潜在意識の力は、遠慮しないほうが強く働く

薔薇

 

遠慮しないほうが、うまくいく

 

今回は、「遠慮しない」ということについてです。

なにか叶えたい願いがあるというときは、潜在意識になるべく強く働いてもらって、その願いを早く叶えたいものですよね。

では潜在意識に強く働いてもらうにはどうすればいいのか?というと、

自分の夢に対して遠慮しないことが大切だと思いますので、そこについて詳しくお話していきます。

 

 

遠慮すると潜在意識は「遠慮したままでいられるように」働く

 

私はメルマガに登録してくださった方へ向けて、

「よければ、あなたの叶えたい夢を私に教えてください」

とお話しています。

(私のメルマガに登録すると自分の夢を教えなきゃいけない、というわけではありません。

「私はこれからこうなるんだ!」という決意表明をなさりたい場合には、聞かせてくださいねという意味です)

 

 

そのため、ご自分の夢を書いたメールをいただくことがよくあるのですが、

「叶えたい夢は○○です。こんなことを望むのは傲慢だとわかってはいるのですが…」

お恥ずかしい話なのですが、○○をしたいという夢があります」

というふうに、自分がその夢を持つことは傲慢である、恥である、と思っている方もいらっしゃいます。

私はそのたびに、

「うむむ、そんなふうに遠慮しないでいいのにな~。

遠慮していると、潜在意識がその夢を叶えづらくなっちゃうよー(´・ω・`)」

と思います。

 

 

「夢を叶えるに値しない人間」という思いを、潜在意識が叶える

 

遠慮をするということは心の中で、

「私はその夢を叶えるに値しない人間だ」

と思っている、ということですから、この場合潜在意識は、

「ふむふむ、この人は自分のことを夢を叶えるに値しないと思っているのだな。

ではその思考を現実にしよう!

ちゃんと『夢を叶えるに値しない人間だと思い続けていられる現実』を作ってあげるね!

しっかりと、遠慮したままでいられる現実にするから任せとき!(`・ω・´)」

というふうに働いてしまうため、夢が叶いづらくなってしまいます。

 

 

そしてそのようにして夢が叶わなくなると、

「やっぱり、私なんかがこんなことを望むのは傲慢だから無理だったんだ…」

という思いが強くなりますよね。

私は傲慢だ、恥ずべきだ、という遠慮する思考がますます強化されてしまうため、そうすると潜在意識は、

「もっともっと張り切って、遠慮したままでいられるようにしてあげなきゃ!」

と働きはじめる…という悪循環が起こることもありえます。

そうなってしまわないためにも、ぜ~~んぜん遠慮しないでガンガン好きなことを望んでいいんですよ(*^^)v

 

 

多くの方は幼少期に「遠慮しないといけない」と学ぶ

 

そもそもなぜ、

「こんなことを望むのは傲慢だとわかってはいるのですが…」

と思うのか?というと、小さなころから、

「わがまま言うんじゃありません」

と教えられて生きてきたため…というのが理由のひとつではないかと思います。

 

 

まだ幼い子供は自分の望むものに素直ですので、

「あれ買ってー!これ買ってー!

あれしたいこれしたいできなきゃイヤうわ~~~~ん!!」

と騒いだりすることもありますし、親からするとアワワワと困ってしまってついつい、

「もう、わがまま言うんじゃありません!」

という言葉が出てしまったりもしますが、そう言われた子供のほうは、

「私はわがままなんだ」

「ほしいものをほしいと言うことは、良くないことなんだ」

というふうに受け止めてしまうことも多いです。

そうして育っていくうちに、

「ほしいと望んではいけない、遠慮しないといけない」

という思いがどんどん潜在意識に刷り込まれていき、何かを望むと反射的に、

「でも、そんなの傲慢だよね。ほんとは遠慮しないといけないのに」

という気持ちが出てきてしまったりします。

 

 

遠慮しないといけないのは「適切ではない表現」

 

ただ、大人になった今よくよく冷静に考えてみると、そもそもの、

「ほしいものをほしいと言う=わがままで良くないこと」

というのが間違いであったことに気づくのではないかな?と思います。

子供のころはそのように解釈し、

「だからとにかく遠慮しないとダメなんだ」

と思ったかもしれませんが、親のほうは、

「ほしいと望むことをやめろ、とにかくいついかなる場面でも遠慮しているのが正しいことだ」

と言いたかったわけではありませんよね。

「ほしいと望むことそのものはいい。

ただ、公共の場で大きな声を上げて買ってー!と主張されたりすると周りにもご迷惑がかかるし…ほしいという気持ちの主張の仕方を、それではなくしてほしい」

と思っていただけではないでしょうか。

ほしいと望むことそのものが問題だ、というわけではありませんよね。

望んでいることの主張の仕方が適切ではない場合は改めてほしい、ということです。

 

 

望むことそのものは、遠慮しないといけないということはない

 

そして大人になった今、それはもう改まっているのではないでしょうか。

今はもう、

「フェラーリがほしい!豪邸に住みたい!だから誰か買ってー買ってくれなきゃイヤうわーん!」

なんて主張の仕方をしているわけではないですよね。

もしそんなふうに書かれたメールが来たならば私も少しは遠慮しておくれと感じますが、そんなことを書いている方は一人もいらっしゃいません。

みなさん、

「私はこれから、自分の力でこうなりたいんです」

と書いています。

ほしいから自分で手に入れられるようになりたい、

やりたいから自分の力でできるようになりたい…それってつまりは、

「私は今よりももっと成長したいし、強くなりたい」

ということですし、

「そのように自身の成長を望むことの、何がわがままなのか、恥なのか?

成長を望むことを遠慮しないといけないだなんて、絶対そんなことないぞ~」

と、私はそう思っています。

 

 

これを読んでいるあなたの心の中に、

「こんなことを望むのは傲慢なことだ」

と思う気持ちがあるならば、一度、

「え?でも私、自分のほしいものを誰かにねだってるわけでもなんでもないじゃん。

きちんと自分の力で手にできるようになりたいって向上心を持つことの何がいけないの?

傲慢どころか、むしろ立派なことじゃない?私ってカッコイイ!!」

と、遠慮しないで胸を張ってほしいです。

 

 

繰り返し意識すれば、潜在意識は必ず変わる

 

最初のうちは潜在意識下に、

「望むのは傲慢、遠慮しないといけない」

という過去の学びがある状態ですので、

「なんだか、すんなり私ってカッコイイ!だなんて思えないなあ…」

と感じるかもしれませんが、潜在意識は同じことを何度も繰り返し意識していれば、徐々に変わってきます。

傲慢なのではないか、という思いが浮かぶたびに、

「なにも遠慮しないでいい、私はこの夢を叶えるに値する人間だ!」

と意識してみてください。

そうして繰り返していくうちに潜在意識は、

「ほうほう、この人は自分のこと夢を叶えるに値するって思ってるのか…。

だったらちゃんとその思考を現実にしてあげよう!」

となり、夢は実現に近づいていきますよ(*´ω`*)

 

 

望みを持つことは傲慢でも恥でもありません。

遠慮しないで、多くを望んでください。

 

 

「遠慮しないでいい」というふうに、自分に許可を出すことはとても大切なことだと思います。

自分に許可をするということについて書いた記事は他にもありますので、よければこちらも読んでいただければ嬉しいです↓

★潜在意識に許可を与えれば、現実は変わりだす★

 

 

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潜在意識を味方につけるには、どうすればいい?

ラナンキュラス

 

願いが叶わないのは、潜在意識に味方をしてもらえてないから?

 

今回は、潜在意識を味方につけるにはどうすればいいのか?についてです。

引き寄せの法則で願いを叶えたいと思っているのに、

潜在意識がそれに反発してくるせいで願いが叶えられないまま…。

なんとか潜在意識を味方にする方法ってないのだろうか?と思っている方はきっと多いと思いますので、詳しくお話していきます。

 

 

潜在意識が味方をしているからこそ、叶わない

 

えーと、冒頭で、

「潜在意識を味方につけるにはどうすればいいのかについてです!(`・ω・´)キリッ!!」

とか言っておきながらなんなのですが、実は味方につけようとする必要はありません。

なぜなら、潜在意識はもう既にあなたの味方だからです。

「味方につけるにはどうすれば?」

というのは、まるで今はまだ味方ではないかのような言い方なんですが、潜在意識はあなたが生まれた瞬間からあなたの味方しかしていません。

あなたに背いたことなんて、一度もないはずです。

 

 

こう言うと、

「嘘だ!潜在意識が本当に私の味方なら、私の願いはもう叶えられているはずだ!」

と感じるかもしれません。

確かに、顕在意識上ではついついそう感じてしまいますよね。

ただ、顕在意識と潜在意識って物事の解釈の仕方が大きく違うんです。

 

 

潜在意識はこのように解釈をし、味方をしているつもり

 

潜在意識って、力はとても強いのですがその反面、頭はあまり良くはありません。

「俺、難しいことはよくわかんね!

よくわかんねーし、とりあえずこの人の『一番強い思考』を叶えてあげよっと!

強~く思考してるってことは、それが願いだからだよね?

願ってもないのにそんなに強く思考しないはずだもん!(`・ω・´)」

…という感じで、とりあえずその人が「強く思考していること」を実現しようとしています。

 

 

なので、仮にあなたの頭の中に「お金持ちになりたい」という思考と、

「お金持ちになんてなれない」という思考が同時に存在していた場合、

潜在意識はより強いほうの思考をあなたの願いとみなし、叶えようとします。

「お金持ちになれない」という思考のほうが強いのであれば、

「そっか、お金持ちになれないっていうのがこの人の願いなのか~。

そんじゃ任せろ、全力で『お金持ちになんてなれない現実』を作ったる!

これで喜んでくれるよね?むふふ(*´艸`*)」

というふうに、張り切ってお金持ちになれない現実を作ってしまいます。

 

 

顕在意識上では、

「バカか!『お金持ちになれない』なんてことは願いでもなんでもない!

『お金持ちになりたい』のほうが願いに決まっとろーが!!!」

と思いますが、潜在意識にはそのような判断ができません。

ただただ、

「きっと、より強い思考のほうが願いなんだろうから叶えてあげなくちゃ!」

というだけなんですね。

なので、

「潜在意識があなたの味方をしていないから、あなたはお金持ちになれない」

というわけではなくて、

「あなたの味方だからこそ(あなたの一番強い思考を現実にしてくれるので)お金持ちになれない」

んです。

潜在意識はいつだってこうしてあなたの味方をしていたはずだし、今も味方をしてくれているはずです。

 

 

あなたが潜在意識に合わせるほうが、早くうまくいく

 

ここで、

「そんなバカな解釈をされてお金持ちになれなくさせられて、それで味方ですなんて言われても困るよ…。

なんとか、潜在意識がそんなヘンな解釈をするのをやめさせられないだろうか…?」

と考える方もいるかもしれませんが、残念ながらそのような方法はありません。

もともと潜在意識はそのような意識ですし、それを変えることはできません。

なのでここは、あなたが潜在意識に合わせたほうがうまくいきます。

 

 

幼児に自分の味方をさせるのではなく、自分が幼児の味方をする

 

これって、

「大人が幼児に合わせたほうがうまくいく」

というのと似ているのではないかな、と思います。

幼い子供って、大人が思いもよらないような突飛な解釈や行動をすることがありますよね。

ここで、

「なぜそんな、大人ならしないようなバカなことをするのかしら!

あぁ、この子がこんなヘンな解釈をするのを、一体どうやってやめさせればいいのかしら?」

と考えたところで、無理がありますよね。

子供が大人に比べ知能が未発達の状態であるというのは仕方のないことなのですから、

それを認めずに「大人と同じ考えや行動を取りなさい!」と、子供を自分の思いどおりにしてやろうと思っても、子供にはそのとおりにすることはできません。

 

 

それよりは、大人が子供に合わせるほうが早いです。

「そうか、この子はこういうとき、そう考えて行動するものなのかぁ~。

ではそれを踏まえたうえで、私はどう対応しようかしら?」

というふうに、自分が子供の考えを理解し、その子に合わせた対応をする。

こちらのほうが物事はずっとうまくいきやすくなりますよね。

 

 

同じように、潜在意識が顕在意識に比べて知能が低い、というのは仕方のないことです。

いかに潜在意識を自分に都合の良いように変えてやろうか?と考えても、潜在意識にはそのとおりに変わることはできません。

それよりは自分が潜在意識に合わせた対処をしたほうが、うまくいきやすいです。

 

 

これが潜在意識なりの味方の仕方、と受け入れて

 

私自身、引き寄せを実践しはじめてからしばらくは何もうまくいかない時期があったのですが、そのときのことを思い返すと、

「潜在意識が私の味方をしないからうまくいかなかったんじゃない。

私が潜在意識の味方をしないから、うまくいかなかったんだ」

と、そのように思います。

 

 

その当時を思い返してみると、引き寄せを実践しつつも、

「本当は潜在意識の力なんてないんじゃないのか?」

と何度も何度も疑ったり、

「叶わないってことは、味方してもらえてないってことだ!どうやって私の味方につければいいのだ?」

とイライラしたりを繰り返していました。

実際には潜在意識はとても素直に、

「そんなに強く思っているのなら、ちゃんと現実にしてあげよう」

と、まっすぐにひたすらに動いてくれているのに。

そうして24時間365日、休むことなく働きつづけてくれているのに。

それに対し、

「ちょっと変わっているけれど、それが潜在意識なりの味方の仕方なのだな。

せっかくそうして味方をしてくれているのだから、潜在意識のやり方に合わせて私が変わろう」

とすればよかっただけなのですが、それができずに何度も潜在意識を疑い、苛立ち、批判的な目で見ていました。

潜在意識が私のやることに反抗しているわけではなくて、私が潜在意識のやることに反抗していたんですね。

 

 

けれどそれをやめ、

「私が潜在意識と向き合い、潜在意識に合わせて変わればいいのだ。

『どうせできない』と思うのではなく『絶対にできる』と強く思考すればいいだけ。

そうすれば、潜在意識と手を取り合ったことになるのだ」

と、自分の対応の仕方(考え方)を変えれば変えるほど、うまくいくようになりました。

 

 

味方につけるもなにも、潜在意識は最初から味方である

 

なので、

「潜在意識を味方につけるにはどうすればいいのか?」

と考えるのではなく、ここはぜひ、

「味方につけるもなにも、潜在意識はとっくの昔からずっと私の味方じゃないか。

私はただ、願いは叶えられると強く思考すればいいだけなのだ」

と考えてみてほしいと思います。

そうすれば潜在意識は必ず、その思考どおりの「できる現実」を作ってくれますよ(*´ω`*)

 

 

潜在意識は、もともとあなたの味方です。

潜在意識を自分に合わせようとするのではなく、あなたが潜在意識に合わせようとしてみてください。

 

 

潜在意識に対してはこのように、

「味方してくれているのだから、手を取り合おう!」

というふうに考えることもできますし、もっともーっと強気に、

「潜在意識は私の忠実なしもべ!この私がご主人様だから言うこと聞けや!」

くらいに考えるのもアリです。

強気に出てもいいよ、ということに関しては以下の記事に書いてありますので、よければこちらも参考になさってみてください↓

★潜在意識には、上から目線で接しておけばいい★

 

 

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潜在意識は、重要度を下げると願望を叶える

アネモネ

 

重要度を下げると、潜在意識が夢を叶えてくれる理由とは?

 

今回は「重要度を下げる」ことについてです。

「潜在意識の力で願望を叶えたいなら、願望への重要度を下げるほうが叶いやすい」

という言葉を聞いたことのある方もいるかもしれませんね。

この重要度を下げるとはなんのことなのか?について、詳しくお話してきます。

 

 

重要度を下げるとは「叶うという確信を持つ」ということ

 

願望への重要度を下げる、というのは別の言葉で言い換えると、

「願望は叶えられるという確信を持つ」

ということです。

 

 

たとえば「水を飲む」という場合に、

「水を飲みたいんだぁあ!飲めなきゃ、飲めなきゃ嫌だあぁウォオオオ」

とかめっちゃ高い重要度を持つ人はいませんよね。

なぜかというと、

「水なんて飲めて当然だろう」

と思っているから…つまり、水を飲むことは私になら絶対にできるという確信があるためです。

できるに決まっているという確信があることは、人はそこまで重要視しないものなんですね。

 

 

反対に、できないかもしれない、できる可能性なんて限りなくゼロだ…というふうに、できるという確信が薄くなればなるほど、

「やりたい、絶対やりたい!やれなきゃ嫌だ!!」

と重要度は上がっていきます。

願望への重要度がとても高い状態というのは、叶えられるという確信がとても薄い状態だということ。

叶えられるという確信がとても薄い状態…というのは少し言い方を変えると、

「叶えられないという確信がとても強い状態」

でもありますね。

 

 

潜在意識は、強い確信を現実にする意識

 

潜在意識は、その人の持っている確信を現実化するのがお仕事です。

(「確信」ではなくて、前提とか、観念、認識などの言葉でもOKですが)

なので、

「叶えられないという確信がとても強い状態(願望への重要度が高い状態)」

なのであれば潜在意識は、

「おっしゃー!!その確信どおり俺は張り切って!

『願望を叶えることができない現実』を作るぜぇ!!」

…となってしまい、願望は叶わなくなってしまいます。

 

 

そうならないためには、重要度を下げるほうがいいですよね。

重要度が低い状態とは「できるに決まっている」と思っている状態ですから、

「潜在意識の力で願望を叶えたいなら、重要度を下げるほうがいい」

というのは要するに、

「潜在意識の力で願望を叶えたいなら、叶えられるという確信を持つほうがいい」

ということです。

叶うという確信があるなら潜在意識が、

「その確信どおり、『願望が叶う現実』を作ったるぜ!」

となりますので、叶います。

 

 

重要度を下げるとは、望むのをやめろということではない

 

重要度を下げるほうがいいと聞いて、

「重要度を下げるって、『別に願望なんて叶わなくていいと思え』ってことかな?

よし、じゃあ叶えたいなんて思わないようにしよう。

そんなことは思わずに、重要度を下げるんだ、下げるんだ…!」

と頑張ってしまう方もいらっしゃるのですが、そのような必要はありません。

これって、

「願望の重要度を下げることへの重要度が上がっている」

という状態なので、願望にまつわる重要度は下がるどころかむしろ上がってしまっています。

 

 

「叶わなくていいと思わなきゃ」だと潜在意識は叶えてくれない

 

叶えたいと思わないようにしているのがなぜかというと、

「叶えたいと思わないようにしなきゃ、自分の願望は叶わないのではないか」

という不安があるからですよね。

叶わないのではないかという不安が強ければ強いほど、

「叶えたいと思っちゃいけない!思っちゃいけない!」

と懸命になってしまうのですが、そうすると潜在意識のほうは、

「そうか、そんなに必死に『叶わなくていいと思わなきゃ!』と思うほど、叶わないと思ってるんだね!

ちゃんと思ってる通り、叶わないようにしてあげるからどーんと任せて!(*´▽`*)」

というふうに張り切ってしまいます。

 

 

重要度を下げるということを、

「叶えたいと思うのをやめなきゃいけない」

という意味に解釈すると、かえってこのように潜在意識が叶わない方向へと走り始めてしまいます。

 

 

叶えたいと堂々と望み確信すれば、潜在意識が叶えてくれる

 

「叶えたいと思うのをやめよう」と頑張っている方も、きっと心のどこかでは、

「なんかこれっておかしくない?

叶えたいなら叶えたいと思うのをやめろって…矛盾してね?」

とすでにお気づきなのではないかと思います。

 

 

そう、お気づきのとおり、

「願いを叶えたいから、願いを叶えたいと思うのをやめる」

だなんてめちゃくちゃ矛盾してて無理があります(;^ω^)

「リンゴを食べたいから、リンゴを食べたいと思うのをやめる」

みたいな感じですが、そんなことはありません。

そもそも食べたいと思わなかったら食べられないし、食べたいという気持ちが消えてなくなってしまったなら、仮に食べられたところで嬉しくないですよね。

同様に、そもそも願望を叶えたいと思わなかったら叶えられないし、叶えたいという気持ちが消えてしまったら、仮に叶えられたところで嬉しくなくなってしまいます。

 

 

「叶えたいと思うのをやめよう、望むことをやめよう」

なんてこと、しなくっていいんです。

潜在意識の話ではよ~~く言われているじゃないですか、

「どんなものだって望んでいい」

って。

どんなものだって叶えたいと望んでいいんです。

ただ、なにかを望んだのであればそのあとに、

「それが叶えられるという確信を持つようにしましょうね」

というのが、重要度を下げるようにしましょうね、ということです。

 

 

重要度を下げると聞いて、叶えたいと思うのをやめようと意識なさっていた方は今日からぜひ、

「いやいやそうじゃない。叶えたいと望んで何が悪い!

私はいくらだって堂々と望むし、そしてそれは叶えられて当然なんだ!」

と意識なさってみてください。

そうして叶えられて当然だ!と意識しているうちに、自然と叶うという確信は強まっていきます。

つまり、自然と重要度を下げることができるようになっていきます。

 

 

重要度を下げることができた願望は、もはや「予定」である

 

叶わないという確信が強いままに(重要度が高いままに)

「叶えたい、叶えたいよう…」

というのだと、潜在意識は叶わない方向に向かうのですが、

叶うという確信を持ったうえで(重要度を下げることをしたうえで)

叶えたいと思っているのであれば、潜在意識はちゃんと叶える方向へと向かってくれます。

 

 

重要度が低い状態での「叶えたい」というと…たとえば、

「映画に行きた~い!」

とかがそうですね。

映画に行けるという確信を持った上で、行きたいと思っていますよね。

映画に行くことなどできるはずもない…と思ったうえで、

「行きたい…行きたいようぅぅ…」

というのは願望を抱えている状態ですが、できるという確信を持ったうえで

「早く行きたい、めっちゃ行きたい♪」

というのであれば、これは「願望を抱いている」というより「予定を楽しみにしている」と言ったほうが近いと思います。

 

 

あなたの持っている願望も同じです。

今は重要度が高く「願望を抱いている」状態かもしれませんが、

叶えられるのだという確信を深め、願望への重要度を下げることができたなら、

それはもう「願望」ではなく、潜在意識の力によって叶うことが決まった「予定」のようなものです(*^^)v

 

 

重要度を下げるというのは、叶えたいと思わないようにするということではなく、「叶うという確信を持つ」という意味です。

潜在意識がその確信を、現実のものにしてくれます。

 

 

今回の内容と似た記事が他にもありますので、よければこちらも読んでいただけると嬉しいです↓

★執着してもいいのか悪いのか、一体どっちなの?★

 

 

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カテゴリ:引き寄せの法則 

潜在意識さん、何も叶わないけれど何がいけないのですか?

ガーベラ

 

潜在意識の力を使っているはずが、何も叶わない?

 

今回は「自分の願いが何も叶わない」と思っている方へ向けてのお話です。

引き寄せの法則は、潜在意識の力で思ったことが現実になるという法則ですよね。

けれど、

「それを聞いて引き寄せを実践しているのに、私の願いは何も叶わない…。

なにか、潜在意識がうまく願いを叶えてくれないようなことしちゃってるのかな?

でも自分じゃなにがいけないのかわからないし、どうしよう…」

と思っている方も中にはいらっしゃると思います。

そこで、何も叶わないのはなぜなのか?についてお話していきます。

 

 

潜在意識は「願いを叶える意識」ではない

 

まず(これは前にも書いたことがあるので重複しちゃうのですが)

「引き寄せは、潜在意識の力で願いが叶う法則だ」

というふうに思っている方もいらっしゃると思いますが、引き寄せは「願いが叶う法則」なわけではありません。

そうではなく、「強く思っていることが叶う法則」です。

(私はこの「強く思っていること」をよく「前提」と呼んでいますので、今回も前提という言葉を使ってお話していきます)

 

 

仮にあなたに「億万長者になりたい!」という願いがあったとして、しかしその願いに対し、

「どうせなれるわけないよなぁ…」

と強く思っているとします。

これは「どうせできないという前提を持っている」ということですよね。

すると潜在意識は、

「おっ『どうせなれるわけがない』というがあなたの前提なのね?

よーし任せろ、俺の仕事はその前提『どうせなれない』を叶えることだから、

ちゃんと『億万長者になんてどうせなれない現実』を作ってあげるね!(`・ω・´)」

というふうに働いてしまい、自分の前提のとおり億万長者にはなれなくなってしまう…となります。

 

 

こんな感じで引き寄せとは、「願いではなく前提が叶う法則」です。

潜在意識はあなたの前提どおりの現実を作るのですから、いまあなたが体験している現実は、あなたの持っている前提と一致しているはずです。

 

 

何も叶わないのは、何も叶わないという前提があるから

 

では、いまあなたが「何も叶わない現実」を体験しているのであればそれは、

「何も叶わないという前提を持っているから」

ということになります。

「現実に何も叶わないから、私は何も叶わないと思っている」

というわけではなく、

「私が何も叶わないと思っているから、現実に何も叶わない」

です。

 

 

これまでを思い返してみると引き寄せを実践しながら、

「でもどうせ何も叶わないんじゃないの?」

「もし何も叶わなかったらどうしよう…」

というふうに思考することが多かったのではないかと思うのですが、そういった思考を頻繁にするため潜在意識が、

「ふむふむ、あなたの前提(強い思考)は『何も叶わない』なんだね。

じゃあ、ちゃんとその前提通りの『何も叶わない現実』を作ってあげるよ!」

…というふうになってしまっていた、ということです。

 

 

前提を変えれば、潜在意識は何も叶わない現実を変える

 

では、この何も叶わない現実を変えるためにはどうすればいいのか?というと、これは当然、

「私の願いは叶うという前提を持てばいい」

ということになりますよね。

そのような前提を持てば潜在意識は、

「叶うって前提を持ってるんだから、そのとおり叶う現実を作ってあげなくちゃ!」

となりますから、願いは叶います。

 

 

何も叶わないという今の状況を打破するため、必要なのはこの「叶う」という前提のみです。

この前提さえ持ってしまえば、あとは潜在意識が前提に見合う現実へと変えてくれます。

 

 

何も叶わない現実を解消するため、矛盾を解消する

 

そこでぜひ、自分にこう問いかけてみてほしいんです。

「私が何も叶わないという前提を持っているから、潜在意識がその前提に見合う現実を作っている。

何も叶わないという現実があるから、何も叶わないという前提が生まれるわけではない。

それが引き寄せの考え方だ。

では私は、これからはその考えを受け入れ、信じて生きていくことにするのか?

それとも、そんな考えは受け入れられないと拒否し、生きていくことにするのか?」

と、そう自分に問いかけて、どちらを選択するのかじっくりと考えてみてほしいと思います。

 

 

潜在意識の力を、引き寄せを、受け入れるという選択を

 

おそらくあなたは今、

「現実があるから前提が生まれるのではなく、前提があるから現実が生まれる」

という引き寄せの考え方を、頭では理解していても心からは受け入れられていない状態だと思います。

 

 

私自身も最初はそうでしたので、お気持ちはわかります。

最初のうちはどうしても、

「違う違う…何も叶わない現実があるから、私は何も叶わないと思っているんだ!

現実の前に思考がある(前提がある)なんて考えには、これまで生きてきて一度も触れたことなどなかった。

周りのみんなだってそんな考え方はしちゃいないぞ。

私はそんな考え、そうそう簡単には受け入れられない…納得できない…」

と感じてしまいますよね。

 

 

ですが、「その考え方には納得できない」というのはつまり、

「潜在意識の力で前提が現実になるという、引き寄せの法則には納得できない」

ということですよね。

そのように、

「引き寄せの法則に納得をしていないのに、引き寄せの法則を実践している」

…という方が、かつての私も含めとても多いです。

 

 

今となってはこれって、

「サッカーはボールを手で持っちゃいけない?そんな考えには納得できないな。

サッカーのルールには納得できないけど、でもサッカーをプレイするよ」

と言いつつ、ボールを手で持ってプレイしているようなものだと感じます。

これでは当然ルール違反でうまくいきませんし、うまくいかせたいならまず、ルールを受け入れる必要がありますよね。

 

 

同様に、

「潜在意識が前提を現実にする?そんな考え、信じきれないな。

どうにもその考えには同意できないんだけど、でも引き寄せを実践するよ」

というふうに引き寄せをやっていても、そもそものルール「前提が現実になるという原則」を守らずにうまくやろうとしている状態です。

「前提が現実になるという法則を拒否しながら、前提が現実になるという法則をうまく使おうとしている」

わけですから…うーん、

「サッカーのルールを守ることを拒否しながら、サッカーをうまくプレイしようとしている」

みたいな…すごく矛盾したことをしているのですが、この矛盾を解消しようとしない方が多いと感じています。

なのでまず、この矛盾を解消してほしいんです。

 

 

矛盾を解消すれば、何も叶わない現実も解消される

 

さきほども書いたのですが、心にこう問いかけてみてください。

「私が何も叶わないという前提を持っているから、潜在意識がその前提に見合う現実を作っている。

何も叶わないという現実があるから、何も叶わないという前提が生まれるわけではない。

私は、この考えを受け入れるのか?それとも拒否するのか?

どちらを選んで生きていくことにするのだ?」

と。

 

 

そう自身に問いかけ、

「よし、私はこれからはその考え方を受け入れ、信じてみよう。

何も叶わない現実を変えようとするのではなく、自分の前提を変えるのだ!」

という答えが出たならばそこで、

「引き寄せの原則に逆らいながら、引き寄せをうまく使おうとしている」

という矛盾は解消されます。

 

 

そうして「願いは叶う」という前提を持つことにし、矛盾を解消できたのであればもう大丈夫。

あとは潜在意識が新しい前提に合わせて「願いが叶う現実」を作ってくれますよ(*^^)v

 

 

「潜在意識の力を信じずに、潜在意識の力を使おうとしている」

という矛盾した行為を行ってしまっていませんか?

何も叶わない現実を解消するためには、まずこの矛盾を解消することが大切です。

 

 

「よーし、決めた!私は前提を変えるぞ!」

と決意なさった方へ向けて、前提を変えるためのメソッドを紹介している記事もございますので、下記の記事を参考になさってみてください。

★前提を変えるメソッドを2つご紹介★

 

 

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カテゴリ:引き寄せの法則 

潜在意識は「今叶える」と決めれば叶えてくれる

チューリップ

 

今叶えるって言われても、今すぐは無理でしょ?

 

今回は「今叶える」についてです。

潜在意識のお話の中では、

「願いは今叶えていいのです、今すぐ叶えてください」

というふうに語られることがあります。

これを聞くとついつい、

「いやいやいや今叶えるって…。

今叶えることができるならもうやってるってば…無茶なこと言うなよ…」

と思う方もいるのではないかな?と思います。

ただ、今叶えるというのは決して無茶なことではないんだよ~ということについてお話していきます。

 

 

今叶えるというのは、物理的に今叶えるという意味ではない

 

たとえばあなたが月収100万円になりたいとします。

それを今叶えるということは、今月収100万になるという意味だ…ととらえると、

「そんなこと今すぐできるか!今叶えるなんて無茶だ!」

と感じてしまいますよね。

 

 

けれど今叶えるというのは、文字通りそのまま、

「今、月収100万円になってくださいね」

という意味ではありません。

そうではなく、

「今、月収100万円になると決めてくださいね」

という意味です。

ただ心の中でそうなると決めるだけ、なんです。

 

 

今叶えると決めるだけで、潜在意識は叶える方向へ向かう

 

ちょうど昨日の記事で「決めるだけ」について書きました。

簡単にまとめると、

 

潜在意識には「そうなる」と決めた瞬間からそこに向かいだす習性がある。

途中で「そうなるのはやっぱり無理だ」と決め直さない限り、潜在意識はそこに向かいつづける。

願いを叶えるためには「そうなる」と決めるだけでいい。

 

というようなお話でした。

 

 

実際のところ、「そうなると決める」というだけではいきなり現実に変化は訪れません。

「よっしゃ、月収100万円になるべ!今叶えるべ!」

と決めたからといって、アラ不思議、そう決めた瞬間に潜在意識の力で月収100万の私に大変身!ということはありませんよね。

さすがの潜在意識にも、「物理的に今叶える」というのは不可能です。

ただ、物理的に今叶えることはできなくても、今後叶うということは今の時点でもう決まっています。

そうすると決めた時点で、潜在意識が叶うところまで導いてくれることが決まっていますから。

 

 

これはカーナビを想像してみるとわかりやすいかな?と思います。

あなたが今「お寿司を食べるぞ!」と決めて、ナビに目的地(寿司屋)を入力したとします。

入力した瞬間にアラ不思議、お寿司屋さんにワープしちゃいました!ということはありませんが、しかしこのあとナビがお寿司屋さんまで導いてくれることは決まっている。

このあと自分がお寿司を食べられることはもう決まったようなものですよね。

今そうすると決めた時点で、今後そうなることは決まったも同然です。

 

 

この、

「今そうなると決めることによって、今後叶えることができたも同然の状態になる」

ということを、短くまとめて「今叶える」と表現しています。

 

 

多くの方は潜在意識に、今叶えることを禁じられている

 

人って、今叶える(今そうなると決める)ことをなかなか自分に許可しないものです。

「月収100万になるためには、もっと学歴がなければいけない」

「友達をたくさん作るには、もっと前向きな性格でなければならない」

というふうに、叶えるにはまず、なにかしらのハードルを越えなければならないと思っているんですね。

 

 

これは幼いころから親や世間などに、

「努力しなくては成功できない」

「楽して思いとおりになると思うな」

と教え込まれてきた結果かなと思います。

長年そう教えられてきたので、その教えが潜在意識にまでしみ込んでしまっている状態です。

潜在意識がそう学んでしまっていると、何かをする際に、

「ではまず努力しないと、まず苦労しないと、まずハードルを越えてからでないと私は願いを叶えてはいけないのだ」

という発想になります。

決して自分でそう発想しようとしてやっているわけではなく、潜在意識がそのような発想をさせてくるのでそう思ってしまうんですね。

 

 

潜在意識によって「まず○○をしなければならない」と発想させられ、そして、

「今はまだそのハードルを越えていないので、本気で叶えようと思ったところで無駄に決まっている」

「本気で叶えようと望むなんて、おこがましいことだ」

と考えてしまっている。

私には夢を今叶える資格はない、今叶える力はない、今叶える知識はない、今叶える積極性はない。

そうしたものが手に入ればそのときこそは本気で叶えよう。

しかし、今はまだだ…。

だって、まずハードルを越えなければ私は夢を叶えてはいけないのだから…。

そうして、今叶えることを自分に禁じている方が多いと感じています。

 

 

さきほども言ったのですがこれは、「努力したあとではないと成功できない」と学んだ潜在意識が、

「ちゃんとその教えのとおりにしなきゃ!」

と働きその人にさせていることです。

その人本人が、

「ようし、私は今叶えることを自分に禁じるぞ~!」

なんて思ってやっているわけではもちろんないので、

「潜在意識に、今叶えることを禁じられている」

と言ったほうが正しいかもしれませんね。

 

 

今叶えると決めるだけで、潜在意識は変わってくれる

 

とはいえ、そうして今叶えることを潜在意識に禁じられている状態のままでは、

ずっと夢が叶うのが先延ばしになってしまいますよね。

どこかで、

「もう潜在意識の思うままにはさせない。私は、今叶えるのだ」

「今この瞬間に、望むものになりたい、なるのだと思うことの一体何がいけないんだ?」

「そう思うことに資格も力も知識も必要ない。私はそう思っていいのだ、今叶えていいのだ!」

と決めないと、潜在意識のする先延ばしは止められません。

なので先延ばしを止めるよう促すために、

「今叶えるんです、今叶えていいんです」

とよく言われます。

 

 

「今叶えると決めないと、潜在意識が先延ばしするのを止められない」

…というとなんだか怖く聞こえるかもしれませんが、これは言い方を変えれば、

「今叶えると決めさえすれば、ただそれだけで潜在意識は先延ばしをやめる」

ということでもあります。

最初のほうでお伝えしたとおり、潜在意識は「決めるだけ」で決めた方向へと向かいます。

「おい潜在意識マジふざけんな、もう先延ばし勘弁な!私、今叶えるから!」

と決めさえすれば、

「お、わかったー。じゃあ先延ばしする方向じゃなくて、叶える方向に行きま~す!」

となりますよ、潜在意識ってとっても素直ですからね(*^^)v

 

 

「今叶える」も今叶えないよう、潜在意識は働いている

 

ここまで聞いて、

「そうか、今叶えると決めることをしないと、潜在意識は夢を叶えてくれないのか~…。

じゃあぜひ今叶えると決めたいところだけど…。

…でもでもじゃあ、その『今叶えると決める』というのは、どうやればできるようになるんだろう…?」

と思った方もいるかもしれません。

そのような方はうっかり再び、潜在意識のしかけてくる罠にはまっちゃったのかな?と思います。

 

 

「どうやれば今叶えると決めることができるようになるのだろう?」

というのはつまり、

「『今叶えると決める』ということは、今の私にはまだできない。

それができるようになるためには、その前に何かハードルがあるはずだ」

と発想した…ということですよね。

「『今叶える』を今やろうとするのではなく、まずその前にハードルを超えようとするんだぞ」

と仕向けてくる潜在意識についつい乗せられてそう発想してしまったのかなと思うのですが、

本当は「今叶えると決める」ということの前に、越えるべきハードルなんてな~~んにもありません。

 

 

今叶えるということは、誰にだってできる

 

のどが渇いたから水を飲もうとか、靴をはこう、ご飯を食べよう、テレビを見よう…。

そういったことを決めるのに、ハードルはなかったはずです。

「水を飲もうと決めることができるようになるためには、まずどうすればいいだろう?」

とは考えなかったはず。

ただ、そうしたいからそうしようと決めただけですよね。

今叶えるというのも同じです。

ただ、今叶えたいから今叶えようと決めるだけです。

今叶えるというのは無茶なことでもなんでもなく、本来は誰にでも、今この瞬間にできることのはずですよ(*´ω`*)

 

 

「今叶える」とは「望むものになると、今決める」ということ。

そう決めれば、潜在意識は望むほうへと方向転換してくれます。

 

 

ちらっと昨日の記事のお話が出たので、よければ昨日の記事も読んでいただけると嬉しいです↓

★潜在意識は、決めるだけで本当に願いを叶えてくれるの?★

 

 

あと、

「決めるだけでいいとか…ほんとに?叶えるために何も行動しなくてもいいの?」

と思った方は、こちらを参考になさってみてください↓

★本当に行動しないでいても夢は叶うのか?★

 

 

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潜在意識は、決めるだけで本当に願いを叶えてくれるの?

薔薇

 

ただ決めるだけで、潜在意識は働くの?

 

今回は「決めるだけ」についてです。

潜在意識に関してのお話の中で、

「願望があるなら、それが叶うと決めるだけでいい」

というものがあるのですが、これを読んで、

「決めるだけ?本当にただ決めるだけで願いが叶うの?」

と不思議に思う方もいると思います。

はてさて、本当に潜在意識は叶うと決めるだけで叶えてくれるのか?についてお話していきます。

 

 

潜在意識は「決めるだけ」でその方向へと向かう意識

 

結論から言うと、確かに潜在意識は決めるだけで願いを叶えてくれます。

もともと潜在意識は、

「そうだと決めた瞬間、その方向に向かう」

という習性を持っている意識なので、そうなります。

なんでそんな習性を持ってるの?というと…うーん、これは長い進化の過程で自然にそうなったものなので、

「いついつにこのような理由でそうなりました!」

というのは明確には言えないのですが、とにもかくにも人間の潜在意識はそのような習性を身に着けたために、決めるだけでその方向に向かうようになっています。

 

 

「決めるだけ」では願いが叶わない人とは?

 

ただ、この「決めるだけ」の意味をちょっと誤解してしまう方もいるように感じます。

よくありがちなのが、

「よし!私は○○になると決めるぞ!」

と決めて、そしてそのあと、

「決めたよ…決めるだけでいいんならこれで願いは叶うよね…?叶う…んだ…よね?」

とハラハラドキドキしながら過ごしてしまうパターンです。

 

 

「決め直し」をするので、潜在意識が決め直したほうを叶えている

 

最初に、

「よし!私は○○になると決めるぞ!」

と決めた点、これはとっても良いと思います(*´ω`*)

ここから潜在意識は、

「おっ、○○になるの?ほんじゃ〇○目指して頑張るべ!」

という方向に向かい始めます。

 

 

ただそのあとに、

「これで叶うんだよね…?(いや実際のところ決めるだけじゃ叶わないんじゃないの?)」

と疑ってしまっていますので、こうして疑った時点で、

「一旦叶うと決めたけど、でもその後でやっぱり叶わないと決めた」

という状態になってしまっています。

潜在意識は新しく決めたほうに従い、

「もう○○にならなくてよくなったの?じゃあやめるね~」

と、願いを叶えようとするのをやめてしまいます。

これは「新たに叶わないと決め直した」という自覚がない本人にしてみれば、

「決めるだけって言うから決めたのに何も変わらない。

やっぱり決めるだけでいいなんて嘘なんだ…」

と感じてしまいますよね。

 

 

ただこれは、「決めるだけが嘘だから叶わない」というよりは、

「決めるだけが本当だからこそ(叶わないと決め直しただけで潜在意識がそれを叶えてしまい)叶わない」

といったほうが近いかなと思います。

 

 

「決めるだけ」をするのは、至難の業?

 

ここまで聞いて、

「そうか、叶わないと決め直しちゃってたから叶わなかったのか…。

だったら、『ほんとは決めるだけじゃ叶わないんじゃないの?』なんて疑いを持たずに、ずーっと『叶う』と思い続ける必要があるんだな」

と思った方もいるかもしれません。

確かに、そうしてずーっと叶うと思い続けていれば潜在意識は叶う方向から外れないということですので、叶います。

しかし、

「ずーっと『叶う』と思い続ける必要がある」

って…、

 

 

 

「そんな大変なことできるか!! 」

 

 

 

と思いませんか?

だってこれって、叶わないんじゃないの?という疑いや不安を一切抱いちゃダメってことです。

けれど、人間なら誰だってときには疑ったり不安になったりするものですよね。

「一切の疑いを持たず、えんえん叶う叶うと思い続けていなきゃいけない」

なんて至難の業ができる方ならそのやり方で願いを叶えるのもいいとは思いますが、

多くの方には無理なんじゃないでしょうか。

少なくとも私にはちょっと無理そうです(;´・ω・)

 

 

「なんだ…決めるだけでいいとか言うから簡単そうに思えたのに、実際に決めるだけを実行するのは至難の業ですってことか…。

じゃあ潜在意識に願いを叶えてもらうなんて無理じゃん…」

…というと、いえいえ、そんなことはありません。

 

 

不安になろうが叶うと決めるだけで、潜在意識は叶える

 

潜在意識がただ決めるだけで、その決めた内容を叶えてくれるのならば、

「私が今後どれほどまでに不安になろうとも、それでも願いは叶う」

と決めるだけで、今後不安になろうがその願いは潜在意識が叶えてくれる、ということです。

 

 

「『ほんとは決めるだけじゃ叶わないんじゃないの?』なんて疑いを持たずに、ずーっと『叶う』と思い続ける必要があるんだな」

というのは、

「ずっと叶うと思い続けていられないのであれば、願いは叶わない」

という定義づけをしている状態です。

そのような定義づけをした時点で…つまり、そのように決めただけで潜在意識は、

「ほうほう、じゃあ願いは叶うと思い続けていられなくなったら、願いを叶わなくすればいいのね?オッケー!(`・ω・´)」

と働きはじめます。

すると「叶わないんじゃないの?」と不安になった時点で、

「お、叶うと思い続けずに不安になったね。じゃ、ここからは決められたとおりに叶わなくしてあげなきゃ」

となってしまいます。

 

 

対して、

「私が今後どれほどまでに不安になろうとも、それでも願いは叶う」

というのは、

「ずっと叶うと思い続けていられなくても、願いは叶う」

という定義づけをしたということです。

なのでそう決めただけで潜在意識は、

「ほほう、叶うと思い続けているか否かに関わらず、願いを叶える方向に行けってことね?よっしゃ任せろ!(*´▽`*)」

と働きます。

これですとあなたが不安になっても、

「ここからも叶う方向で行くよ~、だって不安になるかどうかは関係なく叶えろって言われたもんね」

ということで、潜在意識はそのまま願いを叶える方向に向かいます。

 

 

自分に都合のよい定義に「決めるだけ」でいい

 

ついつい、

「決めるだけとは、願いは叶うとずっと思考しつづけることである。

ずっと叶うと思い続けていられないのであれば、願いは叶わない」

という定義づけを最初にして、しかしその定義を守るのは至難の業だ…と苦しむ方もいるのですが、

ならばそのような苦しい定義づけ自体、最初からするのをやめてしまえばいいんですね。

もっと自分にとって都合の良い定義に変えてしまえばいいんです。

「不安になろうがなるまいが、私の夢は叶う」

としたならば、潜在意識はそう決めただけでそれを実現しますし、これって今後、

「願いを叶える過程で、不安になっても一向に構わない」

ということなのですから、

「願いを叶える過程で、不安は一切抱いてはいけない」

というのより楽そうじゃありませんか?(*^^)v

 

 

決めるだけの潜在意識メソッド「なる式・完璧認定」

 

この「決めるだけ」というのを利用した潜在意識のメソッドというと、

「なる式」「完璧認定」だと思います。

 

 

なる式は、

「今この瞬間、願いが叶った私になったものとする。そうするだけで潜在意識がその願いを叶える」

というやり方です。

いまここで、「叶った」と決めるだけでよいということですね。

このなる式では、そのように「叶った」と決めたあとに不安になっても、

「それさえも叶った私が抱いている不安なので問題はない、不安になったところで叶うことに変わりはない」

と言われています。

 

 

完璧認定のほうは、

「今この瞬間、自分は完璧であるものとする。そうすれば潜在意識が完璧にしてくれる」

というものです。

こちらもただこの瞬間に「私は完璧である」と決めるだけでよいというやり方で、

「これはいつでも自分を完璧だと思い続けていろという意味ではない。

そう思えなくても、そう思えない自分ですらも完璧なのだから、潜在意識はそのまま完璧へと向かう」

とされています。

 

 

なる式も完璧認定も、

「願いが叶ったとか、私は完璧だという思いを常に抱き続けているように」

とは決して言っていません。

「常に抱き続けていられなくても私の望むとおりになるのだ、と決めれば、そう決めただけでそうなる」

と言っています。

 

 

「ずっと叶うと思い続けていられなくても、願いは叶う」

「私が願いを叶える過程で、不安になっても一切の支障はない」

ぜひそう決めてください。

そう決めるだけで、潜在意識はそうしますよ(*´ω`*)

 

 

潜在意識は、ただ決めるだけで決めた内容を現実にする。

「不安があろうがなかろうが私の願いは叶う」

と決めるだけでそうなる。

わざわざ「不安があっては叶わない」と決めたうえで、願いを叶えようとする必要はない。

 

 

なる式と完璧認定について詳しく知りたい方は、ぜひ下記の記事を参考になさってみてください↓

★「701式(なる式)」についての解説★

★「完璧認定」についての解説★

 

 

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エゴは無視すること、真面目に取り合う必要はない

チューリップ

 

エゴを無視するって、どういうこと?

 

今回は「エゴ」に関してです。

潜在意識について調べていて、

「エゴは無視しろ」

「エゴと同化するな」

といった言葉を目にしたことのある方もいるかと思います。

このエゴを無視する、ということについてお話していきます。

 

 

エゴを無視するとは、思考を無視するということ

 

まず「エゴ」とは何かというと、これは「思考」のことです。

たとえば嬉しい感情を感じ、

「よーし、なんだかやる気が出てきた!明日も頑張るぞ!」

と思考したなら、その「頑張るぞ」というのがエゴです。

悲しい感情を感じ、

「どうせ私なんてこの先もダメに決まっている」

と思考したなら、その「ダメに決まっている」もエゴです。

私はこの文章を「どう書こうかな?」と思考しながら書いているので、エゴを使って書いています。

私の書いた文章を読んであなたが「なるほど」と思考するならそれもエゴ、

「そうは思わない」と思考するならそれもエゴ、

私のプロフィール写真を見て「まぁなんと素敵な人なのでしょう」と思考すればそれもエゴですし、

「なんじゃこのブサイク」と思考すれば、そ、そ、それだってあなたのエゴなんだからねっ!(´;ω;`)

 

 

「なんかそんなこと言ったら、全部エゴじゃない?」

というと、まさにそのとおりです。

人間はほとんどずーっと何かしらを思考して生きていますので、ずーっとエゴを持っている、ずーっとエゴを使っているとも言えます。

 

 

 

エゴは必ずしも、無視すべき悪いものというわけでもない

 

中には「エゴ」と聞くとなんとなくエゴイストを連想し、

「エゴって悪いものだ」

と思う方もいるかもしれませんが、上に書いたように「明日も頑張ろう!」とか、

「私にならできる」

「人生は素晴らしい」

「誰かの役に立ちたい」

というのもエゴ(思考)ですので、エゴが必ずしも悪いものというわけでもありません。

 

 

なので、潜在意識の話によく出てくる「エゴを無視しろ」というのは、いろいろなエゴの中でも、

「自分にとって悪影響を及ぼすようなエゴは無視しろ」

ということです。

私にならできる!といったエゴは、むしろあったほうが自信を持って生きられますよね。

そのように、自分にとって望ましい影響をもたらしてくれるエゴのことまで無視しようとする必要はないかと思います。

 

 

ただ、

「どうせ私はダメな人間だ」

というようなエゴのほうは、あると自分が苦しくなってしまうだけですよね。

そうして自分に悪影響を及ぼすエゴに呑み込まれ、私はダメなんだ…辛い…苦しい…どうしよう…というふうに悩んでしまう状態を、

「エゴと同化している状態」

というふうに表現することもあります。

そのようにエゴと同化したままだと人生が辛いばかりになってしまいますので、こちらのエゴは無視したほうがよさそうですね。

 

 

エゴと戦うと辛いので、あくまで無視をする

 

ここまで聞いて、

「そりゃあ無視できるものなら無視したいけど、でもエゴを無視するってすごく難しくない?

私は『私はダメな人間だ』ってエゴが出てきたとき、そんなことないって思おうとするんだけどなかなかそうは思えないんだよね…」

と思った方もいるかもしれません。

 

 

おそらく、そのような方はエゴを無視しようとしているわけではなくて、エゴと戦おうとしているから大変になっちゃうのかな?と思います。

エゴは「無視する」んです、戦おうとする必要はありません。

ではでは、無視するのと戦うのはどう違うのか?ということについてお話していきます。

 

 

エゴと戦うと、このようになってしまう

 

「私は『私はダメな人間だ』ってエゴが出てきたとき、そんなことないって思おうとするんだけどなかなかそうは思えない」

というとき。

この「私はダメな人間だ」というのはエゴですよね。

そしてそのエゴに対し「そんなことない」というのも、またエゴです。

湧いてきたエゴ(私はダメだ)に、別のエゴ(そんなことない)で対抗しようとしている状態です。

 

 

ここからエゴ対エゴのエゴ合戦がはじまるわけですが、このエゴ合戦、たいがい「私はダメだ」のほうが勝ってしまいます。

「私はダメだ」というエゴは、もう長年その人の中に住みついているエゴの大御所みたいなやつです。

その大御所に向かって、ポッと出の新人エゴ「そんなことない」が対抗しようとしてみても、大御所のほうが強いので負けてしまう。

負けてしまうと、

「そんなことないと思おうとしたのに思えない私はダメなんだ」

という新たなエゴ(これは大御所サイドのエゴ)が出てきて、そのエゴと同化して悩んでしまう。

そうして私はダメだ…というエゴと同化している間、着々と大御所はその人の中で力をつけて強くなっていく。

強くなった大御所にもう一度「そんなことない」で挑んでみるもまた大御所が勝ち、

「そう思えない自分はやっぱりダメなんだ」

と大御所サイドの新たなエゴが生まれ、大御所はさらなる力をつけ…というのがよく陥りがちなパターンかなと思います。

 

 

エゴにエゴで対抗しようとすると、こうして自分が疲れて落ち込むばかりでなかなかうまくいかないことも多いんですね。

こうなってしまっているのが「エゴと戦おう」としている状態です。

 

 

わざわざ対抗しようとするのではなく、無視してしまえばいい

 

では、戦って勝てないならどうすればいいのか?というと、そもそも相手なんてするのをやめて無視しちゃうんです。

お前はダメだ、お前はダメだと言ってくる相手に、そんなことない!そんなことない!と声を上げて必死に対抗しようとすると疲れるので、

「ふーん…( ´_ゝ`)」

と、放置したほうが労力がかからず楽ですよね。

 

 

具体的には、自分の中から「私なんてダメだ…」というエゴが出てきたときに、

「ふぅん…そう…」

とか、

「あ、そう。へぇ~…」

とだけ思い、あとは放っておきます。

私なんてダメ、ダメ、ダメ!!とどんどんエゴが湧き上がってくるかもしれませんが、

「ほっほー。ふぅ~~~ん」

と淡々と流してしまう。

こうして、自分には関係ないわ~という感じでエゴを受け流しておくのが、エゴを無視するやり方です。

 

 

エゴを無視するのは、慣れれば誰でもできる

 

「そんなことできるかなぁ。無視できずにエゴに同化してしまいそう…」

と思うかもしれませんが、これはただの慣れですので、しばらくやってみれば上手にエゴを無視できるようになってきます。

最初はエゴを無視できなかったとき、

「上手に無視できなかった私なんてダメなんだ」

「上手に無視できるようになるためにはどうすればいいの?」

というエゴが出てきやすいですが、そういうものも、ふーん…と全部無視するようにしてみてください。

こうして無視されたエゴは、力を失って弱くなっていきます。

そのうちほとんど出てくることもなくなりますし、たまに出てきても無視すればまたすぐに引っ込みますから、大丈夫。

エゴのことは無視して、戦わない。

やってみてくださいね(*´ω`*)

 

 

エゴとは思考のこと。

自分に悪影響があるようなエゴとは同化せず、戦いもせず、無視すると良いです。

 

 

長々と語りましたが、結局この「エゴを無視する」ということは、ものすっご~~~~~くひらたく言うと、

「あれこれ考えるのやめたほうがいいよ~」

というだけのお話ですので、エゴを無視するということをあまり難しく考えないようにしてみてくださいね。

あと、考えるのをやめるほうがうまくいくということについて書いた記事は他にもありますので、よければ以下の記事も参考になさってみてください↓

★潜在意識は、考えるのをやめると働きだす★

 

 

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カテゴリ:引き寄せの法則 

潜在意識は、証拠探しをやめると現実を変えてくれる

看板

 

潜在意識の力は本当だ、という証拠がほしい?

 

今回は「証拠」についてのお話です。

潜在意識の力を使って夢を叶えたい、現実をより良く変えたい。

そう思って潜在意識のメソッドを試し、

「さぁ、これで現実は変わるかな?

本当に潜在意識の力が働いているなら、その証拠として何か現実に変化があるはずだ」

というふうに、現実の中に証拠を探そうとする方が多くいらっしゃるように思います。

ただ、そうして証拠探しをしている限り現実は変わらないので、やめたほうがいいよーというお話です。

 

 

証拠を探せば探すほど、潜在意識が証拠を隠す

 

「本当に潜在意識の力が働いているなら、その証拠として何か現実に変化があるはずだ」

これは、

「潜在意識の力が実在しているという証拠がほしい。

証拠が出てきたならば、そのときこそは本当だったと信じられる」

ということですね。

つまり、

「今はまだ、潜在意識の力が実在すると信じていない」

ということですよね。

少し言い方を変えると、

「今はまだ、潜在意識の力は実在しないと信じている」

ということです。

本当に実在すると信じているならば、実在するか否かを検証しよう、証拠を探そうとはしないはず。

実在すればいいなという期待はあるものの、心底では疑ってしまっている状態ではないかな?と思います。

 

 

「潜在意識の力はないと信じたままでいさせてあげよう」

 

引き寄せの法則は、その人の信じているものが潜在意識によって現実になるという法則ですので、

「潜在意識の力はないと信じている」

という状態で潜在意識がどう働くかというと、

「え、『潜在意識の力はない』と信じてるの?だったらそれを現実化しなきゃ!

よっしゃー任せろ、ちゃんと『潜在意識の力はないと信じたままでいられる現実』を作ってあげるからね!(`・ω・´)」

…というふうに働きます。

「あんたの力なんてないんじゃないの?」と疑われ失敬なと怒るかと思いきや、

「そっか、俺のこと疑ってるならずっと疑ったままでいられるようにしてあげないと!」

とはりきってお仕事を始めるのですから、潜在意識ってなんだかヘンな意識ですよね~(;^ω^)

 

 

うっかり「潜在意識の力がある」という証拠など見せてしまっては、その人は潜在意識の力を信じるようになってしまうかもしれません。

なので潜在意識は全力で、証拠を隠して見えないようにします。

現状を変えるためのきっかけや、夢を叶える良い方法、問題を解決するための手段…、

そういったものを隠してその人が気づかないようにしてしまう。

そうしておけばその人は、

「現実になにも良いことが見つからない。なにも良い変化がないってことは…やっぱり潜在意識の力なんてないんじゃないの?」

と、潜在意識を疑ったままでいられますよね。

 

 

「今は信じていないが、証拠が出てくれば信じよう」

…というふうについ考えがちなのですが、信じていないなら、証拠は潜在意識が隠しますので出てくることはありません。

熱心に証拠探しをするということは、それだけ熱心に潜在意識を疑ってしまっているということ。

証拠探しをすればするほどに(潜在意識を疑えば疑うほどに)、潜在意識は「そのまま疑っていられるように」と証拠を隠してしまいます。

証拠は、探すかぎり見つけることはできないんです。

 

 

先に潜在意識を信じることでしか、証拠は見られない

 

では、どうすればいいのか?

これは昨日の記事でもお話したように「立ち位置を変える」ことをすればいいですね。

 

 

「私は潜在意識を信じていない」

という立ち位置に立っているから、潜在意識がその立ち位置を守ろうとして証拠が隠されてしまうわけですので、

「私は潜在意識を信じている」

という立ち位置に立ちなおす。

そうすれば潜在意識のほうが、

「えっ、俺のこと信じるの?

だったら今まで隠していた『潜在意識はあるという証拠』をちゃんと見せてあげないと!ほーれ、証拠だぞー!(*´▽`*)」

ということで、今まで見えなかった夢を叶える良い方法、問題を解決するための手段などが見えるようになってきます。

そうして証拠が見えれば、

「やっぱり私の信じていることは間違いじゃなかった!」

と、潜在意識を信じているという立ち位置を守れますよね。

証拠が出るから信じるのではなく、信じるから証拠が出るんです。

 

 

立ち位置を変えれば、潜在意識は必ず証拠を見せてくれる

 

「証拠が出れば信じますが、出ないので信じられません」

という言葉を聞くと、私はなんだか「暗記シート」を思い浮かべちゃいます。

問題集とかについている赤色のシートのことです、あの赤色のシートを答えの上にかぶせると、答えが隠れて見えなくなりますよね。

あの暗記シートで問題の答えを隠し、

「答えが見えればシートをはずしますが、見えないのではずせません」

と言っているみたいだなって思うんです。

 

 

「潜在意識を信じていない」

という立ち位置に立った瞬間から潜在意識は、

「ほんなら、潜在意識の力を信じてしまいそうなものが見えてしまわないように、証拠を消すフィルターかけとくね」

みたいな感じで、フィルターをあなたの目の前にかけてしまうんだ、と想像してみてください。

あなたは証拠を見ることができないフィルターを通してしか現実を見ていないので、現実に証拠を見つけだすことができない。

 

 

証拠が見たいなら、フィルターをはずすしかありません。

つまり、上に書いたように「私は潜在意識を信じる」という立ち位置に変え、潜在意識に、

「あ、じゃあ証拠が見えるようにフィルターはずすね」

としてもらうしかないのですが、立ち位置を変えようとしないままに、

「証拠が見えれば、私は立ち位置を変える(フィルターをはずす)んだ」

と思いつづけている方が多いように思います。

 

 

なんだかその、

「証拠が見えれば、証拠を見えなくしているフィルターをはずします」

というのが、

「答えが見えれば、答えを見えなくしているシートをはずします」

というのと似てるなーって思うんです、それでは順序が完全に逆になってしまっているじゃないか…と。

なので、現実に証拠探しをしてしまうという方は、ここでぜひ!肝に!銘じて!おいて!ほしいと!思います!

(「!」の多さから私の気合いを感じ取って!)

 

 

 

 

 

「暗記シートをはずさないと答えは見えない」

 

 

 

 

 

ですよ!m9(`・ω・´)ビシッ!!

証拠を見ようとする前に、

「私はこれからは、潜在意識の力を信じるのだ」

という決意をするんです。

そう決意すれば、それだけで立ち位置は変わったことになり、フィルターははずれます。

昨日もお話したのですが、立ち位置が変わって見えるものが変わらないということなどありません。

あなたがフィルターをはずしたならば、必ず現実に証拠を見る日が来ますよ(*´ω`*)

 

 

証拠が出るから信じるのではなく、信じるから証拠が出る。

 

 

今回の内容と似ているのですが、以前に、

「あなたの持っている前提(立ち位置のこと)が現実化するのだから、前提が何よりも大事」

という記事を書いたことがあります。

お正月に書いたものなので明けましておめでとうとか書いてありますが、

よければこちらの記事も参考にしていただけると嬉しいです↓

★潜在意識は、あなたの「前提」を必ず叶える★

 

 

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カテゴリ:引き寄せの法則 

潜在意識は、立ち位置を変えると目覚めだす

足

 

立ち位置を変えるって、どういう意味なの?

 

今回は「立ち位置」についてです。

潜在意識のお話の中でときおり、

「立ち位置を変えればうまくいく」

と言われることもありますが、

「立ち位置を変えるってどういうこと?」

と不思議に思っている方もいるかもしれませんので、

立ち位置を変えるとはなんなのか?立ち位置を変えることでなぜうまくいくのか?

についてお話していきます。

 

 

引き寄せは、潜在意識の力で立ち位置が叶う法則

 

立ち位置とは、私が記事でよく話している「前提」のことを指しています。

記事を見るのが初めての方もいると思いますので、前提についてお話すると…。

 

 

まず引き寄せの法則とは、あなたの思考が潜在意識の力によって現実になるという法則です。

そして、矛盾する2つの思考があったとき、より強いほうの思考に従って動くのが潜在意識です。

たとえばあなたがお金持ちになりたいとして、

「私はお金持ちになる、なれるんだ!」

という思考と、

「そんなのどうせ無理、なれるわけない」

という相反する2つの思考があり、「どうせ無理」という思考のほうが強いとします。

すると潜在意識は、

「よっしゃ、ほんじゃ『お金持ちになるのはどうせ無理』ということを前提にして動くぞ」

と働きます。

 

 

無理だということを前提にして動く。

つまり、最初から無理だという結論ありきで、その結論を無事に迎えられるように動いている、ということ。

これではお金持ちになることはできませんので、前提を変える必要がありますね。

「私はお金持ちになる、なれるんだ!」

という思考を強く持ち、そちらを前提とする。

これは最初からお金持ちになれるという結論ありきで、その結論を無事に迎えるためにしか潜在意識は動かないということですので、お金持ちになれます。

 

 

「立ち位置」も「前提」も同じ意味で使われている

 

このように「前提を変える」ことを、「立ち位置を変える」と表現することがあります。

前提も立ち位置も、同じ意味だと思ってください。

前提を変える・立ち位置を変える、という表現だけではなく、

「認識の変更をする」

「信念を書き換える」

といった表現が使われることもよくありますが、どれも言いたいことは同じ、

「自分は望むことができるのだ、望むものになれるのだという思考を強く持て」

ということです。

それぞれの言葉が別個のものだと思うと混乱しやすくなりますので、今後このような言葉が出てきたときには、

「言い方が違うだけで、意味はどれも同じ」

と思っておくとわかりやすいかと思います(*´ω`*)

 

 

今の立ち位置にいると、潜在意識は望むものを見せてくれない

 

ネットで引き寄せを実践している方の書き込みを見ていたり、

私のもとに寄せられるメッセージの内容を拝見していると、

「この先の人生に希望が見えません」

「潜在意識の力で夢は叶えたいけれど、叶える方法が見えません」

というふうに書かれていることがよくあります。

ただ、それはあくまでも今の立ち位置(今の前提・今の認識・今の信念)から現実を見ているから見えないだけ。

立ち位置さえ変えてしまえば、必ず見えてくるようになります。

 

 

たとえばですが…あなたが友達と遊んでいて、

「見て見て、きれいな夕日!」

と友達に言われたとします。

けれどあなたの立っている場所からは、夕日が高いビルに隠れてしまっていて見えません。

このとき、夕日が見たいならば自分の立っている場所を変える…つまり、立ち位置を変えますよね。

そのままその立ち位置から動かず、自分ではなく夕日を動かそうとする方はいないと思います。

自分が立ち位置を変えれば、「夕日が見えない」という現実は変えることができる。

自分の望むもの(夕日)を見たいならば、自分が動けばいいのだ、ということをみなさんわかっていらっしゃいますよね。

 

 

潜在意識の力でうまくいくのは、立ち位置を変えた場合だけ

 

ただ、これが夕日ではなく「願望を叶える」という話になるととたんに、

自分の立ち位置は変えず、現実のほうを変えようとする方が増えるように思います。

「私には自信がない、できない、無理だ」

という前提に立ったうえで、できないという立ち位置に立ったままで、

「でも、こんな私でも潜在意識の力を使えば現実を変えられるのかしら?

夢を叶えるためのチャンスが、希望が見えるようになるのかしら?」

というふうにお考えになる方が多いように感じるんです。

(私自身も最初はそのように考えましたので、お気持ちはわかりますが…)

 

 

けれど残念ながら引き寄せの法則というのは、

「立ち位置を変えなくても大丈夫です。

潜在意識の力ってすごいですから、現実は変わりますよ」

いう法則ではなくて、

「立ち位置を変えさえすれば大丈夫です。

潜在意識の力ってすごいですから、現実は変わりますよ」

という法則です。

裏を返すと、

「立ち位置を変えないならダメですよ。

潜在意識の力ってすごいですから、現実は変わりませんよ」

という法則だ、とも言えるんです。

 

 

あなたが「私にはできない」という立ち位置に立っていると、潜在意識は強大な力でその立ち位置を守ろうとします。

日々の生活の中で、

「できないままでいられそうなもの」

には気づかせてくれるけれど、

「できるようになるためのもの」

は見せてくれないし、気づかせてくれません。

「できないという立ち位置にいるなら、ずっとそこに立っていられるように、

ずっとできないままでいられるように、ちゃんとチャンスは隠して見えないようにしてあげるね」

というふうに潜在意識は働いてしまうんですね。

なので立ち位置を変えないでいると、

「この先の人生に希望が見えません」

「潜在意識の力で夢は叶えたいけれど、叶える方法が見えません」

という状態から、変われなくなってしまいます。

 

 

立ち位置さえ変えれば、潜在意識が見せてくれるものは必ず変わる

 

けれど、立ち位置さえ「できる」に変えれば、潜在意識が隠して見えなくするものは変わってきます。

「できるという立ち位置にいるなら、ずっとそこに立っていられるように、

ずっとできるままでいられるように、ちゃんと『できないようなもの』は隠して見えないようにしてあげるね」

と働き始めます。

なので、できないという立ち位置にいるときには潜在意識が隠してしまい見えなかった夢へのチャンスも、問題解決の糸口も見えてきます。

 

 

立ち位置が変わったのに見えるものが変わらず、現実が変わらないということはありません。

夕日を見ようと立っている場所を変えているのに、見える風景が変わらないなんてことはありえないですよね。

立っている場所が変われば見えるものが変わるのが当然、変わらないほうがおかしいです。

立ち位置を変えさえすれば大丈夫。

潜在意識の力ってすごいですから、ちゃんと現実は変わりますよ(*^^)v

 

 

潜在意識の力で現実を変えるため、何よりも大切なのは自分の立ち位置を変えること。

「前提を変えること・認識を変更すること・信念を書き換えること」

という表現が用いられることもありますが、意味は「立ち位置を変える」と同じです。

 

 

今回の記事を読んで、

「うーん…立ち位置を『できる』に変えれば見えるものが変わるのはわかったけど…。

でも、どうやれば『自分はできる』なんて思えるようになるの?

そんなふうに自信持てないよ…」

と思った方もいるかもしれませんので、その場合は以下の記事を参考になさっていただければ嬉しいです↓

★自信を持てと言われても、できないという方へ★

 

 

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願い事を過去形で唱えると、違和感が強いんですが…

花

 

願い事は「○○した」と過去形で唱えると良い?

 

今回は「過去形」についてのお話です。

引き寄せではよく、願い事は過去形で唱えると叶いやすいと言われます。

お金持ちになりたいという願い事があるならば、

「お金持ちになりたい」

ではなく、

「お金持ちになりました」

というふうに唱えると良いということですね。

 

 

ただ、

「そうやって過去形で言うのってなんか違和感があるんだけど…。

だって、まだなってもいないのに『なりました』ってヘンじゃない?」

と、願い事を過去形で唱えることに違和感を覚える方もいらっしゃるのではないかと思いますので、今回の記事でその違和感が解消されればよいなと思います。

 

 

過去形ではなく、普通に「○○になりたい」じゃいけないの?

 

まずは、なぜ願い事があるときにごく普通に「○○になりたい」と唱えないほうが良いのか?についてです。

なぜかというと、「○○になりたい」というのが「まだ○○になっていない」ということを意味してしまうためです。

 

 

たとえば、

「友達と映画を見に行きたい」

という言葉、これはまだ映画を見に行っていない状態のときにしか言うことのない言葉ですよね。

映画を見ている最中や、見終わったあとになって「見に行きたい」と言う人はいません。

「○○になりたい、やりたい」というのは「今は○○になっていない、やれていない」ということを大前提として使われる言葉です。

 

 

潜在意識は「願い事」ではなく「前提」を叶える

 

引き寄せの法則とは、その人の持っている「前提」が潜在意識の力で現実化するという法則です。

なので、「今は○○ではない」という前提を持っているのであれば、「今は○○ではない状態」が現実化されます。

 

 

「私はお金持ちになりたい、なりたい」

というふうに願い事を唱えるということは、

「私はいまお金持ちではありません、お金持ちではありません」

という前提を唱えているのと同じことで、言えば言うほど自分がお金持ちではないという前提を肯定し、強化していってしまうことになります。

自分はお金持ちではないという前提が強化されるほどに、潜在意識はどんどんお金持ちではない状態のほうを現実化しようと働き始めますので、

かえってお金持ちになりたいという願い事が叶いづらくなってしまう。

そのため、

「願い事を唱える際には『なりたい』という言葉を使わないように」

とよく言われます。

 

 

「でも過去形で願い事を唱えるって、違和感が…」

 

ここまでを聞いて、

「でもなぁ、だからって願い事を過去形で唱えましょう!というのもなぁ…。

なってもいないのに『お金持ちになりました!』って…それ違和感が半端ないんですけど…」

と感じる方も多いかと思いますが、

「私はお金持ちになったあとです」

という意味にとらえるのではなく、

「私はお金持ちになることが約束されたあとです」

という意味だととらえるとそこまで違和感はないのではないかと思います。

 

 

いま、

「え、お金持ちになることが約束されたって…私、誰とその約束をしたの?」

と思った方もいるかもしれもしれませんが、願い事を叶えるのはあなたなのですから、あなた自身と約束がなされたということです。

 

 

「すでに約束はなされたあとだ」という意味の過去形ととらえる

 

「友達と映画を見に行きたい」

というときに、

「私は友達と映画を見に行ったあとです」

というふうに過去形を使うと確かにヘンです。

行ってないのに行ったあとです!って、思いっきり嘘になってますから違和感すごいですよね(;^ω^)

ただ、

「私は友達と映画を見に行く約束をしたあとです」

というふうに過去形を使うことはありますよね、こちらは別に何もヘンじゃないです。

 

 

「友達と映画を見に行ったあとです」

というのは、「映画を見るということそのもの」をもうやり終えて過去のことになっている、ということですが、

「友達と映画を見に行く約束をしたあとです」

というのは、映画を見ることそのものはまだしておらず、しかしそのような未来がやってくるという「約束」はし終えてもう過去のことになっている、ということ。

 

 

同様に、

「お金持ちになること自体やり終えて、もう過去のことだ」

というふうにとらえて過去形で言うのではなくて、

「お金持ちになるという未来が決まったのは、もう過去のことだ」

という意味にとらえて言ってみてください。

そのような意味で「お金持ちになりました」と過去形を使えば、違和感は緩和されるのではと思います。

 

 

これでしたら、今現在はまだ願い事が叶っていないと認めつつ、かつ同時に今現在はもう叶っている、とも言っていますよね。

「まぁ確かにまだ映画には行ってないけど、でももう行くって決めたじゃん?

そう決まってるんだから行けるでしょ」

と、もう行くつもり、行く前提で話すのと同じく、

「まぁ確かにまだお金持ちにはなってないけど、でももうなるって決まったじゃん?

そう決まってるんだしなるじゃん」

と、もう叶うつもり、叶う前提になっていますので、潜在意識はその叶うという前提を現実化するため願い事は叶う、となります。

 

 

願い事を過去形で、ということにあまりとらわれすぎないで

 

あと、ここまで長々と願い事を過去形で唱えることについて語っておいてなんなのですが、

別に「願い事は過去形で唱えねばならぬ!」という決まりがあるわけではありません。

どうしても過去形に納得ができないという場合には、無理をして過去形で唱えなくとも良いと思います。

 

 

結局、願い事を叶えるうえでもっとも大切なことは何かといえば、

「叶うという前提に立っているか否か」

です。

過去形で唱えると良いと言われるのは、そのほうが叶うという前提に立ちやすくなるためそう言われているだけです。

なので、叶うという前提を持つ気のない人がいくら言葉だけを過去形にしても願い事は叶いませんし、

逆に、ちゃんと叶うという前提を持っているのであれば、過去形ではなく別の表現を使っても願い事は叶います。

 

 

何よりも大切なのは、叶うという前提である。

これを忘れないようにして願い事を唱えてみてくださいね(*^^*)

 

 

願い事を過去形で唱えるとき、

「本当にいま、願い事が叶ったあとなのだ」

ととらえるよりも、

「厳密にはまだ叶っていないが、叶ったも同然なので叶ったと過去形を使っている」

ととらえるとわかりやすく、違和感も少ないです。

 

 

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