潜在意識があなたを元に戻そうとする「揺り戻し」
今回は「揺り戻し」についてのお話です。
自分を変えるんだ!とか、願いを叶えるんだ!と思っても、潜在意識は最初のうちは、
「なんで変わるねん、別に願いなんて叶えんでええやん(´・ω・`)」
みたいな感じで、変わろうとするあなたを元の状態に戻そうとしてきます。
このように、潜在意識があなたを元に戻そうとする働きを「揺り戻し」と呼ぶことがあります。
「そんな揺り戻しのせいで元に戻るなんて嫌だな…なんか対処法はないのかな…」
と思う方はきっと多いと思いますので、これについて詳しくお話していきます。
潜在意識の揺り戻し自体は、残念ながら防げない
揺り戻しへの対処法としては、
①揺り戻しが起きるのは仕方のないことと諦める
②そのあとは、なるべくリラックスしてアファメーションやイメージング
かと思います、これが揺り戻しが一番早くおさまる方法です。
「ゆ、ゆ、揺り戻しが起きても仕方のないことだと思って諦めろ…だと?
それよりも、揺り戻しを起こさない方法はないのかよ…」
と思うかもしれませんが、残念ながら揺り戻しそのものを起こさなくする方法、というものはありません。
揺り戻し=潜在意識があなたを守ろうとする行い
そもそもなぜ揺り戻しなんてものが起きるのかというと、潜在意識があなたを守ろうとしているためです。
潜在意識がなによりも一番にやろうとしていることは、あなたの身の安全の確保。
死んでしまっては元も子もないので、とにかく命を守ることが最優先です。
あなたは今の人生に不満を抱いているかもしれませんが、しかし今のその生き方で、生命の危機を感じることまではないと思います。
不満に思いながらも、住む家も食べるものも着るものもあるし、身の安全は確保できていますよね。
すると潜在意識はこう思います、
「とりあえずこの生き方を続けておけば、身の危険はなさそうだ」
と。
そこであなたが生き方を変えようとすると、
「おいおい、このままの生き方をしていれば安全なのに、なぜ変えようとする?
安全だとわかってる道を行ったほうがいいよ、やめときなよー」
ということで、変わろうとしたあなたを元に戻そうとして揺り戻しが起きます。
このような潜在意識の揺り戻しを起こさないようにしよう、というのは、安全に生きようとする本能を失おう、というようなもの。
本能を失おうなんてことは、意志の力でやろうと思ってできるものではないので、どうしても揺り戻しは起きます。
ここは、
「そういうものなんだな」
と受け入れたほうが楽になれるのではないか、と私は思います。
揺り戻しを起こさないでおこう=風邪の症状を出さないでおこう
「自分を変えようとしたときに、揺り戻しを起こさないでおこう」
というのは、
「風邪を引いたときに、風邪の症状を出さないでおこう」
みたいなものかな?と思います。
けれど風邪を引いた以上、体は身を守ろうとして咳や熱などの症状を出しますよね。
それは身を守るために必要なことなのですから仕方がないですし、
「風邪を引いても風邪の症状を出さないためには、どうすれば?」
(自分を変えようとしても揺り戻しを出さないためには、どうすれば?)
と考えるよりも、
「風邪を引いたら、症状が出るのが当たり前」
(自分を変えようとしたら、揺り戻しが出るのが当たり前)
と考えて症状(揺り戻し)を受け入れたほうが楽ですよね。
揺り戻しが起きたとき、ものすごい大事が起きたように感じて動揺してしまう方も多いですが、これは誰にでも起きる自然な現象です。
自分の調子が狂っても、
「そりゃ自分を変えようとしたら、最初は調子が狂うのが当然じゃね?」
程度に軽く考えてみてほしいなーと思います。
潜在意識の揺り戻しを早くおさめる方法ならばある
ただ、潜在意識の揺り戻し自体を起こさなくすることはできなくても、
起きた揺り戻しをなるべく早く終わらせる方法ならばありますよ(*^^)v
どうすればいいのかというと、なるべくリラックスしてアファメーションやイメージング、です。
リラックスしているほうが、揺り戻しはおさまりやすい
これは昨日の記事でも書いたことなのですが、潜在意識の変わるまいという抵抗(揺り戻し)は、緊張したり、動揺したりしているときのほうが強くなります。
揺り戻しに負けるものか!と意気込んで緊張したり、どうしよう揺り戻し起きちゃたアワワワと動揺するとかえって揺り戻しが長引きますので、こういうときこそリラックスしてくださいね。
引き寄せで瞑想がすすめられることがありますが、これは瞑想に高いリラックス効果があるためです。
やったことのない方は、瞑想をしてみてもよいと思います(*´ω`*)
嬉しい・楽しいというイメージを潜在意識に積極的に伝える
そしてリラックスしたら、自分の願いが達成されたときのことを口にしたり、考えたりしてください(アファメーションやイメージングをしてください)
そうして「変われて嬉しいな、楽しいな」と考える時間が多いと、潜在意識のほうは、
「え、変われたら嬉しいの?楽しいの?別に危険じゃないの?
じゃあ『安全の確保のために!』とかって元に戻そうとする必要なくね?( ゚д゚)」
…という感じで、揺り戻しが早くおさまります。
多くの方の中には、
「自分を変えたいというときに、ぼけっとリラックスなどしている場合じゃない」
「イメージングなんてやって何になる?そんなことしてる暇があったら、現実的な努力をせねばならない」
という固定観念があり、力んで何かをしようとしてしまいます。
だけど、逆。逆ですよー。
潜在意識の揺り戻しをおさめたいというときに、リラックスせずに力んでる場合じゃありません!m9(`・ω・´)
「早く変わりたいからこそ、あえてのんびり構えることが大事」
「力めばかえって、潜在意識の揺り戻しは長引く」
ということ、覚えておいてくださいね。
潜在意識の揺り戻しを起こさなくすることはできませんが、起きた揺り戻しをなるべく早くおさめることはできます。
そのためには、
①深いリラックス状態
②アファメーションやイメージング
が有効です。
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一日中って、潜在意識に良いの?悪いの?
今回は、
「潜在意識を書き換えるためのアファメーションやイメージングなどを、一日中してもいいのか?」
ということについてです。
このご質問、ときどきお受けします。
よく、
「朝と夜にアファメーションしましょう」
「寝る前にイメージングしましょう」
というふうに言われるので、
「それって朝と夜以外はしてはいけないということ?
潜在意識をなるべく早く書き換えるために、できれば一日中でも取り組みたいけど…やりすぎも良くないのかな?」
と思う方もいらっしゃるようです。
ではでは、一日中してもよいのか?についてお話してゆきます。
一日中しても、潜在意識に悪影響などはない
結論から言うと、一日中してもOKです。
潜在意識は朝と夜にしか書き換えようとしちゃいけないなんて決まりはありませんし、
アファメーションやイメージングはしてしすぎることはないものですので、やりたい場合にはやってくださいね。
予定のないのんびりした日に一日中やってみて
一日中するのであれば、ゆっくりできるお休みの日にやるといいかな?って思います。
仕事のある日に、仕事をしながらそれと並行して一日中イメージング…とかですと、たぶんどっちかに気を取られてどっちかがおろそかになるでしょうし、
「別のことを考えていたせいで仕事でミスしました」
なんてことになるのも困りますよね(;´・ω・)
仕事をしているなら仕事に集中、イメージングをしたいならイメージングに集中したほうがよいですから、
予定の入っていない休日にやるほうが、他のことに気を取られずにすんでよさそうですね。
無理やりに続けても、潜在意識は変わりにくい
最初は一日中やるつもりでも、途中で飽きて疲れてくることもあるかもしれません。
そういうときに、
「潜在意識を早く書き換えるためだから、疲れてもやめないぞ!負けないぞおおお!!」
とか無理をして続ける必要まではありませんので、いったん休んでください。
これは前にも書いたのですが、潜在意識を変えてやるうう!!というふうに意気込みすぎると、かえって潜在意識は変わりづらくなります。
潜在意識の変わるまいという抵抗は、力んだとき(体が緊張状態にあるとき)に強くなるためです。
あと、「疲れてもやめないぞおお」ってこれ、やりたくてやってるんじゃなくて、やりたくないけどやらなければという義務感でやってますよね。
この義務感も曲者でして、潜在意識の抵抗って義務感を感じたときにも強くなるようにできています。
なのでよく引き寄せでは、
「やりたくないことはやらなくていい(義務感でやっても潜在意識に良い変化はないため)」
というふうに言われます。
潜在意識が変わるのは、楽しいとき・リラックスしているとき
潜在意識が変わりやすいのは、好きなことをやっているとき、リラックスしているときです。
自分の好きな音楽をかけたりとか、好きな食べ物を用意しておいたりとか、
なるべく好きなものに囲まれている環境を整え、その中で楽しみながら行ってください。
飽きてきたら無理せず休み、ちょっと気晴らしでもしてから再開。
もう再開したくないと感じたときには、
「一日中やると決めたんだからやらなきゃ…」
と思わずやめてしまってOKです、またやりたくなったときにやってくださいね。
一日中やるのは「潜在意識下の前提を変えるため」
一日中やるぞーという前にしっかり意識しておいてほしいのは、
(いや、別に一日中やる場合だけじゃなくて、アファメーションやイメージングをするときにはいつでも意識しておいてほしいことなのですが)
「自分の潜在意識を変えるためにやることなのだ」
ということです。
自分の潜在意識下にある前提を「できない」から「できる」へと変えるためにやること、いまよりも自分の自立心や向上心、積極性を育てるためにやることですよね。
中には、
「さぁ、一日中やったぞ…こんなにやったのだから、きっと誰かや何かがなんとかしてくれるはず…」
というふうに考える方もいるのですが、これって自立心が育ったのではなくて、
「自分以外のものになんとかしてほしい」
という依存心が育ってしまっただけ、自分にはできないという前提が強まってしまっただけ、です。
一日中かけてできないという前提を強める作業をしてしまったのですから、
こうなると潜在意識が、そのできない前提に見合った「できない現実」を具現化する力も強まってしまいます。
こう聞くと、
「ヒッ…一日中やるとか怖ぇえ!!」
と思うかもしれませんが、「前提を変えるためにやるのだ」ということを忘れずに行えば大丈夫です。
一日中やるのが怖いわけではなく、
「前提を変えようという目的意識がないのが怖い」
だけですから、その目的意識さえはっきりしているのなら、一日中やったせいで悪影響が…なんてことはありません。
恐れずに、楽しみながらやってみてくださいね(*´ω`*)
潜在意識の書き換えのためのアファメーションやイメージングは、一日中してもOKです。
途中で嫌になったら無理をして続けず、休んでください。
楽しみながら、リラックスしながら行うのが効果的です。
アファメーションに関してのよくある質問の回答記事です↓
★アファメーションは何回くらいから効果が出るの?★
★アファメーションは声に出さなくてもいいの?★
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潜在意識は、内面を変えるだけでうまく働く
今回は「内面を変える」ということについてです。
これは潜在意識をうまく使ううえでもっとも基本的なことなので、すでに何度もお話したことがあるのですが、
もっとも基本的なことであると同時に、もっともおろそかにしてしまうことでもあると思います。
「私、わかってるつもりでついおそろかにしてなかったかな?」
と確認しつつ、読んでみてくださいね(*´ω`*)
潜在意識の力で外面を変えたいなら、内面を変えるしかない
まず引き寄せの法則とは、潜在意識の力によって認識が現実化するという法則のこと。
自分の内面にある認識が、自分をとりまく環境…つまり自分の外面へと反映されていく法則のことですよね。
自分の内面がどうであるかで外面がどうなるかが決まるのですから、
外面を変えたいのであれば、まず自分の内面を変える必要があります。
内面さえ変われば、外面のほうは変えようと思わずとも、勝手に潜在意識の力によって変わっていきます。
そのため、外面を変えようとする必要はありません。
外面がどうかは、潜在意識を使ううえであまり問題ではない
ときに、
「私の状況はこれこれこうでこうなのですが、こんなひどい状況でも潜在意識の力で変えられますか?」
というご質問をいただくこともありますが、もちろん変えられますよ(*^^)v
いまの状況(いまの外面)がどうであるかということは、さしたる問題ではありません。
たとえば、
Aさんは友達を15人に増やしたい、現在の友達の数は14人。
Bさんも友達を15人に増やしたい、現在の友達の数は0人。
だとして、一見するとBさんのほうがひどい状況に思えるし、友達を作ることは難しそうに思えますよね。
でも、実際には特にそんなことはないんです。
Aさんが「友達をあと1人増やせる」というふうに内面を変えることができないままなら、潜在意識は絶対に友達を増やそうとしませんので、たった1人増やすだけでもすごく難しいです。
逆にBさんが「友達をあと15人増やせる」というふうに内面を変えることができたなら、潜在意識が何が何でもそのとおりにしてくれますので、15人増やすのもたいして難しい話ではありません。
決して、
「現在の状況がマシなほう(Aさん)が、潜在意識の力で外面を変えやすい」
というわけではなく、
「内面を変えることができたほう(Bさん)が、潜在意識の力で外面を変えやすい」
ですから、大事なのはいまの外面がどうであるかではなくて、いまの内面を変えることができるかどうかということです。
「外面がひどいと改善しにくい」と思っている内面を変える
「こんなひどい状況でも潜在意識の力で変えられるのだろうか?」
と考える場合、なぜそう考えるのかというと、
「現在の状況がマシなほうが外面を変えやすいはずである」
「私の状況は人に比べてなかなか改善されないはずである」
という認識を内面に持ってるから、ですよね。
しかし、そのような認識を内面に持っていれば潜在意識は、
「ではその認識どおり『なかなか改善されない現実』を作らないと」
と働くため、外面はなかなか改善されなくなってしまいます。
改善されづらいのは外面がひどいからではなく、
「外面がひどいと改善されづらいという認識が内面にあるから」
です。
外面ではなく内面の問題です。
いまの外面が人よりひどいと感じるのであればなおのこと、内面を変えることに人より強く注意を向け、集中なさったほうがよいです。
外面がひどいから、内面を変えることができない?
中には、
「外面がひどいから、それが気になって内面を変えることに集中できない」
と感じる方もいるかもしれませんが、残念ながらそのような考え方(認識)が内面にあるかぎり、外面が変わることはありません。
外面がひどいから内面を変えることに集中できない、というのはつまり、
「外面がもっと改善されれば内面を変えることに集中できる」
ということですが、外面を改善するためには、まず内面を変えるしかないのでしたよね。
内面を変えることに集中しないと外面が変わらないのに、外面が変われば内面を変えることに集中します、ですと、外面が変わる日がこなくなってしまいます。
種を植えないと花が咲かないのに、花が咲けば種を植えます、と言っても、これでは花が咲く日がくることがないのと同じです。
さすがの潜在意識も、種を植えていないのに(内面を変えていないのに)花を咲かせる(外面を変える)という芸当まではできません(;´・ω・)
潜在意識を使うためには「まず内面ありき」ということを忘れないで
「外面が改善されれば内面に集中しよう」というのは、まず外面ありきの認識です。
まず内面ありき、と説く引き寄せとは真っ向から対立する認識ですので、
このように引き寄せと相反する認識を持ったままで引き寄せをうまくやろうとしても、難しくなってしまいます。
まずは内面から、「外面ありきの認識」を消そうと意識してください。
「外面がひどいから内面を変えることに集中できないのではなく、
内面を変えることに集中しないから外面がひどくなるのだ。
先に、内面を変えることに目を向けるしかないのだ」
と強く意識し忘れないようにして、忘れても何度でも思い出し、内面に集中しなおしてください。
内面を変えることに集中するのは、誰にでもできる
外面がすごく気になって内面に集中できない…という方も、決して集中力がないわけではありません。
「外面がすごく気になる」というのは、外面に向けて高い集中力を向けている状態です。
高い集中力自体はちゃんとあるのですから、あとはその集中力を、内面を変えるほうへと向けるだけ。
ない集中力を無理やりにひねり出せと言っているわけではなく、
すでに持っている集中力の矛先を変えるだけなのですから、
「矛先を変えるのだ」と意識さえすれば、誰にでもできますよ(*´ω`*)
そうして内面を変えることができれば必ず、潜在意識が外面も変えてくれます。
潜在意識の力をうまく使いたいのであれば、自分の内面を変えることが最優先事項です。
それよりも優先してやるべきことは何もありませんので、外面ではなく内面に集中してください。
内面を変えることが大事だよ~と書いた記事は他にもありますので、よければ以下も参考になさってみてください↓
★潜在意識の力で現実が変わる人と変わらない人の、決定的な違い★
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完璧認定をやっているが、完璧だと思えない…
今回は「完璧認定」についてです。
完璧認定については以前にも一度記事にしたことがあるのですが、
「完璧認定をやっているけれどうまくいかない」
というメールをいただくことが多いので、もう一度記事にしてみますね。
完璧認定とは、潜在意識が完璧を現実化する方法
まず「完璧認定ってなに?」という方のために簡単に説明すると、
「私は完璧、すべては完璧」
と決めることで(認定することで)潜在意識がその認定どおりの現実を作ろうとし、実際にすべてが完璧の現実に変わる、という方法です。
完璧認定でひとつ気をつけてほしいのは、
「完璧だと思うことでうまくいく方法」
なわけではなくて、
「完璧だと思えなくても完璧だ、と決めることでうまくいく方法」
だという点です。
ときおり、
「自分や周りのこと、すべてに対して完璧だと思わなきゃ…!う、うぐぐ、完璧だなんて思えない…!」
と頑張る方もいるのですが、このように完璧だと思おうとする必要はありません。
そうではなく、
「う、うぐぐ、完璧だなんて思えない…!と思っている私は完璧である」
と決定してしまうやり方です。
完璧じゃなくても完璧、と思えるまではゴリ押しでいく
この完璧認定をしている方から、うまくできないけどどうすれば…というお声を頂くこともあるのですが、どうすればいいのかというと…、
ゴリ押しじゃああああああ!!
ごりごりごりごり「だが完璧だ」と続けるのだァアアア!!( ✧Д✧) カッ!!
「完璧認定がうまくいかないけれど、どうすれば…」
ではなくて、
「完璧認定がうまくいかないけれど、どうすれば…と思っている私って完璧。
いや、どうすればいいのかわからないのに完璧ってなんやねんだがそう思った私も完璧だ。
っていうかなんだこれ、なんか意味あんのかこの方法だがそう思った私も完璧だ。
ああぁ、こんなんで本当に何か変わるのかなぁだがそう思った私も完璧だ」
です。
延々延々、自分が何を思おうが語尾に「だが完璧だ」とつけてゴリ押ししまくってください。
潜在意識が「何がどうなろうが完璧なのだな」と学習するまでは、とにかくゴリ押しです。
ゴリ押しなんて方法しかないの?
「ぐっ…ゴリ押しとか…!なんかほかに方法ないんかい!!」
と思った方もいるかなと思うのですが、残念ながら潜在意識は、ゴリ押しでしか変わらない意識です。
自分の考え方を変えようとしたとき、潜在意識はまず抵抗します。
「なんで急に考え方変えるのん?別にこれまでとおりでええがな(´・ω・`)」
という感じで変わりたがりません。
ただ、潜在意識は同じことの繰り返しには弱いです。
繰り返されると、
「こんなに繰り返されるって、なんかよっぽど大事なことだからじゃない?
大事なことなら学んでおかないと、今後に支障が出るかもしれない!よっしゃ学ぼう!!」
となり新しい考えを受け入れていきますので、延々繰り返します。
完璧認定だけではなくて、他の潜在意識のメソッドもほとんどがゴリ押しでいくやり方ですよね。
アファメーションは「できる」とひたすら繰り返す方法、つまり「できる」のゴリ押し。
自愛はひたすら自分を許しつづける方法、「許し」のゴリ押し。
なる式はひたすらなりつづける方法、「なる」のゴリ押し…というふうに、
どれも潜在意識の抵抗に負けないようにひたすら繰り返す、ひらすら続ける、ひたすらゴリ押し、です。
潜在意識が抵抗しなくなればあとは楽なのですが、抵抗している間は、
「ゴリ押しでいくしかない。それしか方法がない以上は仕方がない」
と割り切って続けてほしいと思います。
しっかり身を入れて続ければ、数日後くらいから変化するはずです。
潜在意識ってわりと早く変わりますから、何か月も何年もゴリ押しし続けなきゃいけない…なんてことはないですよ。
むしろ「ゴリ押しなんて方法でいいんだ~」と考えてみて
「ゴリ押ししかないなんて、そんな…」
って考えちゃう方が多いかもしれませんが、ある意味、ゴリ押ししかしなくていいなんて楽だとも言えます。
なにか難しいテクニックを使わなきゃ潜在意識を変えられません、とかいうのだとテクニックを習得しなきゃいけなくて大変ですけど、ただ同じことを繰り返すだけでいいのですから、テクニックの習得など一切不要、なんの工夫もする必要はありません。
「ゴリ押しなんて単純なことしかしなくていいんだ~!」
というふうに、前向きにとらえてみてほしいと思います。
ゴリ押しといっても、力んで押すわけではない
上でフォントサイズ変えてまで「ゴリ押しじゃああああ!!」と書いといてなんなんですが、実際にはそんなに威勢よく、
「ゴリゴリ押してやるんじゃ、完璧じゃ!潜在意識に負けるものか完璧じゃああああ!」
と頑張る必要はありません。それよりは、
「腹をくくって、静かに粛々とやる」
という感じで、冷静に「だが完璧だ、だが完璧だ…」と繰り返していくほうが効果は出やすいと思います。
一見、気合いを入れて挑んだほうが潜在意識に勝てそうな感じがするかもしれませんが、潜在意識の抵抗は興奮したときに強くなり、リラックスしているときに弱まります。
静かに行ったほうが抵抗が少なく変わりやすいですから、ムキになって押しまくるようなイメージではなく、粛然と押し進めていくイメージで続けてみてくださいね(*´ω`*)
ひたすら完璧のゴリ押しをしてください。
ゴリ押ししているうちに、潜在意識は必ず変わってきます。
あまり気合いを入れすぎず、粛々とやるのがポイントです。
完璧認定について、以前に書いたほうの記事もよければ読んでみてください↓
★完璧を採用すれば、潜在意識は現実を完璧にしてくれるのか?★
潜在意識の抵抗は、力まないほうが弱まるということについてです↓
★潜在意識からの抵抗をなくすには、どうすればいい?★
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潜在意識の力は、期待しないほうが働く?
今回は「期待しない」についてです。
潜在意識のお話の中ではよく、
「期待しないほうがうまくいく、願いは叶いやすい」
と言われますよね、これについてお話していきます。
「ワクワクする」のであれば、潜在意識は良い方向に働く
期待するって、
「ワクワクする、希望に胸をふくらませる」
という意味で使われることもあれば、
「予測する、アテにする」
という意味で使われることもありますが、潜在意識の話で「期待しないように」と言われるときには後者の意味ですよね。
前者の「ワクワクする」という意味で期待という言葉を使うならば、もちろん大いに期待してOKです。
ワクワクしていれば潜在意識は、
「そんならもっとワクワクすることを」
という方向に働きますので、現実に良いことが増えていきますからね(*´ω`*)
「予測する」のであれば、潜在意識はうまく働かない
でも後者の「予測する・アテにする」という意味で期待という言葉を使うなら、
これはやはりよく言われているとおり、期待しないほうがうまくいくと思います。
願いが叶うまでの過程は無数にあって、通常は潜在意識がその中から、
「この過程でいくのがベスト」
と思ったものを選んで叶えてくれます。
けれど顕在意識上で、
「きっとこれこれこうふうに叶うはずだ」
みたいに期待していると(予測していると)、これって潜在意識に対して、
「これこれこう叶えてよね、別の過程は踏まないでよ」
と言ってしまっているようなものなので、潜在意識がベストの過程を踏めなくなってしまい叶いづらくなります。
期待しないということは、
「叶うまでの過程はなんでもいいよ」
ということですので、潜在意識がベストの過程を選べてうまくいく、ということですね。
期待しないほうがいいと言われても、してしまう…
ただここまでを聞いて、
「えぇい、期待しないほうがいい、過程にこだわらないほうがいいなんて話はもう知っとるわい!
でも期待しないでおこうと思ってもどうしてもしてまうんじゃー!どうすればええねん!」
と思った方もいるかな?と思います。
では、なぜどうしても期待してしまうのか?というと、前提が「叶わない」だからです。
叶わないという前提のままに期待しないでおこうと思ってもそれは無理、どうしてもしてしまうものだと思います。
たとえば通販でなにかを注文したとき、
「届くかどうかわかりません、たぶん届きません(届かない前提)」
とか言われたら誰でも当然、
「ちゃんと届くかな、いつ届くかな?」
と予測して(期待して)気にしてしまいますよね。
ここでまったく気にしないでいられるツワモノはそうそういないと思いますし、気になってしまうのはしょうがないです。
叶う前提なら、期待しないようにしようと思うまでもなく期待しない
でも、注文したものが絶対届くという確信があるときは(届くという前提のときは)届くまでの間、ごく自然に待っていられますよね。
「ちゃんと届くかな?って予測したりしないぞ!期待しないでおくんだ!!」
とか考えることすらなく、期待しないでいるものです。
届かないという前提(叶わないという前提)な以上、どうしても人は期待はしてしまうもの。
でも届くという前提(叶うという前提)なとき、人は期待などごく自然にしないもの。
期待をするかしないかは、前提が決めています。
「期待しないこと」ではなく「前提を変えること」にフォーカスする
期待しないほうがいい、と聞くと、
「ようし、期待しないでおこう、期待しないでおこう…!」
というふうに「期待」にフォーカスする方が多いのですが、そうではなく、期待を生むか生まないかを決定している「前提」のほうにフォーカスしてみてください。
「叶わないという前提は変えず、期待しないようになろう」
というのはなかなかに難しいです、それよりも前提を変えるほうが簡単です。
前提が変われば、期待しないでおこう!なんて意識しなくても自然と期待しないようになるのですから、
「期待しないようにするぞ!」
ではなく、
「叶うという前提に変えるぞ!」
と考えてみてください。
注目すべきは、期待ではなく前提です。
前提が叶うへと変われば、「予測する」ほうの期待はしないようになり「ワクワクする」ほうの期待をするようになります。
そして潜在意識が、叶えるためのベストな過程を導き出し、叶えてくれますよ(*´ω`*)
期待しないようにしてもしてしまうのは、前提が「叶わない」だから。
前提が「叶う」へと変われば、自然と期待しないようになります。
「期待しないほうがうまくいく」と似た感じで「諦めるとうまくいく」と言われることもありますよね。
よければこちらの記事もご覧になってみてください↓
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私の潜在意識は、ちゃんと変わってきているの?
今回は、
「自分の潜在意識がちゃんと変わってるかどうか、確認したい」
と思っている方へのお話です。
サイトを見てくださっている方からもよく、
「これは潜在意識が変わってきている証拠なのでしょうか?」
という質問をいただくことがありますし、潜在意識の変化を確認したい方は多いようですね。
ではでは、確認する方法があるのかないのか?についてお話していきます。
潜在意識の変化を明確に確認する方法はない
結論から言うと、潜在意識の変化を「はっきりと」確認する方法は残念ながらありません。
そんな~って思うかもしれませんが、潜在意識って確認できないところに潜在している意識だからこそ潜在意識と呼ばれているわけでありまして…、
しっかり確認できるようならそもそも潜在意識とは呼ばれませんよね。
なので「いまこのくらい変わってます!」とはっきりと知ることはできないのですが、漠然とした目安みたいなものはあります。
目安として、
「心境に変化があれば、潜在意識が変わってきている」
と思ってください。
最初は潜在意識下に「私なんてどうせできない」みたいな観念がある状態です。
潜在意識が変化してその観念が消えてきているのであれば、日常の中で「どうせ」と考える頻度は少なくなってきているはず。
なので、
「最近私、なんだかよくわからないけれど自分にもできるんじゃないかって気がしてきた」
とか、
「なんとなく落ち込むことが減って、前向きに物事をとらえるようになってきたぞ」
という変化を感じている方は、潜在意識が変わってきていると思ってよいと思います。
逆に、そういった前向きな心境の変化がなく、
「潜在意識はいつ変わるの?もう変わってるの?あぁ、確認したい、確認したいよう…」
という気持ちなのであれば、そんなに潜在意識は変わっていないと思ってください。
潜在意識の変化を確認したい方は2タイプに分かれる
さきほど、
「潜在意識が変わってきている証拠なのでしょうか?という質問をいただくことがあります」
と書いたのですが、この質問をする方は大きく2つのタイプに分かれます。
実際に潜在意識が変わってきているタイプと、あまり変わっていないタイプなのですが、両者は質問の仕方が違うな、と感じます。
内面(潜在意識)が変化したので→確認したいタイプ
潜在意識が変わってきている方は、自分の内面について語る場合が多いです。
(多い、というだけで100%必ずそうだというわけではありません)
自分の考え方にこれこれこのような良い変化がありました、というふうに自分自身の変化について語り、
「こうやって気持ちが変化するって、潜在意識が変わったってことなんでしょうか?」
と確認をしようとします。
①自身の内面に以前より良い変化が起きたので
↓
②潜在意識が変わったってこと?と確認したくなる
の順です。
これは上に書いたとおり、心境の変化があるということは潜在意識が変わったということです。
外面(現実)を確認することで→安心したいタイプ
潜在意識がまだあまり変わっていない方は、自分の内面で起きたことではなくて、現実で起きたことについて語ることが多いです。
(こちらも「そのような場合が多い」というだけで、100%必ずそうとは限りません)
「混んでいる電車でたまたま席に座れたのですが、これは潜在意識が変化したということですか?」
「ひどい雨に打たれたのですが、こういう目に遭うのは潜在意識がまだ変化していないからですか?」
という感じで確認をしようとします。
それは潜在意識は関係ないのでは?というような些細な出来事に対して、
「こ、これは潜在意識が変わった証拠?違うかな?でもそうかも?どうなの?」
とすごく気になって確認をしたくなっている、という印象です。
これは、
①潜在意識が変わったってこと?と確認して
↓
②そうならば以前より安心できる(自身の内面に以前より良い変化が起きる)
という順で考えていますね。
「自分は前向きに変わったから、潜在意識が変わったかの確認を現実で取りたくなった(内面が外面へ反映されている)」
というわけではなく、
「現実で潜在意識が変わったかの確認が取れれば、自分は前向きに変われる(外面が内面へ反映される)」
というふうに、まず外面(現実)を見ています。
このように、まず外面を見て確認を取りたい、と思っているときの内面はどうなっているのか?というと、
「潜在意識が変わらず、私はこのまま変われないのではないか?」
という疑いが強い状態です。
変われるのだ、と思っているなら変われるかどうかを心配して確認を取ろうとはしないはずですので、
まず心配のあまり確認を取ろうとする、ということは、まず内面に「変われない」という前提があるということです。
つまり、潜在意識下にはまだ「変われない」という前提が強くあるということ、潜在意識は変わっていない、ということです。
潜在意識の変化を確認したい場合、内面の確認を
「潜在意識の変化=内面の変化」です。
もちろん、内面が変化すればそのうち外面も変化しますが、内面より先に外面が変化することはありませんから、まず先に外面を見ようとする必要はありません。
潜在意識が変化したかどうかの確認をしたいのであれば、自分の内面に変化がないかどうかを確認してみてくださいね。
(ただ、最初に言ったとおり潜在意識の変化ははっきりわかるものではありませんから、顕在意識上で「私の内面のここが変わった」という自覚がなくても変わってきている可能性もあります。
「顕在意識上の自覚がない=潜在意識が変化していない」ではありません)
最後に、あなたがいまどれだけ外面を気にしていたとしても、それは悪いことでも悲観することでもなんでもない、ということも覚えておいてくださいね。
中には、
「がーん!外面ばっかり見て確認しようとしてた!私の潜在意識は変わってないんだ!」
と落ち込みたくなった方もいるかもしれませんが、いま変わってないというのはさしたる問題ではありません。
いま変わってないからこれからも変わらない、なんてことは絶対にありません。
これから変えていけばいいだけのことですよ(*´ω`*)
本来、潜在意識が変化したかどうかの確認は必要ありません。
変わると信じているなら変わるかどうかを確認する必要はないし、
確認しても顕在意識上ではっきりわかるとも限らないためです。
ただ、どうしても変化を確認してみたいのであれば、内面が変化しているかどうかを確認してみてください。
潜在意識の変化は、外面より先に内面に現れるからです。
「外面を見て、潜在意識が変わってる証拠がないかな?って確認しようとしていたよ~」
という方は、以下の記事も参考になるかもしれませんのでご覧になってみてください↓
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引き寄せは「そう思えばそうなる法則」
今回は「そう思えばそうなる」についてです。
引き寄せは、潜在意識の力によって思ったことが現実になるという法則です。
つまり「そう思えばそうなる法則」ということですよね。
このそう思えばそうなる、というのは、引き寄せにおいて基本中の基本、もっとも根幹のところです。
でも、基本的なことってついつい忘れがちになっちゃったりもするものですよね。
なので今回は、基本点を思い出すつもりで読んでほしいな~と思います(*´ω`*)
「潜在意識の話は、どれが正しいのですか?」
サイトやメルマガを読んでくださっている方から質問をいただくのですが、その中でも多いのが、
「Aさんは〇〇だと言っていますが、Bさんは□□だと言っています。
いったいどちらが正しいのでしょうか?」
という質問です。
確かに潜在意識の話って、人によって言っていることが違うぞ?と思うこともありますよね。
執着すると叶いません!と言う人がいたと思えば、執着していても叶いますと言う人がいたりとか…。
こうして言っていることが違うとどっちが正しいねんと混乱するお気持ちもわかるのですが、
「そう思えばそうなる」ということをしっかりと忘れずにいれば、どっちが正しいの?という疑問は出てこなくなると思います。
「こっちが正しい」とそう思えばそうなる
どっちが正しいの?というのは、
「AさんとBさん、どっちかの言っていることが正しくてどっちかは間違い。
私は正しいほうに従いたい、間違ったほうの言うことを聞くと潜在意識がちゃんと働かないかもしれないし…」
と思っている、ということですよね。
でもこれ、AさんもBさんも間違っていないんです。どちらも正しいです。
そう思えばそうなるんですから、Aさんが「執着していると叶わない」と思っているならAさんの潜在意識は、
「ようし、じゃあ執着すると叶わないというその思考のとおり『執着すると叶わない現実』を作ってあげる!」
というふうに働き、現実化します。
するとAさんは、
「ほら、やっぱり執着すると叶わないっていうのが正しいんだ!」
と思います。
そう思えばそうなるんですから、Bさんが「執着していても叶う」と思っているならBさんの潜在意識は、
「ほんなら、執着しても叶うというその思考のとおり『執着しても叶う現実』を作るよ!」
と働き、現実化します。
するとBさんは、
「ほら、やっぱり執着しても叶うというのが正しいんだ!」
と思います。
このとき、AさんとBさんのどちらが間違ったことを言ってるのか?というと、どちらも間違ったことは言っていませんよね。
Aさんの言うことはAさんにとっては確かに正しいし、Bさんの言うことはBさんにとっては確かに正しい。
どちらとも(その本人にとっては)正しいです。
潜在意識は、信じたことを正しくする意識
どちらが正しいの?という疑問は、
「事前に正しいものが決められていて、正しいものに従えば潜在意識の力がちゃんと働く」
という考え方をしているときに出るものですが、潜在意識は、
「あらかじめ用意されている『正しさ』に従った場合にのみ働いてくれる意識」
というわけでは、ありません。
そうではなくて、
「あなたが思ったことを現実化して、正しいことにしてくれる意識」
です。
「正しいことを信じる」のではなくて「信じたことが正しくなる」です。
この「信じたことが正しくなる(そう思えばそうなる)」という引き寄せの基本とは逆に「正しいことを信じよう」としてしまうと、
「でも、いったいどちらが正しいのだろう?」
という疑問が出て混乱してしまいます。
潜在意識に現実化してほしいほうを信じる
そう思えばそうなるのですから、「どちらが正しいの?」ではなくて、
「私は、どちらを現実化したいの?」
と考えてみてください。
執着していると叶わない現実を作りたいなら、Aさんの言うことを正しいこととして信じればいいですし、
執着していても叶う現実を作りたいなら、Bさんの言うことを正しいこととして信じればいいです。
あなたが、
「私は執着していても叶う現実のほうがいい、だからBさんの言うことが正しいと信じよう」
と、そう思えばそうなるんです。
あなたの潜在意識が、
「よし、じゃあ『Bさんの言うことが正しかったのだと思える現実』を作ろう」
と働くため、のちにあなたは、
「ほら、やっぱりBさんの言うことが正しかった!」
という現実を迎えることになります。
別の誰かはAさんのほうを信じるかもしれませんが、「Aさんが正しい」とそう思えばそうなるので、その別の誰かにとってはAさんの言うことのほうが正しい、となります。
そう思えばそうなるという基本点を思い出して
引き寄せについて話している人の話がバラバラなことがあるのは、それぞれの信じているものがバラバラなためです。
「バラバラの中から正しいものを見つけよう、そうすればうまくいくのだ」
ではなく、
「バラバラのものはすべてが(話している本人にとっては)正しいのだ、
その中から私が好きなものを選ぶのだ」
という基本点を、いま一度思い出して意識してみてください。
そう思えばそうなるのだ、ということさえわかっていれば、
「ふーん、AさんもBさんもそれぞれ、自分の潜在意識の力で『そう思えばそうなる』をやってるんだな~」
と思うだけで、
「なんで言ってることが違うの!?どっちが正しいか調べてみよう。
あ、あぁぁあ…CさんはAさんともBさんとも違うこと言ってる…ますますわからなくなった!」
というふうになることはありませんよ(*´ω`*)
正しいことに従った人間が潜在意識の力を使えるわけではなく、
信じたことが潜在意識の力によって正しいことになるのが、引き寄せの法則です。
あともういっちょ、忘れてほしくないよ~と思う基本点について書いた記事がありますので、よければそちらもご覧になってみてください。
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潜在意識の中を浄化するとうまくいくはずが…?
今回は「浄化」についてのお話です。
叶えたい願いがあるとき、潜在意識の浄化をするといいと言われることがあります。
潜在意識の中に、
「どうせ私なんてダメだ、うまくいかない」
というようなマイナスの観念があったり、人への恨みや怒りなどがあると潜在意識はそれを現実化してしまう。
だからそのマイナスの観念や感情を浄化すればうまくいく…ということですね。
潜在意識の浄化の方法として有名なのは、ホ・オポノポノなどかな?と思いますが、中には、
「私はそういう潜在意識の浄化方法に頑張って取り組んでるのに、全然願いが叶ったりしない」
という方もいらっしゃるのではないかな?と思います。
ではこのように、浄化に取り組んでいるにもかかわらず叶わないという方はなにが原因なのか?について、詳しくお話していきます。
潜在意識を浄化しようと力みすぎると、逆効果になる
潜在意識の浄化をしても願いが叶わないもっとも大きな原因のひとつは、
「潜在意識の浄化をしようと意気込みすぎているから」
ではないかな?と思います。
いま、
「え?浄化をすると良いんでしょ?熱心にやろうとして何がいけないの…」
と思ったかもしれませんね。
確かに上に書いたとおり、人間は潜在意識の中に「どうせダメだ」などのマイナスの固定観念が入っている場合がありますし、そうしてどうせダメだと思っていれば潜在意識は、
「よっしゃ、じゃあそのどうせダメだという観念どおり『どうせダメな現実』を作るよ~」
と働いてしまいますから、そういう観念はあるのとないのとどっちが良いの?と言われれば、そりゃあないほうが良いです。
浄化を試みることでかえって潜在意識下の「私はダメ」が強くなる
ただ、あまり浄化するということに過敏になったり、躍起になったりしないでほしいなとも思うんです。
中には熱心に浄化に取り組んでいるうちに、
「あ、私いま『どうせダメだ』って考えちゃった。
こんなことを考えるのはまだ浄化ができていない証拠だし、まだ今の状態じゃ叶わないんだ…」
「あ、私いま人に腹を立てちゃった、まだ浄化できてないんだ!
まだうまくいかないんだ、もっともっと浄化しなきゃ!!」
みたいに、ちょっとでもなにか嫌なことを考えてしまうたびに、
「まだ浄化できてない、まだ私はダメだ…」
と思うようになる方もいます。
でもでも、よーく考えてみてください。
そもそも浄化をする目的ってなんだったのでしょう?
「私はダメだ」という観念を潜在意識から消すため、でしたよね。
「私はダメだ」と思わなくなるために浄化をはじめたというのに、
浄化をはじめたことでしょっちゅう「私はダメだ」と思うようになっちゃったのなら、これって本末転倒ですよ~(;´・ω・)
こういう感じで、浄化をしようと意気込みすぎて、かえって潜在意識の中の「私はダメ」という固定観念が強くなってしまい、
潜在意識が前にも増して「じゃあダメにしてやるぜ」と働きはじめてしまってうまくいかない、願いが叶わない…となる方もいます。
「う、う、うぉおお!私がそれだ、まさにそうなってた!!」
と思った方は、今日からはもうちょっと肩の力を抜いて浄化をしてみてください。
潜在意識を浄化することを、部屋の掃除にたとえると…
私は、潜在意識の浄化をしなきゃ、浄化をしなきゃ…!と浄化にすごく懸命になっている方を見ると、
「まるで、部屋を無菌室にしようとしているみたいだな~」
と思うことがあります。
誰かを部屋に呼びたいとして、このとき部屋がゴミだらけなのとキレイなのではどっちが良いか?といえば、そりゃキレイなほうが良いですよね。
でもだからといって、
「もっとキレイにしないと、完璧にキレイにしないと!!」
と力んで無菌室みたいにまでしようとする必要はあるのかな?と思います。
無菌室にできない限り人を呼べない、というのでは、ずーっと人は呼べなくなってしまいますよね。
同様に、願いを叶える際に不必要な観念があるのとないのとではどっちが良いか?といえば、そりゃないほうが良いです。
でもだからといって、
「潜在意識の中を完璧に浄化しないと!もっと浄化しないと!!」
と、一切のいらない観念を浄化しようとする必要まであるのかな?と思います。
浄化をしているうちに目的が「願いを叶えること」から「浄化することそのもの」へとシフトしてしまう方がいるのですが、それよりも願いを叶えましょう~(*´ω`*)
浄化をするのはあくまでも「私はダメ」という観念のほう
「あ、怒っちゃった、いけない。」
「あ、不安になっちゃった、いけない」
と思うことがあるかもしれませんが、そうした怒りや不安が潜在意識の力で現実化することはありませんので、特に浄化して消そうとする必要はありません。
消そうとする必要のないものを消そうとし、消せないからといって「私はダメだ」という観念…本来消そうとしていたはずの観念を強めている…というのではなんだか話がおかしくなっちゃってますので、本来は何がしたかったか?を思い出してくださいね。
「怒りや不安を浄化しよう」
ではなくて、
「怒りや不安を持っているのはいけないことだという観念のほうを浄化しよう」
としてください。
その観念が消えれば、怒っても不安になっても「私はダメだ」と思わなくなりますよね。
私はダメだと思わなくなれば、潜在意識はダメな現実を作ろうとしなくなりますから、現実が良い方向へと動き始めますよ。
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潜在意識の中の「私はダメだ」という観念を浄化するはずが、
浄化しようとすることで逆にその観念が強まってしまっていませんか?
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自分ではなく相手の幸せを願うことに、効果はあるのか?
今回は、
「自分じゃなくて相手の幸せを願う場合、潜在意識はちゃんと相手に幸せなことを起こしてくれるのか?」
ということについてです。
自分の家族や友人、恋人などなど…自分以外にも幸せになってほしい人はいるものですよね(*´ω`*)
相手の幸せを願うとき、願うことによって自分も相手も苦しくなっていく場合と、自分も相手も幸せになっていく場合とがあります。
どういうときに苦しくなってしまうのか?どうすることで自分も相手も幸せになれるのか?について、詳しくお話していきます。
相手の幸せを願うことで、相手の潜在意識が反発することも
相手の幸せを願うときに気をつけてほしいなと思うことは、
「相手にとっての幸せを、相手が実現するように願う」
ということです。
たとえば、Aさんには大切な友達Bさんがいて幸せになってほしいと願っているとします。
それ自体はとっても素敵なことなのですが、
「なにをもって幸せとするか?」
というのは、AさんとBさんでは違いますよね。
Aさんは、
「自分の好きなことができればお金がなくていい。幸せとは、好きなことをすること」
と思っていてもBさんのほうは、
「お金があれば自分の好きなことは我慢できる。幸せとは、お金があること」
と思っているかもしれません。
潜在意識下では「あなたは間違ってる」と思っている
人はどうしても、他人の価値観よりも自分の価値観のほうが正しいと思いがちです。
なので自分と相手とで幸せの定義に違いがあったとき、相手に対して、
「お金じゃ本当には幸せにはなれないのに…好きなことをして生きることこそが幸せなのに…。
あぁ、私の大切な友達が、大切なのはお金ではないということに気づきますように。
そして好きなことをして生きていけますように、幸せになれますように…」
というふうに相手の幸せを願うことをしがちになります。
けれどこれって実は、
「私が正しいと思うことを、相手も正しいと思ってくれますように」
と願っているだけ、なんですね。
顕在意識上ではつい、
「私はちゃんと、相手の幸せを願うことしているのだ」
と思いがちになりますが、心の底の底…潜在意識下には、
「相手は間違っている」
という思いが潜んでいます。
相手の幸せを願うというよりは、
「相手を自分の思う幸せの型にはめることで、私は満足したい」
と、自分が満足することを願っている状態です。
相手の幸せを願うようでいて、相手をコントロールしたいだけのことも
先日の記事で、
「自分が心の底(潜在意識下)で何を思っているかということは、自分でも気づかぬうちに微細な表情や言動、行動に出る。
相手の潜在意識は敏感にそれを感じ取る」
とお話しました。
なのでAさんのように相手の幸せを願うと、Bさんの潜在意識はAさんの潜在意識の中にある、
「あなたは間違っていますよ。あなたは私の考えている通りに考え、動くべきなのですよ、そうして私を満足させてくださいね」
という思いを敏感に感じ取り、
「なぜ私が自分の幸せを犠牲にしてまで、あなたを満足させてあげなくてはならないの?」
という反発をAさんに抱きやすくなります。
Bさんの潜在意識下にそうした反発が生まれると、本人すらも気づかないままに「Aさんにコントロールをされずにすむほう」を選び、行動するようになります。
その結果BさんはAさんの思い通りにならなくなりますし、するとAさんはますます、
「あぁ、どうかどうかBさんが、お金は本当の幸せではないということに気づきますように。
(お金は本当の幸せではないという私の考えに賛同しますように)
そうして幸せになってくれますように…。
(そうして私を満足させてくれますように…)」
と、相手の幸せを願う(と見せかけて相手をコントロールしたいと願う)ようになります。
するとBさんの潜在意識はまたそれを敏感に感じ取り、コントロールされまいと反発し…を繰り返します。
「自分にとっての幸せを、相手が実現するように願う」
と、こうしてだんだん互いの関係がうまくいかなくなっていき、自分も相手も嫌な思いをしがちになります。
相手の幸せを願うなら、自分は一歩引くことも大切
「自分にとっての幸せを、相手が実現するように願う」
のではなく、
「相手にとっての幸せを、相手が実現するように願う」
ことが大切です。
ときに、
「あの人はああ言うけど、それで幸せになれるとは思えない」
と感じることもあるかと思います。
けれど、少し逆の立場に立って考えてみてください。
あなたが心から「私はこれで幸せになれる」と思っているときに、
「あなたはそう言うけど、それで幸せになれるとは思えない」
と言う人(または口にはしなくても態度からそう思っているのが伝わる人)がいたら、否定されたと感じませんか?
悲しくなったり怒りが生まれたり、その人の言うことなんて聞きたくないという気持ちになると思います。
「あなたにはあなたの考えがある。たとえその考えが私と違おうと、私はあなたという人間を尊重して応援する」
と言われてはじめて、
「そうして認めてくれる人の話なら、ちょっとは聞いてみようかな?」
という気持ちになりますよね。
そうしていくうちに、
「相手の話にも一理あるな、確かに、もっとこうしたほうがいいかも…」
と心変わりすることはあるかもしれませんが、頭ごなしに「それではダメだ」と言われて心変わりはしませんよね。
相手に対して「それは違うのでは?」と思ったときには、
「だからこそ、いったんこちらが引いて相手を肯定する」
という姿勢が大切なのではないかと思います。
そうして一度自分が引いたほうが、結局は相手に自分の考えを受け入れてもらいやすくなりますから。
ただ、相手に自分の考えを受け入れてもらうことを目的に、「引いたふり・納得したふり」をしても相手の潜在意識がそれを見抜くと思います。
いったん自分が引くというのは、
「とりあえず、いったん黙って納得したふりをしておけ」
という意味ではなくて、
「一度、本当に心から相手を肯定・尊重してみてはどうですか?
自分とは考え方が違う人間がいるのだという事実を、受け入れてみてはどうですか?」
という意味です。
相手の潜在意識は、あなたに尊重されていることを感じ取る
そのように自分が一歩引いて相手の幸せを願うのであれば、そのとき相手の潜在意識はあなたから、
「あなたにはあなたの幸せの形があり、私はそれを尊重しています。
あなたがあなたの幸せを実現することを、私は応援しています」
という思いを感じ取ります。
「この人は私を肯定し、尊重し、信頼し、応援してくれているのだ」
ということを感じ取れば、その人は当然嬉しくなるし、自信もつくし、勇気も湧いてくるし、行動力も出てくるし…自分の幸せを実現しようという方向に向かいます。
また、あなたのほうも自分でも無自覚に、「相手がうまく幸せを実現するために必要な言動・行動」をとりはじめます。
潜在意識に突き動かされて、「なんだかよくわからないけれど」相手のバックアップができるようになるんですね。
なので相手はますます幸せを実現しやすくなりますし、相手が幸せを実現すれば当然、相手の幸せを願っていたあなたも嬉しい。
「相手にとっての幸せを、相手が実現するように願う」
のであれば、こうして相手もあなたも幸せになってゆきますよ(*^^)v
相手の幸せを願うとき、相手の幸せが何かを考えなくていい
いま、相手の幸せを願うアファメーションをしている方もいるかもしれませんが、
もし「自分の思う幸せ」を思い描きながら「相手が幸せになりますように」と唱えていたのであればそれを中断して、
「私は、〇〇さんがいまよりもっと幸せになれると信じています。
〇〇さんの幸せとは、私の考える幸せのことではなく、〇○さんが本当に心から望む幸せのことです」
という感じで唱えるようにしてみてください(文言はこのとおりでなくて構いません)
この際、
「〇〇さんの本当に望む幸せってどんなことだろうな?」
と考える必要はありません。
それはあなたが考えることではなくて、○○さんが考えて決めることです。
あなたがすることは「〇〇さんの幸せが何かについて考えること」ではなく、
「〇〇さんには本当に望むものを見つけられる力があるし、その望みを実現する力もあるのだと信じること」
です。
そうして信じてくれている人がいれば、相手も前向きになってやる気が出るってもんです、きっと幸せになれますよ(*´ω`*)
相手の幸せを願う際には、相手には相手の思う幸せの形があるのだということを忘れないで。
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潜在意識って、相手を変える力も持っているの?
今回は、
「潜在意識の力によって、相手が変わることはありうるのか?」
についてです。
これはもちろんありますよ、よくあります(*´ω`*)
ただ、ひとつ覚えておいてほしいなと思う点があります。
それが何かというと、
「相手が変わることを目的とした以上、相手が変わることはない。
相手が変わるということは、自分が変わったあとについてくる結果でしかない」
ということです。
どういうことなのか?について詳しくお話していきますね。
変わることを相手に望まれると、人は変わりたくなくなる
たとえばですが、あなたの目の前にAさんとBさんがいるとします。
Aさんは、
「お前が間違ってる、私のほうが正しい。お前が変われ、変われ…」
という態度であなたに接してきます。
対してBさんは、
「あなたの自由を尊重するよ、好きにしていいんだよ」
という態度であなたに接してきます。
さて、AさんとBさんとではどちらのほうに好印象を抱きますか?
どちらの話を聞こうと感じますか?
…というと、これは当然Bさんですよね。
Aさんみたいな態度でこられたら、
「なんでこっちが変わらんなんのじゃ、意地でも変わるか」
みたいな気持ちになるし、言うこと聞きたくなくなっちゃいますよね。
潜在意識は、相手の些細なところまで読み取る
ということはあなたが誰かに対して、
「あの人が変わるといいのに、変われ、変わってくれ…」
と思っているとすると、相手はあなたに対して、
「なんでやねん、変わってたまるか」
と感じて変わりたくなくなってしまう、ということですよね。
「いや別に私、相手に直接変わるように言ったわけじゃないし、そう思ってるのバレてないはず…」
と思うかもしれませんが、いえいえ、こういうものは十中八九バレてると思ったほうがいいですよ~(;´・ω・)
あなたもこれまで生きてきて、
「この人、口には出さないけど本当はこう思ってるんだろうな」
とか、
「口ではそう言ってるけど、本心ではそう思ってないんだろうな…」
というふうに、相手の心情をなんとなく察した経験はあると思います。
なぜ察することができるかというと、こちらの潜在意識が、相手の表情や行動などの細かな部分までもを読み取っているためです。
顕在意識で自覚はしていなくとも、潜在意識は、相手の瞬きの回数、眼球の動き、口角の上がり方、手の動き方、声のトーン、筋肉の緊張のし具合…そういうものも全部見て、
「本心を言っているにしては眼球の動きが変だな」
とか判断しています。
判断しているのは潜在意識のほうですから、
「なんで本心を言ってないってわかるの?」
と人に聞かれたとしても顕在意識上ではうまく説明できず、
「いや、わかんないけどなんとなく…」
みたいな説明しかすることができない場合も多いのですが、相手がどうであるかということって、こちらの潜在意識は読み取ることができるものなんですね。
そして、こちらの潜在意識が相手のことを察知できるということは、相手の潜在意識もこちらのことを察知できるということ。
潜在意識レベルで漠然と察知しているだけで本人も気づいていないのか、
顕在意識レベルではっきりと自覚しているかは場合によりますが、
こちらが「あなたが変わってよ」と思っていることを察知すれば、
相手の中には自然と「なんでこっちが変わらないかんねん」という反発が生まれるので、相手は変わりづらくなってしまいます。
相手が変わることで、こちらの態度が軟化することはよくある
ではどうすればいいのか?というと…。
たとえば、
「お前が間違ってる、私のほうが正しい。お前が変われ、変われ…」
という態度だったAさんが、そういう態度を取らなくなったとしたらどうでしょう?
そうすると、
「あ、なんか心境の変化でもあったのかな?ちょっとこちらを認めてくれる気になったのかな…?」
と思って、こちらの態度も軟化しますよね。
このように、相手の心情や態度の変化に応じてこちらの心情や態度も変化するということはよくあることです。
ただあくまでも、
「相手が変わった結果として、こちらも変わろうという気になった」
というだけで、相手が変わることもなしにこちらが唐突に、
「あ、そうだ!今日からAさんへの態度を軟化させようっと!」
なんて気持ちに変わることはまずありませんよね。
こちらが変わるのは、相手が変わったあとの話です。
それと同様に、あなたが誰かを変えたいと思っているとしても、相手が変わるのはあくまでもあなたが変わったあとの話です。
潜在意識には、相手を直接コントロールする力はない
…ということで、「潜在意識の力で相手が変わることがある」といっても決して、
「自分の潜在意識に、相手を直接コントロールして変えてしまうようなパワーがある」
というような意味ではありません。
細かな表情などまで読み取れる力を持った相手の潜在意識が、こちらが変わったことを絶妙に感じ取った結果として相手も変わる、というだけです。
相手が変わることを祈ったりするのは逆効果
ときに、
「自分の潜在意識に、相手を直接コントロールして変えてしまうようなパワーがある」
という意味だと思って、
「そうか、じゃあ相手が変わるように祈ろう!あの人が変わりますように、変わりますように…」
というふうに祈ったりする方もいますが、これはすればするほど逆効果になります。
相手が変わることを強く望めば望むほどに、その本心はあなたのふとした表情・言動などに表れやすくなり、相手の潜在意識はそれを察知しやすくなります。
すると相手の「なんで変わらないかんねん」という反発もより強くなりますよね。
そのため、相手が変わることを祈るほどに相手が変わらなくなります。
なので最初に、
「相手が変わることを目的とした以上、相手が変わることはない。
相手が変わるということは、自分が変わったあとについてくる結果でしかない」
と書きました。
あなたは潜在意識下で、何を認めてもらいたい?
いま、
「…とはいえ、相手じゃなくて自分が先に変わる必要があると言っても…。
私は自分の何をどう変えればいいのだろう…?」
と戸惑っている方もいるかな?と思いますが、そのように何をすればいいのかなと思ったときには、
「私は何が不満なのだろう?相手に何を認めてほしいのだろう?」
と考えてみるとよいと思います。
相手が変わることを望んでいるということは、相手が今のままでは不満だからですよね。
ではなぜ相手が今のままでは不満なのかというと、大概の場合は、
「相手に自分を認めてもらえていないと感じて悲しいから」
です。
相手が態度を変えれば、
「自分は認めてもらえた、自分のほうが正しかった」
と満足することができ、悲しい思いをしたり、腹を立てたりせずにすむから相手が変わることを望んでいます。
でも相手がいきなりあなたに対して、
「ハッそうだ!
あの人はこういうところを私に認めてほしいのね、よし認めてあげよう!
あなたのほうが正しいよと言ってあげようっと!」
というふうに思って変わることはまずありませんので、認めてほしい部分を相手に認めてもらおうとするのではなくて、自分で認めてください。
「私は、あの人にこういうところを認めてほしいんだな」
「私は、あの人にこういうところを正しいと肯定してほしいんだな」
とか、
「人に認めてもらって満たされようとするのではなく、自分で満たす方法はないかな?」
というふうに、相手ではなく自分のことに焦点を当てます。
あなたが変わると、相手も変わる
そうして相手を変えることではなく自分を変えることに焦点を当てると、これまであなたからなんとなく醸し出されていた、
「私じゃなくてあなたが変わってくださいよ」
という雰囲気は出なくなっていきます。
自分でも無自覚に自分の表情や態度が軟化するため、相手が潜在意識下でそれを感じ取り、
「あ、なんかなんとなく変わったなこの人。まぁ、だったらこちらも…」
という流れになりますよ。
私の経験なのですが、
「私は相手ではなく、自分を変えよう」
と意識しだして数日後、
「なんか、急に雰囲気が変わったね。何が変わったんだろう?よくわからないけど、変わった気がする」
と人から言われたことがありました。
私のほうは雰囲気を変えようと思って何かをしたわけでもないのですが、内面の変化がなにかを通じて外面に出て、相手がそれに反応してるんですね、なんだか不思議ですね~(*´ω`*)
潜在意識の力で相手が変わるというのは、
「自分の潜在意識に相手を操るパワーがある」
という意味ではありません。
「自分が変わったことを相手の潜在意識が感じ取るため、相手もそれに応じて変わる」
という意味です。
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