認識の変更については言われても、その後のことは…?
今回は「認識の変更をした、その後」についてです。
引き寄せではよく、認識の変更をしろと言われますよね。
中には、
「変更しろしろって言うけど、変更するとその後はどうなるのさ?
なんかすごいことが起きたりするの?」
と思っている方もいらっしゃるかもしれませんので、何がどうなるのかということについて、詳しくお話していきます。
「小さな」認識の変更をした場合の、その後とは
認識の変更のその後は、どうなるのか?
これはもちろん、現実が今より良いほうに変わっていきます。
ただ、認識変更の「直後」には、さほど何も変わらない場合がほとんどだと思います。
ひとくちに「認識の変更」と言ってもさまざまで、大きな変更もあれば小さな変更もあります。
大きな認識の変更とはなにか?というと、ネット上で語られているものがそうですね。
ときおり、
「世界と自分は一体だったと気づいた」
「この世にはすべてがあるとわかった」
というふうにお話している方がいらっしゃいますが、これはかなり大きな認識の変更です。
では、小さな認識の変更とはなにか?
これはたとえば…あなたが道で転んでしまい「もう最悪!」と言ったとします。
そしたら隣にいた友達が、
「でも、骨とか折れなくて良かったじゃない。最悪ってほどでもないよ」
と言ってきました。
そしてそれを聞いたあなたは、
「まぁ、そう言われればそうだな」
と思いました。
…とかが小さな認識の変更です。
あなたは転んで最悪!と言った。
これはつまり、「道で転ぶ」という出来事に対して「最悪」という認識を持っている状態ですね。
しかしその後の友達の言葉によって、「最悪というほどではない」という認識に変更されています。
これも小さいとはいえ、認識の変更です。
小さな認識変更を続けると、その後だんだん定着してくる
とはいえ、このような小さな認識の変更が起きたからと言って、その直後になにかが大きく変わるのか?というと、特に何も変わらないと思います。
せいぜいで、
「まぁ、そう考えれば『最悪!』としか思えなかったときより、ちょっとは気が楽になるかな…。
いやでも、転んで恥ずかしかったしやっぱり最悪かも。
最悪じゃないって考え方(認識の仕方)もわからないではないけどさ~」
程度のものではないでしょうか。
もともと持っていた自分の認識(最悪)と、友達の言う認識(最悪ではない)を行ったり来たりしますよね。
元の認識に戻りたい場合には、戻ることもできます。
しかし、
「いや、最悪なんて思っても自分の気分が悪いだけだし、友達のように考えてみよう(友達のような認識を持ってみよう)」
と心がけていくと、徐々に新しい認識のほうが強くなってきます。
これを続けて新しい認識が板についてくると(潜在意識下に刷り込まれていくと)
「そういえば、最近物事に対してあんまり最悪!とか腹を立てなくなったな…。
日常生活がより良くなってきたぞ」
というふうに変わっていきます。
日常生活がより良くなれば、それを受けて別のところでも考え方が(認識が)前向きに変わっていきます。
認識が前向きに変われば、それは必ず行動に反映され、行動が変われば結果も(現実も)これまでとは変わります。
…という感じで現実が変わっていきますが、この間、
「私は、認識の変更によってこんなにも素晴らしい体験をしました!」
というような、大きな感動体験などは特にない場合もあります。
というか、特にない場合のほうが多いのではないかと思います。
こういう、
「小さな認識の変更を心がけているうちに、なんかよくわからんうちに現実の良い変化につながっていきました」
ということのほうがよくあるので、
「なんだか知らないけどうまくいく」
と、引き寄せではよく言われます。
「大きな」認識の変更をした場合の、その後とは
中には、小さな認識の変更を積み重ねていく途中で、なにかをきっかけにして急に大きな認識の変更が起きる場合もあります。
それが、
「突然、この世にはすべてあると気づいた!」
などですね。
では、
「そういう大きな認識の変更が起きた場合には、その後どうなるの?」
というと、小さな認識の変更のみを積み重ねていった場合と、流れは同じです。
突然で強烈なため、その新たな認識(この世にはすべてある等)は潜在意識に定着しやすく、認識の定着が早いぶん現実の変化も早いとは思いますが、流れは変わりません。
認識の変更の度合いが大きくても小さくても、
①認識が新しいものに変更される
↓
②潜在意識が、新しい認識に添った言動や行動をあなたに取らせるようになる
↓
③新しい行動を取れば、これまでと現実が変わっていくのは当然
というのが、その後の引き寄せの流れです。
「大きな認識の変更ができた人はその後、できていない人とはまったく違う流れや方法で現実を変えられるようになる」
といったことまではありません。
認識の変更の話を聞いたその後、「特別」を求めていないか?
このような大きな認識の変更が自分の身に起きた場合、やはり人は感動するものです。
感動すれば、その体験をネット上に書きたくなるのもとても自然なことです。
するとそれを読んだ側が「すごい!」と感動するのもまた、自然なことです。
ただ、読んだ側がついつい、
「そういう感動を伴うものしか、認識の変更ではないのだ」
と誤解してしまう場合もあり、その後、大きな認識の変更に伴う「感動体験」ばかりを追い求めてしまうようになる方もいらっしゃいます。
また、
「大きな感動をしていないから、私はまだ認識の変更ができていないのだ。
そして認識の変更ができていないということは、私はまだ変われないということだ!」
というふうに「私は変われない」と決めてしまい、その決めたことが現実化して実際に変われなくなっている…という方もいらっしゃいます。
過去にも何度かお話したことがあるのですが、どうも、
「認識の変更とは特別なものであるという認識」
を持っている方が多いように感じています。
そうすると「特別」なことに思いを馳せるあまり、日常の小さな認識変更がおろそかになってしまう場合が多いです。
そして小さな認識変更さえもしていないのであれば、その後、大きくて特別な認識の変更につながるということもありません。
なのでまずは、
「認識の変更とは特別なものであるという認識の変更」
をなさってみてください。
実際には小さなもの、地味なもののほうが多いです。
「認識の変更は特別ではない」に対して、どんな認識を持つ?
こう言うと、
「なーんだ…認識の変更ができれば、その後はきっとものすごいことが待っているんだと思ってたのに…。
特別なことなわけじゃないのか…残念…」
と、「残念」という認識を持つ方もいるかもしれません。
けれど、
「なーんだ、特別なわけでもなんでもなく、小さくて地味なことなら私だってできるじゃないか。
特別なことをしようとするよりもずっと簡単で良かった!」
という認識を持つこともできますよ。
ぜひ、そのような認識を選んでくださいね。
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認識の変更にはさまざまなものがありますが、小さく地味なもののほうが多いです。
ときに強烈な感動を伴う大きな認識の変更が起きる場合もありますが、
大小どちらであれ、その後の現実が変わっていく流れは同じです。
「しかし、認識の変更のためには具体的に何をどうすればいいのかわからない…」
と思った方は、以下の記事をどうぞ↓
☆認識の変更をする方法とは、なんなのか?☆
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潜在意識の話によく登場する「今しかない」
今回は「今しかない」についてです。
潜在意識のお話だとよく、今しかない…という言葉が出てくるのですが、これを聞いて、
「いや、今以外にも過去と未来があるやんけ」
「実際、私はこんなにも強く過去にとらわれているのに…その過去がないですって??」
というふうに思う方もいるのではないでしょうか?
果たして今しかないとはどういう意味なのか、詳しくお話していきます。
①潜在意識にとっては、今しかない
「今しかない」は、
①潜在意識にとっては今しかないという意味
②変えられるのは今しかないという意味
この2つの意味でよく使われている言葉です。
まずひとつめ、
「潜在意識にとっては今しかない」
とは、
「潜在意識は、過去や未来のこと、架空の出来事なども『今』起きていると認識する」
という意味です。
たとえばあなたが、感動する映画を見て思わず泣いちゃった…とします。
あなたは顕在意識上では、
「これは自分の身に今起きている出来事ではない。ただの作り話だ」
と理解していますよね。
しかし潜在意識のほうは映画を見て、
「今ここで、自分に起きていることだ」
と認識しています。
そして顕在意識と潜在意識では、潜在意識の力のほうが強いです。
なので、
「顕在意識で『これは作り話だ』とわかっていても、
潜在意識が『今、感動的な体験をしている!』と思っている力のほうが勝って、思わず涙が出てしまう」
となります。
過去や未来の場合も同様です。
何か過去にあった出来事を思い浮かべたとき、顕在意識ではもちろん、それが今起きていることではないとわかっています。
が、潜在意識は「今起きている」と認識しているため、「今」嬉しくなったり悲しくなったりします。
今しかない、などと言われるとなんだか謎めいて聞こえるかもしれませんが、
過去にあった良いことを思い出して「今」嬉しくなるとか、
未来の心配事を思い描いて「今」不安になるとかは、誰だって経験したことのある当たり前のことですよね。
実はごくごく当たり前のことしか言っていませんので、あまり難しく考える必要はないと思います(*´ω`*)
②変えられるのは、今しかない
では2つめの意味、
「変えられるのは今しかない」
についてです。
人はついつい、
「過去にこんなに辛いことがあって…その過去にとらわれてしまう」
「未来はこうなってしまうのではと思うと心配で…その未来にとらわれてしまう」
と考えます。
そして、
「この過去(または未来)を一体どうしようかしら?」
と悩んでしまいます。
しかし、過去にとらわれてしまうよーと悲しくなっているのは、いつでしょうか?
今ですよね。
今のあなたに、「過去は辛かった」という認識があるので、辛くなっています。
未来をどうしようかしら…と不安になっているのも、今ですよね。
今のあなたに、「未来は悪くなる」という認識があるので、心配になっています。
つまり、人は「過去や未来」にとらわれて苦しんでいるのではなく、
「過去や未来に対して持っている、自分の『今』の認識」
にとらわれて苦しんでいるのだ、ということです。
ならば、今の認識を変えれば苦しむこともなくなりますよね。
そのため潜在意識のお話ではよく、
「自分の認識を変えろ、認識の変更がすべてだ」
と言われます。
認識が変われば、潜在意識は必ず現実を変える
「『これまで』辛かったよ…。『これから』どうすればいいのかな…?」
↑ついこのように考えてしまいがちになるのですが、そうではなく、
「『今』持っている、これまで辛かったよ…という認識を、『今』どうすればいいのかな?」
と考えてみてください。
どれほど過去や未来をどうしようかと考えても、どちらも目の前にはないのですから、残念ながらどうすることもできません。
変えられるのは、今しかないです。
今ならば、今自分が持っている認識ならば、いくらでも変える方法があります。
アファメーション、自己観察、瞑想、なる式、完璧認定、自愛…などなど、
潜在意識のお話でよく出てくるこれらすべて、今の自分の認識を変えるのための方法ですよね。
どれかひとつだけで構いませんので、ぜひ今から取り組んでほしいと思います。
とってもとーーっても大切なことなので、どうか忘れないでくださいね。
あなたがとらわれているのは過去ではなく、未来でもなく、「今持っている認識」だということを。
そして、認識などいくらでも変えようがある、ということを。
潜在意識は、あなたの持っている認識を現実化するのがお仕事です。
あなたが今の認識を変えたならば、潜在意識が必ず現実を変えてくれますよ(*^^)v
「今しかない」の意味とは、
①潜在意識にとっては、今しかない。
②変えられるのは、今しかない。
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「潜在意識に丸投げしましょう!」
今回は「丸投げ」についてです。
引き寄せでは、
「何か叶えたいことがあってもどうしていいのかわからないときは、潜在意識に丸投げしてしまいましょう」
とよく言われます。
「せせせ潜在意識に丸投げして、それで本当にどうにかしてくれるのかよ…」
と思いたくなるかもしれませんが、本当にどうにかしてくれちゃうものですよ(*^^)v
私の経験ですと、丸投げしてからだいたい3、4日後には何かしらの変化が起きます。
これについて詳しくお話していきます。
まず「潜在意識に丸投げ」とはどういう意味か?
まずは、
「潜在意識に丸投げ、なんて初めて聞いた」
という方のために簡単にどういうことかご説明します。
すでに聞いたことがあるという方も、おさらいのつもりでさらっと読んでみてください(*´ω`*)
俗に、顕在意識の力は3%~10%ほど、潜在意識の力は90%~97%ほどと言われます。
人は何かを成し遂げたいと思ったとき、ついつい頭を使って(顕在意識の力を使って)どうしようかと考えます。
が、潜在意識のほうがずっとずっと強い力を持っています。
ならば、顕在意識であれこれ考えるよりも、もっと頼りになる潜在意識に丸投げしてしまえばいいじゃないか、と。
「私の夢は叶います。
…でも叶いますって、一体どうやって…?ああかなこうかな、うんぬんかんぬん…」
ではなく、
「私の夢は叶います。ということで潜在意識さんよろしく~」
と全部丸投げしてしまい、考えない。
そうすれば潜在意識のほうで、叶える手段やらなんやらかんやらを見つけてくれるので大丈夫ですよ、というのが、引き寄せでよく言われていることです。
「潜在意識に丸投げ」ではなく「神様に丸投げ」「宇宙に丸投げ」といった表現が使われることもありますが、意味は同じです。
多少の表現の違いはあれど言いたいことはどれも、
「どうすればいいかを頭であれこれ考えるのではなく、叶うとだけ信じてあとは放っておけばいい」
ということです。
潜在意識に丸投げすると、なぜ「3日後」くらいに変わるの?
冒頭でちらっとお話しましたが、私の場合は潜在意識に丸投げすると、
だいたい3,4日後には「おっ」と思うようなことが起こります。
なぜ3日後くらいなのか?というと、これは3日後くらいから潜在意識の抵抗が弱まるからだろうな、と思います。
潜在意識は「変わりたがらない意識」だというのは聞いたことがあるでしょうか?
何かを変えるぞ!と思っても、潜在意識って最初のうちは、
「別にこれまでと同じでいいやんけ」
みたいな感じで、あんまり変わりたがりません。
変化しようとしているその人をもとの状態に戻したがるので、
「これから日記をつけるぞ!と決意したのに、3日しか続かなかった」
「ウォーキングするぞ!と思ったのに、やったのは3日だけだった…」
と、3日坊主になります。
しかし、そこでがんばって3日以上続けると徐々に楽になってきますよね。
潜在意識のほうが、
「まだ続けるっていうんなら、こっちが折れるか…(´・ω・`)」
みたいに抵抗しなくなってくるためです。
何か叶えたいことがあるという場合にも同じで、あなたが顕在意識上で「叶えるぞ!」と思っても、潜在意識のほうは、
「なんでやねん、面倒くさいがなーヽ(`Д´)ノ」
となってます。
でもそこでこちらが折れることなく、叶える!という気持ちを持っていると、
「そんなに叶えるっていうなら…どうすればいいのか考えてやるか…」
と潜在意識のほうが折れてきます。
そうすると顕在意識上で、
「あ、これが叶えるために大事なことかも…!」
と思うことが見つかったり…などなどします。
具体的にどのようなことが起こるのかについては、人によって本当にさまざまです。
そのため、一概に「こうなります!」とは断言できませんが、
「え、これまではこんなことなかったんだけどな…?」
と思うような何かしらが起きる、と思ってください。
ぜひあなたも一度、潜在意識に丸投げ!してみてはいかがでしょうか?(*´ω`*)
潜在意識に丸投げをする前に…
では次に、潜在意識に丸投げする前に心に留めておいてほしいことについて、いくつか書きますね。
①信じていないなら、潜在意識に丸投げしたことにはならない
まず1つめは、
「ちゃんと『叶う』と信じて過ごすこと」
です。
よく、
「よし、じゃあ潜在意識に丸投げしてみよう!
…どうだ?丸投げしてるぞ?これで本当に何か起こるんだろうな、叶うんだろうな?」
と、叶うことを疑いながら過ごす方がいますが、これだと潜在意識に丸投げしていることにはなりません。
潜在意識はあなたの「叶う」という気持ちに反応して動き出すわけですから、
そもそもの「叶う」という気持ちがない場合には反応のしようがなく、動き出すこともありません。
丸投げするというのは、「叶うと信じる」ということです。
潜在意識がやってくれるのだということに疑いを持たない、ということです。
疑いながら「丸投げしています(信じています)」はおかしいですので、きちんと信じてくださいね(`・ω・´)
②潜在意識に丸投げしたあとは、あまり日数にこだわらない
2つめは、
「絶対に『3日後』に何かが起きるとは限らない」
ということです。
私は「だいたい3,4日後に何か起きる」とは言いましたが、これはあくまでも私の経験です。
私がそうだからといって、私以外のすべての人も100%そうだ、なんてことはありません。
こういうものは個人差がありますから、あなたの場合は5日後かもしれないし、逆にもっと早く、その日のうちに何か起こるかもしれません。
これまで「潜在意識に丸投げしてみた」という方からいただいたメールを読んでいると、
だいたい3日~1週間くらいで変化が起きている方が多いので、そのくらいが目安なのかなとは思いますが、
あくまでも目安にすぎませんので、日数にこだわりすぎないようにもなさってください。
③潜在意識に丸投げ後、動くときには動く
3つめは、
「あ、これかも!と思ったら、動くこと」
です。
「絶対確実に3日後です」という保証まではできませんが、
潜在意識に丸投げしていれば、遅かれ早かれいずれ必ず何かが起きます。
永遠に潜在意識が変化しないなんてことはありえないのですから、そのうち必ず、
「あっ、これが叶えるためのヒントかも…!」
「なんだかよくわからないけど、これが妙に気になるな…」
「もしかして、ここをこうしてみればいいんじゃない?」
ということが起きてきます。
そう思ったならば、それを実際にやってみること。
これはとっても大切なことです。
ここで、
「これは…潜在意識がやったほうがいいと言っているのか?
それとも顕在意識上で『やったほうがいいかも』と考えているだけで、潜在意識は関係ないのか?
どどど、どっちなんだ!?」
と迷ってとどまってしまう方がいますが、どっちなのか、そればかりはやってみないとわかりませんよね。
やってみて違ったなら「あ、違ったわ」でいいんです。
けれど、
「違うかもしれないからやらないでおこう」
とやらないでいて、それが本当に潜在意識がくれたヒントだったなら?
いくらヒントを手にしても、あなたがそれを活かさないならば叶うことはなくなってしまいます。
「潜在意識に丸投げすれば叶う」
というのは決して、
「潜在意識に丸投げすれば、なんの行動もしなくても叶う」
「家で寝ていれば、およそ3日後には勝手に現実が変わりますよ」
という意味ではありません。
「潜在意識に丸投げすれば、叶えるために必要な行動を取れるようになってくるから叶う」
「自分が何をすればいいのかになんとなく勘づきはじめるのが、だいたい3日後ですよ」
という意味です。
ヒントかも、チャンスかも、こうすればいいのかも、なんだかわからないけどこれが気になるな…などなど、
そういうふうに思うことがあったならば、そこで動いてくださいね(*´ω`*)
潜在意識に丸投げする際は、
①きちんと叶うと信じること
②何かが起きるまでの日数にこだわりすぎないこと
③「こうかも?」と思ったら、それをやってみること
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☆考えるのをやめるほうが、潜在意識はよく働く☆
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今を楽しむと、さらに良いものを引き寄せる?
今回は「今を楽しむ」についてです。
引き寄せではよく、
「今この瞬間を楽しむことによって、さらに楽しくなるようなことが引き寄せられてくる」
と言いますよね。
とはいえ、
「本当にさらに楽しいことなんて引き寄せられてくるのか…?」
「そう聞いて今を楽しむぞー!と意識したことはあったけど、うまくできなかった…」
という方もいらっしゃるのではないかと思いますので、ここについて詳しくお話していきます。
確かに、今を楽しむことでより良いものを引き寄せられる
まず、
「本当に今を楽しむことで、さらに楽しいことが引き寄せられてくるのか?」
についてですが、これは本当に引き寄せられてきちゃいますよ(*^^)v
理由についてはあまり難しく考えず、
「人間の脳(潜在意識)には、そのときに意識していることを探す性質があるからだ」
とか、
「楽しんでやっていることは、嫌々やっていることよりも結果が出やすいからだ」
というふうに思ってください。
「今を楽しむぞ」と意識することで、脳は自然と「楽しいこと」を探すようになるので、意識していなかったときよりも楽しいことが目につくようになります。
また、嫌々やっていることよりも楽しんでやっていることのほうが、集中できたり長続きしたりして自然と結果につながりやすいものです。
結果が出れば、当然今よりもさらに楽しくなりますよね。
「引き寄せられてくる」
という表現から、
「自分の意識とは関係のないどこか遠くから、楽しいことが引き寄せられてくる」
というイメージを持つかもしれませんが、実際には自分で自発的に楽しいことを探して見つけたり、さらなる楽しみにつながるような行動を取っています。
ただ、人は「自発的にそのようにしている」ということを自覚していない場合も多いです。
自覚がなければ、
「なんだかよくわからないけれど、最近楽しいことが増えたし、物事が順調だぞ。
まるでどこかから、良いことが引き寄せられてきているみたいだ」
という感覚になりますので、「引き寄せられてくる」と表現されることが多いです。
引き寄せたいのに「今を楽しむ」ができない理由は?
次に、
「そう聞いて『よし、今を楽しむぞ』と思っても、できない」
という場合についてです。
今を楽しむことができない理由として多いのが、
①「今を楽しむ」という言葉を「常にウキウキワクワクの状態でいなければならない」という意味に解釈しているから
②今を楽しむことをしてしまったら、願いが叶わなくなるという怯えを抱えているから
この2つかな、と思います。
引き寄せの「今を楽しむ」とは「常にノリノリ状態でいろ」ではない
まず一つめの、
「①『今を楽しむ』を『常にウキウキワクワクの状態でいなければならない』と解釈している」
についてです。
これは以前にも何度か触れたことがありますが、「今を楽しむように」と言われると、そのように解釈してしまう方が多いようです。
もちろん心がうっきうきのわっくわくの状態も「楽しむ」のひとつではありますが、
楽しむというのはそれ1つのみのことを指しているわけではありません。
「穏やかでいられることをする」
「リラックスできるようなことをする」
「自分を好きになれるようなことをする」
…などなども、今を楽しむうちに入ります。
たとえば日常生活で、
「今、目の前の仕事に集中してみよう」
というのも、今を楽しむことのひとつです。
上司がむかつくぜー!とか考えてイライラしつつ仕事をすることもできますが、
それよりは、目の前のことに集中したほうがまだ心が穏やかでいられますよね。
イライラしながらの作業よりも効率が良くなり結果が出やすいでしょうし、結果が出れば「やったぞ」と嬉しくなる。
これもじゅうぶん、
「今を楽しむ(今、目の前の仕事に集中する)ことで、さらに楽しいこと(その仕事で結果が出る)が引き寄せられてきている」
ことになります。
「今この瞬間、ワクテカ状態でいなければならぬー!!」
ではなく、
「今この瞬間、心がより穏やかになるほう、楽になるほう、ほっとできるほう、自分を好きになれそうなほう、などを選ぼう」
というふうに意識してみてください。
それで「今を楽しむ」ができていますし、そうして今楽しんでいることは、何かしらの形で次につながる(さらに楽しいことを引き寄せる)ようにできています。
今を楽しむことで、叶えたいと思わなくなり引き寄せられなくなる?
では、
「今を楽しむぞと思ってもできない」
という理由の2つめ、
「②今を楽しむことをしてしまったら、願いが叶わなくなるという怯えを抱えている」
についてです。
たとえばあなたに、
「今は平社員だけど、もっと出世したい」
という願いがあるとしますね。
このとき、
「まだ願いは叶ってないけど、今を楽しむぞー。
そう、今は家があるし食べるものも着るものもあってありがたいなぁ、楽しいなぁ。
考えてみれば、今でもじゅうぶん満足だぁ。
だから、やっぱり出世なんてできなくていいや」
…というふうに、
「今を楽しむことによって今に満足してしまい、自身から願いを叶えようという意欲が失われてしまったらどうしよう」
という恐怖はありませんか?
ではここで先ほどの、
「今の仕事に集中して(今を楽しむことをして)結果につながった人」
をもう一度例に出してみます。
通常、そうして結果につながれば自然と、
「よーし、俺にだってやれるんだー!!これなら、出世も本当に夢じゃないかも!」
という自信が湧いてきて、前より願いを叶えようという意欲が湧くようになるものだと思いませんか?
「よーし、俺にだってやれるんだー!!だからやっぱり出世できなくていいや!」
だと流れがおかしいですよね、普通はそうはなりません。
出世はただの例ですが、他のどのようなことでも同じです。
今を楽しむことで、より心が安定し満たされてきて、より楽しいことが起きてくるようになれば、
「私だって捨てたもんじゃないんだな、夢を諦めることなんてないんだ」
という自信につながります。
私にだってできるのだという自信が持てれば、やりたいと思っていることへの意欲が増すのが普通のこと。
逆に意欲が削がれるだなんて不自然なことは起きませんので、大丈夫ですよ(*´ω`*)
引き寄せの「今を楽しむ」というのは、
「常にウキウキワクワクの状態でいなければならない」
という意味ではありません。
また、
「今を楽しむことができるならそれで満足だろ?願いが叶わなくてもいいじゃないか」
などということが言いたいわけでもありません。
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潜在意識の話によく出てくる「内側に集中しましょう」
今回は「内側に集中」についてです。
潜在意識の話ではよく、
「自分の内側に集中しろ」
「内側を変えれば、あとは潜在意識が勝手に外側(現実)を変えてくれる」
というふうに言われますよね。
この「内側に集中する」とは、なんのことを言っているのか?
「内側を変えることで、潜在意識が外側を変えてくれる」
なんてことが、本当にあるのか?について、詳しくお話していきます。
内側に集中するとは、どういう意味なのか?
まず「内側に集中する」というのはどういう意味なのか?というと、
「自分の望むことにしっかりと集中する」
とか、
「自分の思考を変えることに集中する」
というような意味です。
人はとかく、自分の心(自分の内側)を変えるのではなく、自分を取り巻く現実(自分の外側)のほうを変えようとしがちです。
「現実がこれこれこう変わってくれたなら、私の心は晴れるのに…」
というふうに、
「①外側が変われば②内側が変わる」
の順で考え、外側に集中してしまう。
けれど引き寄せは、思考が現実になる法則ですよね。
「①内側が変われば②外側が変わる」
の順なのだから、まずは①自分の内側に集中しましょう、と。
そうしてちゃんと自分の内側に集中し、内側を変えることができたならば、
あとは潜在意識の力によって、勝手にその内側に見合った現実に変わります。
内側に集中すると、本当に潜在意識は外側を変えるの?
ここで、
「内側を変えると、潜在意識が勝手に外側を変えるって…それ本当に本当なのかよー…」
と思う方もいるかと思いますが、本当に本当ですよ~(*´ω`*)
ただこれは、
「自分は全く行動せずとも、潜在意識の力によって勝手に外側が変わる」
という意味ではなくて、
「潜在意識の力によって、自分が勝手に行動してしまうようになるので外側が変わる」
という意味です。
先日カレーを例に出したので今回もカレーでいくと…、仮にあなたが自分の内側に、
「私は絶対に、カレーを食べるんだー!」
という強い意識を持ったとしますね。
これで潜在意識は「カレーを食べること」に強くフォーカスした状態になります。
とはいえよもや、
「潜在意識のミラクルパワーで、目の前に勝手にカレーが現れた!」
などというふうに、内側の思いが外側に反映されるわけではありません。
内側にしっかりとした「こうする」という意識を持つことにより、
「勝手に『カレーを食べに行く・作る』などの行動に出ずにはいられなくなる」
というふうに、内側の思いが行動を通じて外側に反映されるので、外側も変わりますよ、ということです。
何度でも内側に集中し、潜在意識を「叶える方向」に向けて
もしあなたが、
「カレーにしようかな、でもパスタもいいかも、しかし寿司もいいべ…」
と、いろいろなところに意識をさまよわせている状態だと、あなたの潜在意識はカレーやらパスタやら寿司やらにフォーカスしたりしなかったりの状態です。
これでは次の行動が決まりませんので、その先へ進めませんよね。
同様に、
「夢を叶えたいな、でも無理かも、しかし諦めたくない…」
と、いろいろと意識をさまよわせている状態だと、潜在意識が叶えると叶えないの2つにフォーカスしたりしなかったりの状態です。
これですと次の行動が決まらないため先へ進めず、現実が今と変わらないままになります。
なのでまずは、「叶える」ということにしっかりと集中してみてください。
最初のほうでも書きましたが、人はとかく、自分の内側ではなく外側を変えようとしがちです。
内側に集中したほうがいい、と聞いてもまたすぐに外側に集中してしまうと思います。
けれどそれが普通のことですから、
「なんですぐに外側を見ちゃうんだー、私ってダメだ!」
なんて自分を責める必要はありません。
外側を見ていたと気づいたときには、ただ「あ、見ていたな」とだけ思い、内側に集中しなおしてください。
内側に集中して変えていくための方法としては、アファメーションが代表的です。
アファメーションは魔法の呪文なわけではありませんので、
「アラ不思議、唱えた瞬間に自分の内側が変わっちゃいました!」
ということはありませんが、続けていくうちに強く「叶えるんだ、できるんだ」と思えるようになってきますので、試してみてください。
徐々にちゃんと、潜在意識が「叶えること」にフォーカスするようになってきますし、
そうすればあなたは勝手に、叶えるための行動を取ってしまうようになります。
必ず、「叶わない」と思っている今とは違う行動を取り始めます。
それは、今のあなたが想像すらしていないようなすごい行動かもしれません。
そういうすごい行動さえも、本当に取れるようになってきます。
そうしてこれまでと違う行動を取ったにも関わらず、現実がこれまでと変わらないなどということはありません。
絶対に変わっていきますよ、大丈夫です(*^^)v
外側を変えたいのであれば、だからこそ外側ではなく内側に集中する。
アファメーションについては以下で徹底解説してありますので、参考になさってください↓
もちろん、アファメーション以外にもいろいろ書いてあります。
「これを読めば、引き寄せについて全部わかる!」
というものにしようと思って書いたので、お役に立つと思います(*´ω`*)
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引き寄せの基本「意識が先で現実は後」とは?
今回は「意識が先、現実は後」についてです。
これはもう引き寄せでは、基本中の基本!という考え方ですよね。
いたるところでよ~~く言われています。
とはいえ、よく言われているわりにいまいちわからん…という方もいらっしゃると思いますので、改めて、
「意識が先で現実は後とは、どういうことなのか?」
についてお話していきます。
実は「意識が先で現実は後」なのは、当たり前である
私のなんとなくの感覚なのですが、
「どうも『意識が先で現実は後』という言葉を聞いて、何かの超常現象みたいに思う方が多いようだぞ?」
と感じます。
でもこれって実は、みなさんが普段からごくごく普通にやっていることです。
たとえばあなたが、
「今日はカレーを食べようっと」
と思ったとします。
まずは「カレーを食べよう」と意識した、ということです。
そうするとそこから自然に「カレーを食べよう」という意識にそった行動…カレー屋さんに行って食べる、などの行動を現実で取り始めます。
これって、
「意識(カレーを食べよう)が先で、現実(実際にカレーを食べる)は後」
になっていますよね。
特に不思議でもなんでもありません。
仮に「現実が先で意識が後」だとするならば、現実でカレーを食べ終わった後になってから、
「あ、そうだ。カレーを食べよう!」
と思いつくという順番になりますが、こちらのほうがむしろ超常的です(;^ω^)
カレーを食べるときだけではなくて、他のどんなことでもそうです。
歯を磨く、という行動を現実に取った後になって「そうだ歯を磨こう」と意識する人はいませんし、
夢を叶える、という行動を現実に取った後になって「そうだ夢を叶えよう」と意識する人もいません。
意識が先で現実は後というのは至極もっともな順番で、実はものすご~~く当たり前のことしか言っていません。
あなたがいつも当然のごとくやっていることですから、普段の生活と切り離して考えないほうがわかりやすいですよ(*´ω`*)
意識が先で現実は後なら、八つ当たりされるのも私のせい?
ちなみに、このように意識が先で現実は後なのですよーと聞くと、以下のような疑問を抱く方が多いようです。
たとえば、
「私の職場に、すぐ八つ当たりしてくる先輩がいる。
現実は後だというならば、私のほうがまず先に『先輩に八つ当たりされたい』と意識していたってことになるの?
そんなこと意識してないんですけど…」
という感じの疑問です。
いえいえ、もちろんあなたは八つ当たりされたいなんて意識していませんよ~(;´・ω・)
「人に八つ当たりする」という行動を取ったのは、あなたではなくてその先輩ですよね。
ならばこの場合、
「その先輩のほうに『人に八つ当たりするという行動を取ってしまうような意識』があった」
のであって、あなたのほうに「八つ当たりされたい」という意識があったわけではありません。
これはする側の問題であって、される側の問題ではありませんから、
あなたが「私の意識が呼び寄せた現実では…」と気に病む必要はまったくありませんよ(*^^)v
ただ、八つ当たりを受けたあとに、
「あなたが何を意識するのか?」
ということは、あなたの側の選択です。
「この人がイラついてるのなんて私に関係ないわ。気にせず仕事しようっと」
という意識を持つことで、その意識が自然と「毅然とした表情や態度」につながり、
八つ当たりされなくなり、実際に気にせずに仕事ができるという現実につながるかもしれませんよね。
相手がよほど頑なに「絶対に態度を変えるものか」という意識を持っている場合は別ですが、そうではないのならば、
「こちらがどのような意識を持つのか?」
の影響を受けて、相手の態度も変わるものです。
ここは、
「そっちが悪いんだから、そっちが先に意識を変えやがれー」
という意識を持ったりするよりは、
「ま、こっちから先に意識を変えてやるか」
と、先に意識を変えてみるほうが早いと思います。
そうすれば、現実は後からその意識にそったものに変わっていきますよ(*´ω`*)
「意識が先で、現実は後」
なんとなく不思議に思える言葉ですが、実はごくごく自然なことです。
引き寄せって謎めいた言葉が多いので、読んでいるうちに「む、難しい…!」と考え込んでしまいがちですよね。
そうして考えこんじゃっている方は、ぜひ以下の記事も参考になさってください↓
☆潜在意識の話が難しいと感じる方へ☆
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どうしても、潜在意識を信じられない…
今回は「潜在意識のことを信じられない」と思っている方へ向けてのお話です。
引き寄せではよ~~~く、
「潜在意識の力ですべてうまくいきます、信じましょう」
と言われますよね。
とはいえ、
「目に見えもしないものが全部うまくやってくれるなんて言われても、どうしても信じられないよ…」
という方もいるかと思います。
実際にそのようなメールをいただくこともあるのですが、メールを読んでみると、
「あれっ?ちょっと誤解なさっているようだぞ?」
と思うことが多いので、その誤解とは何か?についてです。
潜在意識を信じられないなら、信じなくてもいい
「どうしても潜在意識を信じられない…。
でも私がこうやって疑っているから、潜在意識がうまく働いてくれないんだよね…」
↑このように考える方が多いのですが、潜在意識は信じても信じていなくても、いつでもどこでもちゃんと働いています。
うまくいくようになるための流れをすごく簡単に説明すると、
①私はうまくいくと信じることができるようになれば
↓
②いつでもどこでも協力してくれている潜在意識の力により
↓
③私はうまくいくようになる
です。
けれど、潜在意識を信じられない…と悩んでいる方は、以下の順序になっている場合が多いように感じます。
①潜在意識の力を信じることができるようになれば
↓
②「信じたなら協力してあげるよ」と潜在意識が手を貸してくれるようになるので
↓
③うまくいく力のない私でもうまくいくようになる
↑これだと前提が「私はうまくいく力を持っていない」ですね。
そしてその前提のもと、
「でも、こんなダメな私でも潜在意識が協力してくれればなんとかなるんじゃないか?
では協力してもらうためには、ちゃんと潜在意識のことを信じないといけないな」
という感じです。
潜在意識は「信じられないなら味方しない」とは言わない
しかし潜在意識は決して、
「俺のことをちゃんと信じられないなら協力してやらないぞ、信じたら手を貸すぞ」
などと言ったりはしません。
この場合には、
「俺のこと信じられない?オッケー、そんなのぜんぜん構わないよ!
俺、ちゃんとあなたが『私はうまくいかないと信じていられる現実』を作ってあげるよ!」
というふうにちゃんと協力してくれます。
そんな協力いらねーよと突っ込みたくはなりますが、潜在意識はこうして働いてしまう意識なのでうまくいかなくなります。
ということはうまくいかない原因は、
「潜在意識を信じられないから」
というより、
「私はうまくいかないという前提を捨てないから」
ですよね。
裏を返せば、私はうまくいくという前提さえあれば、潜在意識なんてあるわけねーじゃんバッカじゃねーのと思っていてもうまくいきます。
潜在意識を信じるか信じられないかより、前提に注目を
潜在意識を信じましょうとよく言われるのは、あくまでも、
「そう信じたほうが『私はうまくいく』という前提に変えやすくなる場合が多いから」
にすぎません。
目的は前提を変えることです。
決して、
「信じると、前提を変えなくても潜在意識がうまくやってくれるようになるから」
ではありませんし、この状態ですと前提を変えていない以上、仮に潜在意識を信じていたとしても現実が変わることはありません。
この点に誤解があると、「潜在意識を信じること」が目的になってしまい「前提を変えること」がおろそかになってしまいます。
ひいては現実も変わらず、するとついここで、
「潜在意識を信じられないせいで現実が変わらないんだ」
と思いがちです。
ますます「潜在意識を信じること」に注目してしまい、「前提を変えること」がおそろかになっていきがちです。
これを繰り返すほどに前提を変えることがそっちのけになっていきますので、どんどん現実が変わりづらくなっていってしまいます。
もっとも大切なのは、
「どうすれば潜在意識を信じられるようになるの?」
ということではなく、
「私はうまくいくと信じるのか、信じないのか?」
ということです、こちらに意識を向けてみてくださいね(*´ω`*)
重要なのは「潜在意識を信じるか否か」よりも「私はうまくいくと信じるか否か」です。
引き寄せでは「前提を変える」ではなく「設定を変える」という表現を使うこともあります。
関連記事がありますので、ぜひこちらもご覧になってみてください↓
☆設定を変えるとうまくいくはずが、いかないんですけど…?☆
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引き寄せたいあなたは、何を当たり前だと思ってる?
今回は「当たり前」についてです。
「引き寄せをやってるのに、全然うまくいかん…」
と行き詰っている方もいるかと思いますが、行き詰ったときにはまず、
「自分が当たり前だと思っていること」
を疑うと、うまくいきやすくなります。
ではでは「当たり前だと思っていることを疑う」とは具体的にどういうことなのか?について、詳しくお話していきます。
引き寄せは「①当たり前」が叶う法則
人間は、まず何かしら「これは当たり前のことだ」という前提を持っていて、
その「当たり前のこと(前提)」をもとにして思考します。
①「ルールを守らないのは悪いことだ、そんなの当たり前だ」という前提のもと、
②「だから私はルールを守ろう」と思考する。
という感じです。
突如「②思考」のみが湧いてくることはありません。
そして、引き寄せで現実になるのは「②思考」ではなく「①当たり前だと思っていること」です。
ということは、自分にとっての「当たり前」を変えなければ、現実化するものも変わらない、となります。
引き寄せられないのは「②思考」に集中するから
日々引き寄せについてのご質問をいただきますが、みなさん「②思考」の部分に意識が集中してしまっていて、
「①自分が何を当たり前のこととしているのか?」
の部分については、あまり意識をしていないようです。
たとえばよくあるご質問の内容として、
「私はすぐに怒ってしまうのですが、怒りなんて良くないですよね?
怒らないようにするためにはどうすればいいでしょうか?」
というものがあります。
これは、
「①怒るのは良くないこと、そんなの当たり前だ」
という前提があり、それをもとにして、
「②怒らないためにはどうすればいいのだろう?」
と思考している、ということですね。
この場合、
「②怒らないためにはどうすればいいんだろう?」
を考えるのではなく、
「①そもそもなぜ、私は怒るのは良くないことだと思っているのだろう?」
と、自分の中の当たり前を疑ってみてほしいと思います。
「自分が当たり前だと思っていることは何か?」
に気づいてそこを変えることができると、引き寄せるもの(現実化されるもの)も変わっていきますよ(*^^)v
引き寄せに支障のない「当たり前」もある
もちろん中には、引き寄せに支障がない「当たり前」もあります。
たとえば、
「人を殴ってはいけない、そんなの当たり前のことだ」
↑これをわざわざ疑って、
「いや、別に殴ってもいいんじゃない?よしそうしよう!」
とか思えるようになっちゃっても困りますよね(;´・ω・)
「当たり前だと思っておいたほうがいいこと」
もたくさんありますし、いくら「当たり前を疑えば良い引き寄せができる」と言っても、何から何まで疑って変えようとする必要はありません。
引き寄せたいけど、当たり前に気づくのは難しい?
ここまで聞いて、
「でも、当たり前だと思ってることに気づくなんて難しくない?」
とか、
「自分の持っている『当たり前』が、引き寄せるうえで変えたほうがいいものなのか、変える必要のないものなのかをどうやって判断するねん…」
と思った方もいるかもしれません。
これは全然難しくなんてありません、誰にでもできますよ(*´ω`)
まず、引き寄せるうえで変えなくてもいい「当たり前」については、疑問に思うことさえありません。
一度でも、
「あぁ、私は人を殴ってはいけないと考えてしまう…。
殴ろうと思えるようになるには、どうすればいいのだろう…?」
なんて悩んだことはあるかというと、ないですよね。
そもそも「どうすればいいの?」という思考が出てきませんので大丈夫です。
ということは裏を返せば、「どうすればいいの?」という思考が出てきて悩むということは、それは引き寄せるうえで変えたほうがいい「当たり前」である可能性が高い、ということです。
なので「どうすれば?」と思考したときにはまずそこで、
「お、なにか引き寄せることを邪魔するものがあるようだぞ?」
と気づき、次に、
「そもそもどうして私は『どうすれば?』と思っているのだろう?」
と考えてみてください。
そうすると、
「だって、〇〇だからだよ」
となり、
「あぁ、自分は〇〇が当たり前だと思っているのだな」
とわかります。
たとえば、
「人から好かれるためにはどうすれば…」
「あ、でも、どうして私はそもそも『人から好かれるためにはどうすれば?』と思っているのだろう?」
「だって、嫌われるのは悪いことだからだよ」
という感じです。
これで自分の中に、「人から嫌われるのは悪いことである」という当たり前があることがわかりますね。
そうして自分が何を当たり前だと思っているかがわかったら、
「それって本当かなぁ?」
と反証していってくださいね(*´ω`)
①「〇〇するためにはどうすれば?」
②「え、でもどうしてそもそも『〇〇するためには…』って思うの?」
③「だって、□□だからだよ!」
④「そうか、私は□□なのが当たり前だと思ってるんだな」
⑤「でも、□□って本当に当たり前のことなのかなぁ?」
↑基本の流れはこれですが、お好きにアレンジを加えてももちろんOKです。
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「小さな変化」を取り入れると、潜在意識は…?
今回は「小さな変化」についてです。
「潜在意識の力で人生を変えたいと思って引き寄せを始めたのに、なぜかな~んの変化もない…」
という方は、
「日常に大きな変化を求めるのではなく、小さな変化を取り入れてみる」
ことをおすすめします。
そうすると結果的に大きな変化が起きやすくなるのですが、それはなぜなのか?について、詳しくお話していきます。
潜在意識が、変化を嫌う理由とは?
ではまず、
「潜在意識は、変化を嫌う」
ということからです。
人間は顕在意識上で、
「お金持ちになるのが良いこと、貧乏なのは悪いこと。
だからお金持ちになりたい(変化したい)よ~」
というふうに思いますよね。
しかし潜在意識のほうは、顕在意識とはまた違った解釈をします。
潜在意識にとっては、
「安定しているのが良いこと、変化するのは悪いこと」
です。
なので、仮にあなたが貧乏な状態を長く続けているのだとすると、
「貧乏の状態で安定している。安定しているというのは良いことだ。
せっかくいま良い状態なんだから、わざわざお金持ちになりたくない(変化したくない)よ~」
と、潜在意識は解釈します。
潜在意識にとっては「変化=危険」である
「な、なぜにそんなバカな解釈を…」
と思うかもしれませんが、潜在意識にとって何よりも重要なのは、
「その人の生活の安全を守ること」
です。
長い間生活が安定している状態、ということは、
「今後もそのままでいれば危険な目に遭う可能性は低い」
ということ。
安全確保のために、変化(危険)を嫌っているんですね。
顕在意識上で、
「早く人生を変えたい、大きな変化がほしい!」
と思うほどに潜在意識は、
「お、大きな危険(変化)なんていらんがなー!」
と強く嫌がります。
顕在意識が変化を求める力より、潜在意識が変化を嫌う力のほうが大きいため、
「大きな変化を求めるほどに変化できない」
となってしまいます。
小さな変化(危険)であれば、潜在意識も受け入れる
ではどうすればいいのか?というと、
「小さな変化しかしなければいい」
です。
いくら潜在意識が変化を嫌うといっても、変化の内容が小さなものであれば、
「まぁ、その程度のことなら危険もないだろう」
ということで、そこまで嫌がりません。
たとえば、
「世界一周するんじゃ!」
とかどでかい変化をしようとするととんでもない抵抗を感じますが、
「今日は、いつもとは違うお店でご飯を食べてみようかな」
といった小さなことで、そこまでの抵抗は感じませんよね。
せいぜい、
「いつもと違うからなんかちょっと落ち着かないな」
くらいだと思いますが、この「ちょっと落ち着かない程度」の小さな変化を、日常に取り入れるようにしてみてください。
小さな変化であろうと、潜在意識が取り入れる情報は膨大
一見、
「そんな小さな変化を取り入れることに何の意味が?
そんなことで人生が大きく変わったりするわけもないのに…」
と思うかもしれませんが、それはあくまでも顕在意識上の解釈にすぎません。
さきほどの「いつもと違う店でご飯」をしたとき、顕在意識上では、
「いつもの店より狭いなー、でも内装はきれいだな~」
くらいしか気づかないかもしれませんが、潜在意識はこのとき、顕在意識の約8万倍の情報を取り入れて処理しています。
日常の中に小さな変化をいくつか取り入れるだけで、潜在意識はこれまでとは違う情報をものすっっっごいたくさん仕入れることになります。
そうして仕入れた情報をもとに、
「これこれこうするとお金持ちになれるのでは?」
と判断し、導いてくれますよ(*^^)v
いきなり「大きく変化しよう!」だと潜在意識は、
「そんなん嫌やねん!こいつに不安と恐怖を感じさせたれ、やる気奪ったるわ!」
となりますので、
「でも私なんか無理、怖い、不安…あぁー、何もする気が起きない…」
となってしまい、小さな変化を取り入れようという気力すらなくなってしまうこともあります。
なので、最初から開き直って小さな変化しかしない。
こちらのほうが結果的に、大きな変化へとつながりやすいです。
「小さな変化」をしても、潜在意識は働かない場合とは?
ひとつ、小さな変化を取り入れる際に気をつけておいてほしいことがあります。
それは、
「ちゃんと『私はお金持ちだ』という前提を持った状態で行うこと」
です。
「どうせお金持ちなんかになれるはずない、私は貧乏だ」
という前提を持ってして小さな変化を取り入れても、潜在意識は、
「いつもと違う情報いろいろ仕入れてみたけど…。
本人は今後も変わるつもりないみたいだし、この情報って別に使う必要ないよね」
となってしまいます。
せっかくの情報が活かされなくなってしまいますので、あくまでも「お金持ちだという前提の上で」取り組んでみてくださいね。
あ、もちろん「お金持ち」はただの例えですから、望むものがお金に関することでなくても同じですよ(*´ω`*)
潜在意識は大きな変化を嫌いますので、
「望むものになれる」
あるいは、
「望むものになった」
という前提を持ってして、小さな変化を取り入れてみてください。
ちなみに、
「よく、すでに望むものになったという前提で…とか言われるけど、『なった』って…過去形に違和感があるんだよなぁ…」
と思った方は、以下の記事も読んでみてください↓
☆過去形で言うのって、なんか違和感があるんだけど…?☆
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叶った証拠がないと、信じられない…
今回は「叶った証拠」についてです。
先日の記事で、
叶うと決めた時点で、潜在意識は叶うまでの筋道を立ててくれる。
そうして筋道が立っている状態を「叶った状態」と言う。
叶った状態になっているかどうかを確認しようとすると、叶っていない状態になる。
と書きました。
しかし、
「うーん、でもでもでもなぁ…やっぱりどうしても確認したいよ!
いくら言葉だけで『叶った状態になってるよ』って言われたってさ~…。
叶った状態になっているというちゃんとした証拠もないのに、どうやってそんな言葉を信じろと?」
と感じる方も多いのではないでしょうか?
そう感じている方へ向けて、証拠について詳しくお話していきます。
①叶った証拠があるから②叶うと信じる、ではない
「ちゃんと、叶った状態になっているという証拠がほしい。
そういう証拠があるなら信じられるけど、証拠がないなら信じられない」
↑当初は私もこう思いましたし、お気持ちはよーーーーーくわかります。
しかし残念ながら、叶った状態になっているという証拠は、叶うと信じたあとにしか出てくることはありません。
「①叶ったという証拠があるから②信じる」
のではなく、
「①信じるから②叶ったという証拠が出てくる」
です。
しかしこれを聞くと今度は、
「あー…うん、なんかその言葉もよく聞くわ…。
でも正直、なんで①信じるから②叶ったという証拠が出る、の順番なのかがわからないんだよなあ…。
どう考えても証拠が先じゃないの?」
と感じる方もまた、多いのではないかと思います。
ではではなぜ、「①信じたあとに②叶った証拠が出る」の順なのか?について説明していきますね。
同じものを見ても、Bくんにだけ「叶った証拠」に見える
ここに、舞台役者を目指しているAくんとBくんがいます。
Aくんは、
「叶ったという証拠があるなら、叶うと信じよう。
まだ証拠はないから、自分が役者になれるとは信じられないぞ」
と思っています。
Bくんは、
「叶った証拠って、なんか知らんが信じたあとからついてくるらしいべ。
ほんならとりあえず、自分は役者になれる!と信じてみるとするか」
と思っています。
この状態ですとAくんの潜在意識は、
「自分が役者になれるとは信じてないんだね。
ではちゃんと『役者になれないような発想』をさせてあげないとね。
役者になれるようなこと思いついちゃったら、なれちゃうものね」
と働きます。
Bくんの潜在意識は逆に、
「役者になるならば、ちゃんと『役者になれるような発想』をさせてあげないとね」
と働きます。
ある日、AくんとBくんは一緒に演劇を見に行きました。
その演劇に出ていたCさんという役者の演技は、とても素晴らしいものでした。
AくんはCさんを見て圧倒され、こう思いました。
「なんて才能だ…こんなすごい人がいたなんて…。
やっぱり俺なんて、役者になれるはずもない…。
Cさんみたいな人が目の前に立ちはだかっているということが、俺が役者になれない証拠だ…」
と。
BくんもCさんを見て圧倒され、こう思いました。
「なんて才能だ…こんなすごい人がいたなんて…。
ラッキー!これからはここに通えば、Cさんを見てたっぷり勉強して実力をつけられる!!
Cさんみたいな人が目の前に立ってくれているということが、俺が役者になれる証拠だ!
本当に叶った証拠ってあとから出てくるんだな~!」
と。
Aくんはそれから、家の中でふさぎ込むようになってしまいました。
Bくんは足しげく劇場に通い、めきめき実力をつけて役者になりましたとさ。
叶った証拠が出る=叶った証拠だと思い込む
さてさて、AくんとBくんの見ているものは同じ、Cさんでしたね。
そして、CさんはただのCさんです。
別にAくんの夢が叶わない証拠でもなければ、Bくんの夢が叶った証拠でもありません。
AくんとBくんのほうが勝手に、証拠でもないものを見て証拠だと思い込んでいるだけですよね。
このお話のBくんのように、
「①叶うと信じると②証拠でもないものを見て叶った証拠だと思い込むようになる」
ことを、
「①信じたあとに②叶った証拠が出てくる」
と言っています。
叶わないんだと思っている状態ですと、潜在意識はAくんのような発想しかさせてくれません。
何を見ても「叶わない証拠だ」と思い込むことしかできなくなりますので、
「信じていない状態では、叶った証拠は出てこない(叶った証拠だと思い込むことはできない)」
と言われます。
決して、「叶ったという物的証拠」がある、というわけではありません。
なにかしらの物体や人物、出来事などを見て、勝手に本人が叶った証拠だと思うようになる、というだけのことですから、
確固たる物的証拠のようなものがあると思って探しても、見つかることはありませんよ~(;´・ω・)
あるものを見たとき、叶うと信じていない人にとってはそれが「叶っていない証拠」に見えます。
叶うと信じている人にとってはそれが「叶った証拠」に見えます。
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