「自分を認める」ことと「引き寄せ」の関係とは?
今回は「自分を認める」ということについてです。
ときに引き寄せでは、
「自分を認めると、良い引き寄せが起きる」
「ありのままの自分を認めましょう」
というふうに言われることがあります。
しかし、
「なんで自分を認めると、良い引き寄せが起きるの?どう関係してるの?」
とか、
「自分では自分を認めているつもりなのに、別に良い引き寄せなんて起きないんですが…」
という方もいらっしゃるかと思いますので、ここについて詳しくお話していきます。
そもそも、なぜ今は良い引き寄せが起きていないのか?
ではまず、
「そもそも、なぜ今は良い引き寄せが起きていないのか?」
についてお話します。
なぜかというと、
「自分というものを過小評価、または過大評価しているから」
です。
たとえばテストが98点だったときに、
「100点じゃないなんて、0点なのと同じだ…私はダメだ…」
と思ったとします。
実際にはかなりの高得点だというのに、これではちょっと自分を過小評価しすぎですね。
しかし、引き寄せはその人の「評価(思い)」が現実化するというもの。
実際にはダメじゃなくても、その人自身が「ダメだ」と評価しているのであれば、その評価が現実化し、
「もっと『私はダメだ』と思うことができる現実」
が作られてしまいます。
これではどれだけ頑張っても、ダメだという思いと現実に苛まれて苦しむことになります。
逆に、テストが0点なのに、
「本当は私はもっとできる奴なんだぞ!今回こうなったのは、私のせいじゃないんだ!」
というふうに思う場合。
これは「実際には良い点を取る学力がない」という事実から目を逸らし、自分を過大評価(正当化と言ったほうがいいかな?)しすぎていますね。
こうした「私は悪くないもん!」という評価も現実化しますので、
「もっと『私は悪くないもん!』と思うことができるような現実」
が作られてしまいます。
こちらはこちらで問題(テストが0点)が改善されることがなくなり、
その問題をずっと人のせいにして生き、苦しむことになります。
このように、「自分に対する過小評価or過大評価」のせいでうまくいかなくなっているということは、とても多いものです。
そのままの自分を認めることで、良い引き寄せが起きる
なので、このような「過小評価or過大評価」をすることなく、そのままの自分を認めるようにしてみます。
「誰がダメだと言おうと、私は実際に98点を取った。それが私の実力なのだ」
とか、
「誰がダメじゃないと言ってくれたとしても、私は実際に0点を取った。それが私の実力なのだ」
というふうにです。
例としてテストの点を挙げていますが、その他のどのようなときにも、このような感じで自分を認めていってください。
過小評価をしていた場合、それをやめて自分を認めることで、自己肯定感が上がります。
「私はこれでいいんだ、価値があるのだ」
という思いが強くなりますので、その思いが現実化し、
「ほら、やっぱり私はこれでいいんだ!」
という現実につながります。
過大評価をしていた場合には、それをやめて自分を認めることで、依存心が克服されます。
「問題をちゃんと自分で解決しよう」
という思いが強くなりますので、その思いが現実化し、実際に問題を自分で解決できるようになります。
このようにして良い方向に行くようになるので、
「自分を認めるようにしましょう」
と、引き寄せではよく言われます。
「自分を認める=自分に都合の悪いことも認める」
自分を認める際、忘れないほうがいい大切なことは、
「自分にとって、都合の悪いことも認める必要がある」
ということです。
「自分を認めるようにしているけれど、良い引き寄せが起きない」
という方もいらっしゃるのですが、そのような方を見ていると、
「過小評価をやめようとはしているが、過大評価をやめようとはしていない」
という場合が多いです。
「誰がなんと言おうと、私はよくやったのだ」
そうして自分を認めること(過小評価をやめること)は、比較的容易です。
しかし、過大評価をやめるのはなかなか簡単なことではありません。
「私は、自分で思っているほど能力はない」
「私は、自分で思っているより傲慢だ、卑怯だ、身勝手だ」
そういったことを認めるのは気持ちの良いものではないですから、なんとかそれを認めずにすまそう、自分を正当化しようとしてしまいがちです。
そうすると上に書いたとおり、
「自分で問題を解決しよう(もっと謙虚になろう、公正であろう、人のことも考えようetc.)」
という気持ちが育たず、物事がうまくいかないままになります。
自分を認めるようにしているのにうまくいかない、という方は一度、
「私は、都合の悪いことは認めまいとしているのではないか?」
と自分に問いかけてみると良いと思います。
そのような問いかけをすること自体、あまり気分の良いものではないでしょうが、やる価値は大いにあると思いますよ(*^^)v
自分を認めるとは、自分の過小評価or過大評価をやめるということ。
自分を認めるようにしているのに良い引き寄せが起きないという場合は、
「過大評価を続けてしまっているのでは?」
と確認なさってみてください。
「自分を認めるように」と似ていますが、ときに「自分を満たすように」と言われることもあります。
満たすことについて書いた記事もありますので、よければこちらもご覧になってみてください。
✶自分を満たせと言われても、具体的に何をすればいいの?✶
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引き寄せの「今と過去は関係ない」とは?
今回は「過去は関係ない」についてです。
引き寄せではときどき、
「過去に何が起こったかは、今とは関係がありません」
というふうに言われることもありますが、これを聞くと、
「いやいやいや、過去と今が無関係なわけないよね!?」
と感じる方も多いのではないでしょうか?
はてさて、過去は関係ないだなんて一体どういうことなのか?
これについて、詳しくお話していきます。
引き寄せの「過去は関係ない」は考え方の話
私は、過去と今は関係していることも多いと思います。
たとえば、
「昨日台風が来たから、今日は庭の花が折れている」
というとき、これって過去に起きたこと(台風)が、今に影響を及ぼしていますよね。
なので、
「実際のところ、過去は関係あるでしょう?」
というと、その通りだと思います。
(ただし、本人が「関係ある」と思い込んでいるだけで、実際にはまったく関係ないケースもありますが)
ただ、引き寄せの「過去は関係ない」というのは、
「実際のところ、本当に過去は関係ないから関係ないと言っているのですよ」
ということではありません。
そうではなく、
「実際には関係あることもありますよ。
でも、『関係ある、関係ある!』と言ってその関係にとらわれていても、今後が良くなっていくわけではないですよね?
ならば『関係ない』と考えることにしましょうよ」
ということです。
「実際にどうか」の話ではなくて「考え方」の話です。
引き寄せは、「考え方」が「実際にどうか」に影響していくという法則です。
今の時点では今と過去に関係はあっても、あなたが「関係ない」と思うことで今後その関係は切れ、実際に本当に関係はなくなります。
「過去は関係ない」という心持ちが、現実になる
「過去は関係ないと思考すれば、のちに本当に関係なくなる」
これは簡単な例で言うと…そうですね、では昨日の台風でAさんとBさん、両方の庭の花が折れたとします。
Aさんは、
「あぁ、台風なんか来たから…大事な花が折れちゃった…台風のせいで…台風のせいで…」
と、過去に強くとらわれました。
Bさんは、
「あぁ、大事な花が…。
でもまぁ、もう終わったことだし仕方ない、過ぎたことは関係ないや」
と気持ちを切りかえました。
おそらくAさんは今後「ふさぎこむ」などの行動を取り始め、
Bさんのほうは「新しい花を育てる」などの行動を取り始めるでしょう。
そうして両者の行動に違いが出はじめます。
そのまましばらく経つと、どうでしょう?
Aさんの庭の花はなくなり、Bさんの庭には花が咲くようになりますね。
Aさんは自分の庭を見て思います、
「やっぱり過去は関係あるよ。
実際にこうして、過去の台風のせいで花がなくなったじゃないか…」
Bさんは自分の庭を見て思います、
「やっぱり過去は関係ないね。
実際にこうして、過去に台風が来たってまた花を咲かせられたじゃないか」
花の例はパッと思いついたものにすぎませんが、どんなことでもそうです。
「過去は関係ある」と思考している人は、
「過去とのつながりが消えないような行動(Aさんの場合は「ふさぎこむ」という行動)」
を取り始めるので、過去とのつながりが消えません。
「過去は関係ない」と思考している人は、
「過去とのつながりを断ち切るような行動(Bさんの「新しい花を育てる」という行動)」
を取り始めるので、過去とのつながりが消えます。
引き寄せは「過去は関係ない」と思考することが先
ただし、こういった行動を取っている最中、
「私は今まさに!過去とのつながりを解消する行動を取っているッ!!」
とか自覚していることは少ないです。
(さすがに例に出した「花を育てる」程度のことだと、自覚を持てると思いますが)
自覚がないため、
「私は何もしていないのに、まるで何かに引き寄せられるかのように、望んだ現実がやってきた」
というような感覚に陥ることも多いです。
なので「勝手に引き寄せられてくる」とよく言われるのですね。
つい、
「過去が関係なくなったら、関係ないと思おう」
と考えがちですが、これでは引き寄せとは逆になってしまっています。
引き寄せは思考が現実になる法則なのですから、
「過去は関係ないと思えば、関係なくなる」
です。
逆にしないように気をつけてみてくださいね(*´ω`*)
引き寄せの「過去は関係ない」とは、
「実際に過去は関係ないので、関係ないと言っています」
という意味ではなく、
「過去は関係ないと考えるようにすれば、これから関係なくなっていきますよ」
という意味です。
「いま、実際にどうか」ではなく「いま、したほうがいい考え方」について話しています。
他にも「過去」に関する記事がありますので、よかったらこちらも読んでみてください(*^-^*)
★「現実は過去」って、どういう意味?★
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引き寄せ実践中に、一喜一憂してしまう…
今回は「一喜一憂しないほうがいいよ」というお話です。
引き寄せがなかなかうまくいかないという方は、動揺しやすい傾向にあるように感じます。
動揺して「叶う」と信じていられなくなるので、叶わなくなってしまうんですね。
私は、引き寄せでついつい一喜一憂してしまう…という方は、大きく分けて二つのタイプに分かれているように思います。
一つ目は、
「目の前の現実に一喜一憂してしまう」
というタイプ。
そしてもう一つは、
「自分の気分の変化に一喜一憂してしまう」
というタイプです。
この二つのタイプについて、それぞれお話していきます。
①「現実に一喜一憂」でうまく引き寄せられない
まず一つ目の、
「目の前の現実に一喜一憂してしまう」
というタイプについてです。
彼から連絡があればウキウキだけど、連絡がなければどん底の気分、
仕事がうまくいけばウキウキだけど、ミスがあればどん底の気分…というふうに、
目の前で起きていることに感情が激しく振り回されてしまうタイプですね。
これは前にも言ったことがあるのですが、
このようなタイプの方は、厳密には「現実」に振り回されているわけではなく、
「現実に対する自分の認識」
に振り回されています。
「仕事でミスをした」という事実ではなく、仕事でミスをしたという事実に対する自分の認識…たとえば、
「ミスなんてダメ人間のすることだ」
「ミスしたので人から笑われるに違いない」
などの認識のほうに振り回され、動揺している状態です。
しかし、自分では「私は自分の認識に一喜一憂している」という自覚はなく、
「私は現実に一喜一憂している」
と勘違いしています。
そうなると、
「では、自分が落ち着くためには現実をなんとかしなければならない」
ということで、認識ではなく現実を変えようとしはじめます。
しかし引き寄せは、認識を変えない限り現実が変わることもない、というものです。
ここでどうすることもできなくなり、えんえんと一喜一憂…となってしまいます。
「区別」で一喜一憂しなくなり、引き寄せはうまくいく
解決策としては、現実と認識をちゃんと分けて考えられるようになるといいですね。
まずは1日か2日ほど、目の前の物事を見て、
「これは現実、こっちは認識」
と区別するように心がけてみてください。
やっているうちに、
「あぁ、確かに私は、現実ではなくて認識に振り回されているんだ!」
ということが身に沁みてわかると思います。
そしてそのことがわかれば、
「なんだ、じゃあ認識を変えればいいだけじゃないか。
わざわざ現実を変えようとする必要なんて全然ないじゃん」
ということもわかります。
これで認識を変えることにちゃんと意識を向けられるようになり、一喜一憂は終わります。
「叶う」という気持ちをブレずに持っていられるようになりますし、
その気持ちをブレずに持っているならばちゃんと、叶うために必要なものが引き寄せられてきます。
これでうまくいきますよ(*´ω`*)
②「気分に一喜一憂」でうまく引き寄せられない
次に二つ目の
「自分の気分の変化に一喜一憂してしまう」
というタイプについてです。
こちらは、
「昨日はちゃんと良い気分で過ごせたのに、今日は落ち込んでしまった…あわわ…」
「あ、ネガティブなこと考えちゃった。どうしよう、やばい…」
と、自分の気分が上がったり下がったりすることに動揺してしまうタイプです。
引き寄せの「ポジティブでいましょう」といったお話を聞いて、
「常に気分を高く、明るい状態に保たねばならない」
「気分が上がったり下がったりするのは悪いことだ」
というような認識を強く持ってしまった場合に、こうなりがちです。
こちらも、
「気分の上がり下がりそのもの」
ではなく、
「気分の上がり下がりに対して持っている自分の認識」
のほうに振り回されているので、やはり自分の認識の問題です。
しかしこちらもまた、本人は「自分の認識の問題だ」と自覚していないために、
「気分の上がり下がりそのものをなんとかしよう」
としはじめます。
しかし人間、感情がある以上は気分が上がったり下がったりするのが当然のこと。
「気分を常に一定にする」などということは不可能ですので、ここでどうすることもできなくなり、一喜一憂を続けるしかなくなってしまいます。
認識変更で一喜一憂は終わり、引き寄せがうまくいく
解決策としてはこちらもやはり、認識をなんとかしたほうがいいですね。
「気分の上がり下がりが問題なのではない。
気分の上がり下がりに対して私が持っている、『上がり下がりをするのは悪いことだ』という認識を変えればいいだけだ」
ということを自覚し、その認識を変えていきます。
気分の上がり下がりに対して、
「そんなの、人間なら普通じゃない?」
という認識を持ったとしたならば、上がっても下がっても「そういうものだ」と思うので、動揺しなくなります。
一喜一憂せず「叶う」という気持ちを持ち続けていられるようになるので、引き寄せがうまくいくようになりますよ(*´ω`*)
一喜一憂してしまうという方は、
「現実」や「気分の変化」に一喜一憂しているのではなく、「自分の認識」に一喜一憂しています。
そのことに気づき、自分の認識を変えれば動揺せずにすみます。
この記事を読んで、
「でも、引き寄せではポジティブでいろって言うじゃん!気分が下がるのは悪いことじゃないの?」
と思った方は、以下の記事をどうぞ↓
✶ネガティブは、引き寄せるうえでの大切なサイン✶
✶ネガティブな感情を抱いても、引き寄せに支障はない✶
今回の記事でたくさん出てきた「認識」について、さらに詳しくはこちらです↓
✶「認識」のみが、願望実現を左右する✶
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潜在意識の力をもってしても、叶ったり叶わなかったり…
今回は「願いが叶ったり叶わなかったりする理由」についてです。
引き寄せを実践していると、
「このことに関してはうまくいくのに、こっちのことに関しては全然うまくいかない」
「同じようなことを望んでも、叶うときと叶わないときがある」
というふうに、叶う叶わないにバラつきが生まれる場合があります。
まんべんなく何でも叶えば嬉しいのに、どうして叶ったり叶わなかったりするのか?
これについて、詳しくお話していきます。
叶ったり叶わなかったりの理由は、ふたつ
叶ったり叶わなかったり…になる理由としては、主に二つあると思います。
一つ目の理由は、
「潜在意識下にある認識に、偏りがあるから」
そして二つ目の理由は、
「潜在意識とは関係ないことを、叶った・叶わないと言っている」
です。
理由1:潜在意識下の認識が原因
まずは一つ目の、
「潜在意識下にある認識に、偏りがあるから」
についてです。
引き寄せは、潜在意識下にある認識が現実化するという法則でしたよね。
なので仮にあなたが、
「すべてのことはうまくいく」
という認識を持っているとするならば、そのとおりすべてのことはうまくいきます。
しかし、まんべんなく偏りなく「すべて」がうまくいくという認識を持っている方は、あまり多くないように思います。
だいたいの方は、
「私はお金には困らない、でも恋愛ではうまくいかない人間だ」
「私はご近所の人間関係はうまくいくんだけど、仕事の人間関係はうまくいかないんだよなぁ」
というふうに、
「これはうまくいく、しかしこれはうまくいかない」
という認識を持っているようです。
その認識がそのまま現実になるため、
「お金のことは叶うのに、恋愛のことは叶わないぞ?
なんでこうして叶ったり叶わなかったりするのかな?」
となります。
理由2:そもそも、潜在意識とは関係がない
次に二つ目の理由、
「潜在意識とは関係ないことを、叶った・叶わないと言っている」
についてです。
潜在意識とは関係ないことというと…たとえばですが、
「明日の天気を晴れにする」
などがそうですね、それはさすがの潜在意識にもできないことです。
仮に晴れたとしても、それは潜在意識の力で晴れたわけではありません。
しかしここで、
「潜在意識の力で、晴れてほしいという願いが叶ったんだ!」
と勘違いしてしまうことがあります。
そして、
「今度は雨になってほしいな」
と願ったところで、それを潜在意識が叶えるわけではないので、雨ではなく晴れになることもあります。
そうすると、
「ちゃんと願い通りの天候になることもあれば、そうじゃないこともある…。
なんで叶ったり叶わなかったりするの?」
と感じてしまいますね。
叶ったり叶わなかったりを、改善するためには?
…という感じで理由を二つ書いたのですが、
二つ目のほうは本人が「潜在意識と関係がある」と勘違いしているだけで、
実際には関係がありませんので、引き寄せの話ではないと言っていいかなと思います。
ちゃんと潜在意識が関係しているのは、一つ目の理由ですね。
では、一つ目の理由で叶ったり叶わなかったりしている場合、どうすれば改善できるのでしょうか?
これはもちろん、
「お金のことはうまくいくが、恋愛のことはうまくいかない」
といった認識を、
「お金のことはうまくいくし、恋愛のこともうまくいく」
へと変えればいいですね、それだけでOKです。
基本でありながらつい忘れがちになりますが、
「お金のことは叶うが恋愛のことは叶わない現実がある。
だから私はそう思っている」
のではなく、
「私はお金のことは叶うが恋愛のことは叶わないと思っている。
だから現実がそうなる」
です。
叶ったり叶わなかったりする現実を改善したいのであれば、
「現実」を改善しようとするのではなく、「自分の認識」を改善することほうに目を向けてみてください(*´ω`*)
潜在意識の力を使っても、願いが叶ったり叶わなかったりとバラつきがある。
これは潜在意識下に、
「Aはうまくいくが、Bはうまくいかない」
といった認識があるためです。
今回の記事にも出てきた「認識」は、引き寄せでとても大切なものです。
以下の記事もぜひ参考になさってみてください↓
★「認識」のみが、願望実現を左右する★
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デフォルト設定に、潜在意識は従う
今回は、潜在意識のことをゲームのデフォルト設定に例えてお話してみようかな?と思います。
私はよく、
「潜在意識はあなたの認識を現実化する」
「現実化されるものを変えたいなら、認識を変えればいい」
と言っているのですが、なんだかピンとこない…という方もいるかもしれません。
もっと身近なゲームに例えれば、ちょっとはわかりやすくなるかも?と思いますので、ぜひ読んでみてください(*´ω`*)
潜在意識は、何をデフォルトにして動いているの?
ゲームって、開始する前にどのような設定にするかを決められますよね。
「ハードモードでやるぞー」
「画面は明るめの設定にしておこう」
「効果音はなしのほうがいいな」
…というふうに自分の好みに設定すれば、ゲームはそのデフォルト設定に従って進んでいきます。
あなたが何か努力したりしなくても、ゲームの機械が勝手にそのデフォルト設定を守り、ゲームを進めてくれますよね。
途中で、
「ぐわああハードモード難しすぎる…やめておけばよかった…」
とかどんなに思っても、デフォルト設定をハードにしている以上、ゲームはどうしたってハードモードのまま進みます。
では、これをあなたの人生に当てはめてみると…。
あなたの中には、
「私は○○な人間である」
「世間とは◆◆である」
「△△はするべきではない」
などなど、いろいろと「こういうものだ」と思っているものがあると思います。
潜在意識は、その「あなたが『こういうものだ』と思っているもの」をデフォルトの設定とし、それに従って動いていきます。
あなたが「私はいつも辛い目に遭うのだ」と思っているのであれば、
(あなたが「私はいつも辛い目に遭う」ということをデフォルトに設定してあるのであれば)
あなたが何か努力したりしなくても、潜在意識が勝手にそのデフォルト設定を守り、人生で辛い目に遭う機会を多くしてくれます。
途中でどんなに嫌だよーと思っても、それをデフォルトの設定にしている以上、人生はどうしたって辛い目に遭うまま進みます。
デフォルト設定を変えれば、潜在意識の動きも変わる
では、どうすればいいのか?
これはもちろん、
「デフォルト設定を変えればいい」
ですよね。
ゲームのデフォルト設定をイージーモードに変えてしまえば、あとは勝手に、機械がイージー設定で進めてくれます。
同様に、人生のデフォルト設定ももっとイージーなものに変えてしまえば、
あとは勝手に、潜在意識がもっとイージーに進めてくれます。
一度、あなたが「こういうものだ」と思っているものは何なのか、紙に書き出してみてください。
書き出されたものが、いま、あなたの人生でデフォルトとして設定されているものです。
その設定を、より好ましいものへと変えてください。
「いつも辛い目に遭う」を「いつもうまくいく」などに変えるだけでいいんです。
こう言うと、
「変えるって…具体的にどうすればいいの?」
と思う方がいそうなのですが、
「変えると決めるだけ」
です。
潜在意識のお話だとよく言いますよね、「決めるだけでいい」と。
よく言われるとおり、
「私は今後は、新しいこちらのほうをデフォルトとして生きていく」
と決めるだけでOKです、それで設定は変わったことになります。
あとは潜在意識のほうで、その新しい設定通りにやってくれます。
「潜在意識の動きが変わったら、デフォルト設定を変える」ではない
ちなみに、
「人生がうまくいったら、私はうまくいくという考えに変える」
という方もいらっしゃいますが、これは、
「ゲームが簡単になったら、私はデフォルト設定をイージーモードに変える」
と言っているようなものです。
「私がデフォルト設定をイージーモードに変えれば、ゲームが簡単になる」
の順番ですよね。
設定を変えることが先ですよー!(`・ω・´)
あなたが人生で、デフォルトに設定しているものは何ですか?
潜在意識は必ず、そのデフォルト設定に従って人生を進めています。
途中でちらりと出てきた「決めるだけでいい」について、詳しく書いた記事はこちらです↓
✶潜在意識は、決めるだけで本当に願いを叶えてくれるの?✶
「うーむ、ゲームのデフォルト設定に例えられても…よくわからんかった…」
という方は、以下の記事もご覧になってみてください。
こちらの記事ではゲームに例えない説明をしています↓
✶潜在意識は、条件付けのとおりに働く✶
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覚悟を決めることで、引き寄せは起きる
今回は「覚悟を決める」ことについてです。
引き寄せを実践しているのに、なかなか良い変化がない…。
そのような方は、ちょっとばかり覚悟が足りていないのかもしれません。
「なんの覚悟を決めるといいの?」
ということについて、詳しくお話していきます。
まずは「引き寄せとは何か?」について
まず、基本の「引き寄せとは何か?」についての確認ですが、引き寄せとは、
「自分が正しいと信じていることが現実になる」
という法則です。
この「自分が正しいと信じていること」は、認識とか、前提とか、観念、信念、メンタルブロック、思い込み…などなどといった言葉で表現されますが、
今回は「信念」という言葉でいきましょう(*´ω`*)
引き寄せを「難しい」と感じる方もいるかもしれませんが、
実はそんなに難しいことを言っているわけではありません。
「信念(自分が正しいと信じていること)が現実になるんだよー。
じゃあ、現実になるものを変えたいなら、信念を変えればいいよね?
ということで、信念を変えましょうや」
という、ただそれだけのことです。
なので、
「そっかー、じゃあいま私が持っている信念、変えようっと♪」
とすんなり思える方ならば、すんなり現実が変わります。
未練が邪魔をして、覚悟を決めることができない
けれど多くの方は、すんなりとはそう思うことができないようです。
これまでとは違う信念に変えるということは、
「これまで自分が正しいと信じて生きてきたことを捨てる」
ということでもありますので、ここで、
「私がこれまで信じてきたことが間違いだったなんて、思いたくない。
これが正しいのだと信じたまま、生きていきたい」
といった、いまの信念を捨てることへの未練が出てくるのですね。
信念が変わらないのであれば現実が変わることもありませんので、
「いまの信念を変えたくない」
というのは、ひいては、
「いまの現実を変えたくない」
ということでもあります。
「現実は変えたいが、信念は変えたくない」
これは言いかえると、
「現実は変えたいが、現実は変えたくない」
ということ。
これでは矛盾していて、どうすることもできなくなります。
こうして、矛盾したままどうすることもできなくなっている方が、
「引き寄せを実践しているが、なかなか変わらない」
という方なのではないでしょうか。
良し悪しではなく、望むほうへと覚悟を決める
この矛盾を解消するには、
「これまでの信念を捨てるという覚悟を決める」
か、あるいは、
「これまでの信念を捨てないという覚悟を決める」
しかありません。
新たな人生を歩むことにするのか、それとも、これまでと同じ人生を歩むことにするのか。
その選択をしっかりとする必要があります。
これは、どちらを選ぶほうが良いとか悪いではありません。
あなたの好きなほうを、望むほうを、死ぬときに「この人生で良かった」と思えそうなほうを選択してくださいね(*´ω`*)
引き寄せで変化が起きない人は、いまの信念を捨てることに未練がある人。
捨てるのか捨てないのか、どちらかに覚悟を決める。
「引き寄せは難しいことは言ってないとか言うけど、難しいよ…」
と感じる方は、以下の記事へどうぞ↓
(※以下の記事では「信念」ではなく「前提」という言葉を使っていますが、同じ意味です)
✶引き寄せの話が難しいと感じる方へ✶
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潜在意識の話に出てくる「分離をやめろ」とは?
今回は「分離」についてです。
潜在意識のお話ではときに、
「分離するのをやめればうまくいく」
と言われることがあります。
はてさて、分離とは何なのでしょうか?
なぜ分離をやめると、うまくいくのでしょうか?
やめろと言われても、どうすればやめられるのでしょうか?
これらについて詳しくお話していきます。
分離は潜在意識ではなく、顕在意識がやっている
まず分離とは何なのか?というと、これは文字通りそのま~んまの意味で、
「分けて離すこと」
です。
私たちは普段、何気なく分離を行っています。
たとえば「空と大地」とか「朝と夜」とか、「自分と他人」「善と悪」「上と下」「右と左」「テーブルと椅子」「ナイフとフォーク」などなどなどなど…。
数えきれないほど多くのものを、別々に分けて考えています(分離させています)よね。
「分離」という言葉だといまいちピンとこない…という方は、
「区別」と言いかえると、わかりやすいかもしれません(*´ω`*)
ちなみにこのような分離は(区別は)潜在意識ではなく顕在意識が行っています。
分離するのをやめましょうと言われて、
「分離は悪いものなんだ、とにかくしないほうがいいんだ」
と思う方もいるのですが、とにかく分離をしなくなっちゃったら大変です。
朝と夜の区別とか、赤信号と青信号の区別とかがつかなくなっちゃったら困りますよね。
分離したほうが便利なときもたくさんあるのですから、やたらと分離をやめようとする必要はありません(*^^)v
分離しすぎると、潜在意識が苦しみを引き寄せる
ただ、分離は「しすぎると」苦しくなってきます。
たとえば、自分のことを「良いところ」と「悪いところ」に分離してしまい、悪いところのほうだけを見て、
「私ってば、なんてダメなんだ…」
と苦しくなったり。
その「悪いところ」をもっともっと細かく分離して、
「完璧主義だし、引っ込み思案だし、怠け者だし…ああだしこうだし…うぐぐ…」
とさらに苦しくなったり。
自分と他人を細かく分離しすぎて、些細な違いがものすごく気になって、
「私のほうがこの点でも、あの点でも、その点でも劣っている!うわーん!!」
と苦しくなることもありますし…。
いま、
「お、お、おお…思い当たる…。
そうか、そうやって苦しいのは分離のしすぎのせいだったのか…」
と思った方もいるのではないでしょうか?
そう、分離は適度ならば便利ですが、行き過ぎると苦しいもの。
そうして苦しみを感じていると、潜在意識はさらなる苦しみを引き寄せてしまいます。
けれど行き過ぎた分離をやめたとき、あなたの中から苦しみが消えます。
そうすれば潜在意識も、苦しみを引き寄せようなんてことはしなくなるので、
「分離をやめれば、うまくいく」
と言われています。
分離に気づけば、潜在意識は望むほうに働く
では、分離をやめるためにはどうすればいいのでしょうか?
これは、
「分離していることに気づき、客観視する」
ようにしてみるとよいと思います。
潜在意識のお話では、
「エゴに気づけば、そのエゴは力を失う」
「エゴに呑み込まれていると苦しいけど、エゴを客観視しているときは苦しくない」
というふうに言われることがありますが、分離もエゴなので、エゴに対処するときと同じでいきましょう(*^^)v
苦しくなったときにはまず、
「私は、何と何を分離させているのだろう?」
と考えてみてください。
そうすると、
「どうも、AとBを分離させているようだな」
と気づくと思います。
それに気づいたら次は、
「AとBを同じだと思おう!」
…と頑張る方もいますが、そのように頑張る必要はありませんので、
「私はいま、AとBを分離させているな~。
ほうほう、確かに2つを別々にして考えているよなぁー。
ほっほーう、ここから苦しみが生まれるわけですなぁー」
みたいな感じで、分離を客観視してみてください。
こうしてその分離と距離を取れているのであれば、苦しくなることはないと思います(*´ω`*)
分離は適度ならば便利ですが、行き過ぎると苦しくなってしまいます。
行き過ぎた分離をやめたいときには、その分離を客観視してください。
「ちょっと待て、『エゴに気づけばそのエゴは力を失う』とか初めて聞いたんだけど…」
という方は、以下の記事をどうぞ↓
★気づけばいいって?よくわからないんですけど…?★
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あなたがニュートラルであるほど、良い引き寄せが起きる
今回は、
「引き寄せに取り組む際に、心に留めておいてほしいこと」
についてです。
それは何かというと、
「ニュートラルな状態でいること」
です。
(※ニュートラル…中立、中庸、偏りがないといった意味)
では、なぜニュートラルな状態でいてほしいと思うのかについて、詳しくお話していきます(*´ω`*)
なぜ、ニュートラルだと良い引き寄せが起きるのか?
人間には、理性と感情の2つがあります。
これはどちらのほうが優れているとかではなく、どちらも欠かせない大切なものです。
いつでもどこでも感情のままに突っ走っていても、物事はうまくいきません。
かといって、いつでもどこでも感情を抜きにして理屈のみで動いていても、やはりうまくはいかないと思います。
しかし、人はときについつい感情を爆発させてしまったり、
逆に妙に理屈っぽくなってしまったりと、どちらかに偏ってしまいがちですよね。
引き寄せに取り組む際にも、多くの人がついどちらかに偏ってしまっているように思います。
「引き寄せで、感情のほうに偏っている人」
とはどんな人でしょうか?
これは、
「願いを叶えられるか不安で不安でしょうがない」
「現実を見て、ちょっとしたことで動揺したり落ち込んだりする」
という人です。
感情に支配されているため、理性的な判断ができず、自らトラブルを招くような行動を取ってしまいます。
そうしてトラブルが起きるとますます感情的になり、合理的に考えられなくなり…という悪循環に陥ることがあります。
次に、
「引き寄せで、理屈のほうに偏っている人」
とはどんな人かというと、
「引き寄せでは○○っていうけど、どういう理屈でそうなるの?ああなの?こうなの?」
「ではこの場合はどうなの?仮にこうだったなら?ああだったなら?」
ということを考える人です。
このような人は、小さなことにこだわりすぎて、全体・本質が見えなくなってしまいがちです。
「もっと細かくよく考えよう」と頑張るほどに、細部にとらわれて本質を見失っていく傾向にあります。
引き寄せではよく、ニュートラルに戻るように促されている
引き寄せでは、感情と理屈のどちらかに偏っている人をニュートラルな状態に戻すため、本やネットなどでさまざまなことが言われています。
感情に偏りがちな人へ向けてよく言われるのが、
「エゴに取り込まれないようにしましょう」
「現実を見ないようにしましょう」
などです。
要は、もっと理性的になるようにと促しています。
反対に、理屈に偏りがちな人へ向けては、
「自分の感情を大切にしましょう」
「考えるのをやめましょう」
などと言われることが多いです。
こちらは、理屈ばかりではなく感情にも目を向けるように促しています。
そうして偏りをなくし、ニュートラルな状態に戻ったとすると?
ちゃんとその場で適切な判断ができるようになりますし、物事の本質を見失うこともなくなります。
当然、こちらのほうが物事がうまくいくようになりますよね。
なので「ニュートラルな状態でいてほしいな」と思います。
さらにニュートラルから離れ、引き寄せられなくなる人も…
ただ、
「感情に偏りがちな人が、感情に偏りがちな人へ向けての話ではなく、
理屈に偏りがちな人へ向けての話を聞いて実践してしまう」
ということがよくあります、これは逆も然りです。
たとえば感情的になっている人が、
「もっと自分の感情を大切にしましょう(←これは理屈っぽくなっている人向けの話)」
という話を聞いて、
「だよねー、もっと感情のおもむくままでいいんだー!」
となってしまうような場合です。
感情のおもむくままになりすぎてしまってうまくいっていない状態なのに、
このうえさらに感情のおもむくままになってしまっては、ますますうまくいかなくなってしまいますよね。
これを聞くと、
「うわぁ、ますますうまくいかなくなるのは嫌だ!
でも、引き寄せの話ってわざわざ『これは理屈っぽくなっている人向けです』とか書いてあるわけじゃないじゃん!
どっちの人に向けての話なのかわかんねーよ!」
と思う人もいると思います。
判別方法としては、
「だよね、わかる!」
「この話、感動した!」
と感じる話は、その人に必要のない話であることが多いです。
すでに「わかる!」のならば、もうわかる必要はありませんよね。
反対に、
「意味がよくわからない」
「違う、そうじゃない!と反発したくなる」
というものが、その人に必要な話であることが多いです。
反発心から聞かなかったことにして、わかることだけを聞いていると、
これまでと同じく偏ったまま、ニュートラルな状態に戻れないままになってしまいます。
聞きたくないと思うことにこそ、素直に耳を傾けてみてくださいね。
感情的になりすぎるのも、理屈っぽくなりすぎるのも、あまり良い結果を生みません。
偏りをなくし、なるべくニュートラルな状態でいようと心がけてください。
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「今幸せになれば、より大きな幸せが引き寄せられてくる」
昨日の記事では「今、幸せになる」ということについて触れました。
「願いが叶えば→私は幸せになる」
ではなく、
「私が幸せになれば→願いが叶う」
ですので、引き寄せではよく、
「願いが叶うより先に、今、幸せになればいい」
「今幸せになれば、より大きな幸せが引き寄せられてくる」
と言われます。
本日は、
「そうは言われても、今幸せになれないんですが…」
という方へ向けてのお話していきます。
「引き寄せたいけど、今幸せになれない…」
まず、
「そもそも、『今幸せになる』という言葉の意味がよくわからん…」
という方は、
「今ある幸せを大切にする、今ある幸せをしっかりと感じる」
などに言いかえると、わかりやすいと思います。
今ある幸せをしっかり感じる…なぜそれができないのでしょうか?
この理由のひとつとして、
「今幸せを感じてしまったら、
『今、じゅうぶん幸せで満足だし、願いなんて叶わなくてもいいや~』
ということになってしまうのでは?」
というものがあげられます。
今に満足すると、「叶わなくていい」と思ってしまう。
叶わなくていいなどと思ってしまっては、当然叶わなくなってしまう。
だからそう思ってしまわないように、今幸せを感じないようにしておこう、今満足しないようにしておこう…ということですね。
ただ私、
「今幸せを感じて満足すると、叶わなくていいと思うようになる」
というところが不思議だな~と思います。
「幸せや満足って『他への活力』になることはあっても、『他への諦め・無気力』になることはないのでは?」
と思うんです。
あなたが「今幸せ」になると、次はどうなる?
たとえば、あなたが誰かからとっても素敵なプレゼントをもらったとしますね。
あなたはめっちゃくちゃ嬉しくて、大満足!!したとします。
このとき、あなたは「今幸せになる」ができています。
では、そうして「プレゼント嬉しい~!!」と思うと、次はどうなるでしょうか?
普通は、
「よっしゃ、やる気が出てきたぜ。
今日の仕事、いつもより頑張っちゃおうかな~♪」
というふうに、他のことをやるときに、いつもより活力を持って取り組めるようになりませんか?
ここで、
「あー、プレゼントをもらって喜んだせいで、仕事を頑張る気がなくなったわ~。
もう、仕事がうまくいかなくてもいいや~」
となるでしょうか?
そういうことって、ないと思うのですが…。
あるいは、ふだんの生活の中でときに「今日はこれを頑張るぞ!」という日もあると思います。
そういう日にあなたは、
「これをする活力が失われてしまわないように、他のところで喜んだりしないようにしておかなきゃ…」
と、喜びを感じないように気をつけて過ごしているのでしょうか?
むしろそういう日って、
「あーあ、なんか良いことないかな?
良いことがあれば、これももっと頑張ろうって気になるのになぁ~」
と、他のところに良いこと(喜び)を求めるのが普通ではないでしょうか?
そうして「他に良いことないかな」と思うのは、その喜びが自分の活力になるとわかっているからですよね。
喜びが自分の無気力につながるなら、良いことがあってほしいなどとは思わないはずです。
これが、
「幸せや満足が『他への活力』になることはあっても、『他への諦め・無気力』になることはない」
ということです。
「今幸せを感じて満足すると、叶わなくていいや~と思うようになる…。
あれ?よく考えるとそれ…、おかしくね?」
そう気づくと、その認識を捨てやすくなり、今幸せを感じやすくなると思います。
プレゼントで今幸せ→仕事の幸せが引き寄せられてくる
上に書いたとおり、今幸せを感じると、
「よっしゃ仕事も頑張るか~♪」
となるのが普通です。
そうすると、いつもより仕事が早く終わるなどの良い結果が出て、「やった~、残業なくて幸せ♪」となります。
今(プレゼントに)幸せを感じたことで、他のことでも(仕事でも)幸せを得られるようになりましたね。
これが引き寄せでよく言われる、
「今幸せを感じると、のちに他の幸せもやってくるようになる」
ということです。
「プレゼント」と「仕事が早く終わる」だとスケールが小さいですが、スケールが大きくてもこの要領です。
今幸せを感じることで「よっしゃ願いを叶えるか♪」という活力が増すことこそあれ、
無気力になったり諦めたりするようになることはありませんよ、ご安心ください(*^^)v
引き寄せの「今幸せになれ」は「今慢心しろ」ではない
確かに人間、「慢心」をすれば「もう今のままでいいや~」となります。
しかし引き寄せで言われているのは、
「満足しましょう」
ということです。
「慢心しましょう」
とは、言われていません。
満足と慢心を同じような意味にとらえていると、
「慢心なんてしたくない!」という反発が生まれて、今に幸せを感じにくくなります。
「満足と慢心」の2つを明確に区別すると、
今に幸せを感じやすくなると思います。
引き寄せの「今幸せになれ」は「今妥協しろ」でもない
あと、「満足と慢心」を同じような意味にとらえる方がいるのと同じ感じで、
「満足と妥協」を、同じような意味にとらえてしまう方もいらっしゃいます。
「今に幸せを感じましょう」
と言われたとき、
「今の幸せで妥協しましょう」
「今の幸せで我慢しましょう」
と言われたようで、嫌な気持ちになる方がそうです。
でも、妥協や我慢をしましょうだなんて言っていませんよ~(;´・ω・)
引き寄せが言っているのは、
「プレゼントもらって嬉しいんだ~。
じゃあ、その嬉しいって気持ち、大切にしようね!」
ということです。
「プレゼントもらって嬉しいんだ~。
だったら、他の嬉しさなんてなくてもいいよなぁ?」
なんてことは言っていません。
「今に幸せを感じるとは、今で妥協しておくということだ」
という認識がある方は、今に幸せを感じづらくなります。
しかしこういう方も、別に今に幸せを感じる能力がないわけではありません。
「今に幸せを感じる=今で妥協する」
この認識があるがために、妥協したくないがために、今幸せを感じないように自分でしているだけです。
「なーんだ。『嬉しいって気持ちを大事にしようね』って言ってるだけかー。
妥協はしなくていいんだー!」
と気づけば、今に幸せを感じられるようになるはずです。
引き寄せの「今に幸せを感じる」が、できない人はいない
今に、幸せを感じることができない人はいません。
「今幸せを感じて満足すると、叶わなくていいと思うようになってしまう(叶わなくていいなんて思いたくない!という抵抗が生まれる)」
「満足することと、慢心することは同じことである(慢心なんてしたくない!という抵抗が生まれる)」
「満足しましょうとは、妥協しましょうということである(妥協なんてしたくない!という抵抗が生まれる)」
↑こういった認識を持ってしまっているから、抵抗が生まれ、幸せを感じまいとしているだけです。
本当は幸せを感じられるけど、感じまいと抵抗しているから、感じない。
であればこれらの認識を外し、感じまいと抵抗するのをやめたとき、感じるようになるのが自然なことですよ(*^^)v
人は誰でも、今幸せになれます。
幸せを感じることに抵抗しているので、感じなくなっているだけです。
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あなたの潜在意識が、望むものを拒絶している?
今回は「拒絶」についてです。
引き寄せに取り組んでいる方の中には、
「潜在意識の力を使えば、求めるものは手に入ります!って、さんざんそう言われているのに…。
なんで私は手に入れられないんだ…?」
と不思議に思っている方も多いのではと思います。
なぜ、手に入らないのか?
これは、
「あなたが、手に入れることを拒絶しているから」
かもしれません。
これについて詳しくお話していきます。
拒絶しているのは、あくまでも「潜在意識下」でのこと
「あなたが手に入れることを拒絶している」
これを聞くと、
「なにー!私は拒絶なんてしとらんがなー!( ゚Д゚)」
と思う方もいると思います。
もちろん、本人が顕在意識上で「よっしゃ拒絶すんべ!」とか思って拒絶している、ということはあまりありません。
ただ、顕在意識ではそうは思っていなくても、
潜在意識のほうでは、ほしいものを受け取るまいとしてしまっていることがあります。
本人さえも気づいていないのですが、知らず知らずに拒絶をしてしまっているんです。
「潜在意識下で拒絶している」って、具体的にはどういうこと?
多くの方の潜在意識には、
「ほしいものを手に入れるためには、なんらかの条件を満たす必要がある」
という認識があります。
なぜそのような認識があるかというと、生まれてから今までの間に、そういう場面をいろいろ経験したためだと思います。
たとえば、
「ゲームソフトがほしい?じゃあ、テストで100点を取ったら買ってあげる」
「あの高校に入学したい。そのためには、受験で合格せねばならない」
などなど。
無条件にゲームソフトや入学が手に入るわけではなく、その前に、
「テストで100点・受験で合格点を取る」
などの条件をクリアしなければなりませんね。
こういったことを繰り返していくうちに、
「ほしいものは、無条件では手に入らないようにできているんだ。
手に入れるためにはまず、なんらかの条件をクリアせねばならない」
という認識が、潜在意識に根付いていきます。
潜在意識下で条件を作りだし、拒絶する形になってしまう
潜在意識下にそのような認識があると、人は無条件で手に入れていいときにさえも、手にしようとはしなくなります。
多くの方が、
「○○がしたい。でも、そのためにはまず□□をしないと…」
と言います。
実際には「まず□□せねばならない」ということはなくても、そう言います。
無意識のうちに、
「まずクリアすべき条件を設定し、今すぐに○○ができない状況を自分で作り出してしまっている」
んですね。
こうしてせっかくの○○できる機会を、拒絶するような形になってしまっている方は本当に多いです。
しかしこれは、あくまでもその方の潜在意識がやっていること。
顕在意識上ではそのことに気づかず、
「うーん、ではまず、どうやって□□をすればいいのだ?
□□をする方法がわからないよ…」
と悩む方もまた、多くいます。
潜在意識の拒絶を止めるために、条件を疑ってみて
私が一度ぜひ考えてみてほしいのは、
「本当の本当の本当に、まず□□せねばならないのか?」
ということです。
本当は□□をしなくていいのであれば、□□をする方法がわからなくても問題ありませんよね。
大切なのは、
「いかに条件をクリアするか?」
ではなく、
「いかに条件を外せるか?」
のほうだと思います(*´ω`*)
「ほしいものを手に入れるためには、なんらかの条件を満たす必要がある」
潜在意識下にこのような認識があるため、無自覚にチャンスを拒絶してしまっている場合もあります。
「本当に、満たすべき条件などあるのか?」
と、一度考えてみてください。
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