてあげるけど、その代わり一家は離散するわ友人をすべて失うわなんやらかんやらでめっちゃ不幸になります。
どうなりたいか(年収1億という物理的な状態)は叶ったんだし、
どうありたいか(幸せという心理的な状態)はどうでもいいですよね?」
とか言われたりしても…どうでもいいわけがないですよね(;^ω^)
幸せでありたいから年収1億になりたいわけで、幸せになれないのならば1億を目指す動機がなくなってしまいます。
つまり、人にとってはどうありたいかということが、どうなりたいかを目指す動機、意味、理由、原動力です。
しかしこの原動力が不明確で弱いため、潜在意識があまり動かなくなってしまい、
「どうなりたいかは明確にしているはずなのに、なぜ叶わないんだ…」
となることがあります。
「そ、そういえば物理的にどうなりたいかは細かく思い描いていたけど、
叶ったときの感情とかを想像したりして、どうありたいかを心で感じようとしたことないや…」
という方は、ぜひそこを明確にしてみてくださいね(*^^)v
☆どうなりたいか…物理的にどのような状態になりたいか。
☆どうありたいか…心理的にどのような状態でありたいか。
人にとってより大切なのは「どうありたいか」のほうです。
どうありたいかを明確にすることで、潜在意識が動きやすくなります。
ちなみに、
「私はどうありたいかじゃなくて、どうなりたいかもわからない…」
という方は、以下の記事も参考になさってみてください↓
☆自分がどうなりたいのかわからないのは、なぜ?☆
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現実を無視すると、なぜ願望が叶うの?
今回は「現実を無視する」についてです。
以前にも現実無視について書いたことはあるのですが、どうもここは疑問に思う方が多いようですので、もう一度詳しく書いてみますね(*´ω`*)
引き寄せではよく、
「現実に振り回されるな、無視しろ」
「現実無視すれば、願望は叶う」
と言われます。
けれどそう言われると、
「①現実を無視するって、具体的にどういうこと?」
「②現実を無視すると、それで本当に願望が叶うようになるの?」
「③無視しろと言われてもできないんだけど、どうすればいい?」
というのが、よくある疑問です。
なので、この3点について詳しくお話していきます。
願望は「現実を見たあとに出てくる観念」を無視すると叶う
ではまず、
「①現実を無視するって、具体的にどういうこと?」
についてです。
実は私は、
「願望を叶えるためには、現実を無視しましょう」
というのだとちょっと言葉足らずじゃないかな、と思っています。
正確には、
「願望を叶えるためには、現実を見たあとに出てくる観念を無視しましょう」
じゃないかな、と。
たとえばあなたの願望が「フェラーリに乗りたい」だとします。
しかし、現実で乗っているのは軽四自動車。
となると軽四を見たあとについつい、
「うぐぐ、現実では軽四かぁ…。
こんなんじゃ、この先もどうせフェラーリになんて乗れっこない…」
と思ったりしちゃいますよね。
このときの、
「この先もどうせフェラーリになんて乗れっこない」
という観念を無視しろ、という意味です。
「現実で見ている軽四自動車を、無視してないことにしろ」
という意味ではありません。
が、単に「現実を無視しろ」とだけ言われると、そのような意味に取れてしまいます。
それで、
「ううう、俺の乗っているのは軽四なんかじゃない、フェラーリだ、目の前にあるのはフェラーリだ…!
…ダメだそうは思えない!!
ってゆーか、こんなふうに目の前にフェラーリがあると思い込もうとして、そんなんで本当に願望が叶ったりするのかよ!」
となってしまう方が多いです。
現実を無視して、本当に願望が叶うの?
次に、
「②現実を無視すると、それで本当に願望が叶うようになるの?」
についてです。
多くの方は、
「ってゆーか、こんなふうに目の前にフェラーリがあると思い込もうとして、そんなんで本当に願望が叶ったりするのかよ!」
という感じで、本当に願望は叶うの?と疑います。
けれど、上に書いたとおり「現実を無視しろ」とは、
「目の前にある軽四を無視して、フェラーリなんだと思い込みましょう。
そうすれば願望は叶いますよ」
という意味ではなく、
「こんなんじゃこの先もどうせフェラーリなんて無理だ、という観念を無視しましょう。
そうすれば願望は叶いますよ」
という意味です。
潜在意識が現実化するのは、観念でしたよね。
「こんなんじゃこの先もどうせフェラーリなんて無理だ」
↑この観念があるのならば、潜在意識はそれを現実化するので、実際にこの先「フェラーリなんてどうせ無理な現実」が作られてしまいます。
しかしそのような観念が浮かんできたときに、それを無視してないことにする。
そうすれば「どうせ無理」という観念がない以上、潜在意識がこの先「どうせ無理な現実」を作ることはありません。
自分に不都合な観念は無視してしまい、
「俺は今後必ず、フェラーリを手にできるのだ」
という観念を持つようにしていれば、潜在意識はその観念を現実化するので願望は叶う、ということです。
願望実現はしたいが、現実を無視できない…
では最後に、
「③無視しろと言われてもできないんだけど、どうすればいい?」
についてです。
まず、
「目の前にある軽四を無視して、フェラーリなんだと思い込みましょう。
そうすれば願望は叶いますよ」
↑このような意味だと解釈して無理に思い込もうとしていた方は、その努力をやめてください。
現実で目の前にあるのが軽四なら、軽四だと思うのが当然です。
それが正常なことなのですから、どうにかしようとする必要はありません。
そして、
「こんなんじゃこの先もどうせフェラーリなんて無理だ、という観念を無視しましょう。
そうすれば願望は叶いますよ」
↑これができない、という方には、瞑想や自己観察(どっちも似ています)がおすすめです。
観念を無視できないのは、その観念に取り込まれているからです。
瞑想や自己観察は、自分の観念を客観視できるようになるためのとても良い方法です。
「どうせ無理」という観念が湧いてきたときに、
「うわああああ…そうだ、どうせ無理なんだ…!!」
となってしまうのではなく、
「あ、私の中からいま『どうせ無理だ』という観念が出てきたな~」
と客観視できるようになります。
これができるようになると、その出てきた観念に構わず無視する、ということもできるようになりますよ(*´ω`)
「現実を無視すると願望が叶う」
というのは、
「現実を見たときに出てきた観念を無視すると、願望が叶う」
という意味です。
現実で目の前にある何か・体験している何かを、別の何かだと思い込め、という意味ではありません。
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潜在意識の話に出てくる「すべては自作自演」とは?
今回は「自作自演」についてです。
潜在意識のお話を読んでいると時々、
「すべては自作自演」
といった言葉を目にすることもあるかと思います。
これに対し、
「私は別にこんな現実を作った覚えなんかねーよ、どういうことやー!」
と言いたくなる方もいらっしゃるかもしれませんので、
自作自演とは具体的にどういうことか?について、詳しくお話していきます。
Aさんの潜在意識は、どんな自作自演をする?
まず引き寄せの法則とは、
「自分の思考が現実になる法則」
でしたね。
では、どういう仕組みで自分の思考が現実になるのか?というと、
「潜在意識によって無自覚のうちに取らされる、言動や行動」
によってです。
仮にここに、
「私は人から嫌われる人間だ」
と思考しているAさんがいたとします。
Aさんの潜在意識は、
「ほー、では思考どおりの嫌われる現実を作らないとね、おっけー(*´ω`)」
となります。
するとAさんの言動には自然と、
「でも、だって、どうせ…」
といった言葉が多くなっていったりします。
それを聞いた人がうんざりしてしまって、Aさんを嫌ったとします。
これで自分の思考どおりの「嫌われる現実」ができあがりましたね。
Aさんは、
「やっぱり、私は嫌われる人間なんだ…なんで…?」
と、きっとがっかりすると思います。
では、なぜAさんは嫌われたのでしょうか?
なぜなら、自分から嫌われるような発言をしたから、ですよね。
自分で嫌われるようなことをして、嫌われたと言っている。
それって自作自演しているようなものだよね、ということです。
潜在意識の自作自演は、いたるところにまで及ぶ
私はいま、
「『でも、だって』といった発言が多くなります」
と、「発言」のひとつのみを例に挙げていますが、実際には発言のみにとどまりません。
ふとしたときの表情や目線、身体の動かし方、ほんの些細な行動をするときさえも、潜在意識に操られて、Aさんは嫌われるようなことをしてしまいます。
けれどそれらはあくまでも、潜在意識がAさんにやらせていること。
Aさん自身が顕在意識上で、
「よーし、人から嫌われるようなことをするぞ!」
などと意識してやっていることではありません。
自分のふとしたときの目線がどうか?なんてことまで把握しきれるはずもありませんし、自分のしたことが把握できなければ、
「私は自作自演なんて(嫌われるようなことなんて)絶対にしていない!」
と言いたくなるのも無理はないですよね。
ここまでを聞くと、
「潜在意識、怖いがな…」
と感じるかもしれませんが、Aさんが思考を変えると、どうなるでしょうか?
「私は人と仲良くやれる人間だ」
という思考に変えれば潜在意識は、それも現実にしようとします。
Aさんは今度は、自作自演していると気づくこともなしに「みんなと仲良くできる現実」を作ることができます。
たまたま例として人間関係を挙げましたが、このような自作自演は人間関係外のすべてのことにおいても行われます。
なので、
「すべては自作自演」
と言われます。
本当に潜在意識が、自作自演してるの…?
ここまで聞いて、
「本当に私もそんな自作自演してるのかなぁ…?」
と思った方はぜひ、しばらくの間、自分の発言や行動をよく観察してみてください。
24時間ずっと観察しつづけるなんてことは不可能ですが、気が向いたときにでも、
「よし、これから30分は自分のすることに気をつけてみよう」
というふうに意識して過ごしてみてください。
そうするとたとえば、
「おや、私はいま人からお菓子をすすめられて、とっさに『いいえ、悪いので結構です』と断ったな。
私には、『私はいつも損をする』という思考があるけど、もらえるものまで自分からいらないと言っているのだから、受け取る人よりも損をするのは当然か…。
なるほど、こうして些細なところで『人より損すること』をやってしまっているんだな」
というふうに、自分の思考と、自分が何気なく取っている言動・行動が一致していることに気づくと思います。
こうして少しでも、
「どうやら、私は本当に自作自演してるようだぞ…?」
という自覚が芽生えると、そのあとはぐんと思考を変えやすくなります。
なかなか自分の思考を変えられない原因のひとつは、
「そもそも、潜在意識によって自分の思考が現実になるという話を、本当は信じていないから」
です。
しかし、
「うわ、どうも本当のようだ…」
ということにさえ気づけば、自然とそこから、
「よし、本当なら思考を変えてみよう!」
という決意へとつながりますよ(*^^)v
気が向いたときに、
「私は、どんな自作自演をしているのかな?」
と意識して過ごしてみてください。
本当に自作自演していることに気づくと、
「よし、だったら思考を変えよう!」
という決意につながります。
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まずは、幸せになると決める
今回は「幸せになると決める」についてです。
引き寄せを実践している方の中には、
「願いは叶うと決めると叶う、って言われてるから、そのとおり叶うと決めているつもりなのに…。
なんで一向に叶わないんだ…?」
と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
そのような方はもしかして、「願いを叶える」とは決めていても「幸せになる」と決めることはしていないのかも…?
ここについて、詳しくお話していきます。
①叶うと決めると②幸せになるのではない
人はつい、
「①願いが叶ったら→②それによって幸せになる」
という順番で考えます。
これですと、願いが叶っていない今は不幸だということになります。
つまり、今持っている前提は「不幸」ということですね。
そして、潜在意識はその人の持っている「前提」を叶える意識です。
なのでこの場合、潜在意識は、
「前提が不幸…ということは、それに合わせて不幸な現実を作ってほしいってことね!
つまり願いを叶えなければいいのね?よっしゃ任せときー!(`・ω・´)」
と張り切ってしまい、願いが叶わなくなってしまいます。
この説明はいろいろなところでよくされていますので、みなさん頭ではわかっているのではないかな?とは思うのですが、しかし心では、
①私は今、不幸だ(私の前提は「不幸」だ)
↓
②しかし願いを叶えると決めるぞ!
そうして叶えることができれば、
↓
③私は幸せになることができるんだ!(私の前提は「幸せ」に変わるんだ!)
…というふうに、
「現実が変わったあとに(願いが叶ったあとに)前提が変わる」
の順になっている方も多くいらっしゃるように思います。
けれど引き寄せは、
「前提が変わったあとに、現実が変わる」
という法則ですので、先に現実が変わる(願いが叶う)ことはありません。
ついついそう考えてしまうお気持ちもわかるのですが、これですと上で説明したように、
①私は今、不幸だ(私の前提は「不幸」だ)
↓
②不幸な現実がいいんだね、ほんなら願いは叶えないでおくね!(`・ω・´)
になってしまうため、願いは叶わなくなってしまいます。
「願いを叶えて幸せになるぞ!」と決めるほどに、叶わなくなる
引き寄せでよく言われる、
「願いは叶うと決めると、叶います」
↑これは、
「まず願いを叶えると決めて、叶えます(現実を変えます)
そしてそのあとに、幸せになりましょう(前提を変えましょう)」
という意味で言われているわけではありません。
そういう意味にとらえて、
「よし、じゃあ願いは叶うと決めるぞ!そして、今の不幸から抜け出そう!」
というような心持ちで叶うと決めても、これは「今の不幸から…」と言ってることからもわかるように、今の前提が「不幸」のままですよね。
この状態で、
「叶うんだ!叶うと決めている、決めているのだーー!!」
と力めば力むほどに、
「今の不幸から抜け出すのだーー!(今の前提は不幸なのだーー!)」
と力んでいることにもなります。
潜在意識のほうもめっちゃ張り切って、
「ぬぅおおおお絶対に絶対に!
願いは叶えないから任しときやああああ!!!!( ✧Д✧) カッ!!」
となりますので、むしろどんどん願いは叶いづらくなっていってしまいます。
(しかし前提はばっちり叶っていますので、引き寄せとしてはこれで正しいのですが…)
①幸せになると決めると②願いは叶う
「う…まさにそんな感じになってしまっていたんですけど…」
という方は、
「願いは叶うと決めると叶う」
という言葉を、
「幸せになると決めると叶う」
という意味なのだ、と考えてみてください。
「幸せになると決める」というのは、
「今、幸せになると決める」
ということです。
「今、自分の前提を『幸せ』に変えると決める」
ということです。
「今、『①願いを叶えて②幸せになってやるんだ』と決める」
という意味ではありません。
「①願いを叶えて②幸せになってやるんだ」
↑これですと、
「①現実を変えて②そのあとに前提を変えてやるんだ」
ということなので、そのような決意をいくらしても無理ですよね。
さきほども言いましたが、前提より先に現実が変わることはないのですから。
そうではなく、いったんは願いを叶えることを度外視し、
「今、幸せになるんだ!(前提を変えるんだ!)」
とだけ決めてください。
そうすればあとは、願いを叶えるんだ!叶えるんだ!と力まなくても叶います。
潜在意識は前提を叶える意識なのですから、前提が幸せに変わった以上、
①私は今、幸せだ(私の前提は「幸せ」だ)
↓
②幸せな現実がいいんだね、ほんなら願いを叶えるね~(´∀`*)
↑勝手にこうなって、願いは叶うようにできています。
「叶うと決めるぞ!」より「幸せになると決めるぞ!」
もう一度書きますが、人はついつい、
①私は今、不幸だ(私の前提は「不幸」だ)
↓
②しかし、願いを叶えると決めるぞ!
そうして叶えることができれば、
↓
③私は幸せになることができるんだ!(私の前提は「幸せ」に変わるんだ!)
↑この順番になりがちです。
そうではなく、
①私は今、不幸だ(私の前提は「不幸」だ)
↓
②しかし、幸せになると決めるぞ!(前提を変えると決める!)
そうして前提を変えることができれば、
↓
③私の願いは叶うんだ
ですよ(*´ω`*)
幸せになると決めると(前提を「幸せ」に変えると決めると)
そのあと勝手に願いは叶います。
「①願いを叶えると決めると②幸せになることができる」
の順ではありません。
「そうは言っても、前提を『幸せ』に変えるってどうすればいいのかな…?」
と思った方は、手始めに「充足を見る」をやってみてはいかがでしょうか?
詳しくはこちらです↓
☆充足を見るとは、どういうことなのか?☆
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